ソフトウェア アシュアランスの購入と更新
ソフトウェア アシュアランスの購入
SA の購入時に、お客様は 3 つの確約レベルから選択できます。利用可能なレベルはプログラムによって異なる場合があります。 お客様は次の 3 つのうちのいずれかを選択できます。
- すべてのプラットフォーム製品に対して SA の追加を確約する。
- 特定の製品群 (アプリケーション、システム、またはサーバー) におけるすべての購入に対して SA の追加を確約する。これは、ソフトウェア アシュアランス メンバーシップ (SAM) と呼ばれます。
- 個々の製品に対して SA を購入する。このとき、他の製品の SA を購入する義務はありません。
SA は、ライセンス取得時、または現在の SA 期間の更新時に取得する必要があります。 別途規定する場合を除き、SA の対象となるのは製品の最新版のライセンスだけです。 永続的なライセンスを譲渡する場合、譲受人は譲渡日から 30 日以内にかかる譲渡されたライセンスの SA を取得できます。ただし、譲渡人が譲渡日まで当該ライセンスに対する有効な SA を維持していた場合に限ります。
お客様は、小売販売されているパッケージ製品 (FPP 版) または OEM 業者から購入したライセンスについて、購入日から 90 日以内であれば、以下の表に規定するとおり、SA を取得することができます。 Open Value では、このオプションは全組織契約/全社契約オプション以外で取得された製品にのみ適用されます。 Enterprise Agreement では、追加購入製品にのみ適用されます。 OEM または FPP ライセンスについて SA を取得されたお客様は、いつでも最新のバージョンのボリューム ライセンス ソフトウェアをインストールして使用することができます。
| 製品群 | パッケージ製品 | OEM | プログラム |
|---|---|---|---|
| アプリケーション製品群 | 該当なし | 下記に記載されたケースのみ SA を取得可能 | Open License、MPSA、Select、Select Plus、Open Value に基づく全組織契約オプション以外、および Enterprise Agreement に基づく追加購入製品に適用されます。 Open Value および Enterprise Agreement に基づくエンタープライズ製品には適用されません。 |
| サーバー製品群 | SA を取得可能 | SA を取得可能 |
OEM を介して Microsoft Office Professional 2016 または 2019 を購入されたお客様は、その OEM からの購入日より 90 日以内であれば、Open License プログラム、Select および Select Plus プログラム、ならびに全社契約を除く Open Value によって Microsoft Office Standard の SA を取得することができます。
2020 年 3 月 31 日より前に OEM を介して SQL Server 2017 を購入されたお客様は、OEM からの購入日より 90 日以内であれば SQL Server のソフトウェア アシュアランスを取得できます。
オンライン サービスにトランジション (移行) した、または SA を更新する代わりに From SA サブスクリプション ライセンスを購入した Enterprise Agreement のお客様は、新しいライセンスを購入しなくても、年次応当日または更新時にライセンスに SA を再度追加することができます。 加入契約の残存期間について、当該ライセンスの SA を発注する必要があります。 SA は、以前のトランジション (移行) または更新時において SA が有効であった永続的ライセンスの数を超えることはできず、また、譲渡されたライセンスに再度追加することはできません。
ソフトウェア アシュアランスの更新
同じ契約に基づくソフトウェア アシュアランスの更新
初回発注時と同じプログラム契約に基づいて SA を更新する場合の条件は、お客様のボリューム ライセンス契約に規定されています。 お客様は、SA 期間が満了していない限り、ライセンスを同時に発注することなく SA を更新することができます。 また、規定されているとおり、次の条件が特定のプログラムに適用されます。
Open License
Open License 認証番号に基づいて発注された SA の保証は、当該認証番号の有効期間満了と共に終了します。 SA を更新するお客様は、当該認証番号の有効期間満了後 90 日以内に SA の更新発注を行う必要があります。
エンタープライズ契約
Enterprise Agreement で同じ加入契約に基づく SA を更新するお客様は、新しい 2011 以降の Enterprise 加入契約および契約を締結し (まだ締結していない場合)、1) 更新を希望するすべてのエンタープライズ製品、アプリケーション プラットフォーム製品、コア インフラストラクチャ製品、および追加購入製品、または 2) トランジション (移行) 対象のオンライン サービス (該当する場合) について、SA (該当する場合) の更新発注を行う必要があります。
アプリケーション プラットフォーム加入契約
以前に SA prior L SKU を使用して据置払いとしたライセンスをお持ちの EAP のお客様は、SA を更新する前にライセンスを買い取る必要があります。
別の契約からのソフトウェア アシュアランスの更新
ある製品の永続ライセンスと SA を、同じボリューム ライセンス プログラムに基づく以前の契約の下で取得済みである場合、1) 新たに締結した契約もしくは加入契約、または (MPSA の) 発注の発効日が以前の契約または加入契約の有効期間満了日の翌日またはそれ以前であり、かつ、2) SA の更新発注を以前の SA の有効期間満了前に行うことを条件として、お客様はどの製品についても SA を更新することができます。ただし、Open License 契約から更新する場合は、 Open License の有効期間満了日から SA の発注までに 90 日間の猶予があります。
お客様は、あるボリューム ライセンス プログラムから別のボリューム ライセンス プログラムに SA を更新することもできます。 全社規模の要件が適用されるプログラムに基づいて購入したエンタープライズ製品の場合、お客様が、MPSA、またはエンタープライズ製品について全社規模の要件が適用されるプログラムに SA を更新する場合にのみ、この例外が適用されます。 契約のバージョンが 2008 以前の場合、保証契約がその 30 日 (Open License プログラムから更新する場合は 90 日) の間に更新されていれば、SA が満了してから新しい保証契約が開始するまでの間の期間は、SA が適用されることになります。
クライアント アクセス ライセンス (CAL) およびクライアント管理ライセンス (ML) のソフトウェア アシュアランスの更新
ユーザー CAL とデバイス CAL の間のトランジション (移行)
CAL の SA を更新するお客様は、その SA をユーザーとデバイスのいずれにも移行できます。 このトランジション (移行) では CAL の Edition は変更されません (Standard Edition から Enterprise Edition など)。
ユーザー ML と OSE クライアント ML の間のトランジション (移行)
クライアント ML の SA を更新するお客様は、その SA をユーザーと OSE のいずれにも移行できます。