モデレーションとエンフォースメント
コンテンツの検出
有害なコンテンツを検出するためにどのようにテクノロジを活用しているか
Microsoft では、有害なコンテンツおよび行動からユーザーを保護するために多層的なアプローチを使用しています。
Microsoft がホストしているコンシューマー サービスを通して共有される写真および動画のコンテンツおよびインターネットの視覚映像検索用にアップロードされたコンテンツに対してハッシュ照合テクノロジ PhotoDNA と MD5 を利用し、既知の違法および有害な画像コンテンツを検出し、その拡散を止めています。"ハッシュ" によって画像が一連の数値に変換され、比較、格納、処理を簡単に行えるようになります。この "ハッシュ" は可逆性がありません。つまり、これを使って元の画像を再生成することはできません。EU 指令 2002/58/EC によって統制されるサービスでのこれらのハッシュ照合テクノロジの使用について、Microsoft では、必要に応じて欧州連合規則 (EU) 2021/1232 で許可されている特例に従います。
また、テキストベースの分類子、画像分類子、グルーミング検出テクノロジを使用して、Microsoft がホストしているコンシューマー サービスを通して共有されるコンテンツまたは行動のうち、違法または Microsoft のポリシーに違反するものを検出します。最後に、Microsoft では、ユーザー、政府、および信頼できるフラッガーからの報告を利用して、潜在的なポリシー違反に注意を払っています。これらの技術は、それがデプロイされている機能およびサービスに合わせて独自に調整されています。
Microsoft による検出
Microsoft では、特定のコンテンツの違反を事前対応的に検出する "分類子" 機能に投資し、これを発展させてきました。"分類子" は、事前定義されたポリシーに基づいて、ヘイト スピーチのような有害な特性を認識し、ラベル付けするために使用します。さらに、Microsoft のサービスに対するウイルスなどの悪意のある可能性があるコンテンツを検出する方法を開発しました。
他者による検出
信頼できるフラッガーによって、Microsoft のサービスに対して潜在的に違法または有害なコンテンツ、行動、または URL が検出され、それに対し Microsoft がアクションを取ることができる場合があります。信頼できるフラッガーとは、契約または法の定めるところにより、Microsoft と協力する指定機関です。信頼できるフラッガーから報告された資料は、他のすべてのレポートと同様に、Microsoft の使用条件とポリシーに照らしてレビューされ、適宜、アクションが取られます。政府または法執行機関から潜在的な違反が報告された場合も、同じことを行います。
あなたによる検出
Microsoft のサービスで何か懸念のあるものを見たり経験したりした場合は、お知らせください。コンテンツ、行動、またはその他の項目について、どこでそれを見つけた (コンテンツへのリンク、メールのコピーなど) を含め、詳細情報をご提供いただくと、Microsoft の使用条件とポリシーに違反しているかをレビュー担当者が評価し、アクションを取るのに役立ちます。多くの製品とサービスでは、コンテンツまたは他のユーザー行動に関して報告するためのオプションが製品エクスペリエンス内にあります。 懸念事項を報告することもできます。報告時には、違法な資料を送信しないように注意してください。Microsoft がそのコンテンツを見つけて対処できるように、そこへのリンクを使用してください。