クラウドで誕生した Project Server 2016
Project Server 2016 の一般提供が開始されました。プロジェクトとポートフォリオ管理 (PPM) のためのこの製品は、オンプレミス環境のお客様に大きな価値を提供します。
Project Server 2016 の機能の評価をご希望のお客様は、この Web サイトから試用版をダウンロードできます。
Project Server 2016 の価値
Project Server 2016 は、次の分野で力を発揮します。
- 進化したリソース管理 – Project Server 2016 では、プロジェクト マネージャーとリソース マネージャーとの間の新しい相互作用モデルが導入されました。この新機能 “リソース予約” は、リソースとそのリソースの時間を費やすプロジェクトに関する、調整とコミットメントをサポートします。さらに、リソース マネージャーは新機能 “最大利用可能時間と契約のヒートマップ” を利用して、リソースの最大利用可能時間を視覚的に把握し、情報に基づいて割り当てを決めることができます。これらの機能については、最近のブログ記事で詳しく説明しています。
- クラウドに発想を得たパフォーマンスとスケール – エンジニアリングの観点から、Project Server はクラウド サービスに使用されているコードと同一のコードで構築されています。Office 365 での大規模なクラウド サービス運用から学んだことのすべてが、Project Server 2016 の信頼性、スケーラビリティ、パフォーマンスの向上に活かされています。今回のリリースは、Microsoft のクラウド サービスでこれまでに行われてきた機能拡張の集約であり、たとえばスケジューリングの統一やパフォーマンスとスケールの最適化などが含まれています。
- インフラストラクチャの統合 – Project Server 2016 では、すべてのプロジェクト データが SharePoint のデータと一緒に SharePoint コンテンツ データベースに格納されます。Project Web App (PWA) サイトごとに専用のデータベースを維持する必要がなくなるので、SharePoint ファームの管理がシンプルになります。その結果、IT の経費が削減され、バックアップおよび復元の手順も改善されます。
- 容易な展開 – Project Server 2016 インストーラーは、SharePoint Server 2016 Enterprise に完全に統合されています。以前のバージョンのように個別にインストールする必要はありません。
- ユーザー エクスペリエンスの向上 – ブラウザ ベースの PWA ユーザーのお客様向けには、Project Center またはスケジュール ページに複数のタイムラインを追加したり、タイムラインの日付範囲または外観をカスタマイズするなどの新機能を追加する予定です。
詳細については、Project Server 2016 の TechNet ドキュメントをご覧ください。フォーラム、UserVoice、ソーシャル チャンネルから、ご意見ご感想をお寄せください。