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超時短仕事術! Windows 11 ショートカット キーまとめ

2022 年 4 月 15 日

2021 年の Windows 11 提供開始に伴って、ショートカット キーはどのように変化したのでしょうか。
今回は、バージョンアップによって新たに追加されたショートカット キーをはじめ、従来と同様に使える便利なショートカット キーなどを紹介します。

Windows 11 のシャットダウン画面

1. Windows 11 で追加、変更されたショートカット キー

Windows 11 で追加および変更されたショートカット キーは以下のとおりです。

「ウィジェット」ペインを開く: [Windows ロゴ キー] + [W]

Windows 11 の新機能「ウィジェット」ウィンドウが開きます。
「ウィジェット」は、ニュースや天気、スケジュールやタスクなどをチェックするのに便利な機能です。

Windows 11 の「ウィジェット」ペイン

「スナップ レイアウト」ペインを開く: [Windows ロゴ キー] + [Z]

Windows 11 の新機能「スナップ レイアウト」の設定ウィンドウが表示されます。
「スナップ レイアウト」は、デスクトップに複数開かれたウィンドウを整理するのに便利な機能です。

Windows 11 の「スナップ レイアウト」ペイン

「チャット」を起動する: [Windows ロゴ キー] + [C]

Windows 11 の新機能「チャット」が起動します。
このショートカット キーは、Windows 10 では「コルタナ」の起動でしたが、Windows 11 では「コルタナ」の常駐が無効化されています。

Windows 11 の「チャット」

「クイック設定」を開く: [Windows ロゴ キー] + [A]

Windows 10 でアクション センター内に表示されていた音量やネットワークの切り替え機能が、Windows 11 では「クイック設定」となり 1 つの機能となりました。

Windows 11 の「クイック設定」

「通知センター」を開く: [Windows ロゴ キー] + [N]

Windows 10 のアクション センター上部に表示されていた「通知」が、「通知センター」となりました。Windows 11 では「カレンダー」も表示されます。

Windows 11 の「通知センター」

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2. Windows 10 と共通のショートカット キー

次に、Windows 10 と同様に Windows 11 でも使えるショートカット キーの中から、作業効率アップにつながるショートカット キーを紹介します。

2-1. 一般的なショートカット キー
目的 押すキー 補足
複数選択
[Ctrl] + [方向キー] + [Space]
ファイルやフォルダを複数選択します。 [Ctrl] キーを押しながら [方向キー] で選択したいファイルやフォルダに移動し、 [Space] キーで順に選択していきます。
範囲選択
[Shift] + [方向キー]
ファイルやフォルダを範囲選択します。 [Shift] キーを押しながら [方向キー] で範囲を選択します。
全選択
[Ctrl] + [A]
エクスプローラーで表示しているすべてのファイルやフォルダ、Microsoft Word の文章全体、Microsoft Excel のシート全体や選択したセル内のすべてのデータなど、コンテンツすべてを選択するショートカット キーです。
コピー
[Ctrl] + [C]
選択したファイルやフォルダ、文字列などをコピーします。マウス操作の「右クリック→コピー」と同じ機能です。
切り取り
[Ctrl] + [X]
選択したファイルやフォルダ、文字列などを切り取りします。マウス操作の「右クリック→切り取り」と同じ機能です。
貼り付け
[Ctrl] + [V]
コピーまたは切り取りしたクリップボード内のファイルやフォルダ、文字列などを任意の位置に貼り付けます。マウス操作の「右クリック→貼り付け」と同じ機能です。
取り消し
[Ctrl] + [Z]
直前の操作結果状態に戻すときに使います。誤って貼り付けた場合は、 [Ctrl] + [Z] キーで、貼り付けを取り消し、その前の状態に戻ります。
やり直し
[Ctrl] + [Y]
[Ctrl] + [Z] キー操作を取り消し、取り消し前の状態に戻すには、 [Ctrl] + [Y] キーを押します。
全角ひらがなに変更
[F6]
文字を入力し確定前に [F6] キーを押すと、全角ひらがなに変換します。複数回押すと、一部のみ変換します。Word や Excel など、文字入力の場面で活用できます。
全角カタカナに変更
[F7]
文字を入力し確定前に [F7] キーを押すと、全角カタカナに変換します。複数回押すと、一部のみ変換します。
半角カタカナに変更
[F8]
文字を入力し確定前に [F8] キーを押すと、半角カタカナに変換します。複数回押すと、一部のみ変換します。
全角英数に変更
[F9]
文字を入力し確定前に [F9] キーを押すと、全角英数に変換します。複数回押すと、一部のみ変換します。
半角英数に変更
[F10]
文字を入力し確定前に [F10] キーを押すと、半角英数に変換します。複数回押すと、一部のみ変換します。
作業の停止、終了
[Esc]
Esc とは Escape の略で、作業の中断やキャンセルをするときに使います。
スクリーンショット
[Windows ロゴ キー] + [Shift] + [S]
デスクトップ画面の一部のスクリーンショットを撮りたいときは、[Windows ロゴ キー] + [Shift] + [S] キーを押すと、「切り取り&スケッチ」機能が起動します。
デスクトップ画面全体のスクリーンショットを撮りたい場合は、[PrtScn]キーを使います。
日付、時刻の表示
[Windows ロゴ キー] + [Alt] + [D]
デスクトップに日付と時刻を表示させるには、 [Windows ロゴ キー] + [Alt] + [D] キーを押します。もう一度押すと非表示となります。
検索ウィンドウの表示
[Windows ロゴ キー] + [S]
検索ウィンドウを表示するには、 [Windows ロゴ キー] + [S] キーを押します。ファイルの検索やWebページの検索をすばやく行うことができます。
2-2. デスクトップ操作を効率化するショートカット キー
目的 押すキー 補足
デスクトップを表示
[Windows ロゴ キー] + [D]
デスクトップを表示します。もう一度押すと元の状態に戻ります。複数のウィンドウを開いているときに便利です。
ウィンドウの最小化
[Windows ロゴ キー] + [M]
表示中のすべてのウィンドウを最小化し、デスクトップを表示させます。元の状態に戻したいときは [Windows ロゴ キー] + [Shift] + [M] キーを押すと復元されます。
仮想デスクトップの追加
[Windows ロゴ キー] + [Ctrl] + [D]
[Windows] + [Ctrl] + [D] キーを押すことで仮想デスクトップを新しく作成できます。このとき、追加された新しいデスクトップに切り替わるので、新しいデスクトップでそのまま作業を開始することができます。
仮想デスクトップの切り替え
[Windows ロゴ キー] + [Ctrl] + [←→]
複数作成された仮想デスクトップを切り替えます。
仮想デスクトップを閉じる
[Windows ロゴ キー] + [Ctrl] + [F4]
仮想デスクトップを閉じます。このとき、閉じられるのは現在表示されている仮想デスクトップのすぐ右側にあるものです。閉じられた仮想デスクトップ上で開いていたアプリケーションやウィンドウは、元のデスクトップに移ります。
アクセシビリティを開く
[Windows ロゴ キー] + [U]
Windows 11 では文字の大きさ、画面の明るさ、マウス カーソルの大きさなどが変更できるアクセシビリティ ウィンドウを開きます。Windows 10 では設定の「視覚」ウィンドウが開きます。
画面の拡大・縮小
[Windows ロゴ キー] + [ + ] [-]
文字が小さくて読みづらいときや画像を拡大したいときなどには、[Windows ロゴ キー] + [+ (プラス)] キーを押すと画面が拡大され、[Windows ロゴキー] + [- (マイナス)] キーを押すと縮小されます。
ディスプレイ表示モードを変更
[Windows ロゴ キー] + [P]
ディスプレイを複数利用 (マルチ ディスプレイ) しているときに、ディスプレイ表示モードの切り替え画面を表示させます。
Windows のロック
[Windows ロゴ キー] + [L]
席を離れるときや休憩したいときなど、作業中の画面を隠したいときは [Windows ロゴ キー] + [L] キーを押すと素早くロック画面になります。
スクリーンショット
[PrtSc]
デスクトップ画面全体のスクリーンショットを撮りたいときは、 [PrtSc] (キーボードによっては [PrintScreen] [PrtScr]) キーを押すことでクリップボードに記録されます。デスクトップ画面の一部のスクリーンショットを撮りたいときは、[Windows ロゴ キー] + [Shift] + [S] キーを押し「切り取り&スケッチ」を起動します。
2-3. ファイル操作を効率化するショートカット キー
目的 押すキー 補足
削除 (ごみ箱へ移動)
[Del] (または [Delete] )
選択中のファイルやフォルダを削除して、ごみ箱に移動します。
削除 (すぐに削除)
[Shift] + [Del] (または [Delete] )
ごみ箱を経由しない形でファイルやフォルダを完全に削除します。
※ごみ箱に入らないため注意が必要
新規フォルダ作成
[Shift] + [Ctrl] + [N]
デスクトップやエクスプローラーで新しいフォルダを作成します。マウス操作の「右クリック→新規作成→フォルダ」と同じ機能です。
名前の変更
[F2]
ファイルやフォルダを選択した状態で [F2] キーを押すと、ファイル名やフォルダ名を変更できます。
検索
[F3]
ファイルやフォルダを検索したいとき、[F3] キーを押すと、エクスプローラーの検索ボックスにカーソルが移動します。
2-4. アプリケーション操作を効率化するショートカット キー
目的 押すキー 補足
起動中アプリの切り替え
[Alt] + [Tab]
画面上に起動中のアプリケーション一覧が表示され、[Tab] キーを押すごとにアプリケーションが順番にハイライトされます。切り替えたいアプリケーションを選択している状態でキーを離すと、選択されたアプリケーションに切り替えることが可能です。
※ [Ctrl] + [Alt] + [Tab] でも同様の操作が可能
タスクバー上の起動中アプリ切り替え
[Alt] + [Esc]
画面下部のタスクバーに表示されているアプリケーションやウィンドウを、起動した順番に切り替えます。[Esc] キーを押すたびに画面ごと切り替わります。
タスクバー上のアプリ切り替え
[Windows ロゴ キー] + [T]
[Alt] + [Esc] と同じく、タスクバー上にあるアプリケーションを順番に切り替えます。ただし、起動していないアプリケーションも選択される点が [Alt] + [Esc] とは異なります。
最小化または最大化
[Windows ロゴ キー] + [↑↓]
[Windows ロゴ キー] + [↑↓ (方向キー、上または下)] キーを押すことで、アクティブになっているアプリケーションやウィンドウを最大化または最小化することができます。
移動
[Alt] + [Space]
アクティブなアプリケーションの移動 (表示位置の移動)、サイズ変更、最小化、最大化、閉じるなどのメニューが開きます。
並べて表示
[Windows ロゴ キー] + [← →]
[Windows ロゴ キー] + [← → (方向キー左または右)] キーを押すことで、アプリケーションやウィンドウを画面の左半分または右半分のサイズに合わせて表示することができます。複数のアプリケーションやウィンドウを並べて表示させたいときに使うと、重なって見づらくなることもなくなり作業効率が上がります。
エクスプローラーの起動
[Windows ロゴ キー] + [E]
エクスプローラーを立ち上げます。
設定ウィンドウの表示
[Windows ロゴ キー] + [I]
設定ウィンドウを表示します。
スタート メニューの起動
[Windows ロゴ キー]
スタート メニューを立ち上げます。
開く
[Ctrl] + [O]
アプリケーションを起動した状態で、[Ctrl] + [O] キーを押すと、ファイルを開くダイアログボックスが表示されます。
保存
[Ctrl] + [F4]
ファイル保存ダイアログボックスを表示します。
上書き保存
[Ctrl] + [S]
ファイルを上書き保存します。
印刷
[Ctrl] + [P]
印刷ダイアログ ボックスを表示します。

2-5. 緊急時に使えるショートカット キー

以下は、パソコンがフリーズしたときや突然マウスが動かなくなってしまったときなど、緊急時に使えるショートカット キーです。

「シャットダウン」「再起動」する: [Ctrl] + [Alt] + [Del] または [Alt] + [F4]

[Ctrl] + [Alt] + [Del] キーを押し表示される画面で [TAB] キーを使って「電源」アイコンに移動、 [ENTER] キーを押します。

Windows の電源メニュー

表示されるメニューから「シャットダウン」または「再起動」を選択し、 [ENTER] キーを押します。

Windows 11 のシャットダウン画面

または、[Alt] + [F4] キーを押して、「Windows のシャットダウン」ダイアログ ボックスを表示します。[矢印] キーで、「シャットダウン」「再起動」を切り替え、 [TAB] キーで「OK」まで移動し、 [ENTER] キーで実行します。

タスク マネージャーを起動する: [Ctrl] + [Alt] + [Del] または [Windows ロゴ キー] + [X]、[T]

Windows の [Ctrl] + [Alt] + [Del] キーを押して表示される画面

[Ctrl] + [Alt] + [Del] キーを押し表示される画面で [TAB] キーまたは、[矢印キー] を使って「タスク マネージャー」に移動、[ENTER] キーを押すと、タスク マネージャーが立ち上がります。

Windows 11 の [Windows ロゴ キー] と [X] キーを押して表示されるメニュー

または、[Windows ロゴ キー] と [X] キーを押し、いったんキーを離して、[T] キーを押します。

3. まとめ

今回は、仕事の能率を上げる Windows 11 のショートカット キーを紹介しました。新しく追加変更されたショートカット キーを覚えて、さらなる時短につなげてみてはいかがでしょうか。
また、Windows はアップグレードしてもショートカット キーは踏襲されていきますので、この機会によく使うその他のショートカット キーも習得して、作業の効率化に役立てましょう。

リモートワーク・ハイブリッドワークに適した環境設置のために

リモートワーク・テレワーク・在宅勤務環境を安全・快適に実現するためには、「セキュリティの確保」「Web 会議のためのデバイス選択」「グループワークのためのアプリケーション」など検討する課題も多く、またこれらを潤沢な資金で準備するのではなくコスト削減につなげることが大切です。

これらの達成のための Microsoft 365、Excel の使い方や、リモートワーク・ハイブリッドワーク環境を充実させるために以下の記事が参考になります。

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