青いセーターを着た人がコンピュータで作業している
Microsoft Base ロゴ

技術ブログ

Azureに関する技術情報

Azure Weekly Update-2022年2月18日

製品紹介

Share

Azure に関する発表のニュースレター

2022 年 2 月 11 日 ~ 2022 年 2 月 17 日

発表の概要
対象リンク 概要
一般提供 – 更新数: 1
プレビュー機能 – 更新数: 1
セキュリティの更新 – 更新数: 1
プレビュー機能 – 更新数: 1
新機能 – 更新数: 1
新機能 – 更新数: 2
プレビュー機能 – 更新数: 1
プレビュー機能 – 更新数: 1
一般提供 – 更新数: 1
プレビュー機能 – 更新数: 1
一般提供 – 更新数: 3
プレビュー機能 – 更新数: 2

発表の合計: 16

発表の詳細

Azure サービス: API Management

一般提供

これまでカスタム HTML コードを埋め込むには、独自のウィジェットを開発し、拡張された開発者ポータルを自社でホストする必要がありました。今後はそのような場面で、カスタム HTML コード ウィジェットを使用して、開発者ポータルの機能を拡張できるようになります。たとえば、カスタム HTML を使用して、ビデオを埋め込んだり、フォームを追加したりできます。ポータルでは、カスタム ウィジェットがインライン フレーム (iframe) でレンダリングされます。

発表: https://docs.microsoft.com/ja-jp/azure/api-management/developer-portal-faq?WT.mc_id=wwc-aces#how-do-i-add-custom-html-to-my-developer-portal

ドキュメント: https://azure.microsoft.com/ja-jp/updates/general-availability-developer-portal-widget-for-embedding-custom-html-code/

Azure サービス: App Services

プレビュー機能

以下のリージョンで、新しい移行機能を使用して、App Service Environment v2 の内部ロード バランサー (ILB) と外部構成 (パブリック IP を使用してインターネットに接続) から App Service Environment v3 に移行することで、ハードウェアの向上、パフォーマンスの向上、コスト削減のメリットを享受できるようになります。

米国中西部

カナダ中部

英国南部

ドイツ中西部

東アジア

オーストラリア東部

オーストラリア南東部

この機能は、Azure portal、Azure CLI、Azure Resource Manager テンプレートから利用できます。

移行プロセス中、App Service プランが Isolated v2 に自動的に更新されます。

発表: https://azure.microsoft.com/ja-jp/updates/public-preview-app-service-environment-v3-migration-feature/

ドキュメント: https://azure.microsoft.com/ja-jp/updates/public-preview-app-service-environment-v3-migration-feature/

Azure サービス: Database for PostgreSQL

セキュリティの更新

Azure Database for PostgreSQL – Hyperscale (Citus) を、データベースが以下の証明書に準拠している必要があるワークロードで使用できるようになりました。

EU EN 301 549: 欧州電気通信標準化機構 (ETSI) によって公開されている一連のアクセシビリティ要件

EU ENISA IAF: 欧州連合サイバーセキュリティー機関 (ENISA) と ENISA の情報アシュアランス フレームワーク (IAF)

EU モデル条項: 欧州連合 (EU) のデータ保護法では、EU の顧客の個人データを欧州経済領域 (EEA) の外部の国へ転送することが規制されている

ドイツ C5: クラウド コンピューティング コンプライアンス コントロール カタログ (C5)

日本マイナンバー法: 個人情報保護委員会 (PPC) がマイナンバー法の順守を監督および監視している

NEN 7510:2011 (オランダ): 王立オランダ規格協会 (NEN)

オランダ BIR 2012: ベースライン情報セキュリティ政府機関による標準 (BIR 2012)

RBI と IRDAI (インド): インド準備銀行 (RBI) とインド保険規制開発局 (IRDAI)

TISAX: 信頼できる情報セキュリティ評価交換 (TISAX)

発表: https://azure.microsoft.com/ja-jp/updates/generally-available-azure-database-for-postgresql-hyperscale-citus-new-certifications-2/

ドキュメント: https://azure.microsoft.com/ja-jp/updates/generally-available-azure-database-for-postgresql-hyperscale-citus-new-certifications-2/

Azure サービス: Functions

プレビュー機能

Azure Functions におけるテーブルの入出力バインドが更新されました。新機能が追加されるとともに、独自の拡張機能の中でバインドが定義されるようになりました。

次のことができるようになりました。

• Cosmos DB Table API への接続

• ID ベースの接続を使用したストレージ テーブルへの接続

• Azure.Data.Tables からの型へのバインド (.NET のお客様)

• V5 のストレージ拡張機能とテーブルの併用

このプレビュー版の拡張機能は、新しい NuGet パッケージとして提供されます。https://www.nuget.org/packages/Microsoft.Azure.WebJobs.Extensions.Tables/

注: 現在、この拡張機能は拡張機能バンドルには含まれていません。NuGet パッケージのインストール時に型の衝突を避けるために、Microsoft.Azure.WebJobs.Extensions.Storage をバージョン 5.0.0 以降にアップグレードする必要があります。

発表: https://www.nuget.org/packages/Microsoft.Azure.WebJobs.Extensions.Tables/

ドキュメント: https://azure.microsoft.com/ja-jp/updates/public-preview-azure-tables-extension-for-azure-functions/

Azure サービス: IoT Central

新機能

更新された Azure IoT Central のホームページで、アーキテクチャ図、ドキュメント、ビデオなどの学習リソースを参照できるようになりました。主要なワークフローごと (接続、管理、分析、セキュア、拡張) に情報がまとめられており、ナビゲーション メニューとドキュメントでこの構造が繰り返し使用されているため、お客様が取り組んでいるソリューション構築の部分に的を絞って参照することができます。また、ホーム ページには “Azure IoT Central を使い始める理由” などの一般的な質問へのリンクも掲載されており、情報が見つけやすくなっています。

発表: https://apps.azureiotcentral.com/

ドキュメント: https://azure.microsoft.com/ja-jp/updates/iotcentralhomepagelearningcontent/

Azure サービス: Kubernetes Service

新機能

Azure Kubernetes Service (AKS) は、SOC、ISO、PCI DSS、HIPAA の各標準に準拠しています。マイクロソフトは、Kubernetes CIS ベンチマーク標準に基づいて AKS のセキュリティを強化し、コンプライアンスを文書化しています。このたび、Azure のドキュメントで、AKS が特定の CIS ベンチマーク標準に準拠していることを確認できるようになりました。

発表: https://docs.microsoft.com/ja-jp/azure/aks/cis-kubernetes?WT.mc_id=wwc-aces

ドキュメント: https://azure.microsoft.com/ja-jp/updates/now-available-cis-benchmarks-for-kubernetes/

新機能

Azure Resource Manager、Azure CLI、Azure PowerShell を使用して、Azure Kubernetes Service (AKS) クラスターと関連リソースにタグを適用できるようになりました。一部のリソースについては、Kubernetes のマニフェストを使用して Azure のタグを設定することもできます。Azure のタグは、チャージ バックなどのリソースの使用状況の追跡に役立ちます。

発表: https://docs.microsoft.com/ja-jp/azure/aks/use-multiple-node-pools?WT.mc_id=wwc-aces#specify-a-taint-label-or-tag-for-a-node-pool

ドキュメント: https://azure.microsoft.com/ja-jp/updates/general-availability-azure-tags-support-in-aks/

プレビュー機能

Kubernetes リリース 1.23 に対する Azure Kubernetes Service (AKS) のサポートのパブリック プレビューが開始されました。Kubernetes 1.23 では、合計 47 の機能強化がさまざまな成熟度で提供されます。このリリースには、一般提供される IPv4/IPv6 デュアルスタック ネットワーキングなどの機能が含まれています。

発表: https://kubernetes.io/blog/2021/12/07/kubernetes-1-23-release-announcement/

ドキュメント: https://azure.microsoft.com/ja-jp/updates/public-preview-kubernetes-v123-support-in-aks/

Azure サービス: Machine Learning

プレビュー機能

時系列 ID の自動検出により、手動タスクをなくし、データ関連のエラーを減らすことで、AutomatedML に対するチーム メンバーのオンボーディングを加速できます。

AutomatedML モデルのトレーニング コードの表示とカスタマイズを行うことができます。

モデルのトレーニング コードの完全な制御とカスタマイズのために透明性と信頼性をモデル化できます。

モデルのトレーニング コードを運用環境にデプロイする必要があるシナリオや、コードの制御とカスタマイズが必要なシナリオをサポートできます。

Azure リソース グループおよびサブスクリプション間でワークスペースを移行して、AI アプリケーションのアーキテクチャまたは設計を更新できるようになりました。

発表: https://docs.microsoft.com/ja-jp/azure/machine-learning/how-to-auto-train-forecast?WT.mc_id=wwc-aces#configure-experiment

ドキュメント: https://azure.microsoft.com/ja-jp/updates/public-preview-azure-machine-learning-february-2022-announcements/

Azure サービス: Monitor

一般提供

アラート処理ルール (旧称: アクション ルール) は、スケジュール設定された抑制や、大規模なアクション管理など、Azure Monitor で発生するアラートの後処理機能を提供します。2021 年 12 月にパブリック プレビューの更新版がリリースされましたが、このたび、この機能の一般提供が開始されました。

一般提供開始の発表の一環として、2022 年 6 月にアラート処理ルール (アクション ルール) の既存のプレビュー API が廃止されるため、それに応じてお客様の環境を更新してください。これには、ARM テンプレート/PowerShell/CLI などが含まれます。また、サブスクリプションごとのルールのクォータが適用されるようになります (サブスクリプションごとに 1,000 個のルール)。詳細については、制限に関するドキュメントを参照してください。

要対応: 2022 年 6 月にアラート処理ルール (アクション ルール) の既存のプレビュー API が廃止されるため、できるだけ速やかにお客様の環境 (ARM テンプレート/PowerShell/CLI など) を更新してください。

発表: https://docs.microsoft.com/ja-jp/azure/azure-monitor/service-limits?WT.mc_id=wwc-aces

ドキュメント: https://azure.microsoft.com/ja-jp/updates/generally-available-alert-processing-rules-in-azure-monitor/

プレビュー機能

予測自動スケールは、機械学習を使用して、周期的なワークロード パターンを有する Azure 仮想マシン スケール セットの管理とスケールを支援します。この機能は、過去の CPU の使用パターンに基づいて、仮想マシン スケール セットに対する全体的な CPU 負荷を予測します。また、過去の使用状況を監視して学習することで、全体的な CPU 負荷を予測し、需要に対応できるようにスケール アウトが確実に行われるようにします。

発表: https://docs.microsoft.com/azure/azure-monitor/autoscale/autoscale-predictive?WT.mc_id=wwc-aces

ドキュメント: https://azure.microsoft.com/ja-jp/updates/public-preview-azure-monitor-predictive-autoscale-for-azure-virtual-machine-scale-sets/

Azure サービス: Virtual Machines

一般提供

VM の削除と同時に、VM に関連付けられているディスク、NIC、パブリック IP を自動的に削除できるようになります。この機能では、VM の削除時に自動的に削除する関連リソースを指定できます。これにより、時間を節約し、VM の管理プロセスを簡素化できます。

発表: https://docs.microsoft.com/ja-jp/azure/virtual-machines/delete?tabs=cli2

ドキュメント: https://azure.microsoft.com/ja-jp/updates/automatically-delete-vm-and-its-associated-resources-simultaneously/

一般提供

仮想マシン レベルのディスク バーストが、M シリーズ、Msv2 シリーズのミディアム メモリ、および Mdsv2 シリーズのミディアム メモリの VM をサポートするようになります。この機能を利用することによって、仮想マシンのディスク IO とスループット パフォーマンスを毎日短時間だけ高めることができます。これにより、想定外のディスク トラフィックの急増に対するスムーズな対応やバッチ処理ジョブの高速処理が VM で可能になります。この新機能は既定で有効化され、新機能に伴う追加コストや VM 価格の調整は発生しません。

バーストを利用できるシナリオの例をいくつか紹介します。

起動時間の短縮: 仮想マシンとディスクの両方がバーストに対応し、バースト クレジットが全量確保された状態で起動が実行されることで、インスタンスの起動時間が従来よりも大幅に短縮されます。

バッチ ジョブの処理: 一部のアプリケーションのワークロードは循環的な性質を持ち、ほとんどの時間はベースライン パフォーマンスで済む一方で、短時間だけより高いパフォーマンスが必要になります。例として、日常的なトランザクション処理では少量のディスク トラフィックで済む一方で、月末にはレポート作業によって多くのディスク トラフィックが必要になるような会計プログラムが挙げられます。

トラフィックの急増に対する準備: 予期しない状況によって Web サーバーとそのアプリケーションのトラフィックが急増する場合があります。仮想マシンとディスクのバーストによって Web サーバーがサポートされることで、高負荷時においても読み込み時間を短縮して、トラフィックの急増にスムーズに対応し、顧客体験を向上できます。

発表: https://docs.microsoft.com/ja-jp/azure/virtual-machines/disk-bursting?WT.mc_id=wwc-aces

ドキュメント: https://azure.microsoft.com/ja-jp/updates/generally-available-virtual-machine-level-disk-bursting-supports-additional-vm-types/

一般提供

ホットパッチを使用することで、再起動することなく、Azure の Windows Server 仮想マシンに更新プログラムを適用およびインストールできるようになります。この機能は、Windows Server Azure Edition の主要な仮想マシン向けの Windows Server 用 Azure Automanage の一部としてのみ提供され、以下のメリットがあります。

再起動の回数が減り、ワークロードへの影響が小さくなる

パッケージが小さくなり、より高速にインストールされること、Azure Update Manager でパッチ オーケストレーションが容易になることで、更新プログラムをより迅速に展開できる

ホットパッチ更新プログラム パッケージは Windows セキュリティ更新プログラムも対象にしており、再起動せずに高速にインストールされるため、保護が強化される

発表: https://docs.microsoft.com/ja-jp/azure/automanage/automanage-hotpatch?WT.mc_id=wwc-aces

ドキュメント: https://azure.microsoft.com/ja-jp/updates/generally-available-hotpatch-for-windows-server-virtual-machines/

プレビュー機能

Azure Spring Cloud Enterprise のプレビューが開始されました。

発表: https://docs.microsoft.com/ja-jp/azure/spring-cloud/quickstart-provision-service-instance-enterprise?WT.mc_id=wwc-aces&tabs=azure-portal

ドキュメント: https://azure.microsoft.com/ja-jp/blog/azure-spring-cloud-enterprise-is-now-available-in-preview/

プレビュー機能

仮想マシンが展開されているリージョンに関係なく、任意のリージョンで仮想マシンの復元ポイントを作成できるようになりました。あるリージョンから別のリージョンに仮想マシンの復元ポイントを簡単にコピーして、Azure ワークロードを保護できます。

発表: https://techcommunity.microsoft.com/t5/azure-storage-blog/protect-and-recover-your-azure-workloads-from-disasters-using/ba-p/3148732

ドキュメント: https://azure.microsoft.com/ja-jp/updates/public-preview-availability-of-cross-region-virtual-machine-restore-points/

< 前の記事

> 次の記事

トップに戻る