Microsoft 365 と Enterprise Mobility + Security

本日、ワシントン DC で開かれた Microsoft Inspire で、Microsoft は Microsoft 365 を発表しました。これは Office 365、Windows 10、Enterprise Mobility + Security (EMS) を含む新しい法人向けサービスです。Microsoft 365 は、安全に仕事ができる環境を作り、従業員の力となります。

あらゆる規模の組織のニーズに応えるため、大企業のお客様向けとして Microsoft 365 Enterprise、中小企業のお客様向けとして Microsoft 365 Business をご用意しました。これによって生産性とセキュリティの包括的な機能を利用しつつ、IT の運用と管理を簡素化できます。

その一部として、EMS はユーザー、デバイス、アプリ、データ全般を保護し、Office 365 および Windows 10 と連携して動作するように設計されており、ユーザー エクスペリエンスを損なうことなくセキュリティを保ちます。また、EMS は数千もの SaaS アプリケーションやオンプレミス アプリの保護と管理、iOS および Android デバイス上のデータの保護も行います。つい先日、私たちは、IT の管理機能を 1 つの使いやすいコンソールに統合しました。これらすべての機能を集めることで、組織のデジタル トランスフォーメーションを支えるインテリジェントなセキュリティ ソリューションが実現します。

EMS が利用可能になってからの 3 年の間に、46,000 を超える組織が EMS を採用し、インストール ベースは 12 四半期連続で前年比プラスを達成しています。これらのお客様は、働き方に関する新しい文化に進む道を確かなものとするために、EMS を選びました。

米国で最大規模の認定済み公共会計およびビジネス アドバイザリー会社である Plante Moran は、生産性とセキュリティのために EMS を選びました。

「弊社ではモバイルのメール アクセスを管理、保護するために Good for Enterprise を使用していましたが、これはメールを管理するだけで、デバイスは対象外でした。」と、Plante Moran でエンド ユーザー向けシステムの管理者を務める Sean Bulger 氏は説明します。「私たちが必要としていたのは、それ以上のものです。担当者がメールだけでなくあらゆる種類の情報に、場所やデバイスを問わずにアクセスでき、高度なセキュリティも維持される環境です。」

G&J Pepsi-Cola Bottlers は、EMS を使用してデバイスを一元的に管理、保護し、また、拡張を続けるオンプレミスとクラウドベースのアプリケーションおよびサービスのポートフォリオの管理、保護にも EMS を使用しています。

「ADP (給与サービス)、Oracle、Meraki、そして利用中のすべての SaaS ソリューションでシングル サインオンが利用できるようにする必要がありました。また、モバイル デバイスを保護し、それらのデバイスにアプリケーションを展開することも必要でした。そこで、業務の運用方法を根本的に変革したのです。」
Eric McKinney 氏 (Cloud Services Manager、G&J)

製造業の世界的企業である Gränges は、研究開発をその地位の拠り所としており、データの安全性は高い重要度を持っています。このスウェーデンの製造会社が Microsoft Enterprise Mobility + Security (EMS) を選んだ理由はその点にあります。

「アクセスが許されない人間から情報が隔離されているとわかっていると、夜も安心して過ごせます。外部に漏らしてはいけない業務上の重要データが守られていると確信できることが重要です。」
Bilal Chebaro 氏、最高情報責任者、Gränges

今週、ワシントン DC で Microsoft Inspire に参加される場合は、ぜひ私たちのセッションかブースをご覧ください。