Microsoft 365 Blog http://approjects.co.za/?big=ja-jp/microsoft-365/blog/ Sat, 05 Nov 2022 09:07:03 +0000 ja hourly 1 https://wordpress.org/?v=6.6.1 Microsoft Places をご紹介します: 空間を場所に変える http://approjects.co.za/?big=ja-jp/microsoft-365/blog/2022/10/12/introducing-microsoft-places-turn-your-spaces-into-places/ Wed, 12 Oct 2022 16:00:00 +0000 Microsoft Places をご紹介します。この新しいコネクテッド ワークプレイス プラットフォームは、ハイブリッドと対面の仕事の場所を再創造するものです。詳細情報をご覧ください。

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ハイブリッド作業では、それぞれの世界の良いところが得られると期待されています。在宅勤務の気楽さと快適さ、オフィスでの同僚との交流から生まれるつながりとエネルギー、そして自分が望む場所で仕事をする柔軟性と機会です。しかし今日でもなお、この期待の実現を阻む課題が残っています。

Microsoft Places

Microsoft Teams Rooms で Places の作成を始めましょう。

お客様からいつも聞かれる質問があります。それは「オフィスの目的は何か?」です。オフィスの役割が変化したことは明らかです。オフィスが通勤する価値のある場所となるには、従業員にとって十分な理由が必要です。「出勤しろと言われたから」だけではなく。 その理由とは、"お互い" であることが判明しています1。しかし、いつ同僚が来るかを知るのは難しく、あまりにも多くの従業員が "出勤を後悔" を経験しています。つまり、出勤したにもかかわらずオフィスにいるのは自分だけで、その仕事は自宅でもできるものだったというフラストレーションです。さらに事態を困難にしているのは、オフィスに戻り始めた人々にとって、空間が 2019 年からまったく進化していないことです。

一方でリーダーは、従業員の進化する働き方についてのデータとツールを手にしていないため、ポリシーやインフラストラクチャについての意思決定を行うときに、その変更によって物事が良くなるかどうかを知ることができません1。オフィス空間に資金を投じようとしているリーダーは、それが従業員の最高の働き方のために適切かどうかを知っているべきです。

"コネクテッド ワークプレイス" でワークスペースを最適化する

真の柔軟性をサポートするようにワークプレイスを再創造するには、フィジカルとデジタルの相違を乗り越えるためのテクノロジが必要です。そのために、テクノロジ ソリューションの新しいカテゴリが登場しています。それがコネクテッド ワークプレイスです。コネクテッド ワークプレイスは、すべての従業員がそれぞれの最高のアウトカムを達成することを可能にするテクノロジを装備した、モダン ワークプレイスを作るのに役立ちます。そして、モダン ワークプレイスから収集された情報を使用して学習することで、従業員のニーズの変化に合わせて場所を容易に適応させることができます。

「私たちは組織が、もっと物理的資産を活用しながら、もっと従業員の交流を推進するエクスペリエンスを作ることができると考えます。その方法とは、テクノロジを利用して一日の仕事時間を効率化し、従業員のインクルージョンとエクスペリエンスのバランスを取り、手持ち資産の継続的な最適化をサポートするというものです。」

Phil Kirschner 氏 (McKinsey & Company シニア エキスパート)、未来のワークプレイスについて。 

従業員は、自分のニーズに合わせて設計された空間で働くことを望んでいます。実際に、2025 年には組織が 4.4 兆米ドル3の企業不動産市場の最大活用を目的としてワークプレイスにおけるテクノロジ ソリューションに 810 億米ドル2を費やすと予測されています。この市場は、多数の独立したセグメントにわたっています。ワークプレイス エクスペリエンスに対処するものもあれば、占有と空間利用状況についての有益なデータを提供するもの、建物のインフラを支えるもの、空間の設計と建設に貢献するもの、不動産ポートフォリオに関連する戦略的プランニングを案内するものもあります。

Microsoft 働き方トレンド インデックス

レポートを読む 

「"働き方の未来" には必然的に新しいアプローチが伴います。それは、さらに動的で交流を促進する方法で人々が空間とつながり、お互いとつながるのに役立つものです。テクノロジは、個人の働き方を最適化する毎日の意思決定を本人ができるようにするために欠かせない役割を果たします。また、高い俊敏性を持って環境とオペレーションを管理するという目標を持つ組織のためのインサイトがテクノロジによって提供されます。」

Georgia Collins 氏 (CBRE エグゼクティブ マネージング ディレクター)

Microsoft Places をご紹介します

空間 (space) に意義と目的があるとき、そこは場所 (place) になります。それは、人々が集まって、きずなを深め、同じ体験を共有するからです。これによって家 (house) がわが家 (home) になるのであり、オフィスは、そこまで行く価値のあるものとなります。

本日、 Microsoft Places をご紹介します。この新しいコネクテッド ワークプレイス プラットフォームは、ハイブリッドと対面の働き方を再創造するものです。このプラットフォームによって実現するソリューションで、お互いの勤務場所を調整し、インテリジェントなテクノロジを使ってオフィスをモダン化し、ワークプレイスをニーズの変化に合わせて最適化することができます。

Microsoft Places で私たちが目指しているビジョンについて詳しくは、こちらをご覧ください。

Microsoft Places を構成する、これらの各領域を詳しく見ていきましょう。

適切なアウトカムを達成するために勤務場所を調整する

Microsoft Places のハイブリッド スケジューリングでは Outlook と Teams からの共通データ シグナルが活用され、向こう 1 週間の予定を見ることができます。同僚や、密接な共同作業の相手がいつオフィスに来る予定かがわかります。どの日に出勤者が多いかを理解できるので、貴重な対面でのつながりを活用するように自分のスケジュールを調整することができます。インテリジェント予約は、会議の目的と対面/リモートの参加者の比率に応じて、適切なテクノロジを装備した空きスペースを見つけるのに役立ちます。また、通勤時間を最短にするための提案も受け取ることができ、その日の交通状況と会議の予定時刻に基づいて、いつ出発すればよいかを教えてくれる機能もあります。Microsoft Places で、自分の時間配分の優先度を付けると同時に対面でのつながりを最大化することができます。

1 週間の同僚の勤務予定地の表示。
Screens simulated and reflect the vision for the product. Features shown may not be available when the product becomes generally available.

インテリジェントなテクノロジでオフィスをモダン化

テクノロジによって、オフィスでのエクスペリエンスを劇的に向上させることができます。特に、ハイブリッド作業に合わせて作られたのではない場所の場合です。ウェイファインディングを利用すると、正しい会議室を探し回ったりビルの古い掲示に従って迷ったりしたために時間を浪費することはなくなり、代わりに、正しい場所まで道案内するマップにモバイル デバイスでアクセスできます。ホット デスク予約を利用すると、一緒に仕事をしている同僚の席がどこにあるかがわかり、それに合わせて自分のデスクを選ぶことができます。正しい部屋に到着した後は、Microsoft Teams Rooms の考え抜かれた、インクルーシブな機能を活用して、全員が場所を問わず会議に参加できます。きずなを改めて築き、さらに強くするというゴールの下に、Microsoft Places によってセレンディピティ ミートアップも推進されます。これを利用すると、同僚どうしが簡単に即興的なミートアップを作成してオフィス内の他の人と共有することができます。Places を活用すると、全員のニーズに応えるオフィスを作りやすくなります。

即興的なコーヒー ブレーク ミートアップ
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ニーズの変化に合わせて空間とコストを最適化する

物理的な空間をより適切に管理するために、リーダーは空間インサイトを必要とします。たとえば、利用状況データ、エネルギー節約の機会、占有の傾向などです。これらの有益なインプットは、特定の日の空間調整を動的に行うための指針となります。たとえば、ハドル ルームが余っていてコラボレーション ルームはオーバーブッキングが発生している場合に、前者を後者に変更します。また、占有見込みが前もってわかるので、リーダーは空間最適化をさらに進めることができます。つまり、需要が少ない日は利用可能フロアを減らすことによって、光熱費を節約するとともにワークプレイス エクスペリエンスを向上させます。リーダーはまた、手持ちの資産全体について人と場所の傾向を集計することもでき、新しい働き方をサポートする、より柔軟で動的かつ持続可能な場所を作ることができます。

利用率と、提案された改善機会。
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最後に、Microsoft Places はお客様に毎日お使いいただいている Microsoft 365 のソリューション (Outlook、Teams、Viva など) と統合されます。Microsoft Graph 上で提供される豊富なデータが利用されてそのデータがさらに拡充され、人と場所のシグナルが結合されます。これらのデータ資産を統合することによって、ファーストパーティおよびサードパーティのソリューションがさらに拡充され、人々がいつ、どこで、どのように仕事をするかに関連する、お客様の最大の課題に対処することができるようになります。Microsoft Graph と Microsoft Places プラットフォームでのデータ収集はすべて、Microsoft の厳格なプライバシー標準を遵守して行われます。ユーザーはどのデータが収集されるかを知っており、オプトインとオプトアウトができます。また、傾向を示す情報は、個人を特定することなく提示されます。

Microsoft Places の提供開始は 2023 年を予定しています。

パートナーと共に

仕事の場所についての最も切迫した課題を確実に解決するために、Microsoft はコネクテッド ワークプレイス分野の企業と提携しています。Microsoft のパートナー エコシステムは Places プラットフォームと新規および既存のソリューションを基礎として構築され、Microsoft Graph の豊富なデータを利用し、そのデータをさらに拡充します。

私たちは、業界をリードする多数の企業と提携しており、このパートナーシップはコネクテッド ワークプレイス市場のあらゆるセグメント、つまりエクスペリエンス、プラットフォーム、インフラストラクチャ、環境、プランニングにわたっています。

AccentureAccenture logo
AppspaceAppspace logo

Autodesk

Autodeck logo

Avanade

Avanade logo

CBRECBRE logo

Condeco

Condeco logo

EY



Genetec

Genetec logo

HID Global

HID Global logo

Honeywell

Honeywell logo

Host from CBRE

Host from CBRE logo
Johnson Controls

Johnson Controls logo

JLLJLL logo
Kastle

Kastle logo

LenelS2

LenelS2

RightCrowd

RightCrowd logo

Robin



SwiftConnect

SwiftConnect

このパートナーのエコシステムとともに Microsoft Places をご利用いただくと、ワークプレイスに関するお客様のニーズの変化に対処する総合的でインパクトの大きいソリューションを作ることができます。

場所作りを今すぐ始めましょう

空間 (space) を場所 (place) に変えるプロセスは、より良い、よりインクルーシブな従業員エクスペリエンスを作ることから始まります。そして、そのエクスペリエンスからのデータを捕捉して蓄積します。これで、さらなる空間最適化の指針となるインサイトが提供されます。このような理由から、Microsoft Teams Rooms がお客様の組織に最適な出発点といえます。どのオフィスでもハイブリッドを実現するための重要な手段の 1 つであるだけでなく、その使用状況と管理のデータが Microsoft Places で活用されます。

適切なテクノロジがあれば、絶えず進化するニーズに適合するようにオフィスを変革することができます。要望に応える、柔軟で、動的な仕事の場所を作ることによって、そして時間配分の優先度を付けて対面でのつながりを最大化するのに役立つソリューションを提供することによって、Microsoft Places はハイブリッド作業の期待を現実にするための一助となります。


1「ハイブリッドワークは仕事の一形態に過ぎない。私たちは間違っていないか?」、Microsoft Work Trend Index Pulse Report (2022 年 9 月 22 日)

2Microsoft 財務チームの IDC との内部データ

3Microsoft 財務チームの IBISWorld との内部データ


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会合のためのより優れた方法となる Microsoft Teams Premium のご紹介 http://approjects.co.za/?big=ja-jp/microsoft-365/blog/2022/10/12/introducing-microsoft-teams-premium-the-better-way-to-meet/ Wed, 12 Oct 2022 16:00:00 +0000 本日は、Microsoft Teams Premium について発表いたします。Microsoft Teams の慣れ親しんだ一体型のコラボレーション エクスペリエンスを基盤としたこの新しいサービスを利用すると、1 対 1 や大規模な会議、仮想予定、ウェビナーといったあらゆる会合のパーソナライズ、インテリジェンス、安全性が強化されます。

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私達が体験している勤務形態の変化は一生に一度のもので、2019 年に戻ることはありません。ハイブリッド作業は仕事の一形態に過ぎません。つながっているが分散した昨今の従業員が力を発揮できるようにするには、仕事をより簡単かつ柔軟にするテクノロジが必要です。

仮想およびハイブリッド会議は、仕事で費やす時間の大部分を占め続けています。そのため、すべての高度な会議機能が組み合わさっていて、会議文化が次のレベルに進み、より少ない労力でより多くの成果を得ることができる統合ソリューションがこれまで以上にリーダーに必要です。

本日は、Microsoft Teams Premium について発表いたします。Microsoft Teams の慣れ親しんだ一体型のコラボレーション エクスペリエンスを基盤としたこの新しいサービスを利用すると、1 対 1 や大規模な会議、仮想予定、ウェビナーといったあらゆる会合のパーソナライズ、インテリジェンス、安全性が強化されます。つながっていないエクスペリエンスとポイント製品やアドオンのコストとは異なって、Teams Premium なら必要なすべてのものが単一の低価格で利用できます。1

パーソナライズ: ニーズに合った会議を簡単に作成する

会議は画一的なものではありません。 内密の会議のためにコーヒー ショップに行ったり、1 対 1 の会議のために公会堂に行ったりしません。現在では、オンライン会議のスケジュールを設定する場合、既定の設定をただ使用しています。なぜなら、会議のオプションを掘り下げることは一日の貴重な時間を割くことになるからです。

Teams Premium のまったく新しい会議ガイドは、会議に適したエクスペリエンスを自動的に作るのに役立ちます。ガイドは IT 管理者が簡単にカスタマイズおよび管理できます。クライアントとの通話、ブレーンストーミングの会議、ヘルプ デスクの通話といった会議ガイドを選択すると、オプションがすでに設定されているので、会議を適切なものにするための時間と思考プロセスを削減できます。さらに、ガイドによって会社のベスト プラクティスとポリシーに従った会議になるので、リーダーは安心できます。

Teams の予定表で、ユーザーが [+ 新しい会議] をクリックし、[Meeting guides] (会議ガイド) にポインタを合わせて、[Client call] (クライアント通話) を選択しています。
Meeting guides make it easy to automate the set-up for a new meeting.

オフィス、名刺、デスクにあるお気に入りの記念品は、すべて会社のブランドを体現しています。仮想的なつながりもそうするべきではないでしょうか。Teams Premium を利用すると、ブランドの価値を損なうことがないように、カスタマイズされた会議のブランド化をミーティング ロビーに取り入れて、カスタムの背景と Together モードを作ることができます。これらは、従業員が利用でき、IT 管理者が管理します。

Teams 会議前の参加画面に、VA のカスタム ロゴ、緑色のカスタム ブランド イメージ、緑色のブランド化されたボタンがあります。
Infuse your brand into every meeting, including a custom-branded meeting lobby.

インテリジェント: AI 搭載の会議によって大事なことに集中する

私達は多くの時間を会議に費やしています。それらは本当に生産的でしょうか。辞退をしたいが内情を把握しておくためにだけ聞く必要がある月曜午前の会議を全員が経験しています。そして正直なところ、全員がどのみち並行して複数のタスクをこなしているでしょう。あるいは、仕事に集中したり、緊急の対処を必要とする仕事の問題を解消したりするために会議を休む決断をする場合もあるかもしれません。しかし、結局はレコーディングとトランスクリプトを調べて自分に関連する内容を探すことになります。そのためにはどうするでしょうか。勤務時間外にさらに別の会議を設定して最新のダウンロードを取得します。より良い方法があるはずです。

Teams プレミアムの最新情報をご確認ください

最新情報にサインアップ 

Teams Premium のインテリジェント要約なら、出席 (および欠席) した会議をより生産的で影響力の強いものにするために AI の力を利用できます。まず、インテリジェント要約では AI を利用して実施項目と担当者が提示されるので、フォローアップを見落とすことがありません。すべての会議に仮想アシスタントが出席するようなものです。

会議後に、自分の名前が言及されたとき、画面が共有されたとき、会議を途中退席したときなどの、自動的に生成されたチャプターと分析情報を含むよりスマートなレコーディングがインテリジェント要約によって作成されるので、重要な時点を見つけて短時間で確認するのに役立ちます。

検索もよりスマートになり、密接に仕事をしている相手に基づいてパーソナライズされた発言者が提示されるので、最も関心があるかもしれない人のトランスクリプトをすばやく検索できます。

インテリジェント要約によって、パーソナライズされた会議のハイライトが提供されるので、最も大事なことに集中できます。

オンライン会議によって、かつてないほど多くの人がつながることができます。現在、Teams 会議では発言者に関連付けされたライブ キャプションと文字起こしによって、だれが何を発言しているのかを簡単に追うことができます。しかし、同じ言語を話さない人々に対して発表を行う場合、どのようにすれば会話が確実にシームレスなものになるでしょうか。キャプションのライブ翻訳を利用すると、AI 搭載のリアルタイム翻訳が 40 種類の口語言語で提供されるので、会議の参加者はそれぞれの言語でキャプションを読むことができます。開催者が Teams Premium を使用している場合は、会議の出席者全員が翻訳されたライブ キャプションを利用できます。これにより、グローバルな会議において言葉の壁を取り除き、通話を生産的かつ容易なものにすることができます。

キャプションのライブ翻訳によって、会議中の言葉の壁を低減できます。

安全: 内密の会議を機密のままにする

新しい会議を設定する必要がある場合は、シンプルに新しい Teams 会議を作成して招待を送っていませんか。しかし実際は、会議によっては業務上機密の情報が含まれていて、画面で共有されたり、会話で取り上げられたりします。役員会議、財務に関する話し合い、未公開の製品発表のレビューなどは、内容を確実に保護し続けるためにセキュリティの強化が必要となり得る例です。

Teams Premium の高度な会議保護を利用すると、内密の会議を安全に守れるようになりました。漏洩を抑止するウォーターマークやレコーディングができる人を限定するといった新しい会議のオプションによって、話し合いを内密にし続けるための追加の保護が提供されます。また、最も高度なセキュリティを必要とする Microsoft 365 E5 のお客様の場合は、既存の Microsoft Purview 情報保護の秘密度ラベルを活用して関連する会議のオプションを自動的に適用できます。これにより、保護された会議の設定がさらに簡単になります。Microsoft 365 全体で機密データを保護するためにすでに使用している使い慣れた秘密度ラベルの 1 つを選ぶだけで、あとはオートメーションによって行われます。コンプライアンス管理者は、既存のラベルをセキュリティ/コンプライアンス センターで編集して、ラベルが会議で使用されたときに、適用する必要がある会議のオプションが強制されるようにすることができます。

Teams 会議で、だれかが青色の PowerPoint のスライドを提示していて、スライドと出席者のビデオ フィードの上にはメール アドレスのウォーターマークが入っています。会議が “極秘/部外秘” で、会議がエンドツーエンドの暗号化で検証されていることを示すポップアップがあります。
Easily watermark content and speakers during a meeting, and automatically apply relevant Teams meeting options based on sensitivity labels.

あらゆる会議のためのシンプルな 1 つのサービス

複数の会議ツールの管理、使用、支払いはどのくらいの頻度でしょうか。Teams Premium では Teams の慣れ親しんだエクスペリエンスも拡張されていて、顧客とより深く関わるのに役立つため、より少ない労力でより多くの成果を得ることができます。

Microsoft Teams Premium

プレビューと一般提供を含む最新情報をご確認ください。

高度な仮想予定

顧客、クライアント、患者と仮想的につながることは、必要に駆られて始まった可能性がありますが、今では新しい方法で顧客と関わりを持ってビジネスを成長させる機会になっています。

Microsoft 365 および Office 365 製品で現在利用できる仮想予定機能によって、従業員は予定のスケジュールを簡単に設定でき、顧客はモバイル ブラウザーで参加でき、アプリをダウンロードする必要がありません。そして Teams Premium を利用すると、エンドツーエンドの予定エクスペリエンスを管理するための高度な仮想予定が提供されます。

クライアントを満足させる

出席者は、仮想会議に正常に参加するための技術的なノウハウを持っていなかったり、ログインの問題に直面したりする場合があります。言うまでもなく、予定への参加をそもそも忘れることもあります。Teams Premium なら、顧客が Teams をダウンロードせずに、モバイル デバイスで SMS のリマインダーを受け取ってブランド化されたカスタム仮想予定に参加できるシームレスな顧客エクスペリエンスを実現できます。

スマートフォンで、顧客が SMS の通知を見て、クリックしてモバイル ブラウザーで仮想予定のカスタム待合室に参加し、販売担当者からのチャットを見て返信して、仮想予定が始まります。 その後、この女性はフォローアップのアンケートを含むメールを受信します。
Customers receive an SMS notification that enables them to easily join their virtual appointment through a mobile web browser and enter a custom waiting room before their appointment is ready.

予定の管理を効率化する

スケジュール作成管理者には、予定を管理したり統合されていないプラットフォームに対処したりするための一元化された場所がない場合があります。Teams Premium を利用すると、予定のスケジュール作成管理者は、予定キューなどの高度な機能が備わった 1 つの場所でスケジュール済みおよびオンデマンドの仮想予定を設定および管理できます。

仮想予定アプリで、ユーザーにホーム画面が表示されていて、予定の分析、キュー、スケジュールの概要が提供されています。次に、ユーザーが [Bookings Schedule] (Bookings のスケジュール) をクリックしてスケジュール済みの予定の予定表を表示し、[新しい予約] をクリックして新しい予定のスケジュールを設定します。その後、[キュー] をクリックし、人物のアイコンをクリックすると、チャットが開いて出席者との予定前の会話が開始されます。最後に、[分析] をクリックして、組織内の予定の経時的なデータのグラフを表示します。
The Virtual Appointments app provides a dashboard for a quick view into schedules, queues, and analytics and tabs to deep dive into bookings schedule, queue view, analytics, and more.

充実した分析を評価する

最後に、出席や参加に関する経時的な指標が欠如している場合があるので、顧客エクスペリエンスやビジネスの成果を向上させるための分析情報と傾向を得ることが困難です。Teams Premium を利用すると、仮想予定のエクスペリエンスの使用傾向および履歴と、無断欠席や待機時間といった有効性を、スタッフ、部署、組織レベルの分析で確認できます。

Teams の仮想予定アプリの [分析] タブで、仮想予定の数と無断欠席や待機時間といった他の重要なデータがグラフに表示されています。
Virtual Appointments analytics page shows usage trends over time and drills down into no-show and wait time information per appointment.

興味がある場合は、高度な仮想予定の詳細をこちらでご覧ください

高度なウェビナー

コミュニケーションと気を散らすことが絶え間なく発生する今の世界では、出席者が組織の従業員であっても、新しいビジネスを生み出すための潜在顧客であっても、その人達を引き付けて参加させるために抜きんでることは困難です。

最大 1000 人の出席者の登録、共同開催者の役割、Q&A による双方向性、出席者のレポート、Dynamics 365 Marketing の統合といった Office 365 および Microsoft 365 製品で利用できる基本的なウェビナー機能を基盤とした Teams Premium の高度なウェビナーでは、Teams の慣れ親しんだ安全なエクスペリエンスに、新しい主催者コントロールとイベント管理コントロールが組み合わさっていて、どの視聴者ともシームレスにつながることができます。新製品のプロモーションをする、新しいチーム メンバーのオンボーディングとトレーニングをする、またはビジネスの成長のために潜在顧客とつながる場合でも、高度なウェビナーを利用するとイベントの前と途中で役立つ高品質のエクスペリエンスが提供されます。

登録ワークフローを効率化する

Teams の現在の基本的なウェビナー機能を基盤とした登録エクスペリエンスは、Teams Premium において登録の順番待ちリストと手動承認によってさらに向上しています。順番待ちリストを有効にすると、イベントが開催者によって設定された定員に達した後も、ウェビナーの登録の受け付けが継続されます。これにより、登録者の追加が可能になり、順番待ちリストに自動的に追加されます。空きが新たにできると、該当する人が自動的に承認待ちの状態になり、開催者は登録情報を確認して各登録者を手動で承認または拒否できます。さらに、登録の開始と終了時間をカスタマイズして登録を開始および終了したい時間を指定できるので、イベントの計画と管理が簡単になります。

承認待ちのウェビナーの登録者のうち 1 人の出席者が選択されていて、フォームの回答が表示されています。
Enable a registration waitlist and manually approve attendees.

関心を生み出して出席者をウェビナーに引き付けるために、イベントの前に自動的なリマインダーのメールを送ることができます。これらのメールはイベント当日にすべての確認済みの登録者に送信され、ブランド化されたカスタム ヘッダー、ウェビナーの詳細、イベントに参加するためのリンクが含まれています。

Teams アプリにおけるスケジュールされたウェビナーのリマインダー メールのプレビュー。
Send automated reminder emails to confirmed registrants before the event.

発表者と出席者のエクスペリエンスをカスタマイズする

以前は物理的な控え室でイベントの前に主催者や発表者と集合したように、仮想グリーン ルームでつながって舞台裏のすべてのアクションを管理できます。出席者とは切り離された専用スペースで主催者や他の発表者と合流し、イベントの開始前にそこで交流、チャットと Q&A の監視、出席者の設定の管理、コンテンツの確認ができます。待機している出席者は歓待の画面で迎えられます。また、チャットと Q&A を使って発表者や他の出席者とやり取りができます。

ウェビナーの開始前に 2 人の発表者が仮想グリーン ルームでつながっています。また、Q&A が有効になっていて出席者とやり取りができます。
Connect and prep with the host and other presenters in the virtual green room and engage with attendees through chat and Q&A.

あらゆるウェビナーを成功させるには関与が鍵になりますが、出席者がどのように関与できるかだけでなく、出席者が関与し続ける要因も関係します。出席者に何が表示されるのかを管理できるので、だれかのビデオが誤ってオンになって気が散ってしまったり、出席者の複数のプロフィール写真が画面に表示されているときに集中を維持したりすることを心配する必要はありません。出席者のビューのキュレーションを行うことができるので、出席者には共有コンテンツと画面表示になっている参加者しか見えません。これには、複数の発表者とプレゼンテーションや、ウェビナーでライブで質問をするために挙手をしている出席者が含まれます。

出席者に表示されるものを管理する発表者ツール。1 人の発表者がプレゼンテーションでスタンドアウト モードになっていて、別の発表者は画面外になっています。
Manage the attendee experience so they only see shared content and participants brought on-screen.

Teams Premium の詳細情報

会議をより良くするために、これらの高度な会議機能を Teams Premium に集約したことは、非常に喜ばしいことです。プレビューと一般提供を含む Teams Premium の最新情報をご確認になる場合は、サインアップして Teams Premium の最新情報を入手してください

機能は 2022 年 12 月に Teams Premium のプレビューの一環として展開が開始されます。Teams Premium の一般提供開始は 2023 年 2 月です。インテリジェント要約機能は 2023 年の前半に展開が開始されます。


1現在のところ、予定の定価は 1 ユーザー/月相当で 10 米国ドルであることをお伝えします。通貨やプログラム別の価格を含む正式な価格は、一般提供の開始時に発表されます。

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Ignite での Microsoft 365――オフィスでも自宅でも、あらゆる場所で従業員に再び活力を http://approjects.co.za/?big=ja-jp/microsoft-365/blog/2022/10/12/microsoft-365-at-ignite-re-energize-your-workforce-in-the-office-at-home-and-everywhere-in-between/ Wed, 12 Oct 2022 16:00:00 +0000 今日のデジタルでつながった、分散して働く従業員をエンパワーメントするには、適切な文化と適切なテクノロジが必要です。Microsoft Ignite で、私たちはすべての人が成功を続けてしていくのに役立つ Microsoft 365、Microsoft Teams、Microsoft Viva での新しいイノベーションを発表します。

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Microsoft は、従業員に活力を与えてエンパワーメントすることが、すべての組織にとって持続可能な競争優位性の鍵であると信じています。Microsoft Work Trend Index が示しているように、今日のリーダーに求められているのは、生産性パラノイアを終わらせること、人々がオフィスに来るのはお互いに会うためという事実を受け入れること、そして全員を "再リクルート" することです1。今日のデジタルでつながった、分散して働く従業員をエンパワーメントするには、適切な文化と適切なテクノロジが必要です。Microsoft Ignite で、私たちはすべての人が成功を続けてしていくのに役立つ Microsoft 365Microsoft TeamsMicrosoft Viva での新しいイノベーションを発表します。

では、詳しく見ていきましょう。             

TBD

Microsoft Ignite

グローバルなエクスペリエンス、ローカライズされたコンテンツ、対面の機会など――新しくなった Microsoft Ignite への準備を整えましょう。

今日のデジタルでつながった、分散して働く従業員をエンパワーメントする

Microsoft 365 は、時と場所、方法を問わない今日のあらゆる働き方に対応するクラウドファーストのプラットフォームです。インフォメーション ワーカーから現場担当者までが含まれます。会社またはチームがどのように運営されているかを問いません。組織で Microsoft 365 を使用すると、多数のポイント ソリューションを使用する場合と比較して 60% を超えるコスト削減が可能です2

Microsoft 365 を実際に使用するための、新しい Microsoft 365 アプリが提供されます。ここが、ご愛用いただいている生産性向上アプリ (Teams、Word、Excel、PowerPoint、Outlook) すべてのホームとなり、その他に Loop をはじめとする創造と表現のための新しいアプリや、ユーザーが選んだサードパーティのアプリも表示されます。このセキュリティに優れた統合型のエクスペリエンスは Microsoft Graph の上に構築されています。ユーザーのすべてのドキュメント、ファイル、連絡先、会議などがこれによって集められ、加えてインテリジェントな、Graph を活用した推奨事項がユーザーに合わせてパーソナライズされて提供されます。簡単に言えば、より良い働き方を実現します。この Microsoft 365 アプリは法人、教育機関、コンシューマーの各セグメントのお客様にご利用いただけます。

Microsoft 365 アプリの詳細情報をご覧ください。

会議文化を Teams で変革する

Microsoft Teams は Microsoft 365 の中心となるアプリです。月間アクティブ ユーザー数が 2.7 億人を超える Teams は、過去 20 年間の他のどのアプリよりも人々の働き方を大きく変えています。この 1 年間だけでも 450 を超える新しい機能が Teams に導入されていますが、その目的は会議文化を変革することと、すべての人の仕事の流れを保つことです。

その手始めは、すべての人がより良いハイブリッド会議をできるようにすることです。昨年、新しい AI 搭載のインテリジェント カメラが Microsoft Teams Rooms に導入されましたが、これで出席者が室内にいるかデジタルで参加するかは関係なくなりました。本日、Yealink と共同で初の 360 度、会議室中央設置型のインテリジェント カメラ SmartVision 60 を発表します。SmartVision 60 では複数ビデオ ストリームが生成され、AI によるアクティブ発言者追尾に加えて、間もなく人物認識も可能になります。SmartVision 60 の詳細情報をご覧ください。

Teams が広くコラボレーションに利用されるようになり、私たちはあらゆる種類のハードウェアへの拡張を進めています。本日、Cisco が Teams Rooms 認定デバイス パートナーとなりましたことをお知らせします。初めて、Teams 会議が Cisco のさまざまな認定会議デバイスでネイティブに実施できるようになり、お客様は Teams を既定の会議エクスペリエンスとして構成することができます。Cisco と Teams についての詳細情報をご覧ください。

私たちの取り組みは、より良い会議エクスペリエンス作りにとどまりません。お客様の会議文化の変革をお手伝いすることを目指しており、その手始めとして新たな会議オファリング Teams Premium を発表します。Teams Premium には、インテリジェント要約というパワフルな新しい AI エクスペリエンスが含まれています。これは例えるなら、バーチャルなアシスタントがすべての会議に、自分が欠席するときでも出席してくれるようなものです。これによってタスクが作成され、自動的に会議からチャプターが生成され、ユーザーに合わせてパーソナライズされたハイライトがレコーディングから作成されます。Teams Premium にはキャプションのライブ翻訳も含まれています。これは AI 搭載のリアルタイム翻訳機能であり、話されている言葉を 40 の言語から翻訳できます。これで、会議の参加者は自分の言語で表示されたキャプションを読むことができます。開催者が Teams Premium を使用している場合は、会議の出席者全員が翻訳されたライブ キャプションを利用できます。

Teams 会議の参加者は 40 の音声言語のどれでもキャプションを見ることができます。

Teams Premium では、会議をさらにパーソナライズし、インテリジェントにし、セキュリティを強化することのできるエクスペリエンスも提供されます。

  • 新しい会議ガイドで、適切な会議オプションが自動的に設定されます。
  • 機密情報のセーフガードがレベルアップし、透かしや秘密度ラベルなどの "高度な会議保護" を利用できます。
  • 円滑な仮想予定で、パーソナライズされた B2C (business-to-consumer) エンゲージメントを実現します。
  • 高度な機能を使用して質の高いウェビナーを開催できるため、より深いエンゲージメントの推進と新しい潜在顧客の獲得を図ることができます。

Teams Premium の詳細情報をご覧ください。

Microsoft Places をご紹介します: 空間を場所に変える

圧倒的に多くの人々が、オフィスに出勤する目的として "お互いに会うこと" を挙げています。そのような理由から、私たちは "コネクテッド ワークプレイス" という新しいカテゴリを作り、ハイブリッド作業固有の課題に対処するための Microsoft Places を発表することとなりました。空間に意義と独自性を与えるのは人々です。要するに、人々が空間 (space) を場所 (place) に変えるのです。Microsoft Places は、誰がいつ出社する予定かを全員が知るのに役立ちます。また、人々がどの席に座っていて、どの会議に対面で出席するか、および自分のチームが既に出社を予定している日にスペースを予約する方法もわかります。また、人々がどのようにオフィスを使っているかをリーダーが理解するのに役立ち、最終的には不動産への投資を最適化することができます。さらに、サードパーティのパートナーが Microsoft Places を基盤としてソリューションを新規構築することや、既存のソリューションを統合することができます。

Microsoft Places の詳細情報をご覧ください。

メタバースを仕事に取り入れる

Microsoft のデータによれば、Z 世代の 51% が、今後 2 年の間にメタバースで仕事をするようになると考えています1。昨日の Microsoft と Meta の発表のとおり、私たちは Teams のイマーシブな会議エクスペリエンスを Quest に取り入れます。これで、つながり、共有し、コラボレーションすることが仮想現実の中でできるようになり、対面で集まっているのと同じ感覚が得られます。

Teams 対応の Mesh アバターで、自分自身を表すカスタム アバターを作成できます。これで、Teams 会議中にカメラをオフにしても、物理的に存在し続けることができます。

Teams 対応 Mesh アバターを使用して、自分自身を表すカスタム アバターを作成します。

新しいコラボレーションのパターンを可能にする

Microsoft 365 と Teams で、私たちは働き方を向上させるコラボレーション エクスペリエンスの提供に取り組んでいます。目指しているのは、同期と非同期のコラボレーション、創造と表現、およびビジネス プロセスを仕事の流れの中で実現することです。  

この手始めとして、会議でもっと "手を動かす" ことと対話ができるようにします。2022 年 11 月にロールアウトを開始する Excel Live は、会議での人々のコラボレーションの方法を変革するものであり、すべての参加者が Teams の中で Excel ファイルを直接ライブ編集できるようになります。自分でそのファイルを開く必要はありません。現在プレビュー中の Teams Live Share では、さらに進んで、Teams 会議内で共有される任意のアプリをリアルタイムの、マルチユーザー コラボレーション エクスペリエンスに変えることができます。これで参加者が会議ウィンドウの中で直接やり取りし、注釈を付け、共同作業することができるようになります。

Together モードの最新のイノベーションで、会議の開催者と発表者が会議参加者に Together モード ビューでの席を割り当てることができるようになりました。また、Together モード ビューを会議ステージにピン留めすることもでき、これで全員が見るグループの映像が同じになります。

Teams と Outlook の両方でアクセス可能な新しい時間と場所機能を利用すると、自分がオフィスに出勤する予定かリモート ワークする予定かを 1 時間ごとに指定して調整できるので、対面の会議のスケジュールを決めるのが簡単になります。

新しい Teams チャネルのエクスペリエンスで、集中とコラボレーションが簡単になります。最近の投稿が先頭に表示されるので、簡単に最新の会話の内容を把握してディスカッションに加わることができます。別ウィンドウで表示しておくと、すばやく会話に戻ることができます。新しいチャネルでは、新しい投稿の種類としてお知らせやビデオ クリップなどが追加され、チャネル ヘッダーのカスタマイズも可能です。

新しい Teams チャネル エクスペリエンスで集中とコラボレーションが簡単になります。

Teams チャットの新しい機能を利用すると、さらに多くの方法で自分の最重要の仕事を優先させ、プライベートとの境界を守って時間を節約し、本当の自分を表現し、楽しむことができるようになります。AI によって提案される返信を利用して時間を節約できます。グループの全員に "@" メンションすることもでき、グループの注意を引くのに役立ちます。最大 800 種類のリアクション用絵文字で、誰もが自分自身を自然かつ率直に表現できます。チャットでのビデオ クリップ機能で、誰もが簡単にビデオ クリップの録画、送信、視聴をチャットの中で行うことができ、人間味を添えることによってつながりをさらに強くするのに役立ちます。 

新しい Teams チャット機能には 800 種のリアクション用絵文字が含まれており、誰もが自分自身を自然かつ率直に表現することができます。

Teams のチャットとチャネルの詳細情報をご覧ください。

非同期のコラボレーションが増加しているため、人々は空間と時間を超えたコミュニケーションとコラボレーションを可能にするソリューションを必要としています。Microsoft は昨年 Loop を発表しましたが、これによってアプリ間の壁がなくなり、人々が共に考え、計画を立て、創造するときの流れるようなコラボレーションが実現します。そして本日、Loop アプリのプレビュー開始を発表します。ワークスペース、ページ、コンポーネントが特徴であり、これらは Microsoft 365 全体で同期可能です。また、Microsoft 365 のあらゆるアプリで、ユーザーが仕事のコンテキストの中で利用できるようにするという目的のために、Loop コンポーネントが Word for the web、Whiteboard、Outlook for Windows にも導入されます。Loop の詳細情報をご覧ください

Loop アプリのプレビュー。ワークスペース、ページ、コンポーネントが Microsoft 365 全体で同期されます。

間もなく、Microsoft エディターで Loop コンポーネントを表示して利用できるようになります。これに使用される Context IQ はインテリジェントな機能の集合であり、Microsoft のアプリやサービスのバックグラウンドで動作します。Loop については、Teams の中での Dynamic 365 統合も提供を開始し、これで Teams でのチャット中に Loop コンポーネントを Dynamics 365 のレコードに挿入できるようになります。また、Edge ブラウザーでの Edge Workspaces も導入され、これで同じプロジェクトでの作業をする人全員が、同じ Web サイトやファイルを 1 つの場所で、一連のブラウザー タブの共有セットとして見ることができます。

Microsoft 365 での創造と表現のための新しいエクスペリエンスの中に Microsoft Designer があります。この新しいアプリには DALL-E 2 をはじめとする AI テクノロジが活用されており、魅力的なソーシャル メディア投稿、招待状、グラフィックスを、テキスト プロンプトやその他のコンテンツを入力するだけですばやく作成できます。Microsoft Create には数千点のクリエイティブなテンプレートが用意されており、インスピレーションを誘発してスキルをレベルアップすることができます。本日、ビデオ エディター Microsoft Clipchamp も Microsoft 365 に加わることとなり、スキルや経験のレベルを問わず誰でも、ビデオでストーリーを伝えることができるようになりました。これらの創造と表現のエクスペリエンスは、最初に Microsoft 365 のコンシューマー向けエクスペリエンスでロールアウトされます。Designer、Create、Clipchamp の詳細情報をご覧ください。

ユーザーが Clipchamp を使って 45 秒のビデオを編集しています。10 秒と示されたフレームに紫の色合いの山と雲が表示されていて、ビデオ フレームに

私たちは組織の生産性向上推進も支援しており、ビジネス プロセスを仕事の中に組み込む新しいエクスペリエンスを提供します。アダプティブ カードは、Teams の中で直接、ローコードでマイクロアプリを設計して配信するための新しい方法です。このカードを利用すると、開発者は複数のアプリケーションやプラットフォームからの対話操作可能コンテンツを Teams チャットの中の単一のインターフェイスに集約することができます。

"コンテンツ AI" は、クラウドと AI での進歩を利用するテクノロジ ソリューションの新しいカテゴリです。これによってコンテンツの作成、処理、発見の方法が変革し、人々のエンパワーメントとワークフローの自動化が大規模に実現します。本日ご紹介する Microsoft Syntex で、コンテンツ AI が仕事の流れの中に組み込まれます。そのためのサービスとしてコンテンツ処理、コンテンツ要約、電子署名などが提供され、コンテンツを強化し、管理し、接続するのに役立ちます。Microsoft Syntex の詳細情報をご覧ください。

Contoso Green Energy 事業の入札案内のドキュメント。ユーザーが “このファイルの要約" というプロンプトを選択すると、このドキュメントが要約されます。

全員が成功を続けていけるように Microsoft Viva でエンパワーメントする

人々が仕事で成功を続けていけるようにするには、依然として場所が重要な役割を果たしますが、今日の働き方に必要なのは場所だけではなく、エクスペリエンスです。そして、人々がいつでも、どこからでもアクセスできる従業員エクスペリエンスが必要です。初のデジタル従業員エクスペリエンス プラットフォームである Microsoft Viva によって、人のつながり、目的、インサイト、成長が仕事の流れの中に組み込まれるため、人々とチームがそれぞれの最高の状態となれるようエンパワーメントすることができます。

ほんの数週間前に、Viva の一連の新しいアプリとサービスを発表しましたが、これらは組織内の全員が、ビジネス成果を推進するために最もインパクトの大きい仕事を中心に方向性をそろえるのに役立ちます。ゴール設定と OKR (目標と主要な成果) 管理のソリューションである Viva ゴールの機能強化と統合で、このエクスペリエンスが仕事の流れの中に直接組み込まれます。Viva パルスでは、マネージャーとチーム リーダーが必要に応じて自分のチームのパルス調査を実施して、内密のインプットをすばやく得ることができます。チームが何を必要としているかを継続的に理解して、重要な場面でアクションを取ることができます。また、コミュニケーション管理と発行を一元化する新しいツール Viva アンプは、従業員コミュニケーション チームとリーダーが従業員とのコミュニケーションをより効果的に行うのに役立ちます。発行がすべて 1 つの場所から自動化されるため、人々が Teams、Outlook、SharePoint、Viva のどれを仕事に使用している場合でも、そこに届けることができます。また、メッセージのインパクトを理解して追跡し、時とともに向上させていくのに役立つメトリクスも提供されます。

Viva アンプは従業員コミュニケーション チームとリーダーが従業員とのコミュニケーションをより効果的に行うのに役立ちます。発行がすべて 1 つの場所から自動化されるため、人々がどこで仕事をしている場合でもそこに届けることができます。

Windows 11 と Windows 365: 従業員が分散して働く時代のための新しいクラウド コンピューティングのパラダイム

Windows 11 では、オペレーティング システムがクライアントからクラウドまで、ハイブリッド作業に合わせて再設計されました。Windows 365 は、従業員が分散して働く時代のために作られた新しいクラウド コンピューティング パラダイムです。

新しい Windows 365 アプリで、ユーザーは自分のクラウド PC に Windows 11 のタスク バーまたはスタート メニューから直接アクセスして、Windows エクスペリエンス全体、つまりすべてのアプリ、設定、コンテンツを任意のデバイスにストリーミングできます。米国内の Government Community Cloud と Government Community Cloud High のお客様を対象とする Windows 365 Government の提供開始も発表しました。また、一日の仕事時間のうち限られた時間だけクラウド PC を必要とするシフト勤務やパートタイムの従業員向けに組織が Windows 365 クラウド PC をプロビジョニングすることが間もなくできるようになります。Windows 365 のニュースの詳細をご覧ください。

また、IT 担当者専用のサービスの更新も発表します。Windows Update for Business のレポートで Azure Workbooks が活用されるようになります。これによって展開レポートがさらにモジュール化され、ニーズに合わせたカスタマイズがしやすくなります。組織メッセージを利用すると、人々とのコミュニケーションを Windows UX の中で直接行うのが簡単になり、従業員のオンボーディングに役立つほか、重要なトレーニングのリマインダーを送ることもできます。また、ブランチ オフィスのプリンター管理と診断レポートの機能がユニバーサル プリントに追加され、Test Base for Microsoft 365 ではインプレース アップグレード後のアプリの評価がサポートされるようになります。私たちは継続的に Windows 自動パッチの機能を追加しており、Windows 10 から 11 への移行を支援するとともに、AVD パッチ適用もサポートしています。これでクライアントでもクラウドでも、お客様のすべての Windows インスタンスをセキュリティ保護することができます。

Windows の最新情報をご紹介する Panos Panay のセッションをご覧ください。また、2022 年 10 月 24 日から 27 日まで開催される Microsoft Technical Takeoff イベントでは、Windows と Microsoft Intune についてさらに深く掘り下げますので、ぜひご参加ください。

IT 管理をシンプルにする

Microsoft 365 で、私たちはお客様の IT 管理をシンプルにしてコストを削減するのをお手伝いしたいと考えています。

本日、クラウド対応の Microsoft Intune スイートに新しい機能が追加されます。これに含まれるエンドポイント特権管理はアクセス許可を動的に昇格させることを目的とするものであり、モバイル アプリ管理用の Microsoft Tunnel では会社のリソースへの安全なアクセスが可能になります。前述のように、Microsoft 365 で今すぐ一本化すると、多数のポイント ソリューションを使用する場合と比較して 60% を超える節約が可能であると同時に、お客様の従業員が仕事の流れの中でセキュリティを保つことができます。2

Microsoft 365、Teams、Viva、Windows についての情報をさらにご覧ください

Microsoft は、従業員に活力を与えてエンパワーメントすることが、すべての組織にとって持続可能な競争優位性の鍵であると信じています。私たちはこれからも、Microsoft 365TeamsViva におけるイノベーションを続けて、すべての人が成功していけるようお手伝いします。なぜなら、テクノロジを適切な文化およびリーダーシップと組み合わせれば、すべての人にとってより良い働き方の世界を作ることができるからです。


1「ハイブリッドワークは仕事の一形態に過ぎない。私たちは間違っていないか?」Work Trend Index Pulse Report、WorkLab、Microsoft (2022 年 9 月 22 日)

2Modernize your business while managing costs, Microsoft 365.

ID とアクセス、コンテンツと生産性、チャットとコラボレーション、および会議のポイント ソリューションの一般公開されている定価と、同等の Microsoft 365 のソリューションとの比較に基づきます

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Microsoft Syntex へようこそ - 仕事の流れに組み込まれたコンテンツ AI http://approjects.co.za/?big=ja-jp/microsoft-365/blog/2022/10/12/welcome-to-microsoft-syntexcontent-ai-integrated-in-the-flow-of-work/ Wed, 12 Oct 2022 16:00:00 +0000 Microsoft Syntex は、仕事の流れに統合されたコンテンツ AI で、コンテンツの強化、管理、接続を大規模に行うことができます。詳しくはこちらをご覧ください。

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提案書、契約書、請求書、デザイン、計画書、法的文書、画像、トレーニング ビデオなど、ビジネスはコンテンツ上で動いています。IDC によれば、2025 年までに 1,300 億テラバイトを超えるコンテンツが存在することになります。1 こうしたコンテンツは構造化されていないことが多く、サイロ化したリポジトリに保管されているか、さらに悪いことに、倉庫に紙として保管されていることもあります。このようなシステムおよびプロセスのパッチワークにより、分類と整理にギャップが生じる恐れがあります。このような状況では、コンテンツを効果的に利用することは困難です。また、新たなデジタル ワークのトレンドにより、私たちが働く場所の境界と最前線が変わっています。コンテンツがこれまで以上に多くの場所からアクセスされるようになり、セキュリティとコンプライアンスのニーズが高まっているのです。現在、組織はコンテンツの保存と管理に年間 460 億ドルを費やしており2、適切なコンテンツを探すのに費やす時間は、生産性に 11 ~ 14% の影響を与えると言われています3

ストレージだけでは解決できません。必要なのは、コンテンツ AI と呼ばれる新しいカテゴリのテクノロジ ソリューションです。クラウドと AI の進歩を活用したコンテンツ AI によってコンテンツの作成、処理、検出方法が変わり、人々が力を発揮できるようになり、ワークフローの大規模な自動化を実現できます。クラウド コンテンツ サービス プラットフォームとインテリジェント ドキュメント処理の上に構築され、AI を活用したワークフローが備わっており、デジタル ワークを変革することができます。

Microsoft Syntex

お客様により、コラボレーションやミッションクリティカルなコンテンツを Microsoft にお任せいただいていることを光栄に思います。毎日、平均して 16 億以上のドキュメントが Microsoft 365 に追加されています。

本日、Microsoft Ignite において、Microsoft Syntex を発表することができました。Microsoft Syntex は、仕事の流れに組み込まれたコンテンツ AI です。人が中心に据えられており、コンテンツがコラボレーションやワークフローにシームレスに統合され、コンテンツがコストから強みに変わります。Syntex により、大量のコンテンツが自動的に読み取られ、タグ付けやインデックス付けが行われ、検索、アプリケーション、再利用可能なナレッジとしてなど、それが必要とされている場所につながれます。また、強力な分析機能、セキュリティ、自動保存機能により、コンテンツのライフサイクル全体を通して管理されます。

Microsoft Syntex

顧客との取引、請求書の処理、署名が必要な契約書の作成、大量の非構造化コンテンツの理解に苦労している場合、Syntex のコンテンツ AI がお役に立ちます。

Syntex によって、どのように大規模なコンテンツの強化、管理、接続が支援されるかを見てみましょう。

拡張

Syntex のノーコード AI により、コンテンツが強化され、情報を理解して構造化できるようになることで、ビジネスのワークフローが簡素化されます。フォームのような高度に構造化されたコンテンツでも、契約書のようなテキストが多いコンテンツでも、コンテンツを理解するためのモデルを構築することができます。Syntex を使用することで、既に使用している Microsoft 365 アプリに要約や翻訳などの AI 機能を拡張し、仕事の流れの中でそれらを活用できるようになります。

ドキュメントの処理

Syntex を使用すると、Microsoft Azure や AI Builder などの Microsoft のソースから AI を統合し、情報の理解、タグ付け、セキュリティ確保を実現することができます。Syntex によって、コンテンツに構造がもたらされますが、これはすべてインテリジェントなドキュメント処理へのアプローチに組み込まれています。コンテンツは簡単に分類され、抽出されたデータでタグ付けされ、機密性と保持のラベルで保護されます。これらのラベルと分類タグは、Microsoft Viva トピックに統合され、コンテンツがシームレスにナレッジへと変わります。ドキュメント処理は今すぐ利用できます。

Microsoft SharePoint のユーザー インターフェイス。賃貸契約書のドキュメント処理の例。
Figure 1: Document processing in Syntex.

翻訳

多くの国や文化圏でビジネスを展開している場合、Syntex を使用することで、何十もの言語間のコンテンツを翻訳することができます。

Contoso Green Energy 社のユーザー インターフェイス。Project Apollo の提案受付。自動検出された言語から英語へ翻訳するファイルを選択しています。
Figure 2: Document translation in Syntex.

要約処理

重要なことやアクションが必要なことに集中できるように、Syntex では AI が使われ、オンデマンドで、またはルールを使って、重要なポイントを抽出したコンテンツの要約が生成されます。

Figure 3: Summarization in Syntex.

コンテンツ アセンブリ

契約書や請求書、レターなどのドキュメントを新たに作成する際、Syntex を使用すると、コンテンツ アセンブリ (提供開始) を利用して、テンプレートやメタデータを含むドキュメントを自動的に生成することができます。

Figure 4: Content assembly in Syntex.

画像、音声、動画処理

画像は、Microsoft 365 で最も一般的なファイル種類の 1 つです。約 10,000 の自動認識されたオブジェクトを使用して、画像を処理し、タグ付けすることが "すぐに" できます。 光学式文字認識 (OCR) を使って SharePoint と Exchange の画像からテキストを自動的に抽出し、検索とコンプライアンスを最適化することができます。

デジタル メディアは現代のコンテンツの主要な部分であるため、現在 Microsoft は、Syntex の一部として音声やビデオの文字起こしを利用できるように取り組んでいます。特に会議などの音声からテキストを抽出することは、検索とコンプライアンスに不可欠です。Microsoft は Microsoft Stream のイノベーションを活用し、28 の異なる言語とロケールのビデオ トランスクリプトを自動的に作成しています。

接続

Syntex は、コンテンツをつなぐように設計されています。AI を活用した検索、電子署名、契約書や請求書管理などのビジネス ワークフローへの統合により、コンテンツを発見して再利用することができます。

電子署名

コンテンツを充実させることは、コンテンツを発見し、ビジネス プロセスやアプリケーションで再利用するために必要不可欠な要素です。最も急速に成長しているコンテンツ トランザクションの 1 つが電子署名です。Syntex、Adobe Acrobat Sign、DocuSign、またはその他の電子署名パートナー ソリューションを使用して電子署名リクエストを送信すると、コンテンツはレビューと署名が行われている間、Microsoft 365 内にとどまります。

署名のためにドキュメントを送信するよう促すメッセージが表示され、カーソルが Syntex eSignature の上に置かれ、他の 2 つのオプション: Adobe Acrobat Sign と DocuSign が表示されています。
Figure 5: Syntex eSignature.

検索

また Syntex によって、Microsoft Search のパワーがコンテンツ AI にもたらされます。Microsoft Search は Syntex の一部となっており、意味理解、質問応答、自然言語処理を包含する革新的な深層学習モデルによってさらに洞察力を高め、直感的に情報を発見することができます。

Contoso Green Energy の SharePoint ページ。上部に検索バーがあり、“how many solar panels to charge a home” というクエリが表示され、推奨回答、関連ファイル、推奨連絡先が一覧表示されています。
Figure 6: Microsoft Search powers AI-driven answers to common questions.

Microsoft Search with Syntex のこれらの新しい投資は、2023 年に提供開始され、以下のようなものが含まれます。

  • 自然言語によるクエリ。「Contoso Electronics の昨年のカリフォルニアでのセールス プレゼンテーションを表示する」といった具体的な質問をすることができます。
  • セマンティック検索では、キーワードではなく概念で検索することで、より関連性の高い検索が可能になります。 
  • Employees May Ask を使用すると、検索を拡張し、関連する質問に対する回答を探索することができます。これには、質問と回答のペアを自動的に生成する Microsoft の AI が活用されています。

Syntex は Microsoft Search の上に構築されており、ファイルに埋め込まれたコンテンツやデータをクエリ、整形、発見するための強力な方法が提供されます。フォームベースのコンテンツ クエリを使用して、任意の特定のドキュメントに簡単に戻ることができます。来年には、ご自分やチームで Syntex のクエリを保存、共有、管理できるようになります。

注釈

Office ドキュメントに限らず、あらゆるコンテンツにインク、メモ、朱書き、スタンプ、コメントなどの注釈を元のファイルに手を加えることなく使用できるため、重要なビジネス プロセスの記録を原本として保存することができます。

Figure 7: Annotations and ink.

コンテンツ ルール プロセッサ

Syntex コンテンツ プロセッサを使用すると、トランザクション、アラート、ワークフロー、または単に正しいライブラリやフォルダにコンテンツをファイリングするなど、次のアクションをトリガーする簡単なルールを構築することができます。

コンテンツ タイプのパラメータに基づいたファイル移動のルール作成により、賃貸契約書が Contoso Property Management のファイル アーカイブ フォルダーに移動することが示されています。
Figure 8: Rules-driven file movement.

アクセラレータとテンプレート

さらに、あらゆる組織が直面する共通のパターンやシナリオに対応するソリューション アクセラレータも提供されています。現在、契約書管理向けソリューション アクセラレータを利用できます。今年後半に予定されていますが、買掛金に関する新しいソリューションも発表される予定です。

買掛金向けの Syntex ソリューション アクセラレータ。発注書のための棒グラフと円グラフを含むダッシュボードが表示されています。
Figure 9: Syntex solution accelerator for Accounts Payable.

また、お客様のライブラリ、サイト、プロセスを再利用可能なテンプレートに変換し、お客様の環境または複数のテナントにまたがる Microsoft Teams と SharePoint に展開するための新しい方法にも投資を行っています。

統合

Syntex サービスにより、コンテンツ中心のアプリケーションとプロセスを作成する新しい方法が提供されます。コンテンツ アセンブリや構造化ドキュメント処理モデルなど、多くの Syntex サービスは、Microsoft Power Automate および Microsoft Power Platform と密接に連携しています。また、Syntex では、構造化およびフリーフォーム ドキュメント処理用の AI Builder モデルを、非構造化ドキュメント モデルと一緒に使用することもできます。

重要なビジネス アプリケーションの多くでは、多数のコンテンツが使用され、生成されます。しかし、それらのコンテンツ ストアはサイロ化され、Microsoft 365 から切り離されていることが多くあります。ほとんどのコンテンツは Microsoft 365 で作成されますが、たとえば会計システムにアップロードされると、クラウドから切り離されます。既に持っているコンテンツ プラットフォームを利用できれば、素晴らしいと思いませんか。

来年には、新しいビジネス アプリケーション統合プラグインをロールアウトし、Microsoft 365 を重要な基幹業務システムのコンテンツ エンジンとして使用できるようにする予定です。現在、これらのシステムはすべて何千ものコンテンツと連動していますが、多くの場合、コンテンツを保存するために Microsoft 365 の外にある接続されていないリポジトリ、あるいは基幹業務システムの高価なデータベース ストレージ内にあるストレージが必要です。Syntex を使用すると、Dynamics 365 やその他多くのサードパーティ製の重要な基幹業務アプリケーションのコンテンツ プラットフォームとして Microsoft 365 を利用することができます。

管理

Microsoft 365 によって弾力性と信頼性の高いストレージが提供されますが、より多くのコンテンツをクラウドに取り込むには、新しい柔軟な管理方法が必要です。そこで Syntex によって、コンテンツの管理、バックアップ、復元を行うためのツールが提供されています。コンテンツを Microsoft 365 に保存することで最大限の価値を得ることは重要ですが、Microsoft は、ストレージ コストを管理し、長期的なアーカイブのニーズに対応する必要性も理解しています。

バックアップと回復

マルウェア対策や特定の時点からのファイル コピーの保存など、Syntex のバックアップが役に立ちます。Syntex、SharePoint、OneDrive、Exchange にまたがるクラウドの状態が保持されるため、前四半期、前月、または過去 10 年間の情報に簡単にアクセスできます。バックアップは、便利な Microsoft Cloud に保存されたままです。バックアップは高い可用性が保たれ、コンテンツ ポリシーと密接に統合されています。

SharePoint Admin Center のユーザー インターフェイス。日付と時刻を含む復元設定を選択することができます。
Figure 10: Content restore in Syntex.

階層型ストレージ

コンテンツが増えれば増えるほど、コストの柔軟性が求められます。来年には、Syntex アーカイブも導入されます。これにより、簡単なルールを設定するだけで、SharePoint や Microsoft Teams から重要度の低いコンテンツを、必要なセキュリティと検索機能を備えた、より低コストのクラウド ストレージに移動することができます。

SharePoint Admin Center のユーザー インターフェイス。サイトのリストを示すレポート、および管理者の連絡先、使用したストレージ、感度ラベル、およびそれらのステータスを含む情報が表示されています。
Figure 11: Archiving inactive sites.

セキュリティとコンテンツ管理

もちろん、コンテンツとプロセスを Syntex で利用するには、世界最高水準の管理機能が必要です。それが、次のような Syntex Protector の役割です。

  • 高度なドキュメント ライブラリ セキュリティと制限付きアクセス制御ポリシーにより、承認された社内外のリソースのみが機密コンテンツにアクセスできるようにすることができます。
  • AI による新しいデータ アクセス ガバナンス レポートにより、情報が過度に共有されている可能性のあるサイトについての分析情報を得ることができます。
  • データ所有者にサイト アクセス レビューに参加してもらい、コンテンツに対する既存のサイト許可とアクセス制御を確認および証明することで、セキュリティにビジネス ニーズを反映させることができます。
Syntex を使用すると、機密性の高いコンテンツが、承認された社内外のリソースによってのみアクセスされるようにすることができます。編集アクセス制限通知のプレビューです。
Figure 12: Applying restricted access control policies.

Syntex のエコシステム

Microsoft パートナーは、SharePoint と OneDrive をベースとしたコンテンツ ソリューションをお客様に提供し、Microsoft Power Platform、Stream、Microsoft Purview、Microsoft Viva Topics、そして今回の Microsoft Syntex の機能へと拡げてきました。Microsoft Syntex ローンチ パートナーをご紹介します。

Microsoft Syntex のローンチ パートナーを代表する 12 のパートナーのロゴ セットです。Adobe、Avanade、AvePoint、Atlas、Colligo、Content Cloud、DocuSign、Lighthouse、Protiviti、RightPoint、SparkHound、TATA Consultancy Services。

Syntex を使用することで、お客様により豊かなコンテンツ インテリジェンス体験を提供し、より優れた検索と知識体験を創造し、デジタル ワークスペースへのより深いプロセスの統合が可能になりました。機械学習と AI の使いやすさとパワーにより、多くのお客様にとってこれまで手の届かなかった価値が解き放たれます。

— Jesse Murray 氏 (シニア バイス プレジデント、従業員の経験担当、Rightpoint)

Adobe、Avanade、AvePoint、ClearPeople、Colligo、Content+Cloud、DocuSign、Lighthouse、Protiviti、Rightpoint、SparkHound、TCS、その他多くの方々とパートナー シップを結んでいただき、感謝しています。

これらのパートナーやその他の多くのパートナーは、Microsoft Content AI Partner Program (CAPP) を通じて Microsoft と連携しています。CAPP は、コンテンツ管理手法の変革を実用的かつ達成可能なものにするソリューションを提供するパートナーをサポートします。パートナーの皆様は、プログラムの詳細、参加申請、ニュースレターの購読を利用できます。

Syntex をご利用いただいているお客様

過去 1 年間、Northumbrian Water GroupLondon Stock Exchange GroupAurecon などの早期導入者のお客様が、コンテンツ AI とデジタル トランスフォーメーションを実現するために Syntex を利用し、製品を形成し、改良してきました。このたび、Microsoft Syntex をローンチするにあたり、さらに多くのお客様の成功事例をご紹介できることを嬉しく思います。

TaylorMade

TaylorMade の白黒のロゴマークです。

TaylorMade Golf Company は、1979 年に設立され、世界的なゴルフ用品メーカーです。TaylorMade は、伝統にとらわれず、新たなパフォーマンスの境地を開拓し、製品のイノベーションで業界をリードしてきました。事業のあらゆる側面に精度をもたらし、毎年革新的な製品を生み出し、ゴルフ界で最も偉大なアスリートたちを魅了しています。

TaylorMade と Syntex の出会いは、同社の法務チームと Lighthouse (Microsoft CAPP の優先パートナー) から始まりました。同社は、電子メール、添付ファイル、および知的財産と特許出願のためのその他のドキュメントを整理し、保護するための包括的なドキュメント管理システムを必要としていました。

同社では、法律文書の保護と処理だけでなく、Syntex を使用して、買掛金と財務チームの注文書、領収書、その他の取引ドキュメントの処理にコンテンツ AI を導入することも検討されています。TaylorMade と Syntex の詳細について、新しいお客様事例をお読みください。

今後について

モダン アプリでは、ファイルやドキュメントが重要な役割を担っています。Microsoft は Syntex を使用して、次世代のコンテンツ中心のアプリのために開発者に最適化されたストレージを提供し続けてまいります。2023 年には、Microsoft Graph に新しい API を導入し、アプリケーションのフローにコンテンツ AI を統合し、Microsoft のコンテンツ管理への投資を直接アプリで活用できる新しい方法を構築します。Microsoft 365 にあるすべてのコンテンツ (潜在的には数十億ファイル) を調査するクエリを構築する必要がある場合、Syntex を使用することで、大規模なデータセットを Azure Synapse Analytics に取り込み、さらにデータ分析とモデリングを行うことができます。開発者向けの Syntex については、2023 年にさらに詳しくお伝えする予定です。

Microsoft は既に、Syntex を使用して次世代のコンテンツ アプリを構築できるよう、上記のような多くの製品イノベーターやパートナーと協働しています。もっと詳しく知りたいという方は、ぜひ Syntex に今すぐご登録ください。

Microsoft Syntex の使用を開始する

Microsoft Syntex の提供が開始されています。ドキュメント処理、注釈、コンテンツ アセンブリ、コンテンツ クエリ、アクセラレータなどが含まれています。今年末には、さらに多くのサービスがパブリック プレビューとなります。2023 年には、さらに多くが登場する予定です。

今週の Microsoft Ignite の Jeff Teper のセッション「Introducing Microsoft Syntex-Content AI for the Microsoft Cloud」 (2022 年 10 月 13 日 11 時 00 分 (太平洋時間)) で、詳しくご確認いただけます。  また、Syntex Adoption Hub「作業の開始」ページでは、Microsoft Ignite のコンテンツ、評価ツール、ワークショップ、トレーニング、デモ、リサーチ、導入ガイドなど、Syntex のすべてのコンテンツがまとめられているので、こちらもご覧ください。

最後に、Microsoft Syntex について、Microsoft の Ian Story と Chris McNulty、および Alan Pelz-Sharpe 氏 (Deep Analysis 創立者) による本日の Intrazone ポッドキャストで詳しくご紹介しています。また、Microsoft の Omar Shahine による新しい Microsoft Mechanics の番組、「Microsoft Syntex の概要」もお見逃しなく。


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Microsoft 365、Edge、Bing の新しいツールで生産性と創造性の間の隔たりを埋める http://approjects.co.za/?big=ja-jp/microsoft-365/blog/2022/10/12/new-tools-from-microsoft-365-edge-and-bing-bridge-the-gap-between-productivity-and-creativity/ Wed, 12 Oct 2022 14:00:00 +0000 Microsoft 365、Microsoft Edge、Bing の新しいクリエーター ツールは、すべての人が想像力を刺激して自己を表現できるよう設計されています。詳細情報をご覧ください。

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クラウド、AI、機械学習の力を使って人々が PC でつながって作成ができるように設計された、新しい Surface デバイスとソフトウェア エクスペリエンスについて午前中に発表しました。Microsoft 365、Microsoft Edge、Bing を横断して発表した更新情報のうちいくつかについて、もう少しお伝えしようと思います。

Microsoft 365

業務、学習、整理、つながり、作成に役立つ強力なツール。

午前中に Panos がこの件について説明したように、ここ数年で生き方の永続的な変化がオンラインでもオフラインでも起こりました。これらの新しい行動様式が毎日の習慣になり、PC の新しい使い方が生み出されています。必須の PC のタスクはますますオンラインに移り、コンテンツ制作といった分野ではイノベーションが続いていて、活況なクリエーター エコノミーの推進に一役買っています。創造性と自己表現は 1 つのものでもなければ、1 人の人物や 1 つの業界のことでもありません。適切な一連のツールを使えばだれでもクリエーターになれます。2 千万人近くの米国の消費者が、今ではコンテンツをオンラインで制作および収益化しています。ユーザーが生成するコンテンツは、1 週間にメディアに消費される時間の 39% を占めるようになりました。1 その一方で、あらゆるもののコストが増大し続けているので、すべての人が自宅と職場で制約を強いられています。米国の消費者の 72% にとってコストの増大が一番の関心事で、より良いお買い得品を見つけることが人々がオンラインで購入する一番の理由です。2 Microsoft では、アプリとサービスを横断して新しいエクスペリエンスを構築するうえで、自己表現と創造性を解き放つと同時に、生活を楽にするのに役立つ実用的なツールを提供することに重点を置いています。

Microsoft 365、Microsoft Edge、Bing の新しいクリエーター ツール

本日、すべての人が想像力を刺激して自己を表現できるよう設計された、Microsoft 365、Microsoft Edge、Bing の新しいコンシューマー向けツールについて発表できることに、大きな喜びを感じています。 あらゆることがアイデアから始まりますが、動き始めて個性を取り込むことは必ずしも簡単ではありません。ソーシャル メディアで自身のブランドを作り出そうとしている人や、単に家族や友人のために誕生日パーティーの招待状を作成したい人すべてのために、Microsoft ではコンテンツの制作と共有に関するいくつかの重要な課題の解決を目指しました。

  • アイデアがあっても動き出すのが困難です。アイデアを取り入れてデジタルで思い描いたものにしても、絶対に想像したとおりにならないのはなぜでしょうか。
  • コンテンツを作成する場合に時間がかかります複数の画像とテキストの形式を整えたりサイズを変更したりすることがこれほど複雑なのはなぜでしょうか。
  • すばらしい見栄えの独自のコンテンツを作ることが困難です。トレーニングを受けたデザイナーではなくても高品質のデザインを求めていることを、ツールがとにかく理解できないのはなぜでしょうか。
  • そして最も重要なことは、ツールが断片化していることです (そして高価です)。

初めて Microsoft Designer について発表できることに、大変な喜びを感じています。この Microsoft 365 のグラフィック デザイン アプリは、魅力的なソーシャル メディアの投稿、招待状、デジタル ポストカード、グラフィックスなどのすべてをすぐに作成するうえで役立ちます。

Microsoft Designer には、OpenAI の DALL∙E 2 を含む AI テクノロジが搭載されているので、最小限の労力でさまざまなデザインを即座に生成できます。最先端の AI によってアイデアがより優れたものになります。

Designer を利用すれば、時間を費やしてカードやソーシャル メディアの投稿をゼロから作る必要はありません。 また、あらかじめ作成された何千ものテンプレートを検索する必要もなくなります。Designer なら、アイデアから始めて、重労働は AI にまかせることになります。たとえば、Designer で "ゼロから始める" 場合、単純に見たい画像の説明を入力すると、代わりにアプリによって完全に独自のものが作成されます。Designer で作業を行う際、アプリのあらゆる面に AI が搭載されているので、生まれつきデザインの才能があってもなくても、一貫性があって、調整された、適切なスケールの美しいデザインに確実になります。

ユーザーが Designer の [Add Text] (テキストを追加) フィールドに「Cakes by Davi (Davi のケーキ)」と入力するといくつかのケーキの画像が表示され、さらに [Generate an image using a description] (説明を使用して画像を生成) フィールドに「Ombre cake decorated with flowers and fall foliage (花と紅葉で飾られたオンブル ケーキ)」と入力すると追加でケーキの画像の候補が表示されます。

画像やテキストなどのコンテンツをさらに追加すると、1 回のクリックで "デザイン アイデア" 機能によってコンテンツが魔法のようにデザイン内で融合されます。そうすると、ソーシャル メディアのプラットフォームに直接公開したり、どこでも使えるようにダウンロードしたりするなど、デザインを好みの形で全世界の人々と共有できます。

Microsoft Designer

詳細情報 

Designer アプリは PowerPoint から生まれたもので、そこでの "デザイナー" ではプレゼンテーションを作るときに AI を使ったテンプレートの提案が行われます。コンテンツの種類に応じて、選択できるいくつかのオプションが PowerPoint デザイナーによって提示されます。実のところ、PowerPoint デザイナーで 80 億以上のスライドのデザイン (さらに増え続けています) がお客様によって保存されています。その遺産をさらに発展させて、新しい Designer アプリでテキストを画像に変換する最先端の AI が追加されたことは非常に喜ばしいです。

新しい Microsoft Designer アプリを今すぐ使い始めるには、無料の Designer アプリの Web プレビューへの早期アクセスにサインアップしてください。Microsoft では、アプリをお試しになって、フィードバックをお送りいただき、改善をお手伝いいただけるよう、ユーザーを招待しています。現在の無料プレビューには、予定されている機能がすべて含まれているわけではありません。徐々に追加される予定です。アプリが一般提供できる状態になったら、無料アプリと、Microsoft 365 Personal および Family のサブスクリプション利用者が使用できる追加のプレミアム機能付きの両方で提供されます。

コンテンツ制作はアプリにとどまらず、オンラインでも行われていることを Microsoft は理解しています。そのため、Designer を Microsoft Edge に統合する予定です。AI 搭載のデザインの提案が利用できるようになるため、ブラウザー ウィンドウから移動せずにソーシャル メディアの投稿や他のビジュアル コンテンツの見た目を向上させることができます。

クリエーターが美しいロゴ、ソーシャル メディアの投稿、招待状を作りたいだけでなく、すばらしいビデオも作成したいことを Microsoft は認識しています。そのため、Microsoft Clipchamp が Microsoft 365 ファミリに正式に加わったことも喜ばしいことです。初めて Microsoft 365 アプリ スイートに無料のビデオ エディターが含まれるようになったので、美しいビデオを即座に作成できます。日々のビデオブログ、口コミのダンスのビデオ、家族のビデオ、ハイライト映像のどれであっても、Clipchamp はビデオ、音声、効果をすばやくかつ簡単に組み合わせるのに役立ちます。Clipchamp を利用すると、編集のエキスパートでなくても、だれでもプロ級のビデオを作成できるようになります。 また、Microsoft 365 のサブスクリプション利用者は Clipchamp のプレミアム機能を利用できるようになったので、かつてないほどの価値が追加のコストなしで提供されます。

ユーザーが Clipchamp を使って 45 秒のビデオを編集しています。10 秒と示されたフレームに紫の色合いの山と雲が表示されていて、ビデオ フレームに

Microsoft Clipchamp は現在、Windows 11 のインボックス ビデオ編集アプリとして、または Web で提供されています。Microsoft 365 Personal および Family のサブスクリプション利用者と、Clipchamp Essentials のサブスクリプション利用者は Clipchamp のプレミアム機能を利用できます。

本日は、新しい Web サイトである Microsoft Create についても発表いたします。これは、クリエーターのことを念頭に置いて設計されていて、インスピレーションを得たり、時間を節約したり、スキルのレベルアップをしたりするうえで役立ちます。Create によって、新しいクリエイティブ アプリと共に既知のお気に入りの Microsoft 365 アプリが 1 か所にまとめられるので、創造性を表現し、時間を最大限に活用できるようになります。

Create は、どのようなタイプのクリエーターでも、ビデオ、グラフィック デザイン、ドキュメント、プレゼンテーションなどを作り始める場合に役立つ空間です。これは、Designer、Clipchamp、PowerPoint、Word やそれ以外の Microsoft のコンテンツ制作アプリの力が集約された、クリエーターのための究極の出発点です。Create を利用すると、同じ立場になったことがある他の人々による専門的なテンプレート、精選された記事、ビデオが、インスピレーションのきっかけになったり、スキルのレベルアップに役立ったりします。コンテンツ制作について何か新しいことを試したり学んだりするうえで役立つこの新しい Web サイトを提供できることは、非常に喜ばしいです。

ユーザーが Create のホームページをスクロールすると、インスピレーションを与える Create のデザインが表示されます。ナビゲーションから [Templates] (テンプレート) を、ドロップダウンから [Instagram] を選択すると、Instagram のテンプレートのオプションが表示されます。ナビゲーションの [Learn and Grow] (学習と成長) を選択すると、コンテンツ制作のヒントが表示されます。

Microsoft Create

詳細情報 

Microsoft Create の Web サイトは、現在稼働していて、だれでも利用できます。時間と共に新しい機能とコンテンツがサイトに継続的に組み込まれる予定です。

今度は、創作に最適な画像を探すことについて説明します。特定の画像が必要な場合に、頭にあったものに最も近い何かしらが見つかるまでオンラインで検索することにすべての人が慣れてしまったと思われます。しかし、何らかの理由でまだ存在しない画像を探している場合は、運が悪いということになります。新しい Microsoft Bing の Image Creator を利用すると、想像しうる限りの、まだ存在しない画像を作成できるようになるということを発表できるのは、非常に喜ばしいことです。Microsoft Designer アプリでも利用されている同じ DALL∙E 2 搭載の画像ジェネレータ テクノロジが使用されている Image Creator は、アイデアを現実のものにするのに役立ちます。何かについての説明、場所や活動といった追加のコンテキスト、アート スタイルを入力するだけで、Image Creator によって画像が作成されます。

Microsoft では、この機能の展開には慎重なアプローチを取っています。一部の地域向けに限定プレビューをすぐ開始します。これにより、フィードバックを収集し、学習内容を適用し、範囲を拡大する前にエクスペリエンスを改善できます。Image Creator が利用できるようになると、Bing の [画像] タブに移動して [Image Creator] をクリックするか、Microsoft Edge のサイド バーにある Image Creator のアイコンからアクセスできます。

DALL∙E 2 のような初期段階のテクノロジを利用する場合、それが新しいものだと認識することが重要で、発展および改善し続けることが期待されます。Microsoft では、責任ある AI への取り組みを重要視しています。DALL∙E 2 によって Designer アプリと Image Creator に不適切な結果が提供されないように、DALL∙E 2 を開発したパートナーである OpenAI と協力して必要な対策を講じ、アプローチの発展を続けます。

たとえば、OpenAI は露骨な性的および暴力的なコンテンツをモデルのトレーニングに使用されるデータセットから除外し、Microsoft はコンテンツ ポリシーに違反する画像の生成を制限するためにフィルターを展開しました。

それに加えて、Microsoft では誤用の防止にさらに役立つ、慎重に扱うべきトピックにおけるクエリ ブロッキングの追加といった技術を統合しています。さらに、DALL∙E 2 に対する一部のプロンプトによってトレーニング データに組み込まれたバイアスが表面化する場合があります。Microsoft では、より多様なイメージを結果に提供するうえで役立つ追加のテクノロジを最近適用しました。これが、Microsoft が対処と継続的な改善のために積極的に取り組んでいる分野です。

フィードバック、アイデア、懸念事項をぜひお聞かせください。Designer のプレビューの場合は、右上にあるフィードバックのボタンでフィードバックを提供できます。近日公開予定の Image Creator の場合は、ページの右下に [フィードバック] ボタンが用意されます。

お金と時間の節約につながる Microsoft Edge の新しいツール

Microsoft では、クリエーターのための新しいツールに加えて、オンラインでの時間を最大限に活用し、その過程でお金を節約できるようになる方法を探し続けています。 

商品の検索とショッピングは、依然としてブラウザーにおいて最も長く続けられている活動の 1 つですが、そのことの真実味が増したのはここ数年のことです。熱心なオンライン ショッピングの利用者である私は、Microsoft Edge がショッピングのための最も優れたブラウザーの 1 つであると断言できます。Edge に組み込まれたショッピング機能は、利用者が平均で年間 $400 を節約するのに役立ちます。プラグインは必要ありません。また、Microsoft Edge によってこれまでに $14 億以上の割引がクーポンでもたらされています。3 これは大変な金額で、人々の日々の生活に影響します。Microsoft Edge のサイド バーの [ショッピング] は、ショッピングをさらに簡単かつより個人向けにする新しい機能で、価格の履歴、価格の比較、クーポン、お買い得品といった Web 全体の商品情報の分析に機械学習と AI の力が使用されていて、時間とお金の節約に役立ちます。Microsoft Edge のサイド バーの [ショッピング] を利用すると、パーソナライズされたショッピング ハブに便利にアクセスでき、最近の購入内容、荷物の追跡、最近閲覧したアイテム、未清算のショッピング カートなどの情報だけでなくクーポンや割引を確認できます。

ショッピングのほかにも、Microsoft Edge のサイド バーを利用すると、タブ間を移動していても、ブラウザー内でツールやファーストパーティとサードパーティの機能にサイドバイサイドでアクセスできます。私はマルチタスクと、オンラインでの時間を最大限に活用するために、サイド バーを使います。たとえば友人がノート PC のおすすめを送ってきたとします。Outlook の受信トレイからリンクを開き、サイド バーの [ショッピング] をクリックしてすぐに価格を比較できます。アプリを切り替えることは一切なく、操作はよどみなく進みます。また、サイド バーでは、[Discover] (検出) で異なる検索エンジンの検索結果を比較したり、単位変換のような簡単なツールにアクセスしたり、小休止が必要なときに [ゲーム] をチェックしたりできます。サイド バーで一番良い点は、全面的にカスタマイズできることで、オンラインでの時間を最大限に活用するための機能を選択できます。

Windows ユーザーの場合は、今すぐ Windows PC で Microsoft Edge と Bing を使い始めることができます。macOS、モバイル、または Linux デバイスで Microsoft Edge と Bing をお試しになりたい方は、Microsoft Edge をダウンロードして、ご意見をお聞かせください。

Microsoft と Uber One

最後になりますが、近頃は、クリエーターから起業家、親、学生に至るまでのすべての人が良い買い物を求めていることは間違いありません。本日から 2023 年 1 月 10 日まで、新規と既存の Microsoft 365 Personal および Family のサブスクリプション利用者は、サブスクリプションによって Uber One のメンバーシップを 6 か月間無料で利用でき、初回の Uber Eats の注文が $25 割引されます。Uber One のメンバーシップには、無制限の配送料無料、Uber Eats での最大 10% 割引、Uber の配車での 5% 割引が含まれています。登録と詳細については、こちらの Uber One のオファーをご覧ください。これによって毎日が少し楽になることを期待します。 

Microsoft では、ここ数年で現れた混乱と不確かさに満ちたこの新たな世の中で、どのようにテクノロジの力を利用すれば人々をサポートできるのかに重点を置いています。生き方、働き方、遊び方の永続的な変化は、新しい習慣になりました。Microsoft では、障害を取り除いてよりシームレスでパーソナライズされたエクスペリエンスをプラットフォームとデバイス全体で作り出す方法を探し求めています。それは、自己を表現できるようにするためであり、PC で次のイノベーションと創作の波をもたらすためでもあり、実現にはクラウドと AI の力を利用します。皆様がどのように活用されるのかを楽しみにしております。


1 「Tech Enabling User Generated Content to Flourish」、Consumer Technology Association (2022 年 6 月 15 日)

2 「How to Thrive in the Retail Space」、Comscore (2022 年)

3年間の節約額は 2021 年 5 月から 2022 年 4 月の間に Microsoft アカウントにサインインしたユーザーに提示されたクーポンの額面を使って計算されています。米国のデータのみに基づいています。

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コラボレーティブ アプリを Microsoft Teams とともに構築する http://approjects.co.za/?big=ja-jp/microsoft-365/blog/2022/05/24/build-collaborative-apps-with-microsoft-teams/ Tue, 24 May 2022 15:00:00 +0000 今年の Microsoft Build 2022 では、Teams と Microsoft 365 に対応するコラボレーティブ アプリの開発に関する多数の新機能と機能強化を発表します。この記事では、Build での発表の要約を紹介します。

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このパンデミック (感染症の世界的な大流行) で、ハイブリッド ワークのコア イネーブラーとしてのテクノロジの役割が劇的に加速しており、開発者はこの変革の中心に立っています。前回の Microsoft Build でコラボレーティブ アプリを発表しましたが、この新しいアプリ パターンのねらいは、ユーザーがハイブリッド ワークプレイスで成功を続けていけるように人、プロセス、データをひとつにまとめることです。人々がソフトウェアを消費する方法がモバイル デバイスによって完全に変革したのと同じように、コラボレーティブ アプリはあらゆる組織での人々の共同作業の方法を変革していきます。

月間アクティブ ユーザー数 2.7 億を超える Microsoft Teams は開発者に、コラボレーティブ アプリ構築という他にはない機会を提供しています。2020 年初頭に比べて、Teams 内のカスタム構築またはサードパーティのアプリの月間アクティブ ユーザー数は 10 倍以上に増加しています。Teams 対応アプリの数は 1,400 を超え、ますます多くの独立系ソフトウェア ベンダー (ISV) が、Teams と Microsoft 365 のサービスを基盤とするアプリを開発してそのユーザーからの多額の年間収益を生み出しています。将来に目を向けると、今後登場するテクノロジがデジタルと物理の世界をひとつにまとめると考えられます。その一例が Microsoft Mesh for Teams ですが、こうして Teams でのコラボレーティブなエクスペリエンスに参加する新しい機会が開かれることが期待されます。 

今年の Build 2022 では、Teams と Microsoft 365 に対応するコラボレーティブ アプリ開発に関する多数の新機能と機能強化を発表しています。私と Charles Lamanna の基調講演「Innovate with collaborative apps and low code」(イノベーションをコラボレーティブ アプリとロー コードで) でハイライトをご覧ください。このブログでは、Build での発表の要約を 3 つのセクションに分けて紹介します。ユーザーを満足させる豊かなコラボレーティブ エクスペリエンス、開発者の生産性拡張とユーザー エンゲージメントの増大、そしてアプリの収益化です。これらのイノベーションを使って皆さまがどのようなものをビルドされるのか、非常に楽しみです!

ユーザーを満足させる豊かなコラボレーティブ エクスペリエンス

Live Share のご紹介: Teams 会議の中での対話型アプリ エクスペリエンス

このたび発表する Live Share は、開発者が作成するアプリで受動的な画面共有だけでなく参加者の共同視聴、共同編集、共同作成などを Teams 会議の中で実現するための機能です。Teams SDK の新しい拡張機能 (プレビュー中) を使用して簡単に、既存の Teams 向けアプリを拡張して会議の中に Live Share エクスペリエンスを作り出すことができます。Live Share を支えている "流動フレームワーク" は、状態、メディア、コントロール アクションの高度な同期をサポートするものであり、必要な開発はフロントエンド側のみです。 この同期は、Teams によってホストされ管理される Microsoft Azure Fluid Relay サービス インスタンス上で実行されますが、利用料金は発生しません。Frame.io、Hexagon、Skillsoft、MakeCode、Accenture、Parabol、Breakthru などのパートナー各社が既に Live Share エクスペリエンスを構築しています。Live Share のオンデマンド セッションをご覧になり、新しい Teams SDK 拡張機能をお試しください。

Microsoft Teams での Live Share コラボレーションの実際の動作を見せるデモ。

図 1. Hexagon の Live Share プロトタイプを使って、エンジニアたちが Teams 会議の中でブレーンストーミングしながら 3D のモデルとシミュレーションに注釈を付けたり、編集したりしています。

流動フレームワークと Azure Fluid Relay の一般提供

流動フレームワーク (Fluid Framework) はオープンソースのクライアントサイド JavaScript ライブラリの集合であり、Live Share のリアルタイム コラボレーション機能を支えています。Azure Fluid Relay は、流動フレームワーク クライアントをサポートする完全マネージド型のクラウド サービスです。開発者は流動フレームワークと Azure Fluid Relay を使用して、開発するアプリでのリアルタイムの対話を Microsoft Teams 会議以外の場所でも実現することができます。流動フレームワーク、Azure Fluid Relay サービス、そしてこれに対応する Azure Fluid クライアントサイド SDK が実稼働シナリオへの準備を整えて提供を開始するのは 2022 年中盤の予定です。最新情報については Microsoft Developer Blogs をご覧ください。こちらのオンデマンド セッションで、流動フレームワークと Azure Fluid Relay を使用するコラボレーティブ Web アプリの構築についてさらに学ぶことができます。

アダプティブ カードを更新して Loop コンポーネントを作成

Microsoft Loop コンポーネントはライブの、アクション実行可能な生産性単位であり、常に同期を保って Microsoft 365 のアプリ間を自由に移動します (最初は Teams チャットと Microsoft Outlook)。本日、開発者が Loop コンポーネントを作成できるようになりましたことを発表します。これで、簡単に既存のアダプティブ カードを Loop コンポーネントに進化させることや、新しいアダプティブ カード ベースの Loop コンポーネントを作成することができるようになります。加えて、アダプティブ カード ベースの Loop コンポーネントを "エディター" の画面に表示することができます。これに使用される Context IQ はインテリジェントな機能の集合であり、Microsoft のアプリやサービスのバックグラウンドで稼働するので、ユーザーはメール新規作成の流れを止めずに続けることができます。Zoho Projects はこのアダプティブ カード ベースの Loop コンポーネントを利用して、同社の顧客のインシデント応答時間を向上させてサービス停止時間を短縮するとともに SLA (サービス レベル アグリーメント) を基準とする全体的なパフォーマンスを高めるためにユーザーがこれらのタスクを Teams でも Outlook でも実行できるようにしています。Zoho Projects と ServiceDesk Plus Cloud はいち早く Microsoft 365 のアプリと統合して Microsoft Loop を実装した製品の例です。この機能の開発者プライベート プレビューは 2022 年 6 月に開始します。最新情報については、Microsoft Developer Blogs をご覧になるか Twitter で @Microsoft365Dev をフォローしてください。

Zoho Projects の実際の動作のデモ。アダプティブ カード ベースの Loop コンポーネントを法務の承認に使用しています。

図 2. Zoho Projects はアダプティブ カードをライブの、アクション実行可能な Loop コンポーネントに発展させて Teams と Outlook の両方で動作するようにしました。

Microsoft Azure Communication Services サンプル アプリ ビルダーのご紹介

Microsoft Azure Communication Services と Teams との相互運用性を利用すると、カスタム アプリや Web サイトを利用する顧客と Teams で仕事をしている従業員との、シームレスなコミュニケーションをサポートするエクスペリエンスを作り出すことができます。たとえば Teladoc Health はこの種としては初の、カスタム完全統合型臨床/管理バーチャル ヘルスケア ソリューションであり、Teams の中でケア チームのコラボレーションと関連する臨床データへの直接アクセスを可能にするとともに、カスタム アプリから参加した患者にシームレスにバーチャル ケアを提供することができます。

バーチャル ヘルスケア用の Teladoc Health カスタム アプリの画面が左右に並べて表示されています。左の臨床チーム用画面には患者が表示され、右の患者用画面には担当医師が表示されています。

図 3. Teladoc Health はケア提供者の作業とつながりを Teams からできるようにしました。患者は Azure Communication Services を使用して開発されたカスタム アプリから参加できます。

本日、Azure Communication Services サンプル アプリ ビルダーを発表します。開発者が簡単に、バーチャル アポイントメントのためのサンプル アプリケーションをビルドしてデプロイできます。所要時間はほんの数分で、コーディングは一切不要です。このサンプル アプリを通して、顧客はアポイントメントの予約を入れることができます (これには Microsoft Bookings の機能が使用されます)。Teams 会議に参加するためのカスタム Web アプリには、会社のブランドを反映でき、スタッフはスケジュールされたアポイントメントに Teams を使用して参加します。このサンプル アプリは完全オープン ソースであり、開発者はそのコードを利用してさらにカスタマイズできます。Github で詳細情報をご覧ください

Microsoft Graph API の機能強化でチャットとチャネルのメッセージを開発者のアプリに埋め込み可能に

Microsoft Graph チャット API を利用すると、開発者が Teams のチャットを自分のアプリケーションに埋め込むことができます。これでユーザーがコラボレーションをシームレスに、アプリ間の切り替え不要でできるようになります。このたび、多数の新しい API のプレビュー開始を発表します。これで、フェデレーション ユーザー (たとえばテナント外のユーザー) とのチャットが可能になり、他にもメッセージが現在のユーザーによって既読か未読かを特定することや、ユーザー チャットとメンバーシップの変更をサブスクライブすることができるようになります。これらの新しい API の一般提供開始は 2022 年中盤を予定しています。詳細については、Docs のチャット メッセージのリソースの種類のページオンデマンド セッションをご覧ください。

SharePoint Framework と Microsoft Viva コネクション

SharePoint は、きわめて柔軟なコンテンツ コラボレーション プラットフォームとして Microsoft 365 のさまざまなエクスペリエンスにパワーを与えています。SharePoint Framework で、パーツやページを SharePoint のサイトや Teams のアプリなどの中に作成できるようになりました。このフレームワークを中心として、新しい従業員エクスペリエンス プラットフォーム Microsoft Viva コネクションの拡張性機能が構築されています。こちらのセッションで、Viva コネクション対応の独自の従業員エクスペリエンスを構築して Teams のアプリと直接統合する方法をご覧ください。

Viva コネクションのモバイル アプリと Teams でのホーム サイトを左右に並べた画像。

図 4. サンプルの Microsoft Viva コネクション アプリが Teams とモバイル デバイスの両方で実行されています。

"承認" の拡張性

Microsoft Teams の中の "承認" は、現場の最前線で働く従業員からオフィス ワーカーまであらゆる人々が、承認の作成、管理、共有を簡単に、仕事の流れの中で直接行うのに役立ちます。このたび、承認の作成、読み取り、更新、削除 (CRUD) の API を発表します。開発者はこの承認 API を使用して承認機能を基幹業務アプリに取り込むことや、Webhook を使用して Teams の "承認" での変更追跡とワークフロー推進ができるようになります。承認 API は 2022 年中盤にプレビュー開始を予定しています。最新情報については Microsoft Developer Blogs をご覧ください。詳細については、こちらのオンデマンド セッションをご覧ください。

開発者の生産性をスケーリング

ビルド 1 回で Teams と Microsoft 365 のどこにでもデプロイ

本日、新しい Teams SDK の一般提供開始を発表します。これを利用すると Teams、Outlook、Office に対応するアプリを単一のアプリケーション & デプロイメント モデルで構築することや、各製品に関係する機能を活用するコラボレーティブ アプリを構築することができます。開発者は最新の Teams JS SDK v2 とアプリ マニフェスト v1.13 にアップグレードできるようになりました。これで実稼働用の Teams 対応アプリを作成することや、フルスケールのパイロットを Outlook と Office のプレビュー チャネルのユーザーを対象として実施することができます。こうしてフィードバックを集めて、Outlook と Office で動作するアプリの配布 (本年中に可能になる予定です) に備えることができます。

これらの更新には後方互換性があるため、開発済みの Teams 対応アプリはすべて改変不要で今後も Teams の中で動作し、実稼働レベル サポートが受けられます。Teams 開発者向けエクスペリエンス (Microsoft Teams 開発者ドキュメント、ツール、サポート、コード リポジトリなど) は、拡張されたアプリをサポートするように更新されています。シングルテナントとマルチテナントの両方のアプリを、既存の Teams エクスペリエンスを使用して配布できるようになります。詳細については、Teams 対応アプリを Microsoft 365 の他の部分でも利用できるようにすることについてのオンデマンド セッションをご覧ください。

MURAL の実際の動作のデモ。個人用タブと検索ベースのメッセージ拡張機能が他の場所でも利用可能になることを示しています。

図 5. MURAL の Teams 対応アプリにある個人用タブと検索ベースのメッセージ拡張機能が他の Microsoft ホスト アプリでも利用可能になります。

MURAL はパートナーの中でも早くから、Teams、Outlook、Office をつなぐコネクテッドなエクスペリエンスを実現するアプリを提供しています。上記の例では、MURAL の検索ベースのメッセージ拡張機能が Outlook のメッセージに直接、対話型のアダプティブ カードとして挿入されています。MURAL の他にも Adobe、eCare Vault、go1、monday.com、Polly、ServiceNow、SurveyMonkey、Zoho など多数のパートナーの協力を得てこれらのツールが完成し、このたび一般提供開始となりましたことを Microsoft Build で発表しました。

Teams Toolkit for Visual Studio Code と CLI の一般提供開始

Teams Toolkit for Visual Studio、Visual Studio Code、コマンドライン インターフェイス (CLI) は、Teams と Microsoft 365 のためのアプリを短時間で構築するためのツールです。Teams プラットフォームの経験がない方もベテランの開発者も、Teams Toolkit を使うことがアプリの作成、ビルド、デバッグ、テスト、デプロイの最善の方法です。本日、Teams Toolkit for Visual Studio Code と CLI の一般提供 (GA) 開始を発表します。開発者はシナリオベースのコード スキャフォールドを足掛かりとして通知とコマンド & レスポンスのボットを作成することや、最新バージョンの Teams SDK へのアップグレードを自動化することや、Outlook や Office のアプリを直接デバッグすることができます。Teams Toolkit を使ったアプリ構築は今すぐ始めることができます。

Github 画面の画像。シナリオベース コード スキャフォールドの開発者デモ。

図 6. Microsoft Teams 用の通知アプリを、Teams Toolkit for Visual Studio Code を使用して構築しています。

Power Apps でのコラボレーション コントロール

このたび発表する "Power Apps でのコラボレーション コントロール" は、Power Apps で構築されるカスタム アプリの中から直接 Microsoft 365 のコラボレーション機能 (Teams のチャット、会議、ファイル、Tasks by Planner など) をドラッグ アンド ドロップできるようにするものです。コラボレーション コントロールのプレビュー開始は 2022 年中盤を予定しています。詳細については、こちらのオンデマンド セッションをご覧ください。最新情報については、Power Apps のブログをご覧ください。

開発するアプリでのユーザー エンゲージメントと収益化を成長させる

Microsoft 365 用アプリ コンプライアンス自動化ツール

Microsoft 365 アプリ コンプライアンス プログラムの目的は、アプリケーションがどれだけ信頼できるかを評価して対外的に示すことであり、この基準にはセキュリティ、プライバシー、データ取り扱い方法についての業界標準、たとえば SOC 2、PCI DSS、ISO 27001 などが使用されます。このたび、Microsoft 365 用アプリ コンプライアンス自動化ツールのプレビューを発表します。Azure 上で構築されたアプリケーションが対象であり、アプリのコンプライアンスの行程を加速するのに役立ちます。このツールで、開発者はかなりの数のタスクを自動化できるので、認定を短時間で、簡単に達成できるようになります。このツールにはレポート生成機能もあり、開発者が簡単に共有できるので、IT 部門がアプリのセキュリティとコンプライアンスを可視化するのに役立ちます。詳細については、Docs の Microsoft 365 用アプリ コンプライアンス自動化ツールのページをご覧ください。

アプリの管理と発見しやすさを向上

Teams Store はユーザーが適切なアプリを見つけるのに役立ちます。アプリ カテゴリが更新され、アプリのコレクションがキュレーションされ、人気の注目アプリが一覧表示され、ユーザーの同僚や仲間の使用状況に基づいてインテリジェントにおすすめが提示されます。今年の Microsoft Build では、Teams Store における中央エクスペリエンスを発表します。さまざまな Teams とグループ チャットで使用しているアプリをユーザーが自分で追跡するのに役立つとともに、そのアプリでどのアクセス許可が必要かがわかります。また、タブ、メッセージ拡張機能、コネクタを通したアプリの発見を、コンテキスト重視でできるようにします。これでユーザーが適切なアプリを見つけやすくなり、Teams の中で動作する ISV のアプリの使用を増やすのに役立ちます。たとえば、メッセージの新規作成というコンテキストでは、メッセージ拡張機能からの提案がタスクとアクション別にまとめられ、ユーザーはここから選択して実行できます。最後に、皆さまが開発したアプリをモバイル デバイスのユーザーが直接、たとえばリンクや QR コードから追加できるようになりました。

Teams 対応アプリのアプリ内購入

パートナーと開発者の皆さまからのご要望としてトップに挙げられるものの 1 つが、開発する Teams 対応アプリに課金システムを組み込むことです。これで、無料版アプリをフリーミアム版に転換できるようになり、アプリのユーザーにサブスクリプションで利用するかどうかを尋ねることができます。この新しいアプリ内購入機能は本日から提供を開始し、数行のコードを書くだけで呼び出すことができます。詳細については、Docs のアプリ内購入のページをご覧ください。

Microsoft Teams でアプリ内購入のサブスクリプション プランを選択する画面。

図 7. 数行のコード追加で、フリーミアム アップグレードが Teams の中で直接できるようになります。

Teams アプリ ライセンス管理

もう 1 つ、購入済みライセンスの管理と割り当てをユーザーができるようにするという点でも今回大きく前進しています。以前は、ライセンス管理コンポーネントをソリューションに組み込むかどうかは開発者に任されていました。方法としては、ランディング ページや、アプリの中で直接行うというものがあります。ライセンス管理のエクスペリエンス効率化に役立つように、間もなく、ライセンス管理の負担を開発者から Microsoft に移せるようにします。これで、ユーザーがライセンスの管理と割り当てを Teams の中で直接行うことができます。Teams でのライセンス管理のプレビュー開始は 2022 年中盤を予定しています。

新しいコラボレーティブ アプリが Teams に登場

ISV 各社から、革新的なコラボレーティブ アプリが次々と Teams に登場し、そのシナリオは広範にわたっています。ここでは、本日または近日中に提供を開始する新しいアプリの例をご紹介します。

  • MURAL アプリ for Teams は、あらゆる場所のチームが共有コラボレーション スペースを Microsoft Teams に取り込めるようにするものです。ユーザーは非同期の視覚的コラボレーションでチームワークを向上させることができます。エンゲージメントできていない会話を変革して、生産的で全員が積極的に参加できる会議やワークショップにするための多数のテンプレートと、実証済みのガイド付きメソッドが用意されており、チームが画期的な成果を達成するための力となります。MURAL は Microsoft プレビュー パートナーであり、MURAL アプリは Teams、Outlook、Office のすべてで単一のコネクテッド エクスペリエンスとして動作します。
  • Observable アプリ for Teams は、企業がそのデータ、コンテキスト、ロジックを 1 つの場所にまとめて、インサイト発見をコラボレーション型で行うとともにデータ駆動の意思決定を組織全体で加速することを可能にします。 Observable の新しい更新プログラムが 2022 年 6 月に予定されており、Observable でのコメントを通してコラボレーションするときに Microsoft Teams 通知を利用できるようになります。
  • SAP S/4HANA operational purchaser chatbot は、Microsoft Teams のコラボレーティブ機能を SAP S/4HANA ユーザーが会話型ユーザー エクスペリエンスの中で利用できるようにするものです。これには Microsoft Azure Active Directory (Azure AD) 認証が使用され、Microsoft Graph API が利用されているため、ユーザーが他の関係者を呼び出すことやビジネス パートナーとの Teams 会議のスケジュールを設定することが、認証済みビジネス ユーザーのコンテキストでボットの中から直接できるようになります。これは SAP 内のスタンドアロン アプリの中での Teams のコラボレーション エクスペリエンスの緊密な統合を提供するものであり、ユーザーに必要な接続性とコラボレーションをもたらします。
  • ServiceDesk Plus Cloud アプリは Zoho のエンタープライズ IT 管理部門である ManageEngine から提供されています。Microsoft Teams を利用してビジネスと IT のサービス デリバリーを効率化し、IT のインシデント解決を管理してスピードアップし、エンタープライズ全体でサービス エクスペリエンスを向上させます。間もなく、ServiceDesk Plus Cloud アプリの既存の静的なアダプティブ カードが Loop コンポーネントで拡張されます。これで、チケット関連の仕事をする人全員が、最新の更新情報を入手してサービス デスクのタスクをトリガーすることがタブの切り替え不要でできるようになります。
  • Figma はコラボレーティブなデザイン プラットフォームですが、ここに導入される新しいアプリで、チームが Figma と FigJam のファイルの共有、プレゼンテーション、コラボレーションをリアルタイムで、Teams 会議の中でできるようになります。このアプリでは新しいアダプティブ カード機能も利用されているため、ユーザーが Figma または FigJam のファイルへのリンクを Teams チャットの中で共有するとカードが展開し、ユーザーがそのファイルを Teams の中から開くことができます。ファイルの通知を見て応答することも、Teams の中から直接行うことができます。Figma アプリは 2022 年中に Teams アプリ ストアでの提供を開始する予定です。

詳細情報

ここでは、Microsoft TeamsMicrosoft 365 の上で動作するコラボレーティブ アプリの開発についてさらに学ぶための主なリソースをまとめます。

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Microsoft Viva ゴールで目的とアラインメントが従業員エクスペリエンスに加わります http://approjects.co.za/?big=ja-jp/microsoft-365/blog/2022/05/16/microsoft-viva-goals-brings-purpose-and-alignment-to-the-employee-experience/ Mon, 16 May 2022 15:00:00 +0000 本日、ビジネス ゴールの設定と管理のための新しいモジュール Microsoft Viva ゴールがプライベート プレビューとして提供を開始したことを発表します。Viva ゴールで、目的とアラインメントを Viva の既存の機能 (文化とコミュニケーション、ウェルビーイングとエンゲージメント、成長と能力開発、知識とエキスパートの情報) とともにご利用いただけるようになります。

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ワークプレイスはこの 2 年間で大きく進化しました。ハイブリッド ワークが現実のものとなり、従業員の期待は従業員エクスペリエンスへとシフトしています。Microsoft が最近実施した調査によれば、従業員の 77% が、仕事における目的意識と意義を雇用主から提示されることが重要または非常に重要だと回答しています。同時に従業員の 69% が、働いた時間ではなくインパクトが評価されて報酬が与えられることが重要または非常に重要だと回答しています1

従業員は、所属する会社の目的とミッションに自分がつながっていること、自分の方向性がこれらにそろっていることをもっと実感したいと考えているだけでなく、成長し、インパクトを作り出し、変化をもたらしたいと考えています。同様に、組織の理想的な状態とは、従業員とチームがゴールについて明確な共通認識を持ち、望みどおりのビジネス アウトカムの達成に向けて足並みをそろえて業務を遂行できることです。明確で一貫性のあるビジネス ゴール設定プロセスは、従業員エクスペリエンスとビジネス アウトカムの間のミッシング リンクといえます。

本日、ビジネス ゴールの設定と管理のための新しいモジュール Microsoft Viva ゴールがプライベート プレビューとして提供を開始したことを発表します。OKR (Objectives and Key Results: 目標と主要な成果) の大手企業 Ally.io2 の買収から誕生した Viva ゴールで、目的とアラインメントを Viva の既存の機能 (文化とコミュニケーション、ウェルビーイングとエンゲージメント、成長と能力開発、知識とエキスパートの情報) とともにご利用いただけるようになります。

Viva ゴールの概要

Viva ゴールは、チームの方向性を組織の戦略的優先事項にそろえて (アラインメント)、ミッションと目的を中心に結束させます。 従業員の仕事の内容と、その仕事がビジネスの最重要の優先事項にどのようなインパクトをもたらすかを明確にするのに役立ちます。このアラインメントができているチームは、仕事の遂行に専念し、健全な判断を下し、望みどおりのビジネス成果を推進することができます。

さらに、Viva ゴールによってビジネス ゴールが毎日の仕事の流れの中に組み込まれます。接続されたデータと自動リマインダーで最新の状況を把握するのが簡単になることに加えて、OKR とその進捗状況を組織全体で共有するためにカスタマイズされたダッシュボードとクイック リンクを活用できます。Viva ゴールは Microsoft Teams や Azure DevOps と統合され、その他に組織で既に利用されている業務管理とデータのツールとも統合できます。さらに Microsoft Viva、Microsoft Power BI、およびその他の Microsoft 365 のアプリとサービスとの多数の統合が今後追加される予定です。Viva ゴールの登場で、OKR は従業員エクスペリエンスから切り離された存在ではなくなり、人々が働く場所に一体化されます。

Viva ゴールが現在の Microsoft Viva Suite サブスクリプションに追加されて一般提供を開始するのは 2022 年第 3 四半期の予定です。

ビジネス ゴールが従業員エクスペリエンスとビジネス アウトカムをつなぐ

組織の最上位においてゴールと成功の測定方法を明確にすることは、何が重要かを従業員全員が理解して、最も重視される優先事項にそれぞれの仕事の方向性をそろえるのに役立ちます。これで、チームの仕事のコンテキストが明らかになり、ビジョンが共有されて共通言語が形成されますが、このことはハイブリッド ワーク環境では特に重要です。これによって、各部門とチームがそれぞれの優先事項に集中するための枠組みが作られ、何を成功とみなすかをビジネス ゴールと関連付けて定義することができます。

組織全体とチーム全体のゴールが明確になっていれば、従業員はチームと個人のレベルで考え、コラボレーションし、行動することができるようになります。優先事項と他のメンバーの仕事の状況について情報を得て、それに自分の仕事の方向性をそろえます。こうして、毎日の仕事によってビジネスが、よりアジャイルな方法で前進します。このような、全体像とのつながりと可視化によって、柔軟に目的ドリブンで仕事を進めることが可能になります。それは、ゴールに到達するための最善の方法を従業員が判断できるからです。なぜ自分が毎日出勤するかを知り、コラボレーション型アプローチでゴールを定義し、自分がどれだけ進んだかを理解することは、従業員エクスペリエンスをより良いものにするうえで重要です。

また、イノベーションと成長の文化も促進されます。Ally.io の調査によれば、OKR などのゴール設定フレームワークを使用している従業員の 73% は、仕事でリスクを取るためのエンパワーメントができていると感じており (使用していない従業員では 53%)、計算されたリスクはイノベーションにつながっています3

OKR をすべての人に

Viva ゴールで私たちが目指しているのは、チームのあらゆるレベルで OKR を使用できるようにすることです。OKR は全員を同じ方向に進めるのに役立ちますが、トップダウンの指示としてしか使用されないのでは意味がありません。CEO をはじめとする幹部も、チーム リードも、専門職 (individual contributor) も、OKR をマネージャーとの 1 on 1 のミーティングや利害関係者への進捗報告に、あるいは通常のプランニング プロセスに取り入れて、何がうまくいき、何がうまくできなかったか、何を変えるべきかを振り返ることができます。

Microsoft 自身の従業員エクスペリエンスの行程を紹介するブログ シリーズの第 4 回では、Microsoft 社内のチームがどのように Viva ゴールと OKR フレームワークを社内のさまざまなレベルで使用して新入社員をサポートし、チーム間のパートナーシップを定義し、イノベーションを推進しているかを紹介しています。

今後の展望

私たちは、お客様のアラインメント作りのお手伝いができること、そして意義を明確にした目的ドリブンの働き方を Viva の一部として従業員エクスペリエンスに取り込めるようになったことを嬉しく思います。詳しくは、Microsoft Viva ゴールの詳細情報と次のビデオをご覧ください。


1Work Trend Index の調査は独立調査会社 Edelman Data x Intelligence が 31 の市場のフルタイム雇用または自営の労働者 31,102 人を対象として 2022 年 1 月 7 日から 2022 年 2 月 16 日にかけて実施しました。この調査は長さ 20 分、オンラインで、英語を使用して、または各市場の言語に翻訳されて実施されました。市場ごとに最低 1,000 人のフルタイム労働者が調査の対象となり、すべての回答について全世界の結果が集計されて平均値が計算されています。全世界平均の中で、各市場の重みは均等に与えられています。各市場のサンプルは、フルタイム労働者群の年齢、性別、地域を代表するように選ばれており、各サンプルの中ではさまざまな労働環境 (対面、リモートか非リモートか、オフィス勤務かそれ以外かなど)、業種、企業規模、在職年数、職位が混在しています。調査対象の市場: オーストラリア/ニュージーランド (ANZ): オーストラリア、ニュージーランド。アジア太平洋 (APAC): 中国、香港特別行政区、インド、インドネシア、日本、マレーシア、フィリピン、シンガポール、韓国、台湾、タイ、ベトナム。ヨーロッパ: チェコ、フィンランド、フランス、ドイツ、イタリア、オランダ、ポーランド、スペイン、スウェーデン、スイス、イギリス。ラテンアメリカ (LATAM): アルゼンチン、ブラジル、コロンビア、メキシコ。北米: カナダ、米国。

2Microsoft の Ally.io 買収で従業員エクスペリエンスがさらに向上し、従業員の仕事とチームのゴールや会社のミッションとのアラインメントが可能に、Kirk Koenigsbauer、Microsoft 公式ブログ、Microsoft。(2021 年 10 月 7 日)

32021 Report: A New Perspective on Goal Management and Company Culture、Kevin Shively、Ally.io。(2021 年 6 月 8 日)

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インクルーシブ性を高めるインテリジェントなツールから Windows の最新ニュースまで――Microsoft 365 の最新情報をご紹介します http://approjects.co.za/?big=ja-jp/microsoft-365/blog/2022/04/28/from-intelligent-tools-built-on-inclusivity-to-the-latest-in-windowsheres-whats-new-in-microsoft-365/ Thu, 28 Apr 2022 16:00:00 +0000 今月追加される新しい機能で、全員がより快適に会議に参加でき、多様性のあるハイブリッド ワークプレイスでエンパワーメントを感じられ、デバイスの切り替えをさらに簡単にできるようになります。

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先日リリースされた Microsoft の 2022 Work Trend Index1 でもハイライトされているように、世界中の組織が新しい働き方に適応しつつありますが、新しい課題にも直面しています。それは、いかに文化、テクノロジ、スペースを組み合わせてハイブリッド ワークを文字どおり work させる (効果を発揮させる) かです。私たちが毎日使うツールは、柔軟かつインクルーシブであることが必要です。それぞれ異なるニーズを持つ人々全員をエンパワーメントし、いつでも、どこにいるときでも生産性を発揮できるようにするためです。

今月 Microsoft 365 に追加される多数の機能は、アクセシビリティを高め、柔軟なワークスタイルをサポートし、定型的タスクを効率化し、一人一人の意見を確実に伝える方法を増やします。また、Windows 11 と Windows 365 に、ハイブリッド ワークを少し楽にする新しい機能も追加されます。では、新しい機能を詳しく見ていきましょう。

さらにインクルーシブでシームレスな仕事環境

ハイブリッド ワークプレイスにおけるニューロダイバーシティをサポート

過剰な通知で気が散ってしまうことがあります。特に、自閉症や ADHD などの障碍のある人の場合です。邪魔になるものを減らすために、Microsoft Teams での通知をカスタマイズする方法を増やし、どの通知をいつ表示するかを指定できるようにしました。Microsoft Viva インサイトでは、自分の時間を確保するための新しい方法が追加されます。また、効率的な読み書きをサポートする新しい機能も追加しています。たとえば、テキスト予測のオプション、音声コントロール ツール、アクセシブルなオーサリング機能です。すべての人にとって有益ですが、ディスレクシア (読字障碍) などの学習障碍のある人々にとっては真のゲーム チェンジャーとなります。

ハイブリッド ワークプレイスにおけるニューロダイバーシティをサポートする、これらの機能とその他のインテリジェントなツールについて Microsoft アクセシビリティの 2022 年春の新機能のブログで説明しています。

Microsoft Teams 会議中に通知をミュートします。

自然な言語でタスクを作成する

To Do Windows アプリで期限、リマインダー、繰り返し情報をタスクのタイトルからスマートに認識する機能がサポートされるようになりました2。これで、「プロジェクトのレポートを金曜日に提出」あるいは「クライアントのフォローアップを木曜日午後 1 時に」のような自然な言語を To Do が自動的に認識して、日付、時刻、繰り返し情報をハイライトし、タスクに追加します。お使いの Windows To Do アプリをバージョン 2.66 以上に更新してご利用ください。

Yammer をさらに活用する

このたびリリースされた Yammer の一連の機能更新は、自分に必要なものを発見する、アイデアを共有する、個人設定をカスタマイズするといったことを簡単にするのに役立ちます。まず、コミュニティのメンバーが質問への有益な回答に賛成票を投じることができるようになりました。これで、回答を他のメンバーが見つけるのが簡単になります。また、会話をブックマークする機能も追加され、後で特定の投稿とその返信を見るのに便利です。最後は Yammer Web のダーク モードで、間もなく利用可能になります。

Microsoft 365 Web アプリでのアカウント切り替えをクリック 1 回で

複数のユーザー アカウントの切り替えは仕事の流れを乱すことがあります。特に、サインアウトしてサインインしなおすことが必要なときです。今月から、Microsoft 365 Web アプリで複数の職場用と個人用のアカウントが同じブラウザーでサポートされるようになります。これで、アカウントの切り替えがシームレスに、クリック 1 回でできます。Microsoft 365 Web アプリの画面右上にあるアカウント マネージャーでアカウントを追加して、お試しください。この機能についての詳細情報を、Tech Community の Microsoft 365 Web アプリでのアカウント切り替え機能の発表についてのブログでご覧ください。

ユーザー アカウント切り替え機能を示す Office 365 ホームページ ビュー。

Windows 11 と Windows 365 で仕事をどこからでも安全に進める

柔軟な働き方を実現するには、ハイブリッドの世界のために作られたテクノロジが必要です。今月発表した Windows 11 と Windows 365 の最新の機能は、新しい働き方に力を与えるように設計されています。Microsoft Cloud のパワーと PC の親近性をひとつにまとめて、一段とシームレスな Windows エクスペリエンスを、セキュリティを犠牲にすることなくお届けします。

生産性とハイブリッド コラボレーションを Windows 11 で推進

Windows 11 では、作業中のファイルをエクスプローラーで簡単に整理できるように、お気に入りのタグを付ける、タブを使用して必要なファイルにすばやくアクセスするといった機能が追加されています。

Windows 11 エクスプローラーの画面。ファイルを整理するための、お気に入りや最近アクセスのカテゴリなどの機能を示しています。

新しい機能、たとえば自動フレーミングVoice Clarity背景のぼかしアイ コンタクトで、ハイブリッド ミーティングがさらに自然に感じられます3ライブ キャプションを利用すると、ハイブリッド ワーク環境がさらにインクルーシブになり、聴覚障碍のある人や言語学習中の人も等しく参加できます。最後に、タッチ対応スナップ アシストを追加しました。Windows タブレットや 2-in-1 デバイスで、事前定義されたレイアウトでウィンドウを整理するのに便利な機能です。

ハイブリッド ワークの力となる世界初のクラウド PC、Windows 365

Windows 365 で、働く人々の Windows エクスペリエンス全体を Microsoft Cloud からストリーミングできます。それぞれの個人設定、アプリ、コンテンツにどのデバイスでも、セキュリティを維持しながらアクセスできます。

Windows 365 Boot で、ユーザーは起動時に Windows 365 にサインインできます。最初にローカルのオペレーティング システムにサインインする必要はありません。Windows 365 Switch は Windows 365 クラウド PC とローカル デスクトップとの間を移動するための機能です。現在タスク スイッチャーで複数のデスクトップを切り替えているのと同じ方法で移動できます。Windows 365 アプリを使うと Windows 365 クラウド PC に別の方法で、つまりタスク バーやスタート メニューからアクセスできます。また、オフラインで作業する必要があるとき、たとえば飛行機の中や野外活動のときは、Windows 365 Offline を利用すると作業を中断なく続行できます。再びネットワークに接続したときに、自動的に同期が行われます。

Windows 365 の切り替え機能。ユーザーが Windows クラウド PC とローカル デスクトップとを切り替えることができます。

IT 担当者の力となるモダン管理

分散して働く従業員のデバイスを管理して常に最新の状態にすることは、IT 部門にとって新たな課題となっています。その助けとなるように、Windows 自動パッチを追加しました。この新しいインテリジェントなマネージド サービスは、Windows と Office のソフトウェアを自動的に最新状態に維持するものであり、Windows Enterprise E3 で追加費用なしで利用できます。この発表の詳細情報を、Tech Community の最新の状態にして最新の状態を保つための Windows 自動パッチについてのブログでご覧ください。

加えて、新しいコミュニケーション機能を Microsoft エンドポイント マネージャーに追加します。IT 担当者が組織からのメッセージを特定の従業員宛てに直接送信できるようになり、メッセージはデスクトップやロック画面など、Windows 11 のさまざまな場所に表示されます。この新しいクラウド マネージド機能とその他の詳細情報を Tech Community のエンドポイント管理に関する Windows 11 新機能のガイドのブログでご覧ください。

Windows 11 の機能。特定の従業員宛てに直接メッセージを送信する方法と、そのメッセージが Windows 11 のさまざまな場所に表示されることを示しています。

エンドポイントの保護に必要な作業をクラウドでシンプルにする

私たちは、高度なエンドポイント管理へのビジョンを発表するとともに、一連のプレミアム ソリューションをエンドポイント マネージャーに順次導入する計画を公開しました。これらは、組織のエンドポイント セキュリティを強化し、ユーザー エクスペリエンスを向上させ、デジタル資産の総所有コストを削減するのに役立ちます。Windows のリモート ヘルプはそのソリューションの第 1 弾であり、一般提供を 2022 年 4 月 5 日に開始しました。Windows クラウド管理についての Microsoft Mechanics の新しいビデオでも紹介しています。

データのガバナンスをデータ資産全体について行う

今日の、分散型でデータリッチのワークプレイスが抱える課題を解決するためのソリューションとして、Microsoft Purview を紹介します。この包括的なソリューションのセットは組織のデータ資産全体を理解し、ガバナンスを行い、保護するのに役立ちます。この新しいポートフォリオには、これまでご利用いただいてきた Azure Purview と Microsoft 365 Compliance の一連のソリューションの機能が集約されており、統合データ ガバナンスおよびリスク管理を実現します。Microsoft Purview の詳細については、ビデオ「Microsoft Purview でさらに先へ」をご覧ください。

モダン ワークの未来に力を与える

働き方の未来がだんだんと明らかになっていますが、Microsoft 365 はこれからも組織とチームが柔軟な働き方モデルを取り入れることができるようお手伝いします。ハイブリッド ワークのニーズをサポートするという点で Microsoft 365 は絶好の位置にいるソリューションといえます。来月は、毎年開発者を集めて開催される Microsoft Build のニュースをお伝えしますので、ぜひご覧ください。 


1 2022 Work Trend Index, Microsoft. (2022 年 3 月 16 日)

2 この機能を利用できるのは現時点では英語 (EN-) のみとなります。

3 ハードウェアに依存します。

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新しい働き方をサポートする Windows 11 と Windows 365 の新しいエクスペリエンス http://approjects.co.za/?big=ja-jp/microsoft-365/blog/2022/04/05/new-experiences-in-windows-11-and-windows-365-empower-new-ways-of-working/ Tue, 05 Apr 2022 15:00:00 +0000 今回は、最新の Windows の詳細な情報について、また現在、そしてこれからの、みなさまの働き方の進化をどのようにお手伝いできるかについてお伝えします。

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今回は、最新の Windows の詳細な情報について、また現在、そしてこれからの、みなさまの働き方の進化をどのようにお手伝いできるかについてお伝えします。

ハイブリッド ワークのためにデザインされたオペレーティング システムである Windows 11 がリリースされてから、6 か月以上が経過しました。Tower をはじめとする多くのお客様から寄せられる反響が、Microsoft 従業員の大きな励みとなっています。

「Windows 11 は、当社の包括的な戦略にまるでパズルのピースのようにぴったりとはまりました。従業員は最新のスキル セットを習得し、Microsoft との関係性も深めることができました。この取り組みは、ソリューションの実装だけでなく、Tower がこの分野のリーダーとなるうえでも役立ちました。」 - Liz Cawson 氏、IT 運用責任者、Tower

企業向け Microsoft 365 担当ゼネラル マネージャーとして、お客様とお話しすることが私の重要な職務の 1 つです。大手企業の経営陣や中小企業の経営者の皆さまとの会話から、たくさんのことを学んでいます。また私たちのチームには、この 2 年間、働き方の変化に関する数多くのフィードバックやご意見をお寄せいただきました。実際に、私の住んでいるアトランタ周辺でも、働き方が変化していることを実感します。働く環境は、より柔軟になると同時に、より複雑化しています。数多くの組織から、IT 基盤全体を合理化し、従業員がシームレスかつ簡単に使用できるようにするソリューションを求める声が聞かれるようになりましたが、これは当然のことと言えます。

先日、世界 31 か国 31,000 人を対象とするアンケートをまとめた 2022 Work Trend Index (英語) を公開しました。2021 年と 2022 年の調査から明らかになったのは、急速に変化する環境の中、業務にテクノロジを活用するという考え方が浸透していることです。Microsoft は、この結果を新しい機能の開発に反映しています。今後も皆さまにお使いいただく Windows を進化させながら、お客様のつながり、コラボレーション、コミュニケーションの変革を支援してまいります。

Work Trend Index の中で最も注目すべきなのは、従業員の 73% が柔軟な在宅勤務制度の定着を求めており、今後も継続していきたいというデータです。これは調査対象の 3 分の 2 以上という、興味深い結果です。

私もパンデミックの最中にリーダーとして Microsoft に入社し、フル リモートで働いているため、今後のことを踏まえてリモート ワークやハイブリッド ワークに移行する際に生じるであろう企業の新たな課題や、従業員がこれまでと異なる環境で直面する問題などに共感できます。

そこで今回、最高製品責任者のパノス パネイの発表内容を再構成し、働く場所を問わず企業や従業員の皆さまを支援する Windows 11 の新機能を詳しくお伝えします。

早速、Windows 11 の新機能をご紹介しましょう。

クラウドの活用により、高速でダイナミックになった Windows 11 エクスペリエンス

昨年 Microsoft は、世界初のクラウド PC である Windows 365 を発表し、あらゆる Windows エクスペリエンスを Microsoft クラウドからストリーミング形式でお客様にお届けできるようになりました。つまり、従業員 1 人ひとりの個人設定、アプリ、コンテンツに任意のデバイスから安全にアクセスできるようになります。Windows がクラウドからストリーミングで提供されるため、永続的にいつでも使用可能で、前回終了したときの状態から作業を再開できます。インターンや契約社員などの流動的な従業員から、開発者などの大規模なコンピューティング ニーズ、リモート ワーカーや安全な Bring Your Own PC (Bring Your Own PC) のニーズにいたるまで、重要なハイブリッド ワーク シナリオで Windows 365 クラウド PC の新しい用途を見つけている多くのお客様からご意見をいただいています。Windows 365 は簡単にスケールアップできるため、合併や買収のような組織の変化では特に便利です。世界最大手の製糸企業である Coats 社は、早い段階から Windows 365 を採用しています。

「Windows 365 は、ハイブリッド ワーカーのさまざまなニーズに沿ったセキュリティとパフォーマンスを提供します。個人所有デバイスも含め、さまざまなデバイスを使用する従業員、開発者、外部のビジネス パートナーが求めるスケーラビリティと柔軟性を備えています。また、Microsoft 365 とシームレスに連携し、当社のすべてのデバイス資産と同様にクラウド PC を管理できます。」 - Helge Brummer 氏、テクノロジおよび運用担当バイス プレジデント、Coats

クラウドに拡張された Windows を使用することで、クラウドのパワー、インテリジェンス、容量を活用してデバイスの能力を拡大し、デジタル トランスフォーメーションを加速させる新しいソリューションを開拓できます。Gartner® の調査 (英語) によると、インフラストラクチャおよび運用 (I & O) 担当責任者の 72% が、クラウドベースのユーザー コンピューティング ソリューションに投資している、または今後 24 か月以内に投資を行う予定であると答えています。

パンデミックはゆっくりと沈静化に向かい始めましたが、企業では、より恒久的なハイブリッド ワーク戦略を検討し始めており、より柔軟な働き方を実現するための新たな統合機能が求められています。

Windows 365 Boot によって、Windows PC が Windows 365 クラウド PC に直接ログインできるようになる様子を表した図。

Microsoft は、使い慣れた Windows PC の使いやすさとクラウドの能力を組み合わせ、セキュリティを犠牲にすることなく、よりシームレスな Windows エクスペリエンスを提供します。

Windows 365 Boot を使うと、起動時に自身の Windows 365 クラウド PC に直接ログインし、それをデバイスのプライマリ Windows エクスペリエンスとして指定できます。このため、Windows 365 は、デバイスの共有や Bring Your Own Device (BYOD) することが一般的な、派遣社員や現場の最前線で働く従業員にとって、より優れたソリューションとなります。ユーザーが複数存在する場合でも、各自が自分の資格情報を使用して、自身の Windows 365 クラウド PC に安全に直接ログインできます。

Windows PC の画面に Windows 365 Switch が表示されています。タスク ビューでデスクトップ間を移動することができます。

私と同じように、Windows 11 のデスクトップ画面を仮想的に切り替えて使う便利さをご存知の方も多いでしょう。今回追加される Windows 365 Switch を使うと、タスク ビューで複数のデスクトップを切り替えるのと同様に、自身の Windows 365 クラウド PC とローカル デスクトップとの間を行き来できます。この操作は、使い慣れたキーボード コマンドのほか、マウスクリックやスワイプ ジェスチャでも実行できます。

新しいネイティブ Windows 365 アプリからは、タスク バーやスタート メニューから自身の Windows 365 クラウド PC に直接アクセスできます。デスクトップからどのように Windows 365 クラウド PC にアクセスしても、カスタマイズされた個人のウェルカム エクスペリエンスで自身の設定、プロフィール、ワーク スタイルを独自に構成できます。

 Windows 365 オフラインを強調した Windows PC のグラフィック。接続が切れた状態でも Windows 365 での作業を続けることができます。

このほか、接続が切れている状態でも Windows 365 で作業を続けることができる、Windows 365 Offline の提供を予定しています。接続が回復すると、Windows 365 クラウド PC はデータを損失することなく自動で Windows 365 サービスと再同期するため、ユーザー エクスペリエンスとワークフローの永続性が保たれます。

これらの機能については、こちらの Windows 365 ブログと新しい Microsoft Mechanics エピソードで詳しく説明しています。

従業員向けの新しい包括的でインテリジェントなエクスペリエンスと機能

最新の Work Trend Index (英語) の調査では、51% の回答者がフル リモートが可能なオプションを求めつつも、ハイブリッドなエクスペリエンスの仕事を希望しています。ハイブリッド ワークに向けに設計された Windows 11 は、リモート、オンサイト、ハイブリッドなど、あらゆるシナリオに対応できることが最大の特長です。

本日は、すべてのユーザーが最新の環境でさらに効率よく働けるよう、Windows 11 にいくつかの便利な新しいエクスペリエンスを追加されることをお知らせします。何より、これらの機能は、あらゆるユーザーが Windows 11 を活用できるように、特にアクセシビリティを考慮して設計されています。

Windows 11 のデザインでは、スタート メニューが使いやすいよう中央に配置されました。そして、このスタート メニュー内に配置される新しいアプリ フォルダーについて説明します。この機能を使うと、モバイル デバイスやタブレットと同様の操作で、自分の Windows 11 デスクトップ上で簡単にアプリを整理したり、検索したりできるようになります。

Windows 11 のファイル エクスプローラーを更新、必要なものをすばやく発見

更新された Windows 11 の起動時のファイル エクスプローラー画面。

今回の発表の中で特におすすめしたいのが、ファイル エクスプローラーの新しいエクスペリエンスです。これまで、重要なファイルやフォルダーを見つけるのにどれほどの時間を費やしてきたかわかりません。これからは、Context IQ が Windows 全体からコンテキストに応じて検索結果を提案してくれるため、簡単にファイルを見つけることができます。クラウド内のコンテンツも含めた Windows 全体から、関連するコンテンツや連絡先をご提案します。たとえば、よく一緒に仕事をしている人が作っていて、私もアクセスできるファイルなど、自分が必要としているファイルを表示することができます。

また、ファイル エクスプローラーのタブを使用して、マルチタスクで複数のファイルを同時に探すこともできます。

2022 Work Trend Index (英語) の調査では、回答者の 35% が、創造的な作業を行ったり生産性を高めたりするため、作業に集中する時間が必要だと答えています。これを受けて、Microsoft は Windows の集中モードに新機能を追加しました。

Windows 11 の集中モードの新機能で時間を節約

Surface デバイスで集中しているハイブリッド ワーカー。

Microsoft でシニア リーダーを務める私は、1 日のほとんどを会議に追われ、重要な仕事をこなす時間をなかなか確保できないことがよくあります。集中モードは、自分の生産性を高めるツールの 1 つとして、非常に役立っています。Windows 10 から導入されており、集中を妨げるような表示を制限し、デスクトップをすっきりさせることができます。今では、Microsoft Viva インサイトの集中モードが私の翌週のスケジュールに基づいて自動でフォーカス時間を設定し、貴重な時間を守ってくれています。これは私にとって革新的な機能でした。このたび、Windows 11 の集中モードに統合型フォーカス タイマー応答不可機能などの新機能が追加され、自身のフォーカス時間の追跡やパーソナライズがさらに簡単になります。

AI を活用したより自然なハイブリッド会議エクスペリエンス

企業がハイブリッドなアプローチを取り続ける中、私たちはバーチャルやハイブリッドなミーティングやコラボレーションをより自然に感じられるような新しい強化機能をお届けしています。これらの機能* には、移動しながらカメラの焦点を合わせる自動フレーミング音声の明瞭化音声フォーカス、背景の視覚的および聴覚的な気を散らすものを軽減する背景ぼかしが含まれます。この AI を使った新機能の中で私が気に入っているのは、バーチャル ミーティングやビデオ通話でアイ コンタクトを向上させるアイ コンタクトです。

Windows 11 のライブ キャプションでオーディオビジュアル エクスペリエンスを改善

Windows PC の画面にライブ キャプションが表示されています。これは、音声エクスペリエンスから簡単にキャプションにアクセスできる新機能です。

Microsoft では、常にアクセシビリティ関連のエクスペリエンスの改良に取り組んでいます。このたび、聴覚障碍者および言語学習者向けに、Windows 11 のライブ キャプションを強化しました。この新機能では、Windows 全体のあらゆるオーディオ エクスペリエンスとアプリで、簡単にキャプションにアクセスできます。これには、お気に入りのストリーミング Web サイトの音声をはじめとする Web ベースのオーディオが含まれます。私は、お気に入りの動画を見るときにはキャプションをオンにして楽しんでいます。この機能は Windows 11 の新しいエクスペリエンスとして魅力的です。

改良されたスナップ レイアウトで手軽にマルチタスク化

スナップ レイアウトが登場する前のことを覚えていないほど、これはとても便利な Windows 11 の機能です。私は常に複数のウィンドウを開いており、この機能を頻繁に使用しています。2 つ以上の関連ウィンドウをスナップして検索する、または 4 つまでの異なるプロジェクトをマルチタスクで同時に表示する、といったことが簡単にできます。Microsoft は、負担をかけずにスマートに働く方法を常に模索しています。このたび、タッチ操作のデバイスに向けてタッチ スナップ レイアウトを追加しました。この機能により、現場の最前線で働く従業員など、日常業務でタッチ デバイスを使用している多くのユーザーの働き方が改善されます。

最新の管理機能で IT 担当者を支援

IT 部門は、パンデミックの中で最も複雑な対応を迫られている部署の 1 つです。さまざまな場所にいる従業員のデジタル資産すべてを接続し、最新状態を維持してパフォーマンスを発揮させなければなりません。しかも、IT 管理者自身もリモートで作業しているため、さらに複雑になっています。物理マシンや Windows 365 クラウド PC など、企業全体で使用するデバイスの状況や種類は多種多様です。IT 担当者は、すべてのエンドポイントの安全と生産性を維持するという大役を担っています。

Microsoft エンドポイント マネージャーのクラウド管理機能を使用すると、IT 担当者は、従業員が生産的に作業するために必要なエンドポイントの保護や構成を行うための柔軟性を手に入れるだけでなく、Windows の新機能も利用することができます。Windows 11 はクラウド活用型 OS として構築されており、Endpoint Manager は、組織がデバイスを最新の状態に保ち、準備が整い次第アップグレードできるよう支援する鍵となります。

デバイスを最新状態に保つ、もう 1 つの新しい自動化サービスが Windows 自動パッチです。これは、Windows と Microsoft 365 の更新管理を簡素化して、IT チームの負担を軽減できるよう設計されています。エンドポイントの正常性、安全性、コンプライアンスが保たれるため、IT 担当者は安心してビジネス上の他の課題に取り組めます。

自動パッチはリングベースで段階的にデプロイできるため、IT 担当者がロールアウト速度と安定性のバランスを適切に設定できます。最新状態を維持しながら、エンドポイントを脅威から保護すると共に、負担やリスクを最小限に抑えながら新機能をデプロイすることで、生産性を向上させることができます。何らかの問題が発生した場合には、ユーザーの作業を中断することなく、Microsoft がサービスの停止や更新の戻しを行います。Windows 自動パッチは、Windows E3 オファリングの一部として、2022 年 7 月からの提供を予定しています。自動パッチの詳細については、こちらのブログ記事をお読みください

柔軟性とデータ保護

Microsoft Edge のアプリケーション管理を使用すると、ユーザーは管理対象外デバイスから組織のリソースにアクセスできるようになります。一方で IT 担当者は、どのリソースにアクセスできるかの条件を制御することができます。管理者は、Endpoint Manager で適用されたアプリ保護ポリシーを使用して、外部から組織内へ、または組織内から外部へのデータ フローの制御を構成したり、許容可能な脅威レベルを設定したりすることができます。これにより、多くの企業で BYOD モデルを安全に採用することができます。また、プライバシーや保護を犠牲にすることなく、従業員が個人のデバイスから会社の情報にアクセスすることができます。

Microsoft Edge のアプリケーション管理を表示した Windows PC の画面。

Windows 11 の対象指定メッセージでコミュニケーションを改善

IT 担当者が対象を指定して組織メッセージをユーザーに直接送信し、デスクトップ、ロック画面、タスク バーのすぐ上などのさまざまな場所に表示する、新しいコミュニケーション機能をご紹介します。新入社員へサポート メッセージを送ったり、メールで送信すると紛失する恐れがある重要なトレーニングのリマインダーを送ったりするときに便利です。Endpoint Manager 管理センターでは、IT 担当者はメッセージの作成、カスタマイズされたリンクや URL の提供、閲覧頻度の設定はもちろん、Microsoft Azure Active Directory (Azure AD) との統合に基づき、メッセージの対象ユーザー セットを定義することもできます。

IT 担当者が組織メッセージを発信するための新しいコミュニケーション機能が表示されている Windows PC 画面。

新時代のエンドポイント管理機能でよりシンプルに

Microsoft は、組織のゼロ トラスト セキュリティ モデルへの対応を支援するため、ユーザーのコンピューティング環境全体のエンドポイントを保護する IT 担当者の業務を簡素化することを目指しています。エンドポイントの管理は新しい時代に突入しました。Endpoint Manager は、エンドポイント セキュリティの強化、ユーザー エクスペリエンスの改善、デジタル資産の総保有コストの削減のための高度に拡張されたソリューションや機能のセットを提供します。Microsoft は、ミッションクリティカルなエンドポイントおよびセキュリティ管理ツールを、単一のクラウドベースのソリューションに統合し、本日より提供を開始します。高度なエンドポイント管理の Microsoft のビジョンに関するニュースは、Microsoft 365 ブログのこちらの記事でお読みいただけます。また、クラウドとオンプレミスを通じてデバイス プラットフォームを問わずエンドポイントを保護するプレミアム ソリューション シリーズを段階的に導入する予定です。ゼロ トラスト アーキテクチャを達成するための基盤としてご利用ください。

クラウド型リモート支援ツールの「Windows 用リモート ヘルプ」の Windows PC 画面キャプチャ。

2022 Work Trend Index では、ハイブリッド ワーカーの 50% 以上が来年中にはリモートに完全に移行することを検討していると示されています。このため、技術的に複雑な問題が発生した場合、オンサイトでの技術サポート以外の解決方法が必要となります。本日、Endpoint Manager 初のプレミアム ソリューションとなる Windows 用リモート ヘルプをリリースします。これはクラウドベースのリモート支援ツールで、接続先のユーザーに安全で信頼性の高いヘルプデスクを提供します。エンドポイント新しい職場になるということです。適切なアクセス許可を持った担当者が、適切なタイミングでユーザーの問題を解決することが、今日の企業のハイブリッド環境においてきわめて重要です。

ハイブリッド ワークの安全を確保するセキュリティ新機能

サイバーセキュリティ環境は、新たな脅威の登場と共に目まぐるしく変化し続けています。当然ながら、世界中のビジネス リーダーはサイバーセキュリティの問題やリスクを懸念事項のトップに挙げています。これを解決するため、Microsoft は Windows 11 に新しいセキュリティ機能を導入し、ハイブリッドおよびリモート環境の従業員に、これまでで最も安全な Windows を提供します。

Windows 11 にはチップからクラウドまで保護機能が組み込まれており、現在および将来のハイブリッド ワーク環境におけるセキュリティ上の新たな課題に対応できます。リリースの度に既定のセキュリティを強化していますが、今回は、企業の将来の強化に役立つ Windows のセキュリティ機能をご紹介します。

高度なフィッシングなどのサイバー攻撃を受ける可能性はだれにでもあります。Microsoft は、今後の Windows 11 の更新で、フィッシング攻撃の検出強化や保護などの機能を Microsoft Defender SmartScreen として Windows に組み込む予定です。また、マルウェア、ランサムウェア、データ損失、デバイス盗難時のハードウェア攻撃の深刻なリスクに対する保護も強化します。Microsoft は、大企業から中小企業、IT 担当者から一般ユーザーまで、あらゆるユーザーに向けて Windows のセキュリティ機能を簡素化することを目指しています。チップからクラウドまで、ハードウェアとソフトウェアを緊密に統合したセキュリティ階層により、働く場所や働き方を問わず、Windows をご利用のお客様を保護します。Windows 11 に導入予定のセキュリティ イノベーションの詳細は、セキュリティ ブログをご覧ください。

ハイブリッド ワークへの移行を共にサポート 

働く環境や世界情勢が変化する中、従業員や組織のニーズも変化しています。Microsoft は、Windows 11 を柔軟、安全、生産的なハイブリッド ワークを実現できるソリューションにすることを目指しています。本日発表した機能により、Windows をお使いいただくことで、現在および将来の課題に適応し進化するクラウド型のテクノロジとサービスによって、お客様のビジネスを前進させることをお約束します。 

安定したハイブリッド ワーク環境を構築するには時間がかかります。Microsoft もまさに構築途中の段階であり、皆さまと同じように学びながら進めています。このため、互いに学び合うことができるように、Microsoft の Windows 11 の導入事例を公開したいと考えました。Microsoft のデジタル従業員エクスペリエンス担当コーポレート バイス プレジデントの Nathalie D’Hers と私が従業員エクスペリエンスについて議論した内容や、Microsoft 社内の Windows 11 のデプロイでのケース スタディをぜひご覧ください。

Windows 11 を採用した「最初のユーザー」としてお伝えしたいのは、Windows Update for Business や新しい PC 用の Autopilot などの使い慣れたツールやプロセス、デバイスの正常性や状態を評価するエンドポイント分析などに利用される Microsoft エンドポイント マネージャーのツールは、とても簡単に使用できるということです。コア部分が共通で、かつ、管理機能にも一貫性があるため、環境内に Windows 10 と Windows 11 が共存するケースも簡単に実行できます。また、Fast Track などのエンジニア主導のサービスや、お使いのあらゆるアプリの互換性を検証する App AssureTest Base の強力な組み合わせにより、移行作業全体を確実にサポートします。

Windows 11 を早期から採用していただいている ITC Secure では、企業全体ですばやく簡単に移行を進め、Windows 11 のメリットを最大限に活用しています。

「ITC Secure の Windows 11 への移行はスムーズに進み、時間やコストを節約しつつ、IT チームのストレスを軽減できました。Windows 11 に組み込まれている高度なセキュリティ機能と併せて、ハイブリッド ワークのためのエクスペリエンスが強化されているため、それらのメリットを活かして安全な領域で運用できます。Windows 11 は、Microsoft の広範なセキュリティ スイートというパズルの中で、セキュリティと生産性のバランスを取るために欠かせない最後のピースです。」 - Alan Armstrong 氏、シニア クラウド セキュリティおよび ID コンサルタント、ITC Secure

ハイブリッド ワークに最適な Windows を、今すぐお使いいただけます。現在および将来のビジネス プラットフォームとして Windows をご利用いただき、感謝申し上げます。Windows 365 による Windows のクラウド拡張については、こちらをご覧ください。Tech Community サイトでは、Windows 11 への移行に役立つ、機能の詳細情報、デプロイ ガイド、成功事例をご覧いただけます。


*ハードウェアに依存

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ハイブリッド ワークへの新たな期待に Microsoft Teams と Microsoft 365 で応える 3 つの方法 http://approjects.co.za/?big=ja-jp/microsoft-365/blog/2022/03/16/3-ways-to-meet-new-hybrid-expectations-with-microsoft-teams-and-microsoft-365/ Wed, 16 Mar 2022 13:00:00 +0000 5 年前、私たちは Microsoft Teams という胸躍る旅に出発しました。目指していたのは、コラボレーションとチームワークのためのハブを作ることです。職場でのビデオ会議は当たり前のものではありませんでしたが、当初から明らかだったのは、非同期と同期的のコラボレーションを 1 つの製品で組み合わせることによって他にはない機会、つまり他の人々と一緒に働き、学び、つながる方法を再考する機会が生まれることでした。

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5 年前、私たちは Microsoft Teams という胸躍る旅に出発しました。目指していたのは、コラボレーションとチームワークのためのハブを作ることです。職場でのビデオ会議は当たり前のものではありませんでしたが、当初から明らかだったのは、非同期と同期的のコラボレーションを 1 つの製品で組み合わせることによって他にはない機会、つまり他の人々と一緒に働き、学び、つながる方法を再考する機会が生まれることでした。

この節目を迎えるにあたり、これまで私たちに、最高の仕事をしようという意欲を与えてくださったお客様とパートナーの皆さまにお礼を申し上げます。病院から学校、非営利団体、そして民間大企業に至るまで、これほどまでに多くの方がそれぞれの目標達成に Teams をお使いになっていることに恐縮しています。

今日では、2.7 億人を超える人々が Teams をハイブリッド ワークに使用しています。組織の 50% 以上が Teams を標準としていることが、最近の Morgan Stanley による CIO (最高情報責任者) 対象の調査で判明しています1。リモート ワークからハイブリッド ワークへの移行に伴い、Teams Rooms のアクティブ デバイス数は前年比 2 倍以上に増加し、Teams 電話のアクティブ ユーザー数は 8,000 万近くに達しています。オフィスから現場担当者まで、Teams は働く人々すべてをサポートします。実際に、現場担当者による Teams の使用量は前年比で 2 倍となっています。

私たちの取り組みは、まだ終わることはありません。すべての組織が新しい働き方の世界で躍進していけるように、私たちはこれからもご意見を聞き、学び、イノベーションを続けていきます。本日公開する 2022 Work Trend Index での知見によれば、働き方と仕事への期待がたった 2 年でこれほど劇的に変化したことはかつてなく、したがって私たちのソリューションも進化が必要となっています。

本日発表する新しい製品イノベーションは、ハイブリッド ワークを work させる (効果を発揮させる) ことを目的とするものです。たとえば、より積極的に参加できる会議エクスペリエンス作りや、外部のパートナーや顧客とのコラボレーションの実現、働く人々が柔軟に思いどおりに働ける仕組み作りまで、これらの新しい機能とソリューションは、職場への人々の新たな期待に応えるものです。

詳しく見ていきましょう。

1. オフィス エクスペリエンスを再考する

ハイブリッドやリモートという働き方が 2 年続いた後でも、私たちのデータによればオフィスは依然として、従業員とマネージャーにとって重要な場所です。ただし、オフィスでの時間が通勤に見合うものにするためには、ビジネス リーダーが物理的スペースと文化的規範の両方を再考する必要があります。つまり、対面で集まるときは誰が、なぜ、どこで集まるかを明確にするということです。また、物理的スペースのデザインは、ハイブリッドのチームがつながりとエンゲージメントを感じられるようにする必要があります。

私たちの調査では、ハイブリッド ワークする従業員の 38% にとって自分の最大の難題はオフィスにいつ、なぜ出勤するかを知ることでしたが、誰がどこで仕事をするかについてチーム内の取り決めがある企業はわずか 28% でした。 

チーム メンバーに合わせて出勤する時間を決めるのに役立つように、Outlook の機能が更新され、会議出席依頼への返信で自分が対面とバーチャルのどちらで参加する予定であるかを表明できるようになります。この新しい会議出席依頼返信オプションは、Outlook on the web でのパブリック プレビューを 2022 年第 2 四半期に開始する予定です。

Outlook の機能が更新されて、会議出席依頼への返信で自分が対面とバーチャルのどちらで参加する予定であるかを表明できるようになります。

ハイブリッド会議に会議室内から参加する人々のために、自分の存在感の確立を簡単に、しかも混乱を防ぎながらできるようにします。そのための新しい機能が Teams Rooms 用コンパニオン デバイスのエクスペリエンスに追加されます。現在では、Teams Rooms での会議に個人用デバイスから参加するときに、ハウリングを避けるため音声は自動的にオフになります。間もなく、ノート PC のビデオをオンにするよう促す機能が追加されます。これで、会議室内のどこにいるかにかかわらず、その人の姿がリモートの参加者にもはっきりと見えるようになります。混乱を防ぐために、その人の映像は会議室前面スクリーンには表示されず、会議室内でコンパニオン デバイスから参加している人々のギャラリー ビューにも表示されません。これらの機能強化の一般提供開始は 2022 年第 2 四半期を予定しています。詳細については、Tech Community のブログ「ハイブリッド エクスペリエンスを Microsoft Teams Rooms と Teams デバイスでレベルアップ」をご覧ください。

ノート PC での Teams 会議。会議室内にいる出席者の映像はギャラリーに縮小表示され、それ以外の人の映像が大きく表示されています。

デジタルと物理的という 2 つの職場環境の間にあるギャップを埋めるために、Teams Rooms にフロント ローという新しい会議レイアウトが導入されます。ハイブリッド会議専用に設計されたこのレイアウトでは、ビデオ ギャラリーが目の高さとなるように画面最下部に配置されるので、会議室内にいる人々がリモートの参加者と自然に、お互いの顔を見ながら会話できるようになり、双方が同じ物理的スペースにいるような感覚が生まれます。コンテンツが画面の中央に配置され、その周囲に会議の追加情報や参加者のセンチメント (チャット、挙手、ライブ リアクションなど) が表示されます。フロント ローは現在プレビューとして提供されており、本年中にさらに機能が拡張される予定です。Teams のフロント ローの詳細情報をご覧ください。

リモートの出席者の映像が、2 つの会議室前面スクリーンの横幅いっぱいに、目の高さに表示されています。その横にチャットと、挙手している参加者の一覧が表示されています。

私たちは現在、ハイブリッド ワークのために作られた最新の Microsoft エクスペリエンス (Teams、Microsoft 365、Windows、Whiteboard) を Surface Hub 2S でも、つまり Microsoft Teams 認定済みのコラボレーション キャンバスと会議のデバイスでも実現するよう作業中です。現在では、リモートのチーム メンバーも会議室内でのやり取りをダイナミック ビューで見ることができます。これは AI 搭載の新しい Microsoft Surface Hub 2 スマート カメラで実現します。デバイス内蔵の自動フレーミング技術によって会議室のビューが動的に調整され、参加者が退室したときや、新たに入室したとき、あるいは誰かがディスプレイ上のコンテンツを操作しているときに、フレームが変更されます。Surface Hub 2 スマート カメラは既に提供を開始しています。詳細については、デバイスのブログをご覧ください。

2 人のチーム メンバーが Surface Hub 2 S の横に立ち、Teams カンファレンス コールでのプレゼンをしています。これには会議室内とリモートの両方からメンバーが参加しています。

自分の姿が他のメンバーから見え、声が聞こえることは、シームレスなコラボレーションができるインクルーシブな会議環境を作るうえで不可欠です。Teams Rooms 対応のタッチ対応ディスプレイ ソリューションが新たに Neat Yealink から登場します。現在 Teams Rooms on Android の認定取得中で、発売は 2022 年第 2 四半期を予定しています。これらはオーディオ、ビデオ、タッチ ディスプレイ、コンピューティングを 1 台にまとめたデバイスであり、導入が簡単で、コラボレーションのエクスペリエンスをさらに拡大します。詳細については、新しい Tech Community のブログをご覧ください。

2. どの会議も価値あるものにする

私たちは、働き方の変化を理解するために数兆件ものデータ ポイントを収集しています。1 週間あたりの会議時間は 2020 年 3 月と比べて 250% 以上増加しました。同時に、より柔軟なコラボレーションのパターンが出現していますが、これは働く人々の一日の時間の使い方が変わったことを示しています。会議の時間は短くなり、臨時の会議が増えています。仕事を遂行するためのチャネルとして、チャットのような非同期型が使用されています。

私たちは、新しい働き方の実現に全力で取り組んでいます。たとえば、最高のプレゼンができるように力を与える、あるいは異なるタイム ゾーン間の非同期コラボレーションを実現することですが、私たちが目指しているのは、全員が積極的に参加できるエクスペリエンス作りです。それは会議を効率化するとともに、一人一人の仕事の成果を全員に確実に伝えるものとなります。

2021 年 9 月に発表した PowerPoint のカメオ機能で、Teams でプレゼンする人のカメラ フィードがそのプレゼンテーションに自然に統合されます。自分の姿をスライド上のどの場所に、どのように表示するかをカスタマイズできます。また、PowerPoint でのレイアウトを提案する "デザイナー" 機能で、最適な見え方を選ぶことができます。カメオ機能の一般提供開始は 2022 年第 2 四半期を予定しています。

最近リリースされたレコーディング スタジオは、PowerPoint でのプレゼンテーションを録画してオンデマンド ビデオとして配信する機能ですが、これでチーム メンバーそれぞれの都合の良いときにコンテンツを見てもらうことができます。PowerPoint レコーディング スタジオは既に一般提供を開始しています。

本日、カメオとレコーディング スタジオを一体化することを発表します。これで、プレゼンテーションをシームレスに作成できるようになります。自分の姿をカメオとしてスライドのどの場所に、どのように表示するかを決定したら、スライドについて話している自分の姿をレコーディング スタジオで録画します。メッセージを配信する準備ができたら、プレゼンテーションを Teams の中で PowerPoint Live を使用して共有します。これは、そのときに会議に出席しているかどうかを問わず行うことができます。カメオとレコーディング スタジオを一体化したエクスペリエンスの提供開始は 2022 年第 2 四半期を予定しています。

注目を集めることは簡単ではありません。これが特に難しくなるのは、印象に残るプレゼンテーションをしたいのに聴く人が目の前にはいないときです。Microsoft Teams のスピーチ コーチが 2022 年第 2 四半期に登場します。これは、AI を使用して発言者本人だけにガイダンスを提供する機能です。他の人の発言をさえぎっているときはそのことが通知され、聴く人の反応を確認するタイミングも教えてくれます。

発言者の言葉が持つインパクトが失われることなく伝わるようにするために、通訳サービスを発表します。これを利用するとライブ通訳者が発表者の発言内容を別の言語に、ほぼリアルタイムで翻訳することができます。会議開催者は通訳参加者リストから指名でき、最大 16 とおりの翻訳元/翻訳先言語の組み合わせから選ぶことができます。出席者が通訳の声を聞くときは、元の音声がバックグラウンドで、音量を下げて再生されます。通訳サービスの一般提供開始は 2022 年第 2 四半期を予定しています。 

会議は多くの場合、コラボレーションのスペースとなり、チームでアイデアを出し合って問題を解決する場となります。Teams の中の Microsoft Whiteboard が進化して有益なビジュアル コラボレーション ワークスペースとなりました。ここにグループのメンバーが集まって、ハイブリッドのブレーンストーミングや学習を効果的に行うことができます。Teams でのビジュアル コラボレーションを実現する機能が豊富にそろっています。たとえば、コラボレーション カーソル、50 点を超える新しいテンプレート、状況に応じたリアクションなどがあり、Teams 会議の中で既存のボードを開いて外部の人々とコラボレーションすることも可能です。これらの機能の一般提供開始は 2022 年第 2 四半期を予定しています。 

3. コラボレーションとコミュニケーションを、自分のやり方で

ハイブリッド ワーカーの 50% 以上が次の 1 年以内に完全リモートに移行したいと考えていることが、私たちのデータで明らかになっています。このように柔軟性と移動の自由が求められているなかで、オフィスの固定席で固定電話を使う時代は過去のものとなりました。

Teams 電話はまもなく、真のモバイルファースト エクスペリエンスの提供をオペレーター コネクト モバイルで開始します。これは BT、Rogers、Swisscom、Telia、Verizon をはじめとする世界有数の革新的な電気通信事業者とのパートナーシップで実現するものです。これを利用すると、ユーザーは 1 つの電話番号をオフィスの席での電話番号と携帯電話番号の両方の代わりに、どのネットワークやデバイスでも使うことができます。また、通話中に別のネットワークやデバイスに切り替えても中断は発生しません。つまり、たとえば外出中に使っていた携帯電話網のサービスからオフィスの Wi-Fi に切り替えるのと同じことができます。Teams 電話用オペレーター コネクト モバイルは、いくつかの通信事業パートナーとのプレビューを次の四半期に開始する予定です。詳細については、オペレーター コネクト モバイル発表のブログをご覧ください。

iPhone とコンピューターが Microsoft Teams に接続しています。

Teams Connect の目的は、シームレスで安全、使いやすいコラボレーションを組織の境界を越えて実現することです。メンバーそれぞれが自分の Teams 環境に留まりながら、全員が 1 つの大きなチームとして仕事をすることができます。2021 年の終わり頃に発表した Teams Connect 共有チャネルは、組織内外の人々が 1 つの共有ワークスペースでコラボレーションできるようにするのに役立ちます。たとえば、ある新製品の仕事をしているチームが Teams チャネルを外部のデザイン チームと共有して、組織横断の共同ワークスペースを作ることができます。全員でコミュニケーションを取り、会議のスケジュールを決定し、ファイルを共有し、アプリで共同作業することが、アカウントを切り替えなくてもできるようになります。Teams Connect の共有チャネルのプレビュー開始は 2022 年 3 月末を予定しています。共有チャネルの詳細と試用については、Microsoft Teams Connect 共有チャネルのブログをご覧ください。

Microsoft Teams Connect の共有チャネルで、複数の組織が 1 つのチームとして一緒に仕事できるようになりました。1 つの共有ワークスペースの中でシームレスにコラボレーションできます。

創造とコラボレーションを効果的に行うには、分散している情報、ドキュメント、チームをひとつにまとめる手段が必要です。2022 年 1 月に発表された Teams チャットでの Loop コンポーネントを利用すると、新しい方法でアイデア創出、創造、意思決定を一緒に行うことができます。本日、Outlook メールでの Loop コンポーネントを発表します。これで、ブレーンストーミング、アクション アイテムの実行、チームの最新ステータス情報の受け取りを、コンテキストやアプリの切り替えなしでできるようになります。1 つのコンポーネントの更新を同時に、Teams と Outlook のどちらでも行うことができます。Outlook で最新の Loop コンポーネントにアクセスするには、サインアップして Office Insider に参加してください。

Teams チャットと Outlook メールで Loop コンポーネントを利用すると、新しい方法でアイデア創出、創造、意思決定を一緒に行うことができます。

私たちのデータが示しているように、ポジティブな文化は従業員が会社に求めるもののランキングで第 1 位に挙げられており、メンタル ヘルスとウェルビーイングの福利厚生がそれに続いています。新しい働き方の世界では、テクノロジによって会社文化をデジタルで現実化することが求められます。 

本日発表する新機能、インスピレーション ライブラリは現在プレビューとして提供中であり、Teams の中の Viva インサイト アプリを通して利用できます。このインスピレーション ライブラリとは、インサイトをアクションに変えるために、キュレーションされたコンテンツとベスト プラクティスを Harvard Business Review や Thrive などの一流の提供元からお届けするものです。Viva インサイトによって提示される生産性とウェルビーイングに関するインサイトが、プレミアム コンテンツでさらに拡張されます。そのねらいは、より良い従業員エクスペリエンスを推進し、エンゲージメントを促進することです。インスピレーション ライブラリ プレビューのロールアウトは、Microsoft 365 ユーザー (Microsoft Viva インサイト アプリを Teams で使用していること) を対象として 2022 年 3 月中に開始する予定です。また、サポートされる 11 の言語での全世界での提供を 2022 年 4 月末までに開始する予定です。Viva インサイト アプリを Teams 内にピン留め表示する方法の説明と、インスピレーション ライブラリの詳細情報をご覧ください。

インスピレーション ライブラリは、プレビューとして Teams の中の Viva インサイト アプリを通して提供されています。インサイトをアクションに変えるのに役立つソート リーダーシップのコンテンツにアクセスできます。

最後に、リモート/ハイブリッド ワーク共通の課題の 1 つとしてソーシャル キャピタル (社会的資本)、つまり人と組織が成功を続けていくためのリレーションシップのネットワークを維持することが挙げられます。友情と人間関係を作ることは、ハイブリッド ワーク環境では簡単ではありませんが、私たちは皆さまが自分自身を表現するのに役立つツール作りに力を入れており、しかもそれを楽しくできるようにしたいと考えています。

現在では、Teams での会話で自分の個性を表現するための新しい Fluent 絵文字を利用できます。生き生きとした楽しいスタイルの、1800 点を超える 3 次元絵文字でメッセージに感情表現と遊び心を取り入れることができます。カテゴリを選択してから、スキン トーン セレクターで気分にぴったりの絵文字を選びます。Fluent 絵文字は現在プレビューとして提供中です。

新しい Fluent 絵文字で遊び心と活気をメッセージに取り入れます。

今後の展望

働き方に関して多くのことが変化しましたが、それでも変わらないものが 1 つあります。それは、人が中心ということです。人を支える Microsoft Teams のようなテクノロジを利用すると、ハイブリッド ワークの効果を発揮させることができます。すべての人、そしてすべてのものをひとつに集めることができるからです。

改めて、この 5 年間私たちとともに一歩一歩を進んできてくださったお客様とパートナーの皆さまにお礼を申し上げます。記念として、Teams の新しいカスタム背景をご用意しています。また、コミュニティのブログでは Teams 実現の台裏を紹介しています。


1Weiss, K., Baer, J., and Huang, B. (2021 年 10 月 5 日). CIO Survey Takeaways- Further Solidifying the Leadership Position. (p3). Morgan Stanley Research.

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医療の最前線で働く人々の力となる Microsoft Teams http://approjects.co.za/?big=ja-jp/microsoft-365/blog/2022/03/15/empower-frontline-healthcare-workers-with-microsoft-teams/ Tue, 15 Mar 2022 12:00:00 +0000 医療の世界では変革が続いています。前例のない難題に直面し、新たな期待はどれも複雑ですが、イノベーションと成長のまたとない機会を迎えています。この変革の中心にあるのは、現場の最前線の医療従事者、つまり医師、看護師、ケア チーム メンバーです。これらの人々の働きのおかげで、私たちは安全で健康な生活を送ることができるのです。

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医療の世界では変革が続いています。前例のない難題に直面し、新たな期待はどれも複雑ですが、イノベーションと成長のまたとない機会を迎えています。この変革の中心にあるのは、現場の最前線の医療従事者、つまり医師、看護師、ケア チーム メンバーです。これらの人々の働きのおかげで、私たちは安全で健康な生活を送ることができるのです。患者がたどるプロセス (ペイシェント ジャーニー) のほぼすべてのステップに関与するとともに、私たちの医療システムの基盤を維持している医療従事者が可能な限り最高のケアを提供できるようにするには、エンゲージメント、つながり、エンパワーメントを保つための最新のツールが必要です。現場の最前線の医療従事者をサポートするテクノロジの導入が増加しており、この業種における Microsoft Teams の月間使用量は 2020 年 3 月から 2021 年 11 月までの間に 560% を超える成長を見せています。 

Microsoft は、医療従事者を全力でサポートします。そのために設計する製品は、医療の最前線で働く人々と、そのケアの対象である患者の皆さまの生活をより良いものにすることを目指しています。具体的には、ケア チームをさらにシームレスにつなぐ製品を開発し、ケア チームの管理と動機付けを効率的に行うソリューションを提供し、動的で急速に変化する医療環境に組織が適応していけるようエンパワーメントします。本日は、Microsoft Teams での医療従事者のエクスペリエンスをさらに容易にする新製品をいくつか発表します。

バーチャル アポイントメントをシームレスにするエクスペリエンス

今週の HIMSS ヘルスケア カンファレンスで、Microsoft Teams でのバーチャル アポイントメントに関する新しい機能を発表します。医療分野でのバーチャル アポイントメント導入はこのパンデミック (感染症の世界的大流行) が始まってから急上昇しており、この目覚ましい成長は続いています。この領域は定着しようとしており、そのユース ケースは医療とその他多数の主要産業の未来にとって中核となるものです。Teams では、患者と医療提供者双方が遠隔医療のワークフローをシンプルかつ手軽に進めることができます。この基盤となるのは Microsoft Cloud for Healthcare であり、次のような新機能が追加されています。

オンデマンド アポイントメントをスケジューリング (プレビュー、2022 年 4 月)

スマートフォンでオンデマンド バーチャル アポイントメントの 1 つを選択し、バーチャル待合室に参加し、医療提供者と会います。

患者が医療提供者とのオンデマンド アポイントメントをリクエストできます。オンデマンド スケジューリング機能を使用する組織は、オンデマンド アポイントメントを順番待ちリスト形式で Microsoft Bookings (Teams の中のアプリ) で見ることができます。これは、既に一般提供を開始しているスケジュール済みアポイントメントの待合室と順番待ちの機能を発展させたものです。

バーチャル アポイントメントのための重要情報を Microsoft Forms で収集 (プレビュー)

タブレットに新しい患者アポイントメント メールが表示されており、この中に登録フォームへのリンクがあります。クリックして提出します。次に、スケジュール済みアポイントメントが医療提供者のカレンダーに表示され、その中に記入済みフォームへのリンクがあります。

患者トリアージ情報を Teams でのバーチャル アポイントメントの一部として集めるために、Microsoft Forms と Microsoft Bookings アプリを統合します。この機能を有効にすると、医療機関が患者からの回答を受け取って診察のときに確認することができます。

患者のデバイスがアポイントメントのときに正常に動作することを確認するテスト: 一般提供中

スマートフォンで S M S アポイントメント リマインダーの中にあるデバイス テストのリンクを選択し、カメラとマイクをテストし、結果をケア チームに送信しています。

この新しいデバイス テスト機能は、無断キャンセルを減らすのに役立ちます。患者が自分のハードウェア設定をバーチャル アポイントメントの前にテストできるからです。これで、患者と医療提供者は技術的な問題に費やす時間を減らして、そのアポイントメントに専念することができます。この機能は Microsoft Teams EHR コネクタを通して一般提供中です。

SMS でアポイントメントのリマインダーを送信 (プレビュー、2022 年 4 月)

スマートフォンでアポイントメントの S M S リマインダーにある参加リンクを選択しています。次にチェックイン ボタンを押し、アポイントメントに参加すると医療提供者が画面に現れます。

SMS リマインダーは、無断キャンセルを減らすのに欠かせないだけでなく、ここから患者がバーチャル アポイントメントに簡単に参加できます。このエクスペリエンスは既に、Microsoft Bookings アプリを Teams でご利用の米国内のお客様には提供中ですが、このたびイギリスのお客様にも提供を拡大することをお知らせします。 

バーチャル アポイントメントの分析を見る (プレビュー)

タブレットに Microsoft Teams 管理センターの分析とレポートのタブが表示されており、マウスでバーチャル アポイントメント使用状況の棒グラフと折れ線グラフを切り替えています。

バーチャル アポイントメントのパフォーマンスについての分析情報を得ることは、業務上の主要インサイト、たとえばロビーでの待ち時間、SMS 通知の効果、アポイントメントの長さなどを理解するのに不可欠です。権限を付与されているユーザーは、これらの領域の分析情報を Microsoft Teams 管理センターで見ることができます。対象は、Microsoft Bookings や Microsoft Teams EHR (electronic health record) コネクタを通してスケジュールされたアポイントメントです。

臨床ワークフロー統合をさらに拡大

EHR コネクタを使用して Epic でのバーチャル アポイントメントを実施しているお客様の増加に伴い、このたび Microsoft のファーストパーティ EHR コネクタがバーチャル アポイントメントに関して次のフェーズに進むことを発表します。 

Microsoft Teams EHR コネクタ for Cerner: 一般提供中

ノート PC の画面で Cerner 電子カルテ ウィンドウの中からバーチャル アポイントメント参加リンクを選択しています。次にバーチャル アポイントメント ウィンドウに 1 人の成人女性の患者が表示され、女性の医療提供者が右下に表示されます。

新しい Cerner との統合で、Microsoft Teams EHR コネクタでできることがさらに広がります。臨床担当者が Teams で患者とのバーチャル アポイントメントを開始することや他の医療提供者と相談することが簡単に、電子カルテ システムから直接できるようになります。これで、Cerner を使用している組織がバーチャル アポイントメントを既存の臨床ワークフローに、簡単に統合できるようになりました。

“検証済みコード アプリケーションである Microsoft Teams EHR コネクタは、サードパーティ遠隔医療ソリューションを探している Cerner のクライアントのユーザー エクスペリエンス向上を目的として設定された Cerner のセキュリティ、オペレーション、機能、および UX の基準を満たしています。”—Jake Engle 氏 (Cerner オープン プラットフォーム担当シニア ディレクター)

Microsoft Teams EHR コネクタの特長は、医療のさまざまな場面との統合が可能であることです。次に例を示します。

  • 医療提供者は、バーチャル アポイントメントのスケジューリングと開始を Cerner PowerChart から直接行うことができます。簡単に他のケア チーム メンバーをバーチャル アポイントメントに招待でき、診察についてのリアルタイムの状態レポートも得られるので、患者ケアの向上に役立ちます。
  • システム管理者は、シンプルなセットアップと構成の管理に直接 EHR コネクタ ポータルからアクセスでき、ダウンロード可能な利用状況レポートと通話品質ボードにも簡単にアクセスできます。
  • 患者は自分のデバイスをアポイントメントの前にテストできます。アポイントメント当日は SMS またはメールから参加でき (Teams アプリをダウンロードする必要はありません)、医療提供者から入室を許可されるまで専用のロビーで待ちます。

Microsoft Teams EHR コネクタは既に、お客様の組織で素晴らしい成果を見せています。たとえば、Elisabeth-TweeSteden Hospital では Epic とともに使用されていますが、「最大の利点は、Teams を使用してケアの敷居を低くできたことです。どの患者も、居住地や状況にかかわらず医師の診察を受けられるようになりました。」とのコメントをいただいています。

高度なバーチャル医療エクスペリエンスを作る

Teladoc Health Solo™ with Microsoft Teams

タブレットに Teladoc Health Solo T M プログラムの専門クリニック アセスメントのタブが Microsoft Teams とともに表示されています。この中には患者の氏名、負傷の程度のメモ、治療計画の詳細、ファイル済み画像とドキュメントなどがあります。

バーチャル医療のグローバル リーダーである Teladoc Health とのコラボレーションにより、Teladoc Health Solo™ with Microsoft Teams の一般提供を開始することになりましたことをお知らせします。この新しい製品は、バーチャル ケアのエクスペリエンスを変革するものです。具体的には、臨床コラボレーションをレベルアップし、ユーザー エクスペリエンスを向上させ、システム効率を高め、ケア提供を拡大します。その結果として、ケア チームのコラボレーションが簡単になり、患者とリソースの管理を大規模にできるようになります。

Teladoc Health Solo™ with Teams は、医療機関と医療提供者の仕事の進め方をシンプルにするために、テクノロジと管理プロセスを効率化します。これで、臨床担当者は最優先事項、つまり質の高い患者ケアの提供に専念できます。

現場の最前線の医療従事者に力を与える


Epic は Epic Systems Corporation の登録商標です。

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Microsoft はコンテンツ サービス プラットフォーム分野の 2021 年 Gartner® Magic Quadrant™ でリーダーと認められました http://approjects.co.za/?big=ja-jp/microsoft-365/blog/2022/03/10/microsoft-recognized-as-a-leader-in-the-2021-gartner-magic-quadrant-for-content-services-platforms/ Thu, 10 Mar 2022 17:00:00 +0000 Microsoft 365 は、お客様のデータのセキュリティを維持できると信頼されており、お客様の最大の課題を解決する革新的なソリューションを提供すると期待されています。このたび、Gartner® の 2021 Magic Quadrant™ for Content Services Platforms で Microsoft が 5 年連続となるリーダーと認められましたことをお知らせします。

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Microsoft 365 は、お客様のデータのセキュリティを維持できると信頼されており、お客様の最大の課題を解決する革新的なソリューションを提供すると期待されています。多くのお客様に Microsoft 365 が導入されて月間アクティブ ユーザー数が 2 億あまりに達し、SharePoint によるコンテンツ サービスが活用されています。お客様が追加する新規コンテンツは 1 か月あたり 100 ペタバイトを超え、データ量はエクサバイト規模に及ぶとともに、数千点の新しいコンテンツ アプリケーションが開発者によって作られています。

このたび、Gartner® の 2021 Magic Quadrant™ for Content Services Platforms で Microsoft が 5 年連続となるリーダーと認められましたことをお知らせします。Microsoft は "実行能力" において最高位に位置付けられています。

Gartner C S P M Q 2021 チャート。Microsoft が右上の

図 1. Gartner® Magic Quadrant for Content Services Platforms, Michael Woodbridge, Marko Sillanpaa, Lane Severson, Tim Nelms (2021 年 10 月 18 日)

詳しくは、Gartner® Magic Quadrant™ for Content Services Platforms レポート (無料) をダウンロードしてご覧ください。

このレポートで、Gartner はコンテンツ サービス プラットフォームのケイパビリティ (能力) をコア、オプショナル、クリティカルに分けて列挙しています。クリティカル ケイパビリティの詳述に続いて、Gartner はこのように述べています。「これらのクリティカルな機能の中で、最後の PaaS/SaaS デプロイメントは、この数年間での重要性の増大が最大となっています。」

このように認められたことは、お客様がより多くを達成するのに役立つ革新的なコンテンツ プラットフォーム機能を提供するという、私たちの取り組みの実証といえます。具体的には、次のような機能です。

  • マネージド コンテンツ: 組織が保有するコンテンツは、意思決定とアクションの推進力となります。AI を利用して非構造化コンテンツを整理された情報に変換する SharePoint Syntex は、ビジネス プラクティスを見つけて保護し、自動化するのに役立ちます。Northumbrian WaterLondon Stock Exchange Group のような組織がどのように SharePoint Syntex を活用して知識を捕捉し、非効率性を減らしているかをご覧ください。最新の機能更新で追加された機能として、コンテンツ アセンブリ、契約管理、高度なメタデータ検索があります。
  • 知識管理: Microsoft Viva トピックはコンテンツを知識に変えるためにコンテンツの整理を自動化し、情報を見つけやすくします。既存のコンテンツを優位性に変えることによって、学習と発展をスピードアップします。Avanade のような企業がどのように Viva トピックを使用して知識の発見と共有を容易にしているかをご覧ください。
  • 従業員生産性: Microsoft 365 は Microsoft Viva などのアプリケーションを通してコラボレーションと生産性の向上を促進します。柔軟な働き方が可能になり、場所を問わずつながりを保てるようになります。
  • 広大なサードパーティ パートナー ネットワーク: Microsoft Partner Network からは、お客様の Microsoft 365 への投資の価値拡大を目的とする多彩なソリューションが提供されています。加えて、私たちは Microsoft Viva エンジニアリング パートナー コミュニティ/コンテンツ サービス パートナー プログラムも運営しており、お客様の成功を加速するソリューションをコンテンツ サービス パートナーが提供できるよう手助けしています。
  • Microsoft 365 との統合: サードパーティ パートナー エコシステムから統合のためのソリューションとサービスが提供されており、お客様の組織のニーズに基づいて Microsoft 365 をカスタマイズし、機能を拡張することができます。また、パートナーと開発者の皆さまが Microsoft 365 (これには SharePoint、SharePoint Syntex、Viva も含まれます) に基づくソリューションを開発して統合するのに役立つツールを用意しています。拡大を続ける Microsoft コンテンツ サービス パートナー プログラム (CSPP) の詳細情報をご覧ください。

Microsoft 365 でさらに多くの成果を

Microsoft VivaSharePoint Syntex の導入に関する新しいページをご覧ください。ここでは、お客様の組織での Viva と SharePoint Syntex の認知度向上と使用の促進に役立つリソースをご用意しています。これらのサイトにあるガイド、ツール、テンプレートを使用開始、チャンピオン育成、ソリューション展開にお役立てください。

SharePoint Syntex の多数のコンテンツ サービス機能 (さらには、お客様独自のコンテンツを使用するモデルのトレーニング開始) について詳しく学ぶ、または契約管理ソリューションの使用を今すぐ開始するには、SharePoint Syntex を活用するサイト テンプレートを SharePoint ルック ブックでご覧ください。このルック ブックでは、コード不要のソリューション テンプレートをオンデマンドで、お客様のテナントにプロビジョニングすることができます。こちらの入門用コンテンツ センター テンプレートはライセンスがなくてもプロビジョニングできますが、こちらの契約管理ソリューションには SharePoint Syntex のライセンスが必要です。

SharePoint Syntex 契約管理ソリューションのページが表示されています。

図 2. SharePoint ルック ブックからプロビジョニングされた契約管理サイト。

最後に、皆さまからのご要望として、コンテンツと知識を結合してナレッジ ベースを短期間で構築する方法が欲しいというものがありました。これには、SharePoint Syntex の分類 (タクソノミー) と Viva トピックとの新たな統合がお役に立つ可能性があります。 SharePoint Syntex を使用して自動的にコンテンツにタグ付けして分類を組み立てることや、分類タグを動的に Viva トピックの管理対象トピックに変換することができるようになります。この統合は現在ロールアウト中です。

分類用語ストアから動的に作成されたトピック。

図 3. 分類用語ストアから動的に作成されたトピック。

さらに情報を入手する

私たちは新しいデジタル時代に向かうお客様の力となるよう、コンテンツ プラットフォーム製品の改良を続けています。ここでは、Microsoft 365 コンテンツ サービスについてさらに情報を入手して使用を開始する方法をご紹介します。


Gartner® Magic Quadrant™ for Content Services Platforms, Michael Woodbridge, Marko Sillanpaa, Lane Severson, Tim Nelms (2021 年 10 月 18 日)

Gartner 社は、調査出版物で言及しているいかなるベンダー、製品、サービスも支持しておらず、最高評価を獲得したベンダーや他の何らかの評価を獲得したベンダーのみを選択するようテクノロジ ユーザーに推奨しているわけではありません。Gartner の調査結果は Gartner の調査組織の意見で構成されており、事実の表明として解釈すべきではありません。Gartner 社は、明示的または暗黙的にかかわらず、商品性や特定目的への適合性の保証を含む、この調査に関するあらゆる保証を放棄しています。

このグラフィックは Gartner, Inc. が調査報告文書の一部として発行したものであり、評価する際はこの文書全体を考慮する必要があります。Gartner の文書は、Microsoft からの要求に基づいて入手できます。

GARTNER および MAGIC QUADRANT は Gartner, Inc. またはその関連会社の米国およびその他の国における登録商標およびサービス マークであり、ここでは同社の許可を得て使用しています。All rights reserved.

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会議での自分の映像非表示から Yammer コミュニティのおすすめまで――Microsoft 365 の最新情報をご紹介します http://approjects.co.za/?big=ja-jp/microsoft-365/blog/2022/02/24/from-hiding-your-meeting-video-to-yammer-community-suggestions-heres-whats-new-in-microsoft-365/ Thu, 24 Feb 2022 17:00:00 +0000 今月は、Microsoft Teams でのプレゼンテーションに集中する、必須のトレーニングを把握する、Windows 365 クラウド PC のプロビジョニングをさらに容易にする、などに役立つ新機能をお届けします。

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このパンデミック (感染症の世界的な大流行) も 3 年目に入りましたが、多くの組織で従業員がオフィスに復帰しており、リモート ワークからハイブリッド ワークへの移行が明らかになっています。この転換は新しい種類の常態への回帰ですが、これによって今までにない課題が生じています。本日は、この移行を少し容易にするのに役立つ製品イノベーションのいくつかをご紹介します。

この他にも、多数の製品と調査のニュースを来月の第 2 回年次 Work Trend Index のリリースに合わせてお届けしますので、ご期待ください。ハイブリッド ワークを文字どおり work させる (効果を発揮させる) ことを目的とした一連のイノベーションもご紹介する予定です。

詳しく見ていきましょう。

重要なことに集中し、境界を越えてコラボレーションする

今月は、多くのご要望をいただいていた Microsoft Teams、Viva、Yammer の機能のいくつかをリリースすることができました。

Microsoft Teams 会議中に自分の映像をピン留めまたは非表示にする

会議の画面に自分自身のビデオ フィードが表示されることには利点もありますが、これが集中の妨げになることもあります。Microsoft Teams での会議中にユーザーが自分自身の映像を非表示にできるようになりました。このようにした場合も、他の参加者に対しては引き続き表示されます。また、ユーザーが自分自身の映像を会議ステージにピン留めすることもできるようになりました。

Teams 会議の画面。自分自身の映像をピン留めするか非表示にするかを選択するメニューがあります。

必須のトレーニングを常に把握する

Microsoft Viva ラーニングが SAP SuccessFactors、Cornerstone OnDemand、Saba Cloud などのラーニング管理システム (LMS) と同期できるようになりました。この新しい統合は既に一般提供を開始しており、これで従業員は自分に割り当てられた LMS からの必須の学習コンテンツを Viva ラーニングの "マイ ラーニング" ビューで見ることができ、さらにそのコースを直接起動することもできます。新しい割り当てが追加されると従業員に Teams での通知が届き、その割り当ての期限になるとリマインダーが届きます。

Yammer でのフォローをおすすめするコミュニティと人を表示

私たちは、より良い仕事をするのに役立つコミュニティと会話を皆さまが発見できるようにしたいと考えています。そこで、Yammer におすすめのコミュニティとフォロワーを表示する機能を追加します。この提案は、その人の過去のやり取りに基づくものです。新しいコミュニティを見つけて参加し、他の人をフォローすることが、フィードから直接できます。 

おすすめのコミュニティが Yammer の右サイド バーに表示されています。

アクティブな Yammer コミュニティを自動更新

ビューやエンゲージメントのあるコミュニティについては、コミュニティ管理者が手作業で確認する必要はなくなりました。現在では、Yammer のコミュニティ内で誰かが投稿または反応したときや、何らかのファイル アクティビティが発生したときに (これには、Yammer の投稿をアクション可能メールを通して見ることも含まれます) コミュニティを自動更新するように設定できます。

他地域の人々とコラボレーションするときもコンプライアンス ポリシーを遵守

EU (欧州連合) 域内に位置する Yammer ネットワークのメンバーは間もなく、米国でホストされる Yammer 外部ネットワークに参加できるようになります。ロールアウトは 2022 年 2 月中旬に開始し、2022 年 3 月下旬に完了する予定です。詳細については、Yammer 外部ネットワークでの EU 向けクロス地域外部コラボレーション サポートについての Tech Community のブログをご覧ください。

Windows 365 クラウド PC のプロビジョニング方法がさらに柔軟に

組織がハイブリッド ワークを実現するには、さまざまな種類のデバイスで柔軟に Windows にアクセスできるような仕組みを用意する必要があります。Windows 365 Enterprise は、パワフル、シンプル、安全な Windows 10 または Windows 11 の完全なエクスペリエンスを提供するものであり、組織が従業員のために、場所やデバイスを問わず働ける環境を用意するのに利用できます。2022 年 2 月に、Windows 365 Enterprise でのネイティブ Microsoft Azure Active Directory (Azure AD) 参加と最初の実行エクスペリエンスのローカライズを、プレビューとしてリリースしました。

Azure サブスクリプションなしでのクラウド PC のプロビジョニング

2022 年 2 月に、Windows 365 Enterprise での Azure AD 参加のプレビューを発表しました。これを利用すると、Azure サブスクリプションやオンプレミス環境への Azure 接続は不要でクラウド PC をプロビジョニングできます。一般提供開始は間もなく発表される予定です。 

Microsoft エンドポイント マネージャーの管理センターにウィザードが表示されています。これは、クラウド P C をホストするのに必要な設定を構成するのに使用されます。

クラウド PC のエクスペリエンスをローカライズ

世界中の組織で Windows 365 が愛用されていますが、私たちはもっと親しみやすく、自然なユーザー エクスペリエンスにしたいと考えています。2022 年 2 月にプレビューを開始した最初の実行エクスペリエンスのローカライズで、言語の選択肢が多数追加されました。組織のチーム用に Windows 365 Enterprise でクラウド PC を作成するときに、これらの言語の一覧から選択できます。

Microsoft エンドポイント マネージャーの画面にあるドロップダウン メニューに、Windows 365 クラウド P C で使用できる言語が一覧表示されています。

未来を見据える

Microsoft Teams 会議中に自分の映像をピン留めまたは非表示にするオプションの提供から、Yammer コミュニティのおすすめまで、これらの機能更新の目的は、いつどのように働くかをすべての人が柔軟に選べるようにすることです。この他にも多数のことを来月お知らせする予定です。ご期待ください。

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Microsoft Viva 1 周年: 従業員エクスペリエンスを変革中 http://approjects.co.za/?big=ja-jp/microsoft-365/blog/2022/02/04/microsoft-viva-celebrates-1-year-transforming-the-employee-experience/ Fri, 04 Feb 2022 16:00:00 +0000 感染症の世界的な大流行によって、仕事に対する価値観が根本的に変わり、どこで働くか、どのように働くか、そして最も重要な、なぜ働くかが重視されるようになりました。1 年前の今日発表した Microsoft Viva のねらいは、この変革の加速を手助けすることです。

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感染症の世界的な大流行によって、仕事に対する価値観が根本的に変わり、どこで働くか、どのように働くか、そして最も重要な、なぜ働くかが重視されるようになりました。"ハイブリッド ワークのパラドックス" と "グレート リシャッフル" の両方が理由で、大小問わず組織にとってその文化、価値観、オペレーティング モデルを変革することが戦略的優先事項となっています。それは人のつながりを促進し、使命感を中心に方向性をそろえ、従業員のウェルビーイングを確実に保つとともに、最良の人材に長く働いてもらうためです。1 これまで以上に、企業はその従業員を第一に据える効果的なツールを必要としています。1 年前の今日、私たちは Microsoft Viva を発表しました。ハイブリッドの時代のために作られたこの従業員エクスペリエンス プラットフォーム (employee experience platform: EXP) のねらいは、この変革の加速を手助けすることです。

Microsoft Viva は人々が躍進していける組織文化を育てる力になります

わずか 1 年で、Viva の月間アクティブ ユーザー数は 1,000 万人を超えるまでになりました。BlumNationwideOld MutualPayPalREIUnilever をはじめ、1,000 を超えるお客様の組織で Microsoft Viva が有料で使用され、より良い従業員エクスペリエンス作りに利用されています。デジタル オフィスにおける成長とウェルビーイングを推進することから、フロントライン ワーカーのための "つながり合う文化" を創ることに至るまで。

1 年前の最初の発表以来、Viva コネクション、Viva インサイト、Viva トピック、Viva ラーニングのすべてが一般提供を開始しました。Viva をご利用中のお客様は本年中に、Viva をベースとする新しい OKR (Objectives and Key Results: 目標と成果指標) サービスも活用できるようになります。これは Ally.io の買収によって実現したものです。

パートナーと共に

お客様の組織での Viva の価値実現をお手伝いするために、私たちは 200 社を超える Viva ソリューション パートナーを集めました。その中には Accenture/Avanade、EY、KPMG、PwC、Tata Consultancy Services のようなグローバル ファームも含まれています。また、5,000 人を超えるパートナー スタッフのトレーニングも実施し、これにはビジネス コンサルタントと技術アーキテクトの両方が含まれています。私たちは、Viva パートナーの力量を今後さらに伸ばしていくことに力を入れています。

Microsoft Viva はオープンで拡張可能なプラットフォームであり、お客様の既存の人事システムやラーニング管理システム、コンテンツ プロバイダー、従業員ワークフローと統合してこれらの機能を拡大することができます。既に確立している広範なパートナーシップには ServiceNow、Qualtrics、Headspace、Cornerstone OnDemand、Workday、Espressive、OpenSesame、EdCast が含まれており、今後も新しいパートナーがこのプラットフォームに加わる予定です。さらに、LinkedIn とも緊密に連携して LinkedIn Learning と Glint を Viva に統合しています。

Microsoft 自身も、お客様と同じ道のりをたどって Viva を社内に導入し、実際に使っています。Viva の開発についてのブログ シリーズの中で、初期の EXP の構想と、Microsoft 自身の社内展開の最近の進行状況を紹介しています。このような経験を今後もご紹介していく予定ですが、お客様の組織において人々をエンパワーメントし、サポートしていくための新しい方法の発見のお役に立てば幸いです。

未来を見据える

本日 1 周年を迎えて、私たちは意欲を新たにするとともに恐縮しています。それは、お客様が従業員エクスペリエンス作りに投じている熱意の大きさと、Microsoft Viva がハイブリッドの時代のための従業員エクスペリエンス プラットフォームとして、お客様の変革を手助けするうえで中心的な役割を果たしていることを改めて知ったからです。


1「マイクロソフトと LinkedIn、ハイブリッド ワークに関する最新データとイノベーションを発表」Jared Spataro (Microsoft)。2021 年 9 月 9 日。

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現場担当者のエンパワーメントからアクセシビリティの向上まで――Microsoft 365 の最新情報をご紹介します http://approjects.co.za/?big=ja-jp/microsoft-365/blog/2022/01/27/from-empowering-frontline-workers-to-accessibility-improvements-heres-whats-new-in-microsoft-365/ Thu, 27 Jan 2022 17:00:00 +0000 今月は、現場の最前線で働く人々のエンパワーメントに役立つ新機能や、Microsoft 365 全体でのコンテンツのアクセシビリティを高める機能などをお届けします。

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テクノロジには、コラボレーションを実現してプロセスを効率化する力があります。そして正しく使用されれば、全世界の特に重要な働き手のウェルビーイングと成長を高めることができます。現場担当者のコミュニケーション、学習、顧客サービスに役立つテクノロジから、Microsoft 365 全体でコンテンツのアクセシビリティをさらに高める機能向上に至るまで、私たちのイノベーションは、組織がすべての人のためにより良い成果を達成することを手助けします。

最新の製品ニュースに進む前に、このたびリリースした新しい働き方のリソースをご紹介したいと思います。デザインを一新したハイブリッド ワークのページで、Microsoft のソリューションがどのように組織全体の柔軟性を高めるとともに、この新しい働き方の世界での従業員の皆さまの成功をお手伝いできるかをご覧いただけます。ぜひ、これらの新しいリソースのご感想をお聞かせください。

では、ニュースに進みましょう。

現場担当者のエンパワーメント

この 2 年間、全世界で 20 億人近くの現場担当者が、私たちの社会と経済を支えるうえで重要な役割を果たしてきました。健康のリスク、サプライ チェーンの問題、労働力不足という困難に直面しながらもです。

すべての組織のうち 90% 近くが、現場担当者を雇用しています。つまり、すべての業種にわたって、ほぼすべての組織が同じ課題に直面しています。それは、この必要不可欠な働き手のニーズを満たすことと、ビジネス成果の達成のバランスを取ることです。

私たちの最新の調査から明らかになったのは、ビジネス リーダーにとっては従業員、顧客、最終的な業績のためのポジティブな成果を推進する多大な機会があるということです。そのためには、文化とコミュニケーションの優先度を上げると同時に、テクノロジへの投資によって現場担当者の発展を可能にします。1 今月多数の新機能を発表しましたが、そのねらいは現場の最前線における苦痛となっている問題に対処することと、ウェルビーイング、成長、生産性、エンゲージメントを手助けすることです。

Microsoft Teams の中の Microsoft Viva コネクションのようなテクノロジは、経営陣とフロントライン ワーカーとの間に横たわる文化とコミュニケーションのギャップを橋渡しするうえで効果的な役割を果たせる可能性があります。今月、Viva コネクション アプリでの戦略的パートナー Workday および Espressive との新しい統合を追加しました。これで、働く人々が重要な会社リソースとアクション (たとえば給与や人事のリソース) に 1 つの場所で簡単にアクセスできるようになります。

1 台のタブレットに Viva ラーニングのホーム画面が表示され、2 台のモバイル デバイスにモバイル版の “自分に割り当て済み” 画面と、割り当てられた学習をクリックして詳細情報に進んだ状態が表示されています。

従業員の成功のために準備を整えるには、適切なリソースとトレーニングを用意する必要があります。トレーニングにさらに簡単にアクセスできるように、Viva ラーニング アプリが更新され、SAP SuccessFactors、Cornerstone OnDemand、Saba Cloud などのパートナーのソリューションからの学習割り当てのワークフローが効率化されました。また、EdCast や OpenSesame などのラーニング プロバイダーとの新しいパートナーシップで、働く人々を広大なコンテンツ ライブラリにつなぎます。これは、アップスキルとトレーニングをすべて仕事の流れの中で行うのに役立ちます。  

2 台のタブレットに Viva ラーニングが表示され、コンテンツ プロバイダー Ed Cast と Open Sesame にフォーカスが置かれています。

現場の最前線でのコミュニケーションをさらに簡単にするために、Zebra Technologies との戦略的パートナーシップをさらに強化しています。同社は現場担当者向けのソフトウェアとハードウェアにおける世界的リーダーです。今月既に、Microsoft Teams の中のトランシーバー アプリの一般提供開始を発表しました。Zebra 社製モバイル デバイスでは専用ボタンを押してこのアプリで話すことができます。また、iOS モバイル デバイスでの一般提供も開始しました。

Zebra トランシーバー機能。P T T ボタンを内蔵し、Microsoft Teams とともに使用できます。

面会予約を円滑に管理できるようにするために、Microsoft Teams の中の Bookings アプリを更新しました。包括的なビューでバーチャル面会をまとめて 1 つの場所で見ることができます。待ち時間がリアルタイムで更新されるほか、待ちリスト、無断キャンセル、人員配置遅れなどの情報も見ることができるので、顧客や患者のために最高レベルのエクスペリエンスを作ることができます。

1 台のタブレットに、バーチャル面談の予約一覧が表示されています。スタッフはすべてのバーチャル面談予約を、待ち時間などの豊富な詳細情報とともに 1 か所で見ることができ、S M S リマインダーをここから送ることもできます。また、1 台のモバイル デバイスに、Teams 会議を使用して小売店とのバーチャル相談を行っているところが表示されています。

働く人々が柔軟に自分のスケジュールを管理できるように、Teams と Reflexis Workforce Scheduler (RWS) との統合を開始しました。これでシームレスかつリアルタイムの同期が可能になり、シフト リクエストの表示、割り当て、管理を Teams の中で直接できるようになりました。

1 台のタブレットに Zebra Reflexis Workforce Management システムの画面が表示され、1 台の Zebra 製モバイル デバイスに Teams の [シフト] 画面が表示されています。同じシフト交換情報が両方のデバイスに表示されています。

今月既に、私の同僚である Steve Dispensa がブログで発表したように、私たちは保護されたデバイスをフロントライン ワーカーに提供することをお手伝いしています。それは、現場の最前線で働く人々の生活と毎日の仕事での負担を軽減するためです。詳しくは、テクノロジを使って現場担当者の負担を軽減することについてのブログをご覧ください。

作成するコンテンツをすべての人が利用できるようにする

コンテンツをアクセシブルにすれば、従業員のコラボレーションと貢献がさらに簡単になります。これが理由で、私たちはアクセシブルなコンテンツ制作と仕事の流れの中への取り込みを Microsoft 365 Apps 全体でシンプルにできるようにしています。

作成と編集のプロセス全体で常にアクセシビリティを中心に置くことは、アクセシビリティの問題の緩和を管理しやすくするのに役立ちます。現在ロールアウト中の新しいオプションによるバックグラウンドでのアクセシビリティ チェック実行は、Windows 版の Word、Excel、PowerPoint で利用できます。これは、仕事の流れの中でアクセシビリティの問題を指摘して直接修正するのに役立ちます。

Microsoft Word の編集ウィンドウに表示されている文書。テキストのコントラストが低いセクションがあります。画面の一部分が拡大表示され、そこに “アクセシビリティ: 調査” というインジケーターがあります。

代替テキスト (alt テキスト) があれば、画像を多用しているデジタル ドキュメントもスクリーン リーダー利用者にとってアクセシブルになります。最近、Microsoft Teams のチャットで共有される画像に代替テキストを追加する機能のロールアウトを Windows 版で開始しましたが、macOS 版でも近日開始予定です。また、Excel ではスクリーン リーダー利用者のためにグラフやピボットグラフの自動代替テキストを提供できるようになりました。これはスクリーン リーダーがそのオブジェクトに到達したときにオンデマンドで生成されるので、確実に最も新しいデータに基づいて提供することができます。

Teams のチャット ウィンドウ。代替テキストを画像に追加するためのダイアログ ボックスが表示されています。ダイアログ ボックスの中には “視覚障碍または弱視の人にこの画像をどのように説明しますか?” というメッセージがあります。

コンテンツ制作はコラボレーションを大いに必要とするプロセスですが、ハイブリッドの世界では他のメンバーとのコミュニケーションが非同期になることもよくあります。いつ、どのようにコラボレーションするかを柔軟に選べるように、Microsoft Teams の多数の機能が更新されています。事前スケジュールなしのミーティングやチャネル ミーティングで、聞き逃したことや確認したいことがある場合のために、ライブ トランスクリプトを利用できるようになりました。レコーディング全体を音声で聞きたいという場合のために、再生速度を調整できるようになりました (0.5 倍から 2 倍まで)。これは Teams 会議のレコーディングを Stream で再生する場合に利用できます。また、スライド遷移に基づいてレコーディングにインデックスが追加されるので、自分のペースに合わせて聞くことや、関係するコンテンツにすばやく移動することが簡単になります。

残りの参加者一覧と、Teams Room 内のカメラからの映像。

愛用のアプリの新機能で生産性をさらに向上

今月、Teams での挙手の順番がわかるようにする機能が追加されます。また、Microsoft Visio の中核的な機能が Microsoft 365 スイートの一部となります。

Microsoft Teams の挙手機能を利用すると、会議の参加者が発言または質問の意思を発表者に伝えることが、会議進行を妨げずにできるようになります。現在では、Teams での挙手の時系列での順番が表示されるので、発表者は誰を最初に指名すべきかを知ることができ、参加者にもれなく発言の機会を与えることができます。

Teams 会議のウィンドウ。会議参加者ボックスに、手を挙げた順番が表示されています。

ハイブリッド ワークへの移行に伴い、ビジネス プロセスの変革も必要になることがありますが、図を利用すると、仕事の進め方を説明しやすくなります。作図機能にさらにアクセスしやすくするために、Visio の中核的な機能が Microsoft 365 の一部となります。これで、図の作成、編集、共有、チームでの共同作業が組織全体でできるようになります。よく使用される図のテンプレートと図形が用意されているので、どのようなビジネス プロセスも簡単に視覚化できます。Microsoft 365 に含まれる Visio Web アプリは、Microsoft 365 の商用サブスクリプションをご利用中のユーザー全員を対象として一般提供を開始しました。

Microsoft 365 Web ポータルの中の Microsoft Visio ホームページ。

今月のその他の新着情報

ビジネス ユーザー向け Microsoft Edge のトレーニングを新たに開始しました。スピードとセキュリティに優れた Microsoft Edge ブラウザーがどのように、そのインテリジェントな検索と革新的な Microsoft エクスペリエンスで皆さまの毎日の仕事をスムーズに進めるのに役立つかを学ぶことができます。ぜひご登録ください。

未来を見据える

現場担当者がつながりとエンパワーメントを感じられるようにすることから、コンテンツをすべての人のためにアクセシブルにすることまで、私たちは働く人すべての成功のために全力を尽くします。2022 年は他にも、多数のことを予定しています。ご期待ください。


1The Work Trend Index, WorkLab, Microsoft. (2022 年 1 月 12 日)

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テクノロジを現場の最前線の立て直しに役立てる 3 つの方法 http://approjects.co.za/?big=ja-jp/microsoft-365/blog/2022/01/12/how-technology-can-help-rebuild-your-frontline-workforce/ Wed, 12 Jan 2022 14:00:00 +0000 フロントライン ワーカーの数は 20 億人、全世界の労働者の 80% を占めています。これらの人々は感染症の世界的な大流行の中でリスク、疲弊、継続的な混乱に耐えてきました。操業停止から新たな安全プロトコル、増えた作業負荷と先細りする在庫量に至るまで、現場の最前線は常に課題に直面しています。本日発表する一連のテクノロジ イノベーションとパートナーシップは、現場の最前線のストレスを軽減するとともに、仕事とコミュニケーションの方法に力を与えることを目的としています。

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フロントライン ワーカーの数は 20 億人、全世界の労働者の 80% を占めています。これらの人々は感染症の世界的な大流行の中でリスク、疲弊、継続的な混乱に耐えてきました。操業停止から新たな安全プロトコル、増えた作業負荷と先細りする在庫量に至るまで、現場の最前線は常に課題に直面しています。この数週間は、特に状況が厳しいものとなっています。医療従事者には感染症大流行の新たな波が押し寄せ、航空会社が人員不足のため欠航を決めたフライトの数は過去最多となっています。そして残念ながら、見通しはあまり明るくないようです。最新の Work Trend Index スペシャル レポートによれば、フロントライン ワーカーの 58% は、次の 1 年も仕事のストレスは変わらないか悪化すると考えています。

しかし、悲観と落胆ばかりではありません。今ほど、現場の最前線を長期的な成功に向けて立て直す新しい戦略とソリューションを取り入れるのに適した、あるいはそれが求められている時はないでしょう。その戦略とは、働く人々のウェルビーイングを最優先すると同時に生産性を最大化するというものです。成功を収めている企業は、現場の最前線をエンパワーメントすることが自社の業績向上への鍵であることを理解しています。そしてバランスの取れたアプローチでビジネスに臨み、より良い成果を達成しています。Work Trend Index スペシャル レポートによれば、企業が注力すべき領域は次の 3 つです。

  1. 従業員のために、ストレスとシステムの摩擦を減らすテクノロジを用意する。
  2. トレーニングを優先事項とし、モダン化する。
  3. 現場の最前線を排除しない企業文化を作る。

Microsoft は、フロントライン ワーカーの力となるソリューションを構築しています。最前線で働く人々が互いにコミュニケーションを取り、シフトのスケジュールを組み、タスクを実行するために、およびその他多数の場面に活用されています。このようなソリューションの提供は、長年にわたり私たちの使命の一部となっています。たとえば、Kendra Scott のようなお客様の本社と現場の最前線をしっかりとつなぐことをお手伝いし、Blum のようなお客様のためにシンプルな統合型の従業員エクスペリエンスを作っています。本日、Work Trend Index の調査結果公開に合わせて発表する新たなテクノロジ イノベーションとパートナーシップの強化は、ストレスを軽減し、トレーニングをモダン化し、現場の最前線における文化を再構築することを目的としています。

1. 従業員のために、ストレスとシステムの摩擦を減らすテクノロジを用意する

新しいデータが示しているように、テクノロジが現場の最前線の毎日をより良いものにしてくれるという楽観の傾向があるようです。フロントライン ワーカーの 63% が、テクノロジによって創出される就業機会を喜ばしく思っています。また、仕事に関係するストレスを軽減する要因のランキングでも、給与の増額と休暇に次いで第 3 位となっています。Microsoft 自身の生産性データでも、この変化がパンデミック (感染症の世界的大流行) によっていかに加速したかが明らかになっています。2020 年 3 月から 2021 年 11 月までの間に、フロントライン ワーカーによる Microsoft Teams の使用量は 400% 増加しました

現場の最前線が労働力不足やサプライ チェーンの混乱といった継続的な制約に直面するなかで、求められているテクノロジとは、働く人々の時間を節約し、よりシームレスなコミュニケーションを手助けし、繰り返し型のタスクを遂行するときの効率を最大化してくれるものです。

パートナーである Samsung のラグド デバイスのポートフォリオに加えて、現在では Zebra Technologies との戦略的パートナーシップも強化しています。本日、Teams の中の "トランシーバー" アプリが多彩な Zebra 製モバイル デバイスでの一般提供を開始しましたことをお知らせします。これに含まれる製品は、ラグド タイプでどこにでも持ち運べる TC シリーズ、顧客向けのコンパクトな EC シリーズ、究極のスキャン用デバイス MC シリーズなどがあります。このコラボレーションによって、Teams のデジタル トランシーバー機能が Zebra 製デバイスの専用 PTT (プッシュツートーク) ボタンで起動できるようになり、フロントライン ワーカーが明瞭な音声での安全なコミュニケーションを即座に手元で開始できます。"トランシーバー" アプリは、Android モバイル デバイスに加えて iPhone や iPad などすべての iOS モバイル デバイスでも提供を開始しました

“このパートナーシップで、現場の最前線で働く人々のための機能を提供できるようになったことを嬉しく思います。これらのデバイスを使ってシームレスなコミュニケーション、コラボレーション、生産性の発揮が、条件を問わずできるようになります。”—Zebra Technologies 最高経営責任者 (CEO) Anders Gustafsson 氏

Zebra トランシーバー機能のスクリーンショット。内蔵の PTT ボタンを Microsoft Teams とともに使用できます。

トランシーバー機能が一体化された Zebra 製デバイスと、iOS 版トランシーバー アプリの一般提供を開始しました。

多くの業種で労働力不足が続いているため、チームのシフトのスケジューリングは一段とやっかいになっています。通常どおりにシフトに人員を配置することを、以前よりも少ない人数で達成しなければならないからです。どのテクノロジ ソリューションが職場のストレス軽減に役立つかという質問に対して、最も多くの回答者を集めた選択肢はチームのスケジュール管理 (37%) でした。

働く人々が引き続き、自分のスケジュールを柔軟に、自分のやり方で管理できるようにするために、本日一般提供開始を発表する Reflexis シフト コネクタ for Teams で Reflexis Workforce Scheduler (RWS) との統合が可能になります。シームレスな、リアルタイムの同期を通してシフト リクエストを表示し、割り当てて管理することができます。ワークフォース管理分野の代表的ソリューションである RWS の特徴は、ターゲットを定めた柔軟なスケジューリング管理です。Teams との組み合わせによって、RWS は働く人々の自律を推進し、スケジューリングを最適化します。最前線で働く人々が自分のスケジュールにいつでも同じ方法で、柔軟にアクセスできるしくみを組織が作ることができます。 

1 台のタブレットに Zebra Reflexis Workforce Management システムの画面が表示され、1 台の Zebra 製モバイル デバイスに Teams のシフト アプリが表示され、両方が同じシフト交換情報を示しています。

Reflexis シフト コネクタ for Teams の一般提供開始は 2022 年 1 月を予定しています。

現場の最前線のストレス軽減に役立つと考えられるテクノロジ ソリューションのトップ 5 を見ると、面会予約 (アポイントメント) 管理も入っています。面会が対面からバーチャルに移行するケースが増えるにつれて、この領域は大きな変革を遂げています。現在では、包括的なビューでバーチャル面会予約をまとめて 1 つの場所で見ることができます。待ち時間がリアルタイムで更新されるほか、順番待ちリスト、無断キャンセル、人員配置遅れなどの情報も見ることができるので、顧客や患者のために最高レベルのエクスペリエンスを作ることができます。 

1 台のタブレットに、バーチャル面談の予約済み順番待ちリストが表示されています。スタッフはすべてのバーチャル面談予約を、待ち時間などの豊富な詳細情報とともに 1 か所で見ることができ、S M S リマインダーをここから送ることもできます。また、1 台のモバイル デバイスに、Teams 会議を使用して小売店とのバーチャル相談を行っているところが表示されています。

バーチャル面会の予約済み順番待ちリストの一般提供開始は 2022 年 1 月を予定しています。

加えて、働く人々が仕事の流れを保ちながら承認の更新にまつわるストレスを軽減できるように、"承認" アプリが直接、フロントライン ワーカーの業務プロセスに組み込まれます。これで、基幹業務における承認の管理と申請を Power Apps component framework (PCF) コントロールを使用して行うことに加えて、必須コメントなどの詳細情報やグループ承認も要求できるようになり、承認と、承認を受けて進むプロセスがスムーズになります。

1 台のタブレットに、基幹業務用 Power App に統合された

承認時の必須コメント機能の一般提供開始は今月、PCF コントロールとグループ承認の一般提供開始は 2022 年 2 月を予定しています。

最後に、Microsoft の ID (アイデンティティ) とエンドポイントの管理ソリューションのスイートは、現場の最前線でのデバイス共有から生じるストレスの解消に役立つ可能性があります。行方不明になったデバイスを、Microsoft エンドポイント マネージャーで GPS 対応マップを使用して見つけることに加えて、IT 担当者の操作で音声通知をトリガーする機能を間もなく利用できるようになります。これで、フロントライン ワーカーがデバイスをどこかに置き忘れても、発見しやすくなります。さらに、デバイスが Microsoft Azure Active Directory (Azure AD) を通して共有デバイス モードに登録されていれば、すべてのアプリケーション (Teams と Managed Home Screen、およびその他多数のサポート対象アプリケーション、たとえば Workday) からのサインアウトを簡単に、Android デバイスでのタップ 1 回で完了できるので、これで次の従業員に渡す準備が整い、コンプライアンスも維持できます。

2. トレーニングを優先事項とし、モダン化する

テクノロジには仕事の毎日をより良いものにしてくれる力があるという楽観論がフロントライン ワーカーの間で高まっていることがデータから明らかですが、調査対象者の 50% 以上が、自分の会社は仕事を効果的に進めるためのトレーニングを実施していないと回答しています。フロントライン ワーカーはトレーニングに意欲的であるため、会社側はトレーニング活動を優先事項として組織内の全員が確実にアクセスできるようにする必要があります。チームに加わった新メンバーのオンボーディング用ツールは、フロントライン ワーカーの職場におけるストレス軽減に役立つ重要なテクノロジのランキングで第 2 位となっていることを見ても、このことは人材配置の変動が続くなかで特に重要です。

Microsoft Viva ラーニングを利用すると、現場の最前線で働く従業員も学習コンテンツの発見、アクセス、共有、追跡を直接 Teams からできるようになります。会社側が従業員全員に常に最新の知識を提供するとともに、新しい従業員に対するトレーニング、ポリシー、一般的学習のオンボーディングを短期間で完了できるように、最新のラーニング管理システム (LMS) と統合されています。LMS の割り当て機能で、従業員に必要なトレーニングと学習を割り当てることができます。SAP SuccessFactors、Cornerstone OnDemand、Saba Cloud などのパートナー ソリューションからのコンテンツを選ぶことができ、従業員は割り当てられた学習コンテンツにどのデバイスからでも、Teams を通してアクセスできます。

1 台のタブレットに Viva ラーニングのホーム画面が表示され、2 台のモバイル デバイスにモバイル版の “自分に割り当て済み” 画面と、割り当てられた学習をクリックして詳細情報に進んだ状態が表示されています。

ラーニング管理システム割り当て機能の一般提供開始は 2022 年 1 月を予定しています。

さらに、新たにパートナーシップを開始したラーニング プロバイダー EdCastOpenSesame からも、既存のパートナーである Go1 や Coursera とともに、現場の最前線向けに広く深く学べるコンテンツが提供されます。この充実したパートナー コンテンツ ライブラリに加えて、組織が独自に作成した学習コンテンツを SharePoint 統合を通して提供することもでき、フロントライン ワーカーのトレーニングとアップスキルに役立ちます。学習者は自分に関係する学習コンテンツにモバイル、タブレット、デスクトップのどれでもアクセスできます。

2 台のタブレットに Viva ラーニングが表示され、コンテンツ プロバイダー Ed Cast と Open Sesame にフォーカスが置かれています。

EdCast の一般提供開始は 2022 年 1 月、OpenSesame の一般提供開始は 2022 年 2 月を予定しています。

“引き続き Microsoft とのパートナーシップを通して Viva ラーニングの価値を拡大できることを嬉しく思います。EdCast のスキリング スマートカード、パスウェイ、ジャーニーのすべてを、共有し、ブックマークし、組織の幅広い学習ジャーニーに組み込んでいただくことができます。”—EdCast CEO Karl Mehta 氏

“当社と Microsoft Viva ラーニングとのパートナーシップによって、企業はどの学習者にも最適なコースのリストを用意できます。しかも、それぞれが仕事の流れの中で学ぶことができます。”—OpenSesame CEO 兼共同創業者 Don Spear 氏

3. 現場の最前線を排除しない企業文化を作る

しっかりとした文化があるかどうかが、成功する企業とそれ以外との分岐点となることもあります。このことが影響するのは業績だけでなく、組織が優秀な人材を集めて定着させ、動機付けることができるかどうかにも及びます。しかし、企業文化は現場の最前線まで自然に浸透しているとはいえません。現場の最前線で働く人々は、経営陣との間に文化とコミュニケーションの断絶があると述べています。フロントライン マネージャーの 68% は経営陣が職場文化の構築を優先していないと回答し、フロントライン ワーカーの 63% は経営陣からのメッセージが届いていないことが多いと回答しています。

Microsoft Viva コネクションのようなテクノロジは、このような文化とコミュニケーションのギャップを橋渡しするうえで重要な役割を果たせる可能性があります。経営陣がメッセージ、会社の最新情報、現場の最前線への称賛を発信できるようになり、フロントライン ワーカー側も意見やアイデアを経営陣に伝えることができるようになります。このたび、新たに Viva コネクションの戦略的パートナーとなった Workday および Espressive との統合を通して、働く人々が会社の重要なリソースとアクションに 1 つの場所で簡単にアクセスできるようになりました。

1 台のモバイル デバイスに Viva コネクションの画面が表示され、Workday と Espressive Barista の新しいパートナー ダッシュボード カードを示しています。

Viva コネクションでの Espressive の提供開始は 2 月、Workday カードの提供開始は 2022 年中を予定しています。

Microsoft と Workday 双方をご利用のお客様は、Workday のパワーを直接 Viva コネクションの中で利用して従業員のエクスペリエンスをさらに高めることができます。具体的には、毎日の仕事の中で Workday のインサイトとアクションに、Teams から離れることなくアクセスできます。Workday には、従業員セルフサービス機能としてインテリジェントな出退勤時刻記録などがあり、たとえば、フロントライン ワーカーが休憩時間の終了間近に通知を受け取り、業務再開時刻をタップ 1 回で記録することが、自分のモバイル デバイスからできるようになります。

Espressive は、従業員それぞれに合わせたセルフ ヘルプを 1 つの場所で提供します。9 言語と 14 のエンタープライズ部門 (IT、人事、給与など) に対応しており、Viva コネクションを通してアクセスできます。処理待ちのリクエストや問題がダッシュボードのカードとして表示されます。Espressive Barista は AI ベースのバーチャル サポート エージェント (VSA) で、従業員からの質問、問題、要望の解決の自動化に役立ちます。パーソナライズされた応答が返されるので、従業員は求めていた回答が得られます。

今後の展望

現場の最前線 (フロントライン) が強力であることは、より良い業績につながります。チームのスケジューリングとオンボーディングから、タスクの自動化と面会予約の管理まで、現場の最前線で働く人々の日常業務の負荷は、適切なテクノロジ ツールを用意するとともに強力な企業文化を作ることによって軽減できる可能性があります。適切なソリューションは、フロントライン ワーカーの生産性を最大化するだけでなく、一貫した文化観も可能にします。このことは、定着率の向上とより良い顧客対応、そして会社の使命に沿った働き方につながります。

Microsoft は、業界をリードする各社とともにこれからも、現場の最前線のストレスを軽減し、トレーニングをモダン化し、働く人々の文化を再構築するのに役立つソリューションのイノベーションを続けていきます。フロントライン ワーカーをエンパワーメントする機会に関するその他の調査結果については、Work Trend Index スペシャル レポートの全文をご覧ください。また、こちらのルックブックと新着の Mechanics の動画では、現場の最前線の力となる Microsoft 365 の新たな製品イノベーションを詳しく紹介しています。ぜひご覧ください。

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ハイブリッド ワーク エクスペリエンスの変革を手助けする Microsoft Viva の一般提供を開始 http://approjects.co.za/?big=ja-jp/microsoft-365/blog/2021/11/02/microsoft-viva-is-now-generally-available-to-help-transform-your-hybrid-work-experience/ Tue, 02 Nov 2021 15:00:00 +0000 今年、Microsoft はデジタル時代のための初の従業員エクスペリエンス プラットフォーム (EXP) 作りの道のりをスタートしました。そのプラットフォームが Microsoft Viva です。私たちのビジョンは、人のつながり、目的、成長、ウェルビーイング、および成果を重視する文化を醸成することでした。

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今年、Microsoft はデジタル時代のための初の従業員エクスペリエンス プラットフォーム (EXP) 作りの道のりをスタートしました。そのプラットフォームが Microsoft Viva です。私たちのビジョンは、人のつながり、目的、成長、ウェルビーイング、および成果を重視する文化を醸成することでした。Viva の発表時にご紹介した 4 つのモジュール (Viva コネクション、Viva インサイト、Viva トピック、Viva ラーニング) のすべてについて、本日一般提供を開始したことをお知らせします。新しい Viva Suite という 1 つのプランを購入するだけで、このすべてのモジュールにアクセスすることができます。また、各モジュールの新機能と新たなパートナーシップ、および中央集中型の IT 管理エクスペリエンスも発表します。さらに来年には、Viva Suite の新しいモジュールにアクセスできるようになります。最近買収が完了した、OKR (Objectives and Key Results: 目標と成果指標) 分野をリードする企業 Ally.io から提供されるこのモジュールは、人とチームが方向性をそろえて、より良いビジネス成果を達成するのに役立ちます。

これらのイノベーションは、"ハイブリッド ワークのパラドックス"1 についての私たちの考えから直接生まれたものです (このパラドックスゆえに、どの組織もオペレーティング モデルの再考を余儀なくされます)。また、Viva を早期導入された Unilever、Humana、REI をはじめとするお客様各社から学んだことも反映されています。1 Viva は組織の従業員エクスペリエンスを、つまりその企業のために働く人のデジタル エクスペリエンスの変革を手助けするものであり、その目的は "グレート リシャッフル"2 の時代に人材を引きつけ、定着させることです。

Viva という単一のソリューションで、どの従業員も所属組織の文化、個人の生産性に関するインサイト、エキスパートの知識、そして鍵となる学習リソースに確実にアクセスできるようになります。さらに Ally.io が加わって、従業員の仕事を会社の戦略的ミッションと中核的な優先事項にそろえることが、さらに容易になります。Viva 全体が組織のあらゆるレベルの力となり、ハイブリッド ワークの重要課題と従業員の燃え尽きへの対処をサポートします。

Microsoft Viva Suite: 1 つのプランで統合型 EXP を実現   

Microsoft Viva Suite で実現する統合型 EXP とは、コミュニケーション、知識、学習、リソース、インサイトをまとめて仕事の流れの中に取り込むものです。このスイートは、プロモーション価格としてユーザー 1 人あたり月額 $9 で発売され (2022 年 8 月まで)、3 つのプレミアム モジュールを個別に購入する場合 (合計 $12) に比べて 25% お得になります。このスイートのサブスクリプションを今購入すると、来年追加される新しい Ally.io モジュールも追加費用なしでご利用いただけます。

Microsoft Viva のエクスペリエンスは統合型であるため、IT 管理者は中央集中型の Microsoft 365 管理センター エクスペリエンスを活用して、案内に従って Viva を展開することができるようになりました。この管理センター エクスペリエンスでは、セットアップ ガイドとタスクのリストが Viva モジュールのそれぞれについて用意されており、関連するパートナー ソリューションの説明も参照できるので、初期セットアップの手順がシンプルになります。各モジュールの展開手順をステップバイステップで解説するドキュメントへのリンクを、このブログでも最後にまとめていますのでご覧ください。

Viva コネクション: 文化とコミュニケーション

Viva コネクションは、関連するニュース、会話、リソースを集めてキュレーションし、会社のブランディングを反映したエクスペリエンスとして届けるものであり、ユーザーは日常的に使用しているアプリケーションとデバイスでこれを受け取ることができます。今月中に、この対象デバイスにスマートフォンが追加されます。

本日から、業界をリードする Workday、ServiceNow、Qualtrics、UKG など多数のパートナーの統合が利用可能となり、組織の文化とコミュニケーションのエクスペリエンスをさらに広げることができます。

これらのパートナー統合に加えて、Microsoft Teams の "承認"、"シフト"、"タスク" のカードを Viva コネクションのダッシュボードに追加することもできるようになりました。これらの統合で、新しいパートナーの機能を Viva コネクションの中で利用することもできるようになります。たとえば Adobe Sign や DocuSign を "承認" で利用し、Zebra-Reflexis や Blue Yonder を "シフト" で利用することができます。

最後に、Espressive が Viva コネクションのパートナー ファミリーに加わることをお知らせします。本年中に、Espressive のダッシュボード カードで従業員一人一人に合わせたセルフヘルプを即座に利用できるようになります。

新しい Viva コネクション パートナーについて、近日追加予定のパートナーも併せてこちらのオンデマンド セッションで紹介していますので、ぜひご覧ください。さらに、新しいモジュール Web パーツが SharePoint で提供を開始したこともお知らせします。こちらの詳細についても、オンデマンド セッションでご覧いただけます。

スマートフォン画面を表すアニメーション画像。Relecloud のダッシュボードを見て毎日の健康チェックに同意しているところです。

図 1. どこで仕事をしているときでも所属組織とつながります。今月中にはスマートフォンでも利用できるようになります。 

Viva インサイト: 生産性とウェルビーイング

Viva インサイトは、生産性とウェルビーイング向上のために、データに基づいたインサイトと推奨事項を、プライバシーを保護した状態で提示します。本日発表する機能の拡張は、マネージャーとチーム リーダーがハイブリッド ワークをうまく進めていくことと、組織内の全員がより効果的に会議を行うことに役立ちます。これらの詳細と、その他の近日リリース予定の機能の詳細については、Viva インサイトのブログをご覧ください。

  • マネージャーのための新しいインサイトとツールは、マネージャーとチーム リーダーがチーム メンバーとのつながりを保ち、未完のタスクの状況を把握し、チーム文化に影響する個人の習慣を調べ、良い成果を認め、チームの規範 (たとえばノー会議デー) を推進するのに役立つものであり、これらのすべてを、アクションにつながる推奨事項として提示します。これらのインサイトは間もなく、規模を問わずどのチームも Microsoft Teams の Viva インサイト アプリのマイ チーム タブで利用できるようになります。
  • 効果的な会議のための新しいエクスペリエンスが Teams の Viva インサイト アプリに追加されます。会議の習慣を向上させるためのインサイトと提案を、会議開催者それぞれに合わせて提示します。また、ユーザーが会議の計画を作成して共有することもできるようになります。これでチーム会議の規範を設定して、たとえば会議時間を既定で短縮することや、常に Teams のリンクを含めることができます。
  • Headspace のガイド付き瞑想は 2021 年 11 月、新たに 4 言語での一般提供を開始します (フランス語、ドイツ語、ポルトガル語、スペイン語)。
マネージャーがチームの

図 2. マネージャーがチームの "ノー会議デー" を定義できるようになります。

Viva トピック: 知識とエキスパート

Viva トピックは、AI を応用して自動的に、ユーザーのシステムやチームを横断してコンテンツとエキスパートの情報を整理し、関連するトピック (たとえばプロジェクト、製品、プロセス、顧客) にまとめます。このコンテンツは、トピック ページやトピック センターとして表示されます。これらは AI によって作成および更新されますが、エキスパートは Wiki のようなシンプルさで知識を蓄積し、共有することができます。コンテンツはトピック カードとしても表示され、知識を適切なタイミングで、Outlook、SharePoint、Office の中で届けます。Viva トピックは既に一般提供を開始していますが、間もなく、この知識をさらに多くの提供元から集めて活用することが簡単にできるようになります。以上の機能とその他の機能強化の詳細については、Viva トピックのブログと、ナレッジ & コンテンツ サービスについてのオンデマンド セッションをご覧ください。

  • 知識の取り込みを Microsoft 365 のさらに多くの部分でできるようにするために、Viva トピックを Outlook、Yammer、Bing、および人物プロフィール カードと統合します。2021 年末までに提供を開始する予定です。
  • 早期導入されたお客様は間もなく、Viva トピックを Microsoft Teams のチャットやチャネルに直接追加できるようになります。ロールアウトは来年初めを予定しています。
  • さらに多くの方法でトピック マネージャーが知識の監視を大規模に行うことができます。たとえば関連するトピックを自動的にセグメントとしてまとめることや使用状況の分析が可能であり、効率化されたトピック センターも利用できます。ロールアウトは年末を予定しています。
  • 知識のクロールがフランス語、ドイツ語、スペイン語のコンテンツでもサポートされます。ロールアウトは年末を予定しています。
組織固有の用語、プロジェクト、チーム名についての背景情報を直接 Outlook の中で受け取ることができるように、トピック カードが統合されます。

図 3. 組織固有の用語、プロジェクト、チーム名についての背景情報を直接 Outlook の中で受け取ることができるように、トピック カードが統合されます。 

Viva ラーニング: スキル取得と成長

Viva ラーニングはエンタープライズ ラーニングを仕事の流れの中に取り込むために、ユーザーの所属組織、ラーニング管理システム、サードパーティのプロバイダー、および Microsoft からのコンテンツを接続します。本日、このモジュールの一般提供を Teams デスクトップ版とモバイル版で開始します。次の数週間のうちに、Viva ラーニングはお客様の Microsoft 365 テナントで利用可能になります (Teams アプリ メニューで "Viva ラーニング" を検索すると見つかります)。併せて、個人とソーシャルでの学習を拡張する機能も追加されます。次に示すのはこれらの新機能のごく一部です。さらに高度な機能を実現するための機能リリース一覧、パートナー統合、および SKU の詳細については、Viva ラーニングのブログをご覧ください。

  • 統合されたラーニング管理システムからの割り当てが表示されるので、要求されている学習の最新情報を簡単に把握できます。
  • 学習コンテンツの一括検索で、Viva ラーニング接続済みの提供元を横断して検索し、関心事項、提供元、または長さで絞り込んで自分に必要なコンテンツを正確に見つけることができます。
  • チーム メンバーや同僚に学習コンテンツを推奨し、推奨済みコンテンツの進行状況を確認します。推奨したコンテンツの一覧を、ステータスやユーザーから報告された完了率で絞り込むことができます。
  • キュレーションした学習リソースをタブとして Teams のチャネルに追加して、学習を仕事の流れの中に直接取り込みます。
[ホーム] ビューには、その学習者に合わせたコンテンツが表示され、接続済みの学習コンテンツすべてにここからアクセスできます。

図 4. [ホーム] ビューには、その学習者に合わせたコンテンツが表示され、接続済みの学習コンテンツすべてにここからアクセスできます。

Ally.io: 目標と成果指標のための新しいモジュール

このたび、OKR (目標と成果指標) 分野をリードする企業 Ally.io が Microsoft Viva ファミリーに加わり、新しいモジュールとして 2022 年後半に登場することになりました。この新しいモジュールは、組織でのテクノロジの使い方を変革してハイブリッドの世界における仕事、目的、成果の間に密接なつながりをもたらします。

従業員の仕事の方向性を会社の戦略的ミッションと中核的優先事項にそろえることは、どの組織も最重視しています。このためにリーダーがすべきことは、ツールへの投資です。そのツールとは、大型の "カンパニー ベット" (社運をかけた重要事項) について透明性を持って周知させるものであり、野心的な目標をトップダウンで伝えるとともに組織のあらゆるレベルでの成果報告を行うための、新しい方法を作るものです。Ally.io は、組織内の全員が仕事のプロセス全体を可視化して明確に理解し、毎日の仕事を会社の戦略的目標に結び付けることを手助けします。

Microsoft Teams の Ally.io アプリの機能強化、およびこの OKR ソリューションを基盤とする Microsoft Viva 公式モジュールが今後リリースされる予定です。

図 5. Microsoft Teams の Ally.io アプリの機能強化、およびこの OKR ソリューションを基盤とする Microsoft Viva 公式モジュールが今後リリースされる予定です。

Ally.io ソリューションの詳細については、発表のブログAlly.io の Web サイトをご覧ください。

Microsoft Viva プラットフォーム

Viva はカスタマイズと拡張が簡単にでき、ユーザーがどこで仕事をするときでもアクセス可能で、組織固有のニーズに合わせて既存のツールと統合できます。本日、Viva での次のパートナー統合がサポートを開始し、業界をリードするアプリに仕事の自然な流れの中でアクセスできるようになりましたことをお知らせします。

  • Viva ラーニング: SAP SuccessFactors、Cornerstone OnDemand、Saba、Coursera、Skillsoft、Pluralsight、edX、Udemy、Go1、Infosec、Josh Bersin Academy、Udacity*、Harvard Business Review*、OpenSesame*、EdCast*
  • Viva コネクション: Qualtrics、ServiceNow、UKG、Talentsoft、StandOut by ADP、Adobe Sign、Moveworks、Lifeworks、Limeade、Tribute、Blue Yonder、Zebra-Reflexis、Workday*、DocuSign*、EdCast*、Espressive*
  • Viva インサイト: Qualtrics、Glint、Headspace

また、Microsoft Viva Suite と LinkedIn Glint を組み合わせた新しいプランをエンタープライズ企業向けに提供します。Viva と Glint が一体となって、有益な従業員フィードバックを集めてインサイトをアクションに変えます。これでマネージャーとチームが従業員エクスペリエンスを測定して向上させることができるようになります。

Microsoft Viva はオープンで拡張可能なプラットフォームであり、間もなくパートナーと開発者の皆様が 4 つのモジュールそれぞれのツールキットと API を活用できるようになります。Viva コネクション ツールキットは既に提供を開始し、Viva トピックのサードパーティ コンテンツ サポートは 2022 年にプライベート プレビューを開始します。Viva インサイトと Viva ラーニングの API も、2022 年に提供開始予定です。こちらのブログで、Viva のパートナーと拡張性について詳しく説明しています。

EXP をすべての組織に――Microsoft を含む

この 1 年間にさまざまな浮き沈みや甚大な変化がありましたが、Microsoft のミッションは変わらず、地球上のすべての個人とすべての組織がより多くを達成するための力となることであり、その対象には Microsoft のすべての個人も含まれています。私たち自身もお客様と同じように、従業員エクスペリエンスの道のりを進んでいるところであり、Microsoft Viva を世界各地のオフィスで使用して仕事でのつながり、成長、ウェルビーイングを促進しています。

その道のりについて光を当てるべく、新しいブログ シリーズで Microsoft Viva の開発を取り上げています。その第 1 回で振り返るのは、早くから従業員満足度の重視を決定していたこと、個々の従業員エクスペリエンス アプリはすばらしくても中央集中型のプラットフォームのほうが良いと気付いたこと、そしてこのパンデミックへの対応として会社がどうシフトし、お客様のために社内ソリューションをどう再想像したかです。

Microsoft デジタル従業員エクスペリエンス担当コーポレート バイス プレジデント Nathalie D'Hers の発言の引用: "私のチームはこの数年間、従業員がどこで働くかにかかわらず生産性を発揮できるよう手助けすることに取り組んできました。それが実を結び、会社はリモート ワークへの移行時もスムーズに運営を続けることができています。それでも、私たちは引き続き、ハイブリッド ワークに向けて従業員エクスペリエンスを再考する必要がありました。"

お客様と同じように、Microsoft の道のりもまだ始まったばかりですが、私たちの歩みを紹介するブログの第 2 回を本日公開しました。

Microsoft Viva が既にかなりの影響を Microsoft の従業員だけでなく、他のグローバル企業で働く人々にも及ぼしていることを嬉しく思います。世界の大手企業がどのように Viva を使用して、働く人々に力を与えているかについては、ロゴをクリックして事例をご覧ください。

従業員エクスペリエンスの道のりをスタートしましょう

Microsoft 自身の Microsoft Viva の体験は、この従業員エクスペリエンスの行程をスタートするにあたってどのような種類のリソースが必要になるかを理解するのに役立ちました。2 月に Viva を発表して以来、私たちは Viva の展開、導入、管理に関するドキュメントを継続的に追加してきました。次に示すのは、EXP の道のりをどこまで進んでいるかにかかわらず有益となるリソースの一覧です。さらに詳しい情報を希望される場合は、Microsoft の担当者にご連絡ください。ご意見、ご感想も歓迎します。


1 「73%: The Hybrid Work Paradox」Jared Spataro (Microsoft WorkLab)。2021 年 9 月 8 日。

2 「マイクロソフトと LinkedIn、ハイブリッド ワークに関する最新データとイノベーションを発表」Jared Spataro (Microsoft)。2021 年 9 月 9 日。

*2022 年 1 月末までに提供開始予定

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Microsoft 365 の新機能 - ハイブリッド ワークの新しい世界に向けて、Microsoft がすべての人をどのように支援するか http://approjects.co.za/?big=ja-jp/microsoft-365/blog/2021/11/02/whats-new-in-microsoft-365how-were-empowering-everyone-for-a-new-world-of-hybrid-work/ Tue, 02 Nov 2021 15:00:00 +0000 私たちが知っていることは、ハイブリッド ワークはこれからも続くということです。しかし問題は、次の 10 年の仕事はどのようなものになるのか、そしてどのような準備をすればよいのか、ということです。

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私たちが知っていることは、ハイブリッド ワークはこれからも続くということです。しかし問題は、次の 10 年の仕事はどのようなものになるのか、そしてどのような準備をすればよいのか、ということです。

私たちが長年頼りにしてきた仕事のパターンは、大きな変化を迎えています。非同期のコミュニケーションが新たな標準となります。会議は時間と空間を超えて行われます。また、人間の創意工夫を魔法のように増幅させるという、AI への期待が現実のものとなりつつあります。

この新しい世界で成功するために、あらゆる組織が、安全なコミュニケーション、コラボレーション、創造によって組織を結びつけるデジタル ファブリックを必要としています。このデジタル ファブリックにより、柔軟性が実現し、人々やチーム間のつながりが強化されます。また、データ、自動化、AI が、シームレスに仕事の流れの中に織り交ぜられます。そしてこれを、組織の境界を越えて顧客やパートナーにまで拡大する必要があります。さらに、情報、現場、フレックス制の従業員など、あらゆる種類の従業員に参加してもらう必要があります。

Microsoft は、このデジタル ファブリックを提供して、この新しい時代のすべての人に力を与えるために、Microsoft Cloud 全体で革新を進めています。そして、その中心となるのが Microsoft Teams です。

Ignite では、現在の Teams と同様に、1 年後にはお客様の日々のワークフローに組み込まれているであろう、魅力的な新しいアプリや機能を紹介します。詳しく見ていきましょう。

境界を越え、仕事の流れに沿ったコラボレーション

コンピューティングが現実世界に埋め込まれると同時に、現実世界もコンピューティングに埋め込まれています。それがメタバース プラットフォーム、Microsoft Mesh です。Microsoft はこの経験を活かし、Teams に Mesh を組み込んでいます。これにより、一緒にいることの大切さを再現し、生産性をこれまで以上に向上させています。

Mesh for Microsoft Teams は、新世代の 2 次元 (2D) および 3 次元 (3D) の会議を実現します。没入感のある空間でどのように自分自身を投影するかは、非常に重要なことです。パーソナライズされたアバターにより、ご自分のアバターをカスタマイズして制御したり、AI を使用して動きやジェスチャを模倣したりすることができるため、自分のカメラがオフの状態でも、自分の物理的な存在感を会話に反映させることができます。

また組織は、会議室やデザイン センター、ネットワーキング ラウンジなど、物理的な空間に似た没入型のスペースを作ることができ、仲間意識を高めたり、創造性を発揮したり、休憩所での予想外な貴重なつながりを育んだりすることができるようになります。Mesh for Microsoft Teams の詳細はこちらをご覧ください。

3 人のアバターが作業している Microsoft Teams のホワイトボードのアニメーション画像。

Teams 会議エクスペリエンスの新情報

インクルーシブをさらに促進し、生産性の高いハイブリッド会議を実現するために、Teams 会議エクスペリエンスに新たな更新プログラムが導入されました。ユーザーは、スケジュール フォームから役割を割り当てたり、全ての人の意見を確実に聞けるように挙手の順番を確認したりすることができるようになりました。また、モバイルのオーバーフロー メニューを刷新し、チャットの閲覧などの重要なアクションに優先順位をつけられるようにしたほか、会議中のシステム メッセージ用に通知ドロワーを追加し、ユーザーがワンタップですべての通知をプレビュー、折りたたんだり消去したりできるようになりました。

最新のユーザー インターフェイスとエクスペリエンスを提供する Teams クライアント。会議参加者は、スケジュール フォームの使用、挙手の指示、モバイルのオーバーフロー メニューの使用が可能です。

より良いハイブリッド会議エクスペリエンスの実現

世界有数のハードウェア パートナーとの連携により、Microsoft は、人々がどこから会議に参加するかに関わらず常に接続された状態で会議に十分に参加できるような Teams エクスペリエンスの、デバイス上での提供を目指しています。

新しい 24 インチ ディスプレイを搭載したYealink desk Vision AIO24 が認証を受けており、Teams のコラボレーションのためのスタンドアロン デバイスとして、または Windows PC に接続してセカンド スクリーンとして使用することができます。

Microsoft Teams ディスプレイ上でホット デスク機能を使用することで、オフィス内のフレキシブル ワークスペースをすばやく見つけて予約することができます。新しい Yealink deskVision AIO24 は 24 インチの大型 Teams ディスプレイで、タッチ スクリーンと、Windows PC やモバイルへの充電が特長です。

Logitech Tap Scheduler が Teams パネルのポートフォリオに加わり (認定申請中)、ユーザーは会議室の空き状況や場所の情報、会議の詳細を一目で簡単に確認できるようになります。

ゲスト直接参加により、ユーザーは基本的な操作で自分の Teams Rooms からサードパーティの会議に参加することができます。同様に、サードパーティの会議室システムから Teams の会議に参加することもできます。現在は、Zoom と Cisco で利用可能です。来年にはこれを、Bluejeans や GoToMeeting にも拡大する予定です。

Surface Hub を他の Teams デバイスと一緒に Teams 管理センターから管理できるようになりました。今後数か月のうちに、クラウドベースの IT 管理および監視サービスに Surface Hub が含まれるように、Microsoft Teams Room マネージド サービスが拡張される予定です。

組織を超えたコラボレーションをより簡単に、そしてより安全に

仕事は縦割りで行うとは限りません。そのため、組織内外の個人とのコミュニケーションやコラボレーションが必要です。Microsoft Teams Connect は、誰とでも簡単かつ安全にコラボレーションができるように障壁を取り除く新機能を提供します。

複数の組織にまたがる個人やチームとチャネルを共有したり、会議をスケジュールしたりできます。また、アプリでリアルタイムにコラボレーションしたり、最大 50 のチームや、必要な数の組織とチャネルを共有したりすることもできます (2022 年第 1 四半期にパブリック プレビューで提供開始)。それまでの間、Microsoft は Teams のチャット機能を拡張しています。これにより、Teams の個人アカウントを使用して組織外のチーム メンバーとチャットすることができます (2021 年末までに提供開始)。

外部パートナーとのコラボレーションは、社内関係者とのコラボレーションと同様に簡単です。

魅力的で記憶に残るイベントを配信

ウェビナーや配信に関する新しい機能の数々により、プロフェッショナルで魅力的なエクスペリエンスを社内外の聴衆に提供するための設定を簡単に行えるようになります。仮想グリーン ルームでは、イベント開始前に主催者やプレゼンターが交流したり、チャットを監視したりすることができます。また、質疑応答を行ったり、参加者の設定を管理したり、コンテンツを共有したりすることもできます。また、主催者やプレゼンターは、参加者に表示される内容を管理することができるため、参加者に対し、画面に映った共有コンテンツや出席者のみが表示されるようにすることができます。これらの機能はどちらも、2022 年前半にプレビューで提供される見込みです。

グリーン ルームで待機しているプレゼンターを映したスクリーン ショット。

イベントおよびホスピタリティ管理のリーディング プラットフォームである Cvent が、Teams と統合されました。2022 年初頭より、お客様は Cvent を利用して、登録やアジェンダ管理を含むイベントのライフサイクルを管理したり、Teams を介して仮想会議やイベント エクスペリエンスを提供したりすることができます。

コラボレーティブ アプリでチームワークを解き放つ

コラボレーティブ アプリは、コラボレーションを中心とした新世代のアプリケーションです。Teams 内でのハイブリッド ワークの柔軟性を考慮して設計および最適化されており、関連するプロセス、データ、人々をまとめて、より多くのことを成し遂げることができます。Atlassian、SAP、ServiceNow などのパートナーが提供する新しいコラボレーティブ アプリにより、お客様はチャット、チャネル、会議全体でこれらのアプリとつながることができます。その間、Dynamics 365 と Teams の間の新しいエクスペリエンスが、より多くのデータと接続性をお客様のワークフローにもたらします。

エディターと Loop を使用すれば、アプリを切り替えることなく、ビジネス データを検索し、コラボレーションすることができます。

デザインが一新された Teams Store では、お客様のニーズに合ったアプリを簡単かつ効率的に見つけることができます。

コンタクト センター エクスペリエンスの効率化

Microsoft Dynamics 365 Customer Service と Teams を利用した新しいオールインワンのデジタル コンタクトセンター ソリューションは、従来のコンタクト センター、ユニファイド コミュニケーション、カスタマー サービスの機能を、単一の統合されたサービスとしてのソフトウェア (SaaS) ソリューションにまとめたものです。この新しいオールインワン ソリューションにより、チャットや音声の接続性、他のビジネス アプリケーションとの拡張性、インテリジェンスを、カスタマー サービス エクスペリエンスのあらゆるステップに埋め込むことができます。

Microsoft は、Dynamics 365 Customer Service を、Microsoft Teams のパワーを活用したオールインワンのデジタル コンタクト センター ソリューションに拡張します。

あらゆるクリエイターに力を与える

Microsoft は、従来のドキュメント、スプレッドシート、プレゼンテーションの枠を超えて、まったく新しいメディアへと広がるように、Office を完全に再構築しています。Teams がコラボレーションと生産性を変革したように、Microsoft Loop は Microsoft 365 の次の大きなブレークスルーとなります。

Microsoft Loop は、強力かつ柔軟なキャンバスと、自由に動き、アプリケーション間で同期を保つポータブルなコンポーネントを組み合わせた新しいアプリで、チームが共に考え、計画し、創造することを可能にします。Microsoft Loop には 3 つの要素があります。Loop コンポーネント、Loop ページ、Loop ワークスペースです。

Loop コンポーネントは、チャット、会議、メール、ドキュメントなどの中で、コラボレーションや作業の完了を支援する生産性に関する原子単位です。独自の Loop コンポーネントを作成することも、以下のような Microsoft の Loop コンポーネントを利用することもできます。

  • 投票テーブルを使用すると、チームは簡単にブレーンストーミングを行い、コンセンサスを推進し、最終的な決定を行うことができます。
  • 状態トラッカーは、チームからの情報収集、プロジェクトのすべての面での進捗状況の把握、チーム全体でのプロジェクトの最新情報の維持に役立ちます。
Microsoft Loop ワークスペースでは、チームは意見を出し合ったり、絵文字で表現したりすることができます。

Loop ページは、お客様の特定のプロジェクト ニーズに合わせて、コンポーネントを整理したり、リンク、ファイル、データなどの便利な要素を取り込んだりすることができる柔軟なキャンバスです。

Loop ワークスペースは、あなたとあなたのチームが、プロジェクトにとって重要なものをすべて見て、グループ化できる共有スペースです。またワークスペースでは、全員の作業内容を把握したり、他の人のアイデアに反応したり、共有の目標に向けた進捗状況を確認したりすることが簡単にできます。

Microsoft エディター with Context IQ は、類似したテーマや、以前に作成したり作業したりしたことに基づいて、関連するファイル、ドキュメント、または人物を提案します。

Microsoft Loop コンポーネントは、Microsoft Teams、Outlook、OneNote などの Microsoft 365 アプリで今後数か月のうちにプレビュー版が提供され、さらに多くの Microsoft Loop 機能が追加される予定です。

これまで AI に対し常に期待されていたことは、魔法のような方法で人間の能力を増強することでした。それが Context IQ によって現実になりつつあります。Context IQ は、Microsoft Graph を利用して分析情報をアクションに変えます。1 日の仕事に関する分析情報を得たら、あなたが必要としている情報を、まさに必要としているときに予測し、探し、提案します。

たとえば、Context IQ は Microsoft エディターを次のレベルへと引き上げますこれにより、関連するファイルやドキュメントを提案したり、共同作業者とのカレンダーの空き時間を見つけたりすることができます。また、メールにタグ付けするおすすめの同僚を確認したり、Microsoft Dynamics 365 Sales の営業案件レコードに関連する Loop コンポーネントの提案を受け取ったりすることができます。

Microsoft エディター with Context IQ は、類似したテーマや、以前に作成したり作業したりしたことに基づいて、関連するファイル、ドキュメント、または人物を提案します。

最近、Office ファミリに Clipchamp が加わり、ビデオ作成のサポートがさらに強化されています。Clipchamp を使用すれば、美しく、プロフェッショナルなビデオを簡単かつ迅速に作成することができます。楽しく直感的なインターフェイスに加え、強力な機能と豊富なストック ライブラリを備えているため、ビデオの映像に命を吹き込むことができます。

Office.com と Windows 向け Office アプリでは、[ホーム]、[マイ コンテンツ]、[作成] ページなどの新しいエクスペリエンスが提供されています。これらの新しいエクスペリエンスにより、アプリやストレージの場所にわたってすべてのコンテンツやファイルを簡単に見つけることができます。また、注意が必要な点を確認したり、仕事に必要なアプリやテンプレートを利用したりすることを、すべて 1 か所で行うことができます。

この新しいエクスペリエンスは、来週からユーザーへのロールアウトが開始されます。これらの更新情報の詳細については、Office ブログをご覧ください。

デジタル従業員エクスペリエンス、従業員エクスペリエンスである

従業員エクスペリエンスは、もはや物理的な場所によって定義されたり、そこに縛られたりするものではありません。私たちは、従業員が仕事に夢中になり、情報を得られるような新しい方法を必要としています。そこで、Microsoft Viva の出番です。  

Microsoft Viva は、インサイト、ラーニング、トピックの各モジュールを含むスイート製品として提供されています。2022 年には、最近買収した Ally.io を基にした新しい目標管理モジュールが Viva Suite に追加される予定です。Viva ラーニングは現在、すべての方に対して一般提供が開始されています。最後に、Viva コネクションのモバイルおよびデスクトップ用の新しいエクスペリエンスの提供を開始しています。 

Viva ラーニングのパーソナライズされた [マイ ラーニング] ビューでは、接続されている学習管理システムから自分に割り当てられたコンテンツを確認したり、ブックマークした、最近表示した、または完了したコンテンツを閲覧したりすることができます。また、組織内の他の人から推薦された学習アイテムも表示されます。

Viva インサイトは、新しく効果的な会議エクスペリエンスとマネージャー向け分析情報を提供し、従業員がつながり、生産性、ウェルビーイングを高める新しい習慣や規範を築けるよう支援します。  

分析情報、賞賛を受けていること、会議のカテゴリが表示されたダッシュボードのスクリーン ショット。

最後に、今年初めに Viva ラーニングおよび Viva コネクション向けに発表した SAP SuccessFactors、Qualtrics、ServiceNow、Cornerstone OnDemand、UKG を含むいくつかのパートナー統合の一般提供が開始されたことをお知らせします。詳細については、Microsoft Viva の発表に関するお知らせをご覧ください。

ハイブリッドな世界のための Windows

これらのエキサイティングな新しいイノベーションは、ハイブリッド ワークのために設計された唯一の OS である Windows 向けに構築され、その力によって支えられています。Windows 11 の登場により、ゼロタッチで簡単に展開でき、個々のチームや従業員の固有のニーズに合わせてデバイスやツールを調整できるようになりました。

  • Intune を使用している組織が Windows Update for Business の展開サービスをより簡単に利用できるように、Microsoft は Windows の機能更新プログラムをスケジューリングして展開するためのコントロールの、Intune への直接統合を進めています。詳細情報をブログ記事でご覧ください。
  • 現在一般提供が開始されている Microsoft Test Base for Microsoft 365 は、独立系ソフトウェア ベンダー、エンタープライズ パートナー、および組織が、Windows Client および Server のバージョンに対して自社のビジネス アプリケーション ラインをテストすることができるクラウド サービスです。Test Base for Microsoft 365 の詳細はこちらをご覧ください。
Test Base for Microsoft 365 は、アプリ開発者や IT 担当者向けの Azure サービスで、アプリケーションのデータドリブンなテストを促進し、世界のどこからでもインテリジェントなテストを活用できるようにします。
  • ユニバーサル プリントは、プリント サーバーを必要とせず、組織内のあらゆるプリンターに安全にプリントできるクラウド サービスです。ユニバーサル プリントの詳細情報をご覧ください。

こちらの Tech Community ブログでは、Windows 11 に関する 11 の魅力について紹介しています。

Business エディションでの Windows 11 サポートを含む、Windows 365 の新たな機能強化

Windows 365 では、Windows PC をクラウド化することで、あらゆる規模の企業が、あらゆるデバイスに完全な Windows エクスペリエンスを安全にストリーミングできるようになりました。Windows 365 Enterprise エディションでは、クラウドでの Windows 11 利用を選択できるようになりました。Business エディションのサポートは近日中に開始されます。

最適な Windows 365 エクスペリエンスを提供するための、以下のようないくつかの新しい更新プログラムがあります。

  • Windows 11 を有効にするための仮想 Trusted Platform Module (TPM) チップによるセキュリティとサポートの強化。
  • 読み込み時間の短縮、パフォーマンスの向上、ローカル リソース設定、アクセシビリティ機能など、Web クライアントの改善。
  • Windows 365 に加わった Azure Active Directory のサポートにより、オンプレミスまたは Azure のインフラストラクチャが不要になりました。
  • Microsoft エンドポイント マネージャーのエンドポイント分析リソース レポートは、Windows 365 の中央処理装置 (CPU) とランダム アクセス メモリ (RAM) のパフォーマンスに関するメトリクスを提供します。

デスクトップおよびアプリケーション仮想化のための最新のクラウド サービスを求めているが、一部のアプリケーションやデータをオンプレミスでサポートする必要があるお客様のために、Azure Stack HCI 向け Azure Virtual Desktop のプレビューを発表します。Azure Virtual Desktop のお知らせに関する詳細情報をご覧ください。

Microsoft 365 に関するその他の最新情報

Microsoft の調査によると、中小企業の 60% 以上が、サイバー脅威に対処するための設備が整っていないと回答しています。Microsoft Defender for Business は、従業員数 300 人以下の組織がサイバー攻撃から身を守るための新しいエンドポイント セキュリティ ソリューションです。スタンドアロンのソリューションとして提供されるほか、Microsoft 365 Business Premium にも含まれる予定です。Microsoft Defender for Business の詳細情報をご確認ください

今後の予定

その場にいない人も参加できるように物理的な会議スペースを再設計したり、ハイブリッド ワークの世界でデジタルな創造の方法を再構築したりと、Microsoft はすべての従業員がこの新しい仕事の世界で成功できるように取り組んでいます。これはまだ始まったばかりです。今後数か月のうちに、さらに多くのことをお届けしたいと思っています。ご期待ください。

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Microsoft Office―ハイブリッドな世界に向けた変革 http://approjects.co.za/?big=ja-jp/microsoft-365/blog/2021/11/02/microsoft-office-transforming-for-the-hybrid-world/ Tue, 02 Nov 2021 15:00:00 +0000 Microsoft Office は時代とともに変化しています。これが理由で私たちは Office を再想像し、新しい機会に対応するための新しいアプリを追加するとともに、Office を普遍的な対話型キャンバスに仕立てて、あらゆる種類の創造の場にしようとしています。

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長年にわたり、確立された働き方のパターンは明確でした。コミュニケーションは電子メールで行われ、コンテンツ作成はほとんどがドキュメントやスプレッドシート、プレゼンテーションで行われていました。

この 18 か月間の間に世界は変化し、私たちは新しい働き方の環境に順応しました。従来のコミュニケーション ツールや対面での共同作業を補完する代替ソリューションが必要となり、生活のあらゆる面でデジタル化が急速に進みました。

学校は完全オンライン授業に移行し、ビジネスでは e コマースが活発になり、企業が新たに採用した新卒学生は画面を通してしか同僚に会ったことがないというケースもあります。

さらに、コミュニケーションはオンライン会議とチャットへと移行し、デジタル コンテンツは従来型のドキュメント タイプに留まらず、より流動的でダイナミックなスペースへとあふれ出しています。新しい種類のコンテンツ、形式、チャネルが求めているのは、より柔軟で、パワフルで、流動的なツールです。それは、誰もがより印象的なメッセージを届けることと、コラボレーションを自分のペースで進めることができるようにするためです。

Microsoft Office も、時代とともに変化しています。

Word、Excel、PowerPoint、Microsoft Outlook はこれまで以上に進化しています。Microsoft Teams と統合され、クラウドを活用した AI を Web、デスクトップ、モバイルで利用できます。

しかし、私たちはさらなる前進を必要としていました。これが理由で私たちは Office を再想像し、新しい機会に対応するための新しいアプリを追加するとともに、Office を普遍的な対話型キャンバスに仕立てて、あらゆる種類の創造の場にしようとしています。

では、私たちがどのようにコラボレーションを拡大し、創造のためのツールを拡張し、AI の力を皆様にお届けしているかをご紹介しましょう。

Microsoft Loop のご紹介: 思考、計画、創造を一緒に

本日発表する新しいアプリ Microsoft Loop は、強力かつ柔軟なキャンバスにポータブルなコンポーネントを組み合わせるものです。このコンポーネントはアプリ間を自由に移動し、アプリ間で同期されるので、チームが共に思考し、計画し、創造することを可能にします。

Microsoft Loop は 3 つの要素で構成されます。Loop コンポーネント、Loop ページ、Loop ワークスペースです。 

Loop コンポーネント: 流動コンポーネントの進化版であり、生産性の最小単位となります。ユーザーがコラボレーションして作業を完了することを仕事の流れの中で、つまりチャット、メール、会議、ドキュメント、Loop ページの中で手助けします。 Loop コンポーネントは、リスト、テーブル、メモ、タスクなどのシンプルなものもあれば、Microsoft Dynamics 365 からの顧客営業案件のような複雑なものもあります。コンポーネントは常に同期されるので、そのコンポーネントがどれだけ多くの場所に存在していても、ユーザーとそのチームは常に最新の情報で仕事を進めることができます。 

本日、コラボレーションのための次のような新しいコンポーネントを発表します。

投票テーブルを使用すると、チームでアイデアを出し合って合意を形成し、最終的な意思決定を一緒に行うことが簡単になります。

人々が Microsoft Loop の新しい投票テーブルでアイデアを入力し、投票しています。

図 1. 新しい投票テーブルで、チームでの意思決定が簡単になります

ステータス トラッカーは、チームから情報を収集し、プロジェクトのすべての面での進捗状況を把握するとともに、チーム全体のステータスを常に最新に維持するのに役立ちます。

Microsoft Loop の新しいステータス トラッカーで人々が自分のプロジェクト ステータスを更新しています。

図 2. プロジェクトのステータスをさまざまなアプリで簡単に把握できます。 

さらに、ビジネス ワークフローを促進する新しい Loop コンポーネントも追加します。手始めは Dynamics 365 のレコードです。さらに、Microsoft が開発するコンポーネントだけでなく、サードパーティのアプリケーション開発者も Loop コンポーネントを構築できるようになります。その方法は、開発者の既存のメッセージ拡張アプリケーションと Microsoft Graph コネクタ統合を拡張するというものであるため、投資は最小限に抑えられます。これについての具体的な詳しい情報を、来年の開発者向けカンファレンス Microsoft Build でお伝えする予定です。

Microsoft Dynamics 365 コンポーネントを Microsoft Loop に追加しています。

図 3. ユーザーが使用するアプリの中で Loop コンポーネントが動作してユーザーのワークフローを容易にします。

Loop ページは柔軟なキャンバスであり、ここでコンポーネントを整理するとともに、その他の便利な要素 (ファイル、リンク、データなど) を取り込んで、チームでの思考、つながり、コラボレーションに役立てることができます。ページは、一緒に思考して作業を完了するために最適化されています。最初は小さく始めて、アイデアとプロジェクトの大きさに合わせてサイズを広げていくことができます。

人々が Microsoft Loop の中でリアルタイムでコメントし、反応し、コラボレーションしています。

図 4. ページはチームのプロジェクトに合わせて拡張できます。

Loop ワークスペースは、ユーザーとそのチームのための共有スペースです。プロジェクトにとって重要なものすべてをここで見ることができ、グループ化もできます。ワークスペースを利用すると、各メンバーがどのような作業をしているかが簡単にわかります。他の人のアイデアに反応することや、共有目標に向けた進捗状況を確認することもできます。チームのコラボレーションは同期的でも非同期でも、アイデアがひらめいたときにいつでも行うことができます。 

お気に入りのアプリからの作業を Microsoft Loop で行います。

図 5. 複数の人が同時に、それぞれ異なるアプリから作業できます。 

Microsoft Loop で、すべてのものが集められ、ユーザーとそのチームが常に高い生産性を発揮し、予定どおりに仕事を進め、これまで以上につながりを強化することができます。Microsoft 365 のアプリ (Teams、Outlook、OneNote など) での Microsoft Loop コンポーネントは、今月からロールアウトを開始します。Microsoft Loop アプリの提供状況の詳細については、今後数か月以内に改めてお伝えします。

Microsoft エディターと Context IQ―必要な情報をいつでも手元に

このたび、Context IQ も発表します。これは Microsoft 365 全体にネイティブに統合された一連の AI エクスペリエンスであり、ユーザーの仕事の流れの中で、そのユーザーが必要としていると思われる情報を予測し、見つけて提案するものです。

Context IQ によって最初に変革されるのは Microsoft エディターのエクスペリエンスです。現在、エディターはユーザーが自信を持って文章を書けるようにドキュメント、メール、Web で文法やスペルをチェックして修正しています。  

Context IQ で、エディターがレベルアップします。エディターと Context IQ の組み合わせで、どのような予測アシスタンスが可能になるかを次にご紹介します。

  • ファイルを添付、挿入、または同僚と共有する必要があるときに、エディターが関連ファイルやドキュメントを提案します。この基準は件名が類似するものや、ユーザーが過去に作成または作業したものです。
  • Outlook メールで会議のスケジュールを設定しようとしているときに、エディターがそのことを認識して全員が空いている時間を提案します。ユーザーは時間を節約でき、コンテキスト切り替えも不要になります。
  • ファイルの中でコメントやメールでの @ 記号を使用して同僚をタグ付けするときに、タグ付けされる人の候補をエディターが提案します。この基準となるのは、ユーザーが現在一緒に仕事をしている同僚や、ドキュメントのレビュー担当者として以前タグ付けしたことのある関係者です。
  • ある営業案件で共同作業する可能性があり、Dynamics のデータを取り出す必要があるときに、関連する Dynamics 365 情報をエディターが Loop コンポーネントとして提案します。ユーザーはこれを更新してアクションを起こすことを、仕事の流れでできるようになります。   
  • 書いている文章にデータやオブジェクトを挿入するときに、エディターが情報を提案します。たとえば、フライトをオンラインで予約するときはマイレージ会員番号、Teams でのコラボレーション中にはセールス メッセージといった情報です。

エディターと Context IQ の詳しい情報をご覧ください。

Microsoft エディターが Outlook の中で人やファイルの候補を提示します。

図 6. エディターが Context IQ と連携して、状況に応じた提案を行います

Clipchamp が Office の一員に

以前から、Office はユーザーがドキュメント、スプレッドシート、スライドを作成するのを手助けしています。これらは今でもきわめて重要ですが、デジタル コンテンツ、特にビデオを求める声が大きいことも私たちは認識しています。そこで、創造のためのツールに Clipchamp を加えることとなりました。これで、仕事、学校、趣味での創造とストーリーテリングを自分らしくできるようになります。

Clipchamp は、ユーザーのスキル レベルを問わず創造の力となります。美しく、プロフェッショナルな見栄えのビデオを簡単かつ迅速に作成し、編集して共有することができます。副業を宣伝する広告でも、バーチャルな歴史の授業でも、思い出を記録する家族のビデオでも、Clipchamp を利用するとストーリーを作って共有することが可能になります。

Clipchamp についての詳しい情報をご覧ください。

ビデオ編集画面。

図 7. プロフェッショナルな見栄えのビデオを Clipchamp ですばやく作成します。 

真新しい製品が Office に加わって創造とコラボレーションに活用していただけるようになりますが、既存のアプリにも新しい機能が追加されます。

ストーリーを自分の言葉で伝えるための PowerPoint のレコーディング スタジオ

メッセージを相手に届けるときに、それが物理的なプレゼンテーションかバーチャルかで異なっていてはなりません。Microsoft PowerPointレコーディング スタジオを利用すると、自分のストーリーを自分の言葉で伝えることができるので、インパクトのあるプレゼンテーションで見る人を引きつけるのに役立ちます。背景のカスタマイズやスライドへの注釈の追加ができるほか、さまざまなビューの選択もできるので、コンテンツを録画して配信することが簡単になります。

録画が完了したらプレビューを見て、必要ならば特定のスライドまたはプレゼンテーション全体を録画し直すこともできます。編集が完了したプレゼンテーションを他の人と共有するには、エクスポートします。レコーディング スタジオの一般提供開始は 2022 年初めを予定しています。

PowerPoint のレコーディング スタジオの詳細情報をご覧ください。

PowerPoint のレコーディング スタジオ機能はユーザーが録画ボタンをクリックすると開始します。

図 8. PowerPoint の録画ボタンをクリックして開始します

ビデオはストーリーを伝えるのに優れた手段ですが、時には数字とデータも強いメッセージを届けることができます。特に、Excel を使用してデータを自分の組織のためにパーソナライズするときです。

Office.com と Windows 版 Office アプリでの発見、作成、共有

Office.com については、コンテンツのハブとして機能させるための新しいエクスペリエンスを構築中です。1 つの場所で自分のあらゆるコンテンツを発見して状況を理解できるだけでなく、そこからアクションを起こすこともできます。Office.com と Windows 版 Office アプリの最新の機能強化は、ユーザーがファイルやアプリを見つけるのに要する時間を減らして、その作業のための時間を増やせるようにすることを目的としています。

ホームページのデザインが変更されて、自分の最重要コンテンツにクイック アクセス セクションですぐに到達できるだけでなく、注意を向ける必要のあるものを一連の推奨アクションとして見ることができます。新しいマイ コンテンツ ページには、強力な検索とフィルタリングの機能があり、自分のコンテンツを Teams、Outlook、OneDrive、SharePoint から一度に検索することが簡単になります。また、新しい [作成] ページでは、自分のアプリとツールのすべてが 1 つの場所に集められ、さらに複数のアプリケーションからのテンプレートも同時に表示されるので、作業を始めるための最適な方法を決定するのが簡単になります。

これらの新しいエクスペリエンスのロールアウトは、次の数週間のうちに開始する予定です。新しいエクスペリエンスの詳しい情報をご覧ください。

ユーザーが Office.com の [作成] ページでテンプレート一覧をスクロールしています。

図 9. Office.com で、自分のコンテンツに関連するドキュメントとファイルの一覧が表示されます。

すべき作業に対して最適なツールを簡単に見つけられることが鍵ですが、データを管理して分析する必要があるときは、Excel が頼りになります。

Excel のデータ型の次なるフロンティア

最近まで、Microsoft Excel で扱えるデータはテキストと数値の 2 種類しかありませんでしたが、このたび、単純なテキスト文字列や数値の代わりに、もっと複雑な情報 (たとえばコンテンツ カード、画像、行列、配列など) をセル自体に格納できるようになりました。 

これまで何年もかけて、Excel のデータ型の可能性をレベルアップしてきました。最初に "株価" と "地理" というデータ型を導入し、昨年は Power BI と Power Query のデータ型をリリースしました。これで、ユーザーの独自のデータを 1 つのデータ型として作業できるようになりました。 

このたび、リンクされたデータ型がまったく新しいレベルへと進化し、Excel での開発の自由度が飛躍的に向上しました。今月中に、Excel の新しい JavaScript API のプレビューが開始する予定です。この新しい API で、開発者が独自のデータ型を作成してその中に開発者独自のデータ ソースからの画像、エンティティ、配列、書式設定された数値を入れることができます。また、カスタム関数を作成して Excel の新しいデータ型を入力と出力の両方で活用することもできます。

Excel のグラフで新しいデータ型の使い方を示しています。

図 10. Bloomberg は Excel の新しい JavaScript API を使用してユーザーに情報を届けています。

このような、さらに柔軟性を増した構造で、複雑なデータをオブジェクトとして整理して、データをより自然な形でユーザーに見せることができると同時に、ユーザーはこれまでどおりに自分が見たい情報すべてにアクセスして分析やレポート作成に使用することができます。

データの抽出、管理、分析を簡単に、Excel のデータ型を使用して行います。

図 11. 自分の組織からのデータを簡単に分析します

さらに、独自のアドインを作成するか既存のアドインを拡張してデータ型のパワーを活用することもできるようになります。その結果として、より統合が進んだ次世代のエクスペリエンスが Excel の中で実現します。データ型のパワーを組織全体で共有することや、作成するアドインまたはソリューションでデータ型を自社の独自のサービスやデータと接続することもできます。 

この新しい API で、ユーザーと開発者が究極のパワーを手にしてデータの整理、アクセス、作業についてこれまで以上のことができるようになります。

その他のリソース

今回はたくさんのことをお伝えしましたが、これらのイノベーションについてさらに詳しく解説しているブログや技術セッションの要約を次に紹介します。

ブログ

技術セッション

私たちは時代とともに変化し、このような新しいエクスペリエンスをチーム コラボレーション、人間による創造、そしてクラウドを活用した AI という各領域で Microsoft Office に送り込んでいます。これについての胸躍るような気持ちを皆様にも感じていただければ幸いです。

皆様がどのように活用されるかを楽しみにしております。

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ライブ キャプションと文字起こしの拡張から Windows 11 への準備まで――Microsoft 365 の最新情報をご紹介します http://approjects.co.za/?big=ja-jp/microsoft-365/blog/2021/09/30/from-expanded-live-captioning-and-transcripts-to-prepare-for-windows-11-heres-whats-new-in-microsoft-365/ Thu, 30 Sep 2021 16:00:00 +0000 今月は、Microsoft Teams 会議でのキャプション機能の拡張、暗号化ドキュメントの共同編集、Microsoft エンドポイント マネージャーの機能の拡大などを発表します。

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今月は、Microsoft Teams 会議でのキャプション機能の拡張、暗号化ドキュメントの共同編集、Microsoft エンドポイント マネージャーの機能の拡大などを発表します。

ハイブリッド ワークが "新しい" から "新常態" へと移ろうとしていますが、私たちは今も、この遷移をうまく乗り切る方法を学び続けています。そのなかでも依然として明らかであるのは、ハイブリッド ワークの要点が柔軟性の実現であることです。万能のアプローチはありません。Microsoft の Work Trend Index1 からの最新の知見の 1 つが、このことを完璧に例示しています。Microsoft 自身の従業員に対する調査によれば、オフィスで過ごす予定の時間の長さが最大の従業員も最小の従業員も、そうする理由はまったく同じ、「集中を要する仕事」でした。新しいテクノロジ、たとえば 2021 年 10 月 5 日にリリースされる Windows 11 を通して、私たちは働く人々がいつでも、どこでも、どのデバイスでも貢献して生産性を発揮するための力となります。

今月は、Microsoft Teams でのライブ キャプションと文字起こしを利用できる音声言語をさらに追加します。また、Windows 11 だけでなく Apple iOS と macOS などの新しいオペレーティング システム発表の季節を前に、Microsoft エンドポイント マネージャーに新機能を追加します。組織で働く人々が、優れたエクスペリエンスを初日から得られるようにするためです。さっそく、これらとその他の発表について詳しく見ていきましょう。

全員が参加できるインクルーシブな会議を実施する

今月初めに、Teams の多数の新機能を発表しました。これらは組織の物理的オフィス スペースをハイブリッド ワーク用に準備し、リモート会議を対面と同じように効果的にするとともに、働く人々の仕事の流れを保つことに役立ちます。

本日お知らせするのは、ライブ キャプションと文字起こしのサポート拡張と、Microsoft Viva トピックでの Microsoft Yammer と Microsoft Viva の統合です。

  • ライブ キャプションと文字起こしを利用できる言語を追加: 会議で使われている言語がサポート対象言語ならば、その言語がリアルタイム キャプションライブ文字起こしでもサポートされるようになりました。サポート対象が拡大して新たにドイツ語、ポルトガル語 (ブラジル)、日本語、ヒンディー語など 27 の音声言語が追加されました。モバイル版ではサポート対象言語でのキャプションを見ることができ、デスクトップ版では音声言語を切り替えることができます。これで、参加者が柔軟な方法で会議の内容をよりはっきりと理解して参加できるようになります。この機能にアクセスするには、デスクトップ アプリでの Teams 会議中に [その他のアクション] オプションをクリックしてください。
リアルタイム キャプションを使うときに、Teams 会議画面のその他のアクション セクションで希望の音声言語を選択します。
  • 知識を発見するための Viva トピックでの Yammer と Viva との統合: Yammer が Viva トピックと統合されて連携するようになります。これで、コミュニティから集めた知識に組織全体からアクセスしやすくなるとともに、Microsoft 365 の中で常に同じエクスペリエンスがサポートされます。この新しい統合の結果として、"トピック" は、Yammer でも Viva でも、あるいは Microsoft 365 内のその他の場所でも同じものを指すことになります。たとえば、Yammer でユーザーが目にするトピックは Viva トピックのエクスペリエンスで拡張されて Viva トピックのカードなども追加され、Viva トピックではページやカードに Yammer からのコンテンツ (たとえば質問と回答や会話) も表示されるようになります。使用を開始するには、Yammer トピック API 変更のドキュメントをダウンロードしてください。
Yammer でユーザーが目にするトピックは Viva トピックのエクスペリエンスで拡張されて Viva トピックのカードなども追加され、Viva トピックではページやカードに Yammer からのコンテンツ (たとえば質問と回答や会話) も表示されるようになります。

暗号化ドキュメントの共同編集と、さらにカラフルな図の作成

今月、暗号化ドキュメントの共同編集と Microsoft Visio for the web でのカスタム カラーのサポートを追加します。 

  • Microsoft 365 Apps での暗号化ドキュメントの共同編集: 2019 年に、OneDrive と SharePoint での秘密度ラベルのサポートを追加しました。これで、ラベル付きで暗号化されたドキュメントを開いて編集し、自動保存することが Web 版の Word、Excel、PowerPoint で初めてできるようになりました。今月、共同編集と自動保存をデスクトップ版の Microsoft 365 アプリでもできるようにしました。これは Windows と macOS の両方が対象です。これで、複数の人が Word、Excel、または PowerPoint のドキュメントを同時に、自動保存しながらスムーズに共同編集する一方で、秘密度ラベルとドキュメント保護も維持することが、Web 版とデスクトップ版両方のアプリケーションでできるようになります。このことは、組織の機密コンテンツ保護を維持する能力を拡大しながらユーザーがリモート ワークのときでも生産性を向上できるようにするのに役立ちます。この機能は、Microsoft のチャネル リリース パターンに従って "最新チャネル" と "月次エンタープライズ チャネル" で利用可能になります。
Microsoft 365 Apps で暗号化ドキュメントの共同編集ができるようになりました。
  • Visio for the web のカラー パレットを拡張してカスタム カラーを追加: 最近まで、Web 版 Visio では "テーマの色" と "標準の色" から選ぶことと、図の中のオブジェクトの透明度を変更することしかできませんでした。現在では "最近使用した色" と "その他の色" が追加されて、図の中で最近使った色にすばやくアクセスすることも、あらゆる色から選ぶこともできます。詳細については、"最近使用した色" と "その他の色" のドキュメントをご覧ください。

従業員が初日から生産性を発揮できるようにする

今月リリースする新しい機能は、組織が従業員のために、新しいバージョンの Windows、Apple iOS、macOS での仕事ができるように準備するのに役立ちます。

  • デバイスが Windows 11 に対応しているかどうかをエンドポイント分析で理解する: Windows 11 のリリースが近づいているため、組織のデバイスのうちどれがアップグレードできる状態かを知っておく必要があります。Microsoft エンドポイント マネージャーの中にあるエンドポイント分析サービスで、新しい Windows 統計情報が得られます。これは古いバージョンの Windows を実行しているデバイスの数を知るのに役立ち、組織の Windows OS バージョンをアップグレードするための修復ステップも提示されます。
Microsoft エンドポイント マネージャー管理センターのスクリーンショット。エンドポイント分析の

デジタル従業員エクスペリエンスは、全体的な満足度と生産性において大きな役割を果たしています。このエンドポイント分析サービスは、組織のユーザーのエクスペリエンスの質を測定するための有意義な統計値とインサイトが得られるだけでなく、Microsoft エンドポイント マネージャーで管理されているさまざまなエンドポイントのパフォーマンスと正常性を評価することにも役立ちます。エンドポイント分析の詳細情報と、最近の機能強化がデジタル従業員エクスペリエンスの評価にどのように役立つかをご覧ください。

  • iOS 15 と macOS 12 をリリース当日からエンドポイント マネージャーで管理する: Apple は iOS 15 と macOS 12 への多数の変更を 2021 年 6 月の Worldwide Developers Conference (WWDC) で発表しました。今月、Microsoft は Microsoft エンドポイント マネージャーで組織のエンドポイント管理のニーズの多くをサポートできるようになることを発表します。これらは Apple のオペレーティング システムの新バージョンのリリース当日からサポートされるため、組織のエンドポイントのセキュリティと会社データの保護を維持するのに役立ちます。詳細については、こちらをご覧ください。その他にも新しい iOS、iPadOS、macOS のエンドポイント管理機能が、現場の最前線やハイブリッド ワーク環境で働く人々のエクスペリエンスを向上させます。これらの更新は、Apple の新しいオペレーティング システムのロールアウトに合わせて現在ロールアウト中であり、エンドポイント マネージャーの 2021 年 10 月リリースを通して反映されます。

未来を見据える

間もなく到来する Windows 11 のリリースに始まり、全員のためのインクルーシブな会議の開催に役立つ Microsoft Teams の機能更新に至るまで、私たちはハイブリッド ワークに必要な "場所を問わず仕事をする" モデルをサポートすることに全力を尽くしています。今後も多数の新機能が登場する予定です。次回のブログでは、Microsoft Ignite での発表を取り上げます。この年 2 回の製品発表イベントを、今年はデジタルでお届けします。


1 Work Trend Index, WorkLab, Microsoft. 2021 年。

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クリエイターの力となる Clipchamp が Microsoft の一員に http://approjects.co.za/?big=ja-jp/microsoft-365/blog/2021/09/07/microsoft-acquires-clipchamp-to-empower-creators/ Tue, 07 Sep 2021 21:00:00 +0000 Microsoft は Clipchamp を買収し、動画の力を通して皆さまが自分自身を表現するのをお手伝いします。Clipchamp チームは創造力と熱意にあふれる集団であり、品質とお客様が作り出す素晴らしい成果を最優先に活動しています。私たちは彼らが Microsoft の一員となることを心から歓迎します。

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動画は強力な媒体です。物事をわかりやすく伝え、人々を楽しませ、記憶を残します。思いを伝えて、見る人を作り手に近づけます。動画がこのように効果的なコミュニケーション手段であるのは、私たちが実世界でどのように話し、見て、聞くかがそのまま反映されるからであり、メッセージとそのエネルギーへのつながりを即座に作り出せるからです。動画は娯楽のものと考えがちですが、既に私たちの生活のあらゆる場面に広がっています。文字で書かれた文書に代わって、指示、進捗報告、活動記録、コミュニケーション、学習に利用されています。私はある日、サワードウ ブレッドを焼いてみたくなったのですが、もちろん動画を見てその方法を学びました。

最近まで、動画を作るのは少数のプロに限られており、それ以外の人々は難しすぎると感じていました。要求される芸術力が高すぎる、または時間がかかりすぎるという理由で、プロ レベルの品質という期待に応えるのは不可能と思われていました。それがすっかり変化しました。見応えのある、便利な、あるいは楽しい動画を自分でも作れると思う人々が増えてきました。キーボードをたたいてメールを送る、あるいはスナップ写真を撮影するのと同じような方法で。動画そのものは、ビジネスのための新しい種類の "ドキュメント" としての地位を確立しようとしています。大小を問わず組織の内外で、アイデアのプレゼン、プロセスの説明、チーム メンバーとのコミュニケーションなどに使われています。

Microsoft と Clipchamp で自信を持って動画を制作

Clipchamp はブラウザーの中で動画の作成と編集ができるサービスで、2013 年、シェアする価値のあるストーリーを伝えたい人の力になるというミッションの下にスタートしました。Clipchamp チームが取り組んできたのは、メンバー自身も愛用できる動画アプリを作ることであり、世界中で使われていることを誇りにしています。Clipchamp の技術的アプローチは、Web アプリのシンプルさに PC のビデオ処理能力を組み合わせるというものです。これには GPU (グラフィックス処理装置) アクセラレーション搭載 PC の計算パワーをフルに活用しますが、かつては従来型の動画アプリケーションにしかできないことでした。

Clipchamp の、テンプレート駆動型でタスクに焦点を当てたユーザー エクスペリエンスで、誰もが自分にも作れるという自信を持てるようになります。ライブラリには豊富なフィルター、スタイル、画面切り替え効果、ストック メディアが収録されており、これに加えてマルチトラック オーディオ/ビデオ合成エディターも用意されているので、誰でも自分に必要なものを正確にコントロールでき、必要に応じて芸術性を高める手助けも利用して、自分が作りたいものをすばやく、自信を持って作ることができます。Clipchamp には完成したストーリーを共有するための機能もあります。最初からソーシャル メディアを意識して作られているため、一般的なソーシャル ネットワークのすべてに合わせてさまざまな出力スタイルとアスペクト比が用意されています。つまり、自分のやり方でストーリーを伝えることができます。

小規模ビジネス オーナー、マーケター、インフルエンサー、学生、教師、家族、インフォメーション ワーカーなど、あらゆるタイプの人々が、素晴らしい動画を最小限の労力で作る能力を必要としています。10 秒のソーシャル メディア広告でも、2 分の製品売り込みでも、20 分の手順説明動画でも、Clipchamp と Microsoft は作る人が求めているツールとエクスペリエンスを提供します。

ユーザーの PC のフル パワーを活用する Web アプリである Clipchamp は、Microsoft 365 でのクラウドを活用した生産性向上エクスペリエンスを個人、家族、学校、企業がさらに拡張していくのに最適です。また、無限の創造性のプラットフォームである Microsoft Windows との相性もぴったりです。ゲーム クリップを編集するときも、学校のプロジェクトで何かを作るときも、我が子の思い出をまとめるときも、次のインディーズ短編映画を制作するときも、Clipchamp と Microsoft は感情に訴えかける動画のパワーを通して皆さまが自分自身を表現するのをお手伝いします。既に Clipchamp をご利用の方にとっては、さらに選択肢とパワーが増えることになり、制作の簡単さはこれまでどおりです。

Clipchamp が Microsoft に加わることが決まり、そのうれしさに沸き立っています。Clipchamp チームは創造力と熱意にあふれる集団であり、品質とお客様が作り出す素晴らしい成果を最優先に活動しています。私たちは彼らが Microsoft の一員となることを心から歓迎します。一緒なら、思いもよらないことができるでしょう。詳細は後ほどお知らせします。

それまでの間、ぜひ Clipchamp をお試しになり、フィードバックをお寄せください。あらゆる場所のクリエイターが動画を通して自分自身を表現するための力となれるよう、さらに取り組んでいきますので、どうぞご期待ください。

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Windows 365 から Microsoft Teams 会議での Q&A まで――Microsoft 365 の最新情報をご紹介します http://approjects.co.za/?big=ja-jp/microsoft-365/blog/2021/08/26/from-windows-365-to-qa-in-microsoft-teams-meetings-heres-whats-new-in-microsoft-365/ Thu, 26 Aug 2021 16:00:00 +0000 今月は、Windows 365 の一般提供開始をお知らせするとともに、Teams、Yammer、Office などの新しい機能を紹介します。

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先月の Microsoft Inspire 2021 で、私たちはハイブリッド ワークに移行する世界中の組織と人々のために特別に設計した最新のイノベーションを紹介しました。

今月は、最近発表した機能に基づく発展が続いています。Windows 365 の一般提供開始に始まり、Microsoft Teams と Microsoft 365 全体での新しい機能の導入に至るまで、どれも組織で働く人々が場所を問わず仕事をするための力となることを目的としています。

それでは、詳細に進みましょう。

Windows 365 で、場所を問わず生産性を発揮

Inspire で発表した Windows 365 は、新しい方法での Windows 10 または Windows 11 (後日提供開始) のエクスペリエンスを可能にするクラウド サービスです。このたび一般提供を開始した Windows 365 を通して、インターンと契約業者からソフトウェア開発者と工業デザイナーに至るまで誰もが、自分のアプリ、データ、設定にどのデバイスからでもつながることができます。Windows 365 なら、キッチンのテーブルでノート PC を使って作業を開始し、その続きをアポイントメントの合間に自動車の中でタブレットを使って進めて、オフィスに戻ったらデスクトップで仕上げるということも可能です。Windows 365 ならいつでも、前回の続きをすぐに始めることができ、デバイスを切り替えることもできます。組織の繁忙期に規模を拡大することも簡単です。調達の煩雑さがなくなり、新しいハードウェアを有期雇用従業員に渡すときのセキュリティの課題も解消されます。

Windows 365 の詳細情報をこちらからご覧になるか、プランを選んで今すぐサインアップしてください。

Windows 365 を複数のデバイスにストリーミングしています。

共同作業と、Microsoft Teams 会議エクスペリエンスのパーソナライズ

今月は、パートナーからのコラボレーティブ アプリがさらに追加され、その他にも Microsoft Teams 用の新しい Q&A アプリと、新しいコミュニティ アプリなどが導入されています。

ノートの書き込みとレコードの編集を直接 Teams の中で行うための新しいパートナー アプリ: 先月、パートナー各社からの新しいコラボレーティブ アプリの一般提供開始を発表しました。Teams 対応の Confluence Cloud (Atlassian 提供) は、より効果的な会議の実現を目的として設計されており、Teams 会議の中に表示される Confluence ノート パネルでノートを書き込むことができます。Confluence を利用すると、チームのノートをアクション主体で理解しやすくまとめることができ、ノートの書式設定の方法としてアクション アイテム、決定事項、コード スニペット、メンション、テーブルなどがあります。これで、ノートは書式設定されて自動的に Teams のチャネルで共有されます。

Salesforce for Teams も一般提供を開始しました。このコラボレーティブ アプリは Salesforce Sales Cloud または Service Cloud を使用しているセールスやサービスのチームを対象としており、アカウント データとレコードをチームの Teams ワークスペースに取り込んでより良いコラボレーションと意思決定を行うことができます。この Salesforce for Teams アプリを利用すると、Salesforce のレコードをチャネル、チャット、予定表会議の中にピン留めして簡単にアクセスできます。Salesforce のさまざまなレコードがサポートされており、これには "カスタム オブジェクト" も含まれています。

最前線の医療従事者のバーチャル医療ワークフローをシンプルに: バーチャル診察のスケジュール設定と管理をさらに効果的にできるように、Microsoft Bookings と Microsoft Teams をすべての現場担当者向け Microsoft 365 製品ライセンスに追加しました。たとえば、Microsoft Teams の中で Bookings アプリを使用するとバーチャル診察を簡単にスケジュール設定し、管理し、実施できるので、遠隔医療ワークフローがシンプルになります。現場担当者向けの Microsoft 365 は、医療提供者用のライセンスを低コストで取得できる魅力的な方法であり、Teams を使用してバーチャル医療とケア チーム コラボレーションをサポートしたいとお考えの場合に最適です。

オープンまたはモデレーター付きの Q&A をどの Teams 会議にでも追加: 構造化した質疑応答エクスペリエンスを大規模な会議の中で実現できるように、新しい Q&A アプリを導入しました。これで出席者が会議の前や会議中に質問したり、質問に答えたりすることができます。開催者と、指名された発表者は、ベスト アンサーに印を付ける、回答をフィルタリングする、質問をモデレートして非表示にする、および投稿をピン留めすることができます。質問への返信は、最初の質問とともに 1 つの会話としてスレッド化されます。指名された発表者は、共同モデレーターとして質問の選別を手伝うことができます。この Q&A アプリの一般提供開始は 9 月を予定しています。Q&A を会議に追加するには、このアプリをスケジュール設定時に追加します

モデレーター付きディスカッション、ピン留め、ベスト アンサーをどの Teams 会議にも追加できます

新しいコミュニティ アプリを Teams と Outlook for web で体験: Microsoft Teams 用の "コミュニティ" アプリで、Yammer でのコミュニティ エクスペリエンスをそのまま Microsoft Teams に取り込むことができます。今後数週間のうちに、このアプリの設計を更新する予定です。これで通知とディープ リンク設定の機能が拡張するとともに、新しい機能が追加されます。その 1 つである "おすすめのコミュニティ" は、参加する価値のあるコミュニティを AI を使用して提案するものです。

Microsoft Teams 用の

また、Outlook for the web 用の新しい "コミュニティ" アプリも発表します。来月から、コミュニティでの交流や、会話やライブ イベントへの参加、仲間とのオープンな知識共有を Outlook Web アプリの中でできるようになります。

休憩をスケジュールに組み込み、最重要事項を常に把握

調査で明らかになりましたが、一日の中で何回か短い休憩を取ることは、従業員ウェルビーイングに大きな効果をもたらします。今月、Outlook と Yammer に導入される新しい機能は、一日の中で必要に応じて計画的に休憩を取ることと、重要なメッセージや必須のタスクを追跡することに役立ちます。

イベントをスピーディにして休憩を取る: オンライン会議の数が増えて、身体を動かすことが減っている人も多いと思われますが、仕事の合間に休憩を取ってストレッチすることは重要です。4 月に導入したスピーディ イベントは、自動的にイベントの開始時刻を "遅く"、または終了時刻を "早く" 設定する機能であり、会議のスケジュールが連続しているときに大切な休憩の時間を確保するのに役立ちます。今月、この機能が新たに Outlook for Mac でもサポートされるようになります。

終了時刻の一覧に、通常の終了時刻と、会議時間を短縮する終了時刻の両方が表示されています。

最重要のメッセージを受信トレイの先頭にピン留め: 受信トレイに大量のメールが届き、かつ毎日忙しいときは、特定の既読メールを見つけることに手間取って仕事の流れが中断してしまうこともあります。そこで、特定のメッセージをピン留めできるようにしました。これでそのメッセージが受信トレイの先頭に移動するので、後で見つけやすくなります。ピン留めメッセージ機能は既に一般提供を開始しており、Web 版、Mac 版、モバイル版の Outlook のすべてのユーザーが利用できます。

メッセージ リスト内のピン留めされたメッセージのスクリーンショット。
メッセージ リスト内のメッセージにマウス カーソルを合わせたときに表示されるピン留めのオプションのスクリーンショット。

見逃した可能性のあるメール メッセージへの対応を促すリマインダー: Outlook on the web のメッセージ リマインダーは、自分がすべきことの把握に役立ちます。見逃した可能性のあるメッセージが自動的に受信トレイの先頭に表示されるので、そのメッセージに対応するのが簡単になります。Outlook の受信トレイが混乱する心配はありません。リマインダーの対象となるメッセージは一度に 1 通だけです。Outlook on the web にログインしてお試しください。

Windows PC に Outlook on the web と 1 通のメッセージが表示されています。Outlook がユーザーに、3 日前のメッセージに返信するようリマインドしています。

Yammer での代理投稿: Yammer で他のユーザーの代理で投稿できるようになりましたこともお知らせします。これには承認が必要ですが、社内コミュニケーション担当者がニュースや更新情報の共有やコメントへの返信を、リーダーとチームの代理で行うことができます。開始するには、リーダーとチームが最初に各自の Yammer の設定で代理人をセットアップする必要があります。

Yammer の代理投稿機能でユーザーが別のユーザーの代わりに投稿できるようになりました

愛用のアプリの新機能で生産性をさらに向上

今月、"添付ファイルの候補" 機能が Microsoft Planner に追加されるとともに、Visio for the web で図形の作成ができるようになりました。

ファイルを効果的に見つけるための "添付ファイルの候補": Planner のタスクでの "添付ファイルの候補" がサポートされるようになりました。Planner でタスクにファイルを添付したいときに、関連するファイルの一覧が表示されて、その中から選択できます。添付する正しいファイルを見つけるためにフォルダー、サーバー、クラウド ストレージを探し回る必要はなくなりました。Planner の "添付ファイルの候補" 機能で、プランに添付するファイルの候補が自動的に提示されるので、時間を節約できます。この新しい機能を使用するには、Planner for the web のタスク画面で一番下の [添付ファイルの候補] セクションまでスクロールし、添付したいファイルの横にある [追加] を選択します。

Visio for the web で図の中に図形を作成: 現在、図形セットから選択した図形を図に追加すると、その図形の寸法は事前に決められたとおりとなります。そのサイズがユーザーの要件と異なる場合は、自分でサイズを変更しなければなりません。このような場合に役立つように、図形描画ツールが追加されました。これで、ユーザーが図形 (四角形、正方形、直線、円、楕円) を望みどおりのサイズと位置で描画できます。図の中で図形を作成するには、[挿入] タブで [図形描画] ドロップダウンを選択し、図形の種類を選択し、キャンバス内の任意の場所をクリックしてから、ドラッグして図形を描きます。

Visio の図の中で図形を作成するには、リボンの [挿入] タブにある図形描画ツールを使用します。

ハイブリッド ワークの未来のためのツール

ハイブリッド ワークが定着しようとしています。私たちの働き方は、これまでに体験したことのないような変化を見せており、これに伴う複雑さの上昇に世界中の組織が対処しようとしていますが、私たちはこれからも、人々が生産性を発揮するとともにこの新しい働き方の世界の一員であると感じられるようなイノベーションをお届けしていきます。 

自分のアプリケーション、ツール、データ、設定すべてをクラウドからどのデバイスにもストリーミングできる Windows 365 から、Teams の Q&A アプリまで、これらの機能はどれも、この新しい働き方の世界で人々の力となることを目的としています。これはまだ始まりに過ぎません。今後の発表にご期待ください。 

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Microsoft 365 の料金改定 http://approjects.co.za/?big=ja-jp/microsoft-365/blog/2021/08/19/new-pricing-for-microsoft-365/ Thu, 19 Aug 2021 16:00:00 +0000 このたび、Microsoft 365 の法人向け料金を改定いたします。これは、10 年前の Office 365 のリリース以来、初の値上げとなります。

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このたび、Microsoft 365 の法人向け料金を改定いたします。これは、10 年前の Office 365 のリリース以来、初の値上げとなります。今回の料金改定は、過去 10 年間にわたってお客様に提供してきた価値の積み重ねを反映するものです。Microsoft はこの 10 年間に、「コミュニケーションとコラボレーション」「セキュリティとコンプライアンス」「AI と自動化」の 3 分野を主軸にイノベーションを実現してきました。この記事では、これまでの成果と、今回追加される電話会議機能についてご紹介したいと思います。

イノベーションを続けてきた 10 年

10 年前にリリースして以来、法人向け Office 365 は有料シートが 3 億を超えるまでに成長しました。これまで、お客様のニーズの変化に対応するために継続的に投資を行ってきました。4 年前に、Office、Windows、Enterprise Mobility + Security (EMS) の優れた機能を統合した Microsoft 365 を発表しました。また、同年、Microsoft Teams を追加しました。これは、業務フローの中で、会議、チャット、通話、共同作業、ビジネス プロセスの自動化を実現できる、唯一の統合ソリューションです。

Microsoft 365 の発表以降、Microsoft Teams、Power Apps、Power BI、Power Automate、Stream、Planner、Visio、OneDrive、Yammer、Whiteboard など、241 のアプリを追加し、主要 3 分野において 1,400 以上の新機能をリリースしました。

1. コミュニケーションとコラボレーション: Microsoft Teams は、2 億 5,000 万人を超える月間アクティブ ユーザーが、仕事、生活、学習で活用している新しいツールです。2017 年のリリース以来、唯一の統合ソリューションとして、Office アプリの機能を活用しながら、業務フロー内で会議、チャット、通話、共同作業、ビジネス プロセスの自動処理を実現してきました。2020 年だけを振り返ってみても、Together モード、背景効果、ラージ ギャラリー ビュー、挙手、ライブ リアクション、ブレークアウト ルーム、ライブ キャプションの発言者名表示、Fluid コンポーネントなど、300 種類以上もの新機能をリリースしました。

また、新しいカテゴリのコラボレーション機能も導入し、Power Platform、Whiteboard、Lists、Planner、Shifts、Forms、SharePoint との緊密な統合により、ユーザーや組織のハイブリッド ワークを可能にしています。Adobe、Atlassian、Salesforce、SAP、ServiceNow、Workday などの企業も、Teams と緊密に連携するアプリケーションを開発し、ビジネス プロセスや機能を業務フローに直接組み込んでいます。

Microsoft は、常にリアルタイム コラボレーションと非同期コラボレーションの両方に革新をもたらしています。Word、Excel、PowerPoint のデスクトップ アプリでのリアルタイム コラボレーションを実現したほか、@メンション、タスクの割り当て、最新のコメント機能、自動保存などの充実した機能によって、エクスペリエンスをより効率化しました。他にも、OneDrive クラウド ストレージと Exchange Online のメールボックスの追加や拡張も行っています。

2. セキュリティとコンプライアンス: サイバーセキュリティの環境は、複雑性を増すばかりです。サイバー攻撃は増加し、巧妙化しています。攻撃の規模が拡大する中、あらゆる組織がセキュリティとコンプライアンスを優先課題として挙げています。Microsoft 365 はリリース以来、攻撃対象領域を削減する新機能により、ランサムウェアなどの脅威から組織を守れるようにしてきました。また、メールやドキュメントのデータ損失防止 (DLP)、秘密度ラベル、メッセージの暗号化といった機能によって、重要なデータを組織内に留めておけるようになりました。さらに、コンテンツ検索、電子情報開示、コア訴訟ホールドなどの強力なコンプライアンス機能により、組織がリスクを低減し、厳しい規制要件に対応できるようにしています。組み込みの MDM (モバイル デバイス管理) や、Microsoft エンドポイント マネージャーなどの管理ツールは、管理者がリモート ワークやハイブリッド ワークに対応するのに役立ちます。

3. AI と自動化: この 10 年間、Microsoft は生産性アプリやコラボレーション アプリに AI 機能を組み込み、すべてのユーザーがより多くのことを達成できるよう支援してきました。Microsoft 365 全体に AI を活用したイノベーションを導入し、ドキュメント作成、デザイン、プレゼンテーションの機能を強化しました。クラウド ベースの AI によって、Excel ではマップ、グラフ、表を自動作成できます。Outlook ではメールをソートし、すっきりと整理します。また、AI を活用したリアルタイム翻訳、字幕、文字起こしにより、共同作業やコミュニケーションを促進し、だれもが作業に参加できるようになります。

電話会議機能の拡張

このたび、大企業、一般法人、現場担当者、政府機関向けの各スイートで、Microsoft Teams 会議に無制限のダイヤルイン機能を追加いたします。クラウド接続が増えても、外出先やインターネット接続が不安定な状況で Teams 会議に参加するユーザーもいます。現在、ダイヤルイン機能は Microsoft 365 E5、Office 365 E5 で提供されていますが、Teams をフルに使いこなすための重要な要素となっていることがわかっています。無制限のダイヤルインは、70 か国以上で販売され、44 の国と地域の言語による対話型音声応答に対応しているため、ユーザーが場所を問わずに、ほぼすべてのデバイスから安心して Microsoft Teams 会議に参加できます。

新しい料金

今回発表した料金改定は、6 か月後に適用されます。2022 年 3 月 1 日に、次のとおり法人向け製品の料金を引き上げます。1 ユーザーあたり、Microsoft 365 Business Basic は 5 ドルから 6 ドルに、Microsoft 365 Business Premium は 20 ドルから 22 ドルに、Office 365 E1 は 8 ドルから 10 ドルに、Office 365 E3 は 20 ドルから 23 ドルに、Office 365 E5 は 35 ドルから 38 ドルに、Microsoft 365 E3 は 32 ドルから 36 ドルになります。新しい料金は世界中で適用されますが、一部の地域の市場では調整を行います。教育機関やコンシューマー向け製品については、現時点では料金を変更する予定はありません。

世界中の経営者たちが、より柔軟でハイブリッドな働き方に向けて従業員を支援しようとしている今、間違いなく、あらゆる組織がさまざまなユーザー、場所、プロセスに対応する新しい業務運営モデルを求めるようになるでしょう。Microsoft は、過去 10 年間に提供してきた価値をさらに高め、引き続きお客様の成功と繁栄を後押しするイノベーションをお届けしてまいります。


12011 年 6 月のリリース時点では、Office 365 には Word、Excel、PowerPoint、Outlook、Lync、Exchange、InfoPath が含まれていました。その後、他のアプリの全部または一部の追加、まったく新しい機能の追加 (Access、Bookings、Delve、Forms、GroupMe、Kaizala、Lens、Lists、OneDrive、OneNote Class Notebook、Planner、Power Apps、Power Automate、Power BI、Publisher、SharePoint、Staff Hub、Stream、Sway、Teams、To-Do、Visio、Whiteboard、Yammer) を経て、拡張されてきました。

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ハイブリッド パーソナル コンピューティングの新時代の到来: Windows 365 クラウド PC http://approjects.co.za/?big=ja-jp/microsoft-365/blog/2021/07/14/introducing-a-new-era-of-hybrid-personal-computing-the-windows-365-cloud-pc/ Wed, 14 Jul 2021 15:00:00 +0000 2021 年 8 月 2 日更新: Windows 365 はあらゆる規模の企業を対象として一般提供を開始しました。Windows 365 の詳細情報を入手して今すぐご体験ください。いくつかの地域がこの 18 か月間の困

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2021 年 8 月 2 日更新: Windows 365 はあらゆる規模の企業を対象として一般提供を開始しました。Windows 365 の詳細情報を入手して今すぐご体験ください。

いくつかの地域がこの 18 か月間の困難と混乱から抜け出そうとしている今、新しい働き方の世界が登場しようとしています。至るところで、組織がバーチャル プロセスとリモート コラボレーションを通して自らの変革を遂げています。そして、人々はハイブリッド ワークを取り入れています。再び出勤するようになった人も、引き続き在宅勤務する人も、その両方を組み合わせる人もいます。その結果として物事が再び、まったく違ったものになるでしょう。

仕事を、必要なときいつでも、どこでも、どのような方法でもできることは新常態となりました。どの従業員も、親しみのある使いやすいテクノロジをどのデバイスでも使えることを求めています。史上最高に複雑化したサイバーセキュリティ環境の中で、企業に必要なソリューションとは、その従業員のコラボレーション、共有、創造に役立つと同時に、データの安全とセキュリティを保つものです。 

私たちは、この新しいハイブリッド ワークの世界の力となるツールをデザインする機会を手にしています。これを可能にしているのは新しい視点、そしてクラウドのパワーとセキュリティです。 

本日発表する Windows 365 は、Windows 10 または Windows 11 (本年中に一般提供開始予定) を新しい方法で体験していただけるクラウド サービスです。インターンと契約業者からソフトウェア開発者と工業デザイナーに至るまで、企業で働く人々のためのソリューションです。 Windows 365 ではオペレーティング システムが Microsoft Cloud に配置され、Windows エクスペリエンス全体 (すべてのアプリ、データ、設定) がここから安全にユーザーのデバイスにストリーミングされます。デバイスは私物でも、会社所有でもかまいません。このアプローチで、まったく新しいパーソナル コンピューティングのカテゴリが、このハイブリッドな世界専用に作られます。それが "クラウド PC" です。

本日は、なぜクラウド革命をパーソナル コンピューティングに取り入れることがお客様の働き方の未来にとって一つの節目となると私たちが考えているか、そしてこのことがパートナーの皆様にとってどのような機会を生み出すかを紹介します。

パワフルで一人一人に合わせた完全な Windows エクスペリエンスをクラウドから、どのデバイスでも

私たちが最近実施した Work Trend Index で、労働者の 73% が柔軟なリモート ワークという選択肢の継続を求めていることが明らかになりましたが、同時に 67% はパンデミック (感染症の世界的大流行) 終息後は対面のコラボレーションが増えることを望んでいます。これがハイブリッド ワークのパラドックスを作り出し、世界中の組織に難問をぶつけています。つまりハイブリッドの世界でどのようにしてつながり、働く人々が組織のリソースに自宅でも、オフィスでも、その他どこでもアクセスできるようにするかという問題です。

Microsoft は他の製品にもクラウドを取り入れてきましたが、Windows 365 クラウド PC でも同様に、Windows を体験する新しい方法をクラウドのパワーを通して実現するというビジョンを掲げています。それと同時に、組織が抱える課題を新旧どちらも解決したいと考えています。この新しいパラダイムのねらいは、リモート アクセスの実現とセキュリティ保護だけではありません。ユーザー エクスペリエンスは、人材を集めて定着させ、生産性を向上し、セキュリティを確実にするために、これまで以上に重要性を増しています。

クラウド PC は、クラウドのパワーとデバイスの能力を引き出してパワフル、シンプル、安全な Windows 10 または Windows 11 の完全なエクスペリエンスを実現するものであり、組織が従業員のために、場所やデバイスを問わず働ける環境を用意するのに利用できます。Windows 365 の特長の 1 つであるインスタントオン ブートで、ユーザーそれぞれのアプリケーション、ツール、データ、設定すべてをクラウドからどのデバイスにでもストリーミングできます。これには Mac、iPad、Linux デバイス、Android も含まれます。デバイスの種類にかかわらず、Windows エクスペリエンスは同じです。クラウド PC の状態は、ユーザーがデバイスを切り替えても変わらないため、前回終了したところからすぐに再開できます。同じ作業をホテルの部屋でノート PC を使って行うことも、アポイントメントの合間に自動車の中でタブレットを使って行うことも、オフィスでデスクトップを使って行うこともできます。ビジネスのニーズに応じて臨時従業員を雇用する場合にも便利です。繁忙期に増員するときでも、新しいハードウェアの供給に伴う複雑な手配とセキュリティの課題とは無縁です。さらに、専門職に最適な装備をそろえることができます。つまり、クリエイティブ、分析、エンジニアリング、科学研究などの職務のために、より大きなコンピューティング パワーと必要なアプリケーションを用意することができます。 

どのデバイスでも: Windows 365 は一人一人に合わせた完全な Windows エクスペリエンス (アプリ、データ、設定) をどのデバイスにも届けます

Windows 365 は、ビジネスに使用されているアプリ、つまり Microsoft 365、Microsoft Dynamics 365、Microsoft Power Platform に加えて、基幹業務アプリなどもサポートします。Windows 365 でのアプリ互換性も App Assure でお約束します。このサービスはユーザー数 150 以上のお客様を対象として、アプリの問題が発生した場合にその修復を追加費用なしでお手伝いするものです。

一人一人に合わせる: Windows 365 は、ユーザーそれぞれに合わせた Windows 10 または Windows 11 のエクスペリエンスを届けます。これには、そのユーザーが使用している PowerPoint などのアプリも含まれており、クラウドから任意のデバイスにストリーミングされます。

使い慣れたツールでさらにシンプルに

Windows 365 の最重要の設計原則の 1 つがシンプルさです。クラウド PC のサイズは使う人のニーズに合わせて選択でき、価格はユーザー単位の月額です。2 つのエディションがあり、どちらも完全クラウド ベースです。複数のクラウド PC 構成の中から、必要なパフォーマンスに応じて選ぶことができます。そのエディションとは、Windows 365 Business と Windows 365 Enterprise です。

IT 担当者の皆様のために、Windows 365 は、皆様が現在物理的デバイスを管理しているのと同じ方法で管理できるように作られています。皆様が管理するクラウド PC は、物理的デバイスとともに Microsoft エンドポイント マネージャーに表示され、管理とセキュリティのポリシーを他のデバイスと同様に適用することができます。

Windows 365 は Azure Virtual Desktop を基盤としていますが、仮想化の利用方法をシンプルにするように構築されているため、すべての詳細はお客様の代わりに Microsoft が処理します。お客様は、最高のユーザー エクスペリエンスが得られるようにクラウド PC の処理能力をスケーリングしてパフォーマンスを監視することができます。分析機能も組み込まれているため、接続の正常性をネットワーク全体にわたって見ることができます。これで、組織のクラウド PC ユーザーは、生産性を発揮するのに必要なものすべてに、確実にネットワーク上で到達できるようになります。エンドポイント分析ダッシュボードからは、ユーザーが求めるパフォーマンスを達成していないクラウド PC 環境を簡単に特定できます。推奨事項が提示されるだけでなく、その環境をアップグレードすることも簡単です。ボタンを 1 回タッチするだけで、即座に適用されます。新しい "ウォッチドッグ サービス" による診断も継続的に行われるため、接続が常時稼働している状態にするのに役立ちます。診断の結果が不合格の場合は、IT 担当者にアラートが送られるとともに、その問題の修復方法についての推奨事項も提示されます。 

使い慣れたツール: クラウド PC の管理は、物理的なデバイスと一緒に Microsoft エンドポイント マネージャーで行うことができます。

カスタマイズの幅と柔軟性が求められるとき、特に組織内に仮想化のエキスパートがいる場合は、Azure Virtual Desktop をおすすめします。この製品は、クラウドでの VDI のモダン化を進める多数の組織に導入されています。Microsoft がさらに Azure Virtual Desktop に力を入れていることについては、本日の Tech Community ブログで詳しく解説しています。

管理エクスペリエンスの詳細については、Scott Manchester 執筆の Tech Community ブログをご覧ください。

ゼロ トラストが後押しするクラウド セキュリティ

ゼロ トラスト アーキテクチャに重点を置いて、Windows 365 は今日の重要なセキュリティの課題の解決にも役立つように設計されており、情報はデバイス上ではなくクラウドに保存されてセキュリティで保護されます。クラウド PC に対するログインやアクセスの試行を、多要素認証 (MFA) で明示的に検証します。これは、Microsoft Azure Active Directory (Azure AD) との統合によって実現しています。また、Microsoft エンドポイント マネージャーの中で MFA に Windows 365 専用の条件付きアクセス ポリシーを組み合わせて、ログインのリスクをセッションごとに即座に評価することができます。また、ユーザーと管理者のエクスペリエンスは、最小特権アクセスの原則を中心として設計されています。たとえば、特定のアクセス許可 (ライセンス付与、デバイス管理、クラウド PC 管理など) の委任を、特定のロールを使用して行うことができるので、グローバル管理者になる必要がなくなります。Windows 10、Microsoft Defender for Endpoint、Microsoft Edge のセキュリティ ベースラインも、現在物理的デバイスに使用しているのと同様に使用でき、クラウド PC 固有のセキュリティ ベースラインも構築済みのため、すぐに使用を開始するのに役立ちます。 

Windows 365 ではクラウド PC 固有のセキュリティ ベースラインが用意されており、すばやく安全に使用を開始することができます。

組織のデバイスの保護に Microsoft Defender for Endpoint が使用されている場合は、このソリューションがクラウド PC に対してもシームレスに機能します。Microsoft エンドポイント マネージャーを使用すると、Defender for Endpoint での管理対象のデバイスと同じようにクラウド PC のオンボーディングを簡単に行うことができます。クラウド PC が保護されるだけでなく、セキュリティのリスクを下げるための推奨事項も提示されます。また、セキュリティ インシデントをすばやく発見して調査するのにも役立ちます。

最後に、暗号化が全面的に使用されています。クラウド PC を実行する管理対象ディスクはすべて暗号化され、保存されるデータはすべて暗号化され、クラウド PC との間のネットワーク トラフィックもすべて暗号化されます。

Windows 365 とはパートナーにとっての新しい機会

Windows 365 は、Microsoft エコシステムを構成するあらゆるタイプのパートナーにとって、Windows エクスペリエンスをクラウドから届けるという新しい機会となります。

独立系ソフトウェア ベンダー (ISV) は引き続き Windows のアプリを構築でき、完成したアプリをこれからは、より広い対象者にクラウドで届けることができます。Windows 365 は、開発者にとっての新しい機会も作り出します。パートナーは API を活用して、独自のイノベーションを市場に送り込むことができます。実際に、Tech Community のブログでご紹介しているように Nerdio、UKG、Service Now、Net App などのソリューション ISV が Windows 365 でのさまざまなユーザー シナリオをサポートすることを本日発表しています。

お客様が Windows 資産全体を最大限に活用できるように、システム インテグレーターやマネージド サービス プロバイダーから追加サービスが提供されます。Microsoft のパートナーである Accenture/Avanade、Atos、Crayon、Content and Cloud、Convergent、Coretek、DXC、Glueck & Kanja GAB、Insight、Netrix などから市場に投入される予定です。中小規模企業向けには、Iconic IT LLC、MachineLogic LLC、Nitec Solutions などのパートナー各社が既に Windows 365 をサポートしており、追加サービスでの支援も提供しています。OEM (相手先ブランド供給) メーカーは、広範なサービスのポートフォリオに Windows 365 を組み込んで、自社製デバイスの堅牢な機能と安全なハードウェアとともに提供するという機会を手にします。

クラウド PC が体現しているのは、クラウド コンピューティングにおける次の大きな一歩であり、これによって Microsoft Cloud と個人用デバイスがパワフルな新しい方法でつながります。Windows 365 の発表に合わせて、私たちは組織、従業員、パートナーの皆様に Windows とそれぞれのデバイスでのエクスペリエンスを再想像していただきたいと考えています。そして、あらゆる地域のユーザーのために新しいシナリオを作ることを楽しみにしています。

ハイブリッドな世界のためのハイブリッド Windows

クラウドのパワーを通して皆様のすべてのデバイスにお届けするという、この新しい方法での Windows 10 または Windows 11 (後日提供開始予定) のエクスペリエンスをご紹介できることを嬉しく思います。このことは、規模を問わずあらゆる組織にパワー、シンプルさ、セキュリティを与えると信じています。これらは、ハイブリッド ワークを採用する組織で働く人々のニーズの変化に対処するために必要となるものです。

Windows 365 の提供はあらゆる規模の組織を対象として 2021 年 8 月 2 日に開始します。Windows 365 についての詳しい情報をこちらでご覧ください

お客様とともにこの道のりを歩めることを嬉しく思います。そして Windows 365 を使って仕事を遂行する新しい方法についてお聞かせいただけることを楽しみにしています。

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Microsoft Teams のコラボレーティブ アプリから Windows 365 まで――Inspire で発表した Microsoft 365 の新機能をご紹介します http://approjects.co.za/?big=ja-jp/microsoft-365/blog/2021/07/14/from-collaborative-apps-in-microsoft-teams-to-cloud-pc-heres-whats-new-in-microsoft-365-at-inspire/ Wed, 14 Jul 2021 15:00:00 +0000 新しい働き方の世界のために作られたクラウド、Microsoft クラウドの新しいハイブリッド ワーク イノベーションを発表します。

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この投稿は Jared Spataro (Microsoft 365 担当コーポレート バイス プレジデント) と Alysa Taylor (インダストリー、アプリ、データ マーケティング担当コーポレート バイス プレジデント) の共同執筆です。

1 日あたりのアクティブ ユーザー数 1.45 億 (増加を続けています) の Microsoft Teams は、人々が一日の仕事を開始してスムーズに進める場となっています。この 18 か月あまりの間に、Teams は会議、チャット、通話、コラボレーションのツールとして頼りにされるようになり、ビジネス プロセス自動化のための使用も増えています。きわめて現実的な形で、Teams は新しい働き方の世界の新しいフロントエンドになりました。しかし、柔軟な働き方ができるように人々をエンパワーメントするのは簡単ではありません。どの組織も、すべての人、場所、プロセスを包含する新しいオペレーティング モデルを作る必要があります。

今年の Inspire で、私たちは次の 3 つのイノベーションを発表しました。そのねらいは、新しいハイブリッド ワークの世界のための新しいカテゴリを Microsoft Cloud で作ることです。

  • 新しい Dynamics 365 + Microsoft Teams エクスペリエンスはコラボレーティブ アプリのパワーを実証するものです。この機能は追加のライセンス費用なしで使用できます。
  • Windows 365 で PC をクラウドに移行します。ユーザーは特定のデバイス 1 台に限定されることなく、自分のコンテンツ、アプリケーション、データ、設定に接続できるようになります。
  • Microsoft Viva との新しいパートナー統合で、従業員エクスペリエンスがさらに拡大します。

Microsoft 365 におけるその他のイノベーションも発表します。たとえば、新しいセキュリティ機能、マーケットプレースでの新しいアプリ収益化機能、および Microsoft 365 Lighthouse です。働き方の世界は変化していますが、これらの発表がパートナーの皆様とお客様に新しい機会をもたらします。さっそく見てみましょう。

コラボレーティブ アプリ: Teams の中の Dynamics 365 で仕事のフローをアクティブ化

ハイブリッド ワークには、新しいクラスのアプリが必要です。仕事を遂行するあらゆる場所、つまりチャット、チャネル、会議の中で、リッチな方法で前面に現れるアプリです。このようなアプリは、人とビジネス プロセスの融合であり、私たちはこれを "コラボレーティブ アプリ" と呼んでいます。 これはパートナーの皆様にとっても、Teams の 1 日あたり 1.45 億人のアクティブ ユーザーとつながって自らの "獲得可能な最大市場規模" (TAM) を拡大するという、途方もない機会となります。

Dynamics 365 と Teams が一体となって、パワフルな新しい形で組織の全員がシームレスにアイデアの交換と捕捉を、仕事の流れの中で直接できるようになります。本日発表するのは、Dynamics 365 と Teams 双方の長所をひとつにまとめる新しいコラボレーティブ アプリです。また、この種の統合を組織が敬遠する原因となっていたライセンスの負担も軽減します。つまりこれらのエクスペリエンスは Teams の中でどのユーザーも、追加費用なしで利用することができます。

他のどのテクノロジ ベンダーも、この種の統合と組織全体でのアクセスのしやすさを、複数のソフトウェア ライセンスへの支払い不要で実現できてはいません。

Dynamics 365 のレコードの閲覧と編集を直接 Teams ワークフローの中で

Dynamics 365 ユーザーは、組織内の誰でも招待して顧客レコードの閲覧と共同作業を Teams のチャットまたはチャネルのフローの中で直接できるようになりました。適切な人が次の最善のアクションを取ることが、より速く効率的にできるようになります。複数のアプリやデータ ソースを切り替える必要はありません。販売担当者の場合は、たとえば営業案件、顧客履歴、顧客リレーションシップの健全性、主要連絡先などの詳細情報を共有できます。顧客サービス担当者の場合は、顧客ケース レコードの共有、トラブルシューティング ステップの入手、フォローアップ タスクの追跡などが考えられます。

Dynamics 365 のレコードの閲覧と編集を直接 Teams ワークフローの中で

Teams 会議を予定に追加してノートを記録

Dynamics 365 ユーザーがアポイントメントの予定を作成するときに Teams 会議を追加できるようになりました。これで、Teams 通話中に主要顧客情報にアクセスできるようになります。また、ノートの記録を直接 Teams 通話で行うこともできます。このノートは自動的に Dynamics 365 レコードのタイムラインの中に保存されます。適切な許可を持つユーザーだけがこのデータにアクセスできるので、最も適切な従業員だけが顧客レコードの閲覧、操作、共有を行うようにするのに役立ちます。 

Teams 会議を予定に追加してノートを記録

常にレコードの最新情報を知るための自動化通知とコネクテッド ワークフロー

レコードでの共同作業を行う従業員が増えるにつれて重要になるのは、変更が行われると同時に利害関係者に伝えることです。自動通知を利用すると、利害関係者が更新の情報をすぐに受け取ることができます。ユーザーはどのチャットやチャネルを通してどの通知を送るかを選択でき、通知の頻度も指定できます。加えて、通知の種類に基づいて特定のアダプティブ カードを送信する機能もあり、さらにつながった (コネクテッド) ワークフローが実現します。  

常にレコードの最新情報を知るための自動化通知とコネクテッド ワークフロー

障壁を解消するコラボレーティブ アプリをパートナーから

Teams と Dynamics 365 との新しい統合型エクスペリエンスは、コラボレーティブ アプリの一例にすぎません。本日、Atlassian Confluence、SAP Sales Cloud、Salesforce、ServiceNow、Workday をはじめとする独立系ソフトウェア ベンダー (ISV) パートナーからの多数の新しいコラボレーティブ アプリも発表しました。これらの統合はどれも、構造化ビジネス プロセスとデータの両方をコラボレーション型の仕事に取り込むものです。

エンタープライズ企業全体の Teams アプリ購入の管理をさらに簡単に

ISV は間もなく、自社のアプリを直接 Teams の中で販売することもできるようになります。新しい経済的機会が得られ、Teams IT 管理者にとってはエクスペリエンスがシンプルになり、組織用のアプリやサブスクリプションを Teams 管理センターで直接購入することができます。

Windows 365 クラウド PC: ハイブリッドな世界のためのハイブリッド Windows

この 1 年間で私たちは、人々がつながり、生産性を発揮し、安全を保ちながら仕事、創造、学習を進めていくために PC が中心的役割を果たしていることを実感しました。先月発表された Windows 11 は、オペレーティング システムからストアまでのすべてを再想像して真の選択肢をユーザーに提供するものです。

本日、Windows 365 を発表しました。Windows 10 または Windows 11 (本年中に提供開始予定) を新しい形で体験するためのクラウド サービスです。インターンと契約業者からソフトウェア開発者と工業デザイナーに至るまで、Windows 365 はユーザーが自分のアプリ、データ、設定にどのデバイスとどのエンドポイントからでもつながるための媒介役となります。これによって、クラウド PC という新しいカテゴリが誕生します。これはクラウドのパワーとデバイスの能力を組み合わせて、一人一人に合わせた完全な Windows エクスペリエンスを、場所を問わず実現するものです。

自分の PC にどのデバイスからでもログオン

自分のクラウド PC にどのデバイスからでもログオン

インスタントオン ブートで、ユーザーは自分のアプリケーション、ツール、データ、設定のすべてをクラウドから、どのデバイスにでもストリーミングできます。つまり現在お使いの Windows 10 でも、本年中に提供開始予定の Windows 11 でも、常に同じ Windows エクスペリエンスをどのデバイスでも利用できます。クラウド PC の状態は、ユーザーがデバイスを切り替えても変わらないため、前回終了したところからすぐに再開できます。

自分の PC にどのデバイスからでもログオン

クラウド PC のプロビジョニングは数分で、仮想化の経験不要

クラウド PC のプロビジョニングは、Microsoft エンドポイント マネージャーのダッシュボードから行うことができます。プロビジョニング ポリシーを使用して、複数のクラウド PC を数分でプロビジョニングできます。このポリシーで Windows のバージョンを指定し、特定のユーザーやグループを割り当てます。

クラウド PC のプロビジョニングは数分で、仮想化の経験不要

Windows 365 はエンタープライズ企業だけのものではありません。規模を問わず、あらゆる企業が利用できるように作られています。中小規模企業向けには、シンプルに使えるツールが用意されており、専任ではない管理者が自社のクラウド環境を選択して構成するのに役立ちます。誰もが確実に、適切な PC を選ぶ機会を手にしてクラウドのパワーをユーザーに利用させることができます。

どこでクラウド PC にアクセスする場合でも常に保護

Windows 365 はゼロ トラストの原則に基づいており、セキュリティが初めから組み込まれているので、今日の避けては通れないセキュリティの課題の解決に役立ちます。情報はデバイス上ではなくクラウドに保存されてセキュリティで保護されます。Windows 365 では多要素認証 (MFA) が活用されており、クラウド PC に対するログインやアクセスの試行が明示的に検証されます。これは、Microsoft Azure Active Directory (Azure AD) との統合によって実現しています。また、Microsoft エンドポイント マネージャーの中で MFA に Windows 365 専用の条件付きアクセス ポリシーを組み合わせて、ログインのリスクをセッションごとに即座に評価することができます。

どこでクラウド PC にアクセスする場合でも常に保護

Windows 365 なら、コラボレーティブ アプリ、Microsoft Teams、Dynamics 365、Power Platform、そして自分のセキュリティとアイデンティティ資格情報をいつでも、どこにでも持ち運ぶことができます。クラウド PC へのアクセスは自宅でも、オフィスでも、作業現場でも、移動中でも、どこからでも可能です。Windows 365 の一般提供開始は 2021 年 8 月 2 日を予定しています。詳しくは Wangui McKelvey による Microsoft 365 ブログをご覧ください。

Microsoft Viva: 従業員エクスペリエンスを仕事の流れの中で

Microsoft Viva は、人を中心に置いて会社の情報、コミュニケーション、ワークプレイス インサイト、知識、学習とつなぐことによって、その人が自身のベストを達成することを手助けします。Microsoft 365 上で動作する Viva は、既存のソリューションと連携するように設計された従業員エクスペリエンス プラットフォームであり、カスタマイズも簡単です。会社のポートフォリオに組み込んで文化の変革推進に役立てることができます。本日、新しいパートナーシップ、開発ツール、従業員エクスペリエンスについての調査などを発表しました。Microsoft Viva のモジュールである Viva ラーニングViva コネクションViva トピックのニュースをご覧ください。 

従業員エクスペリエンスをさらに豊かにする新しい Viva パートナー統合

今年、多数の Viva パートナー統合を発表しました。コンテンツ プロバイダーから学習管理システム、そしてウェルビーイングのツールに至るまで多岐にわたっていますが、組織の従業員と、その人が毎日使うソリューションとを結び付けるのがこれらの統合で容易になります。本日、21 の新しいパートナー統合を発表しました。これには Workday、Qualtrics、ServiceNow が含まれています。本年発表済みのものに加えて、これらのパートナー統合も本年中に提供を開始する予定です。

Microsoft Viva パートナー エコシステム

開発したソリューションを Viva に取り込む

パートナーと開発者の皆様のソリューションを Viva に統合し、さらに拡大していくのに役立つ新しいツールも発表しました。本年中に提供開始予定の Viva コネクション API で、パートナーの皆様が Viva コネクションのダッシュボードと統合できるようになります。パートナーのツールを Viva のエクスペリエンスの中で見つけて利用するのが簡単になります。Viva ラーニング API (本年中にプレビュー開始予定) を使用すると、ラーニング プロバイダーからのコンテンツを、学習管理システムからの期限や割り当て済みコンテンツともに統合することができます。これで、そのコンテンツに Teams、Office.com、SharePoint で、および Bing での Microsoft Search でアクセスできます。

お客様のセキュリティ態勢管理を大規模に行う

Viva を導入するお客様の勢いを目の当たりにして、嬉しく思っています。たとえば、Old Mutual は PwC とのコラボレーションで Viva を使用していますが、マネージャーが従業員の行動を理解するための力となっており、よりインクルーシブでつながった職場エクスペリエンスを促進しています。

パートナーの皆様が Teams と Viva のためのアプリを構築して販売するのに役立てていただけるように、Microsoft 365 アプリ構築の新しい特典も発表します。この特典に含まれるものとしては、Microsoft テクノロジへのアクセス、Microsoft のエキスパートとの 1 対 1 のコンサルティングでの設計のお手伝い、コラボレーティブ アプリケーションと従業員エクスペリエンス ソリューションの構築などがあります。新しい顧客を獲得するためのマーケティング リソースも利用できます。共同販売ステータス獲得もサポートしており、獲得すれば 15,000 を超える Microsoft のフィールド セラーを通して認知度を高めることができます。

ハイブリッド ワークが私たちの新常態となりつつありますが、従業員がエンゲージメントを実感し、バランスの取れた生活を送り、場所を問わず最高の状態になれるようにすることは、成功のために不可欠です。最近の調査によれば、クラス最高の従業員エクスペリエンス プログラムを採用している企業は同種の企業と比べて財務目標を超える可能性が 2.2 倍、従業員のエンゲージメントと定着の可能性が 5.1 倍となっています。詳しくは、Microsoft から Josh Bersin Academy への委託で作成されたレポートのエグゼクティブ サマリーをご覧ください

デジタル トランスフォーメーションをセキュリティ保護する

パートナーの皆様がお客様との信頼を築くことができるように、新しいセキュリティ機能を導入します。これはインクルージョン、アクセシビリティ、持続可能性を優先するものです。ここではそのハイライトをご紹介します。全容については、Vasu Jakkal のブログをご覧ください。

お客様のセキュリティ態勢管理を大規模に行う

本日、Microsoft 365 Lighthouse がプレビューに移行したことを発表しました。これは、Microsoft 365 Business Premium を使用している中小規模企業を顧客とするマネージド サービス プロバイダーのためのソリューションです。顧客のデバイス、データ、ユーザーのセキュリティ保護を 1 つの場所で行うことができ、標準のセキュリティ構成テンプレートも用意されています。Microsoft 365 Lighthouse は特に、パートナーの皆様が脅威、変則的サインイン、デバイス コンプライアンスのアラートをすばやく特定して対処するための力となります。パートナーの皆様が規模を拡大するときの管理の複雑さを軽減するとともに、お客様間の標準化を推進することによって、先回り式でリスクを管理してお客様のセキュリティ態勢を向上させることができます。Microsoft 365 Lighthouse について詳しくは、本日の Tech Community ブログをご覧ください。

お客様のセキュリティ態勢管理を大規模に行う

エンド カスタマーを詐欺から守る

Azure AD B2C (business-to-consumer) のお客様のアプリに対する ID とアクセスの管理をサポートしているパートナーのために、保護のスコープを拡大して詐欺活動も含めることとなりました。これは Dynamics 365 Fraud Protection と Azure AD B2C との統合によって実現します。

さらに多くのアプリケーションの可視性を獲得

Microsoft Cloud App Security のアプリ ガバナンス アドオン機能のプレビューを本日開始します。Microsoft Cloud App Security をお客様の代理で管理しているパートナーの皆様は、アプリ ガバナンスを使用して Microsoft 365 のアプリの監視、保護、ガバナンスを行い、リスクのある行動をすばやく特定し、アラートを発信し、防止することができます。

重要な地位にあるユーザーのリスク行動を特定する

インサイダー リスク管理の優先ユーザー グループ機能を拡張して、粒度の高いロールベースのアクセス制御 (RBAC) を追加しました。これも現在プレビュー中です。この機能によってアクセス許可が優先ユーザー グループに追加されるので、アラートとケースへのアクセスをグループ全体ではなく特定の個人だけに限定できます。

規制関連のアセスメントを固有の要件に合わせてカスタマイズ

Microsoft 以外のクラウドのための新しいユニバーサル規制テンプレートがコンプライアンス マネージャーに追加され、パートナーの皆様が 300 種を超えるテンプレートを活用できるようになりました。さまざまなクラウドとアプリでのお客様のコンプライアンス態勢を管理するのに利用できます。

働き方の未来

この途方もない課題の時代から抜けだそうとしている今、私たちは、柔軟な働き方という未来に向けて世界中の人々の力になれると楽観的に考えています。私たちが向かおうとしている時代では、人々が子供たちと朝食を取りながら、出席できなかった会議の内容をすばやく確認することができます。組織はその規模にかかわらず、たとえば地元密着の自転車店でも巨大な多国籍企業でも、クラウドのパワーをフルに、どこからでも活用できます。そして、働く人それぞれが、インクルージョンとエンゲージメントを実感します。職場に出勤するか、リモート ワークか、その両方の組み合わせかにかかわらず。

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Microsoft Teams Rooms、Fluid、Microsoft Viva の新しいハイブリッド ワーク イノベーション http://approjects.co.za/?big=ja-jp/microsoft-365/blog/2021/06/17/new-hybrid-work-innovations-in-microsoft-teams-rooms-fluid-and-microsoft-viva/ Thu, 17 Jun 2021 13:00:00 +0000 働き方の未来とは、妥協のないコラボレーションです――いつでも、どこからでも。

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世界中の多くの地域でワークプレイスがオープンするなか、毎日のようにお客様から「早く対面のコラボレーションに戻りたい」という声をお聞きしています。 私自身もそれを感じており、近いうちに多くの同僚と実際に会えることを楽しみにしています。 しかし、それ以上に楽しみにしているのは、場所や時差にかかわらず人々をつないでエンゲージメントを推進する、新しい方法を見つけることです。 Microsoft はこう考えています。ハイブリッド ワークが働き方の未来であり従業員がハイブリッド ワークで成功できるようエンパワーメントするためにビジネス リーダーが組織を再想像し、人、場所、プロセスを包含する新たな業務運営モデルを考える必要があります

私たちはまた、全員が対等となれるエクスペリエンスを作ると決意しています。アトランタにある会議室に集まるときでも、プレゼンテーションを自宅オフィスからリモートで行うときでも、シドニー時間の夜に行われた会議の内容を知るために、朝一番にそのレコーディングを聞くというときでも。  

Microsoft Teams は、この柔軟な働き方の世界というビジョンを実現するうえで不可欠な存在です。 他にはない Teams の特色は、会議、チャット、通話、コラボレーション、ビジネス プロセス自動化が 1 つのアプリに集められていることです。新型コロナウイルス感染症 (COVID-19) の感染拡大を受けて世界中のオフィス ワーカーが自宅で仕事をするようになって以来、私たちは Teams のイノベーションを続けてきました。たとえば、より自然で、積極的に参加できる会議エクスペリエンスです。組織内外の人々とシームレスにつながることができ、リモートでのプレゼンテーションをより豊かでインパクトのあるものにすることができます。 そして、この新しいハイブリッドの現実に向けて進むなかで、私たちが焦点を当てているのは、Teams の中で作られるエクスペリエンスで、すべての人の意見が確実に聞き取られるようにすることです。これにはその部屋にいない人も含まれます。全員がつながってエンゲージメントを推進することが、いつでも、どこからでもできるようにするためです。 また、コラボレーションを同期的でも非同期でも簡単にできるように、新しい Microsoft Fluid キャンバス イノベーションを発表します。Teams はもちろん、その他の製品も対象です。 

しかしこのコロナ禍で、会議疲れやデジタル オーバーロードが現実の問題であることもわかり、リモート ワークで私たちのウェルビーイングがあやうくなっています。この解決を目指して Microsoft が作り上げたのが Microsoft Viva です。この統合型従業員エクスペリエンス プラットフォームは Teams の中で動作するので、従業員が自分の時間を確保してウェルビーイングを維持する方法を、仕事の流れの中で見つけることができます。

本日発表する Microsoft Teams Rooms、Fluid、Microsoft Viva における新しいイノベーションはどれも、ハイブリッド ワークというスタイルで働く人々の力となることをねらいとしています。その内容を見てみましょう。  

対等な立場で参加する――自宅でも、社内でも、外出先でも

より良いハイブリッド会議を全員が体験できるようにするには、その部屋にいない人のことを考えた設計が必要です。会議室内から参加するか、自宅あるいは外出先からにかかわらず、全員が一つのテーブルを囲んでいるような感覚を実現するためです。本日発表する Teams 会議と Microsoft Teams Rooms の機能強化は、出席者全員が積極的に参加できるようなエクスペリエンス作りをねらいとしています。

本年末までに、Teams Rooms の "最前列" 機能をロールアウトしていく予定です。このイマーシブな会議室レイアウトでは、やり取りがより自然に感じられ、会議室内の参加者がリモートの参加者とのつながりをより強く感じられるようになります。 ビデオ ギャラリーを画面の一番下に移動し、リモートの参加者が会議室内の人と対面できるようにしました。また、全員のエンゲージメント維持に役立てるために、会議コンテンツの周囲に、それに関連する会議情報 (議題、タスク、ノートなど) が表示されます。会議中のチャットも、会議室内にいる人がはっきりと読めるようにしました。これで、チャットで共有されたコメントを見て応答することができます。

リモートの参加者が会議室内に自分の存在を確立できるようにするとともに、インクルーシブ性を最大化するために、Teams Rooms の画面表示面積を拡大します。これに使用する新しいビデオ レイアウトでは、ビデオ ギャラリーが複数のディスプレイに分けて表示されます (ただし、コンテンツが共有されていないとき)。この広がった分のスペースで、リモートの参加者の姿がより大きく、リアルに映し出されます。この夏には、デスクトップ版の機能をさらに Teams Rooms に追加する予定です。この目的は、会議にリモートで参加している人に注目しやすくすることです。具体的には、ライブ リアクションスポットライト複数のビデオ ストリームのピン留め (今秋提供予定)、チャット バブル (従来のビデオ グリッド レイアウトを使用するとき) などの機能があります。

会議室に誰がいて、何が行われているかをリモートの参加者がわかるようにすることも必要です。JabraLogitechPoly、そして新たに Teams デバイス パートナーとなった Neat が、高度な AI 搭載カメラ技術を使ってハイブリッド会議に最適化した新しいカメラ ビューを実現しています。これで、室内にいるすべての人の姿が、より鮮明に見えるようになります。

また、会議で誰が発言しているかを明確に特定するための機能も提供します。Teams Rooms 向けに設計された Teams インテリジェント スピーカーが EPOS と Yealink から一般提供を開始しています。Microsoft の音声認識テクノロジを Teams で使用して、室内での発言者を特定し、その名前を文字起こしに付記します。発言者名が会議の文字起こしに明記されるので、参加者はメモを取ることではなく会話への貢献に集中できるようになり、会議に出席できなかった人も会議後にその記録を見ることができます。

さらに、Surface Hub での Teams Rooms の新しいエクスペリエンスも発表します。Surface Hub は、チームが勤務場所を問わず集まって共同創造することを目的として作られたデバイスです。デスクトップ版でおなじみの会議機能とコントロールの多くが、Surface Hub 上の次世代の Teams で会議室でも利用できるようになります。たとえば、モダン化された会議ステージ、Together モードのシーン、PowerPoint Live です。今秋には、新しい Microsoft Whiteboard エクスペリエンスも Surface Hub で提供開始予定であり、全員が同じデジタル キャンバスに図や文字を書き込むことができるようになります。  

これらの Teams Rooms とパートナーからの発表の詳細については、Teams Tech Community のブログをご覧ください。

リモートの参加者がホワイトボード セッションを開始して進行するときに役立つように、まったく新しいハイブリッド ワーク専用の Whiteboard エクスペリエンスが作成されました。これは、出席者全員が同じデジタル キャンバス上で視覚的にコラボレーションできるようにするものです。2021 年夏に提供開始予定の新しい機能で、誰もが既存コンテンツを Whiteboard に取り込んで共同編集できるようになります。また、新しいテンプレートも追加され、グループのアイディエーションのスピードアップや、共同作業者と歩調を合わせることに役立ちます。

効果的なハイブリッド会議を行うためには、すべての参加者がそこに存在できることと、プレゼンテーションに全員が確実に、積極的に参加できることが必要です。新しい PowerPoint Live の機能は、1 つの共有スペースを作ってコラボレーションに会議出席者全員が貢献できるようにするのに役立ちます。たとえば、スライドの翻訳機能を利用すると、参加者は自分が選んだ言語でプレゼンテーションを見ることができます。また、新しい手描き入力エクスペリエンスで、プレゼンテーションしながら PowerPoint に注釈を入れることや、レーザー ポインターを使用して重要な点に注意を引き付けることができます。 

これらの最新の機能は Teams モバイル アプリでも利用できます。PowerPoint Live やダイナミック ビューにモバイル デバイスでアクセスできるようになりました。カスタム背景も iOS での提供を開始しており、Android でも近日提供開始予定です。

仕事の流れの中でのコラボレーション

ハイブリッドや非同期という働き方で効率的に仕事を進めるには、きわめてリッチなキャンバスを使ってコンテキストを作りそれを維持することが、会議の前、中、後にできることが必要です。Fluid コンポーネントは生産性の最小単位であり、すべき仕事をチャット、メール、会議などのコンテキストの中で完了するのに役立ちます。先頃、新しい Fluid コンポーネントを発表しました。これはチャットの中でライブの、コラボレーション型エクスペリエンスを作るものであり、これを Teams と Office のアプリでリアルタイムで編集して共有することができます。そして本日発表する Fluid コンポーネントの拡張で Teams 会議、OneNote、Outlook、Whiteboard も対象となり、Teams と Office のアプリでの同期または非同期のコラボレーションがさらに簡単になります。また、非同期のコラボレーションをさらにサポートする新しいチャット機能も発表します。これで、会議と会議の間に仕事を止めることなく進めることができます。メッセージをピン留めしておくと、チャット メンバーが重要なコンテンツにいつでもすばやくアクセスできます。特定のチャット メッセージへの返信で、進行中の会話の中でコンテキストを維持することができます。

会議はこの 1 年間に大幅に増加しましたが、非構造化コミュニケーションも同様です。Microsoft の Work Trend Index 調査によれば、平均的な Teams ユーザー 1 人が 1 週間に送信するチャットの数は 1 年前に比べて 45% 増加しています。また、臨時の非構造化会議も増えています。このようなデジタル オーバーロードに対処するには、新しい Fluid コンポーネントを Teams 会議で利用します。議題の共同作成、ノートへの記録、タスクの割り当てを簡単に Teams 会議の中でできることに加えて、永続化した振り返りコンテンツにいつでもアクセスできます。また、会議のノート、議題、タスクは自動的に、OneNote の新しい会議ノート ホームに "配置" されます。会議の進行中にディスカッションを一歩進めるために、アイディエーションとブレーンストーミングを一緒に行うには、ライブの Fluid コンポーネントを Whiteboard の中に作成して編集します。Fluid コンポーネントは Outlook でも、つまりメールや予定表でも活用できるので、自分の時間、議題、ノート、タスクをアプリ横断で管理することが簡単になります。

時間を確保してウェルビーイングを優先する

Teams ユーザーの 1 週間あたりの会議時間は、新型コロナウイルス感染症 (COVID-19) の大流行開始前に比べて 2 倍以上に増加しています。会議が連続しているとストレスが増え、集中して積極的に参加することが難しくなります。1 日あたりほんの数分でできる、Headspace の瞑想やマインドフルネスは、ストレスの軽減と集中力の向上に役立ちます。今月中に開始予定ですが、ガイド付きの瞑想とマインドフルネスのエクササイズを Headspace から厳選して Teams の Viva インサイト アプリ追加します。地に足が着いた状態で一日を始める、大事なプレゼンテーションの前に心をリラックスさせる、あるいは夜に仕事から離れるのに役立ちます。

Viva インサイトには、毎日フォーカス時間をスケジュールする機能があり、Teams の通知をオフにして邪魔されずに仕事に専念することができますが、これに基づく新しいフォーカス モードを本年中に Viva インサイト アプリに導入する予定です。このモードでは Headspace からのフォーカス音楽が流れるほか、タイマー機能も備えているので、決まった長さで時間を区切って間に休憩を入れながら、重要なタスクを進めていくのに役立ちます。

リモート ワークでは、仕事と生活の物理的な境界がなくなるため、就業時間外のチャットが増え、いつでも仕事をしているような感覚になりがちです。私たちは、働く人々がバランスの取れた生活を送り、個人の時間を確保できるようにお手伝いしたいと考えています。本年中に、Viva インサイトにクワイエット タイム設定機能を導入する予定です。これは、Outlook と Teams からのモバイル通知を就業時間外はオフにするとともに、どれだけ仕事から離れることができているかについて、個人に合わせたインサイトを提示するというものです。クワイエット タイムの設定は Teams や Outlook のモバイル ユーザーも利用できます。併せて、IT 管理者によるコントロールの機能が Microsoft エンドポイント マネージャーに用意されており、組織全体で就業時間外の通知をミュートするポリシーを作成することができます。

私たち全員が、この新しい働き方の世界を共に進んでいくなかで、人々が柔軟かつ効果的に仕事をするための新しい方法が発見されるでしょう。Microsoft は、人々がいつでも、どこからでも仕事をするための力となるエクスペリエンスをお届けすることをお約束します。調査の結果やアプリの使用パターンを研究し、これと並行して毎日のようにお客様とお話しすることによって、私たちはこれからも、人々が毎日最高の状態で仕事に臨むために何が必要かについて、より正確に理解するよう努めます。この理解をイノベーションの指針として、私たちはより多くのことを達成できるエクスペリエンスをお客様にお届けできるよう、日々取り組んでいきます。

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ハイブリッド ワークに対応した次世代のコラボレーティブ アプリの構築 http://approjects.co.za/?big=ja-jp/microsoft-365/blog/2021/05/25/build-the-next-generation-of-collaborative-apps-for-hybrid-work/ Tue, 25 May 2021 15:00:00 +0000 私たちを取り巻く世界は、前回の Microsoft Build のときと比べて劇的に変化しています。どのお客様もパートナーの皆様も、ハイブリッド ワークの新しい現実に、つまり人々がいつでもどこでも、どのデバイスでも仕事ができるようにすることに注目しています。

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私たちを取り巻く世界は、前回の Microsoft Build のときと比べて劇的に変化しています。どのお客様もパートナーの皆様も、ハイブリッド ワークの新しい現実に、つまり人々がいつでもどこでも、どのデバイスでも仕事ができるようにすることに注目しています。

開発者はこの変革の中心であり、そのことが Microsoft Cloud の上に構築されたアプリの中に現れているのを私たちも目の当たりにしています。本日発表する Microsoft 365 と Microsoft Teams の新しい機能とツールは、新しい働き方のためのソリューションを構築する開発者の力となります。

ハイブリッド ワークのために作られた新しいアプリのクラス: コラボレーティブ アプリ

ハイブリッドでグローバルな働き方を可能にするには、アプリの構築と扱いの方法に対する構造的な変化が必要です。私たちが必要としているのは、個人の生産性向上ではなくコラボレーションを中心とする、新しいクラスのアプリです。そのアプリとは、同期モードと非同期モードのコラボレーションを実現するものであり、そのためのリアルタイムの会議、アドホックのメッセージング、ドキュメント共同作業、ビジネス プロセス自動化のすべてを、単一のオーガナイジング レイヤーで提供するものです。

Microsoft Teams は、まさにコラボレーションの実現を目的として構築されました。毎日 1.45 億人を超える人々が Teams を利用しており、Teams は仕事や学習のためのデジタル プラットフォームとなっています。このことは開発者にとって、創造性を発揮して新たな収益を得る機会となります。つまり、コラボレーションを中心に据えた次世代のアプリを構築する機会です。Microsoft は、この新しいアプリケーションのクラスを "コラボレーティブ アプリ" と呼んでいます。

コラボレーティブ アプリを使って、エンド ユーザーはプロジェクトを完了するための共同作業をいつでも、どこからでも簡単に行うことができます。いくつものアプリやデータの間で切り替える必要がないため、仕事の流れを止めずに進めることができます。また、Fluid のコンポーネントを使用してエンドユーザーが自分で共同作業型のエクスペリエンスを作り、これを Teams や Office のさまざまなアプリでリアルタイムで編集して共有することができます。

開発者の皆様がコラボレーティブ アプリの構築を簡単にできるようにするために、私たちは次のことを重視しています。 

  • 開発者の既存のスキルを使う: 開発者の既存のアプリ ソリューションを Teams と簡単に統合します。標準的な Web テクノロジ、JavaScript といくつかの Teams API を使用して Teams のメッセージ、チャネル、会議にすばやく簡単に組み込むことができます。ServiceNow、Workday、Adobe、SAP をはじめとする多数の独立系ソフトウェア ベンダー (ISV) がこのことを既に、Microsoft のプラットフォーム上で行っています。
  • 開発をシンプルにする:アプリを Teams 用にビルドすると、そのアプリは多数のプラットフォームで、つまり Windows、macOS、Web、iOS、Android、Linux で動作します。私たちが目指しているのは、開発者がアプリの次の波を作り出すのに必要な学習や作業の量を大幅に軽減することです。ビルドは 1 回で、どこでもデプロイできます。
  • 開発者の選択をサポートする:Microsoft Cloud は、コラボレーティブ アプリを構築するためのフル スタックのテクノロジを提供します。新しいアプリを構築する開発者は、そのニーズに応じて Power Platform、Azure、Graph などのテクノロジを選択できます。
コラボレーティブ アプリのフレームワークを示すビジュアル

Microsoft Cloud 上に構築されるコラボレーティブ アプリのビジョンの詳細については、Jeff Teper によるテクニカル キーノート セッションと、Rajesh Jha による Into Focus のセッションをご覧ください。

コラボレーティブ アプリを Microsoft Teams とともに構築する

コラボレーティブ アプリの構築をさらに支援するために、オーガナイジング レイヤーである Teams のための新しい統合の機会と、機能強化された開発者ツールをご紹介します。

よりリッチなエクスペリエンスを実現する会議用アプリを作る

最高のエクスペリエンスを会議の参加者全員に、リモートか対面かを問わず提供することが重要です。ここでご紹介する新しい機能を利用すると、Teams 会議用に開発するアプリに、よりリッチな会議エクスペリエンスを組み込むことができます。

  • 共有ステージの統合: 現在プレビューとして提供されている "共有ステージの統合" は、開発者のアプリから Teams 会議のメイン ステージにアクセスするための機能であり、アプリのマニフェストの中で単純な構成を行うだけで利用できます。これによって作られる新しい作業場所で会議アプリのためのリアルタイムのマルチユーザー コラボレーション エクスペリエンスが可能になり、ホワイトボード、デザイン、プロジェクト ボードなどのアプリに利用できます。
共有ステージ機能の動作例を示すビジュアル。
  • 新しい会議イベント API : 現在プレビューとして提供中です。会議関連のワークフローを、会議開始や会議終了などのイベントを通じて自動化することができます。その他のイベント API についても、本年中に提供開始が予定されています。
カスタムの Together モード シーンを作成しているところを示すビジュアル。

メディア API とリソース固有の同意: 今夏提供開始予定のこの機能で、音声とビデオのストリームにリアルタイムでアクセスして、文字起こし、翻訳、ノート記録、インサイト収集などのシナリオを構築することができます。これらの API では "リソース固有の同意" が有効化されているため、IT 管理者がこれらのアクセス許可を Teams 管理センターで見ることができ、アプリからアクセスできるのはそのアプリが追加された会議のみであることの検証もできます。

メディア API をアプリの中で使用して音声を文字起こしする例を示すビジュアル。

先日リリースされた Azure Communication Services と Teams との相互運用性で、Teams ユーザーが顧客やパートナーなど、組織外の重要な人々と簡単にやり取りできるようになります。開発者が構築するカスタム アプリケーションで Azure Communication Services (音声、ビデオ、チャットなど) を使用するときに、Teams との組み込みの相互運用性を活用できます。これを利用して開発されたカスタム アプリケーションを使用して、Teams ユーザーが会議に参加し、顧客やパートナーとやり取りすることができます。さらに、Azure Communication Services がバックエンドで Microsoft Teams に接続されているため、Teams アプリ ユーザーについては VoIP とチャットの使用料が無料になるという利点があります。1

Azure Communication Services を使用するアプリの例を示すビジュアル。

Azure Communication Services と Teams との相互運用性は現在プレビューとして提供中です。ぜひご利用ください。

クロスプラットフォームでのコラボレーティブ エクスペリエンスを実現する

私たちが Teams を作ったのはコラボレーションを可能にするためです。そこで、ユーザーどうしのコラボレーションを Teams の中で、およびその他のプラットフォームでもできるようにするための新しい機能をここで紹介します。

Microsoft Teams の中での Fluid コンポーネントは、現在プライベート プレビューとして提供されており、今後数か月のうちにさらに多くのお客様に拡大される予定です。Fluid コンポーネントを Teams チャットの中で使用すると、エンド ユーザーが送信するメッセージに表、アクション アイテム、またはリストを添付し、これを全員がインラインで共同編集することや、Outlook などのさまざまな Office アプリケーションで共有することができます。チーム間の足並みをそろえて作業を効率的に進めるために、Teams チャット間でコンポーネントをコピーして貼り付けることもできます。Fluid コンポーネントを使用すると、ユーザーが一緒にアイデアを出し合い、創造し、決定することができる一方で、会議の回数を減らし、長々と続くチャット スレッドの必要性を最小限に抑えることができます。

Fluid コンポーネントを Teams チャットとモバイルで使用する例を示すビジュアル。

メッセージ拡張機能がまもなく Outlook でサポート開始: 統一された開発エクスペリエンスで、メッセージ拡張機能を Microsoft Teams と Outlook on the web の両方で動作させることができます。ユーザーがメッセージを作成するときに、検索に基づくメッセージ拡張機能一覧が新しいメニューとして提示され、ここから選択できます。たとえば、メールを作成するときに、自分の Teams アプリからのタスクの状態を伝えるメッセージ拡張機能を選択して、チームメートに送信することができます。

メッセージ拡張機能を Outlook on web で使用する例を示すビジュアル。

Teams 内または Teams 用のローコードのアプリ、ボット、フローを簡単に構築できるようにすることに加えて、ローコードのソリューションをエンドユーザーに配布することも簡単になります。まもなく、Microsoft Power Virtual Agents を使用して構築されたボットをセキュリティ グループと広く共有できるようになります。Power Apps を使用して作成されたアプリでは、このことが既にできるようになっています。また、複数の Microsoft Dataverse for Teams 環境の間で一方の環境のアプリ、ボット、フロー、表などの関連リソースを他方で利用することも簡単にできるようにしました。これで、これらの資産を新たなシナリオに確実に活用できます。また、Power Apps のサンプル アプリも継続的にリリースしており、これから Power Apps での開発を開始するのにご利用いただくことができます。

Power App が Teams の中で動作している例を示すビジュアル。

Teams アプリを構築して管理するための開発者ツールキットとリソース

ハイブリッド ワークをサポートする次世代のコラボレーティブ アプリを開発者の皆様が構築するのに合わせて、私たちは皆様の生産性を高めるためのツールやリソースに投資しています。

機能を強化した Microsoft Teams Toolkit for Visual Studio と Visual Studio Code を現在プレビューとして提供中です。これらを利用すると、どの開発者も、開発する Teams アプリを Microsoft スタックと相互作用させ、デスクトップとモバイルの両方で動作させることが簡単になります。開発者が React、SharePoint Framework (SPFx)、.NET のどれを使うかにかかわらず、このツールキットは開発者が熟知して使用しているフレームワークに対応できるように作られています。主な更新点には、シングルライン認証、Azure Functions の統合、SPFx の統合、シングルラインの Microsoft Graph クライアント、IDE と CLI への効率的なホスティングなどがあります。

Teams Toolkit でアプリを作成しているところを示すビジュアル。

Teams Toolkit の詳細情報を参照して Visual Studio Marketplace から今すぐインストールしてください

コードを書くことは最初のステップですが、開発者はアプリの管理と構成も行う必要があります。そのための Microsoft Teams 向け開発者ポータルのプレビューを発表します。この開発者ポータル (旧称 App Studio) は、開発者専用のアプリ管理コンソールとなります。Web 経由で、または Teams の中でアクセスでき、自分のアプリの登録と構成を 1 つの中央の場所から行うことができます。新しい機能は次のとおりです。

  • どの Web ブラウザーとデバイスからでもアクセスでき、ナビゲーションも簡単です。
  • 環境構成を管理します。環境別にいくつものマニフェストを管理する必要がなくなります。
  • 他の開発者とコラボレーションするために、アプリへの読み取り/書き込みアクセス権を他の人に付与します。アプリの共同作業や更新を協力して行うことができます。
  • ISV がサービスとしてのソフトウェア (SaaS) オファーを自社のアプリにリンクさせることができます。新たな Teams 内購入エクスペリエンスを実現できます。
  • アプリの使用状況に関する有益な分析情報を収集できます (プレビュー中)。
開発者ポータルのホーム ページを示すビジュアル。

今すぐ開発者ポータルの使用を開始しましょう。

プラットフォームとしての私たちの成功は、皆様の成功と結びついています。革新的なアプリを Teams 上で構築してきたパートナーの皆様に感謝しています。私たちは、パートナーの皆様が成功できるようにすることをお約束しています。そのために、ユーザーがアプリを簡単に見つけて展開し、導入できるしくみを用意しています。そして、まもなくユーザーがパートナー アプリのサブスクリプションを Teams Store や Teams 管理センターから直接購入できるようになります (請求書またはクレジット カードによる支払い)。これで、ユーザーがアプリを入手して導入するのがさらに簡単になると同時に、パートナーの皆様にとってはソリューションの収益化の機会が増えることになります。

新しいストア内購入エクスペリエンスを示すビジュアル。

データ、インサイト、セキュリティを中心としたエクスペリエンスを届けるための Microsoft Graph

Teams はコラボレーティブ アプリのためのオーガナイジング レイヤーですが、そのアプリ エクスペリエンスの重要な面の 1 つが、Microsoft Graph からの豊富なデータ セットです。Microsoft Graph によって管理されるデータは、コミュニケーション、コンテンツ、人の、数兆件にも及ぶつながりから生成されたものであり、プライバシー、セキュリティ、コンプライアンス、検索がこれに付随しています。これを可能にしているのは、高度な機械学習です。

本日は、Microsoft Graph のエキサイティングな新機能のいくつかをご紹介します。

今年、Microsoft Viva が発表されました。このねらいは、世界中の組織が従業員のエクスペリエンスを最適化し、従業員が新しい働き方で活躍できるようにすることです。Viva はプラットフォームとなるように構築されたものであるため、多数の拡張性ポイントが計画されていますが、その第一弾をここで発表します。Viva コネクション カードは現在プレビューとして提供中で、SharePoint Framework (SPFx) は早期アクセスにサインアップした開発者向けに提供しています。これで、開発者が既製またはカスタムの Web パーツを使用して Viva コミュニティ ダッシュボード、ニュースフィード、従業員向けリソースを構築し、どのプラットフォームやデバイス向けにも最適化することができるようになりました。

Viva コネクションのカードの動作を示すビジュアル。

SPFx の次期リリースへの早期アクセスのサインアップを受け付けています。Viva コネクションのためのネイティブ モバイル エクスペリエンス構築をお考えの場合は、ぜひご利用ください。

誰が組織のデータにアクセスできるかを考えるときは、認証とセキュリティが常に念頭に置かれます。これが理由で、多くの開発者が Microsoft Graph を利用しています。 Microsoft Graph は、Azure Active Directory (Azure AD) のエンタープライズ グレードのセキュリティと認証の能力を中核として構築されています。本日ご紹介する新機能は以下のとおりです。

  • 継続的アクセス評価: 現在プレビュー中のこの機能は、Azure AD による継続的なリソース監視でセキュリティ脅威の発見を可能にするものです。アクセス トークンの失効を、単に短いトークン有効期間に依存するのではなく、重要なイベントやポリシー評価に基づいて行うことができます。 
  • 新しい認証方法 API : 開発するアプリ内でのデータとリソースへのアクセスの管理を、プライマリ、2 段階、またはステップアップ認証を使用して行うことができます。セルフサービス パスワード リセット プロセス (SSPR) を起動することもできます。
  • 外部 ID API の一般提供を開始: 開発するアプリで安全な B2C (business-to-consumer) ユーザー インタラクションを確立できるようになります。これには事前定義済みの、構成可能なポリシーを使用します。ユーザーは、日常的に使用しているアカウントでソリューションに登録できます。

お客様やパートナーの皆様から最もよく寄せられる要望の 1 つは、データを Microsoft Graph に取り込んで Microsoft 365 のさまざまな場所で表面化できるようにすることです。このような理由から、Microsoft Graph コネクタが作られました。これを利用すると、Microsoft 365 内の既存のデータ セットをエンリッチメントするメタデータのオンボード、インデックス作成、表面化ができるようになり、Microsoft Search や電子情報開示などの中核的なエクスペリエンスへの参加が可能になります。 Microsoft Graph コネクタについては、次のように多数の更新を近日中に行うことをお知らせします。

  • AAD 以外のソースからの人物プロファイルのエンリッチメントのサポート。管理者が Microsoft Graph コネクタからのプロパティを組織内の Microsoft 365 人物カードにマッピングできるようになります。
  • 新しい JiraConfluence のコネクタ。これらは Microsoft が構築したものであり、本年中に提供を開始します。
  • Search の結果を Microsoft Teams のモバイルとデスクトップのクライアント、および Windows Search Box にも拡張します。
  • Graph コネクタでの電子情報開示サポートの開発者プレビューを 2021 年夏に開始予定です。

また、Microsoft Graph データ接続がプレビューとして Azure での提供を開始したこともお知らせします。Microsoft Graph データ接続はセキュリティと高スループットを特長とするコネクタであり、特定の Microsoft 365 生産性データセットを Azure テナントにコピーすることを目的としています。開発者やデータ サイエンティストが組織的な分析の作成や、AI と機械学習モデルのトレーニングを行う場合に理想的なツールです。ほとんどの Microsoft 365 製品は、ユーザー単位/月単位で料金が設定されていますが、Microsoft Graph データ接続は従量制課金サービスとして提供されます。したがって、開発したソリューションで使用されたデータの分だけをお支払いいただくことになります。

Microsoft Graph データ接続の詳細については、技術ドキュメントをご覧ください。

最後に、私たちは皆様が、人を中心とするエクスペリエンスを Microsoft 365 プラットフォーム全体にわたって作成できるようにしたいと考えていますが、Microsoft のさまざまな製品で動作させるために別々のコードを書くことが最善ではないことも理解しています。そのような理由から、アダプティブ カードのユニバーサル アクションの提供を開始することになりましたことをお知らせします。これで、Azure Bot Framework を使用してアダプティブ カードを 1 つだけ構築して実装し、これを Teams と Outlook のモバイルとデスクトップのクライアント間でシームレスに同期させることができます。

詳しくは、Microsoft Graph ブログの全文をご覧ください。

どのエンドポイントでもシームレスに動作するモダンな Windows アプリを構築する

リモート ワークへの、そして今ではハイブリッド ワークへの移行に伴い、PC はこれまで以上に欠かせない存在となっています。13 億台を超えるデバイスで Windows 10 が稼働していますが、Windows 上で構築されたモダン アプリは、ユーザーが生産性を維持するために不可欠なものとなっています。Windows は、働く人々が常につながって生産性を維持するために不可欠であり、開発者にとっては、限界を押し広げ、人々を助けるための新しい革新的な方法を見つけるチャンスです。

Windows の開発者の皆様は、Project Reunion の重要性を既にご存知のことと思います。Project Reunion では、モダンな Windows テクノロジや新機能に加えて、既存のデスクトップ (Win32) の優れた機能にアクセスできます。一貫性のある、モダンなインタラクションとユーザー エクスペリエンスを WinUI 3 で実現することに加えて、優れたシステム パフォーマンスとバッテリー駆動時間をアプリで利用できます。このような理由から、本日 Project Reunion 0.8 のプレビューを発表します。これで、開発する Windows アプリをクライアントとクラウド両方のエンドポイントに対してシームレスに作成し、モダン化することができます。デバイスのハードウェアに合わせて最適化されたエクスペリエンスを構築することができ、アプリの発見と管理も簡単になり、将来を考えて Arm64 にも対応しています。主な更新内容は以下のとおりです。

  • Windows 10 バージョン 1809 へのダウンレベル サポート: このバージョンは、Windows エコシステムの中の巨大な市場であり、長期サービス ブランチの 1 つです。
  • .NET 5 のサポート: 開発者の現在のニーズに応えるのに役立ちます。これには WPF や WinForms も含まれます。
  • WinUI 3 と WebView 2 でモダンな、互換性のある UI 開発がサポートされます。Windows の構築に使用されているのと同じテクノロジを使用します。

詳細情報をご覧になり、Windows アプリのモダン化を Project Reunion 0.8 プレビューで開始しましょう

私たちは、多くの開発者がコマンドライン ツールとシェルを使用していることを理解しています。たとえばコマンド プロンプト、PowerShell、Windows Subsystem for Linux (WSL) です。Windows ターミナルで、開発者は美しく洗練された、モダンなコマンドライン エクスペリエンスを Windows で利用することができます。そして今年、これを既定のターミナル エミュレーターとして設定できるようになりましたことをお知らせします。これで、すべてのコマンドライン アプリを Windows ターミナル経由で起動できるようになりました。また、Quake モードという新機能もリリースしました。新しいターミナル ウィンドウを Windows 内のどこからでも、シンプルなキーボード ショートカットで開くことができます。

Windows ターミナルの新機能をぜひご利用ください。

また、Windows Subsystem for Linux (WSL) で GUI アプリがサポートされるようになりました。これで、ツールとワークフローのすべてをシームレスに、自在に使用することができます。Windows では、開発者が望む方法で作業できます。どのワークフローともシームレスに統合し、GUI アプリ、Linux、GPU アクセラレーションを使用した機械学習トレーニングを実行できます。

WSL の更新情報についての詳細情報をご覧ください。

ロボティック プロセス オートメーション (RPA) に注目する組織がますます増えています。その目的は単純な繰り返しのタスクから複雑なワークフローまで、ビジネス プロセスを効率化することです。Ignite で、Power Automate Desktop を Windows 10 ユーザーに追加費用なしで提供することを発表しましたが、その後の月のダウンロード数が前月比で 6 倍に増加しました。これは、お客様が自分で繰り返し型のタスクやワークフローを自動化するのに役立つノーコード RPA に未開拓の可能性があることを証明しています。現在私たちは、自動化に最も適したプロセスに優先順位を付けることをさらに簡単にしようとしています。このたび一般提供を開始したプロセス アドバイザーはプロセス マイニングの機能です。人々がどのように作業するかについてのインサイトが提示されるので、自動化から当て推量を排除できます。これで、ワークフローのタスクのマッピング、組織のボトルネックの発見、自動化に最も適した時間のかかるタスクの特定などをすべて、Microsoft Power Automate の中から行うことができます。

Power Automate Desktop とプロセス アドバイザーの詳細については、こちらをご覧ください

学ぶ。つながる。コードを書く。

今週の Microsoft Build が皆様にとって素晴らしい時間となることを願います。Microsoft 365 プラットフォーム全体を網羅した素晴らしいセッションの数々をご用意しています

ハッピー コーディング!

その他のリソース

Microsoft 365 での開発についての詳細は、以下のリソースをご覧ください。


1Microsoft Teams エンドポイントでの VoIP とチャット利用は、Microsoft 365 のライセンスに含まれています。

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ハイブリッド ワークへの Microsoft のアプローチ: お客様のための新しいガイド http://approjects.co.za/?big=ja-jp/microsoft-365/blog/2021/05/21/how-microsoft-approaches-hybrid-work-a-new-guide-to-help-our-customers/ Fri, 21 May 2021 13:00:00 +0000 ハイブリッド ワークへの移行が進むなか、本日 Satya が Microsoft の幅広いアプローチを発表しましたが、私たちは現場でお客様とお話しするときも、このアプローチを取っています。

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ハイブリッド ワークへの移行が進むなか、本日 Satya は Microsoft の幅広いアプローチを発表しましたが、私たちは現場でお客様とお話しするときも、このアプローチを取っています。

ほぼ毎日のように、私のチームは世界各地の組織のリーダーやパートナー企業とミーティングしています。働き方の未来に向けて、従業員の準備を整えようと奮闘している人々とお話ししていると当然ながら、「Microsoft はどうしているのか?」とよく聞かれます。そのようなときは初めに、「皆さんと同じように、私たちも走りながら学んでいます」とお答えしています。データを詳しく調べ、従業員の声に耳を傾け、何が効果を発揮して何がそうでなかったかについて俊敏に反応します。いつの時代でも、先が見えないときに道筋を描くにはグロース マインドセットが鍵であるからです。 

より柔軟な働き方への移行は、どのリーダー、どの組織にとってもかなりの大事業になることは間違いありません。それは私たちにも確実に当てはまります。Microsoft が作るハイブリッド ワーク モデル実装の計画の対象は、世界中で活動する 160,000 人あまりの従業員だからです。1 人の人、1 つの組織がすべての答えを持っているということはありえませんが、私たちは信じています。グロース マインドセットという考え方の下で、私たちのそれぞれが学んだことをお互いと共有すれば、より良い状態になることを。 

ハイブリッド ワークへの移行を進めていくための 2 つの新しいリソース

そのような理由から、私たちは先頃 2 つのリソースを公開しました。これらは Microsoft がハイブリッド ワーク モデルを取り入れながら学んでいることを詳しく紹介するものですが、そのねらいは、お客様の組織に最適なハイブリッド ワーク計画の策定に役立てていただくことです。これらのリソースの中核的な部分には、私たちの信条が反映されています。リーダーたちが力を合わせて新しい、柔軟な業務運営モデルを作る必要があると私たちは考えます。そのモデルは人、場所、プロセスを包含し、ハイブリッド ワークに向けて組織を根本から組み替えるものです。  

ご紹介する最初のリソースは、ハイブリッド ワークプレイス柔軟性ガイドですが、元は Microsoft の従業員向けに作られたものです。この中には、ハイブリッド ワークのためのサンプルのチーム アグリーメント、テンプレート、ツールがあります。他にも、従業員の時間をオフィス出勤とリモート勤務に配分するのに役立つ詳細な計画も含まれています。従業員の健康を保つための戦略に始まり、具体的なロードマップに至るまで、あらゆる事項を網羅しています。今後もさらにコンテンツをお届けする予定です。 

2 つ目は、「ハイブリッド ワーク: ビジネス リーダーのためのガイド」です。ハイブリッドの世界に向けて私たちが人、場所、プロセスをどう再想像するかについて学んだことの多くがここに要約されています。 ハイライトを簡単にご紹介しましょう。

人 

より柔軟な働き方の世界でが成功を続けていけるようにするために、私たちは従業員エクスペリエンス全体を再考する必要があります。文化を創ることに始まり、人材を引き付けて長く働いてもらうこと、そして従業員の意見を聞くリスニング システムの構築に至るまで。どの組織にも、最高の柔軟性への道を進んでいくための計画とポリシーが必要です。それは、デジタル エンパシーを文化のあらゆる面に組み込むのにも役立ちます。Microsoft では、従業員のために明確なフレキシブル ワーク ポリシーを用意しており、どの従業員も勤務時間の最大 50% をリモートで働くことができます。また、プライバシーに配慮したリスニング システムも構築しており、デジタルの徴候をツールでとらえます。その 1 つである Workplace Analytics は Viva インサイトの一部ですが、これを利用してマネージャーとリーダーは自分のチームと組織のウェルビーイングについてチェックインできます。また、"人材をあらゆる場所から雇用" して、そのチーム独自の規範を作るための力にもなります。

場所

場所に対する私たちのアプローチの中心は、物理とデジタルの間にあるギャップを橋渡しすることと、従業員の要望に合わせて進化させることです。その始点にあるのは、従業員の安全を第一に置くことです。たとえば、公開と非公開両方のソースを含む多数のインプットからのデータを Microsoft Power BI ダッシュボードで分析し、職場への出勤をいつ、どれだけの従業員に許可するかを決定しています。また、Power Apps を使用して構築されたシンプルなアプリを使用して、従業員がオフィスに出勤したときに自分の健康とウェルビーイングを自己申告できるようにしています。  

ミーティング スペースについては、パンデミック前の設計理念を覆して、その部屋に "いない" 人のことを考えて設計しています。 新しい設計パターンに Microsoft Teams Rooms のイノベーションを組み合わせて、私たちは全員が同じテーブルに着けるようにしています。どの場所からかを問わず、フルに参加できるようにするためです。 

プロセス

ハイブリッド ワークへの移行によって、ビジネス リーダーは、主要ビジネス プロセスを大胆な新しい方法で変革するという希有な機会を手にしています。 次の 2、3 か月を単に "オフィスへの復帰" と考えているようでは、全体像をとらえることはできません。 代わりに、少し時間を取ってデジタル トランスフォーメーションのプロセスについて考えましょう。その中から、この 1 年間に学んだことを活用して発展させることができるものを特定し、優先順位を付けます。もし自分がしなかったら、ライバルがするでしょう。 誰が未来の勝者になるかは、今決まろうとしています。   

Microsoft では、この機会を利用して主要ビジネス プロセスを再想像しています――オペレーションからセールスに至るまで。 たとえば、インサイド セールス チームの変革では Microsoft Power Platform を、つまり Power Automate、Power BI、Power Apps を使用して "受注から回収まで (order-to-cash)" を自動化しています。一元化したグローバル デマンド センターにも投資しており、リード ジェネレーションとカスタマー エンゲージメントを自動化デジタル マーケティングで拡大しています。 

私たちが何を学び、何を変えているかについては他にも多数あり、ガイドで紹介していますので、ぜひダウンロードして詳細をご覧ください。  

グロース マインドセットについて私が最も気に入っているのは、人々が最善のアイデアに対して、そのアイデアがどこから生まれたかにかかわらず、オープンになることです。今回ご紹介した 2 つのリソースがお役に立つことを願っています。 皆さまがそれぞれの行程を進む中で学んだことも、お聞かせいただければ幸いです。一緒に、私たちは新しい働き方の世界を作る機会を手にしています。それはすべての人にとってより良いものとなるでしょう。

今後もご期待ください。

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Microsoft Teams 会議でのライブ文字起こしの表示、Excel での変更履歴、ハイブリッド ワークのセキュリティ強化――Microsoft 365 の新機能を紹介します http://approjects.co.za/?big=ja-jp/microsoft-365/blog/2021/04/29/view-live-transcripts-in-microsoft-teams-meetings-track-excel-changes-and-increase-hybrid-work-security-heres-whats-new-to-microsoft-365/ Thu, 29 Apr 2021 16:00:00 +0000 今月は、最もご要望が多かった機能のいくつかを発表します。Excel での変更履歴と Teams でのライブ文字起こしに加えて、きっと気に入っていただけると思われる会議振り返りや、Word 文書からプレゼンテーションへの変換などの機能をお届けします。

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世界中のお客様が、ハイブリッド ワークに向けて従業員をエンパワーメントする新しい方法を模索しているのに合わせて、私たちは誰もが自宅でもオフィスでも、それ以外の場所でもつながってコラボレーションできるようにするエクスペリエンスの提供に全力を尽くしています。

Microsoft Teams 会議中のライブ文字起こしの表示から Microsoft Excel のドキュメント内での変更履歴、そして非管理対象デバイスの発見とセキュリティ保護まで、今月発表する Microsoft 365 の新しい機能は、ハイブリッド ワークに必要な柔軟性の実現を目的としています。その他のハイライトとしては、Microsoft Word 文書を美しい PowerPoint プレゼンテーションに AI を使って変換する機能や、Teams での投票機能の拡大、Mac 用リモート デスクトップ アプリの更新などがあります。

詳しく見ていきましょう。

会議のエンゲージメント、インクルーシブ性、生産性を高める

今月は、Teams 会議のライブ文字起こしと、投票の新しい機能を発表し、併せて会議振り返り機能の一般提供開始もお知らせします。

Teams 会議での投票へのアクセス拡大と管理の効率化

先月、多数の新しい機能を発表しましたが、これらはシームレスで全員が積極的に参加できる会議エクスペリエンスを、投票を利用して作るのに役立ちます。このたび、投票へのアクセスを拡大しました。これで、会議の出席者が外部ゲストである場合や Teams モバイル アプリから参加している場合でも、同じエクスペリエンスの質が得られるようになりました。また、会議での発表者と開催者はまもなく、2 つの新しい投票タイプ (オープン テキストと多肢選択クイズ) を利用できるようになります。これで、出席者の意見を確実に聞き、積極的に参加してもらう方法の選択肢が増えることになります。また、インテリジェントな投票提案機能もリリースしました。これは投票作成の労力を最小化するのに役立ちます。また、会議終了後の投票分析情報で、会議エンゲージメントが数値として明らかになり、開催者は集めた情報に基づいてアクションを取ることができるようになります。これらの機能は、次の数週間のうちに提供を開始する予定です。 

通知バー 本日

会議のインクルーシブ性と生産性を高めるライブ文字起こし

ライブ文字起こしを会議のリアルタイムのビデオ/音声とともに使用すると、会議の参加者は会話 (米国英語) を追って確認することができます。参加者に聴力障がいがある場合や言語能力が異なる場合も、会議に確実に参加できるようになります。出席者が遅れて参加したときや欠席したときでも、その場にいなかったときの話し合いの内容を読んで理解でき、発言者別にトランスクリプトを検索することもできます。参加者は、会議トランスクリプトの中で自分が特定されないように設定することもできます。ライブ文字起こしを有効にするには、テナント管理者がトランスクリプトの作成を許可するというポリシーをオンにする必要があります。

ライブ文字起こし

会議終了後に順調に仕事を前進させていくための会議振り返り

Microsoft Teams に振り返り機能が追加され、会議レコーディング、トランスクリプト、チャット、添付ファイルを会議の [チャット] タブで参加者と共有し、[詳細] タブで閲覧できるようになりました。会議に欠席または遅刻した人や、話し合いの内容を確認したい人は、レコーディングを再生したりトランスクリプトを読んだりすることができます。会議振り返りは現在ロールアウト中です。

会議振り返り

Excel ブックでの共同作業をさらに簡単に、情報を常に整理、プレゼンテーション作成の時間を節約

今月は、以前からご要望をいただいていた Microsoft 365 のアプリの機能を多数発表します。

Excel ブックで自信を持って共同作業するための "変更を表示"

最もご要望が多かった Excel の機能の 1 つである、変更履歴の機能が追加されました。これで、誰がいつ、どこで何を変更したかについての詳細情報が得られ、そのセルを以前の値に戻すこともできるようになります。一連の変更のリストを絞り込むこともできます。シート、範囲、または個々のセルを選択して、それまでに行われた変更を、一括編集も含めて見ることができます。[変更箇所を表示] を利用できるようになりました

Word 文書を PowerPoint プレゼンテーションにクリック数回で変換

先月発表した Word for the Web の新しい機能で、Word 文書をプロフェッショナルなデザインの PowerPoint プレゼンテーションとしてエクスポートできるようになりました。この新しい機能では AI が使用されており、イメージ画像、アイコン、ビデオ、テーマ、フォントを提案してコンテンツを配置します。この機能を、すべてのユーザーが利用できるようになりました。  

シームレスにつながり、情報を整理し、すべきことを完了するための Outlook for the web の機能更新

今月ロールアウトしている Outlook for the web の機能更新で、Outlook のナビゲートと、よく使うアプリへのアクセスがさらに簡単になります。新しい場所から Outlook の中核的な機能 (メール、予定表、連絡先) にアクセスできることに加えて、Microsoft 365 の他のアプリケーション (To Do、Word、Excel、PowerPoint、Yammer、Bookings など) を Outlook の左側から起動できるようになりました。メールをチェックした後にプレゼンテーションを始めるには、PowerPoint を 1 回クリックするだけでスムーズに開始できます。次の数か月のうちに、この機能更新を Windows 用 Outlook でもお試しいただけるようになります。

新しくなった Outlook for web

類似のタスクをカテゴリにまとめる編集可能ラベルを増加

ラベルはすばやく視覚的に、Planner や Teams の Tasks で類似のタスクをカテゴリにまとめる手段となります。現在のラベルの使われ方としては、同じ完了要件、依存関係、または問題を持つタスクにタグを付けておき、計画をフィルタリングするときにそのラベルで絞り込んで関連タスクを見つけるというものが考えられます。しかし、お客様からはラベルに関してもっと多くの選択肢がほしいとのご要望をいただいていました。そしてこのたび、利用できるラベルの数を 6 から 25 に増加しましたことをお知らせします。この更新はすべてのプラットフォームでご利用いただくことができます。

Planner ラベル増加

ハイブリッド ワーク環境のセキュリティをさらに強化

今月は、非管理対象のエンドポイントとネットワーク デバイスを検出してセキュリティ保護するための機能を Microsoft Defender for Endpoint に追加するとともに、Mac 用リモート デスクトップ アプリの更新版をリリースしました。

M1/Intel 搭載 Mac での生産性と保護を維持するリモート デスクトップ

今日のリモート ワークのシナリオとハイブリッド ワークへの移行を考えて、バーチャル デスクトップに期待する企業が増えています。どこで仕事をするかにかかわらず、従業員の生産性とセキュリティを維持するのに役立つからです。私たちは Mac 用の Microsoft リモート デスクトップを更新し、macOS に対するネイティブのユニバーサル サポートを追加しました。これで M1 搭載の Mac でも、最適化したリモート デスクトップをさらに簡単に体験できるようになります。この更新で、Kerberos 統合と、東アジア言語キーボード入力のサポートも追加されました。

非管理対象デバイスを Microsoft Defender for Endpoint で保護する

既にハイブリッド ワークの時代は始まっていますが、企業は新規または BYO (私物持ち込み) のデバイスの大量接続から自らの組織を先回りして保護する方法を考える必要があります。Microsoft Defender for Endpoint の新しい機能で、組織のビジネス ネットワーク上にある非管理対象のワークステーション、モバイル デバイス、サーバー、ネットワーク デバイスの検出とセキュリティ保護ができるようになりました。新しいハードウェアやソフトウェアを展開することも、ネットワーク構成に変更を加えることも不要で、保護することができます。この新しい機能は現在プレビュー中です。プレビュー機能をオンにして今すぐお試しください。

今月のその他の新機能

  • Microsoft Viva コネクションをデスクトップ版 Teams で利用できるようになりました。これはキュレーションされたエクスペリエンスを会社のブランディングの下で届けるものであり、関連するニュース、会話、その他のリソースをひとつに集めます。
  • Microsoft Viva ラーニングは現在プレビューとして利用できます。サインアップしてアプリを Teams の中でテストしてください。学習のための中央ハブが作られ、ここで従業員が組織全体からコンテンツ ライブラリを発見し、共有し、推奨し、学ぶことができます。
  • Microsoft Visio デスクトップ アプリに、アマゾン ウェブ サービス (AWS) のアーキテクチャのスケッチのサポートが追加されました。400 点を超えるインフラストラクチャ図形を利用して、AWS 上に構築される IT ソリューションの設計、展開、トポロジを視覚化することができます。

誰もが新しい働き方の世界へと進むのに合わせて、私たちはいつ、どこで、どのように仕事をするかについての柔軟性をすべての組織が取り入れることができるように、全力を尽くします。Teams 会議をよりインクルーシブにするライブ文字起こしから、ハイブリッド ワークのセキュリティ強化に役立つリモート デスクトップの機能更新まで、これらの新しい機能はどれもそのコミットメントを反映しています。今後も多数の新機能が登場しますので、ぜひご期待ください。来月は、毎年開発者を集めて開催される Microsoft Build のニュースをお伝えしますので、ぜひご覧ください。 

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Microsoft Teams は製造業のハイブリッド ワークと現場の最前線にどのように力を与えているか http://approjects.co.za/?big=ja-jp/microsoft-365/blog/2021/04/12/how-microsoft-teams-is-powering-hybrid-work-and-the-frontline-in-manufacturing/ Mon, 12 Apr 2021 13:00:00 +0000 私たちがこの 1 年間に学んだのは、あらゆるものに対して動じずにいられる企業はないということです。もう 1 つ学んだ、あるいは改めて実感したのは、製造業のエコシステムがどれだけ私たちの日常生活にとって重要かということです。

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私たちがこの 1 年間に学んだのは、あらゆるものに対して動じずにいられる企業はないということです。 もう 1 つ学んだ、あるいは改めて実感したのは、製造業のエコシステムがどれだけ私たちの日常生活にとって重要かということです。トイレット ペーパーのような生活必需品から、生命を救う個人防護具や人工呼吸器に至るまで、製造企業はこのパンデミックの中で確実にステップアップしました。

今は世界中の製造企業が、昨日から明日への橋を渡ろうとしています。ほとんどの従業員が物理的に出勤していた昨日から、ハイブリッド ワークの明日へ。おそらくは以前の工場の状態に安全に戻ることができ、常態に戻る道が開くでしょう。

Hannover Messe 2021 Digital Edition が開会しますが、製造業が自らのデジタル トランスフォーメーションを加速しているのは明らかであり、働く人々と働く場所の変化が元に戻ることはありません。

ハイブリッド ワークは新しい常態

ある程度までは、銀行取引、買い物、さらには受診もオンラインでできていますが、製造業の最前線ではこれからも、私たちの生活に必要なものを工場で作る必要があり、したがって在宅勤務はできません。ハイブリッド ワークという "新しい常態" を話題にする製造企業が増加し、工場での安全とセキュリティを確実にする新しい方法を取り入れています。

このパンデミックに見舞われたとき、私たちはお客様がそれぞれの計画を思い切って加速するのを目の当たりにしました。2 年分のデジタル トランスフォーメーションがわずか 2 か月で起き、この 1 年の間に Microsoft Teams の 1 日あたりの使用量が 2 倍に増えることが何度もありました。特に、製造業では Teams の 1 日あたりのアクティブ使用量が前年比 230% を超えています。デジタルでのコミュニケーションとコラボレーションを組織全体でできるようにすることは、いつの時代でも重要ではありますが、今では必須となりました。

現場の最前線で働く人々はこの 1 年間のヒーローとして注目を浴びるようになり、ビジネス リーダーは本社から工場まで組織全体をつなぐツールの導入の必要性をいちだんと実感しています。Microsoft Teams は、新しい働き方を可能にします。たとえば製造業の従業員を製造業向け Microsoft Cloud でつなぎ、ビジネス プロセスをデジタル化し、従業員のオンボーディングとスキル向上を効率化します。

すべての従業員をミッション クリティカルな情報につなぐことの必要性が実在することに、変わりはありません。製造業の多くの場面で期待されているのは、誰もがリモートでのサポートを要請できるようにすることです。

Teams は、現場担当者の成功と安全を可能にする専用ソリューションも提供します。Microsoft とRealWear とのパートナーシップは、その実現の鍵であり、ヘッズアップとハンズフリーのコラボレーションを可能にします。

Three examples of RealWear headwear solutions that integrate with Microsoft Teams.

一般的に、工場と現場担当者はこれまでデジタル トランスフォーメーションへの投資をいち早く実感できているとは限りませんでした。その理由の 1 つは、ソフトウェアとハードウェアの両方がそろわなければ最適なエクスペリエンスが得られないからです。お客様事例として、たとえば Honeywell はバーチャルで検査と工場受け入れテストを実施しており、これには Microsoft Teams と RealWear によるハンズフリーでのビデオ通話が使用されています。遠隔地にいるエキスパートがリアルタイムで工場に指導できるので、機械の停止時間が減り、コスト節約に加えて、過酷な環境での作業員の安全を確保することができます。

たとえば、Mars Petcare は現場の従業員のアップスキルの方法を再定義しており、ペットフード製造の機械と機器の日々の予防的メンテナンスの方法を見直しています。この工場では RealWear のハンズフリー ウェアラブルを使用して、遠隔地の、在宅勤務するエキスパートとつながっています。Mars 社が期待している未来のハイブリッド モデルは、出張の 80% をなくすことです。

まもなく、Microsoft Teams と RealWear で音声コマンドでのデバイス フラッシュライト使用やビデオ発信時のズーム レベル調整が使用できるようになります。これで、工場の現場で見ているものをハンズフリーで他の人に見せるのがさらに簡単になります。

製造業のワークフローの拡張とデジタル化

Microsoft Teams のユニークな点は、組織の情報と現場担当者を同じコミュニケーション プラットフォーム上でいったんつないだら、ワークフローをデジタル化できることです。つまり、既に使用しているツールとプロセスをそのまま、仕事のフローに取り込むことができます。お客様企業では、Teams と Power Platform が工場の品質保証に使用されています。北米トヨタは継続的なカイゼン プロセスをデジタル化し、月単位から日単位へと加速しています。

承認は、製造業の現場担当者が仕事を遂行するうえで非常に重要な部分です。ワークフローを効率化するために、新しいテンプレートが Teams に追加されています。これでたとえば残業申請のような、よく行われる承認に対する繰り返し可能構造を作ることができます。また、Adobe Sign や DocuSign をはじめとするパートナーとの統合で、電子署名承認を "承認" アプリの中でネイティブできるようになり、これを利用すると、正式な真正性証明が必要な契約や許可を工場で完了することができます。

ある人にとってはコーヒーが一日の始まりに欠かせないのと同じように、出勤時刻を記録することは工場従業員にとって欠かせません。新しい "業務時間記録" API を使用して、組織のルールを作成できるようになりました。たとえば、遅刻した従業員がマネージャーの承認不要で出勤の打刻ができるようにすることや、出勤の打刻前に健康状態スクリーニング調査への回答を必須にすることができます。

チーム内の文化と学習を促進する

従業員のリスキルとアップスキルを、継続的な学習と能力開発を通して行うことは、製造業の最優先事項となっています。本社を工場とつなぎ、重要な情報を適切な人物と共有することによって、全員の認識がそろいます。Yammer の新しい "重要なお知らせ" 機能で、発行者は現場の従業員ひとりひとりに、重要なコミュニティ発表を確実に見てもらうことができます。これは、従業員が希望する通知設定でオフにしていても届きます。本社のチームが、現場担当者と共有するコンテンツ (たとえば、新しいトレーニングや安全ポリシー) の監視、管理、改良を、Yammer のコミュニティ インサイトを使用して行うこともできるようになりました。

加えて、Viva ラーニングを利用すると簡単にトレーニング コンテンツにアクセスして仕事関連の学習ができるので、オペレーターのオンボードの時間を短縮し、継続的にスキルを高めていくことができます。今後どのような機能が登場するかについては、こちらで Microsoft Viva のロードマップをご覧ください。

詳細情報

製造業のワークフローに Teams を利用する方法の詳細とデモについては、Microsoft Teams を使う製造業の一日のビデオをご覧ください。

LinkedIn で "何でも聞いてください" というテーマの会話を Emma Williams (モダン ワークプレイス トランスフォーメーション担当コーポレート バイス プレジデント) と Andrew Chrostowski 氏 (RealWear CEO) の間で、ファシリテーター Julie Sanford (グローバル インダストリー マーケティング担当ゼネラル マネージャー) で開催しますので、ぜひご参加ください。製造業の最前線のお客様からお聞きしたことをお話しします。 

現場担当者がより多くを達成できるように Microsoft Teams でエンパワーメントする方法についてさらに詳しく知るには、こちらのウェビナーに登録してくださいバーチャルのカイゼン イベントについてのブログもご覧ください。各製品発表についてさらに詳しく知るには、技術コミュニティのブログをご覧ください。製造業向け Microsoft Cloud のページで、レジリエンスを高めて持続可能な未来を作るために何ができるかをご覧ください。

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柔軟な働き方が定着: ハイブリッド ワークの世界のための Microsoft 365 のソリューション http://approjects.co.za/?big=ja-jp/microsoft-365/blog/2021/03/02/flexible-work-is-here-to-stay-microsoft-365-solutions-for-the-hybrid-work-world/ Tue, 02 Mar 2021 14:00:00 +0000 今週の Ignite では、すべての人々が新しいハイブリッド ワークの世界で成功を続けるのに役立つ多数の新機能を発表します。

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多くの人にとって、2020 年は仕事や学習が家の中にやってきた年と感じられることでしょう。引き続き出勤している人にとっては、仕事での安全を確保しながらリモートの同僚とつながる新しい方法を学ぶという課題が生まれています。いずれにしても、2020 年は仕事と学習がクラウドに移った年でした

そして、柔軟な働き方が定着するのは明らかです。Microsoft の働き方トレンド インデックスで実施した調査によれば、管理職の 80% 以上がパンデミック終息後の在宅勤務ポリシーはもっと柔軟になると予測しており、従業員の 70% 以上がそれを活用すると答えています。したがって、かなり大きな変化が次の何週間、何か月間のうちに起きると予想されます。

この新しいハイブリッドの世界で個人と組織が成功を続けていくためには、流動的でダイナミックな、クラウドを活用したソリューションが必要です。

Microsoft は、すべての人がこの新しいハイブリッドの世界で仕事や学習をうまく続けていくのに役立つようなエクスペリエンスを構築しています。本日 Microsoft Ignite で、ハイブリッドの世界のために設計された新機能を発表します。社内外の参加者向けの Microsoft Teams での新しいデジタル イベント エクスペリエンスから、Microsoft Viva の提供開始の最新情報まで、盛りだくさんの内容となっています。

詳しく見ていきましょう。

境界をなくして組織間のつながりとコラボレーションをもっと簡単にする

リッチで、聞き手を引き付けるデジタル イベントは、コラボレーションを成功させるうえで今まで以上に重要になっています。参加者が内部だけか、外部だけか、その両方の組み合わせかを問いません。このたび発表する新機能で、あらゆる組織やイベント規模でのコラボレーションがさらに簡単になります。 

コラボレーションとナレッジ マネージメントを向上させる

Microsoft Teams は、小規模な社内ミーティングから大規模なオンライン イベントまで、幅広いコミュニケーションの要望に対応しています。Teams で 対話型のウェビナーを簡単に計画して実施できるようになりました。これには組織内外から最大 1,000 人が参加することができます。ウェビナーのエクスペリエンスをエンドツーエンドでサポートするための機能として、カスタム登録、豊富なプレゼンテーション オプション、開催者向けコントロール (例: 参加者のチャットやビデオを無効にすることが可能)、イベント後のレポートなどがあります。ウェビナーの参加者が 1,000 人を超える場合も、Teams はシームレスにスケーリングし、最大 10,000 人が視聴のみで参加できるブロードキャストを実施できます。さらに、現在はリモート ワークの増加が続いているため、本年末までこの上限を 20,000 人に引き上げます。これらの新しいイベント機能は、現在ご利用いただいている Office や Microsoft の多くのプランに含まれています。

対話型ウェビナーへの登録が簡単にできることを示しています

近日公開予定の新しい統合によって、Teams のイベントで Microsoft Dynamics 365 Marketing の強力な出席者管理エクスペリエンスを利用できるようになります。 出席者情報を Microsoft Teams と Dynamics 365 Marketing の両方で管理することによって、イベント開催前、開催中、開催後の出席者サポートがこれまで以上に簡単になります。

また、Microsoft Teams Connect も発表します。これを利用すると、組織の内外問わず誰とでもチャネルを共有できます。共有チャネルは、個人の Microsoft Teams プライマリ テナント内に他のチームやチャネルと並べて表示されるので、誰もが自分のワークフローの中で簡単にアクセスできます。共有ワークスペースの中では、Microsoft Teams の豊富なコラボレーション機能、つまりチャット、会議、アプリでの共同作業、共有、リアルタイムのドキュメント共同編集を活用できます。管理者用には粒度の高い制御が用意されているため、組織のデータと情報をどのように外部ユーザーにアクセスさせるかについて、コントロールを維持することができます。Microsoft Teams Connect は本日プライベート プレビューでの提供を開始し、より広範なロールアウトを本年中に開始する予定です。

Microsoft Teams Connect のさまざまな画面を示す GIF

場所にとらわれない働き方の世界のために、会議とプレゼンテーションの質を高める

ハイブリッドな仕事や学習においては、参加者が会議室にいるか、リモートか、外出先かを問わず、すべての人にとって会議エクスペリエンスの質が常に最上級であることが求められます。さらに、教育が進化を続けるのに合わせて、デジタルやハイブリッドの教室の実現に使用されるテクノロジも変化します。 Microsoft Teams の新しいエクスペリエンスで、発表者はよりインパクトのある、ダイナミックなプレゼンテーションを行いながら、会議の参加者全員とより自然につながることができます。

オンライン ミーティングでは、発表者が自分のデスクトップを共有することがよくありますが、一方的に共有するため、聞いている側は受け身の状態になってしまいがちです。本日発表する Microsoft Teams での Microsoft PowerPoint Live で、よりインパクトが高く聞き手を引き付けるプレゼンテーションが可能になります。発表者はノート、スライド、会議チャット、参加者のすべてを 1 つのビューで見ることができるので、自信を持って会議を進行できます。一方、出席者は、好みに合わせてエクスペリエンスを変えることができます。たとえば自分のペースでコンテンツを閲覧することや、スクリーン リーダーを使用してコンテンツをアクセシブルにすることができます。PowerPoint Live は Teams 内での提供を開始しました。こちらで PowerPoint Live の詳細情報をご覧ください

プレゼンテーションの中でグループがやり取りできることを示しています

新しい発表者モードでは、ビデオ フィードやコンテンツをどのように見せるかを発表者がカスタマイズできます。1 つ目のモード "スタンドアウト" では、発表者のビデオ フィードが共有コンテンツの前面に表示されます。2 つ目の "レポーター" モードでは、ニュース番組のように、コンテンツがワイプで発表者の肩の上に表示されます。3 つ目の "横並び" モードでは、発表者がプレゼンするコンテンツが本人のビデオ フィードと並べて表示されます。発表者モードの提供は近日中に開始する予定です。

発表者がビデオ フィードやコンテンツの見せ方をカスタマイズできる発表者モードを示しています

本日、ダイナミック ビューも発表します。これは、会議のさまざまな要素をインテリジェントに配置して視聴エクスペリエンスを最適化する機能です。会議中に、ユーザーが参加する、ビデオをオンにする、発言を始める、またはプレゼンテーションを始めると、Teams が自動的にそのユーザーに合わせて画面のレイアウトを調整します。また、会議ウィンドウの一番上に参加者ギャラリーを配置するオプションも新たに追加しました。これは、自然な注視の維持に役立ちます。ダイナミック ビューのロールアウトは近日中に開始する予定です。

Teams のダイナミック ビュー画面

ハイブリッド ワークプレイスのための新しい会議エクスペリエンス

これまで、会議室の目的は室内コラボレーションの促進でした。ハイブリッド ワークが常態になり、それに合わせて会議が進化するのに伴い、会議室エクスペリエンスはインクルーシブであることが求められています。つまり全員の姿がはっきりと見え、その声が伝わり、会議に積極的に参加できることです。

このたび、Microsoft Teams ミーティングに新しいギャラリー ビューを追加します。これには Together モードやラージ ギャラリー ビューも含まれており、会議中に全員の姿を見るのが簡単になります。また、会議室のスクリーンが 1 つでも 2 つでも、会議コンテンツを見ながら、自宅から参加している人全員の姿も同時に見ることができます。

会議中の人々が Teams の Together モードとギャラリー ビューを使用しています

また、新しい Microsoft Teams インテリジェント スピーカーも発表します。この製品は Microsoft Teams Room で話している最大 10 人の声を特定して区別することができます。このスピーカーは EPOS および Yealink と共同で開発された製品であり、出席者が文字起こしを利用して内容を追い、アクションを把握するときに、室内の誰が何を発言したかがわかるようになります。リモート ワークのときも、会議室内で参加しているときも、会議中に誰が何を話したかを効果的に理解することができます。プライバシーとセキュリティについてはユーザーが完全に制御でき、発言者特定を有効にするかどうかをいつでも変更できます。

Microsoft Teams と連携するように設計された 2 つのスマート スピーカーの画像

ユーザーのホーム オフィス作りにお選びいただけるデバイスのポートフォリオが、さらに拡大します。本日、初の Microsoft Teams 認定モニターとなる新しい Dell ビデオ会議モニターPoly 21 を発表します。これらの新しいモニターには、会議に欠かせないハードウェア (マイク、スピーカー、カメラ、ライトなど) が一体化されているので、ユーザーの PC に USB で接続するだけでコラボレーションを開始して生産性を最大限に高めることができます。新しい P15 ビデオ バーは簡単に取り付けることができ、この周辺機器で既存のモニターが高品質の Teams エンドポイントになります。もうひとつ、Aver の新しい Cam 130 もライトが一体化されているため、ユーザーはビデオ会議での自分の見せ方を最適化することができます。

進行中の会議をモニターで見ている人

コミュニケーションのセキュリティを確実にする

セキュリティとコンプライアンスに関するお客様の要件にさらに応えるために、エンドツーエンドの暗号化 (E2EE) が 1 対 1 の Microsoft Teams 通話に対してサポートされるようになり、機密性の高い会話をオンラインで実施する場合の新たな選択肢としてご利用いただけます。組織内の誰が E2EE を使用できるかについては、IT 部門が完全な裁量権を持ちます。Microsoft Teams での 1 対 1 アドホック VoIP 通話に対する E2EE の提供は、商用のお客様を対象とするプレビューとして本年前半に開始する予定です。

ハイブリッド ワークプレイスを見据えた従業員エクスペリエンスの再想像

ハイブリッドな働き方が常態となるにつれて、従業員の能力開発とトレーニングをどう行うか、そして福利厚生とウェルビーイングの機会をデジタル ワーカーのためにどう用意するかを再想像することが、企業の成功を左右するようになっています。先月発表した新しい従業員プラットフォーム Microsoft Viva は、個人とチームがどこからでも、それぞれの最高の状態となることができるように作られています。Microsoft 365 の幅広さと深さを全面的に活用しているこのプラットフォームは、ユーザーが日常的に使用している Microsoft Teams やその他の Microsoft 365 アプリを通じて体験されます。詳細については、Microsoft Viva の発表に関するブログ記事をご覧ください。

最初のモジュールである Viva コネクションは、キュレーションされて会社のブランディングを反映したエクスペリエンスを作るものであり、関係するニュース、会話、その他のリソースをひとまとめにして提示します。本日、Viva コネクションのデスクトップ エクスペリエンスの一般提供開始をお知らせします。Viva コネクションは、SharePoint ライセンスをお持ちのすべてのお客様にご利用いただけます。

Viva ホーム サイトのスクリーンショット

Viva インサイトは現在プレビュー中であり、個人、マネージャー、リーダーのそれぞれに合わせて、アクションにつながるインサイトを、プライバシーを保護しながら提示するものであり、組織内のすべての人が成功を続けていくのを手助けします。来月開始するバーチャル通勤は、昨年お知らせしたとおり、Microsoft Viva インサイト アプリの一部としてロールアウトを開始します。このエクスペリエンスは、一日の仕事時間に意識的に区切りを付けるのに役立ちます。新しいホーム タブも、来月提供開始予定です。未完のタスクを把握し、自分の気分を表し、同僚に称賛を送り、仕事時間中のいつでも短い休憩を取ることが、Microsoft Teams から離れることなくシームレスにできるようになります。詳細については、Viva インサイトのブログをご覧ください。

Viva ホーム サイトのモバイル エクスペリエンスのスクリーンショット

最後の Viva ラーニングは、Microsoft Teams の中の学習ハブとなります。ユーザーはここでコンテンツを発見し、共有し、推薦し、学ぶことができます。組織全体の優れたコンテンツ ライブラリがここに集められ、これには LinkedIn Learning、Microsoft Learn、サードパーティのコンテンツ プロバイダーなどが含まれます。組織独自のカスタム コンテンツを入れることもできます。Microsoft Teams 用の Viva ラーニング アプリは、プレビューを 4 月に開始し、一般提供を本年中に開始する見込みです。ぜひサインアップして Viva ラーニングの詳細情報を入手してください。新しいエクスペリエンス、パートナー API、プレビューなどの提供開始の情報も得られます。

Viva ホーム サイトでの学習のスクロールのスクリーンショット

ゼロ トラストへの取り組みをお手伝いします

Microsoft のデジタル セーフティに対するアプローチは、2 つの強大な力をセキュリティに取り入れている点で、業界内でもきわめて独自といえます。1 つは統合型でエンドツーエンドのアプローチ、もう 1 つは途方もない AI と自動化です。この 2 つを合わせて使うことによって、セキュリティにあらゆる角度から、大規模に、クラウドで立ち向かうことができます。セキュリティ、コンプライアンス、アイデンティティ、管理を相互に結び付け、これらが相互に依存することによって全体的な保護を実現します。目に見えないものを阻止することはできないため、私たちは世界トップレベルの人工知能 (AI) をお客様のために活用しています。1 日あたり 8 兆件を超える脅威シグナルを分析して、お客様による可視化を可能にします。常時警戒体制は、他社が見落とす可能性のあるものも察知するのに役立っています。

このような保護機能はプラットフォームに組み込まれているため、エクスペリエンスはシームレスなものとなり、ユーザーの作業効率やビジネスのイノベーションを妨げることはありません。今週の Microsoft Ignite で、お客様のゼロ トラストの取り組みに役立つ、これらすべての領域での重要な発表を多数行います。いくつかの注目ポイントをご紹介します。

  • Microsoft Information Protection で保護されたドキュメントの共同編集: 保護されたドキュメントで複数のユーザーが同時に作業できるようになると同時に、組み込みのインテリジェントな、統合型かつ拡張可能な保護をドキュメントとメールに対して利用することが、Microsoft 365 のさまざまなアプリで可能になります。 
  • Microsoft 365 Defender での脅威分析: 現在プレビュー中の新しい "脅威の分析" では、セキュリティのエキスパートである Microsoft の研究者からさまざまなレポートをお届けします。Solorigate 攻撃のような、現在活発な脅威の理解、防止、緩和を Microsoft 365 Defender の中で直接行うのに役立ちます。
  • パスワードレス認証の一般提供をクラウドとハイブリッドの環境を対象として開始: 組織の従業員全員により安全で、シームレスなサインイン エクスペリエンスを用意できるようになりました。これで、サインインしてデータにアクセスするためにパスワードを入力する必要はなくなります。Microsoft Azure Active Directory (Azure AD) のパスワードレスは、生体認証またはタップ 1 回でのサインインをサポートします。これには Windows Hello for Business や Microsoft Authenticator アプリを使用でき、他にも Microsoft インテリジェント セキュリティ アソシエーション パートナー (Yubico、Feitian、AuthenTrend など) から提供されている FIDO2 セキュリティ キーを利用できます。さまざまなユーザーやグループ、資格情報の種類ごとにポリシーをカスタマイズでき、進行状況を追跡するための新しいレポート ツールも用意されています。"一時アクセス パス" (現在プレビュー中) で期間限定のコードを生成し、これをパスワードなし資格情報の設定や回復に使うことができます。

これだけではありません。こちらのセキュリティ ブログの記事で、セキュリティ、コンプライアンス、アイデンティティ担当コーポレート バイス プレジデント Vasu Jakkal からのセキュリティに関するお知らせをぜひご覧ください。

Microsoft 365 に関するその他の最新情報 

昨年、Microsoft 365 のクラウド印刷ソリューション Universal Print を発表しました。ゼロ トラスト環境でのシンプルで安全な印刷を可能にする、この Universal Print の一般提供を開始しました。このソリューションを利用すると、ワークプレイス参加済みの Windows デバイスを持つ従業員が、位置情報に基づいてプリンターを簡単に検出して印刷できますが、追加のソフトウェアのインストールは不要です。本年夏に、ドキュメントの印刷を OneDrive for Business Web エクスペリエンスからでも、任意のデバイスで、ユーザーの好みのブラウザーを使用してできるようになります。このソリューションが他のお客様やパートナー各社から高く評価されている理由を、Universal Print のブログでご覧ください。

データ所在地の要件を満たすには、Microsoft 365 Multi-Geo を利用すると、データのプロビジョニングと保管を、お客様が指定した地理的な場所で行うことができます。このたび、Microsoft 365 Multi-Geo が拡張して Microsoft Teams も含まれるようになりましたことをお知らせします。これで、Teams の顧客データをどこに保存するかをチームやエンドユーザーごとに指定できるようになります。Microsoft Teams の Multi-Geo サポートのロールアウトは 2021 年春に開始する予定です。

物理的なスペースからデジタル ソリューション、そして従業員エクスペリエンスに至るまで、私たちはお客様とともに、ハイブリッドの世界に向けて仕事と学習を再想像します。最先端のイノベーションをお知らせできることは常に私たちの喜びですが、これが始まりに過ぎないことも理解しています。今後も多数の新着情報をお届けしてまいりますので、ぜひご期待ください。 

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]]> ハイブリッド ワークが定着しようとしています。準備はできていますか? http://approjects.co.za/?big=ja-jp/microsoft-365/blog/2021/03/02/hybrid-work-is-here-are-you-ready/ Tue, 02 Mar 2021 14:00:00 +0000 新しい働き方の世界で成功を収めるには、リーダーが超柔軟性を取り入れる必要があります。その方法を紹介します。

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Microsoft は、ハイブリッド ワークこそが未来であると考えています。これからは、どの組織にもハイブリッド ワークに合わせた新しい業務運営モデルが必要となるでしょう。それは毎日 9 時から 5 時までの固定時間勤務のような、古い規範に依存するものではありません。 従業員の期待は変化し、それが定着しています。管理職の 80% 以上が、パンデミック終息後の在宅勤務ポリシーはもっと柔軟になると予測しており、従業員の 70% 以上がそれを活用するつもりであると答えています。この新しい世界で競争していくには、従業員がいつ、どこで、どのように仕事するかについて、リーダーが超柔軟性を取り入れる必要があります。

私がお話を聞かせていただくどのお客様も、ダイナミックで、流動的で、クラウドを活用した働き方の世界に向けて従業員をエンパワーメントしたいと考えています。求められているのは、従業員がどこからでも仕事できるだけでなく、いつでもできるようにする方法であり、同期的と非同期の両方のコラボレーションを可能にするソリューションです。そして、これは組織ぐるみのシフトです。IT から人事、オペレーション、マーケティング、そして製造に至るまで、組織のあらゆる部門のリーダーを集めて話し合い、働き方を再考する必要があります。 

新しい働き方の世界について学ぶ者として、私たちは仕事の進化とともに学んだことを試し、共有してきました。本日は、柔軟な働き方の世界に向かう世界中の組織の従業員の力となる、私たちのアプローチを紹介します。 この戦略は 3 部構成です。第 1 部は、超柔軟性に向けて従業員をエンパワーメントするポリシーの作成です。第 2 部は、物理的スペースの再想像です。 第 3 部は、時と場所を問わず人々をつなぐテクノロジへの投資です。

このそれぞれを見てみましょう。

超柔軟性に向けて従業員をエンパワーメントするポリシーを作成する

リーダーが今日行う選択は、今後何年にもわたって組織にインパクトを与えます。明瞭なビジョンが求められる時です。超柔軟性に向けた道筋となるプランとポリシーが必要です。ここでの意思決定は、あらゆるものにインパクトを与えます。文化をどう形作るかに始まり、人材をどう集めて長く働いてもらうか、環境の変化にどう対応するか、そして将来のイノベーションに至るまで。

多くの組織が既に、柔軟な働き方に向けて強い態度で前進を始めています。Twitter 社は、従業員がリモート ワークを "永久に" 続けることも認めると宣言しました。 Dropbox 社は、集中して仕事をするためのオフィス スペースを実質的になくし、物理的な拠点をミーティングとコラボレーションの場所に転換することを発表しました。 Spotify 社は、人材を集めるために、米国のニューヨークやサンフランシスコの水準の給与を、従業員が世界のどこでリモート ワークする場合でも用意するとしています。そして Microsoft では、従業員が在宅勤務を就業時間の最大 50% までできるようになりました。 

超柔軟性に向けた従業員のエンパワーメントの出発点は、次のような重要な質問に答えることです。誰がリモート ワークできるか? 誰がオフィスに出勤する必要があり、その時間はどれくらいか?  従業員が集中を要する仕事をするときに、どこでそれをするか? コラボレーション型の仕事については?  そして、継続的なディスラプション (自然災害、地政学的事件、世界的保健危機による) が新常態の一部となっている世界では、突然の変化に対応できるような備えが必要です。 新しい、柔軟なポリシーは、上記の質問への答えを成文化するものであり、新しい方法を試す従業員にはっきりとした指針を与えます。 

物理的スペースを再想像する

超柔軟性に向けたポリシーを決定したら、そのポリシーを指針として物理的スペースに対するアプローチを決めます。今後は、コラボレーション、つながり、ソーシャル キャピタル構築の場所として物理的スペースだけに依存することはなくなります。それでも、スペースが重要であることに変わりはありません。人間は社会性を持つ動物であり、集まって意見をぶつけ合い、対面のイベントのエネルギーを体験したいと思うものです。これからは、オフィス スペースは物理の世界とデジタルの世界を橋渡しし、各チームの、そして役割固有の独自のニーズに応えることが必要になります。

目的が明確なデザイン

Microsoft では、従業員対象の調査を実施し、ソーシャル グラフから従業員トラフィック パターンに至るまであらゆるものに注目しています。その目的は、チームに必要なスペースをどう用意するかを理解することですが、そのニーズが時とともに変化することも知っています。セールス チームはオフィスに出勤する必要性がそれほど高くないため、ホテリング モデルを使うことができます。これはワークステーションを日単位または時間単位で予約するというものです。一方でエンジニアリング チームは、専用のコラボレーション スペースとワークステーションが必要となる可能性があります。リモート ワーカーを受け入れるために、社外のコワーキング ハブを検討しています。私たちの働き方は今後も進化を続けることが分かっているため、スペースを設計するときは必ず柔軟性を組み込んでいます。

オフィス スペースの画像。デジタル コラボレーションを Surface Hub と Microsoft Teams のデジタル ホワイトボードで行っているところを示しています。

物理的スペースをデジタルにつなぐ

対面とリモートのエクスペリエンスのギャップを埋めることについても、考えることが重要です。 一緒に仕事をすることは、全員が同じオフィスにいるときなら単純明快です。 この 12 か月の間に、私たちは全員が自宅にいるときに仕事を遂行する方法を見つけ出しました。 それは、この混沌とした中間状態、つまり一部の人は物理的に集まり、それ以外の人はバーチャルで参加するという状態をいかにうまく扱うかであり、このことは簡単ではありません。 

今日の最先端の製品である Microsoft Teams Rooms には、高品質オーディオとビデオが採用されており、全員の顔が見えて声が伝わるようにするのに役立ちます。会議室用カメラからは高精細のビデオ ストリームが供給され、見え方を最適化するために室内の人々をフレームに収めることも発言者を追尾することもできます。室内で誰が発言しているかをインテリジェント スピーカーが特定し、個人の名前とプロフィールが会議トランスクリプトの中に表示されます。ライブ キャプション、ライブ文字起こし、挙手、リアクション、チャットなどの機能は、出席者が話題についていくのに役立ちます。また、合図を送ることも、言葉を使わず、発言者を妨げることなく行う機会があります。デジタル ホワイトボードは、会議室内でも自宅からでもアクセスでき、コラボレーションと共同での創造を促進します。会議室内にいる人々は手書きで Surface Hub に直接、または自分のスマートフォンやノート PC から書き込むことができ、リモートでの参加者も同じ共有デジタル キャンバス上に書き込むことができます。加えて、インテリジェント キャプチャ カメラがアナログのホワイトボードの画像とテキストを撮影し、焦点を合わせ、リサイズし、補正できるので、リモートの出席者もブレーンストーミングの内容をリアルタイムではっきりと見ることができます。他の人がホワイトボードの前に立っていても、見えなくなることはありません。

人々がデジタルと対面でコラボレーションしているところの画像。Microsoft Teams のブレークアウト ルームを使用しています。

このすべてが今日では Microsoft Teams Rooms で可能ですが、私たちはまだスタートしたばかりです。私たちには、そう遠くない未来が見えています。そこでは会議が没入型のエクスペリエンスとなり、"そこにいる" ことが、いつでもどこからでも可能になります。 未来に向けて私たちが構想しているものとしては、会議室レイアウトの変更があります。他にも、複数画面を追加してダイナミックに参加者、チャット、ホワイトボード、コンテンツ、ノートを映す機能があります。また、リモートの参加者が会議の流れについていって参加しやすくなるように、会議室内テクノロジに改善を加えます。 

時と場所を問わず人々をつなぐテクノロジへの投資

物理的なスペースと並行して、超柔軟性に向けた計画の中には、チームワークを可能にして新しいデジタル従業員エクスペリエンスを作り出すテクノロジも含まれている必要があります。そのエクスペリエンスは、従業員がどこに移動してもついていくものとなります。

このパンデミックがきっかけで、あらゆる場所で人々がやむを得ずリモート ワークに移行したとき、ビデオ会議は人々がつながって仕事を前進させるための主たるツールでした。数か月のうちに、人々が参加するデジタル ミーティングはパンデミック前に比べて 55% 増加しました。そして、誰もがそれに関連するストレスと燃え尽きを感じていました。ビデオ会議は常に重要ですが、それはツールの 1 つにすぎず、ハイブリッド ワークに必要なコミュニケーションとコラボレーションのインフラストラクチャになることはできません。Microsoft Teams は会議、チャット、通話、コラボレーションを 1 つの場所に集める唯一のソリューションであり、これらすべてに Office のアプリとビジネス プロセス自動化のツールが統合されています。 さらに、ナレッジ ワーカーと現場担当者の間のコラボレーションも実現し、同期と非同期の仕事を自然に融合させます。 Teams はこのすべてができる唯一のアプリであり、オーガナイジング レイヤーとなって組織全体の仕事の流れをサポートします。 

Microsoft Teams のブレークアウト ルームとデジタル ホワイトボードの動作を示している GIF。

この 1 年間に、100 を超える新機能を Teams に導入してきました。そのすべてが、超柔軟性を念頭において構築されており、今後も多数が登場する予定です。しかし、私たちはさらに歩を進めて、新たに登場した分散型ワークのパターンもサポートする必要があります。Microsoft Viva は、ハイブリッド ワークのために設計された、初の統合型従業員エクスペリエンス プラットフォームです。Teams と Viva が一体となって作るテクノロジ プラットフォームは、組織の従業員をつなぎ、新しい現実への対応を手助けするでしょう。

働き方は急激に進化しており、パンデミック前の世界に戻ることはありません。 ワクチンの接種が全世界で始まり、どこのビジネス リーダーも新しい業務運営モデル、つまり超柔軟性への計画を必要としています。私たちはまだ進みながら学んでいるところですが、どの組織も 3 つのことが必要になるのは明らかです。それは新しいポリシー、再構成された物理的スペース、そしてそのすべてを 1 つにまとめるテクノロジです。 この先には難題が待ち受けていますが、私たちは未来を作ることに楽観的です。その未来では、人々がどこからでも、いつでもつながることができ、毎日それぞれの最高の状態となって貢献することができます。

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近日開始予定の Microsoft Office LTSC 商用プレビューについて http://approjects.co.za/?big=ja-jp/microsoft-365/blog/2021/02/18/upcoming-commercial-preview-of-microsoft-office-ltsc/ Thu, 18 Feb 2021 20:00:00 +0000 Microsoft は、クラウドが未来の働き方の原動力になると確信しています。圧倒的に多くのお客様が従業員のためにクラウドを選び、製造現場の最前線に立つ作業員から、外回りのセールス チーム、そして自宅でリモート ワークす

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Microsoft は、クラウドが未来の働き方の原動力になると確信しています。圧倒的に多くのお客様が従業員のためにクラウドを選び、製造現場の最前線に立つ作業員から、外回りのセールス チーム、そして自宅でリモート ワークする従業員に至るまで、働く人々に力を与えています。私たちはクラウドがあらゆる業種で採用されるのを目の当たりにし、これからもクラウドへの投資とイノベーションを続けていきます。そして各地の組織と提携して、新しい働き方の世界のために最高のソリューションを作っていきます。一方で、クラウドの利点が広く受け入れられているにもかかわらず、移行に踏み切れないお客様がいらっしゃることも理解しています。

本日、業務用の共用ワークステーションやデバイスを何か月もの間オフラインにすることが求められる場合でも Microsoft 365 の価値を引き出せるようにする、新しい機能を発表しました。また、これまで 18 か月以上にわたって利用されてきた Microsoft 365 の管理機能についても見直しを行い、新しい機能を発表します。これは、IT 管理者がビジネスを安全に保つとともに、従業員がどこからでも安心して仕事ができるようにするのに役立ちます。併せて、永続版 Office の次期リリースである Microsoft Office Long Term Servicing Channel (LTSC) についても最新情報をお知らせします。Microsoft Office LTSC の商用プレビューを 4 月に開始する予定です。

特定のシナリオのための特別な製品

Office LTSC は、いくつかの限定的な状況のために作られた製品です。具体的には、規制下にあるため何年間も機能更新が許されないデバイスや、製造現場にありインターネットに接続されていないプロセス制御デバイス、および特定の時点の状態を保持する必要があり、長期サービス チャネルを必要とする特殊システムのための製品です。

Office LTSC を使用するお客様の多くは、組織全体でそれを必要としているわけではなく、特定のシナリオ限定であると考えられます。お客様が Office LTSC と Microsoft 365 バージョンの Office の両方を展開する場合も、同じ展開ツールを使用できます。

このリリースについて

このリリースで、Office と Windows が歩調を合わせて同じ限定的シナリオをサポートするようになります。Office LTSC と Windows 10 LTSC のどちらも、引き続き固定ライフサイクル ポリシーの対象となります。どちらの製品もサポート期間は 5 年間で、次期永続版 Office LTSC と Windows 10 LTSC の両方とも本年下半期にリリースされます。

クラウドにアクセスしないため、Office LTSC に含まれるのは Microsoft 365 Apps で得られる価値の一部だけとなり、その基礎となっているのは過去のリリースに含まれていた機能です。新しい Office LTSC の機能としては、アクセシビリティの向上、Excel の動的配列や XLOOKUP などの機能、多数のアプリでのダーク モードのサポート、Word、Excel、Outlook、PowerPoint のパフォーマンスの向上があります。次のバージョンの Office には、Skype for Business のクライアント アプリは付属しませんが、Microsoft ダウンロード センターからダウンロードできます。Microsoft Teams アプリが同梱されるので、必要に応じてお試しいただけます。

対照的に、Microsoft 365 では今後も最新のイノベーションをモダン コラボレーション、高度なセキュリティ、インテリジェントな機能として利用でき、これらは提供可能になると同時にリリースされます。

これまでのリリースと同様に、Office LTSC もデバイス ベースの "永続" ライセンスです。この特別な製品は、特定のシナリオを想定して設計されているものであり、Office Professional Plus、Office Standard、および個々のアプリの価格は一般提供開始時に最大 10% 引き上げとなる予定です。リリース時には必ず、次もあるのかというお問い合わせをいただきますが、次のリリースも将来お届けすることをお約束します。

なお、次のバージョンのオンプレミス版 Visio、Project、Exchange Server、Skype for Business Server、Project Server、SharePoint Server の追加情報についても、今後数か月のうちにお届けする予定です。

コンシューマーと小規模ビジネスのための Office 2021

個人と小規模ビジネス用の Office 2021 についても、本年中にリリースする予定です。Office 2021 も従来の "1 回限りの購入モデル" で 5 年間サポートされます。この製品については、リリース時の価格変更の予定はありません。Office 2021 に含まれる新機能の詳細については、一般提供が近づいたときにお知らせします。

お客様へのお約束

未来の働き方に勢いを与えるには、クラウドのパワーが必要です。クラウドは、私たちが投資する場所であり、イノベーションする場所であり、新しいソリューションを見つける場所です。そのソリューションは、私たち全員が新しい働き方の世界に適応しようとするなかで、組織内のすべての人に力を与えるための手助けをします。しかし同時に、一部のお客様は "時が止まった" シナリオへの対応が必要となることも私たちは認識しており、前述の更新はこのニーズへの対応をお手伝いするという私たちの決意を反映するものです。

FAQ

Q. 次のバージョンの Office に Mac 版はありますか?

A. はい。次のバージョンの Office は商用とコンシューマー向けのどちらについても Windows 版と Mac 版の両方があります。

Q. 次のバージョンの Office に OneNote は含まれますか?

A. はい。次のバージョンの Office には OneNote アプリが同梱されます。

Q. 次のバージョンでは 32 ビットと 64 ビットの両方がサポートされますか?

A. はい。次のバージョンの Office は 32 ビット版と 64 ビット版の両方が提供されます。

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Microsoft Viva: 新しいデジタル時代に向けて、すべての従業員の力となる http://approjects.co.za/?big=ja-jp/microsoft-365/blog/2021/02/04/microsoft-viva-empowering-every-employee-for-the-new-digital-age/ Thu, 04 Feb 2021 14:00:00 +0000 新型コロナウイルス感染症 (COVID-19) が私たちの生活を一変させてしまう前から、新世代のデジタル ツールが働き方の未来への新しい可能性を開こうとしていました。私たちが予期していなかったのは、その未来が昨年 3 月

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新型コロナウイルス感染症 (COVID-19) が私たちの生活を一変させてしまう前から、新世代のデジタル ツールが働き方の未来への新しい可能性を開こうとしていました。私たちが予期していなかったのは、その未来が昨年 3 月に突然訪れたことです。世界中の企業が、パンデミックに対応するためにリモートやハイブリッドという働き方に移行したときです。

私は Microsoft での役職上、お客様と毎日のように話す機会があり、この新しいデジタル時代における体験をお聞きすることができています。自分たちが開発したツールが、お客様の従業員のために新しい形のつながりとコラボレーションを、このパンデミックの課題への対応に苦慮する中でも可能にしているのを見ると勇気づけられます。私たちは Microsoft Teams と Microsoft 365 を、人々の仕事、学習、コラボレーションのすべてを運営するためのレイヤーとして開発しました。Microsoft Teams は、会議、通話、チャット、コンテンツ コラボレーション、ビジネス プロセス ワークフローのすべてを 1 つの安全なユーザー エクスペリエンスとして統合する唯一のソリューションです。昨年秋には、Microsoft Teams の 1 日あたりのアクティブ ユーザー数が 1 億 1,500 万人に達し、全世界の Microsoft 365 ユーザーのコラボレーション時間 (コミュニケーション、コラボレーション、コンテンツ共同編集に費やした時間) の合計は 1 日あたり 300 億分を超えるほどになりました。新しいハイブリッド ワークが現実になった今、Microsoft Teams は組織内のインフォメーション ワーカーから現場担当者に至るまで、そしてその間のすべての人々の力となっています。

しかし、真のエンパワーメントによって人々がつながりと支え合いを感じ、最高の状態で仕事ができるようにするには、私たちにはまだすべきことがあります。

現在、組織が従業員エクスペリエンスに費やす金額は年間 3,000 億ドルを超えています。この数字に含まれるのは、従業員の能力開発とトレーニング、福利厚生とウェルビーイング、そして多様な従業員エクスペリエンス テクノロジです。しかし、多くの場合、これらのテクノロジは分断化しており、見つけにくく、仕事の流れを阻害しています。 

優れた従業員エクスペリエンスを実現するうえでデジタル ツールの重要性が増すにつれて、あらゆる業種のビジネス リーダーが学習の機会を重視しており、自らの支出とアプローチの両方を再評価しています。 

求められているのは、新しいアプローチと新しいカテゴリのテクノロジ ソリューションであると私たちは考えます。それが、従業員エクスペリエンス プラットフォーム (Employee Experience Platform: EXP) です。この数か月間、私たちのチームはこの分野を詳しく研究しているアナリスト Josh Bersin 氏との話し合いを続けてきました。この会話は、私たちの EXP のビジョンを強固なものとするのに役立ちました。EXP がデジタル プラットフォームとして、人々に必要なリソースとサポートを、人々が仕事に使用しているのと同じツールの中にシームレスに統合すれば、どこで仕事をするかにかかわらず、人々が成功し発展していくことができます。

Microsoft Viva のご紹介

本日、デジタル時代のために作られた初めての EXP、Microsoft Viva を発表します。Microsoft Viva はコミュニケーション、知識、学習、リソース、インサイトを 1 つのエクスペリエンスとして統合し、人々とチームがどこからでも、最高の状態となるよう力を与えます。Microsoft 365 の幅広さと奥深さに支えられた Microsoft Viva は、Microsoft Teams やその他の、人々が毎日使用している Microsoft 365 アプリを通して体験されます。

新しい種類の従業員エクスペリエンス

Microsoft Viva は 4 つのモジュールでスタートします。Viva コネクション、Viva インサイト、Viva ラーニング、Viva トピックですが、今後もさらに追加される予定です。1 つずつ詳しく紹介しましょう。

最初は Viva コネクションです

私たちの "働き方トレンド インデックス" の調査によれば、労働者の 60% 近くが、リモート ワークへの移行以来、チームとのつながりが弱くなったと感じています。かつては全社タウンホールや社外活動、イベントなどで作られていた仲間意識を、取り戻そうと苦慮しています。 これは誰にとっても難題ですが、特に影響が大きいのは新入社員です。一度も出社したこともなく、誰とも対面したこともない従業員がどのように感じるかを想像してみてください。

Microsoft Teams の中でアクセスされる Viva コネクションは、従業員エンゲージメントと社内コミュニケーションへの単一の入り口となります。デジタル ワークプレイスへのゲートウェイと考えるとよいでしょう。

Viva コネクションは、Microsoft 365 の機能 (SharePoint など) を基盤としており、従業員のためにキュレーションされてブランディングされたポータルとなります。リーダーは全社タウンホール ミーティングで従業員とつながることができ、従業員は会社のニュース、ポリシー、福利厚生から従業員リソース グループに至るまであらゆる情報にアクセスでき、あるいはコミュニティに参加することも、Microsoft Viva と Yammer との統合で可能となっています。フィードとダッシュボードがパーソナライズされているため、自分に必要なすべての有益なリソースを Microsoft Viva から、そしてデジタル ワークプレイス全体のその他のアプリから見つけるのに役立ちます。コンテンツは、社内の職務 (これには現場担当者も含まれます) に合わせてカスタマイズすることもできるので、自分に必要なリソースだけを総合的に見ることができます。

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次は Viva インサイトです。

労働者の 30% 以上が、パンデミックが理由で燃え尽きの感覚が増したと答えている今、人々が仕事から離れてそれぞれの最も貴重な資源、つまり時間を最大限に活用できるように手助けすることの重要性が、これまで以上に高まっています。

Viva インサイトは、個人、マネージャー、リーダーのそれぞれに合わせた、アクションにつながるインサイトを、プライバシーを保護した状態で届けるものであり、組織内のすべての人の成功と発展に役立ちます。新しい個人のウェルビーイング エクスペリエンス、インサイト、おすすめのアクションを Workplace Analytics と MyAnalytics から、Microsoft Teams での仕事の流れの中で提供します。

Microsoft Teams の中でアクセスされる、個人向けの Viva インサイトは、従業員が同僚とのつながりを維持するとともにあらかじめ時間を確保して定期的に休憩し、仕事に集中し、学習するのに役立ちます。昨年夏に発表されたエクスペリエンスとしてバーチャル通勤や Headspace との統合があり、これらが私たちの取り組みの原点となっています。現在はこれらが Microsoft Viva の一部となり、今後数か月間のうちにロールアウトを開始します。 

マネージャー向けの Viva インサイトは、データ駆動の、プライバシーを保護したインサイトと推奨事項を提示するものであり、健康な、成功するチームを育てるのに利用できます。たとえば、Viva インサイトを利用するとチームが燃え尽きの危機にあるかどうかをマネージャーが知ることができ、おすすめの解決策も提示されます。たとえばチーム メンバーに通知をオフにさせる、自分の予定表で区切りを設定させる、毎日の優先事項を設定して最重要事項に集中させるといったことです。 

会社のリーダー向けの Viva インサイトは、複雑な課題と変化への対応に役立つように、組織の働き方のパターンと傾向に光を当てます。たとえば、従業員のウェルビーイングの機会が考えられますが、他にもオフィス スペースの問題は、会社がハイブリッド ワークに向けてオフィスを再考するときに浮上します。Viva インサイトには、リーダーのための組織ネットワーク分析機能もあり、チーム間やチーム内のつながりと一体性を理解することができます。

これらの組織インサイトは、他のデータ ソースと組み合わせるとさらに強力になります。本日、Microsoft Viva と LinkedIn の Glint のお客様向けの新しいダッシュボードを発表します。これは、従業員の働き方についてのインサイトを、従業員の感覚に関する従業員調査データにマッピングするものです。Microsoft のアプリやサービスからのデータやシグナルに加えて、Microsoft Viva は組織の既存投資も活用します。さらに、サードパーティのツール (Zoom、Slack、Workday、SAP SuccessFactors など) からのデータも活用できます。

プライバシーとセキュリティを確実にするために、Microsoft Viva では集計、匿名化、差分プライバシーが使用されます。つまり、個人に関する分析情報は従業員本人だけに公開され、マネージャーやリーダーのための分析情報は既定で集計されて匿名化されるので、個人のプライバシーが守られます。

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次は Viva ラーニングです。

組織は、学習の文化を育てる必要があります。変化のペースについていき、優秀な人材をつなぎ止めるためです。具体的には、LinkedIn からの最近のレポートで明らかになりましたが、従業員の 94% はその会社で長く働き続ける条件として、会社が従業員の学習と能力開発に力を入れることを挙げています。

Viva ラーニングは学習を、すべての従業員の毎日の仕事と会社文化の両方において自然にその一部とするのに役立ちます。

Viva ラーニングで、従業員はトレーニング コースからマイクロラーニング コンテンツに至るまで、あらゆるものを簡単に発見して共有できます。マネージャー向けには、学習の割り当てや講座の受講状況追跡のツールが用意されており、学習の文化を育てるのに役立ちます。Viva ラーニングは、学習のための中央ハブを Teams の中に作り、AI を使って適切なコンテンツを適切なタイミングでおすすめします。コンテンツは LinkedIn Learning や Microsoft Learn から集められ、お客様の独自のコンテンツも追加できます。トレーニング コンテンツについては、Skillsoft、Coursera、Pluralsight、edX などの主要プロバイダーから利用できます。 Viva ラーニングは主な学習管理システムとも連携します。本日発表するパートナーシップは Cornerstone OnDemand、Saba、SAP SuccessFactors ですが、今後もさらに追加される予定です。

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最後は Viva トピックです。

誰もが経験しているように、エキスパートを見つける、会社独自の略語を理解する、あるいは自分に必要なコンテンツを探り当てることは、手間と時間がかかります。特に新入社員やリモート ワークの場合です。実際に、調査によれば、人々は年間 7 週間分もの時間を情報の検索や再作成に費やしています。

Viva トピックで、組織の知識を活用し人々をその知識に結び付けることが、毎日仕事に使用されるアプリの中でできるようになります。Viva トピックは、組織の Wikipedia を AI の力で補強したものと考えることができます。AI を使用して会社全体のコンテンツとエキスパートの専門知識を自動的に整理し、関係するカテゴリ (たとえば "プロジェクト"、"製品"、"プロセス"、"顧客") にまとめます。 

耳慣れないトピックや略語に遭遇したときは、マウス カーソルを合わせます。知識を求めて検索する必要はありません。知識が向こうからやってきます。Viva トピックのトピック カードは、人々が Office、SharePoint、Teams などのアプリで仕事をしているときに自動的に表示されます。カードをクリックすると、トピック ページが開いてドキュメント、ビデオ、関連する人物が表示されます。 Viva トピックに表示される情報のキュレーションを社内のエキスパートが手助けすることもでき、そのために用意されたシンプルな、カスタマイズ可能な "トピック ページ" という Web サイトで知識を共有することができます。

Microsoft Cloud からのコンテンツに加えて、Viva トピックでは ServiceNow や Salesforce などのサードパーティのサービスからの情報を見つけることもでき、Accenture、Avanade、BA Insight、Raytion、ClearPeople をはじめとするパートナーによる統合も活用できます。また、Graph コネクタを利用して、従業員に役立つその他のコンテンツにも簡単に接続できます。 

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パートナーと共に

オープンで拡張可能なプラットフォームとなるように設計され、強力なパートナー エコシステムが拡大を続ける Microsoft Viva は、会社で既に使用されているシステムやツールとの統合も簡単です。Microsoft 365、Microsoft Power Platform、Microsoft Dynamics 365、およびサードパーティの製品やサービスとの統合を通して、完全な従業員エクスペリエンスが仕事の流れの中で届けられます。統合エコシステムに加えて、このミッションには世界各地のサービス パートナーも加わり、戦略的なガイダンス、助言サービス、実装、導入と変更管理などを提供しています。

パートナー各社からのコメントをこちらのビデオでお聞きいただけます。

これは始まりにすぎません

私たち全員が知っていることですが、エンゲージメントができている健康な従業員がオーナーシップ (当事者)、目的、および帰属の意識を持っていれば、組織へのインパクトはさらに大きくなります。Microsoft は、お客様がすべての従業員のエンパワーメントをできるように、つまり仕事の場所が社内か、現場か、自宅か、移動中かを問わず力を与えることができるように、お手伝いすることをお約束します。本日私たちは、デジタル時代に向けたまったく新しい従業員エクスペリエンスを作るという取り組みを開始します。

Microsoft Viva で私たちが目指しているのは、誰もが簡単かつ自然に、つながりを保ち、知識にアクセスし、仕事をしながら学び、プライバシーを保護したインサイトを活用できるようにすることです。その結果として、個人がウェルビーイングを優先できるようになり、マネージャーはより効果的にチームを率いる力を手にすることになり、リーダーはより適切な意思決定を組織全体で推進できるようになるでしょう。本日、Microsoft Viva をご紹介できて大変うれしく思っていますが、すべきことはまだ数多くあります。今は、人を中心としたエクスペリエンスを構築する、またとない機会であり、それはお客様がすばらしい成果を推進するのに役立つと考えています。そして、私たちはまだスタートしたばかりです。

Microsoft Viva を今すぐご体験ください

社内で今すぐ Microsoft Viva を体験したいとお考えですか?  本日、Viva トピックは一般提供を開始します。併せて Viva インサイトのパブリック プレビューと Viva ラーニングのプライベート プレビューも発表します。その他のイノベーションも 2021 年中に発表する予定です。詳しくは、Microsoft Viva の Web サイトをご覧ください。

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]]> Microsoft Teams のブレークアウト ルームから To Do の AI まで――Microsoft 365 の 1 月の新機能を紹介します http://approjects.co.za/?big=ja-jp/microsoft-365/blog/2021/01/29/from-breakout-rooms-in-microsoft-teams-to-ai-in-to-do-heres-whats-new-to-microsoft-365-in-january/ Fri, 29 Jan 2021 17:00:00 +0000 今月は、多くのご要望をいただいていた機能の一般提供開始を発表します。Teams でのタスク発行とブレークアウト ルームをはじめとして、多数の新機能が Teams と Microsoft 365 のサービスに追加されています。

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この 1 年の間にビジネス リーダーたちが何かを学んだとすれば、それは "人がきわめて重要である" ということです。大人数の会議で全員が積極的に参加するのを容易にするエクスペリエンスから、現場の最前線で働く人々に役立つパートナーシップに至るまで、私たちのチームはお客様がテクノロジを使って従業員の持つ力を解き放つことができるよう、その手助けに全力を尽くしています

今月の製品ニュースをお知らせする前に、この取り組みを支えるいくつかの新しいリソースを紹介したいと思います。最近、「職場におけるレジリエンス」という Web ページを公開しました。ここでは Microsoft のソリューションがどのようにお客様の従業員、チーム、そして組織のレジリエンスを強化するのに役立つかを紹介しています。併せてリモート チームワークのガイドも公開し、皆様の組織で働く人々がどこからでも安全に生産性を発揮できるようにするために Microsoft 365 と Microsoft Teams を活用する方法を紹介しています。そして今週、WorkLab をスタートしました。このデジタル刊行物の目的は働き方の未来に光を当てることであり、その根底には調査と、始まって 1 年になるパンデミックからの教訓があります。ぜひ、この 3 つのリソースをご覧になり、感想をお聞かせください。

では、ニュースに進みましょう。

Microsoft Teams でのブレークアウト ルーム、タスク発行、承認など

このたびお知らせする Microsoft Teams の新しい機能で、大人数の会議に全員が積極的に参加するのが簡単になり、組織がつながりやすくなり、小売の最前線で働く人々に力を与えることができます。

大人数のオンライン会議の参加者が有意義なつながりを持てるようにする: 多くのご要望をいただいていた Microsoft Teams の新機能の 1 つが、一般提供開始となりましたことをお知らせします。ブレークアウト ルームを利用すると、会議の参加者を少人数グループに分けるのが簡単になり、ディスカッション、ブレーンストーミング、グループ学習を促進することができます。開催者がブレークアウト ルームに飛び込み参加することや、全ブレークアウト ルームに同時にお知らせを送ることも簡単にでき、全員をメインの会議に戻すこともいつでもできます。会議のすべてのアセット (会議のファイル、ホワイトボード、レコーディング、トランスクリプトなど) を開催者が確認して使用することができます。

本社から現場の最前線までをつなぐタスク発行: Teams の "タスク" に新しい発行機能が追加され、これで大規模な組織でのタスク実行方法をすべての事業拠点で統一できるようになりました。本社や各地域のリーダーがタスクを作成し、あらかじめ構成しておいた関係する拠点 (たとえば特定の小売店舗) に送り、その進捗を自動リアルタイム レポートで追跡することができます。マネージャー用には、担当する店舗での活動を簡単に指示できるツールがあり、現場担当者はシンプルな優先度順のリストで次に何をすべきかを正確に知ることができます。タスクのターゲット指定、発行、レポートの機能は既に一般提供を開始しています。組織で "タスク" を使えるようにセットアップする方法については、チームのターゲット階層の設定に関するドキュメントをご覧ください。

Microsoft Teams での人員管理を統合するための新しいパートナーシップ: Microsoft のパートナーである Blue Yonder と Reflexis からの、新しい人員管理機能についてお知らせします。この新しい統合で、Microsoft Teams でのより豊かで、より統一された人員管理エクスペリエンスが可能になります。従業員どうしがシフトを見て交換することや、スケジュールを確認し、変更を加えることなどが、Teams の中でできるようになります。

承認の追跡と管理を Microsoft Teams の中で直接行って成果達成までの時間を短縮する: 一般提供を開始した "承認" 機能で、承認の作成、管理、共有を Teams の中で直接行うことができるようになりました。チャットを送信するのと同じ場所から、またはチャネル会話の中で承認フローをすばやく開始することも、承認アプリそのものから開始することもできます。承認の種類を選択し、詳細情報を追加し、ファイルを添付し、承認者を選択するだけの簡単さです。提出された承認に対しては、確認し、必要に応じて応答することができます。承認アプリを今すぐインストールして始めましょう。

タスク、リスト、関数をシンプルに

新しい機能で、タスクの優先度付けと整理や、外出先でのリストへのアクセスが簡単になります。カスタム関数を Microsoft Excel のブックで使うこともできるようになります。

リストをどこにでも持ち出せる iOS 用 Lists モバイル アプリ: 新しい Lists モバイル アプリ (iOS 用) で、iPhone から自分のリストにアクセスしてフル機能を利用できるようになりました。この新しいエクスペリエンスで、これまで以上に簡単に既存のリストを開いてすばやく確認し、リスト項目を思いつくと同時に追加または編集し、新しいリストを一から、または既製のテンプレートから作成することができます。このアプリは Apple App Store からダウンロードできます。

Lists for Mobile App IOS

インテリジェンスでタスクの管理をさらに簡単に: To Do Web 版の英語ユーザーを対象として、Microsoft To Do で AI が使用されるようになりました。一日の計画を立てて、自分にとって重要なタスクに専念するのに役立ちます。To Do の AI は、重要と思われるタスクをキーワードと期限に基づいて特定し、"今日の予定" の中で提示します。ユーザーが重要なタスクを常に把握して毎日、より多くを達成するのに役立ちます。こちらから Microsoft To Do を今すぐ始めましょう。 

Microsoft To Do

Excel の数式をカスタム関数に変換する: 新しい LAMBDA 関数を使うと、作成した数式を簡単に、再利用可能な関数に変換することができます。数式をカスタム関数に変換して独自の名前を付けておき、自分のスプレッドシートで簡単に再利用できます。Office Insider プログラムに参加してベータ チャネルを選択すると、Excel の LAMBDA に早期アクセスできます。

LAMBDA in Excel

美しい図を作成する

Visio で、新しいおなじみのアイコンを図に追加できるようになりました。

アイコンを Visio のファイルに挿入する: 今月、ご要望をいただいていた機能更新のいくつかを発表します。1 つ目は、豊富なコンテンツのライブラリにアクセスしてアイコンや画像を簡単に Visio の図に直接挿入できるようになったことです。選択したコンテンツの回転、色の変更、サイズの変更を行っても、画質が低下することはありません。この機能は Visio for the web と Visio デスクトップ アプリの両方で利用できます。2 つ目は、ページのサイズを簡単に、Visio の図面に合わせて調節できるようになったことです。この "図面に合わせる" 機能は現在 Visio for the web で利用できます。

Azure アーキテクチャを視覚的に表現する図を Visio で最新の図形を使用して作成する: インフラストラクチャのアーキテクチャを図で表現すると、チームで再設計、実装、文書化などを行うときにきわめて有益です。2 年前に、Azure の図形が Visio に追加されてネットワーク トポロジ、仮想マシン構成、運用などの図を簡単に作成できるようになりました。このたび、250 点を超える最新の Azure の図形をリリースしましたことをお知らせします。これらの一新されたアイコンは、Microsoft Fluent デザインに沿うものとなっており、IT の図を作成するときに Azure のモダンなクラウド サービス、ツール、フレームワークを正確に表現することができます。使用を開始するには、Visio Web アプリのホームページに移動してください。好みの図テンプレートを選択してすぐに Azure インフラストラクチャの視覚化を開始することができます。デスクトップ アプリでは、[ファイル] > [新規] > [テンプレート] > [ネットワーク] > [Azure の図] を選択します。

New Azure Shapes

今月のその他の新機能

Application Guard は、デスクトップ ユーザーの安全を保ち、生産性を高めるのに役立ちます。Microsoft Word、Excel、または PowerPoint のファイルを仮想化コンテナーの中で開くことができる、この機能の一般提供を開始しました。Microsoft E5 または E5 Security のサブスクリプションのすべてのユーザーが利用できます。

大人数の Teams オンライン会議での全員の積極的な参加に役立つブレークアウト ルームから、人員管理エクスペリエンスの統一を可能にする新しいパートナーシップ、そして集中とフローの維持に役立つ To Do の AI に至るまで、これらのエクスペリエンスはどれも、お客様の組織の人々が新しい働き方の時代に向かうための力となることを目的としています。今後も多数の新しいお知らせをお届けしてまいりますので、ご期待ください。

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人のつながりを取り戻して保つための Microsoft Teams Calling の新しい機能 http://approjects.co.za/?big=ja-jp/microsoft-365/blog/2020/12/01/restore-and-maintain-personal-connections-with-new-microsoft-teams-calling-features/ Tue, 01 Dec 2020 17:00:00 +0000 今年、世界中の IT リーダーが自組織のロードマップ、リソース、予算の優先度見直しを余儀なくされました。従業員がリモート ワークできる環境を、すぐに用意しなければならなかったからです。突如として、ビデオ コミュニケーショ

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今年、世界中の IT リーダーが自組織のロードマップ、リソース、予算の優先度見直しを余儀なくされました。従業員がリモート ワークできる環境を、すぐに用意しなければならなかったからです。突如として、ビデオ コミュニケーションの量が急増しました。人々はすぐに会議のオンライン化に慣れましたが、リモート ワークへの移行によって生じた課題の中でも特に注目に値するものの 1 つは、物理的なオフィスで何気なく始まる会話から生まれる、人のつながりを保つことです。 

実際に、ある研究によれば1、人の声がきっかけとなって人のつながりが築かれ、理解が進みます。これが理由で、実際に同僚や顧客と話すことの重要性がこれまで以上に大きくなっています。Teams Calling の使用量も急激に増加しました。Teams ユーザーによる今年 10 月の発信数は 6.5 億を超え、3 月に比べて 11 倍となっています。そして平均で、通話の長さは一般的な会議のわずか 4 分の 1 であるため、通話は他の人と再度つながってコラボレーションするための簡単で効率的な方法となっています。 

本日発表する Teams Calling の多数の機能強化で、組織とその従業員が短い通話でつながりを強くするとともに新しいつながりを作ることが、さらに簡単にできるようになります。

すべての通話をさらに有意義にする、豊かな通話エクスペリエンス

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通話だけでも、再びつながって情報を共有する手段として優れていますが、通話をさまざまなコミュニケーション モードと統合すると、生産性を何倍にもする力を持つようになります。ここでは、よりパワフルで効率的な通話エクスペリエンスを作る方法を紹介します。

  • 効率的な通話エクスペリエンス: Teams はチャット、コラボレーション、会議、アプリ、ワークフローのハブであり、ここには機能を強化した通話アプリもあります。通話における最重要要素、つまりダイヤル パッド、通話履歴、ボイスメール、連絡先、設定項目が 1 つの場所に集約されるので、仕事の流れの中でつながりを保つのが簡単になります。
  • 通話をレコーディングして OneDrive や SharePoint に保存する: 通話レコーディングは、通話中に始まる臨時のブレーンストーミングを後で追跡するのに良い方法です。Teams は OneDrive や SharePoint と緊密に統合されているため、Teams 管理者は Stream に代わる既定のレコーディング保存場所として OneDrive または SharePoint を指定できるようになりました。この新しい機能によって、外部ゲストとの共有、文字起こしへのすばやいアクセス、大容量のストレージなどのパワフルな機能が利用可能になります。詳細については、こちらをご覧ください
  • CarPlay のサポート: 自動車の中で通話を発信する、または受信することが、CarPlay の Teams Calling サポートによってこれまで以上に簡単になります。CarPlay を利用すると、自動車に組み込まれたコントロールを使って Teams を操作できるので、たとえば Siri を使って通話を発信したり応答したりすることもできます。
  • スパムの特定: スパム電話はいらだたしいものです。仕事の流れが中断されるため、知らない番号からの電話には出たくなくなります。業界の高度な手法を使用して、Teams はスパムの可能性のある呼び出しを特定するので、ユーザーは安心して着信に応答できます。加えて、Teams は発信者の身元をデジタル証明するので、その通話が外部の受信者に拒否されることを防止できます。 
  • モバイルとデスクトップの間で通話を転送する: Teams では、通話の発信や受信をさまざまなエンドポイントから簡単に行うことができ、これにはデスクトップとモバイル デバイスも含まれますが、ユーザーは通話中に場所を移動する、あるいはデバイスを切り替えることが必要になる場合もあります。2021 年初頭から、Teams アプリの使いやすいインターフェイスで通話をモバイルとデスクトップのエンドポイント間で転送できるようになります。
  • 通話マージ: 複数の 1 対 1 通話を 1 つの会話にまとめて、複数の会話をシンプルにすることができます。通話マージは、現在 PSTN 通話と VoIP 通話の両方で利用できます。
  • 低データ モード: データ通信量を抑えたいときや、ネットワーク接続が良好ではない場所にいるときは、ビデオ通話または会議中に使用するデータ通信量を制限するとよいでしょう。Teams ユーザーは 2021 年初頭から、ビデオ通話中に使用されるデータ通信量の上限をユーザー設定の中で調整できるようになります。また、ネットワーク状況 (携帯電話、Wi-Fi、または常時) 別に設定を用意しておくことができます。
  • 番号逆引きの機能強化: 電話番号逆引きが自動化され、電話がかかってきたときに発信者の名前がわかり、その名前がアクティビティ フィードとボイスメールにも表示されます。

ビジネスに必要な高度な通話機能を提供

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ビジネスによっては、追加の通話機能とワークフローが必要になることもあります。ミッション クリティカルなオペレーションを止めたくない、あるいは重要な顧客の問題を解決したいといったビジネスの幅広いニーズをサポートするために、Teams には次のような新しい機能が追加されています。

  • 音声対応チャネル: 新しいコラボレーション通話機能で、チームの通話キューを特定のチャネルに統合することができます。これで、コラボレーションと情報共有を通話中やその前後に行うことができます。たとえば、IT または人事のヘルプ デスクの管理を特定のチャネルからできるようになります。これで、手の空いているチーム メンバーが着信に応答でき、サービス チケットに関する情報の共有も簡単になります。2021 年初頭から、Teams ユーザーは新しいチャネルを作成するときに音声対応にするかどうかを選択できるようになり、これでこの機能 (プレビュー中) の使用を開始できます。
  • 認定コンタクト センター ソリューション: コンタクト センターで顧客からの問い合わせを解決することは、多くの場合、チーム スポーツのようなものです。つまり、最適な同僚をすばやく特定して連絡を取ることが重要です。コンタクト センター ソリューションと Teams は、プレゼンスとユーザーの API を使ってシームレスに統合できるので、これでエージェントは手助けしてくれる最適な同僚を見つけることができます。このたび、コンタクト センター プロバイダーは Microsoft に自社のソリューションの認定を申請できるようになりました。認定を受けると、その顧客は安心して重要なやり取りに使用できるようになります。認定プログラムの詳細と、現在認定申請中の具体的なソリューションについては、こちらをご覧ください。その多くは 2021 年初頭に完了の予定です。
  • 障害に強い通話: 最重要の会話を、ネットワーク機能停止が発生してもサポートするための新しい製品が "存続可能ブランチ アプライアンス (SBA)" です。これで、ネットワーク機能停止が発生してもユーザーは PSTN 通話の発信と受信ができるようになります。この SBA は今月、プレビューとして認定セッション ボーダー コントローラー (SBC) ベンダーへの提供を開始します。これで、SBC は Teams クライアントが Microsoft Calling ネットワークに到達できないときでもクライアントとリンクすることができます。 
  • 通話転送折り返し呼び出し: 通話転送は、適切な人につなぐのに便利な機能ですが、転送中も通話が切れないようにすることは、発信者を不快にさせないためにきわめて重要です。Teams では、転送先が応答不可という理由で通話が切れることはなくなり、重要な通話も安心して転送できるようになりました。転送先の人が呼び出しに応答しない場合は、転送元の人が折り返し呼び出されます。

つながりを保つための、高品質デバイスのポートフォリオ

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Teams に統合されたソフトフォンの優れた機能はモバイルでもデスクトップでも利用でき、さらに多様なハードウェアもそろっているため、ニーズに応じて最適な物理的エンドポイントを選ぶことができます。低コストの電話機から従来型の卓上電話機やビデオ電話機、そして Teams ディスプレイに至るまで、ユーザーと通話のニーズにぴったりの製品が見つかります。ここでは、このデバイス エコシステムがどのように、使う人の仕事の場所を問わず、新しい方法でつながりを保つのに役立つかを紹介します。

  • Teams ディスプレイ: リモート ワークをしているか、オフィスに戻って仕事をしているかを問わず、Teams ディスプレイのようなインテリジェントなコンパニオン デバイスの追加によって仕事のしかたを変革できる可能性があります。 まったく新しいエクスペリエンスを届ける Lenovo Thinksmart View が販売を開始しましたが、Teams ディスプレイは Cortana が統合されているためハンズフリーで生産性を発揮でき、AI をユーザーの生産性と情報の整理に活用でき、Teams でのコラボレーション専用デバイスとして利用できます。詳細については、こちらをご覧ください
  • 低コスト電話機: Teams Calling をできるだけ多くのユーザーで利用したいという組織のために、低コストの電話機を、信頼できるパートナー Yealink と AudioCodes から 2021 年初頭に発売します。これらのデバイスはネイティブで Teams 電話アプリと統合されているため、Teams の中核的な機能を活用できます。
  • サービスとしてのデバイス: 新しい Teams Device as a Service は、柔軟性のある月払いのサービスです。より簡単に、手頃な金額でユーザーに必要なデバイスを用意することができます。Device as a Service サイトにアクセスして、ここでデバイスをカートに追加し、注文手続きを行ってください。ほんの数分で完了します。このサービスは現在米国内で利用でき、その他の地域でも 2021 年中に提供を開始します。

より多くを行う力となるパートナー

Teams のパートナー エコシステムは力強い成長を見せており、300 社を超える専門パートナーが Microsoft Teams 用の通話ソリューションを提供しています。この 1 年間で 100% の増加です。これらのパートナーは、Microsoft のお客様のための幅広いサービスとソリューションを提供しています。たとえば、"サービスとしてのダイレクト ルーティング"、展開、導入、デバイス、マネージド サービス、ネットワーク監視と報告などです。パートナー企業の例としては、Microsoft の Partner of the Year を受賞した Continuant、最終選考に残った Enabling TechnologiesCommunicativOrange Business Services があります。

通話機能への継続的なコミットメント

これらのイノベーションは、音声通信によって可能になる自然発生的なコラボレーションと人のつながりをサポートするという、私たちの継続的なコミットメントの例です。Microsoft は 2020 年の Gartner Unified Communications as a Service マジック クアドラントでリーダーとして認められるという栄誉にあずかりました。私たちはこれからも、Teams を最も信頼される音声ソリューションとするために全力を尽くしてまいります。今はこれまで以上に、同僚や顧客とのつながりを保つためのシームレスな方法を私たち全員が必要としていますが、ここで紹介した機能を利用して、人のつながりを取り戻し、最重要の通話を確実に続けることが、組織のあらゆる部分で可能になります。AccentureAustralia Catholic UniversityENGIETony’s Chocolonely がどのように Teams Calling を使用してつながりを保っているかをぜひご覧ください。

最後に、これらの優れた機能が追加された Teams Calling は数週間で (数か月、数年ではなく) 導入できることを改めてお伝えしたいと思います。たとえば Lumen (旧 CenturyLink) では、全世界の 40,000 人を超えるユーザーへの Calling 導入を 4 週間で完了しました。詳細についてはいつでも、皆様の担当のアカウント チームにお問い合わせください。下記のリンクからも追加情報とガイダンスをご覧いただけます。


1 Harvard Business Review, “Type Less, Talk More ” (2020 年 10 月 5 日)

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]]> Microsoft Teams 会議での新しいアプリからエンドポイント DLP まで――Microsoft 365 の 11 月の新機能を紹介します http://approjects.co.za/?big=ja-jp/microsoft-365/blog/2020/11/19/from-new-apps-in-microsoft-teams-meetings-to-endpoint-dlp-heres-whats-new-to-microsoft-365-in-november/ Thu, 19 Nov 2020 17:00:00 +0000 今月は、ご要望の多かった機能の多くをお届けすることができて嬉しく思います。会議中の背景雑音の抑制をはじめとする多数の新機能が Teams と Microsoft 365 のその他のサービスに追加されています。

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ホリデー シーズンが始まりますが、何年もかかるような組織の変革がほんの数か月に凝縮されているのを目の当たりにして、元気づけられています。皆様の多くは、新しいデジタル テクノロジを取り入れ、ビジネス プロセスを変革し、仕事の進め方を根本的に再考されていることと思います。そのすべてを通して、私たちが力を入れてきたのは、働き方がどのように変化したかを研究し、皆様、つまり私たちのお客様の声を聴くことです。皆様が前述のような変化を取り入れてワークフローを向上させるのに役立つような機能の開発に、優先順位を付けるためです。

今月は、ご要望の多かった機能の多くをお届けすることができて嬉しく思います。会議中の背景雑音の抑制をはじめとする多数の新機能が Teams と Microsoft 365 のその他のサービスに追加されています。詳しくは後述しますが、それに加えて待望の Microsoft エンドポイント データ損失防止とその他の新しい機能が Microsoft 365 に追加されています。作業の再開時に前回終了したところに戻るのが簡単になり、自分のノートとタスクの追跡が簡単になり、アマゾン ウェブ サービス (AWS) のアプリケーション アーキテクチャの概略図を Visio for the web で描くことなどができるようになります。

Teams の新しいアプリ、雑音抑制など

今月は、Teams での会議のためのアプリ、Forms 統合の拡大、および Teams の中で直接アプリやボットを簡単に構築できるようにする新機能が一般提供開始となりましたことをお知らせします。

会議エクスペリエンスをさらに豊かにする Teams のアプリ: 一般的に、会議中にアプリを使って共同作業するには、出席者の 1 人が自分の画面を共有する必要があり、その画面で他の出席者がタスクを更新し、リマインダーを設定し、リクエストを管理するなどの作業をしていました。今月、そのようなアプリの多くの機能を直接会議エクスペリエンスに取り込んで全員が操作できるようになりましたことをお知らせします。これで、チームが共に過ごす時間がさらに有意義になり、会議中もその前後もコラボレーションを進めることができます。新しい Teams 会議対応アプリは Teams アプリ ストアでの公開を開始しています。Asana、HireVue、Monday.com、Slido、Teamflect などがあり (今後もさらに追加予定です)、もちろん Microsoft 製のおなじみのアプリ、たとえば Forms もご利用いただけます。パートナー企業と開発者の方向けには、Teams 会議対応アプリ作成のためのドキュメントをご用意しています。

11 月に利用可能となる新しい Teams 会議対応アプリの一覧。

Teams 会議中にすばやくフィードバックを集めるための投票機能: 投票は、受動的な聞き手を能動的な参加者に変える、すばらしい方法です。Forms が Microsoft Teams と統合されて、投票を会議中に利用できるようになりました。会議への積極的な参加を促し、情報を得て、生産性を高めるのに役立ちます。会議の発表者は事前に投票を準備しておき、会議中に投票を受け付けることができます。出席者がそれを見て回答するのも簡単です。新しい Forms での会議中投票機能は現在ロールアウト中であり、皆様の環境にまもなく反映される予定です。今すぐ利用するには、お使いの Teams アプリを更新するとともに、Forms アプリを会議のタブに追加してください


Microsoft Forms が Microsoft Teams と統合されて、投票を会議中に利用できるようになりました。これは投票画面の例です。

Teams 会議中の歓迎されない背景雑音を取り除く: 今年、Microsoft Stream のビデオの中にある邪魔な背景雑音を最小化する機能をリリースしました。このたび、このテクノロジが Teams 会議でも利用できるようになりましたことをお知らせします。このリアルタイム雑音抑制は、会議中の歓迎されない背景雑音をなくすのに役立ち、騒がしい環境でも話し手の声が聞きやすくなります。雑音抑制機能は、現在すべてのユーザーへのロールアウト中です。

定型タスクの自動化を Teams の中で行う: 今月のもう 1 つの新機能が、Teams 対応 Power Automate アプリです。このアプリは、軽量の設計エクスペリエンスを提供するものであり、多数のテンプレートが付属しているので、Teams の中でのワークフロー構築をすぐに開始するのに役立ちます。この新しいアプリで、定型タスクを Teams の中で自動化するのがさらに簡単になります。始めるには、お使いの Teams のバージョンが最新であることを確認してください。

Power Automate の中で [最上位の選択] から選択して、Teams の中での定型タスクをすばやく自動化します。たとえば、フローを作成します。

アプリやインテリジェント チャット ボットの構築と展開を Teams の中で簡単に行う: 9 月に、Teams 用の新しい Power Apps と新しい Power Virtual Agents アプリを発表しました。これらは内蔵のローコード データ プラットフォーム上で稼働しますが、そのプラットフォームの名前が Microsoft Dataverse for Teams となりました。Teams 対応のアプリやボットを短時間で構築して展開するための、これらのアプリが、一般提供を開始しました。Teams ユーザーがアプリケーションやボットの構築を簡単に、Teams の中で直接行うことができます。ストレージへの接続、統合の管理、アプリケーションの切り替えを自分で行う必要はありません。Dataverse for Teams を利用すると、Teams の中でビジネス プロセス ソリューションを作成して展開するためのバックエンド技術のロジスティクスが、これまでになく簡単になります。セキュリティとガバナンスの機能が組み込まれているため、アプリ、ボット、フロー、そして内部で使用されるデータへのアクセスをシームレスに制御できます。

Microsoft Dataverse の中で人事ボットを簡単に作成できることを表す例です。

情報を見つけて共有するのが、さらに簡単に

Microsoft 365 での作業中にノートを見つけることや、コンテンツの取り込みと共有、および前回作業を終了したところからの再開が、新しい機能でさらに簡単になります。

OneNote のページでの作業中に自分のノートを簡単に参照する: 先月、Outlook on the web 対応の OneNote フィードを発表しました。これは、自分が書いたノートを付箋、最近の OneNote ページ、さらには Samsung Notes から集めることができる便利な機能であり、メールを書くときにノートを簡単に参照できるようになります。この機能を利用すると、OneNote のページでの作業中に自分のノートを簡単に参照でき、新しい考えを記録するための付箋をフィードの中で作成できるので、OneNote から移動する必要がなくなります。OneNote フィードは OneNote、OneNote on the web、OneNote for Windows 10、Outlook on the web、Outlook.com で利用できます。OneNote での利用を開始するには、OneNote のアプリ ウィンドウの右上にある [フィードを開く] アイコンをクリックしてフィード ウィンドウを開いてください。

この画像は、OneNote のページの中で自分のノートを簡単に参照できることと、新しい考えを記録するための付箋をフィードの中で作成できるため OneNote から移動する必要がないことを表しています。

Microsoft Edge での Web コンテンツの取り込みと共有など: 今月リリースした 2 つの新しい機能は、ユーザーの生産性を高めるのに役立ち、情報を見つけるのがさらに簡単になります。その 1 つは、Microsoft Edge での Web キャプチャです。Web コンテンツを簡単に取り込んでマークアップし、その結果を保存または共有することができます。キャプチャしたい部分をドラッグしてボックスで囲むだけで、スクロールが必要な場合でも簡単に取り込むことができます。2 つ目は、ユーザーのお気に入りのコンテンツ プロバイダーからのニュースや情報をエンタープライズ向けの "新しいタブ" ページの中に表示する、新しい "マイ フィード" セクションです。このカスタマイズ可能なフィードは、ユーザーの Office 365 コンテンツと並べて表示されるので、自分の業種や会社に最も関連性の高い情報に常に接続することができます。


Web 上のコンテンツをキャプチャするには、右にあるプルダウン メニューをクリックして [Web キャプチャ] を選択し、キャプチャしたいコンテンツを選択します。選択したコンテンツの一番上にある [手描き] 機能を使ってハイライトしてから、右上にある [共有] ボタンをクリックします。

OneDrive for iOS での、前回作業を終了したところからすばやく再開するための "最近使用したファイル" など: iOS 用の OneDrive モバイル アプリのホームが一新されました。前回作業を終了したところからすぐに再開できるように、最近使用したファイルが一覧表示されるほか、過去の思い出を再発見するのも簡単です。加えて、OneDrive ウィジェットを iPhone のホーム画面に追加することもできるようになりました。ここには、過去の年の今日撮影した思い出の写真が表示されます。最近使用したファイルや "この日" の写真は、OneDrive アプリを開いた直後に表示されます。使用を開始するには、お使いの OneDrive iOS アプリを更新してください。

このスクリーンショットは、OneDrive ウィジェットを iPhone にインストールすると、最近使用したファイルについての情報や家族の思い出に簡単にアクセスできることを表しています。

OneDrive で家族やグループとの共有ができるようになりました

OneDrive 家族/グループ共有機能の提供を開始しました: OneDrive では以前から、ドキュメント、写真、ビデオ、アルバム、フォルダーの共有が簡単でした。しかし、何人かのグループと共有するときは、共有したい人すべての名前をキーボードから入力しなければなりませんでした。先月、このプロセスがシンプルになり、1 クリックで家族やグループと共有できるようになりました。家族や友達のグループをあらかじめ定義しておくと、写真、アルバム、または重要なドキュメントをそのグループと共有することが 1 クリックでできます。家族/グループ共有の機能は OneDrive for the web で利用でき、無料版と有料版のすべての OneDrive コンシューマー プランと、Microsoft 365 Personal プランおよび Family プランに含まれています。


これは、友達や家族のグループをあらかじめ定義しておくとその人たちと簡単に共有できることを示す例です。

Office ドキュメントを Android スマートフォンで読み上げる: 忙しい毎日の中で、時にはドキュメントを読み上げて聞いたほうがよいという場合もあります。このことを、Android スマートフォン用 Word と Android 用 Office アプリの Word で "音声読み上げ" を使ってできるようになりました。新しい音声はより自然で、快適に聴くことができます。音声読み上げの一時停止と再開や、音声速度の調節も簡単です。使用を開始するには、Android スマートフォンで Word または Office のアプリを開き、[校閲] タブの [音声読み上げ] をタップしてください。

Yammer の通知を Teams のアクティビティ フィードで受け取るなど: 今月、Yammer の多数の新機能と今後予定されている機能を発表します。まもなく、Yammer でのお知らせやメンションの通知が Microsoft Teams のアクティビティ フィードに表示されるようになります (ただし、"コミュニティ" アプリがインストール済みの場合)。また、Yammer Tab for Teams の新しいエクスペリエンスも現在ロールアウト中であり、ピン留め、カバー写真、ライブ イベントなどのモダンな機能を利用できるようになります。その他にも今月リリースされた機能として、Microsoft 生産性スコアでの Yammer Q and A インサイトのサポートや、Yammer を最大限に活用するための対話型ガイドがあり、Yammer でのトピックとハッシュタグのエクスペリエンスも更新されています。

この GIF は、モバイル デバイス上の Microsoft Teams アクティビティ フィードの中に Yammer の通知が表示されることを表しています。

データ損失を防止し、組織の IT ソリューションを図式化する

新しい機能で、エンドポイントでのデータ損失防止が簡単になるとともに、AWS 上に構築する IT ソリューションの略図作成が簡単になります。

エンドポイント上の機密情報を保護する: 7 月に、Microsoft エンドポイント データ損失防止 (DLP) のパブリック プレビューを発表しました。これは、Microsoft のデータ保護能力をデバイスにまで拡張するものです。現在一般提供中となっているエンドポイント DLP を利用すると、機密情報に対するリスクのある、または不適切な共有、転送、使用を特定して防止するためのポリシーを、クラウド、オンプレミス、エンドポイントのすべてに一様に適用できるようになります。また、お客様からのフィードバックに基づく新しい機能をパブリック プレビューに追加しています。たとえば、強制アクションの追加や位置に基づく機密度、Microsoft 365 コンプライアンス センターの新しいダッシュボード (DLP アラートを管理するため) などがあります。

詳細については、こちらの Mechanics のビデオまたはドキュメントをご覧ください。

この画像は、エンドポイント DLP でのルールを作成する方法の例を表しています。

アマゾン ウェブ サービス (AWS) アーキテクチャの略図を Visio for the web で描く: 図面は、AWS 上に構築する IT ソリューションの設計、展開、トポロジを視覚化するのに優れた方法です。このたび、AWS の図の作成のサポートを追加し、さまざまなトポロジとサービス相互作用を Visio for the web で図式化できるようになりましたことをお知らせします。400 個を超える図形が用意されており、既存のインフラストラクチャ図を再設計する、アプリケーション アーキテクチャを概念化する、あるいは現行のクラウド環境を視覚化して将来に向けた計画を立てるのに役立ちます。簡単に開始できるように、さまざまな AWS サービスを使用するスターター図をいくつか用意しました。Visio Web アプリのホームページで、好みの図テンプレートを選択してすぐに AWS インフラストラクチャの視覚化を開始することができます。

この画像は、SIOS を使用する SAP の図のスクリーン ショットを表しています。

皆様がより持続性の高い、ハイブリッド ワークプレイスを目指して前進を続けるのに合わせて、私たちは皆様の組織の人々とチームが今後も活躍していくのに役立つテクノロジを開発していくことをお約束します。ローコード アプリの構築を直接 Teams の中で行うことから、タスクの管理を簡単にする新しい AI 機能に至るまで、これらの機能更新すべてのねらいは、組織の人々がコラボレーションをどこからでも安全に、生産性を保ちながらできるようにすることです。

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]]> 最新情報の入手をさらに簡単にする Microsoft 365 の Cortana http://approjects.co.za/?big=ja-jp/microsoft-365/blog/2020/05/27/making-easier-stay-caught-cortana-microsoft-365/ Wed, 27 May 2020 17:00:37 +0000 最近の出来事を受けて世界中の人々が在宅勤務に移行していますが、自分がすべきことを手際よくこなすと同時に仕事の最新情報を常に得るには、何らかの手助けが必要です。そこで、Microsoft 365 のパーソナル生産性アシスタ

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最近の出来事を受けて世界中の人々が在宅勤務に移行していますが、自分がすべきことを手際よくこなすと同時に仕事の最新情報を常に得るには、何らかの手助けが必要です。そこで、Microsoft 365 のパーソナル生産性アシスタント Cortana で本日から利用可能になる機能更新をご紹介します。この目的は、皆様が忙しいスケジュールの中で時間を取り戻して大切なことに集中できるようにすることです。

Windows 10 の Cortana を使用して状況を把握: 必要なものを見つけるための時間を節約して集中力を維持できるように、Windows 10 での新しいチャットベースの Cortana エクスペリエンスをリリースします。このねらいは、生産性の向上です。この機能では、自然な言葉を使って Cortana にさまざまなことを依頼できます。たとえば自分のスケジュールをすばやく調べる、他の人とつながる、リマインダーを設定する、Microsoft To Do でタスクを追加するなどです。Cortana に Bing を接続すると、地元の情報を見つける、定義を調べる、最新のニュースや天気予報、金融情報を入手するといったこともできるようになります。キーボードを使うか、マイクのボタンをクリックして話すという方法でコマンドを入力します。たとえば「私の 9 時のスケジュールは空いてる?」、「予算について Nestor と話す時間を見つけて」、「私の会議に参加します」、「経費確認を毎週金曜日の午後 3 時に行うのでリマインドして」などです。生産性に焦点を当てたこのエクスペリエンスは、米国内のお客様向けに英語での一般提供を Windows 10 May 2020 Update で開始しました。次の数か月にわたり、Microsoft Store 経由の定期的なアプリ更新を通してこのエクスペリエンスをさらに拡張する予定です。たとえばウェイク ワードでの起動がサポートされ、ユーザーが「コルタナさん」と発話するとリスニングが有効になります。生産性を向上するために、会議の準備に役立つメールやドキュメントを自動的に見つける機能なども追加します。また、サポートの対象を全世界に広げます。

常に情報を整理し、つながるための “メール メッセージの再生”: 新着メールとその日の予定の変更を音声で聞きながら自分の時間とタスクを管理するのに役立つように、Outlook for iOS でのメール メッセージの再生の機能更新をロールアウトします。メールへの対応として会議をスケジューリングすることや、メールを自分のタスク リストに追加することを Cortana に頼めるようになりました。これで、すべきことを達成するのが、コンピューターの前に座っていないときでも簡単になります。また、会議の出席依頼に返信するための音声コマンドとタッチ ターゲットを導入しました。さらに、進行中のオンライン会議にすばやく参加することや、”遅れます” というメッセージを参加者に送信することもできます。タスクと時間の管理に関する、Outlook for iOS の “メール メッセージの再生” でのこれらの新しい機能更新は、米国内のお客様を対象として一般提供を開始しました。また、”メール メッセージの再生” のロールアウトを Outlook for Android でも、今後数週間以内に開始することが確定しています。

一日を順調にスタートするための “ブリーフィング メール”: 予定されている会議への準備を整えるとともに、約束した事項を常に把握できるようにする機能として、新しい “Cortana からのブリーフィング メール” をご紹介します。このユーザーひとりひとりに合わせたブリーフィングは、毎日の仕事時間の開始が近づくと自動的に Outlook の受信トレイに表示され、その内容はインテリジェントな、アクションにつながる推奨事項です。たとえば、その日の会議前に確認しておきたいドキュメントが提示されます。また、まだ完了していないリクエストや約束を過去のメールから見つける機能もあり、忘れずに対応するのに役立ちます。このメールを利用すると、仕事時間の中で “フォーカス時間” を確保するのも簡単です。その時間は Microsoft Teams の通知が停止するので、仕事に集中することができます。このブリーフィング機能は現在、Microsoft 365 Enterprise ユーザー向けの “先行リリース” でロールアウト中であり、Exchange Online メールボックスをご利用の場合に英語でご利用いただけます。

Outlook Mobile での "Cortana の今日のブリーフィング" を表すアニメーション画像。ユーザーがその日のブリーフィングを開いて、品質レポートを "完了" に設定し、あるタスクを "完了" に設定し、フォーカス時間を予約してから、予定表をチェックしています。

パーソナル生産性アシスタントであり、Microsoft 365 に自然に組み込まれている Cortana は、セキュリティを維持しながらデータを安全に処理して、お客様のリクエストに応えます。お客様のデータとプライバシーの保護は私たちの最優先事項であり、私たちはお客様のデータをお客様がコントロールできるようにしています。これらの Cortana の新しいエクスペリエンスの実現に使用されているサービスは、オンライン サービス条件で規定している Office 365 のエンタープライズレベルのプライバシー、セキュリティ、コンプライアンスのお約束に完全に準拠しており、既定で有効化されています。このユーザー エクスペリエンスの詳しい説明と管理者による構成方法については、この Microsoft Mechanics のデモをご覧ください。ぜひ、これらのエクスペリエンスを今すぐお試しください。Microsoft 365 の Cortana はこれからも、お客様の時間を最大限に活用するのに役立つイノベーションを続けていきますので、ご期待ください。

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Microsoft Teams から流動フレームワークまで – Microsoft 365 の新機能と近日リリース予定の機能のご紹介 http://approjects.co.za/?big=ja-jp/microsoft-365/blog/2020/05/19/microsoft-teams-fluid-framework-new-microsoft-365/ Tue, 19 May 2020 15:00:21 +0000 本日、Build が開催初日を迎えました。この毎年恒例の開発者カンファレンスを完全にオンラインで開催するのは初めてのことです。今ではあらゆることがリモートで行われるようになりましたが、テクノロジのおかげで Build の

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本日、Build が開催初日を迎えました。この毎年恒例の開発者カンファレンスを完全にオンラインで開催するのは初めてのことです。今ではあらゆることがリモートで行われるようになりましたが、テクノロジのおかげで Build のようなイベントも、皆様と直接会うことはできなくても実現できています。CEO の Satya Nadella が先日述べたように、「2 年分のデジタル トランスフォーメーションがわずか 2 か月の間に見られました」。 そして私たち Microsoft は、これまでに学んできたことを新機能や機能拡張としてお客様にお届けし、生産性とつながりの維持に役立てていただけることを非常にうれしく思っています。今は、変わっていく現実に私たち全員が適応しようとしていますが、お届けする機能は、何が起きてもお客様が仕事を継続できるようにすることをねらいとしています。

本題に入る前に開発者の皆様にお伝えしたいことがあります。独自のアプリを開発するときも、Microsoft Teams または Outlook での使用を目的としたソリューションを作るときも、今回発表する多数のイノベーションがお役に立ちます。今週の Build で発表する多数の機能は、皆様のアプリをさらに統合しやすく、パワフルに、そして直感的にするのにご利用いただけます。また、今回発表する開発と管理のための新しいツールで作成と検出がさらに簡単になります。Build で発表した Microsoft 365 プラットフォームを使用することによって開発者の皆様が手にする新しい機会の説明もぜひご覧ください。それでは始めましょう。

Build 2020 の最新情報

本日、Microsoft Teams、流動フレームワーク、Project Cortex、Outlook、Edge の新機能と、新しい Microsoft Lists アプリを発表しました。これらは、お客様がどこにいても常につながって生産性を維持するためのツール開発という、私たちの継続的な取り組みにおける最新のイノベーションを反映するものです。

Microsoft Teams

Teams は、チームワークのハブとして会議、通話、チャット、コラボレーションを 1 つに集約したものであり、チーム全員が状況を常に理解し、最新の情報を入手することができます。

生産性

カスタマイズ可能なテンプレートやタスク関連の新しい機能など、生産性を維持するための新しい方法を Teams に導入しています。

チームをすばやく作成するための、カスタマイズ可能なテンプレート: 新しいチームを作成するときに、カスタマイズ可能なさまざまなテンプレートから選択できるようになります。イベント管理や危機対応などの、ビジネスにおける一般的なシナリオ向けのテンプレートだけでなく、病院の病棟や銀行の支店など、業種固有のテンプレートも用意されています。各テンプレートには、チャネル、アプリ、ガイダンスがあらかじめ定義されています。管理者が新しいカスタム テンプレートを作成して組織内の既存のチームをテンプレート化することもできるので、チーム構造を標準化し、関連するアプリを提示し、ベスト プラクティスを広めることができます。Teams のテンプレートのロールアウトは今後数か月にわたって行われ、自動的に表示されるようになります。

自動化

Teams との統合と規模の拡大を容易にする Power Platform の機能拡張を発表します

Teams でのチャットボットの作成と管理を簡単に: Teams との統合も、これまで以上に簡単になります。使いたいボットを選択して [Teams に追加] をクリックするだけです。さらに利便性を高めるために、Power Virtual Agents でシングル サインオン (SSO) がサポートされるようになりました。これで、ユーザーが Teams を初めて使用するときに再認証する必要はなくなります。

ブログ チャット ウィンドウ

カスタム アプリや自動化ワークフローを Teams にすばやく追加: Power Apps で独自開発したアプリケーションを、[Teams に追加] ボタンを 1 回クリックするだけで Teams に追加できるようになります。この機能を使用するには、make.powerapps.com を開き、公開したいキャンバス アプリの横にある […] をクリックし、[Teams に追加] を選択します。

カスタム アプリや自動化ワークフローを Teams にすばやく追加

また、Teams 向けの新しい Power Automate ビジネス プロセス テンプレートも提供されます。この作成済みのテンプレートを使用してワークフローを効率化することも、これをベースとして自由にカスタマイズすることもできます。最後は、Teams 専用の新しいトリガーとアクションです。独自のメッセージ拡張機能を作成するのに利用でき、他にも @メンションとチャネルへのメッセージ投稿の自動化や、ボット名のカスタマイズなどが可能になります。これらの機能はまもなくリリースされる予定です。

Power BI レポートを Teams で共有: Power BI で作成したレポートやレポートの中の特定のグラフを Teams で共有するための、新しい [Teams で共有] ボタンが追加されました。受信者の注意を特定のレポート内の特定のグラフに向けさせることや、チーム全員と共有することもできます。この機能を利用するには、Power BI ポータルで [Teams で共有] を選択し、共有相手となるチームの名前を入力します。

Power BI レポートを Teams で共有

会議とイベント

組織の活動では、タイム ゾーンの違いを越えて、そしてソーシャル ディスタンスを取りながら、大小さまざまなグループでつながり、コラボレーションすることが必要になります。Teams の新しい機能は、どのような場面でも最高のエクスペリエンスを設計するのに役立ちます。

バーチャル面会のスケジュールを Teams の Bookings で予約: B2C (企業と消費者の間) のバーチャル面会のスケジュール設定、管理、実施に、新しい Microsoft Teams での Bookings アプリ統合を利用できるようになりました。1 つのスケジューリング アプリで複数の部署や場所を管理でき、人事採用面接や学生の相談受付から、資産コンサルティングや医師の診察に至るまで、どのような面会もセキュリティを維持しながら実施できます。Teams は HIPAA コンプライアンスをサポートしており、HITRUST 認証済みです。医療の分野だけでも、この 1 か月間の Teams での会議は 3,400 万件を超えており、これにはオンライン診察も含まれています。本日発表する Microsoft Cloud for Healthcare がどのように、医療機関の俊敏性を維持するとともにその得意とする領域、つまりより良い体験、インサイト、ケアの提供に集中するのに役立つかを、ぜひご覧ください。

イベントの配信やスタジオ制作を可能にする Teams のバーチャル ステージ: 多くの組織がリモート ワークに移行し、出張の数は記録的な少なさを見せていますが、対面でのプレゼンテーションや面談の魅力を完全リモートでも再現するには、どうすればよいでしょうか? Teams での NDI (Network Device Interface) のサポート開始と、Skype TX との相互運用をご紹介します。パブリックでもプライベートでも、独自の大規模な映像配信のための、より本格的な制作方法を選択できるようになります。

近日公開予定の NDI for Microsoft Teams で、Teams での会議がバーチャルなステージに変身します。各参加者の映像がそれぞれ独立したビデオ ソースに変換されるので、これを好みの制作ツール (OBS、Wirecast、Xsplit, StreamLabs など) で利用できます。この機能を使用すると、Teams 会議を他の方法で、たとえばプロの番組配信にも利用できるようになります。

セキュリティを維持しながらリモートでスケジュール設定

シフト アプリを利用すると、現場の最前線で働く従業員とそのマネージャーがモバイル デバイスでスケジュールを管理し、連絡を取り合うことができます。

Teams のシフト アプリを拡張: 新機能が追加されて、シフト アプリでできることがさらに拡大し、既存のシステムとの統合も可能になりました。まず、シフト アプリ用の Graph API の一般提供が開始し、他の外部従業員管理ツールとの統合ができるようになりました。もちろん、独自開発された従業員管理システムとの統合も可能です。さらに、Power Automate の新しいアクションでシフト アプリから情報を取得できるようになりました。他のアプリとのワークフローをカスタマイズする、あるいは大規模なオペレーションを実行するときに利用できます。最後に、新しく追加されたトリガーとテンプレートが、時間の節約とプロセス最適化のさまざまなシナリオのサポートに役立ちます。たとえば、シフトのリクエストについてマネージャーの承認が必要ない場合に自動承認を有効にすることができます。

流動フレームワーク

Ignite 2019 で、Microsoft 流動フレームワークのパブリック プレビューを発表しました。このフレームワークを構成する新しいテクノロジと一連のエクスペリエンスは、アプリ間の障壁をなくすことによってコラボレーションをシームレスにすることを目指しています。

コラボレーションのための流動コンポーネントとワークスペースを Outlook と Office.com で: 流動フレームワークが目指しているのは、仕事の適応性と集中を高めることです。Microsoft 365 での最初の流動フレームワーク統合は、Outlook と Office.com を予定しています。動的なコンテンツでの共同作業が可能になるほか、接続されたコンポーネントを作成して複数のアプリで同時に、シームレスに共有することができます。表、グラフ、タスク リストを簡単に Outlook on the web に挿入できるので、売上の数値、プロジェクト タスク、調査レポートなどを常に最新の状態に維持することができます。Office.com の中では、流動ワークスペースを作成して管理することができます。たとえばドキュメントのアクティビティ フィード、おすすめリスト、@メンションの中に作成できます。あるいは、Office.com 全体で検索することもできます。流動フレームワークのコンポーネントは軽量であるため、編集は瞬時に反映され、このことはすばやく柔軟に仕事するための力となります。これらのエクスペリエンスは、Microsoft 365 エンタープライズ ライセンスのお客様を対象として次の数か月の間に提供を開始する予定です。

流動フレームワークの主要インフラストラクチャ (現在はオープン ソース) をアプリケーション開発に使用: “流動” の Web ベースのフレームワークを使用して、アプリを瞬時にコラボレーション可能にすることができます。このフレームワークに含まれるデータ構造は低待機時間の同期を実行し、リレー サービスがエンドポイントを接続します。開発するアプリの静的データ構造を “流動” のデータ構造で置き換えると、リアルタイムのコラボレーションをサポートできるようになります。

流動フレームワークの可能性を完全に引き出すには、多様性に満ちた、オープンで活気のある開発者コミュニティを作ることが不可欠です。そのような理由から、Microsoft は流動フレームワークをオープンソース化します。これで、流動フレームワークの主要インフラストラクチャを独自のアプリケーション開発にご利用いただけるようになります。開発者のための追加のドキュメントとツールのリリースと併せて、このオープンソース化で開発者の皆様を流動フレームワークの構築とリリースのための Microsoft との共同作業にお招きする準備が整うことになります。

Project Cortex

Project Cortex を Ignite 2019 で発表しましたが、この一般提供を 2020 年初夏に開始することになりました。この強力な新しいサービスは、人工知能 (AI) と Microsoft Graph を応用して知識ネットワークを構築します。このネットワークが、Microsoft 365 の中のお客様のコンテンツを接続し、さらに外部のソースも組み合わせて、コンテンツと専門知識を複数のシステムやチームにまたがって組織化します。これで、お客様の情報の管理とプロセスの合理化ができるようになり、セキュリティとコンプライアンスの高度なコントロールも適用され、さらにワークフローの自動化も可能です。

Project Cortex

新しい開発者ツールのプライベート プレビューを開始: 本日、Microsoft Graph の新しい開発者用 API を Project Cortex と Managed Metadata Services (MMS) 向けに発表します。併せて、Azure の Language Understanding サービスとの新しい統合も発表します。現在、このプライベート プレビュー プログラムは参加組織数が 75 を越えるほどに拡大しており、Unilever、Arla Foods、Siemens Healthineers などから無数のドキュメントや動画からの知識を提供していただいています。今後も新しいマイルストーンに到達するたびに情報をお届けします。

Outlook

世界中のお客様が Outlook で日々のスケジュールを管理し、連絡を取り合っています。新しく追加された機能で、このアプリの中でより多くのことができるようになり、お客様の生産性をさらに高めます。

Outlook でのキーボード操作を減らす: Outlook on the web でメール メッセージを作成するときに予測入力を使用できるようになりました。インテリジェントなテクノロジが意味と意図を推測するので、Outlook でのメール メッセージ作成時間を短縮し、誤字脱字を防ぎ、洗練されたメッセージを作り上げることができます。

Yammer の最新情報を Outlook で見る: Outlook for Windows、Outlook for Mac、Outlook モバイルの受信トレイの中で、Yammer の会話、投票、質問、称賛を読んで返信できるようになりました。この機能は、ユーザーが Yammer からのメール通知をオンにしていれば自動的に使用できるようになります。

Microsoft Edge

今年の Build では、Microsoft Edge についても多数の新機能を発表します。Web 開発者によるカスタマイズのオプションが増え、ツールの機能も向上しています。

関連する Pinterest コレクションをすばやく探索: Pinterest からのおすすめをコレクションの一番下に表示できるようになりました。追加の類似コンテンツを見つけるのがさらに簡単になります。おすすめの 1 つをクリックすると、類似の、トレンドのピンを集めたボードが開くので、自分に関係するアイデアをすばやく見つけて追加することができます。コレクションでは、”OneNote に送る” のサポートも間もなく開始し、コレクションを OneNote ページにエクスポートするのが簡単になります。

検索するときの時間を節約: 今回発表するサイド バー検索を利用すると、何かを探すときに新しいウィンドウやタブを開く必要がなくなります。また、Microsoft Edge を仕事とプライベートの両方に使用している方のために、プロファイルの自動切り替えをご紹介します。ユーザーが開こうとしているリンクが職場の資格情報を必要としている場合に、そのことを自動的に検出して、認証済みの仕事用プロファイルに切り替えることができます。

プレビュー段階の開発者オプションを拡張: 開発者の皆様は私たちにとって大切です。そのため、プレビューを拡張して .NET と UWP (WinUI 3.0) での開発のための新しいオプションを追加することにしました。これを利用すると、Chromium ベースの Edge WebView を WinForms、WPF、UWP/Win UI 3.0 のアプリケーションに埋め込むことができます。さらに、DevTools に 3D ビューを追加しました。ドキュメントと入門ガイドをご覧ください。Visual Studio を開いて WebView2 パッケージをダウンロードすると、使用を開始できます。

Microsoft Lists

Microsoft Lists は、Microsoft 365 全体にわたって情報をスマートに追跡するアプリです。Lists を利用すると、常に最新情報を把握するためのデータと情報の追跡が簡単になります。

Microsoft Lists で情報を追跡: 問題追跡やステータス報告などのデータと情報の作成、共有、追跡を、Microsoft Teams、SharePoint、そして近日リリース予定の Lists モバイル アプリから直接実行できるようになりました。誰でも簡単にリストを作成してカスタマイズできるように、テンプレート、色分け、If/Then ワークフローなどの機能を備えています。Microsoft Lists の詳細については、こちらをご覧ください

さまざまなアプリにまたがるコンテンツ追跡を Microsoft Lists で行う

前例のない変化が起きている今、私たちは皆、新しい時代の働き方にすばやく適応しようとしています。ソフトウェア開発者から、医療従事者、警察と消防、そして多国籍企業の経営幹部に至るまで誰もが、仕事を共にするときでも離れてするときでも生産性を維持して常につながるための、新たな方法を探し求めています。本日発表した新しい機能はどれも、世界中のお客様のすばらしい成果の達成を支えることを目的としています。私たちはこれからも、世界中の人々の仕事を前進させるためのツールを作ることをお約束します。それはこの危機的な時期だけでなく、これを乗り越えた後も続けていきます。

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仮想会議の向上とコンサルティングのオンライン化 – Microsoft 365 の 3 月の新機能 http://approjects.co.za/?big=ja-jp/microsoft-365/blog/2020/03/31/improve-virtual-meetings-bring-consultations-online-new-to-microsoft-365-in-march/ Tue, 31 Mar 2020 23:15:26 +0000 なんという 1 か月でしょうか。ほんの数週間で、私たちの働き方も暮らし方も変わってしまいました。私たちのお客様が求めているものがこれほどまでに明確になった、つまり急を要するものになったことはありませんでした。そして私たち

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なんという 1 か月でしょうか。ほんの数週間で、私たちの働き方も暮らし方も変わってしまいました。私たちのお客様が求めているものがこれほどまでに明確になった、つまり急を要するものになったことはありませんでした。そして私たちの最優先事項は、お客様がそのニーズを満たせるようにお手伝いすることです。具体的には、働く人々のリモート ワークを実現するのに役立つツールを開発します。また、適切なデジタル ツールで対面イベントをバーチャルなものに移行できるようにお手伝いします。そして、困難な時でもビジネスを守ることができるように、組織の資産をセキュリティで保護します。

今月お届けする新しい機能は、新型コロナウイルス感染症 (COVID-19) の流行が続く間、そしてその後も、ビジネスを動かし続けるのに役立つように設計されています。たとえば、Microsoft Teams の新機能は、オンライン会議を効果的に実施し、よりインクルーシブで、集中できるようにするのに役立つとともに、1 対 1 のコンサルティングをバーチャルで実現します。SharePoint で作成できる危機管理サイトは、緊急時に組織内ですばやく情報を共有するのに役立ちます。また、Outlook の検索エクスペリエンスが向上し、必要としているものをメールや予定表の中からすばやく見つけることができるようになりました。

Microsoft 365 の今月の最新ニュースをお届けする前に、毎月の Modern Workplace ポッドキャストを改めてご紹介したいと思います。この回では、ホストの Alex Bradley と私が、リモート ワークについて学んだことを Microsoft での経験とお客様の経験の両方からお話ししています。ぜひお聞きください。

インクルーシブな、集中できるオンライン会議を開催する

今月、Teams の新しい機能を多数発表しましたが、これらは 2 つのことへの私たちのコミットメントを反映しています。1 つはお客様のために最高のオンライン会議エクスペリエンスを構築すること、もう 1 つは現場担当者と医療従事者に技術ソリューションを届けることです。

リモート会議に参加したときに、他の参加者がたたくキーボードの音や、すぐ後ろから聞こえる掃除機の音がうるさいと思ったことがあるかもしれません。リアルタイムのノイズ抑制機能は、気になる周囲の雑音を最小限に抑えて、発言内容を聞き取るのに役立ちます

大規模な会議では、リモート参加者が発言したくてもその意思表示が難しいこともあります。挙手機能を使用すると、会議参加者はだれでも、発言したいときに視覚的な合図を送ることができます。

産業労働者は、効果的なコミュニケーションやコラボレーションと安全の維持を両立する必要があります。Teams と RealWear ヘッドマウント型デバイスの新しい統合で、現場担当者はハンズフリーで情報にアクセスし、現場にはいないエキスパートとコミュニケーションを取ることができるようになります

仮想会議が求められる場面としては、医療機関の患者診察、顧客との打ち合わせ、求職者との面接などがあります。今月発表した Teams の Bookings アプリを使用すると、バーチャル面会のスケジューリング、管理、実施を簡単に行うことができます。

Teams では間もなく、チャットを独立したウィンドウで開くことができるようになります。ワークフローの効率化に役立ち、進行中の複数の会話を切り替えるのも簡単になります。

オフラインと低帯域幅のサポートにより、チャット メッセージを読んで返信を書く作業が、インターネットに接続していないときでもできるようになります。自分がすべきことを、どこにいても進めるのがさらに簡単になります。

また、Teams 認定デバイスが新たに追加されます。一般提供を開始した Yealink VC210 は、小さな会議室での会議に適しており、設置と管理が簡単です。さらに、Bose Noise Cancelling Headphones 700 UC も、今春中に発売される予定です。

最後に、Teams の Microsoft 365 Business Voice の提供を米国内で開始しました。中小企業が電話の発信と受信をどこからでもできるようになります。また、Microsoft 365 Enterprise プランのラインアップが新しくなり、現場の最前線で働く従業員のためのライセンス オプションが追加されています。

中小規模企業のための新しい Microsoft 365

今月、Microsoft 365 Personal と Family が登場しました。個人と家庭のための Office 365 からの進化です。さらに、中小企業向けと大企業向けのプランの多くについて、名前を変更することも発表しました。Office 365 Business Essentials は Microsoft 365 Business Basic になり、Office 365 Business Premium は Microsoft 365 Business Standard に、Microsoft 365 Business は Microsoft 365 Business Premium になりました。Office 365 Business と Office 365 ProPlus は Microsoft 365 Apps となります。本日お知らせするのは名前の変更だけですが、この数年間に新しいアプリやサービスがサブスクリプションに追加されており、今後数か月のうちに新しいイノベーションも追加する予定です。これらの変更は、Microsoft 365 のイノベーションをこれからも推進していくという私たちの強い思いを反映しています。それは、これまでイメージされていた Office をはるかに超えるものとなるでしょう。

緊急事態への対応

人や情報をつなぐ緊急事態管理サイトをすばやく構築: COVID-19 のような予期しない出来事が起きると、コミュニケーションの手段を確立していつでも連絡を取れるようにすることの重要性が浮き彫りになります。SharePoint で新しい危機管理サイトを作成すると、緊急事態の発生時に組織内で共有するためのニュース、関連リソース、よくある Q&A を 2 時間以下でまとめることができます。SharePoint のスタート ページで [サイトの作成] > [コミュニケーション サイト] を選択し、ニュース、リンク、Q&A、サイト ナビゲーション、注目の人物などを構成します。

つながってコラボレーションするための新しいアプリ機能更新

今回発表する新しいアプリ機能更新は、会話を効率化し、プロフェッショナルにふさわしいコンテンツを作成し、生産性を最大化するのに役立ちます。

Yammer の会話に受信トレイから直接参加: Outlook on the web の新しい対話型 Yammer メール機能を利用すると、Yammer での会話、投票、質問に参加することや称賛を送ることができます。Yammer のスレッド全体が表示され、返信、いいね、投票、ファイルの添付、GIF の共有、さらにはビデオの閲覧も受信トレイから直接できるようになりました。これらの機能は、すべての Enterprise テナントでの提供を開始しており、Outlook for Windows、Outlook for Mac、Outlook for iOS/Android でのリリースは次の四半期となります。

プロフェッショナルにふさわしいコンテンツを Office モバイルで作成するのがさらに簡単に: Excel でのデータの表示と編集をシンプルな、わかりやすいカード形式でできるようになりました。横に並んだ列が多すぎて画面に収まりきらないときに便利です。Office モバイルのもう 1 つの新機能、PowerPoint デザイナーは、プロフェッショナルらしいプレゼンテーション作りに役立つように、コンテンツのデザイン、書式、アイコンを提案します。これらの機能は、Android 用と iOS 用の Office アプリに今後数か月以内に追加されます。

ドキュメントでの共同作業とタスクの割り当て: Web 版の Word と Excel で、ドキュメントを共同編集する他のユーザーに簡単にタスクを割り当てることができるようになりました。オンラインの Word または Excel のドキュメントのコメントでチームメイトを @メンションし、割り当てのチェック ボックスをオンにします。そのユーザーには、タスクが割り当てられたことを通知するメールが送信され、その中のリンクから直接そのドキュメントにアクセスできます。この機能の提供は 4 月を予定しており、PowerPoint for the web の [タスク] でも 6 月から使用できるようになります。

Visio for the web の新しい接続エクスペリエンス: Visio for the web の新機能で、図形上の接続ポイントを動かしてきれいに配置できるようになります。また、図形間に複数の矢印を追加することも簡単にできるので、to-and-from の関係を明確に表すのに役立ちます。この機能を使用するには、図形の縁にマウス カーソルを合わせます。接続ポイントの候補を表す緑色の円が表示されたら、使用したいポイントをクリックし、コネクタを接続先のポイントまでドラッグします。この機能は、Visio Plan 1 と Plan 2 のすべてのユーザーを対象として提供を開始しました。

メールと予定表の検索がさらに簡単に

今回発表する Microsoft Search の新しいイノベーションで、自然言語の認識が可能になります。必要としているものを見つけるのに役立つこの機能は、iOS 版と Android 版の Outlook で利用できます。メール、予定表のイベント、連絡先情報、ファイルを見つけたいときに、日常的に使っている言葉で検索対象を絞り込むことができます。話しかけることも、キーボードから入力することもできます。詳細については、こちらのブログをご覧ください

一般的な IT タスクを効率化する

今月、IT 担当者向けの一般的なリソースを効率化するのに役立つ 2 つの新しいサービスを発表します。

印刷インフラストラクチャをモダン化するクラウドベースの印刷ソリューション: ユニバーサル印刷のプライベート プレビューを発表します。これは、シンプルで安全に印刷できる、クラウドベースの新しい印刷インフラストラクチャです。オンプレミスの印刷サーバーを保守することや、プリンター ドライバーをデバイスにインストールすることは不要になるため、IT 担当者が印刷環境を維持するために必要な時間と労力を削減できます。ユーザーの印刷操作もシンプルであり、近くにあるプリンターを簡単に見つけて印刷することができます。ぜひ、プライベート プレビューに登録して参加してください。

クラウドにあるファイルをシームレスに OneDrive や SharePoint に移動: このたび発表する Mover は、クラウド対クラウドのファイル移行ツールです。全世界の Microsoft 365 のお客様を対象として一般提供を開始しました。Box、Dropbox、Egnyte、Google ドライブなど、多数のクラウド サービス プロバイダーから OneDrive と SharePoint への移行をサポートしているので、Microsoft 365 のさまざまなアプリやサービスでのシームレスなファイル コラボレーションが実現します。Mover を利用すると、現在 Microsoft 365 の外部にある、他社のクラウド サービスで保存しているファイルを簡単に、コストをかけずに (無料です) 管理できます。利用を開始するには、Office 365 の資格情報を使用してサインインし、画面の表示に従ってください。

Teams での会議の新しい機能から、クラウドでのファイルの保存を容易にする機能更新まで、ここで紹介した発表には、お客様に頼りにされているツールをこれからも改善し、進化させていくという私たちのコミットメントが反映されています。しかし、この危機的な時に多くの組織がフルタイムのリモート ワークに対応しようとしているなかで、お客様の力になりたいとも思っています。毎月の更新情報に加えて、このブログをリモート ワークのヒントや情報、お客様の事例を紹介するスペースとしても活用していきますので、たびたびご覧いただければ幸いです。

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新しい Microsoft 365 Personal と Family のサブスクリプションのご紹介 http://approjects.co.za/?big=ja-jp/microsoft-365/blog/2020/03/30/introducing-new-microsoft-365-personal-family-subscriptions/ Mon, 30 Mar 2020 15:30:42 +0000 プライベートの時間を最大限に活用し、常につながり、大切な人々を守るためのサブスクリプション サービス 私たちの多くが仕事や学習をリモートで行うようになった今、痛いほど実感していることがあります。それは、さまざまな形でプラ

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プライベートの時間を最大限に活用し、常につながり、大切な人々を守るためのサブスクリプション サービス

私たちの多くが仕事や学習をリモートで行うようになった今、痛いほど実感していることがあります。それは、さまざまな形でプライベートが仕事に影響し、仕事がプライベートに影響するということです。常につながることや重要事項を把握しておくことが、今までにないほど重要になってきています。この困難な時期に、組織と働く人々、教師、保護者、学生の皆様のために Microsoft がどのようなことをしているかを、この数週間にわたってお伝えしてきました。また最近スタートした新しい Web サイトでは、家庭でつながり、学習、遊ぶのに役立つ Microsoft のツールやリソースを紹介しています。地球上のすべての個人とすべての組織が、より多くのことを達成できるようにするというミッションの下で、私たちはお客様とそのご家族を仕事や学習、そして “日々の生活” の全般にわたって手助けしたいと考えています。

現在、Microsoft は友人や家族とつながって創作し、共有し、コラボレーションするのに役立つパワフルなアプリケーションとサービスを無料で提供しており、Web でも Windows、macOS、iOS、Android のデバイスでもご利用いただけます。ユーザー 5 億人を超える無料の Office、Word、Excel、PowerPoint、Skype、Outlook、OneNote、OneDrive のアプリで、共同編集、ビデオ チャット、情報の整理、会合が可能になります。私たちは、これらのエクスペリエンスをより良いものに、革新的なものにしていくことをお約束します。

さらに、3,800 万人を超える人々にサブスクリプションでご利用いただいている Office 365 には、モダンで常に最新の Office デスクトップ アプリが含まれており、他にもユーザー 1 人あたり 1TB の OneDrive クラウド ストレージ (数千枚の高解像度写真や数百時間のビデオを保存するのに十分な容量)、毎月 60 分まで無料で携帯電話や固定電話と通話できる Skype 通話プラン、マルウェアやフィッシング詐欺から保護する高度なセキュリティ機能、継続的な技術サポートを利用できます。

本日、Office 365 が 4 月 22 日から Microsoft 365 となることをお知らせします。プライベートの時間を最大限に活用し、つながり、大切な人々を守り、自らも成長していくのに役立つサブスクリプションです。Office 365 の進化版である Microsoft 365 は Office をベースに構築され、新しい人工知能 (AI) や、豊富なコンテンツとテンプレート、クラウドを活用したエクスペリエンスが融合されており、文章を書く、プレゼンテーションする、デザインする、お金を管理するときの力となるだけでなく、プライベートでかかわる人々とのつながりを深めるのに役立ちます。これらのエクスペリエンスは、本日よりロールアウトを開始し、Office 365 をサブスクリプションでご利用の 3,800 万人を超える皆様に今後数か月にわたってお届けします。

さらに本日は、Microsoft 365 の新しい 2 つのエクスペリエンスも発表します。これらはプレビュー段階で、次の数か月にわたってロールアウトする予定です。1 つは新しい Microsoft Family Safety アプリで、家族をデジタルと物理的の両方の世界で安全に守ることを目的としています。もう 1 つは Microsoft Teams の新機能で、友人や家族との距離を縮めて、つながりを深め、最も大切なことについてのコラボレーションを可能にします。

最後に、新しい Microsoft Edge ブラウザーがさらに進化し、新しい機能として Web 上でユーザーを保護する “パスワード モニター” と、調査をシンプルにする “コレクション” が追加されました。Edge の新機能の詳細については、こちらをご覧ください。

エディターで最高の文章を引き出す

文章を書くことは、多くの人にとって簡単ではありません。事実、私たちの調査によると、半数の人が文章力を高めたいと思っています。このような背景を受けて、本日エディターの大規模な機能拡張を発表しました。この AI を活用したサービスは 20 を超える言語に対応しており、Word と Outlook.com でご利用いただけるようになりました。さらに、独立したブラウザー拡張機能として Microsoft Edge と Google Chrome にも対応しています。学校の課題のレポートを書くときも、LinkedIn プロフィールを更新するときも、エディターは最高の文章を引き出すのに役立ちます。

エディターの基本的機能、たとえばスペルや基本的な文法のチェックは、Word、Outlook.com、Web でどなたでもご利用いただけます。Microsoft 365 Personal や Family のサブスクリプションでは、高度な文法チェックやスタイル洗練の機能を利用でき、より明確で簡潔な文章を書くことができます。Microsoft 365 サブスクリプションだけで利用できる、エディター サービスの高度な機能の例を次に紹介します。

  • 伝えたいことはわかっているのに、その “適切な” 表現方法がわからない場合は、センテンスをハイライトした状態で右クリックすると、”書き換えの候補” が表示されます。この Word の “書き換えの候補” 機能を利用すると、元の意味を変えることなく、よりインパクトのある、またはより明確な文章に書き換えることができます。
  • Word では初めて、エディターの類似性チェッカーで盗作チェック機能が活用されるようになりました。文章を書く人がオリジナルのコンテンツを作成できるようにサポートする機能です。必要に応じて、関連する引用文を文書に挿入するのもクリック 1 回です。このツールを利用すると、文章作成技法よりも内容に集中することができます。教師の皆様には、学生が適切なコンテンツ引用法を学ぶのに役立つという点でこの類似性チェッカーは便利です。
  • この他にもスタイルの批評ポイントとして、明瞭さ、簡潔さ、形式、包括性などがあり、Microsoft 365 サブスクリプションをご利用のお客様が文書、メール、Web の文章をより自信を持って作成するのをサポートします。たとえば、包括的な表現については、作成者が意図しない偏見を回避するのに役立つ洗練化を提案します。たとえば、男性を想定させる “policeman” ではなく “police officer” を使うよう提案します。

PowerPoint でプレゼンテーション能力を向上

世界中の人たちが恐怖心を抱く最も一般的なことの 1 つとして、人前で話すことが挙げられます。これに役立つのが、PowerPoint の “発表者のコーチ” です。ユーザーがリハーサルするときに、”発表者のコーチ” は AI を使用して、話すスピードが速すぎる、”えー” などのつなぎ言葉が多すぎる、スライドのテキストを読み上げているだけになっているといった問題を指摘します。

本日より、AI を利用した 2 つの新機能、モノトーン ピッチとスピーチ洗練を PowerPoint の “発表者のコーチ” に導入し、Microsoft 365 サブスクリプション限定で提供します。”発表者のコーチ” の “モノトーン ピッチ” とは、発表者の声のトーンを聞いてリアルタイムでフィードバックを返す機能であり、必要に応じて変化を加えるように提案を行います。”スピーチ洗練” は文法的な提案を行う機能で、これにはより良い言い回しも含まれます。この “発表者のコーチ “の新機能は、無料プレビュー版としてすべての方にご利用いただけますが、最終的には Microsoft 365 サブスクリプション限定での提供となります。

Word、Excel、PowerPoint で創造性をすぐに発揮

プレゼンテーションやドキュメントを作るときは誰もが、もっと創造力を発揮してメッセージをより的確に伝えたいと思っていますが、時間をかけてもそれに見合う成果が得られないこともあります。新しい PowerPoint デザイナーは、時間を節約しながら創造力を発揮するのに役立ちます。たとえば、1 回クリックするだけで、テキストを美しいタイムラインに変換できます。また、スライドに写真を追加すると、さまざまなスライド レイアウトが自動的に生成され、その中から選ぶことができます。創造性をさらに発揮できるように、Microsoft 365 サブスクリプションのお客様限定で、Getty Images の 8,000 点を超える美しい画像や 175 本のループ ビデオにアクセスできるようにしました。また、300 種の新しいフォントと 2,800 個の新しいアイコンで、インパクトがあり視覚に訴えるドキュメントを作成できます。この新しいコンテンツはすべて、Word と Excel でも利用できます。

学校、職場、または家族のプロジェクトをすぐに軌道に乗せて時間を節約できるように、Microsoft 365 サブスクリプション限定で 200 点を超える新しいプレミアム テンプレートも Word、Excel、PowerPoint で提供します。履歴書、結婚式の招待状、ニュースレター、出産のお知らせなどを完璧なデザインに仕上げるために役立つ素晴らしいテンプレートが揃っています。ぬり絵やごほうびシール台紙 (リワード チャート) を印刷できるテンプレートもあるので、家の中で子どもたちが夢中になれるでしょう。

Money in Excel でお金をシームレスに管理

お金の管理は、個人や家族の間のストレス源の 1 つです。支出の記録には、さまざまなアプリやスプレッドシートが一般的に使用されています。本日発表した “Excel マネー” は、Microsoft 365 サブスクリプションのお客様を対象とする新しいソリューションです。お金と支出の管理、追跡、分析のすべてを 1 つの場所、つまり Excel で簡単に行うことができます。

安全でシンプルなプロセスを通して、銀行やクレジット カードの口座に接続できる “Excel マネー” では、取引や口座残高を自動的にインポートすることができ、Excel の豊富な機能を利用してブックをカスタマイズできます。個人の支出習慣の改善に役立つように、食料品などのカテゴリ別の毎月の支出に関する分析情報が提示されます。また、定期的な支払いの金額変更、銀行手数料、残高不足などを先回りしてお知らせする機能もあります。”Excel マネー” は、お金に関する目標の達成に役立つツールです。”Excel マネー” の提供は今後数か月以内に、最初は米国で開始する予定です。

対象を詳細に探究するための Excel の新しいデータ型とスマート テンプレート

多くの人は、意思決定を行うために Excel を使用してデータを追跡し、分析しており、そのためにシンプルなリストから複雑なモデルまで、さまざまなものを作成しています。このデータを見つけて収集し、整理して最新の状態に更新することは簡単ではなく、時間もかかります。本日お知らせするのは、データを扱うための新しい方法です。新しいデータ型を使用して、データの意味を理解できるようになります。100 種類を超えるトピックについて、Excel がその意味を掘り下げて提示します。このトピックには、食品、映画、場所、化学などがあり、さらにはポケモンも含まれています。プレーンなテキストや数字をデータ型の 1 つに変換すると、豊かなビジュアルの対話型データ カードと画像が自動的に生成されるので、時間を節約しながらデータをわかりやすく提示することができます。

そのしくみは次のとおりです。たとえば、自分の栄養状態をきちんと把握することにしたとしましょう。そこで、”アボカド” といった食品名を入力して、”食べ物” というデータ型に変換すると、Excel がその栄養情報にアクセスするのを手伝ってくれます。また、家族で犬を飼うことを検討しているとしましょう。さまざまな犬種を評価するには、”動物” というデータ型を使用すると、各犬種の画像、特徴や気質などが返されるので、比較のためのテーブルを簡単に作成できます。データ型を利用すると、すべての情報を簡単に更新できるので、常に最新の関連データを入手できます。”株式” と “地理” のデータ型は、Excel for the web でどなたにもご利用いただけます。さらに、Microsoft 365 サブスクリプション限定で、Wolfram Alpha が提供する 100 以上の新しいデータ型も利用できます。Microsoft 365 サブスクリプションをお持ちのお客様は、データ型を次のように活用できます。

  • 必要な情報を集めて整理し、分析するという作業を簡単に 1 か所で行うことができます。データを見つけてコピーし、最新の情報に更新するという手間はかかりません。
  • 新しいスマート テンプレートとデータ型を使用して、より多くを達成します。新しい都市への引っ越しの準備や、自分の栄養の記録、あるいは子供の化学の勉強の手伝いなどに役立ちます。

新しいデータ型とスマート テンプレートは、Office Insider 参加者を対象として今春から提供を開始する予定です。また、Microsoft 365 Personal や Family のサブスクリプションを英語でご利用のお客様にも、数か月以内に提供される予定です。

仕事とプライベートの両方のスケジュールを Outlook で整理

仕事のミーティングと個人的な予定をうまく調整するのが難しい場合があります。特に、仕事用と個人用の予定表が接続されていないときです。本日お知らせする Outlook on the web の新しい機能は、仕事とプライベートの両方のすべての予定を 1 か所で管理するのに役立ちます。これらの新機能を使用すると、個人用の予定表と仕事用の予定表を連携させて、本当に空いている時間を職場のアカウントで見ることができますが、個人的な予定やビジネス ミーティングの詳細については、プライバシーが守られます。

また、”メールを再生” を Android でも提供することを発表しました。Cortana がメールをインテリジェントに読み上げてくれる機能です。”メールを再生” は、受信トレイの新着メールを読んで対応するという作業を、通勤途中でも朝の身支度中でもできるので、自宅にいるときに仕事への準備を整えることができます。また、さらに多くのハンズフリー操作を可能にするために、自然言語を理解する Microsoft Search を iOS と Android で利用できるようにしました。日常的に話す言葉を使って口頭で質問するか、その言葉を入力して、検索をフィルタリングし、絞り込むことによって、より早く、より簡単に結果を得ることができます。新しい検索機能と Android での “メールを再生” のロールアウトは、今後数か月以内に開始します。

Skype と Microsoft Teams で家族や友人とのつながりを深める

大切な人々と常につながることが今ほど重要な時代はありませんでした。Microsoft が提供している Skype などのツールは、チャットやビデオ通話を通じて家族や友人と連絡を取り合うのに役立ちます。最近、Skype の利用が急激に増加しています。Skype の 1 日の利用者数は 4,000 万人、前月比で 70% 増加し、Skype どうしの通話の時間数は前月比で 220% 増加しています。さらにすばやくつながるのに役立つように、Skype に “今すぐ会議” という新機能を導入しました。”今すぐ会議” を利用すると、ビデオ会議をクリック 3 回で無料で作成できます。サインアップやダウンロードは必要ありません。

職場では、毎日 4,400 万人を超える人々が Microsoft Teams を利用しています。Teams が愛用されているのは、チームワークを実現するための唯一のハブであり、チャット、ビデオ会議、音声通話、コラボレーションのすべてを 1 つの場所でできるからです。Teams は仕事に役立ちますが、誰にとっても、担っている責任を仕事とプライベートの両方で管理することの大変さを感じています。予定表、メール、メッセージング、ドキュメント作成などのアプリやツールを使っていますが、これらは連携していません。

1 つのアプリで仕事とプライベートを管理し、大切な人々とのつながりを深めることができるように、本日、Microsoft Teams に今後導入予定の、プライベートの生活のための新機能のプレビューを発表しました。

Teams に導入されるこれらの新機能を使用すると、家族や友人といつでもつながることができ、情報を整理し、コラボレーションを行うことができます。グループを作成すると、友人と旅行の計画を立てることや、近隣の住民との集会あるいは次回の読書会の予定を決めることができます。グループ チャットでつながり、ビデオ通話で話し、共有の To Do リストを共同編集しながらタスクを他の人に割り当て、スケジュールを調整し、写真やビデオを共有するといったことのすべてを、1 つの場所で行うことができます。Teams は日常生活をシームレスに管理するためのツールとなります。食料品の買い物リストを共有し、家族の予定表を使って予定を管理し、Wi-Fi のパスワードやアカウント情報などの重要な情報を保存します。位置情報を見ることもできるので、大切な人が帰宅したときや、その他の場所、たとえば職場や学校に到着したことがわかります。

これらの新機能は、プレビューとして Microsoft Teams モバイル アプリに今後数か月以内に追加される予定です。それまでは、友人や家族とチャットやビデオ通話には Skype をご利用ください。

家族を物理的とデジタルの両方の世界で守る Microsoft Family Safety

多くの保護者は、さまざまなスクリーンタイム アプリや位置情報ベースのサービスを利用して、家族が物理的とデジタルのどちらの世界でも安全であることを確認しています。本日発表した新しいモバイル エクスペリエンス Microsoft Family Safety は、Microsoft 365 サブスクリプションのお客様を対象として iOS と Android で提供されます。

Microsoft Family Safety は、大切な家族を守るための力となります。このアプリが提供するツールと分析情報は、オンラインと現実の世界の両方でより健全な生活習慣を促進するような会話を始めるのに利用できます。この新しい Microsoft Family Safety アプリは、Windows PC、Android、Xbox のスクリーン タイムを管理できる唯一のアプリです。子どもたちが自宅にいないときでも見守ることができるので安心です。

Microsoft Family Safety には、常につながるのに役立つ位置情報共有機能があり、家族が特定の場所、たとえば自宅、学校、職場に到着したときやそこから離れたときに通知を受け取ることができるので、家族がいるべき場所にいるという安心感を得ることができます。また、自動車運転の経験の浅い家族がいる場合は、ドライブ レポートがより良い運転習慣作りに役立ちます。この情報は、保険会社などの第三者と共有されることはないため、安心してご利用いただけます。

さらに、子どもたちが自分のデバイスを使ってオンラインで検索したり、ゲームで遊んだりするときに保護するのにも役立ちます。Microsoft Family Safety アプリでは、子どもたちが Xbox、Windows 10 PC、Android スマートフォンに費やしている時間を理解できるだけでなく、制限を設けることもできるので、健全なデジタル習慣を身に付けさせるのに役立ちます。さらに、子どもたちが Web を閲覧するときに、年齢にふさわしくないと思われるコンテンツへのアクセスを制限することもできます。

このアプリは、まず限定プレビューとして iOS と Android 向けに今後数か月以内に提供を開始する予定です。

ウェルビーイング、創造性、エンリッチメントのための人気のアプリにアクセス

ウェルビーイング、創造性、エンリッチメントは、最高の自分でいるために重要な役割を果たします。そこで、Microsoft 365 Personal と Family のお客様には、これらのサブスクリプションでお届けする新しい価値に加えて、期間限定で Adobe、Bark、Blinkist、Creative Live、Experian、Headspace、TeamSnap などの人気のアプリやプレミアム サービスをご利用いただけることを発表しました。米国では、これらの総額は 500 ドルを超えます。Microsoft 365 Personal と Family のサブスクリプションをご利用のお客様を対象とするパートナー特典プログラムの詳細については、こちらのページをご覧ください

Microsoft 365 Personal と Family のサブスクリプションの提供を 4 月 22 日に開始――より大きな価値、同じ価格

新しい Office の機能のロールアウトは、現在 Office 365 をご利用のお客様を対象として本日から開始します。Microsoft 365 Personal と Family のサブスクリプションは、4 月 22 日より全世界で購入可能になります。Microsoft 365 Personal と Family のサブスクリプションには、Office 365 で利用できるものがすべて含まれています。たとえば、常時最新バージョンの Office デスクトップ アプリ、ユーザー 1 人あたり 1 TB の OneDrive クラウド ストレージ、毎月 60 分まで携帯電話や固定電話と通話できる Skype 通話プラン、マルウェアやフィッシング攻撃から保護する高度なセキュリティ機能、継続的な技術サポートがあり、これに加えて本日発表した新しい機能と特典もご利用いただけます。Microsoft 365 Personal の価格は、米国では月 6.99 ドルです。最大の価値を得られる Microsoft 365 Family は月 9.99 米ドルで、最大 6 名の家族で利用できます。

Microsoft 365 Personal と Family のサブスクリプションの詳細について、および本日お知らせした新機能が提供される国/地域と言語については、こちらのページをご覧ください。本日発表した、Microsoft 365 Business と Microsoft 365 Apps for Enterprise のプランに対する変更の内容については、こちらのページをご覧ください。

Microsoft アカウントで無料で利用できるものと Microsoft 365 サブスクリプションを比較する表

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中小規模企業向けの新しい Microsoft 365 プラン http://approjects.co.za/?big=ja-jp/microsoft-365/blog/2020/03/30/new-microsoft-365-offerings-small-and-medium-sized-businesses/ Mon, 30 Mar 2020 15:30:42 +0000 本日、Microsoft 365 の初めてのコンシューマー向けプランとなる Microsoft 365 Personal と Family のサブスクリプションを発表しました。この発表に伴い、この記事では中小規模企業向け

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本日、Microsoft 365 の初めてのコンシューマー向けプランとなる Microsoft 365 Personal と Family のサブスクリプションを発表しました。この発表に伴い、この記事では中小規模企業向けの Office 365 サブスクリプションそして Office 365 ProPlus に対する変更についてお知らせします。今後、これらの製品すべてが Microsoft 365 ブランドを使用することになります。

これは自然な進化といえます。Microsoft 365 は 2017 年に、大企業のお客様向けに Windows、Office、Enterprise Mobility and Security (EMS) を組み合わせたライセンス バンドルとしてスタートしました。それ以来、長い道のりを歩んできました。今では、私たちはこれを “世界の生産性クラウド” と呼んでおり、Microsoft の生産性向上ツールの未来に対する私たちのビジョンを体現するものとなっています。そのビジョンとは、さまざまなアプリやサービスを統合して人工知能 (AI) やその他の最先端のイノベーションをお客様のお役に立てることです。そして中小規模企業向けには、Microsoft Teams の新しい充実した機能が会議やイベントをオンラインで開催するのに役立ち、クラウド ファイル ストレージと共有の機能でコラボレーションがどこからでも可能になり、セキュリティとアイデンティティのソリューションがビジネスを安全に守ります。企業が健康と経済の尋常ならざる課題に直面している今、コンシューマーと中小規模企業のお客様にも、この成長を続ける Microsoft 365 ファミリーをご利用いただけるようになったことをたいへん嬉しく思います。

新しい製品名

新しい製品名は 2020 年 4 月 22 日から有効になります。これは製品名のみの変更であり、現時点で価格や機能の変更はありません。

  • Office 365 Business EssentialsMicrosoft 365 Business Basic になります。
  • Office 365 Business PremiumMicrosoft 365 Business Standard になります。
  • Microsoft 365 BusinessMicrosoft 365 Business Premium になります。
  • Office 365 BusinessOffice 365 ProPlus はどちらも Microsoft 365 Apps になります。この 2 つの区別が必要な場合は、”for business” と “for enterprise” を付記します。

これらの製品についての変更はすべて自動的に行われます。 

本日お知らせするのは名前の変更のみですが、これらの変更は、Microsoft 365 のイノベーションをこれからも推進していくという私たちの強い思いを表しています。それは、これまでイメージされていた Office をはるかに超えるものとなるでしょう。皆様がよくご存知の使い慣れた Office は引き続きご利用いただくことができますが、この数年の間に新しいアプリとサービスがサブスクリプションに追加されており、今後も新しいイノベーションが追加される予定です。ご不明な点がありましたら、以下の「よく寄せられる質問」をご覧のうえ、「Microsoft 365 とは」のページで詳しい情報をご覧ください。

よく寄せられる質問

Q. Office 365 のプラン名のうち、変更されないのはどれですか?
A. 以下の Office 365 プランについては、変更はありません。

  • 大企業向け Office 365
    • Office 365 E1
    • Office 365 E3
    • Office 365 E5
  • 現場の最前線で働く従業員向け Office 365
    • Office 365 F1
  • 教育機関向け Office 365
    • Office 365 A1
    • Office 365 A3
    • Office 365 A5
  • 政府機関向け Office 365
    • Office 365 G1
    • Office 365 G3
    • Office 365 G5

Q. このような変更を行う理由は何ですか?
A. まず、製品名には、そのサブスクリプションに含まれる機能と利点の範囲を反映したいと考えています。Microsoft 365 は、さまざまなアプリとサービスを統合した製品であり、AI やその他の最先端のイノベーションをお客様に役立てるように作られています。そして中小規模企業向けには、Microsoft Teams の新しい充実した機能が会議やイベントをオンラインで開催するのに役立ち、クラウド ファイル ストレージと共有の機能でコラボレーションがどこからでも可能になり、セキュリティとアイデンティティのソリューションがビジネスを安全に守ります。2 つ目は、私たちは何事もシンプルにしたいからです。製品の名称に対するこの新しいアプローチは、お客様が必要なプランをすばやく見つけて本業に戻るのに役立つことを目的としています。

Q. Microsoft 365 における Office の位置付けを教えてください。Word、Excel、PowerPoint を引き続き使用できますか?
A. Office スイートは Microsoft の生産性エクスペリエンスの中核となるものであり、変更はありません。ただし、この数年の間に、Microsoft のクラウド生産性向上サービスはこれまでの “Office” のイメージをはるかに超えて進化しました。 Word、Excel、PowerPoint はこれまで以上に重要になっていますが、Microsoft 365 ではこれらのアプリに、クラウドと AI の力で新しい生命が吹き込まれています。さらに、クラウドで生まれた新しいエクスペリエンスである Teams、Stream、Forms、Planner などが追加されています。このすべてを下から支える一連の共通サービスが、お客様のデータを安全に守ります。Office はそのままで、他にもさまざまな機能をご利用いただけます。

Q. Microsoft 365 Apps for business または Microsoft 365 Apps for enterprise のプランには、Office 365 Business または Office 365 ProPlus のプランになかった新しい点や違いはありますか? 新しい機能はありますか?
A. 現時点では、プランの価格や機能に変更はありません。

Q. Microsoft 365 Business と Microsoft 365 Apps for enterprise のプランは、いつ購入できるようになりますか?
A. すべてのプランは、2020 年 4 月 22 日からご購入いただけるようになります。

Q. Office 365 のすべてのプランがなくなるのですか? 変更されないものはどれですか?
A. なくなるプランはありません。同じプランを引き続きご利用いただけます。更新されるのは名前だけです。Office 365 Enterprise については、名前はそのままで変更の予定はありません。

Q. 現在 SMB または ProPlus を使用している場合は、自分で何かを行う必要がありますか?
A.
Office 365 Business、Office 365 Business Essentials、Office 365 Business Premium、Microsoft 365 Business のプランについては、特に何かをしていただく必要はありません。前述の変更は自動的に行われます。

Q. 会社で Office 365 ProPlus を使用していて、この変更について質問があります。詳細情報はどこで手に入りますか?
A. Office 365 ProPlus プランをご利用中の場合は、こちらのサイトで詳細情報をご覧ください。

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Microsoft Teams 3 周年: チームメイトとつながり、生産性を高めるのに必要なものすべてがここに http://approjects.co.za/?big=ja-jp/microsoft-365/blog/2020/03/19/microsoft-teams-3-everything-you-need-connect-teammates-be-more-productive/ Thu, 19 Mar 2020 13:00:47 +0000 Microsoft Teams が誕生してから今週で 3 年になります。すばらしい 3 年間でした。世界中の組織で Teams が使われ、仕事のしかたを変革してきたのを見て感激しています。本日は、Teams の新しい機能

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Microsoft Teams が誕生してから今週で 3 年になります。すばらしい 3 年間でした。世界中の組織で Teams が使われ、仕事のしかたを変革してきたのを見て感激しています。本日は、Teams の新しい機能をいくつか紹介します。これらは Teams エクスペリエンスのさまざまな面に関するものですが、その多くは会議に結び付いています。

その前に、私たち全員が置かれている状況について触れておきたいと思います。また、世界中の組織、従業員、学生の皆様が突然リモート ワークや遠隔学習に移行することになり、ご自身と周りの人々の健康と安全を保つ努力をされていることに、感謝の思いを伝えたいと思います。

リモートでの仕事や学習に適応する

世界中で、多くの人々が新型コロナウイルス感染症 (COVID-19) アウトブレイクの影響を受けています。その影響は私たちの仕事のしかた、人との付き合い、家族との暮らし、コミュニティでの生活に及んでいます。ここピュージェット サウンド (米国ワシントン州) の Microsoft では、50,000 人の従業員に対して出勤しないよう求めました。今では、世界各地で何万人もの Microsoft 従業員が同じようにリモート ワークをしています。簡単なことではありませんでした。まったく方向性が定まらないこともありました。しかし、私たちのチームは、それでもつながっています。一緒に仕事をしています。すべき仕事をこなしています。

COVID-19 に向き合う中で、Teams を使ってつながり、前進しているお客様の事例は数え切れないほど届いており、どれも勇気づけられるものです。イタリアのボローニャ大学の教授が Twitter でシェアしていますが、この大学では講義の 90% を Teams によるオンライン方式に移行するのを 4 日で完了しました。間違いなく、900 年を超えるこの大学の歴史上、初めてのことでした。米国ペンシルベニア州の St. Luke’s University Health Network の医師は、Teams を使って患者とのビデオ会議を行う予定です。特にコロナウイルスに感染すると重症化のおそれが高い患者が対象であり、患者と医療提供者の両方を守る手段となっています。日本では大阪市が、Teams を使って数百人の新職員のオリエンテーションと研修を 4 月に実施する予定です。

このような事例は、世界中の国々から聞こえてきます。今回の突然、世界中を巻き込んだリモート ワーク化の動きは、仕事や学習の方法におけるターニング ポイントになると信じています。既に私たちは、リモートでの仕事や学習を実現するチャット、ビデオ、ファイル コラボレーションのソリューションが、仕事のしかたの中心になっていることを目の当たりにしています。Teams の利用量は前例のない急激な増加を見せており、今では 1 日あたりのユーザー数*が 4,400 万人を超えています。その前の 7 日間で 1,200 万人も増えているのです。そして、これらのユーザーが今週行った会議や通話の時間は、1 日あたり 9 億分を超えています。

リモート ワークを実現することの重要性が、これまでにないほど高まっていることは明らかです。そしてその価値は、COVID-19 のアウトブレイクが終息した後も続くでしょう。私たちはこれからも、組織、チーム、個人が互いに離れて仕事をせざるを得ないときでも生産性とつながりを保つのに役立つツールを作っていきます。

人々の働き方を変える

この 3 年間で、大小を問わず数千もの組織が (これには Fortune 100 企業のうち 93 社も含まれています)、Teams をチームワークのハブとして利用するようになり、つながりとエンゲージメントの維持に役立てています。業界をリードする数々の企業が、Teams を全社に展開しています。それだけでなく、従業員数 10 万を超える企業 20 社が Teams を積極的に使用しています。Ernst & Young、SAP、Pfizer、Continental AG がその例で、Accenture では 44 万人の従業員が Teams を積極的に使用しています。

93 の組織が Teams を使用しており、ユーザー数 1 万人を超える組織の数は 650 を超え、市場の数は 181、言語の数は 53 であることを示す画像。

Teams の新機能

私たちはこれからも、チームでのコミュニケーションとコラボレーションをさらに簡単にするエクスペリエンスに投資していきます。本日発表する新しい機能は、2 つのことへの私たちのコミットメントが反映されています。1 つはお客様のために最高のオンライン会議エクスペリエンスを構築すること、もう 1 つはこれまであまりテクノロジを利用できていなかった職種、たとえば現場担当者や医療従事者のためのソリューションです。

  • リモート会議に参加したときに、他の参加者がたたくキーボードの音や、すぐ後ろから聞こえる掃除機の音がうるさいと思ったことがあるかもしれません。リアルタイムのノイズ抑制機能は、気になる周囲の雑音を最小限に抑えて、発言内容を聞き取るのに役立ちます。
  • 大規模な会議では、リモート参加者が発言したくてもその意思表示が難しいこともあります。挙手機能を使用すると、会議参加者はだれでも、発言したいときに視覚的な合図を送ることができます。

Microsoft Teams の挙手機能を示すアニメーション画像。

  • 産業労働者は、効果的なコミュニケーションやコラボレーションと安全の維持を両立する必要があります。Teams と RealWear ヘッドマウント型デバイスの新しい統合で、現場担当者は情報にアクセスし、現場にはいないエキスパートとハンズフリーでコミュニケーションを取ることができるようになります。

RealWear ヘルメットの画像。

  • B2C のバーチャル面会が求められる場面としては、医療機関の患者診察、顧客との打ち合わせ、求職者との面接などがあります。今月発表した Teams の Bookings アプリを使用すると、バーチャル面会のスケジューリング、管理、実施を簡単に行うことができます。
  • Teams では間もなく、チャットを独立したウィンドウで開くことができるようになります。ワークフローの効率化に役立ち、進行中の複数の会話を切り替えるのも簡単になります。
  • オフラインと低帯域幅のサポートにより、チャット メッセージを読んで返信を書く作業が、インターネットに接続していないときでもできるようになります。自分がすべきことを、どこにいても進めるのがさらに簡単になります。
  • また、Teams デバイスのエコシステムがさらに拡大し、Teams 認定デバイスが新たに追加されています。一般提供を開始した Yealink VC210 は、Teams 認定を受けた初のコラボレーション バーであり、スピーカー、マイク、カメラと Teams のネイティブ エクスペリエンスを一体化した製品です。小さな会議室に適しており、すぐに設置できて管理も簡単です。さらに、Bose Noise Cancelling Headphones 700 UC も、今春中に発売されます。
  • Microsoft 365 Business Voice の提供を、米国で中小企業向けに開始します。Teams を完全な電話システムとして使うことができます。また、Microsoft 365 Enterprise プランの新しいラインアップに、現場担当者向けライセンス オプションが追加されます。

上記の新機能は、特に明記されていない限り、年内に提供を開始する予定です。

3 年前のスタート以来、Teams はチームワークのハブへと進化しました。会議、チャット、通話、コラボレーションのすべてをこの 1 つの場所で行うことができます。私たちはこれからも、働く人すべてが可能なかぎり生産性とつながりを高めていけるように、エクスペリエンスを改善し、拡張していきます。COVID-19 のアウトブレイクが続く中で、世界中の人々がリモートでの仕事や学習にやむなく移行していますが、リモートでの仕事と学習がこれほどまで重要に感じられたことはありません。私たちはこのような特別な時に、お客様に寄り添うことができる機会を得たことに感謝しています。

*1 日あたりのアクティブ ユーザー数とは、24 時間という期間の中でデスクトップ クライアント、モバイル クライアント、または Web クライアントで意図的なアクションを実行したユーザーの最大数です。意図的なアクションとは、Teams でのチャットの送信や返信、会議への参加、ファイルを開くことなどです。受動的なアクション、たとえば自動起動、画面最小化、アプリを閉じることなどは含まれません。

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2 週間経過: リモート ワークについて学んだこと http://approjects.co.za/?big=ja-jp/microsoft-365/blog/2020/03/18/making-the-switch-to-remote-work-5-things-weve-learned/ Wed, 18 Mar 2020 19:30:08 +0000 ここピュージェット サウンド (米国ワシントン州) の私たちのチームがリモート ワークに移行してから 2 週間が経ちましたが、新型コロナウイルス感染症 (COVID-19) との闘いは激しさを増しています。世界中の国々で

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ここピュージェット サウンド (米国ワシントン州) の私たちのチームがリモート ワークに移行してから 2 週間が経ちましたが、新型コロナウイルス感染症 (COVID-19) との闘いは激しさを増しています。世界中の国々で、多くの人々が自宅にとどまっています。そして学校、教会、商店、オフィスが閉まっている中で、家で一日中家族と一緒に過ごすと同時に常に生産性を維持し、仕事のチームとのつながりを維持しようとするのは実際にどのような感じかが明らかになっています。学ぶことはたくさんあります。現在の状況を受けて否応なしに、私のチームはあらゆるものについて新しい見方をするようになっています。たとえば、会議のスケジューリングやチームのマネジメントですが、多くのお客様からも、同じことをしているとお聞きしています。そこで、私たちが完全なリモート チームとしてこれまでに発見した重要なことをお伝えしたいと思います。この教訓が皆様のお役に立ち、ご自身の経験に生かしていただけたら幸いです。

その前に、お知らせがあります。COVID-19 のアウトブレイク発生以来、このスペースを使ってヒント、お客様事例、情報をお伝えしてきました。今回の投稿は、Microsoft Teams でリモート ワークに移行するためのヒントを詳しく取り上げた先週の投稿の続編です。これまでには他にも、ライブ イベントをオンラインに移行するためのガイダンスも紹介し、その中で Microsoft ツールの使い方の詳細情報に加えて、Microsoft のイベント リーダーからのインサイトをお届けしました。さらに、企業の IT 部門や CISO の皆様に向けて、同じ立場のリーダーからのアドバイスも紹介しました。今後もリモート ワーク関連のコンテンツをここで投稿していきますので、ぜひご覧ください。では、ここ 2 週間で私たちが得た教訓に進みましょう。

1. 在宅勤務ガイドを共有する

多くの組織には、従業員がオフィス環境でどのように仕事をするかについてのトレーニング マニュアルがあります。リモート ワークに移行したとき、すぐに気付いたのですが、この種の働き方についても従業員のためのガイダンスは必要です。私たちの多くが、リモート ワークを経験するのは初めてであり、この変化に向けて準備する時間もほとんどありませんでした。チーム メンバーからはこのような質問が寄せられました。仕事に集中できるスペースをどうやって用意するのか? 顔を合わせることができない中で、どうやってつながりを保つのか? どういうタイミングで休憩を取ったらよいのか? さらに困難を増すのは、子どもなどの、世話が必要な家族が家にいる場合です。このアウトブレイクの中、私たちの多くにとって現実のことであり、苦戦を避けて通れない従業員もいます。

このようなニーズに応えるために、先週、在宅勤務総合ガイドを従業員に配布しました。皆様にもお役に立つかもしれないと考え、お客様向けバージョンを作成しましたので、よろしければ組織内で共有してください。物理的・仮想的なワークステーションのセットアップから、自分が今コミュニケーションを取れるかどうかをチームメイトに知らせることについてのベスト プラクティスまで、具体的なヒントが満載です。

2. 連続する会議をうまくこなす

オフィスでは、連続する会議の間に自然と小休止が入ります。廊下を歩いて移動し、テーブルについて全員がそろうのを待つ間、到着したチームメイトとあいさつを交わして、軽い近況報告をするなどのくだけた会話をしています。往々にして、仕事の毎日の中の、このような小さな息抜きの存在に気付くことはあまりありません。そして、リモート ワークに切り替えてから気付くのです。会議がいくつも入っている一日の慌ただしさに区切りを付けるために、そのような小休止がどれほど必要なものだったかを。

チームメイトとの会議を必要なだけ行うと同時に、その合間に確実に休憩を取るにはどうすればよいでしょうか? 私たちが従業員に推奨しているのは、1 時間または 30 分の会議を、本来の終了時間の 5 分前に締めくくるようにスケジュールすることです。このようにすると会合の時間は短かくなりますが、長い目で見れば、休憩なしの連続する会議による燃え尽きの可能性を避けることができます。

3. 仕事から離れられるスペースを作る

ふだん仕事をしているときは、毎日何らかの方法で仕事から離れています。多くの場合は、意図せずにそうしています。家族の夕食を作る、仕事帰りに通っているエクササイズ クラスで友人と会う、あるいは毎日帰宅のバスの中でぼうっとすることは、その日のできごとから気持ちを切り替えて次の日に備えるのに役立ちます。最高の条件がそろっていたとしても、リモート ワークのときは仕事から離れるのは難しいかもしれません。Microsoft では、バーチャル瞑想セッションを始めました。従業員は、仕事の緊張をほぐす時間が必要なときに参加できます。

同じことをしてみたいという方のために、実用的なヒントをいくつか紹介しますので、オンライン瞑想クラスが初めての方と共有してください。まず、邪魔が入らない静かな場所を見つけます。次に、マイクをミュートします。他の人が静けさを味わえるようにするためです。最後に、カメラを使って、セッション リーダーに呼吸法を指導してもらいます。コツをつかんだら、カメラをオフにして、自分の心を穏やかにすることに集中します。

4. チーム文化の推進を続ける

全員参加のミーティングから小さなマイルストーンのお祝いまで、健全なチーム文化の鍵は頻繁に集まることです。リモート ワークに突然移行することになった私たちの多くは、”どうしても必要なことだけ” モードに入りがちです。つまり、重要なイベントもチームとの楽しいひとときも、通常に戻れるまで延期しようとします。

私たちが気付いたのは、可能な限り、チーム文化作りを互いに離れていても続けることが最善であるということです。チームメイトの誕生日パーティーを予定していた場合は、Teams で会議を作成してハッピー バースデーの GIF を飾り付けましょう。大規模な販売会議の日程が迫っているときは、代わりにバーチャルで開催する方法を考えましょう。四半期ごとの社外チーム ビルディングのイベントも、ぜひ開催しましょう。チーム メンバーは喜んでアイデアを発表し、つながろうとするでしょう。チーム文化を促進するのに役立つ会合をリモートでも実現するのは、最初は難しく思えるかもしれませんが、全員のつながりを維持して前進を続けるために、一層の努力を払うに値します。

5. 鍵となるマネジメント スキルを実践する

従業員がマネージャーに期待しているのは、チェックインし、変化が起きたときにコーチングし、問題解決や創造を手伝うことへの好奇心を示すことです。チーム メンバーは、まったく新しい働き方でうまく仕事を進めようとすると同時に、世界的な健康の危機をうまく切り抜けようとしていますが、マネージャーからのサポートをこれまで以上に必要としています。しかし、互いに離れて仕事をしているときに、適切にマネジメントするにはどうすればよいのでしょうか?

私たちがリモートでのマネジメントについて学んだことを在宅勤務ガイドで紹介しています。具体的には、インクルージョンの強化、頻繁なチェックイン、そしてチームメイトがリモート ワークの自分自身のベスト プラクティスを見つけられるようにするためのコーチングです。今は従業員の誰もが、それぞれの課題に直面していますが、この状況に対応する方法は全員同じではありません。マネージャーにとって重要なことは、可能な限り、一人一人のニーズを理解して対応しようとすることです。

これらの教訓には、私たちが 2 週間のリモート学習から得た、最初の気付きのいくつかが反映されています。会議のスケジューリングから、休憩の取り方、そしてリモート チームの効果的なマネジメントまで、この新しい働き方について多くのことを発見しました。これらの教訓は、COVID-19 のアウトブレイクが終息した後も変わらない価値を持つと確信しています。世界中の組織が今後もリモート ワークを優先していくからです。しかし、皆様とそのチームが何について考え、学んでいるかをお聞きしたいとも思っています。ぜひ、Enabling Remote Work コミュニティでの会話にご参加ください。

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中小規模企業のリモート ワークを Teams でサポート http://approjects.co.za/?big=ja-jp/microsoft-365/blog/2020/03/17/helping-smb-customers-work-remotely-microsoft-teams/ Tue, 17 Mar 2020 19:00:03 +0000 今週、このピュージェット サウンド (米国ワシントン州) 地域は新型コロナウイルス感染症 (COVID-19) に関連する新たな難しい局面を迎えました。この地域の感染者数が増え続けているため、州政府は対面型ビジネスの多く

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今週、このピュージェット サウンド (米国ワシントン州) 地域は新型コロナウイルス感染症 (COVID-19) に関連する新たな難しい局面を迎えました。この地域の感染者数が増え続けているため、州政府は対面型ビジネスの多くに一時休業を命じ、これはアウトブレイクを抑え込むまで続きます。そして他の州や他の国も、同様の措置を講じています。中小企業 (SMB) は既にこのアウトブレイクの打撃を受けていますが、今回の影響を最も感じているといえるでしょう。私たちは既に、彼らの起業家精神が動き出しているのを目の当たりにしています。レストランはデリバリー業に転換し、対面サービスはすばやくデジタル ソリューションに切り替え、オンライン小売ストアは夜どおし稼働しています。とはいえ、学校が休校となり、グループ活動やイベントがキャンセルされ、多くの企業が従業員にリモート ワークを求めるようになったため、私たちの家庭と仕事の生活は突然、場合によってはぎこちない形で一緒になってしまい、誰もがビジネスと家族の両方を健康で安全に保とうと苦心しています。

中小企業の経営者は、単に引きこもっているわけにはいきません。既存の顧客に引き続きサービスを提供し、新しいビジネスを売り込み、従業員とのミーティングをしなければなりません。そして、会社を存続させるために何でもしなければなりません。これが理由で、私たちは Microsoft Teams をすべての人に利用していただけるようにしています。組織として Office 365 を使っていなくてもかまいません。ここでは、Teams について詳しく説明するとともに、今すぐ使用を開始する方法を紹介します。

Microsoft Teams とは

Microsoft Teams は、中小規模ビジネスに必要不可欠なタスクの多くをリモートで実行することを可能にするソフトウェア ソリューションです。Teams を利用すると、従業員、顧客、サプライヤー、パートナーとのチャット、共同作業、会議をバーチャルに行うことができます。Microsoft Office のアプリが Teams に直接組み込まれているので、Word、Excel、PowerPoint、Outlook で作成したファイルを Teams の中で使用し、共有することができます。先日の投稿で、Teams を使ってリモート ワークを始める方法についての私のチームへのヒントを紹介しました。Teams やリモート ワークが初めての方が、この両方に慣れるのに参考になれば幸いです。

Microsoft Teams をすべての人が利用できるように

Teams は Office 365 の一部です。所属する組織が Office 365 のライセンスを保有していれば、こちらからログインしてご利用いただけます。私たちは、Office 365 をお持ちかどうかを問わず、すべての人がこの困難な時に Teams にアクセスできるようにしたいと考えています。ここでは、皆様の会社のすべてのユーザーが今すぐ Teams を利用できるようにするシンプルな方法を紹介します。Office 365 をお持ちでなくてもかまいません。

個人や企業で Microsoft.com から直接購入する場合

Teams を Microsoft から直接入手することをご希望の場合は、次の方法で入手してください。

  • Office 365 Business Premium の無料試用にサインアップします。これに Teams のフル機能バージョンが含まれています。
  • Gmail や Outlook のようなコンシューマー用メール アドレスを使用する場合は、フリーミアム版の Teams にこちらのリンクからサインアップしてください。

企業でパートナーのサービスをご利用中の場合

Microsoft の製品を使うのが初めてであるか、既にお使いであってもライセンスに現在 Microsoft Teams が含まれていない (たとえば Exchange Online や Office 365 Business) 場合は、ご利用のパートナー企業に連絡して 6 か月間無料の Teams 試用版をお受け取りください。新たにパートナー企業との契約をご希望の場合は、Microsoft Teams のエキスパートであるパートナーをこちらのリンクで検索できます。この方法は、ユーザー数 1,000 人以下の企業に適しています。

 

非常に多くの人々がリモート ワークに切り替えている今、Teams が皆様のビジネスを前進させ続けるためにお役に立てば幸いです。次に紹介するのは、中小規模企業で Teams の使用を開始するにあたってよく寄せられる質問とその回答です。使用を開始した後も、ぜひこのブログをご覧ください。リモート ワークに適応していくのに役立つヒント、お客様事例、記事を随時お届けしています。私たちは一丸となって、すべてのお客様がこの困難な時もビジネスの運営を続けていけるように、お手伝いすることをお約束します。

Teams についてよく寄せられる質問

Q. 個人が職場の資格情報でサインインすると、どうなりますか?
A. 個人で Teams のライセンスを保有している場合は、この製品に自動的にログインします。Teams のライセンスを保有していない場合は、製品に自動的にログインして Teams の無料ライセンス (2021 年 1 月まで有効) を受け取ります。このライセンスには、最大 250 人が参加できるビデオ会議や最大 10,000 人が参加できるライブ イベント、録画、画面共有が含まれており、チャットとコラボレーションも可能です。IT 担当者のための詳しい情報は、このドキュメントをご覧ください

Q. フリーミアム版の Teams には何が含まれていますか?
A.  無制限のチャット、組み込みのグループ、1 対 1 での音声/ビデオ通話、10 GB のチーム用ファイル ストレージ、ユーザー 1 人あたり 2 GB の個人用ファイル ストレージを利用できます。リアルタイムでコラボレーションするための、Word、Excel、PowerPoint、OneNote などの Web 版 Office アプリも利用できます。期限はありません。詳細については、こちらをご覧ください

Q. フリーミアム版にはユーザー制限がありますか?
A. いいえ、ユーザー制限についての制約はありません。

Q. フリーミアム版でも会議のスケジュールを設定できますか?
A. 将来的に、会議のスケジュール設定機能もご利用いただけるようにする予定です。それまでは、即時開始する形でビデオ会議や通話を実施してください。

Q. 自宅で仕事をすることについて、どのようなヒントがありますか?
A. 前述のとおり、私たちのチームの Teams のヒントを先日公開しました。また、シニア テクニカル ライター Lola Jacobson が 4 つの追加のヒントを先週投稿しました。「Microsoft Teams を使用してリモート ワーカーをサポートする」という docs.Microsoft.com のページも更新しました。他にもさまざまなコンテンツを紹介する予定です。ご期待ください。

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Microsoft Teams でリモート ワークのときも生産性を維持 http://approjects.co.za/?big=ja-jp/microsoft-365/blog/2020/03/10/staying-productive-while-working-remotely-with-microsoft-teams/ Tue, 10 Mar 2020 16:00:50 +0000 何万人もの従業員を一晩のうちにリモート ワークに移行させるにはどうするか? 新型コロナウイルス感染症 (COVID-19) のアウトブレイクが世界中に広がるなかで、私たち Microsoft は先週、この大きな疑問につい

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何万人もの従業員を一晩のうちにリモート ワークに移行させるにはどうするか? 新型コロナウイルス感染症 (COVID-19) のアウトブレイクが世界中に広がるなかで、私たち Microsoft は先週、この大きな疑問について考えました。そして先週の水曜日に、成し遂げました。1 通のメールを米国シアトル地域の Microsoft 従業員約 50,000 人に送り、可能ならば自宅で仕事をするよう求めました。私たちは既に Teams のヘビー ユーザーでしたが、完全にリモート ワーク化した最初の数日間は、米国内の Microsoft 従業員による使用量が急増しました。木曜日の終わりまでには、チャットが前週比で 50% 増加、会議が 37% 増加しました。使用量の増加はお客様にも見られます。各地で、働く人々は会議、チャット、コラボレーションをオンラインだけで行うようになってきているからです。私たちは、この困難に立ち向かうすべての人のお役に立ちたいと考えています。Teams を支えるチームとして、私たちはかなりの時間を費やし、在宅勤務で生産性を発揮するとともに健康的に仕事をしていくための最善の方法について学びました。そこで、主なヒントをここでご紹介することにしました。

お読みいただく前に、お伝えしたいことがあります。これらのヒントは、このような困難な時にも、すべての人が常につながって生産性を維持できるようにお手伝いするという、私たちの継続的な取り組みから得られたものです。先週、私は個人と組織が Teams を無料で利用する方法を紹介しました。併せて、この危機のなかでサービスを円滑に運営するための総合的な計画にも触れました。また、世界各地のお客様と Microsoft 従業員からの素晴らしい事例も紹介しました。たとえば、香港の教師と生徒の皆様はテクノロジを利用して E ラーニングにすばらしいイノベーションを引き起こし、中国国内とその周辺のお客様は仕事を進めていくためのスマートな方法を発見しています。しかし、お客様からはリモート ワークへの切り替えについてのガイダンスも求められています。私たちはこれからも、アウトブレイクが続くなかでのヒント、情報、参考になるお客様事例をお伝えしていきますので、今後もここをチェックしていただけましたら幸いです。

始める

リモート ワークに移行するにあたっては、いくつかの鍵となる習慣を実践して態勢を作ります。

ワークスペースをセットアップする

ホーム オフィスがなくても、心配ありません。自宅での仕事で生産性を発揮することは可能です。それだけでなく、私たちが Teams を設計したのは、どこにでも持ち運びできるバーチャルなオフィスとするためです。プリンター、物理的なファイル、卓上電話機は自宅にないかもしれませんが、ドキュメントを Teams で直接取り出し、安全な場所にファイルを保管して適切な人にアクセス権を与え、すぐに通話や会議に参加することができます。とはいえ、自宅の中に専用のワークスペースを持つことは重要です。自分が生産性を発揮でき、そこにいるときは “邪魔しないで” というシグナルを送ることのできる場所です。ダイニング キッチンの一角、静かな寝室の片隅、娯楽室にあるゲーム用テーブルなど、集中しやすい場所ならどこでも、ワークスペースとしても役に立ちます。一日を通して少々散らかっていても、大丈夫です。Web 会議の間は背景のぼかしを使えば、チームメイトはあなただけに注目します。

コミュニケーション、コミュニケーション、コミュニケーション

私たちの多くが、少なくとも勤務時間の一部は自宅で仕事をしていますが、職場に物理的に出勤しているときに確立したリズムやコア タイムをやはり守ろうとします。  在宅勤務になると、毎日のリズムは変わるかもしれません。これが特に当てはまるのは、仕事と育児を両立させている人々です。自分が何時から何時まで仕事をするかを、仕事仲間にはっきりと伝えておくと、相手はいつあなたに連絡すればよいかがわかります。Teams のステータス メッセージを設定すると、このような情報を事前に伝えることができます。

また、チームメイトに進捗報告を頻繁に行う習慣を付けましょう。完全にリモート化した会社は、ドキュメントを重視する傾向があります。これは、離れて仕事をするときにつながりを保つ重要な方法だからです。最新情報、知見、自分が見つけた有益なリソースを Teams のチャネルに投稿することをおすすめします。廊下での立ち話から情報を得ることができない状況でも、チームメイトは今あなたが何を考えているかがわかり、つながりを保つことができます。後で、そのチャネルの中を検索すると、必要としているアイデアやコンテンツを見つけることができます。

健康的に区切りを付ける

通常の勤務日なら、昼休みの外出や通勤が区切りになりますが、それがないときは、なかなか仕事を切り上げられないこともあります。リモート ワーカーは、気が付いたら長時間連続して仕事をしていたということもあります。運動、人づきあい、きちんとした食事のための休憩を取ることもなく。これでは、すぐにストレスがたまり、過労になってしまいます。忘れないでください。健康は何よりも優先です。食事の時間を確保し、水をたっぷり飲み、一日の終わりにはタイムカードを押したつもりでリモート ワークから離れましょう。このような行動は、健康を維持するためだけではなく、結局は生産性の向上にも役立ちます。

効率的な会議を運営する

オンライン会議を導入する

物理的な会議室がない中で、全員を集めるのはリモート ワーク最大の難問であるように感じられることでしょう。会議を Teams に移行するときには、すべての会議にバーチャルな “参加” オプションがあることを確認してください。これでオンライン会議室を作ることができます。また、参加者の同意があれば、全員がビデオをオンにすることをおすすめします。お互いの顔が見えれば、全員がつながりを感じやすくなります。Teams には豊富な種類の認定カメラがあり、ヘッドセットやスピーカーフォンなどのデバイスの選択肢も多いため、同僚との間でいつでも明確なコミュニケーションを取ることができます。

すべての人に心を配る

オンライン会議に移行すると、視覚的な手がかりに頼れなくなるため、会議中に誰かが発言しようとしても気づかないことがあります。また、カンファレンス コールにあまりに大勢の人が参加していると、意見を伝えにくくなることがあります。会議の開催者は、頻繁に会議を一時停止して質問を募るようにしましょう。また、会議チャット ウィンドウを使って意見を共有できることを参加者に伝えてください。

会議を記録する

顔を合わせる時間の少なさを補うために、リモート ワーカーの中には顧客、パートナー、同僚とのつながりを保てるよう、いつもより多くの会議をスケジュールする人もいます。ダブル ブッキングが避けられない場合もあります。所属組織が許可している場合は、Teams での会議を記録しておくと、出席できなかった同僚が後で見ることができます。自分が参加できない場合は、開催者に録画を依頼しておきます。また、自動生成されるトランスクリプトも、出席した会議で話題になっていた情報を思い出そうとするときに非常に役立ちます。Teams 会議について、さらに知りたい場合はこちらのその他のヒントをご覧ください。

つながりを保つ

廊下での会話の代わりとなるものを考える

リモート ワーカーの多くが職場を懐かしく思う理由の筆頭が、気軽な会話です。ウォータークーラーやスナック棚のそばでのおしゃべりは、つながりを保つためだけではなく、思いもしなかった重要な情報や知見が現れ出てくる場でもあります。意図的に仕事仲間と連絡を取って、つながりましょう。インスタント メッセージングをバーチャルなウォータークーラーと考えて、リマインダーを設定しておき、定期的に他の人に声を掛けるとよいでしょう。絵文字、GIF、ステッカーを使うと、おしゃべりが楽しく軽快になります。

チームをまとめる

リモート ワークでは、孤独を感じることがあるかもしれません。リーダーは、チーム全員がバーチャルに集合する機会を作ることが重要です。チーム会議やウェビナーを定期的に開催したり、チーム ランチを計画したりできるでしょう。オンラインであっても可能です。皆が興味を持ちそうなことについてのディスカッションには、Teams の “全般” チャネルを使います。大規模なブレーンストーミングについては、Microsoft Whiteboard アプリを使います。この無限のデジタル キャンバスを使って、参加者が Teams の中で直接、アイデアを出し、コラボレーションすることができます。また、チーム リーダーの皆様には、クライシス コミュニケーション Power App のダウンロードをおすすめします。このカスタマイズ可能なアプリを使うと、自分自身とチームに、このアウトブレイクが続くなかで知っておくべきことをすべて伝えることができます。

楽しく!

リモート ワークへの移行に伴い、さまざまな変化が起こりますが、チームの士気を高めて維持することが重要です。メンバーが前向きな気持ちとやる気を維持できるようにするには、Teams でできることがたくさんあります。ニュースや話題をチームのチャットで共有し、あるいは写真コンテストを開催します。中国の教育機関のお客様は、生徒向けに料理コンテストを開催して大人気を博しました。

仕事のしかたは人によっても、チームによっても異なることを私は理解しています。けれども、皆様が新しい働き方に適応していくなかで、生産性とつながりを維持していくために私たちのチームからのヒントがお役に立てば幸いです。改めてご案内しますが、Teams の使用は今すぐ開始できます。こちらからサインインしてください。無料で使用するにはサインアップしてください。

リモート ワークの準備を整えましょう。リモート ワーク チェックリストをダウンロードして、チームメイトと共有してください。

リモート ワーク チェックリスト:

  • ワークスペースをセットアップする
  • 頻繁にコミュニケーションを取る
  • 健康的に区切りを付ける
  • オンライン会議を導入する
  • すべての人に心を配る
  • 会議を記録する
  • 廊下での会話の代わりとなるものを考える
  • チームをまとめる
  • 楽しく!

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COVID-19 の影響が続くなかでのお客様へのお約束 http://approjects.co.za/?big=ja-jp/microsoft-365/blog/2020/03/05/our-commitment-to-customers-during-covid-19/ Thu, 05 Mar 2020 20:30:31 +0000 新型コロナウイルス感染症 (COVID-19) が世界中の国と人々に影響を与え続けるなかで、各地でリモート ワークに切り替えるチームが増えています。 今週、私が投稿した上海の同僚 Lily Zheng からの手紙では、こ

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新型コロナウイルス感染症 (COVID-19) が世界中の国と人々に影響を与え続けるなかで、各地でリモート ワークに切り替えるチームが増えています。 今週、私が投稿した上海の同僚 Lily Zheng からの手紙では、このアウトブレイクの中で彼女のチームが Microsoft Teams を使って在宅勤務を実施していることを詳しく紹介しました。Lily のチームは、ほんの一例です。ここピュージェット湾 (米国ワシントン州) にある Microsoft でも、この地域内の多くの組織と同様に、従業員には可能な限り在宅勤務をさせています。この傾向は、世界中で続くと予想しています。Microsoft にとっての最優先事項は、従業員、お客様、パートナー、コミュニティの健康と安全です。Microsoft Teams を可能な限り多くの人に提供することによって、公衆衛生と安全を支えていきたいと考えています。チーム メンバーが離れていても、つながって仕事ができるようになるからです。

Lily の手紙への皆様からの反応を読み進めるうちに、皆様の頭の中には 2 つの大きな疑問があることが明らかになりました。1 つは、Lily の言う無料の Teams にはどのようにしてアクセスするのかということで、2 つめは、使用量が増加する時期にサービスを中断させないために、どのような計画があるのかということです。この両方について、以下で詳しくお答えします。また、今後の数日間にわたって、リモート ワーク関連のその他のヒントや最新情報をお伝えしていきます。ぜひご覧ください。

Microsoft Teams を誰でも利用できるように

Teams は Office 365 の一部です。組織が Office 365 のライセンスを保有していれば、既に利用できる状態になっています。ただし、現在の状況が続く間は、誰でもアクセスできるようにしたいと考えています。ここでは、Teams をすぐに入手できる簡単な方法を紹介します。

個人の場合

Teams の使用を今すぐ開始する方法をご用意しています。

  • 職場または学校のメール アドレスを使用する場合は、このリンクを使用してサインインしてください。Teams に直接移動できます。
  • Gmail や Outlook などのメール アドレスを使用する場合は、フリーミアム版の Teams にこのリンクからサインアップしてください。

IT 担当者の場合

上記のセルフサービス リンクは個人向けです。IT 担当者として Teams を組織全体に導入することをご検討中の場合は、次の方法をお使いください。

  • 現在 Teams のライセンスを所有していない組織には、Office 365 E1 プランを 6 か月間無料でご提供します。今すぐ使用を開始するには、マイクロソフト パートナーまたは販売担当者にお問い合わせください。(注: 同様のオファーが Government Cloud にもありますが、GCC High および Department of Defense では利用できません。)
  • 教育機関で教職員や学生が Teams を使用できるようにするには、Office 365 A1 をお使いください。この無料版の Office 365 は、すべての教育機関が利用できます。 このリンクからサインアップしてください。

Teams の常時稼働を続ける

Microsoft のツールは、お客様のチームが常につながって仕事を完了するために頼りにされています。私たちはこの責任を真剣に受け止めており、今回のような甚大な影響を与える事態が続くなかでもサービスが確実に稼働を続行できるようにする計画は策定済みです。私たちの事業継続計画では、サービスの中核的な面への影響は次の 3 種類があると考えています。

  • システム:  使用量が急激に増加するとき。たとえば、最近中国で見られたような急増です。
  • 場所:  地域限定の、予期しない事象が発生したとき。たとえば地震や激しい暴風雨です。
  • :  システムを維持管理するチームに影響を与える可能性のある事象が発生したとき。たとえば、ピュージェット湾地域での COVID-19 アウトブレイクです。

私たちは最近、中国での使用量急増が発生したときにサービスの継続性をテストしました。1 月 31 日以降、Teams 会議、通話、カンファレンスは 500% 増加し、モバイル デバイスでの Teams の使用量は 200% 増加しました。このように使用量が増加していても、サービスはこのアウトブレイクが継続する地で円滑に提供されています。可用性と回復性がきわめて高いサービスを提供するためのアプローチの中心にあるのは、次のような事項です。

アクティブ/アクティブ設計: Microsoft 365 では、設計し運用するすべてのサービスについて、回復性を高めるアクティブ/アクティブ設計を目指しています。つまり、1 つのサービスについて常に複数のインスタンスが稼働してユーザーのリクエストに対応できる状態となっており、これらのインスタンスはそれぞれ地理的に離れたデータセンターでホストされているということです。すべてのユーザー トラフィックは Microsoft Front Door サービスを通じて到着し、そのサービスのインスタンスのうち最適な場所にあるものに自動的にルーティングされます。サービス障害が発生しても回避できるので、お客様への影響が軽減されます。

インシデントのスコープを縮小: インシデントの回避が第一ですが、それでも発生してしまったときは、すべてのインシデントのスコープを限定的にするよう努めています。そのために、各サービスの複数のインスタンスを互いに完全に分離しています。これに加えて、監視能力を自動化によって継続的に向上させており、より迅速なインシデントの検出と対応が可能になります。

障害の分離: サービスをアクティブ/アクティブ方式で設計して運用し、互いを完全に分離するという方法で、あるサービスでの障害の影響が他に及ばないようにしているのと同様に、サービスのコード ベースについても類似の分離原則を使用して開発されており、これを障害の分離といいます。障害の分離は、コード ベースそのものの中で実行される、漸進的な保護対策です。このような対策は、ある領域で発生した問題が別の部分の運用に波及することを防ぐのに役立ちます。この具体的な方法と、サービス継続計画の詳細については、こちらのドキュメントで紹介しています。

リモート ワークへの適応は、簡単ではないこともあります。私たちはそのことを理解しており、その困難にお客様のチームが立ち向かうのに必要なツール、ヒント、情報を提供していきます。COVID-19 の影響を受けている学校、病院、企業が見せている俊敏さと創意工夫に私たちは感銘を受けており、この困難な時期に各地の組織が常につながって生産性を発揮できるように、お手伝いしていくことをお約束します。

よく寄せられる質問

Q. 個人が職場または学校の資格情報でサインインすると、どうなりますか?
A.
個人で Teams のライセンスを保有している場合は、この製品に自動的にログインします。Teams のライセンスを保有していない場合は、製品に自動的にログインして Teams の無料ライセンス (2021 年 1 月まで有効) を受け取ります。このライセンスには、最大 250 人が参加できる Web 会議や最大 10,000 人が参加できるウェビナー、録画、画面共有が含まれており、インスタント メッセージングとコラボレーションも可能です。IT 担当者向けの詳しい情報はこちらをご覧ください

Q. フリーミアム版の Teams には何が含まれていますか?
A.
無制限のチャット、組み込みのグループや 1 対 1 での音声/ビデオ通話、チーム用ファイル ストレージ 10 GB、個人用ファイル ストレージ 2 GB (ユーザー 1 人あたり) を利用できます。リアルタイムでコラボレーションするための、Word、Excel、PowerPoint、OneNote などの Web 版 Office アプリも利用できます。期限はありません。詳細については、こちらをご覧ください。

Q. フリーミアム版にはユーザー制限がありますか?
A.
3 月 10 日から順次、無料版 Teams に更新を反映しており、この更新の中でユーザー制限を解除しています。

Q. フリーミアム版でも会議のスケジュールを設定できますか?
A.
将来的に、会議のスケジュール設定機能もご利用いただけるようにする予定です。それまでは、即時開始する形でビデオ会議や通話を実施してください。

Q. IT 管理者が Teams for Education にアクセスするにはどうすればよいですか?
A. 学生と教職員の皆様には既に、Teams を Office 365 A1 の一部として無料で提供しています。こちらからアクセスしてください。

Q. 自宅で仕事をすることに関するヒントはありますか?
A.
シニア テクニカル ライターの Lola Jacobson が、いくつかの基本的なヒントを先週投稿しました。また、「Microsoft Teams を使用してリモート ワーカーをサポートする」という docs.Microsoft.com のページを昨日更新しました。他にもさまざまなコンテンツを紹介する予定です。ご期待ください。

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NFL にさらなる力を与える Microsoft Surface と Microsoft Teams http://approjects.co.za/?big=ja-jp/microsoft-365/blog/2020/03/03/empowering-nfl-microsoft-surface-microsoft-teams/ Tue, 03 Mar 2020 17:00:42 +0000 2013 年、私たちは NFL との間に緊密なテクノロジ パートナーシップを確立しました。このパートナーシップでの私たちのミッションはシンプルでした。それは、アメリカン フットボールという競技をすばらしいものにしている人

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2013 年、私たちは NFL との間に緊密なテクノロジ パートナーシップを確立しました。このパートナーシップでの私たちのミッションはシンプルでした。それは、アメリカン フットボールという競技をすばらしいものにしている人々、つまりコーチ、選手、オフィシャル、ファンに、テクノロジを使って力を与えることです。

7 年近くが経ち、Microsoft Surface は NFL にとって、フィールド内外を問わず、なくてはならないツールとなりました。瞬時のリプレイやゲーム プランから、ファン体験、そして NFL Draft and Scouting Combine (NFL ドラフト候補生の能力テスト会) に至るまで、あらゆるものに変革をもたらしたのです。2,000 台を超える Surface デバイスと 170 台を超える Windows Server が国内外 35 か所のスタジアムに展開され、Microsoft のテクノロジは、年間 333 件にも及ぶ NFL 試合日のイベントの力となっています。

本日、この NFL とのパートナーシップを複数年延長することを発表します。私たちは、Surface デバイスを使用する革新的なソリューションをこれからも NFL のために開発していくと同時に、このテクノロジ コラボレーションを拡大して Microsoft Teams を導入します。Microsoft Teams のテクノロジは、NFL とリーグの各チームがコラボレーションと創造性を促進するための力となります。Surface と Microsoft Teams の組み合わせによって、私たちは NFL とのパートナーシップを通して引き続き、ファン全体にイノベーションを届けることができます。

「2013 年以降、Microsoft はテクノロジを通して NFL のあらゆる面の変革を手助けしてくれました。Microsoft Surface はすぐに、フットボールという競技のための信頼できるツールとなり、コーチ、選手、NFL オフィシャルにとっては NFL の全試合中の必需品となりました。そして今回、共同で Microsoft Teams をリーグ全体に導入することにより、両者はコミュニケーションとコラボレーションをモダンな方法で向上させることを目指しています。」
—Renie Anderson 氏 (NFL Partnerships 最高収益責任者兼エグゼクティブ バイス プレジデント)

約 3 年前にスタートし、1 日あたりのユーザー数が 2,000 万人を超える Microsoft Teams の目的は、人々が共同でより多くを達成できるようにすることであり、そのために摩擦を減らすとともに人間的なつながりを増やしていきます。これほど大きなチームワークが必要とされる場所は、ペースが速くグローバルな NFL フットボールの世界以外にはありません。

チャット、通話、会議、ドキュメント共同作業のそれぞれに別のアプリを使う代わりに、Microsoft Teams ならば 1 つのチームワークのハブで常につながり、Windows、Mac、iOS、Android のどのデバイスでも同じように、安全に接続することができます。

Microsoft Teams と Surface を組み合わせると、可能性は無限です。Surface デバイスの高忠実度マイクとカメラで、Microsoft Teams でのビデオ通話の臨場感が高まります。Surface デバイスのタッチスクリーンを利用すると Microsoft Teams でデジタル ホワイトボードが実現し、戦略的プレーのための完璧なプラットフォームとなり、チーム メンバーがどこにいるかを問わず利用できます。

NFL の各チームは既に、毎日の活動の中で Microsoft Teams の活用を始めています。たとえば、Miami Dolphins はこのプラットフォームを使って Hard Rock Stadium での第 54 回スーパーボウルのプランを立てました。New York Jets は Microsoft Teams をフットボールとビジネスのさまざまなオペレーションに使っており、これには NFL ドラフト プロセスも含まれています。また、スーパーボウル チャンピオン Kansas City Chiefs のスカウト担当者は、Microsoft Teams を使って視察中のスカウトたちとの連携を図っています。

「Microsoft Teams の中では、ファイルの共同作業、共有の予定表の管理、会議の開催を簡単に行うことができ、既存の統合も活用できています。Teams のおかげで、NFL との協調がレギュラー シーズンを通して、そしてスーパーボウルのプランニングについても可能になりました。」
—Kim Rometo 氏 (Miami Dolphins バイス プレジデント兼最高情報責任者)

パートナーシップ延長の一環として、私たちはこれからも NFL をさまざまなイノベーションでサポートしていきます。その例としては Microsoft Surface Sideline Viewing System や Microsoft Surface Instant Replay などがあります。また、NFL の各チームやそのパートナーとのコラボレーションも継続し、独自のビジネスと消費者インテグレーションを開発していきます。たとえば、Surface デバイスをプレーブックとして使うことや、フィルム レビューを Surface ファミリーのデバイスで実施することが考えられます。試合日にはスタジアム内でも利用されます。事業運営チームは Surface デバイスをフロント オフィスとして使うことができます。

このパートナーシップ延長と Microsoft Teams の追加は、始まりに過ぎません。私たちは NFL とのコラボレーションを継続できることになり、大変うれしく思っています。共同で開発する新しい、独自のテクノロジ ソリューションは、NFL のコミュニケーションの方法を変革するものとなり、それにはハードウェアとソフトウェアとのパワフルな組み合わせが活用されます。

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困難に立ち向かう時のリモート ワーク http://approjects.co.za/?big=ja-jp/microsoft-365/blog/2020/03/02/working-remotely-during-challenging-times/ Mon, 02 Mar 2020 18:00:07 +0000 新型コロナウイルス感染症 (COVID-19) は、世界中の人々の生活に影響を与えています。移動の制限や大人数での集まりへの新たな規則によって、非常に多くの人々の日常が変わってしまいました。ここ数週間、社内でもお客様から

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新型コロナウイルス感染症 (COVID-19) は、世界中の人々の生活に影響を与えています。移動の制限や大人数での集まりへの新たな規則によって、非常に多くの人々の日常が変わってしまいました。ここ数週間、社内でもお客様からも、多くの人に尋ねられます。「私たちには、どのような手助けができるのか?」

Lily Zheng は、良い友人であり同僚であり、上海に住んでいます。中国で直接会って仕事をしたこともありますが、たいていは Microsoft Teams で顔を合わせています。Lily は最近、地元のお客様に宛てた手紙の中で、自らのチームがアウトブレイク (感染症の急激な拡大) に耐えるなかでリモート ワークしたことから何を学んだかを伝えています。その手紙に触発され、私たちのチームは、この困難に立ち向かう時にリモート ワークに切り替える人々のために Microsoft Teams を無料で提供することにしました。上海チームの経験が役に立つかもしれませんので、その手紙を世界中の人々と共有したいと思います。私だけでなく、皆様のお役に立つことを願います。

Lily からのメッセージです。

お客様へ

私は Lily Zheng と申します。Microsoft の従業員で、上海に住み、ここで働いています。新型コロナウイルス感染症 (COVID-19) のアウトブレイクが続き、ここ中国でも多くの人々が影響を受けているため、リモート ワーク人口が急激に増えています。中国の学校、病院、企業は、一時的にではありますが、今は分散型組織となっています。COVID-19 のようなウイルスによる感染症の大流行から、予期しない天候変化による緊急事態まで、さまざまな理由でリモート ワークが突然必要になることがあります。そこで、ここ数週間で私が得た教訓を 3 つお伝えするとともに、私たちのお客様がリモート ワークに適応していくなかで得られた教訓を 3 つ紹介したいと思います。

多くの人と同じように、私がこのウイルスのことを耳にするようになったのは 1 月で、主にソーシャル メディアからでした。これほど大ごとになるとは、旧正月の直前までは考えてもいませんでした。そのときには、春節で多くの人が移動したことが原因で、感染者の数が急激な増加を始めていました。1 月 23 日、中国政府はウイルス拡大を抑えるために湖北省を封鎖しました。その翌日は旧正月前日で、私は家族で映画館に行くつもりでした。ニュースで市内すべての映画館が閉鎖されたと知ったときに、このアウトブレイクの深刻さを心から実感することとなりました。2 日後、中国政府は春節行事の異例の中止を発表し、私はずいぶん前から予定していた家族との休暇をキャンセルしました。子供たちはショックを受けていましたが、健康と安全が第一でした。

リモート ワーク中の Microsoft の従業員たち
中国 Microsoft の Zheng とそのチームメイトは、リモート ワーク中も緊密に連携しています。

今の中国で仕事をするのはどのような感じかを聞かれたら、私はこう答えます。リモート ワークのおかげで通勤時間が不要になり、何を着ていくかを心配する必要もなくなりました。多くの飲食店が休業しているので、誰もが料理の腕を磨いています。ただし、子供たちは学校に行けず、ベビーシッターも自宅から出られないので、生産性を維持するのは簡単ではありません。

リモート ワークから学んだこと

私たちのチームがリモート ワークに慣れるまでのここ数週間で、リモート ワークの成功と持続には何が必要かがはっきりしました。私が得た教訓トップ 3 です。

健康を維持する。

このリモート ワーク移行の目的は、私たちの身体の健康を守るためにウイルスとの接触を最小限に抑えることです。これは、すべての人が理解しています。あまり知られていないことですが、生活する場所で仕事することが、特有のストレスを生み出すことがあります。時間を取って体を動かし、よく食べ、画面から離れてしっかりと休憩することはどれも、在宅勤務中の心の健康を維持するために不可欠です。

全員で力を合わせる。

リモート ワークのときは、人との接触を先延ばしにしたくなることもありますが、リモートでもうまくいくチームは、あらゆることをオンラインで行う方法を見つけています。1 対 1 ミーティングをスケジュール済みの場合は、約束を守りましょう。大人数の会議を計画済みの場合は、予定どおりに開催しましょう。次のプレゼンテーションを検討するブレーンストーミングの準備ができている場合は、ビデオ通話で行いましょう。

チームメイトをサポートする。

今回の経験でもう一つ学んだのは、他の人たちをサポートすることが、前向きでエネルギッシュでいるための一番良い方法だということです。オンライン ツールを使うのは、仕事のためだけではありません。家族やペットの写真をインスタント メッセージングで共有して、一日中連絡を取り合っています。励まし合うことは、意欲を保つだけではなく、チームが離れて仕事をしているときでも一つにまとまるのに役立っています。

お客様から学んだこと

数週間という短い時間で、中国国内のお客様の働き方はすっかり変革しました。成功に向けて組織の体制を整える方法として、お客様から学んだことを 3 つ紹介します。

いつでも連絡を取れる方法を今すぐ用意する。

リモート ワークをしているときは、従業員全員に業務の指示を確実に伝えることが、これまで以上に重要になります。あるお客様は、アジアに拠点を置く大きな保険会社ですが、全員が最新情報に確実にアクセスできるようにと、ビデオ メッセージをスタッフに一斉配信することを開始しました。誰もが、自宅での仕事と子供の世話などとのバランスを取らなければなりませんが、ビデオが録画されていれば、ライブの会議やブリーフィングに参加できなかった人もその内容を知ることができます。

前進を続ける。

全員が集まれるようになるまで計画を先延ばししようと思いがちですが、中国国内の企業は前進を続けるための方法を見つけています。政府の後押しもあり、多くの学校が、すべてをオンライン化することによって学期を予定どおり開始できています。学校は生徒をサポートするために、明確なスケジュールを作成し、意欲を維持するためのイベントとして料理コンテストなどを開催し、課題などの情報をていねいに伝達しており、こうして生徒たちの困惑を防いでいます。

大人数の会議もオンラインで開催できる。

私たちの多くは、少数のチームメイトとの短い通話やビデオ チャットはよく行っていますが、大規模の公式な会議であってもオンラインで問題なく開催できます。中国国内の病院も、働く人々の多くがリモート ワークを選んでいることから、スタッフの会合をリモートで行っています。たとえば、大連のある病院では、大規模なスタッフ会議 (ウェビナー) を Teams で開催しています。Web 会議を成功させるための鍵としては、議題を明確にすることや、インクルージョンの観点から音声の問題は会議の開始までに解決しておくこと、そして後でフォローアップとして共有できるように明確なメモを取っておくことなどがあります。もう一つ覚えておきたいのは、参加できない人たちのために会議を録画しておくことです (ただし、所属組織が許可していれば)。

私も、世界中の多くの人々も、このような形で旧暦の新年を迎えるとは想像していませんでした。しかし、多くのことを学びました。そして Teams は、すばらしく強力なツールとして、この困難に立ち向かう時に私たちを支えてくれています。あまり知られてはいないようですが、Teams は既に無料でご利用いただけるようになっています。詳しくは、こちらをご覧ください。どのようなツールを使うにしても、これらのヒントがお役に立てば幸いです。そして皆様とご家族の健康をお祈りします。

Lily Zheng

Microsoft China ディレクター

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さまざまなアプリでのコラボレーションを向上し、エクスペリエンスをカスタマイズ—Microsoft 365 の 2 月の新機能のご紹介 http://approjects.co.za/?big=ja-jp/microsoft-365/blog/2020/02/27/improve-collaboration-apps-customize-experiences-new-to-microsoft-365-in-february/ Thu, 27 Feb 2020 17:10:18 +0000 私たちが暮らしているのは、エキサイティングながらも忙しい時代です。急激に変化する、複雑な職場環境に適応しようとする中で、小さなことがエクスペリエンスを左右します。頼りにしているツールでさえ、例外ではありません。Micro

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私たちが暮らしているのは、エキサイティングながらも忙しい時代です。急激に変化する、複雑な職場環境に適応しようとする中で、小さなことがエクスペリエンスを左右します。頼りにしているツールでさえ、例外ではありません。Microsoft は、このことを踏まえつつ、お客様の声に耳を傾けています。お客様からのフィードバックやリクエストは、小さな変更もあれば新しいツールの追加もありますが、できるだけ Microsoft 365 のエクスペリエンスに反映させるよう取り組んでいます。目指しているのは、お客様の組織がより多くを達成するのに役立つ最高の生産性向上サービスを構築することであり、私たちはお客様に届けるエクスペリエンスを日々向上させていくことをお約束します。

今月ご紹介する機能で、外出先でも仕事をしやすくなり、コンテンツの共同作業がより簡単になり、アプリとの相互作用の方法が増え、生産性向上エクスペリエンスをカスタマイズできるようになります。新しい Office アプリは、Android と iOS での一般提供が始まりました。PowerPoint のコメントにコラボレーション機能を追加し、共同編集機能と Microsoft Teams 統合を Visio に導入しました。Word では音声テキスト変換機能が向上して対応言語が増え、OneNote for Android では手描き入力機能やダーク モードが追加されてノートの記録と読み取りが簡単になりました。さらに、組織の従業員の生産性エクスペリエンスをカスタマイズできるようになりました。たとえば、検索結果ページと Yammer の [会社全体] フィードや、新しい Microsoft Fluid Framework のプライベート プレビューなどがあります。

今月の Microsoft 365 の更新について、以下で詳しく説明していきます。ニュースのさらに詳しい説明については、Modern Workplace ポッドキャストの 2 つめのエピソードをお聞きください。今月は、ホストの Alex Bradley と私がチームワークについて、そして新しい Microsoft Fluid Framework について語っています。

生産性を外出先でも発揮

仕事をどこでもできる、新しい Office アプリ: まったく新しい設計の Office アプリが、場所を問わず生産性を向上するのに役立ちます。Word、Excel、PowerPoint を 1 つのアプリにまとめて新しい機能を追加したこのアプリでは、モバイルならではの方法でコンテンツを作成することができ、統合されている “アクション” がモバイルでの一般的なタスクの実行に役立ちます。その結果、シンプルながらもパワフルな、モバイル デバイスのための Office エクスペリエンスが完成しました。こちらのブログ投稿で、新しい Office アプリについて詳しく説明しています。このアプリは既に、全世界で Android と iOS での一般提供を開始しています。

新しい Office アプリのホーム画面。

お気に入りのアプリでのコラボレーションを向上

PowerPoint と Visio の新しいツールで、チームの共同作業がさらに簡単になります。

PowerPoint でのコラボレーションをより円滑に: 来月から、PowerPoint の新しいコメント機能のロールアウトを開始します。チーム メンバーは、コメントをオブジェクトに関連付けることや、@メンション通知を使用することができ、コメントの検出と追加もさらに簡単にできるようになりました。この新しいコメント エクスペリエンスは、最新の更新プログラムですべての Office 365 ユーザーが利用可能になります。

Visio 図面をさまざまな方法で共同編集: Visio for the web で複数の人が図面の作成、編集、コメントを同時にできるようになりました。ライブ共同編集機能やシンプルなプレゼンス インジケーターを利用して、チームがシームレスに共同作業しながらブレーンストーミングし、アイデアを発展させることができます。Visio Plan 1 と Plan 2 のユーザーは、visio.office.com にアクセスすると、Visio ファイルの作成と共有を今すぐ行うことができます。

Visio on the web のホーム画面。

チーム メンバーは、これらの機能を Teams で直接使用することもできます。自分の Visio 図面を同僚と共有できるようになりました。Teams のファイル ライブラリに保存されたファイルにはメンバー全員がアクセスできるので、自分の作業の成果を同僚が編集したりコメントを付けたりするのも簡単です。開始するには、Teams チャネルの会話ウィンドウの上にある [ファイル] タブをクリックして、[新規] > [Visio 図面] を選択します。

作業方法をパーソナライズ

Word と OneNote が更新されて、ユーザーは好みの方法で作業できるようになりました。

時間を節約して作業をシンプルにする、向上した音声テキスト変換: Word で自分の声を使ってコンテンツを簡単に作成できるようになりました。新しいディクテーション ツールバーが追加され、提案を利用でき、自動句読点もサポートされています。また、新たに 6 つの言語でのプレビューを開始しました。デンマーク語、オランダ語、フィンランド語、スウェーデン語、ノルウェー語、日本語です。Word for the web の新しい音声ディクテーション機能は、現在すべての Office 365 ユーザーを対象としてロールアウト中です。

Word の音声ディクテーション機能のアニメーション画像。

 

ノートへの書き込みを簡単に: Android スマートフォン/タブレット用 OneNote でダーク モードがサポートされるようになりました。明るい白から、淡い黒、濃い灰色までの間で、読み取りやすい配色に切り替えることができます。また、手描き入力機能を一新して、新しい明るい色をサポートするようになりました。各種ペン、蛍光ペン、消しゴムも引き続き利用できます。なげなわツールを使って、ページ上のオブジェクトのサイズや位置を変更することもできます。これらの更新は、OneNote を Android スマートフォンやタブレットで使用しているすべてのユーザーを対象としてロールアウト中です。

Android での手描き入力を表すアニメーション画像。

ユーザーのコラボレーション エクスペリエンスをカスタマイズ

社内で使う生産性向上ツールを、企業ブランドや環境に合わせてカスタマイズするのに役立つ新しい機能が追加されました。

Microsoft Search の独自の検索結果ページを作成: 独自の検索結果ページを SharePoint Online で作成できるようになりました。この新しい機能を使って、検索結果のレイアウトやデザインをコントロールし、SharePoint Online エクスペリエンスを自社の環境に合わせて調整します。この新しい機能は、すべての SharePoint Online サブスクリプションで利用できます。使用を開始するには、どのサイト領域で独自の結果ページを構成するかを選択し、[サイト コレクションの設定] > [検索の設定] を選択します。

SharePoint の検索機能を使用して「ノルウェー」を調べています。

“新機能” のどの機能をユーザーに表示するかを管理者が選択: Office デスクトップ アプリの “新機能” のどの機能をユーザーに表示するかを管理できるようになりました。このコンテンツは、新しい機能の一覧をまとめたものであり、その機能の使用に役立つように説明やガイダンスも付属しています。この管理ツールには、Microsoft 365 管理センターOffice 365 クライアント構成サービスを使用してアクセスできます。

Microsoft 365 管理センター内のサービス。

円滑な共同作業エクスペリエンスの作成を今すぐ開始: Microsoft Fluid Framework は、コンポーネントベースの新しいドキュメント モデルであり、コンテンツ作成における新しいコラボレーションの方法を可能にするように設計されています。Office 365 Enterprise サブスクリプションをご利用中のお客様は、早期プレビューを利用できます。使用を開始するには、組織のアカウント ID で fluidpreview.com にサインインしてください。

Microsoft Fluid Framework のアニメーション画像。

Yammer でのエンタープライズ ブランディングを強化: 最新の Yammer エクスペリエンスの新しい機能によって、[会社全体] フィード名のカスタマイズ、コミュニティ カバー写真のアップロード、主要メッセージの掲載、新メンバーの歓迎、組織的な取り組みの促進、会社価値の強調を行うことができます。これにカスタム アバターを組み合わせると、会社のブランディングと文化を [会社全体] フィードに取り入れることができます。これらの管理者向けの新しい機能は、まもなく利用可能となります。

Yammer 電子情報開示を Microsoft 365 管理センターの中で管理する: Yammer で、ネイティブ モードのネットワークに対する電子情報開示がサポートされるようになりました。管理者は、Yammer ネットワークに投稿されたすべてのメッセージとファイルにアクセスできるようになりました。これに使用するのは、Office 365 スイートのその他の製品でのデータ管理に使用されているのと同じ電子情報開示ツールです。これにより、電子情報開示のタスクがシンプルになり、コンプライアンス義務が合理化されます。開始するには、Yammer ネットワークがネイティブ モードで稼働していることを確認してから、セキュリティ/コンプライアンス センターの電子情報開示モジュールに移動してください。

Yammer で有効化された Microsoft 365 ネイティブ モードの画像。

加えて、Office 365 に接続された Yammer コミュニティにアップロードされたすべての新しいファイルは、SharePoint に保存されることになりました。この変更によって、ファイルは、SharePoint に対して実施されているセキュリティとコンプライアンスの機能のポリシーに準拠することになります。たとえば、電子情報開示、データ損失保護、指定した地域へのファイルの保管などです。

今月のその他の新機能

  • 新しい Microsoft Edge を社内に導入するときのサポートを、新しい FastTrack と App Assure サポートで受けることができます。
  • Office 365 をドイツの新しい地域データセンターから利用できるようになりました。

現代社会で仕事と生活をうまくこなすためには、進化と向上を続ける優れたツールが必要です。私たちの目標は、お客様の組織を成功に導く生産性向上エクスペリエンスを構築することです。これは、お客様の存在なくして達成することはできません。ぜひこちらからフィードバック、リクエスト、ご質問をお寄せください。お待ちしています。

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Android と iOS のための新しい Office アプリの一般提供を開始 http://approjects.co.za/?big=ja-jp/microsoft-365/blog/2020/02/19/new-office-app-android-ios-available/ Wed, 19 Feb 2020 16:00:19 +0000 3 か月ほど前に、”Office” という名前の新しいモバイル アプリを発表しました。まったく新しいエクスペリエンスとして設計されたこのアプリは、モバイル デバイスで仕事をするときの頼れるアプリと

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3 か月ほど前に、”Office” という名前の新しいモバイル アプリを発表しました。まったく新しいエクスペリエンスとして設計されたこのアプリは、モバイル デバイスで仕事をするときの頼れるアプリとなることを目指しています。Word、Excel、PowerPoint を 1 つのアプリにまとめて、さらに新しい機能も追加されています。コンテンツ作成とタスクの完了をモバイルならではの方法で行うことができ、より多くを達成するのに役立ちます。本日、Office アプリのパブリック プレビューが終了し、一般提供を開始したことをお知らせします。Android や iOS のスマートフォンで、全世界でご利用いただけます。

Android 版をダウンロードする | iOS 版をダウンロードする

何億人もの人々が、職場、家庭、学校でより多くを達成するために Office を使っています。多くの人々が、ドキュメントの作成や編集の豊富な機能はコンピューターで利用するものと考えており、スマートフォンでは限定的な方法で作業しています。私たちはこれを Office の課題の 1 つであるととらえ、生産性向上エクスペリエンス全体をもっと向上すべきと考えました。それは、モバイル デバイスでできることについての認識を変えるものでなければなりません。そうして作り上げたエクスペリエンスは、よりシンプルで、より深く統合され、モバイル デバイスならではの強みを活かすものであり、モバイルのニーズを前面に押し出しています。

この Office アプリには、次のように多数の重要な利点があります。

  • Word、Excel、PowerPoint を 1 つにまとめてエクスペリエンスをシンプルにしました。ダウンロードが必要なアプリの数も、アプリ間の切り替えも少なくなります。スマートフォンのストレージ使用量はアプリを個別にインストールするのに比べてはるかに少なくなる一方で、既存のモバイル アプリで愛用されていた機能のほとんどが引き継がれています。
  • Lens テクノロジの統合によってカメラのパワーを引き出し、たとえば画像を Word や Excel の編集可能なドキュメントに変換することや、PDF をスキャンすることができ、さらにはホワイトボードを撮影して自動的にデジタル補正し、内容を読みやすくすることもできます。
  • スマートフォンで作業するときによく遭遇するタスクに対応する、新しい機能も追加されています。たとえば、すばやくメモを取る、PDF に署名する、QR コードをスキャンする、ファイルをデバイス間で転送するといったことです。

まとめると、この Office アプリは直感的で親しみのあるツールでありながら、独自の個性も持っています。

Office アプリのパブリック プレビューを昨年 11 月に Microsoft Ignite カンファレンスで発表して以来、その反応には感激すると同時に恐縮しています。発表後、すぐさま何万もの人々が Android と iOS のアプリの入手に殺到し、ユーザー数 10,000 人という Apple の TestFlight プログラムの上限にほんの数時間で達してしまいました。お客様との会話、ソーシャル メディア、マスコミから受け取ったフィードバックは、大変前向きで励みになるものでした。この Office アプリが Office と Microsoft のイノベーションに新しい風を吹かせるものと見られていることがわかったからです。これに触発され、私たちはこのアプリをできるだけ早くフル リリースしようと全力で作業しました。

パブリック プレビュー以降、多数の機能強化を行いました。たとえば、Box、Dropbox、Google ドライブ、iCloud などのサードパーティのストレージ サービスのサポートや、文書、スプレッドシート、プレゼンテーションの新規作成に役立つテンプレートがあり、全般的なパフォーマンスも向上しています。

本日のリリースは、Android タブレットへのダウンロードも可能ですが、サポートは限定的となります。Android 用 Office アプリをタブレットで最適な状態で利用できるのは、Word、Excel、PowerPoint のドキュメントの作業を行うときです。Android アプリのそれ以外の部分と iOS アプリについては、近いうちにタブレット用に完全に最適化することをお約束します。

近日公開予定のその他の機能

これだけではありません。私たちは常に、Office モバイル エクスペリエンスをさらに豊かにする方法を考えています。人々がスマートフォンでさらに生産性を発揮できるようにするためです。Office モバイル エクスペリエンスは、コンテンツ作成やより高度な作業を行うときに頼れるツールとして考えていただきたいのです。簡単な編集作業と情報消費のためだけではなく。

今後数か月以内に、次の 3 つのすばらしい新機能を追加します。前述のお約束を果たす一助となることでしょう。

  • Word のディクテーション: Word が声をテキストに変換します。音声コマンドやシンプルなツールバーを使って、適切な書式設定と句読点を簡単に適用できます。
  • Excel のカード ビュー: Excel テーブルのデータを 1 行につき 1 枚のシンプルでわかりやすいカード形式で表示して、編集することができます。横に並んだ列が多すぎて画面に表示しきれない場合に便利です。

Office アプリにまもなく追加される新機能… Excel のカード ビュー

  • PowerPoint のアウトライン: プレゼンテーションの内容をシンプルなアウトラインとして書き出したら、PowerPoint デザイナーを使ってプレゼンテーション スライドに変換します。コンテンツのスタイル、書式、アイコンが自動的に、適切に設定されます。

Office アプリに PowerPoint のアウトラインが表示されています

Office アプリの使用を開始する

Office アプリはどなたでも、Android や iOS のスマートフォンにダウンロードできるようになりました。このアプリは無料で利用でき、サインインも不要です。ただし、Microsoft アカウントでサインインするか、サードパーティのストレージ サービスに接続すると、クラウド内のドキュメントへのアクセスや保存も可能です。Office 365 または Microsoft 365 のサブスクリプションをご利用中ならば、さまざまな追加機能も利用できます。これらは、最新の Word、Excel、PowerPoint アプリにあるものと同様の機能です。

Office アプリを今すぐダウンロードして、ぜひご体験ください。職場でも、家庭でも、学校でも、まったく新しい方法で作業を整理して、すべきことを完了するのに役立ちます。 

Android 版をダウンロードする | iOS 版をダウンロードする

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Microsoft 365 でデジタル トランスフォーメーションを推進するための 5 つのステップ http://approjects.co.za/?big=ja-jp/microsoft-365/blog/2020/02/18/5-steps-boost-digital-transformation-microsoft-365/ Tue, 18 Feb 2020 18:00:25 +0000 この数か月間に、社内の IT チームが “デジタル トランスフォーメーション” への過程に専念しているという多数の企業とお話しする機会がありました。 その中で何度も耳にしたことの 1 つは、新しい

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この数か月間に、社内の IT チームが “デジタル トランスフォーメーション” への過程に専念しているという多数の企業とお話しする機会がありました。 その中で何度も耳にしたことの 1 つは、新しいソフトウェアをユーザーが受け入れるようにすることの難しさです。そのソフトウェアが、長期的にはユーザーの生産性向上に役立つものであってもです。

今月は、ユーザー受け入れを促進するのに活用できる、すばらしいツールとリソースを紹介します。これらのツールは、仕事の成功に必要なスキルセットを構築していくためのリソースをユーザーに提示すると同時に、管理者に対しては受け入れ状況を追跡していくための分析情報を提供します。

Microsoft 365

クラス最高の生産性向上アプリとインテリジェントなクラウド サービスが、仕事のしかたを変革します。

使用を開始する

では、生産性向上クラウド Microsoft 365 の導入を考えている組織が実際に導入するには、どうすればよいでしょうか?

ステップ 1: 業種固有のガイドラインを生産性向上ライブラリで入手する

初めに、Microsoft 365 がどのように自分の役割や業種での生産性を向上できるかを理解します。それには、生産性向上ライブラリにあるシナリオや成功事例を利用します。この生産性向上ライブラリは、金融サービス小売医療などの幅広い業種に対応しており、さらに業務販売人事などの役割別に細分化されています。

ステップ 2: Microsoft 365 導入ガイドを使用して計画を作成する

Microsoft 365 導入ガイドは、主要なシナリオの特定と優先順位付けに役立つだけではなく、導入計画を関係者とともに策定して実施するための最善の方法を理解するのにも役立ちます。この Microsoft 365 導入ガイドでは、ビジネス価値の促進に役立つように、導入と利用状況の監視と把握の方法も説明しています。

ステップ 3: アドボケイト (支持者) やチャンピオン (先導者) を育成する

ユーザーのトレーニングを開始する準備ができたら、Office 365 チャンピオン プログラムを活用することをおすすめします。このプログラムの目的は、組織内のアーリー アダプターや頼りになる人の影響の輪 (circle of influence) を作るのを手助けするとともに、その人たちが Office 365 チャンピオンになるための力となることです。このプログラムで提供しているサポートとリソースは、これらのユーザーが毎日のタスクに取り組むための効率的な方法を見つけて、その学びを仲間と共有するのに役立ちます。

ステップ 4: 独自の学習ポータルを構築する

独自のトレーニング ポータルを、数回クリックするだけで構築できることをご存じでしたか? Microsoft 365 Learning Pathways は、組織内での Microsoft 365 の利用と受け入れを推進することを目的とする、カスタマイズ可能なオンデマンドの学習ソリューションです。これに含まれているものとしては、オンデマンドのカスタム トレーニングSharePoint Online ポータルのプロビジョニングがあり、新しいポータルのプロビジョニング、カスタマイズ、ユーザーとの共有というシンプルなステップで開始できます。

ステップ 5: ユーザーの進捗状況を把握する

これらの学習リソースを実装したら、次に必要になるのは、ソフトウェア導入の進捗状況を把握するためのツールです。新しい Microsoft 生産性スコア (現在プライベート プレビュー中) は、組織がどのように仕事をしているかを可視化するツールであり、どの領域のエクスペリエンスを向上すれば従業員が目標を達成できるかを特定するための分析情報が得られます。さらに、全員が最高の仕事をできるようにスキルとシステムを更新するためのアクションも提示されます。

会社として、従業員が自分の就業時間をどのように過ごしているかを理解するのを手助けし、より良い仕事習慣とチームの規範を実践するように導きたいとお考えの場合は、MyAnalytics を有効にすることをおすすめします。このツールは、ユーザーのフォーカス、ウェルビーイング、ネットワーク、コラボレーションの向上に役立ちます。

MyAnalytics は、Microsoft 365 と Office 365 の Enterprise と Business のスイート製品のユーザーが利用できます。

最後に、トップダウンで見るための Workplace Analytics を紹介します。Workplace Analytics の高度なツールを利用して、従業員の働き方がビジネスにどのように影響するかを発見して分析し、変革を MyAnalytics を通じて推進することができます。コラボレーションのパターンが可視化されるので、組織が俊敏に行動し、従業員エクスペリエンスを向上し、より顧客に集中するための力となります。

Workplace Analytics は、Microsoft 365 のアドオン サービスとして利用できます。

Microsoft 365 Knowledge ポッドキャストをお聴きください

なぜ Microsoft 365 が世界の生産性向上クラウドであるかについて、さらに理解を深めるには、Microsoft 365 Knowledge ポッドキャストをぜひお聴きください。ベテラン IT ブロガーの Paul Thurrott 氏と私がホストを務めるこのポッドキャスト シリーズでは、Microsoft 365 を構成するさまざまな製品の特長と機能を掘り下げて紹介しています。製品を最大限に活用するのに役立つ、実用的なヒントとコツもお伝えしています。最初の 2 つのエピソードは、オンデマンドでお聴きいただけます。

デジタル トランスフォーメーションへの道のりは、会社ごとに異なります。次の数か月にわたって、さらにリソースをお届けするとともに、変革に成功した組織とのインタビューでそのヒントや秘訣とプロジェクトから得た教訓を紹介します。世界の生産性向上クラウド、Microsoft 365 の変革の力がどのように活用されているかをお伝えしていきます。

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Windows 7 のサポートを本日終了、Windows 10 の進化はこれまで以上に http://approjects.co.za/?big=ja-jp/microsoft-365/blog/2020/01/14/windows-7-support-ends-today-and-windows-10-is-better-than-ever/ Tue, 14 Jan 2020 17:00:16 +0000 本日、Windows 7 はサポート終了となります。10 年前、Windows 7 と Office 2010 を発表したとき、私たちが主眼を置いていたのはその時代の最高の生産性向上エクスペリエンスを実現することでした。

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本日、Windows 7 はサポート終了となります。10 年前、Windows 7 と Office 2010 を発表したとき、私たちが主眼を置いていたのはその時代の最高の生産性向上エクスペリエンスを実現することでした。しかし、それ以来、人工知能 (AI) をはじめとするテクノロジが飛躍的に進歩したおかげで、私たちが開発してきたツールはまったく新しい形の生産性を活用するようになっています。また、サイバーセキュリティの状況が日々劇的に進化し続ける中で、10 年が経過したテクノロジはもはや太刀打ちできません。Windows 10 ではクラウドの力が、働く人々とその組織の生産性とセキュリティをこれまで以上に高めます。Windows 7 のサポート終了を迎えて、皆様には今すぐこれらの新しい選択肢に移行することをおすすめします。

Windows 10 に移行する

現在、9 億台を超えるデバイスで Windows 10 が使用されています。Microsoft 365 の一部として、Windows 10 はクラウドのパワーとインサイトを利用してセキュリティと生産性の面で史上最高のエクスペリエンスを実現しています。また、Windows 10 のバージョン 1909 がリリースされ、多数の新しい機能と改善が反映されています。たとえば、Windows Hello によるインテリジェントなセキュリティ、シンプルになった更新作業、柔軟な管理、そして生産性のさらなる向上です。バージョン 1909 のハイライトとしては、エクスプローラー アプリでの新しい Windows Search エクスペリエンス、履歴を見ることができる新しいクラウド クリップボード、サードパーティのデジタル アシスタントのサポート、Microsoft BitLocker のキー ローリング、キオスク モードでの追加のカスタマイズなどがあります。

どの企業も、今日直面する巧妙化したセキュリティ脅威に対しては用心が必要ですが、中小企業 (SMB) が最も脆弱であることに変わりはありません。私の同僚、Brad Anderson が最近のブログ投稿で詳しく説明していますが、Microsoft は中小企業のセキュリティの維持に役立つ包括的なアプローチを開発しました。その要点は、Windows 10 への移行は重要な最初のステップであるということです。

企業の規模を問わず、まだ Windows 10 に移行する機会が得られていないお客様のために、移行が完了するまでの間もセキュリティを維持する方法をご用意しています。具体的には、Windows 7 延長セキュリティ更新プログラム (ESU) を提供しており、クラウド ソリューション プロバイダー パートナーとボリューム ライセンスを通じてご利用いただけます。この ESU プログラムの下で提供されるセキュリティ更新プログラムは、Microsoft Security Response Center (MSRC) によって重大または重要と定義された問題を解決するものです。ただし、この選択肢は応急処置にすぎません。Windows Defender ウイルス対策による最高の保護とセキュリティの機能に加えて、Microsoft Defender Advanced Threat Protection (ATP) の可能性を最大限に活用するために、可能な限り早く Windows 10 に移行することを強くおすすめします。

仮想化という選択肢を取る場合は、Windows Virtual Desktop を利用すると、Windows 7 仮想デスクトップのための延長セキュリティ更新プログラムを追加費用なしで入手できるので、Windows 10 への移行が完了するまでの間、レガシ アプリを確実にサポートすることができます。アプリケーションが対応するかどうかについて不安がある場合は、Desktop App Assure サービスをご利用ください。Windows 10、Office 365、Microsoft Edge、Windows Virtual Desktop への適応性の問題を修復するのに役立つリソースを提供しています。実際には、Windows 7 で動作していたアプリの 99% 以上が Windows 10 と Office 365 ProPlus でも動作します。

Windows 7 のサポートは終了しましたが、Windows 7 デバイスで実行される Office 365 ProPlus のセキュリティ更新プログラムの提供は 2023 年 1 月まで継続します。ただし、そのデバイスが Windows 7 のままの間は、Office 365 ProPlus の新機能の更新プログラムを受け取ることはできません。Windows 7 での、他のバージョンの Office のサポート期間については、Office システム要件マトリックスをご覧ください。

家庭でお使いの Windows 7 のサポート終了に関する詳細情報については、よく寄せられる質問のページをご覧ください。

Office 365 ProPlus でさらに生産性を向上

クラウドを活用した Office 365 ProPlus は、Office の未来です。昨年 10 月の投稿でお伝えしましたが、移行がまだの場合は、現在のマーケットプレースでの競争に欠かせない、重要な生産性向上機能を逃していることになります。今すぐ最新の Office 365 ProPlus に移行することをおすすめします。時とともに、さらに良くなっていくように、私たちはエクスペリエンスのイノベーションとそのための投資を続けていきます。

Office 365 ProPlus のセールス ポイントをまとめると、3 つあります。1 つは、AI と機械学習によって創造性とイノベーションが、PowerPoint のデザインから Excel での分析に至るまで、あらゆる部分で前進していることです。2 つめは、クラウドによってさまざまなアプリでのリアルタイムのコラボレーションが可能になり、Microsoft Teams がチームワークのハブとなることです。最後は、組み込みの、クラウドを活用したセキュリティが組織のデータを守ることです。つまり、ビジネスの生産性が向上するだけではなく、セキュリティも維持されることを知って安心していただけます。

Office 2010 のサポートは今年終了しますが (正確には 2020 年 10 月 13 日に)、それ以降は Office 2010 についてセキュリティ更新プログラムもテクニカル サポートも提供されません。そのため、組織のユーザーが Office を安全に利用できるように Office 365 ProPlus に移行しましょう。

Office 365 ProPlus への移行に役立つように、次のようなリソースを用意しています。

  • Readiness Toolkit for Office は、Office とともに使用される Microsoft Visual Basic for Applications (VBA) のマクロやアドインの互換性の問題を特定するのに役立ちます。これに含まれている Readiness Report Creator を利用すると、VBA のマクロの互換性とアドインの準備状況情報の Excel レポートが作成されるので、組織の Office 365 ProPlus 移行準備状況を評価するのに役立ちます。
  • Office クラウド ポリシー サービスは、Office 365 ProPlus のすべてのユーザーとそのデバイスを対象とするポリシーを管理するのに役立ちます。デバイスがドメインに参加していないなど、管理対象外であってもかまいません。Office クラウド ポリシー サービスは、管理者のためのクラウドベースのポータルです。ここで Office 365 ProPlus のポリシーを定義し、そのポリシーをユーザーに、Azure Active Directory のセキュリティ グループ経由で割り当てます。定義が完了すると、この Office ポリシー設定は、Office 365 ProPlus ユーザーがサインインして使用するすべてのデバイスに適用されます。
  • Microsoft 365 展開センターでは、Windows 10 と Office 365 ProPlus へのアップグレードのための、展開とサービシングの最新ガイダンスを提供しています。

クラウドの Office への移行にはもう少し時間が必要という場合は、オンプレミス バージョンである Office 2019 をお選びください。こちらのマトリックスでは、Office 2010 以降、どれだけ機能の革新が進んでいるかをご覧いただけます。

絶え間なく変化が起こる時代に、新しいツールへの移行には気後れすることがあるかもしれません。しかし、皆様がその変化を取り入れるのに役立ちたいと思い、私たちは時とともに進化を続けるツールを提供しています。Microsoft 365 には Windows 10 と Office 365 ProPlus が含まれており、組織のユーザーはデバイスをオンにするたびに、高い生産性とセキュリティを体験することになります。一方、IT 担当者にとっては、これらのツールの展開と管理がきわめて簡単になっています。Windows 7 と Office 2010 のサポート終了は、現代の働き方に合わせて設計されたツールに切り替える機会であると私は考えています。まだの場合は、今すぐ移行を開始しましょう。私たちは、そのすべての歩みをサポートします。

なお本日は、Windows Server 2008 と Windows Server 2008 R2 のサポート終了日でもあります。お客様が取ることのできる選択肢については、Windows Server ブログをご覧ください。

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リサーチ: 従業員の職場エクスペリエンスに IT が与える影響を具体的に測定する方法 http://approjects.co.za/?big=ja-jp/microsoft-365/blog/2019/12/03/quantifying-impact-technology-it-process-employee-experience/ Tue, 03 Dec 2019 17:00:15 +0000 既に多くの記事などで取り上げられていますが、Microsoft が Satya Nadella の下で成し遂げた大きな方向転換は、文化の変革の成果です。文化を推進するものを分析するとき、そして自ら変革しようとしている他の

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既に多くの記事などで取り上げられていますが、Microsoft が Satya Nadella の下で成し遂げた大きな方向転換は、文化の変革の成果です。文化を推進するものを分析するとき、そして自ら変革しようとしている他の組織をどうサポートできるかを考えるとき、いつも行きつくのは、従業員のセンチメントとロイヤルティという、組織の文化の変革に欠かせない要素に好影響を与える、きわめて多くの可能性を IT が秘めているということです。

従業員センチメントと従業員ロイヤルティを向上させることは、組織が優秀な人材を引き付けるためにも非常に重要です。職場がモダン ワークプレイスであるとき、つまり常につながり、柔軟で、働く人に力を与える職場であるときは、従業員が尊重されていてその組織が前向きであることを明確に示しています。

組織の従業員の間でこのような特性を養い、増強していくことには明らかに価値がありますが、このような変革を世界中の他の企業でも実現できるようにするには、これがどのように発生するかを研究し、定量化することが必要でした。私たちは、これについての幅広い研究実績を持つエクスペリエンス マネジメントの大手 Qualtrics との緊密な協力を通して、今回の調査を行いました。

そして明らかになったことを、ここでご紹介します。

ワークプレイス エクスペリエンスをモダン化する

特に目新しいお知らせではありませんが、生産性とユーザー エクスペリエンスのための最先端のツールが Microsoft 365 に組み込まれています。このプラットフォームは、ユーザーがどこにいても、どのデバイスでも仕事を進めるための力となります。ユーザー、IT、セキュリティの要望と期待を満たすだけでなく、それを上回るように作られているため、組織内のあらゆる関係者にとって価値のあるものとなっています。私は Microsoft 365 をこう表現します。「ユーザーに愛され、IT に愛され、すべての人に信頼されている。」

Microsoft 365 の価値を最大限に発揮させるために、私たちは組織のワークプレイス エクスペリエンスのモダン化に役立つ Microsoft 365 の展開を、Microsoft マネージド デスクトップ サービスとしてお手伝いしています。Microsoft マネージド デスクトップで、PC の管理をお客様に代わって Microsoft が行うとともに、お客様は Microsoft 365 を生産性、管理、セキュリティの基盤として使用します。この構成を、私は “Microsoft 365 ネイティブ” と呼んでいます。

Microsoft 365 ネイティブ PC とは

  • タッチ操作が可能な、モダン デバイスです。
  • Office 365 ProPlus のクラウド接続型アプリを実行します。
  • 管理とセキュリティ保護を Microsoft 365 で行います。
  • 高速で、レスポンス良く作業できます。余分なエージェントによって遅くなることがなく、自分のやり方で仕事を進めることができます。

その結果は、この “世界で最も退屈なデモ” でご覧いただけます。きっと圧倒されるでしょう

これらのお客様のために、私たちは Microsoft マネージド デスクトップのベースラインと一連のポリシーを展開し、環境の管理とセキュリティ保護を図っています。Microsoft マネージド デスクトップのサービスでは、Microsoft 365 に組み込まれた能力が活用されています。私たちは、これが最高水準であると信じています。アーキテクチャ面でのアプローチにしても、デバイスのセキュリティ保護に必要なポリシーにしても。そして、PC をどのように展開し、管理し、運用すべきかについて私たちが考えるやり方は、ユーザーと IT の両方の期待を上回っていると考えています。

Microsoft マネージド デスクトップのサービスが開始し、組織が次々と移行していく機会を利用して、私たちはいくつかの組織と協力し、従業員センチメントの違いを測定して具体的に数値化することができました。この違いとは、モダン ワークプレイスのユーザーと、Microsoft マネージド デスクトップによって実現する Microsoft 365 ネイティブ エクスペリエンスのユーザーとの違いです。多数の変動要素を考慮すると、この調査の影響と結果は印象的なものでした。

働く人の仕事に役立つものを導入する

最大の発見の一つは、テクノロジ エクスペリエンスの変化への反応に関係するものでした。この 2 つの対照群を比較すると、Microsoft 365 ネイティブのデバイス (Microsoft マネージド デスクトップ サービスで管理されるデバイス) は、起動時間が 85% 短縮され即時再開が可能であり、バッテリの持続時間が 2 倍になり、クラッシュ回数が 85% 減少しました。このような Microsoft マネージド デスクトップをベースとする Microsoft 365 ネイティブ デバイスのユーザーは、間違いなくこれらの改善に気づいていました

従業員に対する Microsoft 365 ネイティブの影響を示すインフォグラフィック。自分が使う PC のエクスペリエンスが顧客や利害関係者のための最善の仕事に役立つと感じる可能性が 38% 高くなり、ネット プロモーター スコアは +75 ポイント増加しています。また、会社から高く評価されていると感じる可能性が 121% 高くなっています。

しかし、本当に知りたいのは、テクノロジにおけるこの種の変化が従業員のセンチメントとロイヤルティにどのような影響を与えるかということです。この疑問は Qualtrics の得意とする領域であり、従業員エクスペリエンスの測定、分析、理解を通して、その影響がどれだけ大きいかを示す興味深いデータが見つかっています。

次に、同社から提出されたレポートのあるページをそのままご覧に入れます。

要点のインフォグラフィック。従業員エンゲージメント 15% 向上。従業員の有効性 31% 向上。従業員のインパクト 59% 加速。雇用主の格付けとブランド イメージ 121% 向上。PC エクスペリエンス推奨率 74 ポイント向上。PC エクスペリエンス推奨率 80% 向上。

最も影響力が大きいと私が思った測定値は、これらの従業員が Microsoft 365 ネイティブの仕事環境に置かれたときに、会社から高く評価されていると感じる度合がどの程度高くなるかということです。この従業員センチメントの向上は、従業員の幸福感と充実感の向上につながります。従業員の幸福感の向上は、組織が提供する顧客エクスペリエンスに直接影響し、その結果、長期的な従業員ロイヤルティが向上します。

調査対象となったいくつかの組織から得られたデータが示しているのは、ロイヤルティの高い従業員は 1 つの組織に在籍する期間が長く、その結果として従業員の入れ替わりの頻度が減り、その結果として組織全体の生産性レベルが高くなるということです。この調査で最も有意義だったことの一つは、これらの企業の上級幹部に調査結果を見せて、その会社の IT 組織の影響力の大きさを強調できたことです。

自分の組織で実現する

Qualtrics から得られたこれらのインサイトはまさに、モダン マネジメントのインパクトを示しています。モダンなテクノロジを展開し、モダンな方法で管理することによって、この同じエクスペリエンスを皆様の組織のユーザーにまで広げることができます。Microsoft マネージド デスクトップ サービスでは、System Center Configuration Manager (ConfigMgr) と Microsoft Intune の組み合わせ、つまり現在 Microsoft エンドポイント マネージャーと呼ばれているソリューションを使用して、管理をシンプルにするとともに組織のユーザーに優れたエクスペリエンスを届けます。

Microsoft エンドポイント マネージャーを発表

Microsoft Intune と Configuration Manager などがどのように、Microsoft エンドポイント マネージャーという一つのソリューションに統合されているかをご覧ください。

ビデオを見る

Microsoft エンドポイント マネージャーでは、Office 365 ProPlus をさまざまなデバイスで管理することも簡単になります。したがって、従業員がどのような形で働くときでも、セキュリティと生産性を確実にすることができます。組織内で使用されるデバイスが Office 365 ProPlus の最新の機能更新に対応できるかどうかを知るのに役立つ、デバイス正常性のインサイト提供に加えて、Jamf Pro を使用して Office 365 を管理するためのより深い統合も発表しました。新しい “アプリケーションとカスタム設定” エクスペリエンス (2 週間ほど前の Jamf Nation User Conference (JUNC) 2019 でデモンストレーションが行われました) との統合によって、Office 365 のポリシーの設定を、親しみやすいフォームベースのインターフェイスで簡単に実行できるようになります。

Mac デバイスの管理者は、セキュリティ、プライバシー、更新のポリシーを中央集中型で構成して Mac での最高の Office 365 エクスペリエンスをユーザーに届けることができます。私たちは、デバイスを問わず優れた従業員エクスペリエンスの実現に役立つよう、全力を尽くしています。

次のステップ

この時点でおそらく、「この種のエクスペリエンスをユーザーに届けるには、どうすればいいのか?」と疑問に思われることでしょう。 Microsoft マネージド デスクトップ サービスを活用して、この作業を Microsoft のエキスパートに任せたいとお考えの場合は、こちらから詳しい情報をご覧ください

Microsoft マネージド デスクトップ

ユーザーを満足させ、デバイスを保護し、IT が本来の業務に集中できるように、職場を Microsoft マネージド デスクトップでモダン化しましょう。

詳細情報

先月発表された新しい生産性スコアは、従業員エクスペリエンスとテクノロジ エクスペリエンスの両方から得られたインサイトを使用してテクノロジが自組織のユーザーに与える文化的影響を定量化するのに役立つように作られています。また、各デバイスの管理を向上させて優れたユーザー エクスペリエンスを確実にするための、具体的なアクションを理解するのにも役立ちます。

生産性スコアを利用するには、共同管理を有効にしていることを確認してください。それには ConfigMgr と Intune を接続しますが、これは現在 Microsoft エンドポイント マネージャーと呼ばれています。具体的な方法については、私が出演している Mechanics のビデオをご覧ください。その他にもできることとしては、次の 3 つがあります。これらは、PC のパフォーマンスを低下させる原因として最もよく見られるものです。

  • 展開しているすべてのエージェントを詳細に調べます。起動、再開、バッテリの持ちの問題の最大の原因は、PC にロードされるエージェントが多すぎることです。今使っているものは、本当に必要ですか? Microsoft 365 に組み込まれている機能で組織のニーズを満たすことはできますか?
  • 適用しているグループ ポリシーの数を調べます。これは、起動が完了して使えるようになるまでの時間に影響を与えます。
  • 良好なハードウェアをユーザーに与えていますか? たとえば、デバイスのドライブが SSD ではなく HDD の場合は、パフォーマンスへの影響は多大です。

ご自身で Qualtrics による調査を実施することもできます。Microsoft が Microsoft マネージド デスクトップ サービスについて行ったときと同様に、何人かのユーザーを集めたグループで Microsoft 365 ネイティブの展開をテストしてから、Qualtrics の協力を得てこのネイティブ エクスペリエンスが自組織にもたらす影響を測定します。

詳細情報

Qualtrics のデータと Microsoft マネージド デスクトップの詳細については、Tech Community のブログをご覧ください。

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成功するチームの 5 つの特性 http://approjects.co.za/?big=ja-jp/microsoft-365/blog/2019/11/19/5-attributes-successful-teams/ Tue, 19 Nov 2019 14:00:52 +0000 働き方は変わりました。今日、ビジネスで成功するには継続的なイノベーションが必要であり、このイノベーションには専門分野、地域、文化の違いを越えたコラボレーションが必要です。ワークプレイスにおけるこのように急激な変化が起きる

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働き方は変わりました。今日、ビジネスで成功するには継続的なイノベーションが必要であり、このイノベーションには専門分野、地域、文化の違いを越えたコラボレーションが必要です。ワークプレイスにおけるこのように急激な変化が起きる前は、生産活動の基本単位は個人でした。今は、それはチームです。高いパフォーマンスを示しているチームは、有能な個人の集まりであり、全体が一つになって活動しています。各メンバーの強みを引き出し、個人の限界を補っています。しかし、分散化がさらに進み、スピードが求められている世界では、完璧なチーム ケミストリー (親和性) だけでは不十分です。現代のチームには、そのケミストリーを機能させるためのコラボレーション ツールも必要です。チームに必要なテクノロジとは、時空を超えて到達できるものであり、チーム メンバーどうしが実際には遠く離れていてもすぐ近くにいると感じさせるものです。

Microsoft の使命の一つは、すべてのチームが成功するチームになるよう手助けをすることです。そこで、人間中心の学際的アプローチで知られる世界的なデザイン会社 IDEO と提携し、成功しているワークプレイス チームを調査して、何が共通しているかを特定しました。そして、ここから学んだことを使って The Art of Teamwork を作成しました。成功するチームの 5 つの特性を中心とする、新しいデジタル カリキュラムです。

それだけではありません。この調査で明らかになったことを使って、Microsoft 365 の中のチームワークのハブである Microsoft Teams にも磨きをかけています。データから明らかになったのは、ワークプレイス コラボレーションの未来が 1 つのテクノロジで決まるのではないということです。成功するチームに必要なコラボレーション ツールは、幅広いさまざまなテクノロジを、これまでにない革新的な方法で組み合わせるものです。Teams はチャット、会議、通話、ドキュメント コラボレーション、ワークフローを 1 つにまとめたアプリですが、この独自の組み合わせが注目を集めています。

実際に、現在の Teams のアクティブ ユーザー数は 1 日あたり 2,000 万人を超えています。それだけでなく、これらのユーザーが最初に使うのはシンプルなテキスト ベースのチャットですが、ほどなくして多様な形態でのコミュニケーションとコラボレーションに移行しています。たとえば、先月 Teams ユーザーが参加した音声またはビデオによる会議は 2,700 万件を超え、Teams に保存されているファイルを開く、編集する、またはダウンロードするという操作が実行された回数は 2.2 億回を超えます。

5 つの特性

IDEO と提携して、宇宙飛行士、シェフ、テレビ プロデューサー、看護師など、さまざまなワークプレイス チームを調査しました。その目的は、高いパフォーマンスを示しているチームのコラボレーションに何が共通するかを理解することです。こうしたさまざまなワークプレイス チームを対象として、背景をふまえた観察、エキスパートへのインタビュー、二次調査、プロトタイプ活動を実施して、高いパフォーマンスを示すチームに共通する固有のダイナミクスの特定を試みました。成功したチームには、次の 5 つの特性が共通していることがわかりました。

  1. チームの目的: チームはこれによって常に集中し、満たされ、方向性をそろえてその目標の達成を目指します。
  2. 集合的アイデンティティ: 帰属意識を育てるとともに、チーム メンバーが一丸となって働くのに役立ちます。
  3. 認識とインクルージョン: 対人関係のダイナミクスの中を適切に歩み、全員の見方を尊重できるようになります。
  4. 信頼とバルネラビリティ (弱さを見せる): チームにおける対人関係上のリスクテイキングを可能にします。
  5. 建設的な緊張: 生産的な力となって新しいアイデアを生み出し、より良い成果を推進します。

このフレームワークの詳細については、次のビデオをご覧ください。

Teams のお客様の成功事例

Teams のユーザーは、単体あるいは疎結合のコラボレーション ツールによって作られた人為的な境界を打ち破り、新しい方法で共同作業しています。このようなお客様の事例には、成功するチームの 5 つの特性がよく現れており、何が可能かを具体的に示しています。

大胆な美: L’Oreal

世界的な化粧品会社 L’Oreal の最高技術・オペレーション責任者 Barbara Lavernos 氏は説明します。「私たちの推進力は、人が相互作用し、アイデアを出し、随時そのアイデアについてディスカッションすることから生まれています。個性、貢献、そして真のイノベーションを実現する新しいテクノロジが Microsoft Teams です」。 Teams の導入によって、L’Oreal では従業員が創造性を発揮すると同時に十分なスピードとスケールで前進できるようになり、年間 70 億点を超える製品を顧客に届けています。

現場から経営幹部まで: Alcoa

ボーキサイト、アルミナ、アルミニウム生産の世界的リーダー企業である Alcoa では、遠く離れたアイスランドの現場で働く従業員が Teams を使って自分のモバイル デバイスから業務の情報にアクセスしています。 Team の導入前は、シフトの欠員があったときにマネージャーが現地の従業員に電話をかける必要があり、多くは深夜でした。Teams が導入された今は、マネージャーが “シフト” ツールで工場の従業員のスケジュールを管理し、従業員は自分のモバイル デバイスでスケジュールにアクセスしています。”シフト” を利用するようになってからは、指定されたスケジュールどおりに作業員が勤務しないという問題が解決され、欠勤率がほぼゼロになりました。「Teams の “シフト” によって、非常に効率的に人員を管理できるようになりました」と、工場監督者 Friopjófur Tómasson 氏は述べています。「Teams が私にとって何を意味するかを一言で説明するのなら、それは “効率” でしょう。 “シフト” ツールで、1 日あたり少なくとも 1 時間は節約できています。」

コラボレーションをシンプルに: Telefónica

電気通信会社 Telefonica では、従業員ビジネス構築プロジェクトの実施に Teams を使用しています。エグゼクティブのオフサイト ミーティングの調整を、きわめてセキュリティに優れた中央集中型のハブの中でできるようになりました。この単純な会議も、かつては調整作業が悪夢のようでした。いくつもの部門から最大 20 人が集まり、注目するワークストリームもさまざまです。「Teams 導入前は、1 つのプロジェクトについて、別々に作成されたさまざまな面をまとめなければなりませんでした。今では、グループのメンバーがドキュメントに基づいて共同で作業し、プロジェクトを直接編集できるようになりました。このプロセスに以前は 4 週間かかっていましたが、今は数日で完了できます」と、Telefónica の戦略的分析担当ディレクター Jamie Rodriguez-Ramos Fernandez 氏は述べています。

患者ケアを第一に: St. Luke’s University Health Network (SLUHN)

St. Luke’s University Health Network に属する医療機関は、さまざまなサード パーティ製コラボレーション アプリを Teams で置き換えています。日常業務がシンプルになり、1 つのワークスペースで患者に関する会話をいつでも、どこでも行うことができます。「安全なテキスト メッセージングは、誰もが持っているスマートフォンのメリットと考えていますが、それでも HIPAA などのプライバシー要件には従う必要があります」と、SLUHN の最高医療情報責任者で血管外科医の James Balshi 氏は述べています。「でも、Teams なら、それを心配する必要はありません。スマートフォン、タブレット、デスクトップ コンピューターのどれでも同じように機能します。私はスマートフォンのカメラを使って、患者情報を安全に、HIPAA に準拠した方法で、同僚との Teams ビデオ通話で共有しています。EMR のメモや X 線画像も共有しました。」

地球上のどことでもつながる: Trek

自転車の設計、製造、小売の大手企業 Trek は、急速に変化する環境に迅速に適応しています。米国内の従業員は、全員がウィスコンシン州ウォータールーの本社で働いているわけではなく、他の施設や自宅、あるいは小売店を勤務地としている人もいます。同社の海外事業も急速に成長しており、17 の事業拠点を世界各地に設立済みです。「良好な接続とデジタル会議ができることは、ビジネスの成功を目指すうえで非常に重要です」と、Trek の IT ビジネス アプリケーション/コラボレーション マネージャー Nathan Pieper 氏は述べています。「Teams の会議機能は、いわば “人を引き込むためのニンジン” でした」と Pieper 氏は続けます。「Teams の導入が拡大していったのは、Teams を使った従業員が他の従業員にも使うように勧め、Teams でのオンライン会議に招待したからです」

高いパフォーマンスを示すチームは、そうでないチームにはできないことを達成しています。Teams があれば、仕事で自分とチームが達成できることの限界はなくなります。組織でのチームワークを向上させるには、Art of Teamwork ホームページのデジタル チームワーク ガイドをご覧ください。Teams をまだお使いでない場合は、ぜひ今すぐ開始してください。

注: HIPAA 準拠の責任は、最終的にはお客様ご自身に帰属します。

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新しい Microsoft Teams エクスペリエンスからまったく新しい Project Cortex まで — Microsoft 365 の近日公開予定の機能 http://approjects.co.za/?big=ja-jp/microsoft-365/blog/2019/11/04/from-new-microsoft-teams-experiences-to-the-all-new-project-cortex-heres-whats-coming-soon-to-microsoft-365/ Mon, 04 Nov 2019 14:00:14 +0000 米国フロリダ州で本日行われた Microsoft Ignite カンファレンスで、6 つの主な投資分野における Microsoft 365 の新しいイノベーションを発表しました。その投資分野とは、生産性、知識、ワークフロ

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米国フロリダ州で本日行われた Microsoft Ignite カンファレンスで、6 つの主な投資分野における Microsoft 365 の新しいイノベーションを発表しました。その投資分野とは、生産性、知識、ワークフロー、セキュリティ、コンプライアンス、管理です。Microsoft 365 は世界の生産性クラウドであり、これらの新機能に共通するテーマは、どのように AI (人工知能) を使用して、生産性の限界を押し広げる新たなすばらしいエクスペリエンスを導入するかということです。Microsoft Teams の新しい機能強化から、Teams 以来初めての新しいサービスまで、多くのお知らせがあります。さっそくご紹介しましょう。

生産性

Microsoft 365 の生産性向上ツールは、AI を使用して、ユーザーによる創作、コラボレーション、文章作成、プレゼンテーション、整理、仕事の管理をお手伝いします。中核的な生産性におけるイノベーションは、2 つの機会に焦点を当てています。最新のイノベーションを活用するまったく新しいエクスペリエンスを創出することと、使い慣れたアプリと強力なクラウド サービスのエクスペリエンスに新たな命を吹き込むことです。

Microsoft Teams

Microsoft Teams は、チームワークを実現するためのハブです。Teams のお客様からの要望に応えて、プライベート チャネル、マルチウィンドウ チャット、会議と通話、チャネルのピン留め、To Do や Planner とのタスク統合が実現したことをお知らせします。Outlook と Teams とのコラボレーション能力を改善する作業を行っており、これによってメール スレッドを Teams チャネルに送信してディスカッションを続けることが簡単になります。

また、Yammer のアプリを Teams に組み込んでいます。ユーザーがこのアプリを左側のレールにピン留めできるようになり、Teams が少数精鋭のチーム コラボレーションと広くオープンなコミュニティの両方に最適なハブになります。さらに、業種に合わせたイノベーションとエクスペリエンスとして、医療機関と現場担当者向けのツールを導入します。医療機関が B2C のバーチャル診察をスケジュールして実施するための機能として “仮想コンサルティング” を導入しました。また、SMS サインインやグローバル サインアウトなどの新しい機能によって、現場担当者が各自のモバイル デバイスから Teams に、すばやく簡単にアクセスできます。

新しい Microsoft Edge

Microsoft Edge と Microsoft Bing は、ビジネスに最適な Web ブラウザーと検索エンジンです。こちらでお知らせしているように、まったく新しい Chromium ベースの Microsoft Edge ブラウザーの一般提供の目標が 2020 年 1 月 15 日に決定しました。リリース候補はこちらからダウンロードできます

このまったく新しい Microsoft Edge の特徴は、新しいタブ ページです。ここから Microsoft 365 のファイル、サイト、インターネット検索に直接アクセスできるので、タブを開くたびに生産性向上へのポータルが開くことになります。さらに、新たに Microsoft Search が Bing で統合され、仕事での情報検索が Web 検索と同じくらい簡単になりました。ファイル、人、オフィスの座席表、略語定義などの会社情報を Microsoft 365 エコシステム全体から検索する作業を、検索バーから直接実行できます。

最後に、Microsoft Edge にあらゆるデバイスからアクセスできるようになりました。これには Windows 10、Windows 8x、Windows 7、macOS、iOS、Android が含まれます。パスワードとお気に入りがすべてのデバイスでシームレスに共有されます。そして、Azure Active Directory (Azure AD) ネイティブ サインインを使用して、仕事用のファイルをスマートフォンから直接検索できます。

Microsoft Edge の新しい検索機能を示す GIF

Office モバイル アプリ

誰もが外出先でモバイル デバイスから作業できることを求めています。また、このエクスペリエンスをシンプルにして改善する方法を常に模索しています。本日、Office の新しいモバイル エクスペリエンスを発表します。これは、Office スイートで特に人気の高い 3 つのアプリ、Word、Excel、PowerPoint を 1 つの外出用アプリにまとめて、モバイルの生産性を向上させるものです。これで、これらのアプリを別々にダウンロードする必要はなくなり、外出先で生産性を発揮するのに必要なものすべてを手に入れることができます。また、新しい “アクション” ウィンドウでは、外出先でよく行う操作、たとえば PDF の作成や署名、デバイス間のファイル共有などを直感的に行うことができます。

この新しい Office アプリでは、モバイル デバイス独自の利点が活用されているため、コンテンツの作成が簡単になります。ドキュメントを撮影して編集可能な Word ファイルに変換することや、印刷物の中の表を Excel スプレッドシートに変換することができます。本日パブリック プレビューとして公開を開始した Office アプリは、Android 版は Google Play ストアからiOS 版は Apple の TestFlight プログラムから入手できます。

机の上にある Office アプリのアイコンのアニメーション画像。ストップ モーション写真の中でこれらが集まり、最終的には新しい Office Mobile アプリのホーム画面になります。

Fluid Framework

Build 2019 で、Fluid Framework を発表しました。この新しいテクノロジと一連のエクスペリエンスは、シームレスなコラボレーションを実現するためにアプリ間の障壁を取り除くものです。主な特長は 3 つあります。まず、Fluid Framework に基づくエクスペリエンスでは、複数の人が Web やドキュメント コンテンツで共同編集するときの速度と規模が業界トップクラスになります。2 つ目は、コンポーネント化されたドキュメント モデルです。作成者はコンテンツを共同作業しやすいようなビルディング ブロックに分解し、さまざまなアプリケーションでこれらのビルディング ブロックを編集したら、再び 1 つのドキュメントにまとめるという方法で、より柔軟性の高い新しい種類のドキュメントを作ることができます。3 つ目は、Fluid Framework ではインテリジェントなエージェントが活動するスペースがあり、人が作業する傍らでテキストの翻訳、コンテンツの取得、編集の提案、コンプライアンスのチェックなどを行います。

本日は、Fluid Framework のエンド ユーザー エクスペリエンスのパブリック プレビューと、開発者向けのプライベート プレビューを発表します。将来的には、これらの機能が Microsoft 365 全体のエクスペリエンス、たとえば Teams のチャット、Outlook のメール、SharePoint のポータル、OneNote のノート、Office のドキュメントなどの中で活躍することを期待しています。

ノート PC がデスクトップ PC に変形し、その後に多数の Office アプリ画面が現れるアニメーション画像。Fluid Framework のパワーを表しています。

Cortana

AI は、Outlook でのパーソナライズされたエクスペリエンスを作り出し、Cortana をユーザー専属の生産性アシスタントにしています。本日発表する iOS 版 Outlook の “メール メッセージを再生” は、未読メールの処理をハンズフリーでできるようにする機能です。新しい自然音声言語認識を搭載した Cortana が、新着メールをインテリジェントに読み上げ、その日の予定の変更を教えてくれます。また、”メール メッセージを再生” では男性の声も選べるようになり、生産性向上パーソナル アシスタントのエクスペリエンスをさらにカスタマイズできます。また、Outlook のスケジューラーのプレビュー版リリースも発表します。これを使用すると、会議のスケジュール設定と参加者の調整を Cortana に任せることができます。

来月からは、毎日その日の準備も Cortana がお手伝いできるようになります。会議の要約、その日に関係するドキュメント、メールで行った約束のフォローアップを忘れないようにするリマインダーが、ブリーフィング メールとして送信されます。

4 台のスマートフォンを横に並べた画像。パーソナル アシスタントとしての Cortana のパワーを表しています。1 つは Outlook の受信トレイ、次の 2 つはモバイル会議が表示され、最後の 1 つは Cortana がメールにフラグを設定しようとしていることを示しています。

Office での AI

ユーザーは忙しく、考えることがたくさんあります。そして、To Do リストにはさらにたくさんの項目が並んでいます。このことを理解して、ここ 1 年の間に AI の魔法を Office に取り入れ、ユーザーがさらに多くを達成できるようにしました。イノベーションによって、たとえばデジタル ペンで Excel にデータを入力することや、Word での音声文字起こし (新規または既存の音声ファイルを文字に変換します) ができるようになります。PowerPoint 用 Presenter Coach (Web 用のパブリック プレビュー段階) は、ビジネス プロフェッショナル、教師、学生のプレゼンテーションの効果を高めます。このようにして Office に AI を導入し、ユーザーの生産性向上のお手伝いに取り組んできました。

本日も、その取り組みが続いています。Excel で自然言語クエリがサポートされるようになりました。人間に話しかけるようにデータに関する質問を行い、すぐに答えを得ることができます。数式を書く必要はありません。Office Insider 参加者が利用できるこの新しい自然言語機能で、ユーザーは Excel 経験レベルにかかわらず、データのインサイトと可視化をさらに利用しやすくなります。

また、仕事から離れる時間を計画しやすくし、仕事に関するベスト プラクティスも引き続き改善していきます。たとえば、MyAnalytics には、ユーザーが休暇に備えるための機能として、不在通知設定の自動化や、コラボレーション相手への不在時間の連絡、不在で出席できない会議に関する問題の解決などがあります。Outlook の [インサイト] ウィンドウに統合された MyAnalytics は、ベスト プラクティスを提示できるようになりました。たとえば会議の迅速な予約、議題の追加、会議のフォロー アップなどがあり、さらに AI に基づく新しい推奨事項が Outlook に追加され、ユーザーがメールを送信するときに受信者の稼働時間外の場合はその配信を遅らせることができます。

Microsoft Project

先週、新しい Microsoft Project の一般提供により、私たちはプロジェクト管理に関する新たなビジョンの実現に向かって大きな一歩を踏み出したことを発表しました。新しい Project の特徴は、シンプルで直感的な、デザインを一新したユーザー エクスペリエンスです。Teams ですばやく新しいメンバーを追加してタスクをセットアップしてから、グリッド、ボード、タイムライン (ガント) チャートを簡単に切り替えて進行状況を追跡することができます。Project は Microsoft 365 ファミリの一部であるため、Teams や Office などの使い慣れたアプリ内部での接続を通してプロジェクト チームが時間を節約し、生産性を向上させることができます。さらに、新しいサービスによってプロジェクトの可視性が高まり、強力なツールによって将来のニーズに備えることができます。魅力的な対話型レポートを Power BI で作成し、各プロジェクトのあらゆる面を可視化してひとめで理解することができます。さらに、組織内のすべてのプロジェクトの全体像をビジュアルな対話型カードで把握できます。

次の 1 年間に、リソース管理、予算分析、時間と費用の追跡など、新しい Project 用のさらにすばらしい機能を続々リリースする予定です。これらの強力な機能によって、より複雑なイニシアティブをすっきりと整理できるようになり、ビジネスにおける ROI の最大化に役立ちます。

知識

Microsoft 365 の新しい投資分野をお知らせします。それは、知識です。生産性インフラストラクチャのクラウドへの移行には、コストの節約やオペレーションの効率化など、多くの利点があります。さらに、新しいシナリオも可能になります。Microsoft 365 では AI を使用して、組織全体にわたって知識を特定、整理、配信できるようになりました。適切な情報だけが、適切なタイミングで提供されます。生産性とは、効率の向上だけではありません。組織の集合知を集めて適用することも重要です。互いに協力して、より多くを達成できるようにするためです。

Project Cortex

本日、Project Cortex を発表します。これは、Teams の提供開始以来となる、Microsoft 365 の新しいサービスです。Project Cortex は AI を使用して知識ネットワークを作成します。このネットワークでは、組織のデータに対して推論を行い、プロジェクトや顧客などの共有トピックに自動的にまとめます。また、関係する知識を組織内の人々に届けるために、その人が毎日使うアプリの中にトピック カードやトピック ページを表示します。

さらに Project Cortex は、ビジネス プロセスの効率化を実現するために、組織のコンテンツを対話型の知識リポジトリに変換します (イノベーションによってスマートなコンテンツ取り込みが可能です)。ドキュメントを分析してメタデータを抽出し、洗練されたコンテンツ モデルを作成できます。マシン ティーチング機能によって、専門家がシステムに、準構造化されたコンテンツを理解する方法を教えることができます。知識検索 (knowledge retrieval) によって、ドキュメント、会話、会議、ビデオなどに埋もれていることが多い貴重な知識に人々がアクセスしやすくなります。既に SharePoint にあるコンテンツに基づき、Project Cortex は Microsoft 365 全体と外部システムにわたってコンテンツを結びつけます。ユーザーは、セキュリティ、コンプライアンス、ワークフローが組み込まれた状態で、情報を管理し、プロセスを整理できます。

新しい Yammer

Yammer のデザインが一新され、多数の新機能で人々がつながり、コミュニティを構築し、組織全体で知識を共有できるようになりました。新しい Yammer では美しくインテリジェントなエクスペリエンスが各種のデバイスにわたって実現し、Teams、SharePoint、Outlook との新たな統合が導入されます。Yammer を使用して、ライブやオンデマンドのイベントをブロードキャストできるようになりました。Web カメラやデスクトップ共有を利用する効率的なプロダクション オプションもあります。また、短編のビデオを Yammer モバイル アプリから直接共有することもできます。さらに、電子情報開示、データ ガバナンス、Yammer の管理を Microsoft 365 管理センターに一元化しました。

Microsoft Search

本日、生産性を向上する Microsoft Search の新しいイノベーションを発表しました。情報、インサイト、人を見つけやすくなり、検索中心のアプリケーションの開発が可能になり、Microsoft Search の利点を Microsoft 365 以外のコンテンツにも広げることができます。検索機能は、組織全体の情報が 1 か所に集まったときに最大の効果を発揮できることを私たちは認識しています。Microsoft とパートナーが提供する 100 以上の新しい Microsoft Search コネクタを使用して、異種システムからの情報を単一の Microsoft 365 検索エクスペリエンスに集約できるようになりました。

また、新しい Graph API を使用して、Microsoft Search の上にカスタム アプリケーションを開発し、検索を組織のニーズに合わせることもできます。さらに、より強力な検索エクスペリエンスも Microsoft 365 に導入され、属性やスキルを使用した高度な人物検索や、ビデオ検索、頭字語検索、セマンティクス検索が可能になります。

 SharePoint で Search を使用しているユーザーのスクリーンショット。

Microsoft Stream

ビデオは、知識と学習を記録して共有するためのメディアとして、ますます強力になっています。Microsoft Stream では、AI の応用によってビデオの中のコンテンツを引き出します。これには会議の録画も対象であり、そのための機能として自動文字起こしが追加されています。AI によって、新しい音声補正機能も実現しています。背景の雑音が除去されるので、話されている言葉に集中できます。また、短いビデオをモバイル デバイスから作成して Yammer、Teams、PowerApps で共有できるようになったため、ビデオがコミュニケーションと学習のコンテンツ タイプの新たな主流になります。

Workplace Analytics

Workplace Analytics によって、人々の働き方と、ビジネスや組織の成果への影響に関する知識の獲得がさらに簡単になります。ビジネス リーダーはインサイトをひとめで把握し、会議の文化、マネージャーの習慣、組織のネットワーク、顧客リレーションシップをすばやく理解して改善できます。業種ベンチマークは、生産性に影響を与える一般的なパターン (たとえば、フォーカス時間や、稼働時間外に仕事から離れられることなど) について、状況を把握するために役立ちます。さらに、アナリスト ツールセットも強化しました。AI ドリブンのプロセス分析では、「四半期のビジネス レビュー」などのキーワードを使用して、特定のビジネス活動に投じられた時間とリソースを明らかにし、長期的な改善を実現することができます。

ワークフロー

ワークフローのイノベーションによって、ビジネス プロセスの効率化と改善を、コードを書かずに実施できるようになります。このアプローチでは、時間とコストを節約できるだけでなく、現実の仕事の進行に最も関係の深い人々がプロセス オートメーションを実行できるようになります。

Power Platform と Teams との統合

Power Platform では、ユーザーがルーチン タスクを自動化し、カスタム アプリを作成し、データを簡単に扱うことができます。Power Platform と Teams との統合によって、これらのツールをユーザーが発見してアクセスしやすくなります。また、会話というアプローチで生産性の向上を図ることができ、たとえばマネージャーがチャットで直接承認することや、カスタム アプリをチームが必要とする場所にピン留めするといったシナリオが考えられます。

本日、これらの能力を強化する新しい機能を発表しました。Power Apps で作成したアプリを Teams アプリとして公開できるようになりました。また、そのアプリをユーザーが各自の左側レールにピン留めできるようになりました。また、Power Automate トリガーとアクションを新しく追加しました。ユーザーはカスタム メッセージ アクションの設定や通知の送信など、チームや個人の一般的なタスクの実行を効率化できるようになります。さらに近日中には、リッチな Power BI プレビューを Teams チャットで参照する機能が搭載され、Power BI タブの機能が強化される予定です。ユーザーは Teams ですべてのデータを参照し、データに関する議論を簡単に実行できるようになり、データ ドリブンな意思決定が加速します。

Office Scripts

Office Scripts では扱いづらいプロセスを単純化し、繰り返し作業を自動化できるため、少ない労力でより多くを達成できます。本日、Excel にスクリプトを導入しました。この新しいプロセス オートメーション機能で、ワークブック内でのアクションを記録してスクリプトとして保存できます。保存したスクリプトを Power Automate と統合して、自動実行のスケジュールを設定することや、より大きなフローに統合することができます。Office Scripts については、年内にパブリック プレビュー版の提供を開始する予定です。

Office Scripts を Microsoft Excel で使用しているアニメーション画像。右側のウィンドウでユーザーがスクリプト レコーダーを開いています。

セキュリティ

AI を利用した新機能によって、組織の貴重な資産のセキュリティを維持しながら従業員が自由にコラボレーションすることが簡単になります。

Microsoft Authenticator

Azure AD プランのお客様は (これには無料プランも含まれます)、Microsoft Authenticator アプリを使用して、Microsoft アプリと Microsoft 以外のアプリの両方に、パスワードレスで安全にアクセスできるようになりました。パスワードは、サイバーセキュリティにおける最も弱いリンクであり続けています。Azure AD と Microsoft Authenticator を使用すると、パスワードレスに移行してユーザー エクスペリエンスの向上とサポート コストの節減を実現するとともに、2 要素または多要素認証 (MFA) を実装してセキュリティを高めることができます。MFA を導入すると、フィッシングやその他のアイデンティティ ベースの攻撃リスクを最大 99.9% 削減できるので、セキュリティ向上の最善策といえます。また、150 シート以上のお客様は Microsoft にお問い合わせいただけば、FastTrack 経由でこの機能をセットアップすることもできます。

Azure AD の新たな価値

Azure AD Cloud Provisioning によってクラウドへのアイデンティティの移動が簡単になりました。オンプレミス同期サーバーが不要になり、代わりに軽量のオンプレミス エージェントを使用します。この方法では、複数の、接続されていないオンプレミス Active Directory (AD) フォレストからのプロビジョニングが可能になります。また、クラウドのパワーを活用して、ディレクトリに関する一般的な課題、たとえば同期の複雑さやデータ変換ロジックなどに対処できるようになります。この機能は、複雑な組織や M&A を管理する大企業のお客様における最上位のニーズに対処するものであり、可用性を高めるとともに、実装と運用のコストを削減します。

Microsoft Defender Advanced Threat Protection (ATP)

Microsoft Defender ATP のエンドポイント検出と対応 (EDR) 機能を、プレビュー版として macOS デバイスで利用できるようになりました。Linux サーバーのサポートを次に追加する予定です。これは、脅威対策ソリューションにおける複数プラットフォーム対応を拡大するという Microsoft のコミットメントの一環です。Microsoft の世界レベルのエンドポイント保護と EDR 機能は Windows に対して既に利用されていますが、大企業のお客様の多くは、さまざまなテクノロジ プラットフォームの複雑な組み合わせを管理しており、これには多数のオペレーティング システムも含まれています。その環境全体に対する保護が必要です。この継続的な投資によって、お客様が必要としている幅広い保護が得られ、1 つの統合ビューを管理者とセキュリティ対策担当者の両方が利用できるので、セキュリティ インシデント発生時のエンタープライズ全体の調査と対応が可能になります。

Application Guard for Office

現在プライベート プレビュー中の Application Guard for Office は、悪意のある可能性を秘めた Word、Excel、および PowerPoint ファイルに対するハードウェア レベルのコンテナー ベース保護を実現します。Microsoft Defender ATP を活用して、ドキュメントが悪意のあるものか、信頼できるものかを明らかにします。

コンプライアンス

新しいイノベーションでリスク管理をシンプルにし、自動化します。これには AI を利用して威力を何倍にも高めます。複雑化が進むコンプライアンス要件と、ますます増加する内部関係者による脅威に先回りします。

内部関係者によるリスクの管理

過去 12 か月間に内部関係者による攻撃を受けた組織は、驚きの 53% にのぼります。これらのリスクや違反を特定するために必要な労力は決して小さくなく、セキュリティ、人事 (HR)、法務の効果的なコラボレーションに加え、プライバシーとリスク管理の間のバランスが取れたアプローチが必要になります。本日発表する Microsoft 365 の Insider Risk Management は、Office、Windows、Azure、および人事システムなどのサード パーティ システムにわたって、内部関係者による脅威、リスク、倫理規定違反の迅速な特定と修復を支援します。Insider Risk Management は、Microsoft Graph やその他のサービスを活用して、複数の信号をインテリジェントに関連付けて隠れたパターンや潜在的なリスクを特定し、ファイル アクティビティ、コミュニケーションにおける感情、そして通常とは異なるユーザー行動に関するインサイトをリアルタイムで提示します。Insider Risk Management には一連のプレイブックが含まれており、デジタル知的財産の盗難や機密性の侵害といったリスクに合わせて構成できるので、脅威を効果的に特定して行動を取るのに役立ちます。また、プライバシーを考慮して設計しているため、調査の初期段階では、リスクのあるユーザーの表示名を既定で匿名化することができます。

コンプライアンス スコア

コンプライアンスとリスク管理チーム全体でリスクの評価と管理を効果的に行うために必要な知識とツールを備えることは、これまでになく重要になっています。より効果的なデータ保護コントロールの実施に役立つように、Microsoft コンプライアンス スコアのパブリック プレビューを発表します。これは、リスク評価をシンプルにして自動化を可能にするものです。Microsoft コンプライアンス スコアを使用すると、データ保護管理の評価と監視を継続的に実施できるようになります。スコアを向上させる方法の明確なガイダンスを受け取り、組み込みのコントロール マッピングを活用してコンプライアンスの取り組みをさまざまな規制や標準に拡大することができます。

一般データ保護規則 (GDPR) や ISO 27001 などの複雑な規制の専門家でなくても、コンプライアンスに必要なアクションをすばやく学び、進歩に貢献することができます。また、米国カリフォルニア州の消費者プライバシー法 (CCPA) やその他の GDPR スタイルの規制に対応する新しい評価も導入しました。コンプライアンス スコアは現在パブリック プレビュー中で、すべての Microsoft 365 エンタープライズ プランの Microsoft 365 コンプライアンス センターで利用できます。

現在プレビュー中の Microsoft コンプライアンス スコアのメーターを表す画像。

管理

管理に関する新しいイノベーションによって、Microsoft 365 はクラウドと AI を活用し、組織が保有するすべてのデバイスについて、セットアップ、セキュリティ保護、監視、管理を支援します。

Microsoft エンドポイント マネージャー

Microsoft エンドポイント マネージャーは、組織のテクノロジ資産に含まれるすべてのエンドポイントを一元化した形で安全に管理するための、統合されたソリューションです。Microsoft Intune と System Center Configuration Manager の機能とデータを組み合わせて、新しいインテリジェントなアクションと分析を追加したエンドポイント マネージャーは、シームレスでエンドツーエンドの管理を Windows、Android、Apple のデバイス、アプリ、ポリシーに対して行うものであり、移行時の複雑さや生産性の阻害はありません。今後数か月の間に登場する Microsoft エンドポイント マネージャーの機能とエクスペリエンスにご期待ください。また、すべてのお客様が Microsoft エンドポイント マネージャーの利点を活用できるように、Intune を既存の SCCM のお客様の Windows PC 管理に利用できるようにします。2019 年 12 月 1 日から、これらのデバイスを Microsoft エンドポイント マネージャーで共同管理し、Autopilot や Desktop Analytics などクラウドを利用した機能を使い始めることができます。

Microsoft 生産性スコア

Microsoft 生産性スコアは 2 つの分野に焦点を当てます。従業員のエクスペリエンスと、テクノロジのエクスペリエンスです。どちらも、組織がどのように機能しているかを可視化し、エクスペリエンスの改善が可能なところを特定するためのインサイトが得られ、スキルやシステムを向上させるためのアクションが提示されるので、すべての人々が最善の仕事をできるようになります。

従業員のエクスペリエンスは、従業員の生産性とエンゲージメントを高めるために Microsoft 365 がどのように役立っているかを示します。人々がどのようにコンテンツ上でのコラボレーションを行っているか、場所を問わず仕事ができているか、会議の文化を育てているか、そして互いにコミュニケーションを取っているかを数値で表すことで、仕事を完了するためのさまざまな方法が見えてきます。一方、テクノロジのエクスペリエンスは、組織の環境内のポリシー、デバイス設定、ハードウェアとアプリケーションのパフォーマンスを評価してインサイトを提示するとともに、Microsoft エンドポイント マネージャーでアクションを提案します。

Managed Meeting Rooms

生産性の高い会議は、モダン ワークプレイスでの成功に不可欠です。リモート コラボレーションの急激な普及も相まって、会議の効果を高めるには適切な会議室テクノロジと環境が必要と考えるビジネス リーダーが増えています。本日、Microsoft の新しい会議室管理サービス、Managed Meeting Rooms のプライベート プレビューを発表します。このクラウドベースの IT 管理とセキュリティ監視サービスで、Teams 会議室のセキュリティが確保され、最新バージョンに保たれ、先回り方式で監視が行われるため、優れた会議室内エクスペリエンスが実現します。これまで、100 社を超えるお客様にご利用いただき、1,500 を超える会議室を管理してきました。現在はプライベート プレビューとなり、さらに多くのお客様にご利用いただくことができます。参加に関心をお持ちの場合は、お知らせください

グローバル閲覧者

セキュリティ態勢を改善するために、管理者としてのアクセス許可は業務上必要なユーザーだけに与えられるようにしたいという要望をいただいています。実のところ、お客様からのご要望の中でも上位に入ります。このたび発表する Azure AD と Microsoft 365 管理センターでの新しい管理者の役割は、組織内の全体管理者の数を減らすのに役立ちます。たとえば、グローバル閲覧者という役割を付与された管理者は Microsoft 365 全体の情報を見ることができますが、設定やデータの変更を行うことはできません。これからは、グローバル閲覧者の役割を割り当てると、組織内のレポート、計画、監査、調査をサポートする管理者に必要以上の特権を与える必要がなくなります。また、グローバル閲覧者の役割を他の管理者の役割 (たとえば Exchange 管理者) と組み合わせると、組織内での管理者特権の割り当ての管理をさらに細分化してスコープを定めることができます。

オンボーディング ハブ

Microsoft からセキュリティと管理効率の向上のための指針を示してほしい、というご要望もいただいています。Microsoft 365 管理センターのセットアップ領域にあるオンボーディング ハブに追加された新しいエクスペリエンスが、Microsoft 365 全体にわたって機能を発見し、学習し、利用するのに役立ちます。この機能には、Azure AD やその他の管理者用ポータル、たとえばセキュリティ/コンプライアンス センターなども含まれます。お客様の現在の構成と管理アクティビティに基づいて推奨事項がインテリジェントに提示されるので、セキュリティ態勢の改善、データ規制に対するコンプライアンスの維持、アプリの最新状態の維持、コストの削減に役立ちます。

Microsoft 365 管理センターでのオンボーディング ハブのスクリーンショット。

Microsoft 365 管理センター (admin.microsoft.com) での新しい推奨事項。

グローバル閲覧者の役割を使用したオンボーディング ハブへのアクセスは、Microsoft 365 で計画や監査のアクティビティを実行する強力で安全な方法です。グローバル閲覧者は推奨事項を見て評価し、実装手順とユーザーへの影響を学習し、現在の管理権限の割り当てを見ることができますが、テナントや構成変更を加えることはないからです。

Office 365 グループ

Office 365 グループは、Microsoft 365 全体におけるコラボレーションを強化してチームワークを推進するメンバーシップ サービスです。これは、Teams、SharePoint、Outlook、Yammer、Microsoft Stream など 20 を超えるアプリケーションの中核的な土台となる機能です。グループの管理エクスペリエンスに多数の改善を実施し、新たにライフサイクル管理とコンプライアンスの機能を追加したことをお知らせします。たとえば、グループに対してチームをすばやく作成する、削除済みグループを一覧表示して復元する、グループ メールの別名を編集する、秘密度ラベルを使用するといったことができます。また、セルフ サービスのグループ作成と管理を有効にすることもできます。これで、IT 部門が設定した保護枠とポリシーによる制御の下で、ユーザーがチームや Yammer チャネルを作成できるようになります。

フィードバックをお送りください

世界の生産性向上クラウドである Microsoft 365 でのイノベーションはどれも、お客様とお客様の組織が新たな形で生産性を発揮してより多くを達成するのに役立つように設計されています。これらの新機能をお客様と共有できることをうれしく思います。そして、フィードバックとインサイトをお待ちしています。

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Microsoft 365 での仕事も遊びもさらに直感的かつ自然にする、音声、デジタル インク、タッチ操作のイノベーション http://approjects.co.za/?big=ja-jp/microsoft-365/blog/2019/10/02/microsoft-365-intuitive-natural-innovations-voice-digital-ink-touch/ Wed, 02 Oct 2019 15:30:17 +0000 本日の Surface イベントで、多数の新しいデバイスを発表しました。モダンな作業をより自然かつ直感的に、忙しい職場でも、家庭でも、学校でも、誰もが行うことができます。過去数年間、Microsoft のエンジニアリング

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本日の Surface イベントで、多数の新しいデバイスを発表しました。モダンな作業をより自然かつ直感的に、忙しい職場でも、家庭でも、学校でも、誰もが行うことができます。過去数年間、Microsoft のエンジニアリング チームは数えきれないほどの時間をかけてユーザー調査を実施してきました。その目的は、Microsoft のアプリでどのような作業が行われ、どのようなことが Microsoft に期待されているかを理解することです。

先週発表した多数の新機能によって、Office アプリでの新しいインク操作が可能になりました。たとえば、PowerPoint on the web 内でのスライド ショーでの手描き入力やインク再生によって、プレゼンテーションに活気が生まれます。本日お知らせするのは、自分の席を離れているときでも生産性を発揮するのに役立つさまざまなイノベーションの最新の成果です。これらの機能は、音声、デジタル ペン、タッチ操作を Office 365 全体で、および Microsoft Surface デバイスで活用するものです。

音声ファイルの文字起こしや録音を Word の中で

Microsoft Word で音声ファイルの文字起こしをしていることを示す画像。

研究者、記者、弁護士、教師の方々と話してわかったことですが、このような職業の人々はかなりの時間をかけて音声インタビューをスマートフォンで録音し、それ以上の時間をかけてその内容を文字起こしして Word に入力しています。

本日発表するソリューションは、多忙な専門職の人々が音声ファイルのアップロードや新規録音をすべて Word の中で行うのに役立ちます。音声のアップロードまたは録音が完了すると、Word (ユーザーの OneDrive アカウントを使用して音声ファイルを安全に保存するとともに、内部で Azure Speech Services を活用しています) のサイド パネルに音声の文字起こし結果が表示されます。その中の関係する部分だけを、あるいは全体を文書に取り込んで編集を加えることができます。文字起こしの結果自体は発言者ごとに分離され、関連するコンテンツごとにまとめられます。対話型パネルを使用して録音内を前後に移動し、発言を見つけて確認することができます。

Word での音声文字起こしは、2020 年初めに Web 用 Word での提供を開始し、Word のデスクトップ/モバイル アプリへの統合は春を予定しています。具体的なプランや料金は、一般提供が近づいたときに発表する予定です。

デジタル ペンで Excel ブックにデータを直接入力

Microsoft Excel スプレッドシートのコンテンツをデジタル ペンで消去し、書き込んでいるところを示すアニメーション画像。

Excel は、複雑なデータ分析を実行できる非常に強力なツールですが、自分の席に座っていなければ使用できないというわけではありません。チェックリストや調査報告書などを、紙とクリップボードを使用して記入するときは、その結果を後でコンピューターに入力する必要があります。歩きながらコンピューターのキーボードから入力しようとしても、バランスを取るのが大変です。このような問題に対処するために、Excel でデジタル ペンを使ってできることをレベルアップし、現場担当者や忙しい専門職、学生、研究者が文字入力、編集、削除をデジタル ペンとタブレットだけで簡単にできるようにしました。いつでも机に向かって作業できるとは限らない人も、生産性を発揮して他の人とつながるのが、これまで以上に簡単になりました。

デジタル ペンでのデータ入力は、Web 版とデスクトップ版の Excel で 2020 年春に、Office 365 サブスクリプション ユーザーを対象として提供を開始する予定です。

コメントの作成や返信をどこからでもペンまたは音声で

デジタル インクでセールス分析ファイルに書き込まれたメモの画像。

インク エディターで、ドキュメントの編集がこれまで以上に簡単かつ自然にできるようになりましたが、このインテリジェントな能力をさらに広げて、デジタル インクの表現力をコメントにも利用できるようにしました。

デバイスがタッチ インターフェイスやサポート対象のマイクを装備している場合は、表現豊かなインク コメントをコメント ウィンドウ内から直接作成することや、ディクテーションを使用してフィードバックを返すことができるようになりました。既存のインク エディター機能と組み合わせて、ドキュメントをレビューするというタスク全体をタブレット、デジタル ペン、音声だけで完了できるようになりました。

表現豊かなインク コメントとディクテーションによる簡単なコメント入力は、まずデスクトップ版 Word での提供を 2020 年春に、Office 365 サブスクリプション ユーザーを対象として開始する予定です。

Office + Surface の連携強化

本日の Surface イベントで、Surface のハードウェアの進化による独自の能力を活用した Office の多数の機能を発表しました。

Surface Pro 7 の新しい Studio Mic は、追加ハードウェア不要でクラス最高の集音を実現し、Office でのディクテーションや文字起こしなどの精度を高めます。

Surface Earbuds と、PowerPoint が表示されている Surface Pro 7 の画像。

Surface Earbuds を PowerPoint とともに使用すると、歩いているときでも高性能のマイクを通して自分の声が明瞭に聞こえるので、ライブ キャプションと字幕Web 用 PowerPoint での Presenter Coach の動作精度が向上します。直感的なジェスチャを使用してスライド ショーの中を前後に移動したり、ビデオを開始/停止したりできるので、クリッカーを別途購入する必要はありません。片耳だけに装着しても最高の状態でマイク集音ができるので、もう一つを手の中に隠してスライドを操作することができます。

Surface Earbud ジェスチャ サポートは 11 月に、Earbuds の一般提供と同時に、デスクトップ版 PowerPoint で Office 365 サブスクリプション ユーザーを対象として開始する予定です。

新しい Surface Pro X から手でペンを取り外しているところの画像。

きわめて可搬性に優れた Surface Pro X ならば、外出先でも生産性を発揮でき、Excel を使用してデータを入力することも、Word で文書をレビューすることもできます。Pro X では、ペンを収納するための画期的なメカニズムが採用されており、必要なときにいつでもペンを使用できます。Pro X はペンが収納場所から取り外されたことを認識できるので、Office はこのことを利用して自動的にインク ツールを前面中央に移動します。

これに加えて、Surface アクセサリ (Surface ペン、Earbuds、Dial) を使用して実行できる機能が Office の各アプリの中に表示されるようになります。ユーザーが使用している Office アプリで利用可能な新機能がある場合は、その機能が自動的に表示されるので、ユーザーは Office + Surface の組み合わせを最大限に活用できることがわかります。

Surface ペン収納場所からの取り外しに対する反応のサポートは、Office 365 サブスクリプション ユーザーを対象として Word、Excel、PowerPoint、Outlook で既に開始しています。Office での Surface のヒントは、11 月にまずデスクトップ版の PowerPoint から、Office 365 サブスクリプション ユーザーを対象として提供を開始する予定です。

お客様の意見を取り入れて PowerPoint でのインク機能を向上

最近発表した Office での機能向上の中には、PowerPoint でのインク操作に関する多数の追加がありますが、これらはお客様からのフィードバックに基づいています。たとえば、あらかじめ描画したインクをスライド ショーで再生できるようにしました。また、学校の授業で Windows や Mac でのスライド ショーに手描き入力する機能をお使いの方からのご意見に基づいて、多数の機能改善を行っています。Web 用 Office でもインク操作への対応を開始し、まず PowerPoint のスライド ショーでできるようにしました。

これらの機能すべてについて、全ユーザーへのロールアウトを行っていることをお知らせします。

Microsoft PowerPoint のスライドにアニメーション レタリングを追加している様子を示すアニメーション画像。

インク再生は、Windows 版と Mac 版の PowerPoint で Office 365 サブスクリプション ユーザーを対象として提供されています。

PowerPoint スライドで使用されているインク機能のアニメーション画像。太陽系に関するポップ クイズです。

手描き入力は、Web 用 PowerPoint のスライド ショー モードで使用できるようになりましたWeb 用 PowerPoint エディターでの手描き入力は、本年中に提供を開始する予定です。

Microsoft Whiteboard の新しいテンプレート

Microsoft Whiteboard は、コラボレーションを効果的に行うのに役立ちます。たとえば次の大きなアイデアについてブレーンストーミングをするときにも、全員の認識をそろえるときにも利用できます。Whiteboard 用の新しいテンプレートは、カンバン スプリント計画、SWOT 分析、プロジェクト計画、学習などでより効果的なミーティングを行うのに役立ちます。

Microsoft Whiteboard で付箋を並べたアニメーション画像。

あらかじめ作成されたレイアウトの構造をそのまま使用できるので、一から作成する必要はありません。これらのレイアウトは、臨時のブレーンストーミング、会議の運営、プロジェクト計画などのコラボレーション シナリオに最適です。さらに、Whiteboard のキャンバスは、すべてのコンテンツが収まるように動的に拡張されます。詳細については、新しい Microsoft Whiteboard テンプレートに関するブログを参照してください。

Microsoft Whiteboard のテンプレートは、現在 Windows 10 を対象としてパブリック プレビュー中で、iOS へのロールアウトも今週開始します。テンプレートを追加するには、ツール バーの [挿入] ボタンをクリックまたはタップします。

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中堅中小企業のお客様がセキュリティを確保し最新状態を維持するための新たな方法 http://approjects.co.za/?big=ja-jp/microsoft-365/blog/2019/10/01/windows-small-midsize-businesses-stay-secure-current/ Tue, 01 Oct 2019 16:00:25 +0000 編集者より 2019/10/15: 2019 年 3 月 12 日のブログ記事でご説明したとおり、Microsoft は 2019 年末までの間、Windows 7 サポート終了前の推奨事項をお客様にお知らせするリマイン

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編集者より 2019/10/15:
2019 年 3 月 12 日のブログ記事でご説明したとおり、Microsoft は 2019 年末までの間、Windows 7 サポート終了前の推奨事項をお客様にお知らせするリマインダー通知を何度か行う予定です。今後はこの通知の対象を Windows 7 Pro デバイスにも拡大し、Windows 7 のサポートが終了することを確実に認識していただくとともに、生産性と安全性を維持するために必要な対応を取っていただけるようにします。IT 部門によって管理されるインフラストラクチャの一部としてドメインに参加しているデバイスには、この通知が表示されることはありません。
Windows 7 のサポート終了の詳細については、www.microsoft.com/windows7 にアクセスするか、よく寄せられる質問をご覧ください。

中堅中小企業は、今日の経済情勢のなかで多くの課題に直面しています。新しいさまざまな方法で顧客エンゲージメントを推進することに始まり、有能な人材を引き付けて引き止める、あるいは進化し続ける脅威の中でセキュリティを維持することに至るまで、常に先手を打っていくことは簡単ではありません。適切なツールがあれば、このような課題への対応に役立ちます。従業員のイノベーションと生産性を確実にすると同時に、組織の資産のセキュリティを維持できるツールです。時間と費用の節約にもつながり、顧客の信頼とロイヤルティを獲得し続けるうえでも有用です。Microsoft 365 としてお届けしているツールは、お客様がセキュリティを維持して常に最新の状態にするのに役立ち、現在と将来の成功への態勢を整えます。そして本日発表する新たなサービスは、中堅中小企業の皆様がこうしたツールをこれまで以上に容易に活用できるようにするものです。

Microsoft は、ビジネスの成功を支える適切なツールを皆様が常に利用できるようにしたいと考えています。近々 10 月中に、従業員の生産性と安全性を維持するための新サービスを提供する予定です。モダン デバイスと Microsoft 365 Business (Windows 10、Office 365、最新のセキュリティ機能が含まれています) を組み合わせると、ビジネスに必要なツールはすべてそろいます。

現在、多くのお客様に Windows 10 の導入を進めていただいていますが、お客様によってアップグレード プロセスの進捗は異なります。このような状況を踏まえて、2023 年 1 月までの有償の Windows 7 延長セキュリティ更新プログラム (ESU) の対象を、規模を問わずすべての企業に拡大することを本日発表します (これまでの Windows 7 ESU の販売対象は Windows 7 Professional または Windows 7 Enterprise をボリューム ライセンスで購入されたお客様のみとなっていました)。 Windows 7 ESU はデバイス単位で販売され、その価格は毎年上昇します。

2019 年 12 月 1 日より、ESU は規模を問わずどのお客様も、クラウド ソリューション プロバイダー (CSP) プログラムを通して購入できるようになります。つまり、お客様はパートナー企業と連携して必要なセキュリティを確保しながら Windows 10 への移行を進めることができます。

クラウド ソリューション プロバイダー (CSP) プログラムに参加しているパートナー様向けの詳細情報は、Microsoft パートナー センターの記事をご覧ください。12 月 1 日より購入可能となる Windows 7 ESU の利用を検討している Windows 7 のお客様向けに、FAQ のページをご用意しています。また、Windows 7 のサポート終了と Office 365 Business の詳細については、サポートのページをご覧ください。

Microsoft は常に、現代の企業のために、その規模を問わず最適なツールをお届けすることをお約束します。企業とそこで働く人々が、どのような新しい課題に直面したとしても、常に成功に向けて態勢を整えることができるよう支援してまいります。

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OneDrive 個人用 Vault と拡張可能ストレージの提供を全世界で開始 http://approjects.co.za/?big=ja-jp/microsoft-365/blog/2019/09/30/onedrive-personal-vault-expandable-storage-available-worldwide/ Mon, 30 Sep 2019 19:00:14 +0000 Microsoft OneDrive は長年にわたり、クラウド ストレージのイノベーションをリードしてきました。そして本日、クラウド内のファイルのセキュリティをさらに向上させる新しい機能の提供を開始します。この夏に発表し

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Microsoft OneDrive は長年にわたり、クラウド ストレージのイノベーションをリードしてきました。そして本日、クラウド内のファイルのセキュリティをさらに向上させる新しい機能の提供を開始します。この夏に発表した OneDrive 個人用 Vault は、本人確認を使用してそのユーザーの最も重要なファイルを保護する機能です。この 個人用 Vault の提供を、すべての OneDrive コンシューマー アカウントを対象に全世界で開始したことをお知らせします。この他にも、OneDrive の最新情報として拡張可能ストレージ オプション、自動フォルダー バックアップによるクラウド バックアップ、ダーク モードを紹介します。詳しくは続きをお読みください。

個人用 Vault のご紹介

個人用 Vault は OneDrive の中に作られる保護領域で、アクセスするには強力な認証つまり二重の本人確認が必要になります。これには指紋、顔、暗証番号 (PIN) や、メールまたは SMS で送信されるコードなどを使用します1。個人用 Vault を利用すると、ユーザーにとって最も重要な情報、ファイル、ビデオの保護を強化でき、たとえばパスポートや運転免許証、保険情報などの書類のコピーをここに保存しておくと、自分のアカウントまたはデバイスが他者の手に渡ったとしても安全に守ることができます。

このセキュリティの追加によって、速度が損なわれることはありません。自分の重要なドキュメント、写真、ファイルにどこからでも、PC でも、OneDrive.com でも、モバイル デバイスでもすばやく確実にアクセスできます。2

二重の本人確認に加えて、個人用 Vault には次のようなセキュリティ対策が含まれています。

  • スキャンと撮影: OneDrive アプリを使用すると、スキャンしたドキュメントや撮影した写真を直接 個人用 Vault に保存できるので、デバイス内のセキュリティが弱い領域 (たとえばカメラ ロール) を回避できます。
  • 自動ロック: ユーザーが 個人用 Vault や自分のファイルを開いたままにしていても、非アクティブ状態が一定時間続くと自動的に閉じられてロックされます。3
  • BitLocker 暗号化: Windows 10 PC では、個人用 Vault のファイルが自動的に、ローカル ハード ドライブの BitLocker で暗号化された領域と同期されます。4
  • 共有の制限: 意図しない共有を防ぐために、個人用 Vault 内のファイルと 個人用 Vault に移動された共有アイテムは共有できないようになっています。

要約すると、これらのセキュリティ対策は 個人用 Vault のファイルが非保護の状態でユーザーの PC に保管されるのを防ぐのに役立っています。ファイルの保護が強化されるため、ユーザーの Windows 10 PC またはモバイル デバイスの紛失や盗難が発生したり、デバイスまたはアカウントが他者の手に渡ったりしても、ファイルを安全に保つことができます。

ユーザーが OneDrive 個人用 Vault で本人確認を行っていることを表すアニメーション画像。

個人用 Vault は OneDrive のセキュリティ機能の最新の進歩ですが、OneDrive には他にも、保管時と移動時両方のファイルの暗号化、疑わしいサインインの監視、ランサムウェアの検出と復旧、大量ファイル削除の通知と復旧、ダウンロード時のウイルス スキャンによる既知の脅威の検出、共有リンクのパスワード保護、すべてのファイルの種類のバージョン履歴などのセキュリティ機能があります。

個人用 Vault の提供を全世界で開始

個人用 Vault を使用するには、OneDrive 内で 個人用 Vault アイコン個人用 Vault アイコン を見つけてクリックまたはタップしてください。OneDrive の無料クラウド ストレージまたは単体 100 GB プランをお使いの場合は、個人用 Vault に最大 3 ファイルを格納できます。Office 365 Solo のサブスクリプションをお持ちの場合は、ストレージの上限に達するまで、個人用 Vault に無制限でファイル保存できます。

詳細については、Intrazone の 個人用 Vault ポッドキャストをお聞きください。

フォルダーのバックアップがさらに簡単に

重要なフォルダーを簡単に OneDrive にバックアップできるようにしました。これで、お使いの PC に万一のことがあっても、ファイルは保護されアクセス可能です。PC フォルダー バックアップを使用すると、デスクトップ、ドキュメント フォルダー、ピクチャ フォルダーにあるファイルを OneDrive に自動的にバックアップできます。これからは、法人向けクラウド ストレージがあれば、作業の成果の保護を OneDrive に任せることができます。

外出中など、自分の PC が手元にないときでも、バックアップしたファイルには OneDrive モバイル アプリや OneDrive.com からアクセスできます。ファイルを OneDrive に保存しておくと、そのファイルの過去のバージョンを最大 30 日さかのぼって閲覧し、復元することもできます。

PC フォルダー バックアップは最新バージョンの Windows 10 と深く統合されているため、この機能の有効化は Windows のセットアップまたは更新のときに簡単に実行できます。この機能はコンシューマー向けのすべての OneDrive プランに含まれており、OneDrive 同期アプリがインストールされた Windows 7、8、10 の PC で利用できます。詳細については、PC フォルダー バックアップの説明をご覧ください

OneDrive の追加ストレージの提供を開始

6 月に、ストレージ追加オプションの提供予定を発表しました。これは、OneDrive に関して最も多くの要望が寄せられていたものの一つです。現在では、既存の Office 365 サブスクリプションのストレージを 200 GB 単位で追加でき、料金は月 $1.99 からとなります5。詳細については、OneDrive の追加ストレージの説明をご覧ください

iOS 版 OneDrive でのダーク モードの提供を開始

iOS 13 での OneDrive モバイル アプリのダーク モードのサポート開始もお知らせします。この劇的に新しい外観は、目にやさしいだけでなく、OLED (有機 EL ディスプレイ) 画面をフルに活用することができるので、バッテリーを長持ちさせます。この機能を試すには、iOS 13 デバイスで [設定] > [画面表示と明るさ] を [ダーク] に設定してから、OneDrive を開きます。

ダーク モードと標準モードの間で切り替わるスマートフォンのアニメーション画像。

フィードバックをお寄せください

ご意見やアイデアがありましたら、OneDrive UserVoice からお寄せください。Office 365 Solo のサブスクリプションに含まれる高度な保護機能すべての詳細情報については、サポート ページをご覧ください。

注:
1 顔または指紋で認証するには専用ハードウェアが必要です (Windows Hello 対応デバイス、指紋リーダー、赤外線照射センサー、またはその他の生体認証センサーや対応デバイス)。
2 Android 用の OneDrive には Android 6.0 以上が必要です。iOS 用の OneDrive には iOS 11.3 以上が必要です。
3 自動ロックの間隔はデバイスによって異なり、ユーザーが設定できます。
4 Windows 10 バージョン 1903 以上が必要です。
5 追加のストレージを利用できるのは Office 365 Solo のサブスクリプション ユーザーのみです。Office 365 Home のサブスクリプション ユーザーについては、プライマリ サブスクリプション ホルダーのみが追加ストレージを購入でき、そのユーザーのアカウントに対してのみ有効です。

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Microsoft 365 の 9 月の最新情報まとめ – Microsoft To Do、PowerPoint、OneNote などの更新 http://approjects.co.za/?big=ja-jp/microsoft-365/blog/2019/09/30/new-to-microsoft-365-in-september-microsoft-to-do-powerpoint-onenote/ Mon, 30 Sep 2019 16:15:39 +0000 Microsoft 365 の更新はどれも、お客様の働き方改革を支援することを目的としています。今月の更新と機能追加は、お客様がより効果的にコラボレーションし、仕事を効率的に遂行し、データの保護を先回りで行うのに役立ちま

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Microsoft 365 の更新はどれも、お客様の働き方改革を支援することを目的としています。今月の更新と機能追加は、お客様がより効果的にコラボレーションし、仕事を効率的に遂行し、データの保護を先回りで行うのに役立ちます。

Yammer モバイルの会話エクスペリエンスが更新され、最も重要なコンテンツの検出と共有がさらに簡単になりました。また、PowerPoint for iPad の新しい機能で、スライド 1 枚だけを簡単に共有できるようになりました。更新された Microsoft To Do アプリで、外出先でも高い生産性を維持できます。Visio のワークフローを Microsoft Flow にエクスポートできるようになり、ビジネス プロセスを合理化して組織のコストと時間を節約するのに大いに役立ちます。9 月の新機能としては他にも、Office 365 Advanced Threat Protection (ATP) によるインシデント対応の自動化があり、セキュリティの効果と効率を向上します。

コラボレーション、時間の節約、生産性向上のためのアプリ更新

モバイル エクスペリエンスを効率化し、To Do リストをどのデバイスでも簡単に管理できるようにアプリが更新されています。

Yammer モバイル アプリでの会話参加エクスペリエンスを一新: Yammer モバイルでの会話エクスペリエンスを更新し、つながる、発見する、共有するという作業による親指や目への負担を軽減します。ハイライトとしては、コンテンツを際立たせる新しいカード ベースのデザインや、読みやすい書式設定とスタイルがあります。新しいグリッド レイアウトでは複数の画像やファイルのプレビューと操作が簡単になります。また、リンクのプレビューやインライン ビデオがフィード内に直接表示されます。これらの機能強化を実際に体験するには、Yammer アプリを最新バージョンに更新してください。

3 台のスマートフォンを横に並べた画像。Yammer でのグループ会話が表示されています。

新しいバージョンの Microsoft To Do でより多くを達成: 今月、To Do の新しいバージョンを発表しました。デザインを一新し、どこからでもアクセスでき、Microsoft のアプリやサービスとの統合が強化されています。さまざまなカスタマイズのオプションや背景 (これにはダーク モードも含まれます) から、自分のエクスペリエンスとリストに合わせて自由に選択できます。また、To Do をすべてのプラットフォーム間で同期できるので、リストを外出先でもいつでも確認できます。さらに、To Do を Microsoft 365 のアプリやサービスと統合することや、タスクを 1 つのビューにまとめて表示することができます。To Do は、新しいタスク一元管理アプリと考えることができます。Outlook から Planner、Cortana、そして Android の Microsoft Launcher まで、すべてのタスクのリスト全体を 1 か所で見ることができます。

使用を開始するには、To Do アプリをダウンロードしてください。これまで Wunderlist を使用していたユーザーは、既存のリストをクリック数回だけでインポートできます。

"今日の予定" リストが表示されている Microsoft To Do のアニメーション画像。

フィードバックの共有、送信、収集を効率的かつ効果的に

新しいアプリ機能によって、PowerPoint の個々のスライドを共有し、OneNote のノートを整理し、アンケートを効果的に実施できます。

個々のスライドを共有し、登壇の不安を克服するための PowerPoint の新機能: 共有する必要があるスライドが 1 枚だけのときに、それをメールで送信する、あるいは独立したファイルを作成するのには手間がかかります。Web 用 PowerPoint に限り、特定のスライドへのリンクを使用してプレゼンテーション ファイルを共有できるようになりました。このようにするには、スライドのサムネイルを右クリックして [このスライドへのリンク] を選択し、リンクをコピーします。

PowerPoint でスライドを 1 枚だけコピーしようとしているところの画像。

さらに、Web 用 PowerPoint での Presenter Coach のパブリック プレビューも開始しました。Presenter Coach とは、人工知能 (AI) を活用してユーザーにリアルタイムで画面上にフィードバックを返す機能です。これを利用して、大勢の前でプレゼンテーションするためのスキルを磨くことができます。プレゼンテーションのリハーサルを行い、ペースや言葉遣いなどについて有益なヒントを得ることができます。また、「えー」などのつなぎの言葉や、いかにも丸暗記したようなプレゼンテーション スタイルを回避するのにも役立ちます。

OneNote での最新のノートの把握と配色の調整: OneNote が更新され、ノートを外出先にも持ち出すことや、エクスペリエンスを自分用にカスタマイズすることもできるようになりました。”最近のノート” 機能を Mac でも利用できるようになりました。最近表示または編集したページが時系列で表示されるので、前回終了したところから再開するのがどのデバイスでも簡単にできます。

iPad では、OneNote と付箋が統合されたため、この 2 つのアプリ間で切り替えなくてもノートを見ることができるようになりました。また、OneNote for Mac の新しいダーク モードを使用して暗いキャンバスに切り替えることができるようになりました。これらの新機能はすべて、既に一般提供を開始しています。

OneNote でレシピを共有しているところを示すアニメーション画像。

アンケートでの言語の壁を解消: Microsoft Forms新しいオプションが追加され、多言語でアンケートを作成するときに言語別のドキュメントを 1 つにまとめる必要がなくなりました。この多言語サポートを利用すると、より多くの相手を対象にアンケートを実施できるようになり、回答者の好みの言語で質問が表示されるので、より充実したフィードバックが得られます。来月から、この多言語サポートを利用できるようになります。右上隅にある省略記号をクリックして、ドロップダウン メニューから [多言語] を選択してください。

Microsoft Forms の多言語アンケートのアニメーション画像。

Visio ワークフローを Microsoft Flow にエクスポートしてビジネス プロセスをすばやく自動化: プロセスを短時間で設計してワークフローを自動化できれば生産性を加速するのに役立ちますが、多くの場合は口で言うほど簡単ではありません。今回の更新で、Visio の作図機能を使って新しい自動化フローを簡単に作成し、完全に機能するワークフローとして Microsoft Flow にシームレスにエクスポートできるようになりました。組み込みの BPMN (ビジネス プロセス モデリング表記法) ステンシルには共有とコメントの機能があり、開発とコラボレーションがシンプルになります。完成したワークフローは、クリック 1 回で Microsoft Flow に公開できます。この機能は既に一般提供を開始しており、Visio プラン 2 のすべてのユーザーが Visio デスクトップ アプリで利用できます。

IT 管理とセキュリティの合理化

会社所有の Android デバイスの管理をシンプルにする機能が追加されました。Microsoft 365 の追加が簡単になり、エンドポイントとデバイスを確実に保護できます。

会社所有の Android デバイスを Microsoft Intune で管理: Android Enterprise 完全マネージド デバイスが Microsoft 365 でサポートされるようになりました。従業員が会社所有のデバイスを使用するときに質の高い豊富な機能で生産性を向上すると同時に、幅広いポリシー制御でデバイスの管理を維持できます。Intune での Android Enterprise 業務用スマートフォン管理のサポートは既に一般提供を開始しています。

使用を開始するには、Intune のドキュメントを参照してください。

横に並べた 3 台のスマートフォンの画像。Microsoft Intune で業務用デバイスとして設定しているところを表しています。

新しい従業員を Microsoft 365 に追加するときの時間を節約: 新しい従業員やフリーランサーを Microsoft 365 に追加して構成する作業が簡単になりました。今月から、テンプレートを作成して使用できるようになり、Microsoft 365 管理センターでユーザーを追加するときの時間を節約するとともに設定を標準化できるようになりました。テンプレートは、同じ属性を持つ従業員、たとえば同じ役割や同じ場所で働く従業員が多数いる場合に特に役立ちます。

今月から、Microsoft 365 管理センターで [ユーザー] > [アクティブ ユーザー] > [ユーザー テンプレート] > [テンプレートの追加] を選択できます。

Microsoft 365 管理センターでユーザーをエンジニアのリストに追加しているところを示すアニメーション画像。

Office 365 ATP によるインシデント対応の自動化: Office 365 ATP でのインシデント対応自動化の一般提供開始を発表します。これは、強力な自動化機能を調査と対応のワークフローに応用するものであり、組織内のセキュリティ チームの効果と効率を大幅に向上させます。この機能は、Office 365 ATP プラン 2、Office 365 E5、Microsoft 365 E5 Security SKU で利用できます。

セキュリティ製品の評価を簡単に: Microsoft Defender Advanced Threat Protection の新しい評価ラボが、マシンのインストールと構成の複雑さを解消します。セキュリティ担当者が新しいプラットフォームの候補を検証し、製品に関する知識を身につけ、新機能について学習することができ、ラボ環境を使用して攻撃シミュレーションを行うこともできます。

この新しい評価ラボは、既に一般提供を開始しています。アクセスするには、[評価とチュートリアル] > [評価ラボ] をナビゲーション メニューから直接選択します。

Microsoft Defender Advanced Threat Protection の評価ラボ ダッシュボードの画像。

今月のその他の新機能

  • 設計を一新した Outlook on the web の一般提供を開始しました。新しいエクスペリエンスの特徴は、モダンなデザイン、スマートな新しい機能、高速化したフレームワークです。
  • セキュリティ ポリシー アドバイザーの一般提供を開始しました。今年の春にパブリック プレビューとして発表したこの機能は、既存のポリシーを調べて、セキュリティ強化のための推奨事項を提案するものです。
  • Windows Virtual Desktop の一般提供を開始しました。仮想環境でマルチセッションの Windows 10 エクスペリエンスを実現します。Windows Virtual Desktop を利用すると、Windows のデスクトップやアプリを数分で Azure に展開し、スケーリングできます。

これまでと同様に、Microsoft 365 の更新はどれも、お客様のエクスペリエンスを向上するという Microsoft のコミットメントを反映しています。フィードバックや改善案がありましたら、こちらからお寄せください。

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Windows Virtual Desktop の一般提供を全世界で開始 http://approjects.co.za/?big=ja-jp/microsoft-365/blog/2019/09/30/windows-virtual-desktop-generally-available-worldwide/ Mon, 30 Sep 2019 16:00:38 +0000 本日、Windows Virtual Desktop の一般提供を全世界で開始したことをお知らせします。Windows Virtual Desktop は、シンプルな管理、Windows 10 マルチセッション、Offi

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本日、Windows Virtual Desktop の一般提供を全世界で開始したことをお知らせします。Windows Virtual Desktop は、シンプルな管理、Windows 10 マルチセッション、Office 365 ProPlus に合わせた最適化、そして Windows Server リモート デスクトップ サービス (RDS) デスクトップとアプリのサポートを実現する唯一のサービスです。Windows Virtual Desktop を利用すれば、Windows のデスクトップやアプリを数分で Azure に展開してスケーリングできます。

Windows Virtual Desktop を昨年 9 月に発表し、パブリック プレビューを 3 月に発表して以来、多数のお客様がこのサービスを試用し、Windows 10 マルチセッションを活用してきました。そして、サービスの中核部分としてのこの機能の重要性が認められています。この試用に参加されたお客様はあらゆる業種、あらゆる地域にわたっており、Microsoft はさまざまな組織タイプと場所からのフィードバックを得ることができました。その結果として、本日付けでこのサービスの一般提供を全世界で開始することとなりました。加えて、Windows Virtual Desktop クライアントが Windows、Android、Mac、iOS、HTML 5 で利用できるようになっています。

“Windows Virtual Desktop の導入によって、従業員がどこでも安全に仕事できるようになりました。Windows Virtual Desktop ならば、従業員が使い慣れている Windows 10 デスクトップをさまざまなデバイスや Web ブラウザーで利用できます。”
—Jake Hovermale 氏 (BEI Networks 最高技術責任者)

Windows 7 延長サポートは 2020 年 1 月に終了しますが、お客様によっては Windows 10 への移行と並行して Windows 7 レガシ アプリケーションのサポートが引き続き必要となっていることも Microsoft は理解しています。このような要望に対処するために、Windows Virtual Desktop を使用して Windows 7 デスクトップを仮想化できます。そのための無料の Extended Security Updates (ESU) を 2023 年 1 月まで提供します。現在 Windows 10 への移行が進行中で、アプリ対応性に関する支援を必要としている場合は、そのためのサービスである Desktop App Assure プログラムの詳細情報をご覧ください。

生産性向上のお役に立てるように、Microsoft は仮想化環境における Office のエクスペリエンスに多大な投資を行い、ネイティブでの改善を加えるとともに FSLogix を買収しました。7 月に、FSLogix のテクノロジを Microsoft 365、Windows 10 Enterprise、RDS で利用できるようにしました。本日、FSLogix のすべてのツールが完全に Windows Virtual Desktop に統合され、最もスムーズでパフォーマンスの高い Office 仮想化のエクスペリエンスをご利用いただけるようになりました。

展開と管理に関するアーキテクチャの大幅な改良に加えて、アプリ デリバリーをシンプルにするために、MSIX 形式でパッケージされたアプリを恒久的にインストールする代わりに動的に仮想マシンに “アタッチ” できるようにしました。このことが重要であるのは、ストレージの所要量が大幅に削減されるとともに、管理者によるアプリの管理と更新が容易になるからですが、ユーザーのエクスペリエンスはきわめてスムーズです。

次の新しいビデオをぜひご覧ください。この中で、Windows Virtual Desktop のプリンシパル エンジニアリング リード Scott Manchester がアプリの “アタッチ” について詳しく解説しています。

Windows Virtual Desktop を拡張する

Microsoft はパートナー エコシステムとも緊密に協力し、お客様が Windows Virtual Desktop を拡張して既存の仮想化への投資を最大限に活用するためのお手伝いをしています。

  • 本日より、Citrix が Windows Virtual Desktop を全世界で拡張できるようになりました。これには Windows 10 マルチセッション、無料 Extended Security Updates による最長 3 年間の Windows 7 サポート、無料 Extended Security Updates による Azure 上での Windows Server 2008 R2 のサポートも含まれます。
  • 本年中に、VMware Horizon Cloud on Microsoft Azure が Windows Virtual Desktop の拡張を開始し、その利点である Windows 10 Enterprise マルチセッションや Windows 7 の無料 Extended Security Updates による最長 3 年間のサポートなどを利用できるようになります。プレビューの提供を本年中に開始する予定です。
  • Microsoft は他にも、ハードウェア メーカーをはじめとするパートナー各社と提携しています。システム インテグレーター (SI) からはすぐに使える DaaS (サービスとしてのデスクトップ) 製品が提供され、付加価値ソリューション プロバイダーからは印刷、アプリケーション レイヤリング、アセスメント、モニタリングなどの機能を追加する製品が Azure Marketplace で公開されています。Windows Virtual Desktop パートナーの詳細については、ドキュメントのページをご覧ください。

Windows Virtual Desktop の一般提供は始まりにすぎません。これからも、デスクトップとアプリの仮想化の迅速なイノベーションと投資を続けていきます。今後数か月にわたって新しいニュースをお届けするのを楽しみにしています。それまでは、製品ページにある詳細情報をご覧ください。Windows Virtual Desktop の使用を今すぐ開始するには、こちらをご覧ください

パートナー企業向けの Windows Virtual Desktop の詳細情報については、Azure パートナー ゾーンの Windows Virtual Desktop のページをご覧ください。

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銀行がサイバーセキュリティに対するモダンなアプローチを採用している理由 — ゼロ トラスト モデル http://approjects.co.za/?big=ja-jp/microsoft-365/blog/2019/09/18/why-banks-adopt-modern-cybersecurity-zero-trust-model/ Wed, 18 Sep 2019 14:00:21 +0000 多くの銀行は今日でも、”城と堀” アプローチ (別名 “境界セキュリティ”) でデータを悪意ある攻撃から守ろうとしています。石垣、堀、門で守られた中世の城のように、境界セキ

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多くの銀行は今日でも、”城と堀” アプローチ (別名 “境界セキュリティ”) でデータを悪意ある攻撃から守ろうとしています。石垣、堀、門で守られた中世の城のように、境界セキュリティを採用する銀行はネットワーク境界の強化に多額の投資を行い、ファイアウォール、プロキシ サーバー、ハニーポット、その他の侵入防止ツールで要塞化しています。境界セキュリティでは、ネットワークへの入り口と出口を防御するために、組織のネットワークに出入りするデータ パケットとユーザーのアイデンティティを検証しますが、この検証後は、防御を強化した境界の内側で行われるアクティビティは比較的安全であるとみなします。

しかし、有能な金融機関は今、このパラダイムの先を行き、サイバーセキュリティへのモダンなアプローチを採用しています。それが、ゼロ トラスト モデルです。ゼロ トラスト モデルの中心的な教義は、既定では誰も信頼しない (内部か外部かを問わず) というものであり、アクセスを許可する前にすべての人とデバイスを厳密に検証するというものです。

城の境界は引き続き重要ですが、石垣をもっと頑丈に、堀の幅をもっと広くするための投資を増やす代わりに、ゼロ トラスト モデルではよりきめ細やかなアプローチでこの仮想の城内でのアイデンティティ、データ、デバイスへのアクセスを管理します。したがって、内部の人物が悪意を持って、あるいは不注意で行動を取ったときも、正体不明の攻撃者が城壁を突破してきたときも、データへのアクセスが自動的に許可されることはありません。

“城と堀” アプローチの限界

現代の企業のデジタル資産を保護することに関して、城と堀のアプローチには致命的な限界があります。それは、サイバー脅威の出現によって防御と保護の意味が変わったためです。銀行のような大組織では、データとアプリケーションのネットワークが分散しており、従業員、顧客、パートナーが行内から、またはオンラインでアクセスします。このことが、城の境界保護をさらに難しくしています。そして、堀が効果を発揮して敵の侵入を防いだとしても、ユーザーの身元情報を盗まれた場合や、城壁の内側に潜むその他の内部的な脅威にはあまり役に立ちません。

次のようなことはどれも、露出の原因を作るものですが、セキュリティに関して城と堀アプローチに頼っている銀行ではよく行われていることです。

  • アプリケーションへのスタッフのアクセス権のレビューが年 1 回だけである。
  • アクセス権ポリシーがあいまいで矛盾があり、マネージャーの裁量に任されていて、スタッフが異動したときのガバナンスも不十分である。
  • 管理者特権アカウントを IT 部門が過剰に使用している。
  • 顧客データが複数のファイル共有に保存されており、誰がアクセスしているかがほとんどわからない。
  • ユーザー認証に関してパスワードへの依存度が高すぎる。
  • データ分類と報告の機能が欠落しているため、どのデータがどこにあるかを理解できない。
  • 機密性の高いデータが含まれるファイルを移動するときに USB フラッシュ ドライブが頻繁に使われている。

ゼロ トラスト モデルはどのように銀行と顧客の力になるか

ゼロ トラスト アプローチの利点は明確に文書化されており、巧妙化したサイバー攻撃をこのアプローチで防ぐこともできた実世界の例も増えています。しかし、今日でも多くの銀行は、ゼロ トラストの原則からかけ離れたやり方に従っています。

ゼロ トラスト モデルの採用は、銀行のセキュリティ態勢強化に役立ち、従業員と顧客により高い柔軟性を与えるようなイニシアティブを安心してサポートできるようになります。たとえば、顧客と接する従業員 (リレーションシップ マネージャーやファイナンシャル アドバイザーなど) が自席だけでなく、銀行の外でも顧客と会えるようにしたいと銀行が考えているとします。現在では多くの金融機関が、このような地理的な俊敏性を可能にする手法としてアナログ ツールに頼っており、たとえば助言内容を紙に印刷したものを持参しています。しかし、銀行員も顧客も、リアルタイム データを使用した、より動的なエクスペリエンスを期待するようになっています。

セキュリティについて城と堀アプローチに頼る銀行は、データを物理ネットワークの外に分散させることに消極的です。そのため、実証済みで規範に従った投資戦略の動的なモデルを銀行員やファイナンシャル アドバイザーが活用できるのは、顧客との面談を行内で行う場合に限られます

これまで、銀行員やファイナンシャル アドバイザーが訪問先でリアルタイムにモデルを更新して見せたり、他の行員やトレーダーと積極的にコラボレーションしたりするのは簡単ではなく、少なくとも VPN がなければ不可能でした。しかし、この俊敏性こそが、健全な投資判断と顧客満足の重要な牽引役となります。ゼロ トラスト モデルの下では、リレーションシップ マネージャーやアナリストが市場データ提供者からのインサイトを活用して、自分が作ったモデルと合成することができ、時と場所に応じてさまざまな顧客シナリオに動的に対応できるようになります。

朗報は、インテリジェント セキュリティの新時代が到来していることです。クラウドとゼロ トラスト アーキテクチャが支えるこのセキュリティによって、銀行のセキュリティとコンプライアンスを合理化し、モダン化することができます。

Microsoft 365 は銀行のセキュリティの変革に役立ちます

Microsoft 365 ならば、銀行はゼロ トラスト セキュリティに向けてただちに踏み出すことができます。その鍵となる戦略は次の 3 つです。

  • アイデンティティと認証: まず、最も重要な点として、銀行は各ユーザーが自称しているとおりの人物であることを確認し、その役割に応じてアクセス権を与える必要があります。Azure Active Directory (Azure AD) を使用すると、シングル サインオン (SSO) が可能になり、認証済みユーザーがどこからでもアプリに接続できるようになります。外回りを担当する従業員も、生産性を落とさずにリソースに安全にアクセスすることができます。

また、2 要素認証や、パスワードなしの多要素認証 (MFA) などの強力な認証方法を展開するこもでき、侵害のリスクを 99.9% 減らすことができます。Microsoft Authenticator は、Azure AD に接続されたアプリに対して、プッシュ通知、ワンタイム パスコード、生体認証をサポートします。

銀行の従業員用の Windows デバイスについては、Windows Hello を使用すると、安全で便利な顔認証でデバイスにサインインできます。最後に、Azure AD Conditional Access を使用すると、適切なアクセス ポリシーを適用することによって、銀行のリソースを疑わしいリクエストから保護することができます。Microsoft Intune と Azure AD を組み合わせると、管理対象で規則に準拠しているデバイスだけが Office 365 のサービス (これにはメールやオンプレミス アプリも含まれます) にアクセスできるようにするのに役立ちます。Intune を通じて、デバイスのコンプライアンス状況を評価することもできます。条件付きアクセス ポリシーは、ユーザーがデータへのアクセスを試行した時点におけるデバイスのコンプライアンス状態に従って適用されます。

条件付きアクセスの概要を示すインフォグラフィック。シグナル (ユーザーの場所、デバイス、リアルタイム リスク、アプリケーション)、すべてのアクセス試行の検証 (アクセスを許可、MFA を要求、アクセスをブロック)、アプリとデータ。

条件付きアクセスの図。

  • 脅威対策: Microsoft 365 では、攻撃に対する防御、検出、対応の能力を強化することもできます。そのための Microsoft Threat Protection は、セキュリティを統合して自動化します。Microsoft インテリジェント セキュリティ グラフから得られる世界最大級の脅威シグナルと、人工知能 (AI) を利用した高度な自動化を活用して、インシデントの特定と対応が強化されるので、セキュリティ チームが脅威の解決を正確に、効率的に、迅速に実行できるようになります。Microsoft 365 セキュリティ センターは、Microsoft 365 のインテリジェントなセキュリティ ソリューションを一元管理してフルに活用するためのハブであり、この専用のワークスペースからアイデンティティとアクセスの管理、脅威対策、情報保護、セキュリティ管理を行うことができます。

Microsoft 365 セキュリティ センター ダッシュボードのスクリーンショット。

Microsoft 365 セキュリティ センター。

  • 情報保護: サイバー攻撃で脆弱性が狙われるのは主にアイデンティティとデバイスですが、サイバー犯罪者が最終的に求めているのはデータです。Microsoft Information Protection を利用すると、銀行の機密情報がどこに保管されているときでも、あるいは伝送中でも保護を強化することができます。Microsoft 365 ならば、1) 機密データを特定して分類し、2) 柔軟な保護ポリシーを適用し、3) リスクにさらされている機密データを監視して修復できます。

Microsoft Azure Information Protection が機密扱いのメールに理由を求めているところのスクリーンショット。

分類と保護のシナリオの例。

ゼロ トラストでセキュリティ管理をシンプルに

Microsoft 365 は、モダンなゼロ トラスト アーキテクチャでセキュリティ管理をシンプルにするのに役立ち、サイバー犯罪と戦うのに必要な可視性、規模、インテリジェンスを活用できます。

現代の “城” をどのように保護するかを考えるにあたって、ゼロ トラスト環境は現代のサイバーセキュリティ上の脅威に対処するのに最適です。ゼロ トラスト環境を実現するには、誰が何に、いつ、どこからアクセスしているか、そしてその人物にアクセス権を与えるべきかについて、リアルタイムでの監視が必要です。

Microsoft 365 のセキュリティとコンプライアンスの機能は、組織がユーザーまたはデバイスを信頼する前の検証に役立ちます。さらに、Microsoft 365 はチームワークと生産性の向上に必要なものをすべてそろえたソリューションでもあります。これらすべてによって、Microsoft 365 は銀行が顧客とイノベーションに焦点を当てるのに役立つ、包括的なソリューションとなります。

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Microsoft To Do の新しいバージョンの紹介: その進化 http://approjects.co.za/?big=ja-jp/microsoft-365/blog/2019/09/09/announcing-new-version-microsoft-to-do/ Mon, 09 Sep 2019 13:00:58 +0000 Wunderlist が Microsoft ファミリーの一員となったときに私たちが掲げたミッションは、毎日のタスク管理を楽しく、シンプルに、エレガントにすること、そして Microsoft のインテリジェントで互いにつ

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Wunderlist が Microsoft ファミリーの一員となったときに私たちが掲げたミッションは、毎日のタスク管理を楽しく、シンプルに、エレガントにすること、そして Microsoft のインテリジェントで互いにつながった、セキュリティ中心のエコシステムに組み込んで、新しいアプリを作ることでした。それが、Microsoft To Do です。本日、発表する To Do の新しいバージョンは、まったく新しいデザインが採用され、どこからでもアクセスでき、Microsoft のアプリやサービスとの統合がさらに強化されています。

価値ある旅路

To Do を発表してからの過程は、実に楽しいものでした。共有リストによるタスク割り当てから、リスト グループ、添付ファイル、そして Mac アプリやさらなる製品統合に至るまで、お客様のフィードバックを取り入れ、お客様が求めるアプリを作ってきました。Wunderlist と To Do の両方のコミュニティからいただいたご意見とご支持に感謝しています。Wunderlist の初期の頃からは大きく進化してきましたが、本日、さらに一歩前進します。To Do を詳しく見てみましょう。

まったく新しい外観

To Do のデザインを磨き上げてヘッダー サイズを縮小し、色を増やしました。アプリに温かさが生まれ、パーソナル化が可能になりました。シンプルでエレガントなアプリであることに変わりはなく、カスタマイズの選択肢が増えました。ユーザーそれぞれがリストを管理しやすいように調整することができます。To Do の新しいバージョンでは、多様な背景画像から選ぶことができます。その中には、Wunderlist でもおなじみだったベルリン テレビ塔の画像もあります。さらに、リストごとに異なる背景を選択することもできます。

目を休めたいときのために、To Do の Android 版、Windows 版、Mac 版にはダーク モードがあり、iOS でもまもなく利用できます。しかし、新しくなったのは背景だけではありません。To Do の外観を一新し、シンプルでありながらモダンに感じられるようにしました。

共有可能なリンク

スマートな毎日の予定管理ツール

Wunderlist と同様に、スマートなリスト機能があり、計画したタスクや重要なタスクを 1 つのリストで見ることができます。しかし、To Do がユニークなのは、ユーザー個人に合わせて一日の予定を管理できる “今日の予定” 機能があることです。この機能は、ユーザーが毎日、自分にとって意味があり重要であることを達成するのに役立ちます。”今日の予定” によるスマートな提案を参考に、その日に達成する必要のあることを計画します。そして翌日になると、”今日の予定” はリフレッシュされるので、白紙の状態からその日の計画を立てることができます。完了しなかったタスクは、提案として表示されます。

Microsoft To Do 内の "今日の予定" のアニメーション画像。このユーザーは Frank へのレポートの送信、YamYam での席の予約、食料雑貨の受け取りを予定しています。

自分のリストにどこからでもアクセス

To Do は、Mac、iOS、Android、Windows、Web などあらゆるプラットフォームで利用でき、プラットフォーム間で同期します。これで、どこにいてもリストを持ち運べるようになります。在宅勤務の場合は、スマートフォンで一日の予定を立てて仕事を開始し、完了したタスクをその場で消していきます。さらに、Windows と Android では、仕事用と個人用のアカウントを切り替えることもできます。夕方にオフィスを出たら、仕事用のリストのことは忘れて、個人用アカウントで買い物リストを開いて映画パーティーのための食料買い出しに出かるといった使い方もできます。

タブレットとスマートフォンから Windows PC まで、5 つの異なるデバイスでの "今日の予定" リストの画像。

Microsoft ファミリーの一員

To Do での私たちのミッションは、ユーザーが実行する必要のあるタスクのすべてを集めることです。そのタスクが、ユーザーがよく使う Microsoft 365 のアプリやサービスのどこで発生したかにかかわらず、1 つの一元管理ビューにまとめることです。フォローアップする必要のあるメッセージにフラグを設定し、(Microsoft の仕事用または個人用アカウント、もしくは Outlook、Hotmail、Live など Microsoft がホストするメール アカウントで) [フラグを設定したメール] リストに表示します。[自分に割り当て済み] リストには、共有リストで自分に割り当てられたタスクと、Microsoft Planner のタスクが表示されます。ここからタスクを My Day に追加し、今日実行する必要があるタスクの全体像を得ることができます。しかし、それだけではありません。Cortana との統合を通して、Amazon Echo からもタスクを追加できます。* Android の Microsoft Launcher を愛用している方にも、朗報があります。そこにも To Do が統合されます。

セキュリティを最優先

セキュリティは私たちにとって何よりも重要であり、To Do でもお客様のデータのセキュリティは優先事項の一つです。セキュリティに対する Microsoft の包括的なアプローチは、お客様のデータがどこにあっても保護するために役立ちます。To Do では、多要素認証 (MFA) を設定してリストを確実に保護することができます。

今すぐ始めましょう

今こそ、To Do を試す絶好の機会です。一度試したら、ご愛用いただけるものと信じています。試用に役立つように、リストとタスクの移行をできる限りシンプルにしました。既存のリストを To Do にインポートするのは簡単です。ぜひ [To Do をダウンロード] ボタンをクリックまたはタップして始めてください。

Microsoft To Do

今日一日の予定に注目します。

To Do をダウンロード

まだ Microsoft アカウントをお持ちではない場合も、既存のメール アドレス (たとえば Gmail) で登録できます。サインインすると、タスクを Wunderlist からインポートするオプションが表示されますが、このオプションは設定画面にもあります。インポートを開始すると、To Do を使い始める準備が整います。

3 つのステップを示すインフォグラフィック: Microsoft To Do の入手、Microsoft へのサインイン、Wunderlist データのインポート。

移行に関する詳細情報をご覧ください

最後に

Wunderlist と To Do のファンの皆様に、心から感謝します。Microsoft To Do をより良いものにするために、ご意見・ご感想を歓迎します。いつでも TwitterFacebook からフィードバックをお寄せください。ここまで来ることができたのも、皆様のおかげです。引き続き一緒に前進できることを楽しみにしています。

* Cortana 統合は英語で提供されており、利用できる地域はオーストラリア、インド、米国、英国となっています。Cortana スキルはまだプレビュー段階のため、英語 (米国) のみの提供となっており、個人用 Microsoft アカウントで利用できます。

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Adobe Acrobat が組み込みのアプリ保護に Microsoft 365 を選択 http://approjects.co.za/?big=ja-jp/microsoft-365/blog/2019/09/05/adobe-acrobat-ios-android-microsoft-365-app-protection/ Thu, 05 Sep 2019 16:00:37 +0000 私たちのチームは長年にわたり、Adobe ときわめて密接な協力を続けてきました。そしてこのコラボレーションから生まれた多数の機能は、ユーザーにプラスの影響を与えただけでなく、IT 部門としてソフトウェアを管理する人々にも

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私たちのチームは長年にわたり、Adobe ときわめて密接な協力を続けてきました。そしてこのコラボレーションから生まれた多数の機能は、ユーザーにプラスの影響を与えただけでなく、IT 部門としてソフトウェアを管理する人々にも恩恵をもたらすものでした。

今日、この関係がまた 1 つの大きなマイルストーンに到達します。Microsoft 365 エンジニアリング チームを代表してお知らせすることを嬉しく思います。Microsoft Intune によるアプリケーション保護が iOS 版と Android 版の Adobe Acrobat Reader モバイル アプリに直接組み込まれることになりました。

Adobe Acrobat Reader モバイル アプリは、どこからでも確実に PDF を扱うことができるため、世界中のユーザーから信頼を受けています。数億ものユーザーが、Acrobat Reader モバイル アプリを利用して PDF の編集、入力、署名、作成、変換を外出先でも行っています。そしてこの機能が、Microsoft 365 の管理とセキュリティのポリシーの中でネイティブにサポートされるようになりました。標準の Acrobat Reader アプリの最新版を使用するユーザーは、会社のドキュメントやフォームをモバイル デバイスで扱うときに、業界をリードする Intune の保護機能で守られるようになります。”Acrobat Reader for Intune” アプリは必要なくなったため、Android 版と iOS 版のどちらも 2019 年 12 月 1 日にサービスを終了します。

これはユーザーにとってどのようなことに役立つのでしょうか?

この変更は、Adobe モバイル アプリの管理を、Office 365 モバイル アプリに組み込まれているのと同じ管理にそろえるものです。この結果として、これまでにないシンプルさとセキュリティを何百万ものユーザーと組織が手にすることになります。Adobe は Microsoft 365 ユーザーに最もよく利用されているサード パーティ モバイル デバイス アプリの 1 つであり、この新しい Intune アプリ保護ポリシーによって会社のデータがアプリ レベルで保護されるようになります。このタイプの保護がきわめて重要であるのは、管理対象デバイスとそうでないされたデバイスのどちらについても会社のデータを保護できるようになるからです。モバイル アプリ管理 (MAM) はユーザーのアイデンティティに基づくものであることから、モバイル デバイス管理 (MDM) は不要になります。このことは、ユーザーと IT 部門の両方にとって有益です。同じアプリを仕事とプライベートの両方に使用しながら、可能な限り最高の生産性を維持できるからです。

Intune は、ユーザーが作業しているドキュメントが個人用か仕事のものかを判断し、仕事関連のドキュメントであることを検知した場合に限り会社のセキュリティ ポリシーを適用することができます。つまり、個人のプライバシーを尊重して、個人データには触れることなく会社のデータをセキュリティで保護することができるので、たとえば私物のスマートフォン持ち込み (BYOD) が可能になります。iOS の Adobe アプリはこの複数アイデンティティ機能をサポートするようになっています。

IT 管理者による展開作業を簡単に

お使いの Adobe Acrobat Reader for Intune アプリに既に Intune ポリシーが適用されている場合は、この変更を最小限の中断で行うことができます。Microsoft のエンジニアリング チームは、既存のアプリ保護ポリシーのターゲットが Adobe Acrobat Reader for Intune である場合に、そのポリシーのターゲットがバックエンドで自動的に Adobe Acrobat Reader アプリとなることを確認しました。ユーザーが行う必要があるのは、最新版のアプリを使うことだけです。

お客様のテナントにこのような構成が含まれている場合は、詳細を記載したサポート通知がまもなく届きますのでお待ちください。また、この変更に関する Adobe の発表もご覧ください。

開発したアプリで Microsoft 365 のアプリ保護を利用する方法

現在では、大企業のさまざまなユース ケースに対応するアプリが登場し、そのエコシステムはこれまでにない大きさに発展していますが、開発企業は Intune アプリ保護を主力のアプリに直接組み込むという判断を下すようになっています。 最もよく使用されるモバイルやクラウドのビジネス アプリ (Microsoft Office アプリ、Adobe、Citrix、その他多数) に Microsoft 365 のセキュリティと管理のしやすさが採用され、さまざまなアプリ ストアで販売されています。これにより、ビジネスをモダン化するという、他にはない価値がもたらされます。

独立系ソフトウェア ベンダー (ISV) として、あるいは社内で基幹業務アプリを開発しているお客様も、業界をリードする Microsoft のアプリ保護を自社のモバイル アプリに直接組み込むことができます。お客様のニーズとリソースに基づいて、Microsoft のエンジニアリング チームはアプリ保護ポリシーをお客様のアプリで利用できるようにする方法を多数用意しています。

アプリのシナリオが複雑である場合、たとえば会社のドキュメントの編集や共有を行う場合は、Adobe が使用している Intune SDK をおすすめします。このアプローチは一般的に、アプリ開発者の協力が得られる場合におすすめしています。これよりもシンプルな基幹業務アプリ、たとえば勤怠報告アプリについては、ラッピング ツールが理想的です。このツールは、IT 管理者による使用を意図しています。

Adobe の他にも、多数のサード パーティ アプリでモバイル デバイス上の会社のデータに対する Intune アプリ保護が採用されています。保護されたモバイル アプリのエコシステムはこちらで紹介しています。また、次のリソースも導入を開始するのに役立ちます。

いつものように、フィードバックを歓迎します。ご提案、ご質問、コメントをお寄せいただくには、Tech Community ページにアクセスしてください。

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Windows 10 の展開をスピードアップする新しい FastTrack ガイダンス http://approjects.co.za/?big=ja-jp/microsoft-365/blog/2019/08/12/speed-up-windows-10-development-new-fasttrack-guidance/ Mon, 12 Aug 2019 16:00:00 +0000 複雑なテクノロジ環境のアップグレードと更新は、決して簡単な仕事ではありません。Windows 10 の展開におけるすべてのステップをサポートするために、Microsoft はお客様による互換性の評価、十分な情報に基づく判

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複雑なテクノロジ環境のアップグレードと更新は、決して簡単な仕事ではありません。Windows 10 の展開におけるすべてのステップをサポートするために、Microsoft はお客様による互換性の評価、十分な情報に基づく判断、コストと複雑さの軽減に役立てることを目的として投資を行っています。ほとんどのお客様が順調に Windows 10 にアップグレードしている一方で、思いがけない試練があることも認識しています。そこで、FastTrack for Windows 10 展開ガイダンスを作成しました。

お客様の Windows 10 展開の過程を手助けするための投資

Windows 7 のサポート終了を 2020 年 1 月 14 日に控え、私たちはお客様が Windows 10 を導入して最新状態に保つためのすべてのステップに役立てるように投資を行っています。

まず、Windows 10 と Office 365 の設計は互換性をその中核的な原則として据えています。お客様の環境がアップグレード後も期待どおりの動作を続けるようにすることを目的として、Windows 10 と Office 365 のさまざまなアプリケーション、アドイン、マクロへの投資を行っています。

Windows Autopilot などのツールは、カスタム イメージの作成、管理、読み込みに伴うコストと複雑さの解消に役立ちます。Desktop Analytics (現在パブリック プレビュー中) から得られるインテリジェンスは、Windows クライアントが更新に対応しているかどうかを十分な情報に基づいて判断するのに役立ちます。Office Readiness Toolkit は、Office 365 ProPlus への移行に伴い、互換性を評価するために役立ちます。Microsoft FastTrackDesktop App Assure プログラムでは、お客様のアプリケーションが Windows 10 と Office 365 に対応していない場合に、その問題の解決を専任のエンジニアリング リソースが手助けします。

Windows 10 のための新しい FastTrack 展開ガイダンス

時には、お客様のシナリオがあまりにも複雑で、どこから着手すべきかもわからないことや、問題が発生したため移行が停滞してしまうこともあります。次にどうすればよいかを相談できるエキスパートが必要になることもあるでしょう。本日、発表する新しい FastTrack for Windows 10 展開ガイダンスは、そのためのサービスです。

Microsoft の FastTrack は、お客様が技術的計画の構想をまとめ、新しいサービスやユーザーのオンボーディングと展開の方法を決定するためのサービスであり、テクノロジへのお客様の投資から最大限の価値が得られるようにお客様と協力して展開を進めていくものです。このサポートは、対象のサービスまたはプランを 150 ライセンス以上購入したお客様が追加費用なしで利用できます。

詳細情報と開始の方法

Microsoft 365 には Windows 10 と Office 365 が含まれており、セキュリティを最大に強化しながら生産性を向上します。私たちは、その導入のあらゆるステップにおいて、お客様に協力することをお約束します。詳細については、Microsoft Mechanics の動画をご覧のうえ、www.microsoft.com/FastTrack にサインインしてお申し込みください。

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Microsoft 365 の 7 月の最新情報まとめ — Azure AD、Microsoft Teams、Outlook などの更新情報 http://approjects.co.za/?big=ja-jp/microsoft-365/blog/2019/07/31/new-to-microsoft-365-in-july-updates-azure-ad-microsoft-teams-outlook/ Wed, 31 Jul 2019 16:00:08 +0000 今月発表する Azure Active Directory (Azure AD) と Microsoft Defender Advanced Threat Protection (ATP) の更新は、組織のセキュリティ態

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今月発表する Azure Active Directory (Azure AD) と Microsoft Defender Advanced Threat Protection (ATP) の更新は、組織のセキュリティ態勢向上に役立ちます。Microsoft Teams と Outlook on the web の更新はユーザーの生産性を促進し、Desktop Analytics と Office 365 ProPlus の更新は IT 管理を合理化して効率を高めます。

この記事では、7 月に追加された新機能をご紹介します。

セキュリティを強化しながらプロセスをシンプルに

サイバーセキュリティの脅威の防御、検出、修復に役立つ新しい機能が追加されています。

パスワードレスに移行してリスクを軽減しアカウントのセキュリティを強化 — 今月、Azure AD での FIDO2 セキュリティ キー サポートのパブリック プレビューを発表しました。FIDO2 のテクノロジを利用して、ユーザーがシームレスかつ安全に、パスワード不要で、Azure AD に接続されたすべてのアプリとサービスにアクセスできるようになります。加えて、管理者はパスワードレス資格情報をユーザーやグループに割り当ててセルフサービス サインアップを許可することができます。この機能を利用するには、Azure AD へのパスワードレス サインインを有効にする手順の詳しい解説をご覧ください。

脆弱性の発見、優先順位付け、修復をリアルタイムで — 先月、Microsoft Threat & Vulnerability Management (TVM) の一般提供開始を発表しました。TVM はまったく新しい、クラウドを活用した高度なエージェントレスの機能の集合であり、継続的でリアルタイムかつリスク ベースの脆弱性管理を行います。既に Microsoft Defender ATP をお使いの場合は、TVM ソリューションを Microsoft Defender ATP ポータルの中でご利用いただけます。サブスクリプションをお持ちでない場合は、Microsoft Defender ATP の試用版にサインアップしてください。この中に TVM も含まれています。

生産性とコラボレーションを向上させる

Microsoft 365 の新しい機能で、他の人とのコラボレーションがさらに簡単になり、タスクが整理され、質問の答えがすばやく見つかるようになります。

コミュニケーションとコラボレーションをさらに簡単にする Microsoft Teams の新しい機能 — 今月、いくつかの新しい機能を Teams に追加しました。既読確認と優先通知は、急ぎのメッセージが確実に読まれて優先処理されるようにするのに役立ちます。併せて発表した新しい “お知らせ” 機能では、重要なニュースを目立たせることができます。また、1 つのメッセージを複数のチャネルに投稿できるようになりました。

Microsoft Teams の [チャネルの選択] を使用しているところを動画で表すスクリーンショット。

最後に、新しい業務時間記録機能が現場担当者のための Teams に追加され、出退勤の記録が “チームのシフト” モジュールでできるようになりました。また、対象限定コミュニケーション機能によって、メッセージを特定の役割の全員に送信できるようになりました。たとえば、1 つの店舗のレジ係全員に、あるいは 1 つの病院の看護師全員に同じメッセージを送ることができます。

Teams のこれらの機能更新は、次の数か月の間にロールアウトされます。

Outlook のメールへの投票の追加と、Outlook on the web での会議室予約 — 今月、Outlook on the web の 2 つの機能の一般提供開始を発表します。Microsoft クイック投票機能で、投票を直接 Outlook のメールに追加できるようになりました。受信者はそのメールの中で直接投票することも、リンクをクリックしてブラウザー ウィンドウで投票することもできます。この機能を利用するには、Outlook 用のクイック投票アドインをダウンロードしてください。

加えて、会議室の予約も Outlook on the web で簡単にできるようになりました。会議を作成するときに、どの会議室が空いているかを、都市名または会議室名で検索してすばやく確認でき、定期的なイベントの各回の会議室空き状況も見ることができます。

Outlook で Teams の会議を作成しているところを動画で表すスクリーンショット。

Yammer での Q & A をさらに発見しやすくYammer での質問と回答を目立たせるために、他のディスカッションとは異なる、独自の新しいスタイルが適用されるようになりました。投稿作成者とグループ管理者は、質問への返信の中から最も良いものを “ベスト アンサー” と指定できるので、ユーザーが答えを見つけるのが簡単になります。これらの変更は現在プライベート プレビュー中であり、今夏中にすべての Office 365 サブスクリプションのお客様にロールアウトされる予定です。

Yammer で最適な回答がベスト アンサーとして選ばれることを動画で表すスクリーンショット。

Microsoft To-Do でタスクの共同作業 — 同じ To-Do リストを共有する人にタスクを割り当てることができるようになりました。共同で作業すれば、タスクを片付ける時間を短縮できます。この機能を利用するには、タスクを割り当てる相手を @メンションします。そのリストを共有している人全員に、そのことが表示されます。

Microsoft To-Do でタスクを割り当てているところを動画で表すスクリーンショット。

IT 管理を合理化

データ駆動型のツールが、仮想化環境での Office のシームレスなソフトウェア展開と改善に役立ちます。

ソフトウェア展開の質と信頼性を高める — 今月、Desktop Analytics のパブリック プレビューを発表しました。このクラウド ベースのサービスでは、組織で使用する Windows クライアントの更新準備状況を、新しい Windows 10 の展開に先立ってインテリジェントに判断するのに役立ちます。Desktop Analytics は System Center Configuration Manager と組み合わせて使用するよう設計されており、組織内で実行される Windows アプリのインベントリを作成するとともに、Windows 10 の最新の機能更新にアプリが適合しているかどうかの評価を行います。Desktop Analytics は現在、Office 365 のサービスの 1 つとして提供されており、利用するには Azure AD テナント内に Office 365 サブスクリプションが必要です。この機能を使用するには、Configuration Manager コンソールで Desktop Analytics を有効にしてください

Desktop Analytics ダッシュボードのスクリーンショット。

仮想環境での Office アプリのエクスペリエンスを向上今月、仮想環境でのユーザー エクスペリエンス向上に役立つ新しい機能を発表しました。1 つは FSLogix で、これはマルチユーザー仮想環境での Office 365 ProPlus のパフォーマンスを向上させるテクノロジです。Microsoft 365 のお客様は追加費用なしで利用できます。2 つ目は、Windows Server 2019 での Office 365 ProPlus と OneDrive ファイル オンデマンドのサポートで、今後数か月のうちに開始する予定です。最後は、仮想化環境でのユーザー エクスペリエンスを向上させる Outlook、OneDrive、Teams の新しい機能です。

デジタル トランスフォーメーションを促進する新しい Microsoft クラウド リージョン — Microsoft Office 365 のサービスを提供するクラウド リージョンを新たに、南アフリカとアラブ首長国連邦 (UAE) に設置しました。これらのローカル データセンターによって、さらに多くの組織がクラウドのメリットを手にできるようになり、回復性のあるクラウド サービスがデータ所在地、セキュリティ、コンプライアンスに関するニーズを満たすのに役立ちます。

その他の更新

  • Teams が毎月の Office 365 既存ユーザー向け更新に含まれるようになり、インストール済みの Office 365 へのロールアウトが今後数週間にわたって行われます。
  • Web 版の Office アプリについて、“Online” のブランディングを廃止しました。製品画面の中では、この変更はアプリ ヘッダー、プラットフォーム固有コマンド、ヘルプ メニューなどに反映されます。この変更は、Office がデスクトップ、Web、モバイル デバイスのどのアプリでも利用できる、クラウド接続型のエクスペリエンスであることを強調するものです。
  • 先頃、OneDrive パーソナル Vault を発表しました。これは、OneDrive の中に作られる保護領域であり、アクセスするには強い認証方法または第二のステップによる本人確認が必要になります。
  • こちらの Outlook モバイルの 5 つのヒントは、小規模ビジネスのオーナーが時間を節約してより多くを達成するのに役立ちます。

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Microsoft Office 365 を南アフリカの新しいクラウド データセンターから利用できるようになりました http://approjects.co.za/?big=ja-jp/microsoft-365/blog/2019/07/25/microsoft-office-365-now-available-from-new-south-africa-cloud-datacenters/ Thu, 25 Jul 2019 09:00:23 +0000 Microsoft は、世界中の組織や企業のデジタル トランスフォーメーションの支援に意欲的に取り組んでいます。月間 1 億 8 千万人もの法人アクティブ ユーザーを抱える、世界有数のクラウドベース生産性ソリューションで

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Microsoft は、世界中の組織や企業のデジタル トランスフォーメーションの支援に意欲的に取り組んでいます。月間 1 億 8 千万人もの法人アクティブ ユーザーを抱える、世界有数のクラウドベース生産性ソリューションである Office 365 を利用して、さらに多くのお客様を支援するべく、技術革新の推進や、新しい地域への展開を継続的に実施します。南アフリカの新しいクラウド データセンターからの Office 365 サービスが一般提供されるようになったことを受け、アフリカ全土のデジタル トランスフォーメーションを実現し社会的影響力を高めるため、このたび Microsoft が行っている継続的な投資をさらに一歩進めることになりました。

南アフリカのローカル データセンターから提供される Office 365 を使用すると、お客様はリアルタイムのコラボレーションとクラウドを活用したインテリジェンスを利用してモダン ワークプレイスを実現し、従業員の生産性を向上させることができます。セキュリティ、コンプライアンス、顧客データの国内の所在地は維持されたままになります。Office 365 の新しい地域として南アフリカが追加されたことにより、安全性とクラウド生産性を高めるサービスのオプションが増えました。また、3 地域の追加も同時に発表され、顧客データの所在地が世界中で 16 地域になりました。

コアの顧客データのデータ所在地が国内にあることは、Office 365 をご利用のお客様が規制要件を満たす上で役に立ちます。このことは特に、医療、金融サービス、政府機関などの業界において特に重要です。そのような組織では、地域の要件に準拠するために、特定のデータを国内で保管することが求められているためです。顧客データの所在地により、組織や企業のデータ プライバシーと信頼性がさらに高まります。コアの顧客データは、指定されたデータセンターの地域 (Geo) にのみ保存されます。この場合は、南アフリカ国内にあるクラウド データセンターです。

Altron や Gauteng Provincial Government などのお客様は、Office 365 を利用してワークプレイスを一変させました。この最新の開発により、Altron や Gauteng Provincial Government、および Office 365 を採用するその他の組織や企業は、デジタル トランスフォーメーションへの行程を加速することができるでしょう。

「Altron は、最新のコラボレーションを通じてお客様により良いサービスを提供し、従業員に力を与えるクラウドファーストな企業になるため、インフラストラクチャの改善と戦略の採用に取り組んでいます。Office 365 に移行してから、違いをはっきりと感じています。」
—Debra Marais 氏 (Lead、IT Shared Services at Altron)

「Office 365 により、政府機関向け ICT インフラストラクチャやサービスの最新化が加速しています。手ごろな費用で先駆的なソリューションを開発でき、業務管理の全体的な改善を図ることができます。同時に、透明性が高まり、説明責任も改善しています。」
—David Kramer 氏 (Deputy Director General、ICT at Gauteng Provincial Government)

最近 Microsoft は、新しいクラウド データセンター地域を開設したことで、アフリカ大陸からクラウド サービスを提供する最初のグローバル プロバイダーとなりました。Office 365 が Azure に加わり、アフリカから利用できるインテリジェントなクラウド サービスが拡大しています。次世代のインテリジェントなビジネス アプリケーションである Dynamics 365 と Power Platform は、2019 年の第 4 四半期から利用可能となる予定です。

Azure、Office 365、Dynamics 365 を含む包括的な Microsoft クラウドを、指定された地域のデータセンターから提供することで、顧客データの所在地、セキュリティ、コンプライアンスの必要性を満たしつつ、スケーラブルで利用可能、かつ回復性の高いクラウド サービスを企業や組織に提供します。Microsoft には、業界のコンプライアンス認証と構成証明を広範囲に提供するなど、セキュリティとプライバシーに関する広範な要件を満たすための、データを保護し世界中のお客様を支援するための深い専門知識があります。

南アフリカの新しいクラウド リージョンは、Microsoft のグローバル ネットワークを介して Microsoft のその他のリージョンと接続されています。Microsoft のグローバル ネットワークは世界最大かつ最も革新的なネットワークで、10 万マイル (161,000 km) 以上に広がる地上ファイバーと海底ケーブル システムでお客様にサービスを提供しています。Microsoft は、インドとヨーロッパを結ぶアラビア横断ルート、および大西洋をまたぐケーブルとしては最大容量を誇る Marea を含む大西洋横断システムを通じて、アフリカの組織や市民がより身近にグローバル クラウドを利用できるようにしています。

Microsoft は、数々のイニシアティブを通して、アフリカ大陸全土でデジタル トランスフォーメーションを加速させるための取り組みを行っています。また、最近発表された Microsoft 初となる Africa Development Centre (ADC) (アフリカ開発センター) にも力を入れており、最初の 2 拠点 (ケニアのナイロビ、ナイジェリアのラゴス) を開所しました。ADC は Microsoft 最高のエンジニアリング センターとしてサービスを提供します。ここでは、世界最高レベルのアフリカの人材が集まり、地域にも世界にも影響を与えるソリューションを生み出しています。新しいクラウド データセンター リージョンである ADC、そして 4Afrika のようなプログラムによって、アフリカ地域は発展し、これまで以上に世界に影響を与えられるようになると、Microsoft は信じています。

詳細については、Office 365 および 中東・アフリカ での Microsoft をご覧ください。

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Microsoft Teams の 1 日のアクティブ ユーザーが 1,300 万人に到達。チームワークの質を高める 4 つの新しい取り組みを開始 http://approjects.co.za/?big=ja-jp/microsoft-365/blog/2019/07/11/microsoft-teams-reaches-13-million-daily-active-users-introduces-4-new-ways-for-teams-to-work-better-together/ Thu, 11 Jul 2019 19:00:14 +0000 2 年前の同じ週に、Microsoft は Microsoft 365 を発表しました。Microsoft 365 は、職場のコラボレーションの変革、ビジネス プロセスの効率化、重要な情報の保護を念頭に構築された、さまざ

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2 年前の同じ週に、Microsoft は Microsoft 365 を発表しました。Microsoft 365 は、職場のコラボレーションの変革、ビジネス プロセスの効率化、重要な情報の保護を念頭に構築された、さまざまなアプリとサービスの統合ソリューションです。Microsoft 365 の中核をなすのは、Microsoft Teams です。これはチャット、ビデオ会議、通話、ファイル共有の機能を単一の統合アプリに集約したもので、チームワークを実現するためのハブとなります。現在、Microsoft Teams の 1 日のユーザー数は 1,300 万人を超え、週間ユーザー数は 1,900 万人以上に達しています。Teams は現在、181 の市場、53 言語で展開され、エミレーツ航空、FedEx、Lexmark、アデコ グループ、KONE、McCann Worldgroup など、世界中でお客様のチームワークを支援しています。

Microsoft Teams の 1 日のアクティブ ユーザー数が 1,300 万人を超え、Slack を上回ったことを示すインフォグラフィック。公表された Slack の DAU はその月の DAU です。公表日から次の公表日までの期間は、横ばいの成長だったと推定されます。

Microsoft では、あらゆる業界で幅広く利用できるよう Teams の機能強化を続けており、その一環として、本日、お客様のコミュニケーションやコラボレーションに役立つ Teams の 4 つの新機能を発表します。

1. 緊急性の高いコミュニケーションの優先度設定

重要なメッセージを確実に届ける 2 つの新機能が Teams に追加されます。

  • 優先度通知: 受信者に緊急性の高いメッセージであることを通知するだけでなく、応答があるまで 2 分間隔で、受信者のモバイル端末やデスクトップに通知を繰り返し表示して、応答を促します。
  • チャットの開封確認: 送信メッセージが既読になったことをアイコンの表示で確認できます。

優先度通知と開封確認の機能は、今月から展開が開始されます。

2. チーム内およびチーム間のコミュニケーション管理を効率化

  • アナウンス: チーム メンバーがチャネルの重要なニュースを強調できる機能です。新規プロジェクトの立ち上げ、新しい同僚の紹介、最近実施したマーケティング キャンペーンの成果などを発表する場合に効果的です。

Microsoft Teams のアナウンス機能を示すアニメーション スクリーンショット。ユーザーによって新入社員が紹介されています。

  • 複数チャネルへの投稿: 1 つのメッセージを複数チャネルに同時投稿できます。

Microsoft Teams の複数チャネルへの投稿機能を示すアニメーション画像。ユーザーによってリマインダーが作成されており、ユーザーは [チャネルを選択] ボタンを使用して、General、Sales などの利用可能なチャネルに投稿できます。

  • チャネルの モデレーション: チャネルに投稿される内容と、投稿が返信を受け付けるかどうかをモデレーターが管理できます。

アナウンス機能は、現在展開中です。チャネルのモデレーション機能と複数チャネルへの投稿機能は、近日展開予定です。

3. 現場の最前線で働く従業員向け: スケジュール管理と最新情報の受信がさらに簡単に

  • 業務時間記録機能: 従業員は、Teams シフト モジュールのこの新しい機能を使用して、勤務シフトや休憩の開始時刻と終了時刻を Teams モバイル アプリから直接記録できます。マネージャーは、ジオフェンスを設定することで、指定した作業現場でチーム メンバーの出退勤が記録されていることを確認できます。

Teams モバイル エクスペリエンスの業務時間記録機能を示すアニメーション スクリーンショット。ユーザーは自分のシフトを確認しています。

  • 対象を絞ったコミュニケーション: チームメンバーは、投稿本文でロール名を @メンションすることで、特定の役割の全員にメッセージを同時送信できます。たとえば、店舗内のすべてのレジ担当者や、病院の看護師全員にメッセージを送信することができます。

Microsoft Teams の対象を絞ったコミュニケーション機能を示すアニメーション スクリーンショット。ユーザーは、メッセージを送信する前に、送信先を、Cashiers タグを持つ 4 人のチーム メンバーに絞っています。

業務時間記録機能は、現在展開中です。対象を絞ったコミュニケーション機能は、2019 年 8 月から展開が開始される予定です。

4. IT 管理者向け: Teams クライアントの展開と組織内の全メンバーのポリシー管理を簡素化

  • Office 365 ProPlus の月次チャネルを利用している場合、既存のインストールに Teams クライアントが追加されるようになりました
  • Teams 管理センターのポリシー パッケージ: IT 管理者は、メッセージや会議など、Teams のさまざまな機能を対象とした定義済みのポリシー セットを、役割の必要性に応じて従業員に適用できます。

Teams 管理センターのポリシー パッケージは、近日公開予定です。

Teams をさらに強化するパートナー エコシステムの構築

お客様が Teams を利用してビジネス プロセスを効率化する上で、パートナーは重要な役割を果たします。このため、本日、4 つの新しいパートナー イニシアチブを発表します。

  1. コンタクト センター ソリューション: コンタクト センターは、数多くの企業のカスタマー サービス運用で重要な役割を担っています。Microsoft は、Five9、Genesys、NICE inContact などの大手コンタクト センター ソリューション プロバイダー各社と連携しながら、さまざまなコンタクト センター ソリューションと Teams の統合を実現しています。
  2. コンプライアンスのための通話レコーディング: 数多くの業界が、規制ポリシーにより通話や会議の記録を義務付けています。Microsoft は ASC、NICE、Verint などのコンプライアンス レコーディング パートナー各社と連携し、Teams にレコーディング機能を追加しています。
  3. 要員管理: Microsoft は、小売業向け IT ソリューション プロバイダー REPL と連携して、JDA の要員管理ソリューションと Teams の統合を実現しています。この統合により、シフト スケジュールの情報を、ほぼリアルタイムの精度で Teams シフト モジュールから閲覧できるようになりました。これにより、現場の最前線で働く従業員は、Teams アプリを使って既存のシフト スケジュールにアクセスし、変更を依頼できます。
  4. パートナー主導の Teams 試用版: Microsoft は、パートナー各社によるお客様の Teams 活用支援をさらに充実したものにするため、パートナー主導による試用版の提供を開始します。Exchange Online のみを利用しているお客様や、まだクラウドに移行していないお客様は、Microsoft 365 パートナーが提供する半年間無料の試用版を通じて、Teams のすべての機能を体験することができます。この試用版は、2019 年 8 月 1 日から、パートナーである Microsoft クラウド サービス プロバイダーを通じて、対象となるお客様に提供されます。詳細については、パートナー主導の Microsoft Teams 試用版に関するパートナー向けガイダンスをご覧ください。

Teams を導入し働き方改革に成功したお客様

Lexmark は、Teams を使用してプロジェクト運用の効率を飛躍的に高めています。法務部門からサプライ チェーンまでが一体となったマーケティング コンテンツの共同作成を実現する Teams は、Microsoft 365 による Lexmark の改革に欠かせない存在です。

DXC technology のロゴ。

70 か国に 130,000 人の従業員を擁する DXC では、チーフ テクノロジストによる顧客向け提案書の共同作成やベスト プラクティスの共有に Teams を活用しています。

ベルギー連邦警察のロゴ。

ベルギー連邦警察の警察犬担当官は、現場での連携や作戦支援部隊とのコミュニケーションに Teams を活用しています。

Godrej Properties のロゴ。

インド最大の不動産管理会社の 1 つである Godrej Properties では、従業員、ベンダー、請負業者の連携とプロジェクト関係者への最新情報の提供に Teams を活用しています。

Teams をぜひお試しください

Teams は、世界中で職場のコラボレーションの変革やビジネス プロセスの効率化を支援しています。実際にお使いいただくことで、その魅力を実感いただけると確信しています。Teams の無料版をぜひお試しください!

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仮想環境での Office アプリのエクスペリエンスを向上 http://approjects.co.za/?big=ja-jp/microsoft-365/blog/2019/07/01/improving-office-app-experience-virtual-environments/ Mon, 01 Jul 2019 16:00:29 +0000 Microsoft 365 は、職場のコラボレーションをデジタルで変革していくことを目的としています。お客様の多くは仮想化を利用しており、コスト削減とユーザー エクスペリエンスの改善の方法を常に求めています。そのお役に立

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Microsoft 365 は、職場のコラボレーションをデジタルで変革していくことを目的としています。お客様の多くは仮想化を利用しており、コスト削減とユーザー エクスペリエンスの改善の方法を常に求めています。そのお役に立てるように、Microsoft は FSLogix を昨年 11 月に買収し、本日、仮想化環境のユーザー エクスペリエンスをさらに改善する次の 4 つの新機能を発表することになりました。

  • FSLogix のテクノロジは、マルチユーザー仮想環境での Office 365 ProPlus のパフォーマンスを向上させるものであり、Microsoft 365 のお客様は追加費用なしで利用できます。
  • Windows Server 2019 での OneDrive ファイル オンデマンドのサポートを今後数か月のうちに開始する予定です。
  • Office のフラッグシップ製品である Office 365 ProPlus が Windows Server 2019 でサポートされるようになります。
  • さらに、Office 365 ProPlus に含まれる Outlook、OneDrive、Microsoft Teams にも、仮想化環境でのユーザー エクスペリエンスを向上させる新機能を追加しました。

信頼性の高い Office アプリのエクスペリエンスをどの環境でも実現する FSLogix

FSLogix のコンテナー テクノロジが、仮想環境の中で Office アプリと完全に統合されるようになりました。このテクノロジによって、仮想化された Office アプリの速度と信頼性が向上し、ユーザーは Office アプリを専用のマシンで使用しているように感じられます。FSLogix のコンテナーは、Microsoft、Citrix、VMWare などから提供される仮想化環境で動作します。次の Microsoft ソリューションのいずれかのライセンスをお持ちであれば、このテクノロジを追加料金なしで利用できます。

  • Microsoft 365 E3/E5/A3/A5/Student Use Benefits/F1/Business
  • Windows 10 Enterprise E3/E5
  • Windows 10 Education A3/A5
  • Windows 10 VDA ユーザー ベース
  • リモート デスクトップ サービス (RDS) クライアント アクセス ライセンス (CAL) とサブスクライバー アクセス ライセンス (SAL)

FSLogix の詳細については、こちらを参照してください。

Windows Server 2019 での OneDrive ファイル オンデマンドへのアクセスを簡単に

OneDrive ファイル オンデマンドを使用するときは、ユーザーは OneDrive 内の自分のファイルすべてにアクセスできますが、ダウンロードされるのは自分が使用するファイルだけとなるため、ユーザーのデバイス上のハード ドライブ領域を節約することができます。今後数か月のうちに、Windows Server 2019 でも仮想化 Office アプリのユーザー向けに OneDrive ファイル オンデマンドのサポートを開始する予定です。このサポートによって、ユーザーがよく使用するファイルにすばやくアクセスできるだけでなく、ユーザー プロファイル ディスクのストレージ要件とコストを削減するという企業のニーズを満たすことができます。Windows Server 2019 でこの新機能を利用する方法の詳細については、こちらを参照してください。

Office 365 ProPlus を Windows Server 2019 で実行

Office 365 ProPlus の最高のエクスペリエンスが得られるのは Windows 10 上で実行されるときですが、組織の中には Windows Server を使ってユーザー向けに仮想デスクトップ サービスを行っているところもあります。2020 年 1 月のサポート終了の前に Windows Server 2008/R2 から移行する、または ProPlus のプラットフォームとしてのサポートが終了する前に Windows Server 2012/R2 から移行する必要のあるお客様のために、Office 365 ProPlus を Windows Server 2019 で実行することをサポートする予定です。これによって、前述のファイル オンデマンド機能を Windows Server 2019 で利用できることに加えて、最新の Windows Server プラットフォームを活用できるようになります。

仮想環境での Office アプリのエクスペリエンスを向上

仮想化関連のエクスペリエンス強化は、Office 365 に含まれる Outlook、OneDrive、Teams などのアプリについても行われています。

  • Outlook のキャッシュ モードによって、Outlook を仮想デスクトップで実行するときにメールや予定表にすばやくアクセスできるようになります。
    • “予定表より前に受信トレイを同期” を設定すると、メールへのアクセスが速くなり、すぐに作業を開始できます。
    • 既定で同期されるフォルダーの数を減らすことができます。また、予定表の同期ウィンドウを縮小する管理オプションが用意されています。これらは共に、同期完了までの時間を短縮するのに役立ちます。
  • OneDrive に “コンピューターごとのインストール” オプションが追加されました。OneDrive アプリを 1 回だけインストールして複数のユーザーで共有できます。各ユーザーのフォルダーとファイルはそのままで、自分専用のデバイスと同様に使うことができます。
  • Teams でも、チャットとコラボレーションについてコンピューターごとのインストールを選択できます。今後数か月のうちに Teams での “通話と会議” の提供を開始する予定ですが、これは Citrix とのコラボレーションによる音声/ビデオ メディア最適化を通して実現するものです。Teams についてはその他にも、アプリの展開の改善、Windows Virtual Desktop のサポート、パフォーマンスの向上、非永続的な設定のキャッシュの最適化などを計画しています。
  • Windows Search のユーザーごとのインデックスによって、各ユーザー独自の検索インデックスがユーザー プロファイルとして永続化できるようになります。検索が高速化されるだけでなく、個人に合わせた検索結果が得られます。

仮想化がお客様の IT 戦略の中で重要な位置を占める場合に、これらの新しい機能が大いに役立つと確信しています。本日発表した Office 365 アプリの機能強化をお客様自身の仮想環境で試すには、Microsoft ダウンロード センターにアクセスしてください。

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Microsoft 365 の 6 月の最新情報まとめ – Microsoft Cloud App Security、PowerPoint、Outlook などの更新情報 http://approjects.co.za/?big=ja-jp/microsoft-365/blog/2019/06/27/new-to-microsoft-365-june-microsoft-cloud-app-security-powerpoint-outlook-updates/ Thu, 27 Jun 2019 16:00:50 +0000 今月は、組織のセキュリティ体制の強化に役立つ Microsoft Cloud App Security および Azure Active Directory (Azure AD) 条件付きアクセス ポリシーの更新、コンプ

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今月は、組織のセキュリティ体制の強化に役立つ Microsoft Cloud App Security および Azure Active Directory (Azure AD) 条件付きアクセス ポリシーの更新、コンプライアンス義務の履行に役立つ Microsoft Teams および Yammer の更新、視覚的にインパクトのあるプレゼンテーションの作成に役立つ PowerPoint デザイナーの更新、および仕事の流れを維持するために役立つ Outlook の更新を発表します。

ここでは、6 月に追加された新機能についてご紹介します。

組織を保護する

新しい機能は、会社のデータの保護、アクセスの監視、セキュリティ体制の強化に役立ちます。

Cloud App Security でシャドウ IT を検出 – IaaS および PaaS サブスクリプションを Microsoft Azure、アマゾン ウェブ サービス、または Google Cloud Platform のいずれで利用している場合でも、そこで実行されているアプリおよびサービスを検出します。これらのアプリとサービスについて、アクセスしているユーザー、トランザクション数、IP アドレス、送信されているトラフィック量などが表示されます。使用を開始するには、Cloud App Security ポータルの [検出されたリソース] タブをクリックするか、または今すぐ無料試用版をお試しください

Cloud App Security ダッシュボードの [検出されたリソース] タブのスクリーンショット。

会社のリソースへのアクセス方法を管理 – 今月 Microsoft は、中小企業向けサブスクリプションをお持ちのお客様を対象に、Microsoft 365 Business 用 Azure AD 条件付きアクセス ポリシーの提供を開始することを発表しました。条件付きアクセス ポリシーにより、Office 365 環境や、会社のリソースへのアクセス方法を管理することができます。たとえば、モバイル デバイスから Exchange Online へのサインイン接続を評価する条件付きアクセス ポリシーや、従業員に対して、仕事用のメールや予定表に正常にアクセスできるように Outlook for iOS または Outlook for Android の使用を義務付ける条件付きアクセス ポリシーを定義することができます。 Microsoft 365 Business をご使用のお客様は、Azure AD で条件付きアクセス ポリシーを有効にすることができます。

Azure Active Directory 管理センターに表示されたクラウド アプリのスクリーンショット。

カスタマイズされた推奨事項で組織の ID セキュリティを強化 – 一般提供が開始された ID セキュリティ スコアは、組織の ID セキュリティの強化を計画するために役立ちます。推奨事項と、セキュリティ管理者が推奨事項を実装するために必要なガイダンスとワークフローが表示されます。使用を開始するには、Microsoft Azure portal の [ID セキュリティ スコア] に移動します。

Microsoft Azure の [ID セキュリティ スコア] のスクリーンショット。

強力な新機能で厳しいコンプライアンス義務に取り組む

Microsoft 365 の新機能は、コンプライアンス要件を満たすために役立ちます。

Teams の情報バリアで利害の対立を回避 – 情報バリアを使用することで、Teams 内のユーザー グループ間でやり取りされる情報を制限して、情報の開示範囲を限定できるようになりました。これは、倫理的境界要件、および関連するその他の業界標準や規制に従う必要がある組織にとって、特に有用です。たとえば、営業部門が調査チームとコミュニケーションを取らないようにする必要がある場合などです。今すぐ使用を開始するには、情報バリアのポリシーを定義する方法について説明したドキュメントをご覧ください。

Yammer でデータ所在地要件を満たす – Yammer では、ローカルのデータ所在地が提供されるようになりました。これにより、EU 域内の組織がデータ所在地要件を満たすことができます。この機能は、EU 域内のテナントに関連するすべての Office 365 新規ユーザーを対象に提供されます。今後数か月のうちに、電子情報開示の検索にも Yammer のコンテンツが表示され、Office 365 グループに接続された Yammer グループに高度なセキュリティおよびコンプライアンス機能が提供されるようになります。

Office 365 Multi-Geo Capabilities でデータ所在地のニーズに対応 – 今月から、Office 365 の Multi-Geo Capabilities を使用するために必要な最小シート数が、2,500 シートから 500 シートに削減されます。このライセンス更新により、地域、業界固有、または組織のデータ所在地要件への対応を目指している、さらに幅広い範囲の組織で Multi-Geo Capabilities を使用できるようになります。

ワークフローを改善する

Microsoft 365 全体の新機能は、共同作業やドキュメントの作成を効率化するのに役立ち、時間を節約できます。

PowerPoint のデザイナーで会社ブランドのテンプレートを使用して、本格的なプレゼンテーションを作成 – 今月に入って、Microsoft は、PowerPoint について複数の更新情報を発表しました。デザイナーで会社ブランドのテンプレートを使用できるようになりました。これにより、ブランドのイメージに合ったプレゼンテーションを簡単に作成できます。さらに、デザイナーでは、スライドにテキストを追加するだけで、商用利用が許可されている高品質の写真の背景に加えて、プレゼンテーションのテーマ スタイルや補色が推奨されるようになりました。ブランド テンプレートのサポートは、Windows 10 および Mac 版の Office 365 Insider 参加者を対象に提供されます。また、テーマの更新は、Office 365 のサブスクリプションをお持ちのすべてのユーザーを対象に展開中です。

ドキュメントをすばやく検出し、以前のバージョンをデバイス間でシームレスに表示 – 今月 Microsoft は、Microsoft Office デスクトップ アプリでおすすめのドキュメントがサポートされるようになったことを発表しました。これは、厳選された一連のドキュメントを表示するもので、すばやくファイルを検出して作業を再開するのに役立ちます。おすすめのドキュメントは、iOS と Mac で既に利用できます。Win32 版は現在展開中です。さらに、Web 版 Office にバージョン履歴の機能が追加されることも発表しました。これにより、加えられた変更を確認し、必要に応じて以前のバージョンに戻すことができます。バージョン履歴は、Web 用 PowerPoint から順に現在展開中です。

Outlook の手描き入力でクリエイティブな感覚を維持 – Word、Excel、PowerPoint、OneNote の手描き入力機能を Windows 用 Outlook でも提供します。Outlook の手描き入力機能により、デジタル ペンや指を使って注釈を付けたり、メモを作成したりすることができます。また、メールで簡単に写真や画像を直接マーク アップすることもできます。使用を開始するには、リボンで [描画] タブを選択します。すべての新しいペンが表示され、手描き入力を開始できます。

Outlook の手描き入力機能を示すスクリーンショット。

iOS 用 Outlook で最近使用したファイルを共有 – iOS 用 Outlook で最近使用したファイルを共有できるようになりました。Office 365 のアプリおよびサービス内のファイル、SharePoint および iCloud の最近使用したファイル、iOS デバイス上のローカル ファイルで一貫したエクスペリエンスを作成できます。OneDrive for Business、OneDrive、Google ドライブ、Box、Dropbox クラウド ストレージのファイルも引き続き、メールを介して共有できます。また、メールにファイルを添付する代わりにリンクを追加することを選択した場合、そのリンクへのアクセス許可は、会社で設定されたアクセス許可に合わせて自動的に設定されます。この機能は、現在、iOS ユーザーを対象に展開中です。

iOS 版 Outlook で添付されたファイルのスクリーンショット。

その他の更新

  • Microsoft To-Do アプリを Mac App Store で入手できるようになりました。使用を開始するには、Mac App Store からダウンロードしてください。
  • Microsoft Whiteboard で、共同作業者に対して、そのコンテンツに同意することを「サムズアップ」で示すことができるようになりました。この機能は、今後数週間以内に、Windows 10 および iOS 向けの Microsoft Whiteboard で提供が開始される予定です。
  • Excel でナスダックとリフィニティブのデータを取り込めるようになりました。たとえば、米国のすべての上場株に関する現在の金融情報 (ナスダック株式市場の株価など) を Excel の [株式] データ型に直接取り込むことができます。
  • Azure AD では、最大 256 文字の長さのパスワードがサポートされるようになりました。このため、長いパスワードを作成してハッキングしにくくすることで、組織のセキュリティを強化することができます。

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OneDrive パーソナル Vault で非常に重要なファイルのセキュリティをさらに強化、OneDrive へのストレージ オプションの追加 http://approjects.co.za/?big=ja-jp/microsoft-365/blog/2019/06/25/onedrive-personal-vault-added-security-onedrive-additional-storage/ Tue, 25 Jun 2019 16:00:55 +0000 オンラインの世界で脅威が勢力を広げ、巧妙さがさらに増す中、ユーザーが自分のデバイス、個人情報、ファイルを不正アクセスから守るために適切な防御とツールを備える重要性が高まっています。本日は、OneDrive パーソナル V

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オンラインの世界で脅威が勢力を広げ、巧妙さがさらに増す中、ユーザーが自分のデバイス、個人情報、ファイルを不正アクセスから守るために適切な防御とツールを備える重要性が高まっています。本日は、OneDrive パーソナル Vault を紹介します。これは、OneDrive 個人用アカウントで利用できる新しいセキュリティ レイヤーであり、非常に機密性が高く重要なファイルをさらに強固に保護します。

また、OneDrive 単体ストレージ プランについて、追加料金なしで 50 GB から 100 GB に引き上げ、Office 365 サブスクリプション ユーザーには、必要な分だけストレージを追加できる新しいオプションを提供します。

OneDrive パーソナル Vault

OneDrive は、信頼性の高い Microsoft のクラウド上で動作し、お客様のファイルを安全に保管するために、数多くのセキュリティ対策が施されています。しかし、お客様の中には、非常に重要で機密性の高いファイルに対して、さらに強固な保護を求めている方がいることも理解しています。これが、パーソナル Vault を導入する理由です。

パーソナル Vault は、強力な認証方法、つまり、指紋認証、顔認証、暗証番号 (PIN)、メールや SMS で送信されるコード 1 など、追加の本人確認ができた場合にのみアクセスできる、OneDrive 内の保護領域です。パーソナル Vault 内でロックされたファイルはさらにセキュリティで保護され、誰かがお客様のアカウントまたはデバイスにアクセスした場合でも、安全に保たれます。

さらに、このセキュリティを追加するために手間をかける必要がありません。パーソナル Vault 内にあるドキュメント、写真、ビデオはすべて、お使いの Windows PC または対応デバイスで Onedrive.com からアクセスできます。2

モバイル デバイスの OneDrive パーソナル Vault 内にあるファイルの画像。

パーソナル Vault により、OneDrive が現在提供している、保存ファイルや移行中ファイルの暗号化、疑わしいアクティビティの監視、ランサムウェアの検出と復旧、大量のファイル削除の通知と復旧、ダウンロード時の既知の脅威に対するウイルス スキャン、すべてのファイルの種類のバージョン履歴などに加え、より堅牢なプライバシーやセキュリティが実現します。

簡単に使える

暗証番号 (PIN) を入力するか、指紋認証、顔認証、メールまたは SMS で送信されるコード 1 を使用して、ファイルのロックを解除し、アクセスできます。複数のパスワードを覚える必要はありません。さらに、Microsoft Authenticator アプリを使用して、パーソナル Vault をロック解除することもできます。どちらの方法であっても、すばやく便利にロック解除でき、データの保護にも役立ちます。

スキャンや撮影も直接パーソナル Vault で

モバイル アプリ用の OneDrive を使用すると、スキャンしたドキュメント、撮影した写真、または撮影した動画をパーソナル Vault に直接取り込むことが可能になり、お使いのデバイスのセキュリティ レベルの低い領域 (カメラ ロールなど) に保存せずにすみます。旅行、身分証明、車、家、保険などに関する重要な書類も、簡単にスキャンして、直接パーソナル Vault に保存できます。そして、どこにいても対応デバイスからこれらのドキュメントにアクセスできます。2

アップロードされたファイルの OneDrive パーソナル Vault スキャン オプションを示す画像。

Windows PC 以外でも、さらなる保護を

パーソナル Vault は、2 段階以上の認証を使用して、ファイルを安全かつ非公開に保ちます。Windows 10 PC では、OneDrive はパーソナル Vault のファイルをローカル ハード ドライブの BitLocker 暗号化領域と同期させます。OneDrive のすべてのファイルと同様に、パーソナル Vault のコンテンツは暗号化されて Microsoft のクラウドに保存され、お使いのデバイスに送信されます。モバイル デバイスでの保護をさらに強化するには、お使いの iOS または Android デバイスで暗号化を有効にすることをおすすめします。また、Windows 10 PC またはモバイル デバイスが紛失や盗難に遭ったり、誰かにアクセスされたりしても、これらの措置によってファイルをセキュリティ保護された状態に保つことができます。

非アクティブ状態が短時間でも続くと自動でロック

パーソナル Vault は、非アクティブ状態が短時間でも続くと、Windows PC、デバイスまたはオンラインで自動的に再びロックされます。ロックされると、使用していたファイルはすべてロックされ、アクセスするには再び認証が必要となります。パーソナル Vault やファイルが開いたままになっていたとしても心配ありません。いずれも、非アクティブ状態になると自動的に閉じられ、ロックされます。3

OneDrive パーソナル Vault のホームページ ダッシュのスクリーンショット。

まもなく利用可能に

Web、モバイル アプリ、または Windows 10 PC で OneDrive をお使いの方に、このような新しい機能が提供されることをお知らせでき、うれしく思います。パーソナル Vault は、オーストラリア、ニュージーランド、カナダで近日中に展開され、年末までには全世界で利用可能となります。

すでに OneDrive をご利用の場合、パーソナル Vault は今年中にお住まいの地域でのサービス開始時に、機能更新プログラムとして表示されるようになります。まだ OneDrive をご利用でない場合は、アプリをダウンロードするか、www.onedrive.com にアクセスして、お使いの Windows PC または Web で利用を開始してください。OneDrive の無料または単体版の 100 GB プランをご利用の場合、パーソナル Vault の試用版を利用できますが、ファイル数は限られます。Office 365 サブスクリプション ユーザーは、ストレージの上限までファイル数に制限なくパーソナル Vault に保存できます。

OneDrive にストレージを追加

新しくなった 2 つのストレージ プランについてもお知らせします。

OneDrive 100 GB プランでさらに保存 – OneDrive の単体プランのストレージ容量を、月額 $1.99 のまま、50 GB から 100 GB 4 に増やします。これは、5 万枚の写真 (写真 1 枚あたり 2 MB) を保存するのに十分な容量です。この新しいプランは、お使いのスマートフォンのカメラ ロールを自動的にバックアップしたり、スマートフォンからドキュメントやレシートなどをそのままスキャンして保存したりするのにぴったりのプランです。ファイルのバックアップ、ドキュメントの共有や共同作業にも利用できます。この新しいプランは、近日中に展開される予定です。現在 50 GB プランをご利用の場合、追加費用なしでお使いのアカウントに 50 GB のストレージが自動的に追加されます。詳細については、OneDrive のプランをご覧ください。

OneDrive ストレージを必要な分だけ追加 – Office 365 サブスクリプションは、1 TB の OneDrive ストレージから開始されますが、多くの方から、さらにストレージ容量を増やしてほしいというご要望がありました。本日は、OneDrive へのストレージ追加についてお知らせします。これによって、既にご利用の Office 365 サブスクリプションにストレージを必要な分だけ追加できるようになります。追加ストレージは、月額 $1.99 から月額 $9.99 の最大 1 TB まで、ストレージを 200 GB ずつ追加していくことができます。

2 TB のストレージが必要な場合のオプションもご用意しています。必要な分の料金を支払えば、追加ストレージ プランをいつでも増減またはキャンセルできます。OneDrive の追加ストレージは、Office 365 をご利用の場合は、数か月以内に利用可能になります。

OneDrive の追加ストレージ プランを示すグラフ。

フィードバックをお寄せください

ご意見やアイデアがありましたら、OneDrive UserVoice からお寄せください。Office 365 Solo サブスクリプションに含まれる高度な保護機能に関する詳細情報は、サポート ページをご覧ください。


1 顔認証および指紋認証には、Windows Hello 対応デバイス、指紋リーダー、赤外線照射センサー、またはその他の生体認証センサーや対応デバイスを搭載した専用ハードウェアが必要です。

2 Android および iOS のモバイル アプリ用の OneDrive は、Android 6.0 以上、または iOS 11.3 以上のいずれかが必要です。
3 自動ロックの間隔は、デバイスによって異なり、ユーザーが設定できます。
4 100 GB プランには 102,400 MB のストレージが提供されます。

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PowerPoint AI がアップグレードし、デザイナーがスライド 10 億枚という重要なマイルストーンを突破 http://approjects.co.za/?big=ja-jp/microsoft-365/blog/2019/06/18/powerpoint-ai-upgrade-designer-major-milestone-1-billion-slides/ Tue, 18 Jun 2019 15:00:02 +0000 正直に言いますと、プレゼンテーションはストレスです。目標があり、成功を収めたいと思うものの、それが同時に不安、ストレス、戸惑いをもたらすこともあります。準備はできているか? 自分のメッセージは、プレゼンテーションを通して

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正直に言いますと、プレゼンテーションはストレスです。目標があり、成功を収めたいと思うものの、それが同時に不安、ストレス、戸惑いをもたらすこともあります。準備はできているか? 自分のメッセージは、プレゼンテーションを通して伝わるのか? 効果的、かつ最大限の成功が収められる方法で、プレゼンテーションを行うことができるか? これらは、プレゼンテーションを担当する人々の多くが直面する、偽りのない思いです。

数年前、PowerPoint チームは人工知能 (AI) の活用を重要視し、PowerPoint デザイナーの取り組みを開始しました。おすすめのスライド デザインを提供することで、効果的なスライドを作成しようとするときの不安を取り除くことができるようにする狙いがありました。まず、説得力のある写真スライドを作成することから始め、最終的には、テキストのスライドをプロセス図やタイムラインのような視覚的な (そしてインパクトのある) コンテンツに変えることができるような機能を追加してきました。最近では、アイコンを使ってテキストを補足できるようになりました。

本日は、PowerPoint デザイナーを使用する上で重要なマイルストーンに到達したことをお知らせします。また、すばやく作成を開始できるようにおすすめの高品質コンテンツを表示したり、定量的コンテンツに対してパースペクティブ候補を提示したりする、新しいデザイナー機能についてもお知らせします。Microsoft は、「まだまだ良いものを届けよう」と考えています。そして、Microsoft の AI に関する取り組みは、デザイナーを超える機能を生み出しました。新機能の “プレゼンター コーチ” です。これは、ユーザーが自信を持ってプレゼンテーションできるようにすることを目的としたものです。

PowerPoint でデザイナーがスライド 10 億枚を達成

デザイナーは日々、PowerPoint ユーザーに対して何百万枚ものおすすめスライドを提示しています。あるユーザーが 1 つのおすすめデザインを選択して挿入すると、Microsoft はそのデザインに価値があったことを理解できます。実際、これらのスライドの採用率は、ここ数年の間に天文学的な上昇を示しています。2019 年 4 月には、デザイナーを使って作成されたスライドが開始から 10 億枚を突破し、重要なマイルストーンに到達しました。

デザイナーの機運を示すグラフ。作成されたスライドが、デザイナー開始から 10 億枚を突破。

この勢いに乗じて、本日はデザイナーの新しい機能をいくつかお知らせします。大企業、および中小企業のお客様が、ブランド テンプレートを使用できるようになりました。また、ブランド テンプレートを持っていないユーザーが、テーマ アイデアを使ってすばやく作成開始できるようにサポートします。これらの新しい機能は、クリエイティブな感覚を保ちながら最小限の時間と手間で効果的なスライドやプレゼンテーションを作成できるよう支援するために作られました。

デザイナーを使用してブランド テンプレートのインテリジェントな推奨デザインを入手し、ブランドらしさを出す

お客様からのご要望で最も大きなものの 1 つとして、会社のブランド テンプレートを使用してデザイナーでの作業をシームレスに行いたいというものがありました。ブランド テンプレート向けのデザイナーを開始したことで、各社はユーザーに表示される推奨デザインが自社の企業ブランドとビジュアル アイデンティティ ガイドラインに合致していることを確認できるようになりました。

紹介ビデオ

ブランド テンプレートで作業するとき、ユーザーに表示されるデザイン アイデアは、ユーザーのスライドの内容を利用して、スライド マスターのレイアウトから直接作成されます。デザイナーの AI は、そのコンテンツに最も適したレイアウトを選択し、画像をインテリジェントに切り取り、関連するアイコンや図を自動的に推奨します。組織は、デザイナーからの適切なサポートを受けて自社のテンプレートをデザインすることができ、ユーザーが利用できる選択肢を広げることができます。

ペースの速い現代の作業環境では、人々は時間に追われています。デザイナーのような AI を利用した機能を利用すると、視覚的に目を引く、没入感のあるプレゼンテーションをほんの数クリックで作成できます。ユーザーは、組織のテンプレートで作業しながら、この効率化されたエクスペリエンスを利用することができます。ブランド レイアウトは、即興で作成しなくてもそのまま使用できます。ブランド テンプレート用デザイナーは現在、Windows 10 および Mac 向け Office 365 Insider サブスクリプション ユーザーが利用できます。

デザイナーのテーマ アイデアを使って、美しいスライドを簡単に一から作成する

ブランド テンプレートを持っていないがすばやく簡単に利用を開始したい人のために、デザイナーのテーマ アイデアをご紹介します。プレゼンテーション作成が、これまで以上に簡単に開始できるようになりました。空白のプレゼンテーションを開いてスライドに文字を入力すると、デザイナーがスライドのテキストを反映した新しい高品質な写真を選択し、テーマ スタイルや補色と併せて推奨を表示します。これらの写真は、いずれも商用利用が許可されています。また、PowerPoint の高品質テーマや対応するカラー パレットと組み合わせることで、視覚的に十分なインパクトを持つプレゼンテーションを簡単に作成することができます。

実行中のデザイン アイデアの画像。

デザイナーのテーマ アイデアは、PowerPoint for Windows、PowerPoint for Mac、そして Web 上で Office 365 サブスクリプション ユーザー向けに展開中です。

スライドにデザイナーのパースペクティブを取り入れて、分かりやすいデータにする

スライドでデータに関するプレゼンテーションを行なうことは、大きく、見慣れない値を概念として捉えることが難しいため、困難を伴います。Microsoft Research が発表した研究では、大きな数値に関連する参照情報を追加することで、情報が理解されやすく、また記憶されやすくなることが示されています。そのような理由で、この機能は PowerPoint デザイナーに追加されました。

実行中のデザイン アイデアの画像。

Microsoft Research のパースペクティブ エンジンとの統合により、デザイナーは大きさの感覚をつかむことが難しそうな大きな値がスライドに含まれている場合にそれを認識し、対応するパースペクティブで自動的にテキストを補ってコンテキストに反映されるようになりました。デザイナーにパースペクティブが追加されたことで、数値が含まれたスライドがさらに理解しやすくなり、発表者は情報を効果的に伝えることができます。たとえば、次のような場合があります。アフガニスタンの面積は 652,232 km² ですが、広さの感覚をつかむことは困難です。しかし、「テキサスとほぼ同じ面積」と追記すれば、理解されやすくなります。このような関連する値が、デザイナーで自動的に表示されるようになりました。

デザイナーのパースペクティブは、現在 Office 365 のサブスクリプション ユーザー向けに展開中です。デザイナーのパースペクティブは、現在英語のみで使用できます。

Web 用 PowerPoint の “プレゼンター コーチ” で次回のプレゼンテーションを成功させる

教室にいる人から役員室にいる人まで、誰もがプレゼンテーション スキルを向上させることができる、というのが Microsoft の信念です。トレーニングとフィードバックによって人々は自信をつけ、個人的および仕事上の目標を達成する力を得ます。 過去数年にわたり、教育関係者、学生、お客様から、人前で話す能力を向上させるための、プレゼンテーションの簡単な練習方法が知りたいというフィードバックが寄せられてきました。

本日は、近日公開される PowerPoint のプレゼンター コーチの機能についてお知らせします。聴衆を前にプレゼンテーションを行うのは、きわめて重要なスキルです。学術研究や現地調査に基づき、より効果的なプレゼンテーションを行うことができるよう、プレゼンテーションの成功事例をプレゼンター コーチに統合しました。

紹介ビデオ

この機能によりリハーサル モードに切り替えることができ、話しているときには、ペース、包括的な表現、つなぎ言葉の使用、文化的に配慮の欠けている文言について、画面上にガイダンスが表示されます。スライドをただ読んでいるだけでも指摘が表示されます。各リハーサル セッションの最後には、その後の練習に役立つよう、評価基準が記載された詳しいレポートが提供されます。プレゼンター コーチは、Web 用 PowerPoint で今年の夏の後半から利用できます。

これらの新しい機能をリリースすることをうれしく思います。そして、PowerPoint がより良いものとなるよう、皆様からのフィードバックを引き続きお待ちしています。Microsoft の取り組みを支援していただき、ありがとうございます。

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ホスピタリティ産業の大手企業がゲスト エクスペリエンス向上のために従業員エンゲージメントに注目する理由 http://approjects.co.za/?big=ja-jp/microsoft-365/blog/2019/06/17/hospitality-industry-leaders-employee-engagement-enhance-guest-experience/ Mon, 17 Jun 2019 16:00:18 +0000 今週、ホスピタリティ産業の大手企業が米国ミネソタ州ミネアポリスに集結します。世界最大級のホスピタリティ技術展示会 HITEC がここで開催されるからです。この業界にとっては、テクノロジが他社との競争、業務運営、従業員エン

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今週、ホスピタリティ産業の大手企業が米国ミネソタ州ミネアポリスに集結します。世界最大級のホスピタリティ技術展示会 HITEC がここで開催されるからです。この業界にとっては、テクノロジが他社との競争、業務運営、従業員エンパワーメント、ゲスト サービスの方法を変革するという、エキサイティングな時代に突入しています。

私が特に嬉しく思うのは、ホテルや旅行関連ブランドの顔となるのに絶好の位置にいる人々、つまり現場担当者の力になる機会を Microsoft が手にしていることです。このような現場の最前線で働く人々は、フロント デスクでゲストを出迎え、豊富な知識をもとに提案するコンシェルジュもいれば、チェックインからチェックアウトまで裏方として献身的に働くスタッフもいます。

現場担当者のエクスペリエンスに変革をもたらす

現場担当者が情報にアクセスし、常につながり、同僚とリアルタイムでコミュニケーションを取ることができるモダンなツールを用意することによって、よりつながった組織を作り、ゲストの要望にその場で応えることができるようになります。

次に紹介するのは、Microsoft のソリューションを採用して従業員エクスペリエンスを向上しているホテルの例です。

  • モバイル ファーストが可能な Microsoft Teams を利用して、現場担当者がコミュニケーションを取り、共同作業し、ベスト プラクティスを共有することが組織全体で簡単にできています。今年の初めに発表した新しい機能の中に、緊急メッセージ、位置情報の共有、画像注釈などがありますが、これらはホテルが俊敏に行動するのに役立ち、このことは優れたゲスト エクスペリエンスにつながります。

3 台並んだスマートフォンの画像。動作中の Microsoft Teams が表示されています。1 台目には地図が表示され、2 台目には緊急アラートが表示され、3 台目にはミニ冷蔵庫の写真が表示され、缶の 1 つが円で囲まれています。

  • PowerAppsシフトを利用すると、繰り返し型の管理業務から一人一人の役割に応じたタスクに至るまで、組織の日々の活動をデジタル化することができます。たとえば、ハウスキーピング担当者はこれを利用して客室作業の進行状況を把握します。コストの削減に役立ち、空いた時間で宿泊客のもてなしに専念できます。

PowerApps とシフトが表示されているスマートフォン 3 台の画像。うち 2 台には分析レポートが表示され、3 台目にはシフトのスケジュールが表示されています。

  • Microsoft Stream をホテルで使用して、動的で役割に応じたコンテンツを配信できます。トレーニング プログラムの参加率と定着率が向上することに加えて、同僚どうしの情報共有もサポートされます。

開いたノート PC の画像。Microsoft Teams の中でビデオが表示されています。

お客様の成功を手助けする

Marriott International や Red Lions Hotel Corporation (RLH) をはじめとする大手ホテル ブランドは、現場の最前線で働く従業員の力になるデジタル コミュニケーションとコラボレーションを積極的に導入しています。このことを通して、従業員エンゲージメントの文化を築くとともに、利用客の要望に新しい形で応えています。

Marriott は最近、生産性、コラボレーション、ワークフローの向上のために Microsoft 365 を選びました。セールス スペシャリストの Peter McDermott 氏はこう述べています。「お客様に応えることが求められる世界で、これまで以上にチーム メンバーとのつながりが重要になっています。Teams ならば、同僚が同じフロアにいるか国内の別の場所にいるかにかかわらず、いつでもつながってお客様の期待を上回ることができます」

RLH も Microsoft 365 を利用しています。その目的はイノベーションを加速し、社内で新しい機能を実現することです。従業員全員に Teams の導入が完了しているため、他部門の同僚とも簡単につながってプロセスを合理化しています。

「コミュニケーションの記録が残ることは、他にはない Teams ソリューションの特徴です。IM ではスタイルが緩すぎ、電子メールはもっとフォーマルですが、その間のスタイルです。単なる会話ではなく、はるかに効率的です。必要としている情報が雑多なメールに紛れていて見つからなくなるといった事態はなくなりました」と、RLH Corporation の CIO である John Edwards 氏は述べています。

HITEC の会場でお待ちしています

今週、Microsoft チームのメンバーはホスピタリティ技術の年次会議 HITEC の会場にいます。Microsoft のブース (#1634) で、Microsoft がどのようにインテリジェントなホスピタリティを実現しているかをぜひご覧ください。

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Microsoft、ナスダック、リフィニティブがリアルタイム データと Excel のインサイトで一般投資家を支援 http://approjects.co.za/?big=ja-jp/microsoft-365/blog/2019/06/05/stocks-data-type-microsoft-nasdaq-refinitiv-empower-investors-with-real-time-data/ Wed, 05 Jun 2019 12:00:49 +0000 金融投資は、毎日の生活で把握する必要のある、最も重要な事項のひとつです。数百万人もの人々が、予算と資産の管理に Excel を選択しています。このような管理をシームレスに行えるようにするため、Microsoft は昨年、

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金融投資は、毎日の生活で把握する必要のある、最も重要な事項のひとつです。数百万人もの人々が、予算と資産の管理に Excel を選択しています。このような管理をシームレスに行えるようにするため、Microsoft は昨年、人工知能 (AI) の機能を利用した Excel のデータの種類である [株式] を導入しました。これは、株式相場の情報を価格、変動、通貨などの豊富な情報のレイヤーを持つ対話型のエンティティに変換します。

本日 Microsoft は、ナスダックおよびリフィニティブと提携して、米国上場株式の全範囲に関する最新の金融情報を取り込めるように取り組んでいることをお知らせします。これには、世界最大の証券取引所であるナスダック株式市場の株式、および世界最大の金融市場データおよびインフラストラクチャ プロバイダーの 1 つであるリフィニティブからの情報が含まれ、それが直接 Excel の [株式] データ型に変換されます。

[株式] データ型により、個人の投資について Excel でより優れた管理を行うことができ、最新の株価、取引量、その他の金融情報を確認することができます。Excel から離れて別の情報源を検索する必要はありません。ナスダックとリフィニティブから提供されるリアルタイムで信頼できるデータにより、これはさらに優れた機能となります。Excel の [株式] には、ナスダック総合指数、ダウ平均株価、S&P 500 などの以前から利用できる投資信託や株価指数などのデータに加えて、ビットコイン、債券、国際通貨、時間外取引の情報、業界や企業の説明などの会社に関する情報などが含まれるようになりました。

「リアルタイムの市場データのリーチを拡大することは、市場へのアクセシビリティを高めるために不可欠です。」と、Oliver Albers 氏 (Senior Vice President and Head of Strategic Partnerships for Nasdaq’s Global Information Services) は述べています。「Microsoft とのコラボレーションは、重要な市場情報を個々の投資家に提供するための重要なステップです。Microsoft は個人のエンパワーメントに焦点を当てており、それは金融市場をよりインクルーシブなものにするという私たちの使命と完全に一致しています。」

「金融情報に関心を持つ人は、今日の複雑で動きの速いグローバル市場をうまく進んでいくために、迅速で信頼性の高いデータを必要としています。」と Brennan Carley 氏 (リフィニティブ社 Global Head of Enterprise) は語ります。「リフィニティブには、金融担当者に Microsoft Excel でデータを提供する長年の経験があります。そして今日、Microsoft とのパートナーシップを通じて、一般投資家がこれらの機能にアクセスできるようになったことをお知らせすることができ、大変うれしく思っています。」

Excel の [株式] がどのように機能するかを詳しく理解するため、Microsoft の株式を見てみましょう。MSFT に入力して [株式] をクリックすると、Excel ではそれを株式として認識し、関連情報の多くのプロパティ (価格、変動、最終取引時間、直近 52 週間の最高値/最低値、その他の価格情報などのリアルタイム属性) に関連付けられた機能豊富なエンティティに変換することができます。これらの属性を別々のセルに取り込んだり、数式内で直接使用したりすることができます。最近更新されたデータ カードでは、Excel ユーザーがそのような情報を操作しているときに、利用可能なカテゴリの簡単なプレビューを確認できます。株式ポートフォリオから株式銘柄コードのリストを 1 つの列に追加すると、株価とその日の損益が表示され、ボタンをクリックするとそれが更新される様子を想像してみてください。

Excel で [株式] データの種類が動作しているスクリーンショット。

Microsoft が提供するデータ サービスの力と、ナスダックやリフィニティブのような信頼性の高い市場の情報源を組み合わせ、市場で目にするようなデータに一般投資家の皆さまもアクセスできるようにすることで、金融リテラシーを向上させることができます。これはほんの始まりにすぎません。まもなく、過去のデータを確認したり、数分ごとに自動的に価格を更新したりできるようになる予定です。

Microsoft は、お客様がデータを最大限に活用できるよう、Excel の改善に引き続き取り組んでまいります。Excel for Office 365 を使ってさっそく投資を管理してみましょう。このテンプレートを使用して投資情報を確認することができます。

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Microsoft 365 の 5 月の最新情報まとめ – コンプライアンスを効率化し、コラボレーションをインクルーシブで魅力的なものにする新しいツール http://approjects.co.za/?big=ja-jp/microsoft-365/blog/2019/05/29/new-to-microsoft-365-april-streamline-compliance-collaboration-inclusive-engaging/ Wed, 29 May 2019 16:00:46 +0000 今月は、コンプライアンス要件の遵守を容易にする新しいツールや、生産性を高めるアプリの更新、およびユーザーのコラボレーションを安全に促進する機能が導入されています。 この記事では、5 月に追加された新機能をご紹介します。

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今月は、コンプライアンス要件の遵守を容易にする新しいツールや、生産性を高めるアプリの更新、およびユーザーのコラボレーションを安全に促進する機能が導入されています。

この記事では、5 月に追加された新機能をご紹介します。

Microsoft Build で発表した Microsoft 365 での人中心のエクスペリエンス開発に役立つ機能更新

今月の Microsoft Build で、Microsoft 365 の多数の新しい機能を発表しました。これらは人中心の、クロス プラットフォームなエクスペリエンスを開発者が作り上げるのに役立ちます。

組織の集合知を活用するための Microsoft Search: このたび一般提供を開始した Microsoft Search は、インテリジェントなエンタープライズ検索を可能にします。常に同じ検索方法で、関連性のある人、コンテンツ、コマンド、アクティビティを、ユーザーが毎日使う Microsoft 365 全体から検出するのに役立ちます。Microsoft 365 のどのアプリケーションで作業するときでも、Microsoft Search はタスクを完了するための力になります。前回終了したところから再開するのに役立つほか、疑問への答えや新しい知見を見つけることもできます。新しい Microsoft Search は、現在すべての Microsoft 365 ユーザーが利用できます。開始するには、Office.com で「me」を検索するか、Bing.com で「my documents」を検索してみてください。

効果的な働き方のパターンに関する深いインサイトを Microsoft Graph データ接続で引き出す: Microsoft Graph データ接続の一般提供開始も発表しました。このサービスは、Microsoft Graph から得られた生産性データをその組織のビジネス データと組み合わせて、効果的な働き方のパターンに関する深いインサイトを引き出すのに役立ちます。Microsoft Graph データ接続は Workplace Analytics を通して利用できます。

コマンドライン アプリに現代的な機能を取り入れた新しい Windows ターミナル: さらに、Windows ターミナルのプレビューも発表しました。この新しいターミナル アプリケーションはコマンドライン ツールやシェルを使うユーザーのために、タブ、リッチ テキスト、グローバリゼーション、構成可能性、テーマとスタイルなどの豊富な機能を備えています。オープン ソース コードが GitHub で公開されています。パブリック プレビューは Windows 10 の Microsoft Store で今夏リリース予定です。

Windows ターミナルをタブレットで使用しているときのスクリーンショット。

最高の仕事をするのに役立つアプリの更新

今月は、ユーザーがより多くを達成するのに役立つ機能を追加しました。SharePoint と OneNote、Yammer、Microsoft To-Do などのアプリが更新されています。

インテリジェントなイントラネットを実現し、従業員エンゲージメントを高める: 今月の SharePoint Conference で、今夏に予定している多数の新しいアプリ更新を発表しましたSharePoint ホーム サイトは、ニュース、イベント、コンテンツ、会話、ビデオを 1 か所に集める新しい方法です。魅力的な “ランディング ページ” を作って組織の声、優先事項、ブランドを反映することができます。Yammer の新しい質問と回答の機能を利用すると、尋ねたいことを投稿し、その回答の中から質問者またはグループ管理者がベスト アンサーを選ぶことができます。また、近日中にビデオの安全な録画、アップロード、共有を Microsoft Stream モバイル アプリから実行できるようになります。

OneNote for Windows 10 での目の疲れを軽減するダーク モード: OneNote for Windows 10 にダーク モードが追加されました。背景を暗くして配色を調整することによって目の疲れを軽減できるだけでなく、画面の見た目を変えたいときにも便利です。ダーク モードは Office Insider 参加者向けにリリース済みです。加えて、Outlook からメールを直接 OneNote for Windows 10 アプリに送信できるようになりました。これらの機能を利用するには、OneNote for Windows 10 アプリを入手または更新してください。

OneNote のダーク モードを使用しているところのスクリーンショット。

働く人のフォーカス、ウェルビーイング、ネットワーク、コラボレーションを MyAnalytics で向上させる: 新しくなった MyAnalytics は、結果に主眼を置いた分析情報を提示するようになり、4 つの主要領域 (ネットワーク、コラボレーション、フォーカス、ウェルビーイング) での前進に役立ちます。たとえば、以前の分析情報では勤務時間外にメール、チャット、通話、会議に費やした時間が過去 1 週間分表示されていましたが、現在は勤務時間終了後に仕事から離れることができた日数が過去 1 か月分表示されるようになりました。このようにして、”静かな日” を増やすための目標を設定して習慣付けることができます。この新しい機能は既に、Microsoft 365 EnterpriseOffice 365 Enterprise のお客様を対象として一般提供を開始しています。MyAnalytics は E5 プランに含まれており、E1 と E3 ではアドオンとして利用できます。また、Workplace Analytics でも利用できます。

Outlook の中の MyAnalytics のスクリーンショット。

iOS デバイスで写真からデータを直接 Excel に追加する: iOS デバイスで Excel アプリを使用して印刷物の表形式データを撮影し、画像を自動的に Excel のテーブルに変換できるようになりました。このテーブルはあらゆる編集が可能です。この画像認識機能を利用すれば、データを手作業で入力する必要がなくなります。この機能は 21 の言語に対応しており、現在は AndroidiOS の両方の Excel アプリで利用できます。

Excel の画像からのデータ挿入のスクリーンショット。

視聴者参加型ビデオを Microsoft Stream の中で Microsoft Forms を使って作成する: クイズ、フォーム、投票をシームレスに直接 Microsoft Stream のビデオに追加できるようになりました。Microsoft Stream に統合された Forms は、発表者が視聴者と交流するのに役立ち、フィードバックを受け取ったり参加者の理解度を測定したりする手段となります。利用を開始するには、Microsoft Stream の [対話機能] タブにある [Microsoft Form を追加] をクリックします。これに加えて、ビデオの録画、アップロード、共有を Microsoft Stream モバイル アプリから安全に実行できるようになりました。開始するには、iOS 用または Android 用の最新の Microsoft Stream モバイル アプリをダウンロードしてください。

Microsoft Stream でビデオを再生しているときのスクリーンショット。

Microsoft 365 全体のタスクを Microsoft To-Do と Planner でさらに可視化する: 今月、To-Do と Planner との統合を発表しました。現在では、Microsoft 365 のさまざまなアプリケーションでのタスクすべてを To-Do で見ることができます。これには、Outlook でフラグを設定したメールや Planner で割り当てたタスクも含まれます。タスク、期限、詳細を確認し、一日の中でより多くを達成できるように計画を立てます。利用を開始するには、To-Do アプリを最新版に更新してから、[Planner で割り当てられたタスクを管理する] が表示されたときに [リストを表示] をクリックしてください。

Microsoft To-Do と Planner の統合のスクリーンショット。

レコード管理とアクセス制御を効率化

新しいプライバシー コントロールが、コンプライアンス要件の遵守とアクセス要求の効率的な管理をエンタープライズ規模で実現します。

レコード管理を効率化し、不適切な行為を監視する: コンプライアンスの要件を効率的に遵守するための多数の新機能がアドバンスト データ ガバナンスに追加されています。現在では、ネイティブのコネクタを使用して Microsoft 365 以外のデータ (たとえば Facebook や Twitter からのデータ) をアーカイブ目的で Microsoft クラウドにインポートすることができます。業務、法務、人事の記録を 1 か所で簡単に管理できる新しいレコード管理ソリューションもあります。また、新しい機械学習による分類機能が、問題のある言葉遣いを自動的に特定するのに役立ちます。この対象となるのは Exchange のメール、Microsoft Teams、および特定のサードパーティ ソースです。E5 サブスクリプションまたは Advanced Compliance アドオンのライセンスをお持ちの場合は、これらの新機能を今すぐ Office 365 セキュリティ/コンプライアンス センターでご確認いただけます。

Office 365 セキュリティ/コンプライアンス センターのスクリーンショット。

アクセス権を管理するための強力なコンプライアンスと監査のコントロール: 最近、Azure Active Directory (AD) エンタイトルメント管理のパブリック プレビューを発表しました。この新しいソリューションは、境界を取り払って組織内外の人々とコラボレーションするのに役立ちます。具体的には、Office 365 やよく使われている多数の SaaS アプリ、および Azure AD と統合される任意の基幹業務アプリに対する、従業員とパートナーのアクセス要求、承認、監査、レビューを自動化します。この機能は現在プレビュー段階であり、Azure AD Premium P2 または EMS E5 のライセンスがあれば利用できます。利用を開始するには、Azure portal にアクセスしてください。

Azure Active Directory の中のアクセス パッケージのスクリーンショット。

その他の更新

  • SharePoint 用の Yammer 会話 Web パーツの一般提供を開始しました。これを利用すると、Yammer のグループ、トピック、ユーザー、ホーム フィードからの会話を SharePoint のページ、ニュース記事、SharePoint サイトと統合することができます。
  • OneDrive 差分同期で、すべてのファイルの種類がサポートされるようになりました。ファイルの中の変更された部分だけを同期するので、同期をスピードアップしてネットワーク使用量を削減するのに役立ちます。
  • Microsoft Authentication Libraries .NET の一般提供を開始しました。自分で開発した API から Microsoft Graph まで、任意の Microsoft ID へのサインインと認証を安全に行うことがこれまで以上に簡単にできるようになりました。
  • Windows Hello が FIDO2 認定を取得し、パスワード不要化への道をさらに進んでいます。開発者が標準ベースのプロトコルとデバイスを活用して簡単かつ安全に、オンライン サービスに対する認証を顔や指紋を使って行うことができるようになりました。
  • Azure portal での新しいアプリ登録機能の一般提供を開始しました。開発者にとってさらに使いやすくなり、Azure AD のアカウントや個人用の Microsoft アカウントにサインインするように開発したアプリすべての構成と管理がさらに簡単になります。

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データをアナログからデジタルに移行して、より迅速で効率的な作業を実現する http://approjects.co.za/?big=ja-jp/microsoft-365/blog/2019/05/29/insert-data-from-picture-take-analog-data-digital/ Wed, 29 May 2019 16:00:40 +0000 世の中のデジタル化はますます進んでいます。ボタンをクリックしたり画面をタップしたりすれば、必要なデータのほぼすべてを手に入れることができます。とはいえ、紙の領収書、会議の資料、打ち合わせでのホワイトボードのメモなど、デジ

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世の中のデジタル化はますます進んでいます。ボタンをクリックしたり画面をタップしたりすれば、必要なデータのほぼすべてを手に入れることができます。とはいえ、紙の領収書、会議の資料、打ち合わせでのホワイトボードのメモなど、デジタルではない形式で情報が渡されることも依然として多くあります。そのため、Microsoft はアナログ データをデジタル形式に簡単に移行して、さらなる生産性の向上を実現するための方法を開発し続けています。

紙ベースのデータを簡単にキャプチャして新しい分析情報を入手する

アナログ データを Excel に取り込む方法として、画像からのデータ挿入機能を開発しました。この機能は、Android 向けには今年の 3 月に、iOS 用 iPhone Excel アプリ向けには本日、一般提供が開始されました。また、本日から、iOS と Android の両方で、21 の言語がこの機能でサポートされます。この機能を使用すると、財務報告書、作業スケジュール、タスク リスト、予定表などあらゆる表形式のデータを簡単に取り込み、Excel でデジタル形式に変換して、情報をすばやくコンテキストに沿って配置および分析し、その場でより最適な決定を行うことができます。

画像からのデータ挿入機能では、高度な光学式文字認識 (OCR) 技術、レイアウト認識技術、機械学習モデルを組み合わせて、紙ベースの情報がデジタル データに変換されます。これらの技術とその他の技術 (たとえば Word と Office Lens 用 PDF リフロー機能) は、あらゆる Office アプリや Seeing AI アプリで使用されています。

画像からのデータ挿入機能の詳細については、この記事をご覧ください。

Excel の画像からのデータ挿入のスクリーンショット。

画像からのデータ挿入は現在 21 のラテン系言語で使用できます。

手書きのメモをデジタル文字に簡単に変換する

アナログからデジタルへの移行がどのように実現できるのかを見てみましょう。昔は、打ち合わせ終了時にホワイトボードの内容を手書きで写す必要がありました。その後、携帯電話でホワイトボードの写真を撮ることができるようになりました。どちらの場合も、後で内容を入力する必要がありました。現在では、インク取り込み機能を使用すると、物理的なホワイトボード上に走り書きされた内容の写真を撮り、Microsoft Whiteboard アプリでデジタル インクに変換し、デジタル キャンバス上で他のメンバーとのブレーンストーミングを続けることができます。また、手書き認識機能が OneNote などのツールに組み込まれているため、内容をテキストにすばやく変換して、メッセージ、ドキュメント、プレゼンテーションなどで共有することができます。

Microsoft Whiteboard のインク取り込みのスクリーンショット。

また Microsoft は、アナログ データをデジタル情報に変換して Office アプリで使用できるようにするためのより高度な方法を研究しています。たとえば、紙に書かれた手書きメモを写真に撮って、そのテキストを直接インポートできるような機能を検討しています。その他にも、写真のスキャン、PDF の注釈、署名などの分野を研究中です。

物理的世界の分析

物理的な紙からデータをインポートする以外にも、実世界のデータの分析に Excel を活用している事例は数多く存在します。たとえば、Hacking STEM プログラムでは、教師は Excel を使用して、学生たちが実世界の現象を調査および分析できるようにしています。Excel の Data Streamer アドインを利用することで、学生たちはデータを物理的世界と Excel 間で簡単に移行し、たとえば圧力センサーを使用して脳震とう時の脳への影響を測定するなど、データ サイエンスとモノのインターネット (IoT) を理解していきます。

Excel の Data Streamer を使用した脳への影響のワークブックのスクリーンショット

Excel の Data Streamer を使用した脳への影響のワークブック。

ユーザーが生産性を高めて、平凡なタスクではなく重要な作業に集中できるよう、Microsoft は人工知能 (AI) アルゴリズムと機械学習モデルをユーザー向けアプリにどのように組み込むかについて、日々検討しています。

今すぐ iPhone 向けの Excel アプリをダウンロードしてください。画像からのデータ挿入の詳細については、この記事と、この Inside Excel エピソードをご覧ください。

注: 画像からのデータ挿入機能でサポートされているすべての言語の一覧については、この記事をご覧ください。

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注目の新しい SharePoint ホーム サイト: インテリジェントなワークプレイスを提供する Microsoft 365 の技術革新 http://approjects.co.za/?big=ja-jp/microsoft-365/blog/2019/05/21/sharepoint-home-sites-microsoft-365-innovations-intelligent-workplace/ Tue, 21 May 2019 16:00:33 +0000 本日、SharePoint Conference (本日正午、SharePoint Virtual Summit での基調講演がオンラインで配信されます) で、SharePoint ホーム サイト (組織向けの、動的で魅

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本日、SharePoint Conference (本日正午、SharePoint Virtual Summit での基調講演がオンラインで配信されます) で、SharePoint ホーム サイト (組織向けの、動的で魅力的な、パーソナライズされた従業員エクスペリエンス) を含む、SharePoint および Microsoft 365 全体の最新機能と今後の技術革新が紹介されました。このような技術革新によりインテリジェントなワークプレイスが強化され、チームは共同作業を行い、ワークフローを合理化できます。また、組織は従業員を連携させ、効果的なコミュニケーションを実現できます。個人については、人工知能 (AI) を利用したエクスペリエンスや分析情報により、創造性と生産性を向上できます。

Microsoft 365 を構成する世界最高レベルのアプリケーション (SharePoint、OneDrive、Microsoft Teams、Yammer、Microsoft Stream、PowerApps、Microsoft Flow など) により、500,000 社を超える企業のお客様と 1 億 8,000 万人を超える企業のアクティブ ユーザーが、デジタル トランスフォーメーションを実現させています。

本日は、以下の分野の技術革新について、注目すべき点をご紹介します。

  • インテリジェントなイントラネットの目玉となる SharePoint ホーム サイト。
  • 従業員エンゲージメントとコミュニケーションを向上するための Yammer および Microsoft Stream の技術革新。
  • OneDrive によるインテリジェントなファイルの操作、共有、管理。
  • Microsoft 365 のパフォーマンス、セキュリティ、インテリジェンスを向上し、技術革新を進める。

SharePoint ホーム サイトでインテリジェントなイントラネットを実現する

明確なビジョンを持った人たちは、インテリジェントなイントラネットにより、従業員エクスペリエンスと組織アライメントが向上し、企業文化の変革が促進されることを認識しています。デジタル ワークプレイスの中心となるインテリジェントなイントラネットは、共同作業のための共有コンテンツやソリューションを提供し、チームやサイロ間で人やコンテンツをつないで社内全体の知識を活用できるようにし、さらに従業員エンゲージメントとコミュニケーションを促進します。

本日、このような先見の明のある一人である、武田薬品の Kevin Schramm 氏 (Head of IT Strategy and Operations) が、注目すべき事例を紹介してくれました。日本を拠点とし、世界をリードする製薬会社の武田薬品工業は、米国に拠点を置く Shire 社を買収したときに、わずか 4 か月で SharePoint イントラネットを構築しました。ワークプレイスをつなぎ、組織アライメントを促進し、60,000 人を超える世界中の従業員のコミュニケーションを強化することが目的でした。Schramm 氏は、「1 日目から、会社の価値観を反映した文化を創造し、共有したいと考えていました。新しいイントラネットは、両社の統合を従業員に示すうえで重要な役割を果たしました。SharePoint を使用することにより、非常に厳しい期限を守ることができ、無事に 2 つの組織を 1 つにまとめ上げることができました」と説明しています。

SharePoint は、10 年以上にわたり、イントラネットとして何十万社ものお客様の高い評価を受けており、あらゆる地域や業界でイントラネット サービス業界をリードしています。クラウドへの移行に伴い、お客様からのご要望にお応えし、Microsoft は価値創出までの時間を短縮できるように、すぐに使えるさまざまな機能を提供してきました。イベント “SharePoint の未来” が開催されたのはわずか 3 年前のことですが、SharePoint は今日までにインテリジェントなイントラネットに大きな変革をもたらし、チームワークのための柔軟なソリューション、魅力的な従業員エクスペリエンス、AI を活用した検索とコンテンツ管理を提供しています。コミュニケーション サイト、組織のニュース、ハブ、最新のチーム サイト、ページ、リスト、ライブラリを、ブラウザー、デバイス、そして高い評価を受けている SharePoint モバイル アプリで利用できるようになりました。

紹介ビデオ

SharePoint ホーム サイト

本日、革新への一歩を前に踏み出し、さらに短い期間でお客様の価値創出を実現できるようになったことを発表しました。SharePoint ホーム サイトは、組織向けの統合されたインテリジェントな従業員エクスペリエンス (ランディング ページ) で、次の機能を備えています。

  • ワークプレイスを Microsoft Search およびメガメニュー ナビゲーションとつなげます。
  • 組織内での役割や立場に基づいて、各ユーザーに関連するニュースやコンテンツを提供します。
  • Yammer および Microsoft Stream を利用して、従業員に会話に参加してもらったり、注目すべきビデオを閲覧してもらったりすることができます。
  • パーソナライズされたコンテンツ、情報、ナビゲーションで、個人の生産性を向上します。

パーソナライズされた動的で魅力的な、組織向け従業員エクスペリエンスを提供する SharePoint ホーム サイトを表示した複数のデバイスの画像。

SharePoint ホーム サイトは、パーソナライズされた動的で魅力的な、組織向け従業員エクスペリエンスを提供します。

ホーム サイトは、優れた機能を備えた SharePoint コミュニケーション サイトで、次のような特徴があります。

  • 組織のニュース ソース (既定)。ホーム サイトに公開されるニュースは、公式のニュースであることが視覚的に確認できるようにマークが付けられ、ホーム サイトにアクセスできるすべてのユーザーに配信されます。
  • SharePoint モバイル アプリの新しいホーム ビューのランディング ページ。
  • 強化された SharePoint スタート ページ (旧称 “SharePoint ホーム”) への接続。改善されたナビゲーション、サイト間のアクティビティに関する分析情報、すぐに作業を再開できるドキュメントのビューが特徴です。さらに、[後のために保存] ビューが拡張され、レビューするためにフラグを設定したニュースやコンテンツが表示されるようになりました。
  • 企業全体の Microsoft Search エクスペリエンス。スイート バーの検索ボックスからアクセスできます。

これまでイントラネット ポータルのプロジェクトに何か月もかかっていた場合でも、ホーム サイトを数分で展開できるようになります。コードを作成する必要はありません。展開した後、すぐに使える Web パーツ、ナビゲーション、サイト デザインをカスタマイズして、組織の意図や優先順位を反映したサイトを作成することができます。

もちろん、SharePoint がイントラネットでアプリケーションを提供するための強力なプラットフォームであることに変わりはありません。今回、Teams で使用可能なサードパーティ製の数百ものアプリケーションを SharePoint サイトに追加できるようになりました。さらに、自社の開発者が SharePoint Framework を使用して作成したソリューションや、幅広い SharePoint パートナーのネットワークによって作成されたソリューションを組み込むこともできます。このたび、十数社のパートナー企業が、各社のイントラネット サービスを SharePoint のインテリジェントなイントラネットと緊密に統合することに合意したことをお知らせします。これにより、お客様は SharePoint モバイル アプリケーションや将来の技術革新に合わせてパフォーマンスを最適化し、互換性を維持した幅広いソリューションを利用できるようになります。

ホーム サイトを導入し、お客様による、まったく新しいインテリジェントな従業員エクスペリエンスの構築を支援できることを大変嬉しく思っています。詳細については、SharePoint ホーム サイトの詳細情報およびインテリジェントなイントラネットのその他の技術革新をご覧ください。

従業員エンゲージメントとコミュニケーションを向上するための Yammer および Microsoft Stream の技術革新

SharePoint ホーム サイトは、Yammer および Microsoft Stream とそのまま統合できます。本日、Microsoft は Yammer と Microsoft Stream の技術革新を発表しました。これらの技術革新により、従業員エンゲージメント、コミュニケーション、学習に役立つ価値の高いシナリオを実現できます。

Yammer の技術革新

Yammer は、組織全体のユーザーをオープンな会話に接続します。あらゆるデバイスで表示可能な Yammer の軽量の会話エクスペリエンスは、すべての従業員に発言の機会や、考え、アイデア、フィードバックを表明する機会を与えることで、従業員の参加を促進します。Yammer の新しい質問と回答機能では、質問を投稿することができ、質問者またはグループ管理者は返信に最適な回答としてのマークを付けることができます。こうすることで、知識の共有や将来の再利用が容易になります。さらに、グループはよく寄せられる質問に対して、ボットに似たインテリジェントな回答を掲載することができます。

Yammer の質問と回答機能を示す画像。回答者の返信の下部に表示された [最適な回答をマークする] にカーソルを位置付けてクリックします。

Yammer の質問と回答により、ユーザーは組織全体で回答を簡単に見つけることができます。

Yammer による組織の成功を加速させるために、Office 365 グループに接続された Yammer グループを使用するすべてのお客様への Yammer 向け電子情報開示の提供開始をお知らせします。さらに、欧州のお客様固有のデータ所在地要件に対応するために、EU 域内の Yammer 向け地域内データ ストレージの早期提供に向けて取り組んできましたが、本日、提供を開始する運びとなりました。Yammer メッセージと Yammer メッセージに添付されるファイルは、EU 域内の新しい Yammer ネットワーク向けに、Microsoft の EU データセンターに保存されるようになりました。

Microsoft Stream の新機能

コミュニケーション、学習、エンゲージメントをサポートするための手段として、ビデオを使用するお客様がますます増えています。本日 Microsoft は、Microsoft 365 のインテリジェントなビデオを強化する Microsoft Stream の新機能を発表しました。iOS および Android 版の Microsoft Stream モバイル アプリから、ビデオの録画、アップロード、共有を安全に行うことができます。Microsoft Forms を使用すると、投票、アンケート、またはクイズをビデオに簡単に挿入できます。

Microsoft Stream モバイル アプリを表示した 2 台の携帯電話の画像。

Microsoft Stream モバイル アプリを使用して、ビデオの録画、アップロード、共有を安全に行うことができます

開いたノート PC の画像。画面は、アンケートを取っている Microsoft Stream。

Microsoft Stream を使用して、クイズ、投票、またはアンケートをビデオに埋め込むことができます。

SharePoint スペースの更新情報

SharePoint Conference 2018 で、SharePoint スペースの早期情報を発表しました。SharePoint スペースを使用すると、あらゆるヘッドセットやブラウザーで表示できる、魅力的な複合現実エクスペリエンスをだれでも作成できます。非常に多くのお客様から関心をお寄せいただき、世界中のあらゆる業界の 1,800 社を超える企業から制限付きプレビューの申し込みがありました。Microsoft では、多数のお客様の協力を得て、SharePoint スペースの計画策定に取り組んでいます。また、3D と仮想現実に関する業界標準についても共同作業を行っています。

本日、Microsoft での使用例を示して、進捗状況を簡単に説明するビデオも公開しました。これにより、2D および 3D のビデオと 360° の画像を使用して、Microsoft 社屋を見学体験したり、新しい社屋のイメージを見たりすることができます。SharePoint スペースについては、Ignite 2019 でさらに詳細な情報を発表する予定です。

Microsoft では、社内の文化的な変革を広げるために、従業員を Yammer とライブ イベントに接続して、世界中の 110,000 人を超える従業員に参加してもらえるようにしました。現在、同じ機能を使用して文化の変革、組織アライメント、オープンな会話、説得力のあるコミュニケーション、学習や開発のためのイマーシブなエクスペリエンスを推進しているお客様からの体験談をお待ちしております。

詳細については、Yammer に関する発表および Microsoft Stream の新機能をご覧ください。

OneDrive により共有と管理を強化した、インテリジェントなファイル エクスペリエンス

Microsoft 365 のファイル管理アプリである OneDrive では 、Windows PC または Mac 上、ブラウザー、および高い評価を受けている iOS および Android 版アプリを介して、すべてのファイル (個人の作業ファイルや Microsoft 365 を介して共有しているファイル) を操作できます。同期の改善点として、同期の時間を短縮し、ネットワーク使用量を削減する差分同期がすべてのファイルに対してサポートされるようになりました (Office ファイルについては既に差分同期がサポートされています)。さらに、現在プレビュー中の Windows Virtual Desktopサポートされるようになりました。これらの改善により、組織はクラウドに接続されたエクスペリエンスを利用でき、ユーザーはネイティブのエクスペリエンス (エクスプローラーや Finder など) 内でクラウド ファイルを操作できるようになります。

OneDrive では、OneDrive 内の Microsoft Search と、パーソナライズされたおすすめ情報を提供する AI を活用した新しいエクスペリエンスを使用して、最も重要なファイルを見つけることができます。OneDrive のファイルのホバー カードが強化され、ファイルの分析情報、アクティビティ、ライフサイクルの信号 (DLP ポリシーなど) が表示されるようになりました。さらに、[後のために保存] 機能が新しく追加され、都合の良いときに戻ることができるようにファイルにフラグを付けることができます。

OneDrive Web アプリケーションには、共有ライブラリのための完全な再現性が維持された新しいファイル エクスペリエンスが追加されました。これにより、Windows PC または Mac とのファイルの同期、メタデータ列およびカスタム ビューの使用、320 種類以上のファイル形式 (360° の画像AutoCAD DWG ファイルなど) のプレビューが可能になります。さらに、共同作業者は、320 種類以上のファイル形式 (画像、CAD 図面、PDF など) にコメントを追加できるようになりました。Office 以外のファイルでのコメントも新たにサポートされます。

OneDrive に格納された Word 文書に残されたコメントの画像。

OneDrive のインテリジェントなエクスペリエンスには、共有ライブラリのための完全な再現性が維持されたファイル エクスペリエンスが含まれています。たとえば、条件付き書式とメタデータ、ファイルの分析情報やアクティビティを表示するファイルのホバー カード、充実したコラボレーション機能などを使用できます。

組織で設定された共有ポリシーの範囲内で、組織内外のユーザーと簡単に、そして OneDrive から直接ファイルの共同編集ができるようになりました。Office 365 グループでサポートされる合理化されたエクスペリエンスを使用して、共有ライブラリを作成できるようになり、共有相手を指定できるようになりました。もちろん、チームワークを実現するためのハブである Teams でもファイルを共有できます。Teams では、Teams のチャットに新しく追加されたファイル共有コントロールを使用して、ファイルのコピーをアップロードするか、リンクを共有するかを選択できます。また、リンクからアクセスできるように構成することもできます。この新しい共有コントロールを Outlook にも追加する予定です。

Microsoft Teams での会話の画像。

Teams で共有されるファイルのアクセス管理。

Outlook で共有されるファイルの画像。

Outlook で共有されるファイルのアクセス管理。

最後に、新しいファイル要求機能を紹介します。フォルダーを選択して、ファイルを追加するように相手に要求することができます。選択したフォルダーには誰でもファイルをアップロードできますが、自分のファイルのみが表示されます。さらに、ファイルが追加されると、要求者に通知が送信されます。複数の個人からファイルを収集する必要がある場合には、ファイル要求機能により、各個人が他のユーザーのファイルを閲覧できないようにできます。

これらの注目すべき機能の詳細、テナントへの提供予定、およびファイルの共有と共同作業に関して発表されたその他の技術革新については、OneDrive ブログをご覧ください。

強化された SharePoint ファイル ストレージでコンテンツの共同作業を促進

Microsoft 365 は、コンテンツ向けの機能が最も豊富で、信頼性が高い、インテリジェントなクラウドです。SharePoint は、Microsoft 365 でのコンテンツの共同作業を強化します。Microsoft では、調査と技術に数十億ドルをかけて、Microsoft 365 の機能、パフォーマンス、スケーラビリティ、セキュリティの大幅な改善を推進しています。

本日、これらの「水面下」の投資の一部が公表されました。

  • Microsoft 365 からデータにアクセスする速度は、わずか 2 年前に比べて、10 倍も速くなりました。
  • Office 365 のエクスペリエンスは、1 年前に比べて 3 倍も高速になりました。これは、自身のデータセンターから遠く離れた場所で作業している場合でもエクスペリエンスの速度を向上するアーキテクチャに投資することで実現されました。
  • インテリジェンスと分析情報をより高速化して応答性を向上するために、Microsoft では、追加または変更するコンテンツを数秒で検索できるようにする作業に取り組んでいます。
  • 現在、専用のアプリケーションを必要とすることなく、Web、モバイル、およびデスクトップ版の Microsoft 365 アプリケーションと Windows 10 で、320 種類以上のファイル形式を表示できます。
  • OneDrive に追加された差分同期により、大型のファイルの同期が大幅に高速化され、同期によるネットワーク使用量も大幅に削減されます。

SharePoint のパフォーマンス、スケーラビリティ、共同作業、インテリジェンスに対する投資により、Microsoft 365 全体でのコンテンツの共同作業について重要な技術革新が進んでいます。最近の例としては、SharePoint、Office.com、Bing.com で一般提供されるMicrosoft Search のリリース、および Fluid Framework のデモンストレーションでプレビューされた、リアルタイムでのインテリジェンス支援の共同作業があります。

Microsoft 365 をすべてのコンテンツおよび共同作業に最適なクラウドにする、SharePoint のファイル ストレージの改善機能の詳細については、「Microsoft 365 クラウド ユーザー エクスペリエンスの強化」をご覧ください。

最後に、Microsoft では、IT 組織がビジネスを活性化し、情報が保護されているという安心を得ることができるように、業界をリードするセキュリティとコンプライアンスの制御機能により、ユーザー、デバイス、コンテンツを統制できる機能への投資を継続しています。

  • 分類ラベル: Microsoft 365 全体で情報のライフサイクル、セキュリティ、コンプライアンスを一貫して管理できます。
  • 高い評価を受けるコンプライアンス制御とグローバルな拠点: SharePoint および Office 365 グループ向けの Multi-Geo Capabilities の一般提供など。
  • サードパーティのデータを Microsoft 365 にネイティブにアーカイブする新しいエンタープライズ情報アーカイブ機能組織がコンプライアンス要件を満たすために役立つ新しいソリューション (レコード管理など)、監督機能の更新 (さらに詳細に調べるためにインテリジェンスを活用し、疑わしいコンテンツを特定する、すぐに使える新しい機械学習モデルなど)。これらのソリューションは、Microsoft 365 E5 および E5 コンプライアンス製品と共に一般提供されます。

セキュリティ、コンプライアンス、管理の容易性の詳細については、「SharePoint のセキュリティ、管理、移行に関する更新情報」および「Microsoft 365 コンプライアンスに導入された新しいレコード管理ソリューションと機械学習の更新情報」をご覧ください。

ヒントと次のステップ

本日発表された技術革新とビジョンは、お客様の成功事例、体験談、質問、要望から発想を得たものです。私たちのチームは、お客様の声にきちんと耳を傾け、インテリジェントなワークプレイスによる組織改革に向けてお客様の意欲を引き出せるような機能を作成します。

2019 年 5 月 21 日正午 (太平洋時間) から始まる SharePoint Virtual Summit をご覧になり、フィードバックをお寄せください。Ignite 2019 にもぜひご参加ください。さらに多くの大きな発表を行う予定です。それまでは、月次最新情報にサインアップすることをおすすめします。これは、Microsoft 365 のコミュニケーションおよびコラボレーションのエクスペリエンスに関する発表、ガイダンス、ヒントを常に把握するために最適な場所です。

また、詳細については次のリソースもご覧ください。

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インクルーシブで理想的なワークプレイスを共に構築する http://approjects.co.za/?big=ja-jp/microsoft-365/blog/2019/05/15/building-inclusive-workplace-together/ Thu, 16 May 2019 04:00:45 +0000 今日は Global Accessibility Awareness Day です。さらにインクルーシブなワークプレイスを作るために、お客様やパートナーの皆さまが積み重ねてきた進歩を称賛し、そしてワークプレイスの一人ひと

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今日は Global Accessibility Awareness Day です。さらにインクルーシブなワークプレイスを作るために、お客様やパートナーの皆さまが積み重ねてきた進歩を称賛し、そしてワークプレイスの一人ひとりを支援するために私たちがコミュニティとして何ができるかを考える 1 日です。

Microsoft のお客様は、Microsoft 365 に組み込まれたアクセシビリティを高めるためのテクノロジと、仕事に来るのが好きになるようなインクルーシブなカルチャの実践の両方を従業員の支援に活かしており、これは称賛されるべきことです。また、Microsoft も同様のインクルーシブなカルチャの構築に努めていることもあり、お客様と情報を交換し、お客様から学びを得ています。

ここイギリスでは、道のりの通過点として、最近、あるマイルストーンをお祝いしました。イギリス政府から障碍者支援リーダー企業として認められたのです。この賞は、多様性やインクルージョンに取り組み、またサプライヤーやベンダーにも同じ取り組みを奨励する組織に対して贈られるものです。Microsoft のチームは、Microsoft が世界規模で実施するインクルーシブ雇用プログラムを通した障碍を持つ方々の募集と採用、視覚障碍のある方のニーズを理解するためのマネージャー向けトレーニングの実施、障碍を持つ方が自分のスキルを最大限に発揮できるような柔軟な役割の評価、手話通訳者採用に向けたワークプレイスの調整、全従業員参加の障碍平等研修の確実な実施など、多様性のあるインクルーシブなカルチャを作り、維持するプロセスを導入するために、日夜取り組んできました。

今後の予定

Microsoft は、すべての人びとにとってアクセシビリティが高く、インクルーシブなワークプレイスにするという大きなビジョンを描き、会社およびコミュニティだからこそ実現できることに取り組んでいます。本日、PowerPoint のライブ キャプションと字幕の機能が導入され、近日中に世界中の Microsoft 365 および Office 365 のサブスクリプション ユーザーを対象に、Windows、Mac、Web で一般提供されることをお知らせします。また、Teams 会議のライブ キャプションや字幕の機能など、Microsoft 365 に組み込まれるその他の新しいインクルーシブ テクノロジのリリースも予定しています。

PowerPoint のライブ キャプションと字幕を使ったインクルーシブなプレゼンテーション—優れたプレゼンテーションは、ひらめきを与え、共通のゴールに向かって人びとをまとめることができます。音声は 12 か国語、画面上のキャプションまたは字幕は 60 か国語以上がサポートされ、聴覚に障碍をお持ちの方も、チームが 1 つにまとまる大切な瞬間に参加できるようになりました。さらに、海外や遠隔地からの共同作業者が増える中、発表者とは異なる言語を話す人や、騒がしい環境で聞いている人も、より簡単に参加できます。

革新的なテクノロジを提供することで、カナダの世界レベルの公共サービスの可能性が解き放たれます。そして、すべてのカナダ国民により良いサービスを届けることができるのです。」
障碍を持つ人の会議エクスペリエンスを一変させる—仕事の中で、会議がいかに重要な役割を果たすかを、Microsoft は理解しています。Teams 会議でもライブ キャプションと字幕が利用可能になることを、最近発表しました。これらの機能は、英語版プレビューとして公開予定であり、録画された Teams 会議および Stream、Teams、Yammer のライブ イベントですでに一般提供中のキャプションと字幕の機能を補うものです。マネージャーとの個人面談であっても、全員参加の全社会議であっても、聴覚に障碍を持つ方を含めて誰もがチームの一員として顔を合わせ、一体感を得ることができます。

Microsoft は、最新の標準技術に製品を準拠させるためだけではなく、障碍の有無を超えてすべてのユーザーを支援するために、新しい機能や機能強化を定期的にリリースしています。Microsoft のアクセシビリティ機能である Microsoft Sway でのこれらの機能について、一読することをおすすめします。

インクルーシブなワークプレイスを共に構築する

Microsoft のお客様の多くは、インクルーシブなワークプレイスのビジョンを現実のものとするために取り組み、それを実現するために Microsoft と提携しています。先月、カナダ連邦政府は、さらに近代的でアクセシビリティの高い公共サービスの実現に向けた取り組みの中で、Microsoft をパートナーとして選定しました。Carla Qualtrough 氏 (Minister of Public Services and Procurement and Accessibility) は、「すべての公務員に、アクセシビリティと信頼性の高い革新的なテクノロジを提供することで、世界レベルの公共サービスの力を発揮できるようになります。そして、すべてのカナダ国民により良いサービスを届けることができるのです」と話します。 Microsoft でも同じです。世界にあふれる多様性を代表することで初めて、最も革新的なテクノロジを構築し、お客様が必要とするサービスを提供することができます。

また、カナダの通信およびメディア企業最大手の Rogers Communications も、さらにインクルーシブなワークプレイスの実現という Microsoft のビジョンに共感しています。Rogers 社は、物理的なワークプレイスをさらに共同作業に適したインクルーシブなものへと転換することから、従業員が毎日使う Microsoft 365 アプリケーションに組み込まれたアクセシビリティを高めるテクノロジを利用することまで、あらゆることを実践しています。何よりも、Rogers 社とは、作業を通して共に助け合い、学び合っています。Microsoft のチームは、Rogers 社が取り組むインクルーシブなワークプレイスの構築について、どのようにすれば Microsoft のテクノロジがさらに効果的にサポートできるかを把握するため、Rogers 社と定期的に共同作業しています。また Rogers 社の Persons with Disability Diversity (障碍者多様性) グループと Microsoft は、インクルーシブな設計原則を Microsoft の製品やカルチャにどのように反映させるかについて、連携してその方法を探っています。本日公開されたブログ全文をお読みください。Rogers 社によるアクセシビリティが高くインクルーシブなカルチャの構築が、従業員、顧客、より広い範囲のコミュニティに対していかに恩恵をもたらしているかを紹介しています。

ぜひご参加ください

組織として、雇用者として、リーダーとして、フォロワーとして、Microsoft にはやるべき仕事がまだまだあります。アクセシビリティが高く、インクルーシブなワークプレイスの実現に向けた道のりへの皆様のご参加をお待ちしています。Microsoft のアプローチについての詳細は、Microsoft のアクセシビリティ サイトをご覧ください。Twitter の @MSFTEnable で、#LearningTogether や #GAAD を使って学びを共有したり、議論を続けたりすることができます。

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AI を利用した Microsoft 365 の更新プログラムで、注意散漫を最小限に抑え、集中力を向上させる http://approjects.co.za/?big=ja-jp/microsoft-365/blog/2019/05/06/minimize-distractions-stay-focused-ai-powered-updates-in-microsoft-365/ Mon, 06 May 2019 15:30:28 +0000 仕事も生活も、スピードが増していることは周知の事実です。一日中、会議に出たり、メールを書いたり、電話で話したりして、最も大事なことに集中する時間がほんのわずかしか残されていないことは、よくあることです。私たちの多くには、

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仕事も生活も、スピードが増していることは周知の事実です。一日中、会議に出たり、メールを書いたり、電話で話したりして、最も大事なことに集中する時間がほんのわずかしか残されていないことは、よくあることです。私たちの多くには、終わりなき “やることリスト” があり、差し迫ったタスクをこなすために勤務時間外にも働いています。MyAnalyticsMicrosoft 365 内の個人用生産性分析ツールで、まさしくこれらの課題に対応するために作成されました。そして本日、また新しい機能が導入されます。

[ダッシュボード][Outlook の分析情報][週間メール ダイジェスト] では、MyAnalytics により、効率的に作業するための分析情報と、AI を利用した提案が表示されます。今日から一般提供が開始される新しい MyAnalytics エクスペリエンスにより、フォーカスウェルビーイングネットワークコラボレーション という 4 つの重要な領域で、より結果重視の分析情報が提供されます。たとえば、以前の分析情報では過去 1 週間の勤務時間外に費やしたメール、チャット、電話、会議の時間が表示されていましたが、現在の分析情報では過去 1 か月間の勤務終了後に仕事から離れることができた日数が表示されるようになりました。このように目標を設定して習慣化することで、静かに過ごせる日を増やすことができます。

紹介ビデオ

これらの分析情報からすぐに行動に移せるようにするために、個人用の計画を作成して目標を設定しやすくしたり、日々の仕事のパターンを改善するためのステップを実行したりするための機能を、今後の四半期で導入します。一連の MyAnalytics 更新プログラムのうち、フォーカス プランが第一弾となります。MyAnalytics のフォーカス プランは、定期的なフォーカス時間を計画して最も差し迫ったタスクを完了させるのを支援したり、注意散漫になることを抑制したりすることで、コラボレーションと有意義な結果をバランスよく達成できます。今日は、フォーカス プランの中核となる要素をご紹介します。

自分だけのフォーカス プランを作成する

生産性の優先順位は人によって違うものですが、難易度の高い仕事に集中するために一定の時間を確保しておくことには、非常に大きな利点があると、ディープ ワークのエキスパートが報告しています。MyAnalytics のフォーカス プランを使用すると、毎日の決まったフォーカス時間を設定することができます。フォーカス プランでは、自分の空き状況に応じて毎日のフォーカス時間が自動的に予約されます。また、Outlook での作業中には、フォーカス時間を手動で予約できるように候補が表示されます。自動予約アルゴリズムは、空いている時間があれば午前中の予約を優先するため、難易度の高い分析タスクに取り組むときに自分のキャパシティを最大にしておくことができます。

[フォーカス] タブが選択されている [MyAnalytics ダッシュボード]。ユーザーが [試してみる] をクリックして開始すると、フォーカス時間が毎日自動予約されます。Outlook カレンダーには、フォーカス時間の時間帯が緑色で表示されます。

自分のフォーカス時間を維持する

予約済みのフォーカス時間と重なる会議への出席依頼を受け取った場合、Outlook では、インライン提案と操作可能なメッセージ付きの週間メール ダイジェストが表示されます。これにより、自分の受信トレイから簡単にフォーカス時間を再スケジュールすることができ、フォーカス時間を維持することができます。

メール ダイジェストに、確認中の週が表示され、予約済みフォーカス時間のある日数が表示されています。また、次の 2 週間の予定を立てるために、フォーカス時間がない日やフォーカス時間が競合している日数が強調表示されています。

未処理のタスクのために時間を確保する

同僚に完了を約束したタスクや、同僚から完了を依頼されたタスクなど、差し迫ったタスクのために時間を確保するため、メール ダイジェストでの新しいインライン提案とアダプティブ カードが Outlook に導入されます。このカードでは AI を利用してメールから未処理のタスクを表面化させ、そのようなタスクに対して自動的にフォーカス時間を予約します。

Outlook でのインライン提案により、ユーザーが受け取ったメールの送信元である人物の未処理のタスクが強調表示されています。ユーザーは、今後のフォーカス時間帯にタスクを追加します。

フォーカス時間中に中断しないで仕事をする

情報労働者に関する調査によると、邪魔が入ったり、注意散漫になったりした後、元のタスクに戻るまでには平均で約 23 分かかることが分かっています。有意義な仕事を終わらせようとしているときに、このようなことで妨げられることがないように、フォーカス時間の間は Microsoft Teams によって自動的に [応答不可] に切り替えられます。自分の状態は [フォーカス] に設定され、フォーカス時間の間は、緊急メッセージの通知または優先アクセスの連絡先からのメッセージのみを受け取ります。

通知がフォーカス時間が開始したことを示しています。Teams は、自動的に [応答不可] 状態になり、[フォーカス] に設定されたユーザーの状態を表示しています。

Microsoft では、お客様が最高の仕事を遂行できるテクノロジを生み出せるように取り組んでいます。新しい MyAnalytics 個人用ダッシュボードにアクセスして、週間メール ダイジェストをご確認ください。こちらは、本日より一般提供が開始されます。このような機能を利用することで、現在の自分の仕事のパターンを把握し、フォーカス時間、仕事を離れる時間、リフレッシュする時間の優先付けを行うための実用的な分析情報を得て、重要な連絡先と連絡を取り合い、チームのコラボレーションを改善することができます。

E5 プランの一部として、E1 と E3 のアドオンとして、または Workplace Analytics に含まれている MyAnalytics をお使いの Microsoft 365 および Office 365 Enterprise のお客様には、今後数か月でフォーカス プランのプレビューが展開されます。今後フォーカス プランは、ビジネス ホスト型メール (Exchange Online) が含まれた追加プランで利用できるようになります。

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世界規模の生産性向上クラウド – Microsoft 365 の人を中心とした新しいエクスペリエンス http://approjects.co.za/?big=ja-jp/microsoft-365/blog/2019/05/06/build-2019-people-centered-experiences-microsoft-365-productivity-cloud/ Mon, 06 May 2019 15:30:25 +0000 本日の Microsoft Build 2019 において、Microsoft 365 の最新の技術革新が発表されました。Microsoft 365 は、Office 365、Windows 10、Enterprise

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本日の Microsoft Build 2019 において、Microsoft 365 の最新の技術革新が発表されました。Microsoft 365 は、Office 365、Windows 10、Enterprise Mobility + Security を 1 つに統合したソリューションとして、約 2 年前に初めてリリースされました。それ以来、Microsoft Teams、Microsoft Search、Microsoft Stream などの新しい製品が発表され、時間や場所を問わずに使用できる、密接に連携した 1 つの環境セットを利用できるようになりました。これは、Office の作成方法を多くの点で踏襲しています。Office は、30 年以上前に Word、Excel、PowerPoint を統合した生産性アプリとして作成され、世界で最も広く使用されているスイート製品になりました。Microsoft は、Microsoft 365 で世界規模の生産性向上クラウドを構築しており、どんなデバイスでもスマートに共同作業できるソリューションを提供しています。本日発表された更新機能は、ユーザー間、アプリ間、デバイス間の障壁を解消して新しい働き方を実現するための、Microsoft の取り組みの新たなステップです。

これらのすべてのイノベーションの基盤となっているのは、Microsoft Graph です。Microsoft Graph は、Microsoft Cloud 内のお客様の生産性アクティビティに関する、セキュリティ保護され法令に準拠した記録です。これは、ドキュメント、アプリ、デバイス間にまたがった、組織の作業のコンテキストを提供し、開発者は人間中心のクロスプラットフォーム エクスペリエンスを作成することができます。Microsoft Graph は、「クラウド生まれの」エクスペリエンス (Microsoft Teams、Microsoft Search、MyAnalytics など) から既存のアプリ (Word、Excel、PowerPoint など) での最新のクラウド接続コラボレーションにいたるまで、Microsoft 365 の最も重要なコンポーネントを強化します。以下では、これらのエクスペリエンスの最新の更新情報と、それらの機能を実現可能にした基盤となる開発者テクノロジについて説明します。

ブラウジングでも開発でも Microsoft Edge でオープン Web を活用

Microsoft は昨年の 12 月に、今後のデスクトップ版 Microsoft Edge の開発において、Chromium オープンソース プロジェクトを採用することを表明しました。より大きな Chromium オープンソース プロジェクトと連携することで、お客様に対してはよりよい Web の互換性を提供し、Web 開発者については Web の断片化を最小限に留めることができます。本日の Build において、Windows 10 版 Microsoft Edge の次期バージョンに搭載される以下の新機能を発表します。これらは、現在ユーザーがブラウザーに対して感じている基本的な不満の一部を解消します。

  • Internet Explorer モード: Internet Explorer モードにより、Internet Explorer が Microsoft Edge の新しいタブとして表示されます。 これにより企業は、従来の Internet Explorer ベースのアプリを最新のブラウザーで実行することができます。
  • プライバシー ツール: プライバシー コントロール機能の追加により、ユーザーは Microsoft Edge で 3 つのプライバシー レベル ([制限なし]、[バランス]、[制限あり]) から選択できるようになりました。選択したオプションに応じて、Microsoft Edge では Web での第三者による追跡が制限されるため、ユーザーは選択の幅が広がり、透明性が高まり、よりパーソナライズされたエクスペリエンスを得ることができます。
  • コレクション: コレクションを使用すると、現在ユーザーが Web に対して感じている情報過多の課題に対処し、コンテンツの収集、整理、共有、エクスポートをより効率的に行うことができます。また、Office とも統合されます。

さらに、Chromium 互換 Web サイトまたは拡張機能を作成している開発者のために、追加の作業を行うことなく、Edge ブラウザーでも同じ互換サイトを表示できるようにしました。これらの機能およびその他の機能は、Microsoft Edge の次期バージョンの提供時期に合わせて段階的に提供されていく予定です。最新のプレビュー ビルドをダウンロードするには、Microsoft Edge Insider サイトにアクセスしてください。本日の発表の詳細については、開発者ブログをご覧ください。

Fluid Framework に基づく新しいレベルの共有可能な対話型 Web エクスペリエンス

Microsoft では、すべてのブラウザーで Web の生産性と共同作業を向上することにも取り組んでいます。本日、新しいレベルの共有可能な対話型エクスペリエンスを Web 上に構築するための開発者向けテクノロジである、Fluid Framework を発表します。これは、以下の 3 つの主な機能を提供します。第 1 に、Fluid Framework に基づくエクスペリエンスでは、業界トップクラスの速度と規模で、Web およびドキュメントのコンテンツを複数ユーザーで共同編集できます。第 2 に、コンポーネント化されたドキュメント モデルが提供され、作成者は共同作業用にコンテンツをビルディング ブロックに分解することができます。ビルディング ブロックは複数のアプリケーション間で使用でき、より柔軟性の高い新しい種類のドキュメントとしてまとめることができます。第 3 に、Fluid Framework にはインテリジェント エージェント用のスペースがあり、テキストの翻訳、コンテンツの取得、編集の提案、コンプライアンスのチェックなどの作業を、人間と一緒に行ってくれます。Microsoft では、このテクノロジを開発者に広く提供し、Word、Teams、Outlook などの Microsoft 365 のエクスペリエンスにも統合して、これらのツールによる共同作業を変革したいと考えています。今年後半に、開発者向けのソフトウェア開発キットと、Fluid Framework を利用した最初のエクスペリエンスが提供される予定です。

実行中の Fluid Framework のスクリーンショット。9 つの異なる画面でライブ翻訳を実行中。

コマンドから会話へ: インテリジェント エージェントへの新しいアプローチ

Build の午前の部で、仮想エージェントへの新しいアプローチのデモが行われました。このアプローチでは、制限のある自己完結型のコマンドから真の会話型エクスペリエンスに移行できます。従来の仮想エージェントへのアプローチでは、手動で選別された一連のスキルや意図を利用して、人が話す内容とバックエンド システムの適切なアクションを対応付けます。結果として、現在の仮想エージェントは、スキルを組み合わせたり、今の対話のコンテキストを次の対話に持ち越したりすることができません。

昨年 Microsoft は、Semantic Machines という企業を買収し、これに伴って、対話型 AI の世界的なリーダー数人も Microsoft の従業員となりました。私たちは、Microsoft の研究者たちと協力して、画期的な新しい対話型 AI テクノロジを構築しました。これは、複数回のやり取りを想定し、複数のドメイン、複数のエージェントをまたがる新しいレベルのエクスペリエンスを強化するもので、やり取りから次のやり取りまでの記憶を形成して、生産性を向上します。これはスキルの境界を越え、Microsoft の内外で複数のバックエンド サービスを接続します。Microsoft は、Web サイトやアプリと同じように、あらゆる組織が独自のコンテキストを備えた専用のエージェントを持ち、それらのエージェントをシームレスに相互運用できる将来を目指しています。

この新しい対話型エンジンは Cortana に統合され、Bot Framework およびその他の Azure サーフェスなどを通じて開発者に提供される予定です。これにより、Microsoft と Microsoft の顧客エコシステム全体で対話型エクスペリエンスが強化されます。

Microsoft Graph データ接続を使用して、効果的な作業パターンに関する詳細な分析情報を導出

データは、文化の変革や新しい働き方を実現するための強力な要因になります。本日 Microsoft は、Microsoft Graph データ接続の一般提供の開始を発表します。これは、Azure Data Factory を活用して、組織が Microsoft Graph の生産性データと独自のビジネス データを安全かつ大規模に組み合わせることができるようにするサービスです。Microsoft Graph は、個人や組織が自身の働き方を把握するのに役立つすばらしいリソースですが、売上や基幹業務のパフォーマンスなど、作業のコンテキストや成果に関するデータがなければ、完全に把握することはできません。データ接続では、組織がデータの制御を維持したまま、データを安全かつ準拠した方法で 1 つにまとめることにより、組織全体に適用できる効果的な作業パターンについての詳細な分析情報を引き出すことができます。Build 2019 で Microsoft Graph について発表されたすべてのトピックの詳細については、このブログ記事をご覧ください。

Microsoft Search を使用して組織の集積された知識を活用

本日、Microsoft Search の一般提供が発表され、お客様へのロール アウトが開始されました。組織の集積された知識は最も強力なツールの 1 つであり、Microsoft Search を使用すれば、作業の流れを止めることなく、その知識を活用することができます。検索ボックスは、毎日使用する Microsoft 365 のエクスペリエンス (Office、SharePoint、OneDrive、Outlook、Windows、Bing など) 全体で同一の場所に、目立つように配置されるようになりました。Microsoft Search は Microsoft Graph と密接に連携し、職場のデスクトップから移動中のモバイル デバイスまで、場所や時間を問わず必要なときに、関連する人、コンテンツ、コマンド、アクティビティを Microsoft 365 全体から検出することができます。Microsoft Search の詳細については、このブログ記事をご覧ください。

Microsoft Search の画像。「Daisy office」と入力したユーザーと、彼女のリストに表示された連絡先、ファイル、サイト。

MyAnalytics で、中断を最小限に抑えて仕事に集中

立て続けの会議や緊急の要求が珍しくないモダン ワークプレイスでは、最高の仕事をするために必要な時間やスペースを見つけて、集中力を維持できない場合があります。今夏から、フォーカス時間を優先するのに役立つ Microsoft 365 の新機能のプレビュー版を提供します。フォーカス時間は、中断なく集中して仕事をするために予定表で確保されている時間枠です。Microsoft Teams などの Microsoft 365 エクスペリエンスでは、Microsoft Graph により予定されたフォーカス時間が自動的に確保され、通知は保留にされるため、中断することなく仕事をすることができます。さらに、フォーカス時間を定期的に設定できるように、MyAnalytics にはフォーカス プランが用意されています。これにより、毎日のフォーカス時間が空き時間に基づいて柔軟かつ自動的に予約されます。また、Outlook での作業中は、未処理のタスクに対応するためのフォーカス時間を予約できるように、AI を利用した候補が表示されます。

紹介ビデオ

Outlook の操作可能なメッセージおよび Word のインライン タスクでアクションを迅速に実行

ますます変化が激しくなっている世界では、迅速なアクションが必要不可欠です。開発者は、Outlook のアダプティブ カードを利用して Outlook Mobile 用の操作可能なメッセージを作成できるようになりました。操作可能なメッセージにより、ユーザーはアプリを切り替えることなく操作をすぐに実行できるので、よりすばやく作業を完了させることができます。操作可能なメッセージを使用すると、経費報告書の承認、ドキュメントへのアクセス許可、フォーカス時間の予約、簡単なアンケートへの回答を受信トレイから行うことができます。さらに、Word 文書で @メンション インラインを使用して他のユーザーの注意を引き、文書を閉じることなく、同僚に仕事を割り当てたり、質問したり、すぐに確認するよう求めたりすることができるようになりました。昨年の夏に発表された Word Online のインライン タスクを確認してください。

MyAnalytics で利用されているフォーカス時間のスクリーンショット。

Word の新機能「アイデア」: AI を利用したクラウド内のエディター

より生産的に作業できるように、Microsoft 365 全体で AI を利用しており、ユーザーの能力を高め、作業を支援しています。本日、Word のアイデアを発表します。Word をお使いのすべてのユーザーは、AI を利用したエディターをクラウドで使用することができます。アイデアは、文章を書いているときに、より簡潔で読みやすく、インクルーシブな文書にするためのインテリジェントな候補を提供します。さらにアイデアは機械学習を利用して、難解なフレーズを書き換えるための候補も提案します。アイデアは文書の閲覧時にも役立ちます。Microsoft Graph のデータを利用して、推定閲覧時間を表示し、要点を抜き出し、略語の解読を表示します。アイデアのプレビューは、この 6 月から Word Online で使用できます。Office および Microsoft 全体の AI の詳細については、Microsoft AI ブログをご覧ください。

AI を利用して文法や文章の候補を表示する Word のアイデアのスクリーンショット。

Microsoft Teams: チームのすべてのアプリを結ぶハブ

今年の Build では、Microsoft 365 の Microsoft Teams も話題の中心となります。アプリ、そして開発者プラットフォームとしてのトピックが提供されます。Teams は、Microsoft 365 でチームワークを実現するためのハブとして重要な役割を果たし、現在 500,000 以上もの組織で使用されています。Microsoft は引き続き Teams の技術革新を進めており、ライブ キャプション、背景のカスタマイズ、データ損失防止、便利なホワイトボードのカメラなど、最新機能を追加しています。さらに本日、新しいポリシーのサポートを発表します。これにより IT 管理者は、サードパーティ製アプリや基幹業務アプリを特定の役割または部門に展開して固定することにより、ユーザーの Teams エクスペリエンスをカスタマイズできます。

Microsoft 365 用の新しい開発者ツール

最後に、未来の作業エクスペリエンスを構築する開発者がいなければ、これらのイノベーションはいずれも実現することはできません。Microsoft 開発者プラットフォーム担当本社副社長である Kevin Gallo は、このブログ記事で Microsoft 365 全体の新しい開発者向けツールについて詳細に説明しています。まったく新しい Windows ターミナルなどの魅力的な開発者向けツールを提供し、開発者の作業を支えています。新しい React Native for Windows は、開発者がクロスプラットフォームの Web コードを自然に作成するためのシンプルな方法を提供します。また、Windows Subsystem for Linux 2 は、Linux の互換性を向上し、Docker コンテナをネイティブに実行して開発を簡素化することができます。

以上、Microsoft 365 エクスペリエンスと開発者プラットフォームに対する最新の更新についてご紹介しました。これらのテクノロジの実例を確認するには、Build 2019 サイトの Vision Keynote、Microsoft 365 Tech Keynote、さまざまな Microsoft 365 セッションをご覧ください。皆様がどのように活用されるか楽しみにしております。

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中小企業にとって最も重要な資産であるデータを保護できるように支援する http://approjects.co.za/?big=ja-jp/microsoft-365/blog/2019/05/03/helping-small-businesses-protect-data/ Fri, 03 May 2019 16:00:02 +0000 世界中の起業家たちは、売り手市場での才能のある人材の募集やつなぎ止め、ワークプレイスにおける規範の変化など、さまざまな課題に直面しています。そのため、あらゆるデバイスで使える最新ツールを備えていることが、競争上の必須要件

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世界中の起業家たちは、売り手市場での才能のある人材の募集やつなぎ止め、ワークプレイスにおける規範の変化など、さまざまな課題に直面しています。そのため、あらゆるデバイスで使える最新ツールを備えていることが、競争上の必須要件となります。効率が上がれば、最も重要な作業に時間を費やすことができ、顧客や従業員に集中することができます。これが、適切なツールや技術を導入する理由です。才能のある人材を得るために競争し、最新ツールを備え、どこにいても仕事を遂行できるようにするということは、脅威がさらに高まる状況において新しい方法でデータを保護する必要があるということです。

Windows 7 のサポートが 2020 年 1 月 14 日に終了し、ほどなくして Office 2010 のサポートも終了するため、生産的なエクスペリエンスだけではなく、最も安全なエクスペリエンスを確保することも重要です。Office 365、Windows 10、および最新のセキュリティ機能を含む Microsoft 365 Business なら、最新のデバイス上で、どこにいても確実に保護されます。

この National Small Business Week では、Microsoft 365 Business を使って成長、競争し、優れたカスタマー エクスペリエンスを提供しながら、安全かつ優れた共同作業を行っている、中小企業の皆様を称えたいと思います。今日は、私たちが刺激を受けたお客様事例を 3 つお伝えし、皆様それぞれに適したトランスフォーメーションを進めることができるプランをご紹介します。Office 365 Business Premium の年間サブスクリプションが、15% オフとなります。これは米国で 2019 年 5 月 5 日から 2019 年 5 月 11 日まで提供されます。

The PUR Company

PUR の特設コーナーに積まれたおいしそうな商品の画像。

2010 年、The PUR Company の創立者で CEO の Jay Klein 氏は、市長選に出馬するような意気込みで、PUR がアスパルテームを使わないチューインガムを開発したというニュースを 1 軒ずつ伝えて回りました。地道な始まりでしたが、これがビジネスを後押しし、現在では 50 か国以上、50,000 件の小売店舗で販売されています。このように世界的な影響を持ちつつも、65 人の従業員がカナダ、米国、ヨーロッパにいるこのビジネスには、まだまだ成長の余地があります。

会社が成長するにつれ、データ セキュリティ、遠隔での共同作業、そしてモバイル デバイス管理についての懸念が生じてきました。そこで PUR 社は、自身の急成長のペースに後れを取らず、おいしい製品で成功を遂げるために、Microsoft 365 を選びました。

成長と共に、従業員のオンボーディングや離職率という現実が見えてきました。フィッシングやその他の悪意のある動作によるセキュリティの脅威も顕在化してきました。別々の大陸にいる従業員たちには、より安全で迅速な、そして信頼できる共同作業や通信のためのチャネルが必要でした。オンサイトでのメンテナンスを必要とせず、ビジネスのペースに合わせて成長でき、従業員が求める共同作業、モビリティ、セキュリティ機能を既定で提供するソリューションが必要でした。PUR 社は、これらのニーズを Microsoft 365 がすべて満たしてくれることに気付きました。

現在、従業員たちは、Teams で常時使えるチャットやドキュメント共有機能を使って、共同作業を強化しています。また、社内でのモバイル デバイスの使用が増えるにつれ、デバイスやアプリを柔軟に管理できる機能の重要性が、これまで以上に高まっています。PUR 社では Intune を使用して、会社データへのモバイル デバイスのアクセス権の付与または削除、会社のセキュリティ プロトコルに対するモバイル デバイスの準拠の維持、従業員が使うモバイル アプリの管理を行っています。Intune を導入することで、PUR 社で新しい従業員用デバイスの設定にかかっていた時間が、丸 1 日から 1 時間未満にまで短縮しました。

The PUR Company の通信、セキュリティ、モビリティ、分析情報は大幅に改善されましたが、PUR 社の Cerys Cook 氏 (Vice President of People and Culture) は、会社が上げた最大の成果は、人に対する影響であると考えています。Cook 氏は、「生活の質という見地、そして従業員の離職率から見たビジネス志向の視点から言うと、従業員たちのチームの一員としての意識が高まったと思います。まるで家族のようです」と言います。「それは我々に大きな意味をもたらしました。」

Meals on Wheels

Meals on Wheels から商品を受け取る男性の画像。

もしあなた自身、またはあなたの大事な人の移動が制限されていたら、それがどのくらい不自由なことであるか理解できるでしょう。Meals on Wheels は非営利団体で、食べ物だけではなく、人との関わりを最も必要とする地域の住人と関わり合いを持つことを目的としています。

困っている人に温かい食事を届けるというのは単純なことに聞こえますが、Meals on Wheels のそのシンプルな使命からは複雑な事情はうかがい知れません。ボランティアの人数は毎日異なり、顧客の顔ぶれは常に変わり、困っている人の数は膨大です。

2,000 人のボランティア当番表と、ボランティアごとに異なるスケジュールの管理に加え、最大限に効率を高めるために、Meals on Wheels of Greenville County は、資金援助者の支払い情報やクライアントの診断情報などの機密データを、定期的にさまざまなソースから取り込んでいます。このデータにアクセスできるようにしながら、詳細な個人情報を安全に保持するための手順を実行できるようにすることが、最優先事項でした。

最も必要とされたのは、配達の最適化でした。最適化にあたり、Meals on Wheels は Microsoft TeamsMicrosoft SharePoint を導入しました。Teams のおかげで、音声、動画、チャットを使って、どこにいてもボランティアと従業員がコミュニケーションを取れるようになりました。直前の経路変更でも、住所設定や追跡が簡単です。ボランティアは道に迷ったり、経路を忘れたりしても、すぐにサポートを求めたり、その日の記録を見て確認し直したりすることができます。

新しい共同作業機能の概要を説明しましたが、Meals on Wheels of Greenville County は重要なセキュリティ領域についても同様に重視するようになりました。この組織が特に関心を寄せたのが、モバイル デバイス管理でした。Meals on Wheels で働くボランティアはそれぞれ、配達を行うために、クライアントに関する機密データにアクセスする必要がありました。これは、デバイスの 1 台でも紛失または置き忘れがあれば、家から出られない弱者の何百人分もの個人データが危険にさらされるおそれがあることを意味します。

幸運なことに、Microsoft 365 には、デバイスが紛失したときにユーザーの機密データへのアクセス権を削除するオプションなど、強力なモバイル デバイス管理機能が搭載されています。紛失したデバイスがどのような結果になったとしても、このようにして機密データは非常に安全に保たれます。

John’s Crazy Socks

John's Crazy Socks の靴下を眺める男性の画像。

あなたがコーギー犬、ギャグ、はたまたエドガー アラン ポーがお好きかどうかにかかわらず、John’s Crazy Socks なら、好みに合ったカラフルな靴下が見つかるでしょう。この小さな会社は、1 年目にして 43,000 件の注文品を 44 か国に発送しました。暗闇で光る靴下、トロール ドール付きで髪の毛をとかすことのできる靴下、自閉症やダウン症のような障碍についての認識を高めるための靴下など、顧客が何を選んでも、午後 3 時までに入った注文は、この会社の “靴下世話人” がその日のうちに発送します。

急激に変化するビジネスを管理したり、無作為に選んだ靴下の入った “月曜日限定わくわくミステリー バッグ” を販売したりすることだけが、ビジネスにとっての重要な考慮事項というわけではありません。この会社は、ビジネス データを管理したり、増え続けるスタッフ (John’s Crazy Socks の従業員数は、10 か月で 4 人から 35 人に増加) と連絡を取り合ったりするための、新しいツールを必要としていました。多くの従業員は、障碍者手当の給付停止を回避するためにパートタイムで働いています。また、職場の外でコンピューターをすぐに使える状況ではなく、これまでメール アドレスを持ったことがない人がほとんどでした。家族や保護者とのシフトの調整やイベント情報の交換は、電話または印刷物で行っていました。

メールやファイルの保存や共有などの基本的な機能を使う従業員がいれば、Skype for Business や Teams などの、共同作業向けの機能を使う従業員もいます。彼らにとって、生産性と共同作業は、セキュリティをも意味します。毎日使うアプリにサインインするために、ユーザー名やパスワードをいくつも覚える必要はありません。「OneDrive は、毎日使う Office アプリとシームレスに動作し、サブスクリプションにも含まれているので、サードパーティ製のソリューションを使うより簡単でコスト効率が良いのです」と、共同設立者の Mark Cronin 氏は言います。

中小企業のように仕事をする

これらの事例では、最高の生産性と安全性を備えたツールがあればあらゆることを成し遂げられることが分かり、私は感動しました。中小企業のトレンドや、中小企業向け市場の新しい最高のデバイスについてお聞きになりたい場合は、National Small Business Week の「Coffee Across America segment」の新作ビデオをご覧ください。

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Microsoft Office に新しいプライバシー コントロールを導入 http://approjects.co.za/?big=ja-jp/microsoft-365/blog/2019/05/01/microsoft-office-new-privacy-controls/ Wed, 01 May 2019 16:00:56 +0000 今週初め、Julie Brill (Corporate Vice President and Deputy General Counsel、Microsoft) は、プライバシーに対する Microsoft の継続的な取

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今週初め、Julie Brill (Corporate Vice President and Deputy General Counsel、Microsoft) は、プライバシーに対する Microsoft の継続的な取り組みの概要をまとめ、Microsoft が企業として今後進む方向について詳しく説明したブログを公開しました。Julie はそのブログで、Microsoft の主要な製品で収集されるデータの透明性とお客様による制御を高める手法についての原則を紹介しています。

今週初めに、これらの原則が反映された Office の更新プログラムがリリースされました。

Office はつながるためのエクスペリエンス

職場や自宅で生産性を向上するためのテクノロジの使い方は変化しています。外出先で行う作業が増え、仕事をやり遂げるために複数のデバイスを使用します。また、チームの一員として共同で作業することも少なくありません。チームは、家族や友人の場合もあります。Microsoft では、これらの新しいニーズに対応する業界最高のアプリケーションとエクスペリエンスを提供すると同時に、お客様のプライバシーを尊重し、お客様がデータを制御できるように取り組んでいます。

創作活動、コミュニケーション、コラボレーションの効率化に役立つ新しい魅力的な機能を Office に継続的に導入しています。単に 1 週間前に作成したドキュメントを探したり、学校のレポートに最適な画像を探したりするだけの場合もあれば、チームとしてプロジェクトでさまざまなデバイスを使用して、リアルタイムで共同作業したり、コミュニケーションを取ったりする必要がある場合もあります。Office を使用すると、PowerPoint のデザイン レイアウトの提案を利用して本格的なプレゼンテーションを作成したり、複雑なデータ セットで重要な分析情報を見つけ出したりすることもできます。

Office は Microsoft Cloud の機能を利用して、このようなエクスペリエンスを提供します。他の接続されたサービスや Web サイトと同様、このような機能を有効にするためには、必須の サービス データをコンピューターと Microsoft の間で共有する必要があります。

たとえば、次のような場合があります。プレゼンテーションでリアルタイムの字幕を表示し、別の言語にも翻訳する場合には、おそらく PowerPoint を使用すると思います。話している言葉の字幕を作成して翻訳するために、録音された音声が PowerPoint から音声変換サービスに送信され、このサービスで自動的に書き起こしと機械翻訳が行われます。生成されたテキストはコンピューターに戻され、PowerPoint で (ほとんど) リアルタイムに画面に表示されます。音声や言葉は、指示された字幕の作成と翻訳を行うためだけに使用されます。

Office で使用できる接続エクスペリエンスについての詳細は、「Office の接続エクスペリエンス」をご覧ください。

ユーザーがクラウドの接続エクスペリエンスを制御する

Microsoft は、ユーザーや組織がOffice アプリで作業しているときに、接続エクスペリエンスを制御できることが重要であると考えています。今回の更新プログラムにより、次の種類の接続エクスペリエンスを無効にする、または再度有効にすることができる設定が導入されました。

  • コンテンツを分析するエクスペリエンス: Office コンテンツを使用して、デザインに関する推奨事項、編集の候補、データの分析情報などの機能を提供するエクスペリエンス。たとえば、PowerPoint デザイナーや Word のエディターなど。
  • オンライン コンテンツをダウンロードするエクスペリエンス: テンプレート、画像、3D モデル、ビデオ、参照資料など、ドキュメントを強化するオンライン コンテンツを検索してダウンロードできるエクスペリエンス。たとえば、Office テンプレートや PowerPoint のクイックスターターなど。
  • その他の接続エクスペリエンス: ドキュメントでの共同作業などのエクスペリエンスも、Office デスクトップ アプリを Microsoft Cloud から切り離すことにより、無効にすることができます。

一部のサービスは Office アプリが機能するために必要不可欠であるため、無効にすることはできません。たとえば、Outlook のメールボックスの同期、Office ライセンスの認証と検証、Office が最新状態であるかどうかの確認などのサービスです。

これらの機能改善は Windows 版 Office に含まれるようになりましたが、今後数か月以内に、同様のコントロールとエクスペリエンスが他のプラットフォームの Office にも導入される予定です。

Office が職場または学校のアカウントに接続されると、IT 管理者は、組織内のユーザーが利用可能な接続エクスペリエンスを選択することができます。IT による制御の改善と使用可能なオプションの詳細については、「Office 365 ProPlus のプライバシー コントロールの概要」をご覧ください。

Office のセキュリティ、最新の状態、適切な動作を維持する

Office がお客様から選ばれる理由は、機能、品質、セキュリティ、信頼性、互換性に関する優れた実績があるからです。Microsoft のクラウドを基盤とするエクスペリエンスと同様、Office アプリについても、セキュリティ、最新の状態、適切な動作を維持するため、そして製品を改善するためにデータを使用しています。

この目的のために、Microsoft では診断データを収集して、大規模な問題やセキュリティ リスクの原因となる前に問題を検出し、診断を行い、迅速に対応するために使用しています。いずれかのアプリの実行速度が遅すぎる場合や、その他の何らかのエラーが発生している場合、可能な限り早急に認識する必要があります。そうすれば、ただちに問題の修正に取り掛かることができます。この診断データは、Office の正常な動作を維持するのに役立っています。

Julie のブログで概説されているデータ収集フレームワークに沿って説明すると、Office デスクトップ アプリケーションの診断データには次の 2 つのレベルがあります。

  • 必須データ: Office がインストールされたデバイスで、Office のセキュリティ、最新の状態、適切な動作を維持するために最小限必要なデータ。たとえば、デバイスの Office が更新されたときに、必須データが収集されます。更新プログラム パッケージが正常にダウンロードされ、インストールされるように、このような操作の成功 (または失敗) に関する情報が収集されます。また、Outlook に新しいメール アカウントを追加すると、その新しいアカウントが正常に追加されたことに関する必須の診断データが収集されます。失敗率が高いということは、メール プロバイダーによって変更が行われたか、Microsoft のソフトウェアにおけるメール プロバイダーのサポート レベルが低下した可能性があります。
  • オプションのデータ: 必須データに加えて収集されるデータで、ユーザーの同意がある場合にのみ収集されます。オプションのデータが収集されると、問題の検出、診断、修正をよりすばやく行うことができます。また、現在および将来の生産性に関するニーズに対応するための改善にも役立ちます。たとえば、ファイルの保存場所がローカルであるか、クラウドであるかは、オプションのデータとして収集されます。これは、Microsoft がお客様の格納場所に関する好みを把握するのに役立ちます。また、機能の使用回数を追跡すると、お客様がどのように Office の新機能を使用しているかを把握することができます。通常、オプションの診断データは、幅広いさまざまなお客様の設定の傾向を把握するために使用されます。Microsoft では、お客様にとってより役立つ機能を提供するために、Office の継続的な改善に努めています。このことを実現するために、オプションの診断データの収集にぜひご協力ください。

Office の診断データ、および提供するカテゴリに関する制御方法の詳細については、「Office の診断データ」をご覧ください。職場または学校のアカウントを使用している場合、IT 管理者は診断データの収集を無効にすることができるので、ユーザーが使用できるオプションについて何らかの設定を行っている可能性があります。

必須データのみのままにするか、オプションのデータも含めるかに関係なく、Microsoft に送られる診断データには、ユーザーの氏名やメール アドレス、ファイルの内容、Office に関連のないアプリに関する情報は含まれません。Microsoft では、診断データの取り扱い方法など、お客様のプライバシーを守るための十分な措置を講じています。 診断データがコンピューターから送信される前に、Microsoft のシステムにより、一意の英数字 ID が作成され、診断データに関連付けられます。この ID は一意ですが、特定のユーザーに関連付けられることはありません。この ID は、問題が 100 台の異なるデバイスで発生したか、または同じ問題が 1 台のデバイスで 100 回発生したかを区別するために使用されます。

Microsoft では、問題の検出、診断、修正のために収集するデータについて、オープンで透明性の高いものになるよう取り組んでおり、Microsoft に送信される診断データを確認できる無料の診断データ ビューアーを作成しました。詳細については、「Office で診断データ ビューアーを使用する」をご覧ください。

信頼の上に構築される Office

Julie のブログでは、新しいフレームワークが発表され、信頼とプライバシーに対する Microsoft の取り組みを強調しています。今回の Office の更新では、これらの原則が具体的に実現されています。

Microsoft のプライバシーのエクスペリエンスとコントロールを、わかりやすく、そして役立つものにすることは、Microsoft の製品とサービスに対してお客様からの信頼を高め、それを維持する上で非常に重要です。今回の Office の更新プログラムで導入された多数のエクスペリエンスは、お客様との長時間にわたる対話と調査によって得られた結果です。今後も引き続き、より多くの情報を得て、それを基に製品の動作とユーザー エクスペリエンスの向上に取り組んでまいります。プライバシーに関連する今後の更新を実現する上で、お客様からのご意見やご感想が重要になります。

全世界のあらゆるユーザーとあらゆる組織が生産性を向上できるよう支援するのが、私たちの使命です。Microsoft がお客様、お客様のデータ、そしてお客様のプライバシーを尊重しているという信頼を得られることによって、はじめてこの使命を果たすことができるのです。

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Microsoft 365 に追加されたプライバシー コントロールでビジネスを成長させ、保護する http://approjects.co.za/?big=ja-jp/microsoft-365/blog/2019/04/30/grow-protect-business-privacy-controls-microsoft-365/ Tue, 30 Apr 2019 16:00:50 +0000 常にお客様を中心に考えることは、プライバシーを重視することを意味します。データ プライバシーのポリシーに対する顧客の認識はかつてないほど高まっており、プライバシーに対して非常に敏感になっている1ため、顧客は取引するかどう

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常にお客様を中心に考えることは、プライバシーを重視することを意味します。データ プライバシーのポリシーに対する顧客の認識はかつてないほど高まっており、プライバシーに対して非常に敏感になっている1ため、顧客は取引するかどうかを、データの取り扱いが信頼できるかどうかによって決定します。Forrester などの業界アナリストによると、今日では、プライバシーに対する取り組みが進んでいる企業の方が、不十分なポリシーしか持たない同業者よりも、成長の速度が上がっています。2

このような状況では、プライバシーとコンプライアンスの専門家が組織内で果たす戦略的な役割は、ますます大きなものになります。データは飛躍的に増加し続けており、また組織の境界を越えて移動するようになったため、データの所在地に関係なく制御を維持してリスクを管理できる適切なツールを、チームに提供することが最優先課題です。

Microsoft は本日、Microsoft 365 の更新プログラムを発表します。今回の更新プログラムでは、データ プライバシー体制を強化するためのコントロールとオプションが追加されました。

Microsoft 365 E5 および E5 コンプライアンスで利用可能な新機能

Microsoft 365 E5 および E5 コンプライアンス (「Information Protection & Compliance」と呼ばれていたパッケージ) で利用可能な新機能には、暗号化されたメールを自動的に期限切れにするか失効させるコントロール、データ調査機能、Microsoft Teams の新しいコンプライアンス機能があります。さらに、新しい Advanced eDiscovery エクスペリエンスの一般提供が開始されました。

組織外で共有される暗号化メールの制御: 機密のメールを組織外で共有する場合、メッセージを暗号化しても、簡単にアクセスを禁止できない場合があります。Office 365 Advanced Message Encryption では、暗号化されたメールを自動的に期限切れにしたり、アクセスを取り消したりすることを、安全な Web ポータル経由で行うためのコントロールが管理者向けに追加されました。

たとえば、Advanced Message Encryption を使用して、機密情報の種類 (医療識別 ID など) を利用してメッセージを自動的に暗号化し、30 日後に期限切れにすることができます。これは、組織内外のコンプライアンス要件によって指定される場合もあります。詳細については、Microsoft の Tech Community のブログをご覧ください。

Exchange 管理センターのスクリーンショット。

リスクの高い機密データの検索と対処: 多くの場合、お客様はデータ漏洩やフィッシング攻撃などのセキュリティおよびプライバシーのインシデントを早急に調査する必要があります。Microsoft 365 のデータ調査機能を使用すると、検索を行って、リスクを修復するための措置を講じることができます。

たとえば、データ漏洩が発生した場合、調査を作成し、影響を受けるコンテンツまたはユーザーを検索して特定した後、機密情報を含む可能性のあるメール メッセージを削除することで、エンド ユーザーがコンテンツにアクセスするのを防ぐことができます。Microsoft 365 のデータ調査機能は、現在プレビュー版で提供されています。詳細については、この Tech Community のブログをご覧ください。

セキュリティ/コンプライアンス センターで顧客データ漏洩クリーンアップの画像。

チャット メッセージおよびチャネル会話での機密情報のブロック: Microsoft Teams は、安全でコンプライアンスに準拠した方法でチャット、会議、通話を 1 か所に集めることにより、職場のコラボレーションを改善しています。先日、データ損失防止や情報バリアなど、Teams の新機能が発表されました。これらの機能は、Teams の使用中に機密情報が意図せずに共有される、または漏えいすることを防ぐのに役立ちます。詳細については、この最近の発表をご覧ください。

Microsoft Teams でブロックされたメッセージのスクリーンショット。

データ検出とワークフローのための関連データの保持: 今年 1 月に発表した新しい Advanced eDiscovery エクスペリエンスの一般提供が開始され、組織は Microsoft 365 でインプレース電子情報開示を実行できるようになりました。この新しい組み込みのカストディアンの管理ワークフロー、作業セット、レビューおよびマスキング機能を使用すると、データの検出と調査に伴うコストとリスクを大幅に軽減することができます。詳細については、Microsoft の Tech Community のブログをご覧ください。

Office 365 セキュリティ/コンプライアンス センターのカストディアンの管理ワークフローの画像。

コンプライアンスとプライバシーの制御を強化するその他の更新

コンプライアンスとプライバシーに関するその他の更新としては、新しいコンプライアンス マネージャー機能と Multi-Geo Capabilities の追加オプションがあります。

Microsoft Cloud 外でのコンプライアンスの管理とセキュリティ制御の自動更新: 組織のデータが Microsoft Cloud 以外の異種混在の環境にある場合、データ資産全体のコンプライアンスを統一された方法で管理することが重要です。コンプライアンス マネージャーを使用して、規制または標準に対する独自の評価 (オンプレミスのアプリケーションや Microsoft 以外のアプリケーションを含む) を作成できるようになりました。これにより、データ保護制御の管理、チーム間のコラボレーション、監査のための準備をすべて、1 つのクラウドベースのコンプライアンス管理ツールから実行できます。

Service Trust Portal の評価のスクリーンショット。

さらに、コンプライアンス マネージャーとセキュア スコア API を統合することにより、テナント設定を検出して、制御の状態を自動的に更新できるようになりました。たとえば、多要素認証 (MFA) などのセキュリティ重視の制御が実装されている場合、コンプライアンス マネージャーのリスク評価には、更新された状態が自動的に反映されます。

Service Trust Portal で有効にされた多要素認証のスクリーンショット。

コンプライアンス マネージャーのこれらの新機能は、すべての一般法人向けプランを対象にパブリック プレビューとして提供されます。詳細については、Tech Community のブログをご覧ください。

共有リソースのためのきめ細かなデータ所在地制御: 世界中でデータ所在地に関する措置の法制化が進んでいる中で、グローバル企業はクラウドへの移行を進めながら特定のコンプライアンス要件を満たさなければならないという難問に直面しています。Multi-Geo Capabilities を使用すると、Office 365 コンテンツの保管場所を柔軟に選択できるため、この課題に対処することができます。Microsoft では、Multi-Geo Capabilities を Exchange Online と OneDrive 以外にも拡張して、SharePoint Online とグループでも利用できるようにしました。これらの共有リソースのコンテンツを保管する場所も制御することができます。Multi-Geo Capabilities は、Microsoft 365 および Office 365 のサブスクリプションのアドオンとして購入できます。詳細については、「SharePoint および Office 365 グループの Multi-Geo」をご覧ください。

地域の場所を表示した管理者ダッシュボードのスクリーンショット。

プライバシーと Microsoft Cloud の詳細情報

プライバシーとコンプライアンスは、Microsoft の文化に深く根付いており、製品やサービスの構築と提供の中核となる活動に組み込まれています。

詳細を確認するには、次の方法があります。

  • Microsoft アカウント チームに Microsoft 365 E5 について問い合わせるか、無料の試用版を入手する。
  • 近日公開予定の実践的なオンライン エクスペリエンス (米国のみ) に登録して、ビジネス上の課題の解決に Microsoft のソリューションがどのように役立つかを直接体験する。米国以外では、生産性向上ライブラリにアクセスして、Microsoft 365 コンプライアンス製品の無料トレーニングを参照する。
  • KPMG と Microsoft のエキスパートが集まる無料の仮想会議 (2019 年 5 月 14 日開催) に出席するために今すぐ登録する。

参照

  1. Forrester: The New Privacy: It’s All About Context Vision: The Customer Trust And Privacy Playbook (Fatemeh Khatibloo 著、2019 年 1 月)
  2. Forrester: Benchmark Your Cybersecurity And Privacy Maturity, 2019 (Christopher McClean、Trevor Lyness、Stephanie Balaouras 共著)

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Microsoft 365 の 4 月の最新情報まとめ – コンプライアンスを効率化し、コラボレーションをインクルーシブで魅力的なものにする新しいツール http://approjects.co.za/?big=ja-jp/microsoft-365/blog/2019/04/30/new-to-microsoft-365-in-april/ Tue, 30 Apr 2019 16:00:42 +0000 今月リリースされた Microsoft 365 の新しい機能とサービスは、コンプライアンス要件の遵守やセキュリティ ポリシーの管理に役立ち、さらに多くのユーザーにコンテンツをアピールすることができます。 この記事では、4

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今月リリースされた Microsoft 365 の新しい機能とサービスは、コンプライアンス要件の遵守やセキュリティ ポリシーの管理に役立ち、さらに多くのユーザーにコンテンツをアピールすることができます。

この記事では、4 月に追加された新機能をご紹介します。

リスクの評価と軽減、機密データの保護

コンプライアンス関連のリスクを評価してポリシーを管理し、組織内外の機密データを保護できるように設計された、新しいソリューションをリリースします。

リスクの高い機密データを管理: Microsoft は本日、多数の新しいコンプライアンス機能の提供開始を発表しました。これらの機能により、組織全体でデータ プライバシーをより厳密に制御することができます。コンプライアンス マネージャーで、組織で使用されているどのアプリケーションについてもリスク評価を独自に作成できるようになりました。Office 365 Advanced Message Encryption により、管理者は暗号化されたメールを失効させ、期限切れにすることができます。さらに、Office 365 セキュリティ/コンプライアンス センターの新しいデータ調査機能により、危険性の高いコンテンツ (フィッシング詐欺メールや機密データの漏洩など) を検索して、リスクを修復するための処置を講じることができます。

Exchange 管理センターのスクリーンショット。

Office 365 の Multi-Geo Capabilities でデータ所在地のニーズに対応: Multi-Geo Capabilities を使用することにより、お客様は Exchange および OneDrive のデータに加えて、SharePoint チーム サイトおよび Office 365 グループのコンテンツを格納する場所を制御できるようになりました。多国籍企業では、Multi-Geo Capabilities を使用して各従業員の Office 365 コンテンツの格納場所を制御することにより、Office 365 の地域、業界固有、または組織のデータ所在地要件に容易に準拠することができます。詳細については、Microsoft の担当者にお問い合わせください。

組織のセキュリティ ニーズに合わせたセキュリティ ポリシーを展開: セキュリティ ポリシー アドバイザーは、行動ベースの分析を使用する新しいサービスで、IT 管理者は、カスタマイズしたポリシーを適用することによるリスクとメリットを数量化して、ポリシーの正常性を経時的に監視することができます。管理者はワンクリックでポリシーを展開することができ、ポリシーの更新やロール バックも簡単に行うことができます。さらに、IT 管理者はこれらの機能を使用して、ワークフローを効率化し、ポリシー全体を管理することができます。このサービスは、Office 365 ProPlus をお持ちのすべての組織を対象に、プレビューとして使用できるようになりました。使用を開始するには、Office クライアント管理ポータルにアクセスします。

攻撃対象ユーザーに関する Microsoft Office クライアントの推奨事項の画像。

Azure AD パスワード保護でセキュリティ体制を強化: 今月初め、Microsoft は Azure AD パスワード保護の一般提供を開始することを発表しました。Azure AD パスワード保護により、ユーザーが安全性の低い脆弱なパスワードを選択できないようにして、パスワード スプレー攻撃によるセキュリティ侵害のリスクを低減させることができます。使用を開始するには、全体管理者のアカウントで Azure ポータルにサインインします。

Microsoft Azure の禁止パスワードの一覧のスクリーンショット。

より多くのユーザーとつながる

さらに多くのユーザーとつながり、複数の言語でより魅力的なコンテンツを作成することができる新しい機能をご紹介します。

Microsoft Kaizala で組織内外のユーザーとつながり、連携する: 今月初め、Microsoft は Office 365 をご利用の世界中のお客様を対象に、Microsoft Kaizala を展開することを発表しました。Kaizala は、シンプルかつセキュリティで保護された作業管理およびメッセージング用アプリで、今後 12 か月から 18 か月をかけて Microsoft Teams に統合される予定です。Kaizala により、組織のディレクトリ外の大規模なグループ (契約社員、ベンダー、パートナー、お客様など) と安全につながり、連携することができます。電話番号ベースの ID を使用することで、簡単にオンボードでき、シンプルなモバイル ユーザー エクスペリエンスで操作できます。Microsoft Kaizala は、iOSAndroid のストアから今すぐダウンロードできます。

Microsoft Kaizala のスクリーンショット。

PowerPoint のエディター向け複数言語サポートにより言語の壁を打破する: どんな言語がスライドに含まれていても、文法、単語の選択、簡潔さについて修正候補が表示されます。PowerPoint のエディターでは、同じスライド上で複数言語がサポートされるため、全員参加のグローバルなプレゼンテーション、レッスン計画、インクルーシブな学習に最適です。PowerPoint のエディター向けの複数言語サポートは、今月から Office Insider 参加者を対象に展開が開始されます。

Microsoft PowerPoint スライドで利用される複数言語サポートのスクリーンショット。

その他の更新

  • IT 管理者は、Office から Microsoft に送信される診断データと関連データのレベルを決定できるようになりました。これらのデータは、Office アプリを最新の状態に保ち、セキュリティで保護し、想定どおりの動作を実現するために使用されます。
  • OneNote でコンテンツを強調表示すると、コンテキスト書式設定ツールを含む新しいミニ ツール バーがテキストの上に表示され、すばやく編集できるようになりました。
  • Office 365 全体で、アイコンを挿入するときに選択できるアイコンに、アクセシビリティ、休日、プロセスなどのカテゴリが新たに追加され、選択可能なアイコンが約 350 個増えました。
  • Office 365 の 3D ガイドラインが新しくリリースされました。これは、Office エコシステムとともに使用できるカスタムの 3D オブジェクトを作成する際に役立ちます。

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Microsoft 365 の 3 月の最新情報まとめ — チームワークを実現し職場のセキュリティを強化するツール http://approjects.co.za/?big=ja-jp/microsoft-365/blog/2019/03/28/new-to-microsoft-365-in-march-tools-to-enable-teamwork-and-enhance-security-in-the-workplace/ Thu, 28 Mar 2019 19:00:19 +0000 今月リリースした Microsoft 365 の新しい機能は、チームワークを促進し、時間を節約し、IT 管理を合理化するのに役立ちます。 この記事では、3 月に追加された新機能をご紹介します。 共同作業をさらに簡単に 新

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今月リリースした Microsoft 365 の新しい機能は、チームワークを促進し、時間を節約し、IT 管理を合理化するのに役立ちます。

この記事では、3 月に追加された新機能をご紹介します。

共同作業をさらに簡単に

新しい機能とサービスが追加され、さらに多くの方法で同僚や LinkedIn のコンタクトとさまざまなプラットフォームで共同作業できるようになりました。

会議の生産性を促進し、コンプライアンス義務を果たす Microsoft Teams の更新 — 先週の Enterprise Connect で、Teams多数の新しい機能を発表しました。たとえば、リモート会議の効果を高めるためにビデオ チャット中の背景の置き換えができるようにしました。また、Teams 会議中のライブ キャプションと字幕で会議がさらにインクルーシブになり、誰もが参加しやすくなりました。それから、Microsoft 365 でのライブとオンデマンドのイベントの一般提供開始も発表しました。この機能を利用すると、説得力のある情報伝達を最大 10,000 人の従業員、顧客、パートナーに向けて行うことができます。他にも、Teams の新しいコンプライアンス機能を発表しました。たとえば、チャットや会話でのデータ損失防止 (DLP) は、情報のセキュリティを維持して組織の義務を果たすのに役立ちます。

Teams の背景をカスタマイズできることを表している、動く画像。

ホワイトボードでのアイデア形成をもっと便利に — 2 つの新しいインテリジェント手描き入力機能Microsoft Whiteboard Windows 10 アプリに追加され、コラボレーションでのアイデア形成に役立ちます。Whiteboard アプリのインク取り込み機能を使用し、物理的なホワイトボードを撮影して簡単にデジタル インクに変換できるようになりました。加えて、手描き文字をきれいにする新機能がメモ書きの読みやすさを高めます。この機能は、手描き入力された文字を解析して、読みやすい筆跡に自動的に置き換えます。これらのインテリジェントな手描き機能を組み合わせると、コンテンツ管理にかける時間を減らしてデジタル ホワイトボードでのコラボレーションに使える時間を増やすことができます。どちらの機能も、Whiteboard Windows 10 アプリで利用できます。

LinkedIn の 1 次コンタクトとの仕事をシームレスに — セキュリティを維持して自分の LinkedIn アカウントと Office 365 アカウントとを接続済みのときに、他の人の LinkedIn プロフィールOutlook on the web で、および Office 365 の OneDrive や SharePoint で見ることができるようになりました。一緒に仕事をしている人に関する情報を、相手が組織内外どちらであっても参照できます。現在は、LinkedIn の多数の 1 次コンタクトにメールを送信してドキュメントを共同編集する機能を、対象指定リリースのお客様にロールアウトしています。

開始するには、Outlook on the web、OneDrive、SharePoint、Word Online、PowerPoint Online、Excel Online で新規メッセージを作成するときやドキュメントを共有するときに、コンタクトの名前を [宛先] または [Cc] のフィールドに入力します。

より魅力的なコンテンツを作り、より多くのことを達成する

Word、Excel、PowerPoint、Outlook on the web の新しい機能が、美しいコンテンツ作りと時間の節約に役立ちます。

プレゼンテーションを目立たせる 3D オブジェクトを Mac で利用可能 — 印象的なビジュアルと魅力的なコンテンツを Mac で作成できます。3D 埋め込みアニメーションを Word、Excel、PowerPoint で利用できるようになりました。理解しやすく記憶に残り、エンゲージメントを促進し、見る人を楽しませる、まるで生きているようなコンテンツを作ります。シーンを選んで、膨大な無料コンテンツのライブラリから 3D モデルを挿入し、3D オブジェクトを回転させて、ストーリーをあらゆる角度から伝えます。Mac での 3D オブジェクトのロールアウトは、Insider 参加者を対象に来月から開始します。

会議の準備とスケジュール設定をスピードアップする Outlook on the web の新しいインテリジェントな機能 — Microsoft の人工知能 (AI) を活用して、Outlook on the web に会議の準備をお手伝いする機能が搭載され、必要になると思われる関連情報を表示するようになりました。また、メールでの会話から自動的に会議の作成を提案することや、会議への出席を依頼する相手がいつ空いているかを表示することもできます。Outlook on the web ユーザーへのこれらの機能のロールアウトは、次の数週間のうちに開始する予定です。

会議に関する Deep Dive のカードが Outlook の [マイ カレンダー] に表示されている画像。

セキュリティを強化して IT 管理を合理化

新しい機能が組織の保護の強化と IT 管理の合理化に役立ちます。

健全なセキュリティ ポスチャを確実にするための Microsoft Defender Advanced Threat Protection (ATP) の更新 — 先週お知らせしたように、エンドポイント保護プラットフォームを拡張し、サポート対象のオペレーティング システムを追加します。新たにサポートを開始する Mac 用の Microsoft Defender Advanced Threat Protection (ATP) は現在、限定プレビューを行っています。この拡張に合わせて、Windows Defender ATP プラットフォームの名称を Microsoft Defender ATP に変更します。もう一つ、こちらでお知らせしたとおり、Threat and Vulnerability Management (TVM) の機能を Microsoft Defender ATP で利用できるようにします。脅威と脆弱性の検出、優先順位付け、修復の機能のプレビューを近日中に開始する予定です。

Windows Defender セキュリティ センター ダッシュボードが表示されている画像。

セキュリティと調査のツールに新しい Microsoft 365 セキュリティ センターからアクセスMicrosoft 365 セキュリティ センターは、組織のセキュリティ担当者専用の新しい統合ワークスペースです。Microsoft Threat Protection の包括的なセキュリティ機能をここで管理し、活用することができます。Microsoft 365 セキュリティ センターは既に一般提供を開始しています。セキュア スコア、高度な捜索、セキュリティ アラートなどの機能の使用を開始するには、security.microsoft.com にアクセスしてください。

Microsoft 365 セキュリティ センター ダッシュボードの画像。

ご利用中の Microsoft 365 のサービスを管理するための新しい Microsoft 365 管理センター — 先週発表したとおり、新しい Microsoft 365 管理センターのロールアウトを開始します。Microsoft 365 と Office 365 のすべての管理者は、既定でこの新しい管理センターを使うことになります。Microsoft 365 管理センターの目的は、1 か所で Windows 10、Office 365、Enterprise Mobility + Security (EMS) のすべてのサービスを管理する場所となることであり、管理をパワフル、効率的、かつパーソナライズした方法で実施できるようにすることです。

Microsoft 365 管理センター ダッシュボードの画像。

その他の更新

  • Word、Excel、PowerPoint、または Outlook のデスクトップ アプリから Office 365 ドキュメントへのリンクを開くときに、ドキュメントを Web で開く代わりにそのデスクトップ アプリで直接開くこともできるようになりました。
  • Teams のチャネルに Yammer タブを追加できるようになりました。このタブには、指定したグループまたはトピックのフィードが Yammer から読み込まれます。
  • 業務に適した方法でアンケートを配布できる大企業向けの新しいアンケート ソリューション Microsoft Forms Pro のパブリック プレビューを開始しました。
  • OneNote で新たに、ノートブックに埋め込まれたファイルの編集内容の同期がサポートされるようになりました。つまり、埋め込まれたファイルのコピーを保存する必要はなくなります。
  • Azure Active Directory B2C のカスタム ポリシー機能の一般提供が開始し、アイデンティティ エクスペリエンスに関する制御の幅が広がりました。企業の顧客向けアプリケーションでユーザーそれぞれに合わせた体験を提供するのに役立ちます。

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Microsoft 365 で製造におけるスキルのギャップを埋める http://approjects.co.za/?big=ja-jp/microsoft-365/blog/2019/03/28/closing-skills-gap-manufacturing-microsoft-365/ Thu, 28 Mar 2019 10:00:16 +0000 製造業は、インダストリー 4.0 として知られる新しいデジタル産業テクノロジの高まりによって、変わりつつあります。新しいテクノロジは、生産のあらゆる段階を変え、生産性を向上させ、運用を最適化し、新たな成長分野を導き出しま

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製造業は、インダストリー 4.0 として知られる新しいデジタル産業テクノロジの高まりによって、変わりつつあります。新しいテクノロジは、生産のあらゆる段階を変え、生産性を向上させ、運用を最適化し、新たな成長分野を導き出します。製造業者が、このようなテクノロジが引き出す価値を活用するには、従業員が適正なスキルと適正なツールを持っている必要があります。

これは、組織の現場に特に当てはまることです。製造業における、現場の最前線で働く従業員とは、製品や材料を納入し、製品の品質を高め、大切な設備を動かし続ける従業員たちのことです。製造業者がデジタル トランスフォーメーションを推進できるように、Microsoft は 現場の最前線で働く従業員が Microsoft 365 を使ってより効率的に学び、コミュニケーションを行い、共同作業を行うための新しい方法を実現します。

現場のスキルと能力を向上させる

インダストリー 4.0 の高まりに伴い、製造業者は、役割、スキル、ツールについて再考し、組織内の仕事を変えていく必要に迫られています。つまり、デジタル スキルやソフト スキルをもたらし、作業者たちが最新ツールを活用できるようにし、イマーシブな操作性でテクノロジの境界を感じにくくする、ということです。デジタル化が進み、より複雑さを増す状況の中、従業員に必要なスキルは急速に進化し、ついていくのがますます難しくなっています。

Microsoft 365 は、現場の最前線で働く従業員の学習、コミュニケーション、共同作業を可能にする、次のようなソリューションを提供します。

  • Microsoft TeamsSharePoint Online を使うことで、製造業者はトレーニングを安全に一元管理し、オンボーディングやトレーニングの資料を簡単に配布し、組織のあらゆるレベルをつないで成功事例を発見し、共有することができます。

  • Microsoft Stream を使うことで、組織は動的かつロール ベースのコンテンツやビデオを提供し、トレーニング プログラムへの参加率や維持率を高め、ピアツーピアの情報共有をサポートすることができます。

作業者がデジタル化された製造環境で作業できるように、Teams は、技術部門から製造現場までが、コミュニケーション、共同作業、製造の調整を行うことができる、チームワーク用の 1 つのハブを提供します。

  • 今年の初めに、Microsoft は、緊急メッセージ、位置情報の共有、画像注釈など、組織がより安全で、より効率的なワークプレイスを作り上げるのに役立つ新しい機能を発表しました。たとえばこれらの機能は、こぼれてしまった危険物を作業者が確認、連絡し、その位置を共有して、作業の中断を減らす際に役立ちます。

Teams の緊急メッセージ、位置情報の共有、および画像注釈を表示している 3 つのスマートフォンの画像。

  • さらに、Microsoft Teams は拡張可能であり、企業は Microsoft FlowPowerApps を使用してビジネス プロセスを一変させることができます。これらのサービスは、品質保証、データ キャプチャ、在庫管理における文書化など、日々の活動のデジタル化を促進することで、コストや無駄な稼働時間を削減して、現場の最前線で働く従業員がさらに価値ある活動に集中できるようにします。

インダストリー 4.0 は製造業界の形を変えつつありますが、作業者の学習、コミュニケーション、共同作業を支援する新しい方法の発見が最も重要であることに変わりはありません。Microsoft は、ハードウェア設計のブレイクスルー、人工知能 (AI) エクスペリエンス、HoloLens 2 を使用した複合現実、Dynamics 365 や産業パートナーとの法人向けソリューションを通して、これらの課題に取り組んでいます。

  • Dynamics 365 Remote Assist を使用すると、技術者は Microsoft Teams で離れた場所にいるエキスパートを呼び、複合現実注釈を使ったり、図や概略図を共有したりして修理内容を確認することで、問題解決までの時間を短縮できます。また、Dynamics 365 Guides を使えば、必要なツールや、それを実際の作業でどのように使うかを示すステップバイステップの手順を通して、従業員は新しいスキルを学習することができます。

お客様の成功を支援する

主要な製造業者は、あらゆるレベルの従業員が仕事への備えや能力を身に着けて仕事を遂行できるよう、Microsoft 365 を選択しています。

生産性向上や情報の流れを加速するために、Cummins は、それまで使っていた生産性向上および共同作業ツールから Microsoft 365 に変更して、スキルのギャップを減らし、新しいワーク カルチャーを根付かせるための最新の知識管理と共同作業フレームワークを導入しました。

私たちの、最新かつ技術主導型のワークプレイスは、イノベーションに必要なツールを従業員に提供しています。これによって、新しいエネルギー製品やテクノロジ ソリューションを市場に送り出すことができるのです。これは、最高の人材を引き寄せるための重要な戦略でもあります。」
—Sherry Aaholm 氏 (VP and CIO for Cummins)

Goodyear は、Microsoft 365 の統合され、適応性のあるツールを使用して、イノベーションを加速し、社内で新しい機能が使えるようにしています。たとえば、Goodyear は、生産性を高め、適正な製品を適正な場所に適正なタイミングに提供するための効率性を生み出す Teams のようなツールを通して従業員をつなげています。

「共同作業の強化は、タイヤ事業においても、タイヤを超えた事業においても、私たちが決断をしたり、イノベーションを進めたりする際に非常に重要です。世代や文化を超えた世界中の従業員たちは、これまで以上に速く、簡単に、考え方やアイデアを共有しています。」
—Sherry Neubert 氏 (CIO for The Goodyear Tire & Rubber Company)

まだ始まったばかりですが、製造業者の皆様の変化を支援できることは大変光栄です。

Hannover Messe のお知らせと詳細

来週、Microsoft チームのメンバーが、年に 1 度の製造業界カンファレンス Hannover Messe に参加します。Microsoft スタンド C40 で、Microsoft がどのようにインテリジェントな製造を実現しているかをぜひご覧ください。

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Microsoft OneDrive および SharePoint の Autodesk AutoCAD との新たな統合について http://approjects.co.za/?big=ja-jp/microsoft-365/blog/2019/03/27/announcing-new-integrations-autodesk-autocad-microsoft-onedrive-sharepoint/ Wed, 27 Mar 2019 16:03:18 +0000 OneDrive と SharePoint において、Microsoft のビジョンは、お客様のチームがどこで、どのように作業していても、シンプルで安全にファイルへのアクセスができることです。役割、専門分野、または業界が

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OneDrive と SharePoint において、Microsoft のビジョンは、お客様のチームがどこで、どのように作業していても、シンプルで安全にファイルへのアクセスができることです。役割、専門分野、または業界が何であれ、お客様にとって重要なコンテンツを拡張し、そのコンテンツにつながれるようにすることが私たちの仕事です。本日は、AutoCAD とその下書きツールを Microsoft OneDrive や SharePoint に保存されている DWG ファイルにつなげる Autodesk との新たな統合について発表します。

建築、設計、製造、コンピューター支援設計 (CAD) に携わるチームの多くで、図面作成は重要なワークフローです。OneDrive および SharePoint に CAD 図面や DWG ファイルを保存することで、チームは業界をリードするモバイルおよびデスクトップ アプリケーション、企業向け仕様のコンプライアンス、革新的なコラボレーション機能などのメリットを活用することができます。ツールやファイルと緊密に統合することで、タスクはよりシンプルになり、フローに集中することができ、データを業務プロセスに統合することができます。このようなチームでは、主要なビジネス ツールとファイルをより深くつなげることにより、仕事の方法が一変します。

CAD 業界において革新的な存在である Autodesk と新たに統合され、OneDrive と SharePoint が、AutoCAD から使用できる下書きツールとつながります。これらのアプリケーションで DWG ファイルを操作するときには、新たに統合された操作により、AutoCAD デスクトップ アプリケーション、AutoCAD モバイル アプリ、新しい AutoCAD Web App でほんの数回クリックするだけで、DWG ファイルを開いて編集することができます。

SharePoint で開いた AutoCAD Web アプリのスクリーンショット。

AutoCAD Web アプリケーションで DWG ファイルを開いて編集する。

AutoCAD Web アプリでの設計や下書き

AutoCAD Web アプリを使えば、どのコンピューターでも AutoCAD で設計や下書きを行うことができます。お使いのコンピューターに AutoCAD をインストールすることなく、どこにいても、いつでもすばやく、最新の図面にアクセスできます。ローカルの Web ブラウザーで使用されているシンプルなインターフェイスで、CAD 図面を表示、編集、作成することができます。AutoCAD Web アプリは、AutoCAD または AutoCAD LT サブスクリプションに含まれています。

SharePoint で開いた Autodesk AutoCAD ファイルのスクリーンショット。

SharePoint または OneDrive から開いて AutoCAD Web アプリ (web.autocad.com) で表示した DWG ファイル。

もちろん、AutoCAD DWG ファイルを AutoCAD デスクトップ アプリケーションで直接開き、一連のツール、ビュー、ワークフローを使用することもできます。

詳細情報とフィードバックのお願い

Microsoft は 2019 年 3 月下旬からこのロールアウトを段階的に進めており、OneDrive は本日から、SharePoint のサポートについては次週以降に開始します。 これらの統合は始まりにすぎません。Autodesk と Microsoft は、これからも統合と生産性効率化のためのさらなる道を探ってまいります。CAD 分野における統合や AutoCAD 製品についてのフィードバックをお聞かせください。UserVoice サイトでフィードバックをお寄せください。

Autodesk AutoCAD Web アプリについての詳細はこちらからご覧ください。

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Windows Virtual Desktop パブリック プレビューのお知らせ http://approjects.co.za/?big=ja-jp/microsoft-365/blog/2019/03/21/windows-virtual-desktop-public-preview/ Thu, 21 Mar 2019 07:00:46 +0000 Microsoft は、昨年 9 月に Windows Virtual Desktop を発表し、プライベート プレビューを開始しました。それ以降、完全マルチセッションの Windows 10 や Office 365

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Microsoft は、昨年 9 月に Windows Virtual Desktop を発表し、プライベート プレビューを開始しました。それ以降、完全マルチセッションの Windows 10 や Office 365 ProPlus の仮想デスクトップとアプリの操作性をあらゆるデバイスで拡張し、提供する機能の向上に取り組んできました。

本日、次の段階として、Microsoft Windows Virtual Desktop のパブリック プレビューを発表します。シンプルな管理、マルチセッションの Windows 10 エクスペリエンス、Office 365 ProPlus の最適化、そして Windows Server リモート デスクトップ サービス (RDS) デスクトップとアプリのサポートを提供する、この唯一のサービスを、すべてのお客様にご利用いただけるようになりました。Windows Virtual Desktop を使えば、組み込みのセキュリティで安全を確保しながら、お使いの Windows デスクトップやアプリを Azure で数分のうちにデプロイおよびスケーリングできます。

プライベート プレビューを通して、お客様やパートナーの皆様と一丸となり、この新しいサービスを作り上げてきました。この結果により達成できた、Warner Music Group の 1 社、X5 Music Group でのすばらしい成果についてご紹介します。

「音楽業界では、膨大で複雑なメタデータへの安全なアクセスや、管理と保存が求められます。Windows Virtual Desktop は、アプリケーションを書き直すことなく、データ量の大きいアプリケーションを自分たちのクラウド プラットフォームに移行することができる、優れた方法です。さらに、Windows Virtual Desktop には、アプリケーションが攻撃にさらされる面を最小限に抑えながら、ユーザー数を簡単にスケーリングできるなどの利点もあります。」
—Klas Broman (CTO and Developer Lead, X5 Music Group)

パブリック プレビューの開始にともない、2019 年後半の一般提供を目指し、皆様のニーズにお応えできるよう、ご意見に耳を傾け、取り入れていきます。

きたる 2020 年 1 月に Windows 7 延長サポートを終了しますが、Windows 10 への移行にあたり、Windows 7 レガシ アプリケーションのサポートを必要とするお客様もいらっしゃいます。このニーズにお応えし、Windows Virtual Desktop を使った Windows 7 デスクトップ仮想化を実施できるように、2023 年 1 月まで無料の Extended Security Updates (ESU) を提供します。このサポートにより、お使いの Windows 10 および Windows Server デスクトップとアプリに加えて、Windows 7 に対しても包括的な仮想化ソリューションが提供されます。

Windows Virtual Desktop 拡張に向けたソリューション

2018 年 11 月、デスクトップやアプリの仮想化への対応に必要なリソース、時間、労力を軽減する次世代のアプリプロビジョニング プラットフォームを手掛ける FSLogix を買収しました。FSLogix のテクノロジにより、Outlook または OneDrive にアクセスする非常駐ユーザーの読み込み時間を短縮します。FSLogix のテクノロジは、クライアントとサーバーの両方の RDS デプロイをサポートします。これにより、オンプレミスのお客様は Windows Virtual Desktop により簡単に移行することができ、ハイブリッド シナリオのお客様にも優れたソリューションが提供されます。

また、主要パートナーにより、次のような Windows Virtual Desktop の拡張や強化が行われます。

  • Citrix は、Citrix Cloud サービスで Windows Virtual Desktop 機能を拡張します。
  • Samsung とのパートナーシップを通じ、Windows Virtual Desktop を使用することで、移動の多い、現場の最前線で働く従業員は Samsung DeX を使用して Windows 10 や Office 365 ProPlus にアクセスすることができます。
  • ソフトウェア プロバイダーおよびサービス プロバイダー各社は、Windows Virtual Desktop を拡張し、Azure Marketplace で対象ソリューションを提供します。
  • Microsoft Cloud Solution Provider (CSP) 各社は、エンドツーエンド Desktop-as-a-Service (Daas) の提供や付加価値のあるサービスをお客様にお届けします。

Windows Virtual Desktop を利用するには

仮想化環境をデプロイし、管理するには、Azure サブスクリプションを設定するだけです。自分の環境に合った仮想マシン (VM) とストレージの種類を選択します。予約インスタンス (最大 72% 割引) を利用し、マルチセッションの Windows 10 を使用して、コスト最適化を図ることができます。

Windows 10 および Windows 7 デスクトップとアプリを使用し、既存の Microsoft 365 F1/E3/E5、Windows 10 Enterprise E3/E5、または Windows VDA をご利用のお客様は、追加の費用はかかりません。Windows Server デスクトップとアプリについては、既存の Microsoft RDS クライアント アクセス ライセンス (CAL) をご利用のお客様は、追加の費用はかかりません。

Windows Virtual Desktop でのパブリック プレビューの概要

Windows Virtual Desktop は、ユーザーに提供する Windows デスクトップとアプリ、および Azure 上のサービスとして Microsoft によってホストされる管理ソリューションから構成されます。パブリック プレビュー期間中、デスクトップとアプリはすべての Azure リージョンの VM 上にデプロイされ、これらの VM に対する管理ソリューションとデータは米国 (米国東部 2 リージョン) に属します。これにより、パブリック プレビューでサービスをテストしている間は、米国に向けたデータ転送が行われる場合があります。

一般提供を手始めに、すべての Azure リージョンに対して管理ソリューションやデータ ローカリゼーションのスケール アウトを実施します。作業開始、および最適なデプロイのガイダンスに関する考慮事項、サービスのプレビューに対するフィードバック送信の詳細については、Windows Virtual Desktop プレビュー ページをご覧ください。

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IT のコストを削減し、セキュリティを強化し、従業員の生産性を向上させる http://approjects.co.za/?big=ja-jp/microsoft-365/blog/2019/03/21/helping-it-reduce-costs-increase-security-boost-employee-productivity/ Thu, 21 Mar 2019 07:00:00 +0000 今日は、IT のコスト削減、セキュリティ強化、従業員の生産性向上に向けて強化された、新しい Microsoft 365 の機能をいくつか発表します。 こちらに概要をまとめました。 Windows Virtual Desk

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今日は、IT のコスト削減、セキュリティ強化、従業員の生産性向上に向けて強化された、新しい Microsoft 365 の機能をいくつか発表します。

こちらに概要をまとめました。

  • Windows Virtual Desktop のパブリック プレビューを実施中です。最高の仮想化 Microsoft 365 を、さまざまなデバイスで体験できます。
  • Microsoft Defender Advanced Threat Protection (ATP) が Mac をサポートするようになりました。さまざまなプラットフォームで Microsoft 365 の高度なエンドポイント セキュリティを強化します。
  • 新しい Microsoft Threat and Vulnerability Management (TVM) 機能。Microsoft Defender ATP で提供され、あらゆるエンドポイントで脅威の検知、評価、優先順位付けを行います。
  • Office 365 ProPlus に Microsoft Teams アプリが加わります。これにより、仕事のスタイルを一変させることができます。
  • Windows 10 機能更新プログラムの適用にかかる時間を短縮します。これにより、Windows 10 のデプロイとサービスが簡単になります。
  • Configuration Manager と Microsoft Intune を強化しました。新しい分析情報と展開オプションが加わり、あらゆるプラットフォームでのデバイス管理が簡単になります。
  • Microsoft 365 管理センターの一般提供が開始されました

Windows Virtual Desktop が Azure で Windows 10 と Office 365 を仮想化 — パブリック プレビュー開始

本日、Windows Virtual Desktopパブリック プレビューを発表します。Windows Virtual Desktop は、シンプルな管理、マルチセッションの Windows 10、Office 365 ProPlus の最適化、そしてリモート デスクトップ サービス (RDS) 環境を共有パブリック クラウドで提供する、唯一のサービスです。Windows Virtual Desktop を使えば、組み込みのセキュリティで安全を確保し、コンプライアンスに対応しながら、お使いの Windows デスクトップやアプリを Azure で数分のうちにデプロイおよびスケーリングできます。

Windows Virtual Desktop またはパブリック プレビューのご利用方法の詳細については、発表全文を読みいただき、新しい Mechanics ビデオをご覧ください。

Microsoft Defender ATP でリスクに対処し、Microsoft 365 デバイスとエンドポイントを保護 — パブリック プレビュー開始

本日より、Microsoft Defender 脅威対策プラットフォームのサポートを Mac に拡大します。また、Windows エコシステムを超えたサポートの拡張に伴い、プラットフォームを Windows Defender Advanced Threat Protection (ATP) から Microsoft Defender Advanced Threat Protection (ATP) に改称します。Microsoft Defender ATP をご利用のお客様は、本日よりパブリック プレビューにお申し込みいただけます。詳細については、技術コミュニティ ブログをご覧ください。

また、Microsoft Defender ATP の新しい機能、Threat and Vulnerability Management (TVM) についても発表します。これは、脅威をもたらす人物が悪用できるような既知の脆弱性や構成ミスを、セキュリティ チームが発見、優先順位付け、修復できるように設計されています。TVM を使用することで、脅威と脆弱性のリスク レベルの評価や、Microsoft Defender ATP からの信号に基づく修復の優先順位付けが可能となります。TVM は、来月中にも Microsoft Defender ATP をご利用のお客様にパブリック プレビューとして提供します。詳細情報は、技術コミュニティ ブログをご覧ください。

本日のセキュリティに関する発表は、Microsoft 365 エンドポイント セキュリティの取り組みにおける重要なマイルストーンです。詳細については、Microsoft セキュリティ ブログの Rob Lefferts の記事をご確認ください。

Office 365 ProPlus と Teams を使った新しい仕事のスタイル — 3 月提供開始

3 月以降、Office 365 ProPlus をインストールすると Teams アプリが既定で含まれるようになります。「チームワークのハブ」として、Teams は、チャット、ビデオ、ファイル、会議、そして通話の操作を 1 か所に統合します。

さらに、ProPlus の既定インストールが 64 ビット版となったことで信頼性が向上し、新しい Windows PC ハードウェアを効率的に使用できるようになりました。以前の 32 ビット版をご利用の場合、近日提供のインプレース アップグレードで Office 365 ProPlus 32 ビット版から 64 ビット版にアップグレードされるのに伴い、アンインストールと再インストールを行うことなく Office アプリがアップグレードされます。

Windows 10 機能の更新プログラム適用にかかる時間を短縮 — バージョン 1709 以降で対応

Microsoft は、Windows Update プロセスに対して重要な変更を実施しました。Windows 10 バージョン 1709 以降、デバイスの更新が最大 63% 速くなります。さらに、Windows 10 バージョン 1703 では、オペレーティング システムおよびドライバーの安定性の問題が 20% 低減しています。

Configuration Manager と Intune を使った管理を、よりシンプルに、より新しく

Configuration Manager の現在のブランチは、管理分析情報に対してリアルタイムにクエリを行い更新するための CMPivot を提供します。これは、共同管理の準備を整えるのに役立ちます。また、段階的な展開や OneDrive への既知のフォルダー マッピングの構成など、新しい展開オプションを利用できるようになりました。

モバイル デバイス管理 (MDM) のセキュリティ ベースラインは、現在 Intune でプレビューを利用できます。このベースラインは、セキュリティ体制を強化し、業務効率を高め、コストを削減する Microsoft 推奨の構成設定を集めたものです。また、さまざまなデバイスやプラットフォームでの統合されたエンドポイント管理を行うための、新しい Intune の機能についても発表します。

統合されたエンドポイント管理に対する Microsoft の幅広い資産の詳細については、Microsoft Intune と Configuration Manager の新機能をご確認ください。

新しい管理センターで Microsoft 365 を管理 — 提供開始

さらに発表があります。プレビューとして提供されていた新しい Microsoft 365 管理センターを、すべての Microsoft 365 および Office 365 管理者に既定でご利用いただけることになりました。Microsoft 365 サービスを管理する際は、Admin.microsoft.com が唯一のエントリ ポイントとなり、ここにはガイド付きセットアップ操作、改善されたグループ管理、管理者のための Multi-Factor Authentication (MFA) などが含まれます。

この新しいリリースの詳細については、Microsoft 365 技術コミュニティ ブログで詳細記事をご確認ください。

詳細は Microsoft Ignite :アムステルダム ツアーにて

これらの発表内容については、今週の Microsoft Ignite: アムステルダム ツアーでさらに詳しくお伝えします。私も、「Windows 10 と Office 365 ProPlus で IT をもっとシンプルに」の共同プレゼンターとして、Jeremy Chapman とのセッションに登壇します。 チームワーク、モダン デスクトップ、セキュリティについてのセッションでは、私の同僚たちからのさまざまな情報を得る機会があります。では、そのときにお目にかかりましょう!

編集者より 2019/3/21:
ブログ記事は、Configuration Manager の現在のブランチについての情報を訂正するために更新されました。

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Microsoft Teams が Enterprise Connect Best in Show 賞を受賞し、インテリジェントな職場に新たな体験をもたらす http://approjects.co.za/?big=ja-jp/microsoft-365/blog/2019/03/19/microsoft-teams-experiences-intelligent-workplace/ Tue, 19 Mar 2019 14:00:32 +0000 フロリダ州オーランドで本日行われた Enterprise Connect のイベントで、Microsoft Teams が 2 年連続の Best in Show 賞を受賞しました。現場担当者を含む職場全体のコミュニケー

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フロリダ州オーランドで本日行われた Enterprise Connect のイベントで、Microsoft Teams が 2 年連続の Best in Show 賞を受賞しました。現場担当者を含む職場全体のコミュニケーションとコラボレーションを容易にするビジョンが評価されたものです。今週、Microsoft Teams は全世界へのリリースから 2 周年を迎えます。この 2 年間で Teams は、人々をまとめ、エンゲージメントとインクルージョンの文化を育てるチームワーク促進ハブとして、新機能とお客様による使用率の両面で著しく成長しました。Microsoft は、コラボレーションをさらにインクルーシブ、効果的、かつ安全にする、Teams の 8 つの新機能を発表します。2019 年 3 月 19 日 (火) 午前 10 時 (東部標準時) またはオンデマンドで、Enterprise Connect での Microsoft の基調講演をご覧ください。

Cerner、Cox Automotive、dm-drogerie markt、Dr.Reddy’s Laboratories、Hendrick Motorsports、Konica Minolta、Lexmark、Mitsui & Co.、National Bank of Canada、Pfizer、Razer、Ricoh、Trek Bicycle など、Fortune 100 社のうち 91 社を含む 50 万社以上の企業が、Teams を活用して拠点、タイムゾーン、言語を超えたコラボレーションを実現しています。Teams は現在、181 の市場、44 言語で利用できます。さらに、ヒンディー語、フィリピノ語、ベンガル語、テルグ語、タミル語、マラーティー語、グジャラート語、カンナダ語、マラヤーラム語の 9 言語について、近日中にサポートを開始します。

Microsoft Teams の 2 年間の継続的な成長を祝うインフォグラフィック。

Teams はコラボレーションをさらにインクルーシブ、効果的、かつ安全にする

Microsoft Teams は、さまざまな種類のアプリを、チームが必要とする機能をまとめた 1 つの安全なハブに移行することで、職場のコラボレーションを改善します。チャット、会議、通話などが含まれ、すべて Office 365 アプリにネイティブに統合されています。ユーザーはサードパーティ製のアプリ、プロセス、デバイスを使用して、各自のエクスペリエンスをカスタマイズして拡張できます。これにより、仕事の遂行に必要なツールが得られます。

1 月に発表したカスタマイズ可能なモバイル Teams エクスペリエンスに続き、本日 Microsoft は、さらにインクルーシブで効果的な会議にしつつ、新たなレベルのセキュリティとコンプライアンスを実現する、Teams の 8 つの新機能を発表します。

  1. 背景のカスタマイズでは、インテリジェントな背景のぼかし技術をさらに進化させ、カスタマイズされた背景を参加者が選択できるようになります。たとえば在宅勤務の際に、会社のロゴやオフィス環境などを、会議やビデオ通話中の参加者の後ろに表示できます。ビデオの使用を促しつつ、集中を妨げるものを最小限に抑えることで、リモート会議の効果が向上します。年内に公開予定です。

  1. Microsoft Teams ミーティングのコンテンツ カメラと Intelligent Capture では、アナログ ホワイトボードの情報などのコンテンツをキャプチャするための追加のカメラを近日中にサポートします。Microsoft Teams ミーティングでは、任意の USB カメラを使って、Microsoft の新たな Intelligent Capture 処理によってホワイトボード上の画像とテキストをキャプチャ、フォーカス、サイズ変更、強調できるようになります。これによりリモート出席者は、たとえホワイトボードの前に人が立っていても、ホワイトボードでのブレーンストーミングをリアルタイムではっきりと確認できます。年内に公開予定です。

Teams での Intelligent Capture 機能の活用を示すアニメーション画像。

  1. Teams 会議での Microsoft Whiteboard では、参加者が Teams で共同作業を直接行うための、無限のデジタル キャンバスを提供します。Microsoft Teams ミーティングでの Whiteboard は近日中にリリースされ、対面の出席者も貢献できるようになります。コンテンツを一から作り直すことなく、物理的なホワイトボードから Whiteboard のキャンバスに追加できるようにもなります。会議室からの参加とリモート参加のどちらを選んでも、Teams の Whiteboard なら全員が会話に活発に参加できます。現在、パブリック プレビュー中です。
  2. リアルタイムの字幕を使用すると、耳の不自由な方、さまざまな言語習熟度の方、騒音の大きな場所から接続している方などにとって、さらにインクルーシブな Teams 会議が実現します。話者の字幕をリアルタイムで読めるようにすることで、出席者が話題についていき、議論に簡単に参加でき、会議の効果が向上します。英語版プレビューが近日公開予定です。

Teams でのリアルタイム字幕機能の活用を示す画像。

  1. 安全なプライベート チャネルを使用すると、チャネルに関連付けられた会話やファイルを、どのメンバーが見ることができるかをカスタマイズできます。可視性を制限するための別のチームを作らなくても、必要に応じてチャネルの参加と露出を制限できます。これは、特に多くのご要望をいただいている機能であり、現在、社内および一部のお客様とともにテスト中です。年内に公開予定です。
  2. 情報バリアでは、Microsoft Teams で互いにコミュニケーションとコラボレーションを行うことができるユーザーを制限して、組織内の利益相反を避けます。これは、現場担当者など、情報の保有者と、利害を代表する同僚との間のコミュニケーションを制御することにより、情報公開度を制限することができます。これは、倫理的境界要件、および関連するその他の業界標準や規制に従う必要がある組織にとって、特に有用です。近日公開予定です。
  3. チャットや会話のデータ損失防止 (DLP) を使用すると、お客様が、チャットやチャネル会話における機密情報を検出、自動保護、スクリーニングできるようになります。管理者は DLP ポリシーを作成することで、機密情報が、社内外へ意図に反して共有または漏洩する事態を防ぐことができます。Office 365 Advanced Compliance を含むすべての Office 365 および Microsoft 365 プランで一般公開されています。
  4. Microsoft 365 のライブ イベントでは、誰でも、従業員、お客様、パートナーに魅力的なコミュニケーションを届けられるライブおよびオンデマンドのイベントを作成することができます。ライブ イベントでは、Teams、Stream、Yammer 全体でビデオや対話型ディスカッションを使用でき、必要に応じてシンプルにも複雑にもできます。最大 10,000 人の参加者が、場所とデバイスを問わずリアルタイムで参加できます。または、自動文字起こしなどのパワフルな人工知能 (AI) 機能を活用して、イベント録画コンテンツを最大限に活用できます。現在、一般提供中です。

これらの発表をはじめとした詳細情報については、Teams Tech Community の詳しいブログをご覧ください。

お客様からのご意見

世界中のあらゆる規模と業界の企業で、Teams がチームワークのハブに使われています。Teams の活用により、航空会社はクルーのつながりを維持しマーケティング企業はセールストークを準備し教師は全生徒の発言を可能にし金融アナリストは納期を達成し患者のケアは向上し雇用主は最適な人材を見つけています。すべてのお客様、パートナー、そして弊社とともに歩んでくださった熱心な Teams ユーザーの皆さんに感謝いたします。

Hendrick Motorsports ロゴ。

NASCAR レーシング チーム Hendrick Motorsports が競争力を獲得

伝説的なレーシング チーム Hendrick Motorsports は、レース関連のコミュニケーションと意思決定のハブとして Teams を選択しました。車がコースを疾走する間、レース エンジニア、メカニック、およびストラテジストは、何百マイルも離れたノースカロライナ州コンコードのチーム オペレーション センターでそれぞれの仕事についています。彼らは大量のデータを集めて分析し、トラックにいるチームとリアルタイムでコミュニケーションを取ります。「レーシングでは、迅速、明解、かつ効果的なコミュニケーションがきわめて重要です」レース エンジニアの Zac Brown 氏は語ります。Zac 氏は Teams を活用して、コースにいるドライバー、クルー チーフ、ピット クルーと頻繁に連絡を取り合っています。Zac 氏は大きなファイルの共有に Teams を使用していますが、Teams は Office 365 スイート製品全体と統合されているので、アプリの切り替えで失われる貴重な数秒の時間を節約できると話します。

Razer ロゴ。

Razer は頻繁かつ明解なコミュニケーションでゲーム業界の勝者となる

Razer は、動きの速いゲーム ライフスタイル業界をリードし、実行スピードと品質で一歩先を行っています。サンフランシスコとシンガポールの両方にある本社と、世界中に分散している国際的なチームを管理するため、Razer では迅速なコミュニケーションと意思決定、そしてリアルタイムのコミュニケーションに最適なツールが必要でした。これらのニーズを満たし、この激戦区の業界で競争上の優位性を得るため、同社は Teams を選択しました。「当社では、高い生産性の実現に必要な超高速コミュニケーションのために Teams を活用しています。職場文化が一変し、イノベーションから製造やマーケティングに至るまで、効率的なコミュニケーションがさらに速くなり、市場投入時間が短縮されました」Razer の Chief of Staff、Patricia Liu 氏は語ります。

コラボレーションを活用した製品開発を加速するために Razer が Teams を活用する方法を詳しくお読みください。

Cerner ロゴ

力を得た Cerner の従業員たちが Teams を熱狂的に受け入れる

Cerner は健康情報テクノロジー ソリューションおよびサービスの分野における世界有数のプロバイダーです。Cerner の従業員は、さまざまなシフト、タイム ゾーン、言語によって、世界各地で働いています。コミュニケーションやコンテンツ作成は、かつてばらばらのツールで行われており、従業員が効果的に共同作業を行うことが難しくなっていました。今は、Teams のおかげで直感的につながり、コラボレーションできます。「職場で好意的に受け入れられるソリューションは、IT 部門の推進がなくても、導入したときにすぐにわかります。Teams がこのケースです」Cerner の CIO、Bill Graff 氏は語ります。「わずか数か月のうちに、弊社の従業員は組織全体で 2000 以上のチームを結成しました。これはすべて自然に発生したのです。」

Cerner が Teams を活用してコミュニケーションを 1 つのモダンなエクスペリエンスにまとめた方法について詳しくお読みください。

Konica Minolta のロゴ。

Konica Minolta がコミュニケーションとコラボレーションを促進する

Konica Minolta は、柔軟な就労形態のパイオニアとして有名です。同社では従業員がテレワークでどこからでもクリエイティブな仕事ができるようにしています。同社では、コミュニケーションをさらに簡単かつ迅速にするために、チャット中心の新しい形式のコミュニケーションの導入を決定しました。Teams では、情報部門の従業員の日常的なツールがすべて 1 箇所にまとまっています。IT 基盤マネージャーの Go Kawakami 氏は次のように語っています。「弊社では Planner でタスクを管理し、OneNote と Excel でプロジェクトの状況報告を行い、SharePoint の予定表を掲示板として使っています。Teams なら、これらをシームレスに行うことができます。」 社外の人を Teams チャネルに招待する機能によって、パートナー企業との協力が合理化されました。PR 部門から IT ヘルプデスクまで、同社では多くの目に見える効率性向上を実現しています。

Konica Minolta が Teams を活用してどこからでもリモート作業を可能にしている方法について詳しくお読みください。

これらは、本社のチーム メンバー、在宅勤務の従業員、お客様と毎日接する現場担当者のいずれであっても、Teams によってすべての人にとってインテリジェントな職場が実現している様子の数例に過ぎません。まだ Teams をお使いでないお客様は、今すぐお試しください

Teams に関する Microsoft の次のビジョンを確認するには、2019 年 3 月 19 日 (火) 午前 10 時 (東部標準時) またはオンデマンドで、Enterprise Connect での Microsoft の基調講演をご覧ください。

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今こそ Microsoft 365 への移行を始める時 http://approjects.co.za/?big=ja-jp/microsoft-365/blog/2019/03/01/now-is-the-time-to-make-the-shift-to-microsoft-365/ Fri, 01 Mar 2019 17:00:35 +0000 Windows 7 のサポート終了まで、1 年を切りました。お客様の多くは Window 10 と Office 365 への移行を順調に進めていることと思われます。この 2 つは生産性とセキュリティを最大限に高め、ユー

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Windows 7 のサポート終了まで、1 年を切りました。お客様の多くは Window 10 と Office 365 への移行を順調に進めていることと思われます。この 2 つは生産性とセキュリティを最大限に高め、ユーザーと IT 部門にとってコスト効果に優れた組み合わせであるからです。商用デバイスの半数以上が Windows 10 で稼働していますが、すばらしい勢いといえます。

Microsoft は、ゴールまでのあらゆる段階をサポートします。デスクトップ展開センターでは、移行の詳しい手順を案内しています。Windows 7 との互換性は 99.9% に達しているため、安心してアップグレードまたは新しい Windows 10 デバイスを購入していただけます。Desktop App Assure プログラムでは、専任のエンジニアリング リソースを用意し、お客様側でアプリケーション互換性の問題が発生したときの修復をお手伝いします。

セキュリティは常に私たちの最優先事項ですが、Windows 10 ならばセキュリティを最大限に高めることができます。サポート終了日である 2020 年 1 月 14 日までに既存のアプリとデバイスのすべてを Windows 10 に移行することが不可能であり、移行の猶予期間を必要とするお客様のために、次のような新しいオプションを用意しています。

  • 2018 年 9 月にお知らせしたとおり、Windows 7 の Extended Security Updates を提供します。
  • Microsoft Windows Virtual Desktop を利用すると、Windows 7 デバイスを作成して無料の Extended Security Updates とともに 2023 年 1 月まで使用することができます。Windows 10 への移行時にレガシ アプリをサポートする方法の選択肢が増えることになります。
  • レガシの Windows 7 デバイスをお持ちのお客様向けの最後のリソースとして、Extended Security Updates を 2019 年 4 月 1 日から販売します。この製品は、条件を満たすお客様向けにデバイス単位で販売され、その価格は毎年上昇します。

加えて、Windows 7 Extended Security Updates が有効であるデバイスでは Office 365 ProPlus が 2023 年 1 月までサポートされます。つまり、Windows 7 Extended Security Updates を購入すると、引き続き Office 365 ProPlus を利用できるようになります。

詳しくは、ご利用のパートナー企業または Microsoft アカウント チームにお問い合わせください。ダウンロード用 FAQ にある追加情報もご覧ください。今こそ、Microsoft 365 に移行する時です。

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Microsoft 365 の 2 月の最新情報まとめ — セキュリティを前進させ、モダン ワークプレイスを促進する http://approjects.co.za/?big=ja-jp/microsoft-365/blog/2019/02/28/new-to-microsoft-365-in-february-advance-security-and-empower-a-modern-workplace/ Thu, 28 Feb 2019 17:00:16 +0000 今月も多数の新しい機能をリリースしました。これらは、常に脅威に先回りし、より生産性の高いワークプレイスを作り、仕事の流れを維持することに役立ちます。 この記事では、2 月に追加された新機能をご紹介します。 脅威に先回りし

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今月も多数の新しい機能をリリースしました。これらは、常に脅威に先回りし、より生産性の高いワークプレイスを作り、仕事の流れを維持することに役立ちます。

この記事では、2 月に追加された新機能をご紹介します。

脅威に先回りして安全に共同作業する

新しい機能とサービスが、複雑な脅威の状況の管理に役立つとともに、コミュニケーションとコラボレーションのセキュリティを維持します。

社内セキュリティ チームの能力を拡大する Microsoft 脅威エキスパート管理された脅威の捜索サービスとして新しい「Microsoft 脅威エキスパート」という機能では、先回りして脅威を探索して優先度を付け、Windows Defender Advanced Threat Protection (ATP) を最大限に活用するのに役立ちます。このサービスでは、難しい調査に直面したときにエキスパートの協力を得ることができ、そのための Ask a Threat Expert ボタンが新規追加されています。Windows Defender ATP の設定ページからパブリック プレビューにお申し込みいただけます。

Windows Defender セキュリティ センターが表示されている PC の画像。

医療従事者が安全にコミュニケーションとコラボレーションを行うための機能 — 今月発表した Microsoft Teams の新しい機能は、医療組織においてセキュリティを維持しながらメッセージングやコラボレーションのワークフローを実現するものです。優先通知を利用すると、臨床担当者が緊急のメッセージに集中して患者治療を管理できます。加えて、FHIR 対応の電子健康記録 (EHR) データを Teams と統合できるので、セキュリティを維持しながら臨床担当者が患者記録にアクセスし、他のチーム メンバーとチャットし、さらにはビデオ会議を始めることもできます。このすべてを、チームワークのための 1 つのハブの中で実現します。これらの機能は現在プライベート プレビュー段階です。Microsoft 365 と医療のページとパートナー サイトで、Teams と Microsoft 365 がどのように医療チームの力となるかをご覧ください。

3 台のスマートフォンの画像。臨床医が Teams でメッセージを受け取ったところを表しています。

自信を持ってモダン デスクトップとクラウドに移行するための Desktop App Assure と Microsoft FastTrack — Microsoft FastTrack の新しいサービス Desktop App Assure は、Windows 10 と Office 365 ProPlus へのアプリ適合のサービスです。FastTrack では他にも、Exchange Online Protection、Office 365 Advanced Threat Protection、Office 365 Message Encryption、データ損失防止のポリシーを構成する方法に関するガイダンスを提供するようになりました。これらのサービスは既にグローバルでの提供を開始しており、150 シート以上購入されたお客様は追加費用なしで利用できます。開始するには、Microsoft FastTrack にサインインしてサポート要求フォームに記入してください。

Microsoft アカウントのセキュリティ アラートをスマートフォンで受け取る — 個人の Microsoft アカウントでの重要なイベントに関するセキュリティ通知を Microsoft Authenticator アプリで受信できるようになりました。プッシュ通知を受け取ったときに、自分のアカウントの活動をすばやく確認でき、アカウントを保護するためのアクションも必要に応じて実行できます。Microsoft Authenticator は、アカウントのセキュリティを強化する 2 段階認証にも利用できます。開始するには、Microsoft Authenticator アプリをダウンロードして個人用アカウントを追加してください。

スマートフォン 2 台の画像。Microsoft Authenticator でパスワードを変更しているところが表示されています。

タスク管理とデータの取り込みを簡単に

自分のすべてのアプリとファイルへのアクセスが簡単になり、データの取り込みと変換や、タスクの背景情報の追加もできるようになりました。

すぐに仕事に取りかかれる新しい Office アプリ (Windows 10 用)新しい無料の Office アプリは、シンプルな操作で利用を開始して Office を最大限に活用することができます。誰でも、職場や学校のアカウントまたは個人の Microsoft アカウントでサインインするだけで、利用権を持つアプリすべてと、自分に最も関係するファイルやドキュメントにすばやくアクセスできます。サードパーティ アプリとの統合もできるので、ユーザーが組織全体のドキュメントや人物を検索できるようになるほか、表示画面を組織独自のブランディングでカスタマイズすることもできます。この Office アプリは Microsoft Store からダウンロードできますが、利用するには最新バージョンの Windows 10 が必要です。任意の Office 365 サブスクリプション、Office 2019、Office 2016、Office とともに使用できます。

Windows 10 用の新しい Office アプリが表示されているタブレットの画像。

写真から直接 Excel にデータを追加 — Android デバイスで、Excel アプリを使用して印刷物のデータ表を撮影すると、画像が自動的に Excel のテーブルに変換され、あらゆる編集が可能になります。この新しい画像認識機能を利用すると、電子化されていないデータを手作業で入力する必要がなくなります。この機能のロールアウトは Excel Android アプリを対象として開始しており、iOS のサポートも近日中に開始します。

Android スマートフォンで撮影し、その画像から Excel データを取り込んでいるところの画像。

Microsoft To-Do のタスクに写真やファイルをすばやく追加 — ファイルや写真を添付すると、タスクの背景がわかるのでアクションが取りやすくなります。多くのご要望をいただいていたこの機能は、現在すべてのプラットフォームで利用できます。お使いのデバイスすべての間で同期するので、新しいファイルが添付されたタスクを外出先でも見ることができます。

スマートフォンで Microsoft To-Do を使用してプレゼンテーションの準備の時間をスケジュールしているところの画像。

その他の更新

  • Azure Active Directory (Azure AD) からの新しいワンタイム パスコード (OTP) 機能で、共有とコラボレーションがどのユーザーも、どのアカウントでもシームレスにできるようになります。
  • Azure AD で Workday の自動ユーザー プロビジョニングがサポートされるようになりました。短時間で効率的にユーザー情報を作成できるので、従業員が Microsoft 365 のアプリやその他の重要なリソースのすべてに入社初日からアクセスできます。
  • 今月から、Office 365 ProPlus の新規インストール時に Teams デスクトップ アプリがその他のアプリとともにインストールされます。
  • SharePoint 移行ツールの機能が更新され、所有する情報をクラウドに移動するのがさらに簡単になりました。たとえば、Web パーツ、ページ、サイト ナビゲーションの移行ができるようになっています。

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医療専門家を支援する Microsoft 365 の新機能 http://approjects.co.za/?big=ja-jp/microsoft-365/blog/2019/02/07/new-capabilities-in-microsoft-365-empower-healthcare-professionals/ Thu, 07 Feb 2019 13:00:49 +0000 医療ケアはチームを基本にしたケアへとシフトし、医療の専門化が進む一方で、デジタルな患者データの量は増加し、患者のプライバシーについて厳しい規制が課されるようになりました。医療機関は、可能な限り最良のケアを患者に提供しよう

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医療ケアはチームを基本にしたケアへとシフトし、医療の専門化が進む一方で、デジタルな患者データの量は増加し、患者のプライバシーについて厳しい規制が課されるようになりました。医療機関は、可能な限り最良のケアを患者に提供しようと努めています。しかし、よくあることですが、患者のケア コーディネーションに使用するツールはツール間の連携がなく、複雑なケア環境において要求される共同作業ワークフローの妨げになっています。

このような課題に対処するため、Microsoft は本日、ケア チームを支援し、医療機関が共同作業とコミュニケーションを安全に行えるようにする、Microsoft Teams の新機能を発表します。 Teams は、コンプライアンスを遵守した安全な Microsoft 365 クラウド上に構築されており、すべての医療従事者にリアルタイムのコミュニケーション、患者のケア コーディネーション、運用効率の向上のためのわかりやすい方法を提供します。

新しい高度なメッセージング機能として、緊急メッセージの優先度通知と、緊急の患者ケアを安全に管理するためのメッセージ委任があります。さらに、新しいプラットフォーム機能強化により、ケア コーディネーション用に電子医療記録を統合できるようになり、Teams は医療チームの共同作業用のいっそう強力なハブとなります。

ケア チームが患者のケア コーディネーションを安全に実現できる新しいメッセージング機能

優れた患者ケアにまず必要なのは、臨床医が適切な情報に自由にアクセスできること、迅速なコミュニケーションができること、そして、このコミュニケーションのすべてが安全で患者データ保護規制に準拠しているという安心感を得られることです。このような便利さとコンプライアンスのバランスは、ケア チームにとって実現することが難しいものでした。その結果、多くの臨床医が、患者ケアの一部として個人向けチャット アプリを使用することに頼ってきました。このことは、セキュリティ、コンプライアンス、患者データのプライバシーに対して重大なリスクをもたらす可能性があります。また、規制が厳しい業界においては、不適切なデータのガバナンスと保護に対して高額な罰金が科されることにもなりかねません。

このような満たされていないニーズに対処するため、Microsoft は Teams の機能を拡張し、さらに安全なコミュニケーションとコラボレーションのワークフローを実現できるように取り組んでいます。先月発表したカスタマイズ可能な Teams モバイル エクスペリエンスを基に、本日は新しい高度なメッセージング機能をご紹介します。優先度通知 (現在はプライベート プレビュー) は、応答が受け取られるまで、モバイル デバイスとデスクトップ デバイスで受信者に緊急メッセージを 2 分おきに最長 20 分間通知します。メッセージ委任 (近日中に提供開始) は、受信者が手術中などで対応できない場合にメッセージを別の受信者に委任できるようにする機能です。

臨床医が Teams でメッセージを受け取ったところを示している 3 台のスマートフォンの画像です。

臨床医は、他のメッセージとは異なる対応が必要な重要情報について繰り返し通知を受け取ります。

メッセージ委任により、臨床医とスタッフは、自分が対応できないときにメッセージを受信する別の受信者を割り当てることができます。

これらの新機能のすぐ後に提供される新しい機能として、シフトスマート カメラ (画像への注釈と安全な共有が可能で、画像は自動的にケア提供者のデバイスに保存されるのではなく、Teams 内に留まる)、新しい病室や病院向けの Teams テンプレート (管理者が Teams 内で、どの病室、部門、病院でも一貫した医療エクスペリエンスを展開できる) などがあります。

臨床スタッフは Teams を使用することで、コンプライアンスに準拠した安全な環境で迅速なコミュニケーションと共同作業ができるようになりました。この環境には、メッセージング、音声やビデオによる電話と会議、チーム作業用の 1 つのハブでの患者情報とアプリへのアクセスがまとめられています。Teams を使用すると、お客様はシフト スケジュール、医療安全プロセス、備品供給、病床収容力、入院期間などの病院の運営に関する重要な事項を管理できます。

医療データの相互運用性をサポートする新しいプラットフォーム機能拡張

ヘルスケア業界で患者データのデジタル化が進む中、データの相互運用性を実現することが最優先事項となっています。Microsoft は、FHIR のような新しい標準を通して相互運用性の課題に取り組んでおり、継続的なケア全体にわたるデジタル トランスフォーメーションのための新たな機会を提供します。 Teams は、デジタル医療記録にアクセスし、リアルタイムで共同作業を行うためのハブを提供します。これにより、医療および運用担当者向けのワークフローを効率化し、患者の治療成績が上がるようにします。

本日、Microsoft は FHIR 対応の電子医療記録 (EHR) データを Teams に統合する機能を発表します。病院スタッフや臨床スタッフは外出先から安全に患者記録にアクセスし、他のチーム メンバーとチャットすることや、テレビ会議を始めることもできます。これらすべての作業を行うのに、アプリを切り替える必要はありません。EHR データを Teams で表示する機能は、Microsoft と、Cloverleaf、Dapasoft、Datica、Kno2、Redox などの主要な相互運用プロバイダーの提携によって実現したものです。

Microsoft Teams が表示されているノート PC と Windows PC の画像です。

電子医療記録との統合により、Teams では医療チームが患者のケア コーディネーションのための安全なハブを使用できます。

主要なヘルスケア組織が安全な共同作業のために Teams を選択

今日、Fortune 100 の 89 社と最も革新的な医療機関の多くを含む 42 万の組織が、Microsoft Teams を使用して従業員の能力を強化しています。ニューヨーク州最大の医療機関である Northwell Health、ロンドンの South London and Maudsley NHS Foundation Trust、日本の済生会熊本病院はすべて、セキュリティが確保された医療スタッフの生産性と共同作業を実現するために、Teams を選びました。

さらに、Microsoft は世界的な調査およびコンサルティング企業である Frost & Sullivan に、ヘルスケア組織向け Microsoft 365 の評価を依頼しました。その結果、Teams にはセキュリティとコンプライアンスの妥協を必要としないチャットベースの最新コミュニケーション ツールが備わっており、医療機関が直面している最大の課題に直接対処できるという結論に達しました。

「弊社の調査に基づけば、Microsoft Teams は、病院および医療システムにおける電子メッセージングについて医療機関が直面している最大の課題に直接対処しています。」
—Greg Caressi 氏 (Frost & Sullivan)

HIMSS19 に参加して詳細を確認する

来週、Microsoft チームのメンバーが HIMSS19 に参加します。HIMSS19 は年に一度の Health Information Management Systems Society (医療情報管理システム学会) カンファレンスです。Microsoft のブース #2500 をお訪ねください。また、Teams と Microsoft 365 がどのように医療チームを支援できるかについて詳しくは、Microsoft 365 と医療のページおよびパートナー サイトをご覧ください。

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Excel と Office 365 の Microsoft Excel http://approjects.co.za/?big=ja-jp/microsoft-365/blog/2019/02/06/excel-with-microsoft-excel-in-office-365/ Wed, 06 Feb 2019 18:00:18 +0000 今回は、双子のチャレンジ: Office 365 と Office 2019 の比較に参加した 3 組の双子の 1 人である Jeremy の記事をご紹介します。 Microsoft から、私と双子の兄弟の Nathan

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今回は、双子のチャレンジ: Office 365 と Office 2019 の比較に参加した 3 組の双子の 1 人である Jeremy の記事をご紹介します。

Microsoft から、私と双子の兄弟の Nathan に、ある「チャレンジ」に参加するために Redmond の撮影スタジオに来てほしいという要請があったとき、何が始まるのか見当もつきませんでした。おもしろい体験であり、特別なことは何もする必要がなく、ただ普通にしていればいいと言われました。常にチャレンジ精神を持ち続ける私たちは、この要請を受けることにしました。撮影スタジオに到着したとき初めて、2 人で互いに競争するのだと知りましたが、その方法はこれまで経験したことのないものでした。

いくつかの作業が与えられ、2 つの異なるバージョンの Excel を使用して完了するように指示されました。Nathan は Office 2019 用 Excel を、私は Excel for Office 365 を使用することにしました。それまで、私たちは 2 人とも、異なるバージョンの Excel があることを知りませんでした。まして、それらをどのように競争させるかなど知るはずもありません。

結局、Excel for Office 365 の人工知能 (AI) とデータ型と呼ばれる機能のおかげで、私はすべての作業で Nathan に圧勝しました。

そのとき以来、私は新しい方法で Excel for Office 365 を使用するようになりました。Microsoft から新たに習得したこれらのスキルを維持しなければもったいないと思ったのです。

以下では、私が気に入っている、時間の節約術をいくつかご紹介します。

  1. Excel のデータ型 – これは、非常に優れたリサーチ ツールです。この機能を使用すると、全米 50 州すべての州都、人口、最大都市をほとんど瞬時に追加できることはおわかりいただけると思いますが (私はこの機能で Nathan を実に当惑させることができました)、私は最近、この機能を使用して株式投資を追跡しています。1 回クリックするだけで、私のすべてのポジションに関するさまざまなデータを表示できるので、傾向を特定して、(うまくいけば) より適切な投資を判断することができます。Microsoft で働いている私の友人からは、将来さらに多くのデータ型がロールアウトされる予定なので、目を離さず今後の行方を見守るように言われました。

ノート PC で開かれた Excel スプレッドシートの画像。データ型が使用されています。

  1. アイデア機能 – アイデア機能を使用して、データ セットの傾向、パターン、異常値を特定し、数字の意味を数秒で理解することができます。基本的に、データの第一人者に数字を調べさせ、数字の意味について助言してもらうようなものです。しかし、第一人者に依頼する必要はなく、すべてをアイデア機能で実現することができます! このアイデア機能を使用すると、データ型に最適な形式のチャートやグラフでデータを表示することもできます。アイデア機能を使用するには、[ホーム] タブでリボンの右上隅にある 稲妻 アイコンをクリックします。

  1. 動的配列 – この機能は少し複雑ですが、これまで本当に複雑だった操作がはるかに簡単になります。データをフィルター処理して、実用的な分析情報を入手するのに苦労している方も、動的配列を使用すればデータ スライスの専門家になったように感じられるでしょう。膨大なユーザー定義式を作成しなくても、データのフィルター処理、並べ替え、出力を実行できます。動的配列を使用すると、値の配列を返す数式により、隣接する空白セルにデータがシームレスに「スピル」するため、単一セルで作業する場合と同様に、返される値の配列を簡単に入手できます。新しい関数が多数追加され、以前はほとんど作成できなかったスプレッドシートを簡単に作成できるようになりました。これについては、Microsoft の Joe McDaid 氏 (Senior Program Manager) が、私よりもわかりやすく説明しています

  1. スレッド形式のコメント – Excel を長く使用している方は、この機能がいかに重要であるかがわかるでしょう。ブックの特定のセルにコメントを付けるのは、以前は非常に面倒でした。@メンションや入れ子形式の返信を使用できるようになり、簡単にセルの内容に関する会話をフォローしたり、同僚と直接対話したりすることができます。リアルタイムで共同編集できるだけでなく、スプレッドシートでの複数の作業者との共同作業がはるかに簡単になります。また、どんなデバイスからでも編集することができます。これは Excel のすばらしい進化だと思いますが、必要があれば、Word や PowerPoint でも使用できます。

  1. 近日公開予定: 画像からのデータ挿入 – この機能はまだ公表されていませんが、ぜひお知らせしたいと思います。私は Microsoft で、まもなく (2019 年春) 公開するために準備中の機能のプレビュー版を使用させてもらいました。会議に参加したときに、ホワイトボードに書かれたコンセプトを手作業で Excel に書き写さなければならないことが何回位ありましたか? もうデータを再入力する必要はありません! 本当にその必要はなくなりました。画像からのデータ挿入機能を使用するだけで済みます。写真を撮影して Excel に読み込むと、内容がデータに変換されてセルに挿入されます。クリックします。あっという間に完成です!

 

これらは、私が気に入っている Excel for Office 365 機能のほんの一部です。Office 365 をぜひお試しください。まだ購入されていない場合は、こちらから無料の試用版を入手して試験的に使用できます。

 

注: アイデア、動的配列画像からのデータ挿入 は、Office 365 サブスクリプションをお持ちで、Office Insiders プログラムに登録されているお客様にプレビュー版として提供されています。

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双子のチャレンジ: Office 2019 との比較で Office 365 が圧勝 http://approjects.co.za/?big=ja-jp/microsoft-365/blog/2019/02/06/the-twins-challenge-office-365-crushes-office-2019/ Wed, 06 Feb 2019 18:00:16 +0000 私には、非常に疑問に思っていることがあります。Office 2019 と Office 365 は一体何が違うのだろう? 同じものではないのか? さて、答えは – 「ノー」です。 実際、この 2 つは、名前こ

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私には、非常に疑問に思っていることがあります。Office 2019 と Office 365 は一体何が違うのだろう? 同じものではないのか?

さて、答えは – 「ノー」です。

実際、この 2 つは、名前こそよく似ていますが、その世界はまったく異なるものです。Office 365 には、フル機能の Office アプリケーション (最新バージョンの Word、Excel、PowerPoint、Outlook) が含まれています。しかも、これらのアプリは、毎月配布される新機能で更新され、常に最新の状態です。さらに、最も重要な特徴は、Office 365 はクラウドに接続されているという点です。このため、どんなデバイスからでもコンテンツにアクセスでき、相手が Office を購入しているかどうかに関係なくリアルタイムで他のユーザーと共同編集したり、人工知能 (AI) を利用してよりインパクトのあるコンテンツを簡単に作成したりすることができます。

一方、Office 2019 も、ユーザーが使い慣れたフル機能の Office アプリを提供しますが、アプリはインストールされた時点で「凍結」されます。 つまり、新機能で更新されることはありません。また、クラウドにも接続されません。さらに、Office 2019 では、アプリ間でのリアルタイムの共同編集はサポートされず、Office 365 に標準装備されている AI 活用機能も使用できません。

Office 365 を使用すると、時間を節約でき、仕事が楽になる (しかも楽しめる) という Microsoft の主張の真偽を確かめるために、前代未聞のテストを行いました。Microsoft のソフトウェア スイート製品である Office 2019 と Office 365 を 1 対 1 で直接対決させたのです。3 組の双子に、両方のバージョンの Word、Excel、PowerPoint を使用して同じ作業を行ってもらい、その一部始終を撮影しました。

Office 365 のご紹介

結果は事実を語っていると思います。時間を最大限に活用しながら最高の仕事をする方法については、双子の挑戦 Web サイトをご確認ください。Excel と PowerPoint のアイデア機能、Excel のデータ型、インクをテキストに変換などの AI 融合機能は、生産性を一変させます。

Office 365 をお持ちでないお客様は、1 か月間無料の試用版を提供していますので、購入前にぜひお試しください。Office 365 はすばらしい製品です。その良さは必ず納得いただけるものと思います。

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Microsoft 365 の新機能を導入してプライバシー規則の次なる波に備える http://approjects.co.za/?big=ja-jp/microsoft-365/blog/2019/01/29/introducing-new-features-in-microsoft-365-to-help-prepare-for-the-next-wave-of-privacy-regulations/ Tue, 29 Jan 2019 17:00:49 +0000 EU の一般データ保護規則 (GDPR) が制定されて以来、世界では企業がプライバシーについて考えるように促す根本的な 2 つの変化が見られるようになりました。第 1 に、GDPR をきっかけに、国や地域が独自のプライバ

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EU の一般データ保護規則 (GDPR) が制定されて以来、世界では企業がプライバシーについて考えるように促す根本的な 2 つの変化が見られるようになりました。第 1 に、GDPR をきっかけに、国や地域が独自のプライバシー法を施行する波がカリフォルニアから始まり、ブラジル、そして世界各地に広まっています。第 2 に、プライバシーと個人データの保護に対する消費者の意識に変化が見られるようになってきました。たとえば、Forrester が公表した最近の調査によると、米国の消費者の 43% は、プライバシー ポリシーを読んで同意できない点があると、オンライン取引をキャンセルする可能性が高いことがわかっています。

本日、Microsoft は、このような傾向を先取りし、統合されたシンプルかつインテリジェントな方法でプライバシーとコンプライアンスのコミットメントを果たすために役立つ Microsoft 365 のいくつかの新機能について詳細を発表します。

新しい専用ワークスペースでコンプライアンスとプライバシーの管理を簡素化

組織のデータ プライバシーを保護し、そのリスクを管理する必要があるコンプライアンス専門家のために、Microsoft は、Microsoft 365 コンプライアンス センターと呼ばれる専用ワークスペースを発表します。

Microsoft 365 コンプライアンス センターでは、コンプライアンス マネージャーによるコンプライアンス リスクの評価、データ ガバナンスなどの機能によるデータの保護、データ主体の要求などの規則上の義務への対応に役立つソリューションに簡単にアクセスできます。新しい Microsoft 365 セキュリティ センターに加えて、これらの専用ワークスペースは、セキュリティおよびコンプライアンスの担当者が、統合された操作環境と人工知能 (AI) を利用した分析情報を使用して Microsoft 365 サービスを中央管理できるように設計されています。

Microsoft 365 コンプライアンス センターのダッシュボードのスクリーンショット。

Microsoft 365 コンプライアンス センターには、GDPR や ISO の順守を向上させるのに役立つ実用的な分析情報が表示されます。

この新しいエクスペリエンスは、本日から段階的に展開していく予定です。詳細については、Tech Community のブログをご覧ください。

Mac、iOS、Android で一貫した機密データ保護

各種のプラットフォーム全体で一貫して機密データを保護できるように、Microsoft は新しい Microsoft 情報保護機能を発表します。ユーザーはこの機能を使用することにより、Mac 上の Office アプリ (Word、PowerPoint、Excel、Outlook) および Office モバイル アプリ (iOS および Android 上の Word、PowerPoint、Excel) から直接、コンテンツの分類やドキュメントへのラベルの適用を行うことができます。たとえば、Mac で作業しているユーザーは、重要な Word 文書で作業しながら、その文書に「極秘」ラベルを割り当てることができます。これにより、暗号化やアクセス制限の追加や視覚的なマーキングの追加など、適切な保護ポリシーを適用することができます。詳細については、「機密情報の保護に役立つ Office アプリの新しいラベル付け機能」をご覧ください。

Mac、iOS、Android で表示された、データの秘密度ドロップダウンのスクリーンショット。

Mac、iOS、Android 上の Office アプリから直接、コンテンツを分類し、ラベルを適用して、ドキュメントやメールに暗号化、アクセス制限、または視覚的なマーキングを追加できます。

分析情報ときめ細かな制御でデータ ガバナンス プロセスを管理

機能拡張されたラベル分析機能もリリースします。この機能によりユーザーは、Office 365 のデータと Office 365 以外のデータの両方で秘密度ラベルと保持ラベルがどのように使用されているかを分析し、検証することができます。Microsoft 365 コンプライアンス センターの新しいラベル分析機能は、現在プレビュー中です

Microsoft 365 コンプライアンス センターのラベル分析のスクリーンショット。ラベル分析はプレビュー中。

Microsoft 365 コンプライアンス センターの新しいラベル分析ダッシュボードで、Office 365 と Office 365 以外のデータの分類とポリシーをまとめて表示することができます。

アドバンスト データ ガバナンスのその他の拡張機能として、ファイル計画マネージャーがあります。これを使用すると、ガバナンス ポリシーの構成を移行することができます。ファイル計画マネージャーを使用すると、複雑な保持スケジュールを、既存のレコード管理ソリューションまたはオンプレミスのレポジトリから Office 365 に対応付けることができます。

アドバンスト データ ガバナンスの新しい更新の詳細については、こちらをご覧ください。

組み込みの電子情報開示機能でリスクを低減

訴訟および調査関連のタスクとワークフローでは、コンテンツをきちんと保管することが、機密データの取り扱いに伴うコスト削減とリスクの低減につながります。Advanced eDiscovery の新機能は、カストディアン (たとえば、ケースや調査に関係のある従業員) とのコミュニケーション、静的なセット内で処理するためのケース関連のコンテンツの分離に役立ちます。また、新しい法的事案に対応するのにドキュメントをエクスポートする前に、新しいレビューおよびマスキング機能を使用して、ドキュメントの機密部分を黒塗りすることができます。Advanced eDiscovery の更新の詳細については、ビデオこちらの記事をご覧ください。

Microsoft Teams で規制対象ユーザーのコンプライアンス要件を合理化

金融サービス業など、規制対象となる業界では、組織内の特定の役割に対するコミュニケーションを監視および監査できる必要があります。監督機能に、Microsoft Teams のコンテンツが含まれるようになりました。また、機密データや不快な言葉の分類子にフラグを付ける機能も追加されました。これらの更新の詳細については、Tech Community のブログをご覧ください。

セキュリティ/コンプライアンス センターのスクリーンショット。ユーザーはレビューする必要があるコミュニケーションをここで選択します。この場合は、[社内] が選択されています。

新しい統合された管理者レビュー操作環境では、Teams のコンテンツを監視できます。

規制対象の顧客が特定の不変性とデータ保持要件を満たすことができるように、Microsoft はメール、グループ、チャットなどのコミュニケーションを含む Exchange ベースのストレージに関して、Cohasset によって評価が実施された新しい SEC 17a-4 規制要件コンプライアンス評価の提供を発表します。アドバンスト データ ガバナンスの更新情報の詳細については、Tech Community のブログをご覧ください。

Microsoft クラウドに関する詳細情報

プライバシーとコンプライアンスは、Microsoft の文化に深く根付いており、製品やサービスの構築と提供の中核となる活動に定着しています。

  • 企業が差別要因としてのプライバシーにどのように投資しているかに関して、Microsoft の経営陣と Forrester Research の主席プライバシー アナリストがお客様に伝える分析情報については、こちらをご覧ください。
  • Microsoft の信頼の原則に基づくビジネスの運営方法については、こちらの e-Book をご覧ください。
  • 本日発表する Microsoft 365 の新しい情報保護とコンプライアンス製品の詳細については、こちらをご覧ください。

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Microsoft 365 の 1 月の最新情報まとめ – コンプライアンス、生産性、モダン ワークプレイスの実現に役立つ Microsoft Teams 更新プログラム http://approjects.co.za/?big=ja-jp/microsoft-365/blog/2019/01/29/new-to-microsoft-365-in-january/ Tue, 29 Jan 2019 17:00:17 +0000 モダン ワークプレイスを導入する企業が増加しており、Microsoft 365 の新機能は、コンプライアンス義務の順守、現場の最前線で働く従業員の生産性向上、Office アプリの操作環境の拡充に役立ちます。 この記事で

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モダン ワークプレイスを導入する企業が増加しており、Microsoft 365 の新機能は、コンプライアンス義務の順守、現場の最前線で働く従業員の生産性向上、Office アプリの操作環境の拡充に役立ちます。

この記事では、1 月に追加された新機能をご紹介します。

組織がコンプライアンス関連の課題に取り組む際に役立つ新機能

本日 Microsoft は、組織が統合されたシンプルかつインテリジェントな方法でプライバシーとコンプライアンスのコミットメントを果たすために役立つ新しい情報保護とコンプライアンスのソリューションを発表しました。

専用スペースでコンプライアンスおよびプライバシー ツールにアクセス – Microsoft 365 コンプライアンス センターが使用できるようになりました。ここでは、プライバシーおよびコンプライアンス チームは、コンプライアンス マネージャー、秘密度ラベルと保持ラベル、GDPR などの規制要件の対応に役立つツール、統一された操作環境と実用的な分析情報を提供するために役立つツールなどの機能に、専用のワークスペースで簡単にアクセスすることができます。

新しい Microsoft 365 コンプライアンス センターが表示されたタブレットの画像。

新しい統合された機能で電子情報開示を簡素化 – Advanced eDiscovery の新機能は、情報開示ワークフローを効率的に管理するのに役立ちます。新しい機能を使用して、ケースや調査に関係のあるカストディアンや従業員に通知したり、処理のためにケース関連のコンテンツを分離したりすることができます。また、新しく組み込まれたレビューおよびマスキング機能を使用して、新しい法的事案に対応するためにドキュメントをエクスポートする前に、ドキュメントの機密部分を黒塗りすることができます。

規制対象となる業界に対するコミュニケーション監視のコンプライアンス義務を履行 – コミュニケーション監視要件を満たすための Office 365 監督機能に、Microsoft Teams のコンテンツが含まれるようになりました。さらに、機能拡張されたポリシー構成、データ分類、従業員コミュニケーションのレビュー プロセスを簡素化する統合されたレビューも含まれます。

これらの新機能は、Microsoft 365 E5 または情報保護とコンプライアンス SKU のサブスクリプションをお持ちのすべてのお客様に提供されます。

現場の最前線で働く従業員の生産性向上を支援

今月 Microsoft は、現場の最前線で働く従業員の生産性向上に役立つ Teams の新機能を発表しました。たとえば、外出先でのコミュニケーションのセキュリティ保護、同僚からの称賛、シフト スケジュールの可視化などの機能です。

現場の最前線で働く従業員のコミュニケーションをセキュリティ保護 – 新しいカスタマイズ可能な Teams モバイル エクスペリエンスにより、現場の最前線で働く従業員はどこからでも安全にコミュニケーションを行い、効率的に共同作業できます。このシンプルかつ安全な新しいモバイル エクスペリエンスには、位置情報の共有やスマート カメラなど、特に現場の最前線で働く従業員の役に立つ新しいモバイル専用機能が備わっています。さらに、IT 管理者は従業員に対し、従業員が必要とする Teams モジュールに対するアクセス権を役割に基づいて付与する際、事前にパッケージ化されたポリシーを適用することも、カスタム ポリシーを作成することもできるようになりました。 カスタマイズ可能なモバイル エクスペリエンスは、Office 365 サブスクリプションをお持ちのすべてのお客様を対象に提供が開始されました。

Microsoft Teams でのチャットと通話記録が表示された 3 台のスマートフォンの画像。

Teams でスケジュールを直接管理 – 管理者はシフト スケジュールを作成でき、チーム メンバーは空き時間の更新、スケジュールの確認、休暇の申請を行うことができます。これらを Teams で直接行うことができます。Graph API for Shifts を介して、シフトを既存の要員管理システムに統合できるようになりました。この機能は、今四半期後半にパブリック プレビューとして提供されます。

新しい Praise ツールでモチベーションとチームのモラルを向上 – 今四半期に展開される新しい Praise ツールを使用すると、マネージャーおよび従業員は Teams アプリ内で直接同僚を評価でき、それをチーム全体で確認できます。

Mac 上での Office 365 とファイルへのアクセスを容易にし、より魅力的なコンテンツを提供するための更新

Mac に新しく統合された機能は、生産性の向上、魅力的なコンテンツの提供、学習の強化を可能にするさまざまな方法を提供します。

Mac App Store でワンクリックするだけでOffice 365 スイート製品をダウンロード – 今月 Microsoft は、デザインが新しくなった Mac App Store で Office 365 を入手できるようになったことを発表しました。Mac ユーザーはワンクリックで、クラウドに接続した常に最新バージョンの Office スイート製品をダウンロードできます。Office スイート製品には Word、Excel、PowerPoint、Outlook、OneNote、OneDrive がすべて含まれています。

PowerPoint のダーク モードが表示された MacBook が開いている画像。

Mac 用の OneDrive ファイル オンデマンドで空き領域を増やし、ファイルへのアクセスを簡素化 – ファイル オンデマンドを Mac でも使用可能になりました。これにより、デバイス上の貴重な記憶域を消費することなく、Finder 内で直接 Office 365 のすべてのファイルに簡単にアクセスできます。インターネットに接続できない場合にオフラインでファイルを使用できます。また、ファイルのローカル コピーが必要なくなり、ストレージの空き領域を増やすことができます。ファイル オンデマンドは、MacOS Mojave を実行するすべてのお客様を対象に提供が開始されました。

OneDrive ファイル オンデマンドが表示された Mac の画像。

新しい対話型ビジュアルと機能で従業員の連携を強化 – Microsoft フォトにより、音楽やナレーション付きのビデオを作成でき、テキストやフィルターだけでなく 3D 効果も追加できます。2 月には、プレゼンテーションに Microsoft Stream ビデオを追加して、PowerPoint コンテンツを強化できるようになります。さらにまもなく、チームは新しい方法で Microsoft Forms のクイズや投票を Microsoft Stream にシームレスに追加できるようになります。

PowerPoint のスライドが表示されたタブレットの画像。

その他の更新

  • Office クラウド ポリシー サービスはパブリック プレビューとして提供が開始されました。これにより管理者は、組織内のすべての Office 365 ProPlus ユーザーのポリシーを管理することができます。
  • 無料の SharePoint 移行ツールの新しい機能強化により、SharePoint Online、OneDrive、Teams への移行を加速することができます。
  • Office 365 では、既定で OneDrive または SharePoint Online に新しいドキュメントを保存するようになりました。これによりユーザーは、どこからでもファイルにアクセスでき、簡単に共同作業を開始できます。
  • Yammer の新しい会話 Web パーツを使用すると、Yammer のグループ、トピック、ユーザー、またはホーム フィードの会話を SharePoint のページ、ニュース記事、またはサイトに統合できます。
  • Microsoft Forms は、Office 365 U.S. Government GCC および GCC High 環境で使用可能になりました。

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Office 365 for Mac が Mac App Store で利用可能に http://approjects.co.za/?big=ja-jp/microsoft-365/blog/2019/01/24/office-365-for-mac-is-available-in-the-mac-app-store/ Thu, 24 Jan 2019 18:00:06 +0000 Office はあらゆるデバイスにおける生産性を高めます。Mac も例外ではありません。Microsoft は Mac 専用に設計されたエクスペリエンスで Office の機能と使いやすさを提供することに力を入れており、

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Office はあらゆるデバイスにおける生産性を高めます。Mac も例外ではありません。Microsoft は Mac 専用に設計されたエクスペリエンスで Office の機能と使いやすさを提供することに力を入れており、このプラットフォームでの大規模な投資を続けています。そしてこのたび、デザインが新しくなった Mac App Store で Office 365 を入手できるようになりました。Mac ユーザーはワンクリックで、クラウドに接続した常に最新バージョンの Office スイート製品をダウンロードできます。Office スイート製品には Word、Excel、PowerPoint、Outlook、OneNote、OneDrive がすべて含まれています。

PowerPoint のダーク モードが表示された MacBook が開いている画像。

Office 365 では、ダーク モード、連係カメラ、OneDrive のファイル オンデマンド、MacBook Pro でのタッチ バーのサポートなど、Mac と macOS 向けに設計されたエクスペリエンスを提供します。また、クラウドに接続されているので、ご自分のコンテンツに好きなデバイスからアクセスしたり、世界中からリアルタイムで他のユーザーと共同編集したり、人工知能 (AI) の能力を活かして少ない労力でよりインパクトのあるコンテンツを作成したりできます。その結果、Office の機能はそのままに、Mac のために設計されたエクスペリエンスを利用できます。

「ついに macOS Mojave のまったく新しい Mac App Store に Microsoft Office 365 が登場しました。Mac ユーザーに最初から優れた Office の生産性を提供するため、Apple と Microsoft が連携しました。Mac App Store で Office 365 を入手できるようになったことで、Mac、iPad、iPhone 向けの最も新しく優れたバージョンの Office 365 を、これまで以上に簡単に入手できます。」
—Phil Schiller (Apple’s senior vice president of Worldwide Marketing)

このニュースに関する Apple からのお知らせは、こちらの Newsroom でご覧ください。

Office 365 は Mac App Store からダウンロードできます。*

*アプリのセットがすべての地域の Mac App Store に表示されるまで、最大で 24 時間かかる場合があります。

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Microsoft Teams を使用して、現場の最前線で働く従業員がより効率的に作業できるようにするための 3 つの方法 http://approjects.co.za/?big=ja-jp/microsoft-365/blog/2019/01/09/3-new-ways-microsoft-teams-empowers-firstline-workers-to-achieve-more/ Wed, 09 Jan 2019 14:00:02 +0000 本日、現場の最前線で働く従業員が最高の仕事をするために役立つ Microsoft Teams の 3 つの新機能をご紹介します。現場の最前線で働く従業員は、小売、接客、旅行、製造などのさまざまな業界において、サービスまた

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本日、現場の最前線で働く従業員が最高の仕事をするために役立つ Microsoft Teams の 3 つの新機能をご紹介します。現場の最前線で働く従業員は、小売、接客、旅行、製造などのさまざまな業界において、サービスまたはタスクを優先的に行う役割があり、世界中に 20 億人以上存在します。

Microsoft では、現場のデジタル効率を高めるための新機能を導入し、Teams を拡張しています。本日発表する内容には、位置情報の共有などのモバイル専用機能を備えたカスタマイズ可能なモバイル エクスペリエンス、Teams と人材管理システムの統合を実現するシフト スケジューリング ツール用の Graph API、マネージャーや従業員が Teams 内で同僚を簡単に評価できるようにするための新しい Praise 機能が含まれます。

ここでは新機能について見ていきましょう。

カスタマイズ可能な Teams モバイル エクスペリエンスおよび新しいモバイル機能を使用して、現場の最前線で働く従業員が通信と共同作業を効率的に行えるようにする

小売業者、航空機乗組員、フィールド サービス従業員などの現場の最前線で働く従業員は、仕事の性質上、常に移動しています。多くの場合、このような従業員は組織内で他者と情報を共有する必要があるため、セキュリティ保護されていない個人ユーザー向けチャット アプリを使用して同僚と通信しようとします。しかし、この場合はセキュリティとコンプライアンスのリスクが生じるほか、プロセスが非効率的なものになります。本日は、移動中に通信と共同作業を効率的に行うために必要なツールを現場の最前線で働く従業員に提供する、カスタマイズ可能な新しいモバイル Teams エクスペリエンスをご紹介します。これはシンプルで使いやすく、セキュリティ保護されているほか、位置情報の共有スマート カメラなど、現場の最前線で働く従業員に特に関係のあるいくつかの新しいモバイル専用機能や、音声メッセージを記録および共有する機能も備えています。カスタマイズ可能なモバイル エクスペリエンスは、今日より利用できます。

従業員には、その役割に応じて異なる機能が必要です。プライベート チャット、カレンダー、および通話へのアクセス権が必要となる場合もあれば、チームおよびチャネルへのアクセス権のみが必要な場合もあります。IT 管理者は、必要とする最も重要な Teams 機能に対し、各従業員に役割ベースのアクセス権を付与できるようになりました。この機能は、あらゆる役割の従業員に対して使用できます。その際に、IT 管理者はカスタム ポリシーを作成するか、または新たに提供されるようになった 現場担当者構成ポリシー テンプレートを使用するかを選択できます。従業員は、最も必要なモジュールをモジュール トレイからナビゲーション バーに固定することで、エクスペリエンスをさらにカスタマイズできます。

3 台の iPhone に Teams の新機能が表示されている。すべての会話の一括管理 (左)、位置情報の共有と音声メッセージの記録 (中央)、およびナビゲーション メニューのカスタマイズ (右)

カスタマイズ可能なモバイル Teams エクスペリエンスと新しいモバイル機能: すべての会話の一括管理 (左)、位置情報の共有と音声メッセージの記録 (中央)、およびナビゲーション メニューのカスタマイズ (右)。

新しい API を使用して人材管理システムと Teams を統合する

多くの企業は、人材管理システムを利用して、シフトのスケジューリング、給与、福利厚生、時間、勤怠など、現場に関連する重要な運用タスクを管理しています。Microsoft では、組織が既存の人材管理システムと Teams を統合できるようにする、新しい API のセットを開発しています。

最初の API は、Teams でのスケジュール管理ツールである Graph API for Shifts です。すべてのお客様が Shifts を Teams で使用できるようになり、新しい API を使用して Shifts と企業のスケジューリング システムを統合できます。これによりマネージャーや従業員は、Teams から直接、人材管理システムにシームレスにアクセスできるようになります。Graph API for Shifts は、今四半期にパブリック プレビューが提供されます。

Microsoft Teams の Shifts 機能が表示されている 2 台のスマートフォンが並んでいる画像。

Shifts を使用すると、マネージャーはシフト スケジュールを簡単に計画し、チーム メンバーはスケジュールを確認してスケジュールの変更を要求することができます。これらはすべてリアルタイムで行うことができます。

新しい Praise 機能を使用して、現場の最前線で働く従業員と連携し意欲を高める

小売業者などの現場の最前線で働く従業員は、企業のブランドを代表する主要な役割を果たしますが、この部門の人材は高い離職率を示す場合があります。従業員との関係を深め、また従業員を評価するための措置を講じれば、従業員の満足度が高まり、離職率を低下させる大きな効果が期待できます。今四半期に展開される新しい Praise ツールを使用すると、マネージャーおよび従業員は Teams アプリ内で同僚を簡単に評価でき、チーム全体が見ることができます。

Teams で使用される新しい Praise 機能が表示された 2 台のスマートフォン。

Praise を使用してバッジの共有をし、あらゆる成功を祝ったり、評価をチーム メンバーに伝えたりして、より強い仲間意識を築きましょう。

次週は、年に一度の小売産業会議である NRF 2019 に Microsoft チームのメンバーが出席します。ブース #3301 にお越しください。また、Teams によって現場の効率を高める方法の詳細について、現場の最前線で働く従業員向けの Teams に関するページもご覧ください。

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一般法人向けの正常性追跡ツール MyAnalytics をより多くのお客様が利用可能に http://approjects.co.za/?big=ja-jp/microsoft-365/blog/2019/01/02/myanalytics-the-fitness-tracker-for-work-is-now-more-broadly-available/ Wed, 02 Jan 2019 17:00:41 +0000 一般法人向けの正常性追跡ツールである MyAnalytics を、Office 365、および Microsoft 365 Enterprise および Business スイート製品 (Exchange Online

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一般法人向けの正常性追跡ツールである MyAnalytics を、Office 365、および Microsoft 365 Enterprise および Business スイート製品 (Exchange Online を含む) を使用しているすべてのユーザーが利用できるようになります。以前は、MyAnalytics は Enterprise E5 プランで、または E1 から E3 プランまではアドオンとしてのみ使用できました。

MyAnalytics では、個人用ダッシュボード、Outlook アドイン、毎週のメール送信により、業務でどのように時間を費やしているかが要約されます。また、生産性の低い会議時間の削減から、残業時間の短縮まで、より効率的に働くための方法が提案されます。また人工知能 (AI) も利用されており、自分が関わっていることについてメールにフラグを設定することで、自分のタスクを常に把握できます。

MyAnalytics ダッシュボード。

業務でどのように時間を費やしているかについて、新しい分析情報からより完全な全体像を把握する

Microsoft では製品を継続的に進化させていますが、本日は MyAnalytics に追加される分析情報についてご説明します。MyAnalytics では現在、Outlook のメールや会議、また Skype for Business の通話やチャットに費やされた時間に基づいて、分析情報が提供されています。Microsoft では今月、Microsoft Teams 通話およびチャットのほか、OneDrive および SharePoint に保存されたドキュメントからの信号に基づく、新しい分析情報を追加します。329,000 の組織および Fortune 100 社中の 87 社が Teams を使用している今、業務でどのように時間を費やしているかについて、より完全な全体像を示すという Microsoft の目標に一歩近づいています。

MyAnalytics Outlook アドインおよび毎週のメール。

最近の Gallup 社による調査によれば、正社員の 3 分の 2 が職場での過労を経験しています。過労には、加速する仕事のペース、チャット、メール、会議などの共同作業の増加、仕事と生活の境目があいまいになるようなテクノロジの継続的な流れなど、複数の要因が関与しています。Microsoft のお客様は、従業員が集中できる時間を見つけ、仕事と生活のバランスを改善して、より適切な会議習慣を身につけ、同僚とより深い関係を築くことができるよう手助けすることで、このような課題に対処する方法を模索しています。Microsoft の目標は、数百万社にのぼるお客様に対して MyAnalytics の機能を使用できるようにすることで、世界中の人々が、バランスが取れ、そして満足のいく仕事ができるようにすることです。

提供状況: Microsoft Teams および OneDrive または SharePoint に保存されたドキュメントからの MyAnalytics 分析情報は、2019 年 1 月より、MyAnalytics の既存のお客様に対してロールアウトが開始されます。本日の更新情報により、MyAnalytics は Microsoft 365 E5、E3、Business、Office 365 E5、E3、E1、Business Premium、Business Essentials プランで利用できるようになります。MyAnalytics の機能は段階的にロールアウトされ、Outlook アドインから開始されます。2019 年 3 月中旬以降、MyAnalytics ライセンスが割り当てられ認証されますが、ユーザーには MyAnalytics の機能は表示されません。4 月中旬には、管理者に Exchange 管理センターで切り替えボタンが表示され始め、MyAnalytics 機能のテナントレベルでの管理がサポートされます。アドイン機能は、2019 年 3 月 15 日にロールアウトが開始されます。

注: 本日は、企業のお客様向けの新しいセキュリティとコンプライアンスのパッケージについても発表します。 詳細については、「Microsoft 365 の新しい先進的なセキュリティとコンプライアンスの製品のご紹介」をご覧ください。

編集者より 2019/3/15:
この投稿は、MyAnalytics 機能の最近の可用性を反映するために更新されました。

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