Flow Archives - Microsoft 365 Blog http://approjects.co.za/?big=ja-jp/microsoft-365/blog/tag/flow/ Tue, 28 Jun 2022 18:12:15 +0000 ja hourly 1 https://wordpress.org/?v=6.7.1 注目の新しい SharePoint ホーム サイト: インテリジェントなワークプレイスを提供する Microsoft 365 の技術革新 http://approjects.co.za/?big=ja-jp/microsoft-365/blog/2019/05/21/sharepoint-home-sites-microsoft-365-innovations-intelligent-workplace/ Tue, 21 May 2019 16:00:33 +0000 本日、SharePoint Conference (本日正午、SharePoint Virtual Summit での基調講演がオンラインで配信されます) で、SharePoint ホーム サイト (組織向けの、動的で魅力的な、パーソナライズされた従業員エクスペリエンス) を含む、SharePoint および Microsoft 365 全体の最新機能と今後の技術革新が紹介されました。このような技術革新によりインテリジェントなワークプレイスが強化され、チームは共同作業を行い、ワークフローを合理化できます。また、組織は従業員を連携させ、効果的なコミュニケーションを実現できます。個人については、人工知能 (AI) を利用したエクスペリエンスや分析情報により、創造性と生産性を向上できます。 Microsoft 365 を構成する世界最高レベルのアプリケーション (SharePoint、OneDrive、Microsoft Teams、Yammer、Microsoft Stream、PowerApps、Microsoft Flow など) により、500,000 社を超える企業のお客様と 1 億 8,000 万人を超える企業のアクティブ ユーザーが、デジタル トランスフォーメーションを実現させています。 本日は、以下の分野の技術革新について、注目すべき点をご紹介します。 インテリジェントなイントラネットの目玉となる SharePoint ホーム サイト。 従業員エンゲージメントとコミュニケーションを向上するための Yammer および Microsoft Stream の技術革新。 OneDrive によるインテリジェントなファイルの操作、共有、管理。 Microsoft 365 のパフォーマンス、セキュリティ、インテリジェンスを向上し、技術革新を進める。 SharePoint ホーム サイトでインテリジェントなイントラネットを実現する 明確なビジョンを持った人たちは、インテリジェントなイントラネットにより、従業員エクスペリエンスと組織アライメントが向上し、企業文化の変革が促進されることを認識しています。デジタル ワークプレイスの中心となるインテリジェントなイントラネットは、共同作業のための共有コンテンツやソリューションを提供し、チームやサイロ間で人やコンテンツをつないで社内全体の知識を活用できるようにし、さらに従業員エンゲージメントとコミュニケーションを促進します。 本日、このような先見の明のある一人である、武田薬品の

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本日、SharePoint Conference (本日正午、SharePoint Virtual Summit での基調講演がオンラインで配信されます) で、SharePoint ホーム サイト (組織向けの、動的で魅力的な、パーソナライズされた従業員エクスペリエンス) を含む、SharePoint および Microsoft 365 全体の最新機能と今後の技術革新が紹介されました。このような技術革新によりインテリジェントなワークプレイスが強化され、チームは共同作業を行い、ワークフローを合理化できます。また、組織は従業員を連携させ、効果的なコミュニケーションを実現できます。個人については、人工知能 (AI) を利用したエクスペリエンスや分析情報により、創造性と生産性を向上できます。

Microsoft 365 を構成する世界最高レベルのアプリケーション (SharePoint、OneDrive、Microsoft Teams、Yammer、Microsoft Stream、PowerApps、Microsoft Flow など) により、500,000 社を超える企業のお客様と 1 億 8,000 万人を超える企業のアクティブ ユーザーが、デジタル トランスフォーメーションを実現させています。

本日は、以下の分野の技術革新について、注目すべき点をご紹介します。

  • インテリジェントなイントラネットの目玉となる SharePoint ホーム サイト。
  • 従業員エンゲージメントとコミュニケーションを向上するための Yammer および Microsoft Stream の技術革新。
  • OneDrive によるインテリジェントなファイルの操作、共有、管理。
  • Microsoft 365 のパフォーマンス、セキュリティ、インテリジェンスを向上し、技術革新を進める。

SharePoint ホーム サイトでインテリジェントなイントラネットを実現する

明確なビジョンを持った人たちは、インテリジェントなイントラネットにより、従業員エクスペリエンスと組織アライメントが向上し、企業文化の変革が促進されることを認識しています。デジタル ワークプレイスの中心となるインテリジェントなイントラネットは、共同作業のための共有コンテンツやソリューションを提供し、チームやサイロ間で人やコンテンツをつないで社内全体の知識を活用できるようにし、さらに従業員エンゲージメントとコミュニケーションを促進します。

本日、このような先見の明のある一人である、武田薬品の Kevin Schramm 氏 (Head of IT Strategy and Operations) が、注目すべき事例を紹介してくれました。日本を拠点とし、世界をリードする製薬会社の武田薬品工業は、米国に拠点を置く Shire 社を買収したときに、わずか 4 か月で SharePoint イントラネットを構築しました。ワークプレイスをつなぎ、組織アライメントを促進し、60,000 人を超える世界中の従業員のコミュニケーションを強化することが目的でした。Schramm 氏は、「1 日目から、会社の価値観を反映した文化を創造し、共有したいと考えていました。新しいイントラネットは、両社の統合を従業員に示すうえで重要な役割を果たしました。SharePoint を使用することにより、非常に厳しい期限を守ることができ、無事に 2 つの組織を 1 つにまとめ上げることができました」と説明しています。

SharePoint は、10 年以上にわたり、イントラネットとして何十万社ものお客様の高い評価を受けており、あらゆる地域や業界でイントラネット サービス業界をリードしています。クラウドへの移行に伴い、お客様からのご要望にお応えし、Microsoft は価値創出までの時間を短縮できるように、すぐに使えるさまざまな機能を提供してきました。イベント “SharePoint の未来” が開催されたのはわずか 3 年前のことですが、SharePoint は今日までにインテリジェントなイントラネットに大きな変革をもたらし、チームワークのための柔軟なソリューション、魅力的な従業員エクスペリエンス、AI を活用した検索とコンテンツ管理を提供しています。コミュニケーション サイト、組織のニュース、ハブ、最新のチーム サイト、ページ、リスト、ライブラリを、ブラウザー、デバイス、そして高い評価を受けている SharePoint モバイル アプリで利用できるようになりました。

紹介ビデオ

SharePoint ホーム サイト

本日、革新への一歩を前に踏み出し、さらに短い期間でお客様の価値創出を実現できるようになったことを発表しました。SharePoint ホーム サイトは、組織向けの統合されたインテリジェントな従業員エクスペリエンス (ランディング ページ) で、次の機能を備えています。

  • ワークプレイスを Microsoft Search およびメガメニュー ナビゲーションとつなげます。
  • 組織内での役割や立場に基づいて、各ユーザーに関連するニュースやコンテンツを提供します。
  • Yammer および Microsoft Stream を利用して、従業員に会話に参加してもらったり、注目すべきビデオを閲覧してもらったりすることができます。
  • パーソナライズされたコンテンツ、情報、ナビゲーションで、個人の生産性を向上します。

パーソナライズされた動的で魅力的な、組織向け従業員エクスペリエンスを提供する SharePoint ホーム サイトを表示した複数のデバイスの画像。

SharePoint ホーム サイトは、パーソナライズされた動的で魅力的な、組織向け従業員エクスペリエンスを提供します。

ホーム サイトは、優れた機能を備えた SharePoint コミュニケーション サイトで、次のような特徴があります。

  • 組織のニュース ソース (既定)。ホーム サイトに公開されるニュースは、公式のニュースであることが視覚的に確認できるようにマークが付けられ、ホーム サイトにアクセスできるすべてのユーザーに配信されます。
  • SharePoint モバイル アプリの新しいホーム ビューのランディング ページ。
  • 強化された SharePoint スタート ページ (旧称 “SharePoint ホーム”) への接続。改善されたナビゲーション、サイト間のアクティビティに関する分析情報、すぐに作業を再開できるドキュメントのビューが特徴です。さらに、[後のために保存] ビューが拡張され、レビューするためにフラグを設定したニュースやコンテンツが表示されるようになりました。
  • 企業全体の Microsoft Search エクスペリエンス。スイート バーの検索ボックスからアクセスできます。

これまでイントラネット ポータルのプロジェクトに何か月もかかっていた場合でも、ホーム サイトを数分で展開できるようになります。コードを作成する必要はありません。展開した後、すぐに使える Web パーツ、ナビゲーション、サイト デザインをカスタマイズして、組織の意図や優先順位を反映したサイトを作成することができます。

もちろん、SharePoint がイントラネットでアプリケーションを提供するための強力なプラットフォームであることに変わりはありません。今回、Teams で使用可能なサードパーティ製の数百ものアプリケーションを SharePoint サイトに追加できるようになりました。さらに、自社の開発者が SharePoint Framework を使用して作成したソリューションや、幅広い SharePoint パートナーのネットワークによって作成されたソリューションを組み込むこともできます。このたび、十数社のパートナー企業が、各社のイントラネット サービスを SharePoint のインテリジェントなイントラネットと緊密に統合することに合意したことをお知らせします。これにより、お客様は SharePoint モバイル アプリケーションや将来の技術革新に合わせてパフォーマンスを最適化し、互換性を維持した幅広いソリューションを利用できるようになります。

ホーム サイトを導入し、お客様による、まったく新しいインテリジェントな従業員エクスペリエンスの構築を支援できることを大変嬉しく思っています。詳細については、SharePoint ホーム サイトの詳細情報およびインテリジェントなイントラネットのその他の技術革新をご覧ください。

従業員エンゲージメントとコミュニケーションを向上するための Yammer および Microsoft Stream の技術革新

SharePoint ホーム サイトは、Yammer および Microsoft Stream とそのまま統合できます。本日、Microsoft は Yammer と Microsoft Stream の技術革新を発表しました。これらの技術革新により、従業員エンゲージメント、コミュニケーション、学習に役立つ価値の高いシナリオを実現できます。

Yammer の技術革新

Yammer は、組織全体のユーザーをオープンな会話に接続します。あらゆるデバイスで表示可能な Yammer の軽量の会話エクスペリエンスは、すべての従業員に発言の機会や、考え、アイデア、フィードバックを表明する機会を与えることで、従業員の参加を促進します。Yammer の新しい質問と回答機能では、質問を投稿することができ、質問者またはグループ管理者は返信に最適な回答としてのマークを付けることができます。こうすることで、知識の共有や将来の再利用が容易になります。さらに、グループはよく寄せられる質問に対して、ボットに似たインテリジェントな回答を掲載することができます。

Yammer の質問と回答機能を示す画像。回答者の返信の下部に表示された [最適な回答をマークする] にカーソルを位置付けてクリックします。

Yammer の質問と回答により、ユーザーは組織全体で回答を簡単に見つけることができます。

Yammer による組織の成功を加速させるために、Office 365 グループに接続された Yammer グループを使用するすべてのお客様への Yammer 向け電子情報開示の提供開始をお知らせします。さらに、欧州のお客様固有のデータ所在地要件に対応するために、EU 域内の Yammer 向け地域内データ ストレージの早期提供に向けて取り組んできましたが、本日、提供を開始する運びとなりました。Yammer メッセージと Yammer メッセージに添付されるファイルは、EU 域内の新しい Yammer ネットワーク向けに、Microsoft の EU データセンターに保存されるようになりました。

Microsoft Stream の新機能

コミュニケーション、学習、エンゲージメントをサポートするための手段として、ビデオを使用するお客様がますます増えています。本日 Microsoft は、Microsoft 365 のインテリジェントなビデオを強化する Microsoft Stream の新機能を発表しました。iOS および Android 版の Microsoft Stream モバイル アプリから、ビデオの録画、アップロード、共有を安全に行うことができます。Microsoft Forms を使用すると、投票、アンケート、またはクイズをビデオに簡単に挿入できます。

Microsoft Stream モバイル アプリを表示した 2 台の携帯電話の画像。

Microsoft Stream モバイル アプリを使用して、ビデオの録画、アップロード、共有を安全に行うことができます

開いたノート PC の画像。画面は、アンケートを取っている Microsoft Stream。

Microsoft Stream を使用して、クイズ、投票、またはアンケートをビデオに埋め込むことができます。

SharePoint スペースの更新情報

SharePoint Conference 2018 で、SharePoint スペースの早期情報を発表しました。SharePoint スペースを使用すると、あらゆるヘッドセットやブラウザーで表示できる、魅力的な複合現実エクスペリエンスをだれでも作成できます。非常に多くのお客様から関心をお寄せいただき、世界中のあらゆる業界の 1,800 社を超える企業から制限付きプレビューの申し込みがありました。Microsoft では、多数のお客様の協力を得て、SharePoint スペースの計画策定に取り組んでいます。また、3D と仮想現実に関する業界標準についても共同作業を行っています。

本日、Microsoft での使用例を示して、進捗状況を簡単に説明するビデオも公開しました。これにより、2D および 3D のビデオと 360° の画像を使用して、Microsoft 社屋を見学体験したり、新しい社屋のイメージを見たりすることができます。SharePoint スペースについては、Ignite 2019 でさらに詳細な情報を発表する予定です。

Microsoft では、社内の文化的な変革を広げるために、従業員を Yammer とライブ イベントに接続して、世界中の 110,000 人を超える従業員に参加してもらえるようにしました。現在、同じ機能を使用して文化の変革、組織アライメント、オープンな会話、説得力のあるコミュニケーション、学習や開発のためのイマーシブなエクスペリエンスを推進しているお客様からの体験談をお待ちしております。

詳細については、Yammer に関する発表および Microsoft Stream の新機能をご覧ください。

OneDrive により共有と管理を強化した、インテリジェントなファイル エクスペリエンス

Microsoft 365 のファイル管理アプリである OneDrive では 、Windows PC または Mac 上、ブラウザー、および高い評価を受けている iOS および Android 版アプリを介して、すべてのファイル (個人の作業ファイルや Microsoft 365 を介して共有しているファイル) を操作できます。同期の改善点として、同期の時間を短縮し、ネットワーク使用量を削減する差分同期がすべてのファイルに対してサポートされるようになりました (Office ファイルについては既に差分同期がサポートされています)。さらに、現在プレビュー中の Windows Virtual Desktopサポートされるようになりました。これらの改善により、組織はクラウドに接続されたエクスペリエンスを利用でき、ユーザーはネイティブのエクスペリエンス (エクスプローラーや Finder など) 内でクラウド ファイルを操作できるようになります。

OneDrive では、OneDrive 内の Microsoft Search と、パーソナライズされたおすすめ情報を提供する AI を活用した新しいエクスペリエンスを使用して、最も重要なファイルを見つけることができます。OneDrive のファイルのホバー カードが強化され、ファイルの分析情報、アクティビティ、ライフサイクルの信号 (DLP ポリシーなど) が表示されるようになりました。さらに、[後のために保存] 機能が新しく追加され、都合の良いときに戻ることができるようにファイルにフラグを付けることができます。

OneDrive Web アプリケーションには、共有ライブラリのための完全な再現性が維持された新しいファイル エクスペリエンスが追加されました。これにより、Windows PC または Mac とのファイルの同期、メタデータ列およびカスタム ビューの使用、320 種類以上のファイル形式 (360° の画像AutoCAD DWG ファイルなど) のプレビューが可能になります。さらに、共同作業者は、320 種類以上のファイル形式 (画像、CAD 図面、PDF など) にコメントを追加できるようになりました。Office 以外のファイルでのコメントも新たにサポートされます。

OneDrive に格納された Word 文書に残されたコメントの画像。

OneDrive のインテリジェントなエクスペリエンスには、共有ライブラリのための完全な再現性が維持されたファイル エクスペリエンスが含まれています。たとえば、条件付き書式とメタデータ、ファイルの分析情報やアクティビティを表示するファイルのホバー カード、充実したコラボレーション機能などを使用できます。

組織で設定された共有ポリシーの範囲内で、組織内外のユーザーと簡単に、そして OneDrive から直接ファイルの共同編集ができるようになりました。Office 365 グループでサポートされる合理化されたエクスペリエンスを使用して、共有ライブラリを作成できるようになり、共有相手を指定できるようになりました。もちろん、チームワークを実現するためのハブである Teams でもファイルを共有できます。Teams では、Teams のチャットに新しく追加されたファイル共有コントロールを使用して、ファイルのコピーをアップロードするか、リンクを共有するかを選択できます。また、リンクからアクセスできるように構成することもできます。この新しい共有コントロールを Outlook にも追加する予定です。

Microsoft Teams での会話の画像。

Teams で共有されるファイルのアクセス管理。

Outlook で共有されるファイルの画像。

Outlook で共有されるファイルのアクセス管理。

最後に、新しいファイル要求機能を紹介します。フォルダーを選択して、ファイルを追加するように相手に要求することができます。選択したフォルダーには誰でもファイルをアップロードできますが、自分のファイルのみが表示されます。さらに、ファイルが追加されると、要求者に通知が送信されます。複数の個人からファイルを収集する必要がある場合には、ファイル要求機能により、各個人が他のユーザーのファイルを閲覧できないようにできます。

これらの注目すべき機能の詳細、テナントへの提供予定、およびファイルの共有と共同作業に関して発表されたその他の技術革新については、OneDrive ブログをご覧ください。

強化された SharePoint ファイル ストレージでコンテンツの共同作業を促進

Microsoft 365 は、コンテンツ向けの機能が最も豊富で、信頼性が高い、インテリジェントなクラウドです。SharePoint は、Microsoft 365 でのコンテンツの共同作業を強化します。Microsoft では、調査と技術に数十億ドルをかけて、Microsoft 365 の機能、パフォーマンス、スケーラビリティ、セキュリティの大幅な改善を推進しています。

本日、これらの「水面下」の投資の一部が公表されました。

  • Microsoft 365 からデータにアクセスする速度は、わずか 2 年前に比べて、10 倍も速くなりました。
  • Office 365 のエクスペリエンスは、1 年前に比べて 3 倍も高速になりました。これは、自身のデータセンターから遠く離れた場所で作業している場合でもエクスペリエンスの速度を向上するアーキテクチャに投資することで実現されました。
  • インテリジェンスと分析情報をより高速化して応答性を向上するために、Microsoft では、追加または変更するコンテンツを数秒で検索できるようにする作業に取り組んでいます。
  • 現在、専用のアプリケーションを必要とすることなく、Web、モバイル、およびデスクトップ版の Microsoft 365 アプリケーションと Windows 10 で、320 種類以上のファイル形式を表示できます。
  • OneDrive に追加された差分同期により、大型のファイルの同期が大幅に高速化され、同期によるネットワーク使用量も大幅に削減されます。

SharePoint のパフォーマンス、スケーラビリティ、共同作業、インテリジェンスに対する投資により、Microsoft 365 全体でのコンテンツの共同作業について重要な技術革新が進んでいます。最近の例としては、SharePoint、Office.com、Bing.com で一般提供されるMicrosoft Search のリリース、および Fluid Framework のデモンストレーションでプレビューされた、リアルタイムでのインテリジェンス支援の共同作業があります。

Microsoft 365 をすべてのコンテンツおよび共同作業に最適なクラウドにする、SharePoint のファイル ストレージの改善機能の詳細については、「Microsoft 365 クラウド ユーザー エクスペリエンスの強化」をご覧ください。

最後に、Microsoft では、IT 組織がビジネスを活性化し、情報が保護されているという安心を得ることができるように、業界をリードするセキュリティとコンプライアンスの制御機能により、ユーザー、デバイス、コンテンツを統制できる機能への投資を継続しています。

  • 分類ラベル: Microsoft 365 全体で情報のライフサイクル、セキュリティ、コンプライアンスを一貫して管理できます。
  • 高い評価を受けるコンプライアンス制御とグローバルな拠点: SharePoint および Office 365 グループ向けの Multi-Geo Capabilities の一般提供など。
  • サードパーティのデータを Microsoft 365 にネイティブにアーカイブする新しいエンタープライズ情報アーカイブ機能組織がコンプライアンス要件を満たすために役立つ新しいソリューション (レコード管理など)、監督機能の更新 (さらに詳細に調べるためにインテリジェンスを活用し、疑わしいコンテンツを特定する、すぐに使える新しい機械学習モデルなど)。これらのソリューションは、Microsoft 365 E5 および E5 コンプライアンス製品と共に一般提供されます。

セキュリティ、コンプライアンス、管理の容易性の詳細については、「SharePoint のセキュリティ、管理、移行に関する更新情報」および「Microsoft 365 コンプライアンスに導入された新しいレコード管理ソリューションと機械学習の更新情報」をご覧ください。

ヒントと次のステップ

本日発表された技術革新とビジョンは、お客様の成功事例、体験談、質問、要望から発想を得たものです。私たちのチームは、お客様の声にきちんと耳を傾け、インテリジェントなワークプレイスによる組織改革に向けてお客様の意欲を引き出せるような機能を作成します。

2019 年 5 月 21 日正午 (太平洋時間) から始まる SharePoint Virtual Summit をご覧になり、フィードバックをお寄せください。Ignite 2019 にもぜひご参加ください。さらに多くの大きな発表を行う予定です。それまでは、月次最新情報にサインアップすることをおすすめします。これは、Microsoft 365 のコミュニケーションおよびコラボレーションのエクスペリエンスに関する発表、ガイダンス、ヒントを常に把握するために最適な場所です。

また、詳細については次のリソースもご覧ください。

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Microsoft 365 で製造におけるスキルのギャップを埋める http://approjects.co.za/?big=ja-jp/microsoft-365/blog/2019/03/28/closing-skills-gap-manufacturing-microsoft-365/ Thu, 28 Mar 2019 10:00:16 +0000 製造業は、インダストリー 4.0 として知られる新しいデジタル産業テクノロジの高まりによって、変わりつつあります。新しいテクノロジは、生産のあらゆる段階を変え、生産性を向上させ、運用を最適化し、新たな成長分野を導き出します。製造業者が、このようなテクノロジが引き出す価値を活用するには、従業員が適正なスキルと適正なツールを持っている必要があります。 これは、組織の現場に特に当てはまることです。製造業における、現場の最前線で働く従業員とは、製品や材料を納入し、製品の品質を高め、大切な設備を動かし続ける従業員たちのことです。製造業者がデジタル トランスフォーメーションを推進できるように、Microsoft は 現場の最前線で働く従業員が Microsoft 365 を使ってより効率的に学び、コミュニケーションを行い、共同作業を行うための新しい方法を実現します。 現場のスキルと能力を向上させる インダストリー 4.0 の高まりに伴い、製造業者は、役割、スキル、ツールについて再考し、組織内の仕事を変えていく必要に迫られています。つまり、デジタル スキルやソフト スキルをもたらし、作業者たちが最新ツールを活用できるようにし、イマーシブな操作性でテクノロジの境界を感じにくくする、ということです。デジタル化が進み、より複雑さを増す状況の中、従業員に必要なスキルは急速に進化し、ついていくのがますます難しくなっています。 Microsoft 365 は、現場の最前線で働く従業員の学習、コミュニケーション、共同作業を可能にする、次のようなソリューションを提供します。 Microsoft Teams と SharePoint Online を使うことで、製造業者はトレーニングを安全に一元管理し、オンボーディングやトレーニングの資料を簡単に配布し、組織のあらゆるレベルをつないで成功事例を発見し、共有することができます。 Microsoft Stream を使うことで、組織は動的かつロール ベースのコンテンツやビデオを提供し、トレーニング プログラムへの参加率や維持率を高め、ピアツーピアの情報共有をサポートすることができます。 作業者がデジタル化された製造環境で作業できるように、Teams は、技術部門から製造現場までが、コミュニケーション、共同作業、製造の調整を行うことができる、チームワーク用の 1 つのハブを提供します。 今年の初めに、Microsoft は、緊急メッセージ、位置情報の共有、画像注釈など、組織がより安全で、より効率的なワークプレイスを作り上げるのに役立つ新しい機能を発表しました。たとえばこれらの機能は、こぼれてしまった危険物を作業者が確認、連絡し、その位置を共有して、作業の中断を減らす際に役立ちます。 さらに、Microsoft Teams は拡張可能であり、企業は Microsoft Flow や PowerApps を使用してビジネス プロセスを一変させることができます。これらのサービスは、品質保証、データ キャプチャ、在庫管理における文書化など、日々の活動のデジタル化を促進することで、コストや無駄な稼働時間を削減して、現場の最前線で働く従業員がさらに価値ある活動に集中できるようにします。 インダストリー 4.0 は製造業界の形を変えつつありますが、作業者の学習、コミュニケーション、共同作業を支援する新しい方法の発見が最も重要であることに変わりはありません。Microsoft は、ハードウェア設計のブレイクスルー、人工知能 (AI) エクスペリエンス、HoloLens 2 を使用した複合現実、Dynamics 365

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製造業は、インダストリー 4.0 として知られる新しいデジタル産業テクノロジの高まりによって、変わりつつあります。新しいテクノロジは、生産のあらゆる段階を変え、生産性を向上させ、運用を最適化し、新たな成長分野を導き出します。製造業者が、このようなテクノロジが引き出す価値を活用するには、従業員が適正なスキルと適正なツールを持っている必要があります。

これは、組織の現場に特に当てはまることです。製造業における、現場の最前線で働く従業員とは、製品や材料を納入し、製品の品質を高め、大切な設備を動かし続ける従業員たちのことです。製造業者がデジタル トランスフォーメーションを推進できるように、Microsoft は 現場の最前線で働く従業員が Microsoft 365 を使ってより効率的に学び、コミュニケーションを行い、共同作業を行うための新しい方法を実現します。

現場のスキルと能力を向上させる

インダストリー 4.0 の高まりに伴い、製造業者は、役割、スキル、ツールについて再考し、組織内の仕事を変えていく必要に迫られています。つまり、デジタル スキルやソフト スキルをもたらし、作業者たちが最新ツールを活用できるようにし、イマーシブな操作性でテクノロジの境界を感じにくくする、ということです。デジタル化が進み、より複雑さを増す状況の中、従業員に必要なスキルは急速に進化し、ついていくのがますます難しくなっています。

Microsoft 365 は、現場の最前線で働く従業員の学習、コミュニケーション、共同作業を可能にする、次のようなソリューションを提供します。

  • Microsoft TeamsSharePoint Online を使うことで、製造業者はトレーニングを安全に一元管理し、オンボーディングやトレーニングの資料を簡単に配布し、組織のあらゆるレベルをつないで成功事例を発見し、共有することができます。

  • Microsoft Stream を使うことで、組織は動的かつロール ベースのコンテンツやビデオを提供し、トレーニング プログラムへの参加率や維持率を高め、ピアツーピアの情報共有をサポートすることができます。

作業者がデジタル化された製造環境で作業できるように、Teams は、技術部門から製造現場までが、コミュニケーション、共同作業、製造の調整を行うことができる、チームワーク用の 1 つのハブを提供します。

  • 今年の初めに、Microsoft は、緊急メッセージ、位置情報の共有、画像注釈など、組織がより安全で、より効率的なワークプレイスを作り上げるのに役立つ新しい機能を発表しました。たとえばこれらの機能は、こぼれてしまった危険物を作業者が確認、連絡し、その位置を共有して、作業の中断を減らす際に役立ちます。

Teams の緊急メッセージ、位置情報の共有、および画像注釈を表示している 3 つのスマートフォンの画像。

  • さらに、Microsoft Teams は拡張可能であり、企業は Microsoft FlowPowerApps を使用してビジネス プロセスを一変させることができます。これらのサービスは、品質保証、データ キャプチャ、在庫管理における文書化など、日々の活動のデジタル化を促進することで、コストや無駄な稼働時間を削減して、現場の最前線で働く従業員がさらに価値ある活動に集中できるようにします。

インダストリー 4.0 は製造業界の形を変えつつありますが、作業者の学習、コミュニケーション、共同作業を支援する新しい方法の発見が最も重要であることに変わりはありません。Microsoft は、ハードウェア設計のブレイクスルー、人工知能 (AI) エクスペリエンス、HoloLens 2 を使用した複合現実、Dynamics 365 や産業パートナーとの法人向けソリューションを通して、これらの課題に取り組んでいます。

  • Dynamics 365 Remote Assist を使用すると、技術者は Microsoft Teams で離れた場所にいるエキスパートを呼び、複合現実注釈を使ったり、図や概略図を共有したりして修理内容を確認することで、問題解決までの時間を短縮できます。また、Dynamics 365 Guides を使えば、必要なツールや、それを実際の作業でどのように使うかを示すステップバイステップの手順を通して、従業員は新しいスキルを学習することができます。

お客様の成功を支援する

主要な製造業者は、あらゆるレベルの従業員が仕事への備えや能力を身に着けて仕事を遂行できるよう、Microsoft 365 を選択しています。

生産性向上や情報の流れを加速するために、Cummins は、それまで使っていた生産性向上および共同作業ツールから Microsoft 365 に変更して、スキルのギャップを減らし、新しいワーク カルチャーを根付かせるための最新の知識管理と共同作業フレームワークを導入しました。

私たちの、最新かつ技術主導型のワークプレイスは、イノベーションに必要なツールを従業員に提供しています。これによって、新しいエネルギー製品やテクノロジ ソリューションを市場に送り出すことができるのです。これは、最高の人材を引き寄せるための重要な戦略でもあります。」
—Sherry Aaholm 氏 (VP and CIO for Cummins)

Goodyear は、Microsoft 365 の統合され、適応性のあるツールを使用して、イノベーションを加速し、社内で新しい機能が使えるようにしています。たとえば、Goodyear は、生産性を高め、適正な製品を適正な場所に適正なタイミングに提供するための効率性を生み出す Teams のようなツールを通して従業員をつなげています。

「共同作業の強化は、タイヤ事業においても、タイヤを超えた事業においても、私たちが決断をしたり、イノベーションを進めたりする際に非常に重要です。世代や文化を超えた世界中の従業員たちは、これまで以上に速く、簡単に、考え方やアイデアを共有しています。」
—Sherry Neubert 氏 (CIO for The Goodyear Tire & Rubber Company)

まだ始まったばかりですが、製造業者の皆様の変化を支援できることは大変光栄です。

Hannover Messe のお知らせと詳細

来週、Microsoft チームのメンバーが、年に 1 度の製造業界カンファレンス Hannover Messe に参加します。Microsoft スタンド C40 で、Microsoft がどのようにインテリジェントな製造を実現しているかをぜひご覧ください。

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Microsoft 365 フリーランス ツールキットのご紹介 — フリーランス労働者の大規模な活用のためのソリューション http://approjects.co.za/?big=ja-jp/microsoft-365/blog/2018/12/06/introducing-microsoft-365-freelance-toolkit-a-solution-to-launch-and-scale-your-freelance-workforce/ Thu, 06 Dec 2018 17:00:02 +0000 ギグ エコノミー (正規雇用ではなく、短期契約で仕事を請け負う独立労働者で構成される労働市場) への参入増加に伴い、大企業はプロジェクトを支えるメンバーとしてのフリーランサー活用を試行し始めています。「Future Workforce Report」によると、エンタープライズ組織の雇用マネージャーの 47% はフリーランサーを利用した経験があり (前年の 44% より増加)、雇用マネージャーの 10 人中約 9 人は人材派遣会社を介した臨時労働者よりもフリーランサーに仕事を依頼したいと話しています。大企業における従来型の短期雇用ソリューションをデジタルの力で変革あるいは補完するために、Microsoft は Microsoft 365 フリーランス ツールキットを発表します。このツールキットに含まれるツール、テンプレート、成功事例はどれも、大規模なフリーランス プログラムの開始、実施、管理に役立つよう選ばれたものです。 ギグ エコノミーにはフリーランサー、コンサルタント、請負型労働者、個人事業主などが含まれ、拡大の一途をたどっています。Staffing Industry Analysts によると、2015 年に “ギグ” つまり短期/単発の仕事に支払われた金額の合計は 7,920 億ドルに達しています。専門家は、今後 10 年の間にますます多くの米国の労働者がギグ エコノミーに参加すると予想しています。さらに、Field Nation によると、独立労働者の 86% はフリーランスになることを自分で選んでいます。 このことは、大企業にも大きく関係します。 きわめて競争が激しく、技術と顧客のニーズが急速に変化する環境で成功を収めるには、外部の人材を活用するという新しいビジネス モデルに機敏に適応する必要があります。オンデマンド方式でフリーランス人材をメンバーに追加するというやり方は、スピードと効率の点で目に見える効果をあげていますが、既存のポリシーとプロセスの変革への道筋はまだほとんど確立されていません。 このツールキットのローンチ パートナーである Upwork は、最大規模のオンライン グローバル マーケットプレースの一つであり、180 を超える国から 375,000 人を超えるフリーランサーが登録しています。今回の提携の中心である Upwork Enterprise は、コンプライアンスとフリーランス人材調達をエンドツーエンドでカバーするソリューションです。 Microsoft 365 フリーランス

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ギグ エコノミー (正規雇用ではなく、短期契約で仕事を請け負う独立労働者で構成される労働市場) への参入増加に伴い、大企業はプロジェクトを支えるメンバーとしてのフリーランサー活用を試行し始めています。「Future Workforce Report」によると、エンタープライズ組織の雇用マネージャーの 47% はフリーランサーを利用した経験があり (前年の 44% より増加)、雇用マネージャーの 10 人中約 9 人は人材派遣会社を介した臨時労働者よりもフリーランサーに仕事を依頼したいと話しています。大企業における従来型の短期雇用ソリューションをデジタルの力で変革あるいは補完するために、Microsoft は Microsoft 365 フリーランス ツールキットを発表します。このツールキットに含まれるツール、テンプレート、成功事例はどれも、大規模なフリーランス プログラムの開始、実施、管理に役立つよう選ばれたものです。

ギグ エコノミーにはフリーランサー、コンサルタント、請負型労働者、個人事業主などが含まれ、拡大の一途をたどっています。Staffing Industry Analysts によると、2015 年に “ギグ” つまり短期/単発の仕事に支払われた金額の合計は 7,920 億ドルに達しています。専門家は、今後 10 年の間にますます多くの米国の労働者がギグ エコノミーに参加すると予想しています。さらに、Field Nation によると、独立労働者の 86% はフリーランスになることを自分で選んでいます。

このことは、大企業にも大きく関係します。 きわめて競争が激しく、技術と顧客のニーズが急速に変化する環境で成功を収めるには、外部の人材を活用するという新しいビジネス モデルに機敏に適応する必要があります。オンデマンド方式でフリーランス人材をメンバーに追加するというやり方は、スピードと効率の点で目に見える効果をあげていますが、既存のポリシーとプロセスの変革への道筋はまだほとんど確立されていません。

このツールキットのローンチ パートナーである Upwork は、最大規模のオンライン グローバル マーケットプレースの一つであり、180 を超える国から 375,000 人を超えるフリーランサーが登録しています。今回の提携の中心である Upwork Enterprise は、コンプライアンスとフリーランス人材調達をエンドツーエンドでカバーするソリューションです。

Microsoft 365 フリーランス ツールキットは、大企業がフリーランス プログラムを展開するときに摩擦が起きやすい点の解決を目的としています。具体的には、社内での伝達と認識、チーム全体でのコラボレーション、データ分析、ワークフローの自動化です。

社内での伝達と認識

大企業がフリーランス プログラムを始めるときに直面する大きな課題の一つが、社内の利害関係者や受け入れ側の認識を高めて教育することです。従業員がこのプログラムのしくみを知り、必要なトレーニングを受け、フリーランサーと仕事をするときの成功事例を学ぶことができる場所が必要です。

Microsoft 365 フリーランス ツールキットには、このことを解決するために SharePoint のコミュニケーション サイト テンプレートが含まれています。この「ここに来れば何でもある場所」にプログラムの詳細情報をすべて集めておくと、フリーランスの受け入れとオンボーディングの時間短縮に役立ちます。具体的には、次のような情報です。

  • プログラム関連のドキュメントとプレゼンテーションのリポジトリ。
  • どのような種類のプロジェクトの仕事にフリーランサーを活用できるかを従業員に示す事例。
  • 大企業の従業員からよく寄せられる質問を集めた FAQ。
  • SharePoint のエキスパートとして登録したフリーランサーと連絡を取るのに役立つ業務依頼テンプレート。

詳細については、SharePoint コミュニケーション サイトのインフォグラフィックをご覧ください。

チーム全体でのコラボレーション

大企業のフリーランス プロジェクトではその性質上、チーム メンバーが複数のファイルで共同作業することが必要になり、他にも多岐にわたるタスクの管理や、複数のタイムゾーンにまたがるコミュニケーションも必要です。機能横断型で複数の地域に分散するチーム メンバーが常に同じ方向を向いて進めるように、Microsoft 365 フリーランス ツールキットには Microsoft Teams の使い方のガイダンスも含まれています。Microsoft Teams はチームワークのための強力なハブとして、チャット、会議、通話、ファイル、アプリを 1 つの共有ワークスペースに集めることができます。

フリーランスとのコミュニケーションや共同作業のニーズの管理には、Teams の次のような機能が役立ちます。

  • コミュニケーション: パブリックまたはプライベートのチームでメンバーが議論に参加します。
  • タスク管理: 1 つの場所で進行状況を把握して各チーム メンバーのワークフローを並行管理できるように、Microsoft Planner などのプロジェクト管理ツールと統合されています。
  • ファイル ストレージ: 共有ファイルを 1 つの場所にまとめて保管します。そのファイルをインテリジェントな検索で取り出すことができます。
  • 外部ゲストのアクセス: 外部ユーザーが世界のどこからでもフリーランス プロジェクトのあらゆる面で共同作業できるように、Teams の無料版が用意されています。
  • セキュリティ: 外部ゲストはそのプロジェクトに関係するチームだけにアクセスするので、情報を安全に保つことができます。すべてのものへのアクセスを許可する必要はありません。

詳細については、Teams のインフォグラフィックをご覧ください。

データ分析

大企業がフリーランス プログラムの規模を拡大するときの大きな課題の一つが、パフォーマンス KPI の捕捉、追跡、伝達です。Microsoft 365 フリーランス ツールキットでは、Microsoft Power BI が活用されています。このビジネス分析サービスは、リアルタイム データを複数のソースから収集し、シンプルな処理でデータを準備し、カスタマイズされたわかりやすいレポートとダッシュボードを生成します。

Power BI は、大企業のプログラム マネージャーが次のことを行うのに役立ちます。

  • データに基づいて意思決定を行う。
  • フリーランス プログラムの成果を、従来の人材派遣によるソリューションと比較する。
  • 組織内で現在フリーランス人材を活用しているチームを分野別に特定し、社内での今後の活用機会創出に役立てる。

Power BI の中核機能をフリーランス環境に合わせて補強するために、フリーランス ツールキットには次のものが含まれています。

  • Power BI テンプレート (視覚化のサンプル付き)。
  • さまざまなソースからのデータをダッシュボードに取り込むための Power BI コネクタ。
  • Power BI の人材プールに登録したフリーランサーと連絡を取るのに役立つ業務依頼テンプレート。

詳細については、Power BI のインフォグラフィックをご覧ください。

ワークフローの自動化

大企業のフリーランス プログラムでは、プロビジョニング、コンプライアンス、モニタリングが必要ですが、従業員がこれらをスムーズにできることも求められます。繰り返し型のタスクを手作業で行う必要をなくすために、Microsoft 365 フリーランス ツールキットは Microsoft Flow を使用してアプリやサービスを結ぶワークフローを自動化し、通知の送信、ファイルの同期、データの収集を行います。

たとえば、ビジネス上の意思決定に関する次のようなシナリオの自動化に Microsoft Flow が役立ちます。

  • 従業員のトレーニングとコンプライアンス。 フリーランス プログラムのパイロットへの参加を申し込む従業員は、プログラムの SharePoint コミュニケーション サイトにアクセスしてビデオによるコンプライアンス研修を受けます。このビデオの配信には Microsoft Stream を使用します。
  • 社内コミュニティへのサインアップ。 ビデオによるコンプライアンス研修を修了した従業員を、自動的に社内の Teams チャネルに追加します。このチャネルで、プログラムに参加した従業員どうしが共同作業し、経験を共有することができます。
  • Upwork アカウントの作成。 従業員が Teams チャネルに追加されると、その従業員のアカウント情報 (氏名とメール アドレスなど) が Upwork に送信されて Upwork のプラットフォーム上にアカウントが作成されます。これで、Upwork に求人情報を掲載できるようになります。

Microsoft Flow の中核機能に加えて、フリーランス ツールキットでは次のものも用意されています。

  • Microsoft Flow をどのように大企業のフリーランス プログラムの中で利用できるかを示すケース スタディ。
  • Microsoft Flow の人材プールに登録したフリーランサーと連絡を取るのに役立つ業務依頼テンプレート。

詳細については、Microsoft Flow のインフォグラフィックをご覧ください。

Microsoft の経験と学んだこと

多くのお客様と同じように、Microsoft 自身もフリーランスへの業務委託をエンタープライズ環境にいかに取り入れていくかを模索中です。この 1 年間に、2,000 件を超えるプロジェクトでフリーランスが執筆、調査、ビデオ編集、翻訳、デザイン、データ サイエンスに活躍し、これにかかわった社内チームの数は 25、従業員は数百人に上ります。

しかし、ここに到達するまでの道のりは平坦ではありませんでした。社内で自らを変革しなければならず、エンタープライズ フリーランス プログラムの複雑さを支えることのできるインフラストラクチャ作りも必要でした。このことが、Microsoft 365 フリーランス ツールキットの開発につながりました。このツールキットは Microsoft の大企業向け生産性ツールを土台として、エンタープライズ フリーランス プロジェクト特有のニーズに合わせて選んだツール、テンプレート、成功事例を組み合わせたものです。この取り組みは成功し、これまでに時間とコストを大幅に削減することができました。

始めましょう

Microsoft 365 フリーランス ツールキットは Office 365 Enterprise または Microsoft 365 Enterprise のサブスクリプションに含まれており、追加料金なしで利用できます。詳細については、Microsoft 365 フリーランス ツールキットMicrosoft 365 Enterprise サブスクリプションの説明をご覧ください。

ご注意ください:  データの取り扱いやコンプライアンスなどに関する要件は会社ごとに異なります。自社固有の要件を評価し、特定したうえで、既存の Microsoft 365 への投資を活用し、適切かどうかを判断してください。

フリーランス ツールキットに関する Upwork との提携の経緯については、こちらをご覧ください。

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frontline worker 向けの Office 365 Enterprise K1 の新機能 http://approjects.co.za/?big=ja-jp/microsoft-365/blog/2017/04/03/new-value-in-office-365-enterprise-k1-for-frontline-workers/ Mon, 03 Apr 2017 16:00:12 +0000 今回は、Office 365 Enterprise K1 プランの変更点をご紹介します。Office 365 Enterprise K1 プランは、frontline worker が、スケジュールやタスクの管理、コミュニケーションやコミュニティ、トレーニングや新人研修、ID やアクセスの管理などを行うツールを使って、効率的な仕事ができるよう設計されています。 製造、小売、医療、ホスピタリティなど、世界の主要産業の心臓部を担うのが frontline worker です。カウンターでの接客、電話応対、生産ラインでの作業、製品の組み立てなどの日常業務を担当している人々は、お客様にとっては企業の顔です。デジタル トランスフォーメーションに投資する企業が増加する中で、このような現場にこそ最先端の生産性ツールを提供すべきであるとの認識が高まっています。 そこで、Microsoft は Office 365 Enterprise K1 プランを拡張し、以下の製品を追加しました。 Microsoft StaffHub: シフト管理、情報の共有、業務に関連する他のアプリやリソースへの接続など、1 日の業務の管理をサポートします。StaffHub は今年初めに K1 プランに追加されました。 OneDrive for Business の 2 GB のクラウド ストレージ: 場所やデバイスを問わず保存、管理、アクセスできる安全な環境を提供します。 Skype for Business のプレゼンスとインスタント メッセージング: リアルタイムでコミュニケーションを取ったり、Skype 会議ブロードキャスト セッションに参加したりすることができます。 Microsoft Teams: チームワークを実現するためのハブの役割を果たし、従業員を、ツール、コンテンツにつなげ、効率的な仕事ができるようにします。 Office 365 Video: 動画コンテンツを検索、閲覧するための、会社全体で使用できる安全な場所を提供します。

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今回は、Office 365 Enterprise K1 プランの変更点をご紹介します。Office 365 Enterprise K1 プランは、frontline worker が、スケジュールやタスクの管理、コミュニケーションやコミュニティ、トレーニングや新人研修、ID やアクセスの管理などを行うツールを使って、効率的な仕事ができるよう設計されています。

製造、小売、医療、ホスピタリティなど、世界の主要産業の心臓部を担うのが frontline worker です。カウンターでの接客、電話応対、生産ラインでの作業、製品の組み立てなどの日常業務を担当している人々は、お客様にとっては企業の顔です。デジタル トランスフォーメーションに投資する企業が増加する中で、このような現場にこそ最先端の生産性ツールを提供すべきであるとの認識が高まっています。

そこで、Microsoft は Office 365 Enterprise K1 プランを拡張し、以下の製品を追加しました。

  • Microsoft StaffHub: シフト管理、情報の共有、業務に関連する他のアプリやリソースへの接続など、1 日の業務の管理をサポートします。StaffHub は今年初めに K1 プランに追加されました。
  • OneDrive for Business の 2 GB のクラウド ストレージ: 場所やデバイスを問わず保存、管理、アクセスできる安全な環境を提供します。
  • Skype for Business のプレゼンスとインスタント メッセージング: リアルタイムでコミュニケーションを取ったり、Skype 会議ブロードキャスト セッションに参加したりすることができます。
  • Microsoft Teams: チームワークを実現するためのハブの役割を果たし、従業員を、ツール、コンテンツにつなげ、効率的な仕事ができるようにします。
  • Office 365 Video: 動画コンテンツを検索、閲覧するための、会社全体で使用できる安全な場所を提供します。
  • Microsoft PowerApps と Microsoft Flow: 繰り返し発生するタスクやワークフローの自動化を容易にします。

今回追加される製品は、Office 365 Enterprise K1 プランで既に提供されている主要な価値を強化するもので、frontline worker にとって重要なシナリオを提供しています。たとえば、シフトの確認や交代動画でのトレーニングや新人研修の活用、企業全体でのベスト プラクティスの共有リアルタイムの全社的なタウンホール ミーティングへの参加などを実現できます。Office 365 Enterprise K1 プランには、企業が求めるツールが用意されています。企業は、このツールを使って、従業員のアクセスとデジタル ID を管理して、今日の複雑で常に変化するセキュリティやコンプライアンス要件に対応できます。

タウンホール ミーティングをブロードキャストすると、離れた場所にいる従業員が参加できます。

AccorHotels をはじめとするお客様が、既に Office 365 と Microsoft StaffHub を利用して業務の変革を始めているという声を聞き、大変嬉しく思っています。

ここで紹介した新機能は、後数週間のうちにご利用いただけるようになります。詳細については、Office 365 Enterprise K1 プランのページをご覧ください。また、以下の Microsoft Mechanics の動画もご覧ください。

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SharePoint の未来 http://approjects.co.za/?big=ja-jp/microsoft-365/blog/2016/05/04/the-future-of-sharepoint/ Wed, 04 May 2016 16:30:26 +0000 今回は、OneDrive および SharePoint チーム担当副社長 Jeff Teper の記事をご紹介します。 このたび、サンフランシスコで開催されたイベント “SharePoint の未来” では、今年度始めに、新しいクラウド ファースト、モバイル ファーストのビジョンと SharePoint のロードマップに加えて、従業員、チーム、企業のお客様が場所やデバイスを問わずにコンテンツのインテリジェントな検出、共有、共同作業を行えるようにする最新の機能が発表されました。また、SharePoint Server 2016 の一般提供開始も発表されました。SharePoint Server 2016 の新しいハイブリッド機能により、オンプレミス環境のお客様が、Office 365 で提供されているイノベーションを活用できるようになります。 SharePoint は 10 年以上にわたり、Booz Allen Hamilton、Coles、Marks & Spencer をはじめとする Microsoft のお客様から、チーム作業の効率化、ビジネス プロセスの自動化、ビジネス アプリケーションの開発、全社イントラネットの構築に利用されてきました。Office 365 の主要製品である SharePoint は、日常的に使用される他のアプリケーションとシームレスに連携するコンテンツ管理およびコラボレーション機能を提供し、ドキュメントの作成や共同編集、チームでのミーティングや共同作業、ブレーンストーミング、分析、意思決定を支援しています。また、セキュリティ、プライバシー、コンプライアンスのためのガバナンス管理のほか、Office 365 グループ、Office Graph などの、Office 365 のスイート全体で提供される強力な機能とも統合されています。 現在、SharePoint は 200,000 社以上の企業のお客様にご利用いただいており、50,000 社以上のパートナー様と 100 万人の開発者から成る大規模なコミュニティにより、100 億ドル規模の SharePoint

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今回は、OneDrive および SharePoint チーム担当副社長 Jeff Teper の記事をご紹介します。

このたび、サンフランシスコで開催されたイベント “SharePoint の未来” では、今年度始めに、新しいクラウド ファースト、モバイル ファーストのビジョンと SharePoint のロードマップに加えて、従業員、チーム、企業のお客様が場所やデバイスを問わずにコンテンツのインテリジェントな検出、共有、共同作業を行えるようにする最新の機能が発表されました。また、SharePoint Server 2016 の一般提供開始も発表されました。SharePoint Server 2016 の新しいハイブリッド機能により、オンプレミス環境のお客様が、Office 365 で提供されているイノベーションを活用できるようになります。

SharePoint は 10 年以上にわたり、Booz Allen HamiltonColesMarks & Spencer をはじめとする Microsoft のお客様から、チーム作業の効率化、ビジネス プロセスの自動化、ビジネス アプリケーションの開発、全社イントラネットの構築に利用されてきました。Office 365 の主要製品である SharePoint は、日常的に使用される他のアプリケーションとシームレスに連携するコンテンツ管理およびコラボレーション機能を提供し、ドキュメントの作成や共同編集、チームでのミーティングや共同作業、ブレーンストーミング、分析、意思決定を支援しています。また、セキュリティ、プライバシー、コンプライアンスのためのガバナンス管理のほか、Office 365 グループ、Office Graph などの、Office 365 のスイート全体で提供される強力な機能とも統合されています。

現在、SharePoint は 200,000 社以上の企業のお客様にご利用いただいており、50,000 社以上のパートナー様と 100 万人の開発者から成る大規模なコミュニティにより、100 億ドル規模の SharePoint 関連ソリューション エコシステムが形成されています。

しかし、それだけではありません。Microsoft は “すべての人とすべての組織がより多くのことを達成できるように支援する” という使命を果たすべく取り組んでいます。以下の動画では、CEO の Satya Nadella が生産性に革新をもたらすという目標での、SharePoint の重要性を説明しています。

“私たちは、生産性ソリューションでのコラボレーション、インテリジェンス、モビリティ、信頼性を強化することで、SharePoint、OneDrive、そして Office 365 サービス全体を進化させ続けています。”
– Satya Nadella

ここでは、クラウドの SharePoint Online とオンプレミスの SharePoint Server について、以下の 4 つの分野のイノベーションに関するビジョン、現在の進捗状況、今後のロードマップをご紹介します。

  • デバイスを問わないシンプルかつ効果的なファイル共有とコラボレーション。
  • モバイル性に優れたインテリジェントなイントラネット。デスクトップとモバイル デバイスの両方で最新のチーム サイト、発行機能、ビジネス アプリケーションを利用できます。
  • SharePoint の拡張性を進化させ、最新の Web 開発を可能にする、接続されたオープン プラットフォーム。
  • Office 365 全体のセキュリティ、プライバシー、コンプライアンス強化への取り組み。

デバイスを問わないシンプルかつ効果的なファイル共有とコラボレーション

今回発表された、Office 365 のすべてのファイルに対する一元的なアクセスとインテリジェントな検出を可能にするというビジョンにより、ドキュメントの作成、共有、共同作業、管理がこれまで以上に容易になり、場所やデバイスに関係なく行うことができます。星 4 つ以上の評価を獲得しているモバイル アプリを使っていても、直観的なブラウザーを使っていても、必要なファイルがユーザーに自動的に提示されるのです。ユーザーが自分でファイルを検索する必要はありません。また、外出先でファイルが必要になった場合には、Windows PC や Mac と、モバイル デバイスのオフライン ファイルの間で、強固な選択的同期機能を利用できます。

Office アプリケーションでは、作業中に充実したファイル共有およびコラボレーション機能を簡単に利用できます。ドキュメントのリアルタイムの共同編集、ドキュメントのバージョン比較、メタデータの更新、同僚との共有などの操作はアプリケーションから直接実行できます。

作成したドキュメントを共有するのも、メールを送信するくらい簡単で、受信者にはアクセス許可が自動的に付与されます。すべてのユーザーが共有ファイルで作業することにより、複数のバージョンが混在する状態を回避し、常に “1 つのファイルのみを正” とすることができます。 企業向け仕様のコンテンツ管理、ドキュメントやレコード管理機能もすぐに利用できます。ご自身のファイル、共有ファイル、チームで共同編集しているファイル、企業全体の資産であるファイルのいずれに対しても、Microsoft はパワフルでシンプルな機能を提供します。

今四半期中にロールアウトされる機能は以下のとおりです。

  • OneDrive モバイル アプリから SharePoint Online ドキュメント ライブラリおよび Office 365 グループ ファイルへのアクセス。
  • OneDrive および SharePoint からのドキュメントのインテリジェントな検出。
  • OneDrive Web 環境での OneDrive から SharePoint へのファイルのコピー。
  • OneDrive ユニバーサル Windows プラットフォーム (UWP) アプリケーション。

また、2016 年中のロールアウトを予定している機能は以下のとおりです。

  • ドキュメントの使用状況、使用範囲、影響を把握するための、OneDrive でのドキュメント分析の表示。
  • 新しい OneDrive 同期クライアントとの SharePoint Online ドキュメント ライブラリの同期。
  • 新しい OneDrive 同期クライアントとの共有フォルダーの同期。
  • オンプレミスのファーム内の SharePoint Online ドキュメント ライブラリへのモバイル アクセス。
  • Web 環境での OneDrive と SharePoint 間のファイルの移動とコピー。

モバイル性に優れたインテリジェントなイントラネット

イントラネットは多くの企業の中枢を担っています。チームが共同作業を行うために必要なリソースを提供する、コンテンツ中心型の共同作業用スペースの役割を果たし、チーム内や企業全体でのニュースや情報の入手と投稿を可能にします。また、ナレッジを管理し、ナビゲーションや検索を通じてユーザーとコンテンツを結び付け、ビジネス プロセスをサポートおよび自動化するアプリケーションをホストします。

SharePoint では今後ますます、外出先からイントラネットへのアクセスが容易かつインテリジェントになると共に、よりパーソナライズされたエクスペリエンスが、あらゆるサイトのアクティビティ、一緒に仕事をしているユーザー、作業しているコンテンツ、作成したビジネス プロセスに基づいて提供されます。

SharePoint モバイル アプリ – イントラネットが持ち運び可能に

今回、Windows、iOS、Android 向けの SharePoint モバイル アプリが発表されました。これにより、場所を問わずモバイル デバイスからイントラネットに接続し、企業のニュースや発表、ユーザー、サイト、コンテンツ、アプリに完全にアクセスできるようになります。また、このモバイル アプリには、オンプレミスの SharePoint サイトも表示されます。

SharePoint モバイル アプリの詳細や実際の動作については、以下の動画をご覧ください。

SharePoint ホーム

今月、Office 365 の新しい SharePoint ホーム ページがロールアウトされます。この SharePoint ホームでは、オンラインとオンプレミスのすべてのサイトに一元的にアクセスでき、イントラネット内をシームレスに移動できるほか、すべてのサイトのアクティビティの最新情報をひとめで確認できます。

最新のチーム サイト

チーム サイトはこれまで常に、SharePoint でのコラボレーションの中心的役割を担ってきました。チームを、ご自身が使っているコンテンツ、情報、アプリと結び付け、チーム内や企業全体での共有やコミュニケーションを実現します。

現在 Microsoft は、SharePoint のチーム サイトと Office 365 グループの機能の統合を進めています。これにより、すべてのグループにチーム サイトが提供され、チーム サイトでは Office 365 サービス全体にわたるメンバーシップを容易に管理できるようになります。チームを編成したりプロジェクトを開始したりする場合、SharePoint ホームからチーム サイトを作成し、それに関連する Office 365 グループをわずか数秒でプロビジョニングできます。この Office 365 グループには、情報分類機能やコンプライアンス機能が統合されます。

最新のチーム サイトには、Office Graph のインテリジェンスによってパーソナライズされた魅力的なホーム ページが備えられます。刷新されたライブラリやリストでは、高度なビジネス プロセスをサポートする豊富なメタデータ、コンテンツ管理、機能が用意されているほか、直観的なユーザー エクスペリエンスによって瞬時に生産性を高めることができます。また、新しいページ作成および発行エクスペリエンスにより、豊富な機能を備えた美しいページを作成できます。こうしたページは応答性とモバイル性が高く、チームや企業で簡単に共有できます。

これらの新しいエクスペリエンスは、あらゆるデバイス、ブラウザー、SharePoint モバイル アプリ、OneDrive アプリで見栄えよく表示されます。

Microsoft Flow および PowerApps の統合

SharePoint リストは、構造化データに対するアクセス、共有、共同編集を可能にするものです。この SharePoint リストには、お客様がビジネス プロセスをサポートするために、他のシステムのデータを定期的に追加しています。先週発表された新しいサービス、Microsoft Flow は、ますます増えるビジネス ユーザー向けアプリや SaaS サービスから成るワークフローを自動化します。この Microsoft Flow には、SharePoint と、さまざまな Microsoft サービスやサード パーティのサービス間でデータを交換したり、そのデータを SharePoint に保存して変更したりできるコネクタが含まれます。この SharePoint と Microsoft Flow が緊密に統合されたことで、SharePoint リストから直接ワークフローを作成、起動できるようになっています。

さらに、PowerApps のパブリック プレビューも発表されました。PowerApps は、ビジネス アプリの接続、作成、チーム メンバーとの共有を、あらゆるデバイスからだれでも数分で行える、新しい法人向けサービスです。最新のチーム サイトには PowerApps も直接統合されているため、SharePoint のリストやライブラリをデータ ソースとして使用した、クロスプラットフォーム対応の PowerApps を作成できます。PowerApps と SharePoint の高度かつネイティブに統合され、リストやライブラリにより充実した新しいエクスペリエンスが実現します。

Microsoft Flow と PowerApps の詳細については、「人々に力を – Microsoft Flow の紹介と PowerApps のパブリック プレビューの発表」をご覧ください。 Microsoft Flow および PowerApps と SharePoint の統合の詳細については、「SharePoint と Flow」と「PowerApps と SharePoint」をそれぞれご覧ください。

モバイル性に優れたインテリジェントなイントラネットのロードマップ

今四半期中に提供開始が予定されている機能は以下のとおりです。

  • 最新のドキュメント ライブラリ エクスペリエンス (現在、初回リリース プログラムに参加されているお客様のテナントにロールアウト中)。
  • iOS 向けの SharePoint モバイル アプリ。
  • Office 365 の SharePoint ホーム。
  • 最新のリスト エクスペリエンス。
  • [サイト コンテンツ] ページに関するサイト アクティビティと分析情報。

また、2016 年中に提供開始が予定されている機能は以下のとおりです。

  • Windows および Android 向けの SharePoint モバイル アプリ。
  • SharePoint サイトと Office 365 グループの統合。
  • シンプルで迅速なサイト作成機能。
  • 最新のページ エクスペリエンス。
  • チームおよび企業のニュースや発表の掲載。
  • PowerApps および Microsoft Flow と SharePoint との統合。

最新のチーム サイトの詳細や、モバイル性に優れたインテリジェントなイントラネットを実現する方法については、「SharePoint: モバイル性に優れたインテリジェントなイントラネットの実現」をご覧ください。

SharePoint Framework – 接続されたオープン プラットフォーム

SharePoint の最大の財産の 1 つが充実したソリューション エコシステムです。モバイル ファースト、クラウド ファーストの世界で、進化する開発者ニーズに対応する機会があることはわかっています。

今回発表された SharePoint Framework では、ページやパーツのモデルによって、クライアント サイドでの開発の完全なサポート、Microsoft Graph との容易な統合、オープン ソース ツールのサポートが実現されます。

SharePoint Framework は SharePoint の拡張性の進化に向けた重要な一歩であり、オープン ソースの JavaScript テクノロジを活用した、新しいクライアント サイド レンダリング フレームワークを提供します。このクライアント サイド開発フレームワークにより、クラウドとオンプレミスの SharePoint で、最新の JavaScript および Web テンプレート フレームワークを使用できます。

Microsoft では既に SharePoint Framework を使用して、チーム サイトのホーム ページなど、今回発表されたエクスペリエンスの多くを作成しました。今後はお客様も同様に、強力で高度なアプリや SharePoint エクスペリエンスを構築し、Microsoft がネイティブの SharePoint エクスペリエンスを構築する際に使用したパターン、ベスト プラクティス、プロセスに従って、Office 365 全体でサービスを統合していただけます。SharePoint Framework を使用して構築されたページやエクスペリエンスは既定でモバイル性を備え、SharePoint モバイル アプリに統合されます。

SharePoint Framework では、開発者が現在使用しているツール、フレームワーク、オープン ソースのプロジェクトを利用できるほか、クラウドとオンプレミスの SharePoint 上に構築できるソリューションの範囲が拡大されます。

SharePoint Framework は、初回リリース プログラムに参加されている Office 365 のお客様を対象として今夏リリースされる予定です。このフレームワークを使用して構築された Web パーツは、最新のページやエクスペリエンスだけでなく、既存のページにも追加できます。

2016 年第 3 四半期に提供される機能は以下のとおりです。

  • Microsoft Graph のファイル API。
  • SharePoint Webhook (プレビュー)。
  • 既存のページ用のクライアント サイド Web パーツ (プレビュー)。

また、2016 年中に提供される機能は以下のとおりです。

  • Microsoft Graph のサイト API。
  • SharePoint Webhook (一般提供開始)。
  • SharePoint Framework のカスタム サイト。

セキュリティ、プライバシー、コンプライアンス

Microsoft は Office 365 を運用するうえで、セキュリティ、プライバシー、コンプライアンスの確保をお約束しています。SharePoint では、シンプルかつ強力な管理者向けコントロール、ポリシー、レポートにより、セキュリティ、プライバシー、コンプライアンスを確保しています。

しかし、セキュリティによって利便性が損なわれるようでは意味がありません。そこで、セキュリティとユーザーの生産性を最適なバランスを実現する IT コントロールを提供し、コンテンツの機密度に応じたセキュリティ レベルが確保します。

今回発表された SharePoint の動的な条件付きアクセス ポリシーでは、ユーザーの種類、使用しているアプリやデバイス、ネットワークの場所に基づいてアクセス許可がインテリジェントに定義されます。

コンテンツを検出したり、データ損失防止 (DLP) ポリシーによって保護したりするためのツールが、Office 365 と SharePoint Server 2016 の両方に用意されています。また、あらかじめ組み込まれている機密コンテンツの定義は 80 を超え、独自のカスタム ポリシーを追加することもできます。こうしたポリシーは 1 回設定するだけで、テナント全体およびオンプレミスのファームに適用されます。今年後半には、サイト内のすべてのコンテンツに適切なポリシーが適用されるように、SharePoint サイトを分類する機能も提供される予定です。

監査やコンプライアンス上の目的でセキュリティやプライバシーに関する情報を把握する必要がある場合には、詳細なレポートや監査機能を使用できます。今年初めに発表された Advanced eDiscovery では、機械学習、プレディクティブ コーディング、テキスト分析などの機能を統合することで、大量のデータの精査に伴うコストと手間を削減します。また今年後半には、オンプレミスとクラウドの使用状況およびコンプライアンス データを Office 365 Reporting Center で集計するサービス、SharePoint Insights をリリースし、企業全体のデータを一元的に確認できるようにします。

お客様のデータを保護し、プライバシーを確保するための取り組みは今後も継続していきます。今年中には、SharePoint に保存されたデータを暗号化する、お客様独自のキーを利用、管理できるようになる予定です。

まとめると、現在サポートされている機能は以下のとおりです。

  • カスタマー ロックボックス。
  • DLP、モバイル デバイス管理 (MDM)、モバイル アプリケーション管理 (MAM)。
  • 外部共有用のドメインのホワイトリストおよびブラックリスト。

今四半期にリリースされる機能は以下のとおりです。

  • 動的な条件付きアクセス ポリシー。

また、2016 年中に提供開始が予定されている機能は以下のとおりです。

  • ドイツとカナダの新しいデータセンター。
  • お客様独自の暗号化キーの利用。
  • 詳細なアクセス制御。
  • SharePoint サイトの分類。
  • ハイブリッドの SharePoint Insights (プレビュー)。

上記の発表の詳細については、以下の動画をご覧ください。

Office 365 の堅牢なセキュリティ、プライバシー、コンプライアンス ファブリックの詳細については、Office 365 セキュリティ センターをご覧ください。

お客様とイノベーションをつなぐ

Microsoft が掲げる “世界中のすべての個人とすべての組織が、より多くのことを達成できるように支援する” という企業使命は、Microsoft の製品だけでなく、お客様がこのような製品やサービスを最大限に活用できるようにするための取り組みについても言えることです。Office 365 は今後も引き続き、Microsoft の最新のイノベーションを提供する場としての役割を果たし、それを通じて Microsoft は、お客様が投資から最大限の価値を引き出せるようにお手伝いいたします。

このような背景から誕生した Microsoft FastTrack for Office 365 では、お客様の Office 365 の利用を成功に導き、Office 365 によるビジネス価値を早期に実現するためのベスト プラクティス、ツール、リソース、エキスパートを提供します。FastTrack は、機能の検討、円滑なロールアウトの計画、新しいユーザーや機能の追加などの Office 365 利用の各段階で活用していただけます。

FastTrack の最大の特典の 1 つが移行サービスです。対象の SKU を 150 シート以上ご購入いただいた場合に、お客様のファイルを Office 365 に移行するエンジニア主導のサービスを無償で利用できます。現在、FastTrack ではオンプレミスのファイル共有からのファイルの移行に加え、Google Drive からのファイル移行もサポートしています。そして今回、FastTrack の無償特典として、Office 365 への Box のファイルの移行を支援するサービスが新たに発表されました。これにより、Office 365 のあらゆる機能を活用できるようになります。

FastTrack の移行サービスの詳細については、「FastTrack を利用してファイル共有を OneDrive for Business に移行する方法」をご覧ください。 また、今回の発表内容については、動画「ハイブリッドによるイノベーションの促進: SharePoint Server 2016 と Office 365」をご覧ください。

今回、オンプレミスおよびハイブリッドのお客様に向けて、SharePoint Server 2016、Project Server 2016、Office Online Server の一般提供が開始され、将来に向けた基盤としてデータセンターに展開できるようになりました。Microsoft では、SharePoint Online を定期的に更新してまいります。SharePoint Server 2016 のソフトウェア アシュアランスをご利用のお客様は、2017 年にリリース予定の最新 Feature Pack を通じて、クラウド向けのイノベーションの多くをオンプレミスの SharePoint ファームで使用できるようになります。

今回ご紹介したビジョンやイノベーションは、お客様、開発者、パートナー様、愛用者の皆様から成る大規模なコミュニティからのフィードバックのおかげで実現したものです。この場をお借りして、心より感謝申し上げます。また、チームを代表して、シンプル、インテリジェント、そして無限に広がる SharePoint の未来に皆様をご案内します。未来はここから始まります。

– Jeff Teper

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