Mobile Apps アーカイブ - Microsoft 365 Blog http://approjects.co.za/?big=ja-jp/microsoft-365/blog/product/mobile-apps/ Tue, 28 Jun 2022 18:12:16 +0000 ja hourly 1 https://wordpress.org/?v=6.6.2 ハイブリッド ワークへの新たな期待に Microsoft Teams と Microsoft 365 で応える 3 つの方法 http://approjects.co.za/?big=ja-jp/microsoft-365/blog/2022/03/16/3-ways-to-meet-new-hybrid-expectations-with-microsoft-teams-and-microsoft-365/ Wed, 16 Mar 2022 13:00:00 +0000 5 年前、私たちは Microsoft Teams という胸躍る旅に出発しました。目指していたのは、コラボレーションとチームワークのためのハブを作ることです。職場でのビデオ会議は当たり前のものではありませんでしたが、当初から明らかだったのは、非同期と同期的のコラボレーションを 1 つの製品で組み合わせることによって他にはない機会、つまり他の人々と一緒に働き、学び、つながる方法を再考する機会が生まれることでした。

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5 年前、私たちは Microsoft Teams という胸躍る旅に出発しました。目指していたのは、コラボレーションとチームワークのためのハブを作ることです。職場でのビデオ会議は当たり前のものではありませんでしたが、当初から明らかだったのは、非同期と同期的のコラボレーションを 1 つの製品で組み合わせることによって他にはない機会、つまり他の人々と一緒に働き、学び、つながる方法を再考する機会が生まれることでした。

この節目を迎えるにあたり、これまで私たちに、最高の仕事をしようという意欲を与えてくださったお客様とパートナーの皆さまにお礼を申し上げます。病院から学校、非営利団体、そして民間大企業に至るまで、これほどまでに多くの方がそれぞれの目標達成に Teams をお使いになっていることに恐縮しています。

今日では、2.7 億人を超える人々が Teams をハイブリッド ワークに使用しています。組織の 50% 以上が Teams を標準としていることが、最近の Morgan Stanley による CIO (最高情報責任者) 対象の調査で判明しています1。リモート ワークからハイブリッド ワークへの移行に伴い、Teams Rooms のアクティブ デバイス数は前年比 2 倍以上に増加し、Teams 電話のアクティブ ユーザー数は 8,000 万近くに達しています。オフィスから現場担当者まで、Teams は働く人々すべてをサポートします。実際に、現場担当者による Teams の使用量は前年比で 2 倍となっています。

私たちの取り組みは、まだ終わることはありません。すべての組織が新しい働き方の世界で躍進していけるように、私たちはこれからもご意見を聞き、学び、イノベーションを続けていきます。本日公開する 2022 Work Trend Index での知見によれば、働き方と仕事への期待がたった 2 年でこれほど劇的に変化したことはかつてなく、したがって私たちのソリューションも進化が必要となっています。

本日発表する新しい製品イノベーションは、ハイブリッド ワークを work させる (効果を発揮させる) ことを目的とするものです。たとえば、より積極的に参加できる会議エクスペリエンス作りや、外部のパートナーや顧客とのコラボレーションの実現、働く人々が柔軟に思いどおりに働ける仕組み作りまで、これらの新しい機能とソリューションは、職場への人々の新たな期待に応えるものです。

詳しく見ていきましょう。

1. オフィス エクスペリエンスを再考する

ハイブリッドやリモートという働き方が 2 年続いた後でも、私たちのデータによればオフィスは依然として、従業員とマネージャーにとって重要な場所です。ただし、オフィスでの時間が通勤に見合うものにするためには、ビジネス リーダーが物理的スペースと文化的規範の両方を再考する必要があります。つまり、対面で集まるときは誰が、なぜ、どこで集まるかを明確にするということです。また、物理的スペースのデザインは、ハイブリッドのチームがつながりとエンゲージメントを感じられるようにする必要があります。

私たちの調査では、ハイブリッド ワークする従業員の 38% にとって自分の最大の難題はオフィスにいつ、なぜ出勤するかを知ることでしたが、誰がどこで仕事をするかについてチーム内の取り決めがある企業はわずか 28% でした。 

チーム メンバーに合わせて出勤する時間を決めるのに役立つように、Outlook の機能が更新され、会議出席依頼への返信で自分が対面とバーチャルのどちらで参加する予定であるかを表明できるようになります。この新しい会議出席依頼返信オプションは、Outlook on the web でのパブリック プレビューを 2022 年第 2 四半期に開始する予定です。

Outlook の機能が更新されて、会議出席依頼への返信で自分が対面とバーチャルのどちらで参加する予定であるかを表明できるようになります。

ハイブリッド会議に会議室内から参加する人々のために、自分の存在感の確立を簡単に、しかも混乱を防ぎながらできるようにします。そのための新しい機能が Teams Rooms 用コンパニオン デバイスのエクスペリエンスに追加されます。現在では、Teams Rooms での会議に個人用デバイスから参加するときに、ハウリングを避けるため音声は自動的にオフになります。間もなく、ノート PC のビデオをオンにするよう促す機能が追加されます。これで、会議室内のどこにいるかにかかわらず、その人の姿がリモートの参加者にもはっきりと見えるようになります。混乱を防ぐために、その人の映像は会議室前面スクリーンには表示されず、会議室内でコンパニオン デバイスから参加している人々のギャラリー ビューにも表示されません。これらの機能強化の一般提供開始は 2022 年第 2 四半期を予定しています。詳細については、Tech Community のブログ「ハイブリッド エクスペリエンスを Microsoft Teams Rooms と Teams デバイスでレベルアップ」をご覧ください。

ノート PC での Teams 会議。会議室内にいる出席者の映像はギャラリーに縮小表示され、それ以外の人の映像が大きく表示されています。

デジタルと物理的という 2 つの職場環境の間にあるギャップを埋めるために、Teams Rooms にフロント ローという新しい会議レイアウトが導入されます。ハイブリッド会議専用に設計されたこのレイアウトでは、ビデオ ギャラリーが目の高さとなるように画面最下部に配置されるので、会議室内にいる人々がリモートの参加者と自然に、お互いの顔を見ながら会話できるようになり、双方が同じ物理的スペースにいるような感覚が生まれます。コンテンツが画面の中央に配置され、その周囲に会議の追加情報や参加者のセンチメント (チャット、挙手、ライブ リアクションなど) が表示されます。フロント ローは現在プレビューとして提供されており、本年中にさらに機能が拡張される予定です。Teams のフロント ローの詳細情報をご覧ください。

リモートの出席者の映像が、2 つの会議室前面スクリーンの横幅いっぱいに、目の高さに表示されています。その横にチャットと、挙手している参加者の一覧が表示されています。

私たちは現在、ハイブリッド ワークのために作られた最新の Microsoft エクスペリエンス (Teams、Microsoft 365、Windows、Whiteboard) を Surface Hub 2S でも、つまり Microsoft Teams 認定済みのコラボレーション キャンバスと会議のデバイスでも実現するよう作業中です。現在では、リモートのチーム メンバーも会議室内でのやり取りをダイナミック ビューで見ることができます。これは AI 搭載の新しい Microsoft Surface Hub 2 スマート カメラで実現します。デバイス内蔵の自動フレーミング技術によって会議室のビューが動的に調整され、参加者が退室したときや、新たに入室したとき、あるいは誰かがディスプレイ上のコンテンツを操作しているときに、フレームが変更されます。Surface Hub 2 スマート カメラは既に提供を開始しています。詳細については、デバイスのブログをご覧ください。

2 人のチーム メンバーが Surface Hub 2 S の横に立ち、Teams カンファレンス コールでのプレゼンをしています。これには会議室内とリモートの両方からメンバーが参加しています。

自分の姿が他のメンバーから見え、声が聞こえることは、シームレスなコラボレーションができるインクルーシブな会議環境を作るうえで不可欠です。Teams Rooms 対応のタッチ対応ディスプレイ ソリューションが新たに Neat Yealink から登場します。現在 Teams Rooms on Android の認定取得中で、発売は 2022 年第 2 四半期を予定しています。これらはオーディオ、ビデオ、タッチ ディスプレイ、コンピューティングを 1 台にまとめたデバイスであり、導入が簡単で、コラボレーションのエクスペリエンスをさらに拡大します。詳細については、新しい Tech Community のブログをご覧ください。

2. どの会議も価値あるものにする

私たちは、働き方の変化を理解するために数兆件ものデータ ポイントを収集しています。1 週間あたりの会議時間は 2020 年 3 月と比べて 250% 以上増加しました。同時に、より柔軟なコラボレーションのパターンが出現していますが、これは働く人々の一日の時間の使い方が変わったことを示しています。会議の時間は短くなり、臨時の会議が増えています。仕事を遂行するためのチャネルとして、チャットのような非同期型が使用されています。

私たちは、新しい働き方の実現に全力で取り組んでいます。たとえば、最高のプレゼンができるように力を与える、あるいは異なるタイム ゾーン間の非同期コラボレーションを実現することですが、私たちが目指しているのは、全員が積極的に参加できるエクスペリエンス作りです。それは会議を効率化するとともに、一人一人の仕事の成果を全員に確実に伝えるものとなります。

2021 年 9 月に発表した PowerPoint のカメオ機能で、Teams でプレゼンする人のカメラ フィードがそのプレゼンテーションに自然に統合されます。自分の姿をスライド上のどの場所に、どのように表示するかをカスタマイズできます。また、PowerPoint でのレイアウトを提案する "デザイナー" 機能で、最適な見え方を選ぶことができます。カメオ機能の一般提供開始は 2022 年第 2 四半期を予定しています。

最近リリースされたレコーディング スタジオは、PowerPoint でのプレゼンテーションを録画してオンデマンド ビデオとして配信する機能ですが、これでチーム メンバーそれぞれの都合の良いときにコンテンツを見てもらうことができます。PowerPoint レコーディング スタジオは既に一般提供を開始しています。

本日、カメオとレコーディング スタジオを一体化することを発表します。これで、プレゼンテーションをシームレスに作成できるようになります。自分の姿をカメオとしてスライドのどの場所に、どのように表示するかを決定したら、スライドについて話している自分の姿をレコーディング スタジオで録画します。メッセージを配信する準備ができたら、プレゼンテーションを Teams の中で PowerPoint Live を使用して共有します。これは、そのときに会議に出席しているかどうかを問わず行うことができます。カメオとレコーディング スタジオを一体化したエクスペリエンスの提供開始は 2022 年第 2 四半期を予定しています。

注目を集めることは簡単ではありません。これが特に難しくなるのは、印象に残るプレゼンテーションをしたいのに聴く人が目の前にはいないときです。Microsoft Teams のスピーチ コーチが 2022 年第 2 四半期に登場します。これは、AI を使用して発言者本人だけにガイダンスを提供する機能です。他の人の発言をさえぎっているときはそのことが通知され、聴く人の反応を確認するタイミングも教えてくれます。

発言者の言葉が持つインパクトが失われることなく伝わるようにするために、通訳サービスを発表します。これを利用するとライブ通訳者が発表者の発言内容を別の言語に、ほぼリアルタイムで翻訳することができます。会議開催者は通訳参加者リストから指名でき、最大 16 とおりの翻訳元/翻訳先言語の組み合わせから選ぶことができます。出席者が通訳の声を聞くときは、元の音声がバックグラウンドで、音量を下げて再生されます。通訳サービスの一般提供開始は 2022 年第 2 四半期を予定しています。 

会議は多くの場合、コラボレーションのスペースとなり、チームでアイデアを出し合って問題を解決する場となります。Teams の中の Microsoft Whiteboard が進化して有益なビジュアル コラボレーション ワークスペースとなりました。ここにグループのメンバーが集まって、ハイブリッドのブレーンストーミングや学習を効果的に行うことができます。Teams でのビジュアル コラボレーションを実現する機能が豊富にそろっています。たとえば、コラボレーション カーソル、50 点を超える新しいテンプレート、状況に応じたリアクションなどがあり、Teams 会議の中で既存のボードを開いて外部の人々とコラボレーションすることも可能です。これらの機能の一般提供開始は 2022 年第 2 四半期を予定しています。 

3. コラボレーションとコミュニケーションを、自分のやり方で

ハイブリッド ワーカーの 50% 以上が次の 1 年以内に完全リモートに移行したいと考えていることが、私たちのデータで明らかになっています。このように柔軟性と移動の自由が求められているなかで、オフィスの固定席で固定電話を使う時代は過去のものとなりました。

Teams 電話はまもなく、真のモバイルファースト エクスペリエンスの提供をオペレーター コネクト モバイルで開始します。これは BT、Rogers、Swisscom、Telia、Verizon をはじめとする世界有数の革新的な電気通信事業者とのパートナーシップで実現するものです。これを利用すると、ユーザーは 1 つの電話番号をオフィスの席での電話番号と携帯電話番号の両方の代わりに、どのネットワークやデバイスでも使うことができます。また、通話中に別のネットワークやデバイスに切り替えても中断は発生しません。つまり、たとえば外出中に使っていた携帯電話網のサービスからオフィスの Wi-Fi に切り替えるのと同じことができます。Teams 電話用オペレーター コネクト モバイルは、いくつかの通信事業パートナーとのプレビューを次の四半期に開始する予定です。詳細については、オペレーター コネクト モバイル発表のブログをご覧ください。

iPhone とコンピューターが Microsoft Teams に接続しています。

Teams Connect の目的は、シームレスで安全、使いやすいコラボレーションを組織の境界を越えて実現することです。メンバーそれぞれが自分の Teams 環境に留まりながら、全員が 1 つの大きなチームとして仕事をすることができます。2021 年の終わり頃に発表した Teams Connect 共有チャネルは、組織内外の人々が 1 つの共有ワークスペースでコラボレーションできるようにするのに役立ちます。たとえば、ある新製品の仕事をしているチームが Teams チャネルを外部のデザイン チームと共有して、組織横断の共同ワークスペースを作ることができます。全員でコミュニケーションを取り、会議のスケジュールを決定し、ファイルを共有し、アプリで共同作業することが、アカウントを切り替えなくてもできるようになります。Teams Connect の共有チャネルのプレビュー開始は 2022 年 3 月末を予定しています。共有チャネルの詳細と試用については、Microsoft Teams Connect 共有チャネルのブログをご覧ください。

Microsoft Teams Connect の共有チャネルで、複数の組織が 1 つのチームとして一緒に仕事できるようになりました。1 つの共有ワークスペースの中でシームレスにコラボレーションできます。

創造とコラボレーションを効果的に行うには、分散している情報、ドキュメント、チームをひとつにまとめる手段が必要です。2022 年 1 月に発表された Teams チャットでの Loop コンポーネントを利用すると、新しい方法でアイデア創出、創造、意思決定を一緒に行うことができます。本日、Outlook メールでの Loop コンポーネントを発表します。これで、ブレーンストーミング、アクション アイテムの実行、チームの最新ステータス情報の受け取りを、コンテキストやアプリの切り替えなしでできるようになります。1 つのコンポーネントの更新を同時に、Teams と Outlook のどちらでも行うことができます。Outlook で最新の Loop コンポーネントにアクセスするには、サインアップして Office Insider に参加してください。

Teams チャットと Outlook メールで Loop コンポーネントを利用すると、新しい方法でアイデア創出、創造、意思決定を一緒に行うことができます。

私たちのデータが示しているように、ポジティブな文化は従業員が会社に求めるもののランキングで第 1 位に挙げられており、メンタル ヘルスとウェルビーイングの福利厚生がそれに続いています。新しい働き方の世界では、テクノロジによって会社文化をデジタルで現実化することが求められます。 

本日発表する新機能、インスピレーション ライブラリは現在プレビューとして提供中であり、Teams の中の Viva インサイト アプリを通して利用できます。このインスピレーション ライブラリとは、インサイトをアクションに変えるために、キュレーションされたコンテンツとベスト プラクティスを Harvard Business Review や Thrive などの一流の提供元からお届けするものです。Viva インサイトによって提示される生産性とウェルビーイングに関するインサイトが、プレミアム コンテンツでさらに拡張されます。そのねらいは、より良い従業員エクスペリエンスを推進し、エンゲージメントを促進することです。インスピレーション ライブラリ プレビューのロールアウトは、Microsoft 365 ユーザー (Microsoft Viva インサイト アプリを Teams で使用していること) を対象として 2022 年 3 月中に開始する予定です。また、サポートされる 11 の言語での全世界での提供を 2022 年 4 月末までに開始する予定です。Viva インサイト アプリを Teams 内にピン留め表示する方法の説明と、インスピレーション ライブラリの詳細情報をご覧ください。

インスピレーション ライブラリは、プレビューとして Teams の中の Viva インサイト アプリを通して提供されています。インサイトをアクションに変えるのに役立つソート リーダーシップのコンテンツにアクセスできます。

最後に、リモート/ハイブリッド ワーク共通の課題の 1 つとしてソーシャル キャピタル (社会的資本)、つまり人と組織が成功を続けていくためのリレーションシップのネットワークを維持することが挙げられます。友情と人間関係を作ることは、ハイブリッド ワーク環境では簡単ではありませんが、私たちは皆さまが自分自身を表現するのに役立つツール作りに力を入れており、しかもそれを楽しくできるようにしたいと考えています。

現在では、Teams での会話で自分の個性を表現するための新しい Fluent 絵文字を利用できます。生き生きとした楽しいスタイルの、1800 点を超える 3 次元絵文字でメッセージに感情表現と遊び心を取り入れることができます。カテゴリを選択してから、スキン トーン セレクターで気分にぴったりの絵文字を選びます。Fluent 絵文字は現在プレビューとして提供中です。

新しい Fluent 絵文字で遊び心と活気をメッセージに取り入れます。

今後の展望

働き方に関して多くのことが変化しましたが、それでも変わらないものが 1 つあります。それは、人が中心ということです。人を支える Microsoft Teams のようなテクノロジを利用すると、ハイブリッド ワークの効果を発揮させることができます。すべての人、そしてすべてのものをひとつに集めることができるからです。

改めて、この 5 年間私たちとともに一歩一歩を進んできてくださったお客様とパートナーの皆さまにお礼を申し上げます。記念として、Teams の新しいカスタム背景をご用意しています。また、コミュニティのブログでは Teams 実現の台裏を紹介しています。


1Weiss, K., Baer, J., and Huang, B. (2021 年 10 月 5 日). CIO Survey Takeaways- Further Solidifying the Leadership Position. (p3). Morgan Stanley Research.

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現場担当者のエンパワーメントからアクセシビリティの向上まで――Microsoft 365 の最新情報をご紹介します http://approjects.co.za/?big=ja-jp/microsoft-365/blog/2022/01/27/from-empowering-frontline-workers-to-accessibility-improvements-heres-whats-new-in-microsoft-365/ Thu, 27 Jan 2022 17:00:00 +0000 今月は、現場の最前線で働く人々のエンパワーメントに役立つ新機能や、Microsoft 365 全体でのコンテンツのアクセシビリティを高める機能などをお届けします。

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テクノロジには、コラボレーションを実現してプロセスを効率化する力があります。そして正しく使用されれば、全世界の特に重要な働き手のウェルビーイングと成長を高めることができます。現場担当者のコミュニケーション、学習、顧客サービスに役立つテクノロジから、Microsoft 365 全体でコンテンツのアクセシビリティをさらに高める機能向上に至るまで、私たちのイノベーションは、組織がすべての人のためにより良い成果を達成することを手助けします。

最新の製品ニュースに進む前に、このたびリリースした新しい働き方のリソースをご紹介したいと思います。デザインを一新したハイブリッド ワークのページで、Microsoft のソリューションがどのように組織全体の柔軟性を高めるとともに、この新しい働き方の世界での従業員の皆さまの成功をお手伝いできるかをご覧いただけます。ぜひ、これらの新しいリソースのご感想をお聞かせください。

では、ニュースに進みましょう。

現場担当者のエンパワーメント

この 2 年間、全世界で 20 億人近くの現場担当者が、私たちの社会と経済を支えるうえで重要な役割を果たしてきました。健康のリスク、サプライ チェーンの問題、労働力不足という困難に直面しながらもです。

すべての組織のうち 90% 近くが、現場担当者を雇用しています。つまり、すべての業種にわたって、ほぼすべての組織が同じ課題に直面しています。それは、この必要不可欠な働き手のニーズを満たすことと、ビジネス成果の達成のバランスを取ることです。

私たちの最新の調査から明らかになったのは、ビジネス リーダーにとっては従業員、顧客、最終的な業績のためのポジティブな成果を推進する多大な機会があるということです。そのためには、文化とコミュニケーションの優先度を上げると同時に、テクノロジへの投資によって現場担当者の発展を可能にします。1 今月多数の新機能を発表しましたが、そのねらいは現場の最前線における苦痛となっている問題に対処することと、ウェルビーイング、成長、生産性、エンゲージメントを手助けすることです。

Microsoft Teams の中の Microsoft Viva コネクションのようなテクノロジは、経営陣とフロントライン ワーカーとの間に横たわる文化とコミュニケーションのギャップを橋渡しするうえで効果的な役割を果たせる可能性があります。今月、Viva コネクション アプリでの戦略的パートナー Workday および Espressive との新しい統合を追加しました。これで、働く人々が重要な会社リソースとアクション (たとえば給与や人事のリソース) に 1 つの場所で簡単にアクセスできるようになります。

1 台のタブレットに Viva ラーニングのホーム画面が表示され、2 台のモバイル デバイスにモバイル版の “自分に割り当て済み” 画面と、割り当てられた学習をクリックして詳細情報に進んだ状態が表示されています。

従業員の成功のために準備を整えるには、適切なリソースとトレーニングを用意する必要があります。トレーニングにさらに簡単にアクセスできるように、Viva ラーニング アプリが更新され、SAP SuccessFactors、Cornerstone OnDemand、Saba Cloud などのパートナーのソリューションからの学習割り当てのワークフローが効率化されました。また、EdCast や OpenSesame などのラーニング プロバイダーとの新しいパートナーシップで、働く人々を広大なコンテンツ ライブラリにつなぎます。これは、アップスキルとトレーニングをすべて仕事の流れの中で行うのに役立ちます。  

2 台のタブレットに Viva ラーニングが表示され、コンテンツ プロバイダー Ed Cast と Open Sesame にフォーカスが置かれています。

現場の最前線でのコミュニケーションをさらに簡単にするために、Zebra Technologies との戦略的パートナーシップをさらに強化しています。同社は現場担当者向けのソフトウェアとハードウェアにおける世界的リーダーです。今月既に、Microsoft Teams の中のトランシーバー アプリの一般提供開始を発表しました。Zebra 社製モバイル デバイスでは専用ボタンを押してこのアプリで話すことができます。また、iOS モバイル デバイスでの一般提供も開始しました。

Zebra トランシーバー機能。P T T ボタンを内蔵し、Microsoft Teams とともに使用できます。

面会予約を円滑に管理できるようにするために、Microsoft Teams の中の Bookings アプリを更新しました。包括的なビューでバーチャル面会をまとめて 1 つの場所で見ることができます。待ち時間がリアルタイムで更新されるほか、待ちリスト、無断キャンセル、人員配置遅れなどの情報も見ることができるので、顧客や患者のために最高レベルのエクスペリエンスを作ることができます。

1 台のタブレットに、バーチャル面談の予約一覧が表示されています。スタッフはすべてのバーチャル面談予約を、待ち時間などの豊富な詳細情報とともに 1 か所で見ることができ、S M S リマインダーをここから送ることもできます。また、1 台のモバイル デバイスに、Teams 会議を使用して小売店とのバーチャル相談を行っているところが表示されています。

働く人々が柔軟に自分のスケジュールを管理できるように、Teams と Reflexis Workforce Scheduler (RWS) との統合を開始しました。これでシームレスかつリアルタイムの同期が可能になり、シフト リクエストの表示、割り当て、管理を Teams の中で直接できるようになりました。

1 台のタブレットに Zebra Reflexis Workforce Management システムの画面が表示され、1 台の Zebra 製モバイル デバイスに Teams の [シフト] 画面が表示されています。同じシフト交換情報が両方のデバイスに表示されています。

今月既に、私の同僚である Steve Dispensa がブログで発表したように、私たちは保護されたデバイスをフロントライン ワーカーに提供することをお手伝いしています。それは、現場の最前線で働く人々の生活と毎日の仕事での負担を軽減するためです。詳しくは、テクノロジを使って現場担当者の負担を軽減することについてのブログをご覧ください。

作成するコンテンツをすべての人が利用できるようにする

コンテンツをアクセシブルにすれば、従業員のコラボレーションと貢献がさらに簡単になります。これが理由で、私たちはアクセシブルなコンテンツ制作と仕事の流れの中への取り込みを Microsoft 365 Apps 全体でシンプルにできるようにしています。

作成と編集のプロセス全体で常にアクセシビリティを中心に置くことは、アクセシビリティの問題の緩和を管理しやすくするのに役立ちます。現在ロールアウト中の新しいオプションによるバックグラウンドでのアクセシビリティ チェック実行は、Windows 版の Word、Excel、PowerPoint で利用できます。これは、仕事の流れの中でアクセシビリティの問題を指摘して直接修正するのに役立ちます。

Microsoft Word の編集ウィンドウに表示されている文書。テキストのコントラストが低いセクションがあります。画面の一部分が拡大表示され、そこに “アクセシビリティ: 調査” というインジケーターがあります。

代替テキスト (alt テキスト) があれば、画像を多用しているデジタル ドキュメントもスクリーン リーダー利用者にとってアクセシブルになります。最近、Microsoft Teams のチャットで共有される画像に代替テキストを追加する機能のロールアウトを Windows 版で開始しましたが、macOS 版でも近日開始予定です。また、Excel ではスクリーン リーダー利用者のためにグラフやピボットグラフの自動代替テキストを提供できるようになりました。これはスクリーン リーダーがそのオブジェクトに到達したときにオンデマンドで生成されるので、確実に最も新しいデータに基づいて提供することができます。

Teams のチャット ウィンドウ。代替テキストを画像に追加するためのダイアログ ボックスが表示されています。ダイアログ ボックスの中には “視覚障碍または弱視の人にこの画像をどのように説明しますか?” というメッセージがあります。

コンテンツ制作はコラボレーションを大いに必要とするプロセスですが、ハイブリッドの世界では他のメンバーとのコミュニケーションが非同期になることもよくあります。いつ、どのようにコラボレーションするかを柔軟に選べるように、Microsoft Teams の多数の機能が更新されています。事前スケジュールなしのミーティングやチャネル ミーティングで、聞き逃したことや確認したいことがある場合のために、ライブ トランスクリプトを利用できるようになりました。レコーディング全体を音声で聞きたいという場合のために、再生速度を調整できるようになりました (0.5 倍から 2 倍まで)。これは Teams 会議のレコーディングを Stream で再生する場合に利用できます。また、スライド遷移に基づいてレコーディングにインデックスが追加されるので、自分のペースに合わせて聞くことや、関係するコンテンツにすばやく移動することが簡単になります。

残りの参加者一覧と、Teams Room 内のカメラからの映像。

愛用のアプリの新機能で生産性をさらに向上

今月、Teams での挙手の順番がわかるようにする機能が追加されます。また、Microsoft Visio の中核的な機能が Microsoft 365 スイートの一部となります。

Microsoft Teams の挙手機能を利用すると、会議の参加者が発言または質問の意思を発表者に伝えることが、会議進行を妨げずにできるようになります。現在では、Teams での挙手の時系列での順番が表示されるので、発表者は誰を最初に指名すべきかを知ることができ、参加者にもれなく発言の機会を与えることができます。

Teams 会議のウィンドウ。会議参加者ボックスに、手を挙げた順番が表示されています。

ハイブリッド ワークへの移行に伴い、ビジネス プロセスの変革も必要になることがありますが、図を利用すると、仕事の進め方を説明しやすくなります。作図機能にさらにアクセスしやすくするために、Visio の中核的な機能が Microsoft 365 の一部となります。これで、図の作成、編集、共有、チームでの共同作業が組織全体でできるようになります。よく使用される図のテンプレートと図形が用意されているので、どのようなビジネス プロセスも簡単に視覚化できます。Microsoft 365 に含まれる Visio Web アプリは、Microsoft 365 の商用サブスクリプションをご利用中のユーザー全員を対象として一般提供を開始しました。

Microsoft 365 Web ポータルの中の Microsoft Visio ホームページ。

今月のその他の新着情報

ビジネス ユーザー向け Microsoft Edge のトレーニングを新たに開始しました。スピードとセキュリティに優れた Microsoft Edge ブラウザーがどのように、そのインテリジェントな検索と革新的な Microsoft エクスペリエンスで皆さまの毎日の仕事をスムーズに進めるのに役立つかを学ぶことができます。ぜひご登録ください。

未来を見据える

現場担当者がつながりとエンパワーメントを感じられるようにすることから、コンテンツをすべての人のためにアクセシブルにすることまで、私たちは働く人すべての成功のために全力を尽くします。2022 年は他にも、多数のことを予定しています。ご期待ください。


1The Work Trend Index, WorkLab, Microsoft. (2022 年 1 月 12 日)

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テクノロジを現場の最前線の立て直しに役立てる 3 つの方法 http://approjects.co.za/?big=ja-jp/microsoft-365/blog/2022/01/12/how-technology-can-help-rebuild-your-frontline-workforce/ Wed, 12 Jan 2022 14:00:00 +0000 フロントライン ワーカーの数は 20 億人、全世界の労働者の 80% を占めています。これらの人々は感染症の世界的な大流行の中でリスク、疲弊、継続的な混乱に耐えてきました。操業停止から新たな安全プロトコル、増えた作業負荷と先細りする在庫量に至るまで、現場の最前線は常に課題に直面しています。本日発表する一連のテクノロジ イノベーションとパートナーシップは、現場の最前線のストレスを軽減するとともに、仕事とコミュニケーションの方法に力を与えることを目的としています。

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フロントライン ワーカーの数は 20 億人、全世界の労働者の 80% を占めています。これらの人々は感染症の世界的な大流行の中でリスク、疲弊、継続的な混乱に耐えてきました。操業停止から新たな安全プロトコル、増えた作業負荷と先細りする在庫量に至るまで、現場の最前線は常に課題に直面しています。この数週間は、特に状況が厳しいものとなっています。医療従事者には感染症大流行の新たな波が押し寄せ、航空会社が人員不足のため欠航を決めたフライトの数は過去最多となっています。そして残念ながら、見通しはあまり明るくないようです。最新の Work Trend Index スペシャル レポートによれば、フロントライン ワーカーの 58% は、次の 1 年も仕事のストレスは変わらないか悪化すると考えています。

しかし、悲観と落胆ばかりではありません。今ほど、現場の最前線を長期的な成功に向けて立て直す新しい戦略とソリューションを取り入れるのに適した、あるいはそれが求められている時はないでしょう。その戦略とは、働く人々のウェルビーイングを最優先すると同時に生産性を最大化するというものです。成功を収めている企業は、現場の最前線をエンパワーメントすることが自社の業績向上への鍵であることを理解しています。そしてバランスの取れたアプローチでビジネスに臨み、より良い成果を達成しています。Work Trend Index スペシャル レポートによれば、企業が注力すべき領域は次の 3 つです。

  1. 従業員のために、ストレスとシステムの摩擦を減らすテクノロジを用意する。
  2. トレーニングを優先事項とし、モダン化する。
  3. 現場の最前線を排除しない企業文化を作る。

Microsoft は、フロントライン ワーカーの力となるソリューションを構築しています。最前線で働く人々が互いにコミュニケーションを取り、シフトのスケジュールを組み、タスクを実行するために、およびその他多数の場面に活用されています。このようなソリューションの提供は、長年にわたり私たちの使命の一部となっています。たとえば、Kendra Scott のようなお客様の本社と現場の最前線をしっかりとつなぐことをお手伝いし、Blum のようなお客様のためにシンプルな統合型の従業員エクスペリエンスを作っています。本日、Work Trend Index の調査結果公開に合わせて発表する新たなテクノロジ イノベーションとパートナーシップの強化は、ストレスを軽減し、トレーニングをモダン化し、現場の最前線における文化を再構築することを目的としています。

1. 従業員のために、ストレスとシステムの摩擦を減らすテクノロジを用意する

新しいデータが示しているように、テクノロジが現場の最前線の毎日をより良いものにしてくれるという楽観の傾向があるようです。フロントライン ワーカーの 63% が、テクノロジによって創出される就業機会を喜ばしく思っています。また、仕事に関係するストレスを軽減する要因のランキングでも、給与の増額と休暇に次いで第 3 位となっています。Microsoft 自身の生産性データでも、この変化がパンデミック (感染症の世界的大流行) によっていかに加速したかが明らかになっています。2020 年 3 月から 2021 年 11 月までの間に、フロントライン ワーカーによる Microsoft Teams の使用量は 400% 増加しました

現場の最前線が労働力不足やサプライ チェーンの混乱といった継続的な制約に直面するなかで、求められているテクノロジとは、働く人々の時間を節約し、よりシームレスなコミュニケーションを手助けし、繰り返し型のタスクを遂行するときの効率を最大化してくれるものです。

パートナーである Samsung のラグド デバイスのポートフォリオに加えて、現在では Zebra Technologies との戦略的パートナーシップも強化しています。本日、Teams の中の "トランシーバー" アプリが多彩な Zebra 製モバイル デバイスでの一般提供を開始しましたことをお知らせします。これに含まれる製品は、ラグド タイプでどこにでも持ち運べる TC シリーズ、顧客向けのコンパクトな EC シリーズ、究極のスキャン用デバイス MC シリーズなどがあります。このコラボレーションによって、Teams のデジタル トランシーバー機能が Zebra 製デバイスの専用 PTT (プッシュツートーク) ボタンで起動できるようになり、フロントライン ワーカーが明瞭な音声での安全なコミュニケーションを即座に手元で開始できます。"トランシーバー" アプリは、Android モバイル デバイスに加えて iPhone や iPad などすべての iOS モバイル デバイスでも提供を開始しました

“このパートナーシップで、現場の最前線で働く人々のための機能を提供できるようになったことを嬉しく思います。これらのデバイスを使ってシームレスなコミュニケーション、コラボレーション、生産性の発揮が、条件を問わずできるようになります。”—Zebra Technologies 最高経営責任者 (CEO) Anders Gustafsson 氏

Zebra トランシーバー機能のスクリーンショット。内蔵の PTT ボタンを Microsoft Teams とともに使用できます。

トランシーバー機能が一体化された Zebra 製デバイスと、iOS 版トランシーバー アプリの一般提供を開始しました。

多くの業種で労働力不足が続いているため、チームのシフトのスケジューリングは一段とやっかいになっています。通常どおりにシフトに人員を配置することを、以前よりも少ない人数で達成しなければならないからです。どのテクノロジ ソリューションが職場のストレス軽減に役立つかという質問に対して、最も多くの回答者を集めた選択肢はチームのスケジュール管理 (37%) でした。

働く人々が引き続き、自分のスケジュールを柔軟に、自分のやり方で管理できるようにするために、本日一般提供開始を発表する Reflexis シフト コネクタ for Teams で Reflexis Workforce Scheduler (RWS) との統合が可能になります。シームレスな、リアルタイムの同期を通してシフト リクエストを表示し、割り当てて管理することができます。ワークフォース管理分野の代表的ソリューションである RWS の特徴は、ターゲットを定めた柔軟なスケジューリング管理です。Teams との組み合わせによって、RWS は働く人々の自律を推進し、スケジューリングを最適化します。最前線で働く人々が自分のスケジュールにいつでも同じ方法で、柔軟にアクセスできるしくみを組織が作ることができます。 

1 台のタブレットに Zebra Reflexis Workforce Management システムの画面が表示され、1 台の Zebra 製モバイル デバイスに Teams のシフト アプリが表示され、両方が同じシフト交換情報を示しています。

Reflexis シフト コネクタ for Teams の一般提供開始は 2022 年 1 月を予定しています。

現場の最前線のストレス軽減に役立つと考えられるテクノロジ ソリューションのトップ 5 を見ると、面会予約 (アポイントメント) 管理も入っています。面会が対面からバーチャルに移行するケースが増えるにつれて、この領域は大きな変革を遂げています。現在では、包括的なビューでバーチャル面会予約をまとめて 1 つの場所で見ることができます。待ち時間がリアルタイムで更新されるほか、順番待ちリスト、無断キャンセル、人員配置遅れなどの情報も見ることができるので、顧客や患者のために最高レベルのエクスペリエンスを作ることができます。 

1 台のタブレットに、バーチャル面談の予約済み順番待ちリストが表示されています。スタッフはすべてのバーチャル面談予約を、待ち時間などの豊富な詳細情報とともに 1 か所で見ることができ、S M S リマインダーをここから送ることもできます。また、1 台のモバイル デバイスに、Teams 会議を使用して小売店とのバーチャル相談を行っているところが表示されています。

バーチャル面会の予約済み順番待ちリストの一般提供開始は 2022 年 1 月を予定しています。

加えて、働く人々が仕事の流れを保ちながら承認の更新にまつわるストレスを軽減できるように、"承認" アプリが直接、フロントライン ワーカーの業務プロセスに組み込まれます。これで、基幹業務における承認の管理と申請を Power Apps component framework (PCF) コントロールを使用して行うことに加えて、必須コメントなどの詳細情報やグループ承認も要求できるようになり、承認と、承認を受けて進むプロセスがスムーズになります。

1 台のタブレットに、基幹業務用 Power App に統合された

承認時の必須コメント機能の一般提供開始は今月、PCF コントロールとグループ承認の一般提供開始は 2022 年 2 月を予定しています。

最後に、Microsoft の ID (アイデンティティ) とエンドポイントの管理ソリューションのスイートは、現場の最前線でのデバイス共有から生じるストレスの解消に役立つ可能性があります。行方不明になったデバイスを、Microsoft エンドポイント マネージャーで GPS 対応マップを使用して見つけることに加えて、IT 担当者の操作で音声通知をトリガーする機能を間もなく利用できるようになります。これで、フロントライン ワーカーがデバイスをどこかに置き忘れても、発見しやすくなります。さらに、デバイスが Microsoft Azure Active Directory (Azure AD) を通して共有デバイス モードに登録されていれば、すべてのアプリケーション (Teams と Managed Home Screen、およびその他多数のサポート対象アプリケーション、たとえば Workday) からのサインアウトを簡単に、Android デバイスでのタップ 1 回で完了できるので、これで次の従業員に渡す準備が整い、コンプライアンスも維持できます。

2. トレーニングを優先事項とし、モダン化する

テクノロジには仕事の毎日をより良いものにしてくれる力があるという楽観論がフロントライン ワーカーの間で高まっていることがデータから明らかですが、調査対象者の 50% 以上が、自分の会社は仕事を効果的に進めるためのトレーニングを実施していないと回答しています。フロントライン ワーカーはトレーニングに意欲的であるため、会社側はトレーニング活動を優先事項として組織内の全員が確実にアクセスできるようにする必要があります。チームに加わった新メンバーのオンボーディング用ツールは、フロントライン ワーカーの職場におけるストレス軽減に役立つ重要なテクノロジのランキングで第 2 位となっていることを見ても、このことは人材配置の変動が続くなかで特に重要です。

Microsoft Viva ラーニングを利用すると、現場の最前線で働く従業員も学習コンテンツの発見、アクセス、共有、追跡を直接 Teams からできるようになります。会社側が従業員全員に常に最新の知識を提供するとともに、新しい従業員に対するトレーニング、ポリシー、一般的学習のオンボーディングを短期間で完了できるように、最新のラーニング管理システム (LMS) と統合されています。LMS の割り当て機能で、従業員に必要なトレーニングと学習を割り当てることができます。SAP SuccessFactors、Cornerstone OnDemand、Saba Cloud などのパートナー ソリューションからのコンテンツを選ぶことができ、従業員は割り当てられた学習コンテンツにどのデバイスからでも、Teams を通してアクセスできます。

1 台のタブレットに Viva ラーニングのホーム画面が表示され、2 台のモバイル デバイスにモバイル版の “自分に割り当て済み” 画面と、割り当てられた学習をクリックして詳細情報に進んだ状態が表示されています。

ラーニング管理システム割り当て機能の一般提供開始は 2022 年 1 月を予定しています。

さらに、新たにパートナーシップを開始したラーニング プロバイダー EdCastOpenSesame からも、既存のパートナーである Go1 や Coursera とともに、現場の最前線向けに広く深く学べるコンテンツが提供されます。この充実したパートナー コンテンツ ライブラリに加えて、組織が独自に作成した学習コンテンツを SharePoint 統合を通して提供することもでき、フロントライン ワーカーのトレーニングとアップスキルに役立ちます。学習者は自分に関係する学習コンテンツにモバイル、タブレット、デスクトップのどれでもアクセスできます。

2 台のタブレットに Viva ラーニングが表示され、コンテンツ プロバイダー Ed Cast と Open Sesame にフォーカスが置かれています。

EdCast の一般提供開始は 2022 年 1 月、OpenSesame の一般提供開始は 2022 年 2 月を予定しています。

“引き続き Microsoft とのパートナーシップを通して Viva ラーニングの価値を拡大できることを嬉しく思います。EdCast のスキリング スマートカード、パスウェイ、ジャーニーのすべてを、共有し、ブックマークし、組織の幅広い学習ジャーニーに組み込んでいただくことができます。”—EdCast CEO Karl Mehta 氏

“当社と Microsoft Viva ラーニングとのパートナーシップによって、企業はどの学習者にも最適なコースのリストを用意できます。しかも、それぞれが仕事の流れの中で学ぶことができます。”—OpenSesame CEO 兼共同創業者 Don Spear 氏

3. 現場の最前線を排除しない企業文化を作る

しっかりとした文化があるかどうかが、成功する企業とそれ以外との分岐点となることもあります。このことが影響するのは業績だけでなく、組織が優秀な人材を集めて定着させ、動機付けることができるかどうかにも及びます。しかし、企業文化は現場の最前線まで自然に浸透しているとはいえません。現場の最前線で働く人々は、経営陣との間に文化とコミュニケーションの断絶があると述べています。フロントライン マネージャーの 68% は経営陣が職場文化の構築を優先していないと回答し、フロントライン ワーカーの 63% は経営陣からのメッセージが届いていないことが多いと回答しています。

Microsoft Viva コネクションのようなテクノロジは、このような文化とコミュニケーションのギャップを橋渡しするうえで重要な役割を果たせる可能性があります。経営陣がメッセージ、会社の最新情報、現場の最前線への称賛を発信できるようになり、フロントライン ワーカー側も意見やアイデアを経営陣に伝えることができるようになります。このたび、新たに Viva コネクションの戦略的パートナーとなった Workday および Espressive との統合を通して、働く人々が会社の重要なリソースとアクションに 1 つの場所で簡単にアクセスできるようになりました。

1 台のモバイル デバイスに Viva コネクションの画面が表示され、Workday と Espressive Barista の新しいパートナー ダッシュボード カードを示しています。

Viva コネクションでの Espressive の提供開始は 2 月、Workday カードの提供開始は 2022 年中を予定しています。

Microsoft と Workday 双方をご利用のお客様は、Workday のパワーを直接 Viva コネクションの中で利用して従業員のエクスペリエンスをさらに高めることができます。具体的には、毎日の仕事の中で Workday のインサイトとアクションに、Teams から離れることなくアクセスできます。Workday には、従業員セルフサービス機能としてインテリジェントな出退勤時刻記録などがあり、たとえば、フロントライン ワーカーが休憩時間の終了間近に通知を受け取り、業務再開時刻をタップ 1 回で記録することが、自分のモバイル デバイスからできるようになります。

Espressive は、従業員それぞれに合わせたセルフ ヘルプを 1 つの場所で提供します。9 言語と 14 のエンタープライズ部門 (IT、人事、給与など) に対応しており、Viva コネクションを通してアクセスできます。処理待ちのリクエストや問題がダッシュボードのカードとして表示されます。Espressive Barista は AI ベースのバーチャル サポート エージェント (VSA) で、従業員からの質問、問題、要望の解決の自動化に役立ちます。パーソナライズされた応答が返されるので、従業員は求めていた回答が得られます。

今後の展望

現場の最前線 (フロントライン) が強力であることは、より良い業績につながります。チームのスケジューリングとオンボーディングから、タスクの自動化と面会予約の管理まで、現場の最前線で働く人々の日常業務の負荷は、適切なテクノロジ ツールを用意するとともに強力な企業文化を作ることによって軽減できる可能性があります。適切なソリューションは、フロントライン ワーカーの生産性を最大化するだけでなく、一貫した文化観も可能にします。このことは、定着率の向上とより良い顧客対応、そして会社の使命に沿った働き方につながります。

Microsoft は、業界をリードする各社とともにこれからも、現場の最前線のストレスを軽減し、トレーニングをモダン化し、働く人々の文化を再構築するのに役立つソリューションのイノベーションを続けていきます。フロントライン ワーカーをエンパワーメントする機会に関するその他の調査結果については、Work Trend Index スペシャル レポートの全文をご覧ください。また、こちらのルックブックと新着の Mechanics の動画では、現場の最前線の力となる Microsoft 365 の新たな製品イノベーションを詳しく紹介しています。ぜひご覧ください。

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ハイブリッド ワークに対応した次世代のコラボレーティブ アプリの構築 http://approjects.co.za/?big=ja-jp/microsoft-365/blog/2021/05/25/build-the-next-generation-of-collaborative-apps-for-hybrid-work/ Tue, 25 May 2021 15:00:00 +0000 私たちを取り巻く世界は、前回の Microsoft Build のときと比べて劇的に変化しています。どのお客様もパートナーの皆様も、ハイブリッド ワークの新しい現実に、つまり人々がいつでもどこでも、どのデバイスでも仕事ができるようにすることに注目しています。

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私たちを取り巻く世界は、前回の Microsoft Build のときと比べて劇的に変化しています。どのお客様もパートナーの皆様も、ハイブリッド ワークの新しい現実に、つまり人々がいつでもどこでも、どのデバイスでも仕事ができるようにすることに注目しています。

開発者はこの変革の中心であり、そのことが Microsoft Cloud の上に構築されたアプリの中に現れているのを私たちも目の当たりにしています。本日発表する Microsoft 365 と Microsoft Teams の新しい機能とツールは、新しい働き方のためのソリューションを構築する開発者の力となります。

ハイブリッド ワークのために作られた新しいアプリのクラス: コラボレーティブ アプリ

ハイブリッドでグローバルな働き方を可能にするには、アプリの構築と扱いの方法に対する構造的な変化が必要です。私たちが必要としているのは、個人の生産性向上ではなくコラボレーションを中心とする、新しいクラスのアプリです。そのアプリとは、同期モードと非同期モードのコラボレーションを実現するものであり、そのためのリアルタイムの会議、アドホックのメッセージング、ドキュメント共同作業、ビジネス プロセス自動化のすべてを、単一のオーガナイジング レイヤーで提供するものです。

Microsoft Teams は、まさにコラボレーションの実現を目的として構築されました。毎日 1.45 億人を超える人々が Teams を利用しており、Teams は仕事や学習のためのデジタル プラットフォームとなっています。このことは開発者にとって、創造性を発揮して新たな収益を得る機会となります。つまり、コラボレーションを中心に据えた次世代のアプリを構築する機会です。Microsoft は、この新しいアプリケーションのクラスを "コラボレーティブ アプリ" と呼んでいます。

コラボレーティブ アプリを使って、エンド ユーザーはプロジェクトを完了するための共同作業をいつでも、どこからでも簡単に行うことができます。いくつものアプリやデータの間で切り替える必要がないため、仕事の流れを止めずに進めることができます。また、Fluid のコンポーネントを使用してエンドユーザーが自分で共同作業型のエクスペリエンスを作り、これを Teams や Office のさまざまなアプリでリアルタイムで編集して共有することができます。

開発者の皆様がコラボレーティブ アプリの構築を簡単にできるようにするために、私たちは次のことを重視しています。 

  • 開発者の既存のスキルを使う: 開発者の既存のアプリ ソリューションを Teams と簡単に統合します。標準的な Web テクノロジ、JavaScript といくつかの Teams API を使用して Teams のメッセージ、チャネル、会議にすばやく簡単に組み込むことができます。ServiceNow、Workday、Adobe、SAP をはじめとする多数の独立系ソフトウェア ベンダー (ISV) がこのことを既に、Microsoft のプラットフォーム上で行っています。
  • 開発をシンプルにする:アプリを Teams 用にビルドすると、そのアプリは多数のプラットフォームで、つまり Windows、macOS、Web、iOS、Android、Linux で動作します。私たちが目指しているのは、開発者がアプリの次の波を作り出すのに必要な学習や作業の量を大幅に軽減することです。ビルドは 1 回で、どこでもデプロイできます。
  • 開発者の選択をサポートする:Microsoft Cloud は、コラボレーティブ アプリを構築するためのフル スタックのテクノロジを提供します。新しいアプリを構築する開発者は、そのニーズに応じて Power Platform、Azure、Graph などのテクノロジを選択できます。
コラボレーティブ アプリのフレームワークを示すビジュアル

Microsoft Cloud 上に構築されるコラボレーティブ アプリのビジョンの詳細については、Jeff Teper によるテクニカル キーノート セッションと、Rajesh Jha による Into Focus のセッションをご覧ください。

コラボレーティブ アプリを Microsoft Teams とともに構築する

コラボレーティブ アプリの構築をさらに支援するために、オーガナイジング レイヤーである Teams のための新しい統合の機会と、機能強化された開発者ツールをご紹介します。

よりリッチなエクスペリエンスを実現する会議用アプリを作る

最高のエクスペリエンスを会議の参加者全員に、リモートか対面かを問わず提供することが重要です。ここでご紹介する新しい機能を利用すると、Teams 会議用に開発するアプリに、よりリッチな会議エクスペリエンスを組み込むことができます。

  • 共有ステージの統合: 現在プレビューとして提供されている "共有ステージの統合" は、開発者のアプリから Teams 会議のメイン ステージにアクセスするための機能であり、アプリのマニフェストの中で単純な構成を行うだけで利用できます。これによって作られる新しい作業場所で会議アプリのためのリアルタイムのマルチユーザー コラボレーション エクスペリエンスが可能になり、ホワイトボード、デザイン、プロジェクト ボードなどのアプリに利用できます。
共有ステージ機能の動作例を示すビジュアル。
  • 新しい会議イベント API : 現在プレビューとして提供中です。会議関連のワークフローを、会議開始や会議終了などのイベントを通じて自動化することができます。その他のイベント API についても、本年中に提供開始が予定されています。
カスタムの Together モード シーンを作成しているところを示すビジュアル。

メディア API とリソース固有の同意: 今夏提供開始予定のこの機能で、音声とビデオのストリームにリアルタイムでアクセスして、文字起こし、翻訳、ノート記録、インサイト収集などのシナリオを構築することができます。これらの API では "リソース固有の同意" が有効化されているため、IT 管理者がこれらのアクセス許可を Teams 管理センターで見ることができ、アプリからアクセスできるのはそのアプリが追加された会議のみであることの検証もできます。

メディア API をアプリの中で使用して音声を文字起こしする例を示すビジュアル。

先日リリースされた Azure Communication Services と Teams との相互運用性で、Teams ユーザーが顧客やパートナーなど、組織外の重要な人々と簡単にやり取りできるようになります。開発者が構築するカスタム アプリケーションで Azure Communication Services (音声、ビデオ、チャットなど) を使用するときに、Teams との組み込みの相互運用性を活用できます。これを利用して開発されたカスタム アプリケーションを使用して、Teams ユーザーが会議に参加し、顧客やパートナーとやり取りすることができます。さらに、Azure Communication Services がバックエンドで Microsoft Teams に接続されているため、Teams アプリ ユーザーについては VoIP とチャットの使用料が無料になるという利点があります。1

Azure Communication Services を使用するアプリの例を示すビジュアル。

Azure Communication Services と Teams との相互運用性は現在プレビューとして提供中です。ぜひご利用ください。

クロスプラットフォームでのコラボレーティブ エクスペリエンスを実現する

私たちが Teams を作ったのはコラボレーションを可能にするためです。そこで、ユーザーどうしのコラボレーションを Teams の中で、およびその他のプラットフォームでもできるようにするための新しい機能をここで紹介します。

Microsoft Teams の中での Fluid コンポーネントは、現在プライベート プレビューとして提供されており、今後数か月のうちにさらに多くのお客様に拡大される予定です。Fluid コンポーネントを Teams チャットの中で使用すると、エンド ユーザーが送信するメッセージに表、アクション アイテム、またはリストを添付し、これを全員がインラインで共同編集することや、Outlook などのさまざまな Office アプリケーションで共有することができます。チーム間の足並みをそろえて作業を効率的に進めるために、Teams チャット間でコンポーネントをコピーして貼り付けることもできます。Fluid コンポーネントを使用すると、ユーザーが一緒にアイデアを出し合い、創造し、決定することができる一方で、会議の回数を減らし、長々と続くチャット スレッドの必要性を最小限に抑えることができます。

Fluid コンポーネントを Teams チャットとモバイルで使用する例を示すビジュアル。

メッセージ拡張機能がまもなく Outlook でサポート開始: 統一された開発エクスペリエンスで、メッセージ拡張機能を Microsoft Teams と Outlook on the web の両方で動作させることができます。ユーザーがメッセージを作成するときに、検索に基づくメッセージ拡張機能一覧が新しいメニューとして提示され、ここから選択できます。たとえば、メールを作成するときに、自分の Teams アプリからのタスクの状態を伝えるメッセージ拡張機能を選択して、チームメートに送信することができます。

メッセージ拡張機能を Outlook on web で使用する例を示すビジュアル。

Teams 内または Teams 用のローコードのアプリ、ボット、フローを簡単に構築できるようにすることに加えて、ローコードのソリューションをエンドユーザーに配布することも簡単になります。まもなく、Microsoft Power Virtual Agents を使用して構築されたボットをセキュリティ グループと広く共有できるようになります。Power Apps を使用して作成されたアプリでは、このことが既にできるようになっています。また、複数の Microsoft Dataverse for Teams 環境の間で一方の環境のアプリ、ボット、フロー、表などの関連リソースを他方で利用することも簡単にできるようにしました。これで、これらの資産を新たなシナリオに確実に活用できます。また、Power Apps のサンプル アプリも継続的にリリースしており、これから Power Apps での開発を開始するのにご利用いただくことができます。

Power App が Teams の中で動作している例を示すビジュアル。

Teams アプリを構築して管理するための開発者ツールキットとリソース

ハイブリッド ワークをサポートする次世代のコラボレーティブ アプリを開発者の皆様が構築するのに合わせて、私たちは皆様の生産性を高めるためのツールやリソースに投資しています。

機能を強化した Microsoft Teams Toolkit for Visual Studio と Visual Studio Code を現在プレビューとして提供中です。これらを利用すると、どの開発者も、開発する Teams アプリを Microsoft スタックと相互作用させ、デスクトップとモバイルの両方で動作させることが簡単になります。開発者が React、SharePoint Framework (SPFx)、.NET のどれを使うかにかかわらず、このツールキットは開発者が熟知して使用しているフレームワークに対応できるように作られています。主な更新点には、シングルライン認証、Azure Functions の統合、SPFx の統合、シングルラインの Microsoft Graph クライアント、IDE と CLI への効率的なホスティングなどがあります。

Teams Toolkit でアプリを作成しているところを示すビジュアル。

Teams Toolkit の詳細情報を参照して Visual Studio Marketplace から今すぐインストールしてください

コードを書くことは最初のステップですが、開発者はアプリの管理と構成も行う必要があります。そのための Microsoft Teams 向け開発者ポータルのプレビューを発表します。この開発者ポータル (旧称 App Studio) は、開発者専用のアプリ管理コンソールとなります。Web 経由で、または Teams の中でアクセスでき、自分のアプリの登録と構成を 1 つの中央の場所から行うことができます。新しい機能は次のとおりです。

  • どの Web ブラウザーとデバイスからでもアクセスでき、ナビゲーションも簡単です。
  • 環境構成を管理します。環境別にいくつものマニフェストを管理する必要がなくなります。
  • 他の開発者とコラボレーションするために、アプリへの読み取り/書き込みアクセス権を他の人に付与します。アプリの共同作業や更新を協力して行うことができます。
  • ISV がサービスとしてのソフトウェア (SaaS) オファーを自社のアプリにリンクさせることができます。新たな Teams 内購入エクスペリエンスを実現できます。
  • アプリの使用状況に関する有益な分析情報を収集できます (プレビュー中)。
開発者ポータルのホーム ページを示すビジュアル。

今すぐ開発者ポータルの使用を開始しましょう。

プラットフォームとしての私たちの成功は、皆様の成功と結びついています。革新的なアプリを Teams 上で構築してきたパートナーの皆様に感謝しています。私たちは、パートナーの皆様が成功できるようにすることをお約束しています。そのために、ユーザーがアプリを簡単に見つけて展開し、導入できるしくみを用意しています。そして、まもなくユーザーがパートナー アプリのサブスクリプションを Teams Store や Teams 管理センターから直接購入できるようになります (請求書またはクレジット カードによる支払い)。これで、ユーザーがアプリを入手して導入するのがさらに簡単になると同時に、パートナーの皆様にとってはソリューションの収益化の機会が増えることになります。

新しいストア内購入エクスペリエンスを示すビジュアル。

データ、インサイト、セキュリティを中心としたエクスペリエンスを届けるための Microsoft Graph

Teams はコラボレーティブ アプリのためのオーガナイジング レイヤーですが、そのアプリ エクスペリエンスの重要な面の 1 つが、Microsoft Graph からの豊富なデータ セットです。Microsoft Graph によって管理されるデータは、コミュニケーション、コンテンツ、人の、数兆件にも及ぶつながりから生成されたものであり、プライバシー、セキュリティ、コンプライアンス、検索がこれに付随しています。これを可能にしているのは、高度な機械学習です。

本日は、Microsoft Graph のエキサイティングな新機能のいくつかをご紹介します。

今年、Microsoft Viva が発表されました。このねらいは、世界中の組織が従業員のエクスペリエンスを最適化し、従業員が新しい働き方で活躍できるようにすることです。Viva はプラットフォームとなるように構築されたものであるため、多数の拡張性ポイントが計画されていますが、その第一弾をここで発表します。Viva コネクション カードは現在プレビューとして提供中で、SharePoint Framework (SPFx) は早期アクセスにサインアップした開発者向けに提供しています。これで、開発者が既製またはカスタムの Web パーツを使用して Viva コミュニティ ダッシュボード、ニュースフィード、従業員向けリソースを構築し、どのプラットフォームやデバイス向けにも最適化することができるようになりました。

Viva コネクションのカードの動作を示すビジュアル。

SPFx の次期リリースへの早期アクセスのサインアップを受け付けています。Viva コネクションのためのネイティブ モバイル エクスペリエンス構築をお考えの場合は、ぜひご利用ください。

誰が組織のデータにアクセスできるかを考えるときは、認証とセキュリティが常に念頭に置かれます。これが理由で、多くの開発者が Microsoft Graph を利用しています。 Microsoft Graph は、Azure Active Directory (Azure AD) のエンタープライズ グレードのセキュリティと認証の能力を中核として構築されています。本日ご紹介する新機能は以下のとおりです。

  • 継続的アクセス評価: 現在プレビュー中のこの機能は、Azure AD による継続的なリソース監視でセキュリティ脅威の発見を可能にするものです。アクセス トークンの失効を、単に短いトークン有効期間に依存するのではなく、重要なイベントやポリシー評価に基づいて行うことができます。 
  • 新しい認証方法 API : 開発するアプリ内でのデータとリソースへのアクセスの管理を、プライマリ、2 段階、またはステップアップ認証を使用して行うことができます。セルフサービス パスワード リセット プロセス (SSPR) を起動することもできます。
  • 外部 ID API の一般提供を開始: 開発するアプリで安全な B2C (business-to-consumer) ユーザー インタラクションを確立できるようになります。これには事前定義済みの、構成可能なポリシーを使用します。ユーザーは、日常的に使用しているアカウントでソリューションに登録できます。

お客様やパートナーの皆様から最もよく寄せられる要望の 1 つは、データを Microsoft Graph に取り込んで Microsoft 365 のさまざまな場所で表面化できるようにすることです。このような理由から、Microsoft Graph コネクタが作られました。これを利用すると、Microsoft 365 内の既存のデータ セットをエンリッチメントするメタデータのオンボード、インデックス作成、表面化ができるようになり、Microsoft Search や電子情報開示などの中核的なエクスペリエンスへの参加が可能になります。 Microsoft Graph コネクタについては、次のように多数の更新を近日中に行うことをお知らせします。

  • AAD 以外のソースからの人物プロファイルのエンリッチメントのサポート。管理者が Microsoft Graph コネクタからのプロパティを組織内の Microsoft 365 人物カードにマッピングできるようになります。
  • 新しい JiraConfluence のコネクタ。これらは Microsoft が構築したものであり、本年中に提供を開始します。
  • Search の結果を Microsoft Teams のモバイルとデスクトップのクライアント、および Windows Search Box にも拡張します。
  • Graph コネクタでの電子情報開示サポートの開発者プレビューを 2021 年夏に開始予定です。

また、Microsoft Graph データ接続がプレビューとして Azure での提供を開始したこともお知らせします。Microsoft Graph データ接続はセキュリティと高スループットを特長とするコネクタであり、特定の Microsoft 365 生産性データセットを Azure テナントにコピーすることを目的としています。開発者やデータ サイエンティストが組織的な分析の作成や、AI と機械学習モデルのトレーニングを行う場合に理想的なツールです。ほとんどの Microsoft 365 製品は、ユーザー単位/月単位で料金が設定されていますが、Microsoft Graph データ接続は従量制課金サービスとして提供されます。したがって、開発したソリューションで使用されたデータの分だけをお支払いいただくことになります。

Microsoft Graph データ接続の詳細については、技術ドキュメントをご覧ください。

最後に、私たちは皆様が、人を中心とするエクスペリエンスを Microsoft 365 プラットフォーム全体にわたって作成できるようにしたいと考えていますが、Microsoft のさまざまな製品で動作させるために別々のコードを書くことが最善ではないことも理解しています。そのような理由から、アダプティブ カードのユニバーサル アクションの提供を開始することになりましたことをお知らせします。これで、Azure Bot Framework を使用してアダプティブ カードを 1 つだけ構築して実装し、これを Teams と Outlook のモバイルとデスクトップのクライアント間でシームレスに同期させることができます。

詳しくは、Microsoft Graph ブログの全文をご覧ください。

どのエンドポイントでもシームレスに動作するモダンな Windows アプリを構築する

リモート ワークへの、そして今ではハイブリッド ワークへの移行に伴い、PC はこれまで以上に欠かせない存在となっています。13 億台を超えるデバイスで Windows 10 が稼働していますが、Windows 上で構築されたモダン アプリは、ユーザーが生産性を維持するために不可欠なものとなっています。Windows は、働く人々が常につながって生産性を維持するために不可欠であり、開発者にとっては、限界を押し広げ、人々を助けるための新しい革新的な方法を見つけるチャンスです。

Windows の開発者の皆様は、Project Reunion の重要性を既にご存知のことと思います。Project Reunion では、モダンな Windows テクノロジや新機能に加えて、既存のデスクトップ (Win32) の優れた機能にアクセスできます。一貫性のある、モダンなインタラクションとユーザー エクスペリエンスを WinUI 3 で実現することに加えて、優れたシステム パフォーマンスとバッテリー駆動時間をアプリで利用できます。このような理由から、本日 Project Reunion 0.8 のプレビューを発表します。これで、開発する Windows アプリをクライアントとクラウド両方のエンドポイントに対してシームレスに作成し、モダン化することができます。デバイスのハードウェアに合わせて最適化されたエクスペリエンスを構築することができ、アプリの発見と管理も簡単になり、将来を考えて Arm64 にも対応しています。主な更新内容は以下のとおりです。

  • Windows 10 バージョン 1809 へのダウンレベル サポート: このバージョンは、Windows エコシステムの中の巨大な市場であり、長期サービス ブランチの 1 つです。
  • .NET 5 のサポート: 開発者の現在のニーズに応えるのに役立ちます。これには WPF や WinForms も含まれます。
  • WinUI 3 と WebView 2 でモダンな、互換性のある UI 開発がサポートされます。Windows の構築に使用されているのと同じテクノロジを使用します。

詳細情報をご覧になり、Windows アプリのモダン化を Project Reunion 0.8 プレビューで開始しましょう

私たちは、多くの開発者がコマンドライン ツールとシェルを使用していることを理解しています。たとえばコマンド プロンプト、PowerShell、Windows Subsystem for Linux (WSL) です。Windows ターミナルで、開発者は美しく洗練された、モダンなコマンドライン エクスペリエンスを Windows で利用することができます。そして今年、これを既定のターミナル エミュレーターとして設定できるようになりましたことをお知らせします。これで、すべてのコマンドライン アプリを Windows ターミナル経由で起動できるようになりました。また、Quake モードという新機能もリリースしました。新しいターミナル ウィンドウを Windows 内のどこからでも、シンプルなキーボード ショートカットで開くことができます。

Windows ターミナルの新機能をぜひご利用ください。

また、Windows Subsystem for Linux (WSL) で GUI アプリがサポートされるようになりました。これで、ツールとワークフローのすべてをシームレスに、自在に使用することができます。Windows では、開発者が望む方法で作業できます。どのワークフローともシームレスに統合し、GUI アプリ、Linux、GPU アクセラレーションを使用した機械学習トレーニングを実行できます。

WSL の更新情報についての詳細情報をご覧ください。

ロボティック プロセス オートメーション (RPA) に注目する組織がますます増えています。その目的は単純な繰り返しのタスクから複雑なワークフローまで、ビジネス プロセスを効率化することです。Ignite で、Power Automate Desktop を Windows 10 ユーザーに追加費用なしで提供することを発表しましたが、その後の月のダウンロード数が前月比で 6 倍に増加しました。これは、お客様が自分で繰り返し型のタスクやワークフローを自動化するのに役立つノーコード RPA に未開拓の可能性があることを証明しています。現在私たちは、自動化に最も適したプロセスに優先順位を付けることをさらに簡単にしようとしています。このたび一般提供を開始したプロセス アドバイザーはプロセス マイニングの機能です。人々がどのように作業するかについてのインサイトが提示されるので、自動化から当て推量を排除できます。これで、ワークフローのタスクのマッピング、組織のボトルネックの発見、自動化に最も適した時間のかかるタスクの特定などをすべて、Microsoft Power Automate の中から行うことができます。

Power Automate Desktop とプロセス アドバイザーの詳細については、こちらをご覧ください

学ぶ。つながる。コードを書く。

今週の Microsoft Build が皆様にとって素晴らしい時間となることを願います。Microsoft 365 プラットフォーム全体を網羅した素晴らしいセッションの数々をご用意しています

ハッピー コーディング!

その他のリソース

Microsoft 365 での開発についての詳細は、以下のリソースをご覧ください。


1Microsoft Teams エンドポイントでの VoIP とチャット利用は、Microsoft 365 のライセンスに含まれています。

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仮想会議の向上とコンサルティングのオンライン化 – Microsoft 365 の 3 月の新機能 http://approjects.co.za/?big=ja-jp/microsoft-365/blog/2020/03/31/improve-virtual-meetings-bring-consultations-online-new-to-microsoft-365-in-march/ Tue, 31 Mar 2020 23:15:26 +0000 なんという 1 か月でしょうか。ほんの数週間で、私たちの働き方も暮らし方も変わってしまいました。私たちのお客様が求めているものがこれほどまでに明確になった、つまり急を要するものになったことはありませんでした。そして私たち

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なんという 1 か月でしょうか。ほんの数週間で、私たちの働き方も暮らし方も変わってしまいました。私たちのお客様が求めているものがこれほどまでに明確になった、つまり急を要するものになったことはありませんでした。そして私たちの最優先事項は、お客様がそのニーズを満たせるようにお手伝いすることです。具体的には、働く人々のリモート ワークを実現するのに役立つツールを開発します。また、適切なデジタル ツールで対面イベントをバーチャルなものに移行できるようにお手伝いします。そして、困難な時でもビジネスを守ることができるように、組織の資産をセキュリティで保護します。

今月お届けする新しい機能は、新型コロナウイルス感染症 (COVID-19) の流行が続く間、そしてその後も、ビジネスを動かし続けるのに役立つように設計されています。たとえば、Microsoft Teams の新機能は、オンライン会議を効果的に実施し、よりインクルーシブで、集中できるようにするのに役立つとともに、1 対 1 のコンサルティングをバーチャルで実現します。SharePoint で作成できる危機管理サイトは、緊急時に組織内ですばやく情報を共有するのに役立ちます。また、Outlook の検索エクスペリエンスが向上し、必要としているものをメールや予定表の中からすばやく見つけることができるようになりました。

Microsoft 365 の今月の最新ニュースをお届けする前に、毎月の Modern Workplace ポッドキャストを改めてご紹介したいと思います。この回では、ホストの Alex Bradley と私が、リモート ワークについて学んだことを Microsoft での経験とお客様の経験の両方からお話ししています。ぜひお聞きください。

インクルーシブな、集中できるオンライン会議を開催する

今月、Teams の新しい機能を多数発表しましたが、これらは 2 つのことへの私たちのコミットメントを反映しています。1 つはお客様のために最高のオンライン会議エクスペリエンスを構築すること、もう 1 つは現場担当者と医療従事者に技術ソリューションを届けることです。

リモート会議に参加したときに、他の参加者がたたくキーボードの音や、すぐ後ろから聞こえる掃除機の音がうるさいと思ったことがあるかもしれません。リアルタイムのノイズ抑制機能は、気になる周囲の雑音を最小限に抑えて、発言内容を聞き取るのに役立ちます

大規模な会議では、リモート参加者が発言したくてもその意思表示が難しいこともあります。挙手機能を使用すると、会議参加者はだれでも、発言したいときに視覚的な合図を送ることができます。

産業労働者は、効果的なコミュニケーションやコラボレーションと安全の維持を両立する必要があります。Teams と RealWear ヘッドマウント型デバイスの新しい統合で、現場担当者はハンズフリーで情報にアクセスし、現場にはいないエキスパートとコミュニケーションを取ることができるようになります

仮想会議が求められる場面としては、医療機関の患者診察、顧客との打ち合わせ、求職者との面接などがあります。今月発表した Teams の Bookings アプリを使用すると、バーチャル面会のスケジューリング、管理、実施を簡単に行うことができます。

Teams では間もなく、チャットを独立したウィンドウで開くことができるようになります。ワークフローの効率化に役立ち、進行中の複数の会話を切り替えるのも簡単になります。

オフラインと低帯域幅のサポートにより、チャット メッセージを読んで返信を書く作業が、インターネットに接続していないときでもできるようになります。自分がすべきことを、どこにいても進めるのがさらに簡単になります。

また、Teams 認定デバイスが新たに追加されます。一般提供を開始した Yealink VC210 は、小さな会議室での会議に適しており、設置と管理が簡単です。さらに、Bose Noise Cancelling Headphones 700 UC も、今春中に発売される予定です。

最後に、Teams の Microsoft 365 Business Voice の提供を米国内で開始しました。中小企業が電話の発信と受信をどこからでもできるようになります。また、Microsoft 365 Enterprise プランのラインアップが新しくなり、現場の最前線で働く従業員のためのライセンス オプションが追加されています。

中小規模企業のための新しい Microsoft 365

今月、Microsoft 365 Personal と Family が登場しました。個人と家庭のための Office 365 からの進化です。さらに、中小企業向けと大企業向けのプランの多くについて、名前を変更することも発表しました。Office 365 Business Essentials は Microsoft 365 Business Basic になり、Office 365 Business Premium は Microsoft 365 Business Standard に、Microsoft 365 Business は Microsoft 365 Business Premium になりました。Office 365 Business と Office 365 ProPlus は Microsoft 365 Apps となります。本日お知らせするのは名前の変更だけですが、この数年間に新しいアプリやサービスがサブスクリプションに追加されており、今後数か月のうちに新しいイノベーションも追加する予定です。これらの変更は、Microsoft 365 のイノベーションをこれからも推進していくという私たちの強い思いを反映しています。それは、これまでイメージされていた Office をはるかに超えるものとなるでしょう。

緊急事態への対応

人や情報をつなぐ緊急事態管理サイトをすばやく構築: COVID-19 のような予期しない出来事が起きると、コミュニケーションの手段を確立していつでも連絡を取れるようにすることの重要性が浮き彫りになります。SharePoint で新しい危機管理サイトを作成すると、緊急事態の発生時に組織内で共有するためのニュース、関連リソース、よくある Q&A を 2 時間以下でまとめることができます。SharePoint のスタート ページで [サイトの作成] > [コミュニケーション サイト] を選択し、ニュース、リンク、Q&A、サイト ナビゲーション、注目の人物などを構成します。

つながってコラボレーションするための新しいアプリ機能更新

今回発表する新しいアプリ機能更新は、会話を効率化し、プロフェッショナルにふさわしいコンテンツを作成し、生産性を最大化するのに役立ちます。

Yammer の会話に受信トレイから直接参加: Outlook on the web の新しい対話型 Yammer メール機能を利用すると、Yammer での会話、投票、質問に参加することや称賛を送ることができます。Yammer のスレッド全体が表示され、返信、いいね、投票、ファイルの添付、GIF の共有、さらにはビデオの閲覧も受信トレイから直接できるようになりました。これらの機能は、すべての Enterprise テナントでの提供を開始しており、Outlook for Windows、Outlook for Mac、Outlook for iOS/Android でのリリースは次の四半期となります。

プロフェッショナルにふさわしいコンテンツを Office モバイルで作成するのがさらに簡単に: Excel でのデータの表示と編集をシンプルな、わかりやすいカード形式でできるようになりました。横に並んだ列が多すぎて画面に収まりきらないときに便利です。Office モバイルのもう 1 つの新機能、PowerPoint デザイナーは、プロフェッショナルらしいプレゼンテーション作りに役立つように、コンテンツのデザイン、書式、アイコンを提案します。これらの機能は、Android 用と iOS 用の Office アプリに今後数か月以内に追加されます。

ドキュメントでの共同作業とタスクの割り当て: Web 版の Word と Excel で、ドキュメントを共同編集する他のユーザーに簡単にタスクを割り当てることができるようになりました。オンラインの Word または Excel のドキュメントのコメントでチームメイトを @メンションし、割り当てのチェック ボックスをオンにします。そのユーザーには、タスクが割り当てられたことを通知するメールが送信され、その中のリンクから直接そのドキュメントにアクセスできます。この機能の提供は 4 月を予定しており、PowerPoint for the web の [タスク] でも 6 月から使用できるようになります。

Visio for the web の新しい接続エクスペリエンス: Visio for the web の新機能で、図形上の接続ポイントを動かしてきれいに配置できるようになります。また、図形間に複数の矢印を追加することも簡単にできるので、to-and-from の関係を明確に表すのに役立ちます。この機能を使用するには、図形の縁にマウス カーソルを合わせます。接続ポイントの候補を表す緑色の円が表示されたら、使用したいポイントをクリックし、コネクタを接続先のポイントまでドラッグします。この機能は、Visio Plan 1 と Plan 2 のすべてのユーザーを対象として提供を開始しました。

メールと予定表の検索がさらに簡単に

今回発表する Microsoft Search の新しいイノベーションで、自然言語の認識が可能になります。必要としているものを見つけるのに役立つこの機能は、iOS 版と Android 版の Outlook で利用できます。メール、予定表のイベント、連絡先情報、ファイルを見つけたいときに、日常的に使っている言葉で検索対象を絞り込むことができます。話しかけることも、キーボードから入力することもできます。詳細については、こちらのブログをご覧ください

一般的な IT タスクを効率化する

今月、IT 担当者向けの一般的なリソースを効率化するのに役立つ 2 つの新しいサービスを発表します。

印刷インフラストラクチャをモダン化するクラウドベースの印刷ソリューション: ユニバーサル印刷のプライベート プレビューを発表します。これは、シンプルで安全に印刷できる、クラウドベースの新しい印刷インフラストラクチャです。オンプレミスの印刷サーバーを保守することや、プリンター ドライバーをデバイスにインストールすることは不要になるため、IT 担当者が印刷環境を維持するために必要な時間と労力を削減できます。ユーザーの印刷操作もシンプルであり、近くにあるプリンターを簡単に見つけて印刷することができます。ぜひ、プライベート プレビューに登録して参加してください。

クラウドにあるファイルをシームレスに OneDrive や SharePoint に移動: このたび発表する Mover は、クラウド対クラウドのファイル移行ツールです。全世界の Microsoft 365 のお客様を対象として一般提供を開始しました。Box、Dropbox、Egnyte、Google ドライブなど、多数のクラウド サービス プロバイダーから OneDrive と SharePoint への移行をサポートしているので、Microsoft 365 のさまざまなアプリやサービスでのシームレスなファイル コラボレーションが実現します。Mover を利用すると、現在 Microsoft 365 の外部にある、他社のクラウド サービスで保存しているファイルを簡単に、コストをかけずに (無料です) 管理できます。利用を開始するには、Office 365 の資格情報を使用してサインインし、画面の表示に従ってください。

Teams での会議の新しい機能から、クラウドでのファイルの保存を容易にする機能更新まで、ここで紹介した発表には、お客様に頼りにされているツールをこれからも改善し、進化させていくという私たちのコミットメントが反映されています。しかし、この危機的な時に多くの組織がフルタイムのリモート ワークに対応しようとしているなかで、お客様の力になりたいとも思っています。毎月の更新情報に加えて、このブログをリモート ワークのヒントや情報、お客様の事例を紹介するスペースとしても活用していきますので、たびたびご覧いただければ幸いです。

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新しい Microsoft 365 Personal と Family のサブスクリプションのご紹介 http://approjects.co.za/?big=ja-jp/microsoft-365/blog/2020/03/30/introducing-new-microsoft-365-personal-family-subscriptions/ Mon, 30 Mar 2020 15:30:42 +0000 プライベートの時間を最大限に活用し、常につながり、大切な人々を守るためのサブスクリプション サービス 私たちの多くが仕事や学習をリモートで行うようになった今、痛いほど実感していることがあります。それは、さまざまな形でプラ

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プライベートの時間を最大限に活用し、常につながり、大切な人々を守るためのサブスクリプション サービス

私たちの多くが仕事や学習をリモートで行うようになった今、痛いほど実感していることがあります。それは、さまざまな形でプライベートが仕事に影響し、仕事がプライベートに影響するということです。常につながることや重要事項を把握しておくことが、今までにないほど重要になってきています。この困難な時期に、組織と働く人々、教師、保護者、学生の皆様のために Microsoft がどのようなことをしているかを、この数週間にわたってお伝えしてきました。また最近スタートした新しい Web サイトでは、家庭でつながり、学習、遊ぶのに役立つ Microsoft のツールやリソースを紹介しています。地球上のすべての個人とすべての組織が、より多くのことを達成できるようにするというミッションの下で、私たちはお客様とそのご家族を仕事や学習、そして “日々の生活” の全般にわたって手助けしたいと考えています。

現在、Microsoft は友人や家族とつながって創作し、共有し、コラボレーションするのに役立つパワフルなアプリケーションとサービスを無料で提供しており、Web でも Windows、macOS、iOS、Android のデバイスでもご利用いただけます。ユーザー 5 億人を超える無料の Office、Word、Excel、PowerPoint、Skype、Outlook、OneNote、OneDrive のアプリで、共同編集、ビデオ チャット、情報の整理、会合が可能になります。私たちは、これらのエクスペリエンスをより良いものに、革新的なものにしていくことをお約束します。

さらに、3,800 万人を超える人々にサブスクリプションでご利用いただいている Office 365 には、モダンで常に最新の Office デスクトップ アプリが含まれており、他にもユーザー 1 人あたり 1TB の OneDrive クラウド ストレージ (数千枚の高解像度写真や数百時間のビデオを保存するのに十分な容量)、毎月 60 分まで無料で携帯電話や固定電話と通話できる Skype 通話プラン、マルウェアやフィッシング詐欺から保護する高度なセキュリティ機能、継続的な技術サポートを利用できます。

本日、Office 365 が 4 月 22 日から Microsoft 365 となることをお知らせします。プライベートの時間を最大限に活用し、つながり、大切な人々を守り、自らも成長していくのに役立つサブスクリプションです。Office 365 の進化版である Microsoft 365 は Office をベースに構築され、新しい人工知能 (AI) や、豊富なコンテンツとテンプレート、クラウドを活用したエクスペリエンスが融合されており、文章を書く、プレゼンテーションする、デザインする、お金を管理するときの力となるだけでなく、プライベートでかかわる人々とのつながりを深めるのに役立ちます。これらのエクスペリエンスは、本日よりロールアウトを開始し、Office 365 をサブスクリプションでご利用の 3,800 万人を超える皆様に今後数か月にわたってお届けします。

さらに本日は、Microsoft 365 の新しい 2 つのエクスペリエンスも発表します。これらはプレビュー段階で、次の数か月にわたってロールアウトする予定です。1 つは新しい Microsoft Family Safety アプリで、家族をデジタルと物理的の両方の世界で安全に守ることを目的としています。もう 1 つは Microsoft Teams の新機能で、友人や家族との距離を縮めて、つながりを深め、最も大切なことについてのコラボレーションを可能にします。

最後に、新しい Microsoft Edge ブラウザーがさらに進化し、新しい機能として Web 上でユーザーを保護する “パスワード モニター” と、調査をシンプルにする “コレクション” が追加されました。Edge の新機能の詳細については、こちらをご覧ください。

エディターで最高の文章を引き出す

文章を書くことは、多くの人にとって簡単ではありません。事実、私たちの調査によると、半数の人が文章力を高めたいと思っています。このような背景を受けて、本日エディターの大規模な機能拡張を発表しました。この AI を活用したサービスは 20 を超える言語に対応しており、Word と Outlook.com でご利用いただけるようになりました。さらに、独立したブラウザー拡張機能として Microsoft Edge と Google Chrome にも対応しています。学校の課題のレポートを書くときも、LinkedIn プロフィールを更新するときも、エディターは最高の文章を引き出すのに役立ちます。

エディターの基本的機能、たとえばスペルや基本的な文法のチェックは、Word、Outlook.com、Web でどなたでもご利用いただけます。Microsoft 365 Personal や Family のサブスクリプションでは、高度な文法チェックやスタイル洗練の機能を利用でき、より明確で簡潔な文章を書くことができます。Microsoft 365 サブスクリプションだけで利用できる、エディター サービスの高度な機能の例を次に紹介します。

  • 伝えたいことはわかっているのに、その “適切な” 表現方法がわからない場合は、センテンスをハイライトした状態で右クリックすると、”書き換えの候補” が表示されます。この Word の “書き換えの候補” 機能を利用すると、元の意味を変えることなく、よりインパクトのある、またはより明確な文章に書き換えることができます。
  • Word では初めて、エディターの類似性チェッカーで盗作チェック機能が活用されるようになりました。文章を書く人がオリジナルのコンテンツを作成できるようにサポートする機能です。必要に応じて、関連する引用文を文書に挿入するのもクリック 1 回です。このツールを利用すると、文章作成技法よりも内容に集中することができます。教師の皆様には、学生が適切なコンテンツ引用法を学ぶのに役立つという点でこの類似性チェッカーは便利です。
  • この他にもスタイルの批評ポイントとして、明瞭さ、簡潔さ、形式、包括性などがあり、Microsoft 365 サブスクリプションをご利用のお客様が文書、メール、Web の文章をより自信を持って作成するのをサポートします。たとえば、包括的な表現については、作成者が意図しない偏見を回避するのに役立つ洗練化を提案します。たとえば、男性を想定させる “policeman” ではなく “police officer” を使うよう提案します。

PowerPoint でプレゼンテーション能力を向上

世界中の人たちが恐怖心を抱く最も一般的なことの 1 つとして、人前で話すことが挙げられます。これに役立つのが、PowerPoint の “発表者のコーチ” です。ユーザーがリハーサルするときに、”発表者のコーチ” は AI を使用して、話すスピードが速すぎる、”えー” などのつなぎ言葉が多すぎる、スライドのテキストを読み上げているだけになっているといった問題を指摘します。

本日より、AI を利用した 2 つの新機能、モノトーン ピッチとスピーチ洗練を PowerPoint の “発表者のコーチ” に導入し、Microsoft 365 サブスクリプション限定で提供します。”発表者のコーチ” の “モノトーン ピッチ” とは、発表者の声のトーンを聞いてリアルタイムでフィードバックを返す機能であり、必要に応じて変化を加えるように提案を行います。”スピーチ洗練” は文法的な提案を行う機能で、これにはより良い言い回しも含まれます。この “発表者のコーチ “の新機能は、無料プレビュー版としてすべての方にご利用いただけますが、最終的には Microsoft 365 サブスクリプション限定での提供となります。

Word、Excel、PowerPoint で創造性をすぐに発揮

プレゼンテーションやドキュメントを作るときは誰もが、もっと創造力を発揮してメッセージをより的確に伝えたいと思っていますが、時間をかけてもそれに見合う成果が得られないこともあります。新しい PowerPoint デザイナーは、時間を節約しながら創造力を発揮するのに役立ちます。たとえば、1 回クリックするだけで、テキストを美しいタイムラインに変換できます。また、スライドに写真を追加すると、さまざまなスライド レイアウトが自動的に生成され、その中から選ぶことができます。創造性をさらに発揮できるように、Microsoft 365 サブスクリプションのお客様限定で、Getty Images の 8,000 点を超える美しい画像や 175 本のループ ビデオにアクセスできるようにしました。また、300 種の新しいフォントと 2,800 個の新しいアイコンで、インパクトがあり視覚に訴えるドキュメントを作成できます。この新しいコンテンツはすべて、Word と Excel でも利用できます。

学校、職場、または家族のプロジェクトをすぐに軌道に乗せて時間を節約できるように、Microsoft 365 サブスクリプション限定で 200 点を超える新しいプレミアム テンプレートも Word、Excel、PowerPoint で提供します。履歴書、結婚式の招待状、ニュースレター、出産のお知らせなどを完璧なデザインに仕上げるために役立つ素晴らしいテンプレートが揃っています。ぬり絵やごほうびシール台紙 (リワード チャート) を印刷できるテンプレートもあるので、家の中で子どもたちが夢中になれるでしょう。

Money in Excel でお金をシームレスに管理

お金の管理は、個人や家族の間のストレス源の 1 つです。支出の記録には、さまざまなアプリやスプレッドシートが一般的に使用されています。本日発表した “Excel マネー” は、Microsoft 365 サブスクリプションのお客様を対象とする新しいソリューションです。お金と支出の管理、追跡、分析のすべてを 1 つの場所、つまり Excel で簡単に行うことができます。

安全でシンプルなプロセスを通して、銀行やクレジット カードの口座に接続できる “Excel マネー” では、取引や口座残高を自動的にインポートすることができ、Excel の豊富な機能を利用してブックをカスタマイズできます。個人の支出習慣の改善に役立つように、食料品などのカテゴリ別の毎月の支出に関する分析情報が提示されます。また、定期的な支払いの金額変更、銀行手数料、残高不足などを先回りしてお知らせする機能もあります。”Excel マネー” は、お金に関する目標の達成に役立つツールです。”Excel マネー” の提供は今後数か月以内に、最初は米国で開始する予定です。

対象を詳細に探究するための Excel の新しいデータ型とスマート テンプレート

多くの人は、意思決定を行うために Excel を使用してデータを追跡し、分析しており、そのためにシンプルなリストから複雑なモデルまで、さまざまなものを作成しています。このデータを見つけて収集し、整理して最新の状態に更新することは簡単ではなく、時間もかかります。本日お知らせするのは、データを扱うための新しい方法です。新しいデータ型を使用して、データの意味を理解できるようになります。100 種類を超えるトピックについて、Excel がその意味を掘り下げて提示します。このトピックには、食品、映画、場所、化学などがあり、さらにはポケモンも含まれています。プレーンなテキストや数字をデータ型の 1 つに変換すると、豊かなビジュアルの対話型データ カードと画像が自動的に生成されるので、時間を節約しながらデータをわかりやすく提示することができます。

そのしくみは次のとおりです。たとえば、自分の栄養状態をきちんと把握することにしたとしましょう。そこで、”アボカド” といった食品名を入力して、”食べ物” というデータ型に変換すると、Excel がその栄養情報にアクセスするのを手伝ってくれます。また、家族で犬を飼うことを検討しているとしましょう。さまざまな犬種を評価するには、”動物” というデータ型を使用すると、各犬種の画像、特徴や気質などが返されるので、比較のためのテーブルを簡単に作成できます。データ型を利用すると、すべての情報を簡単に更新できるので、常に最新の関連データを入手できます。”株式” と “地理” のデータ型は、Excel for the web でどなたにもご利用いただけます。さらに、Microsoft 365 サブスクリプション限定で、Wolfram Alpha が提供する 100 以上の新しいデータ型も利用できます。Microsoft 365 サブスクリプションをお持ちのお客様は、データ型を次のように活用できます。

  • 必要な情報を集めて整理し、分析するという作業を簡単に 1 か所で行うことができます。データを見つけてコピーし、最新の情報に更新するという手間はかかりません。
  • 新しいスマート テンプレートとデータ型を使用して、より多くを達成します。新しい都市への引っ越しの準備や、自分の栄養の記録、あるいは子供の化学の勉強の手伝いなどに役立ちます。

新しいデータ型とスマート テンプレートは、Office Insider 参加者を対象として今春から提供を開始する予定です。また、Microsoft 365 Personal や Family のサブスクリプションを英語でご利用のお客様にも、数か月以内に提供される予定です。

仕事とプライベートの両方のスケジュールを Outlook で整理

仕事のミーティングと個人的な予定をうまく調整するのが難しい場合があります。特に、仕事用と個人用の予定表が接続されていないときです。本日お知らせする Outlook on the web の新しい機能は、仕事とプライベートの両方のすべての予定を 1 か所で管理するのに役立ちます。これらの新機能を使用すると、個人用の予定表と仕事用の予定表を連携させて、本当に空いている時間を職場のアカウントで見ることができますが、個人的な予定やビジネス ミーティングの詳細については、プライバシーが守られます。

また、”メールを再生” を Android でも提供することを発表しました。Cortana がメールをインテリジェントに読み上げてくれる機能です。”メールを再生” は、受信トレイの新着メールを読んで対応するという作業を、通勤途中でも朝の身支度中でもできるので、自宅にいるときに仕事への準備を整えることができます。また、さらに多くのハンズフリー操作を可能にするために、自然言語を理解する Microsoft Search を iOS と Android で利用できるようにしました。日常的に話す言葉を使って口頭で質問するか、その言葉を入力して、検索をフィルタリングし、絞り込むことによって、より早く、より簡単に結果を得ることができます。新しい検索機能と Android での “メールを再生” のロールアウトは、今後数か月以内に開始します。

Skype と Microsoft Teams で家族や友人とのつながりを深める

大切な人々と常につながることが今ほど重要な時代はありませんでした。Microsoft が提供している Skype などのツールは、チャットやビデオ通話を通じて家族や友人と連絡を取り合うのに役立ちます。最近、Skype の利用が急激に増加しています。Skype の 1 日の利用者数は 4,000 万人、前月比で 70% 増加し、Skype どうしの通話の時間数は前月比で 220% 増加しています。さらにすばやくつながるのに役立つように、Skype に “今すぐ会議” という新機能を導入しました。”今すぐ会議” を利用すると、ビデオ会議をクリック 3 回で無料で作成できます。サインアップやダウンロードは必要ありません。

職場では、毎日 4,400 万人を超える人々が Microsoft Teams を利用しています。Teams が愛用されているのは、チームワークを実現するための唯一のハブであり、チャット、ビデオ会議、音声通話、コラボレーションのすべてを 1 つの場所でできるからです。Teams は仕事に役立ちますが、誰にとっても、担っている責任を仕事とプライベートの両方で管理することの大変さを感じています。予定表、メール、メッセージング、ドキュメント作成などのアプリやツールを使っていますが、これらは連携していません。

1 つのアプリで仕事とプライベートを管理し、大切な人々とのつながりを深めることができるように、本日、Microsoft Teams に今後導入予定の、プライベートの生活のための新機能のプレビューを発表しました。

Teams に導入されるこれらの新機能を使用すると、家族や友人といつでもつながることができ、情報を整理し、コラボレーションを行うことができます。グループを作成すると、友人と旅行の計画を立てることや、近隣の住民との集会あるいは次回の読書会の予定を決めることができます。グループ チャットでつながり、ビデオ通話で話し、共有の To Do リストを共同編集しながらタスクを他の人に割り当て、スケジュールを調整し、写真やビデオを共有するといったことのすべてを、1 つの場所で行うことができます。Teams は日常生活をシームレスに管理するためのツールとなります。食料品の買い物リストを共有し、家族の予定表を使って予定を管理し、Wi-Fi のパスワードやアカウント情報などの重要な情報を保存します。位置情報を見ることもできるので、大切な人が帰宅したときや、その他の場所、たとえば職場や学校に到着したことがわかります。

これらの新機能は、プレビューとして Microsoft Teams モバイル アプリに今後数か月以内に追加される予定です。それまでは、友人や家族とチャットやビデオ通話には Skype をご利用ください。

家族を物理的とデジタルの両方の世界で守る Microsoft Family Safety

多くの保護者は、さまざまなスクリーンタイム アプリや位置情報ベースのサービスを利用して、家族が物理的とデジタルのどちらの世界でも安全であることを確認しています。本日発表した新しいモバイル エクスペリエンス Microsoft Family Safety は、Microsoft 365 サブスクリプションのお客様を対象として iOS と Android で提供されます。

Microsoft Family Safety は、大切な家族を守るための力となります。このアプリが提供するツールと分析情報は、オンラインと現実の世界の両方でより健全な生活習慣を促進するような会話を始めるのに利用できます。この新しい Microsoft Family Safety アプリは、Windows PC、Android、Xbox のスクリーン タイムを管理できる唯一のアプリです。子どもたちが自宅にいないときでも見守ることができるので安心です。

Microsoft Family Safety には、常につながるのに役立つ位置情報共有機能があり、家族が特定の場所、たとえば自宅、学校、職場に到着したときやそこから離れたときに通知を受け取ることができるので、家族がいるべき場所にいるという安心感を得ることができます。また、自動車運転の経験の浅い家族がいる場合は、ドライブ レポートがより良い運転習慣作りに役立ちます。この情報は、保険会社などの第三者と共有されることはないため、安心してご利用いただけます。

さらに、子どもたちが自分のデバイスを使ってオンラインで検索したり、ゲームで遊んだりするときに保護するのにも役立ちます。Microsoft Family Safety アプリでは、子どもたちが Xbox、Windows 10 PC、Android スマートフォンに費やしている時間を理解できるだけでなく、制限を設けることもできるので、健全なデジタル習慣を身に付けさせるのに役立ちます。さらに、子どもたちが Web を閲覧するときに、年齢にふさわしくないと思われるコンテンツへのアクセスを制限することもできます。

このアプリは、まず限定プレビューとして iOS と Android 向けに今後数か月以内に提供を開始する予定です。

ウェルビーイング、創造性、エンリッチメントのための人気のアプリにアクセス

ウェルビーイング、創造性、エンリッチメントは、最高の自分でいるために重要な役割を果たします。そこで、Microsoft 365 Personal と Family のお客様には、これらのサブスクリプションでお届けする新しい価値に加えて、期間限定で Adobe、Bark、Blinkist、Creative Live、Experian、Headspace、TeamSnap などの人気のアプリやプレミアム サービスをご利用いただけることを発表しました。米国では、これらの総額は 500 ドルを超えます。Microsoft 365 Personal と Family のサブスクリプションをご利用のお客様を対象とするパートナー特典プログラムの詳細については、こちらのページをご覧ください

Microsoft 365 Personal と Family のサブスクリプションの提供を 4 月 22 日に開始――より大きな価値、同じ価格

新しい Office の機能のロールアウトは、現在 Office 365 をご利用のお客様を対象として本日から開始します。Microsoft 365 Personal と Family のサブスクリプションは、4 月 22 日より全世界で購入可能になります。Microsoft 365 Personal と Family のサブスクリプションには、Office 365 で利用できるものがすべて含まれています。たとえば、常時最新バージョンの Office デスクトップ アプリ、ユーザー 1 人あたり 1 TB の OneDrive クラウド ストレージ、毎月 60 分まで携帯電話や固定電話と通話できる Skype 通話プラン、マルウェアやフィッシング攻撃から保護する高度なセキュリティ機能、継続的な技術サポートがあり、これに加えて本日発表した新しい機能と特典もご利用いただけます。Microsoft 365 Personal の価格は、米国では月 6.99 ドルです。最大の価値を得られる Microsoft 365 Family は月 9.99 米ドルで、最大 6 名の家族で利用できます。

Microsoft 365 Personal と Family のサブスクリプションの詳細について、および本日お知らせした新機能が提供される国/地域と言語については、こちらのページをご覧ください。本日発表した、Microsoft 365 Business と Microsoft 365 Apps for Enterprise のプランに対する変更の内容については、こちらのページをご覧ください。

Microsoft アカウントで無料で利用できるものと Microsoft 365 サブスクリプションを比較する表

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NFL にさらなる力を与える Microsoft Surface と Microsoft Teams http://approjects.co.za/?big=ja-jp/microsoft-365/blog/2020/03/03/empowering-nfl-microsoft-surface-microsoft-teams/ Tue, 03 Mar 2020 17:00:42 +0000 2013 年、私たちは NFL との間に緊密なテクノロジ パートナーシップを確立しました。このパートナーシップでの私たちのミッションはシンプルでした。それは、アメリカン フットボールという競技をすばらしいものにしている人

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2013 年、私たちは NFL との間に緊密なテクノロジ パートナーシップを確立しました。このパートナーシップでの私たちのミッションはシンプルでした。それは、アメリカン フットボールという競技をすばらしいものにしている人々、つまりコーチ、選手、オフィシャル、ファンに、テクノロジを使って力を与えることです。

7 年近くが経ち、Microsoft Surface は NFL にとって、フィールド内外を問わず、なくてはならないツールとなりました。瞬時のリプレイやゲーム プランから、ファン体験、そして NFL Draft and Scouting Combine (NFL ドラフト候補生の能力テスト会) に至るまで、あらゆるものに変革をもたらしたのです。2,000 台を超える Surface デバイスと 170 台を超える Windows Server が国内外 35 か所のスタジアムに展開され、Microsoft のテクノロジは、年間 333 件にも及ぶ NFL 試合日のイベントの力となっています。

本日、この NFL とのパートナーシップを複数年延長することを発表します。私たちは、Surface デバイスを使用する革新的なソリューションをこれからも NFL のために開発していくと同時に、このテクノロジ コラボレーションを拡大して Microsoft Teams を導入します。Microsoft Teams のテクノロジは、NFL とリーグの各チームがコラボレーションと創造性を促進するための力となります。Surface と Microsoft Teams の組み合わせによって、私たちは NFL とのパートナーシップを通して引き続き、ファン全体にイノベーションを届けることができます。

「2013 年以降、Microsoft はテクノロジを通して NFL のあらゆる面の変革を手助けしてくれました。Microsoft Surface はすぐに、フットボールという競技のための信頼できるツールとなり、コーチ、選手、NFL オフィシャルにとっては NFL の全試合中の必需品となりました。そして今回、共同で Microsoft Teams をリーグ全体に導入することにより、両者はコミュニケーションとコラボレーションをモダンな方法で向上させることを目指しています。」
—Renie Anderson 氏 (NFL Partnerships 最高収益責任者兼エグゼクティブ バイス プレジデント)

約 3 年前にスタートし、1 日あたりのユーザー数が 2,000 万人を超える Microsoft Teams の目的は、人々が共同でより多くを達成できるようにすることであり、そのために摩擦を減らすとともに人間的なつながりを増やしていきます。これほど大きなチームワークが必要とされる場所は、ペースが速くグローバルな NFL フットボールの世界以外にはありません。

チャット、通話、会議、ドキュメント共同作業のそれぞれに別のアプリを使う代わりに、Microsoft Teams ならば 1 つのチームワークのハブで常につながり、Windows、Mac、iOS、Android のどのデバイスでも同じように、安全に接続することができます。

Microsoft Teams と Surface を組み合わせると、可能性は無限です。Surface デバイスの高忠実度マイクとカメラで、Microsoft Teams でのビデオ通話の臨場感が高まります。Surface デバイスのタッチスクリーンを利用すると Microsoft Teams でデジタル ホワイトボードが実現し、戦略的プレーのための完璧なプラットフォームとなり、チーム メンバーがどこにいるかを問わず利用できます。

NFL の各チームは既に、毎日の活動の中で Microsoft Teams の活用を始めています。たとえば、Miami Dolphins はこのプラットフォームを使って Hard Rock Stadium での第 54 回スーパーボウルのプランを立てました。New York Jets は Microsoft Teams をフットボールとビジネスのさまざまなオペレーションに使っており、これには NFL ドラフト プロセスも含まれています。また、スーパーボウル チャンピオン Kansas City Chiefs のスカウト担当者は、Microsoft Teams を使って視察中のスカウトたちとの連携を図っています。

「Microsoft Teams の中では、ファイルの共同作業、共有の予定表の管理、会議の開催を簡単に行うことができ、既存の統合も活用できています。Teams のおかげで、NFL との協調がレギュラー シーズンを通して、そしてスーパーボウルのプランニングについても可能になりました。」
—Kim Rometo 氏 (Miami Dolphins バイス プレジデント兼最高情報責任者)

パートナーシップ延長の一環として、私たちはこれからも NFL をさまざまなイノベーションでサポートしていきます。その例としては Microsoft Surface Sideline Viewing System や Microsoft Surface Instant Replay などがあります。また、NFL の各チームやそのパートナーとのコラボレーションも継続し、独自のビジネスと消費者インテグレーションを開発していきます。たとえば、Surface デバイスをプレーブックとして使うことや、フィルム レビューを Surface ファミリーのデバイスで実施することが考えられます。試合日にはスタジアム内でも利用されます。事業運営チームは Surface デバイスをフロント オフィスとして使うことができます。

このパートナーシップ延長と Microsoft Teams の追加は、始まりに過ぎません。私たちは NFL とのコラボレーションを継続できることになり、大変うれしく思っています。共同で開発する新しい、独自のテクノロジ ソリューションは、NFL のコミュニケーションの方法を変革するものとなり、それにはハードウェアとソフトウェアとのパワフルな組み合わせが活用されます。

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Android と iOS のための新しい Office アプリの一般提供を開始 http://approjects.co.za/?big=ja-jp/microsoft-365/blog/2020/02/19/new-office-app-android-ios-available/ Wed, 19 Feb 2020 16:00:19 +0000 3 か月ほど前に、”Office” という名前の新しいモバイル アプリを発表しました。まったく新しいエクスペリエンスとして設計されたこのアプリは、モバイル デバイスで仕事をするときの頼れるアプリと

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3 か月ほど前に、”Office” という名前の新しいモバイル アプリを発表しました。まったく新しいエクスペリエンスとして設計されたこのアプリは、モバイル デバイスで仕事をするときの頼れるアプリとなることを目指しています。Word、Excel、PowerPoint を 1 つのアプリにまとめて、さらに新しい機能も追加されています。コンテンツ作成とタスクの完了をモバイルならではの方法で行うことができ、より多くを達成するのに役立ちます。本日、Office アプリのパブリック プレビューが終了し、一般提供を開始したことをお知らせします。Android や iOS のスマートフォンで、全世界でご利用いただけます。

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何億人もの人々が、職場、家庭、学校でより多くを達成するために Office を使っています。多くの人々が、ドキュメントの作成や編集の豊富な機能はコンピューターで利用するものと考えており、スマートフォンでは限定的な方法で作業しています。私たちはこれを Office の課題の 1 つであるととらえ、生産性向上エクスペリエンス全体をもっと向上すべきと考えました。それは、モバイル デバイスでできることについての認識を変えるものでなければなりません。そうして作り上げたエクスペリエンスは、よりシンプルで、より深く統合され、モバイル デバイスならではの強みを活かすものであり、モバイルのニーズを前面に押し出しています。

この Office アプリには、次のように多数の重要な利点があります。

  • Word、Excel、PowerPoint を 1 つにまとめてエクスペリエンスをシンプルにしました。ダウンロードが必要なアプリの数も、アプリ間の切り替えも少なくなります。スマートフォンのストレージ使用量はアプリを個別にインストールするのに比べてはるかに少なくなる一方で、既存のモバイル アプリで愛用されていた機能のほとんどが引き継がれています。
  • Lens テクノロジの統合によってカメラのパワーを引き出し、たとえば画像を Word や Excel の編集可能なドキュメントに変換することや、PDF をスキャンすることができ、さらにはホワイトボードを撮影して自動的にデジタル補正し、内容を読みやすくすることもできます。
  • スマートフォンで作業するときによく遭遇するタスクに対応する、新しい機能も追加されています。たとえば、すばやくメモを取る、PDF に署名する、QR コードをスキャンする、ファイルをデバイス間で転送するといったことです。

まとめると、この Office アプリは直感的で親しみのあるツールでありながら、独自の個性も持っています。

Office アプリのパブリック プレビューを昨年 11 月に Microsoft Ignite カンファレンスで発表して以来、その反応には感激すると同時に恐縮しています。発表後、すぐさま何万もの人々が Android と iOS のアプリの入手に殺到し、ユーザー数 10,000 人という Apple の TestFlight プログラムの上限にほんの数時間で達してしまいました。お客様との会話、ソーシャル メディア、マスコミから受け取ったフィードバックは、大変前向きで励みになるものでした。この Office アプリが Office と Microsoft のイノベーションに新しい風を吹かせるものと見られていることがわかったからです。これに触発され、私たちはこのアプリをできるだけ早くフル リリースしようと全力で作業しました。

パブリック プレビュー以降、多数の機能強化を行いました。たとえば、Box、Dropbox、Google ドライブ、iCloud などのサードパーティのストレージ サービスのサポートや、文書、スプレッドシート、プレゼンテーションの新規作成に役立つテンプレートがあり、全般的なパフォーマンスも向上しています。

本日のリリースは、Android タブレットへのダウンロードも可能ですが、サポートは限定的となります。Android 用 Office アプリをタブレットで最適な状態で利用できるのは、Word、Excel、PowerPoint のドキュメントの作業を行うときです。Android アプリのそれ以外の部分と iOS アプリについては、近いうちにタブレット用に完全に最適化することをお約束します。

近日公開予定のその他の機能

これだけではありません。私たちは常に、Office モバイル エクスペリエンスをさらに豊かにする方法を考えています。人々がスマートフォンでさらに生産性を発揮できるようにするためです。Office モバイル エクスペリエンスは、コンテンツ作成やより高度な作業を行うときに頼れるツールとして考えていただきたいのです。簡単な編集作業と情報消費のためだけではなく。

今後数か月以内に、次の 3 つのすばらしい新機能を追加します。前述のお約束を果たす一助となることでしょう。

  • Word のディクテーション: Word が声をテキストに変換します。音声コマンドやシンプルなツールバーを使って、適切な書式設定と句読点を簡単に適用できます。
  • Excel のカード ビュー: Excel テーブルのデータを 1 行につき 1 枚のシンプルでわかりやすいカード形式で表示して、編集することができます。横に並んだ列が多すぎて画面に表示しきれない場合に便利です。

Office アプリにまもなく追加される新機能… Excel のカード ビュー

  • PowerPoint のアウトライン: プレゼンテーションの内容をシンプルなアウトラインとして書き出したら、PowerPoint デザイナーを使ってプレゼンテーション スライドに変換します。コンテンツのスタイル、書式、アイコンが自動的に、適切に設定されます。

Office アプリに PowerPoint のアウトラインが表示されています

Office アプリの使用を開始する

Office アプリはどなたでも、Android や iOS のスマートフォンにダウンロードできるようになりました。このアプリは無料で利用でき、サインインも不要です。ただし、Microsoft アカウントでサインインするか、サードパーティのストレージ サービスに接続すると、クラウド内のドキュメントへのアクセスや保存も可能です。Office 365 または Microsoft 365 のサブスクリプションをご利用中ならば、さまざまな追加機能も利用できます。これらは、最新の Word、Excel、PowerPoint アプリにあるものと同様の機能です。

Office アプリを今すぐダウンロードして、ぜひご体験ください。職場でも、家庭でも、学校でも、まったく新しい方法で作業を整理して、すべきことを完了するのに役立ちます。 

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新しい Microsoft Teams エクスペリエンスからまったく新しい Project Cortex まで — Microsoft 365 の近日公開予定の機能 http://approjects.co.za/?big=ja-jp/microsoft-365/blog/2019/11/04/from-new-microsoft-teams-experiences-to-the-all-new-project-cortex-heres-whats-coming-soon-to-microsoft-365/ Mon, 04 Nov 2019 14:00:14 +0000 米国フロリダ州で本日行われた Microsoft Ignite カンファレンスで、6 つの主な投資分野における Microsoft 365 の新しいイノベーションを発表しました。その投資分野とは、生産性、知識、ワークフロ

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米国フロリダ州で本日行われた Microsoft Ignite カンファレンスで、6 つの主な投資分野における Microsoft 365 の新しいイノベーションを発表しました。その投資分野とは、生産性、知識、ワークフロー、セキュリティ、コンプライアンス、管理です。Microsoft 365 は世界の生産性クラウドであり、これらの新機能に共通するテーマは、どのように AI (人工知能) を使用して、生産性の限界を押し広げる新たなすばらしいエクスペリエンスを導入するかということです。Microsoft Teams の新しい機能強化から、Teams 以来初めての新しいサービスまで、多くのお知らせがあります。さっそくご紹介しましょう。

生産性

Microsoft 365 の生産性向上ツールは、AI を使用して、ユーザーによる創作、コラボレーション、文章作成、プレゼンテーション、整理、仕事の管理をお手伝いします。中核的な生産性におけるイノベーションは、2 つの機会に焦点を当てています。最新のイノベーションを活用するまったく新しいエクスペリエンスを創出することと、使い慣れたアプリと強力なクラウド サービスのエクスペリエンスに新たな命を吹き込むことです。

Microsoft Teams

Microsoft Teams は、チームワークを実現するためのハブです。Teams のお客様からの要望に応えて、プライベート チャネル、マルチウィンドウ チャット、会議と通話、チャネルのピン留め、To Do や Planner とのタスク統合が実現したことをお知らせします。Outlook と Teams とのコラボレーション能力を改善する作業を行っており、これによってメール スレッドを Teams チャネルに送信してディスカッションを続けることが簡単になります。

また、Yammer のアプリを Teams に組み込んでいます。ユーザーがこのアプリを左側のレールにピン留めできるようになり、Teams が少数精鋭のチーム コラボレーションと広くオープンなコミュニティの両方に最適なハブになります。さらに、業種に合わせたイノベーションとエクスペリエンスとして、医療機関と現場担当者向けのツールを導入します。医療機関が B2C のバーチャル診察をスケジュールして実施するための機能として “仮想コンサルティング” を導入しました。また、SMS サインインやグローバル サインアウトなどの新しい機能によって、現場担当者が各自のモバイル デバイスから Teams に、すばやく簡単にアクセスできます。

新しい Microsoft Edge

Microsoft Edge と Microsoft Bing は、ビジネスに最適な Web ブラウザーと検索エンジンです。こちらでお知らせしているように、まったく新しい Chromium ベースの Microsoft Edge ブラウザーの一般提供の目標が 2020 年 1 月 15 日に決定しました。リリース候補はこちらからダウンロードできます

このまったく新しい Microsoft Edge の特徴は、新しいタブ ページです。ここから Microsoft 365 のファイル、サイト、インターネット検索に直接アクセスできるので、タブを開くたびに生産性向上へのポータルが開くことになります。さらに、新たに Microsoft Search が Bing で統合され、仕事での情報検索が Web 検索と同じくらい簡単になりました。ファイル、人、オフィスの座席表、略語定義などの会社情報を Microsoft 365 エコシステム全体から検索する作業を、検索バーから直接実行できます。

最後に、Microsoft Edge にあらゆるデバイスからアクセスできるようになりました。これには Windows 10、Windows 8x、Windows 7、macOS、iOS、Android が含まれます。パスワードとお気に入りがすべてのデバイスでシームレスに共有されます。そして、Azure Active Directory (Azure AD) ネイティブ サインインを使用して、仕事用のファイルをスマートフォンから直接検索できます。

Microsoft Edge の新しい検索機能を示す GIF

Office モバイル アプリ

誰もが外出先でモバイル デバイスから作業できることを求めています。また、このエクスペリエンスをシンプルにして改善する方法を常に模索しています。本日、Office の新しいモバイル エクスペリエンスを発表します。これは、Office スイートで特に人気の高い 3 つのアプリ、Word、Excel、PowerPoint を 1 つの外出用アプリにまとめて、モバイルの生産性を向上させるものです。これで、これらのアプリを別々にダウンロードする必要はなくなり、外出先で生産性を発揮するのに必要なものすべてを手に入れることができます。また、新しい “アクション” ウィンドウでは、外出先でよく行う操作、たとえば PDF の作成や署名、デバイス間のファイル共有などを直感的に行うことができます。

この新しい Office アプリでは、モバイル デバイス独自の利点が活用されているため、コンテンツの作成が簡単になります。ドキュメントを撮影して編集可能な Word ファイルに変換することや、印刷物の中の表を Excel スプレッドシートに変換することができます。本日パブリック プレビューとして公開を開始した Office アプリは、Android 版は Google Play ストアからiOS 版は Apple の TestFlight プログラムから入手できます。

机の上にある Office アプリのアイコンのアニメーション画像。ストップ モーション写真の中でこれらが集まり、最終的には新しい Office Mobile アプリのホーム画面になります。

Fluid Framework

Build 2019 で、Fluid Framework を発表しました。この新しいテクノロジと一連のエクスペリエンスは、シームレスなコラボレーションを実現するためにアプリ間の障壁を取り除くものです。主な特長は 3 つあります。まず、Fluid Framework に基づくエクスペリエンスでは、複数の人が Web やドキュメント コンテンツで共同編集するときの速度と規模が業界トップクラスになります。2 つ目は、コンポーネント化されたドキュメント モデルです。作成者はコンテンツを共同作業しやすいようなビルディング ブロックに分解し、さまざまなアプリケーションでこれらのビルディング ブロックを編集したら、再び 1 つのドキュメントにまとめるという方法で、より柔軟性の高い新しい種類のドキュメントを作ることができます。3 つ目は、Fluid Framework ではインテリジェントなエージェントが活動するスペースがあり、人が作業する傍らでテキストの翻訳、コンテンツの取得、編集の提案、コンプライアンスのチェックなどを行います。

本日は、Fluid Framework のエンド ユーザー エクスペリエンスのパブリック プレビューと、開発者向けのプライベート プレビューを発表します。将来的には、これらの機能が Microsoft 365 全体のエクスペリエンス、たとえば Teams のチャット、Outlook のメール、SharePoint のポータル、OneNote のノート、Office のドキュメントなどの中で活躍することを期待しています。

ノート PC がデスクトップ PC に変形し、その後に多数の Office アプリ画面が現れるアニメーション画像。Fluid Framework のパワーを表しています。

Cortana

AI は、Outlook でのパーソナライズされたエクスペリエンスを作り出し、Cortana をユーザー専属の生産性アシスタントにしています。本日発表する iOS 版 Outlook の “メール メッセージを再生” は、未読メールの処理をハンズフリーでできるようにする機能です。新しい自然音声言語認識を搭載した Cortana が、新着メールをインテリジェントに読み上げ、その日の予定の変更を教えてくれます。また、”メール メッセージを再生” では男性の声も選べるようになり、生産性向上パーソナル アシスタントのエクスペリエンスをさらにカスタマイズできます。また、Outlook のスケジューラーのプレビュー版リリースも発表します。これを使用すると、会議のスケジュール設定と参加者の調整を Cortana に任せることができます。

来月からは、毎日その日の準備も Cortana がお手伝いできるようになります。会議の要約、その日に関係するドキュメント、メールで行った約束のフォローアップを忘れないようにするリマインダーが、ブリーフィング メールとして送信されます。

4 台のスマートフォンを横に並べた画像。パーソナル アシスタントとしての Cortana のパワーを表しています。1 つは Outlook の受信トレイ、次の 2 つはモバイル会議が表示され、最後の 1 つは Cortana がメールにフラグを設定しようとしていることを示しています。

Office での AI

ユーザーは忙しく、考えることがたくさんあります。そして、To Do リストにはさらにたくさんの項目が並んでいます。このことを理解して、ここ 1 年の間に AI の魔法を Office に取り入れ、ユーザーがさらに多くを達成できるようにしました。イノベーションによって、たとえばデジタル ペンで Excel にデータを入力することや、Word での音声文字起こし (新規または既存の音声ファイルを文字に変換します) ができるようになります。PowerPoint 用 Presenter Coach (Web 用のパブリック プレビュー段階) は、ビジネス プロフェッショナル、教師、学生のプレゼンテーションの効果を高めます。このようにして Office に AI を導入し、ユーザーの生産性向上のお手伝いに取り組んできました。

本日も、その取り組みが続いています。Excel で自然言語クエリがサポートされるようになりました。人間に話しかけるようにデータに関する質問を行い、すぐに答えを得ることができます。数式を書く必要はありません。Office Insider 参加者が利用できるこの新しい自然言語機能で、ユーザーは Excel 経験レベルにかかわらず、データのインサイトと可視化をさらに利用しやすくなります。

また、仕事から離れる時間を計画しやすくし、仕事に関するベスト プラクティスも引き続き改善していきます。たとえば、MyAnalytics には、ユーザーが休暇に備えるための機能として、不在通知設定の自動化や、コラボレーション相手への不在時間の連絡、不在で出席できない会議に関する問題の解決などがあります。Outlook の [インサイト] ウィンドウに統合された MyAnalytics は、ベスト プラクティスを提示できるようになりました。たとえば会議の迅速な予約、議題の追加、会議のフォロー アップなどがあり、さらに AI に基づく新しい推奨事項が Outlook に追加され、ユーザーがメールを送信するときに受信者の稼働時間外の場合はその配信を遅らせることができます。

Microsoft Project

先週、新しい Microsoft Project の一般提供により、私たちはプロジェクト管理に関する新たなビジョンの実現に向かって大きな一歩を踏み出したことを発表しました。新しい Project の特徴は、シンプルで直感的な、デザインを一新したユーザー エクスペリエンスです。Teams ですばやく新しいメンバーを追加してタスクをセットアップしてから、グリッド、ボード、タイムライン (ガント) チャートを簡単に切り替えて進行状況を追跡することができます。Project は Microsoft 365 ファミリの一部であるため、Teams や Office などの使い慣れたアプリ内部での接続を通してプロジェクト チームが時間を節約し、生産性を向上させることができます。さらに、新しいサービスによってプロジェクトの可視性が高まり、強力なツールによって将来のニーズに備えることができます。魅力的な対話型レポートを Power BI で作成し、各プロジェクトのあらゆる面を可視化してひとめで理解することができます。さらに、組織内のすべてのプロジェクトの全体像をビジュアルな対話型カードで把握できます。

次の 1 年間に、リソース管理、予算分析、時間と費用の追跡など、新しい Project 用のさらにすばらしい機能を続々リリースする予定です。これらの強力な機能によって、より複雑なイニシアティブをすっきりと整理できるようになり、ビジネスにおける ROI の最大化に役立ちます。

知識

Microsoft 365 の新しい投資分野をお知らせします。それは、知識です。生産性インフラストラクチャのクラウドへの移行には、コストの節約やオペレーションの効率化など、多くの利点があります。さらに、新しいシナリオも可能になります。Microsoft 365 では AI を使用して、組織全体にわたって知識を特定、整理、配信できるようになりました。適切な情報だけが、適切なタイミングで提供されます。生産性とは、効率の向上だけではありません。組織の集合知を集めて適用することも重要です。互いに協力して、より多くを達成できるようにするためです。

Project Cortex

本日、Project Cortex を発表します。これは、Teams の提供開始以来となる、Microsoft 365 の新しいサービスです。Project Cortex は AI を使用して知識ネットワークを作成します。このネットワークでは、組織のデータに対して推論を行い、プロジェクトや顧客などの共有トピックに自動的にまとめます。また、関係する知識を組織内の人々に届けるために、その人が毎日使うアプリの中にトピック カードやトピック ページを表示します。

さらに Project Cortex は、ビジネス プロセスの効率化を実現するために、組織のコンテンツを対話型の知識リポジトリに変換します (イノベーションによってスマートなコンテンツ取り込みが可能です)。ドキュメントを分析してメタデータを抽出し、洗練されたコンテンツ モデルを作成できます。マシン ティーチング機能によって、専門家がシステムに、準構造化されたコンテンツを理解する方法を教えることができます。知識検索 (knowledge retrieval) によって、ドキュメント、会話、会議、ビデオなどに埋もれていることが多い貴重な知識に人々がアクセスしやすくなります。既に SharePoint にあるコンテンツに基づき、Project Cortex は Microsoft 365 全体と外部システムにわたってコンテンツを結びつけます。ユーザーは、セキュリティ、コンプライアンス、ワークフローが組み込まれた状態で、情報を管理し、プロセスを整理できます。

新しい Yammer

Yammer のデザインが一新され、多数の新機能で人々がつながり、コミュニティを構築し、組織全体で知識を共有できるようになりました。新しい Yammer では美しくインテリジェントなエクスペリエンスが各種のデバイスにわたって実現し、Teams、SharePoint、Outlook との新たな統合が導入されます。Yammer を使用して、ライブやオンデマンドのイベントをブロードキャストできるようになりました。Web カメラやデスクトップ共有を利用する効率的なプロダクション オプションもあります。また、短編のビデオを Yammer モバイル アプリから直接共有することもできます。さらに、電子情報開示、データ ガバナンス、Yammer の管理を Microsoft 365 管理センターに一元化しました。

Microsoft Search

本日、生産性を向上する Microsoft Search の新しいイノベーションを発表しました。情報、インサイト、人を見つけやすくなり、検索中心のアプリケーションの開発が可能になり、Microsoft Search の利点を Microsoft 365 以外のコンテンツにも広げることができます。検索機能は、組織全体の情報が 1 か所に集まったときに最大の効果を発揮できることを私たちは認識しています。Microsoft とパートナーが提供する 100 以上の新しい Microsoft Search コネクタを使用して、異種システムからの情報を単一の Microsoft 365 検索エクスペリエンスに集約できるようになりました。

また、新しい Graph API を使用して、Microsoft Search の上にカスタム アプリケーションを開発し、検索を組織のニーズに合わせることもできます。さらに、より強力な検索エクスペリエンスも Microsoft 365 に導入され、属性やスキルを使用した高度な人物検索や、ビデオ検索、頭字語検索、セマンティクス検索が可能になります。

 SharePoint で Search を使用しているユーザーのスクリーンショット。

Microsoft Stream

ビデオは、知識と学習を記録して共有するためのメディアとして、ますます強力になっています。Microsoft Stream では、AI の応用によってビデオの中のコンテンツを引き出します。これには会議の録画も対象であり、そのための機能として自動文字起こしが追加されています。AI によって、新しい音声補正機能も実現しています。背景の雑音が除去されるので、話されている言葉に集中できます。また、短いビデオをモバイル デバイスから作成して Yammer、Teams、PowerApps で共有できるようになったため、ビデオがコミュニケーションと学習のコンテンツ タイプの新たな主流になります。

Workplace Analytics

Workplace Analytics によって、人々の働き方と、ビジネスや組織の成果への影響に関する知識の獲得がさらに簡単になります。ビジネス リーダーはインサイトをひとめで把握し、会議の文化、マネージャーの習慣、組織のネットワーク、顧客リレーションシップをすばやく理解して改善できます。業種ベンチマークは、生産性に影響を与える一般的なパターン (たとえば、フォーカス時間や、稼働時間外に仕事から離れられることなど) について、状況を把握するために役立ちます。さらに、アナリスト ツールセットも強化しました。AI ドリブンのプロセス分析では、「四半期のビジネス レビュー」などのキーワードを使用して、特定のビジネス活動に投じられた時間とリソースを明らかにし、長期的な改善を実現することができます。

ワークフロー

ワークフローのイノベーションによって、ビジネス プロセスの効率化と改善を、コードを書かずに実施できるようになります。このアプローチでは、時間とコストを節約できるだけでなく、現実の仕事の進行に最も関係の深い人々がプロセス オートメーションを実行できるようになります。

Power Platform と Teams との統合

Power Platform では、ユーザーがルーチン タスクを自動化し、カスタム アプリを作成し、データを簡単に扱うことができます。Power Platform と Teams との統合によって、これらのツールをユーザーが発見してアクセスしやすくなります。また、会話というアプローチで生産性の向上を図ることができ、たとえばマネージャーがチャットで直接承認することや、カスタム アプリをチームが必要とする場所にピン留めするといったシナリオが考えられます。

本日、これらの能力を強化する新しい機能を発表しました。Power Apps で作成したアプリを Teams アプリとして公開できるようになりました。また、そのアプリをユーザーが各自の左側レールにピン留めできるようになりました。また、Power Automate トリガーとアクションを新しく追加しました。ユーザーはカスタム メッセージ アクションの設定や通知の送信など、チームや個人の一般的なタスクの実行を効率化できるようになります。さらに近日中には、リッチな Power BI プレビューを Teams チャットで参照する機能が搭載され、Power BI タブの機能が強化される予定です。ユーザーは Teams ですべてのデータを参照し、データに関する議論を簡単に実行できるようになり、データ ドリブンな意思決定が加速します。

Office Scripts

Office Scripts では扱いづらいプロセスを単純化し、繰り返し作業を自動化できるため、少ない労力でより多くを達成できます。本日、Excel にスクリプトを導入しました。この新しいプロセス オートメーション機能で、ワークブック内でのアクションを記録してスクリプトとして保存できます。保存したスクリプトを Power Automate と統合して、自動実行のスケジュールを設定することや、より大きなフローに統合することができます。Office Scripts については、年内にパブリック プレビュー版の提供を開始する予定です。

Office Scripts を Microsoft Excel で使用しているアニメーション画像。右側のウィンドウでユーザーがスクリプト レコーダーを開いています。

セキュリティ

AI を利用した新機能によって、組織の貴重な資産のセキュリティを維持しながら従業員が自由にコラボレーションすることが簡単になります。

Microsoft Authenticator

Azure AD プランのお客様は (これには無料プランも含まれます)、Microsoft Authenticator アプリを使用して、Microsoft アプリと Microsoft 以外のアプリの両方に、パスワードレスで安全にアクセスできるようになりました。パスワードは、サイバーセキュリティにおける最も弱いリンクであり続けています。Azure AD と Microsoft Authenticator を使用すると、パスワードレスに移行してユーザー エクスペリエンスの向上とサポート コストの節減を実現するとともに、2 要素または多要素認証 (MFA) を実装してセキュリティを高めることができます。MFA を導入すると、フィッシングやその他のアイデンティティ ベースの攻撃リスクを最大 99.9% 削減できるので、セキュリティ向上の最善策といえます。また、150 シート以上のお客様は Microsoft にお問い合わせいただけば、FastTrack 経由でこの機能をセットアップすることもできます。

Azure AD の新たな価値

Azure AD Cloud Provisioning によってクラウドへのアイデンティティの移動が簡単になりました。オンプレミス同期サーバーが不要になり、代わりに軽量のオンプレミス エージェントを使用します。この方法では、複数の、接続されていないオンプレミス Active Directory (AD) フォレストからのプロビジョニングが可能になります。また、クラウドのパワーを活用して、ディレクトリに関する一般的な課題、たとえば同期の複雑さやデータ変換ロジックなどに対処できるようになります。この機能は、複雑な組織や M&A を管理する大企業のお客様における最上位のニーズに対処するものであり、可用性を高めるとともに、実装と運用のコストを削減します。

Microsoft Defender Advanced Threat Protection (ATP)

Microsoft Defender ATP のエンドポイント検出と対応 (EDR) 機能を、プレビュー版として macOS デバイスで利用できるようになりました。Linux サーバーのサポートを次に追加する予定です。これは、脅威対策ソリューションにおける複数プラットフォーム対応を拡大するという Microsoft のコミットメントの一環です。Microsoft の世界レベルのエンドポイント保護と EDR 機能は Windows に対して既に利用されていますが、大企業のお客様の多くは、さまざまなテクノロジ プラットフォームの複雑な組み合わせを管理しており、これには多数のオペレーティング システムも含まれています。その環境全体に対する保護が必要です。この継続的な投資によって、お客様が必要としている幅広い保護が得られ、1 つの統合ビューを管理者とセキュリティ対策担当者の両方が利用できるので、セキュリティ インシデント発生時のエンタープライズ全体の調査と対応が可能になります。

Application Guard for Office

現在プライベート プレビュー中の Application Guard for Office は、悪意のある可能性を秘めた Word、Excel、および PowerPoint ファイルに対するハードウェア レベルのコンテナー ベース保護を実現します。Microsoft Defender ATP を活用して、ドキュメントが悪意のあるものか、信頼できるものかを明らかにします。

コンプライアンス

新しいイノベーションでリスク管理をシンプルにし、自動化します。これには AI を利用して威力を何倍にも高めます。複雑化が進むコンプライアンス要件と、ますます増加する内部関係者による脅威に先回りします。

内部関係者によるリスクの管理

過去 12 か月間に内部関係者による攻撃を受けた組織は、驚きの 53% にのぼります。これらのリスクや違反を特定するために必要な労力は決して小さくなく、セキュリティ、人事 (HR)、法務の効果的なコラボレーションに加え、プライバシーとリスク管理の間のバランスが取れたアプローチが必要になります。本日発表する Microsoft 365 の Insider Risk Management は、Office、Windows、Azure、および人事システムなどのサード パーティ システムにわたって、内部関係者による脅威、リスク、倫理規定違反の迅速な特定と修復を支援します。Insider Risk Management は、Microsoft Graph やその他のサービスを活用して、複数の信号をインテリジェントに関連付けて隠れたパターンや潜在的なリスクを特定し、ファイル アクティビティ、コミュニケーションにおける感情、そして通常とは異なるユーザー行動に関するインサイトをリアルタイムで提示します。Insider Risk Management には一連のプレイブックが含まれており、デジタル知的財産の盗難や機密性の侵害といったリスクに合わせて構成できるので、脅威を効果的に特定して行動を取るのに役立ちます。また、プライバシーを考慮して設計しているため、調査の初期段階では、リスクのあるユーザーの表示名を既定で匿名化することができます。

コンプライアンス スコア

コンプライアンスとリスク管理チーム全体でリスクの評価と管理を効果的に行うために必要な知識とツールを備えることは、これまでになく重要になっています。より効果的なデータ保護コントロールの実施に役立つように、Microsoft コンプライアンス スコアのパブリック プレビューを発表します。これは、リスク評価をシンプルにして自動化を可能にするものです。Microsoft コンプライアンス スコアを使用すると、データ保護管理の評価と監視を継続的に実施できるようになります。スコアを向上させる方法の明確なガイダンスを受け取り、組み込みのコントロール マッピングを活用してコンプライアンスの取り組みをさまざまな規制や標準に拡大することができます。

一般データ保護規則 (GDPR) や ISO 27001 などの複雑な規制の専門家でなくても、コンプライアンスに必要なアクションをすばやく学び、進歩に貢献することができます。また、米国カリフォルニア州の消費者プライバシー法 (CCPA) やその他の GDPR スタイルの規制に対応する新しい評価も導入しました。コンプライアンス スコアは現在パブリック プレビュー中で、すべての Microsoft 365 エンタープライズ プランの Microsoft 365 コンプライアンス センターで利用できます。

現在プレビュー中の Microsoft コンプライアンス スコアのメーターを表す画像。

管理

管理に関する新しいイノベーションによって、Microsoft 365 はクラウドと AI を活用し、組織が保有するすべてのデバイスについて、セットアップ、セキュリティ保護、監視、管理を支援します。

Microsoft エンドポイント マネージャー

Microsoft エンドポイント マネージャーは、組織のテクノロジ資産に含まれるすべてのエンドポイントを一元化した形で安全に管理するための、統合されたソリューションです。Microsoft Intune と System Center Configuration Manager の機能とデータを組み合わせて、新しいインテリジェントなアクションと分析を追加したエンドポイント マネージャーは、シームレスでエンドツーエンドの管理を Windows、Android、Apple のデバイス、アプリ、ポリシーに対して行うものであり、移行時の複雑さや生産性の阻害はありません。今後数か月の間に登場する Microsoft エンドポイント マネージャーの機能とエクスペリエンスにご期待ください。また、すべてのお客様が Microsoft エンドポイント マネージャーの利点を活用できるように、Intune を既存の SCCM のお客様の Windows PC 管理に利用できるようにします。2019 年 12 月 1 日から、これらのデバイスを Microsoft エンドポイント マネージャーで共同管理し、Autopilot や Desktop Analytics などクラウドを利用した機能を使い始めることができます。

Microsoft 生産性スコア

Microsoft 生産性スコアは 2 つの分野に焦点を当てます。従業員のエクスペリエンスと、テクノロジのエクスペリエンスです。どちらも、組織がどのように機能しているかを可視化し、エクスペリエンスの改善が可能なところを特定するためのインサイトが得られ、スキルやシステムを向上させるためのアクションが提示されるので、すべての人々が最善の仕事をできるようになります。

従業員のエクスペリエンスは、従業員の生産性とエンゲージメントを高めるために Microsoft 365 がどのように役立っているかを示します。人々がどのようにコンテンツ上でのコラボレーションを行っているか、場所を問わず仕事ができているか、会議の文化を育てているか、そして互いにコミュニケーションを取っているかを数値で表すことで、仕事を完了するためのさまざまな方法が見えてきます。一方、テクノロジのエクスペリエンスは、組織の環境内のポリシー、デバイス設定、ハードウェアとアプリケーションのパフォーマンスを評価してインサイトを提示するとともに、Microsoft エンドポイント マネージャーでアクションを提案します。

Managed Meeting Rooms

生産性の高い会議は、モダン ワークプレイスでの成功に不可欠です。リモート コラボレーションの急激な普及も相まって、会議の効果を高めるには適切な会議室テクノロジと環境が必要と考えるビジネス リーダーが増えています。本日、Microsoft の新しい会議室管理サービス、Managed Meeting Rooms のプライベート プレビューを発表します。このクラウドベースの IT 管理とセキュリティ監視サービスで、Teams 会議室のセキュリティが確保され、最新バージョンに保たれ、先回り方式で監視が行われるため、優れた会議室内エクスペリエンスが実現します。これまで、100 社を超えるお客様にご利用いただき、1,500 を超える会議室を管理してきました。現在はプライベート プレビューとなり、さらに多くのお客様にご利用いただくことができます。参加に関心をお持ちの場合は、お知らせください

グローバル閲覧者

セキュリティ態勢を改善するために、管理者としてのアクセス許可は業務上必要なユーザーだけに与えられるようにしたいという要望をいただいています。実のところ、お客様からのご要望の中でも上位に入ります。このたび発表する Azure AD と Microsoft 365 管理センターでの新しい管理者の役割は、組織内の全体管理者の数を減らすのに役立ちます。たとえば、グローバル閲覧者という役割を付与された管理者は Microsoft 365 全体の情報を見ることができますが、設定やデータの変更を行うことはできません。これからは、グローバル閲覧者の役割を割り当てると、組織内のレポート、計画、監査、調査をサポートする管理者に必要以上の特権を与える必要がなくなります。また、グローバル閲覧者の役割を他の管理者の役割 (たとえば Exchange 管理者) と組み合わせると、組織内での管理者特権の割り当ての管理をさらに細分化してスコープを定めることができます。

オンボーディング ハブ

Microsoft からセキュリティと管理効率の向上のための指針を示してほしい、というご要望もいただいています。Microsoft 365 管理センターのセットアップ領域にあるオンボーディング ハブに追加された新しいエクスペリエンスが、Microsoft 365 全体にわたって機能を発見し、学習し、利用するのに役立ちます。この機能には、Azure AD やその他の管理者用ポータル、たとえばセキュリティ/コンプライアンス センターなども含まれます。お客様の現在の構成と管理アクティビティに基づいて推奨事項がインテリジェントに提示されるので、セキュリティ態勢の改善、データ規制に対するコンプライアンスの維持、アプリの最新状態の維持、コストの削減に役立ちます。

Microsoft 365 管理センターでのオンボーディング ハブのスクリーンショット。

Microsoft 365 管理センター (admin.microsoft.com) での新しい推奨事項。

グローバル閲覧者の役割を使用したオンボーディング ハブへのアクセスは、Microsoft 365 で計画や監査のアクティビティを実行する強力で安全な方法です。グローバル閲覧者は推奨事項を見て評価し、実装手順とユーザーへの影響を学習し、現在の管理権限の割り当てを見ることができますが、テナントや構成変更を加えることはないからです。

Office 365 グループ

Office 365 グループは、Microsoft 365 全体におけるコラボレーションを強化してチームワークを推進するメンバーシップ サービスです。これは、Teams、SharePoint、Outlook、Yammer、Microsoft Stream など 20 を超えるアプリケーションの中核的な土台となる機能です。グループの管理エクスペリエンスに多数の改善を実施し、新たにライフサイクル管理とコンプライアンスの機能を追加したことをお知らせします。たとえば、グループに対してチームをすばやく作成する、削除済みグループを一覧表示して復元する、グループ メールの別名を編集する、秘密度ラベルを使用するといったことができます。また、セルフ サービスのグループ作成と管理を有効にすることもできます。これで、IT 部門が設定した保護枠とポリシーによる制御の下で、ユーザーがチームや Yammer チャネルを作成できるようになります。

フィードバックをお送りください

世界の生産性向上クラウドである Microsoft 365 でのイノベーションはどれも、お客様とお客様の組織が新たな形で生産性を発揮してより多くを達成するのに役立つように設計されています。これらの新機能をお客様と共有できることをうれしく思います。そして、フィードバックとインサイトをお待ちしています。

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OneDrive 個人用 Vault と拡張可能ストレージの提供を全世界で開始 http://approjects.co.za/?big=ja-jp/microsoft-365/blog/2019/09/30/onedrive-personal-vault-expandable-storage-available-worldwide/ Mon, 30 Sep 2019 19:00:14 +0000 Microsoft OneDrive は長年にわたり、クラウド ストレージのイノベーションをリードしてきました。そして本日、クラウド内のファイルのセキュリティをさらに向上させる新しい機能の提供を開始します。この夏に発表し

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Microsoft OneDrive は長年にわたり、クラウド ストレージのイノベーションをリードしてきました。そして本日、クラウド内のファイルのセキュリティをさらに向上させる新しい機能の提供を開始します。この夏に発表した OneDrive 個人用 Vault は、本人確認を使用してそのユーザーの最も重要なファイルを保護する機能です。この 個人用 Vault の提供を、すべての OneDrive コンシューマー アカウントを対象に全世界で開始したことをお知らせします。この他にも、OneDrive の最新情報として拡張可能ストレージ オプション、自動フォルダー バックアップによるクラウド バックアップ、ダーク モードを紹介します。詳しくは続きをお読みください。

個人用 Vault のご紹介

個人用 Vault は OneDrive の中に作られる保護領域で、アクセスするには強力な認証つまり二重の本人確認が必要になります。これには指紋、顔、暗証番号 (PIN) や、メールまたは SMS で送信されるコードなどを使用します1。個人用 Vault を利用すると、ユーザーにとって最も重要な情報、ファイル、ビデオの保護を強化でき、たとえばパスポートや運転免許証、保険情報などの書類のコピーをここに保存しておくと、自分のアカウントまたはデバイスが他者の手に渡ったとしても安全に守ることができます。

このセキュリティの追加によって、速度が損なわれることはありません。自分の重要なドキュメント、写真、ファイルにどこからでも、PC でも、OneDrive.com でも、モバイル デバイスでもすばやく確実にアクセスできます。2

二重の本人確認に加えて、個人用 Vault には次のようなセキュリティ対策が含まれています。

  • スキャンと撮影: OneDrive アプリを使用すると、スキャンしたドキュメントや撮影した写真を直接 個人用 Vault に保存できるので、デバイス内のセキュリティが弱い領域 (たとえばカメラ ロール) を回避できます。
  • 自動ロック: ユーザーが 個人用 Vault や自分のファイルを開いたままにしていても、非アクティブ状態が一定時間続くと自動的に閉じられてロックされます。3
  • BitLocker 暗号化: Windows 10 PC では、個人用 Vault のファイルが自動的に、ローカル ハード ドライブの BitLocker で暗号化された領域と同期されます。4
  • 共有の制限: 意図しない共有を防ぐために、個人用 Vault 内のファイルと 個人用 Vault に移動された共有アイテムは共有できないようになっています。

要約すると、これらのセキュリティ対策は 個人用 Vault のファイルが非保護の状態でユーザーの PC に保管されるのを防ぐのに役立っています。ファイルの保護が強化されるため、ユーザーの Windows 10 PC またはモバイル デバイスの紛失や盗難が発生したり、デバイスまたはアカウントが他者の手に渡ったりしても、ファイルを安全に保つことができます。

ユーザーが OneDrive 個人用 Vault で本人確認を行っていることを表すアニメーション画像。

個人用 Vault は OneDrive のセキュリティ機能の最新の進歩ですが、OneDrive には他にも、保管時と移動時両方のファイルの暗号化、疑わしいサインインの監視、ランサムウェアの検出と復旧、大量ファイル削除の通知と復旧、ダウンロード時のウイルス スキャンによる既知の脅威の検出、共有リンクのパスワード保護、すべてのファイルの種類のバージョン履歴などのセキュリティ機能があります。

個人用 Vault の提供を全世界で開始

個人用 Vault を使用するには、OneDrive 内で 個人用 Vault アイコン個人用 Vault アイコン を見つけてクリックまたはタップしてください。OneDrive の無料クラウド ストレージまたは単体 100 GB プランをお使いの場合は、個人用 Vault に最大 3 ファイルを格納できます。Office 365 Solo のサブスクリプションをお持ちの場合は、ストレージの上限に達するまで、個人用 Vault に無制限でファイル保存できます。

詳細については、Intrazone の 個人用 Vault ポッドキャストをお聞きください。

フォルダーのバックアップがさらに簡単に

重要なフォルダーを簡単に OneDrive にバックアップできるようにしました。これで、お使いの PC に万一のことがあっても、ファイルは保護されアクセス可能です。PC フォルダー バックアップを使用すると、デスクトップ、ドキュメント フォルダー、ピクチャ フォルダーにあるファイルを OneDrive に自動的にバックアップできます。これからは、法人向けクラウド ストレージがあれば、作業の成果の保護を OneDrive に任せることができます。

外出中など、自分の PC が手元にないときでも、バックアップしたファイルには OneDrive モバイル アプリや OneDrive.com からアクセスできます。ファイルを OneDrive に保存しておくと、そのファイルの過去のバージョンを最大 30 日さかのぼって閲覧し、復元することもできます。

PC フォルダー バックアップは最新バージョンの Windows 10 と深く統合されているため、この機能の有効化は Windows のセットアップまたは更新のときに簡単に実行できます。この機能はコンシューマー向けのすべての OneDrive プランに含まれており、OneDrive 同期アプリがインストールされた Windows 7、8、10 の PC で利用できます。詳細については、PC フォルダー バックアップの説明をご覧ください

OneDrive の追加ストレージの提供を開始

6 月に、ストレージ追加オプションの提供予定を発表しました。これは、OneDrive に関して最も多くの要望が寄せられていたものの一つです。現在では、既存の Office 365 サブスクリプションのストレージを 200 GB 単位で追加でき、料金は月 $1.99 からとなります5。詳細については、OneDrive の追加ストレージの説明をご覧ください

iOS 版 OneDrive でのダーク モードの提供を開始

iOS 13 での OneDrive モバイル アプリのダーク モードのサポート開始もお知らせします。この劇的に新しい外観は、目にやさしいだけでなく、OLED (有機 EL ディスプレイ) 画面をフルに活用することができるので、バッテリーを長持ちさせます。この機能を試すには、iOS 13 デバイスで [設定] > [画面表示と明るさ] を [ダーク] に設定してから、OneDrive を開きます。

ダーク モードと標準モードの間で切り替わるスマートフォンのアニメーション画像。

フィードバックをお寄せください

ご意見やアイデアがありましたら、OneDrive UserVoice からお寄せください。Office 365 Solo のサブスクリプションに含まれる高度な保護機能すべての詳細情報については、サポート ページをご覧ください。

注:
1 顔または指紋で認証するには専用ハードウェアが必要です (Windows Hello 対応デバイス、指紋リーダー、赤外線照射センサー、またはその他の生体認証センサーや対応デバイス)。
2 Android 用の OneDrive には Android 6.0 以上が必要です。iOS 用の OneDrive には iOS 11.3 以上が必要です。
3 自動ロックの間隔はデバイスによって異なり、ユーザーが設定できます。
4 Windows 10 バージョン 1903 以上が必要です。
5 追加のストレージを利用できるのは Office 365 Solo のサブスクリプション ユーザーのみです。Office 365 Home のサブスクリプション ユーザーについては、プライマリ サブスクリプション ホルダーのみが追加ストレージを購入でき、そのユーザーのアカウントに対してのみ有効です。

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ホスピタリティ産業の大手企業がゲスト エクスペリエンス向上のために従業員エンゲージメントに注目する理由 http://approjects.co.za/?big=ja-jp/microsoft-365/blog/2019/06/17/hospitality-industry-leaders-employee-engagement-enhance-guest-experience/ Mon, 17 Jun 2019 16:00:18 +0000 今週、ホスピタリティ産業の大手企業が米国ミネソタ州ミネアポリスに集結します。世界最大級のホスピタリティ技術展示会 HITEC がここで開催されるからです。この業界にとっては、テクノロジが他社との競争、業務運営、従業員エン

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今週、ホスピタリティ産業の大手企業が米国ミネソタ州ミネアポリスに集結します。世界最大級のホスピタリティ技術展示会 HITEC がここで開催されるからです。この業界にとっては、テクノロジが他社との競争、業務運営、従業員エンパワーメント、ゲスト サービスの方法を変革するという、エキサイティングな時代に突入しています。

私が特に嬉しく思うのは、ホテルや旅行関連ブランドの顔となるのに絶好の位置にいる人々、つまり現場担当者の力になる機会を Microsoft が手にしていることです。このような現場の最前線で働く人々は、フロント デスクでゲストを出迎え、豊富な知識をもとに提案するコンシェルジュもいれば、チェックインからチェックアウトまで裏方として献身的に働くスタッフもいます。

現場担当者のエクスペリエンスに変革をもたらす

現場担当者が情報にアクセスし、常につながり、同僚とリアルタイムでコミュニケーションを取ることができるモダンなツールを用意することによって、よりつながった組織を作り、ゲストの要望にその場で応えることができるようになります。

次に紹介するのは、Microsoft のソリューションを採用して従業員エクスペリエンスを向上しているホテルの例です。

  • モバイル ファーストが可能な Microsoft Teams を利用して、現場担当者がコミュニケーションを取り、共同作業し、ベスト プラクティスを共有することが組織全体で簡単にできています。今年の初めに発表した新しい機能の中に、緊急メッセージ、位置情報の共有、画像注釈などがありますが、これらはホテルが俊敏に行動するのに役立ち、このことは優れたゲスト エクスペリエンスにつながります。

3 台並んだスマートフォンの画像。動作中の Microsoft Teams が表示されています。1 台目には地図が表示され、2 台目には緊急アラートが表示され、3 台目にはミニ冷蔵庫の写真が表示され、缶の 1 つが円で囲まれています。

  • PowerAppsシフトを利用すると、繰り返し型の管理業務から一人一人の役割に応じたタスクに至るまで、組織の日々の活動をデジタル化することができます。たとえば、ハウスキーピング担当者はこれを利用して客室作業の進行状況を把握します。コストの削減に役立ち、空いた時間で宿泊客のもてなしに専念できます。

PowerApps とシフトが表示されているスマートフォン 3 台の画像。うち 2 台には分析レポートが表示され、3 台目にはシフトのスケジュールが表示されています。

  • Microsoft Stream をホテルで使用して、動的で役割に応じたコンテンツを配信できます。トレーニング プログラムの参加率と定着率が向上することに加えて、同僚どうしの情報共有もサポートされます。

開いたノート PC の画像。Microsoft Teams の中でビデオが表示されています。

お客様の成功を手助けする

Marriott International や Red Lions Hotel Corporation (RLH) をはじめとする大手ホテル ブランドは、現場の最前線で働く従業員の力になるデジタル コミュニケーションとコラボレーションを積極的に導入しています。このことを通して、従業員エンゲージメントの文化を築くとともに、利用客の要望に新しい形で応えています。

Marriott は最近、生産性、コラボレーション、ワークフローの向上のために Microsoft 365 を選びました。セールス スペシャリストの Peter McDermott 氏はこう述べています。「お客様に応えることが求められる世界で、これまで以上にチーム メンバーとのつながりが重要になっています。Teams ならば、同僚が同じフロアにいるか国内の別の場所にいるかにかかわらず、いつでもつながってお客様の期待を上回ることができます」

RLH も Microsoft 365 を利用しています。その目的はイノベーションを加速し、社内で新しい機能を実現することです。従業員全員に Teams の導入が完了しているため、他部門の同僚とも簡単につながってプロセスを合理化しています。

「コミュニケーションの記録が残ることは、他にはない Teams ソリューションの特徴です。IM ではスタイルが緩すぎ、電子メールはもっとフォーマルですが、その間のスタイルです。単なる会話ではなく、はるかに効率的です。必要としている情報が雑多なメールに紛れていて見つからなくなるといった事態はなくなりました」と、RLH Corporation の CIO である John Edwards 氏は述べています。

HITEC の会場でお待ちしています

今週、Microsoft チームのメンバーはホスピタリティ技術の年次会議 HITEC の会場にいます。Microsoft のブース (#1634) で、Microsoft がどのようにインテリジェントなホスピタリティを実現しているかをぜひご覧ください。

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医療専門家を支援する Microsoft 365 の新機能 http://approjects.co.za/?big=ja-jp/microsoft-365/blog/2019/02/07/new-capabilities-in-microsoft-365-empower-healthcare-professionals/ Thu, 07 Feb 2019 13:00:49 +0000 医療ケアはチームを基本にしたケアへとシフトし、医療の専門化が進む一方で、デジタルな患者データの量は増加し、患者のプライバシーについて厳しい規制が課されるようになりました。医療機関は、可能な限り最良のケアを患者に提供しよう

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医療ケアはチームを基本にしたケアへとシフトし、医療の専門化が進む一方で、デジタルな患者データの量は増加し、患者のプライバシーについて厳しい規制が課されるようになりました。医療機関は、可能な限り最良のケアを患者に提供しようと努めています。しかし、よくあることですが、患者のケア コーディネーションに使用するツールはツール間の連携がなく、複雑なケア環境において要求される共同作業ワークフローの妨げになっています。

このような課題に対処するため、Microsoft は本日、ケア チームを支援し、医療機関が共同作業とコミュニケーションを安全に行えるようにする、Microsoft Teams の新機能を発表します。 Teams は、コンプライアンスを遵守した安全な Microsoft 365 クラウド上に構築されており、すべての医療従事者にリアルタイムのコミュニケーション、患者のケア コーディネーション、運用効率の向上のためのわかりやすい方法を提供します。

新しい高度なメッセージング機能として、緊急メッセージの優先度通知と、緊急の患者ケアを安全に管理するためのメッセージ委任があります。さらに、新しいプラットフォーム機能強化により、ケア コーディネーション用に電子医療記録を統合できるようになり、Teams は医療チームの共同作業用のいっそう強力なハブとなります。

ケア チームが患者のケア コーディネーションを安全に実現できる新しいメッセージング機能

優れた患者ケアにまず必要なのは、臨床医が適切な情報に自由にアクセスできること、迅速なコミュニケーションができること、そして、このコミュニケーションのすべてが安全で患者データ保護規制に準拠しているという安心感を得られることです。このような便利さとコンプライアンスのバランスは、ケア チームにとって実現することが難しいものでした。その結果、多くの臨床医が、患者ケアの一部として個人向けチャット アプリを使用することに頼ってきました。このことは、セキュリティ、コンプライアンス、患者データのプライバシーに対して重大なリスクをもたらす可能性があります。また、規制が厳しい業界においては、不適切なデータのガバナンスと保護に対して高額な罰金が科されることにもなりかねません。

このような満たされていないニーズに対処するため、Microsoft は Teams の機能を拡張し、さらに安全なコミュニケーションとコラボレーションのワークフローを実現できるように取り組んでいます。先月発表したカスタマイズ可能な Teams モバイル エクスペリエンスを基に、本日は新しい高度なメッセージング機能をご紹介します。優先度通知 (現在はプライベート プレビュー) は、応答が受け取られるまで、モバイル デバイスとデスクトップ デバイスで受信者に緊急メッセージを 2 分おきに最長 20 分間通知します。メッセージ委任 (近日中に提供開始) は、受信者が手術中などで対応できない場合にメッセージを別の受信者に委任できるようにする機能です。

臨床医が Teams でメッセージを受け取ったところを示している 3 台のスマートフォンの画像です。

臨床医は、他のメッセージとは異なる対応が必要な重要情報について繰り返し通知を受け取ります。

メッセージ委任により、臨床医とスタッフは、自分が対応できないときにメッセージを受信する別の受信者を割り当てることができます。

これらの新機能のすぐ後に提供される新しい機能として、シフトスマート カメラ (画像への注釈と安全な共有が可能で、画像は自動的にケア提供者のデバイスに保存されるのではなく、Teams 内に留まる)、新しい病室や病院向けの Teams テンプレート (管理者が Teams 内で、どの病室、部門、病院でも一貫した医療エクスペリエンスを展開できる) などがあります。

臨床スタッフは Teams を使用することで、コンプライアンスに準拠した安全な環境で迅速なコミュニケーションと共同作業ができるようになりました。この環境には、メッセージング、音声やビデオによる電話と会議、チーム作業用の 1 つのハブでの患者情報とアプリへのアクセスがまとめられています。Teams を使用すると、お客様はシフト スケジュール、医療安全プロセス、備品供給、病床収容力、入院期間などの病院の運営に関する重要な事項を管理できます。

医療データの相互運用性をサポートする新しいプラットフォーム機能拡張

ヘルスケア業界で患者データのデジタル化が進む中、データの相互運用性を実現することが最優先事項となっています。Microsoft は、FHIR のような新しい標準を通して相互運用性の課題に取り組んでおり、継続的なケア全体にわたるデジタル トランスフォーメーションのための新たな機会を提供します。 Teams は、デジタル医療記録にアクセスし、リアルタイムで共同作業を行うためのハブを提供します。これにより、医療および運用担当者向けのワークフローを効率化し、患者の治療成績が上がるようにします。

本日、Microsoft は FHIR 対応の電子医療記録 (EHR) データを Teams に統合する機能を発表します。病院スタッフや臨床スタッフは外出先から安全に患者記録にアクセスし、他のチーム メンバーとチャットすることや、テレビ会議を始めることもできます。これらすべての作業を行うのに、アプリを切り替える必要はありません。EHR データを Teams で表示する機能は、Microsoft と、Cloverleaf、Dapasoft、Datica、Kno2、Redox などの主要な相互運用プロバイダーの提携によって実現したものです。

Microsoft Teams が表示されているノート PC と Windows PC の画像です。

電子医療記録との統合により、Teams では医療チームが患者のケア コーディネーションのための安全なハブを使用できます。

主要なヘルスケア組織が安全な共同作業のために Teams を選択

今日、Fortune 100 の 89 社と最も革新的な医療機関の多くを含む 42 万の組織が、Microsoft Teams を使用して従業員の能力を強化しています。ニューヨーク州最大の医療機関である Northwell Health、ロンドンの South London and Maudsley NHS Foundation Trust、日本の済生会熊本病院はすべて、セキュリティが確保された医療スタッフの生産性と共同作業を実現するために、Teams を選びました。

さらに、Microsoft は世界的な調査およびコンサルティング企業である Frost & Sullivan に、ヘルスケア組織向け Microsoft 365 の評価を依頼しました。その結果、Teams にはセキュリティとコンプライアンスの妥協を必要としないチャットベースの最新コミュニケーション ツールが備わっており、医療機関が直面している最大の課題に直接対処できるという結論に達しました。

「弊社の調査に基づけば、Microsoft Teams は、病院および医療システムにおける電子メッセージングについて医療機関が直面している最大の課題に直接対処しています。」
—Greg Caressi 氏 (Frost & Sullivan)

HIMSS19 に参加して詳細を確認する

来週、Microsoft チームのメンバーが HIMSS19 に参加します。HIMSS19 は年に一度の Health Information Management Systems Society (医療情報管理システム学会) カンファレンスです。Microsoft のブース #2500 をお訪ねください。また、Teams と Microsoft 365 がどのように医療チームを支援できるかについて詳しくは、Microsoft 365 と医療のページおよびパートナー サイトをご覧ください。

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パワーとシンプルさ: Outlook モバイルの新デザインでよりスピーディな作業を実現 http://approjects.co.za/?big=ja-jp/microsoft-365/blog/2018/12/05/power-and-simplicity-new-outlook-mobile-design-helps-you-get-things-done-faster/ Wed, 05 Dec 2018 15:00:48 +0000 本日、iOS 版 Outlook の更新のロールアウトを開始します。この更新に含まれているのは、認識しやすいアバター、最適化されたスワイプ、使いやすいスクロールなど、Microsoft のこれまでのデザイン主導の取り組み

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本日、iOS 版 Outlook の更新のロールアウトを開始します。この更新に含まれているのは、認識しやすいアバター、最適化されたスワイプ、使いやすいスクロールなど、Microsoft のこれまでのデザイン主導の取り組みを反映するものであり、ユーザーがつながり、整理し、仕事を遂行するのに役立ちます。これまで、iOS 向けと Android 向け両方の Outlook について細部まで調整を続けてきた結果として、ユーザーの目標達成までの時間を短縮するとともに、外出先での時間を最大限に活用できるようになりました。

デザインは Outlook の核心となりつつあり、このことは今年の夏に発表した Office 365 のユーザー エクスペリエンスの更新と、先週公開した新しいアイコンにも反映されています。Outlook モバイルはこの新しいアイコンを導入する最初のアプリとなる予定であり、Office 365 スイート全体もそうであるように、デザイン思考と職人気質が Outlook モバイルの進化の原動力となってきました。1 億台を超える iOS と Android のデバイスで利用され、アプリ ストアでの評価が常に 4.5 を超えている理由の一つは、ここにあります。

良いモバイル版を作るには、単にデスクトップのデザインを縮小するのではなく、モバイル特有のデザインの可能性や制約を理解したうえでプロセスを見直す必要があります。デスクトップとは異なり、モバイル デバイスはユーザーがポケットやバッグに入れて持ち運ぶものです。常に手元にありすぐに使用できるという特性から、ユーザーそれぞれに合わせた、効率的で、楽しさのあるエクスペリエンスが求められ、したがってモバイルファーストのアプローチが必要になります。

モバイルでの作業は、一連のごく小さなタスクで構成されますが、そのタスクとタスクの間が分単位ではなく秒単位となる傾向が強くなっています。その結果、エクスペリエンスの設計にあたっては文字の入力やタップを減らすことが不可欠になります。そして、ユーザーの注意をそのとき最も重要なものに引きつけることと、重要なコンテキストが常に一目でわかることが必要となります。

このような、ごく短いタスクの連続というニーズに応え、ユーザーの共鳴を呼ぶエクスペリエンスを作り出している Outlook モバイルは、快適、シンプル、パワフルなエクスペリエンスを特長とし、アプリでの作業を始めるときも終えるときもすばやく快適、簡単です。このことを実現するために、次のモバイルファースト デザインの基本方針に従っています。

  • 比類なき職人気質を発揮し、細部まで気を配る。
  • 速く、焦点を絞ったエクスペリエンスを作り出す。
  • 重要なコンテキストが一目でわかるようにする。

これらの方針がどのように実践されているかを見てみましょう。

質と楽しさを追求する職人気質

素晴らしいエクスペリエンスは、見えるだけでなく感じられるものです。デザインするときは、Outlook モバイルが速く感じられるように、細部まで気を配っています。

iOS 版 Outlook の新しいデザインには、新しい感覚フィードバックを取り入れました。デバイスを手で持っているときに、感情に訴えるエクスペリエンスを作り出すためです。メールを右または左にスワイプすると、色、形、画像表現がわずかに変化します。 そのメール メッセージの四隅が、角張ったものから丸みを帯びたものに変化します。これは比喩的に、そのメッセージをメッセージ リストから取り出して目的の場所に送ることを表しており、触覚フィードバックが使用されています。

楽しさについては、ミリ秒単位で表れる反応としてユーザーに届けています。たとえば、予定表の新しいアニメーション アイコンは、ユーザーが予定一覧をスクロールすると前後に揺れます。また、受信トレイの中では、複数の会議の時間が重なっている可能性があるときにそのことを知らせる機能があります。このような職人気質によって、Outlook モバイルはユーザーが一日の予定を次々とこなしていくときも楽しくパワフルな体験を可能にしています。

速く、焦点を絞る

今後数週間にわたって iOS 版 Outlook の変更をロールアウトしますが、おそらく最初に気づかれることは、はっきりとした色が作り出す、より活気に満ちたエクスペリエンスでしょう。一般的に、ユーザーは自分のデバイスに多数のアプリをインストールしており、したいことを完了するためにアプリをすばやく切り替えています。

アプリのヘッダーにはくっきりした色と文字体裁を採用しているので、単色使いが多いアプリをすばやく切り替えるときに Outlook を見つけやすくなり、すべきことを迅速に完了して重要な仕事に戻るのに役立ちます。エクスペリエンスはモバイルのメール、検索、予定表で共通しています。Outlook を大型画面で使用している場合は、青色のヘッダーからおなじみの受信トレイと予定表にからアクセスでき、このことはどのデバイスの Outlook でも同じです。

ネイティブのアプリとして、ネイティブのフォントと文字体裁使用を採用しているので、Outlook はどのデバイスでも快適に使用することができます。iOS では文字体裁がよりくっきりと、大きくなりましたが、エクスペリエンスが損なわれることはありません。iPhone や iPad でスクロールするときに、ヘッダーのサイズが動的に縮小してメッセージ一覧が拡大され、探しているメッセージを見つけやすくしています。

コンテキストに応じた関連性

新しい iOS のリフレッシュに合わせて、中核的なエクスペリエンスの使いやすさも改善しました。優先受信トレイの切り替えとメッセージ一覧のフィルタリングの機能は、その時点のコンテンツとアカウントに合わせて動作するようになり、明確さと信頼性が向上しています。

アカウントを 1 つだけ持つユーザーの場合は、そのユーザーのアバターがアプリの画面に表示されます。複数のアカウントと予定表をアプリに追加済みの場合は、アカウント アイコンを手がかりにして簡単に切り替えることができるようになりました。明るい、くっきりとしたアバターは連絡先にも追加されるため、メッセージ画面では送信者をすぐに識別でき、ほかにも検索画面ではやり取りが多い連絡先、会議出席依頼では出席者を識別しやすくなります。

さらに、チームの空き時間状況がわかっているときにイベントのスケジュールを設定する作業を、キーボードから 1 文字も入力せずに行うことができます。Outlook モバイルでのスケジュール設定機能は、必要となる人、日付、場所の要素のすべてをコンテキストに取り込むように設計されているので、予定表の周囲にあるオプションをスライドするだけで、キーボードからの入力は不要で都合のよい日時と場所をすばやく見つけることができます。iOS と Android 両方での改良を重ねた Outlook モバイルはさらにパワフルになり、ユーザーの目標達成と時間の節約に役立ちます。したがって、日々の大切な仕事にすぐに戻ることができます。

ユーザーが予定表にブランチを追加するところを示す、スマートフォンのアニメーション画像。

フィードバックをお送りください

私たちは日々支えてくださるお客様に感謝し、いただいたフィードバックをもとにアプリの品質向上に努めています。本日ロールアウトを開始した iOS 版 Outlook の新しいエクスペリエンスを気に入っていただけることを願います。Outlook モバイルをダウンロードして、今回の更新がどのように作業のスピードアップと時間の節約に役立つかを、ぜひご体験ください。お客様からのフィードバックは、今後もお客様の目標達成に役立つ最高の製品をお届けできるよう改善を続けるうえで、きわめて重要です。ぜひ、こちらからご意見をお聞かせください。

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Microsoft Search: 総合検索機能でインテリジェントに検出、発見、コマンド実行、ナビゲート http://approjects.co.za/?big=ja-jp/microsoft-365/blog/2018/09/24/microsoft-search-cohesive-search-that-intelligently-helps-you-find-discover-command-and-navigate/ Mon, 24 Sep 2018 13:00:28 +0000 昨年の Ignite で、Office 365 全体でのパーソナライズされた検索の機能を紹介しました。これは、インテリジェントな検索と発見を直接、皆様にご利用いただけるようにするものです。本日、このビジョンをさらに拡大し

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昨年の Ignite で、Office 365 全体でのパーソナライズされた検索の機能を紹介しました。これは、インテリジェントな検索と発見を直接、皆様にご利用いただけるようにするものです。本日、このビジョンをさらに拡大して Microsoft 365 の中も外も検索の対象とすることを発表します。Microsoft Graph によって明らかになるディープなパーソナライズ済みインサイトに Bing の人工知能 (AI) テクノロジを適用することによって、ユーザーの組織内での検索をさらに有益なものにすることができます。

Microsoft Search によって、新しい組織検索エクスペリエンスが、日常的にお使いのアプリ (これには Bing.com や Windows も含まれます) に導入されます。これは、組織が持つデータのネットワーク全体をつなぐという Microsoft のビジョンを体現するものでもあります。

Microsoft は、「検索」という概念が持つ意味も進化させます。何ページもの検索結果が返され、他の情報へのハイパーリンクが張られているだけでは不十分です。人の注意力持続時間が短縮し続け、データは爆発的に増えるなかで、解決すべき課題とは、ユーザーの質問への回答を見つけて届け、インサイトを提示し、さらにユーザーが自分のタスクに対してアクションを取れるようにすることであると認識しています。これに基づいて、検索機能を強化してその対象をユーザーの仕事全体に広げ、ユーザーの生産性を高めるとともに、組織の集合知を活用できるようにしました。

Microsoft が目指しているのは総合的で首尾一貫性のある検索機能であり、どの画面でもすぐに目に付くようにすることと、ユーザーの組織のデータ全体、つまり Microsoft 365 の中も外も、すべてを検索できるようにすることです。

最初のステップとして、次の数か月の間に次のような変更を行います。

  • 検索機能は、皆様が日常的に使うすべてのアプリで同じ場所に、目立つように配置されます。Outlook でも PowerPoint でも、Excel でも Sway でも、OneNote でも Microsoft Teams でも、Office.com でも SharePoint でも、デスクトップか、モバイルか、Web かを問わず、検索バーは同じ場所にあります。
  • ユーザーが検索ボックスをクリックすると同時に、パーソナライズされた結果が返されます。たとえば、そのユーザーと共有することが多い人物や、そのユーザーが最近作業したドキュメントです。検索キーワードを入力しなくても、候補が表示されます。
  • 検索ボックスからは、ユーザーが作業しているアプリケーションのコマンドを実行することもできます。たとえば、英語版の Word でキーボードから「acc」と入力すると、操作の候補として “Accept Revision” (変更の承諾) や “Accessibility Checker” (アクセシビリティ チェック) が表示されます。あるコマンドを見つけるために、ツール バーを探し回る必要はなくなります。
  • 検索結果には、ユーザーの組織全体からの結果も含まれるようになります。たとえば、Word の中で、他の Word 文書だけでなく、自分が作業しているプレゼンテーションも見つけることができます。そのプレゼンテーションに直接移動することも、そのファイルからスライドを文書に直接挿入することもできます。
  • 同じ組織検索エクスペリエンスを、ユーザーが作業するあらゆる場所に広げます。つまり、Bing.com (Office 365 アカウントでサインイン済みのとき)、Edge、Windows です。ユーザーは検索したいときにいつでも、同じ方法で検索できます。
  • 組織検索結果の管理が統一されます。これには、管理者がキュレーションした結果 (ブックマークなど) も含まれます。

Microsoft Search を今すぐ体験

Microsoft Search の機能を実現する鍵は、ユーザーがどこで検索するときでも、結果のスコープを常に同じものにできるかどうかです。インターフェイスの見た目が違っていても、目標は同じエクスペリエンスを提供することと、その相互作用ポイントのコンテキストに適合させ、パーソナライズすることです。

Bing.com での Microsoft Search

この 1 年間に、企業 180 社がプライベート プレビューに参加し、ファイル、サイト、人、場所、グループを Microsoft Graph のデータに基づいて検索しました。このプライベート プレビューでのフィードバックに基づいて、Teams と Yammer の両方で同時に会話全体を検索する機能を発表します。

Bing.com での Microsoft Search を示す画像。

Bing 検索では、ユーザーの組織での結果と Web での結果の両方が返されるので、ここに来れば簡単に、自分の仕事の世界を幅広く検索できるとともに Web でも確実に検索できることになります。パブリック プレビューは本日からロールアウトを開始します。組織で利用するには、テナント管理者がオプトインする必要があります。詳細については、bing.com/business/explore を参照してください。

Office.com での Microsoft Search

Office.com で仕事に戻った後も、同じスコープで Microsoft 365 全体を検索できます。最近作業したドキュメントが見つかるだけでなく、ドキュメントの中で同僚が自分に言及している場合にそのドキュメントがおすすめとして提示され、前回閲覧したとき以降の進行状況を把握することができます。Office.com での Microsoft Search は本日から、対象指定リリースとなります。

Office.com での Microsoft Search を示す画像。

SharePoint モバイル アプリでの Microsoft Search

新しいバージョンの SharePoint モバイル アプリでは、アプリを起動したときの既定のエクスペリエンスとして検索機能が組み込まれています。一般的な質問、パーソナライズされた結果、よく利用される検索条件が一覧表示され、これらを組織がキュレーションすることができます。新しい SharePoint モバイル アプリは、本日からダウンロード可能です。

SharePoint モバイル アプリを使用しているモバイル デバイスを示す画像。

Outlook モバイル アプリでの Microsoft Search

Outlook モバイル アプリでも、検索はユーザー エクスペリエンスにおける重要な要素であり、コマンド、コンテンツ、人物へのアクセスの手段となります。”ゼロ クエリ検索” が採用され、カーソルを検索ボックス内に置くだけで提案が表示されますが、これには AI と Microsoft Graph が活用されています。iOS 版と Android 版の Outlook モバイル アプリは本日からダウンロード可能です。

Outlook のゼロ クエリ、ファジー検索、インテリジェント テクノロジに基づく上位結果提示の機能は、首尾一貫性を促進するために他のエンドポイントにも導入される予定です。Windows、Mac、Web での Outlook の検索機能強化は、9 月半ばのリリースを目標としてロールアウトを開始しています。

組織のすべてのシステムのデータをつなぎ、キュレーションする

境界のない検索が効果を発揮するかどうかは、検索でアクセスできるソース次第です。Microsoft は、組織がサードパーティのサービスやアプリケーションのデータも大量に保有していることを認識しています。2019 年には、よく利用されているサードパーティ アプリケーションへのネイティブ コネクタを開発する予定です。これで、Microsoft のデータと同様に検索結果が返されるようになり、このことは Office、Windows、Edge、Bing.com など、どこで検索するときにも利用できます。管理者は、サードパーティ アプリケーションへの既存の投資に応じて、どのコネクタを組織で使用するかを選択できます。API を使用して、さらに拡張することも可能です。組織の検索ソースや検索結果の表示をカスタマイズして独自の絞り込み条件や業種を追加でき、情報のソースを結果ページにどのように表示するかを制御することもできます。

2019 年上期に導入予定

Office での Microsoft Search

新たに Office スイート全体の検索機能がリボンに追加され、デスクトップ、モバイル、Web のどの Office アプリでも同じ方法で同じ結果が得られます。検出、コマンド実行、ナビゲーション、発見を、同じ検索ボックスから直接行うことができます。

ノート PC で開いた PowerPoint スライドの中でユーザーが Microsoft Search を使用していることを示す画像。

Windows での Microsoft Search

タスク バーから直接、検索を実行してローカルと組織の両方のデータを検索します。人物、オフィスの場所、自分のファイルなど、何でも Windows で見つけることができます。

Microsoft Search を Windows スタート画面で使用していることを示す画像。

次の予定

Microsoft Graph はユーザーが仕事でかかわる人、サイト、デバイス、ドキュメントからインサイトを収集し、これをベースとしてユーザーの組織に関する学習を継続します。これは、ユーザーやその同僚がどこで作業するかを問いません。ユーザーが必要としているものとの関連に基づいて、検索結果をランク付けします。ユーザーが指定した条件を満たす結果がすべて表示されますが、検索がパーソナライズされているので、そのユーザーの目的を果たす可能性が高い順に結果が表示されます。

Microsoft Graph に Bing からの高度な AI テクノロジと世の中に関する知識を組み合わせると、インサイトに満ちたテクノロジという Microsoft のビジョンを拡張して、自然言語で質問して本物の回答を受け取るという処理をシンプルに、手作業での介入なく実現できるようになります。たとえば、「私の弟が私の会社で私の部下として働けますか?」という質問に答えるには、この質問を文法的に解析することに加えて、意味を理解することが必要です。組織の人事ポリシーとして「近親関係」が規定されていることがあるので、Bing の世の中に関する知識を使って「弟」を検索した結果と、組織のイントラネットでの検索結果とを組み合わせて回答を導き出します。

この機械読解技術の使用は一例にすぎません。今後もさまざまな形で、Microsoft Search をより良いものとしていく予定です。

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Microsoft 365 の 5 月の最新情報まとめ – ユーザーの支援と保護 http://approjects.co.za/?big=ja-jp/microsoft-365/blog/2018/05/31/new-to-microsoft-365-in-may-empowering-and-securing-users/ Thu, 31 May 2018 15:59:20 +0000 Microsoft 365 ブログでは、モダン ワークプレイスに関する Microsoft のビジョンが土台となっている Microsoft 365 の主だった更新内容について、毎月お知らせしております。今月は、アクセシ

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Microsoft 365 ブログでは、モダン ワークプレイスに関する Microsoft のビジョンが土台となっている Microsoft 365 の主だった更新内容について、毎月お知らせしております。今月は、アクセシビリティに優れたコンテンツの作成、リアルタイムでの共同作業、安全でコンプライアンスに対応した職場環境の構築に役立つ、いくつかの新機能が導入されました。

5 月の Microsoft 365 の更新内容は次のとおりです。

創造力豊かなチームワークを促進する

Office 365 でのアクセシビリティの高いコンテンツの作成 – 障碍のある方にとってアクセシビリティが高い、高品質のコンテンツを作成するプロセスを効率化できるように、アクセシビリティ チェックを強化しました。これによりアクセシビリティ チェックでは、ドキュメント内でより幅広い範囲の問題を特定できるようになりました。たとえば、テキストのコントラストが低すぎて背景色と区別しづらく読みにくい、などの問題も特定できます。さらに、アクセシビリティ チェックに [おすすめアクション] メニューが表示されるようになりました。これには AI が利用されており、画像に関する説明の提案など、改善点に関するインテリジェントな候補が表示されるので、フラグが付けられた問題をワークフロー内でより簡単に修正できます。

アクセシビリティ チェックは、障碍のある方がコンテンツにアクセスするときに問題となる箇所を、リアルタイムで通知します。

SharePoint による複合現実での作業 – 今月、SharePoint スペースを発表しました。これはイマーシブな複合現実エクスペリエンスを SharePoint 上に構築するものであり、今までにない方法でコンテンツを操作し、探索できるようになります。Microsoft 365 のサブスクリプション ユーザーは、3D モデル、360 度動画、パノラマ画像、組織図、視覚化、イントラネット上の情報を利用してイマーシブな複合現実エクスペリエンスを作成できるようになりました。SharePoint スペースを使用すると、ポイント アンド クリックだけで簡単に仮想環境を作成できます。ここでは、現実世界や 2 次元環境では量が多すぎたり複雑すぎたりするために理解できないような情報を、理解して自分のものにすることができます。

SharePoint スペースを使用すると、イマーシブな仮想環境を数秒で作成できます。

SharePoint での関連コンテンツの検索を高速化 – SharePoint モバイル アプリの新しい [検索] タブでは、専門知識、コンテンツ、アプリ、リソースを外出先で探しているときに、必要な情報により簡単にアクセスできるようになりました。[検索] タブでは AI が利用されており、あらゆるデバイスで最近作業したドキュメントやサイトなど、ユーザーにとって関連性の高いサイト、ファイル、ニュース、人が自動的に表示されます。検索する必要はありません。さらに、入力するのと同時に検索結果が絞り込まれます。また AI を利用することで、イントラネット全体からの情報に基づいて、質問に対する回答が即座に返されます。

SharePoint の [検索] タブのスクリーンショット。

AI は、既存のコンテンツと組織全体の知識を学習して、回答を即座に返します。つまり、検索の結果を具体的な行動へと変化させます。

Microsoft Teams による会議進行の効率化 – 今月の Build では、Microsoft Teams で今後予定されているさまざまな新機能のデモンストレーションを行いました。これらの機能では AI が利用されており、時間の経過とともに会議がより効率的になり、より直感的に操作できるようになります。たとえば、リアルタイムの議事録作成、Teams 対応デバイスでの Cortana による音声での操作、自動メモ作成などがあります。本日、モバイル ユーザー向けの新機能が発表されました。これらの機能により、外出先でも簡単に会議に参加することができます。モバイル デバイスから直接、他の会議参加者と画面を共有したり、自分のライブラリから画像やビデオをアップロードしたりできるようになりました。これらの機能強化により、使用するデバイスに関係なく、誰でもどこにいても何不自由ない会議参加が可能になります。

ソース ビデオ.

会議機能を拡張する Surface Hub 2 – 今月、Surface Hub 2 を発表しました。これは、どの組織のチームも使用できるように一から設計されたデバイスです。Surface Hub 2 には Teams、Microsoft Whiteboard、Office 365、Windows 10、インテリジェント クラウドが統合されているためシームレスな共同作業が可能になります。あらゆるミーティング スペースの機能を拡張し、相手が同じ部屋にいるか数千キロ離れているかにかかわらず、共同作業を行うことができます。

安全でコンプライアンスに対応した職場環境の構築

Microsoft Cloud による GDPR 準拠の達成 – 2018 年 5 月 25 日に一般データ保護規則 (GDPR) が施行され、個人のプライバシーの権利にとって歴史に残る一日となりました。これまでの数か月間、Microsoft は Microsoft Cloud 全体での新機能を発表してきました。これらは、組織が個人のプライバシーの権利を保護するために適切な手順を踏んでいることを、効果的に証明するのに役立ちます。これらの機能の詳細については、GDPR 準拠と個人のプライバシーの権利の保護を支援するために、Microsoft が行っている投資についてまとめたブログ「GDPR の下で個人のプライバシー権を安全に守る Microsoft のインテリジェント クラウド」を参照してください。

Microsoft 365 のお客様である INAIL は、Azure Information Protection を利用して、機密データの分類、ラベル付け、保護を行っています。

Microsoft 365 での外部パートナーとの安全な共同作業 – Azure Active Directory 企業間 (B2B) コラボレーションの新機能がいくつか発表されました。これらの機能により、Microsoft 365 テナント外部のユーザーとも安全かつ簡単に共同作業することができます。B2B コラボレーションを使用すると、管理者は会社の企業データを完全に制御しながら、内部のリソースやアプリケーションへのアクセスを外部パートナーと共有することができます。今月から、外部ユーザーがテナントに初めてアクセスするときのエクスペリエンスが新しくなり、同意フローが改善されます。組織が設定した使用条件への同意の操作が簡単になります。

さらに、企業-消費者間 (B2C) コラボレーションの改善も行われました。コンシューマー メール アカウント (たとえば Outlook や Gmail) を使用する外部パートナーを招待するときに組織のデータを保護するのが簡単になり、アクセス ポリシーの設定プロセスも改善されます。

Azure Active Directory の [アクセス許可の確認] タブのスクリーンショット。

ユーザーが承諾するタイミングを追跡することにより、Azure Active Directory B2B での使用条件の同意状況を把握します。

その他の更新

従業員が最高の仕事をするために支援しようと努めている企業にとって、文化の変革は必然であるだけでなく、不可欠です。Microsoft は今月、生産性、応答性、創造性、安全性に優れたモダン ワークプレイスの構築を促進するために、Microsoft がお客様とどのように連携しているかについてまとめたホワイト ペーパーを発表しました。詳細については、ホワイト ペーパー「New Culture of Work」 (新しい働き方の文化) を参照してください。

Microsoft 365 では他にも、次のような更新が行われています。ぜひ詳細情報をご覧ください。

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複合現実と AI でコンテンツ コラボレーションを変革する SharePoint のイノベーション http://approjects.co.za/?big=ja-jp/microsoft-365/blog/2018/05/21/sharepoint-innovations-transform-content-collaboration-with-mixed-reality-and-ai/ Mon, 21 May 2018 16:00:59 +0000 本日、SharePoint Conference North America からライブ ストリーミングされた SharePoint Virtual Summit で、Microsoft の 2018 年のビジョンとロー

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本日、SharePoint Conference North America からライブ ストリーミングされた SharePoint Virtual Summit で、Microsoft の 2018 年のビジョンとロードマップが発表されました。この発表では、Microsoft の AI や複合現実への投資を現実のものにするイノベーションが披露され、またモダン ワークプレイスでのコンテンツ コラボレーションを変革する新しいエクスペリエンスや機能も紹介されました。

400,000 を超える組織で利用されている SharePoint は、コンテンツ サービスとコラボレーションの分野で業界をリードしています。SharePoint は、ドキュメント管理と Web 公開の組み合わせ、クラウドを利用したエンタープライズ コンテンツ管理、Microsoft Graph による AI とコンテンツ コラボレーションの融合の先駆けとなりました。本日、SharePoint スペースを利用してイノベーションをさらに推進するための次の一歩を踏み出します。

誰でもどんなデバイスでも利用できるイマーシブな複合現実環境を提供する SharePoint スペース

複合現実は、モダン ワークプレイスで最も重要な技術の動向で、経営陣から Firstline Worker まで、あらゆる人々の働き方を変える可能性を秘めています。Microsoft では今月初め、2 つの強力な複合現実アプリケーション、Microsoft リモート アシストと Microsoft レイアウトを発表しました。

本日はこれに引き続き、イマーシブな複合現実環境を提供する SharePoint スペースが発表されました。SharePoint スペースでは、コンテンツをさまざまな角度から表示して操作したり、データや製品モデルをリアルタイムで視覚化したり処理したりすることができます。SharePoint の中心となるのは、複合現実です。優れた視覚効果を持つスペースを誰でも作成でき、またどんなデバイスでも利用できます。

複合現実環境はユーザーに没入感を与え、集中力を高め、五感を働かせ、好奇心や想像力を刺激することができる環境であり、次のような場面でのコミュニケーション、学習、コラボレーションに役立つ新しいシナリオを実現します。

採用と新人研修​: 新たに採用された従業員は 360 度カメラで撮られた経営陣からのビデオ メッセージなど、あらゆる角度から撮影した映像による魅力的なあいさつやオリエンテーションを通じて、会社について学ぶことができます。3D マップによるキャンパスや建物の移動、対話型の組織図による組織構造の確認、仕事仲間および組織の製品に関する詳細な情報の探索などを行うことができます。

学習: 複合現実により、集中力や注意力が高まり、学習に意欲的に取り組むことができます。テーマや学習目標の全体像をとらえることにより、大局的な見方ができるようになります。個人に合わせて、関連性がある動的なコンテンツを調べることができます。新しい分析情報を発見することで好奇心が刺激され、自分にとって重要なトピックを深く掘り下げて調べることができます。読んだり見たりするだけでの学習ではなく、五感を働かせた体験学習が可能になります。

製品開発: チームでイノベーションを引き起こすことができるような刺激的なスペースを作成できます。専門家と一緒に、データ、コンテンツ、プロセスをあらゆる角度から調べることができます。プロトタイプを 3D で調べて、新しい機会の特定、コメントの添付、改善点の視覚化を行うことができます。

従来は、上記のシナリオやその他のビジネス シナリオに対応したカスタムの複合現実アプリを開発し、職場内で広く利用できるようにするには、法外なコストや手間がかかっていました。ほとんどのアプリでは、高価なヘッドセットが必要になるからです。

SharePoint スペースを使用すると、作成者はポイント アンド クリックで、簡単にイマーシブな環境を構築できます。優れたテンプレートから作業を開始すれば、美しい背景や快適なサウンド、充実したテクスチャ、光の効果を備えた複合現実環境を作成できます。作成した環境に、SharePoint 内に既にあるファイルなどのコンテンツを追加すると、既存のデータ、ドキュメント、画像を別の用途で使用することができます。Microsoft のお客様は既に、携帯電話で撮影した 360 度動画など、1 ペタバイトを超える 3D コンテンツを保存しています。SharePoint スペースは、3D コンテンツを表示して操作するための最も自然な方法であり、実世界や 2 次元環境では、数が多すぎる、大きすぎる、または動的すぎるために人々が体験できない可能性のあるオブジェクトも操作することができます。

作成者は、使い慣れたスキルを使用して、Web パーツを SharePoint スペースに追加できます。

誰でも魅力的な仮想スペースに没入して、コンテンツ、情報、動画を見て操作できます。これにはどのデバイスでも、つまりブラウザー、モバイル ブラウザー、ヘッドセットのどれでも利用できます。SharePoint スペースは、すべての Office 365 一般法人向けプランで利用でき、インフォメーション ワーカーや Firstline Worker 向けの新しいシナリオにも対応しています。

SharePoint スペースには Microsoft AI が融合されており、Microsoft Graph から得た知識を利用して、パーソナライズされたリッチなエクスペリエンスを促進します。人とコンテンツのつながりを探索し、データからインサイトを取得し、関連のある情報や専門知識を見つけることができます。

SharePoint スペースは統合されており、拡張性があります。スペースは、Microsoft 365 全体のコンテンツ、および他のデータ ソースやサービスを使用して拡充することができます。自社ブランドを反映するようにカスタマイズすることもできます。また、SharePoint Framework を使用して、SharePoint スペース用の新しい機能を作成することもできます。Microsoft は、パートナー企業に SharePoint スペースを採用していただき、新しいイノベーションの波を推進するための強力な Web パーツやエクスペリエンスを開発していただけることを期待しています。

SharePoint は初めての統合型コンテンツ コラボレーションおよびサービス ソリューションで、ファイルや Web サイトに加えて、まもなく複合現実スペースにも対応します。お客様もパートナー企業様も、SharePoint スペースから、限定早期プレビューへの参加をお申込みいただけます。

AI を利用したコンテンツ コラボレーションを実現する SharePoint

SharePoint により Office 365 のコンテンツ コラボレーションは強化されており、SharePoint には AI が融合されています。Office 365 でファイル、画像、データを保存すると、AI が有用なコンテンツを引き出し、新しいシナリオを実現します。

AI は、ユーザーの作業内容や作業方法、および他ユーザーの作業との関連性について理解していきます。AI はこのインテリジェンスによって、増え続ける情報量を処理すると同時に、パーソナライズされ時間の節約ができるエクスペリエンスとして、ユーザー中心の情報の優先順位づけもしてくれます。

SharePoint モバイル アプリのパーソナライズされたインテリジェントな検索機能: 外出先で専門知識、コンテンツ、アプリ、またはリソースが必要となった場合に役立つ、SharePoint モバイル アプリの [検索] タブが新しくなりました。

この画像は、SharePoint モバイル アプリに新しく導入された [検索] タブを示しています。このタブを使用すると、外出先でも人やコンテンツ、質問に対する回答を検索できます。

SharePoint モバイル アプリに新しく導入された [検索] タブ。このタブを使用すると、外出先でも人やコンテンツ、質問に対する回答を検索できます。

さまざまなデバイスで最近作業したドキュメントやサイトへのリンクが表示されます。また、自分に関連するおすすめのサイト、ファイル、ニュース、人も表示されます。すべてを検索しなくても、必要な情報が見つかります。さらに、検索を実行すると、入力した条件に合わせて検索結果が絞り込まれ、職種、仕事の内容、共同作業の相手に応じてパーソナライズされた結果が返されます。組織が管理する検索履歴やクエリも、検索を簡略化するのに役立ちます。質問に対して即座に回答が返ってくるのは、検索を実行に移す AI の能力のおかげです。

パーソナライズされた新しい Office.com: Office.com では、ユーザーにとって最も重要な作業をすぐに再開できるので、時間を節約することができます。[おすすめ] セクションには、AI により注意を必要とする可能性が最も高いと判断されたファイルが表示されます。[検出] セクションには、同僚が作業中のファイルと、ユーザーが存在さえ知らない可能性のある、利用可能なファイルが表示されます。

新しい Office.com を示すスクリーンショット。

新しい Office.com では、AI を利用しておすすめファイルの一覧が表示され、最も重要な作業を優先して処理することができます。

また AI は、画像や動画などの複雑なコンテンツの価値を引き出して、画像ベースや動画ベースの処理を自動化する新しい可能性をもたらします。

画像機能の強化: 画像ベースのコンテンツが増え続ける中で、AI は、Office 365 に保存されている写真の価値を引き出します。AI は、写真の撮影場所を判断し、被写体を認識し、写真内のテキストを抽出します。ドキュメントの検索と同様に、画像も簡単に検索できます。たとえば、スキャンしたレシートのフォルダーを検索して、「寿司」と記載されたレシートを見つけ出すことができます。

新しい Office.com の検索結果を示すスクリーンショット。

さらに、OneDrive モバイル アプリの新しい [スキャン] ボタンを使用すると、写真、ドキュメント、ホワイトボード、名刺をこれまで以上に簡単にキャプチャできます。ビジネス ユーザーは、写真を自動的に Office 365 にアップロードするように OneDrive を構成できます。

ビジネス プロセスを自動化する Cognitive Services: 本日、Microsoft Flow を使用して、位置情報、画像認識、テキスト抽出、機械翻訳、感情分析などの Cognitive Services を統合するプロセスを効率化する方法のデモンストレーションも行いました。AI を利用して、誰でもビジネス プロセスを改革できるようになりました。

SharePoint Virtual Summit で発表されたその他の新機能

SharePoint Virtual Summit では他にも、共有と共同作業、組織全体の従業員への情報伝達とエンゲージメント、コンプライアンスのサポート、そしてオンプレミスからクラウドへのユーザーのシームレスな移行を容易にするイノベーションが発表されました。

Microsoft Teams の新しいファイル エクスペリエンス: SharePoint のドキュメント ライブラリの完全な機能をそのまま Microsoft Teams でも利用できます。どの [ファイル] タブでも、カスタム ビューの作成や、ドキュメントを先頭に固定表示することや、カスタム列の追加と書式設定や、ファイル アクティビティについての情報の取得ができます。新しい操作環境の最も大きな特徴は、ドキュメント ライブラリのコマンド バーです。これを使用して、フローを開始したり、ファイルを Mac または Windows PC と同期したりすることができます。

組織のニュースとページ管理: オープンで透明性のあるコミュニケーションは、従業員同士の信頼関係を高める上で非常に重要です。SharePoint のページとニュースは、社内コミュニケーションのための強力なツールで、どんなデバイスからでも、組織全体の対象ユーザーにニュースやお知らせを配信できます。SharePoint のページでは、Office 365 全体のコンテンツや外部ソースを統合するための Web パーツが豊富に備わっており、それらを使用してニュースや情報を伝えることができます。本日、SharePoint にスケジュール、承認、ページ メタデータ、対象ユーザーの設定などの新しいページ管理機能が導入され、組織規模のニュースをより簡単に伝達できるようになったことが発表されました。

SharePoint のニュースを示すスクリーンショット。充実した動的なコンテンツとページや Web パーツを組み合わせて使用することで、ユーザーは常に最新の情報を把握できます。

SharePoint のニュースでは、ページや Web パーツと、充実した動的なコンテンツを組み合わせて使用することで、ユーザーは常に最新の情報を把握できます。

GDPR と SharePoint 向け複数地域データ所在地: Office 365 は、セキュリティとコンプライアンスに関する複雑な要件への対応を支援します。たとえば、2018 年 5 月 25 日に施行される一般データ保護規則 (GDPR) への準拠に役立つツールなどが備わっています。本日、Office 365 の Multi-Geo Capabilities を拡張して SharePoint でも利用できるようになることが発表されました。一般プレビューは今夏から開始される予定です。

SharePoint Server 2019 の特徴となるオンプレミス、ハイブリッド、移行に関する発表: 世界中のすべての業界で、組織の規模を問わず、Office 365 の導入が急速に広まっています。Office 365 でクラウドの統合性、拡張性、インテリジェンスを活用することで、従業員、IT 管理者、開発者に最大限の価値を提供します。Microsoft では、オンプレミス版の SharePoint および OneDrive をご利用のお客様のサポートにも引き続き取り組んでおり、本日、SharePoint Server 2019 の一般プレビューが 6 月から開始されることを発表しました。SharePoint Server 2019 は、すぐに利用できる強力で統合されたハイブリッド シナリオをサポートし、最新のチーム サイト、コミュニケーション サイト、リスト、ライブラリ、ページ、ニュースなど、ユーザー インターフェイスにさまざまな改善が加えられています。SharePoint Framework による最新のユーザー エクスペリエンスと拡張性を SharePoint Server に導入することにより、お客様はユーザーのクラウド導入を促進し、オンプレミスのサイトと Office 365 のサイトとの著しい相違点を解消できます。さらに、クラウドへの移行を促進するために、SharePoint 移行ツールでの PowerShell の使用のサポートも発表しました。これで、お客様が移行を自動化できるようになります。

SharePoint は、モダン ワークプレイスのためのコンテンツ コラボレーションの力になります。OneDrive で自分のファイルにはどこからでもアクセスでき、Office アプリケーションではリアルタイムでのドキュメントの共同作業が可能です。チームワークには Outlook と Teams が役立ち、インテリジェントなイントラネットが YammerStream で実現し、ビジネス プロセスを PowerApps と Flow で合理化することができます。

本日の SharePoint Virtual Summit で発表されたイノベーションの詳細については、次の参考資料をご覧ください。

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新しいカレンダー、メール、モバイル Outlook の機能で仕事を片付ける http://approjects.co.za/?big=ja-jp/microsoft-365/blog/2018/04/30/new-calendar-mail-and-mobile-outlook-features-help-you-get-things-done/ Mon, 30 Apr 2018 20:00:42 +0000 返信すべきメール、片付けるべき仕事、行かなければならない場所を抱えている方のために、Outlook に新しい機能が追加されました。Windows、Mac、Web、モバイルのすべてで利用でき、自分の時間を管理して最も重要な

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返信すべきメール、片付けるべき仕事、行かなければならない場所を抱えている方のために、Outlook に新しい機能が追加されました。Windows、Mac、Web、モバイルのすべてで利用でき、自分の時間を管理して最も重要なことを最優先するのに役立ちます。また、iOS と Android の Outlook に近日追加される予定の新機能が、ユーザーの生産性を高める人物、アプリ、テクノロジにユーザーをつなぐとともに、ユーザーとビジネスを常に保護します。

ここでは、新機能と近日公開予定機能をご紹介します。

新しい Outlook カレンダー

請求への支払いリマインダー — 請求への支払いがイベントに追加され、自動的に追跡できるようになります。Outlook では、旅行の予約と荷物の配達に関する情報が今日のメールの一番上に、サマリー カードとして表示されます。それと同じように、請求への支払いにも対応しました。メールで受け取った請求は Outlook によって識別され、上部に概要が表示され、期日のカレンダー イベントが自動的に追加されます。また、メールによるリマインダーが期日の 2 日前に届くので、常に遅れることなく支払いを済ませることができます。Outlook.com で使用できます。 サポートされている他のイベントとプロバイダーをご確認ください。

Outlook で請求への支払いリマインダーが表示されているタブレット。

イベントの場所と会議室の候補 — Outlook で会議またはイベントの場所の追加を簡単にすばやく行えるようになりました。入力を開始する前から、会議の場所の候補として、最近使った (使用可能な) 会議室や、「マイ オフィス」などの一般的な場所が Outlook によって提示されます。 場所のフィールドへの入力を開始すると、Outlook は Bing に基づいて候補を表示し、会議の場所と必要な情報を自動入力します。公共の場所の場合、Outlook の充実した場所機能によって完全な住所が Outlook のカレンダー イベントに追加されます。さらに iOS 版 Outlook では、ユーザーの現在地、目的地の住所、交通情報に基づいて、次のイベントにちょうどよい時間に到着できるように、出かけるべき時刻になったことを知らせる通知が届きます。Windows 版 Outlook で間もなく使用可能になります。

また、場所とコンテキストを認識するこの方法の追加により、モバイル デバイスでカレンダー イベントを作成するときに、これまで以上に高度にパーソナライズされた場所の候補が表示されます。候補は、ユーザーの場所、出席者のリスト、提案された会議の日時など、会議の各種要素を考慮した機械学習モデルに基づいて提示されます。会議室が必要な場合は、組織の部屋のうち使用可能なものが Outlook によって示されるので、自分の会議にとって最適な選択肢をタップ 1 つで選ぶことができます。モバイル デバイスからの会議室の予約は、Outlook がユーザーの好みを学習するにつれて、簡単かつすばやくできるようになります。iOS 版 Outlook で使用できます。

会議の出欠確認の追跡および転送 — 自分が開催者となっている、または出席する予定のイベントを追跡することは、時間管理の上で重要です。しかし、参加するユーザーを管理することは、それ以上に全員の役に立つ可能性があります。Outlook では、追跡された返信や会議の出欠確認を、開催者でなくても確認できるようになりました。この情報があれば、招待された出席者は他の人の予定に基づいて、時間をうまく使い、自分が出席する必要があるかどうかを判断できます。たとえば、だれが参加するかがわかり、出席を予定している他のチーム メンバーが対応できると判断できれば、自分の時間を節約することができます。

会議の出欠確認の追跡と転送が表示されているタブレット

さらに、出席者リストを厳格に調整する必要がある会議を計画するときのために、Outlook ではカレンダーへの招待の転送を許可または禁止することができます。[返信オプション] の下で [新しい会議] を選び、[転送を許可] をオンまたはオフにします。Windows 版 Outlook および Outlook on the web で間もなく使用可能になります。

Outlook の会議リクエストで、[返信オプション] が表示されているタブレット。

Outlook で会議への招待が表示されているタブレット。

また、出席者リストのサイズが大きい場合や大規模な会議の場合に対応できるように、会議の出欠確認の追跡が調整されています。受信者が 500 人を超える配布リストを使用する場合でも、Outlook は全員の返信を個別に追跡できるようになりました。大規模な会議で変更が必要になったとき、Office 365 のメールとカレンダーの受信者以外であっても最大 500 人まで、いつでも詳細を更新できます。すべての Outlook で使用できます。

複数タイム ゾーン — Outlook では、タイム ゾーンをまたがるイベントの管理に伴う複雑さが軽減されています。予定や会議の開始および終了時刻を、異なるタイム ゾーンにまたがって定義できるようになりました。たとえば、出張の出発時刻をあるタイム ゾーンで設定し、到着時刻を目的地のタイム ゾーンで設定することができます。また、Outlook カレンダーのメイン グリッドに複数のタイム ゾーンを表示できるようになりました。Windows では、[ファイル] > [オプション] > [予定表] > [タイムゾーン] で最大 3 つのタイム ゾーンを追加できます。Mac では、Outlook の [初期設定] > [予定表] > [タイムゾーン] に 1 つのタイム ゾーンを追加できます。Outlook on the web では、カレンダーの会議招待で [タイム ゾーン] ドロップダウンの矢印をクリックして、タイム ゾーンを追加します。これからは、どのような予定が地球のどこでいつあるのか、Outlook を見ればすぐにわかります。

Outlook カレンダーにタイム ゾーンのオプションが表示されているノート PC。

Outlook カレンダーの新機能

組織ディレクトリの詳細の表示 — この新機能を見逃している方のための情報ですが、Outlook では組織ディレクトリの詳細を連絡先情報に追加されるようになりました。この新機能は、少し前に組織を表示する機能の下に追加されており、社内の人物についてすばやく調べることができます。会社のデータを Azure Active Directory に結び付けてあると、自分の直属の上司、社内の指揮系統のほか、業務の上で最も関わりの多い同僚もわかります。自分の業務を助けてくれる可能性のある人が Outlook ですぐにわかります。Outlook モバイル アプリでタップして検索するだけで、重要な連絡先を見つけ、その連絡先情報を開き、組織情報を確認できます。iOS 版 Outlook で使用できます。

プロキシのサポート — 一部の組織は、モバイル デバイスからインターネットへの直接接続を防ぐためにプロキシを採用しています。今回、Outlook は、企業のデータとインターネットの間の保護を強化するために、SOCKS プロキシを使用している企業のサポートを開始しました。iOS および Android 版 Outlook で使用できます。

Bcc の警告 — 自分が Bcc として受け取ったメールに返信したくなることがあります。配慮が必要な宛先指定になっていることに気付かないときに備えて、そのようなメッセージに返信しようとすると Outlook は Bcc であることを警告して保護します。これにより、受信者リストの全員に返信するのでなく、配慮しながら送信者だけに返信することができます。Windows 版 Outlook で使用できます。

iOS および Android 版 Outlook では間もなく使用可能になります。

下書きフォルダーの同期 — あるデバイスで途中まで書いたメッセージの下書きを別のデバイスでしあげることができる機能を追加しました。モバイル デバイスで途中まで書いたメッセージをオフィスに戻ってからしあげたり、その反対のことを行ったりできます。そのため、自分の都合に合わせて仕事を進めることができます。iOS 版 Outlook で 2018 年 5 月から使用できます。Windows、Mac、Android 版 Outlook で使用できます。

Android 版 Outlook の Office Lens テクノロジ — ホワイトボード、写真、ドキュメントなど、画像の形式で詳細をキャプチャして共有する必要がある場合のために、Outlook に新しい写真アイコンを追加し、Office Lens テクノロジを統合しました。Outlook で新しいメッセージを作成し、この新しい写真アイコンをタッチするだけで、ホワイトボード、ドキュメント、写真をキャプチャし、画像をトリミングしたり拡大したりしてから、そのままメール メッセージに埋め込むことができます。Outlook には生産性向上のために必要なアプリとサービスが統合されているため、必要なものを必要なときに簡単にすばやく共有でき、操作の手間もアプリの数も少なくて済みます。Android 版 Outlook で 2018 年 5 月から使用できます。

クイック返信 — Outlook ですばやく的確な返信を簡単にできるようになりました。メッセージの内容が常に表示され、新しい返信ボックスが画面の一番下に表示されるため、最新のチャットのような環境でやり取りを進めることができます。Android 版 Outlook では 2018 年 5 月に、Outlook for Mac では夏の終わりに使用できるようになります。iOS 版 Outlook では現在、使用できます。

お気に入りの連絡先 — Microsoft は先日、Outlook でグループおよびメール フォルダーを識別する機能を発表しました。さらに、お気に入りの連絡先をタグ付けする機能を追加する予定です。主な連絡先がモバイル検索で常に最優先され、また、メッセージ フォルダーの先頭に表示されるため、適切な連絡先をすばやく見つけて仕事をスムーズに進めることができます。また、現在 Web で実行できるのと同じように、お気に入りの連絡先をモバイル デバイス上の Outlook から見つけることができ、そのお気に入りの連絡先のタグは一貫して保持されるので、Web でも外出先でも見つけることができます。iOS および Android 版 Outlook で 2018 年 6 月から使用できます。

OneNote 用 Office 365 グループと Outlook での会議イベント — グループ イベントを Outlook で表示できる機能と、グループの OneNote ノートブックにアクセスする機能により、Office 365 グループを使って常に最新状況を簡単に把握できるようになりました。グループの連絡先カードでイベントを追跡でき、Outlook から OneNote を起動するだけで、グループがその OneNote で編集したノートにアクセスできます。iOS 版 Outlook で 2018 年 6 月から使用できます。

外部コンテンツのブロック — メールに埋め込まれた画像に、メールが開封されたことを送信者に知らせるコンテンツが含まれていることがあります。どのメールが開封されたかを追跡することは、デジタル マーケターにとって重要なことかもしれません。しかし、これを追跡されたくない場合のために、Outlook はユーザーと受信トレイを保護して、この外部コンテンツをブロックできるようになりました。Android 版 Outlook で 2018 年 5 月から使用できます。

Outlook で使用できる Office 365 アカウントを 1 つだけに — 規制の厳しい大企業のユーザーのデータ セキュリティとコンプライアンス ポリシーを考慮することは、Office 365 の価値を支える大きな柱です。一部の企業では、会社の環境で発生したすべての通信に関する情報を把握することが求められています。会社が管理するモバイル デバイスに関して、Outlook では、ユーザーが会社の Office 365 アカウントから個人アカウントに情報をコピーするリスクや、誤って会社の情報を個人アカウントから送信するリスクを低減できます。企業は近日中に、会社が管理するモバイル デバイスでは Outlook のアカウントが 1 つしか許可されないという企業ポリシーを施行できるようになります。 iOS および Android 版 Outlook で 2018 年 6 月から使用できます。

これらの機能を他の Outlook 環境に展開する計画については、Office 365 ロードマップをご覧ください。また、考えや提案を UserVoice チャネルでお聞かせください。すべてのフィードバックを拝見しています。

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サイバー犯罪からユーザーを守る Office 365 の新機能 http://approjects.co.za/?big=ja-jp/microsoft-365/blog/2018/04/05/defend-yourself-from-cybercrime-with-new-office-365-capabilities/ Thu, 05 Apr 2018 13:00:05 +0000 オンラインの世界では、ウイルス、ランサムウェア、フィッシング詐欺などの脅威が勢力を広げ、巧妙さも増す一方であるため、ユーザーが自らのデバイス、個人情報、ファイルを不正アクセスから守るのに役立つ、適切な防御とツールを用意す

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オンラインの世界では、ウイルス、ランサムウェア、フィッシング詐欺などの脅威が勢力を広げ、巧妙さも増す一方であるため、ユーザーが自らのデバイス、個人情報、ファイルを不正アクセスから守るのに役立つ、適切な防御とツールを用意することの重要性が高まっています。Microsoft は既に、堅牢なセキュリティで Office のサービスを守っています。たとえば、リンクの検査や添付ファイルのスキャンによって既知のウイルスやフィッシングの脅威を検出するとともに、データを移動中でも保管中でも暗号化します。さらに、強力なウイルス対策機能を Windows Defender として提供しています。本日、Microsoft は新しい高度な保護機能を家庭向けの Office 365 サブスクリプションに導入することを発表します。これらの機能は、家庭で使うユーザーがオンラインの脅威に対する防御を強化するのに役立ちます。

家庭向けの Office 365 サブスクリプションでは、WordPowerPointExcel などのクラス最高のアプリに加えて OneDrive や Outlook.com などのクラウド サービスをご利用いただいています。Office 365 があれば、創作、共有、コミュニケーションがどこでも、どのデバイスでもできます。

次の新しい保護機能で、サブスクリプションをさらに安心してお使いいただけるようになります。

  • ランサムウェアなどの悪意のある攻撃を受けた後のファイル回復
  • 情報のセキュリティとプライバシーを守るツール
  • ウイルスやサイバー犯罪に対する高度な防御

ランサムウェアなどの悪意のある攻撃を受けた後のファイル回復

ランサムウェアを用いた攻撃が勢力をふるっています。この攻撃の手法は、ファイルにアクセスできないようにロックしてしまうというものであり、被害者は “身代金” を要求されます。お客様の保護に役立つように、Microsoft は 2 つの新しい機能を導入します。これらは、ランサムウェアなどの悪意のある攻撃を受けた場合にファイルを回復できるようにするためのものです。

ファイル復元: OneDrive for Business の強力なファイル復元機能を、個人用の OneDrive アカウントでも利用できるようにします。つまり、仕事用かプライベートかを問わず、OneDrive にあるファイルはすべて守られます。”ファイル復元” を利用すると、自分の OneDrive 全体を過去 30 日以内の特定の時点に戻すことができます。ファイルを誤って一括削除してしまった場合や、ファイルの破損あるいはランサムウェアなどの壊滅的な事態が発生したときでも、この機能で復旧できます。

OneDrive のファイル復元機能が表示されているスクリーンショット。

ファイル復元機能を利用すると、誤って一括削除してしまった場合や、ファイルの破損あるいはランサムウェアなどの壊滅的な事態が発生したときでも復旧できます。

ランサムウェア検出と復旧: Office 365 がランサムウェア攻撃を検出できるようになりました。ファイルが被害を受ける前の時点に OneDrive を戻すことができるので、サイバー犯罪者の要求をのむ必要はありません。これは Microsoft のお客様にとって重要な機能であり、UserVoice でも要望の上位に挙がっていました。攻撃が検出された場合は、メール、モバイル、またはデスクトップの通知としてユーザーに知らせます。ユーザーは案内に従って復旧作業を行います。ファイル復旧画面では攻撃の日時があらかじめ選択され、手順がシンプルで使いやすくなっています。脅威が進化するのに合わせて、Microsoft は検出能力を常に向上させ、高度なランサムウェアからもお客様の安全を守るのに役立つよう努めています。

スマートフォンに表示されているランサムウェア検出と復旧の画面のスクリーンショット。

ランサムウェア検出の通知がスマートフォンに届くので、すぐに対処を開始してファイルを復元することができます。

情報のセキュリティとプライバシーを守るツール

機密情報や個人情報、たとえば税金の書類や家計のメモや新規事業提案書などをオンラインで送信するときは、不安がつきまといます。メールを送信するときでもリンクを共有するときでも、意図した受信者だけに情報を届けたいと考えるのは当然です。このような場合にデータのセキュリティとプライバシーを守るのに役立つ 3 つの機能が Office 365 に追加されます。

リンク共有をパスワードで保護: OneDrive の中でリンクを共有するときのセキュリティのオプションを追加します。共有されるファイルやフォルダーにアクセスするためのパスワードを設定できるようになります。これを利用すると、意図した受信者が誤ってリンクを転送したり公開したりした場合でも、他の人がファイルにアクセスするのを禁止できます。

パスワードで保護されたリンクを作成する方法を動画で示すスクリーンショット。

共有されるファイルやフォルダーにアクセスするためのパスワードを設定する機能で、保護をさらに強化します。

メール暗号化: Outlook.com のメール暗号化機能で保護をさらに強化します。送信するメールが確実に、エンドツーエンドで暗号化されます。Outlook.com とは異なり、一部のメール プロバイダーでは接続が暗号化されていないため、ユーザーの通信をハッカーが簡単に傍受して読み取ってしまう原因となっています。Outlook.com のメール暗号化を使用すれば、メールは暗号化された状態のまま、セキュリティで保護された接続を介して送信されるので、情報がサイバー犯罪者に傍受されたり漏洩したりするおそれを最小限に抑えられます。

暗号化が特に役立つのは、意図した受信者が利用しているメール プロバイダーのセキュリティのレベルが不明の場合です。受信者は、信頼できる Office 365 の Web ページへのリンクを受け取ります。ワンタイム パスコードを受け取るか、信頼できるプロバイダーでの再認証を受けるかをこのページで選択した後に、メールを閲覧できます。Outlook.com のメールの受信者が、暗号化されたメールを Outlook.com で、または iOS や Android 用の Outlook アプリや Windows メール アプリで読むときは、他のメールと同様に読んで返信できるので、特に追加の操作が必要になることはありません。Outlook.com でメールを新規作成するときは、米国の社会保障番号のような機密情報の検出が可能であり、検出されたときは暗号化して送信することを提案する画面が表示されます。

転送の禁止: Outlook.com から送信するメールについて、受信者による転送やコピーを禁止できるようになりました。さらに、Microsoft Office のドキュメントをメールに添付する場合に、ドキュメントはダウンロード後も暗号化された状態になるため、受信者が添付ファイルを共有または転送しても、それを受け取った人が添付ファイルを開くことはできません。メールを送信するときに転送禁止を指定すると、暗号化も行われます。

メールを暗号化して転送を禁止する方法を動画で示すスクリーンショット。

[暗号化して転送を禁止する] を選択すると、受信者によるメールの転送やコピーはできなくなります。

ウイルスやサイバー犯罪に対する高度な防御

10 月に発表したとおり、Outlook.com の高度なリンク検査と添付ファイル スキャンの機能が、これまでに遭遇したことのないウイルスやフィッシング詐欺からもユーザーをリアルタイムで防御しています。サイバー犯罪者の手口は、悪意のあるメールやリンクを使って被害者をだまし、サインイン情報を手に入れたりウイルスをダウンロードさせたりするというものですが、前述の高度な保護機能が家庭向け Office 365 サブスクリプションのユーザーの安全をエンタープライズ仕様のセキュリティで守ります。

Word、Excel、PowerPoint での高度なリンク検査: この高度な保護機能は、リンクが存在する他の場所でも同じように重要です。今年中に、Word、Excel、PowerPoint でユーザーがクリックするリンクもリアルタイムで検査されるようになります。この検査では、リンク先の Web サイトがマルウェアをユーザーのコンピューターにダウンロードする可能性があるか、あるいはフィッシング詐欺に関連しているかどうかを判断します。リンクが疑わしいものである場合は、そのサイトへのアクセスを勧めないことを伝える警告画面が表示されます。

Outlook がメールの中の安全ではないリンクを検出していることを動画で示すスクリーンショット。

安全ではないリンクをクリックすると、続行しないことを勧める警告画面が表示されます。

追加のセキュリティでアカウントを保護

本日の発表の中心は家庭向け Office 365 サブスクリプション ユーザーのための新しい、高度な保護機能です。しかし、無料サービスのユーザーにも、強力な保護の機能は適用されています。たとえば、Microsoft の堅牢なアカウント セキュリティである 2 要素認証や異常サインイン検出です。加えて、Outlook.com ではメールの中の添付ファイルとリンクがすべてスキャンされ、既知のウイルスやフィッシング脅威が検出されます。OneDrive では、ファイルがダウンロードされるときに既知の脅威の有無を調べるスキャンが実行され、バージョン管理がすべての種類のファイルに対して行われ、大量一括削除が検出されたときに通知が送信されます。また、データ保管中と移動中の暗号化についても、業界標準を取り入れています。このような中核的機能は、高度なセキュリティと保護をすべてのユーザーに届けるという Microsoft の約束に基づいています。

提供状況とフィードバック

これらの新しい高度な保護機能をサブスクリプションのお客様にお届けできることをうれしく思います。ランサムウェア検出と復旧およびファイル復元の機能は、本日導入を開始し、間もなく Office 365 サブスクリプションのお客様すべてに行き渡る予定です。リンク共有のパスワード保護、メール暗号化、転送禁止の機能は、今後数週間のうちに導入を開始します。高度なリンク検査と高度な添付ファイル スキャンの機能は既に Outlook.com に導入されており、Word、Excel、PowerPoint での高度なリンク検査は 2018 年下期に導入される予定です。サポートのページで、家庭向け Office 365 サブスクリプションに含まれる高度な保護の機能について詳しく説明しています。

新しい機能に関するご意見・ご感想をぜひお知らせください。OneDrive UserVoiceOutlook UserVoiceWord UserVoiceExcel UserVoicePowerPoint UserVoice での投稿をお待ちしています。

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1 月の最新情報まとめ – デバイスに関係なくチームワークを強化 http://approjects.co.za/?big=ja-jp/microsoft-365/blog/2018/01/30/new-in-january-enriching-teamwork-across-devices/ Tue, 30 Jan 2018 17:00:14 +0000 今回は、Kirk Koenigsbauer (Corporate Vice President for the Office Team) の記事をご紹介します。 Microsoft では、2018 年の幕開けとして、Of

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今回は、Kirk Koenigsbauer (Corporate Vice President for the Office Team) の記事をご紹介します。

Microsoft では、2018 年の幕開けとして、Office 365 サブスクリプションをお持ちのお客様に大きな新しい価値を提供する機能更新を行っています。この更新では、チームの共同作業が強化されるだけでなく、使用するデバイスに関係なくコンテンツの作成と管理を行うための新しい方法も公開されています。以下では、これらの詳細について説明します。

Microsoft Teams で生産性を向上

Microsoft Teams新機能により、新しい方法でのアプリ操作、個人のワークスペースのカスタマイズ、アクションの迅速な実行ができるようになります。

新しい方法でのアプリの検索と使用: 絵文字や GIF を追加する場合と同様、アプリのインタラクティブ カードを使って会話できるようになりました。ワンクリックするだけで、Trello のタスクなどの重要な情報をチャネル会話やチャットに取り込むことができます。また、[ストア] ダッシュボードが新しくなり、アプリを名前やカテゴリ (「プロジェクト管理」、「分析と BI」など) で検索できるようになったので、新しいアプリやサービスを Teams でより簡単に検索できます。

Teams でのアプリへの命令と迅速なアクションの実行: さらに、Microsoft Teams に新しいコマンド ボックスが導入されました。このボックスには、検索と命令のエクスペリエンスが統合されており、両方を 1 か所から実行できます。コマンド ボックスを使用して、人物、メッセージ、ファイル、アプリを検索できるだけでなく、このコマンド ボックスから直接、アプリとの連携、タスクの実行、Teams 全体での移動を実行できるので、すばやく実行できます。

[ストア] ダッシュボードに表示された、Microsoft Teams で使用可能なアプリ。

iOS 版と Mac 版が更新され、共同作業がさらに効果的に

iOS 版および Mac 版の Office 365 の新機能により、チームが共同でコンテンツを作成する方法が強化され、高度な文書、プレゼンテーション、スプレッドシートをどこでも簡単に作成できるようになりました。また、ファイルの検索やプレビュー、操作のための新しい方法も導入されました。

iOS および Mac 用の共同編集機能: Microsoft では、WordPowerPointExcel の共同編集機能を iOS 版および Mac 版でも一般提供することにより、これらのプラットフォームでも、使用するデバイスに関係なく共同作業を簡単に行うことができるようになりました。これにより、Mac、Windows PC、またはモバイル デバイスのどれを使用するかに関係なく、ドキュメントで共同作業している相手を認識でき、彼らが作業している箇所の確認や変更内容の表示もできます。共同編集機能は、Windows 用の Office デスクトップ アプリケーション、Office for Android、および Office Online では既に利用できます。詳細については、Microsoft Tech Community をご覧ください。

Mac で作業を自動的に保存: さらに、本日、Mac で Office 365 サブスクリプションをご使用のお客様を対象として、Word、PowerPoint、Excel の自動保存機能を OneDrive および SharePoint でも提供することを発表しました。単独で作業している場合でも、他のユーザーと共同で作業している場合でも、最後の変更がクラウドに自動的に保存されるため、[保存] ボタンを押したかどうかを心配する必要はありません。さらに、バージョン履歴のサポートにより、ドキュメントの以前のバージョンの内容をいつでも表示したり、復元したりすることができます。

Excel で財務報告書を表示したノート PC の画像。

ドラッグ アンド ドロップでコンテンツやファイルを iOS に移動: iOS 版の Office アプリと OneDrive で、コンテンツやファイルのドラッグ アンド ドロップがサポートされるようになりました。コンテンツの作成時に最も一般的に行われる強力な作業の 1 つは、さまざまなソースの写真、グラフ、その他のオブジェクトを統合することです。iPad および iPhone で Office 365 サブスクリプションをご利用の方は、コンテンツを他の Office アプリまたは OneDrive から文書、プレゼンテーション、スプレッドシートに簡単にドラッグ アンド ドロップできるようになりました。iOS でドラッグ アンド ドロップがサポートされるようになったことで、OneDrive や他のソース (SharePoint、iMessage など) との間でファイルを移動できるので、さまざまなアプリやサービスに散在しているコンテンツを簡単に整理できます。

OneDrive のファイルにアクセスできる iOS アプリを追加: OneDrive for iOS は、iOS 11 に新しく追加された “ファイル” アプリをネイティブにサポートするようになりました。つまり、iPhone および iPad のユーザーは、”ファイル” アプリの統合をサポートする iOS アプリから OneDrive または SharePoint にコンテンツをアップロードしたり、アクセスして、編集し、保存したりすることができます。これは、お客様からのご要望が最も多かった機能です。ユーザーはさらに、”ファイル” アプリ内から OneDrive および SharePoint のお気に入りのファイルにタグを付けることができ、重要なコンテンツの検索や使用が簡単になります。

OneDrive for iOS でプレビュー可能なファイルの種類を追加: Microsoft では、OneDrive for iOS アプリを再設計して、リスト ビューにより詳細な情報が表示されるようにしました。これにより、ファイル名のスキャン、関連情報の確認、特定の属性でのファイルの並べ替えをより簡単に行うことができます。更新された OneDrive for iOS アプリではさらに、鮮明な縮小表示画像が作成されます。また、Adobe Photoshop や 3D オブジェクトなど、130 を超えるファイルの種類のプレビューがサポートされるため、アプリを離れることなく、適切なコンテンツを開いて、表示したり、共有したりすることができます。

Outlook for iOS で組織全体を検索: Outlook for iOS の新しい検索エクスペリエンスでは、Microsoft Graph を利用して、使用頻度の多い連絡先、次回の旅行の日程、宅配便、最近使用した添付ファイルなどの検索結果を表示します。先見的な検索候補と統一されたデザインにより、一貫性のある画面に、ユーザーに最適な結果が表示されるので、組織全体から必要な情報をすばやく検出できます。

Mac 版学習ツールで読解力を向上: Word for Windows やモバイル アプリで既に使用可能なイマーシブ リーダー音声読み上げの 2 つのツールが、Word for Mac でもサポートされるようになりました。これらのツールを使用すると、学び方の違いに合わせて最適な方法でコンテンツを表示したり、読み上げ箇所を強調表示しながら、作成したドキュメントを音声に変換して読み上げさせたりすることができます。このような機能により、ドキュメントの作成ミスが見つかりやすくなり、すぐに修正できるので、誰でも読解力や編集の精度を向上することができます。失読症など、学習障碍を持つユーザーには特に便利な機能です。

その他の更新

  • Yammer での新しい共有方法: 1 月初め、Microsoft は、ユーザーがどこにいても Yammer モバイル アプリを使用して、興味深いコンテンツを会社全体で共有するための新しい方法を導入しました。ユーザーは、グループへのお知らせの投稿、アニメーション GIF の追加などが可能になります。
  • 強力でインクルーシブな学習ツール: 先週開催された Bett で、Microsoft は、Office 365 全体に組み込まれたディクテーション機能、Mac および iPhone への学習ツールの拡張など、広範囲にわたる強力な新ツールを発表しました。これらのツールにより、教育現場でよりインクルーシブな指導や学習を行うことができます。

Office 365 サブスクリプションをお持ちのお客様を対象とした今月の新機能の詳細については、Windows デスクトップ版 Office の新機能 | Office for Mac の新機能 | Office Mobile for Windows の新機能 | Office for iPhone および Office for iPad の新機能 | Microsoft Office for Android の新機能を参照してください。Office 365 Solo をご使用のお客様は、ぜひ Office Insider にご登録のうえ、Office の優れた最新の生産性機能をいち早くご活用ください。月次チャネルと半期チャネルの企業ユーザーの皆様は、対象指定リリース (クライアントサービス) を通じて完全にサポートされたビルドを早期に利用できます。今回ご紹介した機能の入手時期の詳細については、「Office 2016 for Office 365 の最新機能を入手できる時期」を参照してください。

– Kirk Koenigsbauer

提供状況:
このブログで紹介した更新はすべて、一般提供段階に達しており、Office 365 のサブスクリプション ユーザーへのロールアウトが開始されています。Microsoft Teams の更新は自動的にロールアウトされます。ご使用の Teams クライアントのデスクトップ上でまもなく使用できるようになります。iOS 版と Mac 版の更新については、ご使用のデバイスで更新を確認してください。一部のデバイスでは、これらの更新が遅れることがあります。

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Office 365 の 12 月の新機能: 「Everyday AI」で人間の知恵を高める http://approjects.co.za/?big=ja-jp/microsoft-365/blog/2017/12/13/new-to-office-365-in-december-extending-human-ingenuity-with-everyday-ai/ Wed, 13 Dec 2017 22:30:34 +0000 今回は、Office チーム担当副社長 Kirk Koenigsbauer の記事をご紹介します。 本日サンフランシスコで開催されたイベントで、Microsoft AI & Research グループ担当執行副社

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今回は、Office チーム担当副社長 Kirk Koenigsbauer の記事をご紹介します。

本日サンフランシスコで開催されたイベントで、Microsoft AI & Research グループ担当執行副社長 Harry Shum は、だれもが使用できる人工知能 (AI) の普及に向けた、主要製品へのインテリジェント テクノロジの導入状況を公開しました。その目標は単純明快で、だれでも最高の仕事を実現できるように支援することです。

Office 365 は、Microsoft の強力な AI プラットフォームを基に構築されているため、すべての開発者や組織は、機械学習と AI の技術的進化を利用することができます。ドキュメントの翻訳からインテリジェントな脅威検出まで、AI は既に、1 億 2,000 万を超える Office 365 の商用ユーザーの生産性エクスペリエンスを向上させています。

今月発表された Office 365 の新しい AI 機能により、サブスクリプションをお持ちの方は、データからのインサイトの検出や組織の知識の活用が容易になるだけでなく、次の予定に向けての出発時刻を知らせる機能なども使用できるようになります。以下では、これらの詳細について説明します。

AI を利用して豊富なインサイトを自動的に強調表示 (プレビュー)

毎日数百万もの Office 365 のサブスクリプションをお持ちの方が、Excel で フラッシュ フィル高度なデータ変換などのインテリジェントなツールを使用して、組織のデータの複雑な分析や値の抽出を行っています。しかし、多くのユーザーにとって、新しいデータ セットから重要なインサイトを導き出すことは大きな重圧になる場合があります。本日 Microsoft は、Excel の新しいサービスとなる Insights のプレビュー版を発表します。抽出されたパターンが自動的に強調表示され、だれでも簡単にデータを調べたり、分析したりすることができます。機械学習機能を利用した Insights は、傾向や外れ値、その他の有用な情報を視覚的に把握して特定できるよう支援し、データについて新しい見解や有用な見解を提供します。Insights は、今月、Office Insider を対象にプレビュー版のロールアウトを開始します。

Excel でインサイトが自動的に強調表示されます。

機械学習を利用して社内の専門用語を理解

職場はそれぞれ特有であり、組織全体で使用されている社内専用の略語を理解することは、成功に不可欠な要因となる可能性があります。また、Acronyms と呼ばれる、Microsoft Word の新しい機能も発表されました。機械学習機能を利用した Acronyms は、Microsoft Graph を使用して、メールやドキュメントを分析し、あらかじめ定義された用語の定義を発見することで、職場で一般的に使用されている略語を理解できるよう支援します。Acronyms は、Office 365 の商用サブスクリプションをお持ちの方を対象として、2018 年中に Word Online へのロールアウトを開始する予定です。

Word Online で使用されている Acronyms 機能を示すスクリーンショット。

Word Online で社内専用の略語を理解することができます。

Outlook で次の予定を通知

Microsoft は、2017 年に、Outlook の新機能をいくつかロールアウトしました。これらは、旅行の日程や宅配便の配達状況の自動検出、メールの優先順位付け、会議スケジュールの作成などを支援します。本日、AI を利用したこのツール セットを拡張します。Outlook モバイル アプリに Cortana を導入し、ユーザーが 1 日のスケジュールを把握できるよう支援します。次の予定の出発時刻になると、Outlook が通知を送信します。この通知には、車または公共交通機関のどちらを利用する場合でも、現在地、イベントの場所、リアルタイムの交通情報を考慮して、目的地までの経路が示されます。Outlook の出発時刻通知機能は、今月、Cortana 機能が提供されている市場の iOS ユーザーを対象にロールアウト中です。

Outlook は、次のイベントの出発時刻を通知します。

Microsoft Whiteboard Preview を使って人、アイデア、コンテンツを 1 か所に集める

今月、Microsoft は、Windows 10 デバイス用の Microsoft Whiteboard Preview も発表しました。これは、人、アイデア、コンテンツを 1 か所に集めることができる自由形式のデジタル キャンバスです。Microsoft Whiteboard Preview は、複数の場所で複数のデバイスを使用してアイデアを創出したり、共同作業したりするチーム向けに構築されています。従来のホワイトボードと異なり、このアプリは AI を使用してフリーハンドの図を認識して一般的な図形に変換するため、ペンを使用するだけで簡単に見栄えの良い表、図、フローチャートを作成できます。ユーザーは、共有のコンテンツでリアルタイムに共同作業することができ、作業の内容は自動的にクラウドに保存されるため、後で別のデバイスで作業を再開することができます。Microsoft Whiteboard Preview は、Windows ストアから入手できます。

インテリジェントな検索機能で画像内のテキストを検出

今年初め、Microsoft は、自動的に画像内のコンテンツを認識して、ホワイトボード、スクリーンショット、レシートなどを検出する機能を OneDrive と SharePoint に導入しました。本日 Microsoft は、この機能を拡張します。これにより、画像から検索可能なテキストを自動的に抽出できるようになり、記憶しやすい検索条件を使用して、レシートや名刺などのさまざまなコンテンツを簡単に見つけ出すことができます。画像が保存されている場所を知っておく必要はありません。画像内のテキストを検索する機能は現在ロールアウト中で、Office 365 の商用サブスクリプションをお持ちの方は 12 月末までに利用できるようになる予定です。

画像内のインテリジェントな検索機能を表示した 3 台のスマートフォン。

Office 365 に保存された画像内でテキストを検索できます。

Office 365 サブスクリプションをお持ちの方を対象とした今月の新機能の詳細については、Windows デスクトップ版 Office の新機能 | Office for Mac の新機能 | Office Mobile for Windows の新機能 | Office for iPhone および Office for iPad の新機能 | Office for Android の新機能を参照してください。Office 365 Solo をご使用のお客様は、ぜひ Office Insider にご登録のうえ、Office の優れた最新の生産性機能をいち早くご活用ください。月次チャネルと半期チャネルの企業ユーザーの皆様は、対象指定リリース (クライアントサービス) を通じて完全にサポートされたビルドを早期に利用できます。今回ご紹介した機能の入手時期の詳細については、「Office 2016 for Office 365 の最新機能を入手できる時期」を参照してください。

– Kirk Koenigsbauer

提供状況:

  • Excel の Insights は、今月、Office Insider に登録されている Office 365 の商用サブスクリプションをお持ちの方を対象にプレビュー版をロールアウト中です。この機能は機械学習機能を利用するため、使用回数が増えるに従って、提供される分析の精度も向上します。
  • Acronyms は、Office Insider に登録されている Office 365 の商用サブスクリプションをお持ちの方を対象として、2018 年中に Word Online へのロールアウトを開始する予定です。
  • 出発時刻通知機能 は、今月、Insider プログラムに登録されている Outlook for iOS ユーザーを対象にロールアウト中です。今後数か月以内に、すべての Outlook for iOS ユーザーにロールアウトされる予定です。2018 年中に、Outlook for Android でも提供を開始する予定です。
  • Microsoft Whiteboard Previewは、現在 Windows 版のみで、Windows ストアから入手できます。
  • 画像内のテキストの検索機能は、現在 Office 365 の商用サブスクリプションをお持ちの方を対象にロールアウト中です。2017 年末までには、世界中で提供される予定です。

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Office 365 のサブスクリプション ユーザー向けに Outlook.com のプレミアム機能を提供開始 http://approjects.co.za/?big=ja-jp/microsoft-365/blog/2017/10/30/premium-outlook-com-features-now-available-to-office-365-subscribers/ Mon, 30 Oct 2017 16:00:42 +0000 このたび、Office 365 Home と Office 365 Personal のサブスクリプション ユーザーを対象に、Outlook.com の新機能のロールアウトを開始しました。広告が表示されない受信トレイ、マ

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このたび、Office 365 HomeOffice 365 Personal のサブスクリプション ユーザーを対象に、Outlook.com の新機能のロールアウトを開始しました。広告が表示されない受信トレイ、マルウェアやフィッシングに対する保護機能の強化、大容量のメールボックスなどのメールのプレミアム機能に加えて、プレミアム カスタマー サポートも提供されます。今後も、Outlook.com のプレミアム機能をさらに追加し、Office 365 サブスクリプション ユーザーのための個人用メールや予定表の機能をさらに強力で安全に、生産性を高めるものとしていく予定です。

広告が表示されない

Office 365 Home および Office 365 Personal のサブスクリプション ユーザーには、Outlook.com のインターフェイスで広告が表示されなくなりました。バナー広告だけでなく、メッセージ一覧の広告 (一般にネイティブ広告とよばれているもの) も表示されません。広告が表示されなければ、注意が散漫になることもなく、ページの読み込み時間も短くなるので、集中力を高めることができ、メールの操作性も向上します。

メールの脅威に対する高度な保護

メールは、犯罪者が人をだまして、パスワードを盗み出したり、ウイルスやランサムウェアをダウンロードさせたりするために最も一般的に使用される手段の 1 つです。そのため、すべての Outlook.com アカウントは既に、スパムやウイルスを排除する強力なフィルタリング機能を備えており、グローバルなセキュリティ チームによるサポートを受けることもできます。Microsoft のセキュリティ チームは、これらの脅威に対応することに絶え間なく取り組んでいます。

これらに加えて、Office 365 Home および Office 365 Personal のサブスクリプション ユーザーを対象に、最も高度な脅威に対するセキュリティ機能として、次の 2 つの機能が追加されました。

  • 添付ファイルのスキャン – 高度な技法により、これまで確認されていない新種のマルウェアを検出します。これにより、今日の最も高度な脅威を阻止できます。
  • リンクのチェック – メール内のリンクがクリックされると、そのリンクをリアルタイムでチェックして、移動先の Web サイトがウイルスやマルウェアをご使用のコンピューターにダウンロードする可能性がないかどうかを判断します。悪意のあるサイトであることが判明すると、そのサイトにアクセスしないように警告するメッセージが画面に表示されます。

大容量のメールボックス

Office 365 ベースの新しいインフラストラクチャでは、無料の Outlook.com アカウントの場合、15 GB のメール用記憶域を利用できるようになりました。Office 365 Home および Office 365 Personal のサブスクリプション ユーザーの場合は容量がさらに増え、合計で 50 GB まで利用できます。今回、メールボックスのサイズが 12 GB 以上の Outlook.com ロイヤル ユーザーを対象に、記憶域の上限を 50 GB に引き上げました。

プレミアム サポート

Office 365 サブスクリプションをお持ちの方は、Outlook.com アカウントの問題についてサポートが必要な場合、テクニカル サポートを無料で受けることができます。電話またはアプリ内サポートのどちらの方法でも、最大限のフォローアップとサポートが提供されます。

ご利用方法

これらのプレミアム機能を Outlook.com で利用するために面倒な手順は必要ありません。

  • アクティブ化は自動 – Microsoft では、Office 365 サブスクリプションのサインアップで使用されたメール アドレスに基づいて、Outlook.com のプレミアム機能をアクティブ化しています。@outlook.com、@hotmail.com、@live.com、および @msn.com で終わるアドレスはすべて対象となります。接続先アカウント機能を使用して、Outlook.com から @gmail.com、@yahoo.com などのサードパーティー アカウントにアクセスする場合は、これらの高度なメール セキュリティ機能は、接続先のアカウントに適用されないので、ご注意ください。
  • 機能を共有可能 – Office 365 Home のサブスクリプションをお持ちで、Office 365 の機能を他のユーザーと共有されている場合、それらのユーザーも、Outlook.com メールボックス向けの機能 (高度なセキュリティ機能、広告を表示しない操作環境、50 GB のメール記憶域) を利用できます。
  • 現在ロールアウト中 – Microsoft では既に、世界中の Office 365 Home および Office 365 Personal のサブスクリプションをご利用の方を対象に、これらの機能のロールアウトを開始しています。すべてのアカウントの更新作業には、約 1 か月かかるため、新機能がすぐに表示されない場合があります。

これらの機能の詳細とよく寄せられる質問の一覧については、ヘルプ トピック「Premium Outlook.com features for Office 365 subscribers」(Office 365 サブスクリプションをご利用の方向けの Outlook.com のプレミアム機能) をご覧ください。

新しく追加された機能をどうぞご利用ください。今後も随時、Office 365 Home および Office 365 Personal のサブスクリプション ユーザー向けのプレミアム機能をお届けします。

– Outlook.com チーム

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創造力を引き出す Visio Online と Visio の革新的なクラウド技術 http://approjects.co.za/?big=ja-jp/microsoft-365/blog/2017/10/18/visio-online-and-visios-new-cloud-innovations-help-you-unlock-creativity/ Wed, 18 Oct 2017 16:45:42 +0000 Microsoft は、オーランドで開催されている今年の Microsoft Ignite カンファレンスで、クラウドファースト テクノロジに重点を置いた、Microsoft 365 ソリューション セットを拡張する複数

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Microsoft は、オーランドで開催されている今年の Microsoft Ignite カンファレンスで、クラウドファースト テクノロジに重点を置いた、Microsoft 365 ソリューション セットを拡張する複数の新機能を発表しました。Visio Online は Microsoft の最新のソリューションの 1 つで、最新のワークプレースで従業員の創造力をさらに引き出します。本日、商用ユーザーを対象に Visio Online の提供を開始しました。価格は、年間契約でユーザー 1 人あたり月額 5 ドルです。

Visio のユーザー層を拡大

今日のインフォメーション ワーカーが求めているのは、シンプルかつ強力な視覚化機能です。Web ベースの軽量な作図ツールである Visio Online は、図面の作成、編集、オンラインでの共有を行うことができ、新たな方法で場所を選ばずに情報を視覚化したいというユーザーのニーズに応えます。また、Visio Online で作成した図面は、ライセンスの有無にかかわらず、企業内のあらゆる人が閲覧できるため、重要な図面に関するフィードバックを主要な関係者全員から得ることができます。

Visio Online には、ユーザーのさまざまな用途に合わせて、幅広いテンプレートが揃っています。基本フローチャート用のスターター図面、プロセス図、タイムライン、ビジネス マトリックス、SDL 図など、その他多くのテンプレートが用意されています。情報の視覚化は簡単で、キャンバスに図形をドラッグ アンド ドロップし、図形の色や全体のテーマを変更して、コネクタで図形どうしをリンクするだけです。また、Web 上の図面を OneDrive for Business で安全に共有できます (Visio Online プラン 1 およびプラン 2 には 2 GB の OneDrive ストレージが含まれています。これらのプランの詳細については後ほど説明します)。

タブレットに表示された Visio Online。

Visio Online の作図テンプレートを使用して作業をすばやく開始できます。

「総合的に見て、Visio Online は私にとって理想的なソリューションです。今までは、ドキュメントで使用するために簡単な図を手描きするなどしていましたが、Visio Online を使うことで格段に楽になると思います」 – Graves Kilsgaard 氏 (KMC Foods、システム開発担当)

クラウドファーストのイノベーション

Visio チームでは、昨年の初めから、本格的な図面を作成するユーザーの創造力を引き出すために、クラウドファーストの革新的な機能をリリースすることに全力で取り組んできました。このイノベーションの継続と加速化により、Visio Online だけでなく、Visio の作図ツール セットの拡張機能も多数メジャー リリースすることになりました。

以下にクラウド限定で提供される各機能をご紹介します。

  • Power BI は、複雑なデータセットから有意義なインサイトを取得するのに役立つ Microsoft のクラウドベースのデータ視覚化ツールです。このたび、新たに Power BI で Visio の図をライブ データにリンクして、Power BI ダッシュボードに埋め込めるようになりました。Visio と Power BI の統合は、現在パブリック プレビューとして提供されており、リリースは来年の予定です。この Power BI の新機能の詳細については、ブログ記事を参照してください。
  • データ ビジュアライザーは、Excel のプロセス マップ データを Visio のデータ主導型の図に変換する機能です。表形式の数値ではなく高度に視覚化された図を使用することで、新しいプロセス情報を抽出できるため、複雑な問題に対する創造的な解決策を生みだすことができます。
  • iOS 用 Visio Viewer を使用すると、Visio の図面を iPad と iPhone の両方で表示および操作できます。OneDrive や SharePoint で簡単に図面を共有し、お好みの iOS デバイスからアクセスできます。
  • PowerPoint スライド スニペットを使用すると、選択した図面の一部にタイトルを付けて、スライドとして PowerPoint にエクスポートできます。こうすることにより、PowerPoint プレゼンテーション全体を作成するときに複雑な図を個々のパーツに分割して、わかりやすくすることができます。

最新技術と新しいサブスクリプション モデル

Visio Online は、Visio Online プラン 1、および、より包括的なクラウド版 Visio 製品となる Visio Online プラン 2 (以前の Visio Pro for Office 365) で利用できます。ほとんどの Office 365 ユーザーは無料で図面を表示できますが、この記事で紹介している各種最新機能は Visio Online プラン 2 でのみ提供されます。各プランに含まれる Visio の機能については、「Visio 製品を比較する」を参照してください。

各プランやオプションの詳細については、Visio の Web サイトを参照してください。また、サイトから Visio Online のエクスペリエンスとクラウドファーストの最新機能を無料で試すことができます。UserVoice サイトを使用して、クラウドの最新技術に関するご意見、ご感想をお寄せください。最新リリースについてご不明な点がありましたら、メール (tellvisio@microsoft.com) でお問い合わせください。Visio の最新リリースについては FacebookTwitter、および Visio ニュースで最新情報をお届けしていますので、こちらもぜひご覧ください。

– Visio チーム

 

よく寄せられる質問

Q. Visio Online の使用を開始するときに新たにソフトウェアをインストールする必要はありますか?

A. いいえ。Visio Online は Web ベースのアプリケーションです。Visio の Web サイトで直接サインインして利用できます。

Q. Visio Online の図面を表示する場合、Visio Online のサブスクリプションは必要ですか?

A. いいえ。Office 365 のサブスクリプションをお持ちの方であれば、Visio Online で作成および共有された図面を表示できます。このため、社内のだれでも作図プロセスに参加できます。

Q. Visio Online の使用開始に関する詳細な資料はありますか?

A. 詳細については、このサポート記事を参照してください。

Q. Visio Online プラン 1 とプラン 2 では、ここで説明されている以外にも違いがありますか?

A. はい。各プランの詳細については、Visio の Web サイトを参照してください。

Q. Visio Online プラン 2 には、2 GB 以上の OneDrive ストレージが含まれていますか?

A. Visio Online プラン 1 とプラン 2 のどちらの場合も、2 GB の OneDrive for Business ストレージが含まれています。また、必要に応じて OneDrive ストレージを追加購入することもできます。

Q. 今回の新機能や新しいプランの発表により、Visio Services や Visio Pro for Office 365 にどのような影響がありますか?

A. Visio Online は SharePoint Online の Visio Services の代替となるサービスで、Visio Online プラン 2 は Visio Pro for Office 365 の新名称です。

Q. Visio Pro for Office 365 (現 Visio Online プラン 2) のライセンスを所有していますが、ブラウザーで Visio Online にアクセスして図面を作成することができません。この機能にアクセスできるようになる時期とその方法を教えてください。

A. 現在 Visio Pro for Office 365 (現 Visio Online プラン 2) をお持ちのお客様は、今後数か月以内に、お好みのブラウザーで Visio Online にアクセスして、図面の作成、編集、共有を行うことができるようになります。Visio Online には、ランディング ページからアクセスできます。また、Office.com にも Visio のタイルが表示されます。それまでは、OneDrive または SharePoint Online の [新規作成] メニューから Visio Online にアクセスできます。ただし、SharePoint Online 管理センターの [設定] で [プレビュー機能] スイッチがオンになっている必要があります。

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Web での生産性を向上する新しい Office 365 アプリ起動ツールと Office.com http://approjects.co.za/?big=ja-jp/microsoft-365/blog/2017/09/22/new-office-365-app-launcher-and-office-com-help-you-be-more-productive-on-the-web/ Fri, 22 Sep 2017 16:00:24 +0000 これまで以上に、ユーザーは他に類を見ない高い生産性の Web エクスペリエンスを必要としています。Microsoft では、Office 365 をご使用の方が利用できるさまざまなオンライン生産性ツールを継続して拡張して

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これまで以上に、ユーザーは他に類を見ない高い生産性の Web エクスペリエンスを必要としています。Microsoft では、Office 365 をご使用の方が利用できるさまざまなオンライン生産性ツールを継続して拡張しており、Office 365 エコシステム全体でわかりやすく、簡単に操作でき、共同作業に役立つエクスペリエンスの改善にも全力で取り組んでいます。

本日 Microsoft は、一新された Office.com の Web エクスペリエンスを発表します。覚えやすい URL の Office.com では、Office 365 にサインインして、すべてのアプリ、ドキュメント、サイト、ユーザーにアクセスすることができます。さらに、Office 365 アプリ起動ツールもシンプルになり、Web アプリの起動や切り替えを簡単に行うことができるようになりました。最後に、新しい Office 365 ギャラリーが導入されました。Office 365 ユーザーは、所有しているサブスクリプションに含まれているアプリ、ツール、サービスについて、カスタマイズされた情報を確認できます。

Office.com ですばやく使い始める

Office.com を使用すると、Office 365 を最もすばやく簡単に使い始めることができます。Office.com では、お気に入りのアプリにすぐにアクセスでき、Office のドキュメントを開いたり、新しいプロジェクトを開始したり、共有ファイルのアクティビティを確認したりすることができます。Office.com の検索エクスペリエンスも改善され、Office 365 のドキュメント、アプリ、ユーザー、サイトを Office.com から直接検索できるようになりました。

Office.com のホーム ページのスクリーンショット。

Office 365 アプリ起動ツール

Office 365 アプリ起動ツールが更新され、Office 365 で最も使用頻度の高いアプリが強調表示されるようになったことで、Web アプリの起動と切り替えがこれまで以上に簡単になります。デザインがシンプルになり、ユーザーの作業の種類に関連する既定値がスマートに設定され、Office 365 のどのアプリからでも、最近オンラインで使用した Office ドキュメントにアクセスできます。

Office.com の新しいアプリ起動ツールのスクリーンショット。

アプリを探索する

新しい Office 365 ギャラリーを使用すると、既にアクセスできるすべてのアプリケーションを探して、詳細を確認できます。ギャラリーには、所有しているサブスクリプションと使用パターンに基づいて、作業に適したおすすめアプリが表示されます。説明とリソースが表示され、デスクトップ版またはモバイル版をインストールできるクイック アクセスも表示されます。ギャラリーにアクセスするには、Office.com または Office 365 アプリ起動ツールで [すべてのアプリを探索する] をクリックします。

アプリを探索できる、新しい Office 365 ギャラリーの画像。

これらの変更は、Office 365 をご使用の方にまもなくロールアウトされます。詳細については、下記の Microsoft Mechanics セッションをご覧ください。今年の Microsoft Ignite に参加されている場合は、「BRK1050: ユーザーを強化する Office 365 の新しい Web エクスペリエンス」をご覧になり、これらの新しいエクスペリエンスの詳細をご確認ください。

– Office 365 チーム

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Office 365 ユーザー向けに SharePoint コミュニケーション サイトの提供を開始 http://approjects.co.za/?big=ja-jp/microsoft-365/blog/2017/06/27/sharepoint-communication-sites-begin-rollout-to-office-365-customers/ Tue, 27 Jun 2017 16:00:36 +0000 Microsoft は、5 月に開催された SharePoint Virtual Summit で、デザイン性に優れたダイナミックな SharePoint コミュニケーション サイトを発表しました。このサイトでは、Web

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Microsoft は、5 月に開催された SharePoint Virtual Summit で、デザイン性に優れたダイナミックな SharePoint コミュニケーション サイトを発表しました。このサイトでは、Web、SharePoint モバイル アプリ、Windows PC、Mac のいずれの画面上でもコンテンツを見栄えよく表示し、社内の幅広いユーザーに情報を届けられます。今回、Office 365 初回リリース プログラムに参加されているお客様を対象に、このサイトの提供を開始いたします。また、今後数か月以内には、全世界の Office 365 ユーザー向けにリリースされる予定です。

瞬時に洗練されたコミュニケーション サイトを作成する

コミュニケーション サイトは、全社的なキャンペーン、週次および月次のレポートや更新情報、製品リリース、イベントなどの情報を通知するのに最適です。コミュニケーション サイトでは、すばやくメッセージを伝達できるよう、サイトやページの構成可能なテンプレートを提供しています。Office 365 の SharePoint ホーム画面で [サイトの作成] をクリックすると、以下の 3 つの初期デザイン オプションから選択できます。

  • トピック: ニュース、イベントなど、共有する情報の量が多いコンテンツに適しています。
  • ショーケース: 写真や画像を使用して、製品、チーム、イベントなどを紹介する場合に適しています。
  • 白紙: 白紙のサイトから、独自のデザインをすばやく簡単に作成できます。

コミュニケーション サイトのデザイン (左から順に): トピック、ショーケース、白紙

情報を掲載するのも簡単です。サイトを新規作成したら、ドラッグ アンド ドロップでページ上の Web パーツの配置を自由に変更して、独自のユース ケースやシナリオを作成できます。ニュースやページには、わかりやすく直観的にメッセージを伝えられる段組みレイアウトがお勧めです。

Office 365 でコミュニケーション サイトを作成する方法、ページを追加する方法、段組みレイアウトを使用する方法をご確認ください。

魅力的な方法で対話型の予定や更新情報を共有する

コミュニケーション サイトでは、メール以外の方法で、更新情報を定期的に作成して共有できます。コミュニケーション サイト内のページは、ドキュメントや動画を埋め込むことができるほか、SharePoint ドキュメント、Power BI レポート、Microsoft Stream の動画、Yammer の会話など、Office 365 からリアルタイムのデータを動的に取り込むことができるため、情報満載のダイナミックなコミュニケーション ページが実現します。また、サイト上に保持されるページは簡単に参照でき、チーム内でメンバーが入れ替わっても、新しいメンバーが既存の情報をすぐに確認できます。

豊富なセクション レイアウトや新しい Web パーツの新機能は、SharePoint チーム サイトでも利用できます。

SharePoint アプリでモバイル デバイスから使用、作成、接続する

あらゆるデバイスから簡単にコミュニケーション サイトにアクセス、参加したり、コンテンツを作成したりできるほか、サイト全体、ページ、ニュース、ナビゲーション、検索機能などがネイティブに表示され、機能的で効果的です。また、ページの閲覧、ニュース記事の作成、Yammer での会話など、すべての操作を直接サイト内で、SharePoint モバイル アプリから行うことができます。

iOS および Android 向け SharePoint モバイル アプリは今すぐダウンロードでき、新機能も数週間以内にご利用いただけるようになります。詳細については、「iOS 用 SharePoint モバイル アプリ」、「Android 向けの SharePoint モバイル アプリ」、「Windows 10 Mobile 向け SharePoint モバイル アプリ」を参照してください。

コミュニケーション サイトでメッセージをさらに効果的に伝える

SharePoint Virtual Summit でご紹介した内容以外にも、コミュニケーション サイトにはメッセージをさらに効果的に伝えるための機能が用意されています。

ホーム ページとサブページを魅力的に見せる

  • 全幅レイアウト: Hero および Image Web パーツは、ページの左右端まで広がるセクション レイアウトに配置できます。これにより最も重要な情報が強調されます。
  • カスタムのヘッダー画像によるタイトル領域の強調: 魅力的なヘッダー画像とタイトルによって、ホーム ページ、ニュース、サブページを視覚的に表現できます。画像の最も重要な部分を指定することで、Web でもモバイル アプリでも、意図したとおりに、見栄えよく表示されます。

状況に応じたやり取りによってリーチ、リテンション、信頼関係を確保する

  • ページのコメント: ニュース記事やページそれぞれに独自のコメント欄を追加できます。Yammer Web パーツを使って、広範なディスカッション シナリオを実現したり、返信先を絞り込むことでページ上の特定のメッセージやコンテンツに閲覧者を引き込んだりできます。つまり、すべてのコミュニケーションをページ内で行うことができます。
  • メールでのニュースの共有: コミュニケーション サイトからメールでニュースを共有するとき、青い文字のリンクだけではなく、そのメールとニュース記事の背景情報がプレビュー表示されます。メールには、サムネイル、件名、説明、送信者からのメッセージ (オプション) が表示されます。

強化された Web パーツでデータ、ドキュメント、情報を動的に取り込み、表示する

  • Power BI と Microsoft Stream: Power BI Web パーツを使用して、対話型レポートを取り込みます。また、Office 365 で社内の動画を一元管理する Microsoft Stream から、動画やチャネルを埋め込みます。現在、Power BI と Microsoft Stream はいずれも一般提供されています。
  • GIF のサポート: ニュース記事やページに Image Web パーツを追加するとき、レイアウトにアニメーション GIF を使用できます。
  • 新しい [すべて表示] ページ: 強調表示されているコンテンツやサイト アクティビティ Web パーツの最初のビューに、すべてのコンテンツを表示しきれない場合、[すべて表示] をクリックすると、ページ全体表示に切り替わり、すべてのコンテンツとアクティビティを確認できます。
  • ニュース Web パーツの更新: 複数のレイアウトを使用してニュースを表示することで、重要な情報をより柔軟に強調できます。既定の Top story レイアウトを使用したり、ニュースを一覧表示したり、並べて表示したりすることができます。

ページやニュースで Web パーツを使用する方法をご確認ください。このページでは、SharePoint Online で利用可能なすべての Web パーツを紹介しています。

今後の予定

今後開催されるイベントに参加して、コミュニケーション サイトの魅力をお確かめください。

  • SharePoint コミュニケーション サイト AMA: 2017 年 6 月 28 日 (水) 午前 9 時から 10 時 (太平洋夏時間)/6 月 29 日 (木) 午前 1 時から 2 時 (日本時間)、Microsoft Tech Community for SharePointSharePoint 専用コミュニティ スペースで SharePoint コミュニケーション サイト AMA で、皆様からのご質問やフィードバックをお待ちしております。ビジネスおよび技術分野のエキスパートを迎え、1 時間にわたって、ユーザーの皆様を中心とした有意義な議論を展開します。
  • Jeff Teper が @SharePoint を担当: 2017 年 7 月 10 日 (月) 午前 9:30 から 10:30 (太平洋夏時間)/7 月 11 日 (火) 午前 1:30 から 2:30 (日本時間)、SharePoint、OneDrive、Office 担当副社長 Jeff Teper が Twitter の @SharePoint アカウントを担当します。Jeff が、皆様からのご質問やフィードバックにメッセージと短い動画でお答えします。
  • お客様と MVP によるライブ パネル Web セミナー: 2017 年 7 月 13 日 (木) 午前 8 時 (太平洋夏時間)/7 月 14 日 (金) 午前 0 時 (日本時間)、コミュニケーション サイトを含む新しいデジタル ワークスペースの計画、実装に関する Shire の成功事例をご紹介します。Shire の従業員と Office 365 MVP の両方の話を聞くことができます。今すぐご登録ください。
  • オンデマンドの Web キャスト: 2017 年 7 月 19 日 (水)、Farren Roper と共に「SharePoint: 従業員との情報共有でコミュニケーションを促進」というビジネス Web キャストをお届けします。こちらからサインアップすると、いち早く通知を受け取ることができます。また事前に、関連する新しい e-Book 『ワークプレイスをつなげる 4 つのヒント』をお読みください。

プロジェクト、リリース、社内キャンペーンなどのライフサイクルを通して、SharePoint イントラネットを活用することで、企画立案から最終製品までをシームレスに進めることができます。機能豊富でダイナミックな SharePoint のユーザー エクスペリエンスで、社内全体にあなたのメッセージを明確に伝えましょう。

– Mark Kashman (SharePoint チーム、シニア プロダクト マネージャー)

 

よく寄せられる質問

Q. コミュニケーション サイトはどのように Office 365 ユーザーに提供される予定ですか。

A. コミュニケーション サイトは、来週中に、初回リリース プログラムに参加されているお客様を対象に提供が開始されます。この限定的なリリースは 2、3 週間以内に終了し、2017 年 8 月末から全世界のお客様への提供が開始される予定です。

Q. SharePoint モバイル アプリでコミュニケーション サイトをネイティブ表示できるようになるのはいつですか。

A. 数日以内には iOS 向け SharePoint モバイル アプリの更新プログラム、数週間以内には Android 向け SharePoint モバイル アプリの更新プログラムを配信する予定です。今すぐインストールして、随時更新してください。

Q. エクストラネットのシナリオでコミュニケーション サイトを外部ユーザーと共有することはできますか。

A. はい。コミュニケーション サイトでは、エクストラネットのユース ケースで外部ユーザーをサポートします。最初に、Office 365 管理で PowerShell からサイト レベルで機能を有効にしておく必要があります。今後、チーム サイトと同様に、管理ユーザー インターフェイスで外部ユーザーとの共有を有効にできるようにしたいと考えています。

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Outlook for iOS と Outlook for Android の連絡先機能の強化 http://approjects.co.za/?big=ja-jp/microsoft-365/blog/2017/06/05/improving-people-in-outlook-for-ios-and-android/ Mon, 05 Jun 2017 16:00:00 +0000 編集者前書き 2017/8/7: この投稿は、Outlook for Android に対する次の機能強化を反映させるために更新されました。 Outlook for iOS と Outlook for Android の

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編集者前書き 2017/8/7:
この投稿は、Outlook for Android に対する次の機能強化を反映させるために更新されました。

Outlook for iOS と Outlook for Android の使命は、外出中にメールやカレンダーを使って、さらに多くを達成できるよう支援することです。最新リリースでは、連絡先エクスペリエンスを強化し、最も希望が多かった機能が利用できるようになっています。

たとえば、iOS および Android で Outlook から直接、連絡先を追加および編集できます。連絡先カードのデザインも一新され、最新の会話や共有ファイルなど、より詳しい情報が表示されます。連絡先への通話やメッセージ送信もさらに簡単になりました。

このような新機能について、詳しく説明します。

外出先から重要な連絡先を追加または編集

最新の更新により、Outlook.com アカウントおよび Office 365 アカウントの連絡先を追加および編集できるようになりました (Google 連絡先には近日中に対応する予定です)。

Outlook で新しい連絡先を作成するには、[人] タブに移動し、+ 記号をタップするだけです。メッセージやイベントから直接、新しい連絡先を追加することもできます。これを行うには、人の名前をタップして、[連絡先の追加] をタップします。また、[連絡先] タブの検索バーを使用すると、会社のディレクトリから連絡先を検索して、追加できます。

連絡先を追加した後、その情報を編集するには、対象の連絡先を開いて、[編集] をタップします。Outlook for iOS および Outlook for Android に対する変更は、すべてのバージョンの Outlook で同期され、利用できます。

連絡先の詳細情報をひとめで確認

連絡先カードのデザインも変わり、連絡先の詳しい主要情報が中央前面に表示されます。メッセージまたはイベントの名前をタップすると、電話番号、メール アドレスのほか、Skype ID などのその他の詳細情報や、連絡先の画像にアクセスできます。電話番号をタップすることで、その連絡先に電話をかけるか、メッセージを送信するか、FaceTime 発信するかを選ぶことができます。

新しい連絡先カードには、最近の会話、共有の添付ファイル、その人との今後の会議も表示されます。

デバイスへの連絡先の保存

連絡先は Outlook で完全に管理できますが、iOS と Android の既定の連絡先アプリに保存することもできます。これにより、連絡先から電話がかかってきたり、テキスト メッセージが届いたりしたときに、相手の名前を簡単に確認できるほか、すべての連絡先情報を組み込みの連絡先アプリで直接表示できます。

iOS と Android の基盤となる機能により、その動作はプラットフォームによって少し異なります。

iOS では、Outlook から電話に向けて一方向で連絡先情報がプッシュされます。連絡先の追加および変更はすべて Outlook アプリで行う必要があり、Outlook アプリでの変更は、同期によって組み込みの連絡先アプリとメール サービスに反映されます。連絡先アプリで行った編集は、Outlook やメール サービスには反映されず、次回 Outlook と連絡先アプリの同期が実行されたときに、上書きされます。連絡先アプリでの編集は行わないようにすることをおすすめします。Outlook 連絡先で発信者番号を有効にするには、[設定] でご自身のアカウントに移動し、[連絡先の保存] をタップします。

Android では、Outlook と連絡先アプリは完全に同期できます。したがって、ユーザーは、Outlook アプリまたは Android に組み込まれた連絡先アプリのいずれかで、新しい連絡先を追加するか、変更を行うことができます。いずれかで行われた変更は、同期によってメール サービスに反映されます。Android で連絡先の完全同期を有効にするには、[設定] でご自身のアカウントに移動し、[連絡先の同期] をタップします。

連絡先を後で削除するには、Outlook でスイッチを切り替えます。これにより、その連絡先がアドレス帳から削除されます。

機能の追加リクエスト

新しい連絡先エクスペリエンスに関するご意見をお待ちしております。Outlook をより良いものにするためのご意見、ご要望は、[設定] > [機能を提案] から直接お寄せください。

– Outlook チーム

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Mac、iOS、Android 向け Outlook にグループを導入 http://approjects.co.za/?big=ja-jp/microsoft-365/blog/2017/04/18/introducing-groups-in-outlook-for-mac-ios-and-android/ Tue, 18 Apr 2017 15:30:57 +0000 共同作業や自分の仕事を行うために、毎月 1 千万を超えるユーザーが Outlook でグループを利用しており、グループがお客様にとって有用な機能であることが実証されています。Microsoft にとって、これは非常にあり

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共同作業や自分の仕事を行うために、毎月 1 千万を超えるユーザーが Outlook でグループを利用しており、グループがお客様にとって有用な機能であることが実証されています。Microsoft にとって、これは非常にありがたいことです。Outlook のグループでは、従来の配布リストに対して大幅な改良が行われたほか、グループ会話、予定表、ファイル、ノートブックに使用できる共有スペース、便利なセルフサービス メンバーシップなどの強化も行われています。

さらに、本日、Mac、iOS、Android 向け Outlook にグループをロールアウトすることが発表されました。グループは、Outlook for Windows および Outlook on the web で既に利用可能なので、今回の更新で、使用するプラットフォームに関係なくグループの会話やコンテンツにアクセスできるようになりました。

今回の更新に伴い、次のことが可能になります。

  • グループ リストの表示。
  • グループ会話の閲覧と返信。
  • 個人用予定表へのグループ イベントの追加。
  • グループに送信された未読メッセージの表示。
  • グループ カード内でのグループ詳細の表示 (iOS および Android 向け Outlook のみ)。

お客様のご意見を参考に、これからもグループの改善に取り組み、新しい機能を開発してまいりますので、今後の発表にご期待ください。

Outlook グループの最近リリースされた更新

グループをサポートする Outlook アプリが増えただけでなく、他のプラットフォームの Outlook グループについてもいくつかの新機能がリリースされました。

ゲスト アクセスの付与 – 昨秋、Outlook on the web が更新され、組織外のユーザーに対してゲスト アクセスを設定できるようになったほか、Office 365 管理者が定義したグループ分類の設定、利用に関するガイドラインの表示も可能になりました。今回、これらの同じ機能を Outlook for Windows でも利用できるようになりました。

グループ参加者への招待 – 最も要求の多かった改善の 1 つは、複数の参加者をグループに招待する方法を簡素化することでした。そこで、Outlook on the web の参加の招待機能をリリースしました。この機能を使用すると、招待リンクを作成し、メールやその他のチャネルで他のユーザーと共有でき、招待されたユーザーはすぐにグループに参加できます。

会話の複数削除 – Outlook for Windows では、グループ所有者が、複数件の会話を選択して、それらをグループ会話スペースから削除できるようになりました。

グループとしてのメールの送信 – Office 365 管理者は、Exchange 管理センターからグループのメンバーに対して、グループとして、またはグループの代わりに送信することを許可することができます。これらを許可されたグループ メンバーは、Outlook for Windows および Outlook on the web からグループとして、またはグループの代理としてメールを送信できます。

今後の予定

Microsoft では、常にお客様のフィードバックを参考に、Outlook の新しいグループ機能を提供しております。今後取り組まなければならないお客様からの主な要求としては、次のものがあります。

  • Outlook for Windows でのグループ予定表への予定の追加 – イベントをグループ予定表に追加する場合、グループ全員に招待を送信しないで追加するためのオプションを提供する予定です。
  • ゲストとしてのメール連絡先の追加 – 会社の名簿でメール連絡先をグループのゲストとして簡単に追加できるようになります。

UserVoice サイト からぜひフィードバックをお寄せください。

– Outlook チーム

 

よく寄せられる質問

Q. グループのサポートが iOS および Android 向け Outlook に追加されましたが、単体の Outlook Groups アプリはどうなるのでしょうか?

A. 今回の更新は、iOS および Android 向け Outlook でグループを直接使用したいというお客様のフィードバックに応えたもので、Outlook Groups アプリも引き続きご使用いただけます。Microsoft では、これからもグループのファイル、予定表、ノートブックのサポートの追加など、Outlook のグループ エクスペリエンスの強化を続けてまいります。

Q. [グループ] がまだ表示されないのは、なぜですか?

A. グループは、利用資格のあるユーザーを対象に、今後数週間以内に、Mac、iOS、Android 向け Outlook にロールアウトされます。Mac、iOS、Android 向け Outlook の最新のビルドをご使用いただいている場合でも、グループを利用できるのは、既にグループに参加しているユーザー、またはグループに追加されているユーザーのみです。Mac、iOS、Android でグループの作成機能およびグループの参加機能が追加されれば、すべての Office 365 ユーザーの Outlook に [グループ] が表示されるようになります。

Q. Outlook.com ユーザーもグループを利用できますか?

A. グループは、Office 365 の商用ユーザーを対象としたもので、Outlook.com ではご利用いただけません。

Q. Outlook for Mac に自分のすべてのグループが表示されないのは、なぜですか?

A. 現在、Outlook for Mac では、Outlook for Mac で最も利用頻度の高い 10 個のグループが表示されます。今後の更新ですべてのグループを表示できるように現在開発中です。

Q. Outlook for Windows 10 Mobile についてはどのようになりますか?

A. Outlook for Windows 10 Mobile へのグループの統合については、現在開発中です。統合されるまでは、会話、ファイル、予定表、ノートブックなどのすべてのグループ アクティビティに、Windows 10 Mobile 向け Outlook Groups アプリをご利用ください。

Q. 自分の組織の Outlook でグループを管理する方法の詳細については、どこを参照すればいいですか?

A. 自社の Outlook の管理およびサポートを担当されている場合は、IT 担当者向けのドキュメントを参照してください。また、グループの管理については、最近リリースされた改善機能を参照してください。

Q. グループについて、今後どのような更新が予定されていますか?

A. 現在開発中の機能については、Office 365 ロードマップ (英語) でお知らせしています。

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全世界の Office 365 ユーザーに向けて Microsoft Teams のロールアウトを開始 http://approjects.co.za/?big=ja-jp/microsoft-365/blog/2017/03/14/microsoft-teams-rolls-out-to-office-365-customers-worldwide/ Tue, 14 Mar 2017 15:30:25 +0000 今回は、Office チーム担当副社長 Kirk Koenigsbauer の記事をご紹介します。 本日、Microsoft 本社から全世界のお客様に向けて発信した Web キャストの中で、181 の地域、19 の言語で

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今回は、Office チーム担当副社長 Kirk Koenigsbauer の記事をご紹介します。

本日、Microsoft 本社から全世界のお客様に向けて発信した Web キャストの中で、181 の地域、19 の言語で Office 365 のチャットベースのワークスペース、Microsoft Teams の一般提供が開始されたことを発表しました。11 月にプレビューを発表して以来、Accenture、アラスカ航空、Cerner Corporation、ConocoPhillips、Deloitte、Expedia、J.B. Hunt、J. Walter Thompson、Hendrick Motorsports、Sage、Trek Bicycle、Three UK をはじめ、50,000 社を超えるお客様に Microsoft Teams をご利用いただいています。また、継続的なイノベーションを提供し、お客様から特に多く寄せられたご要望にお応えするため、100 を超える新機能を導入しています。

8,500 万人以上のアクティブ ユーザーを抱える Office 365 は、高度かつ広範なツールキットにより、個人ユーザー、チーム、企業全体の共同作業を支援します。Office 365 は、グループごとに異なるワークスタイルに対応するように設計され、さまざまな目的に応じた統合アプリケーションが用意されています。たとえば、エンタープライズ クラスのメールを提供する Outlook、インテリジェントなコンテンツ管理を実現する SharePoint、社内全体のネットワークを実現する Yammer、エンタープライズ向けの音声/ビデオ通話のバックボーンとして機能する Skype for Business が用意されているほか、今回、Office 365 のチャットベースのワークスペース、Microsoft Teams が、これらのアプリケーションに加わりました。

Microsoft Teams – Office 365 のチャットベースのワークスペース

Microsoft Teams はデジタル ワークスペースで、今日のチーム向けのチャット、チームワークを実現するためのハブ、カスタマイズ オプション、チームの信頼に応えるセキュリティという 4 つの重要なメリットを実現するように構築されています。

今日のチーム向けのチャット

Microsoft Teams は、最新の会話エクスペリエンスを実現し、チーム メンバー全員が常に会話に参加できるように、スレッド構造の常設チャットを提供します。プレビュー以降、モバイル デバイスからの音声通話など、新しいコミュニケーション機能が多数追加されました。Android ではビデオ通話もサポートされており、間もなく iOS と Windows Phone でもご利用いただけるようになります。さらに、お客様からのご要望にも数多く対応しました。チャネル宛てのメール送信 (添付ファイルを含む)、マークダウン形式でのメッセージの送信、チャネル内のすべての投稿に関する通知の受信などの機能が追加されています。

添付ファイルを含め、高度な書式設定を備えたスレッドをメールから Microsoft Teams に移動。

チームワークを実現するためのハブ

Microsoft Teams では、必要な情報やツールを利用できるように、Word、Excel、PowerPoint、OneNote、SharePoint、Power BI* など、ユーザーが日々使用している Office 365 のアプリケーションやサービスが組み込まれています。最近では、社内のオープンな公開チームのサポートが追加されました。また、スケジュール機能の追加、予定表のチーム メンバーの空き時間情報の統合、定期的な会議の追加、チャットから高品質の音声/ビデオ通話への切り替えの簡略化など、会議エクスペリエンスも強化されています。

臨時の、または予定されている音声/ビデオ会議に Microsoft Teams から直接参加。

チームに合わせてカスタマイズ

まったく同じチームは 1 つとして存在しません。そこで、各チームがタブ、コネクタ、ボットによって、ワークスペースを簡単にカスタマイズできるようにしました。hipmunk、Growbot、ModuleQ のボットをはじめ、150 種類以上の統合を現在または近日中にご利用いただけます。また、SAP および Trello とのパートナーシップにより、新しい統合を実現しています。SAP SuccessFactors を使用すると、日常的な Microsoft Teams での作業の一環として、従業員やマネージャーが目標や業績を追跡できます。Trello はチームが簡単にプロジェクトを遂行できるように支援するもので、Microsoft Teams で直接ボード、リスト、カードを使用することができます。このようなパートナーシップにより、ユーザーが重要なアプリやサービスを Microsoft Teams に統合し、チームワークを実現するための独自のハブを構築できます。

新しいボットにより会話内でタスクを完了。

チームの信頼に応えるセキュリティ

Microsoft Teams は、エンタープライズ クラスの Office 365 ハイパースケール クラウドに基づいており、お客様が期待する高度なセキュリティおよびコンプライアンス機能を提供します。Microsoft Teams は、SOC 1、SOC 2、EU モデル条項、ISO 27001、HIPAA などの国際基準に準拠しています。また、チャネル、チャット、ファイルの監査ログ検索電子情報開示訴訟ホールド* や、Microsoft Intune を使用したモバイル アプリケーション管理* のサポートも追加されました。さらに、本日より Microsoft Teams は Office 365 に自動的にプロビジョニングされます。

上記のセキュリティおよびコンプライアンス機能は企業のお客様にとって不可欠なものですが、Microsoft の責務はこれだけではありません。Microsoft のミッションは、地球上のすべての個人とすべての組織が、より多くのことを達成できるように支援することです。これを念頭に置いて、スクリーン リーダー、ハイ コントラスト、キーボードのみを使用した操作などの新しいユーザー補助機能により、すべてのチーム メンバーが確実に参加できるよう取り組んでいます。これにより、Microsoft Teams はさらに一切を含んだツールとなり、すべての従業員の知識や潜在能力を結集し、活用することができます。

Microsoft Teams の活用事例

日常業務に Microsoft Teams を組み込み、積極的にご利用いただいているお客様として、Trek Bicycle の事例をご紹介します。

“弊社では、世界各地のチームが協力してビジネスを推進するための共通のツールセットとして、Office 365 の各種統合アプリケーションを活用しています。Microsoft Teams は Office 365 のプロジェクト ハブの役割を果たしており、すべての従業員がチームの会話からインラインで最新のドキュメント、ノート、タスクを確認し、完全なコンテキストを把握できます。Teams は、業務を迅速に遂行する、という弊社の企業文化にとって不可欠な要素になりつつあります。”
– Trek Bicycle、グローバル カスタマー サービス担当副社長、Laurie Koch 氏

今すぐ Microsoft Teams をご利用ください

今後も、新しい機能を定期的に提供していく予定です。たとえば、6 月にはゲスト アクセス機能の提供に加え、Outlook との統合の強化、開発者向けプラットフォームの機能強化を目指しています。お客様のニーズにお応えするため、頻繁に更新をお届けする予定です。

今すぐ Microsoft Teams をご利用ください

Microsoft Tech Community では、2017 年 3 月 22 日、午前 9 時 (太平洋夏時間、UTC-8)/3 月 23 日、午前 1 時 (日本時間) より Ask Us Anything セッションを開催します。Microsoft Teams の詳細と使用方法についてご説明しますので、ぜひご参加ください。

– Kirk Koenigsbauer

* 追加のサブスクリプションが必要になる場合があります。

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Microsoft Teams の概要 — Office 365 のチャットベースのワークスペース http://approjects.co.za/?big=ja-jp/microsoft-365/blog/2016/11/02/introducing-microsoft-teams-the-chat-based-workspace-in-office-365/ Wed, 02 Nov 2016 15:25:24 +0000 今回は、Office チーム担当コーポレート バイス プレジデント Kirk Koenigsbauer の記事をご紹介します。 本日ニューヨークで開催されたイベントで、Microsoft Teams を発表しました。これ

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今回は、Office チーム担当コーポレート バイス プレジデント Kirk Koenigsbauer の記事をご紹介します。

本日ニューヨークで開催されたイベントで、Microsoft Teams を発表しました。これは Office 365 の中に作られる新しいチャットベースのワークスペースです。Microsoft Teams は今までにない新しいエクスペリエンスであり、人、会話、コンテンツ、そしてチームに必要なツールを 1 か所に集めます。共同作業が簡単にできるようになり、より多くの成果を達成できるようになります。使い慣れた Office アプリケーションと違和感なく統合され、Office 365 のグローバルな高セキュリティのクラウドで開発されました。本日より、181 か国で Microsoft Teams のプレビュー版の提供が開始されます。18 か国語に対応し、Office 365 Enterprise プランまたは Business プランを購入済みの商用利用のお客様が対象です。一般提供は 2017 年第 1 四半期になる予定です。

Microsoft は、人々や組織がより多くのことを達成できるよう支援することを使命とし、クラウドとモバイルの世界の生産性を変革することにエネルギーを注いでいます。Microsoft Teams を開発した理由は、人々とチームが仕事をこなす方法を大きく変え、多大な可能性をもたらすことができると考えたからです。今、コミュニケーションと情報の流れを維持、促進するために、チームはより俊敏になり、組織の構造はよりフラットになりつつあります。Microsoft は、Microsoft Teams を通じて、よりオープンなデジタル環境を実現することを目指しており、チーム メンバー全員が常に最新情報を把握できるように、チーム全体で作業を視覚化、統合、アクセスできるようにします。

Microsoft Teams は、パフォーマンスの高いチームに向けてデジタル ワークスペースを提供するための中核となる 4 つのことを約束します。

今日のチーム向けのチャット

まず 1 つ目は、今日のチームに必要な最新の会話エクスペリエンスの提供です。Microsoft Teams は、継続性のあるスレッド化されたチャットを提供し、人々の関係性を強化します。チーム内での会話は、既定ではチーム全体に対して公開されますが、もちろんプライベートな会話もできるようになっています。また、Skype との緊密な統合により、チームは音声会議やビデオ会議に参加できます。また、各ユーザーは絵文字、ステッカー、GIF、カスタム ミームを使用してデジタルなワークスペースに個性を加えることができます。

チームワークを実現するためのハブ

2 つ目は、Microsoft Teams が Office 365 の幅広さと深さをすべてひとまとめにして真のチームワークのハブを作ることです。WordExcelPowerPointSharePointOneNotePlanner、Power BI、Delve がすべて Microsoft Teams に組み込まれているので、必要なすべての情報とツールにすぐにアクセスできます。Microsoft Graph を利用したインテリジェントなサービスがワークスペース全体に適用されており、情報の関連付け、発見、共有を支援します。さらに、Microsoft Teams の基盤となっている Office 365 グループは、クロスアプリケーションのメンバーシップ サービスで、共同作業支援ツールを簡単かつスムーズに切り替えられるように、それまでの会話を維持したまま他のユーザーと共有することができます。

チームに合わせてカスタマイズ

3 つ目に、チームはそれぞれ異なるため、ワークスペースをカスタマイズする方法について Microsoft は多くの時間を費やし、豊富な拡張性とオープンな API を一般公開時に提供する予定です。 たとえば、利用頻度の高いドキュメントやクラウド サービスにタブからすばやくアクセスできるようにします。また、Microsoft Teams は Exchange と同じコネクタ モデルを共有することで、Twitter や GitHub などのサードパーティ サービスからの通知や更新を提供できます。さらに、ファーストパーティおよびサードパーティのインテリジェント サービスをチーム環境に提供するために、Microsoft Bot Framework の完全サポートが組み込まれる予定です。

本日はさらに、開発者が Microsoft Teams を拡張できる Microsoft Teams Developer Preview プログラムも発表しています。一般提供までに、以前からのパートナーである Zendesk、Asana、Hootsuite、Intercom を含む 150 を超えるパートナーと連携する予定です。 これは、ユーザーが求めるカスタマイズ機能、および Microsoft Teams と統合するために開発者コミュニティが必要とするツールとサポートの提供に向けた第一歩です。

チームの信頼に応えるセキュリティ

最後に、Microsoft Teams は、Office 365 ユーザーが求める高度なセキュリティとコンプライアンスの機能を提供します。データは送信時にも保存時にも暗号化されます。Microsoft のすべての商用サービスと同様に透過的な運用モデルを採用しており、お客様のデータへの固定されたアクセス権は存在しません。Microsoft Teams は、EU モデル条項、ISO 27001、SOC 2、HIPAA などを含む主要なコンプライアンス基準に対応しています。また、Microsoft Teams のサービスは他の Office 365 サービスと同様に、ハイパースケール データセンターのグローバル ネットワークで処理され、Office 365 内に自動的にプロビジョニングされて、一元管理されます。

Office 365 ユニバーサル ツールキットに追加される Microsoft Teams

Microsoft Teams は、幅広く、かつ充実したコラボレーション用アプリケーションとサービスのポートフォリオに加わり、人々や組織のさまざまなニーズをグローバルな規模で解決できるように支援します。Microsoft は、月間 8,500 万人のアクティブ ユーザーから、すべてのグループで共同作業についてのさまざまなニーズがあることを学びました。Office 365 は、あらゆるグループの固有のワークスタイルに合わせられるように設計されています。複数の専用アプリケーションを含み、すべてのアプリケーションが深く統合されています。

  • SharePoint は、20 万を超える組織と 1 億 9,000 万人のユーザーに、イントラネットとコンテンツ管理ソリューションを提供しています。
  • Yammer は仕事向けのソーシャル ネットワークで、フォーチュン 500 社のうち 85% の会社が企業間ディスカッションに利用しています。
  • Skype for Business は、リアルタイムでの音声、ビデオ、会議の機能を提供し、開催される月間の会議は 1 億回を超えています。
  • Office 365 グループはアプリケーション間メンバーシップ サービスです。より簡単に、より自然に、あるコラボレーション ツールから別のコラボレーション ツールに移動できます。

今すぐ Microsoft Teams を有効にする

初期プライベート プレビューにご参加いただいたお客様には、Microsoft Teams を使用するメリットが確認されています。Accenture の CIO、Andrew Wilson 氏は、「Office 365 の Microsoft Teams を早期に使用してみて、それが待ち望んでいたデジタル コックピットであることを確信しました」と話しています。本日よりパブリック プレビューが利用可能になりましたので、管理者の方は Office 365 管理センターで Microsoft Teams を有効にすることができます。利用を開始する準備ができている場合は、Microsoft Teams の動作を Microsoft Mechanics のビデオでご確認ください。

– Kirk Koenigsbauer

よく寄せられる質問

Q.Microsoft Teams はどの Office 365 プランに含まれていますか?

A. Microsoft Teams は、Office 365 の商用利用のお客様にご利用いただけます。プランは、Business Essentials、Business Premium、Enterprise E1、E3、E5 からお選びください。Microsoft Teams は、廃止される前に E4 をご契約済みのお客様にもご利用いただけます。

Q.Microsoft Teams のプレビューを利用するために Office 365 IT 管理者は何をする必要がありますか?

A. Microsoft Teams を有効にするには、IT 管理者は Office 365 管理センターに移動し、[設定] > [サービスとアドイン] > [Microsoft Teams] をクリックします。

Q.Microsoft Teams が利用資格のあるすべての Office 365 ユーザーに広範囲に提供されるのはいつですか?

A. Microsoft Teams は、利用条件を満たす商用利用の Office 365 ユーザー向けに 2016 年 11 月 2 日より提供されています。このサービスはカレンダーの年で 2017 年第 1 四半期に一般提供を予定しています。

Q.Microsoft Teams はどのプラットフォームをサポートしていますか?

A. Microsoft Teams は Windows、Mac、Android、iOS、Web プラットフォームで利用できます。

Q.Microsoft Teams は、どのレベルのセキュリティとコンプライアンスに対応していますか?

A. Microsoft Teams は提供開始時点で Office 365 Tier C に準拠しています。これは、ISO 27001、ISO 27018、EUMC、SOC 1 Type I & II、SOC 2 Type I および II、HIPAA、FERPA を含むグローバルなコンプライアンスとデータ保護の要件に対応します。Microsoft Teams はさらに、2 段階認証、Active Directory を通したシングル サインオン、送信時および保存時のデータの暗号化に対応します。

Q.Office 365 管理者向けに Microsoft Teams についてのトレーニングはありますか?

A. 現在 IT 管理者向けに 2 種類のトレーニングを提供しています。トレーニングをご覧になるには、Microsoft Virtual Academy の Web サイトにアクセスしてください。Microsoft Mechanics にあるビデオや、Microsoft Teams Tech Community で詳細情報を入手できます。

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SharePoint の未来 http://approjects.co.za/?big=ja-jp/microsoft-365/blog/2016/05/04/the-future-of-sharepoint/ Wed, 04 May 2016 16:30:26 +0000 今回は、OneDrive および SharePoint チーム担当副社長 Jeff Teper の記事をご紹介します。 このたび、サンフランシスコで開催されたイベント “SharePoint の未来̶

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今回は、OneDrive および SharePoint チーム担当副社長 Jeff Teper の記事をご紹介します。

このたび、サンフランシスコで開催されたイベント “SharePoint の未来” では、今年度始めに、新しいクラウド ファースト、モバイル ファーストのビジョンと SharePoint のロードマップに加えて、従業員、チーム、企業のお客様が場所やデバイスを問わずにコンテンツのインテリジェントな検出、共有、共同作業を行えるようにする最新の機能が発表されました。また、SharePoint Server 2016 の一般提供開始も発表されました。SharePoint Server 2016 の新しいハイブリッド機能により、オンプレミス環境のお客様が、Office 365 で提供されているイノベーションを活用できるようになります。

SharePoint は 10 年以上にわたり、Booz Allen HamiltonColesMarks & Spencer をはじめとする Microsoft のお客様から、チーム作業の効率化、ビジネス プロセスの自動化、ビジネス アプリケーションの開発、全社イントラネットの構築に利用されてきました。Office 365 の主要製品である SharePoint は、日常的に使用される他のアプリケーションとシームレスに連携するコンテンツ管理およびコラボレーション機能を提供し、ドキュメントの作成や共同編集、チームでのミーティングや共同作業、ブレーンストーミング、分析、意思決定を支援しています。また、セキュリティ、プライバシー、コンプライアンスのためのガバナンス管理のほか、Office 365 グループ、Office Graph などの、Office 365 のスイート全体で提供される強力な機能とも統合されています。

現在、SharePoint は 200,000 社以上の企業のお客様にご利用いただいており、50,000 社以上のパートナー様と 100 万人の開発者から成る大規模なコミュニティにより、100 億ドル規模の SharePoint 関連ソリューション エコシステムが形成されています。

しかし、それだけではありません。Microsoft は “すべての人とすべての組織がより多くのことを達成できるように支援する” という使命を果たすべく取り組んでいます。以下の動画では、CEO の Satya Nadella が生産性に革新をもたらすという目標での、SharePoint の重要性を説明しています。

“私たちは、生産性ソリューションでのコラボレーション、インテリジェンス、モビリティ、信頼性を強化することで、SharePoint、OneDrive、そして Office 365 サービス全体を進化させ続けています。”
– Satya Nadella

ここでは、クラウドの SharePoint Online とオンプレミスの SharePoint Server について、以下の 4 つの分野のイノベーションに関するビジョン、現在の進捗状況、今後のロードマップをご紹介します。

  • デバイスを問わないシンプルかつ効果的なファイル共有とコラボレーション。
  • モバイル性に優れたインテリジェントなイントラネット。デスクトップとモバイル デバイスの両方で最新のチーム サイト、発行機能、ビジネス アプリケーションを利用できます。
  • SharePoint の拡張性を進化させ、最新の Web 開発を可能にする、接続されたオープン プラットフォーム。
  • Office 365 全体のセキュリティ、プライバシー、コンプライアンス強化への取り組み。

デバイスを問わないシンプルかつ効果的なファイル共有とコラボレーション

今回発表された、Office 365 のすべてのファイルに対する一元的なアクセスとインテリジェントな検出を可能にするというビジョンにより、ドキュメントの作成、共有、共同作業、管理がこれまで以上に容易になり、場所やデバイスに関係なく行うことができます。星 4 つ以上の評価を獲得しているモバイル アプリを使っていても、直観的なブラウザーを使っていても、必要なファイルがユーザーに自動的に提示されるのです。ユーザーが自分でファイルを検索する必要はありません。また、外出先でファイルが必要になった場合には、Windows PC や Mac と、モバイル デバイスのオフライン ファイルの間で、強固な選択的同期機能を利用できます。

Office アプリケーションでは、作業中に充実したファイル共有およびコラボレーション機能を簡単に利用できます。ドキュメントのリアルタイムの共同編集、ドキュメントのバージョン比較、メタデータの更新、同僚との共有などの操作はアプリケーションから直接実行できます。

作成したドキュメントを共有するのも、メールを送信するくらい簡単で、受信者にはアクセス許可が自動的に付与されます。すべてのユーザーが共有ファイルで作業することにより、複数のバージョンが混在する状態を回避し、常に “1 つのファイルのみを正” とすることができます。 企業向け仕様のコンテンツ管理、ドキュメントやレコード管理機能もすぐに利用できます。ご自身のファイル、共有ファイル、チームで共同編集しているファイル、企業全体の資産であるファイルのいずれに対しても、Microsoft はパワフルでシンプルな機能を提供します。

今四半期中にロールアウトされる機能は以下のとおりです。

  • OneDrive モバイル アプリから SharePoint Online ドキュメント ライブラリおよび Office 365 グループ ファイルへのアクセス。
  • OneDrive および SharePoint からのドキュメントのインテリジェントな検出。
  • OneDrive Web 環境での OneDrive から SharePoint へのファイルのコピー。
  • OneDrive ユニバーサル Windows プラットフォーム (UWP) アプリケーション。

また、2016 年中のロールアウトを予定している機能は以下のとおりです。

  • ドキュメントの使用状況、使用範囲、影響を把握するための、OneDrive でのドキュメント分析の表示。
  • 新しい OneDrive 同期クライアントとの SharePoint Online ドキュメント ライブラリの同期。
  • 新しい OneDrive 同期クライアントとの共有フォルダーの同期。
  • オンプレミスのファーム内の SharePoint Online ドキュメント ライブラリへのモバイル アクセス。
  • Web 環境での OneDrive と SharePoint 間のファイルの移動とコピー。

モバイル性に優れたインテリジェントなイントラネット

イントラネットは多くの企業の中枢を担っています。チームが共同作業を行うために必要なリソースを提供する、コンテンツ中心型の共同作業用スペースの役割を果たし、チーム内や企業全体でのニュースや情報の入手と投稿を可能にします。また、ナレッジを管理し、ナビゲーションや検索を通じてユーザーとコンテンツを結び付け、ビジネス プロセスをサポートおよび自動化するアプリケーションをホストします。

SharePoint では今後ますます、外出先からイントラネットへのアクセスが容易かつインテリジェントになると共に、よりパーソナライズされたエクスペリエンスが、あらゆるサイトのアクティビティ、一緒に仕事をしているユーザー、作業しているコンテンツ、作成したビジネス プロセスに基づいて提供されます。

SharePoint モバイル アプリ – イントラネットが持ち運び可能に

今回、Windows、iOS、Android 向けの SharePoint モバイル アプリが発表されました。これにより、場所を問わずモバイル デバイスからイントラネットに接続し、企業のニュースや発表、ユーザー、サイト、コンテンツ、アプリに完全にアクセスできるようになります。また、このモバイル アプリには、オンプレミスの SharePoint サイトも表示されます。

SharePoint モバイル アプリの詳細や実際の動作については、以下の動画をご覧ください。

SharePoint ホーム

今月、Office 365 の新しい SharePoint ホーム ページがロールアウトされます。この SharePoint ホームでは、オンラインとオンプレミスのすべてのサイトに一元的にアクセスでき、イントラネット内をシームレスに移動できるほか、すべてのサイトのアクティビティの最新情報をひとめで確認できます。

最新のチーム サイト

チーム サイトはこれまで常に、SharePoint でのコラボレーションの中心的役割を担ってきました。チームを、ご自身が使っているコンテンツ、情報、アプリと結び付け、チーム内や企業全体での共有やコミュニケーションを実現します。

現在 Microsoft は、SharePoint のチーム サイトと Office 365 グループの機能の統合を進めています。これにより、すべてのグループにチーム サイトが提供され、チーム サイトでは Office 365 サービス全体にわたるメンバーシップを容易に管理できるようになります。チームを編成したりプロジェクトを開始したりする場合、SharePoint ホームからチーム サイトを作成し、それに関連する Office 365 グループをわずか数秒でプロビジョニングできます。この Office 365 グループには、情報分類機能やコンプライアンス機能が統合されます。

最新のチーム サイトには、Office Graph のインテリジェンスによってパーソナライズされた魅力的なホーム ページが備えられます。刷新されたライブラリやリストでは、高度なビジネス プロセスをサポートする豊富なメタデータ、コンテンツ管理、機能が用意されているほか、直観的なユーザー エクスペリエンスによって瞬時に生産性を高めることができます。また、新しいページ作成および発行エクスペリエンスにより、豊富な機能を備えた美しいページを作成できます。こうしたページは応答性とモバイル性が高く、チームや企業で簡単に共有できます。

これらの新しいエクスペリエンスは、あらゆるデバイス、ブラウザー、SharePoint モバイル アプリ、OneDrive アプリで見栄えよく表示されます。

Microsoft Flow および PowerApps の統合

SharePoint リストは、構造化データに対するアクセス、共有、共同編集を可能にするものです。この SharePoint リストには、お客様がビジネス プロセスをサポートするために、他のシステムのデータを定期的に追加しています。先週発表された新しいサービス、Microsoft Flow は、ますます増えるビジネス ユーザー向けアプリや SaaS サービスから成るワークフローを自動化します。この Microsoft Flow には、SharePoint と、さまざまな Microsoft サービスやサード パーティのサービス間でデータを交換したり、そのデータを SharePoint に保存して変更したりできるコネクタが含まれます。この SharePoint と Microsoft Flow が緊密に統合されたことで、SharePoint リストから直接ワークフローを作成、起動できるようになっています。

さらに、PowerApps のパブリック プレビューも発表されました。PowerApps は、ビジネス アプリの接続、作成、チーム メンバーとの共有を、あらゆるデバイスからだれでも数分で行える、新しい法人向けサービスです。最新のチーム サイトには PowerApps も直接統合されているため、SharePoint のリストやライブラリをデータ ソースとして使用した、クロスプラットフォーム対応の PowerApps を作成できます。PowerApps と SharePoint の高度かつネイティブに統合され、リストやライブラリにより充実した新しいエクスペリエンスが実現します。

Microsoft Flow と PowerApps の詳細については、「人々に力を – Microsoft Flow の紹介と PowerApps のパブリック プレビューの発表」をご覧ください。 Microsoft Flow および PowerApps と SharePoint の統合の詳細については、「SharePoint と Flow」と「PowerApps と SharePoint」をそれぞれご覧ください。

モバイル性に優れたインテリジェントなイントラネットのロードマップ

今四半期中に提供開始が予定されている機能は以下のとおりです。

  • 最新のドキュメント ライブラリ エクスペリエンス (現在、初回リリース プログラムに参加されているお客様のテナントにロールアウト中)。
  • iOS 向けの SharePoint モバイル アプリ。
  • Office 365 の SharePoint ホーム。
  • 最新のリスト エクスペリエンス。
  • [サイト コンテンツ] ページに関するサイト アクティビティと分析情報。

また、2016 年中に提供開始が予定されている機能は以下のとおりです。

  • Windows および Android 向けの SharePoint モバイル アプリ。
  • SharePoint サイトと Office 365 グループの統合。
  • シンプルで迅速なサイト作成機能。
  • 最新のページ エクスペリエンス。
  • チームおよび企業のニュースや発表の掲載。
  • PowerApps および Microsoft Flow と SharePoint との統合。

最新のチーム サイトの詳細や、モバイル性に優れたインテリジェントなイントラネットを実現する方法については、「SharePoint: モバイル性に優れたインテリジェントなイントラネットの実現」をご覧ください。

SharePoint Framework – 接続されたオープン プラットフォーム

SharePoint の最大の財産の 1 つが充実したソリューション エコシステムです。モバイル ファースト、クラウド ファーストの世界で、進化する開発者ニーズに対応する機会があることはわかっています。

今回発表された SharePoint Framework では、ページやパーツのモデルによって、クライアント サイドでの開発の完全なサポート、Microsoft Graph との容易な統合、オープン ソース ツールのサポートが実現されます。

SharePoint Framework は SharePoint の拡張性の進化に向けた重要な一歩であり、オープン ソースの JavaScript テクノロジを活用した、新しいクライアント サイド レンダリング フレームワークを提供します。このクライアント サイド開発フレームワークにより、クラウドとオンプレミスの SharePoint で、最新の JavaScript および Web テンプレート フレームワークを使用できます。

Microsoft では既に SharePoint Framework を使用して、チーム サイトのホーム ページなど、今回発表されたエクスペリエンスの多くを作成しました。今後はお客様も同様に、強力で高度なアプリや SharePoint エクスペリエンスを構築し、Microsoft がネイティブの SharePoint エクスペリエンスを構築する際に使用したパターン、ベスト プラクティス、プロセスに従って、Office 365 全体でサービスを統合していただけます。SharePoint Framework を使用して構築されたページやエクスペリエンスは既定でモバイル性を備え、SharePoint モバイル アプリに統合されます。

SharePoint Framework では、開発者が現在使用しているツール、フレームワーク、オープン ソースのプロジェクトを利用できるほか、クラウドとオンプレミスの SharePoint 上に構築できるソリューションの範囲が拡大されます。

SharePoint Framework は、初回リリース プログラムに参加されている Office 365 のお客様を対象として今夏リリースされる予定です。このフレームワークを使用して構築された Web パーツは、最新のページやエクスペリエンスだけでなく、既存のページにも追加できます。

2016 年第 3 四半期に提供される機能は以下のとおりです。

  • Microsoft Graph のファイル API。
  • SharePoint Webhook (プレビュー)。
  • 既存のページ用のクライアント サイド Web パーツ (プレビュー)。

また、2016 年中に提供される機能は以下のとおりです。

  • Microsoft Graph のサイト API。
  • SharePoint Webhook (一般提供開始)。
  • SharePoint Framework のカスタム サイト。

セキュリティ、プライバシー、コンプライアンス

Microsoft は Office 365 を運用するうえで、セキュリティ、プライバシー、コンプライアンスの確保をお約束しています。SharePoint では、シンプルかつ強力な管理者向けコントロール、ポリシー、レポートにより、セキュリティ、プライバシー、コンプライアンスを確保しています。

しかし、セキュリティによって利便性が損なわれるようでは意味がありません。そこで、セキュリティとユーザーの生産性を最適なバランスを実現する IT コントロールを提供し、コンテンツの機密度に応じたセキュリティ レベルが確保します。

今回発表された SharePoint の動的な条件付きアクセス ポリシーでは、ユーザーの種類、使用しているアプリやデバイス、ネットワークの場所に基づいてアクセス許可がインテリジェントに定義されます。

コンテンツを検出したり、データ損失防止 (DLP) ポリシーによって保護したりするためのツールが、Office 365 と SharePoint Server 2016 の両方に用意されています。また、あらかじめ組み込まれている機密コンテンツの定義は 80 を超え、独自のカスタム ポリシーを追加することもできます。こうしたポリシーは 1 回設定するだけで、テナント全体およびオンプレミスのファームに適用されます。今年後半には、サイト内のすべてのコンテンツに適切なポリシーが適用されるように、SharePoint サイトを分類する機能も提供される予定です。

監査やコンプライアンス上の目的でセキュリティやプライバシーに関する情報を把握する必要がある場合には、詳細なレポートや監査機能を使用できます。今年初めに発表された Advanced eDiscovery では、機械学習、プレディクティブ コーディング、テキスト分析などの機能を統合することで、大量のデータの精査に伴うコストと手間を削減します。また今年後半には、オンプレミスとクラウドの使用状況およびコンプライアンス データを Office 365 Reporting Center で集計するサービス、SharePoint Insights をリリースし、企業全体のデータを一元的に確認できるようにします。

お客様のデータを保護し、プライバシーを確保するための取り組みは今後も継続していきます。今年中には、SharePoint に保存されたデータを暗号化する、お客様独自のキーを利用、管理できるようになる予定です。

まとめると、現在サポートされている機能は以下のとおりです。

  • カスタマー ロックボックス。
  • DLP、モバイル デバイス管理 (MDM)、モバイル アプリケーション管理 (MAM)。
  • 外部共有用のドメインのホワイトリストおよびブラックリスト。

今四半期にリリースされる機能は以下のとおりです。

  • 動的な条件付きアクセス ポリシー。

また、2016 年中に提供開始が予定されている機能は以下のとおりです。

  • ドイツとカナダの新しいデータセンター。
  • お客様独自の暗号化キーの利用。
  • 詳細なアクセス制御。
  • SharePoint サイトの分類。
  • ハイブリッドの SharePoint Insights (プレビュー)。

上記の発表の詳細については、以下の動画をご覧ください。

Office 365 の堅牢なセキュリティ、プライバシー、コンプライアンス ファブリックの詳細については、Office 365 セキュリティ センターをご覧ください。

お客様とイノベーションをつなぐ

Microsoft が掲げる “世界中のすべての個人とすべての組織が、より多くのことを達成できるように支援する” という企業使命は、Microsoft の製品だけでなく、お客様がこのような製品やサービスを最大限に活用できるようにするための取り組みについても言えることです。Office 365 は今後も引き続き、Microsoft の最新のイノベーションを提供する場としての役割を果たし、それを通じて Microsoft は、お客様が投資から最大限の価値を引き出せるようにお手伝いいたします。

このような背景から誕生した Microsoft FastTrack for Office 365 では、お客様の Office 365 の利用を成功に導き、Office 365 によるビジネス価値を早期に実現するためのベスト プラクティス、ツール、リソース、エキスパートを提供します。FastTrack は、機能の検討、円滑なロールアウトの計画、新しいユーザーや機能の追加などの Office 365 利用の各段階で活用していただけます。

FastTrack の最大の特典の 1 つが移行サービスです。対象の SKU を 150 シート以上ご購入いただいた場合に、お客様のファイルを Office 365 に移行するエンジニア主導のサービスを無償で利用できます。現在、FastTrack ではオンプレミスのファイル共有からのファイルの移行に加え、Google Drive からのファイル移行もサポートしています。そして今回、FastTrack の無償特典として、Office 365 への Box のファイルの移行を支援するサービスが新たに発表されました。これにより、Office 365 のあらゆる機能を活用できるようになります。

FastTrack の移行サービスの詳細については、「FastTrack を利用してファイル共有を OneDrive for Business に移行する方法」をご覧ください。 また、今回の発表内容については、動画「ハイブリッドによるイノベーションの促進: SharePoint Server 2016 と Office 365」をご覧ください。

今回、オンプレミスおよびハイブリッドのお客様に向けて、SharePoint Server 2016、Project Server 2016、Office Online Server の一般提供が開始され、将来に向けた基盤としてデータセンターに展開できるようになりました。Microsoft では、SharePoint Online を定期的に更新してまいります。SharePoint Server 2016 のソフトウェア アシュアランスをご利用のお客様は、2017 年にリリース予定の最新 Feature Pack を通じて、クラウド向けのイノベーションの多くをオンプレミスの SharePoint ファームで使用できるようになります。

今回ご紹介したビジョンやイノベーションは、お客様、開発者、パートナー様、愛用者の皆様から成る大規模なコミュニティからのフィードバックのおかげで実現したものです。この場をお借りして、心より感謝申し上げます。また、チームを代表して、シンプル、インテリジェント、そして無限に広がる SharePoint の未来に皆様をご案内します。未来はここから始まります。

– Jeff Teper

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信頼できるクラウド サービス: Office 365 の可用性 http://approjects.co.za/?big=ja-jp/microsoft-365/blog/2013/08/08/cloud-services-you-can-trust-office-365-availability/ Thu, 08 Aug 2013 04:00:00 +0000 “クラウドから提供される、すべての機能を備えた Office” – Microsoft では Office 365 をこのように捉えています。私たちは、10 億人のユーザーに Offi

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“クラウドから提供される、すべての機能を備えた Office” – Microsoft では Office 365 をこのように捉えています。私たちは、10 億人のユーザーに Office をご利用いただいている現状をたいへん誇りに思うと同時に、日々お客様の期待に応え、それ以上のものを提供しなければならないという大きな責任も感じています。生産性アプリはミッション クリティカルであり、業務遂行の手段そのものとなっています。私たちの責務は、絶えず新しい機能を Office 365 に追加していくと同時に、提供するサービスが信頼するに値するものであるようにすることです。このことを測定する基準が、サービス可用性です。

Office 365 の可用性

2 年前に Office 365 を公開して以来、サービスの高度な可用性を実現するため、IT 基盤に多大な投資を続けています。  現在ご利用中のお客様には詳細情報をお伝えしてきましたが、本日はこの情報を Office 365 を検討しているすべてのお客様にご提供します。   可用性は、1 暦月に Office 365 サービスが利用可能である時間 (分数) を、その月の総分数で割ることで算出されます。  このように測定される可用性は “稼働率” と呼ばれ、企業向け、公共機関向け、教育機関向けのサービスが対象となります。過去の 4 四半期 (2012 年 7 月から 2013 年 6 月末) の全世界での Office 365 の稼働率はそれぞれ、99.98%、99.97%、99.94%、99.97% でした。  今後、稼働率の数値は四半期ごとに Office 365 セキュリティ センターで公表する予定です。

では、稼働率についてもう少し詳しく説明しましょう。

  1. 稼働率は ExchangeSharePoint、Lync、Office Web Apps を対象とし、これらの各サービスのユーザー数に応じて重みを付けています。これらのサービスは組み合わせて利用されているので、稼働率の計算ではすべてのサービスが考慮されています。
  2. この稼働率は、企業向け、教育機関向け、公共機関向けの Office 365 を対象として算出されるもので、コンシューマー向けサービスは含まれません。
  3. Office 365 ProPlus は Microsoft が提供するサービスの重要な一部ですが、大部分がユーザーのデバイス上で実行されるため、稼働率の計算には含まれません。
  4. 個人のお客様が実際に得られる稼働率は、場所や使用状況によって、全世界の稼働率を上回るまたは下回ることがあります。

高度な可用性を誇るサービスを提供することのお約束として、返金制度のあるサービス レベル アグリーメントの中で 99.9% の稼働率を保証しています。

可用性のための設計原則

Microsoft は法人向けのソリューションを長年にわたり構築してきました。さらに、Office 365、Windows Azure、CRM Online、Outlook.com、SkyDrive、Bing、Skype、Xbox Live をはじめ、多くのクラウド サービスも運営しています。このようにさまざまなサービスを提供していることで、各サービスのベスト プラクティスを他のサービスにも活用することができ、ソフトウェアの設計と運用プロセスの両面を向上させてきました。

Office 365 の設計と運用プロセスに適用されているベスト プラクティスの一部の例を以下に紹介します。

冗長性: 物理、データ、機能の全層における冗長性

  • 物理対策として、物理的な冗長性を確保しています。これは、サーバー内ではディスク レベルおよびカード レベルで、データ センター内ではサーバー レベルで、地理的に分散されたデータ センター間ではサービス レベルで実施されます。各データ センターでは設備と電源を冗長化します。世界の各地域に複数のデータ センターがあります。
  • データ レベルでの冗長性を確保するため、データは地理的に分散されたデータ センター間で常時複製されます。設計上の目標は、送信中も保管後もデータの複数のコピーを保持することと、短時間で復旧できるフェールオーバー機能を備えることです。
  • 物理的な冗長性とデータの冗長性に加えて、Microsoft の大きな強みとなっているのが、機能的な冗長性を提供する Office クライアントです。ネットワーク接続がない場合、ユーザーはオフライン機能を使用して作業を続行できます。

回復性: 積極的な負荷分散と障害ドメイン間での継続的な復旧テスト

  • エンドユーザーに優れたパフォーマンスをできる限り提供するため、自動化された負荷分散を積極的に実施します。このメカニズムには、動的な優先度付けも含まれます。優先度の低いタスクは、活動が少ない時間に実行され、負荷が高い時間には保留されます。
  • ハードウェアまたはソフトウェアの障害時や監視アラートの発生時には、自動フェールオーバーと手動フェールオーバーの両方を使用して正常なリソースへの切り替えを実施します。
  • フェールオーバーが必要な状況への対応に万全を期すため、障害ドメイン間での復旧を定期的に実施します。

分散サービス: 機能的に分散されたコンポーネント サービス

  • Exchange, SharePoint、Lync、Office Web Apps など、Office 365 のコンポーネント サービスは機能的に分散されています。このため、1 つのエリアで障害が発生した場合、障害範囲はそのエリアに限定され、他のエリアに影響が及ぶことはありません。
  • ディレクトリ データは、こうしたコンポーネント サービス間で複製されます。このため、1 つのサービスで問題が発生しても、ユーザーは問題なくログインして他のサービスを使用できます。
  • サービスの分散により、運用チームおよび導入チームには、保守と展開、診断、修復と復旧などのすべての面が簡素化されるというメリットがもたらされます。

監視: 広範な監視、復旧、診断のためのツール

  • Microsoft 内部の監視システムを使用して、サービスに障害が発生していないかどうかを絶えず監視しています。また、監視システムはサービスの自動復旧を実行するように作られています。
  • システムによって、サービスの動作に異常がないかどうかを分析し、もし異常があれば、待機しているエンジニアに予防措置をとるようにアラートが通知されます。
  • 世界各地の複数の場所で、外側からの監視を常に実行しています。信頼性の高いサード パーティ サービス (独立した SLA 検証のため) と、Microsoft の世界各地のデータ センターの両方を活用して、アラートが通知されるようにしています。
  • 診断のために、詳細なログ記録、監査、トレースを実施しています。細部にわたるトレースと監視は、問題の根本原因の究明に役立ちます。

簡素化: 複雑さを抑え、予測可能性を向上

  • できる限り、標準化されたコンポーネントを使用しています。これにより、展開や問題究明での複雑さが軽減され、障害復旧の予測可能性が向上されます。
  • できる限り、標準化されたプロセスを使用しています。重視するべきポイントは自動化だけではありません。重要なプロセスは常に繰り返して実施し、また繰り返して実施することができるようにする必要があります。
  • ソフトウェア コンポーネントは疎結合となるように設計されているため、展開時や稼働中の正常性維持に複雑な調整作業を必要としません。
  • 変更管理は、各範囲で段階的かつ機械的に実施し、世界中に展開される前に検証が実施されます。

スタッフによるサポート: 24 時間年中無休で対応するサポート スタッフ

  • 復旧処理をできる限り自動化する一方で、お客様をサポートするため、24 時間年中無休で専門チームのスタッフが待機しています。このチームには、サポート エンジニア、製品開発者、プログラム マネージャー、製品マネージャー、上級管理者が含まれています。
  • チーム全体で、問題解決に向けた迅速な対応と情報収集ができる体制を整えています。
  • 専門チームのスタッフは、サポートを提供するだけでなく、サポートが必要になったすべてのケースを基に自動化システムの強化に努めています。

継続的な調査と研究

サービスの中断は、今後も発生する可能性があります。問題が起きた場合には、影響の大きさにかかわらず、すべてのケースについて事後調査を徹底的に行います。事後調査では、発生した事象と実施した対応を分析し、今後の再発防止策を検討します。透明性と説明責任の観点から、重大なサービス障害でお客様の組織に影響が及んだ場合には事後調査の結果をご提供します。Microsoft は、大企業の一社として、”自社製品を社内で試験運用する” という原則にのっとっています。つまり、運用前のサービスを日常業務を使用しています。継続的な改善は、可用性の高い、世界トップレベルのサービスを提供するための重要な要素です。

一貫した情報伝達

透明性には、一貫した情報伝達が欠かせません。特に、オンライン生産性サービスを使用して業務を行っている場合にはこれが重要です。情報伝達の経路として、電子メール、RSS フィード、サービス正常性ダッシュボードなど、多くのチャネルを用意しています。Office 365 のお客様は、自身の組織に関係するサービスの可用性を細かく確認することができます。Office 365 サービス正常性ダッシュボードは、自身のサービスおよびライセンスの現在の状況を確認することができるウィンドウです。お客様がサービスの正常性を完全に把握できるよう、サービス正常性ダッシュボードには、タイムリーな更新の実行など、繰り返し改良を施しています。

また、お客様が常にサービスについての最新情報を得られるように、新しい魅力的なツールも提供しています。  先日、管理ポータルに “メッセージ センター” という新機能を追加しました。メッセージ センターは、サービスに関する情報の伝達やテナント レポート、管理者が行う必要のある操作に役立つ中心的な場所となります。  また、年内には、サービス正常性情報などのサービスに関する情報を提供する新しいモバイル アプリケーションを管理者向けに提供することも予定しています。

絶えず進化する包括的サービスを、かつてない規模に拡大しながら稼働させ続けることは容易ではありません。さまざまな対策を講じたにもかかわらず、サービスの中断は発生する可能性がありますが、Microsoft は、お客様のご期待に応えるような優れた信頼性と高度な可用性を誇るサービスを提供するため、継続的な調査、研究とたゆまぬ努力を続けることをお約束します。  サービスの継続性は、SLA でお客様に保証している技術的な基準以上に大きな意味を持っています。Microsoft では、Office 365 セキュリティ センターで掲げているプライバシー、セキュリティ、法令遵守、透明性の 4 つの項目と並ぶ重要な柱として、サービスの継続性を捉えています。 今回、Office 365 の稼働率を公表したことで、Microsoft がサービスの継続性と透明性の両方に継続的に取り組んでいることをご理解いただけると幸いです。

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