MOSA (オンライン購入) から Microsoft Customer Agreement への移行
2021 年 8 月 26 日
Microsoft Customer Agreement を通じてマイクロソフトの営業担当者から直接 Azure を購入すると、直観的な請求書や強化された Azure コスト管理ツールを利用できるなど、さまざまなメリットがあります。
この新しい Azure 購入エクスペリエンスは、マイクロソフト オンライン サブスクリプション契約 (MOSA) を通じて Azure をオンラインで購入する場合とは大きく異なる点があります。この違いを理解すれば、ご自身に適した購入方法を選択できるようになります。
移行は簡単。ほとんどのお客様が移行可能
- MOSA からの移行によって、Azure サービスが停止したり、ロールベースのアクセス制御 (RBAC) に影響が出たりすることはありません。こちらの手順にしたがって、お客様の課金アカウントを新しい契約に移行するだけで完了します。
- Azure の購入は、Azure プランを通じて行うことになります。Azure プランは世界中で統一された従量課金制となっており、価格設定は米ドル、支払いは現地通貨です。
- MOSA で購入した Azure Reservations は、新しい契約に移行できます。
- マルチテナントでの請求処理が必要な場合でも、Microsoft Customer Agreement の課金アカウントは多くの一般的なシナリオに対応しています。移行の前に、ご自身のニーズが満たされるかどうか確認することをお勧めします。
請求とクレジットに関する変更
- 既定の支払い形態が、クレジット カードから請求書払いに変更されます。50,000 米ドル以下の請求書については、今後も、毎月手動でクレジット カード決済にすることが可能です。
- 請求書の発行日が毎月 5 日になります。
- Microsoft Customer Agreement は、現時点でサブスクリプションを通じたクレジットに対応していないため、Visual Studioやスポンサー プランのクレジットを持っていても、それを使用することはできません。
今後もお客様に適した購入オプションを提供して、Azure の購入ニーズにお応えできるよう尽力していきます。
詳細については、Microsoft Customer Agreement のドキュメントをご覧ください。