Work Trend Index Archives - Microsoft 365 Blog http://approjects.co.za/?big=ja-jp/microsoft-365/blog/tag/work-trend-index/ Sat, 05 Nov 2022 09:07:03 +0000 ja hourly 1 https://wordpress.org/?v=6.6.1 Ignite での Microsoft 365――オフィスでも自宅でも、あらゆる場所で従業員に再び活力を http://approjects.co.za/?big=ja-jp/microsoft-365/blog/2022/10/12/microsoft-365-at-ignite-re-energize-your-workforce-in-the-office-at-home-and-everywhere-in-between/ Wed, 12 Oct 2022 16:00:00 +0000 今日のデジタルでつながった、分散して働く従業員をエンパワーメントするには、適切な文化と適切なテクノロジが必要です。Microsoft Ignite で、私たちはすべての人が成功を続けてしていくのに役立つ Microsoft 365、Microsoft Teams、Microsoft Viva での新しいイノベーションを発表します。

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Microsoft は、従業員に活力を与えてエンパワーメントすることが、すべての組織にとって持続可能な競争優位性の鍵であると信じています。Microsoft Work Trend Index が示しているように、今日のリーダーに求められているのは、生産性パラノイアを終わらせること、人々がオフィスに来るのはお互いに会うためという事実を受け入れること、そして全員を "再リクルート" することです1。今日のデジタルでつながった、分散して働く従業員をエンパワーメントするには、適切な文化と適切なテクノロジが必要です。Microsoft Ignite で、私たちはすべての人が成功を続けてしていくのに役立つ Microsoft 365Microsoft TeamsMicrosoft Viva での新しいイノベーションを発表します。

では、詳しく見ていきましょう。             

TBD

Microsoft Ignite

グローバルなエクスペリエンス、ローカライズされたコンテンツ、対面の機会など――新しくなった Microsoft Ignite への準備を整えましょう。

今日のデジタルでつながった、分散して働く従業員をエンパワーメントする

Microsoft 365 は、時と場所、方法を問わない今日のあらゆる働き方に対応するクラウドファーストのプラットフォームです。インフォメーション ワーカーから現場担当者までが含まれます。会社またはチームがどのように運営されているかを問いません。組織で Microsoft 365 を使用すると、多数のポイント ソリューションを使用する場合と比較して 60% を超えるコスト削減が可能です2

Microsoft 365 を実際に使用するための、新しい Microsoft 365 アプリが提供されます。ここが、ご愛用いただいている生産性向上アプリ (Teams、Word、Excel、PowerPoint、Outlook) すべてのホームとなり、その他に Loop をはじめとする創造と表現のための新しいアプリや、ユーザーが選んだサードパーティのアプリも表示されます。このセキュリティに優れた統合型のエクスペリエンスは Microsoft Graph の上に構築されています。ユーザーのすべてのドキュメント、ファイル、連絡先、会議などがこれによって集められ、加えてインテリジェントな、Graph を活用した推奨事項がユーザーに合わせてパーソナライズされて提供されます。簡単に言えば、より良い働き方を実現します。この Microsoft 365 アプリは法人、教育機関、コンシューマーの各セグメントのお客様にご利用いただけます。

Microsoft 365 アプリの詳細情報をご覧ください。

会議文化を Teams で変革する

Microsoft Teams は Microsoft 365 の中心となるアプリです。月間アクティブ ユーザー数が 2.7 億人を超える Teams は、過去 20 年間の他のどのアプリよりも人々の働き方を大きく変えています。この 1 年間だけでも 450 を超える新しい機能が Teams に導入されていますが、その目的は会議文化を変革することと、すべての人の仕事の流れを保つことです。

その手始めは、すべての人がより良いハイブリッド会議をできるようにすることです。昨年、新しい AI 搭載のインテリジェント カメラが Microsoft Teams Rooms に導入されましたが、これで出席者が室内にいるかデジタルで参加するかは関係なくなりました。本日、Yealink と共同で初の 360 度、会議室中央設置型のインテリジェント カメラ SmartVision 60 を発表します。SmartVision 60 では複数ビデオ ストリームが生成され、AI によるアクティブ発言者追尾に加えて、間もなく人物認識も可能になります。SmartVision 60 の詳細情報をご覧ください。

Teams が広くコラボレーションに利用されるようになり、私たちはあらゆる種類のハードウェアへの拡張を進めています。本日、Cisco が Teams Rooms 認定デバイス パートナーとなりましたことをお知らせします。初めて、Teams 会議が Cisco のさまざまな認定会議デバイスでネイティブに実施できるようになり、お客様は Teams を既定の会議エクスペリエンスとして構成することができます。Cisco と Teams についての詳細情報をご覧ください。

私たちの取り組みは、より良い会議エクスペリエンス作りにとどまりません。お客様の会議文化の変革をお手伝いすることを目指しており、その手始めとして新たな会議オファリング Teams Premium を発表します。Teams Premium には、インテリジェント要約というパワフルな新しい AI エクスペリエンスが含まれています。これは例えるなら、バーチャルなアシスタントがすべての会議に、自分が欠席するときでも出席してくれるようなものです。これによってタスクが作成され、自動的に会議からチャプターが生成され、ユーザーに合わせてパーソナライズされたハイライトがレコーディングから作成されます。Teams Premium にはキャプションのライブ翻訳も含まれています。これは AI 搭載のリアルタイム翻訳機能であり、話されている言葉を 40 の言語から翻訳できます。これで、会議の参加者は自分の言語で表示されたキャプションを読むことができます。開催者が Teams Premium を使用している場合は、会議の出席者全員が翻訳されたライブ キャプションを利用できます。

Teams 会議の参加者は 40 の音声言語のどれでもキャプションを見ることができます。

Teams Premium では、会議をさらにパーソナライズし、インテリジェントにし、セキュリティを強化することのできるエクスペリエンスも提供されます。

  • 新しい会議ガイドで、適切な会議オプションが自動的に設定されます。
  • 機密情報のセーフガードがレベルアップし、透かしや秘密度ラベルなどの "高度な会議保護" を利用できます。
  • 円滑な仮想予定で、パーソナライズされた B2C (business-to-consumer) エンゲージメントを実現します。
  • 高度な機能を使用して質の高いウェビナーを開催できるため、より深いエンゲージメントの推進と新しい潜在顧客の獲得を図ることができます。

Teams Premium の詳細情報をご覧ください。

Microsoft Places をご紹介します: 空間を場所に変える

圧倒的に多くの人々が、オフィスに出勤する目的として "お互いに会うこと" を挙げています。そのような理由から、私たちは "コネクテッド ワークプレイス" という新しいカテゴリを作り、ハイブリッド作業固有の課題に対処するための Microsoft Places を発表することとなりました。空間に意義と独自性を与えるのは人々です。要するに、人々が空間 (space) を場所 (place) に変えるのです。Microsoft Places は、誰がいつ出社する予定かを全員が知るのに役立ちます。また、人々がどの席に座っていて、どの会議に対面で出席するか、および自分のチームが既に出社を予定している日にスペースを予約する方法もわかります。また、人々がどのようにオフィスを使っているかをリーダーが理解するのに役立ち、最終的には不動産への投資を最適化することができます。さらに、サードパーティのパートナーが Microsoft Places を基盤としてソリューションを新規構築することや、既存のソリューションを統合することができます。

Microsoft Places の詳細情報をご覧ください。

メタバースを仕事に取り入れる

Microsoft のデータによれば、Z 世代の 51% が、今後 2 年の間にメタバースで仕事をするようになると考えています1。昨日の Microsoft と Meta の発表のとおり、私たちは Teams のイマーシブな会議エクスペリエンスを Quest に取り入れます。これで、つながり、共有し、コラボレーションすることが仮想現実の中でできるようになり、対面で集まっているのと同じ感覚が得られます。

Teams 対応の Mesh アバターで、自分自身を表すカスタム アバターを作成できます。これで、Teams 会議中にカメラをオフにしても、物理的に存在し続けることができます。

Teams 対応 Mesh アバターを使用して、自分自身を表すカスタム アバターを作成します。

新しいコラボレーションのパターンを可能にする

Microsoft 365 と Teams で、私たちは働き方を向上させるコラボレーション エクスペリエンスの提供に取り組んでいます。目指しているのは、同期と非同期のコラボレーション、創造と表現、およびビジネス プロセスを仕事の流れの中で実現することです。  

この手始めとして、会議でもっと "手を動かす" ことと対話ができるようにします。2022 年 11 月にロールアウトを開始する Excel Live は、会議での人々のコラボレーションの方法を変革するものであり、すべての参加者が Teams の中で Excel ファイルを直接ライブ編集できるようになります。自分でそのファイルを開く必要はありません。現在プレビュー中の Teams Live Share では、さらに進んで、Teams 会議内で共有される任意のアプリをリアルタイムの、マルチユーザー コラボレーション エクスペリエンスに変えることができます。これで参加者が会議ウィンドウの中で直接やり取りし、注釈を付け、共同作業することができるようになります。

Together モードの最新のイノベーションで、会議の開催者と発表者が会議参加者に Together モード ビューでの席を割り当てることができるようになりました。また、Together モード ビューを会議ステージにピン留めすることもでき、これで全員が見るグループの映像が同じになります。

Teams と Outlook の両方でアクセス可能な新しい時間と場所機能を利用すると、自分がオフィスに出勤する予定かリモート ワークする予定かを 1 時間ごとに指定して調整できるので、対面の会議のスケジュールを決めるのが簡単になります。

新しい Teams チャネルのエクスペリエンスで、集中とコラボレーションが簡単になります。最近の投稿が先頭に表示されるので、簡単に最新の会話の内容を把握してディスカッションに加わることができます。別ウィンドウで表示しておくと、すばやく会話に戻ることができます。新しいチャネルでは、新しい投稿の種類としてお知らせやビデオ クリップなどが追加され、チャネル ヘッダーのカスタマイズも可能です。

新しい Teams チャネル エクスペリエンスで集中とコラボレーションが簡単になります。

Teams チャットの新しい機能を利用すると、さらに多くの方法で自分の最重要の仕事を優先させ、プライベートとの境界を守って時間を節約し、本当の自分を表現し、楽しむことができるようになります。AI によって提案される返信を利用して時間を節約できます。グループの全員に "@" メンションすることもでき、グループの注意を引くのに役立ちます。最大 800 種類のリアクション用絵文字で、誰もが自分自身を自然かつ率直に表現できます。チャットでのビデオ クリップ機能で、誰もが簡単にビデオ クリップの録画、送信、視聴をチャットの中で行うことができ、人間味を添えることによってつながりをさらに強くするのに役立ちます。 

新しい Teams チャット機能には 800 種のリアクション用絵文字が含まれており、誰もが自分自身を自然かつ率直に表現することができます。

Teams のチャットとチャネルの詳細情報をご覧ください。

非同期のコラボレーションが増加しているため、人々は空間と時間を超えたコミュニケーションとコラボレーションを可能にするソリューションを必要としています。Microsoft は昨年 Loop を発表しましたが、これによってアプリ間の壁がなくなり、人々が共に考え、計画を立て、創造するときの流れるようなコラボレーションが実現します。そして本日、Loop アプリのプレビュー開始を発表します。ワークスペース、ページ、コンポーネントが特徴であり、これらは Microsoft 365 全体で同期可能です。また、Microsoft 365 のあらゆるアプリで、ユーザーが仕事のコンテキストの中で利用できるようにするという目的のために、Loop コンポーネントが Word for the web、Whiteboard、Outlook for Windows にも導入されます。Loop の詳細情報をご覧ください

Loop アプリのプレビュー。ワークスペース、ページ、コンポーネントが Microsoft 365 全体で同期されます。

間もなく、Microsoft エディターで Loop コンポーネントを表示して利用できるようになります。これに使用される Context IQ はインテリジェントな機能の集合であり、Microsoft のアプリやサービスのバックグラウンドで動作します。Loop については、Teams の中での Dynamic 365 統合も提供を開始し、これで Teams でのチャット中に Loop コンポーネントを Dynamics 365 のレコードに挿入できるようになります。また、Edge ブラウザーでの Edge Workspaces も導入され、これで同じプロジェクトでの作業をする人全員が、同じ Web サイトやファイルを 1 つの場所で、一連のブラウザー タブの共有セットとして見ることができます。

Microsoft 365 での創造と表現のための新しいエクスペリエンスの中に Microsoft Designer があります。この新しいアプリには DALL-E 2 をはじめとする AI テクノロジが活用されており、魅力的なソーシャル メディア投稿、招待状、グラフィックスを、テキスト プロンプトやその他のコンテンツを入力するだけですばやく作成できます。Microsoft Create には数千点のクリエイティブなテンプレートが用意されており、インスピレーションを誘発してスキルをレベルアップすることができます。本日、ビデオ エディター Microsoft Clipchamp も Microsoft 365 に加わることとなり、スキルや経験のレベルを問わず誰でも、ビデオでストーリーを伝えることができるようになりました。これらの創造と表現のエクスペリエンスは、最初に Microsoft 365 のコンシューマー向けエクスペリエンスでロールアウトされます。Designer、Create、Clipchamp の詳細情報をご覧ください。

ユーザーが Clipchamp を使って 45 秒のビデオを編集しています。10 秒と示されたフレームに紫の色合いの山と雲が表示されていて、ビデオ フレームに

私たちは組織の生産性向上推進も支援しており、ビジネス プロセスを仕事の中に組み込む新しいエクスペリエンスを提供します。アダプティブ カードは、Teams の中で直接、ローコードでマイクロアプリを設計して配信するための新しい方法です。このカードを利用すると、開発者は複数のアプリケーションやプラットフォームからの対話操作可能コンテンツを Teams チャットの中の単一のインターフェイスに集約することができます。

"コンテンツ AI" は、クラウドと AI での進歩を利用するテクノロジ ソリューションの新しいカテゴリです。これによってコンテンツの作成、処理、発見の方法が変革し、人々のエンパワーメントとワークフローの自動化が大規模に実現します。本日ご紹介する Microsoft Syntex で、コンテンツ AI が仕事の流れの中に組み込まれます。そのためのサービスとしてコンテンツ処理、コンテンツ要約、電子署名などが提供され、コンテンツを強化し、管理し、接続するのに役立ちます。Microsoft Syntex の詳細情報をご覧ください。

Contoso Green Energy 事業の入札案内のドキュメント。ユーザーが “このファイルの要約" というプロンプトを選択すると、このドキュメントが要約されます。

全員が成功を続けていけるように Microsoft Viva でエンパワーメントする

人々が仕事で成功を続けていけるようにするには、依然として場所が重要な役割を果たしますが、今日の働き方に必要なのは場所だけではなく、エクスペリエンスです。そして、人々がいつでも、どこからでもアクセスできる従業員エクスペリエンスが必要です。初のデジタル従業員エクスペリエンス プラットフォームである Microsoft Viva によって、人のつながり、目的、インサイト、成長が仕事の流れの中に組み込まれるため、人々とチームがそれぞれの最高の状態となれるようエンパワーメントすることができます。

ほんの数週間前に、Viva の一連の新しいアプリとサービスを発表しましたが、これらは組織内の全員が、ビジネス成果を推進するために最もインパクトの大きい仕事を中心に方向性をそろえるのに役立ちます。ゴール設定と OKR (目標と主要な成果) 管理のソリューションである Viva ゴールの機能強化と統合で、このエクスペリエンスが仕事の流れの中に直接組み込まれます。Viva パルスでは、マネージャーとチーム リーダーが必要に応じて自分のチームのパルス調査を実施して、内密のインプットをすばやく得ることができます。チームが何を必要としているかを継続的に理解して、重要な場面でアクションを取ることができます。また、コミュニケーション管理と発行を一元化する新しいツール Viva アンプは、従業員コミュニケーション チームとリーダーが従業員とのコミュニケーションをより効果的に行うのに役立ちます。発行がすべて 1 つの場所から自動化されるため、人々が Teams、Outlook、SharePoint、Viva のどれを仕事に使用している場合でも、そこに届けることができます。また、メッセージのインパクトを理解して追跡し、時とともに向上させていくのに役立つメトリクスも提供されます。

Viva アンプは従業員コミュニケーション チームとリーダーが従業員とのコミュニケーションをより効果的に行うのに役立ちます。発行がすべて 1 つの場所から自動化されるため、人々がどこで仕事をしている場合でもそこに届けることができます。

Windows 11 と Windows 365: 従業員が分散して働く時代のための新しいクラウド コンピューティングのパラダイム

Windows 11 では、オペレーティング システムがクライアントからクラウドまで、ハイブリッド作業に合わせて再設計されました。Windows 365 は、従業員が分散して働く時代のために作られた新しいクラウド コンピューティング パラダイムです。

新しい Windows 365 アプリで、ユーザーは自分のクラウド PC に Windows 11 のタスク バーまたはスタート メニューから直接アクセスして、Windows エクスペリエンス全体、つまりすべてのアプリ、設定、コンテンツを任意のデバイスにストリーミングできます。米国内の Government Community Cloud と Government Community Cloud High のお客様を対象とする Windows 365 Government の提供開始も発表しました。また、一日の仕事時間のうち限られた時間だけクラウド PC を必要とするシフト勤務やパートタイムの従業員向けに組織が Windows 365 クラウド PC をプロビジョニングすることが間もなくできるようになります。Windows 365 のニュースの詳細をご覧ください。

また、IT 担当者専用のサービスの更新も発表します。Windows Update for Business のレポートで Azure Workbooks が活用されるようになります。これによって展開レポートがさらにモジュール化され、ニーズに合わせたカスタマイズがしやすくなります。組織メッセージを利用すると、人々とのコミュニケーションを Windows UX の中で直接行うのが簡単になり、従業員のオンボーディングに役立つほか、重要なトレーニングのリマインダーを送ることもできます。また、ブランチ オフィスのプリンター管理と診断レポートの機能がユニバーサル プリントに追加され、Test Base for Microsoft 365 ではインプレース アップグレード後のアプリの評価がサポートされるようになります。私たちは継続的に Windows 自動パッチの機能を追加しており、Windows 10 から 11 への移行を支援するとともに、AVD パッチ適用もサポートしています。これでクライアントでもクラウドでも、お客様のすべての Windows インスタンスをセキュリティ保護することができます。

Windows の最新情報をご紹介する Panos Panay のセッションをご覧ください。また、2022 年 10 月 24 日から 27 日まで開催される Microsoft Technical Takeoff イベントでは、Windows と Microsoft Intune についてさらに深く掘り下げますので、ぜひご参加ください。

IT 管理をシンプルにする

Microsoft 365 で、私たちはお客様の IT 管理をシンプルにしてコストを削減するのをお手伝いしたいと考えています。

本日、クラウド対応の Microsoft Intune スイートに新しい機能が追加されます。これに含まれるエンドポイント特権管理はアクセス許可を動的に昇格させることを目的とするものであり、モバイル アプリ管理用の Microsoft Tunnel では会社のリソースへの安全なアクセスが可能になります。前述のように、Microsoft 365 で今すぐ一本化すると、多数のポイント ソリューションを使用する場合と比較して 60% を超える節約が可能であると同時に、お客様の従業員が仕事の流れの中でセキュリティを保つことができます。2

Microsoft 365、Teams、Viva、Windows についての情報をさらにご覧ください

Microsoft は、従業員に活力を与えてエンパワーメントすることが、すべての組織にとって持続可能な競争優位性の鍵であると信じています。私たちはこれからも、Microsoft 365TeamsViva におけるイノベーションを続けて、すべての人が成功していけるようお手伝いします。なぜなら、テクノロジを適切な文化およびリーダーシップと組み合わせれば、すべての人にとってより良い働き方の世界を作ることができるからです。


1「ハイブリッドワークは仕事の一形態に過ぎない。私たちは間違っていないか?」Work Trend Index Pulse Report、WorkLab、Microsoft (2022 年 9 月 22 日)

2Modernize your business while managing costs, Microsoft 365.

ID とアクセス、コンテンツと生産性、チャットとコラボレーション、および会議のポイント ソリューションの一般公開されている定価と、同等の Microsoft 365 のソリューションとの比較に基づきます

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インクルーシブ性を高めるインテリジェントなツールから Windows の最新ニュースまで――Microsoft 365 の最新情報をご紹介します http://approjects.co.za/?big=ja-jp/microsoft-365/blog/2022/04/28/from-intelligent-tools-built-on-inclusivity-to-the-latest-in-windowsheres-whats-new-in-microsoft-365/ Thu, 28 Apr 2022 16:00:00 +0000 今月追加される新しい機能で、全員がより快適に会議に参加でき、多様性のあるハイブリッド ワークプレイスでエンパワーメントを感じられ、デバイスの切り替えをさらに簡単にできるようになります。

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先日リリースされた Microsoft の 2022 Work Trend Index1 でもハイライトされているように、世界中の組織が新しい働き方に適応しつつありますが、新しい課題にも直面しています。それは、いかに文化、テクノロジ、スペースを組み合わせてハイブリッド ワークを文字どおり work させる (効果を発揮させる) かです。私たちが毎日使うツールは、柔軟かつインクルーシブであることが必要です。それぞれ異なるニーズを持つ人々全員をエンパワーメントし、いつでも、どこにいるときでも生産性を発揮できるようにするためです。

今月 Microsoft 365 に追加される多数の機能は、アクセシビリティを高め、柔軟なワークスタイルをサポートし、定型的タスクを効率化し、一人一人の意見を確実に伝える方法を増やします。また、Windows 11 と Windows 365 に、ハイブリッド ワークを少し楽にする新しい機能も追加されます。では、新しい機能を詳しく見ていきましょう。

さらにインクルーシブでシームレスな仕事環境

ハイブリッド ワークプレイスにおけるニューロダイバーシティをサポート

過剰な通知で気が散ってしまうことがあります。特に、自閉症や ADHD などの障碍のある人の場合です。邪魔になるものを減らすために、Microsoft Teams での通知をカスタマイズする方法を増やし、どの通知をいつ表示するかを指定できるようにしました。Microsoft Viva インサイトでは、自分の時間を確保するための新しい方法が追加されます。また、効率的な読み書きをサポートする新しい機能も追加しています。たとえば、テキスト予測のオプション、音声コントロール ツール、アクセシブルなオーサリング機能です。すべての人にとって有益ですが、ディスレクシア (読字障碍) などの学習障碍のある人々にとっては真のゲーム チェンジャーとなります。

ハイブリッド ワークプレイスにおけるニューロダイバーシティをサポートする、これらの機能とその他のインテリジェントなツールについて Microsoft アクセシビリティの 2022 年春の新機能のブログで説明しています。

Microsoft Teams 会議中に通知をミュートします。

自然な言語でタスクを作成する

To Do Windows アプリで期限、リマインダー、繰り返し情報をタスクのタイトルからスマートに認識する機能がサポートされるようになりました2。これで、「プロジェクトのレポートを金曜日に提出」あるいは「クライアントのフォローアップを木曜日午後 1 時に」のような自然な言語を To Do が自動的に認識して、日付、時刻、繰り返し情報をハイライトし、タスクに追加します。お使いの Windows To Do アプリをバージョン 2.66 以上に更新してご利用ください。

Yammer をさらに活用する

このたびリリースされた Yammer の一連の機能更新は、自分に必要なものを発見する、アイデアを共有する、個人設定をカスタマイズするといったことを簡単にするのに役立ちます。まず、コミュニティのメンバーが質問への有益な回答に賛成票を投じることができるようになりました。これで、回答を他のメンバーが見つけるのが簡単になります。また、会話をブックマークする機能も追加され、後で特定の投稿とその返信を見るのに便利です。最後は Yammer Web のダーク モードで、間もなく利用可能になります。

Microsoft 365 Web アプリでのアカウント切り替えをクリック 1 回で

複数のユーザー アカウントの切り替えは仕事の流れを乱すことがあります。特に、サインアウトしてサインインしなおすことが必要なときです。今月から、Microsoft 365 Web アプリで複数の職場用と個人用のアカウントが同じブラウザーでサポートされるようになります。これで、アカウントの切り替えがシームレスに、クリック 1 回でできます。Microsoft 365 Web アプリの画面右上にあるアカウント マネージャーでアカウントを追加して、お試しください。この機能についての詳細情報を、Tech Community の Microsoft 365 Web アプリでのアカウント切り替え機能の発表についてのブログでご覧ください。

ユーザー アカウント切り替え機能を示す Office 365 ホームページ ビュー。

Windows 11 と Windows 365 で仕事をどこからでも安全に進める

柔軟な働き方を実現するには、ハイブリッドの世界のために作られたテクノロジが必要です。今月発表した Windows 11 と Windows 365 の最新の機能は、新しい働き方に力を与えるように設計されています。Microsoft Cloud のパワーと PC の親近性をひとつにまとめて、一段とシームレスな Windows エクスペリエンスを、セキュリティを犠牲にすることなくお届けします。

生産性とハイブリッド コラボレーションを Windows 11 で推進

Windows 11 では、作業中のファイルをエクスプローラーで簡単に整理できるように、お気に入りのタグを付ける、タブを使用して必要なファイルにすばやくアクセスするといった機能が追加されています。

Windows 11 エクスプローラーの画面。ファイルを整理するための、お気に入りや最近アクセスのカテゴリなどの機能を示しています。

新しい機能、たとえば自動フレーミングVoice Clarity背景のぼかしアイ コンタクトで、ハイブリッド ミーティングがさらに自然に感じられます3ライブ キャプションを利用すると、ハイブリッド ワーク環境がさらにインクルーシブになり、聴覚障碍のある人や言語学習中の人も等しく参加できます。最後に、タッチ対応スナップ アシストを追加しました。Windows タブレットや 2-in-1 デバイスで、事前定義されたレイアウトでウィンドウを整理するのに便利な機能です。

ハイブリッド ワークの力となる世界初のクラウド PC、Windows 365

Windows 365 で、働く人々の Windows エクスペリエンス全体を Microsoft Cloud からストリーミングできます。それぞれの個人設定、アプリ、コンテンツにどのデバイスでも、セキュリティを維持しながらアクセスできます。

Windows 365 Boot で、ユーザーは起動時に Windows 365 にサインインできます。最初にローカルのオペレーティング システムにサインインする必要はありません。Windows 365 Switch は Windows 365 クラウド PC とローカル デスクトップとの間を移動するための機能です。現在タスク スイッチャーで複数のデスクトップを切り替えているのと同じ方法で移動できます。Windows 365 アプリを使うと Windows 365 クラウド PC に別の方法で、つまりタスク バーやスタート メニューからアクセスできます。また、オフラインで作業する必要があるとき、たとえば飛行機の中や野外活動のときは、Windows 365 Offline を利用すると作業を中断なく続行できます。再びネットワークに接続したときに、自動的に同期が行われます。

Windows 365 の切り替え機能。ユーザーが Windows クラウド PC とローカル デスクトップとを切り替えることができます。

IT 担当者の力となるモダン管理

分散して働く従業員のデバイスを管理して常に最新の状態にすることは、IT 部門にとって新たな課題となっています。その助けとなるように、Windows 自動パッチを追加しました。この新しいインテリジェントなマネージド サービスは、Windows と Office のソフトウェアを自動的に最新状態に維持するものであり、Windows Enterprise E3 で追加費用なしで利用できます。この発表の詳細情報を、Tech Community の最新の状態にして最新の状態を保つための Windows 自動パッチについてのブログでご覧ください。

加えて、新しいコミュニケーション機能を Microsoft エンドポイント マネージャーに追加します。IT 担当者が組織からのメッセージを特定の従業員宛てに直接送信できるようになり、メッセージはデスクトップやロック画面など、Windows 11 のさまざまな場所に表示されます。この新しいクラウド マネージド機能とその他の詳細情報を Tech Community のエンドポイント管理に関する Windows 11 新機能のガイドのブログでご覧ください。

Windows 11 の機能。特定の従業員宛てに直接メッセージを送信する方法と、そのメッセージが Windows 11 のさまざまな場所に表示されることを示しています。

エンドポイントの保護に必要な作業をクラウドでシンプルにする

私たちは、高度なエンドポイント管理へのビジョンを発表するとともに、一連のプレミアム ソリューションをエンドポイント マネージャーに順次導入する計画を公開しました。これらは、組織のエンドポイント セキュリティを強化し、ユーザー エクスペリエンスを向上させ、デジタル資産の総所有コストを削減するのに役立ちます。Windows のリモート ヘルプはそのソリューションの第 1 弾であり、一般提供を 2022 年 4 月 5 日に開始しました。Windows クラウド管理についての Microsoft Mechanics の新しいビデオでも紹介しています。

データのガバナンスをデータ資産全体について行う

今日の、分散型でデータリッチのワークプレイスが抱える課題を解決するためのソリューションとして、Microsoft Purview を紹介します。この包括的なソリューションのセットは組織のデータ資産全体を理解し、ガバナンスを行い、保護するのに役立ちます。この新しいポートフォリオには、これまでご利用いただいてきた Azure Purview と Microsoft 365 Compliance の一連のソリューションの機能が集約されており、統合データ ガバナンスおよびリスク管理を実現します。Microsoft Purview の詳細については、ビデオ「Microsoft Purview でさらに先へ」をご覧ください。

モダン ワークの未来に力を与える

働き方の未来がだんだんと明らかになっていますが、Microsoft 365 はこれからも組織とチームが柔軟な働き方モデルを取り入れることができるようお手伝いします。ハイブリッド ワークのニーズをサポートするという点で Microsoft 365 は絶好の位置にいるソリューションといえます。来月は、毎年開発者を集めて開催される Microsoft Build のニュースをお伝えしますので、ぜひご覧ください。 


1 2022 Work Trend Index, Microsoft. (2022 年 3 月 16 日)

2 この機能を利用できるのは現時点では英語 (EN-) のみとなります。

3 ハードウェアに依存します。

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新しい働き方をサポートする Windows 11 と Windows 365 の新しいエクスペリエンス http://approjects.co.za/?big=ja-jp/microsoft-365/blog/2022/04/05/new-experiences-in-windows-11-and-windows-365-empower-new-ways-of-working/ Tue, 05 Apr 2022 15:00:00 +0000 今回は、最新の Windows の詳細な情報について、また現在、そしてこれからの、みなさまの働き方の進化をどのようにお手伝いできるかについてお伝えします。

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今回は、最新の Windows の詳細な情報について、また現在、そしてこれからの、みなさまの働き方の進化をどのようにお手伝いできるかについてお伝えします。

ハイブリッド ワークのためにデザインされたオペレーティング システムである Windows 11 がリリースされてから、6 か月以上が経過しました。Tower をはじめとする多くのお客様から寄せられる反響が、Microsoft 従業員の大きな励みとなっています。

「Windows 11 は、当社の包括的な戦略にまるでパズルのピースのようにぴったりとはまりました。従業員は最新のスキル セットを習得し、Microsoft との関係性も深めることができました。この取り組みは、ソリューションの実装だけでなく、Tower がこの分野のリーダーとなるうえでも役立ちました。」 - Liz Cawson 氏、IT 運用責任者、Tower

企業向け Microsoft 365 担当ゼネラル マネージャーとして、お客様とお話しすることが私の重要な職務の 1 つです。大手企業の経営陣や中小企業の経営者の皆さまとの会話から、たくさんのことを学んでいます。また私たちのチームには、この 2 年間、働き方の変化に関する数多くのフィードバックやご意見をお寄せいただきました。実際に、私の住んでいるアトランタ周辺でも、働き方が変化していることを実感します。働く環境は、より柔軟になると同時に、より複雑化しています。数多くの組織から、IT 基盤全体を合理化し、従業員がシームレスかつ簡単に使用できるようにするソリューションを求める声が聞かれるようになりましたが、これは当然のことと言えます。

先日、世界 31 か国 31,000 人を対象とするアンケートをまとめた 2022 Work Trend Index (英語) を公開しました。2021 年と 2022 年の調査から明らかになったのは、急速に変化する環境の中、業務にテクノロジを活用するという考え方が浸透していることです。Microsoft は、この結果を新しい機能の開発に反映しています。今後も皆さまにお使いいただく Windows を進化させながら、お客様のつながり、コラボレーション、コミュニケーションの変革を支援してまいります。

Work Trend Index の中で最も注目すべきなのは、従業員の 73% が柔軟な在宅勤務制度の定着を求めており、今後も継続していきたいというデータです。これは調査対象の 3 分の 2 以上という、興味深い結果です。

私もパンデミックの最中にリーダーとして Microsoft に入社し、フル リモートで働いているため、今後のことを踏まえてリモート ワークやハイブリッド ワークに移行する際に生じるであろう企業の新たな課題や、従業員がこれまでと異なる環境で直面する問題などに共感できます。

そこで今回、最高製品責任者のパノス パネイの発表内容を再構成し、働く場所を問わず企業や従業員の皆さまを支援する Windows 11 の新機能を詳しくお伝えします。

早速、Windows 11 の新機能をご紹介しましょう。

クラウドの活用により、高速でダイナミックになった Windows 11 エクスペリエンス

昨年 Microsoft は、世界初のクラウド PC である Windows 365 を発表し、あらゆる Windows エクスペリエンスを Microsoft クラウドからストリーミング形式でお客様にお届けできるようになりました。つまり、従業員 1 人ひとりの個人設定、アプリ、コンテンツに任意のデバイスから安全にアクセスできるようになります。Windows がクラウドからストリーミングで提供されるため、永続的にいつでも使用可能で、前回終了したときの状態から作業を再開できます。インターンや契約社員などの流動的な従業員から、開発者などの大規模なコンピューティング ニーズ、リモート ワーカーや安全な Bring Your Own PC (Bring Your Own PC) のニーズにいたるまで、重要なハイブリッド ワーク シナリオで Windows 365 クラウド PC の新しい用途を見つけている多くのお客様からご意見をいただいています。Windows 365 は簡単にスケールアップできるため、合併や買収のような組織の変化では特に便利です。世界最大手の製糸企業である Coats 社は、早い段階から Windows 365 を採用しています。

「Windows 365 は、ハイブリッド ワーカーのさまざまなニーズに沿ったセキュリティとパフォーマンスを提供します。個人所有デバイスも含め、さまざまなデバイスを使用する従業員、開発者、外部のビジネス パートナーが求めるスケーラビリティと柔軟性を備えています。また、Microsoft 365 とシームレスに連携し、当社のすべてのデバイス資産と同様にクラウド PC を管理できます。」 - Helge Brummer 氏、テクノロジおよび運用担当バイス プレジデント、Coats

クラウドに拡張された Windows を使用することで、クラウドのパワー、インテリジェンス、容量を活用してデバイスの能力を拡大し、デジタル トランスフォーメーションを加速させる新しいソリューションを開拓できます。Gartner® の調査 (英語) によると、インフラストラクチャおよび運用 (I & O) 担当責任者の 72% が、クラウドベースのユーザー コンピューティング ソリューションに投資している、または今後 24 か月以内に投資を行う予定であると答えています。

パンデミックはゆっくりと沈静化に向かい始めましたが、企業では、より恒久的なハイブリッド ワーク戦略を検討し始めており、より柔軟な働き方を実現するための新たな統合機能が求められています。

Windows 365 Boot によって、Windows PC が Windows 365 クラウド PC に直接ログインできるようになる様子を表した図。

Microsoft は、使い慣れた Windows PC の使いやすさとクラウドの能力を組み合わせ、セキュリティを犠牲にすることなく、よりシームレスな Windows エクスペリエンスを提供します。

Windows 365 Boot を使うと、起動時に自身の Windows 365 クラウド PC に直接ログインし、それをデバイスのプライマリ Windows エクスペリエンスとして指定できます。このため、Windows 365 は、デバイスの共有や Bring Your Own Device (BYOD) することが一般的な、派遣社員や現場の最前線で働く従業員にとって、より優れたソリューションとなります。ユーザーが複数存在する場合でも、各自が自分の資格情報を使用して、自身の Windows 365 クラウド PC に安全に直接ログインできます。

Windows PC の画面に Windows 365 Switch が表示されています。タスク ビューでデスクトップ間を移動することができます。

私と同じように、Windows 11 のデスクトップ画面を仮想的に切り替えて使う便利さをご存知の方も多いでしょう。今回追加される Windows 365 Switch を使うと、タスク ビューで複数のデスクトップを切り替えるのと同様に、自身の Windows 365 クラウド PC とローカル デスクトップとの間を行き来できます。この操作は、使い慣れたキーボード コマンドのほか、マウスクリックやスワイプ ジェスチャでも実行できます。

新しいネイティブ Windows 365 アプリからは、タスク バーやスタート メニューから自身の Windows 365 クラウド PC に直接アクセスできます。デスクトップからどのように Windows 365 クラウド PC にアクセスしても、カスタマイズされた個人のウェルカム エクスペリエンスで自身の設定、プロフィール、ワーク スタイルを独自に構成できます。

 Windows 365 オフラインを強調した Windows PC のグラフィック。接続が切れた状態でも Windows 365 での作業を続けることができます。

このほか、接続が切れている状態でも Windows 365 で作業を続けることができる、Windows 365 Offline の提供を予定しています。接続が回復すると、Windows 365 クラウド PC はデータを損失することなく自動で Windows 365 サービスと再同期するため、ユーザー エクスペリエンスとワークフローの永続性が保たれます。

これらの機能については、こちらの Windows 365 ブログと新しい Microsoft Mechanics エピソードで詳しく説明しています。

従業員向けの新しい包括的でインテリジェントなエクスペリエンスと機能

最新の Work Trend Index (英語) の調査では、51% の回答者がフル リモートが可能なオプションを求めつつも、ハイブリッドなエクスペリエンスの仕事を希望しています。ハイブリッド ワークに向けに設計された Windows 11 は、リモート、オンサイト、ハイブリッドなど、あらゆるシナリオに対応できることが最大の特長です。

本日は、すべてのユーザーが最新の環境でさらに効率よく働けるよう、Windows 11 にいくつかの便利な新しいエクスペリエンスを追加されることをお知らせします。何より、これらの機能は、あらゆるユーザーが Windows 11 を活用できるように、特にアクセシビリティを考慮して設計されています。

Windows 11 のデザインでは、スタート メニューが使いやすいよう中央に配置されました。そして、このスタート メニュー内に配置される新しいアプリ フォルダーについて説明します。この機能を使うと、モバイル デバイスやタブレットと同様の操作で、自分の Windows 11 デスクトップ上で簡単にアプリを整理したり、検索したりできるようになります。

Windows 11 のファイル エクスプローラーを更新、必要なものをすばやく発見

更新された Windows 11 の起動時のファイル エクスプローラー画面。

今回の発表の中で特におすすめしたいのが、ファイル エクスプローラーの新しいエクスペリエンスです。これまで、重要なファイルやフォルダーを見つけるのにどれほどの時間を費やしてきたかわかりません。これからは、Context IQ が Windows 全体からコンテキストに応じて検索結果を提案してくれるため、簡単にファイルを見つけることができます。クラウド内のコンテンツも含めた Windows 全体から、関連するコンテンツや連絡先をご提案します。たとえば、よく一緒に仕事をしている人が作っていて、私もアクセスできるファイルなど、自分が必要としているファイルを表示することができます。

また、ファイル エクスプローラーのタブを使用して、マルチタスクで複数のファイルを同時に探すこともできます。

2022 Work Trend Index (英語) の調査では、回答者の 35% が、創造的な作業を行ったり生産性を高めたりするため、作業に集中する時間が必要だと答えています。これを受けて、Microsoft は Windows の集中モードに新機能を追加しました。

Windows 11 の集中モードの新機能で時間を節約

Surface デバイスで集中しているハイブリッド ワーカー。

Microsoft でシニア リーダーを務める私は、1 日のほとんどを会議に追われ、重要な仕事をこなす時間をなかなか確保できないことがよくあります。集中モードは、自分の生産性を高めるツールの 1 つとして、非常に役立っています。Windows 10 から導入されており、集中を妨げるような表示を制限し、デスクトップをすっきりさせることができます。今では、Microsoft Viva インサイトの集中モードが私の翌週のスケジュールに基づいて自動でフォーカス時間を設定し、貴重な時間を守ってくれています。これは私にとって革新的な機能でした。このたび、Windows 11 の集中モードに統合型フォーカス タイマー応答不可機能などの新機能が追加され、自身のフォーカス時間の追跡やパーソナライズがさらに簡単になります。

AI を活用したより自然なハイブリッド会議エクスペリエンス

企業がハイブリッドなアプローチを取り続ける中、私たちはバーチャルやハイブリッドなミーティングやコラボレーションをより自然に感じられるような新しい強化機能をお届けしています。これらの機能* には、移動しながらカメラの焦点を合わせる自動フレーミング音声の明瞭化音声フォーカス、背景の視覚的および聴覚的な気を散らすものを軽減する背景ぼかしが含まれます。この AI を使った新機能の中で私が気に入っているのは、バーチャル ミーティングやビデオ通話でアイ コンタクトを向上させるアイ コンタクトです。

Windows 11 のライブ キャプションでオーディオビジュアル エクスペリエンスを改善

Windows PC の画面にライブ キャプションが表示されています。これは、音声エクスペリエンスから簡単にキャプションにアクセスできる新機能です。

Microsoft では、常にアクセシビリティ関連のエクスペリエンスの改良に取り組んでいます。このたび、聴覚障碍者および言語学習者向けに、Windows 11 のライブ キャプションを強化しました。この新機能では、Windows 全体のあらゆるオーディオ エクスペリエンスとアプリで、簡単にキャプションにアクセスできます。これには、お気に入りのストリーミング Web サイトの音声をはじめとする Web ベースのオーディオが含まれます。私は、お気に入りの動画を見るときにはキャプションをオンにして楽しんでいます。この機能は Windows 11 の新しいエクスペリエンスとして魅力的です。

改良されたスナップ レイアウトで手軽にマルチタスク化

スナップ レイアウトが登場する前のことを覚えていないほど、これはとても便利な Windows 11 の機能です。私は常に複数のウィンドウを開いており、この機能を頻繁に使用しています。2 つ以上の関連ウィンドウをスナップして検索する、または 4 つまでの異なるプロジェクトをマルチタスクで同時に表示する、といったことが簡単にできます。Microsoft は、負担をかけずにスマートに働く方法を常に模索しています。このたび、タッチ操作のデバイスに向けてタッチ スナップ レイアウトを追加しました。この機能により、現場の最前線で働く従業員など、日常業務でタッチ デバイスを使用している多くのユーザーの働き方が改善されます。

最新の管理機能で IT 担当者を支援

IT 部門は、パンデミックの中で最も複雑な対応を迫られている部署の 1 つです。さまざまな場所にいる従業員のデジタル資産すべてを接続し、最新状態を維持してパフォーマンスを発揮させなければなりません。しかも、IT 管理者自身もリモートで作業しているため、さらに複雑になっています。物理マシンや Windows 365 クラウド PC など、企業全体で使用するデバイスの状況や種類は多種多様です。IT 担当者は、すべてのエンドポイントの安全と生産性を維持するという大役を担っています。

Microsoft エンドポイント マネージャーのクラウド管理機能を使用すると、IT 担当者は、従業員が生産的に作業するために必要なエンドポイントの保護や構成を行うための柔軟性を手に入れるだけでなく、Windows の新機能も利用することができます。Windows 11 はクラウド活用型 OS として構築されており、Endpoint Manager は、組織がデバイスを最新の状態に保ち、準備が整い次第アップグレードできるよう支援する鍵となります。

デバイスを最新状態に保つ、もう 1 つの新しい自動化サービスが Windows 自動パッチです。これは、Windows と Microsoft 365 の更新管理を簡素化して、IT チームの負担を軽減できるよう設計されています。エンドポイントの正常性、安全性、コンプライアンスが保たれるため、IT 担当者は安心してビジネス上の他の課題に取り組めます。

自動パッチはリングベースで段階的にデプロイできるため、IT 担当者がロールアウト速度と安定性のバランスを適切に設定できます。最新状態を維持しながら、エンドポイントを脅威から保護すると共に、負担やリスクを最小限に抑えながら新機能をデプロイすることで、生産性を向上させることができます。何らかの問題が発生した場合には、ユーザーの作業を中断することなく、Microsoft がサービスの停止や更新の戻しを行います。Windows 自動パッチは、Windows E3 オファリングの一部として、2022 年 7 月からの提供を予定しています。自動パッチの詳細については、こちらのブログ記事をお読みください

柔軟性とデータ保護

Microsoft Edge のアプリケーション管理を使用すると、ユーザーは管理対象外デバイスから組織のリソースにアクセスできるようになります。一方で IT 担当者は、どのリソースにアクセスできるかの条件を制御することができます。管理者は、Endpoint Manager で適用されたアプリ保護ポリシーを使用して、外部から組織内へ、または組織内から外部へのデータ フローの制御を構成したり、許容可能な脅威レベルを設定したりすることができます。これにより、多くの企業で BYOD モデルを安全に採用することができます。また、プライバシーや保護を犠牲にすることなく、従業員が個人のデバイスから会社の情報にアクセスすることができます。

Microsoft Edge のアプリケーション管理を表示した Windows PC の画面。

Windows 11 の対象指定メッセージでコミュニケーションを改善

IT 担当者が対象を指定して組織メッセージをユーザーに直接送信し、デスクトップ、ロック画面、タスク バーのすぐ上などのさまざまな場所に表示する、新しいコミュニケーション機能をご紹介します。新入社員へサポート メッセージを送ったり、メールで送信すると紛失する恐れがある重要なトレーニングのリマインダーを送ったりするときに便利です。Endpoint Manager 管理センターでは、IT 担当者はメッセージの作成、カスタマイズされたリンクや URL の提供、閲覧頻度の設定はもちろん、Microsoft Azure Active Directory (Azure AD) との統合に基づき、メッセージの対象ユーザー セットを定義することもできます。

IT 担当者が組織メッセージを発信するための新しいコミュニケーション機能が表示されている Windows PC 画面。

新時代のエンドポイント管理機能でよりシンプルに

Microsoft は、組織のゼロ トラスト セキュリティ モデルへの対応を支援するため、ユーザーのコンピューティング環境全体のエンドポイントを保護する IT 担当者の業務を簡素化することを目指しています。エンドポイントの管理は新しい時代に突入しました。Endpoint Manager は、エンドポイント セキュリティの強化、ユーザー エクスペリエンスの改善、デジタル資産の総保有コストの削減のための高度に拡張されたソリューションや機能のセットを提供します。Microsoft は、ミッションクリティカルなエンドポイントおよびセキュリティ管理ツールを、単一のクラウドベースのソリューションに統合し、本日より提供を開始します。高度なエンドポイント管理の Microsoft のビジョンに関するニュースは、Microsoft 365 ブログのこちらの記事でお読みいただけます。また、クラウドとオンプレミスを通じてデバイス プラットフォームを問わずエンドポイントを保護するプレミアム ソリューション シリーズを段階的に導入する予定です。ゼロ トラスト アーキテクチャを達成するための基盤としてご利用ください。

クラウド型リモート支援ツールの「Windows 用リモート ヘルプ」の Windows PC 画面キャプチャ。

2022 Work Trend Index では、ハイブリッド ワーカーの 50% 以上が来年中にはリモートに完全に移行することを検討していると示されています。このため、技術的に複雑な問題が発生した場合、オンサイトでの技術サポート以外の解決方法が必要となります。本日、Endpoint Manager 初のプレミアム ソリューションとなる Windows 用リモート ヘルプをリリースします。これはクラウドベースのリモート支援ツールで、接続先のユーザーに安全で信頼性の高いヘルプデスクを提供します。エンドポイント新しい職場になるということです。適切なアクセス許可を持った担当者が、適切なタイミングでユーザーの問題を解決することが、今日の企業のハイブリッド環境においてきわめて重要です。

ハイブリッド ワークの安全を確保するセキュリティ新機能

サイバーセキュリティ環境は、新たな脅威の登場と共に目まぐるしく変化し続けています。当然ながら、世界中のビジネス リーダーはサイバーセキュリティの問題やリスクを懸念事項のトップに挙げています。これを解決するため、Microsoft は Windows 11 に新しいセキュリティ機能を導入し、ハイブリッドおよびリモート環境の従業員に、これまでで最も安全な Windows を提供します。

Windows 11 にはチップからクラウドまで保護機能が組み込まれており、現在および将来のハイブリッド ワーク環境におけるセキュリティ上の新たな課題に対応できます。リリースの度に既定のセキュリティを強化していますが、今回は、企業の将来の強化に役立つ Windows のセキュリティ機能をご紹介します。

高度なフィッシングなどのサイバー攻撃を受ける可能性はだれにでもあります。Microsoft は、今後の Windows 11 の更新で、フィッシング攻撃の検出強化や保護などの機能を Microsoft Defender SmartScreen として Windows に組み込む予定です。また、マルウェア、ランサムウェア、データ損失、デバイス盗難時のハードウェア攻撃の深刻なリスクに対する保護も強化します。Microsoft は、大企業から中小企業、IT 担当者から一般ユーザーまで、あらゆるユーザーに向けて Windows のセキュリティ機能を簡素化することを目指しています。チップからクラウドまで、ハードウェアとソフトウェアを緊密に統合したセキュリティ階層により、働く場所や働き方を問わず、Windows をご利用のお客様を保護します。Windows 11 に導入予定のセキュリティ イノベーションの詳細は、セキュリティ ブログをご覧ください。

ハイブリッド ワークへの移行を共にサポート 

働く環境や世界情勢が変化する中、従業員や組織のニーズも変化しています。Microsoft は、Windows 11 を柔軟、安全、生産的なハイブリッド ワークを実現できるソリューションにすることを目指しています。本日発表した機能により、Windows をお使いいただくことで、現在および将来の課題に適応し進化するクラウド型のテクノロジとサービスによって、お客様のビジネスを前進させることをお約束します。 

安定したハイブリッド ワーク環境を構築するには時間がかかります。Microsoft もまさに構築途中の段階であり、皆さまと同じように学びながら進めています。このため、互いに学び合うことができるように、Microsoft の Windows 11 の導入事例を公開したいと考えました。Microsoft のデジタル従業員エクスペリエンス担当コーポレート バイス プレジデントの Nathalie D’Hers と私が従業員エクスペリエンスについて議論した内容や、Microsoft 社内の Windows 11 のデプロイでのケース スタディをぜひご覧ください。

Windows 11 を採用した「最初のユーザー」としてお伝えしたいのは、Windows Update for Business や新しい PC 用の Autopilot などの使い慣れたツールやプロセス、デバイスの正常性や状態を評価するエンドポイント分析などに利用される Microsoft エンドポイント マネージャーのツールは、とても簡単に使用できるということです。コア部分が共通で、かつ、管理機能にも一貫性があるため、環境内に Windows 10 と Windows 11 が共存するケースも簡単に実行できます。また、Fast Track などのエンジニア主導のサービスや、お使いのあらゆるアプリの互換性を検証する App AssureTest Base の強力な組み合わせにより、移行作業全体を確実にサポートします。

Windows 11 を早期から採用していただいている ITC Secure では、企業全体ですばやく簡単に移行を進め、Windows 11 のメリットを最大限に活用しています。

「ITC Secure の Windows 11 への移行はスムーズに進み、時間やコストを節約しつつ、IT チームのストレスを軽減できました。Windows 11 に組み込まれている高度なセキュリティ機能と併せて、ハイブリッド ワークのためのエクスペリエンスが強化されているため、それらのメリットを活かして安全な領域で運用できます。Windows 11 は、Microsoft の広範なセキュリティ スイートというパズルの中で、セキュリティと生産性のバランスを取るために欠かせない最後のピースです。」 - Alan Armstrong 氏、シニア クラウド セキュリティおよび ID コンサルタント、ITC Secure

ハイブリッド ワークに最適な Windows を、今すぐお使いいただけます。現在および将来のビジネス プラットフォームとして Windows をご利用いただき、感謝申し上げます。Windows 365 による Windows のクラウド拡張については、こちらをご覧ください。Tech Community サイトでは、Windows 11 への移行に役立つ、機能の詳細情報、デプロイ ガイド、成功事例をご覧いただけます。


*ハードウェアに依存

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ハイブリッド ワークへの新たな期待に Microsoft Teams と Microsoft 365 で応える 3 つの方法 http://approjects.co.za/?big=ja-jp/microsoft-365/blog/2022/03/16/3-ways-to-meet-new-hybrid-expectations-with-microsoft-teams-and-microsoft-365/ Wed, 16 Mar 2022 13:00:00 +0000 5 年前、私たちは Microsoft Teams という胸躍る旅に出発しました。目指していたのは、コラボレーションとチームワークのためのハブを作ることです。職場でのビデオ会議は当たり前のものではありませんでしたが、当初から明らかだったのは、非同期と同期的のコラボレーションを 1 つの製品で組み合わせることによって他にはない機会、つまり他の人々と一緒に働き、学び、つながる方法を再考する機会が生まれることでした。

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5 年前、私たちは Microsoft Teams という胸躍る旅に出発しました。目指していたのは、コラボレーションとチームワークのためのハブを作ることです。職場でのビデオ会議は当たり前のものではありませんでしたが、当初から明らかだったのは、非同期と同期的のコラボレーションを 1 つの製品で組み合わせることによって他にはない機会、つまり他の人々と一緒に働き、学び、つながる方法を再考する機会が生まれることでした。

この節目を迎えるにあたり、これまで私たちに、最高の仕事をしようという意欲を与えてくださったお客様とパートナーの皆さまにお礼を申し上げます。病院から学校、非営利団体、そして民間大企業に至るまで、これほどまでに多くの方がそれぞれの目標達成に Teams をお使いになっていることに恐縮しています。

今日では、2.7 億人を超える人々が Teams をハイブリッド ワークに使用しています。組織の 50% 以上が Teams を標準としていることが、最近の Morgan Stanley による CIO (最高情報責任者) 対象の調査で判明しています1。リモート ワークからハイブリッド ワークへの移行に伴い、Teams Rooms のアクティブ デバイス数は前年比 2 倍以上に増加し、Teams 電話のアクティブ ユーザー数は 8,000 万近くに達しています。オフィスから現場担当者まで、Teams は働く人々すべてをサポートします。実際に、現場担当者による Teams の使用量は前年比で 2 倍となっています。

私たちの取り組みは、まだ終わることはありません。すべての組織が新しい働き方の世界で躍進していけるように、私たちはこれからもご意見を聞き、学び、イノベーションを続けていきます。本日公開する 2022 Work Trend Index での知見によれば、働き方と仕事への期待がたった 2 年でこれほど劇的に変化したことはかつてなく、したがって私たちのソリューションも進化が必要となっています。

本日発表する新しい製品イノベーションは、ハイブリッド ワークを work させる (効果を発揮させる) ことを目的とするものです。たとえば、より積極的に参加できる会議エクスペリエンス作りや、外部のパートナーや顧客とのコラボレーションの実現、働く人々が柔軟に思いどおりに働ける仕組み作りまで、これらの新しい機能とソリューションは、職場への人々の新たな期待に応えるものです。

詳しく見ていきましょう。

1. オフィス エクスペリエンスを再考する

ハイブリッドやリモートという働き方が 2 年続いた後でも、私たちのデータによればオフィスは依然として、従業員とマネージャーにとって重要な場所です。ただし、オフィスでの時間が通勤に見合うものにするためには、ビジネス リーダーが物理的スペースと文化的規範の両方を再考する必要があります。つまり、対面で集まるときは誰が、なぜ、どこで集まるかを明確にするということです。また、物理的スペースのデザインは、ハイブリッドのチームがつながりとエンゲージメントを感じられるようにする必要があります。

私たちの調査では、ハイブリッド ワークする従業員の 38% にとって自分の最大の難題はオフィスにいつ、なぜ出勤するかを知ることでしたが、誰がどこで仕事をするかについてチーム内の取り決めがある企業はわずか 28% でした。 

チーム メンバーに合わせて出勤する時間を決めるのに役立つように、Outlook の機能が更新され、会議出席依頼への返信で自分が対面とバーチャルのどちらで参加する予定であるかを表明できるようになります。この新しい会議出席依頼返信オプションは、Outlook on the web でのパブリック プレビューを 2022 年第 2 四半期に開始する予定です。

Outlook の機能が更新されて、会議出席依頼への返信で自分が対面とバーチャルのどちらで参加する予定であるかを表明できるようになります。

ハイブリッド会議に会議室内から参加する人々のために、自分の存在感の確立を簡単に、しかも混乱を防ぎながらできるようにします。そのための新しい機能が Teams Rooms 用コンパニオン デバイスのエクスペリエンスに追加されます。現在では、Teams Rooms での会議に個人用デバイスから参加するときに、ハウリングを避けるため音声は自動的にオフになります。間もなく、ノート PC のビデオをオンにするよう促す機能が追加されます。これで、会議室内のどこにいるかにかかわらず、その人の姿がリモートの参加者にもはっきりと見えるようになります。混乱を防ぐために、その人の映像は会議室前面スクリーンには表示されず、会議室内でコンパニオン デバイスから参加している人々のギャラリー ビューにも表示されません。これらの機能強化の一般提供開始は 2022 年第 2 四半期を予定しています。詳細については、Tech Community のブログ「ハイブリッド エクスペリエンスを Microsoft Teams Rooms と Teams デバイスでレベルアップ」をご覧ください。

ノート PC での Teams 会議。会議室内にいる出席者の映像はギャラリーに縮小表示され、それ以外の人の映像が大きく表示されています。

デジタルと物理的という 2 つの職場環境の間にあるギャップを埋めるために、Teams Rooms にフロント ローという新しい会議レイアウトが導入されます。ハイブリッド会議専用に設計されたこのレイアウトでは、ビデオ ギャラリーが目の高さとなるように画面最下部に配置されるので、会議室内にいる人々がリモートの参加者と自然に、お互いの顔を見ながら会話できるようになり、双方が同じ物理的スペースにいるような感覚が生まれます。コンテンツが画面の中央に配置され、その周囲に会議の追加情報や参加者のセンチメント (チャット、挙手、ライブ リアクションなど) が表示されます。フロント ローは現在プレビューとして提供されており、本年中にさらに機能が拡張される予定です。Teams のフロント ローの詳細情報をご覧ください。

リモートの出席者の映像が、2 つの会議室前面スクリーンの横幅いっぱいに、目の高さに表示されています。その横にチャットと、挙手している参加者の一覧が表示されています。

私たちは現在、ハイブリッド ワークのために作られた最新の Microsoft エクスペリエンス (Teams、Microsoft 365、Windows、Whiteboard) を Surface Hub 2S でも、つまり Microsoft Teams 認定済みのコラボレーション キャンバスと会議のデバイスでも実現するよう作業中です。現在では、リモートのチーム メンバーも会議室内でのやり取りをダイナミック ビューで見ることができます。これは AI 搭載の新しい Microsoft Surface Hub 2 スマート カメラで実現します。デバイス内蔵の自動フレーミング技術によって会議室のビューが動的に調整され、参加者が退室したときや、新たに入室したとき、あるいは誰かがディスプレイ上のコンテンツを操作しているときに、フレームが変更されます。Surface Hub 2 スマート カメラは既に提供を開始しています。詳細については、デバイスのブログをご覧ください。

2 人のチーム メンバーが Surface Hub 2 S の横に立ち、Teams カンファレンス コールでのプレゼンをしています。これには会議室内とリモートの両方からメンバーが参加しています。

自分の姿が他のメンバーから見え、声が聞こえることは、シームレスなコラボレーションができるインクルーシブな会議環境を作るうえで不可欠です。Teams Rooms 対応のタッチ対応ディスプレイ ソリューションが新たに Neat Yealink から登場します。現在 Teams Rooms on Android の認定取得中で、発売は 2022 年第 2 四半期を予定しています。これらはオーディオ、ビデオ、タッチ ディスプレイ、コンピューティングを 1 台にまとめたデバイスであり、導入が簡単で、コラボレーションのエクスペリエンスをさらに拡大します。詳細については、新しい Tech Community のブログをご覧ください。

2. どの会議も価値あるものにする

私たちは、働き方の変化を理解するために数兆件ものデータ ポイントを収集しています。1 週間あたりの会議時間は 2020 年 3 月と比べて 250% 以上増加しました。同時に、より柔軟なコラボレーションのパターンが出現していますが、これは働く人々の一日の時間の使い方が変わったことを示しています。会議の時間は短くなり、臨時の会議が増えています。仕事を遂行するためのチャネルとして、チャットのような非同期型が使用されています。

私たちは、新しい働き方の実現に全力で取り組んでいます。たとえば、最高のプレゼンができるように力を与える、あるいは異なるタイム ゾーン間の非同期コラボレーションを実現することですが、私たちが目指しているのは、全員が積極的に参加できるエクスペリエンス作りです。それは会議を効率化するとともに、一人一人の仕事の成果を全員に確実に伝えるものとなります。

2021 年 9 月に発表した PowerPoint のカメオ機能で、Teams でプレゼンする人のカメラ フィードがそのプレゼンテーションに自然に統合されます。自分の姿をスライド上のどの場所に、どのように表示するかをカスタマイズできます。また、PowerPoint でのレイアウトを提案する "デザイナー" 機能で、最適な見え方を選ぶことができます。カメオ機能の一般提供開始は 2022 年第 2 四半期を予定しています。

最近リリースされたレコーディング スタジオは、PowerPoint でのプレゼンテーションを録画してオンデマンド ビデオとして配信する機能ですが、これでチーム メンバーそれぞれの都合の良いときにコンテンツを見てもらうことができます。PowerPoint レコーディング スタジオは既に一般提供を開始しています。

本日、カメオとレコーディング スタジオを一体化することを発表します。これで、プレゼンテーションをシームレスに作成できるようになります。自分の姿をカメオとしてスライドのどの場所に、どのように表示するかを決定したら、スライドについて話している自分の姿をレコーディング スタジオで録画します。メッセージを配信する準備ができたら、プレゼンテーションを Teams の中で PowerPoint Live を使用して共有します。これは、そのときに会議に出席しているかどうかを問わず行うことができます。カメオとレコーディング スタジオを一体化したエクスペリエンスの提供開始は 2022 年第 2 四半期を予定しています。

注目を集めることは簡単ではありません。これが特に難しくなるのは、印象に残るプレゼンテーションをしたいのに聴く人が目の前にはいないときです。Microsoft Teams のスピーチ コーチが 2022 年第 2 四半期に登場します。これは、AI を使用して発言者本人だけにガイダンスを提供する機能です。他の人の発言をさえぎっているときはそのことが通知され、聴く人の反応を確認するタイミングも教えてくれます。

発言者の言葉が持つインパクトが失われることなく伝わるようにするために、通訳サービスを発表します。これを利用するとライブ通訳者が発表者の発言内容を別の言語に、ほぼリアルタイムで翻訳することができます。会議開催者は通訳参加者リストから指名でき、最大 16 とおりの翻訳元/翻訳先言語の組み合わせから選ぶことができます。出席者が通訳の声を聞くときは、元の音声がバックグラウンドで、音量を下げて再生されます。通訳サービスの一般提供開始は 2022 年第 2 四半期を予定しています。 

会議は多くの場合、コラボレーションのスペースとなり、チームでアイデアを出し合って問題を解決する場となります。Teams の中の Microsoft Whiteboard が進化して有益なビジュアル コラボレーション ワークスペースとなりました。ここにグループのメンバーが集まって、ハイブリッドのブレーンストーミングや学習を効果的に行うことができます。Teams でのビジュアル コラボレーションを実現する機能が豊富にそろっています。たとえば、コラボレーション カーソル、50 点を超える新しいテンプレート、状況に応じたリアクションなどがあり、Teams 会議の中で既存のボードを開いて外部の人々とコラボレーションすることも可能です。これらの機能の一般提供開始は 2022 年第 2 四半期を予定しています。 

3. コラボレーションとコミュニケーションを、自分のやり方で

ハイブリッド ワーカーの 50% 以上が次の 1 年以内に完全リモートに移行したいと考えていることが、私たちのデータで明らかになっています。このように柔軟性と移動の自由が求められているなかで、オフィスの固定席で固定電話を使う時代は過去のものとなりました。

Teams 電話はまもなく、真のモバイルファースト エクスペリエンスの提供をオペレーター コネクト モバイルで開始します。これは BT、Rogers、Swisscom、Telia、Verizon をはじめとする世界有数の革新的な電気通信事業者とのパートナーシップで実現するものです。これを利用すると、ユーザーは 1 つの電話番号をオフィスの席での電話番号と携帯電話番号の両方の代わりに、どのネットワークやデバイスでも使うことができます。また、通話中に別のネットワークやデバイスに切り替えても中断は発生しません。つまり、たとえば外出中に使っていた携帯電話網のサービスからオフィスの Wi-Fi に切り替えるのと同じことができます。Teams 電話用オペレーター コネクト モバイルは、いくつかの通信事業パートナーとのプレビューを次の四半期に開始する予定です。詳細については、オペレーター コネクト モバイル発表のブログをご覧ください。

iPhone とコンピューターが Microsoft Teams に接続しています。

Teams Connect の目的は、シームレスで安全、使いやすいコラボレーションを組織の境界を越えて実現することです。メンバーそれぞれが自分の Teams 環境に留まりながら、全員が 1 つの大きなチームとして仕事をすることができます。2021 年の終わり頃に発表した Teams Connect 共有チャネルは、組織内外の人々が 1 つの共有ワークスペースでコラボレーションできるようにするのに役立ちます。たとえば、ある新製品の仕事をしているチームが Teams チャネルを外部のデザイン チームと共有して、組織横断の共同ワークスペースを作ることができます。全員でコミュニケーションを取り、会議のスケジュールを決定し、ファイルを共有し、アプリで共同作業することが、アカウントを切り替えなくてもできるようになります。Teams Connect の共有チャネルのプレビュー開始は 2022 年 3 月末を予定しています。共有チャネルの詳細と試用については、Microsoft Teams Connect 共有チャネルのブログをご覧ください。

Microsoft Teams Connect の共有チャネルで、複数の組織が 1 つのチームとして一緒に仕事できるようになりました。1 つの共有ワークスペースの中でシームレスにコラボレーションできます。

創造とコラボレーションを効果的に行うには、分散している情報、ドキュメント、チームをひとつにまとめる手段が必要です。2022 年 1 月に発表された Teams チャットでの Loop コンポーネントを利用すると、新しい方法でアイデア創出、創造、意思決定を一緒に行うことができます。本日、Outlook メールでの Loop コンポーネントを発表します。これで、ブレーンストーミング、アクション アイテムの実行、チームの最新ステータス情報の受け取りを、コンテキストやアプリの切り替えなしでできるようになります。1 つのコンポーネントの更新を同時に、Teams と Outlook のどちらでも行うことができます。Outlook で最新の Loop コンポーネントにアクセスするには、サインアップして Office Insider に参加してください。

Teams チャットと Outlook メールで Loop コンポーネントを利用すると、新しい方法でアイデア創出、創造、意思決定を一緒に行うことができます。

私たちのデータが示しているように、ポジティブな文化は従業員が会社に求めるもののランキングで第 1 位に挙げられており、メンタル ヘルスとウェルビーイングの福利厚生がそれに続いています。新しい働き方の世界では、テクノロジによって会社文化をデジタルで現実化することが求められます。 

本日発表する新機能、インスピレーション ライブラリは現在プレビューとして提供中であり、Teams の中の Viva インサイト アプリを通して利用できます。このインスピレーション ライブラリとは、インサイトをアクションに変えるために、キュレーションされたコンテンツとベスト プラクティスを Harvard Business Review や Thrive などの一流の提供元からお届けするものです。Viva インサイトによって提示される生産性とウェルビーイングに関するインサイトが、プレミアム コンテンツでさらに拡張されます。そのねらいは、より良い従業員エクスペリエンスを推進し、エンゲージメントを促進することです。インスピレーション ライブラリ プレビューのロールアウトは、Microsoft 365 ユーザー (Microsoft Viva インサイト アプリを Teams で使用していること) を対象として 2022 年 3 月中に開始する予定です。また、サポートされる 11 の言語での全世界での提供を 2022 年 4 月末までに開始する予定です。Viva インサイト アプリを Teams 内にピン留め表示する方法の説明と、インスピレーション ライブラリの詳細情報をご覧ください。

インスピレーション ライブラリは、プレビューとして Teams の中の Viva インサイト アプリを通して提供されています。インサイトをアクションに変えるのに役立つソート リーダーシップのコンテンツにアクセスできます。

最後に、リモート/ハイブリッド ワーク共通の課題の 1 つとしてソーシャル キャピタル (社会的資本)、つまり人と組織が成功を続けていくためのリレーションシップのネットワークを維持することが挙げられます。友情と人間関係を作ることは、ハイブリッド ワーク環境では簡単ではありませんが、私たちは皆さまが自分自身を表現するのに役立つツール作りに力を入れており、しかもそれを楽しくできるようにしたいと考えています。

現在では、Teams での会話で自分の個性を表現するための新しい Fluent 絵文字を利用できます。生き生きとした楽しいスタイルの、1800 点を超える 3 次元絵文字でメッセージに感情表現と遊び心を取り入れることができます。カテゴリを選択してから、スキン トーン セレクターで気分にぴったりの絵文字を選びます。Fluent 絵文字は現在プレビューとして提供中です。

新しい Fluent 絵文字で遊び心と活気をメッセージに取り入れます。

今後の展望

働き方に関して多くのことが変化しましたが、それでも変わらないものが 1 つあります。それは、人が中心ということです。人を支える Microsoft Teams のようなテクノロジを利用すると、ハイブリッド ワークの効果を発揮させることができます。すべての人、そしてすべてのものをひとつに集めることができるからです。

改めて、この 5 年間私たちとともに一歩一歩を進んできてくださったお客様とパートナーの皆さまにお礼を申し上げます。記念として、Teams の新しいカスタム背景をご用意しています。また、コミュニティのブログでは Teams 実現の台裏を紹介しています。


1Weiss, K., Baer, J., and Huang, B. (2021 年 10 月 5 日). CIO Survey Takeaways- Further Solidifying the Leadership Position. (p3). Morgan Stanley Research.

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テクノロジを現場の最前線の立て直しに役立てる 3 つの方法 http://approjects.co.za/?big=ja-jp/microsoft-365/blog/2022/01/12/how-technology-can-help-rebuild-your-frontline-workforce/ Wed, 12 Jan 2022 14:00:00 +0000 フロントライン ワーカーの数は 20 億人、全世界の労働者の 80% を占めています。これらの人々は感染症の世界的な大流行の中でリスク、疲弊、継続的な混乱に耐えてきました。操業停止から新たな安全プロトコル、増えた作業負荷と先細りする在庫量に至るまで、現場の最前線は常に課題に直面しています。本日発表する一連のテクノロジ イノベーションとパートナーシップは、現場の最前線のストレスを軽減するとともに、仕事とコミュニケーションの方法に力を与えることを目的としています。

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フロントライン ワーカーの数は 20 億人、全世界の労働者の 80% を占めています。これらの人々は感染症の世界的な大流行の中でリスク、疲弊、継続的な混乱に耐えてきました。操業停止から新たな安全プロトコル、増えた作業負荷と先細りする在庫量に至るまで、現場の最前線は常に課題に直面しています。この数週間は、特に状況が厳しいものとなっています。医療従事者には感染症大流行の新たな波が押し寄せ、航空会社が人員不足のため欠航を決めたフライトの数は過去最多となっています。そして残念ながら、見通しはあまり明るくないようです。最新の Work Trend Index スペシャル レポートによれば、フロントライン ワーカーの 58% は、次の 1 年も仕事のストレスは変わらないか悪化すると考えています。

しかし、悲観と落胆ばかりではありません。今ほど、現場の最前線を長期的な成功に向けて立て直す新しい戦略とソリューションを取り入れるのに適した、あるいはそれが求められている時はないでしょう。その戦略とは、働く人々のウェルビーイングを最優先すると同時に生産性を最大化するというものです。成功を収めている企業は、現場の最前線をエンパワーメントすることが自社の業績向上への鍵であることを理解しています。そしてバランスの取れたアプローチでビジネスに臨み、より良い成果を達成しています。Work Trend Index スペシャル レポートによれば、企業が注力すべき領域は次の 3 つです。

  1. 従業員のために、ストレスとシステムの摩擦を減らすテクノロジを用意する。
  2. トレーニングを優先事項とし、モダン化する。
  3. 現場の最前線を排除しない企業文化を作る。

Microsoft は、フロントライン ワーカーの力となるソリューションを構築しています。最前線で働く人々が互いにコミュニケーションを取り、シフトのスケジュールを組み、タスクを実行するために、およびその他多数の場面に活用されています。このようなソリューションの提供は、長年にわたり私たちの使命の一部となっています。たとえば、Kendra Scott のようなお客様の本社と現場の最前線をしっかりとつなぐことをお手伝いし、Blum のようなお客様のためにシンプルな統合型の従業員エクスペリエンスを作っています。本日、Work Trend Index の調査結果公開に合わせて発表する新たなテクノロジ イノベーションとパートナーシップの強化は、ストレスを軽減し、トレーニングをモダン化し、現場の最前線における文化を再構築することを目的としています。

1. 従業員のために、ストレスとシステムの摩擦を減らすテクノロジを用意する

新しいデータが示しているように、テクノロジが現場の最前線の毎日をより良いものにしてくれるという楽観の傾向があるようです。フロントライン ワーカーの 63% が、テクノロジによって創出される就業機会を喜ばしく思っています。また、仕事に関係するストレスを軽減する要因のランキングでも、給与の増額と休暇に次いで第 3 位となっています。Microsoft 自身の生産性データでも、この変化がパンデミック (感染症の世界的大流行) によっていかに加速したかが明らかになっています。2020 年 3 月から 2021 年 11 月までの間に、フロントライン ワーカーによる Microsoft Teams の使用量は 400% 増加しました

現場の最前線が労働力不足やサプライ チェーンの混乱といった継続的な制約に直面するなかで、求められているテクノロジとは、働く人々の時間を節約し、よりシームレスなコミュニケーションを手助けし、繰り返し型のタスクを遂行するときの効率を最大化してくれるものです。

パートナーである Samsung のラグド デバイスのポートフォリオに加えて、現在では Zebra Technologies との戦略的パートナーシップも強化しています。本日、Teams の中の "トランシーバー" アプリが多彩な Zebra 製モバイル デバイスでの一般提供を開始しましたことをお知らせします。これに含まれる製品は、ラグド タイプでどこにでも持ち運べる TC シリーズ、顧客向けのコンパクトな EC シリーズ、究極のスキャン用デバイス MC シリーズなどがあります。このコラボレーションによって、Teams のデジタル トランシーバー機能が Zebra 製デバイスの専用 PTT (プッシュツートーク) ボタンで起動できるようになり、フロントライン ワーカーが明瞭な音声での安全なコミュニケーションを即座に手元で開始できます。"トランシーバー" アプリは、Android モバイル デバイスに加えて iPhone や iPad などすべての iOS モバイル デバイスでも提供を開始しました

“このパートナーシップで、現場の最前線で働く人々のための機能を提供できるようになったことを嬉しく思います。これらのデバイスを使ってシームレスなコミュニケーション、コラボレーション、生産性の発揮が、条件を問わずできるようになります。”—Zebra Technologies 最高経営責任者 (CEO) Anders Gustafsson 氏

Zebra トランシーバー機能のスクリーンショット。内蔵の PTT ボタンを Microsoft Teams とともに使用できます。

トランシーバー機能が一体化された Zebra 製デバイスと、iOS 版トランシーバー アプリの一般提供を開始しました。

多くの業種で労働力不足が続いているため、チームのシフトのスケジューリングは一段とやっかいになっています。通常どおりにシフトに人員を配置することを、以前よりも少ない人数で達成しなければならないからです。どのテクノロジ ソリューションが職場のストレス軽減に役立つかという質問に対して、最も多くの回答者を集めた選択肢はチームのスケジュール管理 (37%) でした。

働く人々が引き続き、自分のスケジュールを柔軟に、自分のやり方で管理できるようにするために、本日一般提供開始を発表する Reflexis シフト コネクタ for Teams で Reflexis Workforce Scheduler (RWS) との統合が可能になります。シームレスな、リアルタイムの同期を通してシフト リクエストを表示し、割り当てて管理することができます。ワークフォース管理分野の代表的ソリューションである RWS の特徴は、ターゲットを定めた柔軟なスケジューリング管理です。Teams との組み合わせによって、RWS は働く人々の自律を推進し、スケジューリングを最適化します。最前線で働く人々が自分のスケジュールにいつでも同じ方法で、柔軟にアクセスできるしくみを組織が作ることができます。 

1 台のタブレットに Zebra Reflexis Workforce Management システムの画面が表示され、1 台の Zebra 製モバイル デバイスに Teams のシフト アプリが表示され、両方が同じシフト交換情報を示しています。

Reflexis シフト コネクタ for Teams の一般提供開始は 2022 年 1 月を予定しています。

現場の最前線のストレス軽減に役立つと考えられるテクノロジ ソリューションのトップ 5 を見ると、面会予約 (アポイントメント) 管理も入っています。面会が対面からバーチャルに移行するケースが増えるにつれて、この領域は大きな変革を遂げています。現在では、包括的なビューでバーチャル面会予約をまとめて 1 つの場所で見ることができます。待ち時間がリアルタイムで更新されるほか、順番待ちリスト、無断キャンセル、人員配置遅れなどの情報も見ることができるので、顧客や患者のために最高レベルのエクスペリエンスを作ることができます。 

1 台のタブレットに、バーチャル面談の予約済み順番待ちリストが表示されています。スタッフはすべてのバーチャル面談予約を、待ち時間などの豊富な詳細情報とともに 1 か所で見ることができ、S M S リマインダーをここから送ることもできます。また、1 台のモバイル デバイスに、Teams 会議を使用して小売店とのバーチャル相談を行っているところが表示されています。

バーチャル面会の予約済み順番待ちリストの一般提供開始は 2022 年 1 月を予定しています。

加えて、働く人々が仕事の流れを保ちながら承認の更新にまつわるストレスを軽減できるように、"承認" アプリが直接、フロントライン ワーカーの業務プロセスに組み込まれます。これで、基幹業務における承認の管理と申請を Power Apps component framework (PCF) コントロールを使用して行うことに加えて、必須コメントなどの詳細情報やグループ承認も要求できるようになり、承認と、承認を受けて進むプロセスがスムーズになります。

1 台のタブレットに、基幹業務用 Power App に統合された

承認時の必須コメント機能の一般提供開始は今月、PCF コントロールとグループ承認の一般提供開始は 2022 年 2 月を予定しています。

最後に、Microsoft の ID (アイデンティティ) とエンドポイントの管理ソリューションのスイートは、現場の最前線でのデバイス共有から生じるストレスの解消に役立つ可能性があります。行方不明になったデバイスを、Microsoft エンドポイント マネージャーで GPS 対応マップを使用して見つけることに加えて、IT 担当者の操作で音声通知をトリガーする機能を間もなく利用できるようになります。これで、フロントライン ワーカーがデバイスをどこかに置き忘れても、発見しやすくなります。さらに、デバイスが Microsoft Azure Active Directory (Azure AD) を通して共有デバイス モードに登録されていれば、すべてのアプリケーション (Teams と Managed Home Screen、およびその他多数のサポート対象アプリケーション、たとえば Workday) からのサインアウトを簡単に、Android デバイスでのタップ 1 回で完了できるので、これで次の従業員に渡す準備が整い、コンプライアンスも維持できます。

2. トレーニングを優先事項とし、モダン化する

テクノロジには仕事の毎日をより良いものにしてくれる力があるという楽観論がフロントライン ワーカーの間で高まっていることがデータから明らかですが、調査対象者の 50% 以上が、自分の会社は仕事を効果的に進めるためのトレーニングを実施していないと回答しています。フロントライン ワーカーはトレーニングに意欲的であるため、会社側はトレーニング活動を優先事項として組織内の全員が確実にアクセスできるようにする必要があります。チームに加わった新メンバーのオンボーディング用ツールは、フロントライン ワーカーの職場におけるストレス軽減に役立つ重要なテクノロジのランキングで第 2 位となっていることを見ても、このことは人材配置の変動が続くなかで特に重要です。

Microsoft Viva ラーニングを利用すると、現場の最前線で働く従業員も学習コンテンツの発見、アクセス、共有、追跡を直接 Teams からできるようになります。会社側が従業員全員に常に最新の知識を提供するとともに、新しい従業員に対するトレーニング、ポリシー、一般的学習のオンボーディングを短期間で完了できるように、最新のラーニング管理システム (LMS) と統合されています。LMS の割り当て機能で、従業員に必要なトレーニングと学習を割り当てることができます。SAP SuccessFactors、Cornerstone OnDemand、Saba Cloud などのパートナー ソリューションからのコンテンツを選ぶことができ、従業員は割り当てられた学習コンテンツにどのデバイスからでも、Teams を通してアクセスできます。

1 台のタブレットに Viva ラーニングのホーム画面が表示され、2 台のモバイル デバイスにモバイル版の “自分に割り当て済み” 画面と、割り当てられた学習をクリックして詳細情報に進んだ状態が表示されています。

ラーニング管理システム割り当て機能の一般提供開始は 2022 年 1 月を予定しています。

さらに、新たにパートナーシップを開始したラーニング プロバイダー EdCastOpenSesame からも、既存のパートナーである Go1 や Coursera とともに、現場の最前線向けに広く深く学べるコンテンツが提供されます。この充実したパートナー コンテンツ ライブラリに加えて、組織が独自に作成した学習コンテンツを SharePoint 統合を通して提供することもでき、フロントライン ワーカーのトレーニングとアップスキルに役立ちます。学習者は自分に関係する学習コンテンツにモバイル、タブレット、デスクトップのどれでもアクセスできます。

2 台のタブレットに Viva ラーニングが表示され、コンテンツ プロバイダー Ed Cast と Open Sesame にフォーカスが置かれています。

EdCast の一般提供開始は 2022 年 1 月、OpenSesame の一般提供開始は 2022 年 2 月を予定しています。

“引き続き Microsoft とのパートナーシップを通して Viva ラーニングの価値を拡大できることを嬉しく思います。EdCast のスキリング スマートカード、パスウェイ、ジャーニーのすべてを、共有し、ブックマークし、組織の幅広い学習ジャーニーに組み込んでいただくことができます。”—EdCast CEO Karl Mehta 氏

“当社と Microsoft Viva ラーニングとのパートナーシップによって、企業はどの学習者にも最適なコースのリストを用意できます。しかも、それぞれが仕事の流れの中で学ぶことができます。”—OpenSesame CEO 兼共同創業者 Don Spear 氏

3. 現場の最前線を排除しない企業文化を作る

しっかりとした文化があるかどうかが、成功する企業とそれ以外との分岐点となることもあります。このことが影響するのは業績だけでなく、組織が優秀な人材を集めて定着させ、動機付けることができるかどうかにも及びます。しかし、企業文化は現場の最前線まで自然に浸透しているとはいえません。現場の最前線で働く人々は、経営陣との間に文化とコミュニケーションの断絶があると述べています。フロントライン マネージャーの 68% は経営陣が職場文化の構築を優先していないと回答し、フロントライン ワーカーの 63% は経営陣からのメッセージが届いていないことが多いと回答しています。

Microsoft Viva コネクションのようなテクノロジは、このような文化とコミュニケーションのギャップを橋渡しするうえで重要な役割を果たせる可能性があります。経営陣がメッセージ、会社の最新情報、現場の最前線への称賛を発信できるようになり、フロントライン ワーカー側も意見やアイデアを経営陣に伝えることができるようになります。このたび、新たに Viva コネクションの戦略的パートナーとなった Workday および Espressive との統合を通して、働く人々が会社の重要なリソースとアクションに 1 つの場所で簡単にアクセスできるようになりました。

1 台のモバイル デバイスに Viva コネクションの画面が表示され、Workday と Espressive Barista の新しいパートナー ダッシュボード カードを示しています。

Viva コネクションでの Espressive の提供開始は 2 月、Workday カードの提供開始は 2022 年中を予定しています。

Microsoft と Workday 双方をご利用のお客様は、Workday のパワーを直接 Viva コネクションの中で利用して従業員のエクスペリエンスをさらに高めることができます。具体的には、毎日の仕事の中で Workday のインサイトとアクションに、Teams から離れることなくアクセスできます。Workday には、従業員セルフサービス機能としてインテリジェントな出退勤時刻記録などがあり、たとえば、フロントライン ワーカーが休憩時間の終了間近に通知を受け取り、業務再開時刻をタップ 1 回で記録することが、自分のモバイル デバイスからできるようになります。

Espressive は、従業員それぞれに合わせたセルフ ヘルプを 1 つの場所で提供します。9 言語と 14 のエンタープライズ部門 (IT、人事、給与など) に対応しており、Viva コネクションを通してアクセスできます。処理待ちのリクエストや問題がダッシュボードのカードとして表示されます。Espressive Barista は AI ベースのバーチャル サポート エージェント (VSA) で、従業員からの質問、問題、要望の解決の自動化に役立ちます。パーソナライズされた応答が返されるので、従業員は求めていた回答が得られます。

今後の展望

現場の最前線 (フロントライン) が強力であることは、より良い業績につながります。チームのスケジューリングとオンボーディングから、タスクの自動化と面会予約の管理まで、現場の最前線で働く人々の日常業務の負荷は、適切なテクノロジ ツールを用意するとともに強力な企業文化を作ることによって軽減できる可能性があります。適切なソリューションは、フロントライン ワーカーの生産性を最大化するだけでなく、一貫した文化観も可能にします。このことは、定着率の向上とより良い顧客対応、そして会社の使命に沿った働き方につながります。

Microsoft は、業界をリードする各社とともにこれからも、現場の最前線のストレスを軽減し、トレーニングをモダン化し、働く人々の文化を再構築するのに役立つソリューションのイノベーションを続けていきます。フロントライン ワーカーをエンパワーメントする機会に関するその他の調査結果については、Work Trend Index スペシャル レポートの全文をご覧ください。また、こちらのルックブックと新着の Mechanics の動画では、現場の最前線の力となる Microsoft 365 の新たな製品イノベーションを詳しく紹介しています。ぜひご覧ください。

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Microsoft Teams Rooms、Fluid、Microsoft Viva の新しいハイブリッド ワーク イノベーション http://approjects.co.za/?big=ja-jp/microsoft-365/blog/2021/06/17/new-hybrid-work-innovations-in-microsoft-teams-rooms-fluid-and-microsoft-viva/ Thu, 17 Jun 2021 13:00:00 +0000 働き方の未来とは、妥協のないコラボレーションです――いつでも、どこからでも。

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世界中の多くの地域でワークプレイスがオープンするなか、毎日のようにお客様から「早く対面のコラボレーションに戻りたい」という声をお聞きしています。 私自身もそれを感じており、近いうちに多くの同僚と実際に会えることを楽しみにしています。 しかし、それ以上に楽しみにしているのは、場所や時差にかかわらず人々をつないでエンゲージメントを推進する、新しい方法を見つけることです。 Microsoft はこう考えています。ハイブリッド ワークが働き方の未来であり従業員がハイブリッド ワークで成功できるようエンパワーメントするためにビジネス リーダーが組織を再想像し、人、場所、プロセスを包含する新たな業務運営モデルを考える必要があります

私たちはまた、全員が対等となれるエクスペリエンスを作ると決意しています。アトランタにある会議室に集まるときでも、プレゼンテーションを自宅オフィスからリモートで行うときでも、シドニー時間の夜に行われた会議の内容を知るために、朝一番にそのレコーディングを聞くというときでも。  

Microsoft Teams は、この柔軟な働き方の世界というビジョンを実現するうえで不可欠な存在です。 他にはない Teams の特色は、会議、チャット、通話、コラボレーション、ビジネス プロセス自動化が 1 つのアプリに集められていることです。新型コロナウイルス感染症 (COVID-19) の感染拡大を受けて世界中のオフィス ワーカーが自宅で仕事をするようになって以来、私たちは Teams のイノベーションを続けてきました。たとえば、より自然で、積極的に参加できる会議エクスペリエンスです。組織内外の人々とシームレスにつながることができ、リモートでのプレゼンテーションをより豊かでインパクトのあるものにすることができます。 そして、この新しいハイブリッドの現実に向けて進むなかで、私たちが焦点を当てているのは、Teams の中で作られるエクスペリエンスで、すべての人の意見が確実に聞き取られるようにすることです。これにはその部屋にいない人も含まれます。全員がつながってエンゲージメントを推進することが、いつでも、どこからでもできるようにするためです。 また、コラボレーションを同期的でも非同期でも簡単にできるように、新しい Microsoft Fluid キャンバス イノベーションを発表します。Teams はもちろん、その他の製品も対象です。 

しかしこのコロナ禍で、会議疲れやデジタル オーバーロードが現実の問題であることもわかり、リモート ワークで私たちのウェルビーイングがあやうくなっています。この解決を目指して Microsoft が作り上げたのが Microsoft Viva です。この統合型従業員エクスペリエンス プラットフォームは Teams の中で動作するので、従業員が自分の時間を確保してウェルビーイングを維持する方法を、仕事の流れの中で見つけることができます。

本日発表する Microsoft Teams Rooms、Fluid、Microsoft Viva における新しいイノベーションはどれも、ハイブリッド ワークというスタイルで働く人々の力となることをねらいとしています。その内容を見てみましょう。  

対等な立場で参加する――自宅でも、社内でも、外出先でも

より良いハイブリッド会議を全員が体験できるようにするには、その部屋にいない人のことを考えた設計が必要です。会議室内から参加するか、自宅あるいは外出先からにかかわらず、全員が一つのテーブルを囲んでいるような感覚を実現するためです。本日発表する Teams 会議と Microsoft Teams Rooms の機能強化は、出席者全員が積極的に参加できるようなエクスペリエンス作りをねらいとしています。

本年末までに、Teams Rooms の "最前列" 機能をロールアウトしていく予定です。このイマーシブな会議室レイアウトでは、やり取りがより自然に感じられ、会議室内の参加者がリモートの参加者とのつながりをより強く感じられるようになります。 ビデオ ギャラリーを画面の一番下に移動し、リモートの参加者が会議室内の人と対面できるようにしました。また、全員のエンゲージメント維持に役立てるために、会議コンテンツの周囲に、それに関連する会議情報 (議題、タスク、ノートなど) が表示されます。会議中のチャットも、会議室内にいる人がはっきりと読めるようにしました。これで、チャットで共有されたコメントを見て応答することができます。

リモートの参加者が会議室内に自分の存在を確立できるようにするとともに、インクルーシブ性を最大化するために、Teams Rooms の画面表示面積を拡大します。これに使用する新しいビデオ レイアウトでは、ビデオ ギャラリーが複数のディスプレイに分けて表示されます (ただし、コンテンツが共有されていないとき)。この広がった分のスペースで、リモートの参加者の姿がより大きく、リアルに映し出されます。この夏には、デスクトップ版の機能をさらに Teams Rooms に追加する予定です。この目的は、会議にリモートで参加している人に注目しやすくすることです。具体的には、ライブ リアクションスポットライト複数のビデオ ストリームのピン留め (今秋提供予定)、チャット バブル (従来のビデオ グリッド レイアウトを使用するとき) などの機能があります。

会議室に誰がいて、何が行われているかをリモートの参加者がわかるようにすることも必要です。JabraLogitechPoly、そして新たに Teams デバイス パートナーとなった Neat が、高度な AI 搭載カメラ技術を使ってハイブリッド会議に最適化した新しいカメラ ビューを実現しています。これで、室内にいるすべての人の姿が、より鮮明に見えるようになります。

また、会議で誰が発言しているかを明確に特定するための機能も提供します。Teams Rooms 向けに設計された Teams インテリジェント スピーカーが EPOS と Yealink から一般提供を開始しています。Microsoft の音声認識テクノロジを Teams で使用して、室内での発言者を特定し、その名前を文字起こしに付記します。発言者名が会議の文字起こしに明記されるので、参加者はメモを取ることではなく会話への貢献に集中できるようになり、会議に出席できなかった人も会議後にその記録を見ることができます。

さらに、Surface Hub での Teams Rooms の新しいエクスペリエンスも発表します。Surface Hub は、チームが勤務場所を問わず集まって共同創造することを目的として作られたデバイスです。デスクトップ版でおなじみの会議機能とコントロールの多くが、Surface Hub 上の次世代の Teams で会議室でも利用できるようになります。たとえば、モダン化された会議ステージ、Together モードのシーン、PowerPoint Live です。今秋には、新しい Microsoft Whiteboard エクスペリエンスも Surface Hub で提供開始予定であり、全員が同じデジタル キャンバスに図や文字を書き込むことができるようになります。  

これらの Teams Rooms とパートナーからの発表の詳細については、Teams Tech Community のブログをご覧ください。

リモートの参加者がホワイトボード セッションを開始して進行するときに役立つように、まったく新しいハイブリッド ワーク専用の Whiteboard エクスペリエンスが作成されました。これは、出席者全員が同じデジタル キャンバス上で視覚的にコラボレーションできるようにするものです。2021 年夏に提供開始予定の新しい機能で、誰もが既存コンテンツを Whiteboard に取り込んで共同編集できるようになります。また、新しいテンプレートも追加され、グループのアイディエーションのスピードアップや、共同作業者と歩調を合わせることに役立ちます。

効果的なハイブリッド会議を行うためには、すべての参加者がそこに存在できることと、プレゼンテーションに全員が確実に、積極的に参加できることが必要です。新しい PowerPoint Live の機能は、1 つの共有スペースを作ってコラボレーションに会議出席者全員が貢献できるようにするのに役立ちます。たとえば、スライドの翻訳機能を利用すると、参加者は自分が選んだ言語でプレゼンテーションを見ることができます。また、新しい手描き入力エクスペリエンスで、プレゼンテーションしながら PowerPoint に注釈を入れることや、レーザー ポインターを使用して重要な点に注意を引き付けることができます。 

これらの最新の機能は Teams モバイル アプリでも利用できます。PowerPoint Live やダイナミック ビューにモバイル デバイスでアクセスできるようになりました。カスタム背景も iOS での提供を開始しており、Android でも近日提供開始予定です。

仕事の流れの中でのコラボレーション

ハイブリッドや非同期という働き方で効率的に仕事を進めるには、きわめてリッチなキャンバスを使ってコンテキストを作りそれを維持することが、会議の前、中、後にできることが必要です。Fluid コンポーネントは生産性の最小単位であり、すべき仕事をチャット、メール、会議などのコンテキストの中で完了するのに役立ちます。先頃、新しい Fluid コンポーネントを発表しました。これはチャットの中でライブの、コラボレーション型エクスペリエンスを作るものであり、これを Teams と Office のアプリでリアルタイムで編集して共有することができます。そして本日発表する Fluid コンポーネントの拡張で Teams 会議、OneNote、Outlook、Whiteboard も対象となり、Teams と Office のアプリでの同期または非同期のコラボレーションがさらに簡単になります。また、非同期のコラボレーションをさらにサポートする新しいチャット機能も発表します。これで、会議と会議の間に仕事を止めることなく進めることができます。メッセージをピン留めしておくと、チャット メンバーが重要なコンテンツにいつでもすばやくアクセスできます。特定のチャット メッセージへの返信で、進行中の会話の中でコンテキストを維持することができます。

会議はこの 1 年間に大幅に増加しましたが、非構造化コミュニケーションも同様です。Microsoft の Work Trend Index 調査によれば、平均的な Teams ユーザー 1 人が 1 週間に送信するチャットの数は 1 年前に比べて 45% 増加しています。また、臨時の非構造化会議も増えています。このようなデジタル オーバーロードに対処するには、新しい Fluid コンポーネントを Teams 会議で利用します。議題の共同作成、ノートへの記録、タスクの割り当てを簡単に Teams 会議の中でできることに加えて、永続化した振り返りコンテンツにいつでもアクセスできます。また、会議のノート、議題、タスクは自動的に、OneNote の新しい会議ノート ホームに "配置" されます。会議の進行中にディスカッションを一歩進めるために、アイディエーションとブレーンストーミングを一緒に行うには、ライブの Fluid コンポーネントを Whiteboard の中に作成して編集します。Fluid コンポーネントは Outlook でも、つまりメールや予定表でも活用できるので、自分の時間、議題、ノート、タスクをアプリ横断で管理することが簡単になります。

時間を確保してウェルビーイングを優先する

Teams ユーザーの 1 週間あたりの会議時間は、新型コロナウイルス感染症 (COVID-19) の大流行開始前に比べて 2 倍以上に増加しています。会議が連続しているとストレスが増え、集中して積極的に参加することが難しくなります。1 日あたりほんの数分でできる、Headspace の瞑想やマインドフルネスは、ストレスの軽減と集中力の向上に役立ちます。今月中に開始予定ですが、ガイド付きの瞑想とマインドフルネスのエクササイズを Headspace から厳選して Teams の Viva インサイト アプリ追加します。地に足が着いた状態で一日を始める、大事なプレゼンテーションの前に心をリラックスさせる、あるいは夜に仕事から離れるのに役立ちます。

Viva インサイトには、毎日フォーカス時間をスケジュールする機能があり、Teams の通知をオフにして邪魔されずに仕事に専念することができますが、これに基づく新しいフォーカス モードを本年中に Viva インサイト アプリに導入する予定です。このモードでは Headspace からのフォーカス音楽が流れるほか、タイマー機能も備えているので、決まった長さで時間を区切って間に休憩を入れながら、重要なタスクを進めていくのに役立ちます。

リモート ワークでは、仕事と生活の物理的な境界がなくなるため、就業時間外のチャットが増え、いつでも仕事をしているような感覚になりがちです。私たちは、働く人々がバランスの取れた生活を送り、個人の時間を確保できるようにお手伝いしたいと考えています。本年中に、Viva インサイトにクワイエット タイム設定機能を導入する予定です。これは、Outlook と Teams からのモバイル通知を就業時間外はオフにするとともに、どれだけ仕事から離れることができているかについて、個人に合わせたインサイトを提示するというものです。クワイエット タイムの設定は Teams や Outlook のモバイル ユーザーも利用できます。併せて、IT 管理者によるコントロールの機能が Microsoft エンドポイント マネージャーに用意されており、組織全体で就業時間外の通知をミュートするポリシーを作成することができます。

私たち全員が、この新しい働き方の世界を共に進んでいくなかで、人々が柔軟かつ効果的に仕事をするための新しい方法が発見されるでしょう。Microsoft は、人々がいつでも、どこからでも仕事をするための力となるエクスペリエンスをお届けすることをお約束します。調査の結果やアプリの使用パターンを研究し、これと並行して毎日のようにお客様とお話しすることによって、私たちはこれからも、人々が毎日最高の状態で仕事に臨むために何が必要かについて、より正確に理解するよう努めます。この理解をイノベーションの指針として、私たちはより多くのことを達成できるエクスペリエンスをお客様にお届けできるよう、日々取り組んでいきます。

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