政府機関パートナー プログラムに関する変更点
2021 年 2 月 19 日
マイクロソフトは、デジタル トランスフォーメーションのあらゆる段階にある組織のお客様をサポートいたします。そのために、テクノロジだけでなく、コンプライアンスに関してもお客様と社会的なニーズに合わせ新しい契約形態が提供され、これまでの購入オプションは廃止されます。
マイクロソフトの「業務遂行基準」 (Standards of Business Conduct) では、民間企業のお客様、政府機関のお客様、株主、パートナー様、代理事業者との間で互いに信頼関係の構築と維持に努めることが求められています。
このため、弊社では、実施または予定されている取引や商談について、お客様やパートナー様、マイクロソフトにコンプライアンス上のまたは法的なリスクが増大してしまう要因がないか、定期的にモニターさせていただいております。その一環として、マイクロソフト製品・サービスに関するお客様との間の使用許諾契約 (以下「使用許諾契約」といいます) についても、2022 年 4 月以降の契約より、マイクロソフトとお客様の間で直接締結させていただけるようお願いすることとなりました。
そのため、これまで使用許諾契約についても政府機関パートナー様 (GP) とお客様との間で締結いただくプログラムであった「政府機関パートナー プログラム (政府機関パートナー向けエンタープライズ契約 (EA for GP)、政府機関パートナー向けエンタープライズサブスクリプション契約 (ESA for GP)、及び政府機関パートナー向けセレクトプラス契約 (Select Plus for GP) )」が、2022 年 3 月末日をもって終了することになりました。同プログラムの終了後は、エンタープライズ契約 (EA)、エンタープライズサブスクリプション契約 (ESA)、マイクロソフト製品/サービス契約 (MPSA)、セレクトプラス (Select Plus)、Cloud Solution Provider (CSP) 商流等をご利用いただく必要があります。
既存の政府機関パートナー プログラムでは、ソフトウェア ライセンス、ソフトウェア アシュアランス、オンライン サービスを契約満了までは引き続き購入することができます。2022 年 4 月 1 日以降は、法人のお客様が政府機関パートナー プログラムを新規締結または契約更新することはできなくなります。
よく寄せられる質問
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使用許諾契約について、お客様にはマイクロソフトとの間で契約を締結させていただく必要があります。お客様が入札を行う場合には、通常パートナー様が落札されることになると思われますが、お客様においては落札企業ではないマイクロソフトとの間での契約を行っていただくことになります。詳しくはパートナー様にお問い合わせください。
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現在のライセンス パートナーにお問い合わせください。今回の変更についてパートナーがサポートいたします。
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マイクロソフトでは、デジタル トランスフォーメーションのあらゆる段階にある組織のお客様をサポートすると同時に、常に透明性とコンプライアンスの向上に取り組んでいます。パートナーを通じてライセンスやソリューションをご提供することについてもマイクロソフトのオファーについてより透明性を向上させるため、これまでお客様とガバメント パートナー、ガバメント パートナーとマイクロソフトという二段階に別れていたマイクロソフトのソフトウェア/オンラインサービスの使用許諾契約形態から、マイクロソフトとお客様の直接の契約形態へと変更することになります。そのため、ガバメント パートナー プログラムの提供を終了することとなりました。
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政府機関パートナー向けエンタープライズ契約及び政府機関パートナー向けセレクトプラスライセンスプログラムが含まれます。
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これまでガバメント パートナー プログラムをご利用いただいていた全てのお客様に影響があります。
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2022 年 3 月 31 日にガバメント パートナー プログラムが終了し、4 月 1 日以降はガバメント パートナー プログラムに基づく新規の契約ができなくなります。
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現在のガバメント パートナー プログラムで提供されているすべてのサービス、製品、オファーは、引き続き 2022 年 3 月 31 日までご利用いただけます。今後の購入について計画する場合は、お客様のオプションについて、現在ソフトウェア ライセンスを購入しているパートナーにお問い合わせください。新規ライセンスやオンライン サービス サブスクリプションを購入するための最適な手順を判断できるように、パートナーがお手伝いいたします。
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当該契約の有効期限までは、ガバメント パートナー プログラムに基づきご使用中のソフトウェアやサービスを変わらずご利用いただけます。契約の有効期限満了後は、永続的ライセンスを取得いただいているものを除き、ガバメント パートナー プログラムに基づいてご使用いただいていたソフトウェアやサービスをご使用いただけなくなります。
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エンタープライズ契約、セレクトプラス契約、マイクロソフト製品/サービス契約 (MPSA)、Microsoft Customer Agreement (Cloud Solution Provider (CSP) 経由) をご利用いただけます。
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エンタープライズ契約においては、マイクロソフトのソフトウェアやオンラインサービスの使用許諾に関して、お客様とマイクロソフトとの間で直接使用許諾契約を締結させて頂くことになります。
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現在のライセンス パートナーにお問い合わせください。今回の変更についてパートナーがサポートいたします。
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事業者登録は必要ないと考えております。政府機関・地方自治体等のお客様の調達について入札し、納入業者となるのはマイクロソフトのパートナー会社等であり、マイクロソフト自体は入札に参加いたしません。お客様とマイクロソフトとの契約はソフトウェアやオンラインサービスに関する使用許諾契約のみであり、お客様からマイクロソフトに対する直接の支払いも発生しないからです。
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Microsoft Customer Agreement を締結いただきマイクロソフトの Cloud Solution Provider を通じてのクラウド製品およびサービスおよびほとんどの永続的ソフトウェアライセンスを使用いただけるものです。詳しくは CSP パートナー様にお伺いください。
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お客様とマイクロソフト (マイクロソフトのライセンスを管理している、マイクロソフトのアイルランド法人) との間の二者間契約になります。