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ライセンス

公的機関のお客様向けの変更について

Open License プログラムに関する、2 番目の記事をお届けします。

公的機関のお客様向け Microsoft Open License プログラムの変更点

この記事では、マイクロソフトが新しいコマース エクスペリエンスを通じて公的機関のお客様のライセンス取得をどのように簡素化しようとしているのかをご説明します。

2021 年 7 月 1 日

更新: Open Value プログラムには、教育機関や非営利団体向けのオファーが含まれるようになりました。 Open Value プログラムの詳細をご覧ください。

2020 年 12 月 17 日

2020 年 9 月の記事では、マイクロソフトが提供する新しいコマース エクスペリエンスに関する新たなステップについてお伝えしました。それは、この新しいコマース エクスペリエンスを通じて提供する新たなオファーによってお客様のデジタル トランスフォーメーションを支援していくこと、そして、それに伴い、もはやお客様のニーズを満たさなくなった購入オプションを廃止することです。これらは一般企業のお客様のみを対象としていましたが、本日は、公的機関 (教育機関、公共機関、非営利団体) のお客様に影響する変更についてご連絡いたします。
 

主な変更点

1. 永続ソフトウェア ライセンス

マイクロソフトは、ライセンス取得の簡素化に向けた大きな一歩として、新しいコマース エクスペリエンスによる永続ソフトウェア ライセンスの購入を、パートナー向けの Cloud Solution Provider プログラムに導入します。2021 年 7 月を目標に、Cloud Solution Provider プログラムに登録されているすべてのパートナーは、公共機関、教育機関、非営利団体のお客様に対して、オンプレミスでの展開を目的とした永続ソフトウェア ライセンス (ソフトウェア アシュアランスなし) を販売できるようになります。

なお、ソフトウェア ライセンスの販売は、2021 年 1 月には一般企業のお客様向けに開始されます。
現時点で既に、公的機関のお客様が Open Value から購入できるもの 今後、公的機関のお客様が Open Value から購入できるようになるもの
  • Government Community Cloud のオンライン サービス (U.S. only)
  • 教育機関向けオンライン サービス

  • 非営利団体向けオンライン サービス

  • 一般企業向けソフトウェア ライセンス

  • 公共機関向けソフトウェア ライセンス
  • 教育機関向けソフトウェア ライセンス
  • 非営利団体向けソフトウェア ライセンス

2. Open License プログラムの変更点

2022 年 1 月 1 日以降、一般企業、公共機関、教育機関、非営利団体のお客様は、Open License プログラムを通じてソフトウェア ライセンス、ソフトウェア アシュアランス、オンライン サービスを新規購入または更新することができなくなります。新しいライセンスのみの購入は、Cloud Solution Provider プログラムのパートナーを通じて取引していただく必要があります。2021 年 12 月 31 日までは、引き続き Open License プログラムを通じてソフトウェア ライセンス、ソフトウェア アシュアランス、オンライン サービスの新規購入や更新を行うことができます。

3. 教育機関および非営利団体向け Open Value

Open License プログラムへの変更に伴い、対象の教育機関と非営利団体のお客様向けに、ソフトウェア ライセンスとソフトウェア アシュアランスのオファーを Open Value プログラムに追加します。これにより、Open License プログラムと同様のオファーが提供されます。ソフトウェア アシュアランス付きのライセンスやオンライン サービスを引き続き新規で購入したいと考える教育機関と非営利団体のお客様は、2021 年 7 月から Open Value プログラムを通じて購入できるようになります。

公共機関のお客様は既に Open Value から購入できます。
現時点で既に、公的機関のお客様が Open Value から購入できるもの 今後、公的機関のお客様が Open Value から購入できるようになるもの
  • 公共機関向けのライセンスとサブスクリプション
     
    • ライセンスとソフトウェア アシュアランス

    • ソフトウェア アシュアランスの更新

    • オンライン サービス

  • 教育機関と非営利団体向けのライセンスとサブスクリプション
     
    • ライセンスとソフトウェア アシュアランス

    • ソフトウェア アシュアランスの更新

    • オンライン サービス

ソフトウェア ライセンスとオンライン サービスのオプション

2022 年 1 月 1 日以降に更新または新規購入する場合のオプションは以下のとおりです。

  • 永続ソフトウェア ライセンスのみ (ソフトウェア アシュアランスなし) を購入しており、今後も継続したい場合:  
    1. Cloud Solution Provider プログラムに参加している認定パートナーから永続ソフトウェア ライセンスを購入してください。これらのパートナーは、お客様がオンライン サービスを評価し、付加価値ソリューションを探している場合にガイダンスを提供するほか、ソフトウェア ライセンスとクラウド サービスのハイブリッド使用のニーズに対応するために必要な柔軟性を提供します。ソフトウェア リセラーに問い合わせて、Cloud Solution Provider であるかどうかを確認するか、こちらからパートナーを検索してください。  
    2. それ以外のオプションについては、現在のライセンス パートナーにお問い合わせください。
  • Open License プログラムを通じてソフトウェア アシュアランスを保有している場合:  
    1. ソフトウェア アシュアランスの条件 (特典を含む) は、2021 年 12 月 31 日以降も有効期限が切れるまで引き続き有効です。
    2. ソフトウェア アシュアランスを含む今後の購入には、Microsoft Open Value プログラムをお勧めします。現在は公共機関のお客様向けに提供されていますが、2021 年 7 月に教育機関と非営利団体のお客様も利用可能になります。
    3. Microsoft Open Value Subscription* プログラムでは、永続ソフトウェア ライセンスは提供されませんが、このサブスクリプションは低コストで、契約期間中にソフトウェアを使用する権利が付与され、ソフトウェア アシュアランスも含まれます。
  • Open License プログラムを通じてオンライン サービスを購入している場合:
    1. 未使用のオンライン サービス トークンは、トークンの購入から 5 年以内であれば、2021 年 12 月 31 日以降も割り当てて使用できます。
    2. オンライン サービス サブスクリプションを追加で購入する場合は、Cloud Solution Provider プログラムのパートナーを通じてオンライン サービス サブスクリプションを購入してください。Open Value プログラムまたは Open Value Subscription* プログラム、あるいは Microsoft ストアから、オンライン サービス トークンを購入することも可能です。Open Value プログラムを通じた購入は、現在は公共機関のお客様が可能ですが、2021 年 7 月に教育機関と非営利団体のお客様も可能になります。

*非営利団体向けの価格設定は Open Value Subscription にはありません。

主なスケジュール
サービス Open Value でのソフトウェア ライセンスの提供 Cloud Solution Provider からのソフトウェア ライセンスの提供 Open License で購入/更新できる最終日

公共機関

提供中
2021 年 7 月
2021 年 12 月 31 日

教育機関

2021 年 7 月
2021 年 7 月
2021 年 12 月 31 日

非営利団体

2021 年 7 月
2021 年 7 月
2021 年 12 月 31 日

クラウド サービスの評価を行っている場合や、付加価値のあるソリューションをお探しの場合は、信頼できる認定パートナーから説明を受けていただくことも可能です。保有するライセンスのソフトウェア アシュアランスを継続したい場合は、既存の方法である Open Value プログラムをご利用ください。どのようなオプションが最適であるかは、パートナーとご相談ください。
 

よく寄せられる質問

  • 現在の Open License プログラムで提供されているすべてのサービス、製品、オファーは、引き続き 2022 年 1 月 1 日までご利用いただけます。今後の購入について計画する場合は、お客様のオプションについて、現在ソフトウェア ライセンスを購入しているパートナーにお問い合わせください。新規ライセンスやオンライン サービス サブスクリプションを購入するための最適な手順を判断できるように、パートナーがお手伝いいたします。

     

    こちらからマイクロソフト パートナーを検索できます。

  •  

    2022 年 1 月 1 日以降に有効期限が切れるソフトウェア アシュアランスは、その有効期限が切れるまで有効です。

    未使用のオンライン サービス トークンは、トークンの購入から 5 年以内であれば、2021 年 12 月 31 日以降も割り当てて使用できます。

     

  • 2022 年 1 月までは、引き続き Open License プログラムを通じてソフトウェア ライセンスを購入できます。それ以降で、Cloud Solution Provider プログラムのパートナーから購入するオプションが適切ではない場合、Open Value プログラムを通じて購入することができます。また、最小購入要件を満たしていれば、マイクロソフト製品/サービス契約や Enterprise Agreement など、別のボリューム ライセンス プログラムから購入していただくことも可能です。

  • 公共機関のお客様が Open License を使用して、Framework Agreement または価格カードを通じて購入し、そのライセンスの有効期限が 2022 年 1 月 1 日以降に切れる場合、マイクロソフトまたはパートナーの営業チームに連絡して、今後の購入オプションについてご相談ください。

  •  

    お客様の地域の資格要件は、以下のリンクからご確認いただけます。

    教育ユーザーの資格要件

    公共機関の資格要件

    非営利団体の資格要件

     

  •  

    非営利団体のお客様には、Open Value と Enterprise Agreement のオプションが提供される予定です。

    非営利団体のお客様向けのマイクロソフト サポートの詳細については、こちらをご覧ください。

     

  • 現在のライセンス パートナーにお問い合わせください。今回の変更についてパートナーがサポートいたします。