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Microsoft 365
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働く人すべてに Microsoft 365 を

今回は、Bryan Goode (General Manager for Office 365) の記事をご紹介します。

9 月の Microsoft Ignite で、Microsoft は、デジタル時代の Firstline Worker を支援するための新しいビジョンと共に Microsoft 365 F1 を発表しました。Microsoft 365 F1 は、Office 365、Windows 10、Enterprise Mobility + Security を統合した新しいプランで、すべての従業員を支援するための包括的でインテリジェントなソリューションを提供します。

企業が従業員にモダン ワークプレイスを提供するには、彼らの新たなニーズに応えるだけでなく、各地に分散する人員をつなぐ必要があります。さらに、従業員全員が、顧客の問題やビジネス上の課題の解決に向けて、創造、イノベーション、共同作業に取り組むために使用できるツールも提供する必要があります。最新のワークプレースを実現できれば、従業員が最大限の能力を発揮でき、イノベーションと行動の文化が創出され、経営陣から Firstline Workforce に至るまで、従業員全員が生産性を向上できます。

世界中の労働者の多くが、Firstline Worker です。その数は全世界で 20 億に上り、窓口や電話口、病院、工場、作業現場などで働いています。多くの場合、Firstline Worker は、顧客と最初に接し、会社のブランドを代表し、製品やサービスの実状を最初に目にする人々です。世界の巨大産業の多くを支えているのはこうした人々であり、企業がどんなに高い目標を掲げても、その存在がなければ目標達成は不可能です。

Microsoft は、直観的で、イマーシブかつ強力なエクスペリエンスを Firstline Worker に提供することが、テクノロジ業界の 1 つのビジネス チャンスであると考えおり、Microsoft 365、Dynamics 365、Microsoft IoT、Microsoft AI、Microsoft HoloLens、Windows Mixed Reality エコシステムなど、さまざまな企業向け製品により、独自の立場から、企業が Firstline Workforce の潜在能力を引き出すのを支援します。

Microsoft にとって、Microsoft 365 F1 の導入は、働く人々すべてをテクノロジで支援することにより、Firstline Workforce のデジタル変革を実現するという Microsoft のビジョンを前進させる大きな一歩となります。

Firstline Worker のエクスペリエンスに変革をもたらす

Microsoft 365 F1 には、あらゆる従業員がアイデアを形にできる機能やツールが含まれています。会社側との意見交換会をブロードキャストする Skype 会議ブロードキャストや Yammer で、文化やコミュニティを育てることにより、従業員が成功事例を見つけて全社で共有します。

Microsoft 365 F1 では、従業員のトレーニングとスキル向上も簡単になります。Microsoft Stream を使用すると、役割に応じた動的なコンテンツやビデオを共有できます。また、SharePoint を使用して、新人研修やトレーニングの資料を簡単に配信でき、社内の知識を安全な場所に集めて一元管理することができます。

Firstline Worker が 1 日の業務を管理するために専用アプリ Microsoft StaffHub や、毎日の活動を自動化できる Microsoft PowerApps と Microsoft Flow を活用すると、最前線の現場の生産性を高め、ビジネス プロセスをデジタル化できます。今回の Ignite で、StaffHub に、従業員が出退勤の時刻を記録する機能やタスクを追跡する機能などを新たに追加することも発表されました。また、チームワークを実現するためのハブである Microsoft Teams とメッセージング機能の統合、Yammer で社内ニュースを強調表示する機能などにより、従業員は StaffHub でいつでも簡単につながることができます。最後に、一般 API が利用可能になると、StaffHub から要員管理システムやその他のツールにアクセスできるようになります。

Microsoft 365 F1 は、IT 管理を効率化し、コストを最小限に抑えて、あらゆる従業員やエンドポイントのセキュリティを強化します。Azure Active Directory を利用して従業員の ID とアクセスを管理し、Microsoft Intune でデバイスを保護します。さらに、Windows 10 の新機能により、Firstline Worker のエクスペリエンス管理が容易になるほか、Windows Assigned Access 機能を使用してデバイスの用途を 1 つに制限したり、Windows AutoPilot で展開を自動化したりすることができます。

Microsoft は、総保有コストを最小限に抑えるために、Firstline Worker に効率的で安全なデバイスを提供することが重要であると考えています。今回の Ignite では、Windows 10 S を搭載した新しい法人向けデバイスが OEM パートナーの HP、Lenovo、Acer から発売されることも発表されました。価格は 275 ドルからで、クラウドベースの ID 管理のメリットを活用でき、最前線の職場環境に最適なデバイスとなっています。

Firstline Worker の支援というビジネス チャンスは大きな可能性を秘めており、この取り組みはまだ始まったばかりです。

Microsoft のビジョンの詳細については、新しい Firstline Worker のページをご覧ください。Microsoft 365 F1 に含まれる機能については、次の表を参照してください。

– Bryan Goode