新しい Microsoft 365 SKU for Frontline Workers
2020 年 3 月 19 日
このたびマイクロソフトは、現場の最前線で働く従業員の皆様に向けた新たな Microsoft 365 プランを発表します。このプランをご利用いただくことで、現場で働く従業員の皆様がオフィスにいる従業員とスムーズにやり取りできるようになります。従来からある技術的な課題を解消すると共に、現場担当者が最高のパフォーマンスを発揮するために必要なツール、リソース、専門知識にすぐにアクセスできるようにすることができます。
現在、企業各社は社内のあらゆるレベルでデジタル トランスフォーメーションの取り組みを進めています。中でも従業員のエクスペリエンス向上が重視されており、現場担当者に向けても、直観的に操作できる安全なアプリを提供する動きが見られています。現場の従業員が生産性を維持しながら、関係者と簡単にコミュニケーションを取ることができ、セルフサービスのサポートを利用できるサービスを提供することに力が注がれています。
マイクロソフトは、あらゆる規模の企業の従業員の皆様がより効率的に作業をこなし、目の前の問題を解決し、1 つの目標に向かって共同で作業できるようにするために、独自の方法で支援を行っています。
Microsoft 365 Licensing for Frontline Workers ライセンスの変更点
このたびマイクロソフトは、現場の最前線で働く従業員の皆様向けの新しい Microsoft 365 ライセンス プランと、既存のプランへの追加サービスを発表します。この新しいプランは、Microsoft 365 SKU のラインアップを拡張したもので、従来から提供されていた現場担当者向けのプランがベースとなっています。法人向けオファーの一貫性を維持するために、この新しいプランは「Microsoft 365 F1」という名称を引き継ぎ、現行の Microsoft 365 F1 プランは「Microsoft 365 F3 プラン」に名称変更されます。
Microsoft 365 F1 (新規): 2020 年 4 月 1 日から新たに提供され、現場担当者の安全なコネクテッド エクスペリエンスの土台としてご利用いただけます。このプランには、Microsoft Teams、SharePoint、Yammer、Stream、Enterprise Security + Management が含まれ、1 ユーザーあたり月額 4 ドルの料金が発生します。
Microsoft 365 F3 (更新): これまで「Microsoft 365 F1」として提供されていたプランで、2020 年 4 月 1 日から「Microsoft 365 F3」に名称変更されます。このプランには、新しい Microsoft 365 F1 プランのすべての機能に加えて、従業員の生産性とイノベーションを強化する追加の機能が含まれます。1 ユーザーあたり月額 10 ドルの料金が発生します。
さらにマイクロソフトは、安全な環境でいつでもつながることができる真にコネクテッドな企業を実現するために、すべての Frontline Worker プラン (Microsoft 365 F1、Office 365 F3、Microsoft 365 F3) に、音声/ビデオ機能、会議、トランシーバーといった Microsoft Teams の機能と、強化された ID およびアクセス管理機能を追加しました (英語)。
新しい Frontline Worker プランの最新情報は、詳細を確認する をご確認ください。
新しい Frontline Worker プランのリリース スケジュール
新しい Microsoft 365 F1 プランは、2020 年 4 月 1 日から提供が開始されます。既存の Microsoft 365 F1 (および Office 365 F1) プランは、2020 年 4 月 1 日から正式に「Microsoft 365 F3 (および Office 365 F1)」に名称変更されます。既存のお客様には、管理者メッセージ センターまたはマイクロソフト パートナー様から、これらの新しいプランに関するメッセージが届く予定です。
この取り組みは、地球上のすべての人とすべての組織がより多くのことを達成できるようにするという、マイクロソフトが長期にわたって続けていく支援の段階の 1 つに過ぎません。マイクロソフトは、今日の働く環境や組織のあらゆるタイプの従業員の皆様に役立つツールやエクスペリエンスを構築することを目指しています。今後も引き続きお客様と協力しながら、現場の最前線で働く皆様にとって便利な機能やエクスペリエンスを生み出していきます。そして、皆様の作業がさらに簡素化され、共同で作業でき、生産性を向上できる革新的な機能を提供していきます。
新しい Microsoft 365 F1 は、米国政府のクラウド環境(GCC、GCC High、DOD など)ではまだ使用できません。 これらの詳細については、www.microsoft365.com/roadmap の公開ロードマップに掲載されます。