Fluid Archives - Microsoft 365 Blog Tue, 28 Jun 2022 18:11:24 +0000 ja hourly 1 https://wordpress.org/?v=6.6.1 Microsoft Teams Rooms、Fluid、Microsoft Viva の新しいハイブリッド ワーク イノベーション http://approjects.co.za/?big=ja-jp/microsoft-365/blog/2021/06/17/new-hybrid-work-innovations-in-microsoft-teams-rooms-fluid-and-microsoft-viva/ Thu, 17 Jun 2021 13:00:00 +0000 働き方の未来とは、妥協のないコラボレーションです――いつでも、どこからでも。

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世界中の多くの地域でワークプレイスがオープンするなか、毎日のようにお客様から「早く対面のコラボレーションに戻りたい」という声をお聞きしています。 私自身もそれを感じており、近いうちに多くの同僚と実際に会えることを楽しみにしています。 しかし、それ以上に楽しみにしているのは、場所や時差にかかわらず人々をつないでエンゲージメントを推進する、新しい方法を見つけることです。 Microsoft はこう考えています。ハイブリッド ワークが働き方の未来であり従業員がハイブリッド ワークで成功できるようエンパワーメントするためにビジネス リーダーが組織を再想像し、人、場所、プロセスを包含する新たな業務運営モデルを考える必要があります

私たちはまた、全員が対等となれるエクスペリエンスを作ると決意しています。アトランタにある会議室に集まるときでも、プレゼンテーションを自宅オフィスからリモートで行うときでも、シドニー時間の夜に行われた会議の内容を知るために、朝一番にそのレコーディングを聞くというときでも。  

Microsoft Teams は、この柔軟な働き方の世界というビジョンを実現するうえで不可欠な存在です。 他にはない Teams の特色は、会議、チャット、通話、コラボレーション、ビジネス プロセス自動化が 1 つのアプリに集められていることです。新型コロナウイルス感染症 (COVID-19) の感染拡大を受けて世界中のオフィス ワーカーが自宅で仕事をするようになって以来、私たちは Teams のイノベーションを続けてきました。たとえば、より自然で、積極的に参加できる会議エクスペリエンスです。組織内外の人々とシームレスにつながることができ、リモートでのプレゼンテーションをより豊かでインパクトのあるものにすることができます。 そして、この新しいハイブリッドの現実に向けて進むなかで、私たちが焦点を当てているのは、Teams の中で作られるエクスペリエンスで、すべての人の意見が確実に聞き取られるようにすることです。これにはその部屋にいない人も含まれます。全員がつながってエンゲージメントを推進することが、いつでも、どこからでもできるようにするためです。 また、コラボレーションを同期的でも非同期でも簡単にできるように、新しい Microsoft Fluid キャンバス イノベーションを発表します。Teams はもちろん、その他の製品も対象です。 

しかしこのコロナ禍で、会議疲れやデジタル オーバーロードが現実の問題であることもわかり、リモート ワークで私たちのウェルビーイングがあやうくなっています。この解決を目指して Microsoft が作り上げたのが Microsoft Viva です。この統合型従業員エクスペリエンス プラットフォームは Teams の中で動作するので、従業員が自分の時間を確保してウェルビーイングを維持する方法を、仕事の流れの中で見つけることができます。

本日発表する Microsoft Teams Rooms、Fluid、Microsoft Viva における新しいイノベーションはどれも、ハイブリッド ワークというスタイルで働く人々の力となることをねらいとしています。その内容を見てみましょう。  

対等な立場で参加する――自宅でも、社内でも、外出先でも

より良いハイブリッド会議を全員が体験できるようにするには、その部屋にいない人のことを考えた設計が必要です。会議室内から参加するか、自宅あるいは外出先からにかかわらず、全員が一つのテーブルを囲んでいるような感覚を実現するためです。本日発表する Teams 会議と Microsoft Teams Rooms の機能強化は、出席者全員が積極的に参加できるようなエクスペリエンス作りをねらいとしています。

本年末までに、Teams Rooms の "最前列" 機能をロールアウトしていく予定です。このイマーシブな会議室レイアウトでは、やり取りがより自然に感じられ、会議室内の参加者がリモートの参加者とのつながりをより強く感じられるようになります。 ビデオ ギャラリーを画面の一番下に移動し、リモートの参加者が会議室内の人と対面できるようにしました。また、全員のエンゲージメント維持に役立てるために、会議コンテンツの周囲に、それに関連する会議情報 (議題、タスク、ノートなど) が表示されます。会議中のチャットも、会議室内にいる人がはっきりと読めるようにしました。これで、チャットで共有されたコメントを見て応答することができます。

リモートの参加者が会議室内に自分の存在を確立できるようにするとともに、インクルーシブ性を最大化するために、Teams Rooms の画面表示面積を拡大します。これに使用する新しいビデオ レイアウトでは、ビデオ ギャラリーが複数のディスプレイに分けて表示されます (ただし、コンテンツが共有されていないとき)。この広がった分のスペースで、リモートの参加者の姿がより大きく、リアルに映し出されます。この夏には、デスクトップ版の機能をさらに Teams Rooms に追加する予定です。この目的は、会議にリモートで参加している人に注目しやすくすることです。具体的には、ライブ リアクションスポットライト複数のビデオ ストリームのピン留め (今秋提供予定)、チャット バブル (従来のビデオ グリッド レイアウトを使用するとき) などの機能があります。

会議室に誰がいて、何が行われているかをリモートの参加者がわかるようにすることも必要です。JabraLogitechPoly、そして新たに Teams デバイス パートナーとなった Neat が、高度な AI 搭載カメラ技術を使ってハイブリッド会議に最適化した新しいカメラ ビューを実現しています。これで、室内にいるすべての人の姿が、より鮮明に見えるようになります。

また、会議で誰が発言しているかを明確に特定するための機能も提供します。Teams Rooms 向けに設計された Teams インテリジェント スピーカーが EPOS と Yealink から一般提供を開始しています。Microsoft の音声認識テクノロジを Teams で使用して、室内での発言者を特定し、その名前を文字起こしに付記します。発言者名が会議の文字起こしに明記されるので、参加者はメモを取ることではなく会話への貢献に集中できるようになり、会議に出席できなかった人も会議後にその記録を見ることができます。

さらに、Surface Hub での Teams Rooms の新しいエクスペリエンスも発表します。Surface Hub は、チームが勤務場所を問わず集まって共同創造することを目的として作られたデバイスです。デスクトップ版でおなじみの会議機能とコントロールの多くが、Surface Hub 上の次世代の Teams で会議室でも利用できるようになります。たとえば、モダン化された会議ステージ、Together モードのシーン、PowerPoint Live です。今秋には、新しい Microsoft Whiteboard エクスペリエンスも Surface Hub で提供開始予定であり、全員が同じデジタル キャンバスに図や文字を書き込むことができるようになります。  

これらの Teams Rooms とパートナーからの発表の詳細については、Teams Tech Community のブログをご覧ください。

リモートの参加者がホワイトボード セッションを開始して進行するときに役立つように、まったく新しいハイブリッド ワーク専用の Whiteboard エクスペリエンスが作成されました。これは、出席者全員が同じデジタル キャンバス上で視覚的にコラボレーションできるようにするものです。2021 年夏に提供開始予定の新しい機能で、誰もが既存コンテンツを Whiteboard に取り込んで共同編集できるようになります。また、新しいテンプレートも追加され、グループのアイディエーションのスピードアップや、共同作業者と歩調を合わせることに役立ちます。

効果的なハイブリッド会議を行うためには、すべての参加者がそこに存在できることと、プレゼンテーションに全員が確実に、積極的に参加できることが必要です。新しい PowerPoint Live の機能は、1 つの共有スペースを作ってコラボレーションに会議出席者全員が貢献できるようにするのに役立ちます。たとえば、スライドの翻訳機能を利用すると、参加者は自分が選んだ言語でプレゼンテーションを見ることができます。また、新しい手描き入力エクスペリエンスで、プレゼンテーションしながら PowerPoint に注釈を入れることや、レーザー ポインターを使用して重要な点に注意を引き付けることができます。 

これらの最新の機能は Teams モバイル アプリでも利用できます。PowerPoint Live やダイナミック ビューにモバイル デバイスでアクセスできるようになりました。カスタム背景も iOS での提供を開始しており、Android でも近日提供開始予定です。

仕事の流れの中でのコラボレーション

ハイブリッドや非同期という働き方で効率的に仕事を進めるには、きわめてリッチなキャンバスを使ってコンテキストを作りそれを維持することが、会議の前、中、後にできることが必要です。Fluid コンポーネントは生産性の最小単位であり、すべき仕事をチャット、メール、会議などのコンテキストの中で完了するのに役立ちます。先頃、新しい Fluid コンポーネントを発表しました。これはチャットの中でライブの、コラボレーション型エクスペリエンスを作るものであり、これを Teams と Office のアプリでリアルタイムで編集して共有することができます。そして本日発表する Fluid コンポーネントの拡張で Teams 会議、OneNote、Outlook、Whiteboard も対象となり、Teams と Office のアプリでの同期または非同期のコラボレーションがさらに簡単になります。また、非同期のコラボレーションをさらにサポートする新しいチャット機能も発表します。これで、会議と会議の間に仕事を止めることなく進めることができます。メッセージをピン留めしておくと、チャット メンバーが重要なコンテンツにいつでもすばやくアクセスできます。特定のチャット メッセージへの返信で、進行中の会話の中でコンテキストを維持することができます。

会議はこの 1 年間に大幅に増加しましたが、非構造化コミュニケーションも同様です。Microsoft の Work Trend Index 調査によれば、平均的な Teams ユーザー 1 人が 1 週間に送信するチャットの数は 1 年前に比べて 45% 増加しています。また、臨時の非構造化会議も増えています。このようなデジタル オーバーロードに対処するには、新しい Fluid コンポーネントを Teams 会議で利用します。議題の共同作成、ノートへの記録、タスクの割り当てを簡単に Teams 会議の中でできることに加えて、永続化した振り返りコンテンツにいつでもアクセスできます。また、会議のノート、議題、タスクは自動的に、OneNote の新しい会議ノート ホームに "配置" されます。会議の進行中にディスカッションを一歩進めるために、アイディエーションとブレーンストーミングを一緒に行うには、ライブの Fluid コンポーネントを Whiteboard の中に作成して編集します。Fluid コンポーネントは Outlook でも、つまりメールや予定表でも活用できるので、自分の時間、議題、ノート、タスクをアプリ横断で管理することが簡単になります。

時間を確保してウェルビーイングを優先する

Teams ユーザーの 1 週間あたりの会議時間は、新型コロナウイルス感染症 (COVID-19) の大流行開始前に比べて 2 倍以上に増加しています。会議が連続しているとストレスが増え、集中して積極的に参加することが難しくなります。1 日あたりほんの数分でできる、Headspace の瞑想やマインドフルネスは、ストレスの軽減と集中力の向上に役立ちます。今月中に開始予定ですが、ガイド付きの瞑想とマインドフルネスのエクササイズを Headspace から厳選して Teams の Viva インサイト アプリ追加します。地に足が着いた状態で一日を始める、大事なプレゼンテーションの前に心をリラックスさせる、あるいは夜に仕事から離れるのに役立ちます。

Viva インサイトには、毎日フォーカス時間をスケジュールする機能があり、Teams の通知をオフにして邪魔されずに仕事に専念することができますが、これに基づく新しいフォーカス モードを本年中に Viva インサイト アプリに導入する予定です。このモードでは Headspace からのフォーカス音楽が流れるほか、タイマー機能も備えているので、決まった長さで時間を区切って間に休憩を入れながら、重要なタスクを進めていくのに役立ちます。

リモート ワークでは、仕事と生活の物理的な境界がなくなるため、就業時間外のチャットが増え、いつでも仕事をしているような感覚になりがちです。私たちは、働く人々がバランスの取れた生活を送り、個人の時間を確保できるようにお手伝いしたいと考えています。本年中に、Viva インサイトにクワイエット タイム設定機能を導入する予定です。これは、Outlook と Teams からのモバイル通知を就業時間外はオフにするとともに、どれだけ仕事から離れることができているかについて、個人に合わせたインサイトを提示するというものです。クワイエット タイムの設定は Teams や Outlook のモバイル ユーザーも利用できます。併せて、IT 管理者によるコントロールの機能が Microsoft エンドポイント マネージャーに用意されており、組織全体で就業時間外の通知をミュートするポリシーを作成することができます。

私たち全員が、この新しい働き方の世界を共に進んでいくなかで、人々が柔軟かつ効果的に仕事をするための新しい方法が発見されるでしょう。Microsoft は、人々がいつでも、どこからでも仕事をするための力となるエクスペリエンスをお届けすることをお約束します。調査の結果やアプリの使用パターンを研究し、これと並行して毎日のようにお客様とお話しすることによって、私たちはこれからも、人々が毎日最高の状態で仕事に臨むために何が必要かについて、より正確に理解するよう努めます。この理解をイノベーションの指針として、私たちはより多くのことを達成できるエクスペリエンスをお客様にお届けできるよう、日々取り組んでいきます。

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Microsoft Teams から流動フレームワークまで – Microsoft 365 の新機能と近日リリース予定の機能のご紹介 http://approjects.co.za/?big=ja-jp/microsoft-365/blog/2020/05/19/microsoft-teams-fluid-framework-new-microsoft-365/ Tue, 19 May 2020 15:00:21 +0000 本日、Build が開催初日を迎えました。この毎年恒例の開発者カンファレンスを完全にオンラインで開催するのは初めてのことです。今ではあらゆることがリモートで行われるようになりましたが、テクノロジのおかげで Build の

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本日、Build が開催初日を迎えました。この毎年恒例の開発者カンファレンスを完全にオンラインで開催するのは初めてのことです。今ではあらゆることがリモートで行われるようになりましたが、テクノロジのおかげで Build のようなイベントも、皆様と直接会うことはできなくても実現できています。CEO の Satya Nadella が先日述べたように、「2 年分のデジタル トランスフォーメーションがわずか 2 か月の間に見られました」。 そして私たち Microsoft は、これまでに学んできたことを新機能や機能拡張としてお客様にお届けし、生産性とつながりの維持に役立てていただけることを非常にうれしく思っています。今は、変わっていく現実に私たち全員が適応しようとしていますが、お届けする機能は、何が起きてもお客様が仕事を継続できるようにすることをねらいとしています。

本題に入る前に開発者の皆様にお伝えしたいことがあります。独自のアプリを開発するときも、Microsoft Teams または Outlook での使用を目的としたソリューションを作るときも、今回発表する多数のイノベーションがお役に立ちます。今週の Build で発表する多数の機能は、皆様のアプリをさらに統合しやすく、パワフルに、そして直感的にするのにご利用いただけます。また、今回発表する開発と管理のための新しいツールで作成と検出がさらに簡単になります。Build で発表した Microsoft 365 プラットフォームを使用することによって開発者の皆様が手にする新しい機会の説明もぜひご覧ください。それでは始めましょう。

Build 2020 の最新情報

本日、Microsoft Teams、流動フレームワーク、Project Cortex、Outlook、Edge の新機能と、新しい Microsoft Lists アプリを発表しました。これらは、お客様がどこにいても常につながって生産性を維持するためのツール開発という、私たちの継続的な取り組みにおける最新のイノベーションを反映するものです。

Microsoft Teams

Teams は、チームワークのハブとして会議、通話、チャット、コラボレーションを 1 つに集約したものであり、チーム全員が状況を常に理解し、最新の情報を入手することができます。

生産性

カスタマイズ可能なテンプレートやタスク関連の新しい機能など、生産性を維持するための新しい方法を Teams に導入しています。

チームをすばやく作成するための、カスタマイズ可能なテンプレート: 新しいチームを作成するときに、カスタマイズ可能なさまざまなテンプレートから選択できるようになります。イベント管理や危機対応などの、ビジネスにおける一般的なシナリオ向けのテンプレートだけでなく、病院の病棟や銀行の支店など、業種固有のテンプレートも用意されています。各テンプレートには、チャネル、アプリ、ガイダンスがあらかじめ定義されています。管理者が新しいカスタム テンプレートを作成して組織内の既存のチームをテンプレート化することもできるので、チーム構造を標準化し、関連するアプリを提示し、ベスト プラクティスを広めることができます。Teams のテンプレートのロールアウトは今後数か月にわたって行われ、自動的に表示されるようになります。

自動化

Teams との統合と規模の拡大を容易にする Power Platform の機能拡張を発表します

Teams でのチャットボットの作成と管理を簡単に: Teams との統合も、これまで以上に簡単になります。使いたいボットを選択して [Teams に追加] をクリックするだけです。さらに利便性を高めるために、Power Virtual Agents でシングル サインオン (SSO) がサポートされるようになりました。これで、ユーザーが Teams を初めて使用するときに再認証する必要はなくなります。

ブログ チャット ウィンドウ

カスタム アプリや自動化ワークフローを Teams にすばやく追加: Power Apps で独自開発したアプリケーションを、[Teams に追加] ボタンを 1 回クリックするだけで Teams に追加できるようになります。この機能を使用するには、make.powerapps.com を開き、公開したいキャンバス アプリの横にある […] をクリックし、[Teams に追加] を選択します。

カスタム アプリや自動化ワークフローを Teams にすばやく追加

また、Teams 向けの新しい Power Automate ビジネス プロセス テンプレートも提供されます。この作成済みのテンプレートを使用してワークフローを効率化することも、これをベースとして自由にカスタマイズすることもできます。最後は、Teams 専用の新しいトリガーとアクションです。独自のメッセージ拡張機能を作成するのに利用でき、他にも @メンションとチャネルへのメッセージ投稿の自動化や、ボット名のカスタマイズなどが可能になります。これらの機能はまもなくリリースされる予定です。

Power BI レポートを Teams で共有: Power BI で作成したレポートやレポートの中の特定のグラフを Teams で共有するための、新しい [Teams で共有] ボタンが追加されました。受信者の注意を特定のレポート内の特定のグラフに向けさせることや、チーム全員と共有することもできます。この機能を利用するには、Power BI ポータルで [Teams で共有] を選択し、共有相手となるチームの名前を入力します。

Power BI レポートを Teams で共有

会議とイベント

組織の活動では、タイム ゾーンの違いを越えて、そしてソーシャル ディスタンスを取りながら、大小さまざまなグループでつながり、コラボレーションすることが必要になります。Teams の新しい機能は、どのような場面でも最高のエクスペリエンスを設計するのに役立ちます。

バーチャル面会のスケジュールを Teams の Bookings で予約: B2C (企業と消費者の間) のバーチャル面会のスケジュール設定、管理、実施に、新しい Microsoft Teams での Bookings アプリ統合を利用できるようになりました。1 つのスケジューリング アプリで複数の部署や場所を管理でき、人事採用面接や学生の相談受付から、資産コンサルティングや医師の診察に至るまで、どのような面会もセキュリティを維持しながら実施できます。Teams は HIPAA コンプライアンスをサポートしており、HITRUST 認証済みです。医療の分野だけでも、この 1 か月間の Teams での会議は 3,400 万件を超えており、これにはオンライン診察も含まれています。本日発表する Microsoft Cloud for Healthcare がどのように、医療機関の俊敏性を維持するとともにその得意とする領域、つまりより良い体験、インサイト、ケアの提供に集中するのに役立つかを、ぜひご覧ください。

イベントの配信やスタジオ制作を可能にする Teams のバーチャル ステージ: 多くの組織がリモート ワークに移行し、出張の数は記録的な少なさを見せていますが、対面でのプレゼンテーションや面談の魅力を完全リモートでも再現するには、どうすればよいでしょうか? Teams での NDI (Network Device Interface) のサポート開始と、Skype TX との相互運用をご紹介します。パブリックでもプライベートでも、独自の大規模な映像配信のための、より本格的な制作方法を選択できるようになります。

近日公開予定の NDI for Microsoft Teams で、Teams での会議がバーチャルなステージに変身します。各参加者の映像がそれぞれ独立したビデオ ソースに変換されるので、これを好みの制作ツール (OBS、Wirecast、Xsplit, StreamLabs など) で利用できます。この機能を使用すると、Teams 会議を他の方法で、たとえばプロの番組配信にも利用できるようになります。

セキュリティを維持しながらリモートでスケジュール設定

シフト アプリを利用すると、現場の最前線で働く従業員とそのマネージャーがモバイル デバイスでスケジュールを管理し、連絡を取り合うことができます。

Teams のシフト アプリを拡張: 新機能が追加されて、シフト アプリでできることがさらに拡大し、既存のシステムとの統合も可能になりました。まず、シフト アプリ用の Graph API の一般提供が開始し、他の外部従業員管理ツールとの統合ができるようになりました。もちろん、独自開発された従業員管理システムとの統合も可能です。さらに、Power Automate の新しいアクションでシフト アプリから情報を取得できるようになりました。他のアプリとのワークフローをカスタマイズする、あるいは大規模なオペレーションを実行するときに利用できます。最後に、新しく追加されたトリガーとテンプレートが、時間の節約とプロセス最適化のさまざまなシナリオのサポートに役立ちます。たとえば、シフトのリクエストについてマネージャーの承認が必要ない場合に自動承認を有効にすることができます。

流動フレームワーク

Ignite 2019 で、Microsoft 流動フレームワークのパブリック プレビューを発表しました。このフレームワークを構成する新しいテクノロジと一連のエクスペリエンスは、アプリ間の障壁をなくすことによってコラボレーションをシームレスにすることを目指しています。

コラボレーションのための流動コンポーネントとワークスペースを Outlook と Office.com で: 流動フレームワークが目指しているのは、仕事の適応性と集中を高めることです。Microsoft 365 での最初の流動フレームワーク統合は、Outlook と Office.com を予定しています。動的なコンテンツでの共同作業が可能になるほか、接続されたコンポーネントを作成して複数のアプリで同時に、シームレスに共有することができます。表、グラフ、タスク リストを簡単に Outlook on the web に挿入できるので、売上の数値、プロジェクト タスク、調査レポートなどを常に最新の状態に維持することができます。Office.com の中では、流動ワークスペースを作成して管理することができます。たとえばドキュメントのアクティビティ フィード、おすすめリスト、@メンションの中に作成できます。あるいは、Office.com 全体で検索することもできます。流動フレームワークのコンポーネントは軽量であるため、編集は瞬時に反映され、このことはすばやく柔軟に仕事するための力となります。これらのエクスペリエンスは、Microsoft 365 エンタープライズ ライセンスのお客様を対象として次の数か月の間に提供を開始する予定です。

流動フレームワークの主要インフラストラクチャ (現在はオープン ソース) をアプリケーション開発に使用: “流動” の Web ベースのフレームワークを使用して、アプリを瞬時にコラボレーション可能にすることができます。このフレームワークに含まれるデータ構造は低待機時間の同期を実行し、リレー サービスがエンドポイントを接続します。開発するアプリの静的データ構造を “流動” のデータ構造で置き換えると、リアルタイムのコラボレーションをサポートできるようになります。

流動フレームワークの可能性を完全に引き出すには、多様性に満ちた、オープンで活気のある開発者コミュニティを作ることが不可欠です。そのような理由から、Microsoft は流動フレームワークをオープンソース化します。これで、流動フレームワークの主要インフラストラクチャを独自のアプリケーション開発にご利用いただけるようになります。開発者のための追加のドキュメントとツールのリリースと併せて、このオープンソース化で開発者の皆様を流動フレームワークの構築とリリースのための Microsoft との共同作業にお招きする準備が整うことになります。

Project Cortex

Project Cortex を Ignite 2019 で発表しましたが、この一般提供を 2020 年初夏に開始することになりました。この強力な新しいサービスは、人工知能 (AI) と Microsoft Graph を応用して知識ネットワークを構築します。このネットワークが、Microsoft 365 の中のお客様のコンテンツを接続し、さらに外部のソースも組み合わせて、コンテンツと専門知識を複数のシステムやチームにまたがって組織化します。これで、お客様の情報の管理とプロセスの合理化ができるようになり、セキュリティとコンプライアンスの高度なコントロールも適用され、さらにワークフローの自動化も可能です。

Project Cortex

新しい開発者ツールのプライベート プレビューを開始: 本日、Microsoft Graph の新しい開発者用 API を Project Cortex と Managed Metadata Services (MMS) 向けに発表します。併せて、Azure の Language Understanding サービスとの新しい統合も発表します。現在、このプライベート プレビュー プログラムは参加組織数が 75 を越えるほどに拡大しており、Unilever、Arla Foods、Siemens Healthineers などから無数のドキュメントや動画からの知識を提供していただいています。今後も新しいマイルストーンに到達するたびに情報をお届けします。

Outlook

世界中のお客様が Outlook で日々のスケジュールを管理し、連絡を取り合っています。新しく追加された機能で、このアプリの中でより多くのことができるようになり、お客様の生産性をさらに高めます。

Outlook でのキーボード操作を減らす: Outlook on the web でメール メッセージを作成するときに予測入力を使用できるようになりました。インテリジェントなテクノロジが意味と意図を推測するので、Outlook でのメール メッセージ作成時間を短縮し、誤字脱字を防ぎ、洗練されたメッセージを作り上げることができます。

Yammer の最新情報を Outlook で見る: Outlook for Windows、Outlook for Mac、Outlook モバイルの受信トレイの中で、Yammer の会話、投票、質問、称賛を読んで返信できるようになりました。この機能は、ユーザーが Yammer からのメール通知をオンにしていれば自動的に使用できるようになります。

Microsoft Edge

今年の Build では、Microsoft Edge についても多数の新機能を発表します。Web 開発者によるカスタマイズのオプションが増え、ツールの機能も向上しています。

関連する Pinterest コレクションをすばやく探索: Pinterest からのおすすめをコレクションの一番下に表示できるようになりました。追加の類似コンテンツを見つけるのがさらに簡単になります。おすすめの 1 つをクリックすると、類似の、トレンドのピンを集めたボードが開くので、自分に関係するアイデアをすばやく見つけて追加することができます。コレクションでは、”OneNote に送る” のサポートも間もなく開始し、コレクションを OneNote ページにエクスポートするのが簡単になります。

検索するときの時間を節約: 今回発表するサイド バー検索を利用すると、何かを探すときに新しいウィンドウやタブを開く必要がなくなります。また、Microsoft Edge を仕事とプライベートの両方に使用している方のために、プロファイルの自動切り替えをご紹介します。ユーザーが開こうとしているリンクが職場の資格情報を必要としている場合に、そのことを自動的に検出して、認証済みの仕事用プロファイルに切り替えることができます。

プレビュー段階の開発者オプションを拡張: 開発者の皆様は私たちにとって大切です。そのため、プレビューを拡張して .NET と UWP (WinUI 3.0) での開発のための新しいオプションを追加することにしました。これを利用すると、Chromium ベースの Edge WebView を WinForms、WPF、UWP/Win UI 3.0 のアプリケーションに埋め込むことができます。さらに、DevTools に 3D ビューを追加しました。ドキュメントと入門ガイドをご覧ください。Visual Studio を開いて WebView2 パッケージをダウンロードすると、使用を開始できます。

Microsoft Lists

Microsoft Lists は、Microsoft 365 全体にわたって情報をスマートに追跡するアプリです。Lists を利用すると、常に最新情報を把握するためのデータと情報の追跡が簡単になります。

Microsoft Lists で情報を追跡: 問題追跡やステータス報告などのデータと情報の作成、共有、追跡を、Microsoft Teams、SharePoint、そして近日リリース予定の Lists モバイル アプリから直接実行できるようになりました。誰でも簡単にリストを作成してカスタマイズできるように、テンプレート、色分け、If/Then ワークフローなどの機能を備えています。Microsoft Lists の詳細については、こちらをご覧ください

さまざまなアプリにまたがるコンテンツ追跡を Microsoft Lists で行う

前例のない変化が起きている今、私たちは皆、新しい時代の働き方にすばやく適応しようとしています。ソフトウェア開発者から、医療従事者、警察と消防、そして多国籍企業の経営幹部に至るまで誰もが、仕事を共にするときでも離れてするときでも生産性を維持して常につながるための、新たな方法を探し求めています。本日発表した新しい機能はどれも、世界中のお客様のすばらしい成果の達成を支えることを目的としています。私たちはこれからも、世界中の人々の仕事を前進させるためのツールを作ることをお約束します。それはこの危機的な時期だけでなく、これを乗り越えた後も続けていきます。

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