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Azure Weekly Update-2023年3月17日

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Azure に関する発表のニュースレター

2023 年 3 月 10 日 ~ 2023 年 3 月 16 日

発表の概要

App Services プレビュー機能 – 更新数: 2
ARC 新機能 – 更新数: 1
Backup プレビュー機能 – 更新数: 1
Cognitive Service プレビュー機能 – 更新数: 1
CosmosDB プレビュー機能 – 更新数: 2
Database for MySQL プレビュー機能 – 更新数: 1
Database for PostgreSQL 一般提供 – 更新数: 1
Digital Twins 一般提供 – 更新数: 1
Firewall 一般提供 – 更新数: 1
Functions 一般提供 – 更新数: 1
Kubernetes Service プレビュー機能 – 更新数: 2
Machine Learning プレビュー機能 – 更新数: 1
リージョンの更新 – 更新数: 1
Monitor 一般提供 – 更新数: 2
SQL Database プレビュー機能 – 更新数:1
Virtual Machines プレビュー機能 – 更新数: 1
リージョンの更新 – 更新数: 1
更新機能 – 更新数: 2
Virtual Network プレビュー機能 – 更新数: 1
VMWare Solution 価格の更新 – 更新数:1

発表の合計: 25

発表の詳細

Azure サービス: App Services

プレビュー機能

Azure Static Web Apps に、データ API ビルダーを使用したデータベース接続機能が導入されます。これによ

り、バックエンド コードを記述することなく、フロントエンド クライアント アプリケーションから直接 Azure のデータベース コンテンツにアクセスできるようになりました。組み込みの “/data-api” エンドポイントに対す る REST 要求および GraphQL 要求を実行することで、データベース コンテンツの取得や変更をセキュアに行
うことができます

発表: https://azure.microsoft.com/ja-jp/updates/public-preview-database-connections-support-in-azure-static-web-apps/

ドキュメント: https://learn.microsoft.com/azure/static-web-apps/database-overview

 

プレビュー機能

Azure Static Web Apps に、”A” レコードを使用して APEX カスタム ドメインを追加する機能が導入され、これ により “ALIAS” レコード、”ANAME” レコード、”CNAME” フラット化をサポートしないドメイン レジストラー の使用が可能になります。

“A” レコードを使用すると、トラフィックが Azure Static Web Apps リソースの単一ホストに送信されるため、アプリケーションがグローバル分散の恩恵を受けなくなり、トラフィックがグローバルな場合、アプリケーションのパフォーマンスに影響する可能性があります

発表: https://azure.microsoft.com/ja-jp/updates/public-preview-azure-static-web-apps-support-for-a-record/

ドキュメント: https://learn.microsoft.com/azure/static-web-apps/apex-domain-external

 

Azure サービス: ARC

新機能

Datadog と Azure Arc の統合により、以下が可能になります。

あらゆる場所で実行されている Azure Arc 対応サーバーの接続状態やエージェントのバージョンを監視する。 コンテキストの追加のため、Datadog で関連ホストに Azure タグを自動追加する。 Datadog エージェントがインストールされている Azure Arc 対応サーバーを特定する。

拡張機能として Datadog エージェントを Azure Arc 対応サーバーに展開する。 Azure サブスクリプションの請求に Datadog サービスの請求をまとめる

発表: https://azure.microsoft.com/updates/new-azure-arc-integration-with-datadog-simplifies-hybrid-and-multicloud-observability/

ドキュメント: https://azure.microsoft.com/updates/new-azure-arc-integration-with-datadog-simplifies-hybrid-and-multicloud-observability/

Azure サービス: Backup

プレビュー機能

Azure VM Backup の拡張ポリシーに “選択的なディスク バックアップと復元” 機能が追加されます。Azure VM Backup の標準ポリシーでは既にこの機能がサポートされていますが、このたび、拡張ポリシーでも、以下の拡 張機能を備えた選択的なディスク バックアップ機能が利用可能になりました。バックアップしたいデータ ディスクをポータルから直接選択できます。 OS ディスクと選択されたデータ ディスクのみがバックアップ スナップショットに含まれ、課金対象となります。

拡張ポリシーを使用して、現在 Azure VM Backup でサポートされていないディスクの種類を除外し、VM のバックアップを構成できます。

 

発表: https://azure.microsoft.com/ja-jp/updates/preview-selectivedisk-enhancedpolicy/

ドキュメント: https://learn.microsoft.com/ja-jp/azure/backup/selective-disk-backup-restore

Azure サービス: Cognitive Services

プレビュー機能

Azure Cognitive Service for Vision で、次世代のコンピューター ビジョン機能のパブリック プレビュー版がリリ ースされました。それらの機能は、さまざまな業界にわたり、開発者が最先端 & 市場向けの責任あるコンピュ ーター ビジョン アプリケーションを構築できるよう支援します。これにより、ユーザーはデータのデジタル 化、分析、自然言語対話機能への接続をシームレスに行って、画像および動画コンテンツから強力な洞察を引き 出すことが可能となり、それを通じてアクセシビリティをサポートし、SEO による顧客獲得を促進し、有害な コンテンツからユーザーを保護し、セキュリティを向上させ、インシデント対応を迅速化できるようになりまし た。また、少量データによる学習 (few-shot learning) により、画像キャプション生成機能と革新的なカスタマイ ズ機能の大幅な向上が実現します。これまで、モデルのカスタマイズでは、ビジョン タスクで実稼働品質を実 現するために、ラベル 1 つにつき数百枚の画像を含む大規模なデータセットを必要としていました。このたび、 Cognitive Services for Vision が既定で数百万のオブジェクト カテゴリを認識できるようになりました。これに より、豊富な詳細情報を含むキャプションや意味論的理解などの機能が実現します。わずか数枚の画像でトレー ニングされたカスタム モデルでも高品質を実現できるため、難しいユース ケースをサポートするコンピュータ ー ビジョン モデル作成のハードルが低くなります

発表: https://azure.microsoft.com/ja-jp/updates/public-preview-azure-cognitive-service-for-vision-powers-stateoftheart-computer-vision-development/

ドキュメント: https://azure.microsoft.com/products/cognitive-services/vision-services

 

Azure サービス: CosmosDB

プレビュー機能

Azure Cosmos DB 分析ストアで、変更データ キャプチャ (CDC) がサポートされるようになりました。これに より、変更 (挿入、更新、削除) に関する分析ストアからの継続的な増分フィードを RU コストをかけずに効率 的に利用し、データのフラット化などの変換を加え、Delta Lake、Azure SQL Database、Azure Synapse 専用 プール、Azure Data Explorer などのさまざまなターゲットにデータを書き込むことが可能になります。

発表: https://azure.microsoft.com/ja-jp/updates/public-preview-change-data-capture-for-azure-cosmos-db-analytical-store/

ドキュメント: https://learn.microsoft.com/ja-jp/azure/cosmos-db/analytical-store-introduction


プレビュー機能

データ API ビルダーを使用すると、REST または GraphQL エンドポイントを介してデータベース オブジェクト を公開できるため、任意のプラットフォーム、任意の言語、任意のデバイスでモダンな手法を使用してデータに アクセスできます。統合された柔軟なポリシー エンジンが搭載されており、改ページ、フィルター処理、プロ ジェクション、並べ替えなどの一般的な動作に対するネイティブ サポートにより、CRUD バックエンド サービ スの作成を数時間または数日ではなく数分で実行できるため、開発者はこれまでにないほど効率を高めることが できます。データ API ビルダーは、オンプレミス、コンテナー、または VM で使用できます。また、Azure Static Web Apps と統合されており、開発者に完全なエンドツーエンド エクスペリエンスを提供します。 データ API ビルダーでは、次のような複数の Azure データベースがサポートされています。Azure SQL、SQL Server、Azure Database for PostgreSQL、Azure Database for MySQL、および Azure Cosmos DB for NoSQL。

発表: https://azure.microsoft.com/ja-jp/updates/public-preview-data-api-builder-instantly-creates-modern-rest-and-graphql-endpoints-for-modern-databases/

ドキュメント: https://github.com/Azure/data-api-builder

Azure サービス: Database for MySQL

プレビュー機能

Power Apps を使用してアプリケーションを構築したり、Azure Logic Apps を使用してワークフローを構築した りする際、Azure Database for MySQL – フレキシブル サーバー コネクタを使用できるようになりました。 Microsoft Power Apps は、MySQL データに接続できるモバイルおよびタブレット アプリを生成するためのノー コードの開発者向けプラットフォームです。このコネクタにより、行の表示、更新、新しい行の追加、行の削除 といったデータ操作の実行が可能になります。これらのデータ操作は、MySQL データベースのデータ ストアを 使用してビジネス アプリケーションを構築するのに必要となります。このコネクタは、アプリ、データ、シス テムを統合する自動ワークフローを作成して実行するためのクラウドベースのプラットフォームである Azure Logic Apps で使用することもできます。このコネクタにより、社内アプリケーションの構築が可能になりま す。

発表: https://azure.microsoft.com/ja-jp/updates/public-preview-azure-database-for-mysql-connector-for-power-apps-logic-apps/

ドキュメント: https://learn.microsoft.com/ja-jp/connectors/mysql/

 

Azure サービス: Database for PostgreSQL

一般提供

Azure Database for PostgreSQL は、簡単に拡張できるように設計されています。そのため、データベースに読 み込まれた拡張機能は、組み込み機能と同様に機能します。新たにサポートされる 2 つの拡張機能は、パフォー マンスと実行プランの制御、およびセマンティック バージョニングの重要な領域における Azure Database for PostgreSQL – フレキシブル サーバーの機能を強化します。

発表: https://azure.microsoft.com/ja-jp/updates/general-availability-support-for-pghintplan-and-semver-extensions-in-azure-database-for-postgresql-flexible-server/

ドキュメント: https://learn.microsoft.com/ja-jp/azure/postgresql/flexible-server/concepts-extensions

Azure サービス: Digital Twins

一般提供

Azure Digital Twins のデータ履歴は、Azure Digital Twins インスタンスを Azure Data Explorer クラスターに接 続し、グラフの更新内容を Azure Data Explorer に送って自動的に履歴化できる機能です。このたび、Azure Digital Twins のデータ履歴で、ツイン プロパティの更新内容、ツイン ライフサイクル イベント、リレーション シップ ライフサイクル イベントの履歴化がサポートされるようになりました。グラフの更新内容を Azure Data Explorer に送って履歴化した後、Azure Data Explorer 用の Azure Digital Twins プラグインを使用してジョイン ト クエリを実行し、デジタル ツイン、それらの関係、時系列データの推論を行うことができます。これらのク エリを使用して運用ダッシュボードを提供し、2D と 3D の Web アプリケーションを強化し、イマーシブな拡張 現実/複合現実のエクスペリエンスを促進することで、Azure Digital Twins でモデル化された資産やプロセスの現 在および過去の状態を伝えることができます

発表: https://azure.microsoft.com/ja-jp/updates/generally-available-azure-digital-twins-data-history-supports-graph-updates/

ドキュメント: https://learn.microsoft.com/azure/digital-twins/concepts-data-history

Azure サービス: Firewall

一般提供

Azure Firewall Basic は、中小企業向けに設計された Azure Firewall の新たな SKU です。Azure Firewall Basic

は、仮想ネットワークまたは仮想ハブ内で展開できます。これにより、お客様のニーズに最適な展開オプション

を柔軟に選択できるようになります。

主なメリットは以下のとおりです。

クラウドネイティブの包括的なネットワーク ファイアウォール セキュリティ

ネットワークおよびアプリケーション トラフィックのフィルタリング

脅威インテリジェンスによる、悪意のあるトラフィックに関する警告

組み込みの高可用性

他の Azure セキュリティ サービスとのシームレスな統合

シンプルなセットアップと使いやすさ

ほんの数分でセットアップ

展開の自動化 (コードとして展開)

自動更新により、メンテナンスは不要

Azure Firewall Manager による一元管理

高いコスト効率

仮想ネットワーク内のリソースに不可欠な保護機能をコスト効率よく提供できるように設計。

セキュリティ保護付き仮想ハブでの Azure Firewall Basic の料金と請求は、2023 年 5 月 1 日から有効となりま

す。

発表: https://azure.microsoft.com/ja-jp/updates/generally-available-azure-firewall-basic/

ドキュメント: https://learn.microsoft.com/ja-jp/azure/firewall/overview

Azure サービス: Functions

一般提供

Azure Durable Functions による Azure Storage のマネージド ID のサポートの一般提供が開始されました。これ

により、接続文字列にシークレットを組み込む代わりに、ID ベースの接続を使用して Azure Storage にアクセ

スできるようになります。この ID は Azure プラットフォームにより管理され、シークレットのプロビジョニン

グやローテーションは不要です

発表: https://azure.microsoft.com/ja-jp/updates/generally-available-durable-functions-support-of-managed-identity-for-azure-storage/

ドキュメント: https://learn.microsoft.com/ja-jp/azure/azure-functions/durable/durable-functions-configure-durable-functions-with-credentials

 

Azure サービス: Kubernetes Service

プレビュー機能

Azure Kubernetes Services (AKS) を使用する組織は、クラスター上でステートフル アプリケーションを実行

し、Apache Kafka ベースのメッセージング キューなどのワークロードや、Postgres、MongoDB などのデータ

ベースを展開することがますます増えています。データがクラスター内に保存されるようになると、バックアッ

プと復元が IT 管理者にとって最大の関心事となります。Kubernetes 専用のスケーラブルで柔軟なバックアップ

機能の実現は、全面的なデータ保護計画に不可欠です。

このたび、Azure Backup で AKS のバックアップがサポートされるようになりました。これは、パブリック プ

レビューで利用可能です。このソリューションは、コンテナー化されたアプリケーションやデータのバックアッ

プと復元を簡素化します。ユーザーはこれにより、きめ細かい制御機能を使用して、クラスターの状態とアプリ

ケーションのデータに対するスケジュール化されたバックアップを構成できるようになります。AKS のバック

アップは、Container Storage Interface (CSI) と連携して Kubernetes 対応バックアップ機能を提供します。

このソリューションにより、アプリケーションのセキュリティ要件や規制要件に対応するためのデータ バック

アップ、開発/テスト環境の複製、ロールバック管理などのさまざまなシナリオを実現できるようになります。

お客様は、AKS ポータル内で直接、またはバックアップ センターを介して、Azure Backup のエンタープライズ

グレードのサポートや一元的なビューを利用できます。

AKS のバックアップは、ステートフル アプリケーションおよびデータを保護し、データ損失やシステムのダウ

ンタイムのリスクを軽減させるのに役立ちます。このソリューションは、シンプルで使いやすく、AKS クラス

ターで実行されるステートフル アプリケーションの管理を担う IT 管理者に安心感をもたらします。

発表: https://azure.microsoft.com/ja-jp/updates/backupforakspublicpreview/

ドキュメント: https://learn.microsoft.com/ja-jp/azure/backup/azure-kubernetes-service-backup-overview

プレビュー機能

Azure Monitor Container Insights を使用して、AKS クラスターから Syslog を収集できるようになりました。

SIEM システム (Microsoft Sentinel) や 監視ツール (Azure Monitor) と Syslog 収集機能を組み合わせることで、

IaaS ワークロードやコンテナー化されたワークロード全体にわたってセキュリティや正常性のイベントを追跡

できるようになります。

Syslog は、サーバー、仮想マシン、ルーターといったさまざまなデバイスで使用可能な、よく利用されている

メッセージ ログ標準です。企業は一般に、オンプレミスおよび IaaS ワークロードのログを収集するために

Syslog を利用しています。

本日より、Azure Monitor Container Insights を使用して、Azure Kubernetes Service (AKS) クラスターのノード

から Syslog を収集できるようになります。Microsoft Sentinel などの SIEM システムや Azure Monitor などの監

視ツールと Syslog 収集機能を組み合わせることで、IaaS ワークロードやコンテナー化されたワークロード全体

にわたってセキュリティや正常性のイベントを監視できるようになります。

発表: https://azure.microsoft.com/ja-jp/updates/public-preview-collect-syslog-from-aks-nodes-using-azure-monitor-container-insights-2/

ドキュメント: https://learn.microsoft.com/ja-jp/azure/azure-monitor/containers/container-insights-syslog

 

Azure サービス: Machine Learning

プレビュー機能

新機能がパブリック プレビューで利用可能になりました。失敗した環境ビルドについて分析情報を入手し、ト

ラブルシューティング ドキュメントを取得する機能、パイプライン ジョブの送信前にパイプラインの入出力を

確認および編集する機能、そしてチェックポイント保存プロセスを高速化し、大規模な分散型 PyTorch モデル

のエンドツーエンドのトレーニング フェーズを短縮する機能です。

一般的な環境ビルド エラーのトラブルシューティング – トラブルシューティングに関する実用的な推奨事項を

使用して、環境定義の中の警告やエラーを速やかに特定し、問題を解決できるようになりました。

最適化された送信ウィザードを使用したパイプライン ジョブの送信 – 最適化されたウィザード エクスペリエン

スでパイプライン ジョブを送信できるようになりました。この新機能により、より大きな画面領域で操作を行

い、パイプラインの入力を有効にしたり、ランタイム設定を変更したり、パイプライン送信前にジョブを再実行

するかどうか決定したりすることが可能になります。

ACPT を使用した Nebula による高速チェックポイント処理の効率化 – Nebula を使用して、チェックポイントの

ライフサイクルを管理し、大規模なジョブにおいて高速な非同期のチェックポイント保存エクスペリエンスを得

られるようになりました。これにより、究極的にはエンドツーエンドのトレーニング時間を短縮するとともに、

失敗したタスクを簡単に復元することで、不必要な高いトレーニング コストを大幅に削減できます。

発表: https://azure.microsoft.com/ja-jp/updates/azure-machine-learning-public-preview-updates-for-march-2023/

ドキュメント: https://azure.microsoft.com/ja-jp/updates/azure-machine-learning-public-preview-updates-for-march-2023/

リージョンの更新

リージョンの拡大: 英国西部 – 英国西部リージョンで、Azure Machine Learning のハイサービス機能を利用し

て、エンドツーエンドの機械学習ライフサイクルを加速できるようになりました。

発表: https://azure.microsoft.com/ja-jp/updates/azure-machine-learning-march-2023-region-expansion-announcement/

ドキュメント: https://azure.microsoft.com/ja-jp/explore/global-infrastructure/products-by-region/?regions=all&products=machine-learning-service

Azure サービス: Monitor

一般提供

Azure Monitor は、Azure portal を介して、リソースのパフォーマンスと正常性に関するメトリックの参照、ク

エリ実行、およびプロットを行う機能を提供します。Azure Monitor で提供されるこれらのメトリックの多く

は、リソースやアプリケーションについて確認された値の詳細を示すのに役立つディメンションを備えていま

す。これらのディメンションでフィルター操作や分割操作を実行し、メトリック データを詳しく分析してより

深く理解することは、多くの場合において有益です。このたび、Azure portal のメトリック グラフで、1 つのメ

トリックに対する複数のディメンションで分割操作を実行する機能がサポートされるようになりました。従来

は、1 つのディメンションしかサポートされていませんでした。これにより、アプリケーションの “API 呼び出 し” などのメトリックを “リージョン” と “状態コード” のディメンションで取得し、両方のディメンションで “分 割” 演算子を使用することが可能になります。これにより、リージョンと状態コードの組み合わせ (例: New York-500、New York-200、Seattle-200) ごとにグラフ上で個別の線が表示されるようになるため、エラー率が 最も高い可能性があるリージョンをすばやく特定できるようになります。

発表: https://azure.microsoft.com/ja-jp/updates/generally-available-metric-charts-support-for-splitby-operations-on-multiple-dimensions/

ドキュメント: https://learn.microsoft.com/ja-jp/azure/azure-monitor/essentials/metric-chart-samples#application-availability-by-region

 

Azure サービス: SQL Database

プレビュー機能

2023 月 3 月中旬、Azure SQL で以下の更新と機能拡張が行われました。

プライベート エンドポイントを使用して Azure SQL Managed Instance にアプリを接続

発表: https://azure.microsoft.com/ja-jp/updates/azure-sql-public-preview-updates-for-midmarch-2023/

ドキュメント: https://learn.microsoft.com/ja-jp/azure/azure-sql/managed-instance/private-endpoint-overview?view=azuresql&tabs=separate-vnets

 

Azure サービス: Virtual Machines

プレビュー機能

Azure Disk Storage で、Standard HDD、Standard SSD、および Premium SSD ディスク (1 TB 以上) の IOPS とスループット パフォーマンスを向上させる、Performance Plus と呼ばれる新機能の提供が開始されました。 Performance Plus は無料で提供され、Azure コマンド ライン インターフェイス (CLI) および PowerShell での展 開によって利用可能になります。

発表: https://azure.microsoft.com/ja-jp/updates/public-preview-performance-plus-for-azure-disk-storage/

ドキュメント: https://learn.microsoft.com/ja-jp/azure/virtual-machines/disks-enable-performance?tabs=azure-cli

 

リージョンの更新

Azure Ultra Disk Storage が、ブラジル南東部、南アフリカ北部、およびアラブ首長国連邦北部リージョン内の 1 つのゾーンで利用可能になりました。Azure Ultra Disk Storage は、高スループット、高 IOPS、一貫性のある 低待機時間を特長とする、Azure Virtual Machines (VM) 向けのディスク ストレージを提供します。Ultra Disk Storage は、SAP HANA などのデータ集約型ワークロード、最上位データベース、トランザクション集約型ワ ークロードに適しています。

発表: https://azure.microsoft.com/ja-jp/updates/generally-available-azure-ultra-disk-storage-in-brazil-southeast-south-africa-north-and-uae-north/

ドキュメント: https://learn.microsoft.com/ja-jp/azure/virtual-machines/disks-types#ultra-disk

 

更新機能

新たに 2 つのリージョンで Azure Red Hat OpenShift の提供が開始され、提供開始リージョンの総数が 34 となりました。
また、Azure Red Hat OpenShift で、ワークロードの最適化、セキュリティやパフォーマンスの向上をサポートする機能もいくつかリリースされます。 以下は、2023 年 3 月の主な新機能についての要約です。
新しいリージョン:
ブラジル南東部リー
ジョン カタール中部リー
ジョン ワークロードとセキュリティ:
新しいインスタンスの種類が利用可能になり、クラスターで新たな種類のワーカー ノードを有効にし、リソースをワークロードに最大限合致させることが可能になりました。
Azure Red Hat OpenShift で、プロビジョニング時に新たな GPU ノードがサポートされるようになり、GPU ノードに最適なワークロードの種類に対するより優れたサポートが提供されるようになります。 ストレージ & ネットワークのパフォーマンス向上:
パフォーマンス向上のため、ツリー内ドライバーの代わりに CSI を通じて Azure Files を利用できるようになりました。
一部のワークロードのパフォーマンス向上のため、Azure RedHat OpenShift で UltraSSD がサポートされるようになりました。
ネットワーク帯域幅の向上のため、Red Hat OpenShift によってサポートされる VM で高速ネットワークを利用できるようになりました。
Azure Red Hat OpenShift で、4.11 リリースの既定の Container Networking Interface (CNI) である OVN がサポートされるようになりました。
発表: https://azure.microsoft.com/ja-jp/updates/azure-red-hat-openshift-march-updates/
ドキュメント: https://learn.microsoft.com/ja-jp/azure/openshift/

更新機能

Azure Red Hat OpenShift は、マイクロソフトと Red Hat が共同で監視および運用する、高可用性を備えた、フ ル マネージドの OpenShift クラスターをオンデマンドで提供します。

Kubernetes 1.24 をベースにした OpenShift バージョン 4.11 は、さまざまな新機能、更新機能、および修正機 能を提供します。これには、運用コストの削減、フリート管理の簡素化、Pod のセキュリティ アドミッション の統合、アプリケーションの自動スケーリングの簡素化、監視機能の向上などが含まれます。

発表: https://azure.microsoft.com/ja-jp/updates/azure-red-hat-openshift-version-411-now-available/

ドキュメント: https://docs.openshift.com/container-platform/4.11/release_notes/ocp-4-11-release-notes.html

 

Azure サービス: Virtual Network

プレビュー機能

高速接続は、高速ネットワーク対応 vNIC を強化する新製品です。これにより、Azure 実装に合わせて CPS 機 能の最適なオプションを柔軟に選択できるようになります。 このオファリングにより、Azure の 1 秒あたりの 接続数 (CPS) において、ベアメタルと同様のパフォーマンス レベルが初めて実現します。 パブリック プレビ ューでは、従来のしきい値と比べて、最大 10 倍のパフォーマンスが実現し、アクティブな接続の総数が最大 2 倍に増加します。 一般提供開始に向けて、今後、NVA に対するパフォーマンス レベルの選択が可能になる予 定です。 現在は、オプトイン実装でリージョンごとに展開が行われています。

発表: https://azure.microsoft.com/ja-jp/updates/public-preview-accelerated-connections-for-network-virtual-appliances-now-in-azure-marketplace/

ドキュメント: https://learn.microsoft.com/ja-jp/azure/networking/nva-accelerated-connections

 

Azure サービス: VMware Solution

価格の更新

Azure VMware Solution (AVS) での SQL Server 向け Azure ハイブリッド特典 (AHB) の一般提供が開始されまし た。Azure VMware Solution での SQL Server 向け AHB により、SQL Server のソフトウェア アシュアランスに 含まれる無制限の仮想化ライセンス機能を利用できるようになります。この目的を達成するには、Azure portal で VM-ホスト配置ポリシーを構成して有効化し、Azure ハイブリッド特典を適用します。

発表: https://azure.microsoft.com/ja-jp/updates/general-availability-of-azure-hybrid-benefit-for-sql-server-on-azure-vmware-solution/

ドキュメント: https://azure.microsoft.com/ja-jp/pricing/hybrid-benefit/

 

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