Microsoft Search Archives - Microsoft 365 Blog http://approjects.co.za/?big=ja-jp/microsoft-365/blog/tag/microsoft-search/ Tue, 28 Jun 2022 18:11:42 +0000 ja hourly 1 https://wordpress.org/?v=6.7.1 新しい Microsoft Teams エクスペリエンスからまったく新しい Project Cortex まで — Microsoft 365 の近日公開予定の機能 http://approjects.co.za/?big=ja-jp/microsoft-365/blog/2019/11/04/from-new-microsoft-teams-experiences-to-the-all-new-project-cortex-heres-whats-coming-soon-to-microsoft-365/ Mon, 04 Nov 2019 14:00:14 +0000 米国フロリダ州で本日行われた Microsoft Ignite カンファレンスで、6 つの主な投資分野における Microsoft 365 の新しいイノベーションを発表しました。その投資分野とは、生産性、知識、ワークフロー、セキュリティ、コンプライアンス、管理です。Microsoft 365 は世界の生産性クラウドであり、これらの新機能に共通するテーマは、どのように AI (人工知能) を使用して、生産性の限界を押し広げる新たなすばらしいエクスペリエンスを導入するかということです。Microsoft Teams の新しい機能強化から、Teams 以来初めての新しいサービスまで、多くのお知らせがあります。さっそくご紹介しましょう。 生産性 Microsoft 365 の生産性向上ツールは、AI を使用して、ユーザーによる創作、コラボレーション、文章作成、プレゼンテーション、整理、仕事の管理をお手伝いします。中核的な生産性におけるイノベーションは、2 つの機会に焦点を当てています。最新のイノベーションを活用するまったく新しいエクスペリエンスを創出することと、使い慣れたアプリと強力なクラウド サービスのエクスペリエンスに新たな命を吹き込むことです。 Microsoft Teams Microsoft Teams は、チームワークを実現するためのハブです。Teams のお客様からの要望に応えて、プライベート チャネル、マルチウィンドウ チャット、会議と通話、チャネルのピン留め、To Do や Planner とのタスク統合が実現したことをお知らせします。Outlook と Teams とのコラボレーション能力を改善する作業を行っており、これによってメール スレッドを Teams チャネルに送信してディスカッションを続けることが簡単になります。 また、Yammer のアプリを Teams に組み込んでいます。ユーザーがこのアプリを左側のレールにピン留めできるようになり、Teams が少数精鋭のチーム コラボレーションと広くオープンなコミュニティの両方に最適なハブになります。さらに、業種に合わせたイノベーションとエクスペリエンスとして、医療機関と現場担当者向けのツールを導入します。医療機関が B2C のバーチャル診察をスケジュールして実施するための機能として “仮想コンサルティング” を導入しました。また、SMS サインインやグローバル サインアウトなどの新しい機能によって、現場担当者が各自のモバイル デバイスから Teams

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米国フロリダ州で本日行われた Microsoft Ignite カンファレンスで、6 つの主な投資分野における Microsoft 365 の新しいイノベーションを発表しました。その投資分野とは、生産性、知識、ワークフロー、セキュリティ、コンプライアンス、管理です。Microsoft 365 は世界の生産性クラウドであり、これらの新機能に共通するテーマは、どのように AI (人工知能) を使用して、生産性の限界を押し広げる新たなすばらしいエクスペリエンスを導入するかということです。Microsoft Teams の新しい機能強化から、Teams 以来初めての新しいサービスまで、多くのお知らせがあります。さっそくご紹介しましょう。

生産性

Microsoft 365 の生産性向上ツールは、AI を使用して、ユーザーによる創作、コラボレーション、文章作成、プレゼンテーション、整理、仕事の管理をお手伝いします。中核的な生産性におけるイノベーションは、2 つの機会に焦点を当てています。最新のイノベーションを活用するまったく新しいエクスペリエンスを創出することと、使い慣れたアプリと強力なクラウド サービスのエクスペリエンスに新たな命を吹き込むことです。

Microsoft Teams

Microsoft Teams は、チームワークを実現するためのハブです。Teams のお客様からの要望に応えて、プライベート チャネル、マルチウィンドウ チャット、会議と通話、チャネルのピン留め、To Do や Planner とのタスク統合が実現したことをお知らせします。Outlook と Teams とのコラボレーション能力を改善する作業を行っており、これによってメール スレッドを Teams チャネルに送信してディスカッションを続けることが簡単になります。

また、Yammer のアプリを Teams に組み込んでいます。ユーザーがこのアプリを左側のレールにピン留めできるようになり、Teams が少数精鋭のチーム コラボレーションと広くオープンなコミュニティの両方に最適なハブになります。さらに、業種に合わせたイノベーションとエクスペリエンスとして、医療機関と現場担当者向けのツールを導入します。医療機関が B2C のバーチャル診察をスケジュールして実施するための機能として “仮想コンサルティング” を導入しました。また、SMS サインインやグローバル サインアウトなどの新しい機能によって、現場担当者が各自のモバイル デバイスから Teams に、すばやく簡単にアクセスできます。

新しい Microsoft Edge

Microsoft Edge と Microsoft Bing は、ビジネスに最適な Web ブラウザーと検索エンジンです。こちらでお知らせしているように、まったく新しい Chromium ベースの Microsoft Edge ブラウザーの一般提供の目標が 2020 年 1 月 15 日に決定しました。リリース候補はこちらからダウンロードできます

このまったく新しい Microsoft Edge の特徴は、新しいタブ ページです。ここから Microsoft 365 のファイル、サイト、インターネット検索に直接アクセスできるので、タブを開くたびに生産性向上へのポータルが開くことになります。さらに、新たに Microsoft Search が Bing で統合され、仕事での情報検索が Web 検索と同じくらい簡単になりました。ファイル、人、オフィスの座席表、略語定義などの会社情報を Microsoft 365 エコシステム全体から検索する作業を、検索バーから直接実行できます。

最後に、Microsoft Edge にあらゆるデバイスからアクセスできるようになりました。これには Windows 10、Windows 8x、Windows 7、macOS、iOS、Android が含まれます。パスワードとお気に入りがすべてのデバイスでシームレスに共有されます。そして、Azure Active Directory (Azure AD) ネイティブ サインインを使用して、仕事用のファイルをスマートフォンから直接検索できます。

Microsoft Edge の新しい検索機能を示す GIF

Office モバイル アプリ

誰もが外出先でモバイル デバイスから作業できることを求めています。また、このエクスペリエンスをシンプルにして改善する方法を常に模索しています。本日、Office の新しいモバイル エクスペリエンスを発表します。これは、Office スイートで特に人気の高い 3 つのアプリ、Word、Excel、PowerPoint を 1 つの外出用アプリにまとめて、モバイルの生産性を向上させるものです。これで、これらのアプリを別々にダウンロードする必要はなくなり、外出先で生産性を発揮するのに必要なものすべてを手に入れることができます。また、新しい “アクション” ウィンドウでは、外出先でよく行う操作、たとえば PDF の作成や署名、デバイス間のファイル共有などを直感的に行うことができます。

この新しい Office アプリでは、モバイル デバイス独自の利点が活用されているため、コンテンツの作成が簡単になります。ドキュメントを撮影して編集可能な Word ファイルに変換することや、印刷物の中の表を Excel スプレッドシートに変換することができます。本日パブリック プレビューとして公開を開始した Office アプリは、Android 版は Google Play ストアからiOS 版は Apple の TestFlight プログラムから入手できます。

机の上にある Office アプリのアイコンのアニメーション画像。ストップ モーション写真の中でこれらが集まり、最終的には新しい Office Mobile アプリのホーム画面になります。

Fluid Framework

Build 2019 で、Fluid Framework を発表しました。この新しいテクノロジと一連のエクスペリエンスは、シームレスなコラボレーションを実現するためにアプリ間の障壁を取り除くものです。主な特長は 3 つあります。まず、Fluid Framework に基づくエクスペリエンスでは、複数の人が Web やドキュメント コンテンツで共同編集するときの速度と規模が業界トップクラスになります。2 つ目は、コンポーネント化されたドキュメント モデルです。作成者はコンテンツを共同作業しやすいようなビルディング ブロックに分解し、さまざまなアプリケーションでこれらのビルディング ブロックを編集したら、再び 1 つのドキュメントにまとめるという方法で、より柔軟性の高い新しい種類のドキュメントを作ることができます。3 つ目は、Fluid Framework ではインテリジェントなエージェントが活動するスペースがあり、人が作業する傍らでテキストの翻訳、コンテンツの取得、編集の提案、コンプライアンスのチェックなどを行います。

本日は、Fluid Framework のエンド ユーザー エクスペリエンスのパブリック プレビューと、開発者向けのプライベート プレビューを発表します。将来的には、これらの機能が Microsoft 365 全体のエクスペリエンス、たとえば Teams のチャット、Outlook のメール、SharePoint のポータル、OneNote のノート、Office のドキュメントなどの中で活躍することを期待しています。

ノート PC がデスクトップ PC に変形し、その後に多数の Office アプリ画面が現れるアニメーション画像。Fluid Framework のパワーを表しています。

Cortana

AI は、Outlook でのパーソナライズされたエクスペリエンスを作り出し、Cortana をユーザー専属の生産性アシスタントにしています。本日発表する iOS 版 Outlook の “メール メッセージを再生” は、未読メールの処理をハンズフリーでできるようにする機能です。新しい自然音声言語認識を搭載した Cortana が、新着メールをインテリジェントに読み上げ、その日の予定の変更を教えてくれます。また、”メール メッセージを再生” では男性の声も選べるようになり、生産性向上パーソナル アシスタントのエクスペリエンスをさらにカスタマイズできます。また、Outlook のスケジューラーのプレビュー版リリースも発表します。これを使用すると、会議のスケジュール設定と参加者の調整を Cortana に任せることができます。

来月からは、毎日その日の準備も Cortana がお手伝いできるようになります。会議の要約、その日に関係するドキュメント、メールで行った約束のフォローアップを忘れないようにするリマインダーが、ブリーフィング メールとして送信されます。

4 台のスマートフォンを横に並べた画像。パーソナル アシスタントとしての Cortana のパワーを表しています。1 つは Outlook の受信トレイ、次の 2 つはモバイル会議が表示され、最後の 1 つは Cortana がメールにフラグを設定しようとしていることを示しています。

Office での AI

ユーザーは忙しく、考えることがたくさんあります。そして、To Do リストにはさらにたくさんの項目が並んでいます。このことを理解して、ここ 1 年の間に AI の魔法を Office に取り入れ、ユーザーがさらに多くを達成できるようにしました。イノベーションによって、たとえばデジタル ペンで Excel にデータを入力することや、Word での音声文字起こし (新規または既存の音声ファイルを文字に変換します) ができるようになります。PowerPoint 用 Presenter Coach (Web 用のパブリック プレビュー段階) は、ビジネス プロフェッショナル、教師、学生のプレゼンテーションの効果を高めます。このようにして Office に AI を導入し、ユーザーの生産性向上のお手伝いに取り組んできました。

本日も、その取り組みが続いています。Excel で自然言語クエリがサポートされるようになりました。人間に話しかけるようにデータに関する質問を行い、すぐに答えを得ることができます。数式を書く必要はありません。Office Insider 参加者が利用できるこの新しい自然言語機能で、ユーザーは Excel 経験レベルにかかわらず、データのインサイトと可視化をさらに利用しやすくなります。

また、仕事から離れる時間を計画しやすくし、仕事に関するベスト プラクティスも引き続き改善していきます。たとえば、MyAnalytics には、ユーザーが休暇に備えるための機能として、不在通知設定の自動化や、コラボレーション相手への不在時間の連絡、不在で出席できない会議に関する問題の解決などがあります。Outlook の [インサイト] ウィンドウに統合された MyAnalytics は、ベスト プラクティスを提示できるようになりました。たとえば会議の迅速な予約、議題の追加、会議のフォロー アップなどがあり、さらに AI に基づく新しい推奨事項が Outlook に追加され、ユーザーがメールを送信するときに受信者の稼働時間外の場合はその配信を遅らせることができます。

Microsoft Project

先週、新しい Microsoft Project の一般提供により、私たちはプロジェクト管理に関する新たなビジョンの実現に向かって大きな一歩を踏み出したことを発表しました。新しい Project の特徴は、シンプルで直感的な、デザインを一新したユーザー エクスペリエンスです。Teams ですばやく新しいメンバーを追加してタスクをセットアップしてから、グリッド、ボード、タイムライン (ガント) チャートを簡単に切り替えて進行状況を追跡することができます。Project は Microsoft 365 ファミリの一部であるため、Teams や Office などの使い慣れたアプリ内部での接続を通してプロジェクト チームが時間を節約し、生産性を向上させることができます。さらに、新しいサービスによってプロジェクトの可視性が高まり、強力なツールによって将来のニーズに備えることができます。魅力的な対話型レポートを Power BI で作成し、各プロジェクトのあらゆる面を可視化してひとめで理解することができます。さらに、組織内のすべてのプロジェクトの全体像をビジュアルな対話型カードで把握できます。

次の 1 年間に、リソース管理、予算分析、時間と費用の追跡など、新しい Project 用のさらにすばらしい機能を続々リリースする予定です。これらの強力な機能によって、より複雑なイニシアティブをすっきりと整理できるようになり、ビジネスにおける ROI の最大化に役立ちます。

知識

Microsoft 365 の新しい投資分野をお知らせします。それは、知識です。生産性インフラストラクチャのクラウドへの移行には、コストの節約やオペレーションの効率化など、多くの利点があります。さらに、新しいシナリオも可能になります。Microsoft 365 では AI を使用して、組織全体にわたって知識を特定、整理、配信できるようになりました。適切な情報だけが、適切なタイミングで提供されます。生産性とは、効率の向上だけではありません。組織の集合知を集めて適用することも重要です。互いに協力して、より多くを達成できるようにするためです。

Project Cortex

本日、Project Cortex を発表します。これは、Teams の提供開始以来となる、Microsoft 365 の新しいサービスです。Project Cortex は AI を使用して知識ネットワークを作成します。このネットワークでは、組織のデータに対して推論を行い、プロジェクトや顧客などの共有トピックに自動的にまとめます。また、関係する知識を組織内の人々に届けるために、その人が毎日使うアプリの中にトピック カードやトピック ページを表示します。

さらに Project Cortex は、ビジネス プロセスの効率化を実現するために、組織のコンテンツを対話型の知識リポジトリに変換します (イノベーションによってスマートなコンテンツ取り込みが可能です)。ドキュメントを分析してメタデータを抽出し、洗練されたコンテンツ モデルを作成できます。マシン ティーチング機能によって、専門家がシステムに、準構造化されたコンテンツを理解する方法を教えることができます。知識検索 (knowledge retrieval) によって、ドキュメント、会話、会議、ビデオなどに埋もれていることが多い貴重な知識に人々がアクセスしやすくなります。既に SharePoint にあるコンテンツに基づき、Project Cortex は Microsoft 365 全体と外部システムにわたってコンテンツを結びつけます。ユーザーは、セキュリティ、コンプライアンス、ワークフローが組み込まれた状態で、情報を管理し、プロセスを整理できます。

新しい Yammer

Yammer のデザインが一新され、多数の新機能で人々がつながり、コミュニティを構築し、組織全体で知識を共有できるようになりました。新しい Yammer では美しくインテリジェントなエクスペリエンスが各種のデバイスにわたって実現し、Teams、SharePoint、Outlook との新たな統合が導入されます。Yammer を使用して、ライブやオンデマンドのイベントをブロードキャストできるようになりました。Web カメラやデスクトップ共有を利用する効率的なプロダクション オプションもあります。また、短編のビデオを Yammer モバイル アプリから直接共有することもできます。さらに、電子情報開示、データ ガバナンス、Yammer の管理を Microsoft 365 管理センターに一元化しました。

Microsoft Search

本日、生産性を向上する Microsoft Search の新しいイノベーションを発表しました。情報、インサイト、人を見つけやすくなり、検索中心のアプリケーションの開発が可能になり、Microsoft Search の利点を Microsoft 365 以外のコンテンツにも広げることができます。検索機能は、組織全体の情報が 1 か所に集まったときに最大の効果を発揮できることを私たちは認識しています。Microsoft とパートナーが提供する 100 以上の新しい Microsoft Search コネクタを使用して、異種システムからの情報を単一の Microsoft 365 検索エクスペリエンスに集約できるようになりました。

また、新しい Graph API を使用して、Microsoft Search の上にカスタム アプリケーションを開発し、検索を組織のニーズに合わせることもできます。さらに、より強力な検索エクスペリエンスも Microsoft 365 に導入され、属性やスキルを使用した高度な人物検索や、ビデオ検索、頭字語検索、セマンティクス検索が可能になります。

 SharePoint で Search を使用しているユーザーのスクリーンショット。

Microsoft Stream

ビデオは、知識と学習を記録して共有するためのメディアとして、ますます強力になっています。Microsoft Stream では、AI の応用によってビデオの中のコンテンツを引き出します。これには会議の録画も対象であり、そのための機能として自動文字起こしが追加されています。AI によって、新しい音声補正機能も実現しています。背景の雑音が除去されるので、話されている言葉に集中できます。また、短いビデオをモバイル デバイスから作成して Yammer、Teams、PowerApps で共有できるようになったため、ビデオがコミュニケーションと学習のコンテンツ タイプの新たな主流になります。

Workplace Analytics

Workplace Analytics によって、人々の働き方と、ビジネスや組織の成果への影響に関する知識の獲得がさらに簡単になります。ビジネス リーダーはインサイトをひとめで把握し、会議の文化、マネージャーの習慣、組織のネットワーク、顧客リレーションシップをすばやく理解して改善できます。業種ベンチマークは、生産性に影響を与える一般的なパターン (たとえば、フォーカス時間や、稼働時間外に仕事から離れられることなど) について、状況を把握するために役立ちます。さらに、アナリスト ツールセットも強化しました。AI ドリブンのプロセス分析では、「四半期のビジネス レビュー」などのキーワードを使用して、特定のビジネス活動に投じられた時間とリソースを明らかにし、長期的な改善を実現することができます。

ワークフロー

ワークフローのイノベーションによって、ビジネス プロセスの効率化と改善を、コードを書かずに実施できるようになります。このアプローチでは、時間とコストを節約できるだけでなく、現実の仕事の進行に最も関係の深い人々がプロセス オートメーションを実行できるようになります。

Power Platform と Teams との統合

Power Platform では、ユーザーがルーチン タスクを自動化し、カスタム アプリを作成し、データを簡単に扱うことができます。Power Platform と Teams との統合によって、これらのツールをユーザーが発見してアクセスしやすくなります。また、会話というアプローチで生産性の向上を図ることができ、たとえばマネージャーがチャットで直接承認することや、カスタム アプリをチームが必要とする場所にピン留めするといったシナリオが考えられます。

本日、これらの能力を強化する新しい機能を発表しました。Power Apps で作成したアプリを Teams アプリとして公開できるようになりました。また、そのアプリをユーザーが各自の左側レールにピン留めできるようになりました。また、Power Automate トリガーとアクションを新しく追加しました。ユーザーはカスタム メッセージ アクションの設定や通知の送信など、チームや個人の一般的なタスクの実行を効率化できるようになります。さらに近日中には、リッチな Power BI プレビューを Teams チャットで参照する機能が搭載され、Power BI タブの機能が強化される予定です。ユーザーは Teams ですべてのデータを参照し、データに関する議論を簡単に実行できるようになり、データ ドリブンな意思決定が加速します。

Office Scripts

Office Scripts では扱いづらいプロセスを単純化し、繰り返し作業を自動化できるため、少ない労力でより多くを達成できます。本日、Excel にスクリプトを導入しました。この新しいプロセス オートメーション機能で、ワークブック内でのアクションを記録してスクリプトとして保存できます。保存したスクリプトを Power Automate と統合して、自動実行のスケジュールを設定することや、より大きなフローに統合することができます。Office Scripts については、年内にパブリック プレビュー版の提供を開始する予定です。

Office Scripts を Microsoft Excel で使用しているアニメーション画像。右側のウィンドウでユーザーがスクリプト レコーダーを開いています。

セキュリティ

AI を利用した新機能によって、組織の貴重な資産のセキュリティを維持しながら従業員が自由にコラボレーションすることが簡単になります。

Microsoft Authenticator

Azure AD プランのお客様は (これには無料プランも含まれます)、Microsoft Authenticator アプリを使用して、Microsoft アプリと Microsoft 以外のアプリの両方に、パスワードレスで安全にアクセスできるようになりました。パスワードは、サイバーセキュリティにおける最も弱いリンクであり続けています。Azure AD と Microsoft Authenticator を使用すると、パスワードレスに移行してユーザー エクスペリエンスの向上とサポート コストの節減を実現するとともに、2 要素または多要素認証 (MFA) を実装してセキュリティを高めることができます。MFA を導入すると、フィッシングやその他のアイデンティティ ベースの攻撃リスクを最大 99.9% 削減できるので、セキュリティ向上の最善策といえます。また、150 シート以上のお客様は Microsoft にお問い合わせいただけば、FastTrack 経由でこの機能をセットアップすることもできます。

Azure AD の新たな価値

Azure AD Cloud Provisioning によってクラウドへのアイデンティティの移動が簡単になりました。オンプレミス同期サーバーが不要になり、代わりに軽量のオンプレミス エージェントを使用します。この方法では、複数の、接続されていないオンプレミス Active Directory (AD) フォレストからのプロビジョニングが可能になります。また、クラウドのパワーを活用して、ディレクトリに関する一般的な課題、たとえば同期の複雑さやデータ変換ロジックなどに対処できるようになります。この機能は、複雑な組織や M&A を管理する大企業のお客様における最上位のニーズに対処するものであり、可用性を高めるとともに、実装と運用のコストを削減します。

Microsoft Defender Advanced Threat Protection (ATP)

Microsoft Defender ATP のエンドポイント検出と対応 (EDR) 機能を、プレビュー版として macOS デバイスで利用できるようになりました。Linux サーバーのサポートを次に追加する予定です。これは、脅威対策ソリューションにおける複数プラットフォーム対応を拡大するという Microsoft のコミットメントの一環です。Microsoft の世界レベルのエンドポイント保護と EDR 機能は Windows に対して既に利用されていますが、大企業のお客様の多くは、さまざまなテクノロジ プラットフォームの複雑な組み合わせを管理しており、これには多数のオペレーティング システムも含まれています。その環境全体に対する保護が必要です。この継続的な投資によって、お客様が必要としている幅広い保護が得られ、1 つの統合ビューを管理者とセキュリティ対策担当者の両方が利用できるので、セキュリティ インシデント発生時のエンタープライズ全体の調査と対応が可能になります。

Application Guard for Office

現在プライベート プレビュー中の Application Guard for Office は、悪意のある可能性を秘めた Word、Excel、および PowerPoint ファイルに対するハードウェア レベルのコンテナー ベース保護を実現します。Microsoft Defender ATP を活用して、ドキュメントが悪意のあるものか、信頼できるものかを明らかにします。

コンプライアンス

新しいイノベーションでリスク管理をシンプルにし、自動化します。これには AI を利用して威力を何倍にも高めます。複雑化が進むコンプライアンス要件と、ますます増加する内部関係者による脅威に先回りします。

内部関係者によるリスクの管理

過去 12 か月間に内部関係者による攻撃を受けた組織は、驚きの 53% にのぼります。これらのリスクや違反を特定するために必要な労力は決して小さくなく、セキュリティ、人事 (HR)、法務の効果的なコラボレーションに加え、プライバシーとリスク管理の間のバランスが取れたアプローチが必要になります。本日発表する Microsoft 365 の Insider Risk Management は、Office、Windows、Azure、および人事システムなどのサード パーティ システムにわたって、内部関係者による脅威、リスク、倫理規定違反の迅速な特定と修復を支援します。Insider Risk Management は、Microsoft Graph やその他のサービスを活用して、複数の信号をインテリジェントに関連付けて隠れたパターンや潜在的なリスクを特定し、ファイル アクティビティ、コミュニケーションにおける感情、そして通常とは異なるユーザー行動に関するインサイトをリアルタイムで提示します。Insider Risk Management には一連のプレイブックが含まれており、デジタル知的財産の盗難や機密性の侵害といったリスクに合わせて構成できるので、脅威を効果的に特定して行動を取るのに役立ちます。また、プライバシーを考慮して設計しているため、調査の初期段階では、リスクのあるユーザーの表示名を既定で匿名化することができます。

コンプライアンス スコア

コンプライアンスとリスク管理チーム全体でリスクの評価と管理を効果的に行うために必要な知識とツールを備えることは、これまでになく重要になっています。より効果的なデータ保護コントロールの実施に役立つように、Microsoft コンプライアンス スコアのパブリック プレビューを発表します。これは、リスク評価をシンプルにして自動化を可能にするものです。Microsoft コンプライアンス スコアを使用すると、データ保護管理の評価と監視を継続的に実施できるようになります。スコアを向上させる方法の明確なガイダンスを受け取り、組み込みのコントロール マッピングを活用してコンプライアンスの取り組みをさまざまな規制や標準に拡大することができます。

一般データ保護規則 (GDPR) や ISO 27001 などの複雑な規制の専門家でなくても、コンプライアンスに必要なアクションをすばやく学び、進歩に貢献することができます。また、米国カリフォルニア州の消費者プライバシー法 (CCPA) やその他の GDPR スタイルの規制に対応する新しい評価も導入しました。コンプライアンス スコアは現在パブリック プレビュー中で、すべての Microsoft 365 エンタープライズ プランの Microsoft 365 コンプライアンス センターで利用できます。

現在プレビュー中の Microsoft コンプライアンス スコアのメーターを表す画像。

管理

管理に関する新しいイノベーションによって、Microsoft 365 はクラウドと AI を活用し、組織が保有するすべてのデバイスについて、セットアップ、セキュリティ保護、監視、管理を支援します。

Microsoft エンドポイント マネージャー

Microsoft エンドポイント マネージャーは、組織のテクノロジ資産に含まれるすべてのエンドポイントを一元化した形で安全に管理するための、統合されたソリューションです。Microsoft Intune と System Center Configuration Manager の機能とデータを組み合わせて、新しいインテリジェントなアクションと分析を追加したエンドポイント マネージャーは、シームレスでエンドツーエンドの管理を Windows、Android、Apple のデバイス、アプリ、ポリシーに対して行うものであり、移行時の複雑さや生産性の阻害はありません。今後数か月の間に登場する Microsoft エンドポイント マネージャーの機能とエクスペリエンスにご期待ください。また、すべてのお客様が Microsoft エンドポイント マネージャーの利点を活用できるように、Intune を既存の SCCM のお客様の Windows PC 管理に利用できるようにします。2019 年 12 月 1 日から、これらのデバイスを Microsoft エンドポイント マネージャーで共同管理し、Autopilot や Desktop Analytics などクラウドを利用した機能を使い始めることができます。

Microsoft 生産性スコア

Microsoft 生産性スコアは 2 つの分野に焦点を当てます。従業員のエクスペリエンスと、テクノロジのエクスペリエンスです。どちらも、組織がどのように機能しているかを可視化し、エクスペリエンスの改善が可能なところを特定するためのインサイトが得られ、スキルやシステムを向上させるためのアクションが提示されるので、すべての人々が最善の仕事をできるようになります。

従業員のエクスペリエンスは、従業員の生産性とエンゲージメントを高めるために Microsoft 365 がどのように役立っているかを示します。人々がどのようにコンテンツ上でのコラボレーションを行っているか、場所を問わず仕事ができているか、会議の文化を育てているか、そして互いにコミュニケーションを取っているかを数値で表すことで、仕事を完了するためのさまざまな方法が見えてきます。一方、テクノロジのエクスペリエンスは、組織の環境内のポリシー、デバイス設定、ハードウェアとアプリケーションのパフォーマンスを評価してインサイトを提示するとともに、Microsoft エンドポイント マネージャーでアクションを提案します。

Managed Meeting Rooms

生産性の高い会議は、モダン ワークプレイスでの成功に不可欠です。リモート コラボレーションの急激な普及も相まって、会議の効果を高めるには適切な会議室テクノロジと環境が必要と考えるビジネス リーダーが増えています。本日、Microsoft の新しい会議室管理サービス、Managed Meeting Rooms のプライベート プレビューを発表します。このクラウドベースの IT 管理とセキュリティ監視サービスで、Teams 会議室のセキュリティが確保され、最新バージョンに保たれ、先回り方式で監視が行われるため、優れた会議室内エクスペリエンスが実現します。これまで、100 社を超えるお客様にご利用いただき、1,500 を超える会議室を管理してきました。現在はプライベート プレビューとなり、さらに多くのお客様にご利用いただくことができます。参加に関心をお持ちの場合は、お知らせください

グローバル閲覧者

セキュリティ態勢を改善するために、管理者としてのアクセス許可は業務上必要なユーザーだけに与えられるようにしたいという要望をいただいています。実のところ、お客様からのご要望の中でも上位に入ります。このたび発表する Azure AD と Microsoft 365 管理センターでの新しい管理者の役割は、組織内の全体管理者の数を減らすのに役立ちます。たとえば、グローバル閲覧者という役割を付与された管理者は Microsoft 365 全体の情報を見ることができますが、設定やデータの変更を行うことはできません。これからは、グローバル閲覧者の役割を割り当てると、組織内のレポート、計画、監査、調査をサポートする管理者に必要以上の特権を与える必要がなくなります。また、グローバル閲覧者の役割を他の管理者の役割 (たとえば Exchange 管理者) と組み合わせると、組織内での管理者特権の割り当ての管理をさらに細分化してスコープを定めることができます。

オンボーディング ハブ

Microsoft からセキュリティと管理効率の向上のための指針を示してほしい、というご要望もいただいています。Microsoft 365 管理センターのセットアップ領域にあるオンボーディング ハブに追加された新しいエクスペリエンスが、Microsoft 365 全体にわたって機能を発見し、学習し、利用するのに役立ちます。この機能には、Azure AD やその他の管理者用ポータル、たとえばセキュリティ/コンプライアンス センターなども含まれます。お客様の現在の構成と管理アクティビティに基づいて推奨事項がインテリジェントに提示されるので、セキュリティ態勢の改善、データ規制に対するコンプライアンスの維持、アプリの最新状態の維持、コストの削減に役立ちます。

Microsoft 365 管理センターでのオンボーディング ハブのスクリーンショット。

Microsoft 365 管理センター (admin.microsoft.com) での新しい推奨事項。

グローバル閲覧者の役割を使用したオンボーディング ハブへのアクセスは、Microsoft 365 で計画や監査のアクティビティを実行する強力で安全な方法です。グローバル閲覧者は推奨事項を見て評価し、実装手順とユーザーへの影響を学習し、現在の管理権限の割り当てを見ることができますが、テナントや構成変更を加えることはないからです。

Office 365 グループ

Office 365 グループは、Microsoft 365 全体におけるコラボレーションを強化してチームワークを推進するメンバーシップ サービスです。これは、Teams、SharePoint、Outlook、Yammer、Microsoft Stream など 20 を超えるアプリケーションの中核的な土台となる機能です。グループの管理エクスペリエンスに多数の改善を実施し、新たにライフサイクル管理とコンプライアンスの機能を追加したことをお知らせします。たとえば、グループに対してチームをすばやく作成する、削除済みグループを一覧表示して復元する、グループ メールの別名を編集する、秘密度ラベルを使用するといったことができます。また、セルフ サービスのグループ作成と管理を有効にすることもできます。これで、IT 部門が設定した保護枠とポリシーによる制御の下で、ユーザーがチームや Yammer チャネルを作成できるようになります。

フィードバックをお送りください

世界の生産性向上クラウドである Microsoft 365 でのイノベーションはどれも、お客様とお客様の組織が新たな形で生産性を発揮してより多くを達成するのに役立つように設計されています。これらの新機能をお客様と共有できることをうれしく思います。そして、フィードバックとインサイトをお待ちしています。

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注目の新しい SharePoint ホーム サイト: インテリジェントなワークプレイスを提供する Microsoft 365 の技術革新 http://approjects.co.za/?big=ja-jp/microsoft-365/blog/2019/05/21/sharepoint-home-sites-microsoft-365-innovations-intelligent-workplace/ Tue, 21 May 2019 16:00:33 +0000 本日、SharePoint Conference (本日正午、SharePoint Virtual Summit での基調講演がオンラインで配信されます) で、SharePoint ホーム サイト (組織向けの、動的で魅力的な、パーソナライズされた従業員エクスペリエンス) を含む、SharePoint および Microsoft 365 全体の最新機能と今後の技術革新が紹介されました。このような技術革新によりインテリジェントなワークプレイスが強化され、チームは共同作業を行い、ワークフローを合理化できます。また、組織は従業員を連携させ、効果的なコミュニケーションを実現できます。個人については、人工知能 (AI) を利用したエクスペリエンスや分析情報により、創造性と生産性を向上できます。 Microsoft 365 を構成する世界最高レベルのアプリケーション (SharePoint、OneDrive、Microsoft Teams、Yammer、Microsoft Stream、PowerApps、Microsoft Flow など) により、500,000 社を超える企業のお客様と 1 億 8,000 万人を超える企業のアクティブ ユーザーが、デジタル トランスフォーメーションを実現させています。 本日は、以下の分野の技術革新について、注目すべき点をご紹介します。 インテリジェントなイントラネットの目玉となる SharePoint ホーム サイト。 従業員エンゲージメントとコミュニケーションを向上するための Yammer および Microsoft Stream の技術革新。 OneDrive によるインテリジェントなファイルの操作、共有、管理。 Microsoft 365 のパフォーマンス、セキュリティ、インテリジェンスを向上し、技術革新を進める。 SharePoint ホーム サイトでインテリジェントなイントラネットを実現する 明確なビジョンを持った人たちは、インテリジェントなイントラネットにより、従業員エクスペリエンスと組織アライメントが向上し、企業文化の変革が促進されることを認識しています。デジタル ワークプレイスの中心となるインテリジェントなイントラネットは、共同作業のための共有コンテンツやソリューションを提供し、チームやサイロ間で人やコンテンツをつないで社内全体の知識を活用できるようにし、さらに従業員エンゲージメントとコミュニケーションを促進します。 本日、このような先見の明のある一人である、武田薬品の

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本日、SharePoint Conference (本日正午、SharePoint Virtual Summit での基調講演がオンラインで配信されます) で、SharePoint ホーム サイト (組織向けの、動的で魅力的な、パーソナライズされた従業員エクスペリエンス) を含む、SharePoint および Microsoft 365 全体の最新機能と今後の技術革新が紹介されました。このような技術革新によりインテリジェントなワークプレイスが強化され、チームは共同作業を行い、ワークフローを合理化できます。また、組織は従業員を連携させ、効果的なコミュニケーションを実現できます。個人については、人工知能 (AI) を利用したエクスペリエンスや分析情報により、創造性と生産性を向上できます。

Microsoft 365 を構成する世界最高レベルのアプリケーション (SharePoint、OneDrive、Microsoft Teams、Yammer、Microsoft Stream、PowerApps、Microsoft Flow など) により、500,000 社を超える企業のお客様と 1 億 8,000 万人を超える企業のアクティブ ユーザーが、デジタル トランスフォーメーションを実現させています。

本日は、以下の分野の技術革新について、注目すべき点をご紹介します。

  • インテリジェントなイントラネットの目玉となる SharePoint ホーム サイト。
  • 従業員エンゲージメントとコミュニケーションを向上するための Yammer および Microsoft Stream の技術革新。
  • OneDrive によるインテリジェントなファイルの操作、共有、管理。
  • Microsoft 365 のパフォーマンス、セキュリティ、インテリジェンスを向上し、技術革新を進める。

SharePoint ホーム サイトでインテリジェントなイントラネットを実現する

明確なビジョンを持った人たちは、インテリジェントなイントラネットにより、従業員エクスペリエンスと組織アライメントが向上し、企業文化の変革が促進されることを認識しています。デジタル ワークプレイスの中心となるインテリジェントなイントラネットは、共同作業のための共有コンテンツやソリューションを提供し、チームやサイロ間で人やコンテンツをつないで社内全体の知識を活用できるようにし、さらに従業員エンゲージメントとコミュニケーションを促進します。

本日、このような先見の明のある一人である、武田薬品の Kevin Schramm 氏 (Head of IT Strategy and Operations) が、注目すべき事例を紹介してくれました。日本を拠点とし、世界をリードする製薬会社の武田薬品工業は、米国に拠点を置く Shire 社を買収したときに、わずか 4 か月で SharePoint イントラネットを構築しました。ワークプレイスをつなぎ、組織アライメントを促進し、60,000 人を超える世界中の従業員のコミュニケーションを強化することが目的でした。Schramm 氏は、「1 日目から、会社の価値観を反映した文化を創造し、共有したいと考えていました。新しいイントラネットは、両社の統合を従業員に示すうえで重要な役割を果たしました。SharePoint を使用することにより、非常に厳しい期限を守ることができ、無事に 2 つの組織を 1 つにまとめ上げることができました」と説明しています。

SharePoint は、10 年以上にわたり、イントラネットとして何十万社ものお客様の高い評価を受けており、あらゆる地域や業界でイントラネット サービス業界をリードしています。クラウドへの移行に伴い、お客様からのご要望にお応えし、Microsoft は価値創出までの時間を短縮できるように、すぐに使えるさまざまな機能を提供してきました。イベント “SharePoint の未来” が開催されたのはわずか 3 年前のことですが、SharePoint は今日までにインテリジェントなイントラネットに大きな変革をもたらし、チームワークのための柔軟なソリューション、魅力的な従業員エクスペリエンス、AI を活用した検索とコンテンツ管理を提供しています。コミュニケーション サイト、組織のニュース、ハブ、最新のチーム サイト、ページ、リスト、ライブラリを、ブラウザー、デバイス、そして高い評価を受けている SharePoint モバイル アプリで利用できるようになりました。

紹介ビデオ

SharePoint ホーム サイト

本日、革新への一歩を前に踏み出し、さらに短い期間でお客様の価値創出を実現できるようになったことを発表しました。SharePoint ホーム サイトは、組織向けの統合されたインテリジェントな従業員エクスペリエンス (ランディング ページ) で、次の機能を備えています。

  • ワークプレイスを Microsoft Search およびメガメニュー ナビゲーションとつなげます。
  • 組織内での役割や立場に基づいて、各ユーザーに関連するニュースやコンテンツを提供します。
  • Yammer および Microsoft Stream を利用して、従業員に会話に参加してもらったり、注目すべきビデオを閲覧してもらったりすることができます。
  • パーソナライズされたコンテンツ、情報、ナビゲーションで、個人の生産性を向上します。

パーソナライズされた動的で魅力的な、組織向け従業員エクスペリエンスを提供する SharePoint ホーム サイトを表示した複数のデバイスの画像。

SharePoint ホーム サイトは、パーソナライズされた動的で魅力的な、組織向け従業員エクスペリエンスを提供します。

ホーム サイトは、優れた機能を備えた SharePoint コミュニケーション サイトで、次のような特徴があります。

  • 組織のニュース ソース (既定)。ホーム サイトに公開されるニュースは、公式のニュースであることが視覚的に確認できるようにマークが付けられ、ホーム サイトにアクセスできるすべてのユーザーに配信されます。
  • SharePoint モバイル アプリの新しいホーム ビューのランディング ページ。
  • 強化された SharePoint スタート ページ (旧称 “SharePoint ホーム”) への接続。改善されたナビゲーション、サイト間のアクティビティに関する分析情報、すぐに作業を再開できるドキュメントのビューが特徴です。さらに、[後のために保存] ビューが拡張され、レビューするためにフラグを設定したニュースやコンテンツが表示されるようになりました。
  • 企業全体の Microsoft Search エクスペリエンス。スイート バーの検索ボックスからアクセスできます。

これまでイントラネット ポータルのプロジェクトに何か月もかかっていた場合でも、ホーム サイトを数分で展開できるようになります。コードを作成する必要はありません。展開した後、すぐに使える Web パーツ、ナビゲーション、サイト デザインをカスタマイズして、組織の意図や優先順位を反映したサイトを作成することができます。

もちろん、SharePoint がイントラネットでアプリケーションを提供するための強力なプラットフォームであることに変わりはありません。今回、Teams で使用可能なサードパーティ製の数百ものアプリケーションを SharePoint サイトに追加できるようになりました。さらに、自社の開発者が SharePoint Framework を使用して作成したソリューションや、幅広い SharePoint パートナーのネットワークによって作成されたソリューションを組み込むこともできます。このたび、十数社のパートナー企業が、各社のイントラネット サービスを SharePoint のインテリジェントなイントラネットと緊密に統合することに合意したことをお知らせします。これにより、お客様は SharePoint モバイル アプリケーションや将来の技術革新に合わせてパフォーマンスを最適化し、互換性を維持した幅広いソリューションを利用できるようになります。

ホーム サイトを導入し、お客様による、まったく新しいインテリジェントな従業員エクスペリエンスの構築を支援できることを大変嬉しく思っています。詳細については、SharePoint ホーム サイトの詳細情報およびインテリジェントなイントラネットのその他の技術革新をご覧ください。

従業員エンゲージメントとコミュニケーションを向上するための Yammer および Microsoft Stream の技術革新

SharePoint ホーム サイトは、Yammer および Microsoft Stream とそのまま統合できます。本日、Microsoft は Yammer と Microsoft Stream の技術革新を発表しました。これらの技術革新により、従業員エンゲージメント、コミュニケーション、学習に役立つ価値の高いシナリオを実現できます。

Yammer の技術革新

Yammer は、組織全体のユーザーをオープンな会話に接続します。あらゆるデバイスで表示可能な Yammer の軽量の会話エクスペリエンスは、すべての従業員に発言の機会や、考え、アイデア、フィードバックを表明する機会を与えることで、従業員の参加を促進します。Yammer の新しい質問と回答機能では、質問を投稿することができ、質問者またはグループ管理者は返信に最適な回答としてのマークを付けることができます。こうすることで、知識の共有や将来の再利用が容易になります。さらに、グループはよく寄せられる質問に対して、ボットに似たインテリジェントな回答を掲載することができます。

Yammer の質問と回答機能を示す画像。回答者の返信の下部に表示された [最適な回答をマークする] にカーソルを位置付けてクリックします。

Yammer の質問と回答により、ユーザーは組織全体で回答を簡単に見つけることができます。

Yammer による組織の成功を加速させるために、Office 365 グループに接続された Yammer グループを使用するすべてのお客様への Yammer 向け電子情報開示の提供開始をお知らせします。さらに、欧州のお客様固有のデータ所在地要件に対応するために、EU 域内の Yammer 向け地域内データ ストレージの早期提供に向けて取り組んできましたが、本日、提供を開始する運びとなりました。Yammer メッセージと Yammer メッセージに添付されるファイルは、EU 域内の新しい Yammer ネットワーク向けに、Microsoft の EU データセンターに保存されるようになりました。

Microsoft Stream の新機能

コミュニケーション、学習、エンゲージメントをサポートするための手段として、ビデオを使用するお客様がますます増えています。本日 Microsoft は、Microsoft 365 のインテリジェントなビデオを強化する Microsoft Stream の新機能を発表しました。iOS および Android 版の Microsoft Stream モバイル アプリから、ビデオの録画、アップロード、共有を安全に行うことができます。Microsoft Forms を使用すると、投票、アンケート、またはクイズをビデオに簡単に挿入できます。

Microsoft Stream モバイル アプリを表示した 2 台の携帯電話の画像。

Microsoft Stream モバイル アプリを使用して、ビデオの録画、アップロード、共有を安全に行うことができます

開いたノート PC の画像。画面は、アンケートを取っている Microsoft Stream。

Microsoft Stream を使用して、クイズ、投票、またはアンケートをビデオに埋め込むことができます。

SharePoint スペースの更新情報

SharePoint Conference 2018 で、SharePoint スペースの早期情報を発表しました。SharePoint スペースを使用すると、あらゆるヘッドセットやブラウザーで表示できる、魅力的な複合現実エクスペリエンスをだれでも作成できます。非常に多くのお客様から関心をお寄せいただき、世界中のあらゆる業界の 1,800 社を超える企業から制限付きプレビューの申し込みがありました。Microsoft では、多数のお客様の協力を得て、SharePoint スペースの計画策定に取り組んでいます。また、3D と仮想現実に関する業界標準についても共同作業を行っています。

本日、Microsoft での使用例を示して、進捗状況を簡単に説明するビデオも公開しました。これにより、2D および 3D のビデオと 360° の画像を使用して、Microsoft 社屋を見学体験したり、新しい社屋のイメージを見たりすることができます。SharePoint スペースについては、Ignite 2019 でさらに詳細な情報を発表する予定です。

Microsoft では、社内の文化的な変革を広げるために、従業員を Yammer とライブ イベントに接続して、世界中の 110,000 人を超える従業員に参加してもらえるようにしました。現在、同じ機能を使用して文化の変革、組織アライメント、オープンな会話、説得力のあるコミュニケーション、学習や開発のためのイマーシブなエクスペリエンスを推進しているお客様からの体験談をお待ちしております。

詳細については、Yammer に関する発表および Microsoft Stream の新機能をご覧ください。

OneDrive により共有と管理を強化した、インテリジェントなファイル エクスペリエンス

Microsoft 365 のファイル管理アプリである OneDrive では 、Windows PC または Mac 上、ブラウザー、および高い評価を受けている iOS および Android 版アプリを介して、すべてのファイル (個人の作業ファイルや Microsoft 365 を介して共有しているファイル) を操作できます。同期の改善点として、同期の時間を短縮し、ネットワーク使用量を削減する差分同期がすべてのファイルに対してサポートされるようになりました (Office ファイルについては既に差分同期がサポートされています)。さらに、現在プレビュー中の Windows Virtual Desktopサポートされるようになりました。これらの改善により、組織はクラウドに接続されたエクスペリエンスを利用でき、ユーザーはネイティブのエクスペリエンス (エクスプローラーや Finder など) 内でクラウド ファイルを操作できるようになります。

OneDrive では、OneDrive 内の Microsoft Search と、パーソナライズされたおすすめ情報を提供する AI を活用した新しいエクスペリエンスを使用して、最も重要なファイルを見つけることができます。OneDrive のファイルのホバー カードが強化され、ファイルの分析情報、アクティビティ、ライフサイクルの信号 (DLP ポリシーなど) が表示されるようになりました。さらに、[後のために保存] 機能が新しく追加され、都合の良いときに戻ることができるようにファイルにフラグを付けることができます。

OneDrive Web アプリケーションには、共有ライブラリのための完全な再現性が維持された新しいファイル エクスペリエンスが追加されました。これにより、Windows PC または Mac とのファイルの同期、メタデータ列およびカスタム ビューの使用、320 種類以上のファイル形式 (360° の画像AutoCAD DWG ファイルなど) のプレビューが可能になります。さらに、共同作業者は、320 種類以上のファイル形式 (画像、CAD 図面、PDF など) にコメントを追加できるようになりました。Office 以外のファイルでのコメントも新たにサポートされます。

OneDrive に格納された Word 文書に残されたコメントの画像。

OneDrive のインテリジェントなエクスペリエンスには、共有ライブラリのための完全な再現性が維持されたファイル エクスペリエンスが含まれています。たとえば、条件付き書式とメタデータ、ファイルの分析情報やアクティビティを表示するファイルのホバー カード、充実したコラボレーション機能などを使用できます。

組織で設定された共有ポリシーの範囲内で、組織内外のユーザーと簡単に、そして OneDrive から直接ファイルの共同編集ができるようになりました。Office 365 グループでサポートされる合理化されたエクスペリエンスを使用して、共有ライブラリを作成できるようになり、共有相手を指定できるようになりました。もちろん、チームワークを実現するためのハブである Teams でもファイルを共有できます。Teams では、Teams のチャットに新しく追加されたファイル共有コントロールを使用して、ファイルのコピーをアップロードするか、リンクを共有するかを選択できます。また、リンクからアクセスできるように構成することもできます。この新しい共有コントロールを Outlook にも追加する予定です。

Microsoft Teams での会話の画像。

Teams で共有されるファイルのアクセス管理。

Outlook で共有されるファイルの画像。

Outlook で共有されるファイルのアクセス管理。

最後に、新しいファイル要求機能を紹介します。フォルダーを選択して、ファイルを追加するように相手に要求することができます。選択したフォルダーには誰でもファイルをアップロードできますが、自分のファイルのみが表示されます。さらに、ファイルが追加されると、要求者に通知が送信されます。複数の個人からファイルを収集する必要がある場合には、ファイル要求機能により、各個人が他のユーザーのファイルを閲覧できないようにできます。

これらの注目すべき機能の詳細、テナントへの提供予定、およびファイルの共有と共同作業に関して発表されたその他の技術革新については、OneDrive ブログをご覧ください。

強化された SharePoint ファイル ストレージでコンテンツの共同作業を促進

Microsoft 365 は、コンテンツ向けの機能が最も豊富で、信頼性が高い、インテリジェントなクラウドです。SharePoint は、Microsoft 365 でのコンテンツの共同作業を強化します。Microsoft では、調査と技術に数十億ドルをかけて、Microsoft 365 の機能、パフォーマンス、スケーラビリティ、セキュリティの大幅な改善を推進しています。

本日、これらの「水面下」の投資の一部が公表されました。

  • Microsoft 365 からデータにアクセスする速度は、わずか 2 年前に比べて、10 倍も速くなりました。
  • Office 365 のエクスペリエンスは、1 年前に比べて 3 倍も高速になりました。これは、自身のデータセンターから遠く離れた場所で作業している場合でもエクスペリエンスの速度を向上するアーキテクチャに投資することで実現されました。
  • インテリジェンスと分析情報をより高速化して応答性を向上するために、Microsoft では、追加または変更するコンテンツを数秒で検索できるようにする作業に取り組んでいます。
  • 現在、専用のアプリケーションを必要とすることなく、Web、モバイル、およびデスクトップ版の Microsoft 365 アプリケーションと Windows 10 で、320 種類以上のファイル形式を表示できます。
  • OneDrive に追加された差分同期により、大型のファイルの同期が大幅に高速化され、同期によるネットワーク使用量も大幅に削減されます。

SharePoint のパフォーマンス、スケーラビリティ、共同作業、インテリジェンスに対する投資により、Microsoft 365 全体でのコンテンツの共同作業について重要な技術革新が進んでいます。最近の例としては、SharePoint、Office.com、Bing.com で一般提供されるMicrosoft Search のリリース、および Fluid Framework のデモンストレーションでプレビューされた、リアルタイムでのインテリジェンス支援の共同作業があります。

Microsoft 365 をすべてのコンテンツおよび共同作業に最適なクラウドにする、SharePoint のファイル ストレージの改善機能の詳細については、「Microsoft 365 クラウド ユーザー エクスペリエンスの強化」をご覧ください。

最後に、Microsoft では、IT 組織がビジネスを活性化し、情報が保護されているという安心を得ることができるように、業界をリードするセキュリティとコンプライアンスの制御機能により、ユーザー、デバイス、コンテンツを統制できる機能への投資を継続しています。

  • 分類ラベル: Microsoft 365 全体で情報のライフサイクル、セキュリティ、コンプライアンスを一貫して管理できます。
  • 高い評価を受けるコンプライアンス制御とグローバルな拠点: SharePoint および Office 365 グループ向けの Multi-Geo Capabilities の一般提供など。
  • サードパーティのデータを Microsoft 365 にネイティブにアーカイブする新しいエンタープライズ情報アーカイブ機能組織がコンプライアンス要件を満たすために役立つ新しいソリューション (レコード管理など)、監督機能の更新 (さらに詳細に調べるためにインテリジェンスを活用し、疑わしいコンテンツを特定する、すぐに使える新しい機械学習モデルなど)。これらのソリューションは、Microsoft 365 E5 および E5 コンプライアンス製品と共に一般提供されます。

セキュリティ、コンプライアンス、管理の容易性の詳細については、「SharePoint のセキュリティ、管理、移行に関する更新情報」および「Microsoft 365 コンプライアンスに導入された新しいレコード管理ソリューションと機械学習の更新情報」をご覧ください。

ヒントと次のステップ

本日発表された技術革新とビジョンは、お客様の成功事例、体験談、質問、要望から発想を得たものです。私たちのチームは、お客様の声にきちんと耳を傾け、インテリジェントなワークプレイスによる組織改革に向けてお客様の意欲を引き出せるような機能を作成します。

2019 年 5 月 21 日正午 (太平洋時間) から始まる SharePoint Virtual Summit をご覧になり、フィードバックをお寄せください。Ignite 2019 にもぜひご参加ください。さらに多くの大きな発表を行う予定です。それまでは、月次最新情報にサインアップすることをおすすめします。これは、Microsoft 365 のコミュニケーションおよびコラボレーションのエクスペリエンスに関する発表、ガイダンス、ヒントを常に把握するために最適な場所です。

また、詳細については次のリソースもご覧ください。

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世界規模の生産性向上クラウド – Microsoft 365 の人を中心とした新しいエクスペリエンス http://approjects.co.za/?big=ja-jp/microsoft-365/blog/2019/05/06/build-2019-people-centered-experiences-microsoft-365-productivity-cloud/ Mon, 06 May 2019 15:30:25 +0000 本日の Microsoft Build 2019 において、Microsoft 365 の最新の技術革新が発表されました。Microsoft 365 は、Office 365、Windows 10、Enterprise Mobility + Security を 1 つに統合したソリューションとして、約 2 年前に初めてリリースされました。それ以来、Microsoft Teams、Microsoft Search、Microsoft Stream などの新しい製品が発表され、時間や場所を問わずに使用できる、密接に連携した 1 つの環境セットを利用できるようになりました。これは、Office の作成方法を多くの点で踏襲しています。Office は、30 年以上前に Word、Excel、PowerPoint を統合した生産性アプリとして作成され、世界で最も広く使用されているスイート製品になりました。Microsoft は、Microsoft 365 で世界規模の生産性向上クラウドを構築しており、どんなデバイスでもスマートに共同作業できるソリューションを提供しています。本日発表された更新機能は、ユーザー間、アプリ間、デバイス間の障壁を解消して新しい働き方を実現するための、Microsoft の取り組みの新たなステップです。 これらのすべてのイノベーションの基盤となっているのは、Microsoft Graph です。Microsoft Graph は、Microsoft Cloud 内のお客様の生産性アクティビティに関する、セキュリティ保護され法令に準拠した記録です。これは、ドキュメント、アプリ、デバイス間にまたがった、組織の作業のコンテキストを提供し、開発者は人間中心のクロスプラットフォーム エクスペリエンスを作成することができます。Microsoft Graph は、「クラウド生まれの」エクスペリエンス (Microsoft Teams、Microsoft Search、MyAnalytics など) から既存のアプリ (Word、Excel、PowerPoint など) での最新のクラウド接続コラボレーションにいたるまで、Microsoft 365 の最も重要なコンポーネントを強化します。以下では、これらのエクスペリエンスの最新の更新情報と、それらの機能を実現可能にした基盤となる開発者テクノロジについて説明します。 ブラウジングでも開発でも

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本日の Microsoft Build 2019 において、Microsoft 365 の最新の技術革新が発表されました。Microsoft 365 は、Office 365、Windows 10、Enterprise Mobility + Security を 1 つに統合したソリューションとして、約 2 年前に初めてリリースされました。それ以来、Microsoft Teams、Microsoft Search、Microsoft Stream などの新しい製品が発表され、時間や場所を問わずに使用できる、密接に連携した 1 つの環境セットを利用できるようになりました。これは、Office の作成方法を多くの点で踏襲しています。Office は、30 年以上前に Word、Excel、PowerPoint を統合した生産性アプリとして作成され、世界で最も広く使用されているスイート製品になりました。Microsoft は、Microsoft 365 で世界規模の生産性向上クラウドを構築しており、どんなデバイスでもスマートに共同作業できるソリューションを提供しています。本日発表された更新機能は、ユーザー間、アプリ間、デバイス間の障壁を解消して新しい働き方を実現するための、Microsoft の取り組みの新たなステップです。

これらのすべてのイノベーションの基盤となっているのは、Microsoft Graph です。Microsoft Graph は、Microsoft Cloud 内のお客様の生産性アクティビティに関する、セキュリティ保護され法令に準拠した記録です。これは、ドキュメント、アプリ、デバイス間にまたがった、組織の作業のコンテキストを提供し、開発者は人間中心のクロスプラットフォーム エクスペリエンスを作成することができます。Microsoft Graph は、「クラウド生まれの」エクスペリエンス (Microsoft Teams、Microsoft Search、MyAnalytics など) から既存のアプリ (Word、Excel、PowerPoint など) での最新のクラウド接続コラボレーションにいたるまで、Microsoft 365 の最も重要なコンポーネントを強化します。以下では、これらのエクスペリエンスの最新の更新情報と、それらの機能を実現可能にした基盤となる開発者テクノロジについて説明します。

ブラウジングでも開発でも Microsoft Edge でオープン Web を活用

Microsoft は昨年の 12 月に、今後のデスクトップ版 Microsoft Edge の開発において、Chromium オープンソース プロジェクトを採用することを表明しました。より大きな Chromium オープンソース プロジェクトと連携することで、お客様に対してはよりよい Web の互換性を提供し、Web 開発者については Web の断片化を最小限に留めることができます。本日の Build において、Windows 10 版 Microsoft Edge の次期バージョンに搭載される以下の新機能を発表します。これらは、現在ユーザーがブラウザーに対して感じている基本的な不満の一部を解消します。

  • Internet Explorer モード: Internet Explorer モードにより、Internet Explorer が Microsoft Edge の新しいタブとして表示されます。 これにより企業は、従来の Internet Explorer ベースのアプリを最新のブラウザーで実行することができます。
  • プライバシー ツール: プライバシー コントロール機能の追加により、ユーザーは Microsoft Edge で 3 つのプライバシー レベル ([制限なし]、[バランス]、[制限あり]) から選択できるようになりました。選択したオプションに応じて、Microsoft Edge では Web での第三者による追跡が制限されるため、ユーザーは選択の幅が広がり、透明性が高まり、よりパーソナライズされたエクスペリエンスを得ることができます。
  • コレクション: コレクションを使用すると、現在ユーザーが Web に対して感じている情報過多の課題に対処し、コンテンツの収集、整理、共有、エクスポートをより効率的に行うことができます。また、Office とも統合されます。

さらに、Chromium 互換 Web サイトまたは拡張機能を作成している開発者のために、追加の作業を行うことなく、Edge ブラウザーでも同じ互換サイトを表示できるようにしました。これらの機能およびその他の機能は、Microsoft Edge の次期バージョンの提供時期に合わせて段階的に提供されていく予定です。最新のプレビュー ビルドをダウンロードするには、Microsoft Edge Insider サイトにアクセスしてください。本日の発表の詳細については、開発者ブログをご覧ください。

Fluid Framework に基づく新しいレベルの共有可能な対話型 Web エクスペリエンス

Microsoft では、すべてのブラウザーで Web の生産性と共同作業を向上することにも取り組んでいます。本日、新しいレベルの共有可能な対話型エクスペリエンスを Web 上に構築するための開発者向けテクノロジである、Fluid Framework を発表します。これは、以下の 3 つの主な機能を提供します。第 1 に、Fluid Framework に基づくエクスペリエンスでは、業界トップクラスの速度と規模で、Web およびドキュメントのコンテンツを複数ユーザーで共同編集できます。第 2 に、コンポーネント化されたドキュメント モデルが提供され、作成者は共同作業用にコンテンツをビルディング ブロックに分解することができます。ビルディング ブロックは複数のアプリケーション間で使用でき、より柔軟性の高い新しい種類のドキュメントとしてまとめることができます。第 3 に、Fluid Framework にはインテリジェント エージェント用のスペースがあり、テキストの翻訳、コンテンツの取得、編集の提案、コンプライアンスのチェックなどの作業を、人間と一緒に行ってくれます。Microsoft では、このテクノロジを開発者に広く提供し、Word、Teams、Outlook などの Microsoft 365 のエクスペリエンスにも統合して、これらのツールによる共同作業を変革したいと考えています。今年後半に、開発者向けのソフトウェア開発キットと、Fluid Framework を利用した最初のエクスペリエンスが提供される予定です。

実行中の Fluid Framework のスクリーンショット。9 つの異なる画面でライブ翻訳を実行中。

コマンドから会話へ: インテリジェント エージェントへの新しいアプローチ

Build の午前の部で、仮想エージェントへの新しいアプローチのデモが行われました。このアプローチでは、制限のある自己完結型のコマンドから真の会話型エクスペリエンスに移行できます。従来の仮想エージェントへのアプローチでは、手動で選別された一連のスキルや意図を利用して、人が話す内容とバックエンド システムの適切なアクションを対応付けます。結果として、現在の仮想エージェントは、スキルを組み合わせたり、今の対話のコンテキストを次の対話に持ち越したりすることができません。

昨年 Microsoft は、Semantic Machines という企業を買収し、これに伴って、対話型 AI の世界的なリーダー数人も Microsoft の従業員となりました。私たちは、Microsoft の研究者たちと協力して、画期的な新しい対話型 AI テクノロジを構築しました。これは、複数回のやり取りを想定し、複数のドメイン、複数のエージェントをまたがる新しいレベルのエクスペリエンスを強化するもので、やり取りから次のやり取りまでの記憶を形成して、生産性を向上します。これはスキルの境界を越え、Microsoft の内外で複数のバックエンド サービスを接続します。Microsoft は、Web サイトやアプリと同じように、あらゆる組織が独自のコンテキストを備えた専用のエージェントを持ち、それらのエージェントをシームレスに相互運用できる将来を目指しています。

この新しい対話型エンジンは Cortana に統合され、Bot Framework およびその他の Azure サーフェスなどを通じて開発者に提供される予定です。これにより、Microsoft と Microsoft の顧客エコシステム全体で対話型エクスペリエンスが強化されます。

Microsoft Graph データ接続を使用して、効果的な作業パターンに関する詳細な分析情報を導出

データは、文化の変革や新しい働き方を実現するための強力な要因になります。本日 Microsoft は、Microsoft Graph データ接続の一般提供の開始を発表します。これは、Azure Data Factory を活用して、組織が Microsoft Graph の生産性データと独自のビジネス データを安全かつ大規模に組み合わせることができるようにするサービスです。Microsoft Graph は、個人や組織が自身の働き方を把握するのに役立つすばらしいリソースですが、売上や基幹業務のパフォーマンスなど、作業のコンテキストや成果に関するデータがなければ、完全に把握することはできません。データ接続では、組織がデータの制御を維持したまま、データを安全かつ準拠した方法で 1 つにまとめることにより、組織全体に適用できる効果的な作業パターンについての詳細な分析情報を引き出すことができます。Build 2019 で Microsoft Graph について発表されたすべてのトピックの詳細については、このブログ記事をご覧ください。

Microsoft Search を使用して組織の集積された知識を活用

本日、Microsoft Search の一般提供が発表され、お客様へのロール アウトが開始されました。組織の集積された知識は最も強力なツールの 1 つであり、Microsoft Search を使用すれば、作業の流れを止めることなく、その知識を活用することができます。検索ボックスは、毎日使用する Microsoft 365 のエクスペリエンス (Office、SharePoint、OneDrive、Outlook、Windows、Bing など) 全体で同一の場所に、目立つように配置されるようになりました。Microsoft Search は Microsoft Graph と密接に連携し、職場のデスクトップから移動中のモバイル デバイスまで、場所や時間を問わず必要なときに、関連する人、コンテンツ、コマンド、アクティビティを Microsoft 365 全体から検出することができます。Microsoft Search の詳細については、このブログ記事をご覧ください。

Microsoft Search の画像。「Daisy office」と入力したユーザーと、彼女のリストに表示された連絡先、ファイル、サイト。

MyAnalytics で、中断を最小限に抑えて仕事に集中

立て続けの会議や緊急の要求が珍しくないモダン ワークプレイスでは、最高の仕事をするために必要な時間やスペースを見つけて、集中力を維持できない場合があります。今夏から、フォーカス時間を優先するのに役立つ Microsoft 365 の新機能のプレビュー版を提供します。フォーカス時間は、中断なく集中して仕事をするために予定表で確保されている時間枠です。Microsoft Teams などの Microsoft 365 エクスペリエンスでは、Microsoft Graph により予定されたフォーカス時間が自動的に確保され、通知は保留にされるため、中断することなく仕事をすることができます。さらに、フォーカス時間を定期的に設定できるように、MyAnalytics にはフォーカス プランが用意されています。これにより、毎日のフォーカス時間が空き時間に基づいて柔軟かつ自動的に予約されます。また、Outlook での作業中は、未処理のタスクに対応するためのフォーカス時間を予約できるように、AI を利用した候補が表示されます。

紹介ビデオ

Outlook の操作可能なメッセージおよび Word のインライン タスクでアクションを迅速に実行

ますます変化が激しくなっている世界では、迅速なアクションが必要不可欠です。開発者は、Outlook のアダプティブ カードを利用して Outlook Mobile 用の操作可能なメッセージを作成できるようになりました。操作可能なメッセージにより、ユーザーはアプリを切り替えることなく操作をすぐに実行できるので、よりすばやく作業を完了させることができます。操作可能なメッセージを使用すると、経費報告書の承認、ドキュメントへのアクセス許可、フォーカス時間の予約、簡単なアンケートへの回答を受信トレイから行うことができます。さらに、Word 文書で @メンション インラインを使用して他のユーザーの注意を引き、文書を閉じることなく、同僚に仕事を割り当てたり、質問したり、すぐに確認するよう求めたりすることができるようになりました。昨年の夏に発表された Word Online のインライン タスクを確認してください。

MyAnalytics で利用されているフォーカス時間のスクリーンショット。

Word の新機能「アイデア」: AI を利用したクラウド内のエディター

より生産的に作業できるように、Microsoft 365 全体で AI を利用しており、ユーザーの能力を高め、作業を支援しています。本日、Word のアイデアを発表します。Word をお使いのすべてのユーザーは、AI を利用したエディターをクラウドで使用することができます。アイデアは、文章を書いているときに、より簡潔で読みやすく、インクルーシブな文書にするためのインテリジェントな候補を提供します。さらにアイデアは機械学習を利用して、難解なフレーズを書き換えるための候補も提案します。アイデアは文書の閲覧時にも役立ちます。Microsoft Graph のデータを利用して、推定閲覧時間を表示し、要点を抜き出し、略語の解読を表示します。アイデアのプレビューは、この 6 月から Word Online で使用できます。Office および Microsoft 全体の AI の詳細については、Microsoft AI ブログをご覧ください。

AI を利用して文法や文章の候補を表示する Word のアイデアのスクリーンショット。

Microsoft Teams: チームのすべてのアプリを結ぶハブ

今年の Build では、Microsoft 365 の Microsoft Teams も話題の中心となります。アプリ、そして開発者プラットフォームとしてのトピックが提供されます。Teams は、Microsoft 365 でチームワークを実現するためのハブとして重要な役割を果たし、現在 500,000 以上もの組織で使用されています。Microsoft は引き続き Teams の技術革新を進めており、ライブ キャプション、背景のカスタマイズ、データ損失防止、便利なホワイトボードのカメラなど、最新機能を追加しています。さらに本日、新しいポリシーのサポートを発表します。これにより IT 管理者は、サードパーティ製アプリや基幹業務アプリを特定の役割または部門に展開して固定することにより、ユーザーの Teams エクスペリエンスをカスタマイズできます。

Microsoft 365 用の新しい開発者ツール

最後に、未来の作業エクスペリエンスを構築する開発者がいなければ、これらのイノベーションはいずれも実現することはできません。Microsoft 開発者プラットフォーム担当本社副社長である Kevin Gallo は、このブログ記事で Microsoft 365 全体の新しい開発者向けツールについて詳細に説明しています。まったく新しい Windows ターミナルなどの魅力的な開発者向けツールを提供し、開発者の作業を支えています。新しい React Native for Windows は、開発者がクロスプラットフォームの Web コードを自然に作成するためのシンプルな方法を提供します。また、Windows Subsystem for Linux 2 は、Linux の互換性を向上し、Docker コンテナをネイティブに実行して開発を簡素化することができます。

以上、Microsoft 365 エクスペリエンスと開発者プラットフォームに対する最新の更新についてご紹介しました。これらのテクノロジの実例を確認するには、Build 2019 サイトの Vision Keynote、Microsoft 365 Tech Keynote、さまざまな Microsoft 365 セッションをご覧ください。皆様がどのように活用されるか楽しみにしております。

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Microsoft Search: 総合検索機能でインテリジェントに検出、発見、コマンド実行、ナビゲート http://approjects.co.za/?big=ja-jp/microsoft-365/blog/2018/09/24/microsoft-search-cohesive-search-that-intelligently-helps-you-find-discover-command-and-navigate/ Mon, 24 Sep 2018 13:00:28 +0000 昨年の Ignite で、Office 365 全体でのパーソナライズされた検索の機能を紹介しました。これは、インテリジェントな検索と発見を直接、皆様にご利用いただけるようにするものです。本日、このビジョンをさらに拡大して Microsoft 365 の中も外も検索の対象とすることを発表します。Microsoft Graph によって明らかになるディープなパーソナライズ済みインサイトに Bing の人工知能 (AI) テクノロジを適用することによって、ユーザーの組織内での検索をさらに有益なものにすることができます。 Microsoft Search によって、新しい組織検索エクスペリエンスが、日常的にお使いのアプリ (これには Bing.com や Windows も含まれます) に導入されます。これは、組織が持つデータのネットワーク全体をつなぐという Microsoft のビジョンを体現するものでもあります。 Microsoft は、「検索」という概念が持つ意味も進化させます。何ページもの検索結果が返され、他の情報へのハイパーリンクが張られているだけでは不十分です。人の注意力持続時間が短縮し続け、データは爆発的に増えるなかで、解決すべき課題とは、ユーザーの質問への回答を見つけて届け、インサイトを提示し、さらにユーザーが自分のタスクに対してアクションを取れるようにすることであると認識しています。これに基づいて、検索機能を強化してその対象をユーザーの仕事全体に広げ、ユーザーの生産性を高めるとともに、組織の集合知を活用できるようにしました。 Microsoft が目指しているのは総合的で首尾一貫性のある検索機能であり、どの画面でもすぐに目に付くようにすることと、ユーザーの組織のデータ全体、つまり Microsoft 365 の中も外も、すべてを検索できるようにすることです。 最初のステップとして、次の数か月の間に次のような変更を行います。 検索機能は、皆様が日常的に使うすべてのアプリで同じ場所に、目立つように配置されます。Outlook でも PowerPoint でも、Excel でも Sway でも、OneNote でも Microsoft Teams でも、Office.com でも SharePoint でも、デスクトップか、モバイルか、Web かを問わず、検索バーは同じ場所にあります。 ユーザーが検索ボックスをクリックすると同時に、パーソナライズされた結果が返されます。たとえば、そのユーザーと共有することが多い人物や、そのユーザーが最近作業したドキュメントです。検索キーワードを入力しなくても、候補が表示されます。 検索ボックスからは、ユーザーが作業しているアプリケーションのコマンドを実行することもできます。たとえば、英語版の Word でキーボードから「acc」と入力すると、操作の候補として “Accept Revision” (変更の承諾)

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昨年の Ignite で、Office 365 全体でのパーソナライズされた検索の機能を紹介しました。これは、インテリジェントな検索と発見を直接、皆様にご利用いただけるようにするものです。本日、このビジョンをさらに拡大して Microsoft 365 の中も外も検索の対象とすることを発表します。Microsoft Graph によって明らかになるディープなパーソナライズ済みインサイトに Bing の人工知能 (AI) テクノロジを適用することによって、ユーザーの組織内での検索をさらに有益なものにすることができます。

Microsoft Search によって、新しい組織検索エクスペリエンスが、日常的にお使いのアプリ (これには Bing.com や Windows も含まれます) に導入されます。これは、組織が持つデータのネットワーク全体をつなぐという Microsoft のビジョンを体現するものでもあります。

Microsoft は、「検索」という概念が持つ意味も進化させます。何ページもの検索結果が返され、他の情報へのハイパーリンクが張られているだけでは不十分です。人の注意力持続時間が短縮し続け、データは爆発的に増えるなかで、解決すべき課題とは、ユーザーの質問への回答を見つけて届け、インサイトを提示し、さらにユーザーが自分のタスクに対してアクションを取れるようにすることであると認識しています。これに基づいて、検索機能を強化してその対象をユーザーの仕事全体に広げ、ユーザーの生産性を高めるとともに、組織の集合知を活用できるようにしました。

Microsoft が目指しているのは総合的で首尾一貫性のある検索機能であり、どの画面でもすぐに目に付くようにすることと、ユーザーの組織のデータ全体、つまり Microsoft 365 の中も外も、すべてを検索できるようにすることです。

最初のステップとして、次の数か月の間に次のような変更を行います。

  • 検索機能は、皆様が日常的に使うすべてのアプリで同じ場所に、目立つように配置されます。Outlook でも PowerPoint でも、Excel でも Sway でも、OneNote でも Microsoft Teams でも、Office.com でも SharePoint でも、デスクトップか、モバイルか、Web かを問わず、検索バーは同じ場所にあります。
  • ユーザーが検索ボックスをクリックすると同時に、パーソナライズされた結果が返されます。たとえば、そのユーザーと共有することが多い人物や、そのユーザーが最近作業したドキュメントです。検索キーワードを入力しなくても、候補が表示されます。
  • 検索ボックスからは、ユーザーが作業しているアプリケーションのコマンドを実行することもできます。たとえば、英語版の Word でキーボードから「acc」と入力すると、操作の候補として “Accept Revision” (変更の承諾) や “Accessibility Checker” (アクセシビリティ チェック) が表示されます。あるコマンドを見つけるために、ツール バーを探し回る必要はなくなります。
  • 検索結果には、ユーザーの組織全体からの結果も含まれるようになります。たとえば、Word の中で、他の Word 文書だけでなく、自分が作業しているプレゼンテーションも見つけることができます。そのプレゼンテーションに直接移動することも、そのファイルからスライドを文書に直接挿入することもできます。
  • 同じ組織検索エクスペリエンスを、ユーザーが作業するあらゆる場所に広げます。つまり、Bing.com (Office 365 アカウントでサインイン済みのとき)、Edge、Windows です。ユーザーは検索したいときにいつでも、同じ方法で検索できます。
  • 組織検索結果の管理が統一されます。これには、管理者がキュレーションした結果 (ブックマークなど) も含まれます。

Microsoft Search を今すぐ体験

Microsoft Search の機能を実現する鍵は、ユーザーがどこで検索するときでも、結果のスコープを常に同じものにできるかどうかです。インターフェイスの見た目が違っていても、目標は同じエクスペリエンスを提供することと、その相互作用ポイントのコンテキストに適合させ、パーソナライズすることです。

Bing.com での Microsoft Search

この 1 年間に、企業 180 社がプライベート プレビューに参加し、ファイル、サイト、人、場所、グループを Microsoft Graph のデータに基づいて検索しました。このプライベート プレビューでのフィードバックに基づいて、Teams と Yammer の両方で同時に会話全体を検索する機能を発表します。

Bing.com での Microsoft Search を示す画像。

Bing 検索では、ユーザーの組織での結果と Web での結果の両方が返されるので、ここに来れば簡単に、自分の仕事の世界を幅広く検索できるとともに Web でも確実に検索できることになります。パブリック プレビューは本日からロールアウトを開始します。組織で利用するには、テナント管理者がオプトインする必要があります。詳細については、bing.com/business/explore を参照してください。

Office.com での Microsoft Search

Office.com で仕事に戻った後も、同じスコープで Microsoft 365 全体を検索できます。最近作業したドキュメントが見つかるだけでなく、ドキュメントの中で同僚が自分に言及している場合にそのドキュメントがおすすめとして提示され、前回閲覧したとき以降の進行状況を把握することができます。Office.com での Microsoft Search は本日から、対象指定リリースとなります。

Office.com での Microsoft Search を示す画像。

SharePoint モバイル アプリでの Microsoft Search

新しいバージョンの SharePoint モバイル アプリでは、アプリを起動したときの既定のエクスペリエンスとして検索機能が組み込まれています。一般的な質問、パーソナライズされた結果、よく利用される検索条件が一覧表示され、これらを組織がキュレーションすることができます。新しい SharePoint モバイル アプリは、本日からダウンロード可能です。

SharePoint モバイル アプリを使用しているモバイル デバイスを示す画像。

Outlook モバイル アプリでの Microsoft Search

Outlook モバイル アプリでも、検索はユーザー エクスペリエンスにおける重要な要素であり、コマンド、コンテンツ、人物へのアクセスの手段となります。”ゼロ クエリ検索” が採用され、カーソルを検索ボックス内に置くだけで提案が表示されますが、これには AI と Microsoft Graph が活用されています。iOS 版と Android 版の Outlook モバイル アプリは本日からダウンロード可能です。

Outlook のゼロ クエリ、ファジー検索、インテリジェント テクノロジに基づく上位結果提示の機能は、首尾一貫性を促進するために他のエンドポイントにも導入される予定です。Windows、Mac、Web での Outlook の検索機能強化は、9 月半ばのリリースを目標としてロールアウトを開始しています。

組織のすべてのシステムのデータをつなぎ、キュレーションする

境界のない検索が効果を発揮するかどうかは、検索でアクセスできるソース次第です。Microsoft は、組織がサードパーティのサービスやアプリケーションのデータも大量に保有していることを認識しています。2019 年には、よく利用されているサードパーティ アプリケーションへのネイティブ コネクタを開発する予定です。これで、Microsoft のデータと同様に検索結果が返されるようになり、このことは Office、Windows、Edge、Bing.com など、どこで検索するときにも利用できます。管理者は、サードパーティ アプリケーションへの既存の投資に応じて、どのコネクタを組織で使用するかを選択できます。API を使用して、さらに拡張することも可能です。組織の検索ソースや検索結果の表示をカスタマイズして独自の絞り込み条件や業種を追加でき、情報のソースを結果ページにどのように表示するかを制御することもできます。

2019 年上期に導入予定

Office での Microsoft Search

新たに Office スイート全体の検索機能がリボンに追加され、デスクトップ、モバイル、Web のどの Office アプリでも同じ方法で同じ結果が得られます。検出、コマンド実行、ナビゲーション、発見を、同じ検索ボックスから直接行うことができます。

ノート PC で開いた PowerPoint スライドの中でユーザーが Microsoft Search を使用していることを示す画像。

Windows での Microsoft Search

タスク バーから直接、検索を実行してローカルと組織の両方のデータを検索します。人物、オフィスの場所、自分のファイルなど、何でも Windows で見つけることができます。

Microsoft Search を Windows スタート画面で使用していることを示す画像。

次の予定

Microsoft Graph はユーザーが仕事でかかわる人、サイト、デバイス、ドキュメントからインサイトを収集し、これをベースとしてユーザーの組織に関する学習を継続します。これは、ユーザーやその同僚がどこで作業するかを問いません。ユーザーが必要としているものとの関連に基づいて、検索結果をランク付けします。ユーザーが指定した条件を満たす結果がすべて表示されますが、検索がパーソナライズされているので、そのユーザーの目的を果たす可能性が高い順に結果が表示されます。

Microsoft Graph に Bing からの高度な AI テクノロジと世の中に関する知識を組み合わせると、インサイトに満ちたテクノロジという Microsoft のビジョンを拡張して、自然言語で質問して本物の回答を受け取るという処理をシンプルに、手作業での介入なく実現できるようになります。たとえば、「私の弟が私の会社で私の部下として働けますか?」という質問に答えるには、この質問を文法的に解析することに加えて、意味を理解することが必要です。組織の人事ポリシーとして「近親関係」が規定されていることがあるので、Bing の世の中に関する知識を使って「弟」を検索した結果と、組織のイントラネットでの検索結果とを組み合わせて回答を導き出します。

この機械読解技術の使用は一例にすぎません。今後もさまざまな形で、Microsoft Search をより良いものとしていく予定です。

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モダン ワークプレイスでより多くの成果を達成する 10 の方法 http://approjects.co.za/?big=ja-jp/microsoft-365/blog/2018/09/24/10-new-ways-for-everyone-to-achieve-more-in-the-modern-workplace/ Mon, 24 Sep 2018 13:00:16 +0000 Microsoft 365 の発表 から 1 年以上が経とうとしています。Microsoft 365 は、従業員を支援して組織の成長を促す、包括的かつ安全性の高いインテリジェントなソリューションです。Microsoft のお客様は、組織の変革と、かつてないほど多様化した人材のモバイル化に対応しようと取り組んでおり、そのために最新のテクノロジを活用しています。たとえば、Goodyear、Eli Lilly、Fruit of the Loom などの企業は、Microsoft 365 を利用して、従業員を支援しています。 Microsoft 365 は、月間ユーザー数が 1 億 3,500 万人を超える Office 365 を強力な基盤として、飛躍的に成長を遂げています。Windows 10 は、約 2 億台の商用デバイスで使用されており、Enterprise Mobility + Security (EMS) のインストール ベースは 8,200 万を突破しています。本日、オーランドで開催中の Microsoft Ignite カンファレンスでは、すべてのユーザーが最大限の成果を達成できるようお手伝いする、Microsoft 365 の新しい機能をご紹介します。 1. Microsoft 史上最速の勢いで成長しているビジネス アプリ Microsoft Teams Microsoft Teams は、発表からわずか 2 年足らずで、世界 32

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Microsoft 365 の発表 から 1 年以上が経とうとしています。Microsoft 365 は、従業員を支援して組織の成長を促す、包括的かつ安全性の高いインテリジェントなソリューションです。Microsoft のお客様は、組織の変革と、かつてないほど多様化した人材のモバイル化に対応しようと取り組んでおり、そのために最新のテクノロジを活用しています。たとえば、Goodyear、Eli Lilly、Fruit of the Loom などの企業は、Microsoft 365 を利用して、従業員を支援しています。

Microsoft 365 は、月間ユーザー数が 1 億 3,500 万人を超える Office 365 を強力な基盤として、飛躍的に成長を遂げています。Windows 10 は、約 2 億台の商用デバイスで使用されており、Enterprise Mobility + Security (EMS) のインストール ベースは 8,200 万を突破しています。本日、オーランドで開催中の Microsoft Ignite カンファレンスでは、すべてのユーザーが最大限の成果を達成できるようお手伝いする、Microsoft 365 の新しい機能をご紹介します。

1. Microsoft 史上最速の勢いで成長しているビジネス アプリ Microsoft Teams

Microsoft Teams は、発表からわずか 2 年足らずで、世界 32 万 9,000 社以上の組織 (うち Fortune 100 企業 87 社) に採用されました。そのうち、ユーザー数が 10,000 人以上の企業は 54 社もあり、Accenture では、ユーザー数 10 万人を突破しました。少し前に無料版が発表されたことで、Teams の普及は一気に加速しました。

Microsoft では、チームワークと共同作業を促進する強力な新機能を随時追加しています。その一例として、新しい人工知能 (AI) ベースの会議機能の一般提供が開始されました。これには、背景のぼかし機能、会議の録画機能が含まれています。背景のぼかし機能では、顔認識により、ビデオ会議中に背景をぼかすことができます。会議の録画機能では、録画した会議コンテンツをいつでもキャプション付きで再生できるほか、タイムコード付きの検索可能なトランスクリプトも提供されます。

年内には、Microsoft 365 でのライブ イベント機能の一般提供が世界中でスタートします。これにより、Teams、Yammer、Microsoft Stream でストリーミング ライブやオンデマンド イベントを作成し、世界中の顧客や従業員にイベントを通知して参加してもらえるようになります。10 月より、従業員は、iOS/Android 向けの Stream モバイル アプリのオフライン表示機能を使って、外出中もビデオを視聴することができます。Microsoft は、デバイス パートナーと協力して、Teams での会議または通話向けに最適化された新しいデバイス (新しい Surface Hub 2 など) を提供していく予定です。Surface Hub 2 は、ダイナミックなチームワークに最適なツールです。軽量で洗練されたインテリジェントなデザインは、あらゆるワークスペースにフィットします。Surface Hub 2 の最初の段階として、2019 年の第 2 四半期には、Surface Hub 2 S をリリースします。

背景をぼかした、Teams に映っている男性のアニメーション画像。

会議中に背景をぼかす

2. Teams をさらに活用して、あらゆる業界、あらゆる職務の従業員を支援

Teams を使って、規制の厳しい業界でもワークフローの安全性を確保できる一例として、Microsoft は医療従事者が患者管理の調整を行うための安全性の高いハブとなる、新しい患者管理ソリューション (現在プライベート プレビューとして提供中) を提供しています。この患者管理ソリューションは、電子カルテ (EHR) システムと統合され、医療従事者は Teams の安全性の高いプラットフォームで即時に患者管理についてメッセージをやりとりできます。Microsoft は、特に医療従事者に役立つ 2 つの新しいセキュア メッセージング機能画像アノテーション (現在一般提供中) と優先通知の提供を開始します。これらは Teams のすべての法人のお客様向けに今年中にご提供できる予定です。これらの機能は HIPAA に準拠し、医療従事者の個人チャット アプリ使用中のプライバシーのリスクを回避しながら、医師、看護師、その他の医療関係者が患者管理の調整を行うことができます。

Microsoft Teams でイベントを作成しているモバイル デバイスの画像。

シフトの交換、休暇の申請、他の従業員のシフトの確認が容易

3. Microsoft Search で必要な情報をすばやく検索

Microsoft Search は、作業フローを妨げることなく必要な情報を簡単に検索できる、新しい検索機能です。Edge、Bing、Windows、Office アプリのいずれも、わかりやすい場所に検索ボックスがあるため、いつでもワンクリックで検索できます。この検索ボックスには複数の便利な機能が備わっています。人や関連コンテンツをすばやく検索できるだけでなく、業務の遂行に必要なアプリのコマンドにアクセスしたり、他のコンテンツに移動したりすることもでき、しかも検索ボックスにキーワードを入力しなくても検索することができます。ユーザーは情報のエコシステム内で作業を行います。このため、Microsoft Search を拡張して、Microsoft 365 内外の組織データにもアクセスできるようになっています。Microsoft Graph は、ユーザーの毎日の作業パターンを学習し、組織のブレーンとして、エクスペリエンスをパーソナライズします。Microsoft Graph と Bing の AI テクノロジの連携により、ユーザーの業務内容により適した未来のエクスペリエンスが提供されます。たとえば、世界中から収集した情報と企業のドキュメントの内容を組み合わせるマシン リーディング機能により、「出張に妻子を同行させることができるか」のような質問に自動的に回答することができます。Microsoft Search のプレビューは、本日から Office.com、Bing.com、SharePoint モバイル アプリから利用できます。Edge、Windows、Office では、さらに多くの機能を利用できるようになる予定です。

Office.com における Microsoft Search を示す画像。

Microsoft Search で必要な情報をすばやく検索

4. Microsoft 365 で優れたコンテンツを作成

AI を活用して優れたコンテンツを作成できる 3 つの新機能が Microsoft 365 に追加されます。”アイデア” はユーザーが作成中のドキュメントの内容を把握してインテリジェントな提案を行う新機能です。たとえば、PowerPoint では、最適なデザイン、レイアウト、画像を提案してくれます。Excel では、トレンドの認識、グラフの提案、データ内の外れ値の特定を行います。アイデアは Excel で本日から一般提供されます。PowerPoint Online をはじめとするその他のアプリでもプレビューとして提供が開始される予定です。Excel に追加された新しいデータ型では、株式や地理データをリッチ エンティティに変換し、強力な対話型のスプレッドシートを作成することができます。”株式” および “地理” のデータ型は本日一般提供が開始され、最新の株価情報、企業情報、人口、地域に関する情報などを簡単に取得できます。Excel の新しい画像認識機能では、手書きや印刷したデータ テーブルを Excel スプレッドシートに変換できます。これにより、データ入力が写真撮影と同じくらい簡単になります。

開いたノート PC と PowerPoint で使用されるアイデアのアニメーション画像

アイデア—PowerPoint プレゼンテーションに最適なデザイン、レイアウト、画像を提案

5. Office を Mac で活用

Office はあらゆるデバイスにおける生産性を高めます。Mac も例外ではありません。Microsoft は Mac を最高クラスのエンドポイントと考え、この 1 年間プラットフォームへの多大な投資を行ってきました。たとえば、Mac バージョンと Windows バージョンのアプリを同一バージョンのコードに移行したり、毎月 Mac 向けの新機能を発表したりするなどの取り組みを続けています。また、Touch Bar の統合など、Mac 向けの新しいカスタム エクスペリエンスも用意しました。

本日は、OneDrive ファイル オンデマンド for Mac を発表します。これは、クラウドにあるすべての個人用ファイルや仕事用ファイルを Finder に表示する方法です。記憶域は使用せず、必要な場合にのみファイルをダウンロードします。ファイル オンデマンドにより、Mac とクラウドのインテリジェントな接続が可能になりました。これは、Mac プラットフォームにおける Office の活用方法のほんの一例に過ぎません。Mac ユーザーへの提供に先だってプレビューを見る

OneDrive ファイル オンデマンドが表示されている開いた Mac の画像

OneDrive ファイル オンデマンド for Mac で Finder にすべての OneDrive ファイルを表示、必要に応じてダウンロード可能

6. Outlook、Office Web アプリで LinkedIn ネットワーク全体を活用

日々のワークフローの中で LinkedIn ネットワークを活用する新しい方法を 2 つご紹介します。LinkedIn アカウントを Office 365 に接続するとすぐに、LinkedIn ネットワーク内の他のユーザーと Word、Excel、PowerPoint ファイルを共同編集できるようになります。また、LinkedIn ネットワーク内の他のユーザーに Outlook から直接メールを送信できるようになります。こうして企業のディレクトリと LinkedIn ネットワークを連携すれば、社内、社外の協力者といつでも連絡が取れます。LinkedIn で会議に招待した人々のハイライトも表示できます。会議の出席者の情報を事前に把握できるので、重要な会議の準備をすばやく簡単に行うことができます。これらの機能を使うと、業務フロー内で直接、情報やつながりが確認でき、重要事項に専念しやすくなります。これらの機能は段階的に提供される予定です。

7. Azure によるモダン デスクトップの提供

多くの企業は、固有のニーズにより、仮想デスクトップを必要としています。本日ご紹介する Windows Virtual Desktop は、マルチユーザーの Windows 10 エクスペリエンスを実現する唯一のクラウドベース サービスです。Office 365 ProPlus 向けに最適化されており、無料の Windows 7 延長セキュリティ更新プログラムが含まれています。Windows Virtual Desktop では、ビルトイン セキュリティを備え、コンプライアンスに準拠した Windows と Office を Azure 上にすばやく展開し拡張することができます。サインアップすると、プレビュー提供開始の通知を受け取ることができます。

8. Microsoft 365 管理センターで環境の管理が容易に

先日の新しい Microsoft 365 管理センターのリリースに続いて、Office 365、Windows 10、EMS を組み合わせた Microsoft 365 サブスクリプションにおけるアプリケーション、サービス、データ、デバイス、ユーザーの監視と管理に役立つ新機能を発表します。Microsoft 365 管理センターに、インサイトに基づく推奨機能、より一貫性の高い UI、管理者別のカスタム ビューなど、環境の管理に役立ついくつかの新機能を用意しました。これらの機能のパブリック プレビューは現在対象の管理者に提供されており、まもなくすべての管理者の方が利用できるようになります。これらの機能は、admin.microsoft.com からお試しいただけます。

開いたノート PC に表示されている Microsoft 365 管理センターの画像

Microsoft 365 管理センターで環境の管理が容易に

9. EU 一般データ保護規則 (GDPR) をはじめとする最新の規制への準拠を支援

複雑な規制やプライバシー基準が厳しくなっていく中、事前に社内のコンプライアンスを徹底させるため、多くのお客様から Microsoft 365 に組み込みのインテリジェント機能を望む声が寄せられています。そこで、コンプライアンス マネージャーを拡張し、複数の業界に適用可能な 12 の評価を追加しました。また、セキュリティ/コンプライアンス センターで統一されたラベル付けを行えるようになりました。セキュリティ/コンプライアンス センターで唯一ポリシーを作成、設定し、自動的に適用することができ、確実に機密データを保護し、管理することができます。

タブレットにコンプライアンス マネージャーが表示されている画像

コンプライアンス マネージャーに複数の業界に適用可能な 12 の評価を追加

10. IT プロフェッショナル向けの高度なセキュリティ

Microsoft は、セキュリティへの取り組みを通じて、幅広い視点でセキュリティの課題を捉え、独自の役立つ機能を開発しています。Microsoft では、ユーザーに最適なセキュリティの運用、エンタープライズクラスのテクノロジの構築、さまざまな世界におけるパートナーシップの推進という 3 つの分野に重点を置いています。本日は、Microsoft のインテリジェント クラウドとオペレーショナル ラーニングを利用して組織のユーザー、デバイス、データを保護するいくつかの新しいエンタープライズ機能をご紹介します。

Microsoft Authenticator アプリにより、Azure Active Directory に接続された日常的に業務で使用する多数のアプリにおいて、パスワード不要でサインインできるようになりました。データ損失のほとんどは、パスワードのハッキングによって起こります。もうパスワードとは決別しましょう。Microsoft はどこよりもパスワードの廃止に力を入れています。

Microsoft Secure Score は、サイバーセキュリティを評価する唯一の動的なレポートです。このレポートを使って評価を行い、推奨事項に従えば、ハッキングに遭うリスクを 30 倍も削減することができます。Secure Score は、多要素認証 (MFA) による管理アカウント/ユーザー アカウントの保護、クライアント側のメール転送ルールの無効化などの方法を指示します。本日から、Secure Score は Microsoft 365 をすべてカバーするようになります。たとえば、Azure Security Center のハイブリッド クラウド ワークロードにも Secure Score を使用できるようになります。これにより、クラウド ワークロード全体を完全に把握できるようになります。

最後に、Microsoft Threat Protection をご紹介します。Microsoft Threat Protection を使うと、Microsoft 365 管理コンソールから、エンドポイント、メール、ドキュメント、ID、インフラストラクチャから脅威を検出、調査し、問題を修復する統合エクスペリエンスを提供します。日常的なセキュリティ タスクが自動化されるため、アナリストの業務時間を大幅に節約することができます。

タブレットに Microsoft 365 Security の Microsoft Secure Score が表示されている画像

 

Microsoft Secure Score が Microsoft 365 全体をカバー

これまでにご紹介した新機能により、お客様が創造性を発揮し、高度なセキュリティを実現して、より大きな成果を上げられるようにお手伝いしたいと思っています。Microsoft の発表についての詳細は、Microsoft Ignite セッションのライブ/オンデマンド ストリーミングをご覧いただくか、Microsoft Tech Community から Microsoft のエキスパートにお問い合わせください。

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