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Microsoft 365
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近日開始予定の Microsoft Office LTSC 商用プレビューについて

Microsoft は、クラウドが未来の働き方の原動力になると確信しています。圧倒的に多くのお客様が従業員のためにクラウドを選び、製造現場の最前線に立つ作業員から、外回りのセールス チーム、そして自宅でリモート ワークする従業員に至るまで、働く人々に力を与えています。私たちはクラウドがあらゆる業種で採用されるのを目の当たりにし、これからもクラウドへの投資とイノベーションを続けていきます。そして各地の組織と提携して、新しい働き方の世界のために最高のソリューションを作っていきます。一方で、クラウドの利点が広く受け入れられているにもかかわらず、移行に踏み切れないお客様がいらっしゃることも理解しています。

本日、業務用の共用ワークステーションやデバイスを何か月もの間オフラインにすることが求められる場合でも Microsoft 365 の価値を引き出せるようにする、新しい機能を発表しました。また、これまで 18 か月以上にわたって利用されてきた Microsoft 365 の管理機能についても見直しを行い、新しい機能を発表します。これは、IT 管理者がビジネスを安全に保つとともに、従業員がどこからでも安心して仕事ができるようにするのに役立ちます。併せて、永続版 Office の次期リリースである Microsoft Office Long Term Servicing Channel (LTSC) についても最新情報をお知らせします。Microsoft Office LTSC の商用プレビューを 4 月に開始する予定です。

特定のシナリオのための特別な製品

Office LTSC は、いくつかの限定的な状況のために作られた製品です。具体的には、規制下にあるため何年間も機能更新が許されないデバイスや、製造現場にありインターネットに接続されていないプロセス制御デバイス、および特定の時点の状態を保持する必要があり、長期サービス チャネルを必要とする特殊システムのための製品です。

Office LTSC を使用するお客様の多くは、組織全体でそれを必要としているわけではなく、特定のシナリオ限定であると考えられます。お客様が Office LTSC と Microsoft 365 バージョンの Office の両方を展開する場合も、同じ展開ツールを使用できます。

このリリースについて

このリリースで、Office と Windows が歩調を合わせて同じ限定的シナリオをサポートするようになります。Office LTSC と Windows 10 LTSC のどちらも、引き続き固定ライフサイクル ポリシーの対象となります。どちらの製品もサポート期間は 5 年間で、次期永続版 Office LTSC と Windows 10 LTSC の両方とも本年下半期にリリースされます。

クラウドにアクセスしないため、Office LTSC に含まれるのは Microsoft 365 Apps で得られる価値の一部だけとなり、その基礎となっているのは過去のリリースに含まれていた機能です。新しい Office LTSC の機能としては、アクセシビリティの向上、Excel の動的配列や XLOOKUP などの機能、多数のアプリでのダーク モードのサポート、Word、Excel、Outlook、PowerPoint のパフォーマンスの向上があります。次のバージョンの Office には、Skype for Business のクライアント アプリは付属しませんが、Microsoft ダウンロード センターからダウンロードできます。Microsoft Teams アプリが同梱されるので、必要に応じてお試しいただけます。

対照的に、Microsoft 365 では今後も最新のイノベーションをモダン コラボレーション、高度なセキュリティ、インテリジェントな機能として利用でき、これらは提供可能になると同時にリリースされます。

これまでのリリースと同様に、Office LTSC もデバイス ベースの "永続" ライセンスです。この特別な製品は、特定のシナリオを想定して設計されているものであり、Office Professional Plus、Office Standard、および個々のアプリの価格は一般提供開始時に最大 10% 引き上げとなる予定です。リリース時には必ず、次もあるのかというお問い合わせをいただきますが、次のリリースも将来お届けすることをお約束します。

なお、次のバージョンのオンプレミス版 Visio、Project、Exchange Server、Skype for Business Server、Project Server、SharePoint Server の追加情報についても、今後数か月のうちにお届けする予定です。

コンシューマーと小規模ビジネスのための Office 2021

個人と小規模ビジネス用の Office 2021 についても、本年中にリリースする予定です。Office 2021 も従来の "1 回限りの購入モデル" で 5 年間サポートされます。この製品については、リリース時の価格変更の予定はありません。Office 2021 に含まれる新機能の詳細については、一般提供が近づいたときにお知らせします。

お客様へのお約束

未来の働き方に勢いを与えるには、クラウドのパワーが必要です。クラウドは、私たちが投資する場所であり、イノベーションする場所であり、新しいソリューションを見つける場所です。そのソリューションは、私たち全員が新しい働き方の世界に適応しようとするなかで、組織内のすべての人に力を与えるための手助けをします。しかし同時に、一部のお客様は "時が止まった" シナリオへの対応が必要となることも私たちは認識しており、前述の更新はこのニーズへの対応をお手伝いするという私たちの決意を反映するものです。

FAQ

Q. 次のバージョンの Office に Mac 版はありますか?

A. はい。次のバージョンの Office は商用とコンシューマー向けのどちらについても Windows 版と Mac 版の両方があります。

Q. 次のバージョンの Office に OneNote は含まれますか?

A. はい。次のバージョンの Office には OneNote アプリが同梱されます。

Q. 次のバージョンでは 32 ビットと 64 ビットの両方がサポートされますか?

A. はい。次のバージョンの Office は 32 ビット版と 64 ビット版の両方が提供されます。