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Office 365 ユーザー向けに SharePoint コミュニケーション サイトの提供を開始

Microsoft は、5 月に開催された SharePoint Virtual Summit で、デザイン性に優れたダイナミックな SharePoint コミュニケーション サイトを発表しました。このサイトでは、Web、SharePoint モバイル アプリ、Windows PC、Mac のいずれの画面上でもコンテンツを見栄えよく表示し、社内の幅広いユーザーに情報を届けられます。今回、Office 365 初回リリース プログラムに参加されているお客様を対象に、このサイトの提供を開始いたします。また、今後数か月以内には、全世界の Office 365 ユーザー向けにリリースされる予定です。

瞬時に洗練されたコミュニケーション サイトを作成する

コミュニケーション サイトは、全社的なキャンペーン、週次および月次のレポートや更新情報、製品リリース、イベントなどの情報を通知するのに最適です。コミュニケーション サイトでは、すばやくメッセージを伝達できるよう、サイトやページの構成可能なテンプレートを提供しています。Office 365 の SharePoint ホーム画面で [サイトの作成] をクリックすると、以下の 3 つの初期デザイン オプションから選択できます。

  • トピック: ニュース、イベントなど、共有する情報の量が多いコンテンツに適しています。
  • ショーケース: 写真や画像を使用して、製品、チーム、イベントなどを紹介する場合に適しています。
  • 白紙: 白紙のサイトから、独自のデザインをすばやく簡単に作成できます。

コミュニケーション サイトのデザイン (左から順に): トピック、ショーケース、白紙

情報を掲載するのも簡単です。サイトを新規作成したら、ドラッグ アンド ドロップでページ上の Web パーツの配置を自由に変更して、独自のユース ケースやシナリオを作成できます。ニュースやページには、わかりやすく直観的にメッセージを伝えられる段組みレイアウトがお勧めです。

Office 365 でコミュニケーション サイトを作成する方法、ページを追加する方法、段組みレイアウトを使用する方法をご確認ください。

魅力的な方法で対話型の予定や更新情報を共有する

コミュニケーション サイトでは、メール以外の方法で、更新情報を定期的に作成して共有できます。コミュニケーション サイト内のページは、ドキュメントや動画を埋め込むことができるほか、SharePoint ドキュメント、Power BI レポート、Microsoft Stream の動画、Yammer の会話など、Office 365 からリアルタイムのデータを動的に取り込むことができるため、情報満載のダイナミックなコミュニケーション ページが実現します。また、サイト上に保持されるページは簡単に参照でき、チーム内でメンバーが入れ替わっても、新しいメンバーが既存の情報をすぐに確認できます。

豊富なセクション レイアウトや新しい Web パーツの新機能は、SharePoint チーム サイトでも利用できます。

SharePoint アプリでモバイル デバイスから使用、作成、接続する

あらゆるデバイスから簡単にコミュニケーション サイトにアクセス、参加したり、コンテンツを作成したりできるほか、サイト全体、ページ、ニュース、ナビゲーション、検索機能などがネイティブに表示され、機能的で効果的です。また、ページの閲覧、ニュース記事の作成、Yammer での会話など、すべての操作を直接サイト内で、SharePoint モバイル アプリから行うことができます。

iOS および Android 向け SharePoint モバイル アプリは今すぐダウンロードでき、新機能も数週間以内にご利用いただけるようになります。詳細については、「iOS 用 SharePoint モバイル アプリ」、「Android 向けの SharePoint モバイル アプリ」、「Windows 10 Mobile 向け SharePoint モバイル アプリ」を参照してください。

コミュニケーション サイトでメッセージをさらに効果的に伝える

SharePoint Virtual Summit でご紹介した内容以外にも、コミュニケーション サイトにはメッセージをさらに効果的に伝えるための機能が用意されています。

ホーム ページとサブページを魅力的に見せる

  • 全幅レイアウト: Hero および Image Web パーツは、ページの左右端まで広がるセクション レイアウトに配置できます。これにより最も重要な情報が強調されます。
  • カスタムのヘッダー画像によるタイトル領域の強調: 魅力的なヘッダー画像とタイトルによって、ホーム ページ、ニュース、サブページを視覚的に表現できます。画像の最も重要な部分を指定することで、Web でもモバイル アプリでも、意図したとおりに、見栄えよく表示されます。

状況に応じたやり取りによってリーチ、リテンション、信頼関係を確保する

  • ページのコメント: ニュース記事やページそれぞれに独自のコメント欄を追加できます。Yammer Web パーツを使って、広範なディスカッション シナリオを実現したり、返信先を絞り込むことでページ上の特定のメッセージやコンテンツに閲覧者を引き込んだりできます。つまり、すべてのコミュニケーションをページ内で行うことができます。
  • メールでのニュースの共有: コミュニケーション サイトからメールでニュースを共有するとき、青い文字のリンクだけではなく、そのメールとニュース記事の背景情報がプレビュー表示されます。メールには、サムネイル、件名、説明、送信者からのメッセージ (オプション) が表示されます。

強化された Web パーツでデータ、ドキュメント、情報を動的に取り込み、表示する

  • Power BI と Microsoft Stream: Power BI Web パーツを使用して、対話型レポートを取り込みます。また、Office 365 で社内の動画を一元管理する Microsoft Stream から、動画やチャネルを埋め込みます。現在、Power BI と Microsoft Stream はいずれも一般提供されています。
  • GIF のサポート: ニュース記事やページに Image Web パーツを追加するとき、レイアウトにアニメーション GIF を使用できます。
  • 新しい [すべて表示] ページ: 強調表示されているコンテンツやサイト アクティビティ Web パーツの最初のビューに、すべてのコンテンツを表示しきれない場合、[すべて表示] をクリックすると、ページ全体表示に切り替わり、すべてのコンテンツとアクティビティを確認できます。
  • ニュース Web パーツの更新: 複数のレイアウトを使用してニュースを表示することで、重要な情報をより柔軟に強調できます。既定の Top story レイアウトを使用したり、ニュースを一覧表示したり、並べて表示したりすることができます。

ページやニュースで Web パーツを使用する方法をご確認ください。このページでは、SharePoint Online で利用可能なすべての Web パーツを紹介しています。

今後の予定

今後開催されるイベントに参加して、コミュニケーション サイトの魅力をお確かめください。

  • SharePoint コミュニケーション サイト AMA: 2017 年 6 月 28 日 (水) 午前 9 時から 10 時 (太平洋夏時間)/6 月 29 日 (木) 午前 1 時から 2 時 (日本時間)、Microsoft Tech Community for SharePointSharePoint 専用コミュニティ スペースで SharePoint コミュニケーション サイト AMA で、皆様からのご質問やフィードバックをお待ちしております。ビジネスおよび技術分野のエキスパートを迎え、1 時間にわたって、ユーザーの皆様を中心とした有意義な議論を展開します。
  • Jeff Teper が @SharePoint を担当: 2017 年 7 月 10 日 (月) 午前 9:30 から 10:30 (太平洋夏時間)/7 月 11 日 (火) 午前 1:30 から 2:30 (日本時間)、SharePoint、OneDrive、Office 担当副社長 Jeff Teper が Twitter の @SharePoint アカウントを担当します。Jeff が、皆様からのご質問やフィードバックにメッセージと短い動画でお答えします。
  • お客様と MVP によるライブ パネル Web セミナー: 2017 年 7 月 13 日 (木) 午前 8 時 (太平洋夏時間)/7 月 14 日 (金) 午前 0 時 (日本時間)、コミュニケーション サイトを含む新しいデジタル ワークスペースの計画、実装に関する Shire の成功事例をご紹介します。Shire の従業員と Office 365 MVP の両方の話を聞くことができます。今すぐご登録ください。
  • オンデマンドの Web キャスト: 2017 年 7 月 19 日 (水)、Farren Roper と共に「SharePoint: 従業員との情報共有でコミュニケーションを促進」というビジネス Web キャストをお届けします。こちらからサインアップすると、いち早く通知を受け取ることができます。また事前に、関連する新しい e-Book 『ワークプレイスをつなげる 4 つのヒント』をお読みください。

プロジェクト、リリース、社内キャンペーンなどのライフサイクルを通して、SharePoint イントラネットを活用することで、企画立案から最終製品までをシームレスに進めることができます。機能豊富でダイナミックな SharePoint のユーザー エクスペリエンスで、社内全体にあなたのメッセージを明確に伝えましょう。

– Mark Kashman (SharePoint チーム、シニア プロダクト マネージャー)

 

よく寄せられる質問

Q. コミュニケーション サイトはどのように Office 365 ユーザーに提供される予定ですか。

A. コミュニケーション サイトは、来週中に、初回リリース プログラムに参加されているお客様を対象に提供が開始されます。この限定的なリリースは 2、3 週間以内に終了し、2017 年 8 月末から全世界のお客様への提供が開始される予定です。

Q. SharePoint モバイル アプリでコミュニケーション サイトをネイティブ表示できるようになるのはいつですか。

A. 数日以内には iOS 向け SharePoint モバイル アプリの更新プログラム、数週間以内には Android 向け SharePoint モバイル アプリの更新プログラムを配信する予定です。今すぐインストールして、随時更新してください。

Q. エクストラネットのシナリオでコミュニケーション サイトを外部ユーザーと共有することはできますか。

A. はい。コミュニケーション サイトでは、エクストラネットのユース ケースで外部ユーザーをサポートします。最初に、Office 365 管理で PowerShell からサイト レベルで機能を有効にしておく必要があります。今後、チーム サイトと同様に、管理ユーザー インターフェイスで外部ユーザーとの共有を有効にできるようにしたいと考えています。