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リモート ワークにおすすめの便利グッズ 10 選

2022 年 1 月 11 日


リモート ワークという言葉もすっかり浸透してきました。もちろん業種や職種によって、可能、不可能はありますが、昨今の求職者のマインドとしては、やはりリモート ワークが可能な会社を志望する傾向が見られます。当初はコロナ禍を避けるための手段のひとつに考えられていたリモート ワークも、働き方改革や多様な人材を活用するダイバーシティという文脈の中で、今後も間違いなく定番となっていくことが考えられます。今回は、そんなリモート ワークで便利に活用できるグッズを紹介。より快適なリモート ワーク環境について探ります。

1. リモート ワークの定義

まずは、改めて「リモート ワークの定義」について確認しておきましょう。

1-1. 在宅だけではないリモート ワーク

リモート ワークというと、すぐに思い浮かぶのが在宅ワークです。確かに、多くの人が自宅にリモート ワーク環境を構築し、そこで仕事を実施しています。これは無駄な通勤時間を削減し、例えば子育てや介護などとの両立を図るという目的で実施されることが多くあります。しかし、そもそものリモート ワークの概念は、離れた場所=リモートで働くというもので、必ずしも自宅に限ったことではありません。カフェやコワーキング スペース、サテライト オフィス、シェア オフィス、ホテルなども含まれます。

1-2. 国土交通省が定義するリモート ワーカー

国土交通省が定義するリモート ワーカー (テレワーカー) とは、「1 週間に 8 時間以上、職場以外で ICT を使って仕事をする人」を指します。とにかく、どこにいても所属オフィスでの業務に大きな支障がなく、必要に応じて場所や働き方を柔軟に変化させられることが大前提としてあります。本記事のテーマは、リモート ワークに便利なグッズということになりますが、上記のように自宅とそれ以外の場所で働くことがあります。前者はグッズを固定設置して使用し続けることができる一方、後者は持ち運ぶことを考慮してセレクトした方が良いという性質上の違いがあることを理解する必要があります。

自宅のデスクでリモートで働く女性

2. リモート ワークに便利なアイテム (基本編)

リモート ワークでは、皆さん、どのような業務を行いますか。資料作成、デザイン、プログラミング、Web ミーティングなどなど…多くの方がノートパソコンを活用すると思います。まずは、ノートパソコンを使用するうえで便利な、基本アイテムからご紹介します。

2-1. 便利グッズ (その 1) USB ハブと HDMI セレクター

オフィス以外の場所で仕事をしていて気づくのは、意外に接続アイテムが多いということ。マウスやキーボードはもちろん、Web カメラやヘッドセットなどリモート ワークならではのアイテムも。接続ポートが少ないノートパソコンでは、いちいち機器を差し替えたりする必要があり少々面倒です。そこで活用したいのが「USB ハブ」。パソコンのポートに差し込むだけで、USB ポートを増やすことができます。

ちなみに USB ハブには、パソコンから電源を供給する「バス パワー」タイプと、AC アダプターから電源を供給する「セルフ パワー」タイプがあります。セルフ パワー タイプのハブには比較的多くのポートが用意されているので、複数の機器を接続する際に便利に活用できます。さらに USB だけでなく、HDMI ポートや microSD & SD カード スロットも用意されて、一度に複数のメディアを接続できるタイプのものもあります。

多数の HDMI を切り替えることで、ケーブルの差し替えが不要となる「HDMI セレクター」も便利。会社のパソコンを自宅に持ち帰って作業する場合など、HDMI ケーブルを差し替えずに自宅のディスプレイに会社のパソコンと自宅のパソコンの画面を切り替えて表示ができます。

USB ハブ

2-2. 便利グッズ (その 2) のぞき見防止フィルター

リモート ワークで心配になるのが情報漏洩です。セキュリティ ソフトの導入は必須ですが、盲点になりがちなのがパソコンの画面に表示された情報です。うっかり機密情報などを表示したタイミングで悪意のある第三者がのぞき見でもしたら大変なことになります。そんな時に活用したいのが「のぞき見防止フィルター」です。パソコンのモニターに貼りつけて利用しますが、タッチパネルに対応した製品もあります。のぞき見防止の観点だけでなく、ブルーライトや紫外線をカットする機能であったり、目にやさしい機能を搭載したタイプもあります。カフェや共用オフィスでは必須のグッズといえます。

2-3. 便利グッズ (その 3) カメラ

リモート ワークの利便性は、オンライン上で会議や商談ができることにあります。パソコンやスマートフォンに内蔵されているカメラを用いたリモート コミュニケーションでは画質が不鮮明になり、会話も盛り上がりません。やはりスムーズなやり取りを可能にする外付けの Web カメラの導入は必須と言えます。外付けカメラを導入することで、撮影範囲が広がり、自動でピントを合わせてくれたりします。外付けのカメラはパソコンに固定されていないため、自由に設置場所を調整しやすいのもメリットとしてあげられます。

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Microsoft Teams バーチャル背景
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3. リモート ワークに便利なアイテム (音声関連グッズ編)

リモート ワークで気になるのは、音の問題です。周囲の音がうるさくてリモート ミーティングがやりづらかったり、会議の内容をメモに取るのが難しかったり…。続いて音声に関連する便利グッズをご紹介します。

3-1. 便利グッズ (その 4) ボイス レコーダー

リモート ミーティングに臨むにあたり「ボイス レコーダー」を用意する人もいます。ミーティングで活用するコミュニケーション ツールの中には、録画できるタイプのものもありますが、ホストでないと録画ができなかったり、録画ファイルの保存場所を選べないなどのデメリットがあります。会議の後に内容を確認したいという人であれば、ボイス レコーダーを用意しておきたいところです。パソコンに接続して活用できるアプリケーションに対応したレコーダーもあるので、周囲の雑音を拾うことなく録音をすることができます。

3-2. 便利グッズ (その 5) ノイズ キャンセリング ワイヤレス イヤホン

リモート ミーティングの場で、ノイズ キャンセリング ワイヤレス イヤホンを活用する人もいます。オンライン ミーティングはもちろん、カフェやコワーキング スペースでの作業時も、周囲の雑音を軽減し、集中しやすい環境をつくることができます。ちなみに、「Microsoft Teams」にはノイズ除去機能が搭載されているため、そういった周囲の雑音の問題を解消できます。ノイズ除去機能を有効化すると、自分の声以外、Web 会議の邪魔になりそうな周囲の音をカットすることができます。

「Microsoft Teams」はマイクロソフトが提供しているグループウェアで、チャット・通話機能の他、ビデオ会議機能、ファイル共有機能、Office アプリとの連携機能があります。多くの企業が Web 会議用のツールとして活用。会議中に発生するノイズの悩みを解決することで、さらに利用する企業が増えています。

使い方も簡単。Teams アプリの右上にあるアイコンをクリックし、「設定」を選択し、「デバイス」をクリックすると、ノイズ抑制の設定が表示されます。ノイズ抑制の設定値は、自動 (既定)・高・低・オフの 4 種類があり、「高」を選択します。以降の Teams 会議ではノイズ キャンセリングが有効になります。

ノイズ除去機能を有効にすることで、チャイムの音などの生活音はほとんどカットされます。また、会議中にメモを取るためのキーボード音や紙のノートなどをめくる音も驚くほどカットされます。その一方で自分が話す声は他の会議参加者にクリアに聞こえるという、まさに優れものの機能といえます。ノイズ キャンセリング ワイヤレス イヤホンと併せて使うことでさらに力を発揮します。

4. リモート ワークに便利なアイテム (環境を整えるグッズ編)

4-1. 便利グッズ (その 6) 卓上加湿器

湿度が低くなる冬になると乾燥対策、あるいは風邪防止の観点から加湿が重要になります。冬場のリモート ワークで需要が高まっているのが、デスクトップ型の小型加湿器です。もっともポピュラーな USB タイプの製品は、パソコンなどから電源を確保できるし、コンパクトなものが多いので、自宅はもちろん、カフェやコワーキング スペース、サテライト オフィスへの持ち運びにも便利。最近は、単なる加湿だけでなくアロマに対応した加湿器もあります。植物から抽出した香り成分であるエッセンシャル オイルは、心身をリラックスさせる作用があると言われています。自分の好みのオイルを用意し、楽しみながらリモート ワークを進めるのも良いでしょう。

卓上加湿器

4-2. 便利グッズ (その 7) 機能的なクッション類

会議室への移動も少ないリモート ワーク、特に在宅ワークにおいては、長時間、椅子に座っていることが多くなります。あまり姿勢を変えずに座り続けていると、どうしても腰やお尻に負担をかけてしまいがち。気が付いたら腰痛や背中の痛みを引き起こしてしまう可能性があります。腰やお尻への負担を軽減するには機能的なクッションの購入をお勧めします。体圧を分散し、腰やお尻への負担を軽減できる「滑り止め付きの低反発クッション」は、裏面に滑り止め加工が施され、椅子からクッションが滑り落ちるのを防ぎます。他にも「骨盤サポートクッション」や、座っただけで姿勢を正してくれるものもあります。

4-3. 便利グッズ (その 8) スタンディング デスク

最近、注目を集めているのがスタンディング デスクです。長時間座っていることが苦痛に感じたり、腰痛などの持病がある方が使用しているようです。中には立って仕事をしたほうが集中できて、同じ作業でも短時間で処理ができるという人がいるようで、そういった方々のニーズに沿って開発されたようです。立ちながら仕事をすることで眠気にも襲われにくくなり、集中力もアップ。ON・OFF の切り替えにも有効だといいます。
椅子に座って使用するデスクに比べて省スペースな点も受けているようですが、果たして長い期間にわたってスタンディング スタイルのデスクを使用し続けられるか、不安視する方もいます。そういう方のために用意されているのが座位・立位に対応した併用タイプのデスクです。手動のネジ式、ワンタッチで便利なガス圧式などがあり、ハイブリッドに使い分けることができます。

スタンディング スタイルで仕事をする様子のイラスト

4-4. 便利グッズ (その 9) パーテーション

在宅ワークには、スペース確保の問題がつきものです。同居する家族の中で静かに集中できるリモート ワークのスペースを確保するのは難しい状況にあります。ある調査によれば、約 4 割の人が自宅にリモート ワーク専用のスペースがないと回答しています。そんな時に活用したいのがパーテーションです。視界を制限したプライベート空間を確保するだけで、仕事の効率はアップします。また簡易なものになりますが、個室テントやパーテーション付きデスク、段ボール パーテーションなど自宅設置可能な軽量・コンパクトなパーソナル スタイルのブースもあります。もちろん、10 万円以上もする本格的な「防音ボックス型」ブースも設置可能です。

5. リモート ワークに便利なアイテム (気分転換・健康維持編)

リモート ワークに限りませんが、やはり良い仕事をするためには、定期的な気分転換は必要です。特に雑談する相手を見つけづらいリモート ワークでは、気分転換をするのが難しいの現状。ちょっとしたストレス解消に便利なアイテムを集めてみました。

5-1. 便利グッズ (その 10) バランス ボールほか健康グッズ

自宅のテーブルで仕事をしているのであれば、バランス ボールを椅子代わりにしてみてはいかがでしょう。まっすぐ腰が伸び、気持ちよく仕事ができるのはもちろん、姿勢も良くなります。座っているだけで運動不足も解消されます。不安定なボールのうえで無意識にバランスを取ろうとし、普段使わない筋肉に刺激を与えるといわれています。自然と体幹や腹筋を鍛えられて、ダイエット効果もあるのだとか。リーズナブルな価格で入手ができるので習慣化しやすいという利点があります。他にもストレッチ用のグッズや、さらに本格的に運動したい人向けにデスク付きバイクやトランポリンなどが紹介されています。

とにかく、自分にとって快適な環境を整え、自分の好きなものに囲まれながら、ストレスなくリモート ワークを続けることが重要です。それから業務効率がアップにつながり、真の意味での働き方改革が実現します。

リモートワーク・ハイブリッドワークに適した環境設置のために

リモートワーク・テレワーク・在宅勤務環境を安全・快適に実現するためには、「セキュリティの確保」「Web 会議のためのデバイス選択」「グループワークのためのアプリケーション」など検討する課題も多く、またこれらを潤沢な資金で準備するのではなくコスト削減につなげることが大切です。
これらの達成のための Microsoft 365、Excel の使い方や、リモートワーク・ハイブリッドワーク環境を充実させるために以下の記事が参考になります。

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