Visual Studio 2022の提供開始について
.NET 6の一般提供を開始いたしました。Visual Studio 2022は、より素早く、アイデアをコードとして、かたちに落とし込むことができるようになります。開発者の皆様の日々の活動の生産性とクオリティの向上がVisual Studio 2022にとって最も重要なコアになる部分です。であり、開発に携わるすべての皆様に 是非お試しいただければ幸いです。ごくシンプルに言えば、あなたのアイデアに「命」を吹き込む一助となるツール、それが Visual Studio 2022なのです。
その一例として、IntelliCodeが挙げられます。IntelliCode は、AIによるコード支援機能で、入力を減らしつつ、より多くのコードを記述できるというものです。Tabキーを2回タップするだけで IntelliCode がコードを補完し、信頼性の高いコードを記述できるようになります。また、IntelliCodeはコードベース全体の中で似たようなパターンがある場合、繰り返し編集されたものを見つけ出して修正案を提案してくれます。
コード変更を適用してアプリケーションを実行した後は、.NETおよびC++用のHot Reloadの出番です。コードを更新したその場で変更結果を確認することが可能です。いちいちアプリケーションを再度デプロイして起動する必要はもうありません。これらの他にも、何百もの、数多くの隠れた開発支援のための機能が搭載されています。、またここで紹介しきれないほど数多くの新機能や修正が施されています。例えばデバッガーや.NET言語サービスなどの機能改善、Web Live PreviewやLinux上でのクロス プラットフォーム テストといった新機能などです。詳細についてはリリース ノートやドキュメントにてご確認いただけます。
Visual Studio 2022は、開発者のための統合開発環境です。Windows FormsやWin32アプリケーション、Blazor、コンテナ ベースのクラウド ネイティブ アプリケーション、機械学習を活用したアプリケーションなど、あらゆる分野のアプリケーション手掛ける開発者の皆様のためにつくられています。
Visual Studio 2022 Launch Event をご覧ください
11 月 8 日 午前8時30分(太平洋標準時 ※注 : 日本時間 11 月 9 日午前 1 時半)からのVisual Studio 2022の発表会のアーカイブをぜひご覧ください。launch.visualstudio.comもしくはTwitch channelにてライブ中継がご覧いただけます。ライブ中継を見逃した方のために、のちほどYouTubeチャンネルにも掲載する予定です。(※注 : Channel9 では、日本語字幕を付与したアーカイブ動画を公開しています。こちらから ご覧ください)
まず Keynote では、スコット ハンセルマン(Scott Hanselman)が Visual Studio 製品チームそれぞれにインタビューしていきます。担当それぞれが、Visual Studio 2022 の新機能や、何ができるのかなどを紹介していきます。新機能セッションは、デモを中心に10セッション用意しています。各セッションは20分程度で、それぞれ特定のアプリケーション プラットフォームを対象としたものです。Visual Studio 2022の最新情報をキャッチして頂けます。ヒントやコツが知りたいという人でも満足いただけるよう、30ものセッションをお届けします。最後に製品チームとのライブQ&Aセッションも用意しています。このセッションへの参加をご希望する方は、統合Q&Aチャットアプリケーションで終日質問することが可能です。(※ 注 : 現在はアーカイブ視聴のみとなります)
この発表会に参加されたい方は、イベント中にTwitterでハッシュタグ#VS2022を使って投稿してください。イベントの詳細は、こちらのブログ記事をご覧ください。
結びに : ありがとうございました
ここまで来ることができたのは、ひとえに開発者の皆様のおかげです。プレビュー版をお試しいただいた何千人もの方々からは、驚くほどの数のご意見をいただきました。アンケートへのご回答やバグ レポートまで、さまざまなフィードバックをいただきましたが、それらすべてがVisual Studio 2022の方向性を決める際に役立ちました。こうした中には、コミュニティから報告のあった1000件を超えるバグ修正も含まれています。皆様に、改めて御礼申し上げます。
皆様からのご意見は今後も是非伺っていきたいと思います。ここで終わりでは決してありません。Visual Studio 2022をご利用ください。そして、ぜひご意見をお寄せください。使っていただく皆様のご意見があってこそ、今後もVisual Studio 2022を改善し、より良いものにしていくことができるのです。
64ビット化に向けた取り組みにご協力いただいた拡張機能パートナー各位にも感謝しています。皆様の懸命な取り組みによって、現時点に、MarketplaceにはVisual Studio 2022用の拡張機能が500件以上も取りそろえることができました。本当にありがとうございました。